JP6957763B2 - 化粧用物品を支持するためのデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、化粧用物品を支持するためのデバイスであって、
− 内部空洞を画定するケーシングと、
− 化粧用物品を受け入れるための本体であって、本体は、ケーシングに対し、本体が少なくとも部分的に内部空洞内に配置されているケーシング内における本体の収納位置から、ケーシングから本体を取り出すための位置へと長手方向軸線に沿って第1の方向に移動することができる、本体と、
− ケーシングに対し、静止構成から、本体を本体の取出位置に移動するための構成へと長手方向軸線に沿って第1の方向に移動可能に取り付けられている押部材と、
を含むタイプのデバイスに関する。
「化粧品」という表現は、特に、化粧品に関する2009年11月30日の欧州議会及び理事会規則(EC)第1223/2009に定義される製品を意味するものと理解される。
「化粧用物品」は、化粧品をヒト又は動物の皮膚若しくはケラチン繊維に適用する目的で、化粧品を一時的に若しくは永久的に支持する若しくは受け入れることを目的とした物体若しくはツール、又は化粧品の自己支持ブロックを意味するものと理解される。
本発明によるデバイスは、特に、口紅のスティック、リップケア製品、ファンデーション、フェースパウダー、コンシーラ、トリートメント若しくは保湿組成物、ヘアケア製品、又はデオドラントなどのブロックの形態で包装された化粧品を、それをヒト又は動物の皮膚若しくはケラチン繊維に直接適用する目的で、受け入れ、分与するために使用されるものである。
化粧品のブロックは、製品がその包装デバイスから取り出されるときに、その包装デバイスの外でその形状を保持しない幾分粘性の流体形態の製品とは異なり、特に周囲温度にてその形状を保持する製品の塊を意味するものと理解される。
変形形態として、本発明によるデバイスは、クリーム、香水、エマルジョンなどの液体化粧品を受け入れる容器を含むものであり、液体製品は、ヒト又は動物の皮膚若しくはケラチン繊維に噴霧することにより適用されるものである。
別の変形形態では、本発明によるデバイスは、化粧品と接触させることを意図した化粧品適用具などの、化粧品を適用するためのツールを含むものである。
口紅のスティックなどのスティック形態の化粧品を適用するためのデバイスでは、スティックを、このスティックの受入管又は「ケース」と管からスティックを取り出すための基部とを含む本体に取り付けることが知られている。
より具体的には、受入管又は「ケース」は、管状で、略円筒状の全体形状を有し、ブロック又はスティックの形態の化粧品を分与することを目的とした開放第1端部と、ブロック形態の前記化粧品の支持体用の並進駆動機構を収容する基部によって閉じられた第2の反対端と、を有する。
第1の分与端は、前端部又は上端部と呼ばれ、第2の駆動端部は、後端部又は下端部と呼ばれる。
「機構」という用語で示されることのある本体はケーシング内に導入され、ケーシングは、化粧品のスティックを保護して、化粧品が使用されていないときに、必要であれば、揮発性化合物の蒸発(乾燥)を制限するために、開放前端部及びまた受入管の少なくとも1つの部分を覆う。
ケーシングは、概して、化粧品のスティックを収容する受入管の周りに配置され、基部の上肩部に載る。
前記スティックは、従来、取出基部をケースの長手方向軸線の周りで回転させることにより取り出され、前記回転は、化粧品スティックを支持する移動支持体の受入管に沿った並進を駆動する。
前開放端部への移動可能支持体の変位により、化粧品がケースから部分的に現れ、前記移動可能支持体の反対方向の変位により、この同じケース内への製品の後退を駆動する。
したがって、適用後、化粧品のブロックは、任意選択的に、次の使用までその受入管内に後退させてもよい。
特定のデバイスは、化粧品の分与のための支持体の変位のみを可能にし、ケース内への前記製品の後退を阻止する、支持体を遮断するための手段を備えてもよい。
特許文献1及び特許文献2は、口紅の包装及び分与デバイスの例を記載している。
特許文献3は、デオドラントスティック用の包装及び分与デバイスの例を記載している。
支持体のための多くの駆動システムが存在する。
1つの特に普及している実施形態によれば、基部は、ケースに対して並進的に移動することは阻止されるが回転移動することはでき、その一方で、支持体は並進移動することができ、この同じケースに対して回転することは阻止される。
1つ以上のガイドピンと組み合わされる螺旋溝システムは、ケースに対する化粧品の展開又は後退を生じさせるために、基部の回転運動を支持体の並進運動に変換する。実施形態によれば、ガイドピンは、支持体又は基部に取り付けられてもよい。
本願は、1つの特定の駆動システムに限定されない。
ブロック形態の化粧品用の支持体は、とりわけ、特にカップ若しくはポット、ラッチホイール、又はピストンの形状をとることができる。この支持体は、「リフト」又は「エレベータ」とも呼ばれる。
