JP6926979B2 - データ収集方法、情報処理装置および分散処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、データ収集方法等に関する。
ネットワークに接続された各エッジサーバは、自律的に、高負荷時にタスクを他のエッジサーバに分散することが知られている。例えば、各エッジサーバは、全エッジサーバから全リソースに関するリソースの使用率を定期的に収集する。そして、エッジサーバに処理負荷が集中したときに、このエッジサーバは、要求を満たすエッジサーバにタスクを分散する。
特開2005−251160号公報 特開2004−318594号公報 特開2004−341912号公報
しかしながら、各エッジサーバが全エッジサーバから全リソースに関するリソースの使用状況を定期的に収集すると、収集する際のメッセージの数が膨大になるという第1の問題がある。
ここで、メッセージの数が膨大になることを抑制するために、各エッジサーバが、隣接のエッジサーバでそれぞれグループを作り、グループ内の各リソースの使用状況を定期的に収集することも考えられる。しかしながら、各エッジサーバは、処理負荷が集中したときに、グループ内でタスクを分散できない場合には、ホップバイホップで探索することとなり、分散対象をみつけるのに時間がかかるという第2の問題がある。
1つの側面では、メッセージの数を抑えつつ、リソース探索時間を削減することを目的とする。
本願の開示する分散処理システムのデータ収集方法では、第1の情報処理装置は、収集対象の複数のリソースの中で、要求リソース量を満たす情報処理装置を探索する時間がかかる所定のリソースを絞り込み、該絞り込んだ所定のリソースの情報を前記第1の情報処理装置の第1のグループに属する第2の情報処理装置に通知する。前記第2の情報処理装置は、前記第2の情報処理装置が属するグループであって、第1のグループと異なる第2のグループに属する情報処理装置から前記収集対象の複数のリソースのリソース量を定期的に収集し、予め定められたタイミングで、前記収集した情報から前記第2のグループに属する情報処理装置の前記所定のリソースのリソース量を取得し、前記所定のリソースのリソース量が予め定められるリソース量を満たしていれば、前記所定のリソースのリソース量を満たす情報処理装置の装置情報を、前記第2の情報処理装置の前記収集対象の複数のリソースのリソース量に追加して前記第1の情報処理装置へ定期的に通知する、処理を実行する。
1つの態様によれば、メッセージの数を抑えつつ、リソース探索時間を削減することができる。
図1は、実施例1に係る分散処理システムの機能構成を示す図である。 図2は、実施例1に係る事前探索リソース決定を説明する図である。 図3は、平均探索ホップ数と希少度との関係を説明する図である。 図4は、実施例1に係る定期通知を説明する図である。 図5は、実施例1に係るデータ収集処理の流れの一例を示す図である。 図6は、実施例1に係るデータ収集処理のシーケンスの一例を示す図である。 図7は、希少度情報の一例を示す図である。 図8は、要求頻度情報の一例を示す図である。 図9は、リソース値情報の一例を示す図である。 図10は、アドレス情報の一例を示す図である。 図11は、要求リソース情報の一例を示す図である。 図12は、データ情報の一例を示す図である。 図13は、タスク情報の一例を示す図である。 図14は、定期通知の一例を示す図である。 図15は、リソース探索要求の一例を示す図である。 図16は、事前探索要求の一例を示す図である。 図17は、再探索要求の一例を示す図である。 図18は、実施例1に係る事前探索リソース決定部の処理のフローチャートの一例を示す図である。 図19は、実施例1に係る定期通知部の処理のフローチャートの一例を示す図である。 図20は、実施例1に係るリソース探索部の処理のフローチャートの一例を示す図である。 図21Aは、実施例1に係る応答部の処理のフローチャートの一例を示す図(1)である。 図21Bは、実施例1に係る応答部の処理のフローチャートの一例を示す図(2)である。 図22Aは、実施例1に係る登録部の処理のフローチャートの一例を示す図(1)である。 図22Bは、実施例1に係る登録部の処理のフローチャートの一例を示す図(2)である。 図23は、実施例1に係るタスクスケジューラの処理のフローチャートの一例を示す図である。 図24は、実施例2に係るデータ収集処理の流れの一例を示す図である。 図25は、データ収集プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示するデータ収集方法、情報処理装置および分散処理システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例では、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[分散処理システムの構成]
図1は、実施例1に係る分散処理システムの機能構成を示す図である。分散処理システム9では、エッジサーバ(ES)1は、自己のエッジサーバ1で処理負荷が集中したときにタスクを分散させるため、他のエッジサーバ1のリソースのリソース量を把握する必要がある。このため、エッジサーバ1は、グループに属するエッジサーバから全リソースのリソース量を定期的に収集し、さらに、希少度が高いリソースについて要求リソース量を満たすグループ外のエッジサーバ1のサーバ情報を事前に収集するようにする。なお、以降、ESとは、エッジサーバの略語であるとする。
ここでいう「グループ」は、例えば、ネットワークの遅延が小さいエッジサーバ1同士を纏め、エッジサーバ1を重複して組み合わせたものである。すなわち、各エッジサーバ1は、複数のグループに属する。
ここでいう「希少度」とは、リソースについて要求リソース量を満たさない度合いのことをいい、例えば、リソースについて要求リソース量を満たさないエッジサーバの全エッジサーバに対する割合のことをいう。希少度が高いリソースとは、要求リソース量を満たさないエッジサーバの数が他のリソースより多いリソースのことを意味する。希少度が高いリソースは、要求リソース量を満たすエッジサーバの数が少ないので、エッジサーバ1は、リソース量を定期的に収集する際に、希少度が高いリソースの要求リソース量を満たすグループ外のエッジサーバ1のサーバ情報を把握しておく。
分散処理システム9は、複数のエッジサーバ1と、管理サーバ2と、を有する。複数のエッジサーバ1は、ネットワークを介して互いに接続する。また、複数のエッジサーバ1は、それぞれネットワークを介して管理サーバ2と接続する。
管理サーバ2は、分散処理システム9内の複数のエッジサーバ1の負荷を監視する。例えば、管理サーバ2は、エッジサーバ1で収集される全リソースに対する希少度を、予め定められた時点毎に算出する。管理サーバ2は、所定のタイミングで、全リソースに対する希少度を全エッジサーバ1に送信する。なお、所定のタイミングは、全リソースのうちいずれかのリソースの希少度が変化したタイミングであっても良いし、予め定められた定期的または不定期的なタイミングであっても良い。
エッジサーバ1は、制御部10および記憶部30を有する。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)等の電子回路に対応する。そして、制御部10は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部10は、受信部11、分散リソース管理部12、事前探索リソース決定部13、定期通知部14、リソース探索部15、応答部16および登録部17を有する。加えて、エッジサーバ1は、データ受信部18、データ・タスク管理部19、タスク配備場所決定部20およびタスク実行部21を有する。なお、データ受信部18、データ・タスク管理部19、タスク配備場所決定部20およびタスク実行部21は、タスクスケジューラに含まれる。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。記憶部30は、希少度情報31、要求頻度情報32、リソース値情報33、アドレス情報34、要求リソース情報35、データ情報36およびタスク情報37を有する。
希少度情報31は、リソース毎の希少度に関する情報である。例えば、希少度情報31は、リソースに対する希少度から得られる要求リソース量を満たすまでの平均探索ホップ数の情報である。希少度は、例えば、リソースについて要求リソース量を満たさないエッジサーバの全エッジサーバに対する割合である。したがって、リソースについて、希少度が高ければ高い程、要求リソース量を満たすまでの平均探索ホップ数が大きくなるという関係がある。一方、リソースについて、希少度が低ければ低い程、要求リソース量を満たすまでの平均探索ホップ数が小さくなるという関係がある。つまり、希少度情報31は、希少度に関する情報として、平均探索ホップ数の情報を適用する。なお、希少度情報31の一例は、後述する。
要求頻度情報32は、リソース毎の要求頻度に関する情報である。なお、要求頻度情報32の一例は、後述する。
