JP6911612B2 - Dishwasher - Google Patents
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Description
この発明は、食器洗浄装置に関するものである。 The present invention relates to a dishwasher.
洗浄液と該洗浄液の液面の上に生成される泡沫とを貯留可能な貯留部と、貯留部に連通し、洗浄に供される泡沫を吐出する出口を有する吐出部と、貯留部から洗浄液を導出する洗浄液導出部と、洗浄液導出部から導出された洗浄液が通る循環流路と、循環流路の洗浄液を流れさせる循環ポンプと、循環流路を流れる洗浄液に気体を導入することで気泡を生成する気泡生成部と、気泡生成部を通過した、気泡を含む洗浄液を貯留部へ導入する洗浄液導入部と、を備え、泡沫による洗浄処理が完了した後、吐出部から水を噴射することで、洗浄対象物のすすぎ洗浄を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 A storage unit capable of storing the cleaning liquid and foam generated on the liquid surface of the cleaning liquid, a discharge unit having an outlet that communicates with the storage unit and discharges foam used for cleaning, and a cleaning liquid from the storage unit. Bubbles are generated by introducing gas into the cleaning liquid lead-out unit, the circulation flow path through which the cleaning liquid led out from the cleaning liquid lead-out unit passes, the circulation pump that flows the cleaning liquid in the circulation flow path, and the cleaning liquid flowing through the circulation flow path. A bubble generation unit and a cleaning liquid introduction unit that introduces the cleaning liquid containing air bubbles that have passed through the bubble generation unit into the storage unit are provided, and water is sprayed from the discharge unit after the cleaning process using bubbles is completed. It is known that the object to be cleaned is rinsed and washed (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、特許文献1に示されるような食器洗浄装置においては、すすぎ洗浄用の水に泡沫が混ざってしまうとすすぎの効果が薄れてしまう。このため、泡沫を貯留可能な貯留部の他に、すすぎ洗浄用の水を貯留しておくための貯留部が別途必要であり、装置のサイズが大きくなってしまう。
However, in the dishwashing apparatus as shown in
この発明は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、泡沫と泡沫を含まない洗浄水との両方で洗浄対象物を洗浄でき、かつ、装置のサイズが大きくなることを抑制可能である食器洗浄装置を得ることにある。 The present invention has been made to solve such a problem. An object of the present invention is to obtain a dishwashing device capable of washing an object to be washed with both foam and washing water containing no foam and suppressing an increase in the size of the device.
この発明に係る食器洗浄装置は、洗浄対象物を収容する洗浄槽と、洗浄水を貯留可能な貯留部と、前記貯留部の洗浄水を用いて泡沫を生成する泡沫生成手段と、前記貯留部の洗浄水の液面の上の泡沫を前記洗浄槽内に供給する泡沫供給部と、前記貯留部の洗浄水を前記洗浄槽内に供給する給水部と、を備え、前記貯留部は、区画壁により第1の貯留部と第2の貯留部とに区画され、前記第1の貯留部と前記第2の貯留部とは、連通部により連通され、前記泡沫生成手段は、前記第1の貯留部の洗浄水の前記連通部より上で泡沫を生成し、前記給水部は、前記第2の貯留部の洗浄水を前記洗浄槽内に供給する。 The dishwashing apparatus according to the present invention includes a washing tank for accommodating an object to be washed, a storage unit capable of storing washing water, a foam generating means for generating foam using the washing water in the storage unit, and the storage unit. The storage unit includes a foam supply unit that supplies the foam on the surface of the cleaning water to the cleaning tank, and a water supply unit that supplies the cleaning water of the storage unit into the cleaning tank. The first storage portion and the second storage portion are divided by a wall, the first storage portion and the second storage portion are communicated with each other by a communication portion, and the foam generating means is the first storage portion. Foam is generated above the communicating portion of the washing water of the storage portion, and the water supply portion supplies the washing water of the second storage portion into the washing tank.
この発明に係る食器洗浄装置によれば、泡沫と泡沫を含まない洗浄水との両方で洗浄対象物を洗浄でき、かつ、装置のサイズが大きくなることを抑制可能であるという効果を奏する。 According to the dishwashing apparatus according to the present invention, it is possible to wash the object to be washed with both foam and washing water containing no foam, and it is possible to suppress an increase in the size of the apparatus.
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。 A mode for carrying out the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. In each figure, the same or corresponding parts are designated by the same reference numerals, and duplicate description will be appropriately simplified or omitted. The present invention is not limited to the following embodiments, and can be variously modified without departing from the spirit of the present invention.
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は食器洗浄装置の構成を模式的に示す断面図、図2は食器洗浄装置が備える気泡生成部の構成を示す断面図である。
1 and 2 relate to the first embodiment of the present invention, FIG. 1 is a cross-sectional view schematically showing the configuration of a dishwashing device, and FIG. 2 shows a configuration of a bubble generating unit included in the dishwashing device. It is a cross-sectional view.
