JP6963052B2 - IPv6マルチキャストアドレス生成 - Google Patents

IPv6マルチキャストアドレス生成 Download PDF

Info

Publication number
JP6963052B2
JP6963052B2 JP2020039135A JP2020039135A JP6963052B2 JP 6963052 B2 JP6963052 B2 JP 6963052B2 JP 2020039135 A JP2020039135 A JP 2020039135A JP 2020039135 A JP2020039135 A JP 2020039135A JP 6963052 B2 JP6963052 B2 JP 6963052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
equipment
location information
client
message
option
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020039135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021057873A (ja
Inventor
海 紅 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New H3C Technologies Co Ltd
Original Assignee
New H3C Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New H3C Technologies Co Ltd filed Critical New H3C Technologies Co Ltd
Publication of JP2021057873A publication Critical patent/JP2021057873A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6963052B2 publication Critical patent/JP6963052B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1845Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast broadcast or multicast in a specific location, e.g. geocast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
    • H04L61/5007Internet protocol [IP] addresses
    • H04L61/5014Internet protocol [IP] addresses using dynamic host configuration protocol [DHCP] or bootstrap protocol [BOOTP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/185Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast with management of multicast group membership
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/66Arrangements for connecting between networks having differing types of switching systems, e.g. gateways
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
    • H04L61/5069Address allocation for group communication, multicast communication or broadcast communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L2101/00Indexing scheme associated with group H04L61/00
    • H04L2101/60Types of network addresses
    • H04L2101/618Details of network addresses
    • H04L2101/659Internet protocol version 6 [IPv6] addresses
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L2101/00Indexing scheme associated with group H04L61/00
    • H04L2101/60Types of network addresses
    • H04L2101/69Types of network addresses using geographic information, e.g. room number

Description

関連出願の相互引用
本願は、出願日が2019年9月30日であり、出願番号が2019109398958であり、発明名称が「IPv6マルチキャストアドレス生成方法及び装置」である中国特許出願の優先権を主張し、当該出願の全文が引用により本願に組み込まれる。
本発明は、ネットワーク通信技術に関し、特にIPv6マルチキャストアドレス生成方法及び装置に関する。
インターネット規模の継続的な拡張とともに、IPv6プロトコルを基礎とする次世代インターネットは、ますます広く応用されてきている。IPv6プロトコルを基礎とする次世代インターネットは、マルチキャスト(この場合、IPv6マルチキャストと呼ばれてもよい)をサポートする。
IPv6マルチキャストの応用では、マルチキャストソースがIPv6マルチキャストアドレスを宛先アドレスとして1つのみのデータを送信する必要があり、その後、ネットワークにおける各ルータがIPv6マルチキャストアドレスに対応するマルチキャストグループ(Multicast group)における各メンバの分布状況に基づいてデータをコピーして転送し、データは、最終的にマルチキャストグループにおける各メンバへ正確に送信される。
図面の簡単な説明
ここでの図面は、明細書に組み込まれて明細書の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示しつつ、明細書の記載とともに本発明の原理を解釈するために用いられる。
本発明で例示された第1種のIPv6マルチキャストアドレスフォーマットの模式図である。 本発明で例示された第2種のIPv6マルチキャストアドレスフォーマットの模式図である。 本発明で例示された第3種のIPv6マルチキャストアドレスフォーマットの模式図である。 本発明の実施例に係るIPv6マルチキャストアドレス生成フローチャートである。 本発明の実施例に係る対象設備の位置情報を取得する第1フローチャートである。 本発明の実施例に係るDHCPv6メッセージフォーマットの模式図である。 本発明の実施例に係るOptionフィールドのフォーマットの模式図である。 本発明の実施例に係るDHCPv6メッセージにおけるOPTION_GEOLOCATIONオプションのフォーマットの模式図である。 本発明の実施例に係る対象設備の位置情報を取得する第2フローチャートである。 本発明の実施例に係るRAメッセージにおけるND_OPTION_Extern(140)のフォーマットの模式図である。 本発明の実施例に係るRAメッセージにおけるSub_option_geolocationのフォーマットの模式図である。 本発明の実施例に係るIPv6マルチキャストアドレスフォーマットの模式図である。 本発明の実施例に係るFlagsフィールドのフォーマットの模式図である。 本発明の実施例に係るIPv6マルチキャストアドレスフォーマットの模式図である。 本発明の実施例に係るネットワーク設備が対象設備の位置情報を送信する第1実施フローチャートである。 本発明の実施例に係るネットワーク設備が対象設備の位置情報を送信する第2実施フローチャートである。 本発明の実施例に係る位置情報の暗号化の模式図である。 本発明の実施例に係る装置構造図である。 本発明の実施例に係る図17に示す装置のハードウェア構造図である。 本発明の実施例に係る別の装置構造図である。 本発明の実施例に係る図19に示す装置のハードウェア構造図である。
IPv6マルチキャストアドレスのフォーマットは、複数種あり、図1〜図3は、それぞれ3種の異なるフォーマットのIPv6マルチキャストアドレスを例示する。
図1に示すIPv6マルチキャストアドレスフォーマットは、RFC2373において定義されている。図1に示すIPv6マルチキャストアドレスフォーマットにおいて、各フィールドの意味は、下記のようになる。
0xFF、最高の8ビット(bits)は、何れも値が1であり、このアドレスがIPv6マルチキャストアドレスであることを示す。
Flagsフィールドは、4ビットを占用する。Flagsフィールドのうち、最高の3ビットは、デフォルト値(図1では0を例とする)であり、最後1ビット(図1では、Tによって示される)は、このIPv6マルチキャストアドレスが一時的に割り当てられるものであるか、それとも永久に割り当てられるものであるか(またはwell−knownマルチキャストアドレス)を示す。一実施例では、Tの値が0であるときに、このIPv6マルチキャストアドレスが永久に割り当てられるものである(又は、well−knownマルチキャストアドレス)ことを示し、Tの値が1であるときに、このIPv6マルチキャストアドレスが一時的に割り当てられるものであることを示す。
Scopeフィールドは、4ビットを占用する。Scopeフィールドは、マルチキャストグループの応用範囲を識別するために用いられる。Scopeフィールドの値及び意味は、表1に示される。
Figure 0006963052
Group ID(マルチキャストグループ識別子)フィールドは、最低の112ビットを占用し、Scopeフィールドによって識別される範囲内で1つのマルチキャストグループを一意に識別する。
図2に示すIPv6マルチキャストアドレスフォーマットは、RFC7371に定義され、ネットワークプレフィックスに基づくIPv6マルチキャストアドレスである。図2に示すIPv6マルチキャストアドレスフォーマットにおいて、各フィールドの意味は、下記のようになる。
