JP6925867B2 - Information processing systems, information processing methods, and programs - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムに関する。 Embodiments of the present invention relate to information processing systems, information processing methods, and programs.
スマートメータと住居部との間の通信であるBルートの通信方式は、電力線通信(Power Line Communication;PLC)方式と、920MHz無線通信方式とから選択可能である。ここで、920MHz無線通信方式は、PLC通信方式と比べて通信部が安価であるなど種々の利点を有する。しかしながら、920MHz無線通信方式は、通信可能距離が短い。このため、スマートメータが一箇所に集中して設置される集合住宅では、スマートメータの設置場所から各住居部までの距離が920MHz無線通信方式の通信可能距離を超える場合がある。このため、Bルートの通信方式としていずれの通信方式を適用するかを判定するためには、スマートメータの設置場所と住居部との間の距離を把握する必要がある。このような集合住宅の建物長に関連する有用な情報を得るためには、一般的に現地調査が必要であり、負担が大きくなる場合があった。 The B route communication method, which is the communication between the smart meter and the residential unit, can be selected from a power line communication (PLC) method and a 920 MHz wireless communication method. Here, the 920 MHz wireless communication system has various advantages such as an inexpensive communication unit as compared with the PLC communication system. However, the 920 MHz wireless communication system has a short communicable distance. Therefore, in an apartment house where smart meters are centrally installed in one place, the distance from the installation location of the smart meters to each residential part may exceed the communicable distance of the 920 MHz wireless communication system. Therefore, in order to determine which communication method is applied as the B route communication method, it is necessary to grasp the distance between the installation location of the smart meter and the residential part. In order to obtain useful information related to the length of such an apartment building, a field survey is generally required, which may increase the burden.
本発明が解決しようとする課題は、集合住宅の建物長に関連する有用な情報を提供することである。 An object to be solved by the present invention is to provide useful information related to the building length of an apartment house.
実施形態の情報処理システムは、導出部を持つ。前記導出部は、建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出する。 The information processing system of the embodiment has a derivation unit. The derivation unit derives an estimated value of the maximum length of the apartment house based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building.
以下、実施形態の情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムを、図面を参照して説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。 Hereinafter, the information processing system, the information processing method, and the program of the embodiment will be described with reference to the drawings. In the following description, the same reference numerals are given to configurations having the same or similar functions. Then, the duplicate description of those configurations may be omitted.
また、本願でいう「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含む。また、「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含む。「XX」は、任意の要素(例えば、任意の情報)である。 Further, "based on XX" in the present application means "based on at least XX", and includes a case where it is based on another element in addition to XX. Further, "based on XX" is not limited to the case where XX is directly used, but also includes the case where it is based on the case where calculation or processing is performed on XX. "XX" is an arbitrary element (for example, arbitrary information).
(第1の実施形態)
(情報処理システム)
図1は、第1の実施形態の情報処理システム1を示すブロック図である。情報処理システム1は、情報処理装置の一例である通信方式判定サーバ100と、端末装置200とを備える。通信方式判定サーバ100と、端末装置200とは、ネットワーク50を介して通信可能に接続される。ネットワーク50は、インターネットやWAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)などを含む。なお、通信方式判定サーバ100および端末装置200は、1つの装置によって実現されてもよい。
(First Embodiment)
(Information processing system)
FIG. 1 is a block diagram showing an
端末装置200は、オペレータによって操作されることで、Bルートの通信方式の判定対象となる1つ以上の集合住宅(例えば、多数の集合住宅)の座標を示す情報を、端末装置200または別の装置から通信方式判定サーバ100へ送信する。
The
通信方式判定サーバ100は、端末装置200が操作されることで送信された集合住宅の座標を示す情報を受信する。通信方式判定サーバ100は、集合住宅の座標を示す情報に基づいて、建物の形状を含む地図データから、前記座標に対応する集合住宅の形状を抽出する。通信方式判定サーバ100は、抽出した集合住宅の形状に基づいて、集合住宅の最大長さの推定値を導出する。通信方式判定サーバ100は、導出した集合住宅の最大長さの推定値に基づいて、集合住宅に設置される計測器(例えばスマートメータ)と前記集合住宅に含まれる住居部との間の通信方式を判定する。通信方式判定サーバ100は、通信方式の判定結果を、端末装置200へ送信する。以下、通信方式判定サーバ100について詳細に説明する。
The communication
(通信方式判定サーバ)
図2は、第1の実施形態の通信方式判定サーバ100を示すブロック図である。通信方式判定サーバ100は、例えば、通信部102と、記憶部104と、情報処理部112とを備える。
(Communication method judgment server)
FIG. 2 is a block diagram showing the communication
通信部102は、通信モジュールによって実現される。通信部102は、ネットワーク50を経由して、端末装置200と通信を行う。通信部102は、端末装置200が操作されることで送信された集合住宅の座標を示す情報を受信する。また、通信部102は、端末装置200へ、通信方式の判定結果を送信する。
The
記憶部104は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。記憶部104の一部または全部は、通信方式判定サーバ100の一部として設けられる場合に代えて、NAS(Network Attached Storage)や外部のストレージサーバなど、通信方式判定サーバ100のプロセッサがネットワーク50を介してアクセス可能な外部装置により実現されてもよい。記憶部104には、情報処理部112により実行されるプログラム106と、建物座標データ108と、地図データ110とが記憶される。
