JP6947502B2 - ユーザーのコンテキストに基づくユーザー役割の自動変換の方法及びその情報システム - Google Patents

ユーザーのコンテキストに基づくユーザー役割の自動変換の方法及びその情報システム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザーのコンテキストに基づき、サービス過程中におけるユーザーの役割アイデンティティを自動的に変換する方法及びその情報システムに関するものである。
現在モバイル通信が発達するにつれて、数多くの電気通信業者が沢山の形態のサービス内容、例えばモバイル即時通信、電子商取引、ネットワーク・メディアの発表・放送などを提供している。一般的なユーザーは、上記のサービス内容にアクセスしようとするときに、サービスを提供する一つの電気通信業者に対し、予め一つのアイデンティティ・アカウント番号を登録する必要があり、アイデンティティ・アカウント番号がサービスの中でのユーザーのアイデンティティを示して証明し、これにより、ユーザーがアイデンティティ・アカウント番号に基づいて電気通信業者に対し、サービスの提供を要求することができる。但し、ユーザーがサービスを体験する過程中に、アイデンティティ・アカウント番号の制限によりアイデンティティを随意に変更できず、ユーザーが他のアイデンティティにより電気通信業者に対してサービスにアクセスしようとするときに、更に電気通信業者と共に他のアイデンティティ・アカウント番号を策定する必要があり、これにより、他のアイデンティティ・アカウント番号を利用してサービスの中でのユーザーの他のアイデンティティを示して証明することを招く。このようにすると、ユーザーが自主的な選択に基づき、異なるアイデンティティによりサービスの中で活動してもよいが、ユーザーは、異なるアイデンティティに対応する少なくとも二つのアイデンティティ・アカウント番号を特に記憶する必要があり、もしアイデンティティ・アカウント番号を忘れたら、再びこのアイデンティティ・アカウント番号にて示されるアイデンティティによりサービスの中で活動することはできず、極めて不便になる。
更に一つの例を挙げて説明を行うと、一つのモバイル通信ソフトウェア(例えばLine(登録商標)など)の使用が普及するにつれて、一部の会社マネージャーが、モバイル通信ソフトウェアの即時コミュニケーションを重視し、そして次第にモバイル通信ソフトウェアを、業務の割り当ての媒体とするが、現在一般に知られているこのようなモバイル通信ソフトウェアは、ただ夫々のユーザーが有する一つのモバイル装置のみにより単一のアイデンティティを登録することを許容し、職員と見なされるユーザーが、出勤しているか退勤しているかに拘らず、何れも会社マネージャーから送信された業務メッセージを受け入れる必要があり、労働時間の別途の増加を招くことに加えて、更に職員と見なされるユーザーに対し、精神的な圧力を及ぼすことを招く。
これに加えて、インテル(登録商標)社が、ネットワーク通信に用いられるアイデンティティ・マネージャーについて、例えば中華民国専利公開第201344491号を提供している。この公報に記載される技術は、一つのホームページ・アイデンティティ・コントローラーの応用プログラムの中に一つのアイデンティティ・マネージャーを構築し、アイデンティティ・マネージャーが、或るユーザーのアイデンティティについて、使用、作成及び選択を行うために用いられ、それぞれのアイデンティティの典型的なデータが、ホームページ・リンク、履歴、クッキー(Cookie)、ユーザー・アカウントID、暗証番号、電子メール・アドレス、個人データ及び他の情報などを含む。或る例において、この技術は、ユーザーがホームページを閲覧して準備しようとするときに、ユーザーに二つのアイデンティティを具備させ、そのうちの一方が主要なアイデンティティであり、そのうちの他方が匿名のアイデンティティであり、ホームページ・アイデンティティ・コントローラーの応用プログラムがユーザーのリストを提供し、そのアイデンティティの選択又は新たなアイデンティティの作成に供する。更にホームページ・アイデンティティ・コントローラーの応用プログラムは、個人データの要求を連続的にスキャンすることができ、且つユーザーの設定又はコンテキストアウェアアルゴリズムにより作成されたアイデンティティの決定に基づいて、ユーザーに関連するコンテキスト及び選択を提示することにより、ユーザーが、或る特定のウェブサイトの正しいアイデンティティにアクセスし得る。
ここで、インテル(登録商標)社の上記公報に提示されるユーザー・アカウントIDが、上記のアイデンティティ・アカウント番号であり、インテル(登録商標)社の上記技術は、実際にユーザーがホームページ閲覧過程中に使用又は保存する少なくとも一つのアイデンティティ・アカウント番号のみを収集し、且つこのアイデンティティ・アカウント番号について管理を行うことにより、この後にホームページの閲覧を行う前に、合致するアクティビティ又はコンテキストのアイデンティティ・アカウント番号を提供し、ユーザーの選択に供する。つまり、インテル(登録商標)社の上記技術は、ただ複数のアイデンティティ・アカウント番号について管理を行うだけで、ユーザーが単一のアイデンティティ・アカウント番号によりサービスを体験できない過程中に、ユーザーのコンテキストに対し、ユーザーのアイデンティティを、より好ましい状況にあるように変換するが、インテル(登録商標)社の上記技術は、依然として予めサービスを一時停止する或いは手動で切り替える必要があり、そのようにした後、ユーザーは、他のアイデンティティ・アカウント番号により示される役割アイデンティティにより、サービスを行う。
この点に鑑み、現行の方式は、依然としてユーザーが単一のアイデンティティ・アカウント番号に基づいてサービスを行っている途中に、異なるアイデンティティ役割に切り替えることはできず、したがって、解決策が求められている。
本発明の主要な目的は、一般的に単一のアイデンティティ・アカウント番号に基づいてサービスを提供できず且つユーザーが少なくとも二つのアイデンティティ役割の間で変換できない問題を解決することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、ユーザーのコンテキストに基づくユーザー役割の自動変換の方法を提供し、この方法は、下記のステップを含む。
(A)ユーザーから提供された一つのアイデンティティ・アカウント番号に基づいて、前記ユーザーに対し、少なくとも一つのサービスを提供するステップであって、前記サービスの提供過程中に、前記ユーザーは一つの役割変数として設定される、ステップ、及び