リソース値情報33は、グループ内のエッジサーバ1およびグループ外のエッジサーバ1のリソース値に関する情報である。グループ内のエッジサーバ1のリソース値は、全リソースに対するリソース値である。グループ外のエッジサーバ1のリソース値は、希少度情報31と要求頻度情報32とをリソース毎に畳み込み演算することで決定されるリソースのリソース値である。畳み込み演算は、例えば、加算であっても乗算であっても良い。以降では、畳み込み演算を乗算として説明する。なお、リソース値情報33の一例は、後述する。
アドレス情報34は、グループ内に属するエッジサーバ1のアドレス、グループ外のエッジサーバ1のアドレスに関する情報である、アドレス情報34には、グループ内で要求リソースが枯渇する場合にグループ外に要求リソースがある場合には、要求リソースを探索中であることを示すフラグがアドレスに対応付けて設定される。なお、アドレス情報34の一例は、後述する。
要求リソース情報35は、タスク毎に要求するリソース(要求リソース)に関する情報である。要求リソース情報35には、タスクが要求する要求リソースおよびリソース使用量が対応付けて設定される。なお、要求リソース情報35の一例は、後述する。
データ情報36は、処理対象データに関する情報である。なお、データ情報36の一例は、後述する。
タスク情報37は、タスクに関する情報である。例えば、タスク情報37は、実行するタスクとタスクが処理する処理対象データとの対応付けを示す情報である。なお、タスク情報37の一例は、後述する。
受信部11は、他のエッジサーバ1および管理サーバ2から各種の主信号メッセージを受信する。
分散リソース管理部12は、分散したリソースを管理する。分散リソース管理部12は、事前探索リソース決定部13、定期通知部14、リソース探索部15、応答部16、登録部17およびタスク配備場所決定部20に、それぞれの所定のタイミングで制御メッセージを送信する。
事前探索リソース決定部13は、希少度情報31および要求頻度情報32を参照し、事前に探索するリソースを決定する。例えば、事前探索リソース決定部13は、管理サーバ2から送信される全リソースに対する希少度を希少度情報31に変換する。すなわち、事前探索リソース決定部13は、各リソースについて、要求リソース量を満たさないエッジサーバの全エッジサーバに対する割合から、要求リソース量を満たすまでの平均探索ホップ数へ変換する。そして、事前探索リソース決定部13は、各リソースについて、平均探索ホップ数を希少度に関する情報として希少度情報31に設定する。そして、事前探索リソース決定部13は、リソース毎に、希少度情報31と要求頻度情報32とを乗算し、乗算して得られた値の上位から、予め定められた個数のリソースを選択する。そして、事前探索リソース決定部13は、選択したリソースのランキングが変動したか否かを判定する。事前探索リソース決定部13は、選択したリソースのランキングが変動した場合には、選択した事前探索リソースの情報を含む事前探索要求をグループ内のエッジサーバ1に送信する。ここでいう「事前探索要求」とは、リソースが枯渇する前に事前に依頼する探索要求のことをいう。すなわち、事前探索リソース決定部13は、枯渇しやすいリソースを決定し、決定したリソースが枯渇する前に定期通知の際に探索するように、グループ内のエッジサーバ1に依頼する。なお、事前探索リソース決定部13は、選択したリソースのランキングが変動しない場合には、グループ内のエッジサーバ1に既に依頼済みであるので、事前探索要求を送信しない。
ここで、事前探索リソース決定を、図2および図3を参照して説明する。図2は、実施例1に係る事前探索リソース決定を説明する図である。なお、事前探索リソース決定部13は、管理サーバ2から送信される全リソースに対する希少度を希少度情報31に変換したものとする。図2に示すように、事前探索リソース決定部13は、リソース毎に、希少度情報31と要求頻度情報32とを乗算する。ここでは、希少度情報31には、リソース毎の平均探索ホップ数が表わされている。平均探索ホップ数は、希少度に関する情報として適用されている。
図3は、平均探索ホップ数と希少度との関係を説明する図である。図3に示すように、上図には、リソース毎の要求リソース量を満たすエッジサーバ数が表わされている。ここでは、要求リソース量を満たすエッジサーバ数が少なければ少ない程、希少度が高いリソースとなる。言い換えれば、要求リソース量を満たさないエッジサーバ数が多ければ多い程、希少度が高いリソースとなる。すなわち、要求リソース量を満たさないエッジサーバ数が多ければ多い程、要求リソース量を満たさないエッジサーバの全エッジサーバに対する割合が高いリソースとなる。つまり、希少度が高いリソースとなる。例えば、kに対するリソースが、希少度が最も高い。
下図には、リソース毎の、要求リソース量を満たすまでの平均探索ホップ数が表わされている。リソースに対して希少度が高ければ高い程、平均探索ホップ数が大きくなるという関係がある。要求リソース量を満たすエッジサーバ数が少ないと、要求リソース量を満たすまでの平均探索ホップ数が大きくなり、探索に時間がかかるからである。同様に、リソースに対して希少度が低ければ低い程、平均探索ホップ数が小さくなるという関係がある。要求リソース量を満たすエッジサーバ数が多いと、要求リソース量を満たすまでの平均探索ホップ数が小さくなり、探索に時間がかからないからである。したがって、平均探索ホップ数は、希少度に関する情報として適用できる。
図2に戻って、事前探索リソース決定部13は、リソース毎に乗算された計算値の上位から予め定められた個数だけ事前探索するリソースを絞り込む。事前探索するリソースの個数は、システムの大きさに応じて決定されれば良い。ここでは、リソース6とリソース7が絞り込まれる。この後、事前探索リソース決定部13は、絞り込んだリソースのランキングが変動した場合には、絞り込んだ事前探索リソースの情報を含む事前探索要求をグループ内のエッジサーバ1に送信する。
定期通知部14は、定期的に、定期通知メッセージをグループ内のエッジサーバ1に通知する。
例えば、定期通知部14は、予め定められたタイミングで、リソース値情報33から、事前探索リソースに対して、グループ内のエッジサーバ1のリソース値を取得する。そして、定期通知部14は、事前探索リソースに対して、要求リソース量を満たすエッジサーバ1があるか否かを判定する。定期通知部14は、要求リソース量を満たすエッジサーバ1がある場合には、アドレス情報34から当該エッジサーバ1のアドレスを取得する。そして、定期通知部14は、自身の全リソースのリソース値情報に、事前探索リソースに対して要求リソース量を満たすエッジサーバ1のアドレスを追加した定期通知メッセージをグループ内のエッジサーバ1に送信する。定期通知部14は、要求リソース量を満たすエッジサーバ1がない場合には、自身の全リソースのリソース値情報だけを含む定期通知メッセージをグループ内のエッジサーバ1に送信する。
また、定期通知部14は、グループ外のエッジサーバ1から後述するリソース探索要求が受信されている場合には、以下の処理を行う。定期通知部14は、リソース値情報33からリソース探索要求されたリソースのリソース値を取得し、グループ外のエッジサーバ1の通知先に対して、自身のリソース値情報と結果情報を含む定期通知メッセージを送信する。「リソース探索要求」とは、グループ内でリソースが枯渇した場合に枯渇したリソースの探索をグループ外に依頼する探索要求のことをいう。
リソース探索部15は、リソースが枯渇した場合に、枯渇したリソースについて、要求リソース量を満たす他のエッジサーバ1を探索する。例えば、リソース探索部15は、各リソースについて、以下の処理を行う。リソース探索部15は、リソースについて、リソース値情報33からグループ内のエッジサーバ1毎のリソース値を取得する。リソース探索部15は、リソースについて、グループ内のエッジサーバ1毎に取得したリソース値を合計し、合計値が閾値を超える場合には、このリソースが枯渇したと判断する。リソース探索部15は、アドレス情報34から、このリソースの要求リソース量を満たすエッジサーバ1がグループ外にあるか否かを判定する。リソース探索部15は、このリソースの要求リソース量を満たすエッジサーバ1がグループ外にある場合には、このリソースに対するリソース探索要求を、当該エッジサーバ1に送信する。リソース探索部15は、このリソースの要求リソース量を満たすエッジサーバ1がグループ外にない場合には、このリソースに対するリソース探索要求を、トポロジ情報から得られるネットワーク遅延の小さいエッジサーバ1へ送信する。
応答部16は、リソース探索要求を受信した場合に、応答する。例えば、応答部16は、要求されたリソースに対するリソース値をリソース値情報33から取得する。応答部16は、自身がリソースの要求リソース量を満たす場合には、要求されたリソースに対するリソース値を含む定期通知要求(定期通知メッセージ)を登録部17に送信する。応答部16は、自身がリソースの要求リソース量を満たさず、他のエッジサーバ1がリソースの要求リソース量を満たす場合には、当該他のエッジサーバ1に、リソース探索要求を転送する。応答部16は、自身がリソースの要求リソース量を満たさず、他のエッジサーバ1がリソースの要求リソース量を満たさない場合には、リソース探索要求元に再探索要求を転送する。