The
建物座標データ108は、Bルートの通信方式を判定する対象となる1つ以上の建物(例えば、多数の建物)の識別情報と、前記建物の座標を示す情報とを含む。例えば、建物座標データ108は、複数の建物の識別情報と、前記複数の建物の座標を示す情報とが関連付けられたデータ(例えば、リスト)である。建物の座標を示す情報は、建物の代表点の座標(緯度および経度)を示す情報である。建物座標データ108は、端末装置200が操作されることで、通信方式判定サーバ100に送信されたものである。
The
地図データ110は、建物の形状を含む地図データである。地図データ110は、例えば、記憶部104に予め格納されている。
The
図3は、地図データ110の一例を示す図である。地図データ110は、例えば、国土交通省国土地理院により作成された地図データである。地図データ110は、建物の形状を示す情報(以下、「家形データ」と称する場合がある)を含む。家形データは、建物を上空から見たときの形状を線データの組み合わせとして表現したものである。家形データに含まれる個々の線データは、少なくとも始点と終点の座標(緯度および経度)を持ち、折れ線で表現される場合は、折れ線の各頂点の座標を1つ以上持つ。地図データ110には、膨大な量の家形データが含まれる。家形データは、建物の外形のみを示す。このため、建物が集合住宅の場合、個々の住居部の位置は家形データには含まれない。また、地図データ110には、集合住宅の名称や集合住宅の住所など、建物の形状以外の識別情報は含まれていない。
FIG. 3 is a diagram showing an example of
図2に戻り、情報処理部112について説明する。情報処理部112の全部または一部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサが記憶部104に格納されたプログラム106を実行することにより実現される機能部(以下、ソフトウェア機能部と称する)である。なお、情報処理部112の全部または一部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアにより実現されてもよく、ソフトウェア機能部とハードウェアとの組み合わせによって実現されてもよい。
Returning to FIG. 2, the
情報処理部112は、例えば、建物形状抽出部114と、建物長判定部122とを備える。
The
建物形状抽出部114は、通信部102を制御することで、端末装置200が操作されることで送信された集合住宅の座標を示す情報を、建物座標データ108として記憶部104に格納する。建物形状抽出部114は、記憶部104の地図データ110に含まれる複数の建物のなかから、建物座標データ108に含まれる集合住宅の座標を示す情報に該当する建物を特定し、特定した建物の家形データを抽出する。詳しく述べると、建物形状抽出部114は、例えば、最近傍検索部116と、内包判定部118と、誤差判定部120とを有する。
By controlling the
最近傍検索部116は、建物座標データ108から、着目する集合住宅(判定対象となる集合住宅)の座標を取得し、取得した集合住宅の座標を中心として、半径D[m]以内に存在する建物の家形データを抽出する。最近傍検索部116は、抽出した半径D[m]以内に存在する1以上の家形データから、着目する集合住宅の座標に最も距離が近い建物の家形データを選択する。最近傍検索部116は、選択した建物の家形データを、内包判定部118へ出力する。
The nearest
より詳しく述べると、最近傍検索部116は、例えば、任意のアルゴリズムを用いて着目する集合住宅の座標を中心とする半径D[m]の円を描画し、半径D[m]の円の内部または円に交差する家形データを抽出する。D[m]の値は、集合住宅の座標に含まれる誤差の大きさに基づいて設定可能である。例えば、D[m]の値は、10[m]から20[m]程度の値を選択できるが、上記例に限定されない。例えば、最近傍検索部116は、着目する集合住宅の座標を中心として、半径D[m]以内に存在する数個から数十個の家形データを抽出する。
More specifically, the nearest
最近傍検索部116は、着目する集合住宅の座標と、抽出した家形データとの間の距離(例えば最短距離)を求める。最近傍検索部116は、抽出した数個から数十個の家形データから、着目する集合住宅の座標から最も近い位置に存在する家形データを選択する。以下、最近傍検索部116により選択された家形データと集合住宅の座標との間の距離を「Dmin」という。
The nearest
内包判定部118は、最近傍検索部116によって選択された家形データに基づいて、前記家形データの内部(すなわち、外形の内側)に着目した集合住宅の座標が存在するか否かを判定する。内包判定部118は、家形データの内部に集合住宅の座標が存在すると判定した場合、その家形データを、着目した集合住宅の家形データに該当すると確定する。内包判定部118は、着目した集合住宅に該当する家形データを確定した場合、確定した家形データを、建物長判定部122へ出力する。
The
一方で、内包判定部118は、家形データの内部に着目した集合住宅の座標が存在しない場合、換言すれば、家形データの外部に着目した集合住宅の座標が存在すると判定した場合、誤差判定部120に、家形データの内部に着目した集合住宅の座標が存在しないことを通知する。
On the other hand, if the
誤差判定部120は、内包判定部118によって家形データの内部に着目した集合住宅の座標が存在しないことが通知された場合に、Dminが所定の条件を満たすか否かを判定する。Dminは、上述したように、着目した建物の座標に最も近い家形データと前記着目した集合住宅の座標との間の距離(例えば、最短距離)である。また、誤差判定部120は、集合住宅の座標と、地図データ110における前記集合住宅の家形データの位置との間の誤差の平均値として予め導出されたDmaxを参照可能である。
The
誤差判定部120は、DminがDmax以下であるか否かを判定する。誤差判定部120は、DminがDmax以下である場合には、着目した集合住宅の座標と、地図データ110における前記集合住宅の家形データの位置との間に誤差が含まれていたために、家形データの内部に着目した集合住宅の座標が存在しなかった(以下、「ケース1」という)と判定する。一方で、誤差判定部120は、DminがDmaxよりも大きい場合には、着目した集合住宅が建設されてから日が浅いなどの理由により、着目した集合住宅の形状が地図データ110に反映されていなかった(以下、「ケース2」という)と判定する。
The
誤差判定部120は、ケース1と判定した場合には、最近傍検索部116により選択された建物の家形データを、着目した集合住宅の家形データであると確定する。誤差判定部120は、着目した集合住宅の家形データを確定した場合、確定した建物の家形データを、建物長判定部122へ出力する。一方で、誤差判定部120は、ケース2と判定した場合、着目した集合住宅の家形データは、地図データ110には無いと判定する。
When the
次に、建物長判定部122について説明する。建物長判定部122は、建物形状抽出部114によって出力された集合住宅の形状に関する情報(着目した集合住宅の家形データ)に基づいて、集合住宅の最大長さの推定値を導出する。そして、建物長判定部122は、導出した集合住宅の最大長さの推定値に基づいて、集合住宅に設置される計測器とその集合住宅に含まれる住居部との間の通信方式を判定する。詳しく述べると、建物長判定部122は、例えば、取得部124と、導出部126と、判定部128とを有する。なお、以下では理解容易のため、「集合住宅」を単に「建物」と称する場合がある。
Next, the building
取得部124は、建物形状抽出部114により出力された建物の形状に関する情報(着目した集合住宅の家形データ)を取得する。本願でいう「情報を取得する」とは、情報を能動的に取得する場合に限定されず、情報を受け身で受け取ることで取得する場合も含む。また、取得部124は、建物形状抽出部114により出力された集合住宅の形状に関する情報を建物形状抽出部114から直接に取得する場合に限定されず、建物形状抽出部114によって出力されて記憶部104に格納された集合住宅の形状に関する情報を、記憶部104から取得する場合も含む。取得部124は、取得した建物の形状に関する情報を、導出部126へ出力する。
The
導出部126は、取得部124により取得された建物の形状に関する情報に基づき、前記建物の最大長さの推定値を導出する。本実施形態では、導出部126は、例えば、外接円描画部126aと、外接円直径算出部126bとを有する。
The
外接円描画部126aは、取得部124により取得された建物の形状に関する情報に基づいて、建物の形状に外接する円を描画する。外接円描画部126aが行う建物の形状に外接する円を描画する処理は、任意のアルゴリズムで実現可能である。
The circumscribed
外接円直径算出部126bは、外接円描画部126aによって描画された建物の形状に外接する円の面積を求め、求めた円の面積から、√(面積÷π)を求めることにより前記外接円の直径を導出する。そして、外接円直径算出部126bは、外接円直径算出部126bにより求められた前記外接円の直径を、建物の最大長さの推定値とする。以下、建物の最大長さの推定値を、「Lmax」という。
The circumscribed circle
図4は、導出部126の処理の一例を示す図である。図4において、str−1、str−2、str−3、およびstr−4は建物の外形を示し、矢印は建物の最大長さの推定値Lmaxを示す。図4中の(1)に示されるように、建物の外形str−1が矩形である場合には、導出部126は、その矩形の対角線の長さを建物の最大長さの推定値Lmaxとして導出する。(2)に示されるように、建物の外形str−2がL形である場合には、導出部126は、そのL形の長辺方向の長さを近似した長さを建物の最大長さの推定値Lmaxとして導出する。(3)に示されるように、建物の外形str−3がT形である場合には、導出部126は、そのT形の長辺方向の長さを近似した長さを建物の最大長さの推定値Lmaxとして導出する。(4)に示されるように、建物の外形str−4がT形である場合には、導出部126は、そのT形の長辺方向の長さを近似した長さを建物の最大長さの推定値Lmaxとして導出する。導出部126は、建物の最大長さの推定値Lmaxを、判定部128へ出力する。
