JP6930935B2 - 画像合成装置及び画像合成方法 - Google Patents
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Description
複数のカメラで撮影した画像を合成する場合、各画像の境界付近に同じ物体が位置すると、撮影位置が異なるために、合成画像には異なる見え方の物体が混じって表示される等の問題が生じる。このような問題を解消するため、例えば特許文献2に記載されている画像処理装置は、3次元投影面形状として、車両が配置される矩形の配置面から延設された地面を投影するための平面と、平面から延設された周囲を投影するための曲面とからなり、各カメラで撮像して得られた複数の2次元画像データを1つの3次元投影面形状に合成している。
前記車両の後方を撮影する後方カメラ、左側後方を撮影する左側カメラ、及び右側後方を撮影する右側カメラによって撮影された映像から、それぞれ後方画像、左側画像及び右側画像を取得する画像取得手段と、
前記後方画像、前記左側画像及び前記右側画像をそれぞれ所定の投影面に投影した投影後方画像、投影左側画像及び投影右側画像に変換する座標変換手段と、
前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像を合成することにより後方合成画像を得る画像合成手段と、
を備え、
前記所定の投影面は、所定の位置を原点として前記車両の前後方向をZ軸とする3次元座標空間において、前記車両の後方に鉛直方向に設定される鉛直投影面、及び前記鉛直投影面より前記車両側の地面に対応する地面投影面からなり、
前記座標変換手段は、前記3次元座標空間において、前記左側画像及び前記右側画像を、それぞれ前記左側カメラ及び前記右側カメラの位置を基準として前記鉛直投影面及び前記地面投影面に投影する第1手段と、前記地面投影面に対して上方となる前記後方画像を前記鉛直投影面に投影する第2手段と、前記地面投影面よりも下方となる前記後方画像を補正して前記地面投影面に投影する第3手段とを含み、
前記第3手段は、前記後方カメラの位置からの前記Z軸方向の距離を、前記左側カメラ又は前記右側カメラからの前記Z軸方向の距離を基準として補正して前記地面投影面に投影することを特徴とする画像合成装置。
2.前記第3手段は、前記後方カメラの位置から前記後方画像のうちの任意の点が前記鉛直投影面へ投影される点を鉛直投影点Uとし、前記鉛直投影点Uに対応する前記地面投影面への投影点を地面投影点Pとして、
前記3次元座標空間において前記後方カメラの位置から前記鉛直投影点Uを見た方向であって、前記左側カメラ又は前記右側カメラの位置と前記鉛直投影点Uとを結ぶ線分が前記地面投影面と交わる点の前記Z軸の座標となる位置を、前記地面投影点Pとするように補正する前記1.記載の画像合成装置。
3.前記座標変換手段は、前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像における上方領域を前記鉛直投影面への投影画像から生成し、下方領域を前記地面投影面への投影画像から生成する前記1.又は2.に記載の画像合成装置。
4.前記画像合成手段は、それぞれ遷移領域b1、b2を挟んで前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像を合成した前記後方合成画像を生成する前記1.乃至3.のいずれかに記載の画像合成装置。
5.前記画像合成手段は、前記後方合成画像における下方領域において、前記投影後方画像が下方に向けて広がるように配する前記4.記載の画像合成装置。
6.車両の後方、左側後方及び右側後方における路面及び路上の映像を合成する画像合成方法であって、
前記車両の後方を撮影する後方カメラ、左側後方を撮影する左側カメラ、及び右側後方を撮影する右側カメラによって撮影された映像から、それぞれ後方画像、左側画像及び右側画像を取得する画像取得工程と、
前記後方画像、前記左側画像及び前記右側画像をそれぞれ所定の投影面に投影した投影後方画像、投影左側画像及び投影右側画像に変換する座標変換工程と、
前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像を合成することにより後方合成画像を得る画像合成工程と、
を備え、
前記所定の投影面は、所定の位置を原点として前記車両の前後方向をZ軸とする3次元座標空間において、前記車両の後方に鉛直方向に設定される鉛直投影面、及び前記鉛直投影面より前記車両側の地面に対応する地面投影面からなり、