また、応答部16は、再探索要求を受信した場合に、応答する。例えば、応答部16は、アドレス情報34を参照し、リソース探索要求を直近に送信したエッジサーバ1の次に近いエッジサーバ1を選択する。そして、応答部16は、選択したエッジサーバ1にリソース探索要求を送信する。
登録部17は、事前探索要求を受信した場合に、事前探索要求に含まれたリソースの情報をアドレス情報34の要求リソースの欄に登録する。そして、登録部17は、事前探索要求を、グループ内のエッジサーバ1の数に応じた事前探索要求範囲(TTL:Time To Live)のエッジサーバ1に転送する。ここでいう事前探索要求範囲は、任意のホップ数で表わされれば良い。一例として、グループ内にエッジサーバ1が2台であれば、ホップ数を1とすれば良い。グループ内にエッジサーバ1が6台であれば、ホップ数を5とすれば良い。すなわち、登録部17は、事前探索要求範囲を用いて、グループ内のエッジサーバ1全てに事前探索要求を転送する。
また、登録部17は、定期通知メッセージを受信した場合に、定期通知メッセージに含まれる、通知元のエッジサーバ1のリソースのリソース値をリソース値情報33に登録する。そして、登録部17は、定期通知メッセージにグループ外の情報が含まれている場合には、グループ外の情報に含まれるアドレスと事前探索リソースの種類とをアドレス情報34に登録する。
データ受信部18は、IoT(Internet of Things)デバイスからデータを受信する。IoTデバイスには、例えば、携帯通信機器であるが、インターネットを通じて接続され、監視や制御を可能にするデバイスであれば良い。
データ・タスク管理部19は、データやタスクを管理する。例えば、データ・タスク管理部19は、データ受信部18によって受信されたデータを処理対象データとしてデータ情報36に登録する。データ・タスク管理部19は、実行するタスクを処理対象データと紐付けて、タスクを管理する。データ・タスク管理部19は、タスク毎に要求するリソースをリソース使用量とともに管理する。
タスク配備場所決定部20は、タスクを配備する場所を決定する。例えば、タスク配備場所決定部20は、タスクが要求するリソースに対するリソース使用量を要求リソース情報35から取得する。タスク配備場所決定部20は、リソース値情報33を参照して、リソースの要求を満たす場所(アドレス)がある場合には、この場所にタスクを配備する。タスク配備場所決定部20は、リソース要求を満たす場所がない場合には、このタスクを待ちキュー(queue)に入れる。
タスク実行部21は、タスク配備場所決定部20によって配備されたタスクを実行する。
[定期通知の説明]
ここで、定期通知を、図4を参照して説明する。図4は、実施例1に係る定期通知を説明する図である。なお、A、B、Cは、それぞれエッジサーバ1である。AおよびBは、グループαに属する。BおよびCは、グループβに属する。Bは、複数のグループに属する。図4では、BからAに定期通知する場合に着目して説明する。Bは、同じグループαに属するAから事前探索リソースの情報を含む事前探索要求を受け取っているとする。
図4に示すように、定期通知部14は、定期タイマーにより予め定められた時点で、事前探索リソースについて、グループβ内のエッジサーバCのリソース値を取得する。そして、定期通知部14は、エッジサーバCのリソース値が要求リソース量を満たす場合には、自身の全リソースのリソース値情報に、エッジサーバCのアドレスを追加した定期通知メッセージをグループα内のエッジサーバAに送信する。すなわち、エッジサーバBの定期通知部14が、エッジサーバAに通知する定期通知メッセージに希少度が高いリソースの要求リソース量を満たすグループ外(β)のエッジサーバCの情報を追加する。そして、定期通知部14は、当該定期通知メッセージをグループα内のエッジサーバAに送信する。
この後、エッジサーバAのリソース探索部15は、希少度が高いリソースがグループα内で枯渇した場合に、このリソースに対するリソース探索要求をグループ外のエッジサーバCに送信する。これにより、リソース探索部15は、リソースがグループ内で枯渇しても、リソースの要求リソース量を満たすと予想されるグループ外のエッジサーバ1にリソース探索を要求できるため、探索時間を削減できる。
[データ収集処理の流れ]
図5は、実施例1に係るデータ収集処理の流れの一例を示す図である。なお、図5では、a、b、cは、それぞれエッジサーバ1である。aおよびbは、グループαに属する。bおよびcは、グループβに属する。bは、複数のグループに属する。
エッジサーバaでは、受信部11が、管理サーバ2から希少度を受信する。事前探索リソース決定部13は、希少度から変換された希少度情報31および要求頻度情報32から、事前に探索するリソースを決定する(<1>)。そして、事前探索リソース決定部13は、事前探索要求をグループα内のエッジサーバbに送信する(<2−1>)。
エッジサーバbでは、登録部17が、事前探索要求を受信すると、事前探索要求に含まれたリソースの情報をアドレス情報34に登録する(<2−2>)。
エッジサーバcでは、定期通知部14が、定期タイマーにより予め定められた時点で、同じグループβのエッジサーバbに定期通知を行う(<3−1>,<3−2>)。例えば、定期通知部14は、自身の全リソースのリソース値情報を含む定期通知メッセージをエッジサーバbに送信する。
エッジサーバbでは、登録部17が、定期通知メッセージを受信すると、グループβ内の通知元のエッジサーバcのリソース値情報を登録する(<3−3>)。そして、定期通知部14が、定期タイマーにより予め定められた時点で、同じグループαのエッジサーバaに定期通知を行う(<5−1>,<5−2>)。例えば、定期通知部14は、事前探索リソースに対して要求リソース量を満たすエッジサーバ1がある場合には、自身の全リソースのリソース値情報にこのエッジサーバ1のアドレスを追加した定期通知メッセージをエッジサーバaに送信する。ここでは、事前探索リソースに対して要求リソース量を満たすエッジサーバ1としてエッジサーバcがあれば、定期通知部14は、このエッジサーバcのアドレスと事前探索リソースの種類とを追加した定期通知メッセージをエッジサーバaに送信する。
エッジサーバaでは、登録部17が、定期通知メッセージを受信すると、グループα内の通知元のエッジサーバbのリソース値情報を登録する(<5−3>)。加えて、登録部17は、グループ外のエッジサーバcのアドレスとリソースの種類とをアドレス情報34に登録する(<6>)。
エッジサーバaでは、リソース探索部15が、グループα内であるリソースの閾値が超えたとする(<7>)。すると、リソース探索部15は、閾値を超えたリソースの要求リソース量を満たすグループ外のアドレスの有無を判定する(<8>)。リソース探索部15は、閾値を超えたリソースの要求リソース量を満たすグループ外のアドレスが有る場合には、このアドレスのエッジサーバcにリソース探索要求を送信する(<9−1>)。
エッジサーバcでは、応答部16は、リソース探索要求を受信すると、自身が要求された要求リソースのリソース量を満たすか否かを判定する(<9−2>)。応答部16は、自身が要求された要求リソースのリソース量を満たす場合には、定期通知要求(定期通知メッセージ)を登録部17に送信する(<10−1>)。そして、登録部17は、通知元のエッジサーバcの要求された要求リソースのリソース量をリソース値情報33に登録するとともに、要求リソースと要求元アドレスとをアドレス情報34に登録する(<10−2>)。この後、定期通知部14が、リソース探索要求された要求元アドレスが示すグループ外のエッジサーバaに対して、登録部17によって登録された自身のリソース値情報と結果情報を含む定期通知メッセージを送信する。また、応答部16は、自身が要求された要求リソースのリソース量を満たさず、他のエッジサーバ1が満たす場合には、当該他のエッジサーバ1に、リソース探索要求を転送する(<12>)。応答部16は、自身が要求された要求リソースのリソース量を満たさず、他のエッジサーバ1も満たさない場合には、リソース探索要求元のエッジサーバaに再探索要求を転送する(<13>)。
エッジサーバaでは、リソース探索部15が、閾値を超えたリソースの要求リソース量を満たすグループ外のアドレスが無い場合には、リソース探索要求をトポロジ情報から得られるネットワーク遅延の小さいエッジサーバ1へ送信する(<14>)。
[データ収集処理のシーケンス]
図6は、実施例1に係るデータ収集処理のシーケンスの一例を示す図である。なお、図6では、a、b、c、d、e、fは、それぞれエッジサーバ1である。a、bおよびcは、グループαに属する。bおよびdは、グループβに属する。cおよびeは、グループγに属する。bおよびcは、複数のグループに属する。また、図6では、管理サーバ2をCentESと記載する。