化粧品のスティックを使用するために、使用者は、基部を第1手の指で把持し、ケーシングを第2手の指で把持する。その後、使用者は、これらの要素を分離することによりケーシングから本体を完全に取り出す。
審美的に非常に魅力のある外観を維持しながら簡単な取り扱いを可能にするために、導入部で言及した支持デバイスは、以下を更に提供する。
− 本体を本体の収納位置に保持するためのアセンブリであって、保持アセンブリは、押部材を押部材の静止構成から本体を移動するための押部材の構成に移動することにより解放することができる、アセンブリ、
− 及び、任意選択的に、押部材を押部材の静止構成に向かって弾性的に付勢するための部材。
このようなデバイスは、特許文献4から既知である。
特許文献4によるこのようなデバイスは、スティックを受け入れるための管と管からスティックを取り出すための基部とを含む本体に取り付けられたスティック形態の化粧品と共に使用する状況内で、完全な満足を提供することはできないことが判明している。
実際、収納位置と取出位置との間で前記本体と共に移動される、本体を収納位置に保持するためのアセンブリの一部分は、その収納構成において、本体を保持するために、受入管の外部表面に係合し、前記受入管を本体の前記保持アセンブリに対して固定する。
使用時、受入本体、特に、化粧品スティックの同伴を可能にする受入本体の基部がケーシングから突出すると、特に、前記本体を本体の取出位置に移動させることを目的とする押部材を作動させた後、使用者は、本体とケーシングとが完全に分離する前に前記基部を意図的に又は意図せずに回転させ、ケースの分与オリフィスを開放する傾向があることが判明している。
押部材はまた、特にバッグ内で意図せずに作動される可能性があり、したがって、様々な摩擦が基部を回転させるように寄与する可能性がある。
本体とケーシングとが分離する前の基部のこのような回転は好ましくない。
特に、この回転は、スティックが現れる方向に起こった場合、このスティックがそのケースから分与オリフィスを通して部分的に現れる原因となる場合がある。ケーシングが本体からまだ分離されていない場合、化粧品の前記スティックは、ケーシングの壁、特に、保持アセンブリの一部分に対して押しつぶされ、破損するリスクがある。
仏国特許第2 853 505号明細書 仏国特許第2 755 592号明細書 欧州特許第2 381 813号明細書 欧州特許第2 220 960号明細書
したがって、本体とケーシングとを分離する前の、基部のタイミングの良くない作動を阻止することを可能にする改良されたデバイスが必要である。
この課題を解決するための第1の解決策は、化粧用物品を受け入れるための本体の保持アセンブリと前記受入本体との間を直接回転できるようにすることである。
このため、口紅の管の特定のケースでは、本体の保持アセンブリは、スティックを受け入れるための管の対応する溝と協働することができる周囲クリップ固定リブを有する受入キャップを有し得る。特に、デバイスは、受入管の外部表面を劣化させないように受入管の内側溝と係合するように設計され得る。
しかしながら、このようなシステムもまた、使用時の欠点を有する。
特に、受入本体の取り出し中、最初に押しボタンを作動させ、その後、受入本体を引き、クリップ固定部と保持溝とを解放する必要があるが、消費者は、受入本体の即時解放を期待する可能性がある。
これとは逆に、受入本体を所定の位置に戻すとき、押しボタンを押し戻す前に、最初に受入本体のクリップ固定を確実にする必要がある。
更に、クリップ固定の失敗及び受入本体の保持の失敗というリスクがある。
したがって、別のシステムが必要である。
これを達成するために、本発明は、化粧用物品を支持するためのデバイスであって、
− 内部空洞を画定するケーシングと、
− 化粧用物品を受け入れるための本体であって、本体は、ケーシングに対し、本体が少なくとも部分的に内部空洞内に配置されているケーシング内における本体の収納位置から、ケーシングから本体を取り出すための位置へと長手方向軸線に沿って第1の方向に、及び本体を押すことにより、取出位置から収納位置へと長手方向軸線に沿って第1の方向とは逆の第2の方向に移動することができる、本体と、
− ケーシングに対し、静止構成から、本体を本体の取出位置に移動するための構成へと長手方向軸線に沿って第1の方向に移動可能に取り付けられている押部材と、
− 本体を本体の収納位置に保持するためのアセンブリであって、保持アセンブリは、押部材を押部材の静止構成から本体を移動するための押部材の構成に移動することにより解放することができる、アセンブリと、
− 本体と共に、収納位置と取出位置との間で移動することができる中間部材であって、取出位置では、中間部材はケーシング内に保持されており、取出位置では、本体は中間部材に対し、ケーシングから完全に取り出された位置に移動可能であり、
− 本体の一部分を受け入れるためのハウジングを画定するキャップと、
− 解放可能な保持アセンブリの少なくとも1つの要素を支持するヘッドと、
を含む、中間部材と、を含むタイプのデバイスにおいて、
キャップが中間部材のヘッドに対して、長手方向軸線の周りで自由に回転可能であることを特徴とする、デバイスに関する。
