JP6911876B2 - 無線通信システムにおけるデータ伝送のための方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるデータ伝送のための方法及び装置 Download PDF

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Description

本開示の実施形態は、一般に、無線通信技術に関し、特に、無線通信システムにおけるデータ伝送のための方法及び装置に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)機関は、モバイルデータサービスの絶え間のない増加に伴い、LTE(long-term evolution)規格とLTE-Advanced(LTE−A)規格を展開した。次世代セルラ通信規格として、LTE又はLTE―Aシステムは、周波数分割多重(FDD:Frequency Division Duplex)モードと時分割多重(TDD:Time Division Duplex)モードの両方で動作することができる。
マシンタイプ通信(MTC:Machine-Type Communication)とも呼ばれ得るマシンツーマシン(M2M:Machine-to-Machine)通信は、新たな通信パターンである。これは、人の介入なし又は制限された介入での、コンピュータ、埋め込みプロセッサ、スマートセンサ、アクチュエータ、及び携帯装置間の通信を指し、極端な環境又は危険な環境でのセンシング等の多くのアプリケーションにおいて非常に有利である。一般に、MTC UEの多くは、GSM(登録商標)/GPRSによって適切に処理され得るローエンドアプリケーション(ユーザ当たりの平均収益が低く、データレートが低い)を対象としているため、低コストで実装することができる。
LTEの展開が進展するにつれて、無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)の数を最小限に抑えることによって、ネットワーク全体のメンテナンスコストを削減することが望まれる。しかし、現場にMTC UEがますます配置され、GSM/GPRSネットワークへの依存度が高まり、結果として、これらのネットワークを運用するためのコストが増加する。したがって、ローエンドのMTC UEをGSM/GPRSからLTEネットワークに移行させることができれば、非常に有益である。
また、RAN1の#78bisにおいて、ダウンリンクとアップリンクの両方で1.4MHzの低減されたUE帯域幅が、Rel.13 MTC UEのための最も重要な複雑性低減技術として優先順位付けされることが合意された。
米国特許出願公開第2013/0294399号明細書には、マシンタイプ通信(MTC)及びMTC装置のためのデータ伝送方法が開示されている。この出願では、タイムスロット及び周波数リソースで構成された複数のサブフレームのそれぞれが、制御情報を送信するための第1領域と、データを送信するための第2領域とに分割され、 MTC用のリソースは、所定のホッピング期間と所定のホッピング周波数に従って第2領域に割り当てられ、再調整するための時間が第1領域の時間長よりも短い場合には、RF再調整は第1領域で実行され、再調整するための時間が第1領域の時間長よりも長い場合には、RF再調整は第1領域及び第2領域の一部で実行される。しかしながら、米国特許出願公開第2013/0294399号明細書に開示されたソリューションでは、特に、調整時間が第1領域の時間長よりも長い場合に、MTCの伝送中に伝送ミスが存在する可能性がある。
したがって、無線通信システムにおけるデータ伝送の新しいソリューションが必要とされている。
本開示では、従来技術の問題の少なくとも一部を解決するか又は少なくとも部分的に軽減するように、無線通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための改善されたソリューションが提供される。
本開示の第1の態様によれば、無線通信システムにおけるデータ伝送のための方法が提供される。前記方法は、前記データ伝送のために割り当てられたリソースに関する情報を受信することと、前記データ伝送のために割り当てられたリソースに関する情報と所定の周波数ホッピングパターンとに基づいて、それぞれのデータ再伝送用のリソースを決定することと、を含み得る。具体的には、無線周波数(RF)再調整を実行するために複数のシンボルが使用され、前記複数のシンボルの持続時間は、前記RF再調整に必要な時間間隔に少なくとも等しい。
本開示の一実施形態では、前記複数のシンボルは、サブフレームの一部であってもよく、前記サブフレームの残りのシンボルは、前記データ再伝送を実行するために使用されてもよい。
本開示の別の実施形態では、前記サブフレームは、次のホッピング周波数にて前記データ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最初のサブフレームであってもよい。あるいは、前記サブフレームは、次の周波数ホッピングの前の前記データ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最後のサブフレームであってもよい。
