JP6966655B2 - 状態予測システム - Google Patents

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Description

本発明は状態予測システムに関し、特にAI機能を用いた状態予測システムに関する。
従来、AIによる機械学習処理はCloud、オンプレミスのサーバ・PCが集中処理により行っている。例えば特許文献1には、AIを用いて複数の動的変動のある対象に対するリアルタイム制御をする例が示されている。
また特許文献2には、AIを用いた集中ゲームサーバからのオンラインゲームが示されている。
米国特許出願公開第2019/0129732号明細書 米国特許出願公開第2019/0168122号明細書
特許文献1、2は共に1つのAIが複数の処理を集中して行う。従って、AI処理の演算負荷が高い場合は、演算結果が出力されるのに時間が掛かるという問題がある。特に、IoTやログなどを用いるシステムでは、一般にデータ入出力が多いので、単一のAIを用いて集中処理を行うと、データ入力量や演算量が膨大となり、処理速度が際立って低下するという実情がある。またデータ入出力個所が増減するデータの集中処理では、再学習が頻発するという問題があり、再学習待ちによる運用低下を改善したいという要望がある。
本発明は上記実情を鑑みてなされたものであり、複数の変動データを用いて対象物の状態を予測する状態予測システムにAIを適用しても、演算処理速度の低下を抑制できる状態予測システムを提供することを目的とする。
上記実情になされたものであり、本発明は請求の範囲に記載の構成を備える。その一例をあげるならば、本発明は、複数の変動データに基づいて対象物の状態の予測値を出力する状態予測システムであって、前記変動データ毎に当該変動データに応じた処理を行い、当該変動データの予測値を演算する複数の埋め込み機械学習部と、前記複数の埋め込み機械学習部を相互に連携させる相互インタフェースと、を備え、複数の前記埋め込み機械学習部は、並列処理を行い、複数の変動データの予測値を演算して前記相互インタフェースに出力し、一つの埋め込み機械学習部から出力される予測値が変化すると、前記相互インタフェースを介して他の埋め込み機械学習部に前記変化した予測値を引き渡し、前記変化した予測値を取得した他の埋め込み機械学習部は、前記変化した予測値を新たな入力として新たな変動データの予測値を再演算して前記相互インタフェースに出力する、ことを特徴とする。
上記状態予測システムによれば、複数の変動データを用いて対象物の状態を予測する状態予測システムにAIを適用しても、演算処理速度の低下を抑制できる。従って、システム全般に亘る多数箇所で変動データを機械学習により同時並列処理により演算できるので、負荷の集中を緩和しながら、システム全般に亘る分散処理が可能になる。
また上記状態予測システムにおいて、一つの変動データに対して識別系予測を行う第1埋め込み機械学習部と、生成モデル系予測を行う第2埋め込み機械学習部とを備え、前記第1埋め込み機械学習部及び前記第2埋め込み機械学習部の其々の出力を基に前記識別系予測と前記生成モデル系予測の評価を行い、評価が高い系を用いた制御を実行してもよい。
機械学習処理には予測辞書を用意して入力と予測辞書に格納されたデータとの距離評価から出力を決定する識別系予測処理と、予め変動データ(出力)とその変動データの演算に用いた入力とを含む教師データを用いて学習済みモデルを生成し、生成された学習済みモデルに新たな入力を適用して変動データを演算する生成モデル系予測とがある。変動データの特性によって、識別系予測処理と生成モデル系予測処理とのどちらがより精度が高いかは異なるので、一つの変動データに対して識別系予測処理と生成モデル系予測処理とを用意し、より変動データの特性に合った予測処理を行うことで予測精度を向上させることができる。
また上記状態予測システムにおいて、前記他の埋め込み機械学習部との連携効果として、前記他の埋め込み機械学習部との予測精度についての連携効果を評価するトークンインタフェースを更に備えてもよい。また、前記他の埋め込み機械学習部との連携効果として、前記他の埋め込み機械学習部への制御についての連携効果を評価するトークンインタフェースを更に備えてもよい。
これにより並列で埋め込み機械学習部の演算処理をする際に、新たな変動データが出力されると、より連携効果が高い埋め込み機械学習部には新たな変動データを引き渡し、一方、連携効果が認められない機械学習部には新たな変動データを引き渡さないことで、連携効果が認められないにも関らず、新たな変動データが引き渡されて本来であれば不要な機械学習演算が実行されることを防ぐことができる。
また上記状態予測システムは、複数のノードを用いて構成され、前記ノードの其々は、前記埋め込み機械学習部を用いて構成され、ノード跨ぎ処理によるシステム状態最適制御を実行してもよい。
また上記状態予測システムは、異なる変動データの其々を演算する複数の埋め込み機械学習部は一つのCellに含んで構成されてもよい。
本発明によれば、複数の変動データ用いて対象物の状態を予測する状態予測システムにAIを適用しても、演算処理速度の低下を抑制できる状態予測技術を提供することができる。なお上記した以外の目的、構成、効果は以下の実施形態により明らかにされる。
状態予測システムの全体構成図 システムアプリケーションプログラムのソフトウェア構成図 システムアプリケーションプログラムの実行時に生成されるインスタンスを示す図 状態予測システムを適用した店舗業務システムの構成例を示す図 店舗業務システムの上位システムとの関係を示す図 ノードオブジェクト“発注数量A1 予測”に対応するCellインスタンスの構成例 状態予測システムの一般的な処理の流れを示すフローチャート 店舗業務システムにおける発注業務処理の流れを示すフローチャート ノードオジェクト“製品品質A値 予測”に対応するCellインスタンスの構成例 製造現場管理システムにおける作業状態管理業務処理の流れを示すフローチャート ノードオブジェクト“論理設計 デバイス制御インタフェース信号Aタイミング 予測”に対応するCellインスタンスの構成例 設計業務システムにおける論理設計処理の流れを示すフローチャート 状態予測システムのシステム実装例の他例を示す図 ノードオブジェクト“機械制御モータA回転角度 予測”に対応するCellインスタンスの構成例 ノードオブジェクト“農産物生産制御 予測”に対応するCellインスタンスの構成例 ノードオブジェクト“株価指数 予測”に対応するCellインスタンスの構成例 ノードオブジェクト“移動時間 予測”に対応するCellインスタンスの構成例
以下、本発明の実施形態について説明する。まず、以下の説明で用いる用語について説明する。