この発明の実施の形態1に係る食器洗浄装置は、図1に示すように、洗浄槽100及びタンク200を備えている。洗浄槽100は、内部に空間が形成された例えば中空直方体状を呈する。洗浄槽100の内部には、洗浄対象物を収容することができる。図1に示す食器1は、食器洗浄装置の洗浄対象物の一例である。食器洗浄装置の洗浄対象物には、食器1の他に例えば調理用具等も含まれる。
As shown in FIG. 1, the dishwashing apparatus according to the first embodiment of the present invention includes a
洗浄槽100の内部には、第1の食器かご111及び第2の食器かご112が設けられている。第1の食器かご111には、複数の食器1等の洗浄対象物を載置する事ができる。第2の食器かご112にも同様に、複数の食器1等の洗浄対象物を載置することができる。第1の食器かご111は、この実施の形態1において、洗浄対象物が載置される第1の載置部の一例である。第2の食器かご112は、この実施の形態1において、洗浄対象物が載置される第2の載置部の一例である。
Inside the
タンク200は、洗浄水を貯留可能な貯留部である。タンク200の主に下側の部分には、洗浄水が貯留される。洗浄水は、ここでは水道水である。タンク200内には、水道水供給弁10を介して洗浄水としての水道水が供給される。貯留部であるタンク200の内部は、区画壁210により第1の水貯留部201と第2の水貯留部202とに区画されている。第1の水貯留部201は、第1の貯留部である。第2の水貯留部202は、第2の貯留部である。
The
第1の水貯留部201と第2の水貯留部202とは、連通部211により連通されている。図1に示す構成例では、連通部211は、区画壁210に形成された貫通孔として設けられている。ただし、連通部211の構成はこれに限られない。他に例えば、第1の水貯留部201と第2の水貯留部202とをパイプ等により連通して連通部211を構成してもよい。
The first
図1に示す構成例では、水道水供給弁10を介してタンク200内に供給される洗浄水は、まず、第1の水貯留部201内に入る。そして、第1の水貯留部201内の水は、連通部211を通って、第2の水貯留部202内に入る。基本的に、第1の水貯留部201内の洗浄水の液面の高さと、第2の水貯留部202内の洗浄水の液面の高さとは同じになる。
In the configuration example shown in FIG. 1, the washing water supplied into the
タンク200には、中空管状の循環パイプ21が接続されている。循環パイプ21の両端のそれぞれは、タンク200の第1の水貯留部201の内部と連通している。この循環パイプ21によって、第1の水貯留部201から導出された洗浄水が循環パイプ21内を通って第1の水貯留部201へと戻る循環流路が形成されている。
A hollow
循環パイプ21の中間には、循環ポンプ22及び気泡生成部300が設けられている。循環ポンプ22を作動させることで、循環パイプ21内の洗浄水を流れさせることができる。すなわち、循環ポンプ22を作動させると、第1の水貯留部201内の洗浄水が循環パイプ21内に引き込まれる。循環パイプ21内に引き込まれた洗浄水は、循環パイプ21内を通過して、第1の水貯留部201内に戻される。以上のように構成された循環パイプ21及び循環ポンプ22は、この実施の形態1において、第1の水貯留部201から導出された洗浄水が循環流路を通って第1の水貯留部201へと戻る循環流を生成する循環流生成手段の一例である。
A
気泡生成部300は、循環パイプ21内を流れる洗浄水に気体を導入することで気泡を生成する。気泡生成部300は、循環パイプ21内において循環ポンプ22の下流側に配置されている。
The
次に、図2を参照しながら、気泡生成部300の構成について説明する。気泡生成部300は、例えば、以下のようなエジェクタ構造を有する。すなわち、気泡生成部300は、回転翼301、縮径部302、気液混合部303及び空気導入部304を備えている。図2において、液体は、気泡生成部300内を図中の矢印Aに示すように右から左へ進行する。この液体の進行方向を、以下「進行方向A」と称する。
Next, the configuration of the
縮径部302の内径は、進行方向Aに向かって内径が連続的又は多段的に縮小(漸減)している。すなわち、縮径部302は、略円錐状又は略円錐台状の内部空間を有している。したがって、縮径部302の上流端において、縮径部302の内径が最大となる。また、縮径部302の下流端において、縮径部302の内径が最小となる。
The inner diameter of the reduced
縮径部302の上流側には、縮径部302の最大内径と同一の内径の略円柱状の内部空間が形成されている。この縮径部302の上流側の内部空間中には、回転翼301が設けられている。
On the upstream side of the reduced
縮径部302の下流側には、気液混合部303が配置される。気液混合部303は、縮径部302の下流側の直下に、縮径部302に対し同心的に設けられている。気液混合部303の内径は、縮径部302の最小内径よりも大きくなっている。図2に示す構成例では、気液混合部303の内径は、進行方向Aに沿ってほぼ一定になっている。すなわち、気液混合部303は、略円柱状の内部空間を有している。
A gas-
空気導入部304は、気液混合部303の外周部から外方へ突出するように形成されている。この空気導入部304には、気液混合部303内に導入される空気が通る流路が形成されている。空気導入部304の流路は、気液混合部303の外周側から気液混合部303の内壁(内周面)に向かって貫通するように形成され、気液混合部303内に連通している。図2に示す構成例では、空気導入部304の流路は、気液混合部303の上流端付近(すなわち、気液混合部303と縮径部302との境界付近)に連通している。