エッジサーバaは、管理サーバ2から希少度を受信する(S11)と、希少度が変化したか否かを判定する(S12)。希少度が変化しない場合には(S12;No)、エッジサーバaは、事前探索するリソースを決定しない。一方、希少度が変化する場合には(S12;Yes)、エッジサーバaは、事前探索するリソースを決定する(S13)。
エッジサーバaは、決定した事前探索リソースの情報を含む事前探索要求をグループα内のエッジサーバb,cに送信する(S14,S15)。
エッジサーバbは、同じグループβ内のエッジサーバdからエッジサーバdの全リソースのリソース値情報を受信したものとする。なお、エッジサーバdから受信したリソース値情報は、事前探索リソースの要求を満たさないものとする。エッジサーバcは、同じグループγ内のエッジサーバeからエッジサーバeの全リソースのリソース値情報を受信したものとする。なお、エッジサーバeから受信したリソース値情報は、事前探索リソースの要求を満たすものとする。
このような状況の下、エッジサーバbは、エッジサーバaから送信された事前探索リソースの要求を満たすエッジサーバがグループβ内で存在するか否かを判定する(S16)。エッジサーバbは、事前探索リソースの要求を満たすエッジサーバがグループβ内で存在しないので、エッジサーバbの全リソースのリソース値情報だけを含む定期通知メッセージをエッジサーバaに送信する(S17)。
エッジサーバcは、エッジサーバaから送信された事前探索リソースの要求を満たすエッジサーバがグループγ内で存在するか否かを判定する(S16)。エッジサーバcは、事前探索リソースの要求を満たすエッジサーバがグループγ内で存在するので、エッジサーバcの全リソースのリソース値情報に、事前探索リソースの要求を満たすエッジサーバeのアドレスを追加した定期通知メッセージをエッジサーバaに送信する(S18)。
この後、エッジサーバaは、グループα内で、事前探索リソースのリソース値が閾値を超えると、事前探索リソースの要求を満たすと予想されるエッジサーバeにリソース探索要求を送信する(S19,S20)。これにより、エッジサーバaは、リソースがグループα内で枯渇しても、リソースの要求リソース量を満たすと予想されるグループ外のエッジサーバeにリソース探索を要求できるため、探索時間を削減できる。
エッジサーバaは、エッジサーバeへのリソース探索に成功すると、グループαにエッジサーバeを追加してグループαを拡大しても良い(S21,S22)。これにより、エッジサーバaは、グループαを拡大した後、リソース探索をグループ外に要求しなくても、グループ内で直接探索することができ、探索時間を削減できる。
エッジサーバaは、エッジサーバeへのリソース探索に失敗すると、事前探索リソースの再探索要求をトポロジ情報から得られるネットワーク遅延の小さいエッジサーバfへ送信する(S23〜S25)。
そして、エッジサーバaは、エッジサーバfへのリソース探索に成功すると、グループαにエッジサーバfを追加してグループαを拡大しても良い(S26,S27)。これにより、エッジサーバaは、グループαを拡大した後、リソース探索をグループ外に要求しなくても、グループ内で直接探索することができ、探索時間を削減できる。
図7〜図13は、記憶部30に記憶された各種情報の一例を示す図である。
[希少度情報の一例]
図7は、希少度情報の一例を示す図である。図7に示すように、希少度情報31は、リソースと平均探索ホップ数とを対応付けた情報である。リソースは、対象となるリソースである。平均探索ホップ数は、リソースが要求する要求リソース量を満たすまで探索を要する平均的なホップ数である。平均探索ホップ数は、希少度に対応する。一例として、リソースが「CPU」である場合に、平均探索ホップ数として「2ホップ」が設定されている。リソースが「GPU」である場合に、平均探索ホップ数として「7ホップ」が設定されている。図7の例では、「GPU」が、希少度が高いリソースである。
[要求頻度情報の一例]
図8は、要求頻度情報の一例を示す図である。図8に示すように、要求頻度情報32は、リソースとリソース要求回数とを対応付けた情報である。リソースは、対象となるリソースである。リソース要求回数は、リソースに対して一定時間内に要求する回数である。一例として、リソースが「CPU」である場合に、リソース要求回数として「40回」が設定されている。リソースが「GPU」である場合に、リソース要求回数として「20回」が設定されている。
[リソース値情報の一例]
図9は、リソース値情報の一例を示す図である。図9に示すように、リソース値情報33は、アドレス、自or他フラグ、リソースおよびリソース使用量を対応付けた情報である。アドレスは、エッジサーバ1のアドレスである。アドレスは、一例として、IP(Internet Protocol)アドレスである。自or他フラグは、自身のエッジサーバ1か他のエッジサーバ1かを判定するフラグである。一例として、自身のエッジサーバ1である場合には、「0」が設定される。他のエッジサーバ1である場合には、「1」が設定される。リソースは、対象となるリソースである。リソース使用量は、リソースの使用量である。一例として、アドレスが「aaa」である場合に、自or他フラグとして「0」、リソースとして「CPU」、リソース使用量として「40%」と設定されている。アドレスが「aaa」である場合に、自or他フラグとして「0」、リソースとして「GPU」、リソース使用量として「60%」と設定されている。アドレスが「bbb」である場合に、自or他フラグとして「1」、リソースとして「CPU」、リソース使用量として「40%」と設定されている。アドレスが「bbb」である場合に、自or他フラグとして「1」、リソースとして「GPU」、リソース使用量として「60%」と設定されている。
[アドレス情報の一例]
図10は、アドレス情報の一例を示す図である。図10に示すように、アドレス情報34は、アドレス、グループフラグ、要求リソース、事前探索リソース、探索フラグおよび遅延を対応付けた情報である。アドレスは、エッジサーバ1のアドレスである。アドレスは、リソース値情報33のアドレスに対応する。グループフラグは、グループ内であるか否かを判定するフラグである。一例として、グループ内である場合には、「0」が設定される。グループ外である場合には、「1」が設定される。要求リソースは、定期通知で通知されたリソースである。一例として、全リソースが通知された場合には、「all」が設定される。事前探索リソースが通知された場合には、そのリソースの種類が設定される。事前探索リソースは、事前探索で要求されるリソースである。探索フラグは、リソース探索要求で探索されているか否かを判定するフラグである。一例として、探索されている場合には、「1」が設定される。探索されていない場合には、「0」が設定される。遅延は、アドレスが示すエッジサーバ1との間のネットワーク遅延時間である。なお、探索フラグへの「1」(探索中)は、リソース探索部15によって設定される。
一例として、アドレスが「aaa」である場合に、グループフラグとして「0」、要求リソースとして「all」、事前探索リソースとして「GPU」、探索フラグとして「0」、遅延として「t1」が設定されている。アドレスが「ccc」である場合に、グループフラグとして「1」、要求リソースとして「メモリ」、事前探索リソースとして「Null」、探索フラグとして「0」、遅延として「t3」が設定されている。アドレスが「ddd」である場合に、グループフラグとして「1」、要求リソースとして「GPU」、事前探索リソースとして「Null」、探索フラグとして「1」、遅延として「t4」が設定されている。
[要求リソース情報の一例]
図11は、要求リソース情報の一例を示す図である。図11に示すように、要求リソース情報35は、タスクID(IDentifier)、要求リソースおよびリソース使用量を対応付けた情報である。タスクIDは、タスクを特定する識別子である。要求リソースは、タスクが要求するリソースである。リソース使用量は、リソースが要求リソースを使用する使用量である。一例として、タスクIDが「1」である場合に、要求リソースとして「CPU」、リソース使用量として「20%」が設定されている。
[データ情報の一例]
図12は、データ情報の一例を示す図である。図12に示すように、データ情報36は、データIDおよびデータを対応付けた情報である。データIDは、データを特定する識別子である。データは、処理対象データである。
[タスク情報の一例]
図13は、タスク情報の一例を示す図である。図13に示すように、タスク情報37は、タスクIDおよびデータIDを対応付けた情報である。タスクIDは、実行タスクを特定する識別子である。データIDは、データを特定するIDである。タスクIDは、要求リソース情報35のタスクIDに対応する。データIDは、データ情報36のデータIDに対応する。
図14〜図16は、各種メッセージの一例を示す図である。
[定期通知の一例]