0xFF、最高の8ビット(bits)は、何れも値が1であり、このアドレスがIPv6マルチキャストアドレスであることを示す。
ff1フィールドは、4ビットを占用する。ff1フィールドにおいて、最高の2ビットは、何れもデフォルト値(図2では、0を例とする)であり、次の1ビット(図2ではPによって示される)は、このIPv6マルチキャストアドレスがネットワークプレフィックスに基づくマルチキャストアドレスであるか否かを示す。一実施例では、Pの値が1であるときに、このIPv6マルチキャストアドレスがネットワークプレフィックスに基づくマルチキャストアドレスであることを示し、Pの値が0であるときに、このIPv6マルチキャストアドレスがネットワークプレフィックスに基づくマルチキャストアドレスではないことを示す。ff1フィールドにおける最後1ビット(図2では、Tによって示される)は、図1に示すFlagsフィールドにおける最後1ビットと類似するため、繰り返し説明しない。したがって、図2に示すff1フィールドはFlagsフィールドと呼ばれてもよい。説明すべきことは、Pの値が1であれば、Tの値も1となる。
Scopeフィールドは、4ビットを占用し、図1に示すScopeフィールドと類似するため、繰り返し説明しない。
ff2フィールドは、4ビットを占用する。図2に示すように、ff2フィールドにおけるそれぞれのビットは、「r」に設定される。rは、付加のフラグビットとして将来の値の付与に用いられることを示し、ゼロの形式で送信され、且つ受信時に無視される。
Reservedフィールドは、4ビットを占用し、値がデフォルト値であり、例えば、値が0である。
Plenフィールドは、8ビットを占用し、ネットワークプレフィックスの有効長さ(単位がビットである)を示す。
Network prefixフィールドは、64ビットを占用し、このIPv6マルチキャストアドレスの所属するサブネットワークのネットワークプレフィックスを示す。
Group IDフィールドは、32ビットを占用する。図1に比較すると、Group IDフィールドの長さは、短縮化され、具体的に元の112ビットから32ビットに短縮されている。しかし、Group IDフィールドで表される意味も図1に示すGroup IDフィールドであるため、ここで繰り返し説明しない。
図3に示すIPv6マルチキャストアドレスフォーマットは、RPのアドレスをマルチキャストアドレスに埋め込んだ1種のフォーマットである。当該IPv6マルチキャストアドレスフォーマットは、RFC7371において定義され、図3に示すIPv6マルチキャストアドレスフォーマットにおいて、各フィールドの意味は、下記のようになる。
0xFF、最高の8ビット(bits)は、何れも値が1であり、このアドレスがIPv6マルチキャストアドレスであることを示す。
ff1フィールドは、4ビットを占用する。ff1フィールドのうち、最高の1ビットは、デフォルト値(図3では、0を例とする)、次の1ビット(図3では、Rによって示される)は、このIPv6マルチキャストアドレスにランデブーポイント(RP:Rendezvous Point)が埋め込まれているか否かを示す。一実施例では、Rの値が0であるときに、このIPv6マルチキャストアドレスにRPが埋め込まれていないことを示し、Rの値が1であるときに、このIPv6マルチキャストアドレスにRPが埋め込まれていることを示す。ここでのff1フィールドにおけるP、Tは、それぞれ図2に示すff1フィールドにおけるP、Tと類似するため、ここでのff1フィールドはFlagsフィールドと呼ばれてもよい。
図3に示すScopeフィールド、ff2フィールド、Plenフィールド、Network prefixフィールド、Group IDフィールドは、それぞれ図2に示すScopeフィールド、ff2フィールド、Plenフィールド、Network prefixフィールド、Group IDフィールドと類似するため、繰り返し説明しない。
図3に示すRIIDフィールドは、4ビットを占用し、RPのルータのインターフェースIDを示す。
以上は、現在使用されているIPv6マルチキャストアドレスのフォーマットについて記述した。
上記各種の異なるフォーマットに基づくIPv6マルチキャストアドレスに基づいて、IPv6においてマルチキャストを実現することができる。
現在、各種の異なるフォーマットのIPv6マルチキャストアドレスは、位置情報に関係しない。これは、IPv6において、位置に基づくマルチキャストを実現できず、継続的に推進している地理情報社会化を満足することができなないことも意味する。
IPv6において位置に基づくマルチキャストを実現するために、本発明の実施例は、位置情報に基づいてIPv6マルチキャストアドレスを生成する方法、即ち、位置情報に基づくIPv6マルチキャストアドレスを生成する方法を提供する。当該位置情報に基づくIPv6マルチキャストアドレスによって、位置に基づくマルチキャストが実現できる。
本発明の実施例の目的、解決手段及びメリットがより明瞭になるように、以下では、図面および具体的な実施例を組み合わせて本発明の実施例を詳細に記述する。
図4を参照すると、図4は、本発明の実施例に係る第1種のIPv6マルチキャストアドレス生成フローチャートである。当該フローは、クライアントの視点から記述される。
図4に示すように、当該フローは、ステップ401〜402を含む。
ステップ401では、設備の位置情報を取得する。
ここでの設備は、予め指定された設備であり、記述の便宜上、対象設備と呼ばれて記述される。以下では、例を挙げて対象設備を記述するため、ここで一旦説明しない。
本ステップ401では、対象設備の位置情報は、具体的に実施する時に大量の実施態様(例えば、対象設備の経緯度情報と高さ情報、対象設備の所在するローケーションのアドレス情報(例えば、X棟XX階XX部屋等))があり、本発明の実施例において具体的に限定されない。
本ステップ401においてクライアントがどのように上記対象設備の位置情報を取得するかは、具体的に実施する時に大量の実施態様があり、後文で例を挙げて記述するため、ここで一旦説明しない。
ステップ402では、取得された位置情報に基づいて、マルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成する。
ここでのマルチキャストグループは、具体的にクライアントが加入すべきあるマルチキャストグループである。
最終的にステップ402により、クライアントは、あるマルチキャストグループに加入する必要があるときに、取得された対象設備の位置情報に基づいて、アクティブにマルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成する。その後、クライアントは、生成されたIPv6マルチキャストアドレスに基づいてマルチキャストグループに加入し、マルチキャストソースから当該マルチキャストグループへ送信されたデータを受信し、位置に基づくマルチキャストを実現する。
以下では、上記ステップ401においてどのように対象設備の位置情報を取得するかについて記述する。
具体的に実施するときに、ステップ401において対象設備の位置情報を取得することは、大量の実施態様があり、以下にその中の3種の実施態様を例示する。
(方式1)
本方式1では、予めクライアントが対象設備の位置情報をローカルに配置する。
これを基に、本方式1において、対象設備の位置情報を取得することは、ローカルの設定から対象設備の位置情報を読み取ることを含んでもよい。ローカルの設定とは、ソフトウェア或いはハードウェアを介して、設定ファイルを、例えばダウンロード及び/又は記憶の方式で、設備に配置することを指す。当該実施例において、クライアントが対象設備の位置情報をローカルに配置するとは、ソフトウェアモジュール或いはハードウェアモジュールを介して対象設備の位置情報をクライアントに記憶できることを指す。
(方式2)
本方式2において、クライアントが対象設備の位置情報を取得するステップは、クライアントがIPアドレスを取得する過程に実行され得る。以下では、具体的に記述する。
本方式2において、クライアントには、ステートフルアドレス割当方式がローカルに配置されている。この前提の上で、上記ステップ401において、クライアントが対象設備の位置情報を取得することは、クライアントがステートフルアドレス割当方式に従ってIPアドレスを取得する過程に、対象設備の位置情報を取得することを含んでもよい。
以下では、例示によって方式2を記述する。
本発明の実施例では、ステートフルアドレス割当方式は、DHCPv6ステートフルアドレス割当方式を例とする。クライアントは、DHCPv6ステートフルアドレス割当方式に従ってIPアドレスを取得する過程に、DHCPv6サーバから送信されたDHCPv6メッセージを受信する。従来のDHCPv6メッセージよりも、本発明の実施例におけるDHCPv6メッセージは、OPTION_GEOLOCATIONオプションを含み、且つOPTION_GEOLOCATIONオプションには、対象設備の位置情報が付加されている。
これを基に、本方式2において、クライアント対象設備の位置情報を取得することは、クライアントDHCPv6サーバから送信されたDHCPv6メッセージを受信し、DHCPv6メッセージのOPTION_GEOLOCATIONオプションには、前記対象設備の位置情報が付加されており、クライアントは、DHCPv6サーバから送信されたDHCPv6メッセージを受信した後、OPTION_GEOLOCATIONオプションに付加される対象設備の位置情報をDHCPv6メッセージのOPTION_GEOLOCATIONオプションから取得することを含んでもよい。
以下では、クライアントがIPアドレスを取得する過程を組み合わせて、図5、図9を例として、クライアントが如何に対象設備の位置情報を取得するかを説明する。
図5を参照すると、図5は、本発明の実施例に係るクライアント対象設備の位置情報を取得する第1フローチャートである。
図5に示すフローを記述する前に、理解の便宜上、ここでDHCPv6メッセージのフォーマットを先に記述する。
図6は、DHCPv6メッセージのフォーマットを示す。図6に示すDHCPv6メッセージフォーマットでは、各フィールドによって表される意味は、下記のようになる。
Msg−typeフィールドは、8ビット(1バイト)を占用し、メッセージタイプを示す。表2は、各メッセージタイプを具体的に示す。
Figure 0006963052
Transaction−idフィールドは、24ビット(3バイト)を占用し、インタラクションID(トランザクションIDとも呼ばれる)を示す。インタラクションIDは、1往復のDHCPv6メッセージのインタラクションを識別するために用いられる。例えば、SOLICTメッセージとADVERTISEメッセージは、1つのインタラクションであり、REQUESTメッセージとREPLYメッセージは、もう1つのインタラクションである。インタラクションIDの特点は、下記のようになる。インタラクションIDは、クライアントによって生成されるランダム値である。DHCPv6サーバがアクティブにスタートしたセッションメッセージである場合に、インタラクションIDは、0となる。