The
また、図2に示す構成例では、空気導入部304での空気流の方向は、進行方向Aに対しほぼ直交する方向になっている。また、図示を省略するが、空気導入部304には、運転停止時などに液体が逆流することを防ぐための逆止弁が設けられていることが好ましい。
Further, in the configuration example shown in FIG. 2, the direction of the air flow at the
なお、図2では、便宜上、回転翼301、縮径部302及び気液混合部303の中心線(軸線)を含む切断面でそれらを切断した断面形状と、空気導入部304の断面形状とを組み合わせて示している。すなわち、図2中では、回転翼301、縮径部302及び気液混合部303の切断面と、空気導入部304の切断面とは、同一平面ではない。
In FIG. 2, for convenience, the cross-sectional shape obtained by cutting the
以上のように構成された気泡生成部300においては、縮径部302で加速された水流が最小内径部から気液混合部303内に流入することにより、気液混合部303内に負圧が発生する。そして、この負圧により空気導入部304から空気が気液混合部303内に自然吸気される。気液混合部303内では、加速された水流と、空気導入部304から導入された空気とが合一して微細気泡が生成される。気液混合部303に流入した空気は、気液混合部303の内周面に沿って旋回する。このようにして、気液混合部303の内周面に沿って旋回する空気と、縮径部302の最小内径部から気液混合部303内に流入した水流とが接触することにより、空気がせん断破砕されて微細化され、液体中に効率良く混合し、水流への空気の溶解量が増加する。
In the
また、気泡生成部300に入った水は、回転翼301を通過する際に回転翼301によって流路の軸線を中心に旋回させられ、旋回流となって縮径部302に流入する。縮径部302では、この旋回流が加速される。この旋回流の旋回方向は、空気導入部304から気液混合部303内に導入された空気の旋回方向と同じ方向である。このため、気液混合部303内の液流の旋回をより高速化することができる。そして、気液混合部303内で旋回する水流に誘引されるようにして空気導入部304からの空気が気液混合部303内に導入されるという効果がより顕著に発揮される。このため、吸気量をさらに増大でき、微細気泡生成量をさらに増大可能である。また、回転翼301により形成される洗浄水の旋回流が気泡をせん断して微細化することで、多量の小径の気泡を生成できる。
Further, the water that has entered the
以上のように構成された気泡生成部300は、前述した循環流生成手段が生成した循環流中に気体を導入することで気泡を生成する。また、以上のように構成された気泡生成部300によれば、平均直径が50μm以下のものを含む気泡を生成できる。
The
なお、気泡生成部300は、以上のようなエジェクタ構造を有するものに限定されない。また、気泡生成部300が吸気する方法は、エジェクタのような自然吸気に限定されない。気泡生成部300は、エアポンプ(図示省略)を用いて強制的に吸気しても良い。
The
再び図1を参照しながら、この発明の実施の形態1に係る食器洗浄装置の構成について説明を続ける。気泡生成部300を通過した、気泡を含む洗浄水は、循環パイプ21から第1の水貯留部201の内部へ導入される。第1の水貯留部201の内部へ導入された気泡は、洗浄水の液面上へゆっくりと浮上する。多数の気泡が集まることで、洗浄水の液面(気液界面)の近くで泡沫が生成される。なお、本明細書において、泡沫とは、洗浄水と空気とからなる気泡が多数集まることで形成されるクリーム状の泡(フォーム:foam)をいう。
The configuration of the dishwashing apparatus according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 1 again. The washing water containing bubbles that has passed through the
タンク200には、洗剤貯留部23が接続されている。洗剤貯留部23は、タンク200のうちでも特に第1の水貯留部201に接続されている。洗剤貯留部23は、洗剤を貯留する。洗剤貯留部23に貯留される洗剤は、特にイオン性の界面活性剤を主成分とする。また、洗剤貯留部23に貯留される洗剤は、中性洗剤が好ましい。すなわち、洗剤貯留部23に貯留される洗剤のpHは、例えば6以上8以下である。洗剤貯留部23と第1の水貯留部201との間の流路は、洗剤供給弁24により開閉される。洗剤供給弁24を開くことで、洗剤貯留部23から第1の水貯留部201内へ洗剤を供給できる。
A
洗剤貯留部23の第1の水貯留部201への接続部は、循環パイプ21の戻り側開口よりも上方に配置されている。前述したように、循環パイプ21から第1の水貯留部201の内部へ導入された気泡は、洗浄水の液面上へ浮上する。洗剤貯留部23は、この第1の水貯留部201内で気泡が上昇する流れの中に洗剤を混入させる。以上のように構成された洗剤貯留部23は、この実施の形態1において、気泡生成部300が生成した気泡を含む水流中に界面活性剤を混入させる界面活性剤供給部の一例である。
The connection portion of the
気泡を含む水流中に洗剤貯留部23が混入させる洗剤は、前述したように、イオン性の界面活性剤である。このため、気泡を含む水の起泡性を高め、自然消失しにくい泡沫を生成できる。なお、気泡生成部300の上流側又は下流側の循環パイプ21に洗剤貯留部23を接続してもよい。
As described above, the detergent to be mixed in the water stream containing air bubbles by the