本開示のさらなる実施形態では、シンボルの数は、前記RF再調整を満たす最小値として決定されてもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、前記RF再調整を実行するために、サブフレーム全体が使用されてもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、前記サブフレーム全体は、次のホッピング周波数にて前記データ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最初のサブフレームであってもよい。あるいは、前記サブフレーム全体は、次の周波数ホッピングの前の前記データ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最後のサブフレームであってもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、前記所定の周波数ホッピングパターンは、時間領域における少なくとも2つのサブフレームの周波数ホッピング間隔を示してもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、前記RF再調整は、2つの周波数ホッピングの間のスペシャルサブフレームにて実行されてもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、時間領域における周波数ホッピングのためのホッピング間隔は、前記データ伝送に用いられるサブフレームの構成に基づいて決定されてもよい。
本開示の別の実施形態では、前記データ伝送は、マシンタイプ通信(MTC)のためのアップリンクデータ伝送であってもよい。
本開示の第2の態様によれば、無線通信システムにおけるデータ伝送のための装置であって、前記データ伝送のために割り当てられたリソースに関する情報を受信する情報受信モジュールと、前記データ伝送のために割り当てられたリソースに関する情報と所定の周波数ホッピングパターンとに基づいて、それぞれのデータ再伝送用のリソースを決定するリソース決定モジュールと、を備え、無線周波数(RF)再調整を実行するために複数のシンボルが使用され、前記複数のシンボルの持続時間は、前記RF再調整に必要な時間間隔に少なくとも等しい、装置が提供される。
本開示の第3の態様によれば、コンピュータプログラムコードを有するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムコードが実行されたときに、装置に前記第1の態様のいずれかの実施形態にかかる前記方法の動作を実行させるように構成される、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。
本開示の第4の態様によれば、第5の態様にかかるコンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品が提供される。
本開示の実施形態により、無線通信システムにおけるデータ伝送のための新しいソリューションが提供され、このシステムでは、複数のシンボルでRF再調整を実行することができ、周波数ダイバーシティを得ることができると同時に 伝送ミスを減らすことができ、伝送効率を向上させることができる。
本開示の上記及びその他の特徴は、添付の図面を参照して実施形態に示される実施形態の詳細な説明を通してより明らかになるであろう。図面における同様の参照番号及び記号は、同様のコンポーネントを示す。
本開示の一実施形態にかかる無線通信システムにおけるデータ伝送の方法のフローチャートを概略的に示す図である。
本開示の一実施形態にかかるFDDシステムのための周波数ホッピング間隔の例示的な周波数ホッピングパターンを概略的に示す図である。
本開示の一実施形態にかかるFDDシステムのためのRF再調整の例示的な構成を概略的に示す図である。
本開示の一実施形態にかかるFDDシステムのためのRF再調整の別の例示的な構成を概略的に示す図である。
本開示の一実施形態にかかるFDDシステムのためのRF再調整のさらなる例示的な構成を概略的に示す図である。
本開示の一実施形態にかかるFDDシステムのためのRF再調整のさらに別の例示的な構成を概略的に示す図である。
TDDシステムのフレーム構成を概略的に示す図である。
本開示の一実施形態にかかるTDDシステムのためのRF再調整の例示的な構成を概略的に示す図である。
本開示の一実施形態にかかるTDDシステムのためのRF再調整の別の例示的な構成を概略的に示す図である。
本開示の一実施形態にかかる無線通信システムにおけるデータ伝送のための装置のブロック図を概略的に示す図である。
以下、本開示において提供されるソリューションを、添付図面を参照して実施形態を通じて詳細に説明する。これらの実施形態は、当業者が本開示をより良く理解し実施できるようにするためにのみ提示されており、本開示のスコープを限定するものではないことを理解されるべきである。
添付の図面では、本開示の様々な実施形態がブロック図、フローチャート及び他の図に示されている。フローチャート又はブロック内の各ブロックは、特定の論理機能を実行するための1つ又は複数の実行可能命令を含むモジュール、プログラム、又はコードの一部を表すことができ、本開示では、重要でないブロックを点線で示す。また、これらのブロックは、本方法のステップを実行するための特定のシーケンスで示されているが、実際には、図示されたシーケンスに従って厳密に実行される必要はない。例えば、それらは、それぞれの動作の性質に依存する逆の順序又は同時に実行されてもよい。ブロック図及び/又はフローチャート内の各ブロック及びそれらの組み合わせは、特定の機能/動作を実行するための専用のハードウェアベースのシステムによって、又は専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせによって実現されてもよいことにも留意すべきである。