Optionフィールドは、長さが可変であり、Optionフィールドは、DHCPv6サーバからクライアントへ割り当てられた配置情報(例えば、DNSサーバのIPv6アドレス等の情報)を含んでもよい。OptionフィールドにはTLVフォーマットが採用され、図7は、Optionフィールドのフォーマットを例示する。表3は、図7に示すOptionフィールドフォーマットにおける各フィールドを記述する。
Figure 0006963052
以上は、DHCPv6メッセージを記述した。
上述したDHCPv6メッセージのフォーマットを基に、以下では、図5に示すフローを記述する。
図5に示すように、当該フローは、ステップ501〜502を含んでもよい。
ステップ501では、クライアントは、メッセージタイプがSOLICITであるDHCPv6メッセージ(SOLICITメッセージと略称される)を送信する。
クライアントは、DHCPv6ステートフルアドレス割当方式に従ってIPアドレスを取得する際、まずSOLICITメッセージを送信して、自分へサービスを提供可能なDHCPv6サーバを測位する。従来技術におけるクライアントから送信されたSOLICITメッセージに比べ、本ステップ501から送信されたSOLICITメッセージは、OPTION_OROオプションを含み、且つOPTION_OROオプションには、対象設備の位置情報を要求するための指示情報が付加されている。一実施例として、OPTION_OROオプションのフォーマットは、図7に示され、上記指示情報は、図7に示すoption−dataに付加されている。一実施例として、ここでの指示情報は、予め指定された値で示されている。
DHCPv6サーバは、クライアントから送信されたSOLICITメッセージを受信したときに、快速コミット(Rapid−commit)アドレス機能がローカルにイネーブルされたと特定した場合に、メッセージタイプがREPLYであるDHCPv6メッセージ(REPLYメッセージと略称される)を返信する。従来技術におけるDHCPv6サーバから送信されたREPLYメッセージに比べ、本発明の実施例において、DHCPv6サーバから送信されたREPLYメッセージは、OPTION_GEOLOCATIONオプションを含み、且つOPTION_GEOLOCATIONオプションには、対象設備の位置情報が付加されている。
一実施例として、対象設備の位置情報は、経度(Longitude)情報、緯度(Latitude)情報および高さ(Altitude)情報を含む。対象設備の位置情報が経度情報、緯度情報および高さ情報を含むときに、OPTION_GEOLOCATIONオプションのフォーマットは、RFC6225で定義されるGeoloc Optionのフォーマットであり、具体的に図8に示される。説明すべきことは、図8に示すOption Code(63)は、16ビットを占用し、オプションコードを示す。DHCPv6ステートフルアドレス割当方式では、オプションコード「63」は、Geoloc Optionを示す。別の実施例として、対象設備の位置情報は、経度情報、緯度情報及び高さ情報以外の他の情報(例えば、対象設備の所在するローケーションのアドレス情報(例えば、XセルXX棟XXXユニットXXXX部屋)である。この場合に、OPTION_GEOLOCATIONオプションは、図8を参照して設定可能であり、最終的に対象設備の位置情報をクライアントへ送信できればよく、本発明の実施例では如何に設置するかについて具体的に限定しない。
ステップ502では、クライアントは、DHCPv6サーバから返信されたREPLYメッセージを受信する。
上述した通り、REPLYメッセージは、OPTION_GEOLOCATIONオプションを含み、OPTION_GEOLOCATIONオプションには、対象設備の位置情報が付加されている。これを基に、クライアントは、REPLYメッセージを受信したときに、REPLYメッセージのOPTION_GEOLOCATIONオプションから対象設備の位置情報を取得してもよい。最終的に、図5に示すフローにより、クライアントは、IPアドレスを取得する過程に、DHCPv6サーバから送信されたDHCPv6メッセージ(具体的にREPLYメッセージ)を受信することで、対象設備の位置情報を取得する。
これで、図5に示すフローは完了する。DHCPv6サーバが快速コミットアドレス機能をローカルにイネーブルすることを例として、クライアントが如何に対象設備の位置情報を取得するかを図5によって記述する。
以下では、DHCPv6サーバが快速コミットアドレス機能をローカルにイネーブルしていないことを例として、クライアントが如何に対象設備の位置情報を取得するかを記述し、詳細は、図9のフローに示される。
図9を参照すると、図9は、本発明の実施例に係るクライアント対象設備の位置情報を取得する第2フローチャートである。図5よりも、図9は、DHCPv6サーバが快速コミットアドレス機能をローカルにイネーブルしていない前提に応用されている。この前提の下で、図9に示すように、当該フローは、ステップ901〜904を含む。
ステップ901では、クライアントは、メッセージタイプがSOLICITであるDHCPv6メッセージ(SOLICITメッセージと略称される)を送信する。
本ステップ901は、上記ステップ501と類似するため、繰り返し説明しない。
DHCPv6サーバは、SOLICITメッセージを受信したときに、快速コミットアドレス機能をローカルにイネーブルしていないことを発見すれば、メッセージタイプがADVERTISEであるDHCPv6メッセージ(ADVERTISEメッセージと略称される)をクライアントへ返信する。
従来技術におけるDHCPv6サーバから送信されたADVERTISEメッセージに比べ、本発明の実施例において、DHCPv6サーバから送信されたADVERTISEメッセージは、OPTION_GEOLOCATIONオプションを含む。当該OPTION_GEOLOCATIONオプションには、対象設備の位置情報が付加されている。ここで、OPTION_GEOLOCATIONオプションは、図8に示されるため、ここで繰り返し説明しない。
説明すべきことは、ネットワーキングに複数のDHCPv6サーバが存在する場面への応用では、各DHCPv6サーバがSOLICITメッセージを受信した後で返信したADVERTISEメッセージにおけるOPTION_GEOLOCATIONオプションには、同一対象設備の位置情報が付加されている。
ステップ902では、クライアントは、各異なるDHCPv6サーバから返信されたADVERTISEメッセージを受信する。
上述した通り、ADVERTISEメッセージは、OPTION_GEOLOCATIONオプションを含み、OPTION_GEOLOCATIONオプションには、対象設備の位置情報が付加されている。これを基に、クライアントは、ADVERTISEメッセージを受信したときに、ADVERTISEメッセージのOPTION_GEOLOCATIONオプションから対象設備の位置情報を取得する。
ステップ903では、クライアントは、受信された各ADVERTISEメッセージに応じて、1つのDHCPv6サーバを選択し、選択されたDHCPv6サーバへ、メッセージタイプがREQUESTであるDHCPv6メッセージ(REQUESTメッセージと略称される)を送信する。
DHCPv6サーバから送信されたADVERTISEメッセージには、DHCPv6サーバの優先度が付加されている。一実施例として、本ステップ903において、クライアントが受信された各ADVERTISEメッセージに応じて1つのDHCPv6サーバを選択することは、クライアントが受信された各ADVERTISEメッセージに付加されたDHCPv6サーバの優先度に応じて、最も優先度が高いDHCPv6サーバを選択することを含む。
一実施例として、クライアントがステップ902において対象設備の位置情報を成功に取得したため、本ステップ903においてクライアントによる取得を繰り返す必要はない。その際、本ステップ903で送信されたREQUESTメッセージは、従来送信されたREQUESTメッセージと類似し、OPTION_OROオプション(対象設備の位置情報を要求するための指示情報が付加される)を含まない。
無論、幾つかの特殊な状況(例えば、対象設備の位置情報が更新されてクライアントによってタイムリーに知得され得ない等)を回避するために、その際、本ステップ903で送信されたREQUESTメッセージがOPTION_OROオプションを更に含む必要はある。当該OPTION_OROオプションには、対象設備の位置情報を要求するための指示情報が付加されている。
DHCPv6サーバは、REQUESTメッセージを受信したときに、メッセージタイプがREPLYであるDHCPv6メッセージ(REPLYメッセージと略称される)を返信する。
一実施例として、REQUESTメッセージがOPTION_OROオプションを含み、且つ対象設備の位置情報を要求するための指示情報がOPTION_OROオプションに付加された場合に、REPLYメッセージは、OPTION_GEOLOCATIONオプションを含み、OPTION_GEOLOCATIONオプションには、対象設備の位置情報が付加される。ここでのOPTION_GEOLOCATIONオプションは、上述の通りであるため、ここで繰り返し説明しない。
ステップ904では、クライアントは、DHCPv6サーバから返信されたREPLYメッセージを受信する。
REPLYメッセージがOPTION_GEOLOCATIONオプションを含み、且つOPTION_GEOLOCATIONオプションに対象設備の位置情報が付加された場合に、クライアントは、REPLYメッセージのOPTION_GEOLOCATIONオプションから対象設備の位置情報を取得する。最終的に、図9に示すフローにより、クライアントは、IPアドレスを取得する過程に、DHCPv6サーバから送信されたDHCPv6メッセージ(例えばADVERTISEメッセージ、REPLYメッセージ)を受信することにより、対象設備の位置情報を取得する。
これで、図9に示すフローは完了する。
以上は、方式2を記述した。説明すべきことは、方式2において、一実施例として、上記対象設備がDHCPv6サーバである。
別の実施例として、上記対象設備が予め指定されたDHCPv6サーバ以外の設備であり、この場合に、DHCPv6サーバが当該対象設備の位置情報をローカルに予め配置する必要はある。
(方式3)
方式2と類似し、本方式3において、クライアントが対象設備の位置情報を取得するステップは、クライアントがIPアドレスを取得する過程に実行される。方式2との相違点は、本方式3において、クライアントがステートレスアドレス割当方式をローカルに配置していることにある。