また、以上のように構成された、循環流生成手段、気泡生成部300及び界面活性剤供給部は、この実施の形態1において、貯留部であるタンク200の洗浄水を用いて泡沫を生成する泡沫生成手段の一例である。このような泡沫生成手段によれば、タンク200内の洗浄水を循環パイプ21内に循環させることで泡沫を生成できるので、比較的少ない量の洗浄水で泡沫を効率良く生成できる。
Further, the circulating flow generation means, the
このようにして、第1の水貯留部201の内部では、生成された泡沫が洗浄水の液面の上に溜まっていく。この意味で、タンク200における第1の水貯留部201の上部にあたる部分には、泡沫貯留部220が形成されている。泡沫貯留部220内には、第1の水貯留部201の洗浄水の液面上に泡沫が貯留される。
In this way, inside the first
泡沫貯留部220の上端部には、泡沫ノズル230が設けられている。泡沫ノズル230は、洗浄槽100の上方に配置される。泡沫ノズル230は、泡沫ノズル先端部231及び泡沫ノズル根本部232を備えている。泡沫ノズル先端部231は、一端が閉塞され、他端が開放された中空の筒状を呈する。泡沫ノズル根本部232は、両端が開放された中空の筒状を呈する。
A
泡沫ノズル根本部232の一端は、泡沫貯留部220の上端部に接続されている。泡沫ノズル根本部232の他端は、泡沫ノズル先端部231の開放端に接続されている。泡沫ノズル230の内部空間は、泡沫貯留部220の内部空間と連通している。泡沫ノズル先端部231には、洗浄槽100側に向けて開口された複数の泡沫出口が形成されている。これらの泡沫出口は、泡沫の泡が潰れることなく泡沫が円滑に出られるような大きさ(例えば、直径10mm以上)の孔で構成される。
One end of the foam
タンク200の第1の水貯留部201内の洗浄水を循環ポンプ22により循環パイプ21内に循環させることでタンク200の泡沫貯留部220内に泡沫を生成する動作を、以下「泡沫生成動作」という。泡沫生成動作の実行中は、タンク200内に供給された気泡が洗浄水の液面へ浮上することで、液面の近くで泡沫が成長を続ける。やがて、液面上の泡沫貯留部220内の空間に泡沫が充満する。
The operation of generating bubbles in the
液面の近くで泡沫がさらに生成し続けることで、泡沫貯留部220内から泡沫ノズル230を通って泡沫ノズル先端部231まで泡沫が到達し、泡沫ノズル先端部231から泡沫が吐出される。泡沫ノズル先端部231から吐出された泡沫は、洗浄槽100の上面側から洗浄槽100の内部に供給される。以上のように構成された泡沫ノズル230は、この実施の形態1において、貯留部であるタンク200の洗浄水の液面の上の泡沫を洗浄槽100内に供給する泡沫供給部の一例である。
As the bubbles continue to be generated near the liquid surface, the bubbles reach the
泡沫ノズル230は、第1の食器かご111に載置された食器1の上方に配置される。したがって、泡沫ノズル230から吐出された泡沫は、洗浄対象物の上部に滴下するように供給される。このため、泡沫ノズル230から洗浄対象物の上部に滴下された泡沫は、重力により、洗浄対象物の上部から下部へ移動する。洗浄対象物の表面を泡沫が移動することで、洗浄対象物の表面の汚れに対してずり応力(せん断応力)が作用するので、少ない量の泡沫でも汚れをより効率良く落とすことが可能となる。
The
また、泡沫を泡沫ノズル230から滴下して供給することで、泡沫を供給するためのポンプ等の特別な動力を必要としない。さらに、ジェット水流回転ノズル、大型ポンプ等を用いずに高い洗浄力を発揮することができるため、静音性を向上できる。
Further, since the foam is dropped and supplied from the
洗浄槽100の内部には、洗浄水噴射ノズル31が設けられている。洗浄水噴射ノズル31には、洗浄水パイプ32の一端が接続されている。洗浄水パイプ32の他端は、タンク200の第2の水貯留部202に接続されている。洗浄水パイプ32の中間には、洗浄水ポンプ33が設けられている。洗浄水ポンプ33が動作すると、第2の水貯留部202の洗浄水を洗浄水噴射ノズル31から洗浄槽100内に噴射することができる。
A washing
以上のように構成された、洗浄水噴射ノズル31、洗浄水パイプ32及び洗浄水ポンプ33は、この実施の形態1において、貯留部であるタンク200の洗浄水を洗浄槽100内に供給する給水部の一例である。そして、この給水部は、タンク200のうちの特に第2の水貯留部202の洗浄水を洗浄槽100内に供給するように構成されている。
The washing
図1に示す構成例では、泡沫ノズル230の泡沫ノズル先端部231は、第1の食器かご111の上方に配置されている。このため、泡沫供給部である泡沫ノズル230は、第1の食器かご111に載置された食器1に向けて泡沫を供給する。これに対し、洗浄水噴射ノズル31は、第2の食器かご112の下方に配置されている。このため、給水部の洗浄水噴射ノズル31は、第2の食器かご112に載置された食器1に向けて洗浄水を供給する。
In the configuration example shown in FIG. 1, the foam
したがって、前述した泡沫供給部は、第1の載置部及び第2の載置部の一方である第1の食器かご111に載置された洗浄対象物に向けて泡沫を供給可能である。これに対し、前述した給水部は、第1の載置部及び第2の載置部の他方である第2の食器かご112に載置された洗浄対象物に向けて洗浄水を供給可能である。
Therefore, the foam supply unit described above can supply foam to the object to be washed placed in the