したがって、デバイスの残りの部分及び保持アセンブリに対して自由に回転可能な、本体を受け入れるための中間部材を設けることにより、前記本体は、化粧品を取り出すための基部を作動させることなく「アイドル状態で」回転することができる。
スティック用の受入管又は「ケース」と管からスティックを取り出すための基部とを含む本体上に取り付けられたスティックの形態で包装される化粧品を特に意図しているが、本デバイスはこれに限定されず、自由に回転する本体を有する可能性もまた、他の種類の本体に人間工学的な利点を提供する。
本発明によるデバイスは、単独で又は任意の技術的に実現可能な組み合わせで考慮される以下の特徴の1つ以上を含んでもよい。
− デバイスは、押部材を押部材の静止構成に向かって弾性的に付勢するための部材を含む、
− 本体を本体の収納位置に押すことにより、押部材が押部材の静止位置に戻る、
− 収納位置では、本体は内部空洞内に完全に収容されている、
− デバイスは、本体を本体の取出位置に向かって弾性的に付勢するための部材を含み、押部材が押部材の静止構成をとるとき、保持アセンブリは、本体を弾性的に付勢するための部材に逆らって本体を本体の収納位置に保持する、
− 本体を弾性的に付勢するための部材及び押部材を弾性的に付勢するための部材は、押部材と本体との間に機械的に積み重ねられた共通の弾性付勢部材によって形成されている、
− 本体を付勢するための部材は、押部材を付勢するための部材と異なる、
− キャップ内に受け入れられた本体の部分は、前記キャップに対して長手方向軸線(A−A’)の周りで回転固定されている、
− 中間部材は、本体を弾性的に付勢するための部材の支持壁を画定する、
− 中間部材は、本体の少なくとも1つの部分に実質的に相補的な形状を有する、本体を受け入れるためのハウジングを画定し、中間部材は、ハウジング内に配置された本体を中間部材内に保持するための解放可能な手段を含む、
− ケーシングは、押部材を操作するための開口部と本体を取り出すための開口部との間で長手方向に延び、押部材は、押部材を静止構成から押構成に移行させるために、操作開口部を通して操作され、本体は、本体の収納位置から本体の取出位置に移行すると、取出開口部を通して取り出される、
− 保持アセンブリは、ケーシング又は本体と共に移動することができる要素のいずれか1つにしっかりと取り付けられた弾性タブと、ケーシング又は本体と共に移動することができる要素のいずれかのもう一方に画定されるタブの当接面と、を含み、収納位置では、タブは当接面に当てられており、押部材の静止構成から本体を移動するための押部材の構成への押部材の移動により、タブは当接面から離れ、本体と共に移動することができる要素がケーシングに対して解放される、
− デバイスは、本体により支持された化粧用物品を含み、化粧用物品は、固体化粧品のブロック、液体、及び化粧品を適用するためのツールから選択される、
− 本体は、本体の取出位置から、本体がケーシングから完全に離れている、ケーシングから完全に取り出された位置へと移動することができる、
− 押部材は、本体に対し、静止構成から、本体を移動するための構成へと長手方向軸線に沿って第1の方向に移動可能である、
− 本体は、化粧用物品を分与するための開口部を画定し、取出位置では、分与開口部はケーシングの内部空洞内に配置されており、完全に取り出された位置では、分与開口部はケーシングの外に配置されている、
− 収納位置では、保持アセンブリは、本体の第1の方向の移動を阻止する、
− 押部材は、本体に対し、静止構成から、本体を移動するための構成へと長手方向軸線(A−A’)に沿って第1の方向に移動可能である。
1つの特定の実施形態によれば、ヘッドは、キャップの対応するピンの周りで自由に回転可能に取り付けられており、前記ピンは回転軸を形成する。
1つの特に好ましい用途によれば、受入本体は、受入管と、受入管から化粧品を取り出すための基部とを含み、化粧品はスティック又はブロック形態である。より具体的には、受入本体は、スティック形態の口紅の管である。
本発明は、単なる例として記載される以下の説明を読み、添付の図面を参照することでより良く理解されるであろう。
特許文献4による先行技術のデバイスの分解図である。 特許文献4による先行技術のデバイスの長手方向断面図である。 特定の一実施形態による、本願によるデバイスの概略断面図である。
図1及び図2に、先行技術の特許文献4による適用デバイス10が示される。
このデバイス10は、特に、口紅のスティック、リップケア製品、ファンデーション、フェースパウダー、コンシーラ、トリートメント若しくは保湿組成物、ヘアケア製品、又はデオドラントなどのブロックの形態で包装された化粧品を、それをヒト又は動物の皮膚若しくはケラチン繊維に直接適用する目的で、受け入れ、分与するために使用されるものである。
デバイス10は、図1に見られる外ケーシング12と、化粧用物品16を受け入れるための本体14と、ケーシング12から本体14を取り出すためのアセンブリ18と、を含む。
図示される例では、ケーシング12は、図1及び図2の垂直長手方向軸線A−A’の中空管状要素20によって形成されている。
