JP6941273B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明の実施形態は、照明器具に関する。
従来、天井などに取付けられて照明する長尺状の照明器具があることが知られている。
このような照明器具において光源をおおうカバーはネジなどにより器具本体に取付けられるが、器具本体が取り付けられる環境によっては気温や湿度の影響からカバーが膨張し、変形するおそれがあった。
特開2015−15166号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、使用環境によるカバーの変形が生じた場合においても施工性に優れた照明器具を提供することを目的とする。
本発明の実施形態である照明器具は、本体と、前記本体の前面側に取付けられる光源部と、前記光源部を覆うように前記本体に取付けられる長手方向と短手方向を有する前記本体と熱膨張率の異なるカバー部と、前記カバー部の前面と背面を貫通して前記カバー部の長手方向の両端部寄りに設けられる第一の孔部と、前記カバー部の長手方向中心寄りに設けられ、前記カバー部の短手方向に長い長孔と、を備える。
本発明の実施形態によれば、施工性に優れた照明器具を提供することができる。
本発明の実施形態である照明器具の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態である照明器具のカバーを示す前面図である。 本発明の実施形態である照明器具の前面図および該照明器具のA-A断面を示した図である。 本発明の実施形態である照明器具の取付具を示す斜視図である。 本発明の実施形態である照明器具の取付具と本体およびパッキンを取付けた際の位置関係を示す斜視図である。 従来の照明器具におけるカバー部の温度変化による各部変化を表すグラフである。 従来の照明器具におけるカバー部の湿度変化による各部変化を表すグラフである。 従来のカバー部の計測部位を示す前面図である。
以下、図1ないし図8を参照して本発明の実施形態である照明器具について説明する。なお、本発明の実施形態である照明器具の発光面側を前面、設置場所への取付面側を背面として説明する。
図1および図2に示すように、本発明の実施形態である照明器具は、長尺状の略矩形に形成された本体1と、本体1に取付けられる金属製の反射板2と、光源部4と、本体1に取付けられるとともに本体1とは熱膨張率の異なる透光性素材からなるカバー部5とを有する。
また、本発明の実施形態である照明器具は、本体1と反射板2を前面と背面から挟むように取付けられるとともにカバー部5に貫通して設けられた第一の孔部52および第二の孔部53と対応する貫通孔611を有するコの字状の取付具6を有する。さらに本発明の実施形態である照明器具は、カバー部5の第一の孔部52および第二の孔部53とともに貫通孔611に挿通されてカバー部5と本体1を固定する固定部材7とを有する。
図1および図2に示すように、本体1は、例えば金属製の薄板であり、前面から見て長尺状の略矩形に形成される。また、本体1は、前面側が開口した浅い箱状に形成される。その深さは後述するパッキン11の厚みおよび本体1の短手方向両端部側における反射板2の背面側へ曲折された長さとほぼ等しく形成される。本体1の側面部は、本体1外縁部を背面方向へ折り返すように形成される。本体1の背面には外部電源から電源部3に配線するための孔が設けられる。また、本体1の背面には、本体1と反射板2を接続するための孔が複数設けられている。
また、当該照明器具を組み立てた際の防湿性を高めるため、本体1の外縁部付近には防湿性に優れた部材からなるパッキン11が略一定の幅と厚みで枠状に設けられる。パッキン11は、本体1の前面側および背面側にそれぞれ設けられる。
本体1前面側に設けられるパッキン11の外側側面は本体1の内側側面と密着する位置に設けられる。
