JP6935090B2 - Hair brush - Google Patents
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Description
本発明は、ヘアーブラシに関する。 The present invention relates to a hairbrush.
発熱式のヘアーブラシとして、ブラシ毛によるブラッシング機能と、加熱板によるアイロン機能とを併せ持つものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 As a heat-generating hair brush, a hair brush having both a brushing function by brush hair and an ironing function by a heating plate is known (see, for example, Patent Document 1).
発熱式のヘアーブラシにおいて、発熱部と頭皮との接触を抑制すると共に、発熱部から毛髪への伝熱を促進することが要求されている。 In a heat-generating hair brush, it is required to suppress contact between the heat-generating portion and the scalp and to promote heat transfer from the heat-generating portion to the hair.
本発明が解決しようとする課題は、発熱部と頭皮との接触を抑制すると共に、発熱部から毛髪への伝熱を促進することができるヘアーブラシを提供することである。 An object to be solved by the present invention is to provide a hair brush capable of suppressing contact between a heat generating portion and the scalp and promoting heat transfer from the heat generating portion to the hair.
本発明は、ブラシ部の内部に設けられた発熱体と、前記ブラシ部の外面に設けられ前記発熱体により加熱される加熱板と、前記加熱板から突出し前記発熱体により加熱される複数の加熱突起とを備える加熱部と、前記加熱板から突出し、加熱時の前記加熱部よりも低温である複数のブラシピンとを備え、前記ブラシピンは、前記加熱突起を挟むように配され、前記ブラシピンの前記加熱板からの突出量は、前記加熱突起の前記加熱板からの突出量よりも大きく、前記ブラシ部の内部に設けられたイオン発生装置と、前記イオン発生装置により発生されたイオンを前記加熱板の縁部の近傍から放出するイオン放出孔とをさらに備え、前記イオン発生装置は、放電板と、放電板取付部とを備え、前記放電板は、前記ブラシ部の軸方向に延びるとともに、前記放電板取付部に固定される基板部と、前記基板部に、前記ブラシ部の軸方向と直交する方向に離間して設けられる一対の針状電極と、を有し、前記イオン放出孔は、前記一対の針状電極の位置に対応して配置されており、前記基板部を介して電圧が印加されたとき、前記一対の針状電極の先端での放電により前記イオンが発生し、前記イオンが前記イオン放出孔から放出される。 The present invention includes a heating element provided inside the brush portion, a heating plate provided on the outer surface of the brush portion and heated by the heating element, and a plurality of heatings protruding from the heating plate and heated by the heating element. A heating portion having a protrusion and a plurality of brush pins protruding from the heating plate and having a temperature lower than that of the heating portion at the time of heating are provided. projecting amount from the heating plate, the heating much larger than the projection amount from the heating plate of the projection, and the ion generating device provided in the interior of the brush portion, the heated ions generated by the ion generating device The ion generator further includes an ion discharge hole for discharging from the vicinity of the edge portion of the plate, the ion generator includes a discharge plate and a discharge plate mounting portion, and the discharge plate extends in the axial direction of the brush portion and is also provided. The substrate portion fixed to the discharge plate mounting portion and a pair of needle-shaped electrodes provided on the substrate portion at intervals in a direction orthogonal to the axial direction of the brush portion, and the ion emission holes are provided. , The ions are generated by the electric discharge at the tips of the pair of needle-shaped electrodes when a voltage is applied through the substrate portion. Ions are released from the ion discharge holes.
本発明によれば、発熱部と頭皮との接触を抑制すると共に、発熱部から毛髪への伝熱を促進することができる。 According to the present invention, it is possible to suppress the contact between the heat generating portion and the scalp and promote the heat transfer from the heat generating portion to the hair.