管状要素20は、本体14と取出アセンブリ18とを収容するための内部空洞22を画定する。空洞22は、図2では、取出アセンブリ18を操作するための開口部24を通って軸方向に上向きに開き、且つ本体14と化粧用物品16とを取り出すための開口部26を通って軸方向に下向きに開いている。
以下の記載の全体を通して、選択される方向は指示のためであり、図との関連で理解される。特に、用語「上(upper)」、「下(lower)」、「上部(top)」、「下部(bottom)」は、図で選択された方向に対して相対的に理解され、用語「上」及び「上部」は、一般に、操作開口部24により近いものと理解され、用語「下」又は「下部」は、取出開口部26により近いものと理解される。実際には、これらの方向は逆にすることができる。
操作開口部24は、管状要素20から軸線A−A’に向かって突き出た環状縁27によって外側が画定される。
内部空洞22は、管状要素20の全長にわたって延びる。図示される例では、空洞22の断面は円形且つ一定である。変形形態として、この断面は、他の形状、例えば、正方形若しくは三角形などの多角形又は楕円形を有してもよい。空洞22は、軸線A−A’に沿って移動すると変化する断面を有してもよい。
この例では、ケーシング12は、その審美的外観を向上させるために実質的に滑らかな外部表面20を有する。
図示される例では、本体14は、化粧用物品16を取り出すための機構を形成する。
したがって、本体14は、基部30と、化粧用物品16を受け入れるための管32と、管32内を軸方向に移動することができるカップ34と、を含む。
基部30は、取出開口部26の近傍でケーシング12により画定される空洞22の内側断面につながっている外側断面を有する。
管32は、基部30から軸方向に上向きに突出する。
カップ34は管32内に配置されている。カップ34は、管32内において、基部30の近傍に位置する後退位置と、基部30から離れて位置する展開位置との間で長手方向に移動することができる。
既知の通り、管32から化粧用物品16を取り出すために、カップ34及び化粧用物品16を管32内で移動させるための様々な機構が存在する。
1つの既知の及び非限定的な機構の例では、基部30は、カップ34の軸線A−A’の螺旋運動のためにアセンブリ(図示しない)を上向きに駆動するために、管32に対して回転可能に取り付けられている。変形形態として、使用者が管32の外からアクセスできるようにするために、カップ34を軸線A−A’に沿って並進運動させるための部材が提供される。
本体14は、ケーシング12内において軸線A−A’に沿って、本体をケーシング内に収納するための位置(図2に示される)と、ケーシングから本体を取り出すための位置(図示しない)との間で移動することができる。本体14は更に、その取出位置から、ケーシングから取り出された位置に移動することができる。
ケーシング内における本体の収納位置では、本体14は空洞22内に実質的に完全に挿入されている。基部30は取出開口部26を密閉し、この開口部26の周囲の管状要素と面一である。
取出位置では、本体は操作開口部24から離れて取出開口部26を通る。基部30は、使用者の指で把持されるように、取出開口部26から突出する。
完全に取り出された位置では、本体14はケーシング12から完全に離れている。
化粧用物品16は、口紅のスティックなどの化粧品のスティック40によって形成されている。化粧用物品16は、カップ34にしっかりと取り付けられている。スティック40は、例えば25℃に等しい周囲温度であらゆる外部支持なしに独立的な機械的強度を有するために固体である。
カップ34の後退位置では、スティック40は管32内に完全に受け入れられており、この管32を越えて突き出ていない。
カップ34の展開位置では、スティック40は管32から突出し、スティック40と皮膚又はケラチン繊維との間の接触により使用者の皮膚又はケラチン繊維への化粧品の適用を可能にする。
上で示したように、ケーシング12から本体14の取り出しを完了する前に基部30が回転した場合、化粧用物品がデバイス10の内側に対して押しつぶされ、破損するリスクがある。
取出アセンブリ18については、取出アセンブリ18は、操作開口部24の近傍で管状要素20にしっかりと取り付けられた保持する取付具50と、空洞22内で本体14を移動させるための中間部材52と、空洞22から本体14の取り出しを開始するための押部材54と、を含む。
取出アセンブリ18は、押部材54と中間部材52との間に挿入された、ケーシングからの中間部材52及び本体14の取り出し並びに押部材54の復帰を支援するための付勢部材56と、中間部材52と本体14とを保持するためのアセンブリと、を更に含む。
取付具50はケーシング12内に固定的に取り付けられ、外側で管状要素20を支持する。取付具50は、操作開口部24を画定する保持縁27に上方で当接する。
取付具50は、横断方向当接壁57と、外部周囲壁と、内部周囲壁と、を含む。周囲壁は、軸線A−A’の円筒であり、横断方向当接壁57から操作開口部24に向かって突き出る。