前記座標変換工程は、前記3次元座標空間において、前記左側画像及び前記右側画像を、それぞれ前記左側カメラ及び前記右側カメラの位置を基準として前記鉛直投影面及び前記地面投影面に投影する第1工程と、前記地面投影面に対して上方となる前記後方画像を前記鉛直投影面に投影する第2工程と、前記地面投影面よりも下方となる前記後方画像を補正して前記地面投影面に投影する第3工程とを含み、
前記第3工程は、前記後方カメラの位置からの前記Z軸方向の距離を、前記左側カメラ又は前記右側カメラからの前記Z軸方向の距離を基準として補正して前記地面投影面に投影することを特徴とする画像合成方法。
7.前記第3工程は、前記後方カメラの位置から前記後方画像のうちの任意の点が前記鉛直投影面へ投影される点を鉛直投影点Uとし、前記鉛直投影点Uに対応する前記地面投影面への投影点を地面投影点Pとして、
前記3次元座標空間において前記後方カメラの位置から前記鉛直投影点Uを見た方向であって、前記左側カメラ又は前記右側カメラの位置と前記鉛直投影点Uとを結ぶ線分が前記地面投影面と交わる点の前記Z軸の座標となる位置を、前記地面投影点Pとするように補正する前記6.記載の画像合成方法。
8.前記座標変換工程は、前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像における上方領域を前記鉛直投影面への投影画像から生成し、下方領域を前記地面投影面への投影画像から生成する前記6.又は7.に記載の画像合成方法。
9.前記画像合成工程は、それぞれ遷移領域b1、b2を挟んで前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像を合成した前記後方合成画像を生成する前記6.乃至8.のいずれかに記載の画像合成方法。
10.前記画像合成工程は、前記後方合成画像における下方領域において、前記投影後方画像が下方に向けて広がるように配する前記9.に記載の画像合成方法。
そして、前記第3手段は、前記後方カメラの位置からの前記Z軸方向の距離を、前記左側カメラ又は前記右側カメラからの前記Z軸方向の距離を基準として補正して前記地面投影面に投影するため、地面投影面に投影される画像を左側カメラ又は右側カメラの視点に補正することができ、地上に存在する鉛直な構造物が歪まず自然な距離感となるように後方合成画像を生成することができる。
前記画像合成手段は、前記後方合成画像における下方領域において、前記投影後方画像が下方に向けて広がるように配する場合は、後方合成画像において車両後端に近いほど地面投影画像が広くなるように合成されるため、車両を後退等させるとき等に重要となる車両後部付近の識別性を向上させることができる。
画像合成装置(1)を適用する車両の種類は特に限定されず、例えば、自動車、列車、自転車、自走式ロボット、遠隔操作式のロボット等を挙げることができる。また、車両の走行方法としてタイヤや車輪の他、無限軌道等も含めることができる。
座標変換手段(4)は、後方画像(a’)、左側画像(b’)及び右側画像(c’)をそれぞれ所定の投影面(Q)に投影した投影後方画像(a")、投影左側画像(b")及び投影右側画像(c")に変換する手段である。
画像合成手段(7)は、投影後方画像(a")、投影左側画像(b")及び投影右側画像(c")を合成することにより、1つの後方合成画像を作成する手段である。
後方合成画像は、別途設けられる表示手段(8)により表示装置に表示することができる。
また、各カメラ(21、22、23)は、図2に示すように、それぞれ撮影する範囲(92a、93a、94a)の一部が、隣のカメラの撮影する範囲の一部と重複するように配設される。広範囲の後方合成画像を生成するためには、各カメラ(21、22、23)には魚眼レンズ等が用いられることが好ましい。
レンズによって生じる画像の歪の補正は、その後適宜の段階で行うことができる。例えば、画像取得手段(3)により、画像(a,b,c)を球面画像(a’、b’、c’)に変換するように構成することができる。また、座標変換手段(4)により、各投影画像(a"、b"、c")への変換と合わせて歪を補正するようにすることができる。
基準となる3次元座標系は任意に設定することができるが、以下の説明では、車両(91)の左右方向をX軸、高さ方向をY軸、前後方向をZ軸とする3次元直交座標(X,Y,Z)とする(図2、3を参照)。また、3次元座標の原点も任意に設定することができるが、以下の説明では、原点(0,0,0)を後方カメラ(21)の位置とする。
この3次元直交座標において、車両(91)の後方に鉛直方向に鉛直投影面(63)、及び鉛直投影面(63)より手前(車両91側)の地面に対応する地面投影面(62)を設定する。上記所定の投影面(Q)は、鉛直投影面(63)及び地面投影面(62)からなる(図2、3を参照)。
