JP6910189B2 - curtain wall - Google Patents
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Description
本発明は、カーテンウォールに関する。 The present invention relates to a curtain wall.
従来より、パネルユニットを上下左右に並べて配置したカーテンウォールが知られている。かかるカーテンウォールは、室外側から見てパネルユニットの枠が目立ち、意匠性が良くない問題があった。特に、パネルユニットの横幅が大きいと、自重による撓みを防ぐために横枠の見付寸法を大きくしなければならず、上記の問題が顕著になる。 Conventionally, a curtain wall in which panel units are arranged vertically and horizontally has been known. Such a curtain wall has a problem that the frame of the panel unit is conspicuous when viewed from the outdoor side, and the design is not good. In particular, when the width of the panel unit is large, the found dimension of the horizontal frame must be increased in order to prevent bending due to its own weight, and the above problem becomes remarkable.
本発明は以上に述べた実情に鑑み、パネルユニットの枠が目立たず、すっきりとした外観意匠にできるカーテンウォールの提供を目的とする。 In view of the above-mentioned circumstances, an object of the present invention is to provide a curtain wall in which the frame of the panel unit is inconspicuous and a neat appearance design can be obtained.
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明によるカーテンウォールは、上下方向及び左右方向に並べて配置したパネルユニットと、室内側に設けられてパネルユニットを支持する支持部材と、パネルユニットの自重を支持部材に伝える自重伝達部材とを備え、パネルユニットは、ガラスと上下枠と左右の縦枠とガラスを受けるセッティングブロックを有し、上下枠と左右の縦枠をガラスの室内側背面で枠組みしてあり、セッティングブロックは、下枠の長手方向両端部に設けてあり、自重伝達部材は、下枠に設けてあり、セッティングブロックよりも長手方向中央部側に位置していることを特徴とする。
In order to achieve the above problems, the curtain wall according to the invention according to
請求項1記載の発明によるカーテンウォールは、ガラスを受けるセッティングブロックを下枠の長手方向両端部に配置し、パネルユニットの自重を支持部材に伝える自重伝達部材をセッティングブロックよりも長手方向中央部側に配置したことで、枠の見付寸法を小さくしても枠の撓みを防ぐことができるので、パネルユニットの枠が目立たず、すっきりとした外観意匠にできる。
In the curtain wall according to the invention according to
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜4は、本発明のカーテンウォールの一実施形態を示している。本カーテンウォールは、図3に示すように、上下寸法に対して左右寸法が大きい横長長方形の複数のパネルユニット1,1,…を、上下方向及び左右方向に並べて配置して構成される。本カーテンウォールは、図4に示すように、建物の一階分がパネルユニット1を上下方向に4つ並べて構成してある。本カーテンウォールは、パネルユニット1,1,…の室内側にパネルユニット1,1,…を支持する支持部材2が設けてある。支持部材2は、図2,4に示すように、建物の躯体8に固定して鉛直に設けた柱部40と、柱部40の室外側面にボルト16で取付けた柱部側連結金具15と、柱部側連結金具15の横壁17上にボルト・ナット19で取付けたパネルユニット側連結金具18とを有している。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 4 show an embodiment of the curtain wall of the present invention. As shown in FIG. 3, the curtain wall is configured by arranging a plurality of horizontally long