FIG. 4 is a diagram showing an example of processing of the
判定部128は、導出部126により出力された建物の最大長さの推定値Lmaxに基づいて、集合住宅に設置される計測器と前記集合住宅に含まれる住居部との間の通信方式を判定する。
The
例えば、判定部128は、920MHz無線通信方式で通信できる最大距離Lpに基づいて、建物の最大長さの推定値Lmaxが最大距離Lp以下である場合には920MHz無線通信方式と判定し、建物の最大長さの推定値Lmaxが最大距離Lpよりも長い場合にはPLC通信方式と判定する。判定部128は、通信方式の判定結果を含むとともに端末装置200または記憶部104を宛先とする情報を生成する。判定部128は、生成した情報を、通信部102または記憶部104へ出力する。
For example, the
(通信方式判定サーバの動作)
図5および図6は、通信方式判定サーバ100の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5は、主に通信方式判定サーバ100の建物形状抽出部114の処理の流れの一例を示す。建物形状抽出部114は、図5に示すS101からS112までの一連の処理を建物の最大長さの推定値Lmaxの導出対象となる複数の建物の数だけ繰り返す。
(Operation of communication method judgment server)
5 and 6 are flowcharts showing an example of the processing flow of the communication
詳しく述べると、建物形状抽出部114の最近傍検索部116は、建物座標データ108から、着目する集合住宅の座標を示す情報を取得する(S102)。最近傍検索部116は、取得した集合住宅の座標を示す情報に基づいて、集合住宅の座標を中心として、半径D[m]の円を描画する(S103)。最近傍検索部116は、記憶部104から地図データ110を取得し、取得した地図データ110に含まれる複数の家形データのなかから、描画した半径D[m]の円に含まれるまたは円と交差する1以上の家形データを抽出する(S104)。最近傍検索部116は、抽出した1以上の家形データのなかから、着目する集合住宅の座標に最も距離が近い1つの家形データを選択する(S105)。
More specifically, the nearest
次に、建物形状抽出部114の内包判定部118は、選択した家形データの内側に着目した集合住宅の座標が包含されるか否かを確認する(S106)。建物形状抽出部114は、選択した家形データの内側に着目した集合住宅の座標が包含される場合(S107:YES)、選択した家形データが着目した集合住宅の家形データであると確定する(S108)。
Next, the
一方で、選択した家形データの内側に着目した集合住宅の座標が包含されない場合(S107:NO)、建物形状抽出部114の誤差判定部120は、選択した家形データと着目した集合住宅の座標との間の距離Dminが予め設定されたDmax以下であるか否かを判定する(S109)。建物形状抽出部114は、DminがDmax以下である場合、選択した家形データが着目した集合住宅の家形データであると確定する(S110)。一方で、建物形状抽出部114は、DminがDmaxよりも長い場合、着目した建物の家形データは地図データ110に無いと確定する。
On the other hand, when the coordinates of the apartment house focused on the inside of the selected house shape data are not included (S107: NO), the
図6は、主に通信方式判定サーバ100の建物長判定部122の処理流れの一例を示すフローチャートである。ここでは、建物形状抽出部114によって出力された建物の形状に関する情報を取得部124が取得した後の処理の流れを示す。
FIG. 6 is a flowchart mainly showing an example of the processing flow of the building
建物長判定部122の導出部126は、取得部124により取得された建物の形状に関する情報(着目した集合住宅の家形データ)に基づいて、建物の形状に外接する円を描画する(S201)。導出部126は、描画した外接円の直径を求めることによって、建物の最大長さの推定値Lmaxを導出する(S202)。
The
次に、建物長判定部122の判定部128は、建物の最大長さの推定値Lmaxが920MHz無線通信方式で通信できる最大距離Lp以下であるか否かを判定する(S203)。判定部128は、LmaxがLp以下である場合、着目した集合住宅のBルートの通信方式を、920MHz無線通信方式と判定する(S204)。判定部128は、通信方式の判定結果を示す情報を生成して通信部102または記憶部104に出力する。一方で、判定部128は、LmaxがLpよりも長い場合、着目した集合住宅のBルートの通信方式を、PLC通信方式と判定する(S205)。判定部128は、通信方式の判定結果を含む情報を生成して通信部102または記憶部104に出力する。
Next, the
以上説明した構成によれば、集合住宅の建物長に関連する有用な情報を提供することができる。すなわち、本実施形態の通信方式判定サーバ100は、建物の形状を含む地図データ110から抽出された集合住宅の形状に関する情報に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値Lmaxを導出する導出部126を有する。このような構成によれば、現地調査を行うことなく、集合住宅の最大長さの推定値Lmaxに関する情報を提供することができる。これにより、現地調査に必要なコストや時間を低減するまたは無くすことができる。集合住宅の最大長さの推定値Lmaxは、「集合住宅の建物長に関連する有用な情報」の一例である。
According to the configuration described above, it is possible to provide useful information related to the building length of an apartment house. That is, the communication
本実施形態では、建物形状抽出部114は、集合住宅の座標と、地図データ110とに基づいて、地図データ110から前記集合住宅の形状を抽出する。このような構成によれば、地図データ110に、集合住宅の住所やマンション名など、住宅を識別するための具体的な情報が含まれない場合であっても、着目した集合住宅とその集合住宅の家形データとを結び付けることができる。また、このような構成によれば、地図データ110に含まれる膨大な数の建物から、着目する集合住宅の形状を、機械的、且つ、高速に抽出することができる。これにより、着目した集合住宅の最大長さの推定値Lmaxをより効率的に導出することができる。
In the present embodiment, the building
本実施形態では、建物形状抽出部114は、地図データ110に含まれる複数の集合住宅のうち、前記座標から所定の範囲に位置し、且つ、前記座標に最も近い集合住宅の形状を抽出する。このような構成によれば、着目した集合住宅の家形データが地図データ110に無い場合に、誤った家形データが取得されることを抑制することができる。これにより、着目した集合住宅の最大長さの推定値Lmaxをより正確に導出することができる。
In the present embodiment, the building
本実施形態では、通信方式判定サーバ100は、導出部126により導出された集合住宅の最大長さの推定値Lmaxに基づいて、前記集合住宅に設置される計測器と前記集合住宅に含まれる住居部との間の通信方式を判定する判定部128をさらに有する。このような構成によれば、計測器の設置位置が不明な場合であっても、現地調査を行うことなく、集合住宅に設置される計測器のBルートの通信方式を判定することができる。Bルートの通信方式は、「集合住宅の建物長に関連する有用な情報」の別の一例である。
In the present embodiment, the communication
本実施形態では、導出部126は、集合住宅の形状に外接する円に基づいて、集合住宅の最大長さの推定値Lmaxを導出する。このような構成によれば、建物の形状の複雑さによらず、建物の最大長さの推定値Lmaxを容易に求めることができる。
In the present embodiment, the out-
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、集合住宅の形状に外接する円に基づいて建物の最大長さの推定値Lmaxを求めることに代えて、集合住宅の形状を単純化して建物の最大長さの推定値Lmaxを求める点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
(Second Embodiment)
Next, the second embodiment will be described. In the present embodiment, instead of obtaining the estimated maximum length Lmax of the building based on the circle circumscribing the shape of the apartment house, the shape of the apartment house is simplified and the estimated maximum length Lmax of the building is obtained. It differs from the first embodiment in that it is required. The configuration other than that described below is the same as that of the first embodiment.