各画像(a、b、c)を各投影面(62、63)に投影する具体的な手段は任意に選択することができ、例えば、予め座標変換の計算を行い、画像の各画素と投影面の各画素の対応表となるルックアップテーブル(41)を参照することにより、画像変換を行うことができる。また、ルックアップテーブル(41)は、座標変換計算、及びカメラによる画像の歪み補正計算が含まれた画像の各画素と投影面の各画素の対応表であってもよい。更に、ルックアップテーブル(41)は、座標変換計算、カメラによる画像の歪み補正計算、及び画像の左右反転計算が含まれた画像の各画素と投影面の各画素の対応表であってもよい。
第1手段は、座標変換により、左側画像(b)中又は右側画像(c)中の任意の点の鉛直投影面(63)への投影点(U)が地面投影面(62)より上方となる場合は、該投影点(U)を鉛直投影面(63)上の投影点(P2、P6)とするように座標変換を行う。また、第1手段は、上記投影点(U)が地面投影面(62)より下方となる場合には、側方カメラ(22、23)と投影点(U)とを結ぶ線分(L4、L7)が地面投影面(62)と交わる点(P4、P7)を地面投影面(62)上の投影点とするように座標変換を行う。
第2手段は、後方画像(a)中の任意の点の鉛直投影面(63)への投影点(U)が地面投影面(62)より上方となる画像領域上の点を、鉛直投影面(63)上の投影点(P1)に投影するように座標変換を行う。
前記第3手段は、後方画像(a)中の任意の点の鉛直投影面(63)への投影点(U)が地面投影面(62)より下方となる画像領域を、補正して地面投影面(62)に投影するように構成されている。具体的には、後方カメラ(21)の位置から後方画像(a)の鉛直投影面(63)上に投影される点を鉛直投影点(U)とし、その鉛直投影点(U)に対応して地面投影面(62)へ投影する点を地面投影点(P1、P5)とする。そして、後方カメラ(21)の位置から鉛直投影点(U)を見た方向(前記3次元座標空間における方向)において、左側カメラ(22)又は右側カメラ(23)の位置と鉛直投影点(U)とを結ぶ線分(L2、L6)が地面投影面(62)と交わる点(P2、P6)のZ軸の座標となる位置が地面投影点(P1b、P5b)となるように補正する。
前記補正は、後方カメラ(21)の位置から地面投影点(P1、P5)までのZ軸方向の距離(ZP1、ZP5)に対する、後方カメラ(21)の位置から地面投影点(P2、P6)までのZ軸方向の距離(ZP2、ZP6)の比率(R2=ZP2/ZP1、R6=ZP6/ZP5)を求め、その比率を後方カメラ(21)の位置から鉛直投影点(U)方向へのベクトル(P1、P5)に掛けることで、Z軸の補正が行われた点(P1a=R2×P1、P5a=R6×P5)を求める。そして、Z軸の補正が行われた点(P1a、P5a)のY軸を地面投影面(62)の位置に補正を行うことで補正した地面投影点(P1b、P5b)を求めることができる。
尚、地面投影点(P1b、P5b)への補正は、左側カメラ(22)及び右側カメラ(23)のどちらの位置を基準としてもよく、通常、鉛直投影点(U)がX軸において近いカメラ(22、23)を用いることができる。
具体的には、投影後方画像(a")を中央(t)に配し、その左右(r)に投影左側画像(b")及び投影右側画像(c")を配する。各投影画像(a"、b"、c")から合成に用いる範囲は、任意に設定することができる。また、後方合成画像において各投影画像(a"、b"、c")が占める比率も、任意に設定することができる。
漸次変化の例として投影後方画像(a")側から、投影左側画像(b")及び投影右側画像(c")側までの距離に正比例して混合比率を変化させる方法を挙げることができる。また、余弦関数等の関数による非直線の混合比率の変化をさせてもよい。
そこで、座標変換手段(4)は、鉛直投影面(63)を地面下に延長した投影面(64)上の投影点(U)及び後方カメラ(21)を結ぶ線分(L1、L5)と、前記投影点(U)及び側方カメラ(22、23)を結ぶ線分(L2、L6)を設定し、各線分(L1、L5、L2、L6)が地面投影面(62)と交わる点(P1、P5、P2、P6)を求め、後方カメラ(21)の点(P1、P5)を補正した点(P1b、P5b)を求め、補正した点(P1b、P5b)と側方カメラ(22、23)の点(P2、P6)とを結ぶ線分(L3、L7)上の点(U’)を地面投影面(62)上の投影点とするように変換することができる。このように、後方画像(a)及び左側画像(b)の投影点、並びに後方画像(a)及び右側画像(c)の投影点を所定の点(U’)に揃えることにより、各画像上の各路上物の位置がずれることなく重なって合成された合成画像を得ることができる。