(B)役割データベースから、前記ユーザーに関連する複数の役割変数であって、前記複数の役割変数の各々が一つのコンテキストに関連付けられるように設定されている複数の役割変数を読み取り、前記ユーザーのコンテキストを検知して該コンテキストに基づいて前記ユーザーの元の役割変数を変換し、該コンテキストに合致する役割変数により前記サービスを続行するステップ。
或る実施例において、エントランス・サーバーを提供し、前記ユーザーが前記アイデンティティ・アカウント番号により前記エントランス・サーバーの認証を得て前記サービスにアクセスするステップを更に含む。
或る実施例において、前記サービスは、サービス・サーバー上に構築され、前記ユーザーが認証を得るときに、前記エントランス・サーバーは、前記サービス・サーバーが前記ユーザーに対しサービスを提供することを要求する。前記アイデンティティ・アカウント番号は、前記ユーザーと即時通信サービス・プロバイダーにより登録される。
或る実施例において、エントランス・サーバーを利用し、前記ユーザーを通して前記サービスの少なくとも一つの外部端末機器にアクセスして前記ユーザーが前記サービスを使用している間の少なくとも一つのユーザー状態因子を収集し、該ユーザー状態因子を解析して少なくとも一つのコンテキストを取得し、該コンテキストの各々を一つの役割変数に関連付けるように設定するステップを更に含む。前記ユーザー状態因子は、前記ユーザーが前記サービスにアクセスした時間、位置又は行動特性である。
或る実施例において、前記エントランス・サーバーを利用し、前記ユーザーを通して前記サービスの少なくとも一つの外部端末機器にアクセスして前記ユーザーが役割変数を変換するユーザー状態因子を収集し、該ユーザー状態因子を解析して少なくとも一つのコンテキストを取得し、該コンテキストにより、役割変数に対し更新を行うステップを更に含む。
或る実施例において、前記ユーザーから主動的に送られた変換要求を受け取り、該変換要求の中で指定されている役割変数により、前記ユーザーの前記元の役割変数を置換するステップを更に含む。
或る実施例において、前記ステップ(B)において、時間、位置及び行動特性のうちの少なくとも一つがコンテキストの検知標的と見なされる。
或る実施例において、前記ステップ(A)において、前記ユーザーに対し、互いに異なる複数のサービスが提供され、前記ユーザーにより前記複数のサービスのうちの一つのサービスが選択されて使用され、前記ステップ(B)において、前記ユーザーのサービス変換が検知標的と見なされる。
上記の方法以外に、本発明は、上記の方法を実行するために用いられる情報システム、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明の上記の解決策によれば、従来技術と比較すると、次の特徴がある。本発明は、ユーザーが、単独のサービスを行う過程中又は他のサービスに変換する過程中に、単一のアイデンティティ・アカウント番号のみを提供する必要がある場合には、ユーザーに基づいてサービスを行う過程中に、異なるコンテキストに基づいてユーザーが異なる役割アイデンティティに変換することができる。
本発明の或る実施例の概略実施構成図である。 本発明の或る実施例のユーザー・インターフェースの概略実施図(一)である。 本発明の或る実施例のユーザー・インターフェースの概略実施図(二)である。 本発明の他の実施例のユーザー・インターフェースの概略実施図(一)である。 本発明の他の実施例のユーザー・インターフェースの概略実施図(二)である。 本発明の方法の或る実施例のフローチャートである。 本発明の或る実施例の位置決めの概略実施図である。 本発明の或る実施例の即時通信サービスの概略実施図(一)である。 本発明の或る実施例の即時通信サービスの概略実施図(二)である。 本発明の或る実施例のサービス切り替えの概略実施図である。 本発明の方法の他の実施例のフローチャートである。
本発明の詳細な説明及び技術内容について、図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本発明は、ユーザーのコンテキストに基づくユーザー役割の自動変換の方法であり、情報システム1を伴って実施される。情報システム1は、サービス・プロバイダーにより構築され、サービス・プロバイダーは、即時通信サービス・プロバイダー、コミュニティサイト・サービスプロバイダー又はクラウド・サービスプロバイダーなどであってよい。情報システム1は、少なくとも一つのエントランス・サーバー11及び少なくとも一つのサービス・サーバー12を含み、エントランス・サーバー11及びサービス・サーバー12がそれぞれインターネット接続機能を有することにより、外部端末機器は、インターネット3を介してエントランス・サーバー11及びサービス・サーバー12に接続することができる。エントランス・サーバー11は、認証、許可及びアカウンティング・サーバー(AAAサーバーとも称する)の構築に基づいて設計されてもよいが、或る実施例において、エントランス・サーバー11は、プログラムの設計を通して挙動フィードバック機能を有してもよい。更に、エントランス・サーバー11は、役割データベース111を含んでもよいし又は外部の役割データベース111と通信してもよく、役割データベース111とエントランス・サーバー11とが直接的にデータを通信することにより、エントランス・サーバー11は、役割データベース111に対して送信するデータ読取要求又はデータ書込要求を受け取る。役割データベース111は、関係データベース構築又は他のデータベース構築の設計により作成することができ、とりわけ、関係データベース構築は、MySQL(登録商標)、Microsoft(登録商標) Access(登録商標)などであってよい。