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係るヘアーブラシ10について説明する。なお、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
Hereinafter, the
図1は、本発明の一実施形態に係るヘアーブラシ10を示す斜視図である。この図に示すヘアーブラシ10は、発熱式のヘアーブラシであり、使用者により保持される保持部12と、加熱突起252とブラシピン261とを備えるブラシ部20とを備える。保持部12は、棒状に構成されており、不図示の回路基板を収容している。この保持部12の軸方向一端(以下、基端という)には、電源コード14が接続されている。一方、保持部12の軸方向他端(以下、先端という)には、ブラシ部20が接合されている。また、保持部12には、電源スイッチ16と、温度切替スイッチ18とが設けられている。電源スイッチ16がオンになった場合に、後述のヒータ22が発熱する。また、温度切替スイッチ18の操作によりヒータ22の温度が調整される。なお、電源コード14を保持部12の基端に接続し商用電源をヘアーブラシ10に供給することは必須ではなく、保持部12に電池を内蔵してコードレス式のヘアーブラシ10としてもよい。
FIG. 1 is a perspective view showing a
図2は、ヘアーブラシ10を示す平面図である。図3は、ヘアーブラシ10を示す側面図である。図4は、図2のIV−IV断面図である。図5は、図2のV−V断面図である。図4及び図5に示すように、ブラシ部20は、ケーシング21と、ヒータ22と、ヒータ保持板23と、伝熱板24と、加熱部材25と、複数のブラシ体26と、マイナスイオン発生器27とを備える。図1〜図3に示すように、ブラシ部20は、ケーシング21と加熱部材25とキャップ部材28とが組み合わされた構成の本体部201を備える。この本体部201は、楕円筒形状に構成されている。
FIG. 2 is a plan view showing the
ケーシング21の断面(本体部201の軸方向に対して直交する断面)の形状は、半楕円形状である。ケーシング21の軸方向一端(以下、基端という)は、保持部12の先端に接合され、ケーシング21の軸方向他端(以下、先端という)には、キャップ部材28が取り付けられている。また、ケーシング21には、開口211がケーシング21の先端から基端まで設けられている。
The shape of the cross section of the casing 21 (the cross section orthogonal to the axial direction of the main body 201) is a semi-elliptical shape. One end in the axial direction (hereinafter referred to as the base end) of the
加熱部材25は、加熱板251と、複数の加熱突起(ピン)252とを備える。加熱板251と複数の加熱突起252とは、金属等の熱伝導率が高い材料により一体で構成されている。加熱板251の断面(本体部201の軸方向に対して直交する断面)の形状は、円弧状である。また、加熱板251の幅方向両端が、ケーシング21の開口縁部に接合されている。この加熱板251には、複数の開口2511が、後述のブラシピン261の位置に対応して配されており、ブラシピン261が、開口2511を通して本体部28内から突出している。
The
複数の加熱突起252は、加熱板251の外面に設けられている。それぞれの加熱突起252の形状は、図2における平面視で(図1〜図5の矢印Z方向から視て)楕円状である。また、それぞれの加熱突起252の形状は、図4における断面視で(図1〜図5の矢印Y方向から視て)逆U字状である。
The plurality of
ヒータ22は、PTCヒータ等の従来周知のヒータであり、板状に構成されている。ヒータ保持板23は、金属等で構成された矩形状の板である。ここで、ケーシング21の開口縁部には保持部212が設けられており、ヒータ保持板23の幅方向(図1〜5の矢印X方向)の端部が、保持部212により保持されている。ヒータ22は、ヒータ保持板23の上面(図4における上側の面)に取り付けられている。
The
伝熱板24は、金属等の熱伝導率の高い材料で構成されている。この伝熱板24は、ヒータ22と加熱板251との間に、ヒータ22と加熱板251との双方に接するように配されている。これにより、ヒータ22で発生した熱が、伝熱板24を介して加熱板251および加熱突起252に伝わり、加熱板251および加熱突起252が加熱される。ここで、図4および図5に示すように、伝熱板24と加熱板251との広範囲が相互に当接しており、ヒータ22の熱が伝熱板24を介して加熱板251の全体に伝わる。
The
ブラシ体26は、複数のブラシピン261と、基台262とを備える。ブラシピン261および基台262は、合成樹脂等の熱伝導率が低い材料により一体で構成されている。特に、ブラシピン261は、加熱突起252よりも熱伝導率が低い材料で構成されており、加熱時の加熱突起252よりも低温となる。基台262は、長尺の矩形板状の部材である。複数(例えば、10本以上)のブラシピン261は、基台262上に所定間隔で配列されている。
The
ブラシピン261は、円柱状の軸部2611と、軸部2611の先端に設けられた球状部2612とを備える。軸部2611の直径は数mm以上である。この軸部2611は、使用者が軽く触れただけでは変形しない。