また、線分(L3、L7)上の投影点(U’)のX軸方向の位置を鉛直投影面の横方向(図10上のW方向)に対応して漸次変化させることによって、遷移領域(b1、b2)内の合成画像の違和感を抑制することができる。即ち、投影点(U’)が後方画像(a)の左又は右端側に近づくに従い、基点(U’)が後方カメラ(21)の線分(L1、L5)側から側方カメラ(22、23)の線分(L2、L6)側に近づくように漸次変化させる。この変化は、前記混合比率と同様に変化させることができる。
また、画像合成手段(7)は、後方合成画像を上下方向に適宜の比率で2分割し、その上方領域(71)と下方領域(72)とで各投影画像(a"、b"、c")の配分形態を変更することができる。例えば、後方合成画像の上方領域(71)には適宜の比率により各投影画像(a"、b"、c")の上方領域を配し、後方合成画像の下方領域(72)には、上方領域(71)と画像が連続し、且つ中央の投影後方画像(a")の領域が下方に向けて広がる台形状に配することができる(図10を参照)。これにより、後方合成画像の下方領域(72)においては、左右の投影画像(b"、c")はそれぞれ下方に向けて狭まる台形状に配されることになる。
上記後方合成画像は、表示手段(8)により液晶ディスプレイ等の表示装置に表示するように出力される。
上記画像取得工程は主として画像取得手段3により行われる。また、上記座標変換工程は主として座標変換手段4により、上記画像合成工程は主として画像合成手段7により行われる。
画像取得工程において、各画像(a、b、c)をそれぞれ球面座標に変換して歪みを補正し、後方画像(a’)、左側画像(b’)及び右側画像(c’)を生成するようにしてもよい。
各投影画像(a"、b"、c")は、それぞれ3次元座標空間における後方カメラ21、各側方カメラ22、23の位置から、鉛直投影面63及び地面投影面62に投影される画像である。
また、後方カメラ21からの投影においては、図7〜9に示すように、投影点Uと結ぶ線分L1、L5が地面投影面62と交わる点の地面投影面62上の座標P1、P5を第3手段により補正した、地面投影面62上の座標P1b、P5bに変換する。
これによって、図15に示すような後方合成画像が作成される。
後方合成画像は、別途設けられる表示装置に出力して表示するようにすることができる(ステップS4、表示工程)。
図17は、X軸方向に並んだ図形(横断歩道の路面標示)が投影後方画像、投影左側画像及び投影右側画像にまたがって投影されている画像である。図17に示すように、第3手段による補正がないと、図形(特に符号51、52に示す場所を参照)が遷移領域b1、b2でZ軸方向にずれることがわかる。一方、第3手段による補正がある図15においては上記ずれが解消されている。
図18は、遷移領域b2に車両の輪郭部分53が投影されている画像である。また、図19は第3手段による補正を行わず、地面上の距離に違和感を生じさせないように、共通の仮想視点からの投影変換を行った画像である。図19に示すように、第3手段による補正がないと、車両の輪郭部分54が遷移領域b2で変形し、輪郭部分53と異なる誤った形状となることがわかる。
Claims (10)
- 車両の後方、左側後方及び右側後方における路面及び路上の映像を合成する画像合成装置であって、
前記車両の後方を撮影する後方カメラ、左側後方を撮影する左側カメラ、及び右側後方を撮影する右側カメラによって撮影された映像から、それぞれ後方画像、左側画像及び右側画像を取得する画像取得手段と、
前記後方画像、前記左側画像及び前記右側画像をそれぞれ所定の投影面に投影した投影後方画像、投影左側画像及び投影右側画像に変換する座標変換手段と、
前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像を合成することにより後方合成画像を得る画像合成手段と、
を備え、
前記所定の投影面は、所定の位置を原点として前記車両の前後方向をZ軸とする3次元座標空間において、前記車両の後方に鉛直方向に設定される鉛直投影面、及び前記鉛直投影面より前記車両側の地面に対応する地面投影面からなり、
前記座標変換手段は、前記3次元座標空間において、前記左側画像及び前記右側画像を、それぞれ前記左側カメラ及び前記右側カメラの位置を基準として前記鉛直投影面及び前記地面投影面に投影する第1手段と、前記地面投影面に対して上方となる前記後方画像を前記鉛直投影面に投影する第2手段と、前記地面投影面よりも下方となる前記後方画像を補正して前記地面投影面に投影する第3手段とを含み、