定期通知部14によって送信される定期通知メッセージの一例を、図14を参照して説明する。図14は、定期通知の一例を示す図である。図14に示すように、定期通知メッセージは、通知フラグ、リソース、リソース使用量およびグループ内エッジサーバアドレスを対応付けたメッセージである。通知フラグは、定期収集であるか事前探索であるかを判定するフラグである。一例として、定期収集である場合には、「0」が設定される。事前探索である場合には、「1」が設定される。リソースは、収集したリソースの種類である。リソース使用量は、リソースの使用量である。グループ内エッジサーバアドレスは、定期通知メッセージを送信する自身のエッジサーバ1のグループ内の他のエッジサーバ1のアドレスである。一例として、自身のエッジサーバ1である場合には、「Null」が設定される。他のエッジサーバ1である場合には、このエッジサーバ1のアドレスが設定される。すなわち、定期通知部14は事前探索リソースに対して要求リソース量を満たすグループ内の他のエッジサーバ1がある場合には、自身の全リソースのリソース値情報に、他のエッジサーバ1のアドレスおよび事前探索リソースの種類を追加した定期通知メッセージを送信する。
一例として、通知フラグが「0」である場合に、リソースとして「CPU」、リソース使用量として「20%」、グループ内エッジサーバアドレスとして「Null」が設定されている。通知フラグが「1」である場合に、リソースとして「GPU」、リソース使用量として「Null」、グループ内エッジサーバアドレスとして「xxx」が設定されている。
[リソース探索要求の一例]
リソース探索部15によって送信されるリソース探索要求のメッセージの一例を、図15を参照して説明する。図15は、リソース探索要求の一例を示す図である。図15に示すように、リソース探索要求のメッセージは、要求リソースおよび要求リソース使用量を対応付けたメッセージである。要求リソースは、リソースが枯渇した場合に、要求されるリソースである。要求リソース使用量は、要求リソースの要求するリソース使用量である。一例として、要求リソースが例えば「CPU」である場合に、要求リソース使用量として「20%」が設定されている。
[事前探索要求の一例]
事前探索リソース決定部13によって送信される事前探索要求のメッセージの一例を、図16を参照して説明する。図16は、事前探索要求の一例を示す図である。図16に示すように、事前探索要求のメッセージは、リソースおよび要求リソース使用量を対応付けたメッセージである。リソースは、事前探索リソースである。要求リソース使用量は、事前探索リソースの要求するリソース使用量である。一例として、リソースが例えば「CPU」である場合に、要求リソース使用量として「20%」が設定されている。
[再探索要求の一例]
応答部16によって送信される再探索要求のメッセージの一例を、図17を参照して説明する。図17は、再探索要求の一例を示す図である。図17に示すように、再探索要求のメッセージは、リソースの種類を含む。リソースは、再探索するリソースである。一例として、リソースとして例えば「CPU」が設定されている。
図18〜図23は、各種処理のフローチャートの一例を示す図である。
[事前探索リソース決定処理のフローチャート]
図18は、実施例1に係る事前探索リソース決定部の処理のフローチャートの一例を示す図である。なお、事前探索リソース決定部13は、管理サーバ2から受信された全リソースに対する希少度から希少度に関する情報である希少度情報31に変換したとする。
図18に示すように、事前探索リソース決定部13は、定期タイマーにより予め定められたタイミングで、リソース毎に要求頻度と希少度に関する情報を収集する(ステップS111)。例えば、事前探索リソース決定部13は、要求頻度情報32からリソース毎のリソース要求回数を収集する。事前探索リソース決定部13は、希少度情報31からリソース毎の平均探索ホップ数を収集する。
そして、事前探索リソース決定部13は、リソース毎に要求頻度と希少度に関する情報を乗算し、ランキングを計算する(ステップS112)。例えば、事前探索リソース決定部13は、リソース毎にリソース要求回数と平均探索ホップ数とを乗算し、乗算して得られた計算値からランクをつける。
そして、事前探索リソース決定部13は、計算した値の上位からX個のリソースを選択する(ステップS113)。なお、Xは、予め定められた個数であれば良い。
そして、事前探索リソース決定部13は、選択したリソースについて、ランキングが変動したか否かを判定する(ステップS114)。ランキングが変動していないと判定した場合には(ステップS114;No)、事前探索リソース決定部13は、事前探索リソース決定処理を終了する。
一方、ランキングが変動したと判定した場合には(ステップS114;Yes)、事前探索リソース決定部13は、グループ内の全てのエッジサーバ1に事前探索要求を送信する(ステップS115)。例えば、事前探索リソース決定部13は、アドレス情報34を参照し、グループフラグがグループ内のアドレスが示すエッジサーバ1に、選択したリソースを事前探索リソースとして、事前探索リソースの情報を含む事前探索要求を送信する。そして、事前探索リソース決定部13は、事前探索リソース決定処理を終了する。
[定期通知処理のフローチャート]
図19は、実施例1に係る定期通知部の処理のフローチャートの一例を示す図である。
図19に示すように、定期通知部14は、定期タイマーにより予め定められたタイミングで、アドレス情報34から通知先を取得する(ステップS121)。例えば、定期通知部14は、アドレス情報34から自身のエッジサーバ1のアドレス以外のアドレスを通知先として取得する。
定期通知部14は、通知先がグループ内ESであるか否かを判定する(ステップS122)。通知先がグループ内エッジサーバ(ES)1であると判定した場合には(ステップS122;Yes)、定期通知部14は、アドレス情報34からグループ内の通知先に対する事前探索リソースを取得する(ステップS123)。定期通知部14は、リソース値情報33から、事前探索リソースに対して、グループ内のエッジサーバのリソース値を取得する(ステップS124)。
定期通知部14は、要求リソース量を満たすエッジサーバ1があるか否かを判定する(ステップS125)。要求リソース量を満たすエッジサーバ1があると判定した場合には(ステップS125;Yes)、定期通知部14は、アドレス情報34から、要求リソース量を満たすエッジサーバ1のアドレスを取得する(ステップS126)。
そして、定期通知部14は、定期通知メッセージに、自身のエッジサーバ1の全リソースのリソース値情報と、取得したアドレスとを記載し、通知先のエッジサーバ1に送信する(ステップS127)。そして、定期通知部14は、定期通知処理を終了する。
一方、要求リソース量を満たすエッジサーバ1がないと判定した場合には(ステップS125;No)、定期通知部14は、以下の処理を行う。定期通知部14は、リソース値情報33から、自身のエッジサーバ1の全リソースのリソース値情報を取得する。定期通知部14は、定期通知メッセージに自身のエッジサーバ1の全リソースのリソース値情報を記載し、通知先のエッジサーバ1に送信する(ステップS128)。そして、定期通知部14は、定期通知処理を終了する。
ステップS122において、通知先がグループ内エッジサーバ(ES)1でないと判定した場合には(ステップS122;No)、定期通知部14は、アドレス情報34から通知先のアドレスに対する要求リソースを取得する(ステップS129)。すなわち、自身のエッジサーバ1のリソース探索部15が、リソース探索要求を受信し、要求リソースの要求リソース量を満たしている場合である。通知先の一例として、図10のアドレスが「ccc」である場合であり、要求リソースとして「メモリ」が取得される。
そして、定期通知部14は、リソース値情報33から、自身のエッジサーバ1の、要求リソースに対するリソース値を取得する(ステップS130)。定期通知部14は、グループ外エッジサーバ1の通知先に対して、定期通知メッセージに自身のリソース値情報を記載し送信する(ステップS131)。そして、定期通知部14は、定期通知処理を終了する。
[リソース探索処理のフローチャート]
図20は、実施例1に係るリソース探索部の処理のフローチャートの一例を示す図である。
図20に示すように、リソース探索部15は、定期タイマーにより予め定められたタイミングで、リソースを選択する(ステップS141)。リソース探索部15は、リソース値情報33から、選択したリソースについて、グループ内エッジサーバ1毎のリソース値を取得し、その合計値を計算する(ステップS142)。
リソース探索部15は、合計値が閾値を超えるか否かを判定する(ステップS143)。合計値が閾値を超えないと判定した場合には(ステップS143;No)、リソース探索部15は、リソース探索しない。そして、リソース探索部15は、ステップS147に移行する。
一方、合計値が閾値を超えると判定した場合には(ステップS143;Yes)、リソース探索部15は、アドレス情報34から、選択したリソースに対するグループ外のエッジサーバ1のエントリーがあるか否かを判定する(ステップS144)。選択したリソースに対するグループ外のエッジサーバ1のエントリーがあると判定した場合には(ステップS144;Yes)、リソース探索部15は、当該エッジサーバ1に、要求リソースを指定したリソース探索要求を送信する(ステップS145)。そして、リソース探索部15は、ステップS147に移行する。