The
複数のブラシ体26の夫々は、ブラシ部20の軸方向(図1〜図5のY方向)に沿ってブラシピン261が並ぶように配されている。また、複数のブラシ体26は、ブラシ部20の幅方向(図1〜図5のX方向)に所定間隔で並ぶように配されている。ここで、上述したように、ブラシピン261の位置は、加熱板251の開口2511の位置に対応しており、これにより、ブラシピン261は、開口2511から加熱板251の上方(図1〜図5のZ方向)に突出している。なお、ブラシピン261および加熱突起252の配置の詳細と、ブラシピンと加熱突起252の加熱板251からの突出高さの関係とについては後述する。
Each of the plurality of
図4に示すように、マイナスイオン発生器27は、放電板271と、放電板取付部272と、不図示の高電圧発生装置とを備える。放電板取付部272は、ヒータ保持板23とケーシング21との間の空間に配されており、ヒータ保持板23に固定されている。
As shown in FIG. 4, the
図6は、放電板271を示す斜視図である。この図に示すように、放電板271は、基板部2711と、複数(本実施形態では6個)の針状電極2712とを備える。基板部2711は、ブラシ部20の軸方向(図中Y方向)に延びる細長い金属板であり、放電板取付部272に固定されている。この基板部2711には、上記の高電圧発生装置が配線を介して接続されている。これにより、高電圧発生装置から放電板271に電圧が印加されると、針状電極2712の先端において放電が発生しマイナスイオンが放出される。
FIG. 6 is a perspective view showing the
基板部2711の長手方向の一端端部、他端部および中間部にはそれぞれ、一対の針状電極2712が設けられている。一対の針状電極2712は、基板部2711から相互に反対側へ突出している。また、一対の針状電極2712は、基板部2711から相互に同じ側(図4および図6のZ方向)に折り曲げられている。
A pair of needle-shaped
ここで、図3および図4に示すように、ケーシング21の開口縁部の近傍には、複数(本実施形態では6個)のイオン放出孔213が形成されている。複数のイオン放出孔213は、開口211の長手方向に沿って3行2列で配されており、2列のイオン放出孔213が、開口211を挟んで配されている。各列の3個のイオン放出孔213は、等間隔で配されている。
Here, as shown in FIGS. 3 and 4, a plurality of (six in this embodiment) ion emission holes 213 are formed in the vicinity of the opening edge of the
ここで、それぞれのイオン放出孔213は、それぞれの針状電極2712の位置に対応して配されている。また、針状電極2712の先端が、イオン放出孔213の近傍に配されている。さらに、イオン放出孔231は、上向き(図中Z方向)に開口している。これにより、高電圧発生装置から放電板271に電圧が印加されると、マイナスイオンがイオン放出孔231を通じて本体部201から上向き(加熱板251の法線方向)に放出される。ここで、マイナスイオンの放出方向は、ブラシピン261の突出方向と近似している。
Here, each
図4に示すように、加熱突起252の頂点の加熱板251の外面からの高さ(以下、加熱突起252の突出高さという)H1は、ブラシピン261の頂点の加熱板251の外面からの高さ(以下、ブラシピン261の突出高さという)H2よりも低く設定されている。ここで、加熱突起252の突出高さH1とブラシピン261の突出高さH2との差と、加熱突起252とブラシピン261との配置とによって、ブラシピン261に触れた使用者の指が加熱突起252に触れるか否かが決まる。また、加熱突起252とブラシピン261との配置によって、使用者がヘアーブラシ10を用いて毛髪をブラッシングする際における、髪通りの良さや加熱突起252から毛髪への伝熱性が決まる。そこで、本実施形態に係るヘアーブラシ10では、ブラシピン261に触れた使用者の指が加熱突起252に触れることを防止し、且つ、ブラッシングする際の髪通りと伝熱性とを良好にすることを目的として、加熱突起252の突出高さH1とブラシピン261の突出高さH2との差と、加熱突起252とブラシピン261との配置とが設定されている。
As shown in FIG. 4, the height of the apex of the
図3に示すように、加熱突起252は、加熱板251の上にn(3以上)行m(2以上)列で格子状に配されている。なお、以下の説明では、加熱板251の幅方向(図中X方向)の並びを「行」と称し、加熱板251の長手方向(図中Y方向)の並びを「列」と称する。
As shown in FIG. 3, the
本実施形態では、各行3個の加熱突起252(以下、加熱突起群252Aという)が、図中Y方向に等間隔で配されている。また、各列の9個の加熱突起252が、図中X方向に等間隔で配されている。なお、本実施形態では、加熱突起252を9行3列に配したが、各行や各列の加熱突起252の数(n,m)は増減してもよい。
In the present embodiment, three