反射板2は、本体1の前面側に設けられる長尺状の金属製部材である。反射板2の長手方向は本体1の長手方向と略同一方向である。反射板2の外側側面は、本体1前面側に設けられたパッキン11の内側側面と対向するように取付けられる。すなわち、反射板2は、本体1前面側に設けられたパッキン11で囲われたスペースに配設される。反射板2は、薄板状の金属を曲折して形成される。反射板2の短手方向中央付近には、長手方向の略全長にわたる溝部21が設けられる。
溝部21は、反射板2の短手方向中央部を曲折して形成される。溝部21の背面側には、電源部3に配線するための孔とともに本体1と接続されるための孔が複数設けられる。これらの孔は、本体1に設けられた配線するための孔および反射板2と接続するための孔と対応した位置に設けられる。本体1と接続されるための孔と反射板2と接続されるための孔は、ネジ等によって共締めされるなどして固定される。
反射板2の溝部21より短手方向両端側は、例えば短手方向両端に向かうほど反射板2の前面−背面方向の高さが少なくなるように傾斜付けられている。
電源部3は、溝部21の内部に配設される。電源部3は、金属製筐体などで覆われた中に光源部4の点灯制御を行う電源回路装置を備えている。
光源部4は、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を備えた基板の前面側に曲面を有する略カマボコ状の透光性カバーが取付けられて形成される。光源部4の発光素子は、電源部3から電流を供給されて発光する。光源部4の透光性カバーは、例えば発光素子からの発光を拡散する拡散性を有する。
また光源部4は、発光素子を備えた基板の背面側が薄板状の金属等に熱的に接続されて形成される。光源部4の基板背面側に設けられた薄板状の金属には、背面に不図示のトーションバネなどの取付部材が設けられる。光源部4は、このトーションバネなどの取付部材によって溝部21に設けられた不図示の取付部に取付けられる。光源部4は、溝部21および溝部21内に設けられた電源部3の前面を覆うようにして取付けられる。光源部4の基板の高さは、溝部21側面の前面側端部と略同一の高さに設けられる。
カバー部5は、透光性を有する樹脂やガラス等の部材からなり、長手方向と短手方向を有する。カバー部5は、長手方向が本体1および反射板2の長手方向と略同一方向となる長尺状に形成される。またカバー部5は、本体1とは熱膨張率の異なる素材によって形成される。
カバー部5は、光源部4の前面側および反射板2全体を覆うように形成される。カバー部5の短手方向外縁部付近には本体1と略平行な平坦部51が設けられる。また例えばカバー部5は、光源部4を覆う部分に光源部4の形状に沿った略カマボコ状の曲面が設けられている。そして、カバー部5は平坦部51の外縁背面側へ曲折された後さらに前面から見て外縁側へ曲折されて形成される曲折部54を有する。
図3に示すように、曲折部54は略L字状断面となるよう形成される。曲折部54は、カバー部5が固定具7によって取付具6に取付けられた際、本体1前面側に設けられたパッキン11と密着してカバー部5内部の防湿性を高める。
図2に示すように、平坦部51の長手方向両端付近にはカバー部5の前面と背面を貫通して第一の孔部52が設けられる。また、第一の孔部52よりもカバー部5の長手方向中央よりの位置に、カバー部5の前面と背面を貫通して第二の孔部53が設けられる。
図2に示すように、本発明の実施形態における第一の孔部52および第二の孔部53は、カバー部5の短手方向中心となる中心線に対して線対称となる位置にも対になって設けられる。
第一の孔部52は、カバー部5の長手方向に長い長孔であり、例えば図2に示すように長孔の端部が半円状に形成されている。第二の孔部はカバー部5の短手方向に長い長孔であり、第一の孔部52よりもカバー部5の短手方向に長く、カバー部5の長手方向に短い形状に形成されている。第二の孔部53は、例えば図2に示すように端部が半円状に形成される。また、例えば第二の孔部53は、第一の孔部52を約90度回転させた形状に形成される。
