JP6943827B2 - 要求データ元を識別可能なようにデータを転送するノード、プログラム及び方法 - Google Patents
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当該情報は、当該データ要求元の要求に係るデータを提供するデータ元である提供データ元からの情報を自らが含むか否かを示す識別子を含み、
本ノードは、
データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている複数の当該識別子に基づき、複数の当該情報が当該提供データ元の情報を含むか否かを示す新たな識別子を生成するデータ元識別子生成手段と、
当該情報を、当該新たな識別子を含む新たな情報に更新する提供情報更新手段と、
更新された新たな当該情報をデータ要求元側へ送信する通信制御手段と
を有することを特徴とするノードが提供される。
本ノードは、データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている複数の識別子及び複数のデータ元特定情報に基づき、この後更新される新たな当該情報の当初発信元となる提供データ元又は該提供データ元のデータを特定する新たなデータ元特定情報であって、但しこの後更新される新たな当該情報が複数の非提供データ元のみを当初発信元とすることになる場合にはデータ元を特定しない新たなデータ元特定情報を生成するデータ元特定情報生成手段を更に有し、
提供情報更新手段は、当該情報を、当該新たなデータ元特定情報も含む新たな情報に更新することも好ましい。
当該データ元特定情報は、当該情報の当初発信元であるデータ元又は該データ元のデータを特定する非ゼロ値であって、但し当該情報が複数の非提供データ元のみを当初発信元とする場合にはゼロ値であり、
データ元識別子生成手段は、データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている識別子についての論理和(OR)の結果に基づき、更新される新たな当該情報が当該提供データ元の情報を含む場合に非ゼロ値をとり、一方で含まない場合にゼロ値をとる新たな当該識別子を生成し、
データ元特定情報生成手段は、データ元側から受信された複数の当該情報の各々に含まれている識別子とデータ元特定情報との論理積(AND)の結果についての、複数の当該情報にわたる論理和(OR)の結果に基づき、この後更新される新たな当該情報の当初発信元となる提供データ元又は該提供データ元のデータを特定する非ゼロ値である新たなデータ元特定情報であって、但しこの後更新される新たな当該情報が複数の非提供データ元のみを当初発信元とすることになる場合にはゼロ値であるデータ元特定情報を生成することも好ましい。
本ノードは、データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている複数の識別子と複数のデータ元特定情報とに基づき、この後更新される新たな当該情報の当初発信元となる提供データ元又は該提供データ元のデータを特定する新たなデータ元特定情報であって、但しこの後更新される新たな当該情報が複数の非提供データ元のみ、又は複数の提供データ元を当初発信元とすることになる場合にはデータ元を特定しない新たなデータ元特定情報を生成するデータ元特定情報生成手段を更に有し、
提供情報更新手段は、当該情報を、当該新たなデータ元特定情報も含む新たな情報に更新することも好ましい。
当該データ元特定情報は、データ元又は該データ元のデータを特定する非ゼロ値であり、但し当該情報が複数の非提供データ元のみ、又は複数の提供データ元を当初発信元とする場合にはゼロ値であり、
データ元識別子生成手段は、データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている識別子についての論理和(OR)の結果に基づき、更新される新たな当該情報が当該提供データ元の情報を含む場合に非ゼロ値をとり、一方で含まない場合にゼロ値をとる新たな当該識別子を生成し、
データ元特定情報生成手段は、データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている識別子についての排他的論理和(XOR)の結果と、複数の当該情報の各々に含まれている識別子及びデータ元特定情報の論理積(AND)の結果との間における論理積(AND)の結果に基づき、この後更新される新たな当該情報の当初発信元となる提供データ元又は該提供データ元のデータを特定する非ゼロ値である新たなデータ元特定情報であって、但しこの後更新される新たな当該情報が複数の非提供データ元のみ、又は複数の提供データ元を当初発信元とすることになる場合にはゼロ値であるデータ元特定情報を生成する
ことも好ましい。