一般に、特許請求の範囲で使用されるすべての用語は、本明細書で明示的に定義されない限り、技術分野における通常の意味に従って解釈されるべきである。特に明記しない限り、「要素、デバイス、コンポーネント、手段、ステップ等」へのすべての言及は、複数の要素、デバイス、コンポーネント、手段、ユニット、ステップ等を排除することなく、要素、デバイス、コンポーネント、手段、ユニット、ステップ等の少なくとも1つの例を参照するものとして解釈されるべきである。また、本明細書で使用されるような不定冠詞「a」又は「an」は、複数のそのようなステップ、ユニット、モジュール、デバイス、及びオブジェクト等を排除するものではない。
また、本開示の文脈において、ユーザ機器(UE:user equipment)は、端末、移動端末(MT:Mobile Terminal)、加入者局(SS:Subscriber Station)、携帯加入者局(PSS:Portable Subscriber Station)、移動局(MS:Mobile Station)、又はアクセス端末(AT:Access Terminal)であり、UE、端末、MT、SS、PSS、MS、又はATの機能の一部又は全部が含まれてもよい。さらに、本開示の文脈において、「BS」という用語は、例えば、ノードB(NodeB又はNB)、evolved NodeB(eNodeB又はeNB)、無線ヘッダ(RH:radio header)、リモート無線ヘッド(RRH:remote radio head)、リレー、又はフェムト、ピコ等の低電力ノードを示してもよい。
次に、そこに提供されるソリューションを説明するために、添付の図面を参照する。以下において、アップリンク伝送及びMTCは、本開示の実施形態を説明するための例としてみなされる。しかし、本開示はこれに限定されず、実際には本明細書で提供されるソリューションをダウンリンクデータ伝送に使用することもできることを理解されるべきである。
図1は、本開示の一実施形態にかかる無線通信システムにおけるデータ伝送の方法のフローチャートを概略的に示す。図1に示すように、まず、ステップS101として、データ伝送のために割り当てられたリソースに関する情報を受信する。アップリンクデータ伝送のために、例えば、UEのための割り当てられたリソースを決定した後、eNBは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)/enhanced PDCCH(EPDCCH)を通じてアップリンクグラント(uplink grant)をUEに送信し、UEはeNBからアップリンクグラントを受信する。アップリンクグラントは、アップリンク伝送のためにUEに割り当てられた伝送リソースに関する情報を示してもよい。例えば、アップリンクグラントは、割り当てられた物理リソースブロック(PRB:physical resource block)に関する情報、及び/又はデータ伝送用の狭帯域の位置(location of narrow band)を含んでもよい。割り当てられたPRBは、アップリンクデータ伝送のために元々割り当てられた(original assigned)物理リソースブロック(PRB)を示してもよい。データ伝送用の狭帯域の位置は、アップリンクデータ伝送に使用できる周波数リソースを示す。RAN 1#781bisで合意されているように、1.4MHzの低減された帯域幅が使用される。したがって、狭帯域の位置は、中心周波数及び全帯域幅によって示され得る連続周波数リソースのセグメントを示す。また、アップリンクグラントは、データ再伝送の回数N、すなわちPUSCHの繰り返し回数を含んでもよい。繰り返し回数Nは、例えば上位レイヤシグナリング又はPDCCH/EPDCCHにより設定することができる。
次に、ステップS102にて、割り当てられたリソースに関する情報と所定の周波数ホッピングパターンとに基づいて、それぞれのデータ再伝送用のリソースが決定される。具体的には、複数のシンボルは、無線周波数(RF:radio frequency)再調整を実行するために使用され、複数のシンボルの持続時間は、RF再調整に必要な時間間隔に少なくとも等しい。
知られているように、MTC UEの多くは、ローエンドアプリケーション(ユーザ当たりの平均収益が低く、データレートが低い)を対象としており、また、これらのUEは悪い信号品質を意味する低いSNRを有する。信号品質が悪いという問題を補うために、再伝送がMTCに使用される。データ再伝送により、結合検出(joint detection)を使用することができ、伝送データを正しく取得する可能性を向上することができる。