このため、第1の食器かご111に載置された食器1については、泡沫により洗浄することができる。これに対し、第2の食器かご112に載置された食器1については、洗浄水噴射ノズル31から噴射される泡沫を含まない洗浄水の水圧によって洗浄することができる。すなわち、特に汚れの多い又は汚れの強い食器1を第1の食器かご111に置くことで、洗浄水の使用量を削減しつつ洗剤を含む泡沫で強力に洗浄することができる。また、比較的に汚れの少ない又は汚れの弱い食器1を第2の食器かご112に置くことで、洗剤の使用量を削減しつつ洗浄することができる。
Therefore, the
したがって、汚れの程度が異なる食器1等の洗浄対象物を同時に、かつ、それぞれの洗浄対象物の汚れの程度に合わせた洗浄方法で洗浄することができる。そして、洗剤の使用量の最適化と洗浄水の使用量の最適化とを両立して図ることが可能である。
Therefore, the objects to be washed such as
ここで、図1に示すように、第1の水貯留部201と第2の水貯留部202とが連通部211によって連通される位置は、泡沫生成手段の循環パイプ21の戻り側開口よりも下側に配置される。すなわち、前述した泡沫生成手段は、第1の水貯留部201の洗浄水の連通部211より上で泡沫を生成する。第1の水貯留部201内に供給される気泡は、浮力で循環パイプ21の戻り側開口より上方に浮き上がる。連通部211を循環パイプ21より下方にすることで、気泡が第1の水貯留部201から連通部211を通って第2の水貯留部202へと混入してしまうことを抑制できる。また、前述したように、洗剤貯留部23からの洗剤を循環パイプ21より上方で第1の水貯留部201に導入することで、洗剤が第2の水貯留部202へと混入してしまうことを抑制できる。
Here, as shown in FIG. 1, the position where the first
このように、タンク200内を区画壁210で第1の水貯留部201と第2の水貯留部202と区画し、これらの第1の水貯留部201と第2の水貯留部202とを連通部211で連通した上で、第1の水貯留部201の洗浄水の連通部211より上で泡沫を生成するようにすることで、泡沫と泡沫を含まない洗浄水との両方を1つのタンク200でもって供給することができる。すなわち、食器洗浄装置が備えるタンク200が1つですむ。このため、泡沫と泡沫を含まない洗浄水との両方で洗浄対象物を洗浄でき、かつ、装置のサイズが大きくなることを抑制可能である。
In this way, the inside of the
なお、図1に示す構成例においては、第1の載置部である第1の食器かご111と、第2の載置部である第2の食器かご112とを別体として設けている。しかし、第1の載置部と第2の載置部の構成は、この例に限られない。他に例えば、同一の食器かごに第1の載置部と第2の載置部とを形成するようにしてもよい。
In the configuration example shown in FIG. 1, the
図1に示すように、洗浄槽100の内部には、すすぎ水噴射ノズル41が設けられている。すすぎ水噴射ノズル41には、すすぎ水パイプ42の一端が接続されている。すすぎ水パイプ42の他端は、タンク200の第2の水貯留部202に接続されている。すすぎ水パイプ42の中間には、すすぎ水ポンプ43が設けられている。すすぎ水ポンプ43が動作すると、第2の水貯留部202の洗浄水をすすぎ水噴射ノズル41から洗浄槽100に噴射することができる。
As shown in FIG. 1, a rinse
図1に示す構成例では、すすぎ水噴射ノズル41は、回転しながら洗浄槽100内の全体に第2の水貯留部202内の洗浄水を噴射する。したがって、第1の食器かご111に載置された食器1と、第2の食器かご112に載置された食器1の両方に泡沫を含まない洗浄水を当てることができる。泡沫ノズル230からの泡沫の滴下と洗浄水噴射ノズル31からの洗浄水の噴射の後に、すすぎ水噴射ノズル41から洗浄水を噴射させることで、すすぎ洗いをすることが可能である。そして、このすすぎ洗いにより、第1の食器かご111に載置された食器1に残っている泡沫を消すことができる。
In the configuration example shown in FIG. 1, the rinse
また、気泡生成部300で生成される気泡は、前述のように、平均直径が50μm以下のものを含む。このため、通常のバブリングで得られる直径数mmの気泡と比較して、気泡を取り囲む界面活性剤と洗浄対象物との接触面積を増加することができ、高い洗浄力を得ることができる。したがって、食器洗浄装置専用のアルカリ性洗剤を用いる必要がない。そこで、前述したように、pHが例えば6以上8以下の中性洗剤を用いることができる。
Further, as described above, the bubbles generated by the
なお、例えば、タンク200内に水道水を供給する経路に電気分解ユニットを設置すること等により、洗浄水としてアルカリ水を使用してもよい。このようにすることで、泡沫を用いた洗浄後に、速やかに消泡し、泡立ちを抑制できる。
In addition, for example, alkaline water may be used as cleaning water by installing an electrolysis unit in a path for supplying tap water in the
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係るもので、食器洗浄装置の構成を模式的に示す断面図である。
Embodiment 2.
FIG. 3 is a cross-sectional view schematically showing the configuration of the dishwashing apparatus according to the second embodiment of the present invention.