当該情報は、当該データ要求元の要求に係るデータを提供するデータ元である提供データ元からの情報を自らが含むか否かを示す識別子を含み、
本情報通信プログラムは、
データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている複数の当該識別子に基づき、複数の当該情報が当該提供データ元の情報を含むか否かを示す新たな識別子を生成するデータ元識別子生成手段と、
当該情報を、当該新たな識別子を含む新たな当該情報に更新する提供情報生成手段と、
更新された新たな当該情報をデータ要求元側へ送信する通信制御手段と
としてコンピュータを機能させることを特徴とする情報通信プログラムが提供される。
当該情報は、当該データ要求元の要求に係るデータを提供するデータ元である提供データ元からの情報を自らが含むか否かを示す識別子を含み、
本情報通信方法は、
データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている複数の当該識別子に基づき、複数の当該情報が当該提供データ元の情報を含むか否かを示す新たな識別子を生成するステップと、
当該情報を、当該新たな識別子を含む新たな当該情報に更新するステップと、
更新された新たな当該情報をデータ要求元側へ送信するステップと
を有することを特徴とする情報通信方法が提供される。
図1は、本発明によるノードを含む情報通信システムの一実施形態を示す模式図である。
(ア)識別・追跡対象の物体を撮影可能であり、撮影した画像(映像)のデータを用いて当該物体の識別・追跡処理が可能な「データ元」装置としての複数のカメラ2と、
(イ)複数のカメラ2に対し当該物体の識別・追跡処理を要求して識別結果を取得する「データ要求元」装置としての端末3と、
(ウ)複数のカメラ2の側から情報(データ)を受信し、当該情報(データ)に対し本発明に係る所定の論理演算処理を施して当該情報(データ)を更新し、更新された当該情報(データ)を、端末3へ向けて転送する、本発明によるノード1と
を備えている。
(a)「要求データ提供カメラ2」は、端末3が要求してきたデータを自らが有する(例えば、自らが撮影した映像に要求された所定人物が写っている)と判断して、例えば[1]である結果[r]を含む情報(データ)を、端末3に向けて送信する。
(b)一方、「要求データ提供カメラ2」ではないカメラ2は、端末3が要求してきたデータを有していない(例えば、自らが撮影した映像に要求された所定人物は写っていない)と判断して、例えば[0]である結果[r]を含む情報(データ)を、端末3に向けて送信するのである。
(A)データ元であるカメラ2側から受信された複数の情報(データ)に含まれている複数の結果[r](識別子)に基づき、受信された複数の情報が「要求データ提供カメラ2」(提供データ元)の情報を含むか否かを示す新たな結果[r](識別子)を生成し、
(B)受信された情報を、新たな[r](識別子)を含む新たな情報(データ)に更新し、
(C)更新された新たな情報(データ)を端末3(データ要求元)側へ送信する
といった特徴を有している。
図2は、本発明によるノード1の一実施形態における機能構成を示す機能ブロック図である。
(ア)複数のカメラ2から、又は複数のカメラ2との間に設置された他のノード1から、通信インタフェース101を介し、データパケット(情報)を受信して、識別子・特定情報抽出部112や、データキャッシュ102へ出力し、
(イ)提供情報更新部115で更新された(新たな結果[r]を含む)データパケットや、
データキャッシュ102で一時的に保存されたコンテンツ(映像データ等)を含むデータパケットを、通信インタフェース101を介し、データ要求元である端末3に向けて送信する。
(a)端末3の要求に係るデータを提供する「要求データ提供カメラ2」(提供データ元)からのデータパケットを自らが含むか(r=1)又は含まないか(r=0)を示す結果[r]と、
(b)自らの当初発信元であるカメラ2又はこのカメラ2で生成されたデータを特定するデータ元特定情報であるデバイスID[ID]と
を含む。ここで、これらの結果[r]及びデバイスID[ID]は、データパケットの例えばペイロードに含まれていてもよい。
(b1)自らを含むデータパケットが、複数の非「提供データ元」(提供データ元ではないデータ元,本実施形態では非要求データ提供カメラ2)のみを当初発信元とする場合にはデータ元を特定しないデータ元特定情報
を採用することもできる。後に図4及び5を用いて詳細に説明する「総和使用PAFA関数(PAFA function with summation)法」の場合がこれに該当する。具体的にはデバイスID[ID]の場合において、データ元を特定する場合は、ID=「そのデータ元の非ゼロ値のID番号」とし、データ元を特定しない場合には、ID=0とすることができる。
