JP6954622B2 - Toilet seat device - Google Patents
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Description
本発明は、便座装置に関する。 The present invention relates to a toilet seat device.
便座装置の一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の図10乃至図14に示されているように、便座装置の本体の外郭を形成する上ケース、上ケースの中央を隆起して設けられ、左右両端部にて便座および便蓋を支持する膨出部、および、膨出部の頂上部に設けられ、運転状態を表示する表示部を備えている。表示部は、便座および便蓋が開状態および閉状態の何れであっても使用者が目視可能な位置に配置されている。
As a type of toilet seat device, the one shown in
上述した特許文献1の表示部は、電源のオンオフ状態等の運転状態を表示するものであるため、使用者またはメンテナンス業者が必要に応じて視認できれば良く、使用者が便座装置を使用する場合に必ず視認できる必要がないと考えられる。
Since the display unit of
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、便座装置において、運転状態を示す表示部を、使用者が便座装置を通常使用する場合には見えにくいが、使用者またはメンテナンス業者が必要に応じて視認可能とすることを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and in the toilet seat device, the display unit indicating the operating state is difficult to see when the user normally uses the toilet seat device, but the user or a maintenance company The purpose is to make it visible as needed.
上記の課題を解決するため、請求項1に係る便座装置は、中空に形成されたケーシングを有する本体部と、ケーシングに支持された便座と、ケーシング内に収納され、発光可能に設けられた発光部と、発光部の発光によって運転状態を示す表示部と、を備えた便座装置であって、表示部は、ケーシングの天井部における所定部位であって、天井部の前側部、および便座の後端部の少なくとも一方より後方かつ下方に位置する所定部位に設けられている。
In order to solve the above problem, the toilet seat device according to
これによれば、運転状態を表示する表示部は、天井部の前側部または便座の後端部の少なくとも一方より後方かつ下方の所定部位に設けられている。このため、使用者が便座装置を前方から見たときに、表示部が天井部の前側部または便座の後端部のかげに隠れる。このため、使用者が便座装置を通常使用する場合には表示部を見えにくくすることができる。一方、使用者またはメンテナンス業者は、運転状態を確認したい場合、本体部を上方から覗くことで表示部を視認することができる。よって、便座装置において、運転状態を示す表示部を、使用者が便座装置を通常使用する場合には見えにくいが、使用者またはメンテナンス業者が必要に応じて視認可能とすることができる。 According to this, the display unit for displaying the operating state is provided at a predetermined portion rearward and below at least one of the front side portion of the ceiling portion and the rear end portion of the toilet seat. Therefore, when the user views the toilet seat device from the front, the display portion is hidden behind the front side portion of the ceiling portion or the rear end portion of the toilet seat portion. Therefore, when the user normally uses the toilet seat device, the display unit can be obscured. On the other hand, when the user or the maintenance company wants to check the operating state, the display unit can be visually recognized by looking into the main body unit from above. Therefore, in the toilet seat device, the display unit indicating the operating state is difficult to see when the user normally uses the toilet seat device, but the user or the maintenance company can make it visible as needed.