本方式3では、上記ステップ401においてクライアントが対象設備の位置情報を取得することは、クライアントがステートレスアドレス割当方式に従ってIPアドレスを取得する過程に対象設備の位置情報を取得することを含んでもよい。
以下では、例示によって方式3を記述する。
本発明の実施例では、ゲートウェイ設備は、ルータ広告(Router Advertisement、RAと略称される)メッセージを周期的に送信する。及び/又は、ゲートウェイ設備は、クライアントから送信されたルータ要請(Router Solicitation、RSと略称される)メッセージを受信した後、RSメッセージに応答するRAメッセージを送信する。
従来のRAメッセージに比べ、本発明の実施例におけるRAメッセージは、対象設備の位置情報を別途に増加した。これを基に、本方式3において、上記ステップ401においてクライアント対象設備の位置情報を取得することは、ゲートウェイ設備から送信されたRAメッセージを受信し、RAメッセージは、対象設備の位置情報を含み、クライアントは、ゲートウェイ設備から送信されたRAメッセージを受信した後、RAメッセージから対象設備の位置情報を取得することを含む。
本発明の実施例では、RAメッセージにオプション(ND_OPTION_Extern(140)と記される)を追加してもよい。その中の140は、ND_OPTION_Externを示し、図8に示すOption Code(63)における63で表される意味と類似する。
これを基に、ND_OPTION_Extern(140)に上記対象設備の位置情報が付加されてもよい。
一実施例として、ND_OPTION_Extern(140)は、少なくとも1つのサブオプションSub−optionを含む。図10aは、ND_OPTION_Extern(140)の構造を例示する。本発明の実施例では、その中の1つのSub−optionによって上記対象設備の位置情報を付加する。記述の便宜上、ここで、上記対象設備の位置情報が付加されるSub−optionは、Sub_option_geolocationと記されてもよい。残りのSub−optionは、需要に応じて他の情報を付加してもよく、本発明において具体的に限定しない。
これを基に、クライアントは、最終的に、RAメッセージのSub_option_geolocationを解析することにより、当該Sub_option_geolocationに付加される対象設備の位置情報を取得することができる。
一実施例として、本方式3において、対象設備の位置情報は、経度情報、緯度情報および高さ情報を含む。対象設備の位置情報が経度情報、緯度情報および高さ情報を含むときに、Sub_option_geolocation のフォーマットは、RFC6225で定義された図8に示すGeoloc Optionフィールドのフォーマットと類似し、図10bは、Sub_option_geolocationのフォーマットを例示する。
別の実施例として、対象設備の位置情報は、経度情報、緯度情報および高さ情報ではなく、他の情報(例えば、対象設備の所在するローケーションのアドレス情報)である。この場合に、RAメッセージにおける上記Sub_option_geolocationは、図10bを参照して設置可能であり、最終的に対象設備の位置情報をクライアントへ送信できればよく、本発明の実施例では如何に設置するかについて具体的に限定しない。
これで、方式3の記述は完了する。説明すべきことは、方式3において、一実施例として、上記対象設備は、予め指定された中の1つのゲートウェイ設備である。別の実施例として、上記対象設備は、予め指定された、ゲートウェイ設備以外の設備である、この場合に、ゲートウェイ設備が対象設備の位置情報をローカルに予め配置する必要はある。
以下では、上記ステップ402においてクライアントが如何に位置情報に基づいてマルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成するかについて記述する。
一実施例として、上記ステップ402においてクライアントが位置情報に基づいてマルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成することは以下である。
対象設備の位置情報とマルチキャストグループの識別子(Group ID)とに基づいて、マルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成する。ここで、Group IDは、設定可能であり、例えば、予めクライアントに設定される。
図11は、本発明の実施例に係るIPv6マルチキャストアドレスフォーマットの模式図である。図11に示すIPv6マルチキャストアドレスフォーマットにおいて、全IPv6マルチキャストアドレスの長さは、128ビットである。
最高の8ビット、何れも値が1であり、0xFFを形成し、このアドレスがIPv6マルチキャストアドレスであることを示す。
最低の112ビットの値は、対象設備の位置情報とマルチキャストグループのGroup IDとに基づいて設定される。
最高の8ビットと最低の112ビットの間にある8ビットは、FlagsフィールドとScopeフィールドとによって占用される。
Flagsフィールドは、4ビットを占用し、最高の8ビットに隣接する。本発明の実施例では、Flagsフィールドによって占用される4ビットのうちの1ビット(本発明の実施例では、Gで表される)は、IPv6マルチキャストアドレスが対象設備の位置情報に基づいて生成されるものであるか否かを示す。
Scopeフィールドは、4ビットを占用し、最低の112ビットに隣接する。Scopeフィールドマルチキャスト範囲を示す。ここでのScopeフィールドは、上記図1〜図3に示すScopeフィールドと類似するため、繰り返し説明しない。
図3に示すIPv6マルチキャストアドレスフォーマットから分かるように、Flagsフィールドの最低の3ビットは、既に定義されている。これを基に、一実施例として、本発明の実施例は、Flagsフィールドの最高の1ビットを、IPv6マルチキャストアドレスが対象設備の位置情報に基づいて生成されるものであるか否かを示すための上記Gとする。一例では、Gの値が1であるときに、IPv6マルチキャストアドレスが対象設備の位置情報に基づいて生成されるものであることを示し、Gの値が0であるときに、IPv6マルチキャストアドレスが対象設備の位置情報に基づいて生成されるものでははいことを示す。Flagsフィールドにおける最低の3ビットは、RFC4291のように定義されている。図12は、本発明の実施例に係るFlagsフィールドのフォーマットを例示する。
本発明の実施例では、FlagsフィールドのG(例えば、Gの値が1)は、IPv6マルチキャストアドレスが対象設備の位置情報に基づいて生成されるものであることを示したときに、この時のIPv6マルチキャストアドレスが一時的なものであることを表す。したがって、FlagsフィールドのG(例えば、Gの値が1)は、IPv6マルチキャストアドレスが対象設備の位置情報に基づいて生成されるものであることを示したときに、FlagsフィールドのTは、IPv6マルチキャストアドレスが一時的に割り当てられるものである(例えば、Tの値が1である)ことを示す。
本発明の実施例では、対象設備の位置情報をIPv6マルチキャストアドレス要求に合致する目標位置情報に転換し、その後目標位置情報およびGroup IDを最低の112ビットへ充填してもよい。ここでのGroup IDは、IPv6マルチキャストアドレス要求に合致し、十六進数によって表されてもよい。
一実施例として、最低の112ビットのうち、前98ビットが目標位置情報によって占用され、残りの14ビットがGroup IDによって占用される。図13は、IPv6マルチキャストアドレスフォーマットを例示する。
以下では、対象設備の位置情報をIPv6マルチキャストアドレス要求に合致する目標位置情報へ転換することについて、例を挙げて記述する。
一実施例として、対象設備の位置情報が経度情報、緯度情報および高さ情報を含むときに、上記対象設備の位置情報をIPv6マルチキャストアドレス要求に合致する目標位置情報へ転換することは、対象設備の経度情報、緯度情報および高さ情報のそれぞれに対して十六進数変換を行い、設定方式に応じて配列して目標位置情報を取得することを含む。
別の実施例として、対象設備の位置情報が経度情報、緯度情報および高さ情報を含むときに、上記対象設備の位置情報をIPv6マルチキャストアドレス要求に合致する目標位置情報へ転換することは、設定された第1マッピング方式に従って、対象設備の経度情報、緯度情報および高さ情報とはマッピング関係を有するデータ(例えば、十六進数データ)を特定することを含んでもよく、当該特定されたデータそのものは、上記目標位置情報である。ここでの第1マッピング方式は、実際の需要に応じて予め設置されてもよく、本発明の実施例において具体的に限定しない。
本発明の実施例では、対象設備の位置情報が、経度情報と緯度情報と高さ情報とを除く他の情報(対象設備の所在するローケーションのアドレス情報を例とする)である場合に、上記対象設備の位置情報を目標位置情報に転換することは、対象設備の位置情報にマッチングする目標位置情報を国家地名データベースコードから検索することを含んでもよい。国家地名データベースコードは、国が地名データベースについて設置したコーティングフォーマットであり、国家標準である、『中華人名共和国行政区劃代碼(中華人民共和国行政区分コード)』(GB2260)、『県以下行政区劃代碼編制規則(町以下行政区分コード編成規則)』(GB10114−88)のコーティング規則、『民政統計代碼編制規則(民政統計コード編成規則)』および『地名分類与類別代碼編制規則(地名分類及び種別コード編成規則)』(GB/T18521−2001)に基づいて作成されたものである。
これを基に、上記対象設備の位置情報にマッチングする目標位置情報を国家地名データベースコードから検索することは、対象設備の位置情報をキーワードとして、当該キーワードコーティングのコードを国家地名データベースコードから検索することを含んでもよく、当該コードそのものが上記対象設備の位置情報にマッチングする目標位置情報である。説明すべきことは、対象設備の位置情報に基づいて対応するコードを国家地名データベースコードから検索できなかった場合に、対象設備の位置情報に最も近い別の位置情報のコードを選択してもよく、当該選択されたコードは、上記対象設備の位置情報にマッチングする目標位置情報とも見なされる。
以上は、クライアントの立場に立って本発明に係る方法を記述した。
以下では、ネットワーク設備の視点から、本発明に係る方法を記述する。