図7は、本実施形態の通信方式判定サーバ100Aの一例を示すブロック図である。通信方式判定サーバ100Aは、第1の実施形態の通信方式判定サーバ100と同様に、ネットワーク50を介して端末装置200と通信可能に接続される。通信方式判定サーバ100Aは、建物長判定部122Aを含む情報処理部112Aを備える。建物長判定部122Aは、第1の実施形態の導出部126に代えて、導出部126Aを有する。
FIG. 7 is a block diagram showing an example of the communication
本実施形態の導出部126Aは、取得部124により取得された建物の形状に関する情報に基づき、前記建物の最大長さの推定値Lmaxを導出する。本実施形態では、導出部126は、例えば、変形部126cと、最長辺抽出部126dとを有する。
The
変形部126cは、取得部124により取得された建物の形状に基づき、前記建物の形状を規定する頂点を間引くことによって、前記建物の特徴を維持しつつ前記建物の形状を単純化する。例えば、変形部126cは、建物の形状を規定する複数の頂点のなかで、前記建物の全体的な形状(例えば、建物の最大長さ)に影響を与えない、または与える影響が閾値以下である頂点を間引くことで、前記建物の形状を単純化する。変形部126cが行う建物の形状を単純化する処理は、任意のアルゴリズムで実現可能である。
The
最長辺抽出部126dは、変形部126cによって単純化された建物の形状に基づき、前記建物の形状の最長辺を抽出する。そして、最長辺抽出部126dは、最長辺抽出部126dにより抽出された前記建物の形状の最長辺を、建物の最大長さの推定値Lmaxとする。
The longest
図8は、導出部126Aの処理の一例を示す図である。図8において、str−5、str−6、およびstr−7は、変形部126cにより単純化される前の建物の外形を示し、str−5´、str−6´、およびstr−7´は、変形部126cにより単純化された後の建物の外形を示す。導出部126Aは、単純化された建物の形状に基づいて導出された建物の最大長さの推定値Lmaxを、判定部128へ出力する。
FIG. 8 is a diagram showing an example of processing of the
図9は、本実施形態の建物長判定部122Aの処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9に示すように、建物長判定部122Aの変形部126cは、取得部124により取得された建物の形状を示す情報に基づいて、建物の形状を単純化する(S301)。次に、建物長判定部122Aの最長辺抽出部126dは、変形部126cにより単純化された建物の形状に基づいて、前記建物の形状の最長辺を抽出し、抽出した最長辺の長さを建物の最大長さの推定値Lmaxとして導出する。その後のS203からS205の処理は、第1の実施形態のS203からS205の処理と同様である。
FIG. 9 is a flowchart showing an example of the processing flow of the building
以上のような構成によれば、第1の実施形態と同様に、集合住宅の建物長に関連する有用な情報を提供することができる。ここで、第1の実施形態のように建物の形状の外接円の直径を建物の最大長さの推定値Lmaxとする場合、単純な処理で済むため、処理の高速化が可能であるが、外接円の直径という性質上、建物の実際の最大長さに比べて建物の最大長さの推定値Lmaxが大きくなる場合がある。一方で、建物の実際の形状に基づいて建物の最大長さの推定値Lmaxを導出しようとする場合、建物の形状が複雑であれば、処理負担が大きくなる可能性がある。 According to the above configuration, it is possible to provide useful information related to the building length of the apartment house as in the first embodiment. Here, when the diameter of the circumscribed circle of the shape of the building is set to the estimated value Lmax of the maximum length of the building as in the first embodiment, the processing can be speeded up because a simple processing is required. Due to the nature of the diameter of the circumscribed circle, the estimated value Lmax of the maximum length of the building may be larger than the actual maximum length of the building. On the other hand, when trying to derive an estimated value Lmax of the maximum length of a building based on the actual shape of the building, if the shape of the building is complicated, the processing load may increase.
そこで、本実施形態では、導出部126Aは、取得部124により取得された建物の形状を規定する頂点を間引くことによって前記建物の形状を単純化し、単純化した前記建物の形状に基づいて、前記建物の最大長さの推定値Lmaxを導出する。このような構成によれば、外接円を使用する場合に比べて建物の実際の最大長さと建物の最大長さの推定値Lmaxとの誤差を小さくするとともに、処理負担を低減することができる。また、複雑な建物の形状を単純化して扱うことができるので、データ量を削減することができる。
Therefore, in the present embodiment, the out-
(第2の実施形態の変形例)
次に、第2の実施形態の変形例について説明する。本変形例は、第2の実施形態の通信方式判定サーバ100Aにおいて、建物の形状を単純化する度合いに関するパラメータεが最適化される点で、第2の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第2の実施形態と同様である。
(Modified example of the second embodiment)
Next, a modified example of the second embodiment will be described. This modification is different from the second embodiment in that the communication
図10は、本変形例の変形部126cを示すブロック図である。変形部126cは、例えば、真値取得部126c−1と、推定値取得部126c−2と、比較部126c−3と、最適化部126c−4とを有する。
FIG. 10 is a block diagram showing a modified
真値取得部126c−1は、サンプルとして設定された複数の建物の最大長さの真値に関する情報を取得する。建物の最大長さの真値は、例えば、衛星写真などに基づいて機械または人手によって導出される。真値取得部126c−1は、例えば、端末装置200が操作されることに基づいて、端末装置200または別の装置から前記複数の建物の最大長さの真値に関する情報が通信方式判定サーバ100Aに送られることで、前記複数の建物の最大長さの真値に関する情報を取得する。
The true
推定値取得部126c−2は、前記サンプルとして設定された複数の建物(建物の最大長さの真値が求められた複数の建物)の最大長さの推定値Lmaxに関する情報を取得する。前記複数の建物の最大長さの推定値Lmaxに関する情報は、第2の実施形態で説明した処理により導出部126Aによって導出される情報である。推定値取得部126c−2は、前記複数の建物の最大長さの推定値Lmaxに関する情報を、最長辺抽出部126dから直接、または記憶部104を介して取得する。
The estimated
ここで、変形部126cは、建物の形状を単純化する度合いに関するパラメータεを持つ。パラメータεが大きいと単純化の度合いが大きく、得られる建物の形状はより単純になるが、元の建物の形状から失われる特徴量が大きい。一方、パラメータεが小さいと単純化の度合いが小さく、得られる建物の形状は複雑さが残りやすいが、元の建物の形状から失われる特徴量が小さい。本変形例では、まず、導出部126Aは、複数のパラメータεの各々で単純化した建物の形状を示す情報に基づいて、建物の最大長さの推定値Lmaxを導出する。そして、推定値取得部126c−2は、複数のパラメータεの各々で単純化した建物の形状に基づいて導出された建物の最大長さの推定値Lmaxを取得する。
Here, the
比較部126c−3は、前記サンプルとして設定された複数の建物に関して、真値取得部126c−1により取得された建物の最大長さの真値と、推定値取得部126c−2により取得された建物の最大長さの推定値Lmaxとの差の平均値を算出する。比較部126c−3は、上記平均値を算出する処理を、複数のパラメータεの各々について行う。
The
最適化部126c−4は、複数のパラメータεの各々について求められた建物の最大長さの真値と建物の最大長さの推定値Lmaxとの差の平均値に基づき、最適なパラメータεを決定する。最適なパラメータεは、上記複数のパラメータεのなかで、建物の最大長さの真値と建物の最大長さの推定値Lmaxとの差の平均値が最も小さくなる値である。変形部126cは、最適化部126c−4によって最適なパラメータεが決定された後、決定された最適なパラメータεを用いて建物の形状を単純化する処理を行う。
The
本変形例によれば、パラメータεを最適化できるため、建物の最大長さの推定精度を向上させることができる。また、保持する家形データのデータ量を適正化することができる。 According to this modification, the parameter ε can be optimized, so that the accuracy of estimating the maximum length of the building can be improved. In addition, the amount of house shape data to be held can be optimized.
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。本実施形態では、1つの建物の形状が複数の集合住宅の形状に分離される点で、第2の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第2の実施形態と同様である。
(Third Embodiment)
Next, a third embodiment will be described. The present embodiment is different from the second embodiment in that the shape of one building is separated into the shapes of a plurality of apartment houses. The configuration other than that described below is the same as that of the second embodiment.