・ 本実施形態におけるシステムアプリケーションプログラム(以下「アプリケーション」は「AP」と略記する)には、状態予測システムが適用されているものとするシステムAPプログラムの具体例として、例えば店舗業務システムプログラムや製造現場管理システム、設計業務システムがある。システムAPプログラムをインストールして実行可能にした装置が、状態予測装置である。
・ オブジェクトとは、システムAPにおいて状態予測を行う対象である。例えば店舗業務システムでは、発注伝票業務における発注伝票がオブジェクトに相当する。製造装置管理システムでは、製造装置の作業状態を管理する業務における製造装置センサデータファイルに相当する。設計業務システムにおいては、論理設計処理における論理設計仕様書に相当する。
・ 変動データとは、オブジェクトにおいて、値が変動するデータである。またオブジェクトにおいて変動データが配置される欄を変動データカラムという。例えば、発注伝票(オブジェクト)では、商品の発注数量が変動データであり、発注伝票フォーマットにおいて発注数量が記載される欄が変動データカラムである。製造装置センサデータファイルでは、センサデータが変動データであり、製造装置センサデータファイルにおいてセンサデータの格納領域が変動データカラムである。論理設計仕様書では、説明信号データが変動データであり、論理設計仕様書において説明信号が記入される欄が変動データカラムである。
・ Entityとは、変動データの実体である。例えば、発注伝票(オブジェクト)の商品A1の注文数量(変動データ)において、注文数量の“実体”がEntityである。発注伝票の中には商品A1の(注文)数量、商品A2の(注文)数量、・・・があり、それらの1つ1つの(注文)数量がEntityである。上記センサデータの値、説明信号の信号レベルの値もEntityである。
・ ノードオブジェクト(以下「ノード」と略記する)とは、システムAPプログラムに含まれる各変動データのEntityを演算するプログラムモジュールである。ノードは、1つの変動データに対して一つ設けられる。そして、システムAPプログラムに含まれる複数の変動データのうち、第1変動データのEntityが変わると、それに応じて第2変動データのEntityが変わる場合、第1変動データに対応する第1ノードと第2変動データに対応する第2ノードとを相互に関連付けて構成される。より詳しくは、第1ノードから出力されるEntityは、第2ノードの入力となるように第1ノードと第2ノードが関連付けて接続されて構成される。各ノードは、1つのCellと1つのそれに含まれる複数のu−AIとを含んで構成される。
・ Cellとは、u−AIクラスと、u−AIクラスの周りでシステム又はアプリケーション及び別のu−AIクラスとインタフェースする処理を実行するモジュールである。Cellは、1つの変動データに対して一つ設けられる。Cellクラスプログラムとu−AIクラスプログラムはシステムAPプログラム内におかれる。ここでいう「クラス」とは、処理の型で、データ処理方法を示した関数もしくはメソッドの集まりやその関数に設定すべきプロパティ(属性)が定義されている。一方、後述する「インスタンス」とは、クラス(処理の型)から、具体的なデータに合わせた関数もしくはメソッドとプロパティを指定されて処理に必要な部分だけが複写されてCPU上で実行されるプログラム実体である。
・ u−AI(埋め込み(embedded)機械学習部、“u−”は“ユビキタス”uである)とは、時系列予測、回帰系予測などの機械学習処理を行うプログラムモジュールを意味する。u−AIは、一つの関数を用いて一種類のEntityを出力する。u−AIは、機械学習により識別や予測に必要なパラメータを算出したり、識別辞書や予測辞書を生成し、その結果をCell経由でストレージに格納する。u−AIは、自身が関数を用いて演算した学習結果を使って、外部からシステムAPプログラム及びCell経由で与えられたデータの識別処理、予測処理、及び評価処理の少なくとも一つの処理を行う。
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。全図を通じて同一の構成には同一の符号を付し、重複説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る状態予測システム100の全体構成図である。図2は、システムAPプログラム106eのソフトウェア構成図である。図3は、システムAPプログラム106eの実行時に生成されるインスタンスを示す図である。
図1の状態予測システム100は、CPU102、メモリ104、ストレージ106、入力インタフェース108、出力インタフェース110の其々をバス112で接続して構成されたコンピュータを用いて構成される。
ストレージ106は、DB変動データ106a、オブジェクトファイル106b、識別辞書ファイル106c、予測辞書ファイル106d、及びシステムAPプログラム106eを格納する。
図2に示すように、システムAPプログラム106eは、ストレージ106に格納されている状態において、Cellクラスプログラム115及びu−AIクラスプログラム120が同一階層に格納されていてもよい。
u−AIクラスプログラム120には機械学習に用いられる複数種類の関数が格納される。状態予測システム100は、n個の変動データがある場合にはn個のCellクラスプログラム115を含む。各Cellクラスプログラム115には、u−AIクラスプログラム120に含まれる複数種類の関数の内、どの関数を用いるかが定義されている。
CPU102がシステムAPプログラム106eをストレージ106から読みだしてメモリ104にロードして実行すると、CPU102がCellクラスプログラム115を読み出す。そしてCellクラスが呼ばれてCellインスタンス104bが生成される。そして、CPU102がそのCellインスタンスを実行すると(102b)、そのCellインスタンスに定義されている定義された関数名(これら二つの関数名は相互に異なる)をu−AIクラスプログラム120から読み出すと共に、必要なパラメータを例えばDB変動データ106aから読み出す。そして2種類のu−AIインスタンス104cが生成され、実行される(102c)。
図3を例に具体例を説明する。CPU102がシステムAPプログラム106eを起動すると、オブジェクトファイル106bからオブジェクト200のファイルを読み出す。オブジェクト200は2つの変動データAのカラムと変動データBのカラムとを含む。
オブジェクト200のファイルには、第1ノードオブジェクト210Aと第2ノードオブジェクト210Bが含まれる。第1ノードオブジェクト210Aは変動データAを演算するモジュールである。第2ノードオブジェクト210Bは変動データBを演算するモジュールである。