取付具6は、図3ないし図5に示すように、本発明の実施形態である照明器具の長手方向端部側から見たとき略コの字状になるよう本体1、反射板2およびカバー部5に取付けられる金属製部材である。取付具6は、前面側片部61と背面側片部62および垂下部63からなる。図4に示すように、前面側片部61には貫通孔611が形成される。貫通孔611は略円形に形成される。貫通孔611は第一の孔部52または第二の孔部53に対応する位置に設けられる。図3および図5に示す実施形態では、取付具6は、本体1長手部方向の中央かつ本体1短手方向両端部付近と、本体1長手部方向両端部付近かつ本体1短手方向両端部付近の6箇所に固定して設けられる。
貫通孔611の内径は、カバー部5の長手方向における第一の孔部52の長さよりも短い。また貫通孔611の内径は、カバー部5の短手方向における第二の孔部53の長さよりも短い。
また取付具6は、背面側から本体1の背面にネジ止めなどによって支持固定されるための背面側孔部621を備える。このため、取付具6は、カバー部5の温度や湿度による部材の膨張や縮小と連動して位置が動くことはない。
取付具6は、図1および図3に示すように、第一の孔部52または第二の孔部53と対応して貫通孔611が貫通するような反射板2の位置に取付けられる。また取付具6は、前面側片部61の前面がカバー部5における平坦部51の背面と接するように取付けられる。また、取付具6は、背面側片部62の前面が本体1の背面と接するように、垂下部63がパッキン11の内縁部側面および反射板2の外縁部側面にほぼ接するように取付けられる。すなわち反射板2は、取付具6の前面側片部61と背面側片部62に挟まれた位置に取付けられる。取付具6の前面側からカバー部5が取付けられ、カバー部5と取付具6を貫通して後述の固定具7が取付けられる。
取付具6は、図5に示すように、本体1の背面に本体1短手方向両端部付近かつ本体1長手方向中心付近と本体1長手方向両端部付近の6箇所に設けられた略矩形の取付孔12に垂下部63を貫通させるように取付けられる。取付具6が本体1に取付けられた際、垂下部63の本体1中心方向の側面が取付孔12の本体1中心方向側面と略接触するように取付けられる。本体1に取付けられた垂下部63の本体1外側方向に空いた取付孔12部分は、パッキン11が前面および背面から配設されることにより塞がれる。
固定具7は、図3に示すように間接部材8を介して第一の孔部52または第二の孔部53と貫通孔611に挿通されてカバー部5を本体1および背面側片部62に向けて接続固定する。固定具7は、例えばネジ頭が人の手によって締められるように凹凸を設けられている化粧ネジである。また、固定具7のネジ頭は、第一の孔部52の短手方向内径または第二の孔部53の長手方向内径よりも長く形成される。
なお、間接部材8を介して固定具7がカバー部5の第一の孔部52または第二の孔部53と貫通孔611に挿通され固定される際、間接部材8および固定具7のネジ頭および挿通部71によって各孔部である第一の孔部52または第二の孔部53は塞がれ、カバー部5内部への防湿性を高める。
固定具7の第一の孔部52または第二の孔部53と貫通孔611に挿通される部分である挿通部71には、孔部にねじ込みやすいようネジ切りなどが設けられて形成される。固定具7は第一の孔部52に挿通されるものと第二の孔部53に挿通されるものがそれぞれ異なる大きさや形状で形成されてもよいし、同形状のものであってもよい。
固定具7における挿通部71の断面の径は、第一の孔部52、第二の孔部53および貫通孔611いずれの孔よりも小さく形成される。
次に、図2、図6、図7および図8を参照して従来品におけるカバー部5相当部の長さおよびカバー部5の各部分相当部ごとの長さ変化について説明する。なお、以下の説明においてカバー部5に相当する従来品の部分をカバー部5’ とする。また、第一の孔部52に相当する従来品の孔部を第一の孔部52’ 、第二の孔部53相当の孔部を第二の孔部53’ とする。
以下の説明における従来品の第二の孔部53’ は、第二の孔部53とは異なり、カバー部5’ 長手方向に長い長孔に形成され、第一の孔部52’ と同様の形状に形成される。第二の孔部53’ 以外の第一の孔部52’ やカバー部5’ の各配置や寸法は、本発明の実施形態である照明器具の第一の孔部52やカバー部5と同様に形成される。また、カバー部5’ は、本発明の実施形態である照明器具の本体1に取付可能な形状に形成される。