図11は、本実施形態の通信方式判定サーバ100Bを示すブロック図である。通信方式判定サーバ100Bは、第1の実施形態の通信方式判定サーバ100と同様に、ネットワーク50を介して端末装置200と通信可能に接続される。通信方式判定サーバ100Bは、建物長判定部122Bを含む情報処理部112Bを備える。建物長判定部122Bは、第2の実施形態の導出部126Aに代えて、導出部126Bを有する。
FIG. 11 is a block diagram showing the communication
ここで、地図データ110では、複数の建物(複数の棟)が、1つの建物(1つの家形データ)として纏められている場合がある。着目した集合住宅の座標に対応する建物の形状が複数の建物を含む場合、複数の建物を含む建物の形状に基づいて導出された建物の最大長さの推定値Lmaxは、建物の実際の最大長さに比べて大きくなる。以下、1つの建物の形状に含まれる複数の建物の各々を「棟」という場合がある。
Here, in the
図12は、建物の形状の一例を示す図である。図12において、str−8、str−9、およびstr−10は、2つ以上の棟が1つの建物として纏められた場合を示す。図11中の(1)に示されるように、建物の形状str−8に2つの棟が含まれる場合に、建物の形状の最長辺の長さAは、2つの棟の長さを合計した長さに相当する。本来、求めたい建物の最大長さは、1つの棟の最長辺の長さBになる。同様に、図11中の(2)や(3)のように、3つの棟が1つの建物として纏められた場合も、建物の形状の最長辺の長さC,Eは、求めたい棟の最大長さD,Fとは異なることになる。 FIG. 12 is a diagram showing an example of the shape of the building. In FIG. 12, str-8, str-9, and str-10 show a case where two or more buildings are grouped together as one building. As shown in (1) in FIG. 11, when the building shape str-8 includes two buildings, the length A of the longest side of the building shape is the sum of the lengths of the two buildings. Corresponds to the length. Originally, the maximum length of the desired building is the length B of the longest side of one building. Similarly, as shown in (2) and (3) in FIG. 11, even when three buildings are grouped together as one building, the lengths C and E of the longest sides of the shape of the building are the desired building. It will be different from the maximum lengths D and F.
そこで、本実施形態では、1つの建物の形状が複数の棟を含む場合、それら複数の棟を分離して建物の最大長さの推定値Lmaxを導出する。 Therefore, in the present embodiment, when the shape of one building includes a plurality of buildings, the plurality of buildings are separated to derive an estimated value Lmax of the maximum length of the building.
本実施形態の導出部126Bは、建物の形状を示す線の幅を変更することで得られる情報に基づいて前記建物の形状を複数の集合住宅に分離し、分離した複数の集合住宅の形状に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値Lmaxを導出する。本実施形態では、導出部126Bは、例えば、変形部126cと、分離部126eと、最長辺抽出部126fとを有する。
The out-
分離部126eは、建物の形状を表す線を幅Lで太線化する。建物の形状を表す線が幅Lで太線化されることで、内環と、外環とが形成される。内環は太線の内側をたどることにより形成され、外環は太線の外側をたどることにより形成される。地図データ110における1つの建物の形状が実際には複数の棟を含む場合、1つの建物の形状の内側に複数の内環が形成される。また、太線化する幅Lの値を適切に選ぶことにより、1つの建物の形状の内側に形成される内環の数は、1つの建物の形状に含まれる棟の数に等しくなる。
The
図13は、1つの建物の形状に含まれる複数の棟の分離例を示す図である。図13に示される例では、建物の形状を示す線が幅Lで太線化されることにより、1つの建物の形状の内側に複数の内環rが形成される。この場合、建物の形状に含まれる棟の数は、形成された内環rの数と同数の2つとなる。 FIG. 13 is a diagram showing an example of separation of a plurality of buildings included in the shape of one building. In the example shown in FIG. 13, a line indicating the shape of a building is thickened with a width L, so that a plurality of inner rings r are formed inside the shape of one building. In this case, the number of buildings included in the shape of the building is two, which is the same as the number of inner rings r formed.
最長辺抽出部126fは、分離部126eにより出力された複数の棟の形状の各々を示す情報に基づいて、棟の最大長さの推定値Lmaxを求める。例えば、最長辺抽出部126fは、複数の棟の形状の各々について、内環rの内環最長辺Sに、太線幅Lを加算した値を、棟の最大長さの推定値Lmaxとして導出する。なお、内環最長辺Sとは、内環rに含まれる辺のうち、最も長い辺を意味する。
The longest
図14は、第3の実施形態の建物長判定部122Bの処理の流れの一例を示すフローチャートである。図14に示すように、建物長判定部122Bの変形部126cは、取得部124により取得された建物の形状を示す情報に基づいて、建物の形状を単純化する(S301)。
FIG. 14 is a flowchart showing an example of the processing flow of the building
次に、分離部126eは、変形部126cにより単純化された建物の形状を表す線を幅Lで太線化し、太線化することによって形成される内環rに基づいて1つ建物の形状(1つの家形データ)を、複数の棟の形状に分離する(S401)。そして、最長辺抽出部126fは、分離部126eにより分離された複数の棟の形状に基づき、各棟の内環rの内環最長辺Sと太線幅Lとを加算した値を、各棟の最大長さの推定値Lmaxとして導出する(S402)。その後のS203からS205の処理は、第1の実施形態のS203からS205の処理と同様である。
Next, the separating
以上のような構成によれば、第1の実施形態と同様に、集合住宅の建物長に関連する有用な情報を提供することができる。さらに、本実施形態では、導出部126Bは、建物の形状を示す線の幅を変更することで得られる情報に基づいて前記建物の形状を複数の集合住宅に分離し、分離した複数の集合住宅の形状に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値Lmaxを導出する。このような構成によれば、地図データ110上で、複数の棟が1つの建物(1つの家形データ)として纏められている場合であっても、各棟の最大長さの推定値Lmaxを精度良く導出することができる。
According to the above configuration, it is possible to provide useful information related to the building length of the apartment house as in the first embodiment. Further, in the present embodiment, the out-
なお、上述の第3の実施形態では、変形部126cにより単純された建物の形状を示す線を太線化し、太線化することによって形成される内環rに基づいて複数の棟を分離する。ただし、実施形態の構成は、上記例に限定されない。例えば、分離部126eは、単純化されていない建物の形状(地図データ110から得られる家形データ)において、建物の形状を示す線を太線化し、太線化することによって形成される内環rに基づいて複数の棟を分離してもよい。
In the third embodiment described above, the line indicating the shape of the building simplified by the
(第3の実施形態の変形例)
次に、第3の実施形態の変形例について説明する。本変形例は、第3の実施形態の通信方式判定サーバ100Bにおいて、建物の形状を示す線を太線化する太線幅Lが最適化される点で、第3の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第3の実施形態と同様である。
(Modified example of the third embodiment)
Next, a modified example of the third embodiment will be described. This modification is different from the third embodiment in that the thick line width L for thickening the line indicating the shape of the building is optimized in the communication
図15は、本変形例の分離部126eを示すブロック図である。分離部126eは、例えば、真値取得部126e−1と、推定値取得部126e−2と、比較部126e−3と、最適化部126e−4とを有する。
FIG. 15 is a block diagram showing a
真値取得部126e−1は、サンプルとして設定された複数の建物の形状の各々に含まれる棟の最大長さの真値と、前記建物の形状の各々に含まれる複数の棟の分離数の真値とに関する情報を取得する。棟の最大長さの真値および分離数の真値は、例えば、衛星写真などに基づいて機械または人手によって導出される。真値取得部126e−1は、例えば、端末装置200が操作されることに基づいて、端末装置200または別の装置から前記棟の最大長さの真値および分離数の真値に関する情報が通信方式判定サーバ100Bに送られることで、前記棟の最大長さの真値および分離数の真値に関する情報を取得する。
The true