<第一実施形態>
以下、本発明による便座装置の第一実施形態について説明する。なお、本明細書においては説明の便宜上、図1における上側および下側をそれぞれ便座装置1の上方および下方とし、同じく左上側および右下側をそれぞれ便座装置1の後方および前方とし、同じく左下側および右上側を、それぞれ便座装置1の左方および右方として説明する。
<First Embodiment>
Hereinafter, the first embodiment of the toilet seat device according to the present invention will be described. In this specification, for convenience of explanation, the upper side and the lower side in FIG. 1 are the upper side and the lower side of the
本実施形態において、便座装置1は、温水洗浄便座である。便座装置1は、本体部10、便座20およびノズル30を備えている。
In the present embodiment, the
本体部10は、例えば公共のトイレルームに設置された腰掛式便器(図示なし)に取り付けられている。本体部10は、図1乃至図7に示すように、ケーシング11、表示部12および発光部13を備えている。
The
ケーシング11は、中空に形成されている。ケーシング11は、およそ左右対称に形成されている。ケーシング11は、およそ一定の肉厚にて形成されている。ケーシング11は、熱可塑性樹脂を、射出成形することによって形成されている。ケーシング11は、図1乃至図5に示すように、下方部11a、前方部11b、側方部11c、後方部11d、天井部11eおよび一対の支持部11fを備えている。
The
下方部11aは、ケーシング11の下側の部位であって、腰掛式便器に取り付けられる部位である(図3および図4参照)。前方部11bは、ケーシング11の前側の部位であって、後方から前方に向かうにしたがって、上方から下方に向けて傾斜するように形成されている(図2および図3参照)。側方部11cは、ケーシング11の左側および右側の部位であって、およそ上下方向に沿って延びるように、側面視台形状に形成されている(図1乃至図3参照)。後方部11dは、ケーシング11の後側の部位であって、およそ上下方向に沿って延びるように、背面視矩形状に形成されている(図4参照)。
The
天井部11eは、ケーシング11の上側の部位である。天井部11eは、前側部を上段部11e1とし、後側部を下段部11e2とする側面視段状に形成されている(図1乃至図4参照)。上段部11e1は、本発明の天井部の前側部に相当する。
The
下段部11e2は、天井部11eの後側部であり、上段部11e1の後方かつ下方に位置するように設けられている。また、下段部11e2は、左右方向中央部から左端および右端の両方に向かうにしたがって、上方から下方に向けてわずかに傾斜するように形成されている(図4参照)。
The lower portion 11e2 is a rear side portion of the
一対の支持部11fは、便座20を回動可能に支持する部位である。一対の支持部11fは、天井部11eの上段部11e1から前方部11bの前後方向の中央部にかけて上方に向けて隆起するように形成され、かつ、左右方向に沿って二つ並べて形成された部位である(図2参照)。一対の支持部11fは、天井部11eの上段部11e1の上方の部位にて便座20を回動可能に支持する。
The pair of
表示部12は、発光部13の発光によって運転状態を示すものである。運転状態は、便座装置1の電源のオンオフ状態、節電モードのオンオフ状態、および、便座装置1の点検の時期であるか否かの状態である。
The
節電モードは、便座20の消費電力を抑制する制御モードである(詳細は後述する)。便座装置1の点検の時期は、例えば、便座装置1が設置されて電源が最初にオンされた時点から、所定時間(設置場所が公共のトイレルームである場合、例えば2年)経過した時期である。
The power saving mode is a control mode for suppressing the power consumption of the toilet seat 20 (details will be described later). The inspection period of the
表示部12は、図1乃至図7に示すように、ケーシング11の天井部11eにおける所定部位11e3に設けられている。所定部位11e3は、天井部11eの下段部11e2における左端部に設けられている。すなわち、表示部12は、上段部11e1(天井部11eの前側部)より後方かつ下方に位置するように設けられている。また、下段部11e2が上述したように傾斜するように設けられているため、所定部位11e3は、天井部11eにおける右側から左側に向かうにしたがって、上方から下方に向けて傾斜するように設けられている。
As shown in FIGS. 1 to 7, the
また、表示部12とケーシング11とは、一体に形成されている。上述したように所定部位11e3が傾斜しているため、表示部12の外面も所定部位11e3の外面と同様に傾斜している。表示部12は、図6および図7に示すように、ベース部12aおよび複数の薄肉部12bを備えている。
Further, the
ベース部12aは、ケーシング11の所定部位11e3に相当する部位であり、所定部位11e3と同じ肉厚に形成されている。ベース部12aには、複数の薄肉部12bが設けられている。
The