一方、周波数ダイバーシティ利得を得るために、MTC端末の伝送効率を向上させるために周波数ホッピングが行われる。周波数ホッピングは、所定の周波数ホッピングパターンに従って実行されてもよい。所定の周波数ホッピングパターンは、周波数ホッピングが行われるべき方法、具体的には、周波数ホッピングで使用されるパラメータを示す。例えば、所定の周波数ホッピングパターンは、周波数ホッピングで使用される、周波数ホッピング間隔m、ベース周波数f0、及び周波数オフセットΔf又は周波数オフセットパターンを示してもよい。周波数ホッピング間隔mは、時間領域において実行される周波数ホッピングの後のアップリンクサブフレームの数を示し、所定の値であってもよいし、eNBによって設定されてもよい。ベース周波数f0は、データ伝送が行われる周波数を示す。ベース周波数f0は、アップリンクグラントによって示される狭帯域の位置に基づいて決定されてもよい。周波数オフセットΔf又は周波数オフセットパターンは、周波数ホッピングが行われた後の周波数変化の量を示し、所定値であってもよいし、NBによって設定されてもよい。
図2は、本開示の一実施形態にかかるFDDシステムのための例示的な周波数ホッピングパターンを概略的に示す。図2に示すように、2つの連続したアップリンクフレームが示されており、その各々は、0から9まで番号が付けられた10個のアップリンクサブフレームを含む。図2において、周波数ホッピング間隔は4と決定され、これは、4つのサブフレームごとにMTC UE用の伝送周波数が変更又はホッピングされることを意味する。図2において、x軸は経時的な変化を示し、y軸は周波数の変化を示す。
図3Aは、本開示の一実施形態にかかるFDDシステムのためのRF再調整の例示的な構成を概略的に示す。図3Aに示すように、周波数ホッピング間隔は4であり、図2と同じである。図3Aに示す構成において、RF再調整のために用いられる複数のシンボルは、1サブフレームの一部であり、具体的には、図3Aにおいてドットで満たされたブロックによって示されているように、次のホッピング周波数にてデータ再伝送用に計画された4つのサブフレームのうちの最初のサブフレームの一部である。すなわち、このサブフレーム内のシンボルの第1部分は、RF再調整を実行するために使用され、このサブフレーム内の残りのシンボルは、PUSCH上でデータ再伝送を実行するために使用される。
具体的には、UEは、iがN(所定のデータ再伝送の回数)未満である場合に、i番目のPUSCHを伝送するために使用される物理リソースブロック(PRB)を決定する。例えば、図3Aに示す2番目のデータ再伝送に関して、UEは、i番目のPUSCHを伝送するためにサブフレーム4から7が使用されることを決定し、最初のサブフレーム内の最初のj個のシンボルは、RF調整を実行するために使用される。シンボルの数は、RF再調整を満たす最小値として決定されてもよい。RF再調整のためのリソースは、シンボル単位で割り当てられている。したがって、シンボルの途中から伝送を開始することに起因する伝送ミスが発生しないことが理解できる。
一般に、RF再調整を実行するには約半分のサブフレームが必要であり、残りのシンボルをデータ再伝送に使用できる場合には、残りのリソースを効率的に使用できるため有利である。しかし、必要以上のシンボルを使用することも可能であることが理解できる。
さらに、UEは、所定の周波数ホッピングパターンによって示されるように、例えば、ベース周波数f0及び周波数オフセットΔfに基づいて、i番目のPUSCHを伝送するために使用される周波数fiを決定する。例えば、fiは、f0+i*Δfとして決定されてもよく、又はf0及び所定の周波数オフセットパターンに基づいて決定されてもよい。次に、UEは、決定された複数のシンボルでRF再調整を実行することができ、RF再調整が終了した後、ホッピング周波数にてi番目のPUSCHの伝送を開始することができる。
図3Bは、本開示の一実施形態による、FDDのためのRF再調整の他の例示的な構成を概略的に示す。図3Aに示す構成とは異なり、次のホッピング周波数にてデータ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最初のサブフレームにおける複数のシンボルの代わりに、次の周波数ホッピングの前のデータ再伝送用に計画された4つのサブフレームのうちの最後のサブフレームにおける複数のシンボルが、RF再調整を実行するために使用される。図3Bに示すような構成によって、次のデータ再伝送のための周波数ホッピングの前にRF再調整を達成することも可能である。
図4A及び図4Bは、本開示の実施形態にかかるFDDシステムのためのRF再調整の2つのさらに別の例示的な構成を概略的に示す。図3A及び図3Bとは異なり、図4A及び図4Bでは、1つのサブフレームの一部のみではなく、RF再調整を実行するために、サブフレーム全体が使用される。これは、そのサブフレームのすべてのシンボルがRF調整に使用されることを意味するが、RF再調整によって必要な時間長は、サブフレームの持続時間よりも短くなる可能性がある。図4Aでは、次のホッピング周波数にてデータ再伝送用に計画された4つのサブフレームのうちの最初のサブフレームが、i番目のPUSCHを伝送するために使用され、一方図4Bでは、次の周波数ホッピングの前のデータ再伝送用に計画された4つのサブフレームのうちの最後のサブフレームである。これにより、RF再調整に十分な時間が確保されるので、RF再調整の性能を確保することもできる。
以上、本開示の実施形態を、FDDシステムを参照して説明した。しかし、本開示は、FDDシステムに限定されない。実際、TDDシステムにも適用可能である。次に、本明細書で提供されるTDDシステムのためのソリューションについて説明する。