推定値取得部126e−2は、前記サンプルとして設定された複数の建物の形状の各々に含まれる棟の最大長さの推定値Lmaxと、前記建物の形状の各々に含まれる複数の棟の分離数の推定値とに関する情報を取得する。前記棟の最大長さの推定値Lmaxに関する情報は、第3の実施形態で説明した処理により最長辺抽出部126fによって導出された棟の最大長さの推定値Lmaxを示す情報である。前記建物の形状の各々に含まれる複数の棟の分離数の推定値に関する情報とは、第3の実施形態で説明した処理により分離部126eによって導出された複数の棟の分離数の推定値(内環rの数)である。
The estimated
ここで、分離部126eは、建物の形状を示す線の線幅Lに関するパラメータγを持つ。パラメータγが大きいと線幅Lが大きく、1つの建物の形状の内側に形成される内環rの数が多くなる。一方、パラメータγが小さいと線幅Lが細く、1つの建物の形状の内側に形成される内環rの数が少なくなる。本変形例では、まず、導出部126Bは、複数のパラメータγの各々で建物の形状を示す線を太くした場合における建物の形状に基づいて、1つの建物の形状の内側に形成される内環rの数(複数の棟の分離数の推定値)を導出する。また、導出部126Bは、複数のパラメータγの各々で分離した棟の最大長さの推定値Lmaxを導出する。そして、推定値取得部126e−2は、複数のパラメータγの各々において導出された前記棟の最大長さの推定値Lmaxおよび複数の棟の分離数に関する情報を、最長辺抽出部126fおよび分離部126eから直接、または記憶部104を介して取得する。
Here, the
比較部126e−3は、前記サンプルとして設定された複数の建物に関して、真値取得部126e−1により取得された棟の最大長さの真値と、推定値取得部126e−2により取得された棟の最大長さの推定値Lmaxとの差の平均値を算出する。また、比較部126e−3は、前記サンプルとして設定された複数の建物に関して、真値取得部126e−1により取得された複数の棟の分離数の真値と、推定値取得部126e−2により取得された複数の棟の分離数の推定値との比(棟数比率)の平均値を算出する。
The
最適化部126e−4は、複数のパラメータγの各々について求められた棟の最大長さの真値と棟の最大長さの推定値Lmaxとの差の平均値と、複数の棟の分離数の真値と複数の棟の分離数の推定値との比の平均値とに基づき、最適なパラメータγを決定する。最適なパラメータγの一例は、上記複数のパラメータγのなかで、棟の最大長さの真値と棟の最大長さの推定値Lmaxとの差の平均値が最小のものである。また、最適なパラメータγの別の一例は、棟の最大長さの真値と棟の最大長さの推定値Lmaxとの差の平均値が最小に近い範囲(ある閾値以下の範囲)で、複数の棟の分離数の真値と複数の棟の分離数の推定値との比が最も1に近いものである。最適化部126e−4によって最適なパラメータγが決定された後、決定された最適なパラメータγを用いて建物の形状を示す線を太線化する。
The
本変形例によれば、パラメータγを最適化できるため、建物の形状を示す線を太線化する線幅Lを最適化することができる。これにより、建物の最大長さの推定精度を向上させることができる。 According to this modification, since the parameter γ can be optimized, the line width L for thickening the line indicating the shape of the building can be optimized. As a result, the accuracy of estimating the maximum length of the building can be improved.
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。本実施形態では、第1から第3の実施形態が組み合わされて用いられる点で、第3の実施形態とは異なる。すなわち、第1から第3の実施形態による処理は、それぞれ一長一短であり、単独では短所がカバーしきれない場合がある。例えば、それぞれ単独では、精度と処理の高速性の両立が難しい場合がある。本実施形態では、第1から第3の実施形態による処理の組み合わせによって、互いの短所を補い、高速、且つ、高精度に建物の最大長さの推定を行うことができるものである。なお、以下に説明する以外の構成は、第3の実施形態と同様である。
(Fourth Embodiment)
Next, a fourth embodiment will be described. This embodiment differs from the third embodiment in that the first to third embodiments are used in combination. That is, each of the processes according to the first to third embodiments has advantages and disadvantages, and the disadvantages may not be covered by itself. For example, it may be difficult to achieve both accuracy and high-speed processing by themselves. In the present embodiment, the maximum length of the building can be estimated at high speed and with high accuracy by compensating for each other's shortcomings by combining the processes according to the first to third embodiments. The configuration other than that described below is the same as that of the third embodiment.
図16は、本実施形態の通信方式判定サーバ100Cを示すブロック図である。通信方式判定サーバ100Cは、第1の実施形態の通信方式判定サーバ100と同様に、ネットワーク50を介して端末装置200と通信可能に接続される。通信方式判定サーバ100Cは、建物長判定部122Cを含む情報処理部112Cを備える。建物長判定部122Cは、導出部126Cと、判定部128Cとを有する。
FIG. 16 is a block diagram showing the communication
本実施形態では、導出部126Cは、例えば、外接円描画部126aと、外接円直径算出部126bと、変形部126cと、第1最長辺抽出部126dと、分離部126eと、第2最長辺抽出部126fとを有する。
In the present embodiment, the
外接円描画部126aは、取得部124により取得された建物の形状に関する情報に基づいて、建物の形状に外接する外接円を描画する。外接円直径算出部126bは、外接円描画部126aにより描画された外接円の直径を求め、求めた外接円の直径を建物の最大長さの推定値Lmax1として導出する。外接円直径算出部126bは、導出した建物の最大長さの推定値Lmax1を判定部128Cに出力する。
The circumscribed
変形部126cは、取得部124により取得された建物の形状に関する情報に基づいて、建物の形状を単純化する。第1最長辺抽出部126dは、変形部126cにより単純化された建物の形状の最長辺を求め、求めた最長辺を建物の最大長さの推定値Lmax2として導出する。第1最長辺抽出部126dは、導出した建物の最大長さの推定値Lmax2を判定部128Cに出力する。
The
分離部126eは、変形部126cにより単純化された建物の形状を示す線を太線化し、1つの建物の内側に複数の内環rを形成する。第2最長辺抽出部126fは、分離部126eにより形成された複数の内環rの内環最長辺Sと線幅Lとの合計値を、建物の最大長さの推定値Lmax3として導出する。第2最長辺抽出部126fは、導出した建物の最大長さの推定値Lmax3を判定部128Cに出力する。
The separating
判定部128Cは、導出部126Cによって導出された建物の最大長さの推定値Lmax1,Lmax2,Lmax3に基づく判定処理を行う。なお、判定部128Cの処理については、通信方式判定サーバ100Cの処理の流れの説明のなかで詳しく説明する。
The
図17は、第4の実施形態の建物長判定部122Cの処理の流れの一例を示すフローチャートである。図17に示すように、導出部126Cは、まず、高速で実行可能であるが、建物の最大長さの推定値Lmaxが長めに判定される第1の実施形態の処理を実行する。すなわち、導出部126Cは、外接円描画部126aおよび外接円直径算出部126bの処理により、建物の形状に外接する外接円に基づき前記外接円の直径を求め、求めた外接円の直径を前記建物の最大長さの推定値Lmax1として導出する(S501)。
FIG. 17 is a flowchart showing an example of the processing flow of the building
そして、判定部128Cは、建物の最大長さの推定値Lmax1が920MHz無線通信方式で通信できる最大距離Lp以下であるか否かを判定する(S502)。判定部128Cは、建物の最大長さの推定値Lmax1が最大距離Lp以下である場合には、920MHz無線通信方式と判定し(S503)、処理を終了する。大部分の場合、この第1の実施形態に対応する処理のみで判定を終了することができる。
Then, the
導出部126Cは、建物の最大長さの推定値Lmax1が最大距離Lpよりも長い場合には、外接円を用いた処理では建物の最大長さの推定値Lmax1が長めに導出されることを考慮し、より精度が高い第2の実施形態の処理を実行する。すなわち、導出部126Cは、変形部126cおよび第1最長辺抽出部126dの処理により、単純化した建物の形状の最長辺を求め、求めた最長辺を建物の最大長さの推定値Lmax2として導出する(S504)。
The
そして、判定部128Cは、建物の最大長さの推定値Lmax2が920MHz無線通信方式で通信できる最大距離Lp以下であるか否かを判定する(S505)。判定部128Cは、建物の最大長さの推定値Lmax2が最大距離Lp以下である場合には、920MHz無線通信方式と判定し(S503)、処理を終了する。この第2の実施形態に対応する処理は、先に行われる外接円を用いた判定処理(S501、S502の処理)で大幅に対象が絞り込まれた後に実行されるため、実行される頻度は低くなる。このため、この第2の実施形態に対応する処理は、処理負担が大きい場合でも、通信方式判定サーバ100Cの全体としての処理の高速化を図ることができる。
Then, the
導出部126Cは、建物の最大長さの推定値Lmax2が最大距離Lpよりも長い場合には、建物の形状に複数の棟が含まれている可能性があるため、1つの建物の形状に複数の棟が含まれているか否かを判定する(S506)。例えば、導出部126Cは、S504で導出した建物の最大長さの推定値Lmax2が所定の閾値(例えば、距離Lpの2倍の値)よりも大きい場合に、建物の形状に複数の棟が含まれると判定する。導出部126Cは、1つの建物の形状に複数の棟が含まれる場合、第3の実施形態の処理を実行する。すなわち、導出部126Cは、分離部126eおよび第2最長辺抽出部126fの処理により、分離された複数の棟の各々の内環最長辺Sと線幅Lとの合計値を建物の最大長さの推定値Lmax3として導出する(S507)。
When the estimated value Lmax2 of the maximum length of the building is longer than the maximum distance Lp, the out-