図6および図7は、従来品である照明器具において基準となる温度条件と湿度条件(気温28度、湿度60%)でのカバー部5の各部分相当部の長さ(単位mm)に対する各条件下でのカバー部5各部分相当部の長さの差の平均値を表にしたものである。図6および図7に記載の項目は図8に示すとおり、長手方向全長とはカバー部5相当部の長手方向全長、第一の孔部間(長手方向)とは光源部4を挟まない長手方向直線上に位置する第一の孔部相当部52’ 間の長さ、第二の孔部間とは光源部4を挟んで短手方向直線上に位置する第二の孔部相当部53’ 間の長さ、第一の孔部間(短手方向)とは光源部4を挟んだ位置にある第一の孔部52’ 間の長さ、短手方向全長とはカバー部5’ の長手方向端部背面側における短手方向全長を指す。
図6に示すように、高温条件(60度)下で最も長さが増大したのは長手方向全長であり、次いで第一の孔部間(長手方向)である。また、図6示すように、カバー部5’ の短手方向における長さは、カバー部5’ の長手方向中央とカバー部5’ の長手方向端部で長さ変化の大きさが異なる。カバー部5’ の長手方向中央付近におけるカバー部5’ の短手方向長さの変化を表す第二の孔部間(短手方向)の方が長さ変化は大きく、長さ方向端部付近の短手方向長さの変化を表す第一の孔部間(短手方向)の方が長さ変化は小さい。また一方で、カバー部5’ の長手方向端部付近ではカバー部5’ の短手方向の膨張は小さいことを示す。
図7に示すように、高湿条件(90%)下で最も長さが増大したのは長手方向全長であり、次いで第一の孔部間(長手方向)である。また、図6示すように、カバー部5’ の短手方向における長さは、カバー部5’ の長手方向中央とカバー部5’ の長手方向端部で長さ変化の大きさが異なる。カバー部5’ の長手方向中央付近におけるカバー部5’ の短手方向長さの変化を表す第二の孔部間(短手方向)の方が長さ変化は大きく、長さ方向端部付近の短手方向長さの変化を表す第一の孔部間(短手方向)の方が長さ変化は小さい。また一方で、カバー部5’ の長手方向端部付近ではカバー部5’ の短手方向の膨張は小さいことを示す。
これらの結果から、カバー部5’ の長手方向端部付近におけるカバー部5の短手方向への膨張変形が少ないのは、図8に示す角部Cにおいてカバー部5’ の長手方向及び短手方向に延伸するカバー部5’ の部材同士の膨張圧力が二方向から衝突するため、角部C付近であるカバー部5’ 長手方向端部付近におけるカバー部5’ 短手方向の長さ変化が抑制されたためであると考えられる。
また、カバー部5’ 長手方向両端部が角部Cなどによって変形を抑制される分、カバー部5’ の長手方向短手方向の二方向から部材の膨張圧力が接する部分のない第一の孔部53’ 付近におけるカバー部5’ 部材の膨張変形はカバー部5’ 短手方向外側へ向かって起こると考えられる。高温あるいは多湿条件下でカバー部5’ が前面から見て略太鼓状に変形することにより、第一の孔部53’ の位置は、本体1に固定された取付具6および貫通孔611とはカバー部5’ 短手方向にズレるおそれがあると考えられる。
なお、図6および図7において、第一の孔部52’ 間(短手方向)よりもカバー部5’ 短手方向全長の方が長さ変化の平均が大きいが、これは曲折部54の外側には角部Cにあたる部分がなく、直線距離が長いためと考えられる。
このように、第一の孔部53’ がカバー部5’ の長手方向に長くカバー部5’ の短手方向には短い長孔であるため、高温多湿条件下において従来品カバー部5’ を本体1および取付具6に取付けようとする際、第二の孔部53’ は、貫通孔611よりもカバー部5’ 短手方向の外側方向にずれてしまい、取付け難くなるおそれがあった。
このような結果から、本発明の実施形態における第一の孔部52は、長手方向に膨張しやすく短手方向に膨張し難いカバー部5の長手方向の両端部寄りに設けられる。また、第一の孔部52は、第二の孔部よりもカバー部5の短手方向に短くカバー部5の長手方向に長い内径に形成される。すなわち、第一の孔部52は、高温高湿下でカバー部5を本体1に取付ける場合であっても充分なカバー部5の長手方向に余剰を備えている。これにより第一の孔部52は、対応する貫通孔611と共にネジなどの固定具7に挿通されてカバー部5を固定することが可能となる。