一方、選択したリソースに対するグループ外のエッジサーバ1のエントリーがないと判定した場合には(ステップS144;No)、リソース探索部15は、アドレス情報34から、遅延が小さいエッジサーバ1を選択し、選択したエッジサーバ1に要求リソースを指定したリソース探索要求を送信する(ステップS146)。このとき、リソース探索部15は、アドレス情報34において、選択したエッジサーバ1のアドレスに対する探索フラグに探索中である「1」を設定し、要求リソース欄に要求リソースを設定する。そして、リソース探索部15は、ステップS147に移行する。
ステップS147において、リソース探索部15は、全てのリソースを選択したか否かを判定する(ステップS147)。全てのリソースを選択していないと判定した場合には(ステップS147;No)、リソース探索部15は、次のリソースを選択すべく、ステップS141に移行する。
一方、全てのリソースを選択したと判定した場合には(ステップS147;Yes)、リソース探索部15は、リソース探索処理を終了する。
[応答処理のフローチャート]
図21Aおよび図21Bは、実施例1に係る応答部の処理のフローチャートの一例を示す図である。図21Aは、リソース探索要求を受信した場合の応答部の処理のフローチャートの一例を示す図である。図21Bは、再探索要求を受信した場合の応答部の処理のフローチャートの一例を示す図である。
図21Aに示すように、応答部16は、リソース探索要求を受信すると(ステップS151)、リソース探索要求に含まれる要求リソースに対するリソース値をリソース値情報33から取得する(ステップS152)。
応答部16は、自身のエッジサーバ1が要求リソースの要求リソース使用量を満たすか否かを判定する(ステップS153)。自身が要求リソースの要求リソース使用量を満たすと判定した場合には(ステップS153;Yes)、応答部16は、要求元が定期通知先でないか否かを判定する(ステップS154)。要求元が定期通知先であると判定した場合には(ステップS154;No)、応答部16は、応答処理を終了する。
一方、要求元が定期通知先でないと判定した場合には(ステップS154;Yes)、応答部16は、要求元に要求リソースを定期通知登録する(ステップS155)。例えば、応答部16は、要求リソースに対するリソース値を含む定期通知要求を登録部17に送信する。そして、応答部16は、応答処理を終了する。
ステップS153において、自身が要求リソースの要求リソース使用量を満たさないと判定した場合には(ステップS153;No)、応答部16は、リソース値情報33から、他のエッジサーバ1が要求リソースの要求リソース量を満たすか否かを判定する(ステップS156)。他のエッジサーバ1が要求リソースの要求リソース量を満たすと判定した場合には(ステップS156;Yes)、応答部16は、要求リソース量を満たすエッジサーバ1にリソース探索要求を転送する(ステップS157)。そして、応答部16は、応答処理を終了する。
一方、他のエッジサーバ1が要求リソースの要求リソース量を満たさないと判定した場合には(ステップS156;No)、応答部16は、リソース探索要求元に再探索要求を転送する(ステップS158)。そして、応答部16は、応答処理を終了する。
図21Bに示すように、応答部16は、再探索要求を受信すると(ステップS161)、アドレス情報34から、リソース探索要求を直近に送信したエッジサーバ1の次に近いエッジサーバ1を選択する(ステップS162)。
応答部16は、選択したエッジサーバ1にリソース探索要求を送信する(ステップS163)。そして、応答部16は、応答処理を終了する。
[登録処理のフローチャート]
図22Aおよび図22Bは、実施例1に係る登録部の処理のフローチャートの一例を示す図である。図22Aは、事前探索要求を受信した場合の登録部の処理のフローチャートの一例を示す図である。図22Bは、定期通知を受信した場合の登録部の処理のフローチャートの一例を示す図である。
図22Aに示すように、登録部17は、事前探索要求を受信すると(ステップS171)、事前探索要求に含まれる要求リソースと要求元である宛先をアドレス情報34に登録する(ステップS172)。
登録部17は、事前探索要求範囲(TTL)が0より大きいか否かを判定する(ステップS173)。TTLが0より大きいと判定した場合には(ステップS173;Yes)、登録部17は、グループ内のエッジサーバ1全てに事前探索要求を転送する(ステップS174)。そして、登録部17は、登録処理を終了する。
一方、TTLが0より大きくないと判定した場合には(ステップS173;No)、登録部17は、事前探索要求を転送しないで登録処理を終了する。
図22Bに示すように、登録部17は、定期通知を受信すると(ステップS181)、アドレス情報34からリソースを探索中でないか否かを判定する(ステップS182)。リソースを探索中でないと判定した場合には(ステップS182;Yes)、登録部17は、ステップS184に移行する。
一方、リソースを探索中であると判定した場合には(ステップS182;No)、登録部17は、アドレス情報34の探索中のエントリーについて、探索フラグを探索中でないことを示す「0」に設定し、要求リソースをNullに設定する(ステップS183)。そして、登録部17は、ステップS184に移行する。
ステップS184において、登録部17は、定期通知メッセージに含まれる、定期通知の通知元のリソース値をリソース値情報33に登録する(ステップS184)。そして、登録部17は、定期通知メッセージにグループ外情報があるか否かを判定する(ステップS185)。グループ外情報があると判定した場合には(ステップS185;Yes)、登録部17は、グループ外情報に含まれるアドレスと事前探索リソースの種類をアドレス情報34に登録する(ステップS186)。そして、登録部17は、登録処理を終了する。
一方、グループ外情報がないと判定した場合には(ステップS185;No)、登録部17は、登録処理を終了する。
[タスクスケジューラ処理のフローチャート]
図23は、実施例1に係るタスクスケジューラの処理のフローチャートの一例を示す図である。
図23に示すように、データ受信部18は、IoTデバイスからデータを受信する(ステップS191)。データ・タスク管理部19は、受信したデータと実行するタスクとを管理する(ステップS192)。
タスク配備場所決定部20は、実行するタスクが要求するリソースに対するリソース値をリソース値情報33から取得する(ステップS193)。
タスク配備場所決定部20は、要求を満たすリソースがあるか否かを判定する(ステップS194)。要求を満たすリソースがあると判定した場合には(ステップS194;Yes)、タスク配備場所決定部20は、要求を満たすリソースがあるアドレスのエッジサーバ1に実行するタスクを配備する(ステップS195)。そして、タスク実行部21は、配備したエッジサーバ1でタスクを実行する(ステップS196)。そして、タスク実行部21は、タスクスケジューラ処理を終了する。
一方、要求を満たすリソースがないと判定した場合には(ステップS194;No)、タスク配備場所決定部20は、実行するタスクを待ちキューに入れる(ステップS197)。タスク配備場所決定部20は、タスクスケジューラ処理を終了する。
なお、新たなエッジサーバ1が分散処理システム9に参加する場合がある。かかる場合には、新たなエッジサーバ1は、例えば、管理サーバ2に参加要求を送信すれば良い。参加要求を受け付けた管理サーバ2は、例えば、新たなエッジサーバ1とネットワーク遅延の小さいエッジサーバ1のアドレスを新たなエッジサーバ1に通知する。そして、新たなエッジサーバ1は、通知されたアドレスのエッジサーバ1をグループと判断し、そのグループ内のエッジサーバ1に対して定期通知を依頼する。また、管理サーバ2は、新たなエッジサーバ1を、新たなエッジサーバ1とネットワーク遅延の小さいエッジサーバ1のグループに入れることを、グループ内のエッジサーバ1に伝達する。グループ内のエッジサーバ1は、新たなエッジサーバ1に定期通知を要求する。また、管理サーバ2は、新たなエッジサーバ1が参加した後のシステム全体の変化を、システム内のエッジサーバ1に伝達する。これにより、分散処理システム9は、新たなエッジサーバ1を円滑に参加させることができる。
また、上記実施例1における管理サーバ2は、クラウドの形態で提供されるサービスであっても良い。
また、上記実施例1では、管理サーバ2が、分散処理システム9内の複数のエッジサーバ1の負荷を監視すると説明した。しかしながら、各エッジサーバ1が、管理サーバ2の代わりに、自律分散して管理サーバ2が行っていた負荷監視機能を行うようにしても良い。
[実施例1の効果]