(b2)自らを含むデータパケットが、複数の非「提供データ元」(非要求データ提供カメラ2)のみ、又は複数の「提供データ元」(要求データ提供カメラ2)を当初発信元とする場合にはデータ元を特定しないデータ元特定情報
を採用することも可能である。これは、同じく後に図6〜8を用いて詳細に説明する「ビット単位オペレーションPAFA関数(PAFA function with bitwise operation)法」の場合である。この場合も、具体的にはデバイスID[ID]の場合において、データ元を特定する場合は、ID=「そのデータ元の非ゼロ値のID番号」とし、データ元を特定しない場合には、ID=0とすることができる。
図3は、本発明による情報通信方法に対する比較例1〜3を説明するための模式図である。
図4は、本発明による情報通信方法の一実施形態を説明するための模式図である。
(a)当該データパケットが提供データ元(要求データ提供カメラ2)のデータを含む場合に「非ゼロ値」をとり、一方で含まない場合に「ゼロ値」をとる結果[r]と、
(b)当該データパケットの当初発信元であるデータ元(カメラ2)又はこのデータ元のデータを特定する「非ゼロ値」であって、ただし当該データパケットが複数の非提供データ元(非要求データ提供カメラ2)のみを当初発信元とする場合には「ゼロ値」であるデバイスID[ID]と
が含まれている。
(a)結果[ri](ri=1,2,i=1,2,・・・,N (Nはデバイス数))、及び
(b)デバイスID[IDi](IDi=i,i=1,2,・・・,N)
の組がペイロードに含まれている。
(1)[ri*]=Σi[ri]
によって算出する。ここで上式(1)において、Σiは、デバイス(カメラ2)を区別する指数i(=1,2,・・・,N (Nはデバイス数))についての総和であり、[ri]及び[ri*]はそれぞれ、(受信された)FHE化処理された結果及び(算出された)FHE化処理された結果となっている。また、指数i*は、要求に該当するデータを有するデバイス(要求データ提供カメラ2)を示す。
(a)収集した暗号化データパケットの中に、要求データ提供カメラ2からのものが含まれている場合、すなわち、収集した暗号化データパケットから抽出された結果[ri]の中で値1をとるものが(1つだけ)存在する場合、結果[ri*]は、値1をとり、
(b)一方、収集した暗号化データパケットの中に、要求データ提供カメラ2からのものが含まれていない場合、すなわち、収集した暗号化データパケットから抽出された結果[ri]は全て値0をとる場合、結果[ri*]は、値0をとる。
(a)更新される新たな暗号化データパケットの当初発信元となる提供データ元(要求データ提供カメラ2)又はこの提供データ元のデータを特定する「非ゼロ値」である新たなデバイスID[IDi*]であって、
(b)ただし、更新される新たな暗号化データパケットが複数の非提供データ元(非要求データ提供カメラ2)のみを当初発信元とすることになる場合には「ゼロ値」である新たなデバイスID[IDi*]を生成する。
(2) [IDi*]=Σi[ri]×[IDi]
によって算出する。ここで上式(2)において、[IDi]及び[IDi*]はそれぞれ、(受信された)FHE化処理されたデバイスID及び(算出された)FHE化処理されたデバイスIDとなっている。
(a)収集した暗号化データパケットの中に、要求データ提供カメラ2からのものが含まれている場合、すなわち、収集した暗号化データパケットから抽出された結果[ri]の中で、値1をとるものが(1つだけ)存在する場合、デバイスID[IDi*]は、値1をとる結果[ri]と組になっていたデバイスID[IDi]と同値となり(すなわち、要求データ提供カメラ2のデバイスID[IDi]を継承し)、
(b)一方、収集した暗号化データパケットの中に、要求データ提供カメラ2からのものが含まれていない場合、すなわち、収集した暗号化データパケットから抽出された結果[ri]は全て値0をとる場合、デバイスID[IDi*]は、要求データ提供カメラ2からのデータパケットではないことを示す値0をとる。
#1のカメラ2からのデータパケット:結果[1]及びデバイスID[1]
#2のカメラ2からのデータパケット:結果[0]及びデバイスID[2]
#3のカメラ2からのデータパケット:結果[0]及びデバイスID[3]
#4のカメラ2からのデータパケット:結果[0]及びデバイスID[4]
となっている。
図6は、本発明による情報通信方法の他の実施形態を説明するための模式図である。
(a)当該データパケットが提供データ元(要求データ提供カメラ2)のデータを含む場合に「非ゼロ値」をとり、一方で含まない場合に「ゼロ値」をとる結果[r]と、
(b)当該データパケットの当初発信元であるデータ元(カメラ2)又はこのデータ元のデータを特定する「非ゼロ値」であって、ただし当該データパケットが複数の非提供データ元(非要求データ提供カメラ2)のみ、又は複数の提供データ元(要求データ提供カメラ2)を当初発信元とする場合には「ゼロ値」であるデバイスID[ID]と