横断方向当接壁57は軸線A−A’に実質的に垂直に延びる。横断方向当接壁57は、軸線A−A’の中心貫通開口部58と、軸線A−A’を通る中央平面の両側で、開口部58を半径方向に延ばす2つの対向する切欠部(図示しない)と、を画定する。
外壁は、軸線A−A’の周りで切欠部に対して実質的に90°角度的にオフセットした2つの対向する側部アパーチャ60を画定する。外壁は、空洞22の内側断面よりも小さな外側断面を有する。
内壁は、側部アパーチャ60に対向する、外壁に向かって半径方向に突出した可撓性停止部61の周りに延びる2つのU字形の貫通凹部を画定する。
以下で述べるように、内壁は更に、切欠部の上方に、保持要素及び割出リブを通過させるための2つの軸方向スロットを画定する。各軸方向スロットは、軸方向に上向き及び下向きに開口している。
横断方向当接壁57は横断当接面を画定し、この横断当接面内に、中心開口部58及び切欠部59が開口している。当接面は、操作開口部24の方に向けられている。
中間部材52は、下から上に、取付具50内に一部挿入されたヘッド70と、ヘッド70から取出開口部26に向かって突き出る下部キャップ72と、を含む。
ヘッド70は、付勢部材56を案内するための内部ロッド74と、保持機構を支持するための外壁と、中間部材52をケーシング12内に保持するための停止部78と、を含む。ヘッド70は、対称位置に対向し、外壁76から離れる方に半径方向外向きに突出する、保持タブ80と長手方向割出リブ81とを更に含む。
内部ロッド74は、キャップ72から操作開口部24に向かって軸線A−A’に沿って延びる。内部ロッド74は、その自由端部で密閉されている。
外壁76は、横断壁57内に画定される中心開口部58の内側断面に実質的につながっている外側断面を有する。
保持停止部78は、外壁の上縁部から、軸線A−A’から離れる方に半径方向に延びる。外壁76は、各停止部78の両側に、2つの長手方向切欠部を画定し、2つの長手方向切欠部は、横断壁57内に画定される中心開口部58を通した、取付具50への保持停止部78の押し込み挿入を可能にする。
停止部78が取付具50内に受け入れられると、停止部78は、軸線A−A’の周りで切欠部に対して約90°角度的にオフセットする。
図示される例では、ヘッド70は、軸線A−A’を通る中央平面の両側に配置され、保持停止部78に対して約90°角度的にオフセットしている、解放可能な保持タブ80と長手方向割出リブ81とを含む。当然、2つの保持タブ80を有することも可能である。
より一般的には、タブ80の数は、1つ以上、及び例えば、1〜10個である。
タブ80は、下から上に、その上縁部の近傍で外壁に固定された内端部と、中間壁から離れる方に軸方向に延びる中間部と、保持ラグを形成する自由端部と、を含む。
以下に示されるように、ラグは、押部材54の下縁部と協働するのに適した傾斜付き外部表面を有する。
キャップ72は、本体14の少なくとも1つの部分を受け入れるための軸方向ハウジング104を内部に画定する、終壁100と側壁102とを含む。
本体は、特に、側壁102の内面上に位置する1つ以上の周囲の、好ましくは長手方向のリブを用いて、摩擦によりキャップの内側に保持されてもよい。
終壁100は、操作開口部24に向かって突き出るヘッド70を支持する。
側壁102は、終壁100から取出開口部26に向かって、ヘッド70から反対側に突き出る。側壁102は、ケーシング12の内側断面に実質的につながる内側断面と、管32の外側断面に実質的につながる内側断面と、を有する。
側壁102の軸線A−A’に沿って取られた長さは、ヘッド70の長さよりも大きい。この長さは更に、本体14の長さよりも小さい。
ハウジング104は、取出開口部26に向かって第1の方向に軸方向に開口している。ハウジング104は終壁100によって、操作開口部24に向かって第2の方向に少なくとも部分的に軸方向に密閉されている。
中間部材52は本体14と共に収納位置と取出位置との間で移動することができる。
本体14がその収納位置をとるとき、ヘッド70は取付具50内に実質的に完全に配置されている。キャップ72は、取出開口部76から相対的に遠くに延びる。
タブ80及びリブ81は、取付具50の内壁内に作製されたスロットに挿入され、タブ80のラグは上部当接面に当てられる。タブ80と当接面との間の協働により、第1の方向における中間部材52及び本体14の移動を阻止する。
取出位置では、タブ80は切欠部を通して取付具50から取り出されている。
ラグは、その後、取付具50の下の空洞22内に位置し、キャップ72は、取出開口部26の相対的に近くに位置する。
したがって、本体14と共に収納位置と取出位置との間で移動することができる要素にしっかりと取り付けられたタブ80と、ケーシングにしっかりと取り付けられた当接面とは、本体14を本体14の収納位置に保持するための解放可能なアセンブリを形成する。
押部材54は、操作開口部24を通して空洞22内に一部挿入された中空円筒状の押しボタン110により形成されている。
ボタンは、軸線A−A’に実質的に垂直な上部支持壁と、取付具50の内壁と外壁との間に配置されている、支持壁の周縁部から下向きに突出する側壁と、を有する。