一方、サービス・サーバー12は、少なくとも一つのソフトウェア・プログラムの追加を介して実行することができ、インターネット3を経由して外部端末機器にログインするユーザーに対し、サービスを提供する。例を挙げてみると、サービス・サーバー12は、ソフトウェア・プログラムに基づいて、即時通信サービス、ストリームAVサービス、電子商取引サービス、情報発表・放送サービス又はユーザー生成コンテンツ(User Generated Content、UGCと略称する)・サービスなどを提供する。しかしながら、本発明は、それぞれのサービスが、複数のサービス・サーバーのうちの一つのサービス・サーバー12により提供されることを例示するだけであり、これに限定されるものではない。或る実施例において、サービス・サーバー12が、外部端末機器に対してサービスを提供する機会は、エントランス・サーバー11が外部端末機器に対し認証を行い、外部端末機器が認証を得た後に、エントランス・サーバー11がサービス・サーバー12から外部端末機器に対してサービスを提供することを要求しようとするときに、サービス・サーバー12は、ユーザーがエントランス・サーバー12の認証を得て、エントランス・サーバー11は、或るユーザー2に対してサービスを提供することを要求しようとする。更に、本発明は、本発明の技術を具体的に説明するために、エントランス・サーバー11とサービス・サーバー12とを別々に説明するが、実際の応用においては、エントランス・サーバー11とサービス・サーバー12とが、同一の端末サーバー機器上に構築されてもよいし、異なる端末サーバー機器上に構築されてもよい。
上記のように、外部端末機器は、ユーザー2に所有され得るが、ユーザー2は、本発明を実施する前に、既にサービスに予めアクセスして準備するサービス・プロバイダーとのサービス契約を締結する。外部端末機器は、インターネット接続機能を有し、インターネット3を介して情報システム1に接続することができる。外部端末機器は、モバイル通信装置、デスクトップパソコン又はインターネット接続機能を有する他の電子機器であってよい。
本発明は、予めユーザー2に対し、複数の役割変数20を構築し、役割データベース111に記憶する。これらの役割変数20は、ユーザー2に関連するように設定され、これらの役割変数20は、ユーザー2がサービス・プロバイダーに対して登録する一つのアイデンティティ・アカウント番号を、データ読取のインデックスと見なしてよい。また、本発明は、更に、それぞれの役割変数20を、一つのコンテキストに関連付ける。コンテキストは、一つ又は複数のユーザー状態因子22により構成することができる。とりわけ、本発明におけるユーザー状態因子22は、ユーザー2におけるコンテキストを判断する重要な指標であり、ユーザー状態因子22は、それぞれの役割変数20の中に記録され、そして或る条件となるように設定される。エントランス・サーバー11は、少なくとも一つのユーザー状態因子22に基づいて、ユーザー2におけるその場のコンテキストを認識し、適切な切り替えを行ってよい。更に、ユーザー状態因子22は、ユーザー2がサービスを使用している間の時間、位置、習慣的な行動特性、特殊な行動特性又は切り替えサービスの要求などであってよい。例を挙げてみると、ユーザー状態因子22は、単一の因子又は複数の因子により構成することができる。とりわけ、ユーザー2がサービスを使用している間の時間又は位置が、単一の因子により構成されたユーザー状態因子22であり、時間又は位置のみが合致する必要があると、このユーザー状態因子22を取得し、それによりその場のコンテキストを推定・判断することができる。その他に、位置は、衛星測位信号により取得することができる。更に、ユーザー2がサービスを使用している間、習慣的な行動特性は、複数の因子により構成することができる。或る実施例において、習慣的な行動特性は、時間及び位置の因子により構成され、サービスを使用している間に、ユーザー2がこれらの因子を同時に満たすときに、習慣的な行動特性とするユーザー状態因子22を取得する。また、習慣的な行動特性の認定は、或るデータ収集時間内に、ユーザー2が、長時間又は比較的高い確率にあるサービス使用状態であってよく、例えばユーザー2が、毎日午前8時から午後5時まで会社にいてよく、即ち、これを習慣的な行動特性と見なしてよい。一方、特殊な行動特性は、ユーザー2がより特殊な状態因子、例えば匿名サークルへの参加、特殊な好み又は業界外の特殊な職業などであることを指す。また、本発明では、これらの役割変数20が、情報ファイルのフォーマットにより別々に役割データベース111に記憶されてよい。より詳しく言うと、本発明は、ビッグデータ(Big data)技術を利用してユーザー2がサービスを使用している間の少なくとも一つのユーザー状態因子22を収集することにより、ユーザー2がサービスを使用している過程中に少なくとも二つのコンテキストを識別する。また、本発明は、即時通信ソフトウェア(例えばLine(登録商標)通信ソフトウェア)を実行するものとして例示されるが、これに限定されるものではない。ユーザー2が初めて即時通信ソフトウェアを実行してサービス・プロバイダーとのアイデンティティ・アカウント番号の登録を行おうとするときに、即時通信ソフトウェアは、ユーザー2に対して必要なアイデンティティ・データの提供を要求する以外に、更に、ユーザー2に対し、自主的に定義できる少なくとも一つの役割コンテキスト編集オプションを提供することにより、ユーザー2が自分のニーズに合わせて、特定のコンテキストにおいて用いられる役割を自ら定義することができる。自ら定義することができる内容は、役割のアイデンティティであってよく、これにより、コンテキストに基づいて役割のアイデンティティを切り替えることができる。このコンテキストは、上記で提示した通り、ユーザーがサービスを使用している間の時間、位置、限定条件などであってよい。上記のように、即時通信ソフトウェアは、ユーザー2が自ら定義を完了した後に、ユーザー2が役割コンテキスト編集オプションに対して書き込んだ内容を、エントランス・サーバー11へ返し、エントランス・サーバー11は、受信された内容を、ユーザー2に関連する一つの役割変数20となるように設定する。これ以外に、即時通信ソフトウェアは、更に、プログラムの編集を通して一つの役割コンテキスト編集設定を具備することができ、これにより、ユーザー2は、随時に使用のニーズに基づいて、変換しようとする役割及びそのコンテキストを自ら定義することができる。