本発明に係る方法がネットワーク設備側に用いられ、本発明に係るIPv6マルチキャストアドレス生成方法は、対象設備の位置情報をクライアントへ送信することを含んでもよい。対象設備の位置情報は、クライアントがマルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成するために用いられる。以下では、2つの実施例により、ネットワーク設備が如何に対象設備の位置情報をクライアントへ送信するかを記述する。
(実施例1)
本実施例1は、上記方式2に対応し、以下に記述される。
図14を参照すると、図14は、本発明の実施例に係るネットワーク設備が対象設備の位置情報を送信する第1実施フローチャートである。図14に示すフローにおいて、ネットワーク設備は、DHCPv6サーバである。
図14に示すように、当該フローは、以下のステップ1401〜1402を含む。
ステップ1401では、DHCPv6サーバは、クライアントから送信されたDHCPv6メッセージを受信し、DHCPv6メッセージのOPTION_OROオプションには、上記対象設備の位置情報を要求するための指示情報が付加されている。
上述したステップ501、ステップ901またはステップ903のように、クライアントは、IPアドレスを取得する過程にDHCPv6サーバへDHCPv6メッセージを送信する。このように、DHCPv6サーバは、クライアントから送信されたDHCPv6メッセージを受信する。上述したステップ501またはステップ901においてクライアントがSOLICITメッセージを送信することを例とすると、DHCPv6サーバは、クライアントから送信されたSOLICITメッセージを受信する。SOLICITメッセージは、図5又は図9に示すフローに記述された通りであるため、ここで繰り返し説明しない。
ステップ1402では、DHCPv6サーバは、DHCPv6メッセージに応答するための応答メッセージをクライアントへ返信し、応答メッセージのOPTION_GEOLOCATIONオプションには、対象設備の位置情報が付加されている。
依然として上述したステップ501又はステップ901においてクライアントがSOLICITメッセージを送信することを例とすると、DHCPv6サーバで受信されたDHCPv6メッセージがSOLICITメッセージであるときに、DHCPv6サーバは、快速コミットアドレス機能をローカルにイネーブルしたと発見すれば、応答メッセージをREPLYメッセージとして返信する。REPLYメッセージは、図5に示すフローで記述された通りであるため、ここで繰り返し説明しない。DHCPv6サーバは、快速コミットアドレス機能をローカルにイネーブルしていないと発見すれば、応答メッセージをADVERTISEメッセージとして返信する。ADVERTISEメッセージは、図9に示すフローで記述された通りであるため、ここで繰り返し説明しない。
これから分かるように、図14に示すフローによって、DHCPv6サーバは、最終的に対象設備の位置情報をクライアントへ送信する。
これで、図14に示すフローは完了する。図14に示すフローにおいて、一実施例として、対象設備は、DHCPv6サーバである。別の実施例として、対象設備は、予め指定された、DHCPv6サーバ以外の設備であり、この場合に、DHCPv6サーバが対象設備の位置情報をローカルに予め配置する必要はある。
以上は、実施例1を記述した。
(実施例2)
本実施例2は、上記方式3に対応し、以下に記述される。
図15を参照すると、図15は、本発明の実施例に係るネットワーク設備が対象設備の位置情報を送信する第2実施フローチャートである。図15に示すフローにおいて、ネットワーク設備は、ゲートウェイ設備である(具体的にルータであってもよい)。
本発明の実施例では、ゲートウェイ設備は、クライアントから送信されたRSメッセージに基づいて、RSメッセージに応答するRAメッセージをクライアントへ送信してもよい。
本発明の実施例では、ゲートウェイ設備は、RAメッセージを周期的に送信してもよい。
ゲートウェイ設備は、RAメッセージを送信する際、図15に示すフローを実行する。
ステップ1501では、ゲートウェイ設備は、RAメッセージにオプションOPTIONを追加する。
ここでのオプションOPTIONは、方式3に記述されたように、ND_OPTION_Extern(140)と記される。方式3に記述されたように、ND_OPTION_Extern(140)は、具体的に図10aに示すように、少なくとも1つのサブオプションSub−optionを含む。
ステップ1502では、ゲートウェイ設備は、対象設備の位置情報を、オプションOPTION(ND_OPTION_Extern(140)と記される)におけるサブオプション(Sub_option_geolocationと記される)の一つへ付加し、RAメッセージをクライアントへ送信し、RAメッセージは、対象設備の位置情報が付加されるSub_option_geolocationを含む。
ここでのSub_option_geolocationフィールドは、上記方式3に記述された通りであり、繰り返し説明しない。
これから分かるように、図15に示すフローによって、DHCPv6サーバは、最終的に対象設備の位置情報をクライアントへ送信する。
これで、図15に示すフローは完了する。
図15に示すフローでは、一実施例として、対象設備は、ゲートウェイ設備である。または、別の実施例として、対象設備は、予め指定された、ゲートウェイ設備以外の設備であり、この場合に、対象設備の位置情報がゲートウェイ設備に予め配置される必要はある。
以上は、実施例2を記述した。
説明すべきことは、本実施例において、ネットワーク設備からクライアントへ送信された対象設備の位置情報がモニタリングされるリスクを低減するために、ネットワーク設備は、対象設備の位置情報を暗号化することが可能である。ここでの暗号化は、例えば、MD5アルゴリズム等によって実施可能である。MD5アルゴリズムを例とし、図16は、対象設備の位置情報の暗号化の模式図を例示する。説明すべきことは、PTION_LOCATOPN(145)は、タイプが上記ND_OPTION_Extern(140)と異なるが、フォーマットについて、図16に示すように、ND_OPTION_Extern(140)のフォーマットを参照すればよいため、ここで繰り返し説明しない。
対応的に、クライアントは、暗号化された暗号化情報(対象設備の位置情報が暗号化されたもの)を受信すると、対応する復号ポリシー(クライアントに予め配置され)に従って暗号化情報を復号し、最終的に対象設備の位置情報を取得する。
これで、本発明に係る方法記述は完了する。
以下では、本発明に係る装置を記述する。
図17を参照すると、図17は、本発明に係る装置構造図である。当該装置は、クライアントに用いられ、取得手段1701と、アドレス手段1702とを備える。
取得手段1701は、設備の位置情報を取得する。
アドレス手段1702は、前記位置情報に基づいて、マルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成する。
一実施例として、取得手段1701が設備の位置情報を取得することは、以下のことを含む。
即ち、前記クライアントのIPアドレスを取得する過程において、設備の位置情報を取得する。
一実施例として、上記クライアントがDHCPv6ステートフルアドレス割当方式に従って上記IPアドレスを取得する。
これを基に、取得手段1701が設備の位置情報を取得することは、以下のことを含む。
即ち、DHCPv6サーバから送信されたDHCPv6メッセージを受信する。前記DHCPv6メッセージが含む第1オプション(例えば、OPTION_GEOLOCATIONオプション)には、前記設備の位置情報が付加されている。
一実施例として、上記取得手段1701がDHCPv6メッセージを受信する前に、第2オプション(例えば、OPTION_OROオプション)を含むメッセージをDHCPv6サーバへ送信することを更に含み、第2オプションには、上記設備の位置情報を要求するための指示情報が付加されている。
一実施例として、上記クライアントがステートレスアドレス割当方式に従って前記IPアドレスを取得する。
これを基に、取得手段1701が設備の位置情報を取得することは、下記のことを含む。
即ち、ゲートウェイ設備から送信されたルータ広告(RA)メッセージを受信する。RAメッセージは、上記設備の位置情報を含む。
一実施例として、上記設備の位置情報は、前記RAメッセージが含むオプションOPTIONにおけるサブオプションSub−optionに付加されている。
一実施例として、上記設備の位置情報は、経度情報、緯度情報、および高さ情報を含み、または、上記設備の位置情報は、設備の所在するローケーションのアドレス情報を含む。
一実施例として、上記アドレス手段1702が位置情報に基づいて、マルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成することは、下記のことを含む。
即ち、上記位置情報とマルチキャストグループの識別子(Group ID)とに基づいて、マルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成する。
一実施例として、上記IPv6マルチキャストアドレスの長さは、128ビットである。
最高の8ビットは、何れも値が1であり、最低の112ビットの値は、前記位置情報と前記Group IDとに基づいて設定され、最高の8ビットと最低の112ビットの間にある8ビットは、FlagsフィールドとScopeフィールドとによって占用される。
Flagsフィールドは、4ビットを占用し、最高の8ビットに隣接し、前記Flagsフィールドによって占用される4ビットのうちの1ビットは、前記IPv6マルチキャストアドレスが前記位置情報に基づいて生成されるものであることを示す。
Scopeフィールドは、4ビットを占用し、最低の112ビットに隣接し、マルチキャスト範囲を示す。
一実施例として、上記Flagsフィールドの最高の1ビットは、IPv6マルチキャストアドレスが位置情報に基づいて生成されるものであることを示す。
一実施例として、Flagsフィールドの最高の1ビットは、前記IPv6マルチキャストアドレスが前記位置情報に基づいて生成されるものであることを示したときに、上記Flagsフィールドの最低の1ビットは、IPv6マルチキャストアドレスが一時的に割り当てられるものであることを示す。
一実施例として、上記最低の112ビットのうち、前98ビットが位置情報によって占用され、残りの14ビットがマルチキャストグループの識別子によって占用される。
これで、図17に示す装置の構造記述は完了する。
本発明は、図17に示す装置に対応するハードウェア構造を更に提供する。図18に示すように、当該ハードウェア構造は、プロセッサ1801と、機械可読記憶媒体1802とを備える。