が含まれている。
(a)結果[ri](ri=1,2,i=1,2,・・・,N (Nはデバイス数))、及び
(b)デバイスID[IDi](IDi=i,i=1,2,・・・,N)
の組がペイロードに含まれている。
(3) OR([ri], [rj])
を計算し、後に図7のフローチャートを用いて説明する手順によって、新たな結果[ri*]を算出する。ここで上式(3)においても、[ri]、 [rj]、及び計算結果であるOR([ri], [rj])はいずれも、FHE化処理されたデータとなっている。ちなみに、上式(3)のOR演算によるフィルタリングによって、提供データ元(要求データ提供カメラ2)が抽出されるのである。
(a)更新される新たな暗号化データパケットの当初発信元となる提供データ元(要求データ提供カメラ2)又はこの提供データ元のデータを特定する「非ゼロ値」である新たなデバイスID[IDi*]であって、
(b)ただし、更新される新たな暗号化データパケットが複数の非提供データ元(非要求データ提供カメラ2)のみ、又は複数の提供データ元(要求データ提供カメラ2)を当初発信元とすることになる場合には「ゼロ値」である新たなデバイスID[IDi*]を生成するのである。
(4) NOR([ri], [rj])×([ri]×[IDi]+[rj]×[IDj])
を計算し、この後図7のフローチャートを用いて説明する手順によって、新たなデバイスID[IDi*]を算出する。ここで上式(4)においても、[ri]、 [rj]、[IDi]、[IDj]、及び計算結果であるNOR([ri], [rj])×([ri]×[IDi]+[rj]×[IDj])はいずれも、FHE化処理されたデータとなっている。ちなみに、上式(4)のNOR演算によるフィルタリングによって、正しい(すなわち要求に該当するデータを有する)提供データ元(要求データ提供カメラ2)が抽出されるのである。
(S101)最初に、全てのIoTデバイス(本実施形態では全てのカメラ2)からの暗号化データパケットを受信する。ここで以下、Nは2以上の値であってデータパケット数(IoTデバイス数)となっている。また、jは当初、値1をとり(j=1)、N_R及びN_IDは当初、それぞれ[r1]及び[ID1]となっている。
(S103)次式(5)を用いて、新たなデバイスIDであるN_IDを算出する。
(5) N_ID=NOR(N_R, [rj])×(N_R×N_ID+[rj]×[IDj])
(S104)次式(6)を用いて、新たな結果であるN_Rを算出する。
(6) N_R=OR(N_R, [rj])
(a)収集した暗号化データパケットの中に、要求データ提供カメラ2からのものが含まれている場合、すなわち、収集した暗号化データパケットから抽出された結果[ri]の中で、値1をとるものが存在する場合、値1をとり、
(b)一方、収集した暗号化データパケットの中に、要求データ提供カメラ2からのものが含まれていない場合、すなわち、収集した暗号化データパケットから抽出された結果[ri]は全て値0をとる場合、値0をとる。
(a)収集した暗号化データパケットの中に、要求データ提供カメラ2からのものが1つだけ含まれている場合、すなわち、収集した暗号化データパケットから抽出された結果[ri]の中で、値1をとるものが1つだけ存在する場合、デバイスID[IDi*]は、値1をとる結果[ri]と組になっていたデバイスID[IDi]と同値となり(すなわち、この1つの要求データ提供カメラ2のデバイスID[IDi]を継承し)、
(b)一方、収集した暗号化データパケットの中に、要求データ提供カメラ2からのものが含まれていない場合(収集した暗号化データパケットから抽出された結果[ri]は全て値0をとる場合)、又は要求データ提供カメラ2からのものが複数含まれている場合(収集した暗号化データパケットから抽出された結果[ri]のうち、2つ以上が値1をとる場合)デバイスID[IDi*]は、正しい(すなわち要求に該当するデータを有する)要求データ提供カメラ2からのデータパケットではないことを示す値0をとる。
#1のカメラ2からのデータパケット:結果[1]及びデバイスID[1]
#2のカメラ2からのデータパケット:結果[0]及びデバイスID[2]
#3のカメラ2からのデータパケット:結果[1]及びデバイスID[3]
#4のカメラ2からのデータパケット:結果[1]及びデバイスID[4]
となっている。
「(結果[r]が[1]であるので、)自らが要求したデータを有するとした提供データ元(要求データ提供カメラ2)は存在するものの、(デバイスID[ID]が[0]であるので、)そのうちに誤検知を行ったものが存在し、結果的に、いずれのカメラ2が正しいデータ元(すなわち要求に該当するデータを有するデータ元)であるかについては不明である」