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成において、第1の食器かご111及び第2の食器かご112のどちらに載置された食器1に向けて泡沫を供給するかを、切り替えることができるようにしたものである。また、第1の食器かご111及び第2の食器かご112のどちらに載置された食器1に向けて洗浄水を供給するかも、切り替えることができるようにしたものである。以下、この実施の形態2に係る食器洗浄装置について、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
In the second embodiment described here, in the configuration of the first embodiment described above, whether the foam is supplied to the
この発明の実施の形態2に係る食器洗浄装置においては、図3に示すように、泡沫ノズル230は伸縮式である。すなわち、泡沫ノズル先端部231は、泡沫ノズル根本部232に対してスライド移動できる。泡沫ノズル先端部231を泡沫ノズル根本部232と重なる位置にして、泡沫ノズル230を縮めると、泡沫ノズル先端部231の泡沫出口は、第2の食器かご112の上方に配置される。このため、泡沫ノズル230を縮めると、第2の載置部である第2の食器かご112に載置された食器1に向けて泡沫を供給することができる。
In the dishwashing apparatus according to the second embodiment of the present invention, as shown in FIG. 3, the
一方、泡沫ノズル230を伸ばすと、泡沫ノズル先端部231の泡沫出口は、第1の食器かご111の上方に配置される。このため、泡沫ノズル230を伸ばすと、第1の載置部である第1の食器かご111に載置された食器1に向けて泡沫を供給することができる。
On the other hand, when the
このように、泡沫ノズル230を伸縮させることで、第1の載置部及び第2の載置部のどちらに載置された洗浄対象物に向けて泡沫を供給するかを切り替えることができる。すなわち、以上のように構成された泡沫ノズル230の伸縮機構は、この実施の形態2において、前述した泡沫供給部が第1の載置部及び第2の載置部のどちらに載置された洗浄対象物に向けて泡沫を供給するかを切り替える泡沫供給先切替手段の一例である。
By expanding and contracting the
なお、泡沫供給先切替手段は、このような伸縮式の泡沫ノズル230で構成するものに限られない。他に例えば、泡沫ノズル230を折り曲げ可能としてもよい。また、泡沫ノズル先端部231だけでなく泡沫ノズル根本部232にも泡沫出口を形成してもよい。そして、これらの泡沫出口を開閉可能とすることで、泡沫ノズル先端部231の泡沫出口と泡沫ノズル根本部232の泡沫出口のどちらから泡沫を吐出するのかを切り替ることができるようにしてもよい。
The foam supply destination switching means is not limited to the one configured by such a
また、図3に示すように、この発明の実施の形態2に係る食器洗浄装置においては、洗浄槽100内に、第1の水噴射ノズル51及び第2の水噴射ノズル52が設けられている。また、噴射水パイプ53の一端がタンク200の第2の水貯留部202に接続されている。噴射水パイプ53の他端側は二手に分かれている。二手に分かれた一方は、第1の水噴射ノズル51に接続されている。二手に分かれた他方は、第2の水噴射ノズル52に接続されている。
Further, as shown in FIG. 3, in the dishwashing apparatus according to the second embodiment of the present invention, the first
噴射水パイプ53の分岐点と第2の水貯留部202との間には、噴射水ポンプ54が設けられている。噴射水パイプ53の分岐点と第1の水噴射ノズル51との間には、第1の噴射水供給弁55が設けられている。噴射水パイプ53の分岐点と第2の水噴射ノズル52との間には、第2の噴射水供給弁56が設けられている。
An
第2の水貯留部202と第1の水噴射ノズル51との間の流路は、第1の噴射水供給弁55により開閉される。第1の噴射水供給弁55を開いた状態で噴射水ポンプ54が動作すると、第2の水貯留部202の洗浄水を第1の水噴射ノズル51から洗浄槽100内に噴射することができる。第1の水噴射ノズル51は、第1の食器かご111の下方に配置されている。このため、給水部の第1の水噴射ノズル51は、第1の食器かご111に載置された食器1に向けて洗浄水を供給する。
The flow path between the second
第2の水貯留部202と第2の水噴射ノズル52との間の流路は、第2の噴射水供給弁56により開閉される。第2の噴射水供給弁56を開いた状態で噴射水ポンプ54が動作すると、第2の水貯留部202の洗浄水を第2の水噴射ノズル52から洗浄槽100内に噴射することができる。第2の水噴射ノズル52は、第2の食器かご112の下方に配置されている。このため、給水部の第2の水噴射ノズル52は、第2の食器かご112に載置された食器1に向けて洗浄水を供給する。
The flow path between the second
このように、第1の噴射水供給弁55及び第2の噴射水供給弁56を開閉させることで、前述した給水部から第1の載置部及び第2の載置部のどちらに載置された洗浄対象物に向けて浄洗水を供給するかを切り替えることができる。すなわち、以上のように構成された、第1の水噴射ノズル51、第2の水噴射ノズル52、第1の噴射水供給弁55及び第2の噴射水供給弁56は、この実施の形態2において、前述した給水部が第1の載置部及び第2の載置部のどちらに載置された洗浄対象物に向けて洗浄水を供給するかを切り替える給水先切替手段の一例である。
By opening and closing the first jet
給水部の第1の水噴射ノズル51及び第2の水噴射ノズル52からの洗浄水の水圧によって、食器1等を洗浄することができる。また、第1の水噴射ノズル51及び第2の水噴射ノズル52からは、泡沫を含まない洗浄水が噴射される。したがって、これらのノズルから噴射される洗浄水は、すすぎ洗いに用いることもできる。
他の構成については実施の形態1と同様であり、ここでは、その説明を省略する。
The
Other configurations are the same as those in the first embodiment, and the description thereof will be omitted here.
以上のように構成された食器洗浄装置においても、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。さらに、第1の載置部及び第2の載置部のどちらに載置された洗浄対象物に向けて泡沫を供給するかを切り替えることができるため、泡沫洗浄に用いる載置部を、洗浄対象物の量、大きさ、汚れの程度等に応じて容易に切り替えることができる。 Even in the dishwashing apparatus configured as described above, the same effect as that of the first embodiment can be obtained. Further, since it is possible to switch whether to supply the foam to the cleaning object placed on the first mounting portion or the second mounting portion, the mounting portion used for foam cleaning can be cleaned. It can be easily switched according to the amount, size, degree of dirt, etc. of the object.