機械可読記憶媒体1802には、プロセッサ1801によって実行され得る機械実行可能な指令が記憶されている。プロセッサ1801は、機械実行可能な指令を実行することにより、上記クライアントによって実行される図1〜13に示すIPv6マルチキャストアドレス生成方法を実施する。
プロセッサ1801は、機械実行可能な指令を実行することにより、設備の位置情報を取得することと、前記位置情報に基づいて、マルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成することとを実施する。
一実施例では、プロセッサ1801は、機械実行可能な指令を実行することにより、前記クライアントのIPアドレスを取得する過程において、設備の位置情報を取得することを実施する。
一実施例では、クライアントは、DHCPv6ステートフルアドレス割当方式に従って前記IPアドレスを取得し、プロセッサ1801は、機械実行可能な指令を実行することにより、DHCPv6サーバから送信されたDHCPv6メッセージを受信することを実施し、前記DHCPv6メッセージが含む第1オプション(例えば、OPTION_GEOLOCATIONオプション)には、前記設備の位置情報が付加されている。
一実施例では、プロセッサ1801は、前記DHCPv6メッセージが受信される前に、機械実行可能な指令を実行することにより、第2オプション(例えば、OPTION_OROオプション)を含むメッセージをDHCPv6サーバへ送信することを実施し、前記第2オプションには、前記設備の位置情報を要求するための指示情報が付加されている。
一実施例では、クライアントは、ステートレスアドレス割当方式に従って前記IPアドレスを取得し、プロセッサ1801は、機械実行可能な指令を実行することにより、ゲートウェイ設備から送信されたルータ広告(RA)メッセージを受信することを実施し、前記RAメッセージは、前記設備の位置情報を含む。
一実施例では、前記設備の位置情報は、前記RAメッセージが含む第3オプション(例えば、OPTION)におけるサブオプション(例えば、Sub−option)に付加されている。
一実施例では、前記設備の位置情報は、経度情報、緯度情報および高さ情報と、設備の所在するローケーションのアドレス情報とのうちの一つを含む。
一実施例では、プロセッサ1801は、機械実行可能な指令を実行することにより、前記位置情報と前記マルチキャストグループの識別子(Group ID)とに基づいて、前記マルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成することを実施する。
一実施例では、前記IPv6マルチキャストアドレスの長さは、128ビットであり、前記IPv6マルチキャストアドレスのうち、最高の8ビットは、何れも値が1であり、最低の112ビットの値は、前記位置情報と前記マルチキャストグループの識別子とに基づいて設定され、最高の8ビットと最低の112ビットの間にある8ビットは、FlagsフィールドとScopeフィールドとによって占用され、前記Flagsフィールドは、4ビットを占用し、最高の8ビットに隣接し、前記Flagsフィールドによって占用される4ビットのうちの1ビットは、前記IPv6マルチキャストアドレスが前記位置情報に基づいて生成されるものであることを示す、前記Scopeフィールドは、4ビットを占用し、最低の112ビットに隣接し、マルチキャスト範囲を示す。
一実施例では、前記Flagsフィールドの最高の1ビットは、前記IPv6マルチキャストアドレスが前記位置情報に基づいて生成されるものであることを示す。
一実施例では、前記Flagsフィールドの最高の1ビットは、前記IPv6マルチキャストアドレスが前記位置情報に基づいて生成されるものであることを示したときに、前記Flagsフィールドの最低の1ビットは、IPv6マルチキャストアドレスが一時的に割り当てられるものであることを示す。
一実施例では、前記最低の112ビットのうち、前98ビットが前記位置情報によって占用され、残りの14ビットが前記マルチキャストグループの識別子によって占用されている。
図18に示す装置では、プロセッサ1801は、メモリに記憶された機械可読指令を運転するプロセッサであってもよく、特定用途向け集積回路(ASIC)のプロセッサであってもよく、または両者の組み合わせであってもよい。それ相応に、図18に示す装置は、ソフトウェア(例えば、メモリに記憶されてプロセッサによって運転される機械可読指令)にて実施されてもよく、ハードウェア(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)のプロセッサ)にて実施されてもよく、またはソフトウェアとハードウェアとの共同作用にて実施されてもよい。
本発明の実施例は、機械実行可能な指令を含む機械可読記憶媒体を更に提供する。例えば、図18における機械可読記憶媒体1802の前記機械実行可能な指令は、プロセッサ1801によって実行されることにより、上記IPv6マルチキャストアドレス生成方法を実施可能である。
図19を参照すると、図19は、本発明に係る別の装置構造図である。当該装置は、ネットワーク設備に用いられ、位置手段1901と、処理手段1902とを備える。
位置手段1901は、対象設備の位置情報を取得する。
処理手段1902は、位置手段1901によって取得された対象設備の位置情報をクライアントへ送信し、クライアントは、対象設備の位置情報に基づいてマルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成するために用いられる。
一例では、ネットワーク設備は、DHCPv6サーバである。
これを基に、処理手段1902が対象設備の位置情報をクライアントへ送信する前に、更に、
クライアントから送信されたDHCPv6メッセージを受信することを含み、DHCPv6メッセージは、対象設備の位置情報を要求するための指示情報が付加される第2オプション(例えば、OPTION_OROオプション)を含む。
これを基に、処理手段1902が対象設備の位置情報をクライアントへ送信することは、
前記DHCPv6メッセージに応答するための応答メッセージをクライアントへ返信することを含み、応答メッセージは、第1オプション(例えば、OPTION_GEOLOCATIONオプション)を含み、第1オプション(例えば、OPTION_GEOLOCATIONオプション)には、対象設備の位置情報が付加されている。
別の例では、ネットワーク設備は、DHCPv6サーバであり、または、対象設備は、予め指定された、前記DHCPv6サーバ以外の設備である。対象設備が予め指定された前記DHCPv6サーバ以外の設備であることを基に、DHCPv6サーバは、当該対象設備の位置情報をローカルに配置する。
別の例では、上記ネットワーク設備は、ゲートウェイ設備であり、上記処理手段1902が対象設備の位置情報をクライアントへ送信することは、
少なくとも1つのサブオプション(例えば、Sub−option)を含むオプション第3オプション(例えば、OPTION)をRAメッセージに追加することと、
対象設備の位置情報を前記第3オプションにおけるサブオプションの1つに付加することと、
上記RAメッセージをクライアントへ送信することと、を含む。
一実施例として、上記RAメッセージは、クライアントから送信されたRSメッセージに基づいてクライアントへ送信され、または、上記RAメッセージは、クライアントへ周期的に送信される。
一実施例として、対象設備は、前記ゲートウェイ設備であり、または、対象設備は、予め指定された、前記ゲートウェイ設備以外の設備である。対象設備は、予め指定された、前記ゲートウェイ設備以外の設備であり、上記ゲートウェイ設備には、上記対象設備の位置情報がローカルに配置されている。
一実施例として、上記対象設備の位置情報は、経度情報、緯度(情報および高さ情報を含み、または、上記対象設備の位置情報は、対象設備の所在するローケーションのアドレス情報を含む。
これで、図19に示す装置の構造記述は完了する。
本発明は、図19に示す装置に対応するハードウェア構造を更に提供する。当該ハードウェア構造は、図18に示すハードウェア構造と類似する。図20に示すように、当該ハードウェア構造は、プロセッサ2001と、機械可読記憶媒体2002とを備える。
機械可読記憶媒体2002には、プロセッサ2001によって実行され得る機械実行可能な指令が記憶されている。プロセッサ2001は、機械実行可能な指令を実行することにより、上記ネットワーク設備によって実行される図14〜図15に示すIPv6マルチキャストアドレス生成方法を実施する。
プロセッサ2001は、機械実行可能な指令を実行することにより、対象設備の位置情報をクライアントへ送信することを実施する。前記対象設備の位置情報は、前記クライアントが前記対象設備の位置情報に基づいてマルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成するために用いられる。
一実施例では、前記ネットワーク設備は、DHCPv6サーバであり、プロセッサ2001は、機械実行可能な指令を実行することにより、クライアントから送信されたDHCPv6メッセージを受信することと、前記DHCPv6メッセージに応答するための応答メッセージをクライアントへ返信することと、を実施し、前記DHCPv6メッセージは、前記設備の位置情報を要求するための指示情報が付加される第2オプション(例えば、OPTION_ORO)を含み、前記応答メッセージは、第1オプション(例えば、オプションOPTION_GEOLOCATION)を含み、前記第1オプションには、前記対象設備の位置情報が付加されている。
一実施例では、前記対象設備は、DHCPv6サーバと、予め指定された、前記DHCPv6サーバ以外の設備とのうちの一つであり、前記DHCPv6サーバには、前記対象設備の位置情報がローカルに配置されている。
一実施例では、前記ネットワーク設備は、ゲートウェイ設備であり、プロセッサ2001は、機械実行可能な指令を実行することにより、少なくとも1つのサブオプション(例えば、Sub−option)を含む第3オプション(例えば、OPTION)をルータ広告(RA)メッセージに追加することと、前記対象設備の位置情報を前記第3オプションにおけるサブオプションの1つに付加することと、前記RAメッセージを前記クライアントへ送信することと、を実施する。
一実施例では、前記RAメッセージは、前記クライアントから送信されたルータ要請(RS)メッセージに基づいて前記クライアントへ送信され、または、前記RAメッセージは、前記クライアントへ周期的に送信される。
一実施例では、前記対象設備は、前記ゲートウェイ設備であり、または、前記対象設備は、予め指定された、前記ゲートウェイ設備以外の設備であり、前記ゲートウェイ設備には、前記対象設備の位置情報がローカルに配置されている。