旨を知得する。
図9は、以上に説明した比較例1〜3、総和使用PAFA関数法、及びビット単位オペレーションPAFA関数法における機能・効果の比較結果をまとめたテーブルである。
101 通信インタフェース
102 データキャッシュ
111 通信制御部
112 識別子・特定情報抽出部
113 データ元識別子生成部
114 データ元特定情報生成部
115 提供情報更新部
2 カメラ(データ元デバイス)
3 端末(データ要求元装置)
5 情報通信システム
Claims (10)
- 複数のデータ元からデータ要求元へ情報を転送可能な通信ネットワークのノードであって、
当該情報は、当該データ要求元の要求に係るデータを提供するデータ元である提供データ元からの情報を自らが含むか否かを示す識別子を含み、
前記ノードは、
データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている複数の当該識別子に基づき、複数の当該情報が当該提供データ元の情報を含むか否かを示す新たな識別子を生成するデータ元識別子生成手段と、
当該情報を、当該新たな識別子を含む新たな情報に更新する提供情報更新手段と、
更新された新たな当該情報をデータ要求元側へ送信する通信制御手段と
を有することを特徴とするノード。 - 当該情報は、当該情報の当初発信元であるデータ元又は該データ元のデータを特定するデータ元特定情報であって、但し当該情報が複数の非提供データ元のみを当初発信元とする場合にはデータ元を特定しないデータ元特定情報を含み、
前記ノードは、データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている複数の識別子及び複数のデータ元特定情報に基づき、この後更新される新たな当該情報の当初発信元となる提供データ元又は該提供データ元のデータを特定する新たなデータ元特定情報であって、但しこの後更新される新たな当該情報が複数の非提供データ元のみを当初発信元とすることになる場合にはデータ元を特定しない新たなデータ元特定情報を生成するデータ元特定情報生成手段を更に有し、
前記提供情報更新手段は、当該情報を、当該新たなデータ元特定情報も含む新たな情報に更新する
ことを特徴とする請求項1に記載のノード。 - 当該識別子は、当該情報が当該提供データ元の情報を含む場合に非ゼロ値をとり、一方で含まない場合にゼロ値をとり、
当該データ元特定情報は、当該情報の当初発信元であるデータ元又は該データ元のデータを特定する非ゼロ値であって、但し当該情報が複数の非提供データ元のみを当初発信元とする場合にはゼロ値であり、
前記データ元識別子生成手段は、データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている識別子についての論理和(OR)の結果に基づき、更新される新たな当該情報が当該提供データ元の情報を含む場合に非ゼロ値をとり、一方で含まない場合にゼロ値をとる新たな当該識別子を生成し、
前記データ元特定情報生成手段は、データ元側から受信された複数の当該情報の各々に含まれている識別子とデータ元特定情報との論理積(AND)の結果についての、複数の当該情報にわたる論理和(OR)の結果に基づき、この後更新される新たな当該情報の当初発信元となる提供データ元又は該提供データ元のデータを特定する非ゼロ値である新たなデータ元特定情報であって、但しこの後更新される新たな当該情報が複数の非提供データ元のみを当初発信元とすることになる場合にはゼロ値であるデータ元特定情報を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載のノード。 - 当該情報は、当該情報の当初発信元であるデータ元又は該データ元のデータを特定するデータ元特定情報であって、但し当該情報が複数の非提供データ元のみ、又は複数の提供データ元を当初発信元とする場合にはデータ元を特定しないデータ元特定情報を含み、
前記ノードは、データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている複数の識別子と複数のデータ元特定情報とに基づき、この後更新される新たな当該情報の当初発信元となる提供データ元又は該提供データ元のデータを特定する新たなデータ元特定情報であって、但しこの後更新される新たな当該情報が複数の非提供データ元のみ、又は複数の提供データ元を当初発信元とすることになる場合にはデータ元を特定しない新たなデータ元特定情報を生成するデータ元特定情報生成手段を更に有し、
前記提供情報更新手段は、当該情報を、当該新たなデータ元特定情報も含む新たな情報に更新する
ことを特徴とする請求項1に記載のノード。 - 当該識別子は、当該情報が当該提供データ元の情報を含む場合に非ゼロ値をとり、一方で含まない場合にゼロ値をとり、