そして、判定部128Cは、建物の最大長さの推定値Lmax3が920MHz無線通信方式で通信できる最大距離Lp以下であるか否かを判定する(S508)。判定部128Cは、建物の最大長さの推定値Lmax3が最大距離Lp以下である場合には、920MHz無線通信方式と判定し(S503)、処理を終了する。この第3の実施形態に対応する処理は、先に行われる建物の形状を単純化することによる判定処理(S504、S505の処理)でさらに対象が絞り込まれた後に実行されるため、実行される頻度はさらに低くなる。このため、この第3の実施形態に対応する処理は、処理負担が大きい場合でも、通信方式判定サーバ100Cの全体としての処理の高速化を図ることができる。
Then, the
一方で、判定部128Cは、建物の最大長さの推定値Lmax3が最大距離Lp以下である場合には、PLC通信方式と判定し(S509)、処理を終了する。また、判定部128Cは、S506の処理において、建物の形状に複数の棟が含まれないと判定する場合、PLC通信方式と判定し(S509)、処理を終了する。
On the other hand, when the estimated value Lmax3 of the maximum length of the building is equal to or less than the maximum distance Lp, the
以上のような構成によれば、第1の実施形態と同様に、集合住宅の建物長に関連する有用な情報を提供することができる。さらに本実施形態では、複数の判定が組み合わされることで、集合住宅の建物長の推定値をさらに効率的に導出することができる。 According to the above configuration, it is possible to provide useful information related to the building length of the apartment house as in the first embodiment. Further, in the present embodiment, the estimated value of the building length of the apartment house can be derived more efficiently by combining a plurality of determinations.
すなわち、通信方式判定サーバ100Cは、まず、建物の形状に外接する円の直径を求めることによって、建物の最大長さの推定値Lmax1を求める。通信方式判定サーバ100Cは、建物の最大長さの推定値Lmax1が920MHz無線通信方式で通信可能な最大距離Lp以下である場合、920MHz無線通信方式と判定する。建物の形状に外接する円を用いて建物の最大長さの推定値Lmax1を求める処理は、処理負荷が軽いため、高速に、920MHz無線通信方式を使用できるか否かを判定することができる。
That is, the communication
そして、通信方式判定サーバ100Cは、建物の最大長さの推定値Lmax1が最大距離Lpよりも長い場合、単純化した建物の形状を示す情報に基づいて、建物の最長辺を抽出し、抽出した最長辺の長さを求めることで、建物の最大長さの推定値Lmax2を求める。通信方式判定サーバ100Cは、建物の最大長さの推定値Lmax2が最大距離Lp以下である場合、920MHz無線通信方式と判定する。ここで、建物の形状に外接する円の直径を求めることによって導出された建物の最大長さの推定値Lmax1は、建物の実際の最大長さよりも長く推定される。そこで、建物の形状の最長辺を直接に抽出することで、建物の最大長さの推定精度を向上させる。このように構成によれば、920MHz無線通信方式を使用できるか否かの判定精度を向上させることができる。
Then, when the estimated value Lmax1 of the maximum length of the building is longer than the maximum distance Lp, the communication
さらに、通信方式判定サーバ100Cは、建物の最大長さの推定値Lmax2が最大距離Lpより長い場合、建物の形状に複数の棟が含まれるか否かを判定し、複数の棟が含まれる場合、複数の棟の各々について、棟の形状を表す内環rの内環最長辺Sを取り出し、取り出した内環rの内環最長辺Sの長さを求める。通信方式判定サーバ100Cは、求めた内環rの内環最長辺Sに線幅Lを加算することによって、建物の最大長さの推定値Lmax3を導出する。通信方式判定サーバ100Cは、建物の最大長さの推定値Lmax3が最大距離Lp以下である場合、920MHz無線通信方式と判定する。このように構成することによって、建物の最大長さの推定値の推定精度を向上させることができる。
Further, the communication
以上により、例えば処理負荷が軽い順に、建物の最大長さの推定値Lmaxが導出されるため、集合住宅に設置される計測器とその集合住宅に含まれる住居部との間の通信方式を高速に判定することができる。また、920MHz無線通信方式と判定されない場合には、建物の最大長さの推定値の推定精度が高くなる方法で、建物の最大長さの推定値が導出されるため、集合住宅の設置される計測器と集合住宅に含まれる居住部との間の距離の推定精度を向上させることができる。 From the above, for example, the estimated value Lmax of the maximum length of the building is derived in ascending order of the processing load, so that the communication method between the measuring instrument installed in the apartment house and the residential part included in the apartment house can be increased in speed. Can be determined. Further, when it is not determined to be the 920 MHz wireless communication method, the estimated value of the maximum length of the building is derived by a method of increasing the estimation accuracy of the estimated value of the maximum length of the building, so that the apartment house is installed. It is possible to improve the accuracy of estimating the distance between the measuring instrument and the living area included in the apartment building.
なお、上述の第4の実施形態では、建物の最大長さの推定値Lmax1が、最大距離Lpより長い場合に、建物の形状を単純化し、単純化した建物の形状に基づいて建物の最大長さの推定値Lmax2が導出される場合について説明した。ただし、実施形態の構成は、上記例に限定されない。例えば、通信方式判定サーバ100Cは、建物の最大長さの推定値Lmax1が最大距離Lpより長い場合に、建物の形状を単純化することなく、建物の形状を複数の棟に分離し、複数の棟の各々について、建物の最大長さの推定値Lmax3を導出するようにしてもよい。
In the fourth embodiment described above, when the estimated value Lmax1 of the maximum length of the building is longer than the maximum distance Lp, the shape of the building is simplified and the maximum length of the building is based on the simplified shape of the building. The case where the estimated value Lmax2 is derived has been described. However, the configuration of the embodiment is not limited to the above example. For example, when the estimated value Lmax1 of the maximum length of the building is longer than the maximum distance Lp, the communication
以上、第1から第4の実施形態およびその変形例について説明したが、実施形態の構成は、上記例に限定されない。1つの観点によれば、建物形状抽出部114は、「建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報を取得する情報取得部」の一例である。ただし、建物形状抽出部114は、情報処理システム1の外部に設けられてもよい。すなわち、取得部124は、情報処理システム1の外部で導出された建物の形状に関する情報を取得してもよい。取得部124は、「建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報を取得する情報取得部」の別の一例である。
Although the first to fourth embodiments and modifications thereof have been described above, the configuration of the embodiments is not limited to the above examples. According to one viewpoint, the building
以上、本発明の実施形態及びその変形例を説明したが、これらの実施形態及びその変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態及びその変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組合せを行うことができる。これら実施形態及びその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although the embodiments of the present invention and modifications thereof have been described above, these embodiments and modifications thereof are presented as examples, and the scope of the invention is not intended to be limited. These embodiments and variations thereof can be implemented in various other embodiments, and various omissions, replacements, changes, and combinations can be made without departing from the gist of the invention. These embodiments and variations thereof are included in the scope and gist of the invention, and at the same time, are included in the scope of the invention described in the claims and the equivalent scope thereof.