CPU102は、第1ノードオブジェクト210Aにおいて、第1Cellインスタンス130Aを生成する。更にCPU102は第1Cellインスタンス130Aから必要な2つの関数名を読みだす。そして、CPU102は、読みだした二つの関数名を基に予測辞書ファイル106dを参照し、二つの関数を取得する。同様に、CPU102はDB変動データ106aから二つの関数に適用するパラメータを読み出す。そして、関数に其々に必要なパラメータを適用して、第1u−AIインスタンス140A1及び第2u−AIインスタンス140A2を生成する。
CPU102は、第2ノードオブジェクト210Bを実行して第2Cellインスタンス130B、及び第2Cellインスタンス130Bにより生成された第1u−AIインスタンス140B1及び第2u−AIインスタンス140B2を生成する。
CPU102は、第1ノードオブジェクト210Aが出力するEntityが、第2ノードオブジェクト210Bの入力となるように関連付ける。関連付けは、第1ノードオブジェクト210Aの出力段と第2ノードオブジェクト210Bの入力段とを直接関係づけてもよい(論理的に接続してもよい)。またCPU102は、第2ノードオブジェクト210Bが出力するEntityが、第1ノードオブジェクト210Aの入力となるように関連付ける。関連付けは、第2ノードオブジェクト210Bの出力段と第1ノードオブジェクト210Aの入力段とを直接関係づけてもよい(論理的に接続してもよい)
変動データに対する入力、換言するとノードオブジェクトに対する入力として、例えばデータベース(以下「DB」と記載)からの入力(IoTからのデータを一旦入力するDB、他の変動データが更新されることにより自動的に更新されるDB、当該変動データが更新されることにより自動的に更新されるDB等)でもよい。変動データの入力先を設定すると、設定されたDBからデータが取り込まれたり、マージ(演算等を伴う結合を含む)が行われたりする。出力は、当該変動データが更新されることにより自動的に更新されるDBに対して行われる。
また、CPU102は、第1ノードオブジェクト210Aが出力するEntityをDB変動データ106aに記憶させる。その後CPU102が第2ノードオブジェクト210Bの第1u−AIインスタンス140B1及び第2u−AIインスタンス140B2に適用するパラメータとしてDB変動データ106aから第1ノードオブジェクト210Aが出力するEntityを読み出して入力値として用いる態様でもよい。
図4は、状態予測システム100を適用した店舗業務システム300の構成例を示す。
店舗業務システム300が行う第1階層業務には、行301に示す“管理”“人員管理”“物流”“倉庫管理”“仕入販売”“店舗管理”及び“販促”がある。
各第1階層業務には、第1階層業務をより細分化された項目である第2階層業務がある。例えば“管理”業務は、更に列302に並んだ“売上”“利益”“販売”“クレーム”“マニュアル”“情報”の第2階層業務を含む。
“仕入販売”の第2階層業務である“発注業務”にはオブジェクト310として“注文書”320がある。“注文書”320は変動データとして商品の“数量”記載欄330(変動データカラム)がある。
Cellインスタンス340は、変動データとしての商品の“数量”のEntityを出力する。Cellインスタンス340が実行されると第1u−AIインスタンス3401及び第2u−AIインスタンス3402が生成される。
Cellインスタンス340は、“管理”の第2階層業務“売上”の変動データである“売上目標”、“利益”の変動データである“利益目標”、“販売”の変動データである“販売目標”“販売予測”の各Entityを入力パラメータとして、第1u−AIインスタンス3401及び第2u−AIインスタンス3402で演算を行う。
第1u−AIインスタンス3401及び第2u−AIインスタンス3402の演算結果は、商品の“数量”記載欄330に入力される。
商品の“数量”記載欄330に入力されたEntityは、他の業務、より詳しくは、“輸送”“販促”のCellクラスに対する入力となる。
図5は、店舗業務システム300の上位システムとの関係を示す図である。店舗業務システム300はPC、サーバ、又はクラウドに置かれた店舗業務システム300のAP350が実行されることで構成される。店舗業務システム300は、例えば単店舗の業務を管理するシステムである。店舗業務システム300の更に上位システムとして、複数の店舗業務システム300を統括するユーザ情報システム360がある。店舗業務システム300が各店舗に置かれるものであり、ユーザ情報システム360は本社や地域支社など、店舗エリアを統括する機能を有する本社に置かれるシステムである。
店舗業務システム300のうちの発注業務には、注文書商品A類オブジェクト311及び注文書商品B類オブジェクト312のように、複数のオブジェクトを含む。
注文書商品A類オブジェクト311は“商品A1”“商品A2”の各発注数量を記載する欄がある。よって、注文書商品A類オブジェクト311は、変動データとして“商品A1”の発注数量と“商品A2”の発注数量とがあり、これらの各変動データに対するノードオブジェクトを含む。
状態予測システムを店舗業務システム300に含まれる発注書の発行業務に適用した際に生成されるインスタンスを図6を参照して説明する。図6は、ノードオブジェクト“発注数量A1 予測”に対応するCellインスタンスの構成例を示す。
Cellインスタンス700は、ノードオブジェクト“発注数量A1 予測”に対応するCellインスタンスである。インスタンスの構成によっては、データを介したオブジェクトを跨ぐu−AI連携、ノードを跨ぐu−AI連携を実施する。オブジェクトを跨ぐu−AI連携もノードを跨ぐu−AI連携も、Cell外部IF610によりデータを介して行われる。データを介したオブジェクトを跨ぐノード間のu−AI連携として、例えば商品Aについての発注(仕入れ)注文書では、売上・利益、見通し、実績、資料との連携がある。また、他商品についての発注(仕入れ)注文書では、販促計画書、業務(組織)構造、業務プロセス(手順書)、入出力仕様書がある。Cellインスタンス700は、Cell機能処理部600、Cell外部IF610、Cell内部IF620、u−AIIF630、商品AI発注数量値_Aモデル予測(第1u−AI640)、及び商品AI発注数量値_Bモデル予測(第2u−AI650)を含む。連携は、第2u−AIインスタンス3402→Cell外部IF610→DB(外部)→Cell外部IF610→第1u−AIインスタンス3401、もしくは、第1u−AIインスタンス3401→Cell外部IF610→DB(外部)→Cell外部IF610→第2u−AIインスタンス3402で実現される。
Cell機能処理部600は、次の処理を実行する。
・システムAP IF
・システムAPからの設定処理
・u−AIの生成
・システムAPとの構成処理IF
・ユーザシステムAP設定処理からのu−AI設定
・DBデータの取り込み
・u−AI共通の区分化処理
・データ種別判定
・データ及び区分情報をu−AIへ書込み