以下に示されるように、側壁は、タブ80の傾斜付き外部表面と協働するのに適した下縁部を画定する。
ボタンの側壁は、内壁57Bから突出した半径方向の停止部61を内部に受け入れるアパーチャ118を画定する。
ボタンは、静止構成と、本体のその取出位置に向かう移動を駆動するための構成との間で、軸線A−A’に沿って移動することができる。
静止構成では、ボタンは、空洞22から操作開口部24を通ってわずかに外向きに突出している。変形形態として、ボタンは、空洞22の内部の、操作開口部24の近傍に配置されている。
下縁部は、タブ80の傾斜付き外部表面の上方に且つタブ80の傾斜付き外部表面から離れて配置されている。
静止構成では、停止部61は、押しボタンを保持するために、アパーチャ118の下縁部に当てられている。
本体の移動を駆動するための構成では、支持壁及び側壁を完全に内部空洞22内に配置するために、支持壁及び側壁は、ケーシング12内へと、取出開口部26に向かって第1の方向に押される。
下縁部は、傾斜付き外部表面上に載ることにより、タブ80を半径方向内向きに移動させる。下縁部は、取付具50の上面に当接して配置される。
図示される例では、付勢部材56は、押部材54を押部材54の静止構成に向かって付勢するための部材と、本体14を本体14の取出位置に向かって付勢するための部材と、の両方を形成する。したがって、共通付勢部材56は、押しボタンの支持壁とキャップ72の終壁100との間に機械的に積み重ねられている。
部材56は、例えば、外壁76内のヘッド70内に、ロッド74の周りに配置されたつる巻きばね120により形成されている。
本体14及び中間部材52が、ケーシング内における本体の収納位置をとるとき、付勢部材56はタブ80を当接面に当てたままにする。更に、付勢部材56は押部材54を押部材54の静止構成に維持し、半径方向の停止部61をアパーチャ118の下縁部に押しつける。
ここで、先行技術によるデバイス10の動作について再び述べる。
まず、本体14は、パッケージング内において、その収納位置をとる。したがって、管32はキャップ72のハウジング104内に挿入されている。その後、本体14は、キャップ72内に機械的に保持される。
上述したように、本体14は内部空洞22内に完全に受け入れられている。本体14の基部30は操作開口部26に対して空洞22内に奥まっている、又は操作開口部26において管状要素20と面一である。
したがって、デバイス10が実質的に均質且つ一体化された周囲外部表面を有するため、収納位置におけるデバイス10の審美的外観が改善される。
本体14内に収容された化粧品16を使用者が使用したいとき、使用者は、押部材54を第1の方向に、押部材54の静止位置から、押部材54の、本体の移動を駆動するための構成に移動させる。
この目的のために、使用者は、付勢部材56の付勢力を相殺するために支持面を押し、支持面を軸線A−A’に沿って第1の方向に取出開口部26に向かって移動させる。
この移動中、側壁は、取付具70の壁の間を、取出開口部26に向かって摺動する。下縁部は傾斜付き表面に押しつけられ、屈曲により、軸線A−A’に向かうタブ80の半径方向の移動を引き起こす。
ラグは、表面上を摺動することにより切欠部と半径方向対向側に移動する。ラグが切欠部に対向して完全に配置されると、中間部材52及び本体14は、当接面に対して軸方向に解放される。
中間部材52及び本体14は、軸線A−A’に沿って第1の方向に、取出開口部26に向かって及び取出開口部26を通って軸方向に移動する。
付勢部材56を形成するばねは、取出開口部26に向かって展開され、中間部材52及び本体14を取出位置に向かって押す。取出位置では、本体14の基部30が使用者の指で把持され得る。
その後、使用者は、押部材54の支持壁112を解放し、付勢部材56の作用下で、押部材54を、取付具50によって保持される押部材54の静止構成に復帰させる。
本体14のこの位置において、使用者はケーシング12から遠ざかる方に本体14を完全に取り出し、化粧品を使用者の皮膚及び/又はケラチン繊維に適用するために、化粧用物品16を管32から展開させることができる。
この目的のため、使用者は、カップ34を外向きに移動させるために、又は上述のように、特定の部材によってカップ34を単に移動させるために、例えば、基部30を管32に対して回転させてもよい。
使用者が化粧用物品16の使用を終了すると、使用者は化粧用物品16を管32の内部に後退させ、その後、再度、管32をキャップ72内に挿入する。その後、本体14は、その取出位置において交換される。
その後、使用者は、本体14に圧力をかけ、本体14を操作開口部24に向かって第2の方向に移動させ、基部30を収納位置までケーシング12内に後退させる。
本体14のこの移動は、中間部材52の移動、支持壁112と終壁100との間における付勢部材56の圧縮、その後、タブ80が当接面上を通過し、当接面と押部材54の下縁部との間で軸線A−A’から半径方向に遠ざかる方に展開するまでの、切欠部を通した保持タブ80及び割出リブ81の挿入を併せて生じさせる。