複数の薄肉部12bは、ベース部12aに対して厚みが薄くなるように形成され、発光部13が発した光を透過させて運転状態を示すものである。複数の薄肉部12bは、ベース部12aの内側面より凹むように形成されている。複数の薄肉部12bは、円柱状に凹むように形成されている。これにより、表示部12の外面は、天井部11eの下段部11e2の外面と同一曲面によって形成され、ケーシング11の外面に対して段差および隙間が形成されない。複数の薄肉部12bは、ケーシング11が射出成形されることにより形成される。
The plurality of thin-
第一の薄肉部12b1は、電源のオンオフ状態を示すものである。表示部12の外面における第一の薄肉部12b1の前方には、「電源」の文字が印字されている。第二の薄肉部12b2は、節電モードのオンオフ状態を示すものである。表示部12の外面における第二の薄肉部12b2の前方には、「節電」の文字が印字されている。第三の薄肉部12b3は、便座装置1の点検の時期であるか否かの状態を示すものである。表示部12の外面における第三の薄肉部12b3の前方には、「点検」の文字が印字されている。
The first thin-walled portion 12b1 indicates an on / off state of the power supply. The characters "power supply" are printed in front of the first thin-walled portion 12b1 on the outer surface of the
発光部13は、図7に示すように、ケーシング11内に収納され、発光可能に設けられたものである。発光部13は、複数(本実施形態においては3つ)設けられている。発光部13は、例えば発光ダイオード(LED)である。発光部13は、基板40の一方面に配置されている。基板40は、セラミック等の絶縁材料にて板状に形成され、一方面に発光部13を発光させる電気回路(図示なし)が設けられている。
As shown in FIG. 7, the
第一の発光部13aは、第一の薄肉部12b1と対向して、第一の薄肉部12b1に向けて発光可能に配置されている。第一の発光部13aは、便座装置1の電源がオン状態である場合に緑色に点灯し、便座装置1の電源がオフ状態である場合に消灯する。第一の発光部13aが点灯した場合、第一の薄肉部12b1が第一の発光部13aからの光を透過して、上面視円状に点灯する。これにより、電源がオン状態であることが示される。
The first
第二の発光部13bは、第二の薄肉部12b2と対向して、第二の薄肉部12b2に向けて発光可能に配置されている。第二の発光部13bは、節電モードがオン状態である場合に緑色に点灯し、節電モードがオフ状態である場合に消灯する。第二の発光部13bが点灯した場合、第二の薄肉部12b2が第二の発光部13bからの光を透過して、上面視円状に点灯する。これにより、節電モードがオン状態であることが示される。
The second
第三の発光部13cは、第三の薄肉部12b3と対向して、第三の薄肉部12b3に向けて発光可能に配置されている。第三の発光部13cは、便座装置1の点検の時期である場合に赤色に点灯し、点検の時期でない場合に消灯する。第三の発光部13cが点灯した場合、第三の薄肉部12b3が第三の発光部13cからの光を透過して、上面視円状に点灯する。これにより、便座装置1の点検の時期であることが示される。
The third
便座20は、図1乃至図5に示すように、ケーシング11に閉状態P1と開状態P2との間を回動可能に支持されたものである。便座20は、後端部21にて本体部10の一対の支持部11fに回動可能に支持されている。閉状態P1は、先端部22が前方を向き、かつ使用者が着座する着座面S1が上方を向いた状態であって、使用者が着座面S1に着座可能な状態である(図1参照)。開状態P2は、先端部22が上方を向いた状態であって、使用者が着座面S1に着座できない状態である(図2参照)。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
便座20は、閉状態P1において上面視環状に設けられている。便座20の後端部21は、便座20が閉状態P1である場合に、天井部11eの前側部(上段部11e1)を覆うように設けられている。具体的には、便座20は、閉状態P1である場合に、後端部21がケーシング11の前方部11bおよび天井部11eの上段部11e1かけて、ケーシング11に沿って延びるように形成されている。これにより、所定部位11e3ひいては表示部12が、便座20の後端部21より後方かつ下方に位置する。
The
このように、所定部位11e3ひいては表示部12は、上段部11e1(天井部11eの前側部)および便座20の後端部21より後方かつ下方に設けられている。また、便座20の後端部21における上端と、所定部位11e3(表示部12)との上下方向距離が第一所定距離D1となるとともに、便座20の後端と所定部位11e3(表示部12)との前後方向距離が第二所定距離D2となるように、ケーシング11の天井部11eおよび便座20の後端部21が形成されている(図3参照)。第一所定距離D1および第二所定距離D2は、例えば身長が成人男性の平均身長である使用者が、便座装置1の前方に立った場合に、所定部位11e3および表示部12が便座20の後端部21および天井部11eの前側部(上段部11e1)に隠れて見えにくくなるように、設定されている。
As described above, the predetermined portion 11e3 and thus the
また、便座20の外面における後端部21の上面、着座面S1および側面S2は、各々を互いに滑らかに接続する曲面によって形成されている。さらに、便座20が閉状態P1である場合、便座20の後端部21の上面および側面S2と、本体部10の側方部11cの外面とが、各々を互いに滑らかに接続する同一曲面上に配置されるようにそれぞれ形成されている。