1…情報処理システム、100,100A,100B,100C…通信方式判定サーバ、114…建物形状抽出部、122,122A,122B,122C…建物長判定部、126,126A,126B,126C…導出部、128,128C…判定部 1 ... Information processing system, 100, 100A, 100B, 100C ... Communication method determination server, 114 ... Building shape extraction unit, 122, 122A, 122B, 122C ... Building length determination unit, 126, 126A, 126B, 126C ... Derivation unit, 128, 128C ... Judgment unit
Claims (18)
前記導出部により導出された前記集合住宅の最大長さの推定値に基づいて、前記集合住宅に設置される計測器と前記集合住宅に含まれる住居部との間の通信方式を判定する判定部と、
を備えた情報処理システム。 Based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building, the derivation unit that derives the estimated value of the maximum length of the apartment house, and
A determination unit that determines a communication method between a measuring instrument installed in an apartment house and a residential part included in the apartment house based on an estimated value of the maximum length of the apartment house derived by the out-licensing unit. When,
Information processing system equipped with.
前記導出部は、前記集合住宅の形状に外接する円に基づいて、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出する、
情報処理システム。 It is equipped with a derivation unit that derives an estimated value of the maximum length of the apartment house based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building.
The derivation unit derives an estimated value of the maximum length of the apartment house based on a circle circumscribing the shape of the apartment house.
Information processing system.
前記導出部は、前記集合住宅の形状を規定する頂点を間引くことによって前記集合住宅の形状を単純化し、単純化した前記集合住宅の形状に基づいて、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出する、
情報処理システム。 It is equipped with a derivation unit that derives an estimated value of the maximum length of the apartment house based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building.
The out-licensing unit simplifies the shape of the apartment house by thinning out the apex that defines the shape of the apartment house, and based on the simplified shape of the apartment house, estimates the maximum length of the apartment house. Derived,
Information processing system.
請求項3に記載の情報処理システム。 The out-licensing unit of the apartment house is based on the true value of the maximum length of the apartment house and the estimated value of the maximum length of the apartment house derived based on the simplified shape of the apartment house. Determine parameters for the degree of shape simplification,
The information processing system according to claim 3.
前記導出部は、建物の形状を示す線の幅を変更することで得られる情報に基づいて前記建物の形状を複数の集合住宅に分離し、分離した複数の集合住宅の形状に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出する、
情報処理システム。 It is equipped with a derivation unit that derives an estimated value of the maximum length of the apartment house based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building.
The out-licensing unit separates the shape of the building into a plurality of apartment houses based on the information obtained by changing the width of the line indicating the shape of the building, and the set is based on the shapes of the separated plurality of apartment houses. Derivation of an estimate of the maximum length of a house,
Information processing system.
請求項5に記載の情報処理システム。 The derivation unit is based on the true value of the number of separated apartments separated from the shape of the building and the information obtained by changing the width of the line indicating the shape of the building from the shape of the building. Based on the estimated number of separated apartments, the parameters related to the width of the line indicating the shape of the building are determined.
The information processing system according to claim 5.
建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出し、
導出した前記集合住宅の最大長さの推定値に基づいて、前記集合住宅に設置される計測器と前記集合住宅に含まれる住居部との間の通信方式を判定する、
情報処理方法。 The computer
Based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building, the estimated value of the maximum length of the apartment house is derived .
Based on the derived estimated value of the maximum length of the apartment house, the communication method between the measuring instrument installed in the apartment house and the residential part included in the apartment house is determined.
Information processing method.
建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出し、Based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building, the estimated value of the maximum length of the apartment house is derived.
前記集合住宅の最大長さの推定値を導出することは、前記集合住宅の形状に外接する円に基づいて、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出することを含む、Derivation of an estimate of the maximum length of an apartment house includes deriving an estimate of the maximum length of the apartment house based on a circle circumscribing the shape of the apartment house.
情報処理方法。Information processing method.
建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出し、Based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building, the estimated value of the maximum length of the apartment house is derived.
前記集合住宅の最大長さの推定値を導出することは、前記集合住宅の形状を規定する頂点を間引くことによって前記集合住宅の形状を単純化し、単純化した前記集合住宅の形状に基づいて、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出することを含む、Derivation of an estimate of the maximum length of the apartment house simplifies the shape of the apartment house by thinning out the vertices that define the shape of the apartment house, and is based on the simplified shape of the apartment house. Including deriving an estimate of the maximum length of the apartment.
情報処理方法。Information processing method.
請求項9に記載の情報処理方法。The information processing method according to claim 9.
建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出し、Based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building, the estimated value of the maximum length of the apartment house is derived.
前記集合住宅の最大長さの推定値を導出することは、建物の形状を示す線の幅を変更することで得られる情報に基づいて前記建物の形状を複数の集合住宅に分離し、分離した複数の集合住宅の形状に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出することを含む、Derivation of the estimated value of the maximum length of the apartment house is to separate the shape of the building into a plurality of apartment houses based on the information obtained by changing the width of the line indicating the shape of the building. Including deriving an estimate of the maximum length of the apartment building based on the shape of the plurality of apartment houses.
情報処理方法。Information processing method.
請求項11に記載の情報処理方法。The information processing method according to claim 11.
建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出させ、
導出させた前記集合住宅の最大長さの推定値に基づいて、前記集合住宅に設置される計測器と前記集合住宅に含まれる住居部との間の通信方式を判定させる、
プログラム。 On the computer
Based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building, the estimated value of the maximum length of the apartment house is derived .
Based on the derived estimated value of the maximum length of the apartment house, the communication method between the measuring instrument installed in the apartment house and the residential part included in the apartment house is determined.
program.
建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出させ、Based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building, the estimated value of the maximum length of the apartment house is derived.
前記集合住宅の最大長さの推定値を導出させることは、前記集合住宅の形状に外接する円に基づいて、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出させることを含む、Derivation of an estimate of the maximum length of an apartment house includes deriving an estimate of the maximum length of the apartment house based on a circle circumscribing the shape of the apartment house.
プログラム。program.
建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出させ、Based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building, the estimated value of the maximum length of the apartment house is derived.
前記集合住宅の最大長さの推定値を導出させることは、前記集合住宅の形状を規定する頂点を間引くことによって前記集合住宅の形状を単純化させ、単純化した前記集合住宅の形状に基づいて、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出させることを含む、Derivation of the estimated value of the maximum length of the apartment house simplifies the shape of the apartment house by thinning out the apex that defines the shape of the apartment house, and is based on the simplified shape of the apartment house. , Including deriving an estimate of the maximum length of the apartment building,
プログラム。program.
請求項15に記載のプログラム。The program according to claim 15.
建物の形状を含む地図データから抽出された集合住宅の形状に関する情報に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出させ、Based on the information about the shape of the apartment house extracted from the map data including the shape of the building, the estimated value of the maximum length of the apartment house is derived.
前記集合住宅の最大長さの推定値を導出させることは、建物の形状を示す線の幅を変更することで得られる情報に基づいて前記建物の形状を複数の集合住宅に分離させ、分離した複数の集合住宅の形状に基づき、前記集合住宅の最大長さの推定値を導出させることを含む、Derivation of the estimated value of the maximum length of the apartment house is to separate the shape of the building into a plurality of apartment houses based on the information obtained by changing the width of the line indicating the shape of the building. Including deriving an estimate of the maximum length of the apartment building based on the shape of a plurality of apartment houses.
プログラム。program.
請求項17に記載のプログラム。The program according to claim 17.
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