上記のように、ユーザー2が役割コンテキストを自ら定義する実施方策を提供する以外に、本発明は、更に、ユーザー2がサービスを体験する過程中に、或いはユーザー2がサービス・プロバイダーとの登録を行おうとしてアイデンティティ・アカウント番号を取得するその場に、ユーザー2が、情報システム1の少なくとも一つの外部端末機器にアクセスすることによりデータの収集を行うために用いられ、これにより、ユーザー2の使用習慣及び使用記録を取得し、収集されたデータにより、少なくとも一つの役割変数20の設定を行う。例を挙げてみると、本発明は、エントランス・サーバー11を利用し、ユーザー2がサービスの提供又はサービスの取り消しを要求する時間を記録し、その時間を、役割変数20を設定するコンテキストの基礎と見なす。或いは、ユーザー2が、サービスにアクセスするために用いられる外部端末機器に対し、位置決め検知を行い、位置決め検知の位置メッセージを、役割変数20を設定するコンテキストの基礎と見なす。例を挙げて説明すると、位置決め検知の結果として、ユーザー2が一日の一部の時間にそれぞれ内湖科学園区と台北市の或る団地マンションにいるべきであることを示し、内湖科学園区がオフィス区域に属し、台北市の或る団地マンションが住宅区域に属し、上記の二つの位置を、異なるユーザー状態因子22と見なし、夫々異なるコンテキストに属するように定義し、一つの役割変数20に関連付け、例えば位置が内湖科学園区のコンテキストで、出勤アイデンティティとなる役割変数20を設定し、位置が台北市の或る団地マンションのコンテキストで、つまり退勤アイデンティティとなる役割変数20を設定する。
上記のように、本発明は、複数のユーザー状態因子22により役割変数20を設定することができ、ユーザー2が一日の午前9時から午後5時まで内湖科学園区にいるべきであり、その残りの極めて大部分の時間が台北市の或る団地マンションにいるべきで、ユーザー2が内湖科学園区にいる期間は、出勤期間に属し、内湖科学園区もオフィス区域に属し、したがって、上記の二つのユーザー状態因子22は、同一の役割変数20の中に分類することができ、該役割変数20が、出勤アイデンティティとなるように定義される。ユーザー2が台北市の或る団地マンションにいる期間は、退勤期間に属し、台北市の或る団地マンションが住宅区域に属し、したがって、上記の二つのユーザー状態因子22は、同一の役割変数20の中に分類することができ、該役割変数20が、退勤アイデンティティとなるように定義される。更に、測位サービスの位置情報は、地図サービス・プロバイダー(例えばGoogle(登録商標) Map)を通して取得することができるが、ここでは詳細に述べない。
上記のコンテキスト定義方策以外に、更に、ユーザー2がホームページを閲覧する習慣に基づいて、コンテキスト定義の基礎と見なしてもよく、エントランス・サーバー11は、ユーザー2がサービスにアクセスするために用いられる外部端末機器に対し、ネットワーク閲覧記録データ(例えばホームページ履歴データ、クッキー)の収集を行ってよく、これにより、ユーザー2が特定の時間に特定のホームページを習慣的に訪問して閲覧を行うことを分析することができる。例えば、ユーザー2が常に午後8時に或る買物ホームページに接続し、即ちこれをユーザー状態因子22と見なして或る買物コンテキストとなるように定義することができ、買物アイデンティティの役割変数20に関連付ける。本発明は、買物の例のみにより例示を行うだけであるが、実際にはこれに限定されず、或るコミュニティサイト・ホームページ、或る新聞ホームページ又はユーザー・オリジナル・ホームページ等に対してもコンテキストの収集を行ってもよい。
これ以外に、本発明は、更に、ユーザー2に対し、外部端末機器に選択されたサービスを、コンテキスト定義の基礎と見なしてもよい。例えば、ユーザー2がサービスをAVストリームとするように選択するときに、即ちこれを一つのコンテキストと見なして視聴者のアイデンティティとなる役割変数20に関連付けてもよい。仮にユーザー2が外部端末機器上でサービスをゲームとして選択する場合に、つまり、これを他のコンテキストと見なしてプレーヤー・アイデンティティとなる役割変数20に関連付けてもよい。或る実施例において、本発明では、上記で提示される即時通信ソフトウェアは、即時通信サービス・プロバイダーにより発表されたソフトウェアを通して更新され或いは製造元工場で組み込まれ、少なくとも一つの付加価値サービスと連動し、ユーザー2は、即時通信ソフトウェアの操作を介して付加価値サービスを直接起動させる。付加価値サービスは、例えば第三者支払、ストリームAV、電子商取引又はゲーム等であってよい。この実施例において、情報システム1は、外部端末機器を介して、(1)ユーザー2が、即時通信ソフトウェアを使用して、これらの付加価値サービスのうちの一つを起動させた時間、及び(2)使用された付加価値サービス、を調査することができ、この調査の結果をユーザー状態因子22と見なして一つのコンテキストを定義する。更に、本発明は、付加価値サービスも、モバイル・アプリケーション・プログラム(Mobile Application Program、 APPと略称)の形で、外部端末機器に追加・搭載することができる。
また、本発明は、更に、画像解析などの技術を介し、ユーザー2が情報システム1に対して、サービスにアクセスするその場の使用環境の要求を送ることを解析することができ、解析後に、その結果を、特定の役割変数20又は複数の役割変数のうちの一つの役割変数20のコンテキストとなるように定義することができる。例を挙げてみると、本発明は、ユーザー2のイネーブルを介してサービスの外部端末機器の或る撮像モジュール・ブロックを取得するために用いられ、撮像モジュール・ブロックは、ユーザー2のその場の使用環境をピックアップすることができ、後で、外部端末機器に追加・搭載された画像識別ソフトウェアを介し、その場の使用環境に対し、解析を実行することができ、或いは撮像モジュール・ブロックがその場の使用環境をピックアップした後に、識別待ちの画像情報を生成して情報システム1へ送信し、情報システム1に渡された識別待ちの画像情報に対し、画像の識別を行い、その後に、情報システム1を利用して画像識別の結果に対し、分類又は検知を行い、画像識別の結果を一つのユーザー状態因子22と見なして、一つのコンテキストを定義する。
更に或る実施例において、本発明は、情報システム1がユーザー2に対し、その接続の少なくとも一つの外部端末機器とのコンテキストの検知を行った後に、情報システム1から、複数のコンテキストを含むコンテキスト分析データを送信するために用いられ、更に、コンテキスト分析データが外部端末機器の或る表示インターフェース上に表示され、このときに、ユーザー2は、コンテキスト分析データに基づいて、少なくとも一つのコンテキストに対し、一つの役割変数20の設定を行ってもよい。例を挙げてみると、情報システム1がユーザー2に対してコンテキストの検知を完了した後に、ユーザー2に対し、コンテキスト分析データを提供する。コンテキスト分析データは、買物コンテキスト、音楽鑑賞コンテキスト及びゲーム・コンテキストを含み、このときにユーザー2は、買物コンテキストに対し、役割変数20を設定することにより、買物コンテキストと買物アイデンティティとが互いに対応できる。同様に、ユーザー2は、音楽鑑賞コンテキスト及びゲーム・コンテキストそれぞれに対し、異なる役割変数20を設定することにより、音楽鑑賞コンテキストと視聴者アイデンティティとが対応でき、ゲーム・コンテキストとプレーヤー・アイデンティティとが対応できる。