Further, the upper surface, the seating surface S1 and the side surface S2 of the
また、便座20の後端部21における着座面S1と反対の裏面S3には、一対の凹部23が設けられている(図2参照)。便座20が閉状態P1である場合に、一対の凹部23に本体部10の一対の支持部11fが嵌まる。
Further, a pair of
また、便座20は、中空に形成され、内部に着座面S1を加熱する加熱装置(図示なし)が収納されている。加熱装置は、例えば通電されることにより発熱するコードヒータ(図示なし)を用いて構成されている。着座面S1の温度が使用者によって設定された設定温度(例えば38℃)となるように、後述する制御装置60によってコードヒータの通電が制御される。
Further, the
ノズル30は、ケーシング11内に収納され、洗浄水を噴出することにより人体の局部を洗浄するものである。ノズル30は、全部がケーシング11内に収納される収納位置と、少なくとも先端部31がケーシング11の外部に位置する洗浄位置(図1に示す位置)との間を移動可能に設けられている。ノズル30は、洗浄位置に位置する場合、給水源(例えば上水道)から洗浄水が供給され、その洗浄水を噴出することにより、人体の局部を洗浄する。
The
また、便座装置1は、図1に示すように、リモコン装置50を備えている。リモコン装置50は、便座装置1を有線または無線によって遠隔操作するものである。リモコン装置50には、洗浄を行う洗浄スイッチ51、洗浄を停止するための止スイッチ52、電源をオンオフするための電源スイッチ53、節電モードをオンオフするための節電スイッチ54および便座20の設定温度を設定するための便座温度スイッチ55を備えている。
Further, as shown in FIG. 1, the
制御装置60は、ケーシング11内に収納され、便座装置1を統括制御するものである。制御装置60は、リモコン装置50と通信して、各スイッチ51〜55のオンオフ状態を取得する。制御装置60は、各スイッチ51〜55のオンオフ状態にしたがって、発光部13の点灯および消灯、コードヒータの通電等を制御する。また、制御装置60は、上述した節電モードがオン状態である場合、例えば、使用者が着座面S1に着座していない場合に、設定温度を所定温度(例えば3℃)下げることにより、コードヒータへの通電量を抑制するように制御する。
The
使用者が電源スイッチ53によって電源をオン状態にした場合、第一の発光部13aが点灯して、第一の薄肉部12b1が点灯する。使用者が電源スイッチ53によって電源をオフ状態にした場合、第一の発光部13aが消灯して、第一の薄肉部12b1が消灯する。
When the user turns on the power by the
同様に、使用者が節電スイッチ54によって節電モードをオン状態にした場合、第二の発光部13bが点灯して、第二の薄肉部12b2が点灯する。使用者が節電スイッチ54によって節電モードをオフ状態にした場合、第二の発光部13bが消灯して、第二の薄肉部12b2が消灯する。
Similarly, when the user turns on the power saving mode by the
便座装置1が設置されて電源が最初にオン状態になった時点から所定時間が経過していない場合、第三の発光部13cが消灯しているため、第三の薄肉部12b3が消灯している。電源が最初にオン状態になった時点から所定時間が経過した場合、第三の発光部13cが点灯して、第三の薄肉部12b3が点灯する。
If a predetermined time has not passed since the
本第一実施形態によれば、便座装置1は、中空に形成されたケーシング11を有する本体部10と、ケーシング11に支持された便座20と、ケーシング11内に収納され、発光可能に設けられた発光部13と、発光部13の発光によって運転状態を示す表示部12と、を備えている。表示部12は、ケーシング11の天井部11eにおける所定部位11e3であって、天井部11eの前側部(上段部11e1)および便座20の後端部21より後方かつ下方に位置する所定部位11e3に設けられている。
According to the first embodiment, the
これによれば、運転状態を表示する表示部12は、天井部11eの上段部11e1および便座20の後端部21より後方かつ下方の所定部位11e3に設けられている。このため、使用者が便座装置1を前方から見たときに、表示部12が天井部11eの上段部11e1および便座20の後端部21のかげに隠れる。このため、使用者が便座装置1を通常使用する場合には表示部12を見えにくくすることができる。一方、使用者またはメンテナンス業者は、運転状態を確認したい場合、本体部10を上方から覗くことで表示部12を視認することができる。よって、便座装置1において、運転状態を示す表示部12を、使用者が便座装置1を通常使用する場合には見えにくいが、使用者またはメンテナンス業者が必要に応じて視認可能とすることができる。
According to this, the
また、使用者が便座装置1を前方から見た場合に、表示部12が使用者から見えにくいため、便座装置1をすっきりとしたデザインにすることができる。
Further, when the user sees the
また、便座20の後端部21は、便座20が閉状態P1である場合に、天井部11eの前側部(上段部11e1)を覆うように設けられている。
Further, the