一実施例では、前記対象設備の位置情報は、経度情報、緯度(情報および高さ情報を含み、または、前記対象設備の位置情報は、対象設備の所在するローケーションのアドレス情報を含む。
図20に示す装置では、プロセッサ2001は、メモリに記憶された機械可読指令を運転するプロセッサであってもよく、特定用途向け集積回路(ASIC)のプロセッサであってもよく、または両者の組み合わせであってもよい。それ相応に、図20に示す装置は、ソフトウェア(例えば、メモリに記憶されてプロセッサによって運転される機械可読指令)にて実施されてもよく、ハードウェア(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)のプロセッサ)にて実施されてもよく、またはソフトウェアとハードウェアとの共同作用にて実施されてもよい。
本発明の実施例は、機械実行可能な指令を含む機械可読記憶媒体(例えば、図20における機械可読記憶媒体2002)を更に提供する。前記機械実行可能な指令がプロセッサ2001によって実行されることにより、上述したIPv6マルチキャストアドレス生成方法は、実施可能である。
例示として、上記機械可読記憶媒体は、如何なる電気的なもの、磁気的なもの、光学的なものまたは他の物理的記憶装置であってもよく、情報(例えば、実行可能な指令、データ等)を含むか記憶可能である。例えば、機械可読記憶媒体は、RAM(Radom Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、フラッシュメモリ、記憶ドライバ(例えば、ハードディスクドライバ)、ソリッドステートディスク、如何なるタイプの記憶ディスク(例えば、光ディスク、dvd等)、もしくは類似する記憶媒体、またはそれらの組み合わせであってもよい。
上述した装置実施例は、単に例示であり、その中、分離部品として説明されるモジュールが物理的に分離されるものであってもよくでなくてもよい。また、モジュールとして表示される部品は、1つの物理ハードウェアに位置してもよく、複数の物理ハードウェアに分散してもよい。実際の需要に応じてその中の一部または全部のモジュールを選択して本実施例の目的を果たすことが可能である。
上述したのは、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を制限するためのものではない。本発明の精神及び原則内でなされた如何なる変更、均等物による置換、改良等も、本発明の保護範囲内に含まれる。

Claims (11)

  1. クライアントに用いられるIPv6マルチキャストアドレス生成方法であって、
    設備の位置情報を取得するステップと、
    前記位置情報に基づいて、マルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成するステップと、を含み、
    設備の位置情報を取得する前記ステップは、
    前記クライアントのIPアドレスを取得する過程において、前記設備の位置情報を取得することを含み、
    ここで、前記クライアントがDHCPv6ステートフルアドレス割当方式に従って前記IPアドレスを取得し、
    設備の位置情報を取得する前記ステップは、
    DHCPv6サーバから送信されたDHCPv6メッセージを受信することを含み、前記DHCPv6メッセージが含む第1オプションには、前記設備の位置情報が付加されており、
    前記DHCPv6メッセージを受信する前に、第2オプションを含むメッセージをDHCPv6サーバへ送信するステップを更に含み、
    前記第2オプションには、前記設備の位置情報を要求するための指示情報が付加されており、
    または、
    ここで、前記クライアントがステートレスアドレス割当方式に従って前記IPアドレスを取得し、
    設備の位置情報を取得する前記ステップは、
    ゲートウェイ設備から送信されたルータ広告(RA)メッセージを受信することを含み、前記RAメッセージは、前記設備の位置情報を含み、
    前記設備の位置情報は、前記RAメッセージが含む第3オプションにおけるサブオプションに付加されている
    ことを特徴とするIPv6マルチキャストアドレス生成方法。
  2. 前記設備の位置情報は、
    経度情報、緯度情報、および高さ情報と、
    設備の所在するローケーションのアドレス情報と、のうちの一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のIPv6マルチキャストアドレス生成方法。
  3. 前記位置情報に基づいて、マルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成する前記ステップは、
    前記位置情報と前記マルチキャストグループの識別子とに基づいて、前記マルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを生成することを含むことを特徴とする請求項1に記載のIPv6マルチキャストアドレス生成方法。
  4. 前記IPv6マルチキャストアドレスの長さは、128ビットであり、
    前記IPv6マルチキャストアドレスのうち、最高の8ビットは、何れも値が1であり、最低の112ビットの値は、前記位置情報と前記マルチキャストグループの識別子とに基づいて設定され、最高の8ビットと最低の112ビットの間にある8ビットは、FlagsフィールドとScopeフィールドとによって占用され、
    前記Flagsフィールドは、4ビットを占用し、最高の8ビットに隣接し、前記4ビットのうちの1ビットには、前記IPv6マルチキャストアドレスが前記位置情報に基づいて生成されるものであることを示すための値がセットされ、
    前記Scopeフィールドは、4ビットを占用し、最低の112ビットに隣接し、マルチキャスト範囲を示すことを特徴とする請求項3に記載のIPv6マルチキャストアドレス生成方法。
  5. 前記Flagsフィールドの最高の1ビットには、前記IPv6マルチキャストアドレスが前記位置情報に基づいて生成されるものであることを示すための値がセットされ、
    前記Flagsフィールドの最低の1ビットには、前記IPv6マルチキャストアドレスが一時的に割り当てられるものであることを示すための値がセットされることを特徴とする請求項4に記載のIPv6マルチキャストアドレス生成方法。
  6. 前記最低の112ビットのうち、前98ビットが前記位置情報によって占用され、残りの14ビットが前記マルチキャストグループの識別子によって占用されることを特徴とする請求項4に記載のIPv6マルチキャストアドレス生成方法。
  7. ネットワーク設備に用いられるIPv6マルチキャストアドレス生成方法であって、
    対象設備の位置情報をクライアントへ送信するステップを含み、
    前記対象設備の位置情報は、前記対象設備の位置情報に基づいてマルチキャストグループのIPv6マルチキャストアドレスを前記クライアントが生成するために用いられ
    ここで、前記ネットワーク設備は、DHCPv6サーバであり、
    前記対象設備の位置情報を前記クライアントへ送信する前に、前記IPv6マルチキャストアドレス生成方法は、
    クライアントから送信されたDHCPv6メッセージを受信するステップを更に含み、前記DHCPv6メッセージは、前記対象設備の位置情報を要求するための指示情報が付加されている第2オプションを含み、
    対象設備の位置情報をクライアントへ送信する前記ステップは、
    前記DHCPv6メッセージに応答するための応答メッセージをクライアントへ返信することを含み、前記応答メッセージは、前記対象設備の位置情報が付加されている第1オプションを含み、
    前記対象設備は、
    DHCPv6サーバと、
    予め指定された、前記DHCPv6サーバ以外の設備と、のうちの一つであり、
    前記対象設備は、予め指定された、前記DHCPv6サーバ以外の設備である場合、前記DHCPv6サーバには、前記対象設備の位置情報がローカルに配置されており、
    または、
    ここで、前記ネットワーク設備は、ゲートウェイ設備であり、
    対象設備の位置情報をクライアントへ送信する前記ステップは、
    少なくとも1つのサブオプションを含む第3オプションをルータ広告(RA)メッセージに追加することと、
    前記対象設備の位置情報を前記第3オプションにおけるサブオプションの1つに付加することと、
    前記RAメッセージを前記クライアントへ送信することと、を含み、
    前記RAメッセージは、前記クライアントから送信されたルータ要請(RS)メッセージに基づいて前記クライアントへ送信され、または、
    前記RAメッセージは、前記クライアントへ周期的に送信される
    ことを特徴とするIPv6マルチキャストアドレス生成方法。
  8. 前記対象設備は、
    前記ゲートウェイ設備と、
    予め指定された、前記ゲートウェイ設備以外の設備と、のうちの一つであり、
    前記対象設備は、予め指定された、前記ゲートウェイ設備以外の設備である場合、前記ゲートウェイ設備には、前記対象設備の位置情報がローカルに配置されていることを特徴とする請求項7に記載のIPv6マルチキャストアドレス生成方法。
  9. 前記対象設備の位置情報は、経度情報、緯度情報、および高さ情報を含み、または、前記対象設備の位置情報は、対象設備の所在するローケーションのアドレス情報を含むことを特徴とする請求項7に記載のIPv6マルチキャストアドレス生成方法。
  10. クライアントであって、
    プロセッサと、
    機械可読記憶媒体と、を備え、
    前記機械可読記憶媒体には、前記プロセッサによって実行され得る機械実行可能な指令が記憶され、
    前記プロセッサは、前記機械実行可能な指令を実行することにより、請求項1から6の何れか一項に記載のIPv6マルチキャストアドレス生成方法を実施することを特徴とするクライアント。
  11. ネットワーク設備であって、
    プロセッサと、
    機械可読記憶媒体と、を備え、
    前記機械可読記憶媒体には、前記プロセッサによって実行され得る機械実行可能な指令が記憶され、前記プロセッサは、前記機械実行可能な指令を実行することにより、請求項7ら9の何れか一項に記載のIPv6マルチキャストアドレス生成方法を実施することを特徴とするネットワーク設備。
JP2020039135A 2019-09-30 2020-03-06 IPv6マルチキャストアドレス生成 Active JP6963052B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201910939895.8A CN111866201B (zh) 2019-09-30 2019-09-30 IPv6组播地址的生成方法和装置