説明のために、図5には、TDDシステムのための例示的なフレーム構造が概略的に示されている。図5に示すように、TDD無線フレームは、FDD無線フレームと同様に、0から9でラベル付けされた10個のサブフレームから構成される。各サブフレームは、FDD無線フレームとは異なるが、DL伝送又はUL伝送に使用されてもよいし、DL期間及びUL期間の間のスペシャルサブフレームとして使用されてもよい。構成0を例にとると、サブフレーム0と5はDL伝送に使用され、サブフレーム2から4とサブフレーム7から9はUL伝送に使用され、サブフレーム1と6はスペシャルサブフレームとして使用され、それぞれ「D」、「U」、「S」とラベル付けされている。
例えば、TDD構成0に関して、3つの連続したアップリンクサブフレーム(すなわち、サブフレーム2から4及びサブフレーム7から9)が存在し、この場合、ホッピング間隔は、例えば3つのアップリンクサブフレームであり得る。したがって、TDD構成0の場合、図3A及び図3Bに示すものと同様に、RF再調整は、次のホッピング周波数にてデータ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最初のサブフレームの複数のシンボル、又は次の周波数ホッピングの前のデータ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最後のサブフレームの複数のシンボルで実行され得る。あるいは、RF再調整を実行するためにサブフレーム全体が使用され得る。具体的には、サブフレーム全体は、次のホッピング周波数にてデータ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最初のサブフレーム、又は次の周波数ホッピングの前のデータ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最後のサブフレームであってもよい。
しかしながら、本発明者らは、TDDフレームがそれ自体で特別な構造を有すること、すなわち、ダウンリンクサブフレーム「U」の直後及びアップリンクサブフレーム「U」の直前に常に位置する、DL期間とUL期間との間のスペシャルサブフレームがあることにさらに注目する。したがって、スペシャルサブフレームの間にRF再調整を実行させることが可能である。
図6を参照すると、本開示の一実施形態にかかるTDDシステムのためのRF再調整の例示的な構成が概略的に示されている。図6では、各スペシャルサブフレームの後に3つの連続するアップリンクサブフレームを含むフレーム構成0が再び例にとられている。つまり、3つのアップリンクサブフレームごとにスペシャルサブフレームが利用可能になる。このような場合、周波数ホッピング間隔は3と設定することができ、RF再調整を実行するために、周波数ホッピングの間のスペシャルサブフレームを使用することができる。このように、繰り返し中にMTCによって周波数ダイバーシティ利得を得ることができるだけでなく、伝送ミスも回避することができ、同時にRF再調整時間の影響も低減することができる。
図7は、本開示の一実施形態にかかるTDDシステムのためのRF再調整の別の例示的な構成を概略的に示す。図7では、RF再調整の構成はフレーム構成0であるが、周波数ホッピング間隔は、図6の3ではなく、6に設定されている。したがって、2番目のフレームのサブフレーム1に対応するスペシャルサブフレームのみが、2つの周波数ホッピングの間に位置するRF調整を実行するために使用される。フレーム構成0の場合、周波数ホッピング間隔は3の倍数として決定できることが理解できる。すなわち、周波数ホッピング間隔は、構成の特性に基づいて決定することができる。
図5から、異なるフレーム構成は異なるパターンを有し、したがって、異なるフレーム構成に適した周波数ホッピング間隔も異なることは明らかである。したがって、周波数ホッピング間隔は、データ伝送に用いられるサブフレームの構成に基づいて決定することができる。すなわち、異なるサブフレーム構成に対して、異なるサブフレーム構成の特性に従って異なる周波数ホッピング間隔を使用することができる。構成0を例にとると、スペシャルサブフレームの後に3つの連続するサブフレームが存在する。したがって、RF再調整のためにスペシャルサブフレームを使用するために、周波数ホッピング間隔は、図6及び図7に示すように、3の倍数、すなわち3、6等であってもよい。構成2の場合、それは2つの連続するアップリンクサブフレームを含み、したがって周波数ホッピング間隔は2の倍数、すなわち2、4、6等であってもよい。スペシャルサブフレームの後に2つ又は3つの連続したアップリンクサブフレームを含む構成6の場合、周波数ホッピング間隔は5の倍数、すなわち5、10等であってもよい。このようにして、RF再調整に使用できるスペシャルサブフレームが常に存在することを保証することができる。
本開示の実施形態では、無線通信システムにおけるデータ伝送のための新しいソリューションが提供され、RF再調整は複数のシンボルで実行され得る。これは、RF再調整のためのリソースを決定するときに、データ再伝送が、シンボルの途中ではなくシンボルの開始点から開始できることを保証するために、RF再調整に必要な時間長だけでなく、データ再伝送の開始点も考慮することを意味する。このようにして、伝送ミスを低減させることができ、伝送効率を向上させることができる。また、本開示では、少なくとも2つ、好ましくは3つ以上の周波数ホッピング間隔を使用することが提案されており、これはクロスサブフレームチャネル推定(cross-subframe channel estimation)が使用可能であることを意味し、したがって、各ホッピング期間中のチャネル推定の精度は改善する。