これによれば、使用者が便座装置1を前方や上方から見た場合に、本体部10と便座20との隙間を見えにくくすることができるため、便座装置1の全体をすっきりとしたデザインとすることができる。
According to this, when the user views the
また、所定部位11e3は、天井部11eにおける左側の端部に設けられ、天井部11eにおける右側から左側に向かうにしたがって、上方から下方に向けて傾斜するように形成されている。
これによれば、使用者またはメンテナンス業者が、本体部10を上方から覗く場合だけでなく、本体部10を側方から見た場合に、表示部12を容易に視認することができる。
Further, the predetermined portion 11e3 is provided at the left end portion of the
According to this, the
また、表示部12は、ケーシング11に一体に形成されるとともに、ベース部12aと、ベース部12aに対して厚みが薄くなるように形成され、発光部13が発した光を透過させて運転状態を示す複数の薄肉部12bと、を備えている。
Further, the
これによれば、表示部12がケーシング11に一体に形成されるため、表示部12が別体に形成される場合に比べて、ケーシング11の外面を段差および隙間が無いすっきりとしたデザインとすることができる。また、表示部12に水や汚れ等が付着した場合に、この水や汚れがケーシング11の内部に侵入することを防ぐことができる。
According to this, since the
また、便座装置1は、ケーシング11内に収納され、洗浄水を噴出することにより人体の局部を洗浄するノズル30をさらに備えている。
これによれば、便座装置1が温水洗浄便座である場合においても上述した効果と同様の効果を有する。
Further, the
According to this, even when the
<第二実施形態>
次に、本発明による便座装置1の第二実施形態について、主として上述した第一実施形態と異なる部分を、図8を用いて説明する。上述した第一実施形態の便座20の後端部21は、ケーシング11の天井部11eにおける上段部11e1を覆うように形成されているが、本第二実施形態の便座120の後端部121は、天井部111eの上段部111e1を覆うように形成されていない。便座120の後端部121は、ケーシング111の前方部111bのみを覆うように形成されている。また、便座120の後端部121の上面は、上段部111e1の上面と同じ高さになるように形成されている。これにより、所定部位111e3ひいては表示部112は、上段部111e1(天井部の前側部)より後方かつ下方に位置する。なお、この場合、一対の支持部111fの上面が、便座120の後端部121の上面および上段部111e1の上面と同じ高さとなるように形成されている。また、本第二実施形態においては、天井部11eの下段部11e2の傾斜が、上述した第一実施形態に比べて大きくなるように設定されている。
<Second embodiment>
Next, the second embodiment of the
<第三実施形態>
次に、本発明による便座装置1の第三実施形態について、主として上述した第一実施形態と異なる部分を、図9および図10を用いて説明する。上述した第一実施形態の天井部11eは、上段部11e1および下段部11e2を有する側面視段状に形成されているが、本第三実施形態の天井部211eは段状に形成されていない。天井部211eは、第一実施形態の上段部11e1を、天井部11eの後端まで延ばした形状に設けられている。また、所定部位211e3は、天井部211eの後側部における一対の支持部211fより左方の左端部に形成されている。よって、所定部位211e3ひいては表示部212は、便座20の後端部21より後方かつ下方に位置する。
<Third Embodiment>
Next, the third embodiment of the
<第四実施形態>
次に、本発明による便座装置1の第四実施形態について、主として上述した第一実施形態と異なる部分を、図11および図12を用いて説明する。上述した第一実施形態の天井部11eは、上段部11e1および下段部11e2を有する側面視段状に形成されているが、本第四実施形態の天井部311eは、側面視半円状に形成されている。また、上述した第一実施形態の一対の支持部11fは、ケーシング11から隆起するように形成されているが、本第四実施形態の一対の支持部311fは、ケーシング311の天井部311eの左右方向中央部に設けられた凹部311gから左側の部位および右側の部位である。この凹部311gに便座320に設けられた腕部324が嵌まり、腕部324ひいては便座320が一対の支持部311fに回動可能に支持される。
<Fourth Embodiment>
Next, the fourth embodiment of the
さらに、便座320の後端部321は、天井部311eの頂部311hを覆うように形成されている。また、所定部位311e3は、天井部311eにおける便座320の後端部321より後方に設けられている。これにより、所定部位311e3ひいては表示部312は、便座320の後端部321より後方かつ下方に位置する。
Further, the
<他の変形例>
なお、上述した各実施形態において、便座装置の一例を示したが、本発明はこれに限定されず、他の構成を採用することもできる。例えば、便座装置1は、温水洗浄便座であるが、これに代えて、洗浄機能を有さない暖房便座としても良い。
<Other variants>