また、洗浄水の水圧による洗浄についても同様である。すなわち、第1の載置部及び第2の載置部のどちらに載置された洗浄対象物に向けて洗浄水を供給するかを切り替えることができるため、洗浄水の水圧による洗浄に用いる載置部を、洗浄対象物の量、大きさ、汚れの程度等に応じて容易に切り替えることができる。 The same applies to cleaning with the water pressure of the cleaning water. That is, since it is possible to switch whether to supply the cleaning water to the cleaning object placed on the first mounting portion or the second mounting portion, the mounting used for cleaning by the hydraulic pressure of the cleaning water. The placement portion can be easily switched according to the amount, size, degree of dirt, etc. of the object to be cleaned.
また、洗浄水の水圧による洗浄のノズルで第1の載置部及び第2の載置部のどちらに載置された洗浄対象物に対しても泡沫を含まない水を当てることができる。したがって、これらのノズルですすぎ洗浄も可能であるため、すすぎ専用の給水系統を別途備える必要がない。よって、装置の小型化又は装置を大型化することなく洗浄槽100の内容量の拡大を図ることが可能である。
Further, it is possible to apply water containing no foam to the cleaning object placed on either the first mounting portion or the second mounting portion with the cleaning nozzle by the water pressure of the cleaning water. Therefore, since rinsing and cleaning is possible with these nozzles, it is not necessary to separately provide a water supply system dedicated to rinsing. Therefore, it is possible to expand the internal capacity of the
なお、第1の食器かご111及び第2の食器かご112の食器1の汚れの程度を検知し、洗浄方法を自動で選択できるようにしてもよい。食器1の汚れの程度の検知は、例えば、洗浄槽100内にカメラ等を設けて行うことが考えられる。このようにすることで、使用者は、第1の食器かご111及び第2の食器かご112のどちらに食器1を載置すべきか迷うことがなくなり、使い勝手を向上できる。
The degree of dirt on the
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3に係るもので、食器洗浄装置の構成を模式的に示す断面図である。
Embodiment 3.
FIG. 4 is a cross-sectional view schematically showing the configuration of the dishwashing apparatus according to the third embodiment of the present invention.
ここで説明する実施の形態3は、前述した実施の形態1又は実施の形態2の構成において、洗浄水を霧状にして洗浄槽100内に供給するスプレーノズルを前述した給水部に備えるようにしたものである。以下、この実施の形態3に係る食器洗浄装置について、実施の形態1の構成を元にした場合を例に挙げ、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
In the third embodiment described here, in the configuration of the first or second embodiment described above, the water supply unit described above is provided with a spray nozzle for atomizing the cleaning water and supplying it into the
この発明の実施の形態3に係る食器洗浄装置においては、図4に示すように、洗浄槽100の内側には、1以上のスプレーノズル61が設けられている。図4に示す構成例では、スプレーノズル61は複数、具体的に例えば6つ設けられている。各スプレーノズル61は、洗浄槽100の内壁に取り付けられている。各スプレーノズル61は、スプレー水パイプ62によって、タンク200の第2の水貯留部202と接続されている。各スプレーノズル61と第2の水貯留部202との間のスプレー水パイプ62には、スプレー水ポンプ63が設けられている。
In the dishwashing apparatus according to the third embodiment of the present invention, as shown in FIG. 4, one or
スプレー水ポンプ63が動作すると、第2の水貯留部202の洗浄水を各スプレーノズル61から洗浄槽100内の全体に霧状にして噴射することができる。なお、スプレー水パイプ62に弁を設け、この弁を開閉することで、どのスプレーノズル61から洗浄水を噴射するのかを選択切替できるようにしてもよい。
When the
図4に示す構成例では、泡沫ノズル先端部231及び泡沫ノズル根本部232の両方に泡沫出口が形成されている。したがって、泡沫ノズル230からは、第1の食器かご111の食器1と第2の食器かご112の食器1の両方に泡沫を滴下することができる。そして、スプレーノズル61からも第1の食器かご111の食器1と第2の食器かご112の食器1の両方に霧状の洗浄水を噴射することができる。したがって、この構成例では、洗浄槽100内の全ての食器1に対して泡沫洗浄した後に、霧状の洗浄水によるすすぎを行うことが可能である。また、程度の極弱い汚れであれば、泡沫を用いることなくスプレーノズル61から霧状の洗浄水を噴射するだけで洗浄することもできる。
In the configuration example shown in FIG. 4, foam outlets are formed at both the foam
このように、実施の形態3に係る食器洗浄装置の図4に示す構成例では、実施の形態1の洗浄水噴射ノズル31、洗浄水パイプ32及び洗浄水ポンプ33に代えて、スプレーノズル61、スプレー水パイプ62及びスプレー水ポンプ63を備えることで、前述した給水部を構成している。また、実施の形態1のすすぎ水噴射ノズル41、すすぎ水パイプ42及びすすぎ水ポンプ43も設けられていない。
なお、他の構成については実施の形態1又は実施の形態2と同様であり、ここでは、その説明を省略する。
As described above, in the configuration example shown in FIG. 4 of the dishwashing apparatus according to the third embodiment, the
The other configurations are the same as those in the first embodiment or the second embodiment, and the description thereof will be omitted here.