・u−AIからの処理結果吸い上げ
・処理結果をDBへ書込み
・u−AI区分毎の評価
・予測組立(区分結合)
・u−AI毎とu−AI結合 両方をDB出力
状態予測システム100では、複数ノードに跨るu−AIとCellの連携、相互作用、即ち、u−AIとCellは、別のu−AIとCellの出力データの一部を入力の一部とすることにより別のu−AIとCellの出力データの作用を受ける。これにより、別のu−AIとCellの評価、予測、制御及び制御設定を機械学習し、評価、予測、制御の出力を更新する(別のu−AIとCellの制御を組み合わせた制御の生成なども含む)。
また状態予測システム100では、u−AIとCellは識別モデルと予測モデルによる予測を行い予測と制御効果の精度を上げる。具体的には、識別モデルの予測辞書探索による目標接近制御の機能とパラメータ選択と予測モデルの分布変分や回帰や隠れマルコフモデルによる目標接近制御の機能とパラメータ選択とを行い、両方の選択値のバランス及び結果観測による両選択の評価により探索及び変分を更新する。
図7は、本実施形態に係る状態予測システム100の一般的な処理の流れを示すフローチャートである。図7を店舗業務システム300に適用した際の流れは図8を参照して後述する。
ストレージ106にはシステムAPプログラム106eが予め格納されている(S101)。CPU102は、ストレージ106からシステムAPプログラム106eを読み出し、メモリ104にロードする。これにより、状態予測システム100が起動する(S102)。
状態予測システム100が起動すると、オブジェクト処理が開始する(S103)。CPU102は、各オブジェクトに対応するCellクラスプログラム115を読み出す。
CPU102はu−AIとCellは処理を定義する次のような設定を、状態予測システム100を介してノード毎に行う(S104)。u−AIとCellの処理を定義することにより、Cellインスタンスとu−AIインスタンスとが生成される。
入力データ設定(DBや別の箇所の変動データ等のデータの取得元)を行う(S104−1)。
目的変動データ設定(入力データから目的変動データの求め方など。例えば回帰式であったり、設定時点までの時系列データであったり、学習データ(入力データ設定に示される)とラベルデータ(入力データ設定に示される)の組み合わせであったり)を行う。(S104−2)
目標値設定を行う(S104−3)。
評価設定(+値、―値と対応するラベル)を行う(S104−4)。
制御設定(計画、実施、変更)他を行う(S104−5)。
CPU102は、Cellインスタンスの処理をセマフォシステムによる並列プロセスにより実行し、処理結果を出力する(S105)。
状態予測システム100により、Cellオブジェクトが割当済のデータのあるファイル等の処理が始まった時点でAPはCellインスタンスを生成・起動し、更に起動したCellインスタンスはu−AIインスタンスを生成・起動し、設定情報と一時点前の結果に基づき処理が実行される。
Cellインスタンスの処理では、第1u−AIインスタンス及び第2u−AIインスタンスが同一の入力を得てそれぞれ学習動作処理を実行する。
学習動作時、APは、入力データをユーザシステム等の外部から取込み、前処理を行い、ストレージ106に格納する。CellインスタンスはCell外部IF(ノードIF)610により入力データを取込み、データの区分処理を行い、第1u−AIインスタンス及び第2u−AIインスタンスへデータと区分処理結果情報を渡す。
第1u−AIインスタンス及び第2u−AIインスタンスのそれぞれは、識別・予測学習により識別・予測辞書及び評価辞書を生成する。
第1u−AIインスタンス及び第2u−AIインスタンスのそれぞれは、識別・予測学習を行った時に得た、他のノードのデータの寄与率、決定係数情報等も同時に生成する。
第1u−AIインスタンス及び第2u−AIインスタンスのそれぞれは、生成した識別・予測学習により識別・予測辞書及び評価辞書はu−AIに保持すると共に、CellインスタンスがCell内部IF620により吸い上げ、Cell外部IF(ノードIF)610によりストレージ106に格納する。
同様に、前述の他のノードのデータの寄与率、決定係数情報等もCellがCell内部IF620により吸い上げ、他のノードへのクーポン情報としてCell外部IF(ノードIF)610によりストレージ106に格納する。
状態予測システム100は、ストレージ106からノード毎のクーポン情報を吸い上げ、ユーザによる入力データに関する設定情報などに基づき各Cell処理の優先順位付けや不要Cellの停止などの処理を行う。
((状態)識別・予測・評価 動作時)については、状態予測システム100は、入力データを状態予測システム100の外部から取込み、前処理を行い、ストレージ106に格納する。
CellインスタンスはCell外部IF(ノードIF)610により入力データを取込み、データの区分処理を行い、u−AIへデータと区分処理結果情報を渡す。
第1u−AIインスタンス及び第2u−AIインスタンスのそれぞれは、識別辞書を使用した識別処理を行い、識別結果データを出力する。また、予測(予測制御)辞書を使用して予測(予測制御)処理を行い、予測(予測制御)結果データを出力する。更に予測(予測制御)結果と予測時点と同時点の入力データ及び評価辞書を使用して評価処理を行い、評価結果データを生成する。
Cellインスタンスは、第1u−AIインスタンス及び第2u−AIインスタンスのそれぞれが出力した識別結果データ、予測(予測制御)結果データ、評価結果データ、をCell内部IF620により吸い上げる。
Cellインスタンスは、Cell内の2つのu−AIの識別結果データ、予測(予測制御)結果データ、評価結果データをデータの区分毎に比較し、比較評価結果データを生成する。そして、Cellインスタンスは、識別結果データ、予測(予測制御)結果データ、評価結果データ、比較評価結果データをCell外部IF(ノードIF)610によりストレージ106に格納する。
状態予測システム100は、ストレージ106からCell毎の識別結果データ、予測(予測制御)結果データ、評価結果データ、比較評価結果データを読み出す。
状態予測システム100は、Cell毎の識別結果、予測結果を統合し、状態予測システム100の状態の識別・予測を行う。
状態予測システム100は、各Cellの識別結果、予測結果、状態予測システム100の識別・予測結果をユーザIFによりモニタ画面に表示したり、プリンタからの帳票出力を行ったり、もしくは、予測結果に基づきシステムIFにより状態予測システム100の装置への制御を行う。