再び図2A及び図2Bを参照すると、本発明は、ユーザー2に対してこれらの役割変数20を構築し、コンテキストに関連付ける過程中に、ユーザー2がサービスにアクセスするために用いられる外部端末機器上に、ユーザー・インターフェース4により構築の進捗を表示することができる。図2Aに示すように、構築の進捗は、一つの進捗リスト41の形で表示できる。また、ユーザー・インターフェース4が、進捗パーセンテージを更に表示することにより、数字を介して構築の進捗をはっきり示すことができる。これ以外に、ユーザー2がこれらの役割変数20を構築し、コンテキストに関連付ける過程中にあるときに、エントランス・サーバー11は、ユーザー2がアイデンティティ・アカウント番号における一つのユーザー画像43を設定できず、或いは一つのアイデンティティ名称をユーザー・インターフェース4上に表示できず、他に表現できないユーザー2の他の画像42、例えば図2Aに示されるブランク画像のみを表示できるだけであり、ユーザー2が一定時間待機するのを経ると、これらの役割変数20及び対応するアイデンティティの構築を完了し、役割データベース111に記憶し、ユーザー2のアイデンティティ・アカウント番号に関連付け、ユーザー・インターフェース4が進捗リスト41を介して構築の完了を表示するだけでなく、図2Bのように、更に、ユーザー2がアイデンティティ・アカウント番号におけるユーザー画像43に設定され、或いは役割名称がユーザー・インターフェース4の中に表示される。更に、上記の実施例は、単一の進捗リスト41のみにより、ユーザー2がこれらの役割変数20を構築する構築の進捗を表示するだけであるが、本発明は、これに限定されるものではない。図3A及び図3Bを参照すると、或る実施例において、ユーザー2がそれぞれの役割変数を構築する過程中に、ユーザー・インターフェース4の中に、複数の進捗リスト41を表示し、複数の進捗リスト41を利用して、一つの役割変数20の構築をそれぞれ表示する。これらの役割変数20を順番に構築するときに、これらの進捗リスト41が、順番に変化をもたらすべきである。例を挙げてみると、ユーザー2がアイデンティティ・アカウント番号によりエントランス・サーバー11に登録した後に、更に二つの役割変数20を構築し、そのうちの一方が退勤アイデンティティの役割変数20であり、そのうちの他方が出勤アイデンティティの役割変数20であり、退勤アイデンティティである役割変数20は、対応するコンテキストの構築を行うときに、対応する一つの進捗リスト41が、その構築の進捗を表示し、構築を完了した後に、ユーザー・インターフェース4上に、退勤アイデンティティに対応する役割変数20の画像43を表示する。その後に、直ぐに他の進捗リスト41により、出勤アイデンティティである役割変数20が、対応するコンテキストを行う構築を表示し、表現できないユーザー2の画像42により暫く表示するのではなく、出勤アイデンティティである役割変数20の構築が完了した後に、ユーザー・インターフェース4上に、出勤アイデンティティに対応する役割変数20の画像44を表示し、このようにして、これらの役割変数20の構築を完了する。上記のように、本発明は、二つの役割変数20のみによる実施方式の説明を行ったが、実際にはこれに限定されるものではなく、現在の実施に基づいて対応する調整を行ってもよい。上記のように、更に図4を参照すると、ユーザー2がこれらの役割変数20及びそのコンテキストの構築を完了した後に、一つの実施例に係る方法を実施することができる。方法は、プログラムの形態でも実施することができ、プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することができる。本発明の方法は、以下のステップを含む。
ステップ(A):ユーザー2から提供された一つのアイデンティティ・アカウント番号に基づいて、ユーザー2に対し、少なくとも一つのサービスを提供するステップであって、サービスの提供過程中に、ユーザー2は一つの役割変数20として設定される、ステップ。
ステップ(B):役割データベース111から、ユーザー2に関連する複数の役割変数20であって、複数の役割変数20の各々が一つのコンテキストに関連付けられるように設定されている複数の役割変数20を読み取り、ユーザー2のコンテキストを検知して該コンテキストに基づいてユーザー2の元の役割変数20を変換し、該コンテキストに合致する役割変数20によりサービスを続行するステップ。
本発明のステップを詳しく説明するために、上記で例示した即時通信ソフトウェアを例に挙げて説明を行う。実施の初期に、先ずステップ(A)を行い、情報システム1は、インターネット3を介して、ユーザー2が使用する外部端末機器に接続し、情報システム1が、ユーザー2が提供する単一のアイデンティティ・アカウント番号に基づいて、ユーザー2に対し、即時通信サービスを提供することにより、ユーザー2は、即時通信サービスにより、他のユーザー5へメッセージを送信することができる。情報システム1がユーザー2に対して即時通信サービスを提供するときに、情報システム1は、役割データベース111に接続し、上記アイデンティティ・アカウント番号をインデックスとして、役割データベース111内の、上記アイデンティティ・アカウント番号に関連するこれらの役割変数20を読み取る。例えばこれらの役割変数20のうちの一つの役割変数20が、予め設定された一つの使用ファイルを有する場合、情報システム1が、予め設定されたこの使用ファイルを有する役割変数20を、ユーザー2に適用することにより、ユーザー2は、予め設定された役割変数20により、サービスを行う。更に、或いは、情報システム1は、ユーザー2から外部端末機器を介して送信されたサービスの要求を受け取るときに、外部端末機器に対し、ユーザー2のその場のコンテキストの検知を行い、該コンテキストの検知結果に基づいて、ユーザー2の元の役割変数20を変換することにより、該コンテキストに合致する役割変数20により、サービスを続行する。更に、図5ないし図6Bを参照して例を挙げて説明すると、情報システム1は、ユーザー2のサービスの要求を受け取った後に、ユーザー2に対して即時通信サービスを提供するときに、直前にユーザー2が内湖科学園区(例えば図5に示す50)にいて、時間が午前10時であることを検知し、これをユーザー状態因子22とし、役割データベース111において、上記のユーザー状態因子22を有するコンテキストが存在するかどうかを検索する。