上記の方法に加えて、本開示の一実施形態にかかる無線通信システムにおけるデータ伝送のための装置が提供される。次に、図8を参照して、本開示において提供される装置を説明する。
図8に示すように、装置800は、情報受信モジュール810と、リソース決定モジュール820と、を備えてもよい。情報受信モジュール810は、データ伝送のために割り当てられたリソースに関する情報を受信するように構成される。リソース決定モジュール820は、データ伝送のために割り当てられたリソースに関する情報及び所定の周波数ホッピングパターンに基づいて、それぞれのデータ再伝送のためのリソースを決定するように構成されてもよい。具体的には、複数のシンボルは、無線周波数(RF)再調整を実行するために使用され、複数のシンボルの持続時間は、RF再調整に必要な時間間隔に少なくとも等しい。
本開示の一実施形態では、複数のシンボルがサブフレームの一部であってもよく、サブフレームの残りのシンボル(resting symbol)がデータ再伝送を実行するために使用されてもよい。サブフレームは、次のホッピング周波数にてデータ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最初のサブフレームとすることができる。あるいは、サブフレームは、次の周波数ホッピングの前のデータ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最後のサブフレームとすることができる。具体的には、シンボルの数は、RF再調整を満たす最小値として決定されてもよい。
本開示の別の実施形態では、RF再調整を実行するために、サブフレーム全体が使用されてもよい。具体的には、サブフレーム全体は、次のホッピング周波数にてデータ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最初のサブフレームであってもよい。あるいは、サブフレーム全体は、次の周波数ホッピングの前のデータ再伝送用に計画されたサブフレームのうちの最後のサブフレームであってもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、所定の周波数ホッピングパターンは、時間領域における少なくとも2つのサブフレームの周波数ホッピング間隔を示してもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、RF再調整は、2つの周波数ホッピングの間のスペシャルサブフレームにおいて実行されてもよい。具体的には、時間領域における周波数ホッピング間隔は、データ伝送に用いられるサブフレームの構成に基づいて決定されてもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、データ伝送は、マシンタイプ通信(MTC)のためのアップリンクデータ伝送であってもよい。
装置800は、図1から図7を参照して説明したような機能を実現するように構成されてもよいことに留意されたい。したがって、これらの装置におけるモジュールの動作についての詳細については、図1から図7を参照して、方法の各ステップについてなされた説明を参照してもよい。
装置800のコンポーネントは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はそれらの任意の組み合わせで具体化されてもよいことにさらに留意されたい。例えば、装置800のコンポーネントは、回路、プロセッサ、又は任意の他の適切な選択デバイスによってそれぞれ実現されてもよい。当業者であれば、上記の例は説明のためのものに過ぎず、限定するものではないことを理解するであろう。
本開示のいくつかの実施形態では、装置800は、少なくとも1つのプロセッサを備えてもよい。本開示の実施形態での使用に適した少なくとも1つのプロセッサは、例えば、既に知られている又は将来開発される汎用プロセッサ及び専用プロセッサの両方を含み得る。装置800は、少なくとも1つのメモリをさらに備えてもよい。少なくとも1つのメモリは、例えば、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリデバイス等の半導体メモリデバイスを含んでもよい。少なくとも1つのメモリは、コンピュータ実行可能命令のプログラムを格納するために使用されてもよい。プログラムは、あらゆるハイレベル及び/又はローレベルのコンパイル可能な(compliable)又はインタープリタ可能な(interpretable)プログラム言語で記載され得る。実施形態にしたがって、コンピュータ実行可能命令は、少なくとも1つのプロセッサにより、装置800に、図1から図7のそれぞれを参照して説明した方法にしたがって動作を少なくとも実行させるように構成されてもよい。