上記「予測」とは、区分の予測と、区分のつながりの予測がある。区分の予測は、上記識別で識別したデータの状態(データを出力又は観測した対象の状態に対応)をその区分の初期状態として、それから区分化処理結果の時間幅分のデータの変化を予測辞書の予測演算パラメータ(例えば回帰係数など)を使用して演算により得る。区分つながりの予測は、上記識別で識別したデータの状態(データを出力又は観測した対象の状態に対応)を時系列化し、予測辞書の参照を上記(状態遷移時系列)分類の区分ラベルとの対応付けと同様にして行い、(状態遷移時系列)分類を行う。
更に、予測辞書から、対応付けられた区分ラベルの次の区分ラベルを参照することでデータの予測を行う。
Cellインスタンスの処理では、「セマフォ」システムによる排他制御を用いた並列プロセスにより実行する。ここでいう排他制御とは、例えばデータAを処理するCellインスタンスはu−AIインスタンスの処理結果としてデータAの予測値などをDBのデータAの予測値書込み箇所へ書込む。その際、データBを処理するCellインスタンスはデータBの予測値を得るためにデータBを処理するu−AIインスタンスへDBからデータAの予測値を読出して渡す。そこで、データAを処理するCellインスタンスによるDBへのデータAの書込みとデータBを処理するCellインスタンスによるDBへのデータAの読出しが競合しないように排他制御を行う。排他制御は、Cell毎に行う。
u−AIインスタンスとCellインスタンスとは、APの各種入力データに対する前処理、識別・予測学習により生成した識別・予測辞書及び評価辞書を参照する。
(前処理(u−AIが処理する))
データ毎に設定されたサンプリング周期毎のデータに欠損があった場合に1つ前と同じデータを入れるなどの欠損値補間処理や、データ間で数値のスケールが大きく離れている場合に後の予測値算出などで誤差が大きくなるなどを防ぐためにデータ間のスケールがある範囲に収まるようにするスケーリング処理などを意味する。
(識別辞書と識別(u−AIが処理する))
識別辞書はデータから抽出した特徴量と特徴量によるデータの状態(データを出力又は観測した対象の状態に対応)を(識別)分類に対応付ける内容のファイルである。
(識別(u−AIが処理する))
分類には識別ラベルを付す。分類は、一般的な分類アルゴリズムであるk−means法などにより行う。識別はデータから特徴量を抽出する演算処理を施し特徴量を抽出する。特徴量を抽出する演算処理の演算係数などのパラメータや分類アルゴリズムに与える分類数などのパラメータは学習データに対する分類処理結果の誤差が小さくなるように学習し、得られたパラメータも辞書を構成する一部としてストレージ106に格納する。抽出した特徴量に対して識別関数が識別辞書に登録された特徴量と相違判定し、識別辞書で対応付けられた(識別)分類ラベルを出力する。識別関数はデータから抽出した特徴量と識別辞書に登録された特徴量とを特徴量空間における距離を算出するなどして相違判定する。
(予測辞書(u−AIが処理する))
予測辞書は、データの状態遷移を時系列に表し、状態遷移時系列を(状態遷移時系列)分類に対応付ける内容と、状態遷移時系列区分のつながり情報を加えたファイルである。区分の予測に使用する予測演算パラメータ(例えば回帰係数や隠れマルコフモデルの状態遷移確率など)は学習データに対する予測処理結果の誤差が小さくなるように学習し、得られたパラメータも辞書を構成する一部としてストレージ106に格納する。時系列の長さは区分化処理結果の時間幅を基本とする。
(予測(u−AIが処理する))
予測は、上記識別で識別したデータの状態(データを出力又は観測した対象の状態に対応)を時系列化し、予測辞書の参照を上記(状態遷移時系列)分類の区分ラベルとの対応付けと同様にして行い、(状態遷移時系列)分類を行う。更に、予測辞書から、対応付けられた区分ラベルの次の区分ラベルを参照することでデータの予測を行う。
(状態遷移時系列(u−AIが処理する))
(状態遷移時系列)分類には状態遷移時系列区分ラベルを付す。区分化処理結果の時間幅の長いものは予め設定した時間幅毎に区分ラベルを付す。(状態遷移時系列)分類は、時系列の各時点の上記識別で行った距離の時系列長さ分の合計値の範囲で分ける他、分類毎にあらかじめ用意する時系列の状態遷移とのパターンとの距離(時系列の各時点の状態に付した数値ラベルの差分計算)などにより行う。
(評価辞書と評価(u−AIが処理する))
予測と実測の距離の範囲で分けるなどした差分値毎にあらかじめ評価ラベルを付した評価辞書を用意しておく。実測データが入力された時点で、予測データとの距離を算出し、差分値により評価辞書を参照して評価ラベルを得て評価として出力する。
u−AIとCellは次のような出力データを持つ。
・状態識別(異常検知、注意を含む)
・評価
・予測
・制御
・期待
状態予測システム100は、一つの変動データAに対して第1u−AIインスタンスと第2u−AIインスタンスとを生成し変動データAの予測値を出力する。第1u−AIインスタンスは、第1関数、例えば時系列予測関数(識別モデルによる軽量高精度な機械学習)を用いて変動データAの予測値を出力する。一方、第2u−AIインスタンスは、第1関数とは異なる第2関数、例えば、回帰系モデル(最小二乗法によるパラメータ推定)や近似混合ガウスモデル(少量データによる複数正規分布のパラメータ推定)を用いて変動データAの予測値を出力する。
第1u−AIインスタンスと第2u−AIインスタンスとは、同一の入力がなされるものの、演算に用いる関数が異なるので出力が同じとは限らない。そこで、Cellインスタンスは次のような出力を行う。下記に出力例を示す。
・データの時間的な区分毎にどちらの精度が高いかの情報を出力する。これは、どちらか精度の高い方だけの出力をするという意味ではなく、両方の結果を出力する。
・入力データの時系列のある程度以上の変化点や特徴量時系列のある程度以上の変化点で区分化した区分結果
・特徴量時系列によるデータ種別判定結果
・第1u−AIインスタンス、第2u−AIインスタンスの各々からの学習結果(パラメータ値、識別辞書、予測辞書)
・第1u−AIインスタンス、第2u−AIインスタンスの各々からの識別、予測、(状態)評価、制御推奨値などの結果
・第1u−AIインスタンス、第2u−AIインスタンスの各々からの区分毎の精度比較評価結果
・第1u−AIインスタンス、第2u−AIインスタンス各々の(予測性能)評価、クーポン(重み係数、決定係数等)
Cellインスタンスは第1u−AIインスタンス、第2u−AIインスタンスのそれぞれの出力の比較を行い評価結果の一部として出力する。第1u−AIインスタンスと第2u−AIインスタンスとは、u−AI間IF630でつながっている。第1u−AIインスタンスと第2u−AIインスタンスとは、予測と制御では処理に違いはあるので、u−AI間IF630を使ってお互いの比較や学習に使用することがある。特に、高速にリアルタイム処理が必要な場合で、CellやCellからのDBを介していたのでは間に合わない場合にu−AI間IF630による比較結果を使用する。