そのようなコンテキストが存在する場合、ユーザー2が、該コンテキストの中にあると判断し、情報システム1は、ユーザー2の直前のコンテキストが出勤であると判断し、コンテキストが出勤である役割変数20を読み取り、ユーザー2は、この役割変数20にて設定された出勤アイデンティティにより、即時通信サービスを行う。上記のように、仮に情報システム1がユーザー2に対して即時通信サービスを提供する過程中に、ユーザー2が直前に使用していたアイデンティティ又はコンテキストが役割データベース111において記録されていないことを見い出した場合、情報システム1は、その場の未知のアイデンティティ又はコンテキストに対し、構築を実行することができ、これを他の役割変数20となるように追加することにより、今後の使用に寄与する。更に、本発明は、上記で提示した設定過程中に、ユーザー2が、それぞれの役割変数20に基づいて、使用権限又は他の実施制限の設定を行い、ユーザー2が出勤アイデンティティによりサービスを行うときに、ユーザー2が出勤アイデンティティのみにあることにより即時通信を実行できるように設定している他のユーザー5(例えば会社マネージャー)は、図6Aに示すように、即時通信サービスを通してユーザー2に連絡することができる。即ち、ユーザー2が出勤アイデンティティ以外の役割変数に変換すると、会社マネージャーと見なされる他のユーザー5は、ユーザー2との即時通信を実行することができない。上記のように、更に、ステップ(B)に入り、本発明は、情報システム1がユーザー2に対してサービスを継続的に提供する過程中に、定期的に、ユーザー2に対し、位置決め及びサービス時間などの行動特性の検知を行うことにより、ユーザー2がサービスを行うコンテキストを確認する。このように、情報システム1は、ユーザー2が内湖科学園区から離れて台北市の或る団地マンション(例えば図5に示す51)にいて、時間が午後7時であることを検知すると、ユーザー2のコンテキストが既に変化をもたらしていると判断し、このときの検知結果をユーザー状態因子22と見なし、役割データベース111内の、ユーザー2に関連するこれらの役割変数20及びそのコンテキストを読み取り、役割データベース111において、上記のユーザー状態因子22を有するコンテキストが存在するかどうかを検索する。そのようなコンテキストが存在する場合、ユーザー2のコンテキストが変化したと判断し、ユーザー2のサービスの中における役割を変換して用意しようとする。このときに、情報システム1は、ユーザー2の直前のコンテキストが退勤であると判断し、役割データベース111から、コンテキストが退勤である役割変数20を読み取り、ユーザー2は、この役割変数20にて設定された退勤アイデンティティにより、即時通信サービスを行う。この際、ユーザー2が退勤アイデンティティによりサービスを行うときに、退勤アイデンティティ中であることにより即時通信を実行できないように設定している他のユーザー5は、ユーザー2との即時通信を実行することができず、この時間に他のユーザー5がユーザー2へ送信したメッセージは、ユーザー2が再び出勤アイデンティティ又は通信を許容する他のアイデンティティに変換するまで待つ必要があり、ユーザーがアイデンティティを変換すると通信を実行することができる。一方、ユーザー2が退勤アイデンティティによりサービスを行うときに、退勤アイデンティティにより即時通信を実行できるように設定している他のユーザー6(例えば友達)は、図6Bに示すように、即時通信サービスを通してユーザー2に連絡することができる。更に、本発明は、ステップ(B)の実行過程中に、上記で提示したように、これらの役割変数20を構築する実施例によりコンテキストの検知を実行することができ、したがって、ステップ(B)において、時間、位置及び行動特性のうちの少なくとも一つが、コンテキストの検知標的と見なされてよい。上記のように、本発明は、二つの役割コンテキストを切り替えることによる例示のみを行うが、実際にはユーザーがこれらの役割変数を構築するときに、二つに限定されるものではなく、更に出勤又は退勤がコンテキストの制限と見なされるものではない。
上記の実施例以外に、本発明の方法は、或る実施例において、ステップ(A)において、ユーザーに対し、互いに異なる複数のサービスを提供することができ、ユーザーにより一つのサービスが選択されて使用され、ステップ(B)において、ユーザーのサービス変換が検知標的と見なされる。ここで、上記で提示した切り替えサービスの実施例により例示を行って説明する。その説明の前に、先ず、ユーザー2が、既に外部端末機器を利用して情報システム1から即時通信のサービスにアクセスし、ユーザー2が退勤アイデンティティの役割変数20として設定されていると仮定する。図7を参照すると、実施過程中に、ユーザー2が、使用のニーズに基づくことを可能とし、例えばインターネットに接続してLine(登録商標)社から販売されている熊(Brown)のマグカップを購入しようとするときに、ユーザー2が即時通信ソフトウェア内蔵機能を介してオンラインショッピングモールである付加価値サービス(例えばLine(登録商標) Mart)と連動できる。ユーザー2が付加価値サービスを起動させると、情報システム1は、ユーザー2がサービスにアクセスするために用いられる外部端末機器に対してコンテキストの検知の実行をまだ中止しておらず、外部端末機器が即時通信ソフトウェアの中止を準備することを検知し、オンラインショッピングモールであるモバイル・アプリケーション・プログラムを起動させる。このときに、ユーザー2は、他のアイデンティティ・アカウント番号を提供する必要がなく、情報システム1は、これをサービスの変換と見なし、その使用されるモバイル・アプリケーション・プログラムをユーザー状態因子22と見なし、役割データベース111において、同じユーザー状態因子22を有するコンテキストが存在するかどうかを検索する。そのようなコンテキストが存在する場合、情報システム1は、ユーザー2がこのコンテキストの中にあると判断し、ユーザー2のコンテキストを退勤から買物に変換し、買物に関連付けられた役割変数20を読み取ってユーザー2に適用することにより、ユーザー2は、他のアイデンティティ・アカウント番号を提供する必要なく、買物アイデンティティにより、買物を行うことができる。