一方、ブラシピン261は、千鳥状(ジグザグ状)に配されている。本実施形態では、各行の複数(m+1)本のブラシピン261からなる第1のブラシピン群261Aと、各行の複数(m)本のブラシピン261からなる第2のブラシピン群261Bとが、図中Y方向に交互に配されている。第1のブラシピン群261Aを構成する複数(m+1)本のブラシピン261は、上記の加熱突起群252Aを構成する加熱突起252と交互に配されている。一方、第2のブラシピン群261Bを構成する複数(m)本のブラシピン261は、加熱突起群252Aの間に配されている。
On the other hand, the brush pins 261 are arranged in a zigzag shape. In the present embodiment, the first
本実施形態では、(n+2)本のブラシピン261からなる第1のブラシピン列261Cと、(n+1)本のブラシピン261からなる第2のブラシピン列261Dとが交互に配されている。第1のブラシピン列261Cは、加熱突起252の列の間と、両端の加熱突起252の列の外側とに配されている。第2のブラシピン列261Dを構成するブラシピン261は、各列の加熱突起252と交互に配されている。第1および第2のブラシピン列261C、261Dの先頭と末尾を除くブラシピン261の間隔と、加熱突起252の列の加熱突起252の間隔とは、同一である。また、本実施形態では、複数のブラシピン261が、図中X方向および図中Y方向に対して約45°の角度で交差する方向に沿って配されている。
In the present embodiment, the first
ここで、本実施形態では、4本のブラシピン261からなるブラシピン群261Eが、1個の加熱突起252を中心とする菱形状に構成されている。この菱形状のブラシピン群261Eの辺や対角線の長さと、ブラシピン261と加熱突起252との突出高さの差(H2−H1)とが、ブラシピン261に触れた使用者の指が加熱突起252に触れることが無いように設定されている。
Here, in the present embodiment, the
以上説明したように、本実施形態に係るヘアーブラシ10では、ブラシ部20内に設けられたヒータ22と、ブラシ部20の外面に設けられヒータ22により加熱される加熱板251と、この加熱板251から突出しヒータ22により加熱される複数の加熱突起252とを備える加熱部材25と、加熱板251から突出し、加熱時の加熱部材25よりも低温である複数のブラシピン261とを備える。ここで、ブラシピン261は、加熱突起252を挟むように配されている。これによって、ヘアーブラシ10によって毛髪がブラッシングされる際に、ブラシピン261間を通る毛髪に対して、加熱板251から伝熱するのに加えて加熱突起252から伝熱する。従って、加熱突起252が設けられていない場合と比較して、加熱部材25から毛髪への伝熱を促進することができ、毛髪のくせ付けを促進することができる。
As described above, in the
また、ブラシピン261の加熱板251からの突出量H2は、加熱突起252の加熱板251からの突出量H1よりも大きくなっている(図4参照)。これによって、ヘアーブラシ10によって毛髪がブラッシングされる際に、加熱突起252と頭皮との接触を抑制することができる。
Further, the amount of protrusion H2 of the
また、本実施形態に係るヘアーブラシ10では、ブラシピン261と加熱突起252とが交互に一方向に配されている。これによって、当該一方向に対して直交する方向に動かされるヘアーブラシ10によって毛髪がブラッシングされる際に、ブラシピン261間を通る毛髪が加熱突起252に接触して加熱突起252から受熱する。
Further, in the
また、本実施形態に係るヘアーブラシ10では、ブラシピン261と加熱突起252とが交互にブラシ部20の長手方向とブラシ部20の幅方向とに沿って配されている。これによって、ブラシ部20の幅方向に動かされるヘアーブラシ10によって毛髪がブラッシングされる際に、ブラシピン261間を通る毛髪が加熱突起252に接触して加熱突起252から受熱する。ここで、加熱板251上には、髪の通り道が、ブラシ部20の幅方向に沿って直線状に形成されている。これによって、髪通りに優れたブラシ部20が構成されている。
Further, in the
また、本実施形態に係るヘアーブラシ10では、4本のブラシピン261が、1個の加熱突起252を囲むように配されている。これによって、使用者の指が、加熱突起252の上方に位置する場合に、使用者の指が、加熱突起252を囲む4本のブラシピン261の先端に当たる。従って、使用者の指が加熱突起252に触れることを抑制できる。
Further, in the
また、本実施形態に係るヘアーブラシ10では、ブラシピン261が、加熱突起252に指で触れることができないように配されている。従って、使用者の指が加熱突起252に触れることを防止できる。
Further, in the
また、本実施形態に係るヘアーブラシ10では、ブラシピン261が、ブラシ20内部に設けられイオンを発生するイオン発生器27を備える。一方、ブラシ20部には、イオン発生器27により発生されたマイナスイオンを加熱板251の縁部の近傍から放出するイオン放出孔213が形成されている。これによって、ヘアーブラシ10によってブラッシングされる毛髪にマイナスイオンを照射することができる。
Further, in the