なお、システムAPプログラム106eにおいて、設定により、第1u−AIインスタンス、第2u−AIインスタンスのどちらか精度の高い方の出力をする設定を行ってもよい。
CPU102は第1u−AIインスタンス、第2u−AIインスタンスをマルチスレッド動作させてもよい。又は、CPU102はマルチコアCPUにより構成し、CPUコアの其々が、各u−AIインスタンスを動作させてもよい。このように、状態予測システム100の中で複数のu−AIインスタンスを並列に動作させる。より簡易にはシステム又はアプリケーションではCellを設けず、u−AIのみを状態予測システム100の中で複数並列に動作させてもよい。
u−AIとCellは別のu−AIとCellの出力データの一部を入力の一部とすることにより作用を受ける。
別のu−AIとCellの評価、予測、制御及び制御設定を機械学習し、評価、予測、制御の出力を更新する(別のu−AIやCellの制御を組み合わせた制御の生成なども含む)。
u−AIとCellは識別モデルと予測モデルによる予測を行い予測と制御効果の精度を上げる。
例えば
・識別モデルの予測辞書探索による目標接近制御の機能とパラメータ選択
・予測モデルの分布変分による目標接近制御の機能とパラメータ選択
・両方の選択値のバランス及び結果観測による両選択の評価により探索及び変分を更新
u−AIとCellは同じ状態予測システムやアプリケーションもしくは別の状態予測システムやアプリケーションの別のu−AIとCellとトークンを交換することにより相互評価してもよい。
従来技術では、クラウドシステム装置上でINTELLIGENCE ENGINEやMULTI−PLAYER PROCESSING ENGINE等が各ノードのデータの機械学習やAI処理を行い各ノードに制御情報などの処理結果をノードに配信していた。機械学習やAI処理は集中処理され各ノードは集中制御され、機械学習やAI処理に必要なデータの収集、学習、識別、予測、評価、制御情報の生成は集中処理されていた。そのため、ノード毎に多様なデータ収集やノード毎に異なる機械学習やAI処理を行うことは困難であった。またノード間の連携処理はAPプログラムにより行う必要があるので、ノード間の連携データの構成等の変更はAPプログラムの仕様変更を必要とし柔軟に変更することが困難であった。
これに対し、本実施形態に係る状態予測システム100によると、データ処理のあるノード毎に、データに対する機械学習・AI処理を柔軟に実装できる。また処理の元データの収集先、データの種類、機械学習の特徴量や識別関数、識別・予測に使用する辞書、出力データの種類等を各々設定等により変えて実装し、同時並列動作することを可能とする。更に、他のノードのデータ処理との連携を、入出力データを介して実現することが可能になる。
図8は、店舗業務システム300における発注業務処理の流れを示すフローチャートである。
店舗業務システム300の主業務のうち例えば発注機能を実行対象として設定し、発注機能に対応するCellインスタンス700を生成する(S201)。
発注業務処理毎のCellインスタンス700を起動する(S202)。基本機能設定項目を選択もしくは設定する。設定された発注業務処理を起動する。Cellクラスのサブクラスのインスタンスを起動する。基本機能設定項目(第2階層業務名)を選択もしくは設定する。設定された発注業務処理を起動する。
発注業務Cellインスタンス700は発注関連データを出力する(S203)。発注業務Cellインスタンスは、上記選択(設定)に従い発注機能毎のデフォルト内容の発注関連データを出力する。
発注業務Cellインスタンス700はDBからデータを取込む(S204)。発注業務Cellインスタンスは、最適化したい制約条件に関連するデータをDBから取込む。
発注業務Cellインスタンス700は最適化したい制約条件を学習、予測、評価し、期待値、推奨値により更新した発注データを出力する(S205)。例えば発注数量、発注日、購入価格、納期等の予測処理(予測辞書)と、評価処理(評価辞書)が実行される。
発注業務処理が完了していなければ(S206:NO)ステップS204へ戻る。発注業務処理が完了していれば(S206:YES)処理を終了する。発注業務処理が完了しているか否かは、個別の目標値もしくは期待値と予測値の差分が目標しきい値以内で、項目全体の差分合計が最小となる等の評価基準により判定する。
従来の店舗の発注業務では、同時期(年月日)の販売実績と直近の販売状況、卸し(仕入れ)価格から発注(仕入れ)数量を決定したり、発注(仕入れ)担当者の経験により発注(仕入れ)数量を決定したりしていた。そのため、直近にならないと適切な発注数量を決定できなかったり、担当者によるバラツキが大きかったり、人の手間がかかったり、例えば売上利益計画や他の商品の発注や商品陳列や倉庫管理との連携が難しいという課題があった。
本実施形態に係る状態予測システムを店舗業務システム300に適用することにより、発注(仕入れ)業務の省人化・自動化の他、上記従来課題を解決することによる売上・利益の向上の効果を得る。
<製造現場管理システム>
図9は、ノードオブジェクト“製品品質A値 予測”に対応するCellインスタンスの構成例を示す。Cellインスタンス710は、製造現場管理システムにおいて製品品質管理に適用した際に、製品品質A値を予測する処理で生成されるCellインスタンスである。図10は、本実施形態に係る状態予測システム100を適用した製造現場管理システムにおける作業状態管理業務処理フローを示す。
製造現場管理システムに含まれる作業状態管理業務処理フローの一つとして、製品品質の予測を行う。図9は、製品品質予測で生成されるインスタンスの例である。作業状態管理業務処理フローにおいても、まず、Cellクラス、u−AIクラスのインスタンスを生成し、その後DBからデータを取り込んで作業状態データを出力する(図9参照)。
作業状態管理業務処理フローでは、まず作業状態管理機能を設定(選択)し、Cellインスタンス710を生成する(S301)。製造現場APに作業状態設定処理を持たせる。製造現場管理処理は機能(作業状態バラツキ、製品状態バラツキ、作業進捗、部材消費、製造機器状態、工具状態など)毎にCellクラスのインスタンスを生成する。
作業状態管理機能処理毎のCellインスタンス710を起動し、基本機能設定項目を選択もしくは設定する(S302)。設定された作業状態管理業務処理を起動し、Cellクラスのサブクラスのインスタンスを起動する。基本機能設定項目を選択もしくは設定する。
作業状態管理業務Cellインスタンス710は、上記選択(設定)に従い作業管理機能毎のデフォルト内容の作業状態管理関連データを出力する(S303)。
作業状態管理業務Cellインスタンス710は、最適化したい制約条件に関連するデータをDBから取込む(S304)。