上記実施例1によれば、第1のエッジサーバ1は、収集対象の複数のリソースの中で、要求リソース量を満たす情報処理装置を探索する時間がかかる所定のリソースを絞り込む。第1のエッジサーバ1は、絞り込んだ所定のリソースの情報を第1のエッジサーバ1の第1のグループに属する第2のエッジサーバ1に通知する。第2のエッジサーバ1は、第2のエッジサーバ1が属するグループであって、第1のグループと異なる第2のグループに属するエッジサーバ1から収集対象の複数のリソースのリソース量を定期的に収集する。第2のエッジサーバ1は、予め定められたタイミングで、収集した情報から第2のグループに属するエッジサーバ1の所定のリソースのリソース量を取得する。第2のエッジサーバ1は、所定のリソースのリソース量が予め定められるリソース量を満たしていれば、このエッジサーバ1の装置情報を、第2のエッジサーバ1の収集対象の複数のリソースのリソース量に追加して第1のエッジサーバ1へ定期的に通知する。かかる構成によれば、第1のエッジサーバ1は、所定のリソースが第1のグループで枯渇しても、所定のリソースの要求リソース量を満たすエッジサーバ1の探索時間を削減することが可能となる。また、第1のエッジサーバ1は、所定のリソースの探索に必要なメッセージの数を抑制することが可能となる。
また、上記実施例1によれば、第1のエッジサーバ1は、第1のグループに含まれる全てのエッジサーバ1の所定のリソースのリソース量が満たされない場合には、以下の処理を行う。第1のエッジサーバ1は、所定のリソースのリソース量が満たされると予測される、第2のグループに含まれるエッジサーバ1に対して所定のリソースを探索する。かかる構成によれば、第1のエッジサーバ1は、自己が属しないグループ(第2のグループ)のリソースの情報を用いてグループでリソース量が満たされないリソースを探索できる。これにより、第1のエッジサーバ1は、1回で探索することができ、メッセージ数を抑制することができる。
また、上記実施例1によれば、第1のエッジサーバ1は、リソースの種類毎に得られる、要求リソース量を満たさないエッジサーバ1の数を用いて、要求リソース量を満たすエッジサーバ1を探索できるまでの平均的なホップ数を算出する。第1のエッジサーバ1は、リソースの種類毎に得られる、リソースを要求する要求頻度を取得する。第1のエッジサーバ1は、リソースの種類毎に、算出される探索ホップ数と取得される要求頻度とを畳み込む。第1のエッジサーバ1は、リソースの種類毎に畳み込まれた結果値を用いて、所定のリソースを絞り込む。かかる構成によれば、第1のエッジサーバ1は、リソースが枯渇しやすい所定のリソースを絞り込むことで、所定のリソースを事前探索することができ、定期収集時のメッセージのサイズを抑制することが可能となる。
ところで、実施例1に係るエッジサーバ1は、グループ内のエッジサーバ1の数に応じた事前探索要求範囲(TTL)のエッジサーバ1に対して、事前探索要求を転送する。すなわち、エッジサーバ1は、事前探索要求範囲を用いて、グループ内のエッジサーバ1全てに事前探索要求を転送する。事前探索要求範囲は、例えば、ホップ数で示す。一例として、グループ内にエッジサーバ1が2台であれば、ホップ数を1とする。しかしながら、エッジサーバ1は、これに限定されず、事前探索要求範囲を用いて、グループ内だけでなくグループ外のエッジサーバ1に事前探索要求を転送しても良い。事前探索要求範囲は、例えば、システム内のエッジサーバ数やメッセージの数に応じて決定されれば良い。
そこで、実施例2に係るエッジサーバ1は、事前探索要求範囲を用いて、グループ内だけでなくグループ外のエッジサーバ1に事前探索要求を転送する場合を説明する。
[実施例2に係るエッジサーバの構成]
実施例2に係るエッジサーバ1の構成は、実施例1の図1に示すエッジサーバ1と同一であるので、その重複する構成および動作の説明については省略する。
[データ収集処理の流れ]
図24は、実施例2に係るデータ収集処理の流れの一例を示す図である。なお、図24では、a、b、c、dは、それぞれエッジサーバ1である。aおよびbは、グループαに属する。bおよびcは、グループβに属する。cおよびdは、グループγに属する。b、cは、複数のグループに属する。また、図5で示した実施例1に係るデータ収集処理の流れと重複する処理の説明については省略する。また、図24の例では、事前探索要求範囲としてのTTLは、「2」であるとする。
エッジサーバaでは、事前探索リソース決定部13は、事前探索要求をグループα内のエッジサーバbに送信する。事前探索要求には、リソースの情報およびTTLとして「2」が含まれる。
エッジサーバbでは、登録部17が、事前探索要求を受信すると、事前探索要求に含まれたリソースの情報をアドレス情報34に登録する。加えて、登録部17は、事前探索要求に含まれるTTLが「2」であるので、TTLの値をデクリメントする。登録部17は、事前探索要求をランダムに選んだグループβ内のエッジサーバcに転送する(<21>)。事前探索要求には、リソースの情報およびTTLとして「1」が含まれる。
エッジサーバcでは、登録部17が、事前探索要求を受信すると、事前探索要求に含まれたリソースの情報をアドレス情報34に登録する。加えて、登録部17は、事前探索要求に含まれるTTLが「1」であるので、TTLの値をデクリメントする。すると、登録部17は、TTLが0となるので、事前探索要求の転送を中止する(<22>)。
エッジサーバcでは、登録部17が、定期通知メッセージを受信すると、グループγ内の通知元のエッジサーバdのリソース値情報を登録する。そして、定期通知部14が、定期タイマーにより予め定められた時点で、同じグループβのエッジサーバbに定期通知を行う(<23>)。例えば、定期通知部14は、事前探索リソースに対して要求リソース量を満たすエッジサーバ1がある場合には、自身の全リソースのリソース値情報にこのエッジサーバ1のアドレスを追加した定期通知メッセージをエッジサーバbに送信する。ここでは、事前探索リソースに対して要求リソース量を満たすエッジサーバ1としてエッジサーバdがあるとすると、定期通知部14は、このエッジサーバdのアドレスを追加した定期通知メッセージをエッジサーバbに送信する。
エッジサーバbでは、登録部17が、定期通知メッセージを受信すると、グループβ内の通知元のエッジサーバcのリソース値情報を登録する。そして、定期通知部14が、定期タイマーにより予め定められた時点で、同じグループαのエッジサーバaに定期通知を行う(<24>)。例えば、定期通知部14は、事前探索リソースに対して要求リソース量を満たすエッジサーバ1がある場合には、自身の全リソースのリソース値情報にこのエッジサーバ1のアドレスを追加した定期通知メッセージをエッジサーバaに送信する。ここでは、事前探索リソースに対して要求リソース量を満たすエッジサーバ1としてエッジサーバdがあるとすると、定期通知部14は、このエッジサーバdのアドレスを追加した定期通知メッセージをエッジサーバaに送信する。
エッジサーバaでは、登録部17が、定期通知メッセージを受信すると、グループα内の通知元のエッジサーバbのリソース値情報を登録する。加えて、登録部17は、エッジサーバdのアドレスが定期通知メッセージに追加されていれば、グループ外のエッジサーバdのアドレスとリソースの種類とをアドレス情報34に登録する。
エッジサーバaでは、リソース探索部15が、グループα内であるリソースの閾値が超えたとする。すると、リソース探索部15は、閾値を超えたリソースの要求リソース量を満たすグループ外のアドレスの有無を判定する。リソース探索部15は、閾値を超えたリソースの要求リソース量を満たすグループ外のアドレスが有る場合には、このアドレスのエッジサーバcにリソース探索要求を送信する。ここでは、エッジサーバdが事前探索リソースに対して要求リソース量を満たしていれば、エッジサーバaは、直接エッジサーバdにリソース探索要求を送信する(<25>)。
なお、実施例2では、事前探索要求範囲を、例えば、システム内のエッジサーバ数やメッセージの数に応じて決定すると説明した。しかしながら、事前探索要求範囲は、これに限定されず、希少度情報31が示す平均探索ホップ数から決定されても良い。平均探索ホップ数は、リソースの要求リソース量の探索において、要求リソース量を満たすまでに要する平均的なホップ数であるからである。
[実施例2の効果]
上記実施例2によれば、エッジサーバ1は、グループ内から派生するエッジサーバ1だけでなく、グループ外から派生するエッジサーバ1についても、事前探索リソースの使用状況を把握できる。この結果、エッジサーバ1は、事前探索リソースがグループ内で枯渇しても、事前探索リソースの要求リソース量を満たすエッジサーバ1の探索時間を削減することが可能となる。また、エッジサーバ1は、事前探索リソースの探索に必要なメッセージの数を抑制することが可能となる。