また、本実施形態に係るヘアーブラシ10では、複数のイオン放出孔213が加熱板251の幅方向一端側の縁部に沿って配され、複数のイオン放出孔213が加熱板251の幅方向他端側の縁部に沿って配されている。これによって、ブラシ部20の幅方向に動かされるヘアーブラシ10によって毛髪がブラッシングされる際に、加熱板251の幅方向一端と他端とにおいて、毛髪にマイナスイオンが照射される。
Further, in the
図7は、他の実施形態に係るヘアーブラシ100を示す平面図である。図8は、図7のVIII−VIII断面図である。これらの図に示すように、本実施形態に係るヘアーブラシ100と上述の実施形態に係るヘアーブラシ10とは、ブラシピン261と加熱突起252との配置が異なる。なお、ブラシピン261と加熱突起252との配置を除いて、本実施形態に係るヘアーブラシ100と上述の実施形態に係るヘアーブラシ10とは、同様の構成である。例えば、加熱突起252の突出量H1は、ブラシピン261の突出量H2よりも小さくなっている。
FIG. 7 is a plan view showing the
図7に示すように、加熱突起252は、加熱板251の上にn(3以上)行m(2以上)列で格子状に配されている。一方、ブラシピン261は、(n+2)行(m+1)列で格子状に配されている。なお、以下の説明では、加熱板251の幅方向(図中X方向)の並びを「行」と称し、加熱板251の長手方向(図中Y方向)の並びを「列」と称する。
As shown in FIG. 7, the
本実施形態では、加熱突起252が18行3列で配されている。なお、各行や各列の加熱突起252の数(n,m)は増減してもよい。一方、ブラシピン261は、20行4列で配されている。なお、各行や各列のブラシピン261の数(n+2,m+1)は増減してもよい。
In this embodiment, the
ブラシピン261の列と加熱突起252の列とは、図中X方向に交互に配されている。また、ブラシピン261の列におけるブラシピン261の間隔と、加熱突起252の列における加熱突起252の間隔とは、同一である。さらに、加熱突起252の列の図中Y方向における位置は、ブラシピン261の列の図中Y方向における位置に対して、加熱突起252の列における加熱突起252の間隔の1/2だけずらして配されている。
The rows of brush pins 261 and the rows of
図9は、他の実施形態に係るヘアーブラシ200を示す平面図である。この図に示すように、本実施形態に係るヘアーブラシ200と上述の実施形態に係るヘアーブラシ10とは、加熱突起252の数および配置が異なる。なお、加熱突起252の数および配置を除いて、本実施形態に係るヘアーブラシ200と上述の実施形態に係るヘアーブラシ10とは、同様の構成である。例えば、加熱突起252の突出量H1は、ブラシピン261の突出量H2よりも小さくなっている。
FIG. 9 is a plan view showing the
図9に示すように、本実施形態に係るヘアーブラシ200では、加熱突起252が千鳥状に配されている。上述の実施形態に係るヘアーブラシ10では、格子状に配された3列の加熱突起252の列の間にブラシピン列261Cが配され、このブラシピン列261Cのブラシピン261間には加熱突起252が配されていない(図2参照)。それに対して、本実施形態に係るヘアーブラシ200では、格子状に配された3列の加熱突起252の列の間に、さらに加熱突起252の列が配されている。相互に隣り合う加熱突起252の列の図中Y方向における位置は、図中Y方向についての加熱突起252の間隔の1/2だけずらして配されている。
As shown in FIG. 9, in the
即ち、図中X方向両側の列を除く複数のブラシピン261の列において、ブラシピン261と加熱突起252とが、図中Y方向に交互に配されている。これによって、本実施形態に係るヘアーブラシ200によれば、上述の実施形態に係るヘアーブラシ10と比較して、加熱部材25から毛髪への伝熱を促進することができ、毛髪のくせ付けを促進することができる。
That is, in the rows of the plurality of brush pins 261 excluding the rows on both sides in the X direction in the drawing, the brush pins 261 and the
図10は、他の実施形態に係るヘアーブラシ300を示す平面図である。この図に示すように、本実施形態に係るヘアーブラシ300と上述の実施形態に係るヘアーブラシ10とは、加熱突起252の形状、数および配置とブラシピン261の数および配置とが異なる。なお、加熱突起252の形状、数および配置とブラシピン261の数および配置とを除いて、本実施形態に係るヘアーブラシ300と上述の実施形態に係るヘアーブラシ10とは、同様の構成である。例えば、加熱突起252の突出量H1は、ブラシピン261の突出量H2よりも小さくなっている。
FIG. 10 is a plan view showing the
本実施形態に係るヘアーブラシ300では、図中X方向に延びる板状の加熱突起252が、図中Y方向に等間隔で配されている。ブラシピン261は、複数の加熱突起252の周囲と加熱突起252の間とに配されている。図中X方向両側の列を除く複数のブラシピン261の列において、ブラシピン261と板状の加熱突起252とが、図中Y方向に交互に配されている。これによって、本実施形態に係るヘアーブラシ200によれば、上述の実施形態に係るヘアーブラシ10と比較して、加熱部材25から毛髪への伝熱を促進することができ、毛髪のくせ付けを促進することができる。