作業状態管理業務Cellインスタンス710は最適化したい制約条件を学習、予測、評価し、期待値、推奨値により更新した作業状態データを出力する(S305)。本ステップでは、例えば作業状態バラツキ、製品状態バラツキ、作業進捗、部材消費、製造機器状態、工具状態等についての予測処理(予測辞書)を行う。又は、評価処理(評価辞書)を行ってもよい。
作業状態管理業務処理が完了していなければ(S306:NO)ステップS304へ戻る。作業状態管理業務処理が完了していれば(S306:YES)処理を終了する。作業状態管理業務処理が完了しているかどうかは、個別の目標値もしくは期待値と予測値の差分が目標しきい値以内で、項目全体の差分合計が最小となる等の評価基準により判定する。
<設計業務システム>
次に状態予測システムを設計業務システムに適用した例について説明する。図11は、ノードオブジェクト“論理設計 デバイス制御インタフェース信号Aタイミング 予測”に対応するCellインスタンスの構成例を示す。Cellインスタンス720は、設計業務システムにおいて設計業務に含まれる設計仕様書作成に適用した際に、デバイス制御インタフェース信号Aのタイミングを予測する処理で生成されるCellインスタンスである。図12は、本実施形態に係る状態予測システム100を適用した設計業務システムにおける論理設計処理フローを示す。
業務構造の中に設計プロセスがある。設計プロセスの実現実態として設計業務システムAP内に論理設計処理がある。論理設計処理では、対象となる論理回路システムを構成する論理回路デバイスの内、市販部品や既存部品のインタフェース信号タイミングの仕様は論理設計業務の制約条件として、そのインタフェース信号のタイミングデータはあらかじめDB等のストレージに格納されているものとする。
論理設計処理は、新規もしくは変更設計対象の論理回路の論理設計仕様書が処理対象のオブジェクトとなる。論理設計仕様書の中の変動データがノードオブジェクトとなる。ノードオブジェクト毎に、Cellクラス、u−AIクラスのインスタンスを生成し、その後DBからデータを取り込んで、ノードオブジェクト論理毎の処理結果が論理設計仕様書の変動データ(論理設計仕様書フォーマットの中の要設定データ)に反映されることで論理設計仕様書が作成され処理結果として出力される。
ユーザはシステムAPの論理設計機能設定の初期設定等であらかじめ次のような設定を行い設定情報はDBに格納される(S401)。
論理設計業務の新規設計もしくは変更設計対象となる目的信号とその信号種別、及び目的信号の変動データ(要設定データ)、目的信号、説明信号の初期設定値(例えば、ユーザ設定された基準クロックと同じ時間幅値)、及び目標値としてDBにあらかじめ格納されている論理回路デバイスのインタフェース信号のタイミングデータ、論理回路処理時間、消費電力などがある。
目的信号とその変動データには、次のものがある。すなわち、基準クロック信号の時間幅データ、論理デバイス制御インタフェース回路信号、データ回路信号、リセット回路信号等の回路信号の時間幅を基準クロック信号時間幅に対する割合で示すタイミングデータ、基準クロック信号との位相時間を示すタイミングデータ、基準クロック信号に対する信号変化点の1基準クロック信号幅未満の時間差分データ、論理回路処理時間、消費電力、目的信号の変動を説明に使用する説明(候補)信号(目的信号が別の信号の説明(候補)信号)である。
システムAPはユーザ設定を読出し、ユーザ設定された信号の変動データの1つ1つをノードオブジェクトに対応させてCellインスタンスを生成し起動する(S402)。
ユーザ設定により目的信号の信号種別が論理デバイス制御インタフェース回路信号であれば、論理タイミング信号に対応するCellインスタンスを生成する。
ここでは以降の処理動作の説明を、論理デバイス制御インタフェース回路信号のタイミングデータに対応して生成されたCellインスタンスを例に示す。
Cellインスタンスは生成時に設定されたユーザシステム設定情報を参照し、処理対応するデータが説明(候補)信号付きの論理タイミング信号のデータであることを判別し、単回帰系モデルに対応するu−AIインスタンスや重回帰系モデルに対応するu−AIインスタンスを生成し起動する(S403)。
CellインスタンスはDBを読出し処理対応するデータの初期値や目標値を設定する(S404)。
ここで最初に設定される初期値はユーザ設定された基準クロックと同じ時間幅のデータであり、目標値は論理回路デバイスのインタフェース信号のタイミングデータである。
初期設定後、ノードオブジェクトのCellインスタンスとu−AIインスタンスは次のように学習を行う。
DBからユーザ設定された目的信号の変動を説明に使用する説明(候補)信号のデータ(最初は初期設定されたデフォルトデータ)を取込み説明変数とする(S405)。
モデル化したい信号に関係する可能性のある信号のその時系列の区切り毎に対応するデータ、及び目標値を教師データとしてモデル化のための学習を行う。
学習はモデルの出力である予測データと目標値との比較評価し差分が最小となるように回帰系モデル等の係数パラメータを算出することで行う。
各ノードオブジェクトのCellインスタンスは予測データをDBへ出力する。また、学習において予測モデルに使用した説明信号に対する重み係数等をクーポンとして出力する。
再びDBから目的信号の変動を説明する説明信号のデータを取込み目標値と比較評価し差分が最小となるようにする回帰系モデルの係数パラメータを更新して予測データをDBへ出力する。
説明信号のデータが変更される毎に予測データは更新されDBへ出力される(S406)。
上記動作は各ノードオブジェクトのCellインスタンスからの予測データの更新が収束するまで繰り返し、システムAPプログラム106eは各ノードオブジェクトのCellインスタンスからの予測データの更新が収束したことを検出し、論理設計仕様書の変動データ箇所をそれぞれの予測データと置き換えて論理設計仕様書を発行(リリース)する(S407)。
論理設計仕様の変動データの種別により対応するCellインスタンス、u−AIインスタンスの主力は、予測データの他に、評価値データ、期待値データ、推奨値データとなる。
図13は、状態予測システムのシステム実装例の他例を示す図である。図8に示すように状態予測システムを、専用ハードデバイス1100を用いて実装してもよい。
従来の機械学習、AIシステムは一度に1つの識別や予測を行うものであったのに対して、本実施形態によれば多数の識別や予測を同時に行うことができる。
また、従来の機械学習、AIは識別、予測の処理負荷が大きくエッジ(組込み、埋め込み)で多数の対象に対してリアルタイムに結果を出せなかった。理由は、識別モデルの精度の良いものはSVM,DNNの処理が重い、生成モデルの精度の良いものはGMMやRNNの処理が重いためである。更に従来の強化学習は、DQNでは非常に多くの繰り返し学習を必要とし処理が重く1つの対象の処理だけでもハイパワーな処理システムを必要としている。またGANは識別・生成共にDNNを用いており処理が重い。従って、従来の機械学習、AIはほとんどバッチ処理で実行され、リアルタイム処理ができていない。