Although an example of the toilet seat device is shown in each of the above-described embodiments, the present invention is not limited to this, and other configurations may be adopted. For example, the
また、上述した各実施形態において、複数の薄肉部12bは、ケーシング11が射出成形されるときに形成されるが、これに代えて、ケーシング11が射出成形された後に、加工(例えば切削加工)されることによって、形成されるようにしても良い。
Further, in each of the above-described embodiments, the plurality of thin-
また、上述した各実施形態において、所定部位11e3〜311e3ひいては表示部12〜312は、天井部11e〜311eの左端部に設けられているが、これに代えて、天井部11e〜311eの右端部に設けるようにしても良い。すなわち、所定部位11e3〜311e3は、天井部11e〜311eにおける左側および右側の一方側の端部に設けられ、天井部11e〜311eにおける左側および右側の他方側から一方側に向かうにしたがって、上方から下方に向けて傾斜するように形成されている。また、所定部位11e3〜311e3は、天井部11e〜311eの中央部に設けるようにしても良い。
Further, in each of the above-described embodiments, the predetermined portions 11e3 to 311e3 and thus the
また、上述した各実施形態において、表示部12には、「電源」等の文字が印字されているが、これに代えて、「電源」等の文字を印字しないようにしても良い。
Further, in each of the above-described embodiments, characters such as "power supply" are printed on the
また、上述した各実施形態において、複数の薄肉部12bは、円柱状に凹むように形成されているが(図7参照)、これに代えて、図13に示す複数の薄肉部412bのように、半球状に凹むように形成するようにしても良い。また、図14に示す複数の薄肉部512bのように、円錐台状に凹むように形成するようにしても良い。これによれば、複数の薄肉部12b,412b,512bの形状によって発光部13からの光の透過の度合いを変更することができるため、複数の薄肉部12b,412b,512bが点灯する範囲や点灯したときの明るさを変更することができる。
Further, in each of the above-described embodiments, the plurality of thin-
さらに、図15に示す複数の薄肉部612bのように、ベース部612aの内側面より凹むように形成するとともに、ベース部612aの外側面より半球状に凹むように形成するようにしても良い。これによれば、発光部13が消灯していることにより、複数の薄肉部612bが消灯している場合においても、表示部612の位置を確認することができる。
Further, as in the plurality of thin-
また、上述した各実施形態において、複数の薄肉部12b,412b,512b,612bは、上面視円状に点灯するが、これに代えて、図16に示す複数の薄肉部712bのように、ピクトグラムの形状にて点灯するように複数の薄肉部712bを形成しても良い。
Further, in each of the above-described embodiments, the plurality of thin-
また、上述した各実施形態において、表示部12〜712は、ケーシング11〜711と一体に形成されているが、これに代えて、表示部12〜712とケーシング11とを別体に設けるようにしても良い。この場合、表示部12〜712とケーシング11とを、ネジ等を用いて結合し、または、溶着や接着剤等によって接着するようにしてもよい。また、図17に示すように、複数の薄肉部12bに代えて、所定部位811e3と別体の透過部材812cを用いるようにしても良い。透過部材812cは、透明材料によって円柱状に形成され、上面が所定部位811e3の外面と同一曲面上に配置される。また、透過部材812cは、底部に発光部13が内側に配置される凹部812dが形成される。これにより、発光部13によって発せられた光が透過部材812cを透過して、透過部材812cの上面が点灯する。これによって、使用者が運転状態を確認することができる。
Further, in each of the above-described embodiments, the
また、上述した実施形態において、便座装置1は、公共のトイレルームに設置されているが、これに代えて、個人宅のトイレルームに設置するようにしても良い。この場合、点検の時期の目安となる上述した所定時間は、例えば8年としても良い。
Further, in the above-described embodiment, the
また、上述した実施形態において、便座装置1は、リモコン装置50を備えているが、これに代えて、便座装置1がリモコン装置50を備えずに、各スイッチ51〜55を本体部10に設けるようにしても良い。
Further, in the above-described embodiment, the
また、上述した各実施形態において、表示部12〜812は、便座装置1の運転状態を示しているが、これに代えて、各発光部13a,13b,13cの点滅や、点灯の組み合わせによって、便座装置1の異常を知らせるようにしても良い。
Further, in each of the above-described embodiments, the