以上、本開示において提供されるソリューションの詳細な説明は、本開示の特定の実施形態を参照して与えられているが、本開示はこれに限定されるものではない。本開示の実施形態は、MTCを参照して説明されるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、LTEシステムにおけるSNRの低い如何なる通信に用いてもよいことが理解されるであろう。また、上記では、アップリンクデータ伝送について説明したが、本開示で提供されるソリューションは、ダウンリンクデータ伝送においても使用され得る。そのような場合、関心の対象は、アップリンクサブフレームの代わりにダウンリンクサブフレームであり、割り当てられたリソースに関する情報がeNBによって決定された後、その情報はeNBにおけるデータ再伝送のためのリソースを決定するモジュールに送信され、リソースの決定はUEの代わりにeNBで実行される。さらに、TDDシステムの場合、周波数ホッピング間隔は、連続するダウンリンクサブフレームの数及びスペシャルサブフレームの利用可能性を考慮して決定されてもよい。
さらに、上記の説明に基づいて、当業者は、本開示が、装置、方法、又はコンピュータプログラム製品において具体化されてもよいことを理解するであろう。一般に、様々な例示的な実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、論理、又はそれらの任意の組み合わせにより実施されてもよい。例えば、いくつかの態様は、ハードウェアにより実施されてもよく、一方、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ又は他の計算デバイスにより実行することが可能なファームウェア又はソフトウェアにより実行されてもよいが、本開示はこれに限られるものではない。本開示における例示的な実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート、又はいくつかの他の図的な表現を用いて記載され、説明されるが、本明細書に記載されたこれらのブロック、装置、システム、技術、又は方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又は論理、汎用的ハードウェア又はコントローラ又は他の計算デバイス、又はこれらのいくつかの組み合わせとして実装されてもよいことが十分に理解される。
添付の図面に示される様々なブロックは、方法ステップ、及び/又はコンピュータプログラムコードに起因する動作、及び/又は関連する機能を実行するように構成された複数の結合論理回路素子とみなされてもよい。本開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様は、集積回路チップ及びモジュール等の様々な構成要素により実施されてもよく、本開示の例示的な実施形態は、本開示の例示的な実施形態に従って動作するように構成可能な集積回路、FPGA又はASICとして具体化される装置において実施されてもよい。
本明細書は、多くの具体的な実施の詳細を含むが、これらは、如何なる開示又はクレームされ得るもののスコープの限定として解釈されるべきではなく、むしろ、特定の開示の特定の実施形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。また、別個の実施形態の文脈において、本明細書に記載されている特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて実施することもできる。逆に、単一の実施形態の文脈において記載されている様々な特徴は、複数の実施形態で別々に、又は任意の適切なサブコンビネーションで実施することもできる。さらに、特徴は、特定の組み合わせにおいて及びそのようなものとして最初にクレームされたものでも動作するとして、上に説明されてもよいが、クレームされた組み合わせにおける1つ以上の特徴は、組み合わせから場合によっては削除することができ、且つ、クレームされた組み合わせは、サブコンビネーション又はサブコンビネーションのバリエーションを対象としてもよい。
同様に、動作が特定の順序にて図面に示されているが、そのような動作が、望ましい結果を達成するために、示された特定の順序又は連続した順序にて実行される、又は示された動作のすべてが実行されることを必要とするものとして理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスク(multitasking)及び並列処理(parallel processing)は、有利であり得る。さらに、上に説明された実施形態における様々なシステムコンポーネントの分離は、すべての実施形態においてそのような分離を必要とするものとして理解されるべきではなく、説明されたプログラムコンポーネント及びシステムは、一般に、単一のソフトウェア製品に一緒に統合され得る、又は複数のソフトウェア製品にパッケージされ得ると理解されるべきである。
本開示の上述の例示的な実施形態への様々な変更、適応は、添付図面と共に読まれる時に、上述の説明を考慮して、当業者に明らかになり得る。任意及びすべての変更は、本開示の限定されないスコープ及び例示的な実施形態の範囲内に含まれる。さらに、ここに説明されている開示の他の実施形態は、本開示のこれらの実施形態が上述の説明及び関連図面で示される教示の利点を有することを当業者に思い浮かばせる。
したがって、本開示の実施形態は、開示された特定の実施形態に限定されず、且つ、その変更及び他の実施形態は、添付の特許請求の範囲のスコープ内に含まれることが意図されると理解されるべきである。特定の用語がここに使用されるが、それらは限定を目的とするものではなく、一般的な及び説明的な意味でのみ使用される。