In the
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態において開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。例えば、上述の実施形態では、棒状の保持部12を備えるヘアーブラシ10、100、200、300を例に挙げたが、棒状の保持部12を備えることは必須ではなく、ブラシ部20を保持するように構成してもよい。
It should be noted that the embodiments described above are described for facilitating the understanding of the present invention, and are not described for limiting the present invention. Therefore, each element disclosed in the above-described embodiment is intended to include all design changes and equivalents belonging to the technical scope of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the hair brushes 10, 100, 200, and 300 having the rod-shaped holding
また、上述の実施形態では、ブラシ部20を棒状に構成したが、円状に構成してもよい。また、上述の実施形態では、マイナスイオンを放出するように構成したが、プラスイオンを放出してもよく、あるいは、マイナスイオンとプラスイオンとの双方を放出するように構成してもよい。さらに、ブラシピン261に椿油等のオイルを含浸させる等してもよい。
Further, in the above-described embodiment, the
10、100、200、300 ヘアーブラシ 12 保持部、14 電源コード、16 電源スイッチ、18 温度切替スイッチ、20 ブラシ部、21 ケーシング、22 ヒータ、23 ヒータ保持板、24 伝熱板、25 加熱部材、26 ブラシ体、27 マイナスイオン発生器、28 キャップ部材、201 本体部、211 開口、212 保持部、213 イオン放出孔、251 加熱板、252 加熱突起、252A 加熱突起群、261 ブラシピン、261A 第1のブラシピン群、261B 第2のブラシピン群、261C 第1のブラシピン列、261D 第2のブラシピン列、262 基台、271 放電板、272 放電板取付部、2511 開口、2711 基板部、2712 針状電極
10, 100, 200, 300
Claims (7)
前記ブラシ部の外面に設けられ前記発熱体により加熱される加熱板と、前記加熱板から突出し前記発熱体により加熱される複数の加熱突起とを備える加熱部と、
前記加熱板から突出し、加熱時の前記加熱部よりも低温である複数のブラシピンとを備え、
前記ブラシピンは、前記加熱突起を挟むように配され、
前記ブラシピンの前記加熱板からの突出量は、前記加熱突起の前記加熱板からの突出量よりも大きく、
前記ブラシ部の内部に設けられたイオン発生装置と、前記イオン発生装置により発生されたイオンを前記加熱板の縁部の近傍から放出するイオン放出孔とをさらに備え、
前記イオン発生装置は、放電板と、放電板取付部とを備え、
前記放電板は、
前記ブラシ部の軸方向に延びるとともに、前記放電板取付部に固定される基板部と、
前記基板部に、前記ブラシ部の軸方向と直交する方向に離間して設けられる一対の針状電極と、
を有し、
前記イオン放出孔は、前記一対の針状電極の位置に対応して配置されており、
前記基板部を介して電圧が印加されたとき、前記一対の針状電極の先端での放電により前記イオンが発生し、前記イオンが前記イオン放出孔から放出される、ヘアーブラシ。 A heating element provided inside the brush part and
A heating plate provided on the outer surface of the brush portion and heated by the heating element, and a heating portion including a plurality of heating protrusions protruding from the heating plate and heated by the heating element.
It is provided with a plurality of brush pins protruding from the heating plate and having a temperature lower than that of the heating portion during heating.
The brush pins are arranged so as to sandwich the heating protrusions.