CN201910939895.8 2019-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021057873A JP2021057873A (ja) 2021-04-08
JP6963052B2 true JP6963052B2 (ja) 2021-11-05

Family

ID=69770762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020039135A Active JP6963052B2 (ja) 2019-09-30 2020-03-06 IPv6マルチキャストアドレス生成

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11290421B2 (ja)
EP (1) EP3799400B1 (ja)
JP (1) JP6963052B2 (ja)
CN (1) CN111866201B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112449752A (zh) * 2018-12-26 2021-03-05 华为技术有限公司 一种IPv6地址的配置方法及路由设备
WO2021189415A1 (en) 2020-03-27 2021-09-30 Arris Enterprises Llc Apparatus and method for establishing and maintaining ds-lite tunnel
CN114726825A (zh) * 2021-01-05 2022-07-08 中国移动通信有限公司研究院 IPv6地址库的构建方法、系统、电子设备及存储介质

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3524285B2 (ja) 1996-09-11 2004-05-10 株式会社東芝 通信装置及びその通信方法
JP2002290458A (ja) 2001-03-26 2002-10-04 Fujitsu Ltd マルチキャストシステム
FI20011075A0 (fi) * 2001-05-22 2001-05-22 Keijo Laehetkangas Maantieteellisten paikkatiedon hyödyntäminen internet osoitteissa
US8229888B1 (en) * 2003-10-15 2012-07-24 Radix Holdings, Llc Cross-device playback with synchronization of consumption state
GB2415328B (en) * 2004-06-16 2006-10-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd Method for home agent location
CN100583904C (zh) * 2006-03-03 2010-01-20 华为技术有限公司 一种ipv6网络中主机地址的自动配置方法
JP4664862B2 (ja) 2006-05-17 2011-04-06 株式会社東芝 マルチキャスト通信システム及び通信装置
CN101656725B (zh) * 2009-09-24 2012-09-05 杭州华三通信技术有限公司 一种实现安全接入的方法和一种接入设备
US8832238B2 (en) * 2011-09-12 2014-09-09 Microsoft Corporation Recording stateless IP addresses
CN103096299B (zh) * 2011-11-01 2017-09-15 中兴通讯股份有限公司 一种移动节点动态获取位置标识的方法及lisp网络
US10904144B2 (en) * 2012-12-27 2021-01-26 Sitting Man, Llc Methods, systems, and computer program products for associating a name with a network path
WO2015042156A1 (en) * 2013-09-17 2015-03-26 Cisco Technology, Inc. Bit indexed explicit replication
CN105491558A (zh) * 2014-09-18 2016-04-13 北京信威通信技术股份有限公司 一种集群组的IPv6组播地址生成方法
CN104298740B (zh) * 2014-10-09 2018-04-20 清华大学 基于改进的地理位置编码的通信方法
US11438427B2 (en) * 2015-07-10 2022-09-06 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Discovery of resources in a local network
US9686279B2 (en) * 2015-09-30 2017-06-20 Konica Minolta Laboratory U.S.A., Inc. Method and system for providing GPS location embedded in an IPv6 address using neighbor discovery
CN106060180B (zh) * 2016-08-24 2019-06-18 电子科技大学 一种针对IPv6的基于地理位置和应用信息的寻址方法
WO2018182728A1 (en) 2017-03-31 2018-10-04 Intel Corporation Roadway communication system with multicast
US11140055B2 (en) * 2017-08-24 2021-10-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for enabling active measurements in internet of things (IoT) systems
CN108848100B (zh) * 2018-06-27 2020-10-20 清华大学 一种有状态IPv6地址生成方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20210099420A1 (en) 2021-04-01
EP3799400A1 (en) 2021-03-31
CN111866201A (zh) 2020-10-30
US11290421B2 (en) 2022-03-29
EP3799400B1 (en) 2023-09-06
CN111866201B (zh) 2023-04-07
JP2021057873A (ja) 2021-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6963052B2 (ja) IPv6マルチキャストアドレス生成
US10044815B2 (en) Location-based domain name system service discovery
CN1965515B (zh) 用于使IPv4私有网络中的节点经由IPv6接入网络到达IPv4公共网络节点的布置
EP2700208B1 (en) Global traffic management using modified hostname
US20090106453A1 (en) Domain name system using dynamic dns and global address management method for dynamic dns server
CN107786678B (zh) 域名解析方法、装置及系统
CN109076082A (zh) 面向身份的网络和协议中的匿名身份
CN109819068B (zh) 用户终端及其区块链域名解析方法、计算机设备、计算机可读存储介质
US11202252B2 (en) Inclusion of a message proxy in a service based architecture
KR101321583B1 (ko) IoT를 위한 글로벌 ID를 이용한 통신 방법 및 시스템
US20090024761A1 (en) Method, system and application for service addressing
CN101345657B (zh) 基于简单网络管理协议集群管理多个网元的方法及系统
CN113489811A (zh) IPv6流量处理方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
US10855651B2 (en) Method and device for efficiently using IPv4 public address
EP2719118B1 (en) Routing by resolution
CN101938789A (zh) 选择具有指定能力的分组网络网关的方法及系统
CN115225606B (zh) 一种容器云平台的跨网络协议的域名访问方法和系统
US10404659B2 (en) Optimization of resource URLs in machine-to-machine networks
US20180375818A1 (en) Dns-based method of transmitting data
US20200344157A1 (en) Receiver Directed Anonymization of Identifier Flows in Identity Enabled Networks
WO2017147840A1 (zh) 消息路由方法、装置及直径路由实体
WO2017121134A1 (en) Method for node identification and service advertisement in communication networks
CN114268605B (zh) 一种智能dns实现方法、装置及计算机存储介质
US10841283B2 (en) Smart sender anonymization in identity enabled networks
JP6487870B2 (ja) 名前解決装置、名前解決方法及び名前解決プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6963052

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150