この構造により、例えば長手方向の一方の端部側に配設された第一の孔部52と対応する貫通孔611を固定具7によって固定した後に長手方向の他方の端部側に配設された対となる第一の孔部52を固定しようとする際、対となる第一の孔部52と対応する貫通孔611との位置合わせが容易であり、施工性に優れる。
他方、本発明の実施形態における第二の孔部53は、図2に示すようにカバー部5の長手方向両端部寄りに設けられる第一の孔部52よりもカバー部5の長手方向中央寄りに設けられる。また、第二の孔部53は、カバー部5の長手方向よりカバー部5の短手方向に長い長孔に形成される。つまり、第二の孔部53は、高温高湿下でカバー部5を取付具6を介して本体1に取付ける場合であっても充分なカバー部5の短手方向の余剰を備えている。そのため第二の孔部53は、対応する貫通孔611と共にネジなどの固定具7に挿通されてカバー部5を固定する事が可能となる。
この構造により、例えばカバー部5の短手方向の一方の端部側に配設された第二の孔部53と対応する貫通孔611を固定具7によって固定した後に、カバー部5の短手方向の他方の端部側に配設された対となる第二の孔部53を固定しようとする際、カバー部5の短手方向長さが増減していても対となる第二の孔部53と対応する貫通孔611との位置合わせが容易であり、施工性に優れる。
また、これら第一の孔部52および第二の孔部53の構造によれば、本発明の実施形態である照明器具は、取り付けた後に温度や湿度の変化にさらされた場合であっても第一の孔部52および第二の孔部53はカバー部5の膨張縮小に対応した余剰を有するため、カバー部5に負荷をかけ難く、カバー部5の経年変形や劣化を抑制可能である。
さらに、第一の孔部52および第二の孔部53はそれぞれ異なる方向に余剰を有する形状に形成されているため、本発明の実施形態である照明器具が地震などの揺れにさらされた場合、各余剰の少ない方向への揺れによる器具のガタつきを抑制する事が期待できる。
また、カバー部5は、側面の内壁がパッキン11と密着することにより本発明の実施形態である照明器具の防湿性を高める。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。例えば、カバー部5の光源部4前面側を覆う部分はカマボコ形状でなく、直方体状であってもよいし、平坦部51と同じ高さに形成して製造が簡易となるようにしてもよい。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等に含まれる。
1…本体
11…パッキン
2…反射板
21…溝部
3…電源部
4…光源部
5…カバー部
51…平坦部
52…第一の孔部
53…第二の孔部
54…曲折部
6…取付具
61…前面側片部
611…貫通孔
62…背面側片部
621…背面側孔部
63…垂下部
7…固定部材
71…挿通部
8…間接部材

Claims (3)

  1. 本体と;
    前記本体の前面側に取付けられる光源部と;
    前記光源部を覆うように前記本体に取付けられる長手方向と短手方向を有する前記本体と熱膨張率の異なるカバー部と;
    前記カバー部の前面と背面を貫通して前記カバー部の長手方向の両端部寄りに設けられる第一の孔部と;
    前記カバー部の長手方向中心寄りに設けられ、前記カバー部の短手方向に長い長孔と;
    を備える照明器具。
  2. 前記第一の孔部の長さは前記長孔部よりも前記カバー部の長手方向に長く形成される請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記長孔部より前記短手方向に短い内径の貫通孔を有し、前記長孔部に対応する前記本体の位置に取付けられる取付具と;
    を備える請求項1または請求項2に記載の照明器具。
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