The protruding amount from the heating plate of the brush pin is much larger than the projection amount from the heating plate of the heating projections,
An ion generator provided inside the brush portion and an ion discharge hole for discharging the ions generated by the ion generator from the vicinity of the edge portion of the heating plate are further provided.
The ion generator includes a discharge plate and a discharge plate mounting portion.
The discharge plate is
A substrate portion that extends in the axial direction of the brush portion and is fixed to the discharge plate mounting portion.
A pair of needle-shaped electrodes provided on the substrate portion at intervals in a direction orthogonal to the axial direction of the brush portion.
Have,
The ion emission holes are arranged corresponding to the positions of the pair of needle-shaped electrodes.
A hairbrush in which when a voltage is applied through the substrate portion, the ions are generated by a discharge at the tips of the pair of needle-shaped electrodes, and the ions are discharged from the ion discharge holes .
前記一対の針状電極は、前記ブラシ部の軸方向に沿って複数対が設けられているヘアーブラシ。The pair of needle-shaped electrodes is a hair brush in which a plurality of pairs are provided along the axial direction of the brush portion.
前記放電板取付部は、前記発熱体を保持する発熱体保持板に固定されているヘアーブラシ。The discharge plate mounting portion is a hair brush fixed to a heating element holding plate that holds the heating element.
前記一対の針状電極は、前記基板部に固定された前記放電板取付部の両側において、前記イオン放出孔に向かって突出するヘアーブラシ。The pair of needle-shaped electrodes are hair brushes that project toward the ion emission holes on both sides of the discharge plate mounting portion fixed to the substrate portion.
前記ブラシピンと前記加熱突起とが交互に一又は複数方向に配されているヘアーブラシ。 The hairbrush according to any one of claims 1 to 4 .
A hair brush in which the brush pins and the heating protrusions are alternately arranged in one or a plurality of directions.
前記ブラシピンと前記加熱突起とが交互に第1の方向と前記第1の方向に対して直交する第2の方向とに沿って配されているヘアーブラシ。 The hairbrush according to any one of claims 1 to 5 .
A hair brush in which the brush pins and the heating protrusions are alternately arranged along a first direction and a second direction orthogonal to the first direction.
4本の前記ブラシピンが、1個の前記加熱突起を囲むように配されているヘアーブラシ。 The hairbrush according to any one of claims 1 to 6.
A hair brush in which four brush pins are arranged so as to surround one heating protrusion.
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