これに対して本実施形態によれば、識別モデルと生成モデルの競合により精度を上げる方法により、識別モデルで処理が軽く精度の良い時系列予測を用い、生成モデルは近似分布や回帰や隠れマルコフモデルで処理を軽くしてエッジでの処理を実現するのでリアルタイム動作が可能となる。
従来なかった機械学習・AI間の連携を可能にすることで、従来なかった新規機能、制御の自己生成を可能にすることで、予測評価で設定済の制御による目標接近の限界を示すと共に設定されていない制御を自動的に生成して目標接近するための推奨を出力することができる。
更にAI処理として深層学習を用いる機械学習は、中間層が不可視で内部の処理状態が外部から確認することができないという問題があるが、ノード毎の機械学習部の相互インタフェースを備えることで外部から処理状態を把握し改良を施すことができる。
上記実施形態は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲での変更態様は本発明の技術的範囲に属する。例えば、状態予測システムの適用例は上記に限らない。また、上記状態予測システムを適用した各システムは、予測値を用いて対象の制御を行うので、状態予測システムを備えた状態制御システムに相当する。
例えば、状態予測システムを機械制御システムに適用してもよい。機械制御システムにおいて、ロボット等の機械制御する際には、図14に示すように、ノードオブジェクト“機械制御モータA回転角度 予測”に対応するCellインスタンス730が構成されてもよい。
また、状態予測システムを農業分野の農産物生産制御システムに適用してもよい。農産物生産制御システムにおいて、農産物の生産制御を行うためにA地点の光量値を制御する際には、図15に示すように、ノードオブジェクト“農産物生産制御 予測”に対応するCellインスタンス740が構成されてもよい。
また、状態予測システムを金融分野の投資システムに適用してもよい。投資システムでは、図16に示すように、ノードオブジェクト“株価指数 予測”に対応するCellインスタンス750が構成されてもよい。
また、状態予測システムを運輸分野の輸送計画システムに適用してもよい。輸送計画システムでは、図17に示すように、ノードオブジェクト“移動時間 予測”に対応するCellインスタンス760が構成されてもよい。
100 :状態予測システム
102 :CPU
104 :メモリ
104b :Cellインスタンス
104c :u−AIインスタンス
106 :ストレージ
106a :DB変動データ
106b :オブジェクトファイル
106c :識別辞書ファイル
106d :予測辞書ファイル
106e :システムAPプログラム
108 :入力インタフェース
110 :出力インタフェース
112 :バス
115 :Cellクラスプログラム
120 :u−AIクラスプログラム
130A :第1Cellインスタンス
130B :第2Cellインスタンス
140A1 :第1u−AIインスタンス
140A2 :第2u−AIインスタンス
140B1 :第1u−AIインスタンス
140B2 :第2u−AIインスタンス
200 :オブジェクト
210A :第1ノードオブジェクト
210B :第2ノードオブジェクト
300 :店舗業務システム
301 :行
302 :列
310 :オブジェクト
311 :注文書商品A類オブジェクト
312 :注文書商品B類オブジェクト
330 :記載欄
340 :Cellインスタンス
360 :ユーザ情報システム
600 :Cell機能処理部
610 :Cell外部IF
620 :Cell内部IF
630 :u−AI間IF
640 :第1u−AI
650 :第2u−AI
700 :Cellインスタンス
710 :Cellインスタンス
720 :Cellインスタンス
730 :Cellインスタンス
740 :Cellインスタンス
750 :Cellインスタンス
760 :Cellインスタンス
1100 :専用ハードデバイス
3401 :第1u−AIインスタンス
3402 :第2u−AIインスタンス

Claims (6)

  1. 複数の変動データに基づいて対象物の状態の予測値を出力する状態予測システムであって、
    前記変動データ毎に当該変動データに応じた処理を行い、当該変動データの予測値を演算する複数の埋め込み機械学習部と、
    前記複数の埋め込み機械学習部を相互に連携させる相互インタフェースと、
    を備え、
    複数の前記埋め込み機械学習部は並列処理を行い、複数の変動データの予測値を演算して前記相互インタフェースに出力し、一つの埋め込み機械学習部から出力される予測値が変化すると、前記相互インタフェースを介して他の埋め込み機械学習部に前記変化した予測値を引き渡し、前記変化した予測値を取得した他の埋め込み機械学習部は、前記変化した予測値を新たな入力として新たな変動データの予測値を再演算して前記相互インタフェースに出力する、
    ことを特徴とする状態予測システム。
  2. 請求項1に記載の状態予測システムにおいて、
    一つの変動データに対して識別系予測を行う第1埋め込み機械学習部と、生成モデル系予測を行う第2埋め込み機械学習部と、を備え、前記第1埋め込み機械学習部及び前記第2埋め込み機械学習部の其々の出力を基に前記識別系予測と前記生成モデル系予測の評価を行い、評価が高い系を用いた制御を実行する、
    ことを特徴とする状態予測システム。
  3. 請求項1又は2に記載の状態予測システムにおいて、
    前記他の埋め込み機械学習部との連携効果として、前記他の埋め込み機械学習部との予測精度についての連携効果を評価するトークンインタフェースを更に備える、
    ことを特徴とする状態予測システム。
  4. 請求項1又は2に記載の状態予測システムにおいて、
    前記他の埋め込み機械学習部との連携効果として、前記他の埋め込み機械学習部への制御についての連携効果を評価するトークンインタフェースを更に備える、
    ことを特徴とする状態予測システム。
  5. 請求項1、2、3、4のいずれか一つに記載の状態予測システムにおいて、
    前記状態予測システムは、複数のノードを用いて構成され、前記ノードの其々は、前記埋め込み機械学習部を用いて構成され、ノード跨ぎ処理によるシステム状態最適制御を実行する、
    ことを特徴とする状態予測システム。
  6. 請求項1、2、3、4、5のいずれか一つに記載の状態予測システムにおいて、
    異なる変動データの其々を演算する複数の埋め込み機械学習部は一つのCellに含んで構成される、
    ことを特徴とする状態予測システム。
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