当該データ元特定情報は、データ元又は該データ元のデータを特定する非ゼロ値であり、但し当該情報が複数の非提供データ元のみ、又は複数の提供データ元を当初発信元とする場合にはゼロ値であり、
前記データ元識別子生成手段は、データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている識別子についての論理和(OR)の結果に基づき、更新される新たな当該情報が当該提供データ元の情報を含む場合に非ゼロ値をとり、一方で含まない場合にゼロ値をとる新たな当該識別子を生成し、
前記データ元特定情報生成手段は、データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている識別子についての排他的論理和(XOR)の結果と、複数の当該情報の各々に含まれている識別子及びデータ元特定情報の論理積(AND)の結果との間における論理積(AND)の結果に基づき、この後更新される新たな当該情報の当初発信元となる提供データ元又は該提供データ元のデータを特定する非ゼロ値である新たなデータ元特定情報であって、但しこの後更新される新たな当該情報が複数の非提供データ元のみ、又は複数の提供データ元を当初発信元とすることになる場合にはゼロ値であるデータ元特定情報を生成する
ことを特徴とする請求項4に記載のノード。 - 受信された複数の当該情報、及び更新された新たな当該情報は、完全準同型暗号化処理を施された暗号化情報であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のノード。
- 前記ノードは、ICN(Information-Centric Networking)技術を用いた通信ネットワーク内のノードであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のノード。
- 当該データ元は、ある対象が撮影画像内に存在しているか否かを判別可能なカメラ装置であって、当該カメラ装置は、送信する当該情報に含める識別子を、当該データ要求元の要求に係る対象が撮影画像内に存在している場合に非ゼロ値として、一方存在していない場合にゼロ値とし、さらに、同じく当該情報に含めるデータ元特定情報を、当該情報の当初発信元であるカメラ装置における非ゼロ値である装置識別子とすることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載のノード。
- 複数のデータ元からデータ要求元へ情報を転送可能な通信ネットワークのノードに搭載されたコンピュータを機能させる情報通信プログラムであって、
当該情報は、当該データ要求元の要求に係るデータを提供するデータ元である提供データ元からの情報を自らが含むか否かを示す識別子を含み、
前記情報通信プログラムは、
データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている複数の当該識別子に基づき、複数の当該情報が当該提供データ元の情報を含むか否かを示す新たな識別子を生成するデータ元識別子生成手段と、
当該情報を、当該新たな識別子を含む新たな当該情報に更新する提供情報生成手段と、
更新された新たな当該情報をデータ要求元側へ送信する通信制御手段と
としてコンピュータを機能させることを特徴とする情報通信プログラム。 - 複数のデータ元からデータ要求元へ情報を転送可能な通信ネットワークのノードに搭載されたコンピュータにおける情報通信方法であって、
当該情報は、当該データ要求元の要求に係るデータを提供するデータ元である提供データ元からの情報を自らが含むか否かを示す識別子を含み、
前記情報通信方法は、
データ元側から受信された複数の当該情報に含まれている複数の当該識別子に基づき、複数の当該情報が当該提供データ元の情報を含むか否かを示す新たな識別子を生成するステップと、
当該情報を、当該新たな識別子を含む新たな当該情報に更新するステップと、
更新された新たな当該情報をデータ要求元側へ送信するステップと
を有することを特徴とする情報通信方法。
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JP2018190872A JP6943827B2 (ja) | 2018-10-09 | 2018-10-09 | 要求データ元を識別可能なようにデータを転送するノード、プログラム及び方法 |
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JP2018190872A JP6943827B2 (ja) | 2018-10-09 | 2018-10-09 | 要求データ元を識別可能なようにデータを転送するノード、プログラム及び方法 |
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