Claims (8)

  1. 無線通信システムにおけるユーザ機器(UE)によって実行される方法であって、
    アップリンクチャネルを搬送する、第1の狭帯域から第2の狭帯域への無線周波数(RF)再調整を実行することを含み、
    前記UEは、前記第1の狭帯域におけるサブフレームの後端の第1の期間において送信せずに前記第1の狭帯域から前記第2の狭帯域への無線周波数再調整を実行し、前記第1の期間はサブフレームの長さよりも短く且つ複数のシンボルを含んでおり
    前記方法は、第3の狭帯域からアップリンクチャネルを搬送する第4の狭帯域への無線周波数再調整を実行することをさらに含み、
    前記UEは、前記第3の狭帯域におけるスペシャルサブフレームの後端の第2の期間において送信せずに前記第3の狭帯域から前記第4の狭帯域への無線周波数再調整を実行し、前記第2の期間の長さはサブフレームの長さよりも短い、
    方法。
  2. 前記第1の狭帯域によって搬送される前記アップリンクチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である、請求項1の方法。
  3. 前記無線周波数再調整は、前記第1の狭帯域から、前記第2の狭帯域における第1のサブフレームに向けて、実行され、
    アップリンク送信は、前記第1のサブフレームの先頭から実行される、
    請求項1又は2の方法。
  4. 無線通信システムにおける基地局によって実行される方法であって、
    第1の狭帯域においてアップリンク情報を、ユーザ機器(UE)から受信すること
    第2の狭帯域において搬送されたアップリンクチャネルを、前記UEから受信すること、
    第3の狭帯域においてアップリンク情報を、前記UEから受信すること、及び、
    第4の狭帯域において搬送されたアップリンクチャネルを、前記UEから受信すること、
    を含み、
    前記第1の狭帯域から前記第2の狭帯域への無線周波数(RF)再調整が、前記UEによって実行され、前記UEは、前記第1の狭帯域におけるサブフレームの後端の第1の期間において送信せずに前記第1の狭帯域から前記第2の狭帯域への無線周波数再調整を実行し、前記第1の期間はサブフレームの長さよりも短く且つ複数のシンボルを含んでおり
    前記第3の狭帯域から前記第4の狭帯域への無線周波数再調整が実行され、前記UEは、前記第3の狭帯域におけるスペシャルサブフレームの後端の第2の期間において送信せずに前記第3の狭帯域から前記第4の狭帯域への無線周波数再調整を実行し、前記第2の期間の長さはサブフレームの長さよりも短い、
    方法。
  5. 前記第1の狭帯域によって搬送される前記アップリンクチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である、請求項の方法。
  6. 前記無線周波数再調整は、前記第1の狭帯域から、前記第2の狭帯域における第1のサブフレームに向けて、実行され、
    アップリンク送信は、前記第1のサブフレームの先頭から実行される、
    請求項又はの方法。
  7. 無線通信システムにおけるユーザ機器(UE)であって、
    アップリンクチャネルを搬送する、第1の狭帯域から第2の狭帯域への無線周波数(RF)再調整を実行する制御手段を具備し、
    前記制御手段は、前記第1の狭帯域におけるサブフレームの後端の第1の期間における送信を回避させて前記第1の狭帯域から前記第2の狭帯域への無線周波数再調整を実行させ、前記第1の期間はサブフレームの長さよりも短く且つ複数のシンボルを含んでおり
    前記制御手段は、第3の狭帯域からアップリンクチャネルを搬送する第4の狭帯域への無線周波数再調整をさらに実行し、
    前記制御手段は、前記第3の狭帯域におけるスペシャルサブフレームの後端の第2の期間における送信を回避させて前記第3の狭帯域から前記第4の狭帯域への無線周波数再調整を実行させ、前記第2の期間の長さはサブフレームの長さよりも短い、
    ユーザ機器。
  8. 無線通信システムにおける基地局であって、
    第1の狭帯域においてアップリンク情報を、ユーザ機器(UE)から受信し、
    第2の狭帯域において搬送されたアップリンクチャネルを、前記UEから受信し、
    第3の狭帯域においてアップリンク情報を、前記UEから受信し、
    第4の狭帯域において搬送されたアップリンクチャネルを、前記UEから受信し、
    前記第1の狭帯域から前記第2の狭帯域への無線周波数(RF)再調整が、前記UEによって実行され、前記UEによって前記第1の狭帯域におけるサブフレームの後端の第1の期間において送信されずに前記第1の狭帯域から前記第2の狭帯域への無線周波数再調整が実行され、前記第1の期間はサブフレームの長さよりも短く且つ複数のシンボルを含んでおり
    前記第3の狭帯域から前記第4の狭帯域への無線周波数再調整が、前記UEによって実行され、前記UEによって前記第3の狭帯域におけるスペシャルサブフレームの後端の第2の期間において送信されずに前記第3の狭帯域から前記第4の狭帯域への無線周波数再調整が実行され、前記第2の期間の長さはサブフレームの長さよりも短い、
    基地局。
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