以上のように構成された食器洗浄装置においても、実施の形態1又は実施の形態2と同様の効果を奏することができる。さらに、スプレーノズル61を用いることで、より低い水圧で洗浄槽100内に必要な洗浄水を供給することができる。このため、ノズルの回転音、ジェット水流が洗浄槽100及び食器1に当たる音等が無くなり、静音性を向上できる。また、高圧用大型ポンプ、回転ノズルを必要としないため、動作中の振動を抑制できる。そして、遮音及び振動抑制のための対策、例えば、遮音材又は振動抑制材の設置、筐体強度の向上等も不要となるため、装置の小型化又は装置を大型化することなく洗浄槽100の内容量の拡大を図ることが可能である。さらに、スプレーノズル61を用いることで、使用水量の削減も可能である。
Even in the dishwashing apparatus configured as described above, the same effect as that of the first embodiment or the second embodiment can be obtained. Further, by using the
1 食器
10 水道水供給弁
21 循環パイプ
22 循環ポンプ
23 洗剤貯留部
24 洗剤供給弁
31 洗浄水噴射ノズル
32 洗浄水パイプ
33 洗浄水ポンプ
41 すすぎ水噴射ノズル
42 すすぎ水パイプ
43 すすぎ水ポンプ
51 第1の水噴射ノズル
52 第2の水噴射ノズル
53 噴射水パイプ
54 噴射水ポンプ
55 第1の噴射水供給弁
56 第2の噴射水供給弁
61 スプレーノズル
62 スプレー水パイプ
63 スプレー水ポンプ
100 洗浄槽
111 第1の食器かご
112 第2の食器かご
200 タンク
201 第1の水貯留部
202 第2の水貯留部
210 区画壁
211 連通部
220 泡沫貯留部
230 泡沫ノズル
231 泡沫ノズル先端部
232 泡沫ノズル根本部
300 気泡生成部
301 回転翼
302 縮径部
303 気液混合部
304 空気導入部
1
Claims (8)
洗浄水を貯留可能な貯留部と、
前記貯留部の洗浄水を用いて泡沫を生成する泡沫生成手段と、
前記貯留部の洗浄水の液面の上の泡沫を前記洗浄槽内に供給する泡沫供給部と、
前記貯留部の洗浄水を前記洗浄槽内に供給する給水部と、を備え、
前記貯留部は、区画壁により第1の貯留部と第2の貯留部とに区画され、
前記第1の貯留部と前記第2の貯留部とは、連通部により連通され、
前記泡沫生成手段は、前記第1の貯留部の前記連通部より上で泡沫を生成し、
前記給水部は、前記第2の貯留部の洗浄水を前記洗浄槽内に供給する食器洗浄装置。 A cleaning tank that houses the objects to be cleaned and
A storage unit that can store wash water and
A foam generating means for generating foam using the washing water of the storage portion, and
A foam supply unit that supplies foam on the surface of the cleaning water in the storage unit into the cleaning tank, and a foam supply unit.
A water supply unit that supplies the cleaning water of the storage unit into the cleaning tank is provided.
The storage section is divided into a first storage section and a second storage section by a partition wall.
The first storage unit and the second storage unit are communicated with each other by a communication unit.
The foam generating means generates foam above the communicating portion of the first storage portion.
The water supply unit is a dishwashing device that supplies the cleaning water of the second storage unit into the cleaning tank.
前記泡沫供給部は、前記第1の載置部及び前記第2の載置部の一方に載置された洗浄対象物に向けて泡沫を供給可能であり、
前記給水部は、前記第1の載置部及び前記第2の載置部の他方に載置された洗浄対象物に向けて洗浄水を供給可能である請求項1に記載の食器洗浄装置。 A first mounting portion and a second mounting portion provided in the cleaning tank on which the object to be cleaned is placed are further provided.
The foam supply unit can supply foam toward the object to be cleaned placed on one of the first mounting portion and the second mounting portion.
The dishwashing apparatus according to claim 1, wherein the water supply unit can supply washing water to a cleaning object placed on the other of the first mounting portion and the second mounting portion.
前記第1の貯留部から導出された洗浄水が循環流路を通って前記第1の貯留部へと戻る循環流を生成する循環流生成手段と、
前記循環流生成手段が生成した循環流中に気体を導入することで気泡を生成する気泡生成部と、
前記気泡生成部が生成した気泡を含む水流中に界面活性剤を混入させる界面活性剤供給部と、を備えた請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の食器洗浄装置。 The foam generating means is
A circulating flow generating means for generating a circulating flow in which the washing water led out from the first storage section returns to the first storage section through the circulation flow path.
A bubble generating unit that generates bubbles by introducing a gas into the circulating flow generated by the circulating flow generating means, and a bubble generating unit.
The dishwashing apparatus according to any one of claims 1 to 5, further comprising a surfactant supply unit that mixes a surfactant into a water stream containing bubbles generated by the bubble generation unit.
前記界面活性剤供給部が供給する界面活性剤のpHは、6以上8以下である請求項6に記載の食器洗浄装置。 The bubbles generated in the bubble generating section include those having an average diameter of 50 μm or less.
The dishwashing apparatus according to claim 6, wherein the pH of the surfactant supplied by the surfactant supply unit is 6 or more and 8 or less.
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