上述したように、本発明は、ユーザー2が役割変数20を変換させるときに、役割変数20に対応する使用権限又は他の実施制限を実行する以外に、更に、ユーザー2のユーザー画像24を変換し、その場にこの役割変数20を使用する他のユーザー画像25に関連付ける。図6A及び図6Bに示すように、ユーザー2が出勤アイデンティティにある役割変数20のときには、ユーザー画像24によりユーザー2を表現し、ユーザー2が退勤アイデンティティにある役割変数20のときには、他のユーザー画像25によりユーザー2を表現する。これにより、ユーザー画像24、25の態様を変更することにより、ユーザー2は、役割アイデンティティの変化を認識することができる。上記の態様以外に、更に、インターフェースの色変化を介し、或いは他の人目を引く手段により、ユーザー2の役割アイデンティティが変化したことを提示することができる。
更に図8を参照すると、上記の説明から、本発明において、サービス・サーバー12がユーザー2に対してサービスを提供する機会は、ユーザー2のエントランス・サーバー11に対して提供するアイデンティティ・アカウント番号が認証を得るときであることが認識できるであろう。したがって、或る実施例において、本発明の方法は、副次的なステップ(C):エントランス・サーバー11を提供することにより、ユーザー2がアイデンティティ・アカウント番号によりエントランス・サーバー11の認証を得てサービスにアクセスするステップを更に含む。これにより、アイデンティティ・アカウント番号に対する認証を介してユーザー2が既に登録している合意ユーザーであるか又はまだ登録していない合意ユーザーであるかを確認することができる。更に、上記で提示した説明・解釈において、ユーザー2に対し、これらの役割変数20の構築を行うことを既に認識しているであろうが、これにより、或る実施例において、本発明の方法は、副次的なステップ(D):エントランス・サーバー11を利用し、ユーザー2を通してサービスの少なくとも一つの外部端末機器にアクセスしてユーザー2がサービス中での少なくとも一つのユーザー状態因子22を収集し、該ユーザー状態因子22を解析して少なくとも一つのコンテキストを取得し、該コンテキストの各々を一つの役割変数20に関連付けるように設定するステップを更に含む。
再び図8を参照すると、上記の実施例が、自動切り替えの例である説明を行うが、ユーザー2の要求に基づいて、役割アイデンティティの切り替えを行ってもよい。或る実施例において、本発明の方法は、副次的なステップ(E):ユーザー2から主動的に送られた変換要求を受け取り、この変換要求の中で指定されている役割変数20により、ユーザー2の元の役割変数20を置換するステップを更に含む。例を挙げてみると、或る時間に、ユーザー2が退勤アイデンティティにより即時通信のサービス中にあり、このときにユーザー2が体調不良で仕事に専念できなくて休暇を取ろうとすることを見い出したとする。しかしながら、同じ時間に、情報システム1は、直前にユーザー2が出勤アイデンティティに変換するコンテキストを有さないので、ユーザー2は、出勤アイデンティティにより、会社マネージャーと見なされる他のユーザー5に連絡することができない。これにより、ユーザー2は、即時通信ソフトウェアに含まれる主動的な変換機能を介し、既に役割データベース111に記憶されている役割変数20のうちの一つの役割変数20、例えば出勤アイデンティティの役割変数20、を選択することができ、ユーザー2が、アイデンティティ役割の変換をこのように行うことにより、出勤アイデンティティの役割変数20にて即時通信を行い、会社マネージャーと見なされる他のユーザー5との即時通信を行い、休暇の申請を知らせることができる。
更に、上記のように、本発明は、著しいコンテキスト差異の実施過程により、説明を行うが、ユーザー2により類似のコンテキストにおいて二つの役割変数20が設定される状況は避けられない。或る実施例において、本発明は、これらの役割変数20を構築する過程中に、一つのコンテキスト関連度の設定を増加させ、コンテキスト関連度の設定を、或る設定ファイルのフォーマットにより、役割データベース111に記憶することができ、役割データベース111内の一つの役割変数20に関連して読み取る。例を挙げて説明すると、ユーザー2が役割変数20の設定を経た後に、それぞれ退勤アイデンティティ及び退勤父親アイデンティティに代表される二つの役割変数20を有し、退勤アイデンティティ及び退勤父親アイデンティティのコンテキストが、何れも台北市にある一つの団地マンション及び退勤時間のユーザー状態因子22を含み、退勤父親アイデンティティのコンテキストが、子供用ビデオが表示されるように起動させるユーザー状態因子22を含む。このように、情報システム1がユーザー2のコンテキストを検知した後に、台北市にある一つの団地マンション及び退勤時間を同時に有するユーザー状態因子22を見い出すと、他のユーザー状態因子22を有するかどうかを判断し、無い場合には、情報システム1は、直前の上記コンテキストと退勤アイデンティティの役割変数20との関連度が最も高いと判断し、ユーザー2は、退勤アイデンティティの役割変数20によりサービスを行う。有る場合には、情報システム1が検知した後に、ユーザーが子供用ビデオを起動させるユーザー状態因子22を有することを見い出すと、退勤父親アイデンティティのコンテキストに完全に合致すると判断し、ユーザーは、退勤父親アイデンティティの役割変数20によりサービスを行う。
再び図8を参照すると、上記の説明から、本発明のエントランス・サーバー11が挙動フィードバック機能を有することが認識できるであろう。したがって、或る実施例において、本発明の方法は、副次的なステップ(F):エントランス・サーバー11を利用し、ユーザー2を通してサービスの少なくとも一つの外部端末機器にアクセスしてユーザー2が役割変数20を変換するユーザー状態因子22を収集し、該ユーザー状態因子22を解析して少なくとも一つのコンテキストを取得し、該コンテキストにより、一つの役割変数20に対し更新を行うステップを更に含む。簡単に言えば、本発明は、エントランス・サーバー11の挙動フィードバック機能を利用し、ユーザー2がそれぞれの役割変数20を変換する過程に対し、解析を行い、ユーザー2が役割変数20を変換するコンテキストを分類して学習することにより、エントランス・サーバー11は、より正確にユーザー2のコンテキストに基づいて、役割変数を変換することができる。