押部材54は押部材54の静止構成に向かって永久的に付勢され、ケーシング12は、本体14の位置に関係なく、特に、本体14がケーシングから完全に取り出されたときに満足な審美的外観を保持する。
変形形態では、デバイス10は、押部材54を押部材54の静止位置に向かって付勢するための部材と、押部材54を付勢するための部材と異なる、本体12を本体12の取出位置に向かって付勢するための部材と、を含む。
このようなデバイスは、各付勢部材によって、それぞれ押部材54と、中間部材52と本体14とによって形成されるアセンブリと、に作用する力を容易に調整することを可能にする。
押部材54は本体14に対し、静止構成から、本体を移動するための構成へと、取出開口部に向かい長手方向軸線A−A’に沿って第1の方向に移動可能である。
静止構成と本体を移動するための構成との間の、押部材54の移動の第1部分において、保持アセンブリは、本体14及び中間部材52の、収納位置から取出位置への軸方向変位を、軸方向変位が存在する場合に阻止するために、作動されたままである。
その後、この移動の第2部分において、押部材54は、保持アセンブリを解放して、変位が存在する場合に、本体14及び中間部材52の、収納位置から取出位置への第1の方向の変位を可能にする。
デバイス10において、管32は、操作開口部24の方に向けられた軸方向分与開口部を介して開く。管32は、収納位置において、取出開口部26の方に向けられた基部を有する。
スティック40はその展開位置において、分与開口部を通して取り出される。
デバイス10において、本体14は、分与開口部が操作開口部24に相対的により近く、基部が取出開口部26に相対的により近くなるようにケーシング12内に配置される。
したがって、取出位置では、本体14の基部は空洞22から取出開口部26を通って第1の方向に突出する。分与開口部は空洞22内に配置されたままであり、使用者はアクセスすることができない。
したがって、使用者は、本体14を、ケーシング12の空洞22から取り出されたら有利に回すことにより、本体14を本体14の取出位置から本体14の完全に取り出された位置に移動させ、分与開口部にアクセスする。
上述したように、本体14が本体14の取出位置をとると、特に、使用者が本体14を押すことにより、本体14は、軸線A−A’に沿って取出開口部26から操作開口部24に、本体14の収納位置へと第2の方向に移動することができる。
押部材54の操作では、本体14を内部空洞22内の本体14の収納位置に戻すことはできない。本体14のこの移動は、押部材54を作動させることなく可能である。押部材54は、圧力が本体14に直接作用され、押力が本体14により押部材54に伝達されることによって、押部材54の静止構成に戻される。
本体14は、第2の方向の移動なしに軸線A−A’に沿った第1の方向の移動のみによって、本体14の収納位置から本体14の取出位置に移動することができる。本体14は、第1の方向の移動なしに軸線A−A’に沿った、第1の方向とは逆の第2の方向の移動のみによって、本体14の取出位置から本体14の収納位置に移動することができる。
図3は、本願によるデバイス10の改良を示す。
より具体的には、図3のデバイス10は、長手方向軸線A−A’の周りで中間部材のヘッド70に対して自由に回転可能なキャップ72を含む。
図3は、回転可能な関節がヘッド70に配置され、前記ヘッド70は、キャップ72の対応するピン178の周りで自由に回転可能に取り付けられている1つの特定の実施形態を示す。
より具体的には、ピン178は、終壁100にしっかりと取り付けられているため、ヘッド70又はハブの回転軸を形成する。
これを行うために、タブ80及び割出リブ81を支えるヘッド70は、ピン178を受け入れるように設計された中心貫通オリフィスを有する。
ヘッドの長手方向の並進運動は、ピン178の上部横断方向(tranverse)肩部を含む、ヘッド70を前記肩部とキャップ72の終壁100との間に確実に保持することができるクリップ固定システムを用いて阻止される。
ヘッド70の回転軸を形成するピン178は中空円筒形を有し、中空円筒形の内部に、圧縮手段56を調心するための内部ロッド74があり、前記圧縮手段56は、回転軸を形成するピン178と内部調心ロッド74との間で、キャップ72の終壁100に載っている。
したがって、キャップは、デバイスの長手方向軸線の周りでヘッドに対して自由に回転することができる。したがって、基部30は、スティックを現れさせることなく回転させることができる。
10 デバイス
12 ケーシング
14 本体
16 化粧用物品
18 取出アセンブリ
20 管状要素
22 内部空洞
24 操作開口部
26 取出開口部
27 縁
30 基部
32 受入管
34 カップ
40 スティック
50 取付具
52 中間部材
54 押部材
56 付勢部材
57 横断方向当接壁
58 開口部
59 切欠部
60 側部アパーチャ
61 停止部
70 ヘッド
72 キャップ
74 ロッド
76 外壁
78 保持停止部
80 保持タブ
81 リブ
100 終壁
102 側壁