前記第3手段は、前記後方カメラの位置からの前記Z軸方向の距離を、前記左側カメラ又は前記右側カメラからの前記Z軸方向の距離を基準として補正して前記地面投影面に投影することを特徴とする画像合成装置。 - 前記第3手段は、前記後方カメラの位置から前記後方画像のうちの任意の点が前記鉛直投影面へ投影される点を鉛直投影点とし、前記鉛直投影点に対応する前記地面投影面への投影点を地面投影点として、
前記3次元座標空間において前記後方カメラの位置から前記鉛直投影点を見た方向であって、前記左側カメラ又は前記右側カメラの位置と前記鉛直投影点とを結ぶ線分が前記地面投影面と交わる点の前記Z軸の座標となる位置を、前記地面投影点とするように補正する請求項1記載の画像合成装置。 - 前記座標変換手段は、前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像における上方領域を前記鉛直投影面への投影画像から生成し、下方領域を前記地面投影面への投影画像から生成する請求項1又は2に記載の画像合成装置。
- 前記画像合成手段は、それぞれ遷移領域を挟んで前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像を合成した前記後方合成画像を生成する請求項1乃至3のいずれかに記載の画像合成装置。
- 前記画像合成手段は、前記後方合成画像における下方領域において、前記投影後方画像が下方に向けて広がるように配する請求項4記載の画像合成装置。
- 車両の後方、左側後方及び右側後方における路面及び路上の映像を合成する画像合成方法であって、
前記車両の後方を撮影する後方カメラ、左側後方を撮影する左側カメラ、及び右側後方を撮影する右側カメラによって撮影された映像から、それぞれ後方画像、左側画像及び右側画像を取得する画像取得工程と、
前記後方画像、前記左側画像及び前記右側画像をそれぞれ所定の投影面に投影した投影後方画像、投影左側画像及び投影右側画像に変換する座標変換工程と、
前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像を合成することにより後方合成画像を得る画像合成工程と、
を備え、
前記所定の投影面は、所定の位置を原点として前記車両の前後方向をZ軸とする3次元座標空間において、前記車両の後方に鉛直方向に設定される鉛直投影面、及び前記鉛直投影面より前記車両側の地面に対応する地面投影面からなり、
前記座標変換工程は、前記3次元座標空間において、前記左側画像及び前記右側画像を、それぞれ前記左側カメラ及び前記右側カメラの位置を基準として前記鉛直投影面及び前記地面投影面に投影する第1工程と、前記地面投影面に対して上方となる前記後方画像を前記鉛直投影面に投影する第2工程と、前記地面投影面よりも下方となる前記後方画像を補正して前記地面投影面に投影する第3工程とを含み、
前記第3工程は、前記後方カメラの位置からの前記Z軸方向の距離を、前記左側カメラ又は前記右側カメラからの前記Z軸方向の距離を基準として補正して前記地面投影面に投影することを特徴とする画像合成方法。 - 前記第3工程は、前記後方カメラの位置から前記後方画像のうちの任意の点が前記鉛直投影面へ投影される点を鉛直投影点とし、前記鉛直投影点に対応する前記地面投影面への投影点を地面投影点として、
前記3次元座標空間において前記後方カメラの位置から前記鉛直投影点を見た方向であって、前記左側カメラ又は前記右側カメラの位置と前記鉛直投影点とを結ぶ線分が前記地面投影面と交わる点の前記Z軸の座標となる位置を、前記地面投影点とするように補正する請求項6記載の画像合成方法。 - 前記座標変換工程は、前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像における上方領域を前記鉛直投影面への投影画像から生成し、下方領域を前記地面投影面への投影画像から生成する請求項6又は7に記載の画像合成方法。
- 前記画像合成工程は、それぞれ遷移領域を挟んで前記投影後方画像、前記投影左側画像及び前記投影右側画像を合成した前記後方合成画像を生成する請求項6乃至8のいずれかに記載の画像合成方法。
- 前記画像合成工程は、前記後方合成画像における下方領域において、前記投影後方画像が下方に向けて広がるように配する請求項9に記載の画像合成方法。
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