上記を総合すると、本発明のユーザーのコンテキストに基づくユーザー役割の自動変換の方法及びその情報システムについて、本発明の方法は、実施の初期に、或るユーザーが提供した一つのアイデンティティ・アカウント番号に基づいて、ユーザーに対し、少なくとも一つのサービスを提供する。サービスの提供過程中に、ユーザーは、一つの役割変数として設定される。この方法は、更にサービスを継続的に提供する過程中に、役割データベースからユーザーに関連する複数の役割変数を読み取る。各役割変数は、一つのコンテキストに関連付けられるように設定されている。この方法は、ユーザーのコンテキストを検知して該コンテキストに基づいてユーザーの元の役割変数を変換し、該コンテキストに合致する役割変数によりサービスを続行する。これにより、一般的には異なるアイデンティティ・アカウント番号によりユーザーのアイデンティティを変換する必要がある実施方式を変更し、ユーザーは単独で一つのアイデンティティ・アカウント番号によりサービスを体験することができ、コンテキストに基づいて異なる役割アイデンティティに自動的に変換することができる。
以上、本発明について詳細に説明したが、上記の説明は、本発明のより好ましい実施例に過ぎず、これにより本発明の実施範囲が限定されるものではない。即ち、本発明の特許請求の範囲に基づいて可能な均等な変更及び修正が、いずれも依然として本発明の特許請求の範囲に属して含まれるべきである。
1 情報システム
2 ユーザー
3 インターネット
4 ユーザー・インターフェース
5 ユーザー
6 ユーザー
11 エントランス・サーバー
12 サービス・サーバー
20 役割変数
21 外部端末機器
22 ユーザー状態因子
24 ユーザー画像
25 ユーザー画像
41 進捗リスト
42 画像
43 画像
44 画像
50 位置
51 位置
111 役割データベース

Claims (15)

  1. ユーザーのコンテキストに基づくユーザー役割の自動変換の方法であって、
    (A)情報システムが、ユーザーから提供された一つのアイデンティティ・アカウント番号に基づいて、前記ユーザーに対し、少なくとも一つのサービスを提供するステップであって、前記サービスの提供過程中に、前記ユーザーは一つの役割変数及びユーザー画像として設定される、ステップと、
    (B)前記情報システムが、役割データベースから、前記ユーザーに関連する複数の役割変数及びユーザー画像であって、前記複数の役割変数及びユーザー画像の各々が一つのコンテキストに関連付けられるように設定されている複数の役割変数及びユーザー画像を読み取り、前記ユーザーのコンテキストを検知して該コンテキストに基づいて前記ユーザーの元の役割変数及びユーザー画像を変換し、該コンテキストに合致する役割変数及びユーザー画像により前記サービスを続行するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記情報システムはエントランス・サーバーを有し、前記ユーザーが前記アイデンティティ・アカウント番号により前記エントランス・サーバーの認証を得て前記情報システムが前記ユーザーの前記サービスへのアクセスを可能にするステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サービスは、前記情報システムのサービス・サーバー上に構築され、前記ユーザーが認証を得るときに、前記エントランス・サーバーは、前記サービス・サーバーが前記ユーザーに対し前記サービスを提供することを要求する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記アイデンティティ・アカウント番号は、前記ユーザーと即時通信サービス・プロバイダーにより登録される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記情報システムのエントランス・サーバー、前記ユーザーを通して前記サービスの少なくとも一つの外部端末機器にアクセスして前記ユーザーが前記サービスを使用している間の少なくとも一つのユーザー状態因子を収集し、該ユーザー状態因子を解析して少なくとも一つのコンテキストを取得し、該コンテキストの各々を一つの役割変数に関連付けるように設定するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ユーザー状態因子は、前記ユーザーが前記サービスにアクセスした時間、位置又は行動特性である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記エントランス・サーバー、前記ユーザーを通して前記サービスの少なくとも一つの外部端末機器にアクセスして前記ユーザーが役割変数を変換するユーザー状態因子を収集し、該ユーザー状態因子を解析して少なくとも一つのコンテキストを取得し、該コンテキストにより、役割変数に対し更新を行うステップを更に含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記情報システムが、前記ユーザーから主動的に送られた変換要求を受け取り、該変換要求の中で指定されている役割変数により、前記ユーザーの前記元の役割変数を置換するステップを更に含む、請求項1、2、3又は7に記載の方法。
  9. 前記ステップ(B)において、時間、位置及び行動特性のうちの少なくとも一つがコンテキストの検知標的と見なされる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ステップ(A)において、前記ユーザーに対し、互いに異なる複数のサービスが提供され、前記ユーザーにより、前記互いに異なる複数のサービスのうちの一つのサービスが選択されて使用され、前記ステップ(B)において、前記ユーザーのサービス変換が検知標的と見なされる、請求項8に記載の方法。
  11. 前記ステップ(B)において、時間、位置及び行動特性の少なくとも一つが検知標的と見なされる、請求項1、2、3又は7に記載の方法。
  12. 前記ステップ(A)において、前記ユーザーに対し、互いに異なる複数のサービスが提供され、前記ユーザーにより、前記互いに異なる複数のサービスのうちの一つのサービスが選択されて使用され、前記ステップ(B)において、前記ユーザーのサービス変換が検知標的と見なされる、請求項1、2、3又は7に記載の方法。
  13. 請求項1ないし12のうちの何れか一項に記載の方法を実行する情報システム。
  14. 請求項1ないし12のうちの何れか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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