104 ハウジング
110 ボタン
112 支持壁
118 アパーチャ
178 ピン

Claims (10)

  1. 化粧用物品を支持するためのデバイス(10’’)であって、
    − 内部空洞(22)を画定するケーシング(12)と、
    − 化粧用物品(16)を受け入れるための本体(14)であって、前記本体(14)は、前記ケーシング(12)に対し、前記本体(14)が少なくとも部分的に前記内部空洞(22)内に配置されている前記ケーシング内における前記本体の収納位置から、前記ケーシングから前記本体(14)を取り出すための取出位置へと長手方向軸線(A−A’)に沿って第1の方向に、及び前記本体(14)を押すことにより、前記取出位置から前記収納位置へと前記長手方向軸線(A−A’)に沿って前記第1の方向とは逆の第2の方向に移動することができる、本体(14)と、
    − 前記ケーシング(12)に対し、静止構成から、前記本体を前記本体の前記取出位置に移動するための構成へと前記長手方向軸線(A−A’)に沿って前記第1の方向に移動可能に取り付けられている押部材(54)と、
    − 前記本体を前記本体の前記収納位置に保持するための保持アセンブリ(80:64)であって、前記保持アセンブリ(80;64)は、前記押部材(54)を前記押部材(54)の前記静止構成から前記本体を移動するための前記押部材(54)の前記構成に移動することにより解放することができる、保持アセンブリ(80:64)と、
    − 前記本体(14)と共に、前記収納位置と前記取出位置との間で移動することができる中間部材(52)であって、前記取出位置では、前記中間部材(52)は前記ケーシング内に保持されており、前記取出位置では、前記本体(14)は前記中間部材(52)に対し、前記ケーシング(12)から完全に取り出された位置に移動可能であり、
    − 前記本体(14)の一部分を受け入れるためのハウジングを画定するキャップ(72)と、
    − 解放可能な前記保持アセンブリの少なくとも1つの要素を支持するヘッド(70)と、
    を含む、中間部材(52)と、
    を含むタイプのデバイス(10’’)において、
    前記キャップが前記中間部材の前記ヘッドに対して、前記長手方向軸線(A−A’)の周りで自由に回転可能であることを特徴とするデバイス(10’’)。
  2. 前記押部材(54)を前記押部材(54)の前記静止構成に向かって弾性的に付勢するための部材(56)を含むことを特徴とする、請求項1に記載のデバイス(10’’)。
  3. 前記本体を前記本体の前記収納位置に押すことにより、前記押部材が前記押部材の前記静止構成に戻ることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス(10’’)。
  4. 前記収納位置では、前記本体(14)は前記内部空洞(22)内に完全に収容されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデバイス(10’’)。
  5. 前記本体を前記本体の前記取出位置に向かって弾性的に付勢するための部材(56)を含み、前記押部材(54)が前記押部材(54)の前記静止構成をとるとき、前記保持アセンブリ(80;64)は、前記本体を弾性的に付勢するための前記部材(56)に逆らって前記本体(14)を前記本体(14)の前記収納位置に保持することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のデバイス(10’’)。
  6. 前記本体を弾性的に付勢するための前記部材及び前記押部材を弾性的に付勢するための前記部材は、前記押部材(54)と前記本体(14)との間に機械的に積み重ねられた共通の弾性付勢部材(56)によって形成されていることを特徴とする、請求項5に記載のデバイス(10’’)。
  7. 前記本体を付勢するための前記部材は、前記押部材を付勢するための前記部材と異なることを特徴とする、請求項5に記載のデバイス(10’’)。
  8. 前記キャップ(72)内に受け入れられた前記本体(14)の部分は、前記キャップに対して前記長手方向軸線(A−A’)の周りで回転固定されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のデバイス(10’’)。
  9. 前記ヘッド(70)は、前記キャップ(72)の対応するピン(178)の周りで自由回転するように取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のデバイス(10’’)。
  10. 前記本体(14)は、受入管(32)と、前記受入管から前記化粧用物品を取り出すための基部(30)と、を含み、前記化粧用物品(16)はスティック又はブロック形態であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のデバイス(10’’)。
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