なお、実施例1、2では、リソース探索部15が、グループ内のリソースが閾値を超える場合には、超えたリソース(探索リソース)の要求リソース量を満たすエッジサーバ1がグループ外にあるか否かを判定する。そして、リソース探索部15は、探索リソースがグループ外にない場合には、探索リソースに対するリソース探索要求を、トポロジ情報から得られるネットワーク遅延の小さいエッジサーバ1へ送信すると説明した。しかしながら、リソース探索部15は、これに限定されず、グループ内のエッジサーバ1からランダムに1つ選択し、探索リソースに対するリソース探索要求を送信しても良い。さらに、リソース探索要求を受信したエッジサーバ1では、応答部16が、自身が探索リソースの要求リソース量を満たさず、他のエッジサーバ1が探索リソースの要求リソース量を満たさない場合には、以下の処理を行う。応答部16は、リソース探索要求元に再探索要求を転送せず、他のエッジサーバ1からランダムに1つ選択して、探索リソースに対するリソース探索要求を送信する。これにより、リソース探索要求を受信したエッジサーバ1が、探索リソースが閾値を超えた場合に送信する再探索要求のメッセージ数を削減することができる。
[その他]
上記実施例1,2では、図示した装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、事前探索リソース決定部13、定期通知部14、リソース探索部15、応答部16および登録部17を統合して分散リソース管理部12としても良い。また、例えば、データ受信部18、データ・タスク管理部19、タスク配備場所決定部20およびタスク実行部21を統合してタスクスケジューラ部としても良い。また、例えば、登録部17を、事前探索要求を受信した場合の処理部と、定期通知メッセージを受信した場合の処理部とに分散しても良い。また、例えば、応答部16を、リソース探索要求を受信した場合の処理部と、再探索要求を受信した場合の処理部とに分散しても良い。また、記憶部30をエッジサーバ1の外部装置として通信ネットワーク経由で接続するようにしても良い。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図1に示したエッジサーバ1と同様の機能を実現するデータ収集プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図25は、データ収集プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図25に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読取るドライブ装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD(Hard Disk Drive)205を有する。そして、メモリ201、CPU203、HDD205、表示制御部207、ドライブ装置213、入力装置215、通信制御部217は、バス219で接続されている。
ドライブ装置213は、例えばリムーバブルディスク211用の装置である。HDD205は、データ収集プログラム205aおよびデータ収集関連情報205bを記憶する。
CPU203は、データ収集プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開し、プロセスとして実行する。かかるプロセスは、エッジサーバ1の各機能部に対応する。データ収集関連情報205bは、エッジサーバ1の記憶部30に記憶された情報に対応する。そして、例えばリムーバブルディスク211が、データ収集プログラム205a等の各情報を記憶する。
なお、データ収集プログラム205aについては、必ずしも最初からHDD205に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Video Disk)、光磁気ディスク、ICカード等の「可搬用の物理媒体」に当該プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらからデータ収集プログラム205aを読み出して実行するようにしても良い。
1 エッジサーバ
2 管理サーバ
9 分散処理システム
10 制御部
11 受信部
12 分散リソース管理部
13 事前探索リソース決定部
14 定期通知部
15 リソース探索部
16 応答部
17 登録部
18 データ受信部
19 データ・タスク管理部
20 タスク配備場所決定部
21 タスク実行部
30 記憶部
31 希少度情報
32 要求頻度情報
33 リソース値情報
34 アドレス情報
35 要求リソース情報
36 データ情報
37 タスク情報

Claims (5)

  1. 複数の情報処理装置を含むグループを複数有する分散処理システムのデータ収集方法であって、
    第1の情報処理装置は、
    収集対象の複数のリソースの中で、要求リソース量を満たす情報処理装置を探索する時間がかかる所定のリソースを絞り込み、
    絞り込んだ所定のリソースの情報を前記第1の情報処理装置の第1のグループに属する第2の情報処理装置に通知し、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置が属するグループであって、第1のグループと異なる第2のグループに属する情報処理装置から前記収集対象の複数のリソースのリソース量を定期的に収集し、
    予め定められたタイミングで、前記収集した情報から前記第2のグループに属する情報処理装置の前記所定のリソースのリソース量を取得し、前記所定のリソースのリソース量が予め定められるリソース量を満たしていれば、前記所定のリソースのリソース量を満たす情報処理装置の装置情報を、前記第2の情報処理装置の前記収集対象の複数のリソースのリソース量に追加して前記第1の情報処理装置へ定期的に通知する
    処理を実行することを特徴とするデータ収集方法。
  2. 前記第1の情報処理装置は、
    前記第1のグループで前記所定のリソースのリソース量が満たされない場合には、前記所定のリソースのリソース量が満たされると予測される、前記第2のグループに含まれる情報処理装置に対して前記所定のリソースを探索する
    処理を実行することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集方法。
  3. 前記絞り込む処理は、
    リソースの種類毎に得られる、前記要求リソース量を満たさない情報処理装置の数を用いて、前記要求リソース量を満たす情報処理装置を探索できるまでの平均的なホップ数を算出し、
    前記リソースの種類毎に得られる、リソースを要求する要求頻度を取得し、
    前記リソースの種類毎に、算出される探索ホップ数と取得される要求頻度とを畳み込み、
    前記リソースの種類毎に畳み込まれた結果値を用いて、前記所定のリソースを絞り込む
    処理を実行することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集方法。
  4. 自情報処理装置が属する第1のグループに属する情報処理装置から、要求リソースを満たす情報処理装置を探索する時間がかかる所定のリソースの情報を受信する受信部と、
    前記第1のグループと異なる第2のグループに属する情報処理装置から、収集対象の複数のリソースのリソース量を定期的に収集する収集部と、
    予め定められたタイミングで、前記収集部によって収集された収集情報から前記第2のグループに属する情報処理装置の前記所定のリソースのリソース量を取得し、前記所定のリソースのリソース量が予め定められるリソース量を満たしていれば、前記所定のリソースのリソース量を満たす情報処理装置の装置情報を、自情報処理装置の前記収集対象の複数のリソースのリソース量に追加して前記第1のグループに属する情報処理装置へ定期的に通知する通知部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 複数の情報処理装置を含むグループを複数有する分散処理システムであって、
    第1の情報処理装置は、
    収集対象の複数のリソースの中で、要求リソース量を満たす情報処理装置を探索する時間がかかる所定のリソースを絞り込む絞込部と、
    前記絞込部によって絞り込まれた所定のリソースの情報を前記第1の情報処理装置の第1のグループに属する第2の情報処理装置に通知する第1の通知部と、を有し、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置が属するグループであって、第1のグループと異なる第2のグループに属する情報処理装置から前記収集対象の複数のリソースのリソース量を定期的に収集する収集部と、
    予め定められたタイミングで、前記収集部によって収集された情報から前記第2のグループに属する情報処理装置の前記所定のリソースのリソース量を取得し、前記所定のリソースのリソース量が予め定められるリソース量を満たしていれば、前記所定のリソースのリソース量を満たす情報処理装置の装置情報を、前記第2の情報処理装置の前記収集対象の複数のリソースのリソース量に追加して前記第1の情報処理装置へ定期的に通知する第2の通知部と、
    を有することを特徴とする分散処理システム。
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