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、ケーシング11〜811、便座20〜320、所定部位11e3〜811e3および表示部12〜812、複数の薄肉部12b〜712bの形状を変更するようにしても良い。また、発光部13の種類や光の色を変更するようにしても良い。また、複数の薄肉部12b〜712bの個数や、複数の薄肉部12b〜712b、所定部位11e3〜811e3および表示部12〜812の大きさ、ならびに、ケーシング11〜811における位置や範囲を変更するようにしても良い。
Further, the shapes of the
1…便座装置、10…本体部、11…ケーシング、11e…天井部、11e1…上段部(天井部の前側部)、11e3…所定部位、11f…一対の支持部、12…表示部、12a…ベース部、12b…複数の薄肉部(薄肉部)、13…発光部、20…便座、21…便座の後端部、30…ノズル、P1…閉状態、P2…開状態。 1 ... Toilet seat device, 10 ... Main body, 11 ... Casing, 11e ... Ceiling, 11e1 ... Upper part (front side of ceiling), 11e3 ... Predetermined part, 11f ... Pair of support parts, 12 ... Display part, 12a ... Base part, 12b ... Multiple thin-walled parts (thin-walled parts), 13 ... Light-emitting part, 20 ... Toilet seat, 21 ... Rear end of toilet seat, 30 ... Nozzle, P1 ... Closed state, P2 ... Open state.
Claims (5)
前記ケーシングに支持された便座と、
前記ケーシング内に収納され、発光可能に設けられた発光部と、
前記発光部の発光によって運転状態を示す表示部と、を備えた便座装置であって、
前記表示部は、
前記ケーシングの天井部における所定部位であって、前記天井部の前側部、および前記便座の後端部の少なくとも一方より後方かつ下方に位置する前記所定部位に設けられている便座装置。 A main body having a hollowly formed casing,
The toilet seat supported by the casing and
A light emitting unit housed in the casing and provided so as to be capable of emitting light,
A toilet seat device including a display unit that indicates an operating state by emitting light from the light emitting unit.
The display unit
A toilet seat device provided at a predetermined portion on the ceiling portion of the casing, which is located behind and below at least one of the front side portion of the ceiling portion and the rear end portion of the toilet seat.
前記天井部における左側および右側の一方側の端部に設けられ、前記天井部における左側および右側の他方側から前記一方側に向かうにしたがって、上方から下方に向けて傾斜するように形成されている請求項1または請求項2に記載の便座装置。 The predetermined part is
It is provided at one end of the left side and the right side of the ceiling portion, and is formed so as to incline from the upper side to the lower side from the other side of the left side and the right side of the ceiling portion toward the one side. The toilet seat device according to claim 1 or 2.
前記ケーシングに一体に形成されるとともに、ベース部と、前記ベース部に対して厚みが薄くなるように形成され、前記発光部が発した光を透過させて前記運転状態を示す薄肉部と、を備えている請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の便座装置。 The display unit
A thin portion formed integrally with the casing and formed so as to be thinner than the base portion and transmitting light emitted by the light emitting portion to indicate the operating state. The toilet seat device according to any one of claims 1 to 3.
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