パネルユニット1は、図1〜3に示すように、アルミ形材よりなる上枠5と下枠6と左右の縦枠32,32とを枠組みした枠に、ガラス4を取付けて構成してある。
上枠5は、図2に示すように、室外側に突条よりなるガラス端面対向部9と見付壁10を有し、ガラス端面対向部9の室外側端部内周側面に室外側ガスケット11が取付けてあり、見付壁10の室外側面に室内側ガスケット12が取付けてあり、室外側ガスケット11と室内側ガスケット12とでガラス4の上端部を挟持している。ガラス端面対向部9の室内側には、上向き突条13を有している。上枠5の室内側には、中空部21と、中空部21の上壁から連続して室内側にのびる延出部14を有している。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
As shown in FIG. 2, the
支持部材2のパネルユニット側連結金具18は、図1,2に示すように、室外側に上枠5の長手方向に沿ってのびる矩形断面の棒状の支持部20を有しており、支持部20は左右に隣接するパネルユニット1,1の上枠5の延出部14の下方にまたがってのびており、支持部20に上枠5の中空部21をボルト・ナット22で固定している。
As shown in FIGS. 1 and 2, the panel unit side connecting
下枠6は、図2に示すように、室外側に突条よりなるガラス端面対向部23と見付壁24を有し、ガラス端面対向部23の室外側端部内周側面に室外側ガスケット11が取付けてあり、見付壁24の室外側面に室内側ガスケット12が取付けてあり、室外側ガスケット11と室内側ガスケット12とでガラス4の下端部を挟持している。下枠6の長手方向両端部のガラス端面対向部23上には、図1,2に示すように、ガラス4を受けるセッティングブロック7が設けてある。ガラス端面対向部23には、図2に示すように、排水孔25が設けてあり、ガラス4の室内側に浸入した雨水や結露水は、排水孔25より室外に排水される。ガラス端面対向部23の下面にはレインバリアガスケット26が設けてあり、レインバリアガスケット26の先端部が下段のパネルユニット1の上枠5上面に当接している。見付壁24の室内側には、下向きに開口した溝部27が設けてあり、当該溝部27に下段のパネルユニット1の上枠5の上向き突条13を上下方向から嵌合し、上下のパネルユニット1,1を連結している。上枠5の上向き突条13と下枠6の溝部27の室内側の垂下片28とには、図示しない通気孔が設けてあり、上段のパネルユニット1の下枠6と下段のパネルユニット1の上枠5との間を通って室内に外気を導入する外気導入経路29が設けてある。
As shown in FIG. 2, the
下枠6は、図2に示すように、見付壁24の上部より室内側に延出する延出部30を有しており、延出部30の下面に金属製の裏板31が取付けてあり、ボルトよりなる自重伝達部材3が上方から延出部30及び裏板31を貫通して設けてある。自重伝達部材3は、下枠6の長手方向の両側の2箇所に設けてあり、図1に示すように、セッティングブロック7よりも下枠6の長手方向中央部側に位置している。自重伝達部材3は、図2に示すように、下段のパネルユニット1の上枠5の延出部14を貫通し、ねじ部3aの先端がパネルユニット側連結金具18の支持部20の上面に当接している。これによりパネルユニット1の自重が支持部材2に伝達される。自重伝達部材3は、室内側から工具で回転させることで、ねじ部3aの裏板31からの突出長さを調節できる。
As shown in FIG. 2, the
図5は、上述のパネルユニット1の支持状態を模式的に示している。パネルユニット1は、下枠6の両端部に配置したセッティングブロック7,7を介してガラス4が下枠6に支持されており、そのままでは下枠6は、ガラス4の自重により図中に二点鎖線で示すように弓なりに撓む。ところが本パネルユニット1は、下枠6のセッティングブロック7,7よりも長手方向中央部側に自重伝達部材3,3が設けてあり、自重伝達部材3,3よりパネルユニット1の自重が支持部材2の支持部20に伝達され、その反力Fにより下枠6は自重伝達部材3,3の位置で上向きに押し上げられ、自重により撓む方向とは逆向き撓ませる方向に力が働くことで、自重による下枠6の撓みを防ぐことができる。これにより本パネルユニット1は、横枠(上枠5,下枠6)の見付寸法を小さくでき、見付寸法を小さくしても撓みを抑えられる。
FIG. 5 schematically shows the support state of the
縦枠32は、図1に示すように、見付壁33と見込壁34とを有するL形断面の部材となっており、ガラス4の室内側背面に配置してある。そのため、室外側から見て縦枠32はガラス4で隠れている。見付壁33の室外側面にはガスケット35が取付けてあり、ガスケット35によりガラス4の側端部を室内側で保持している。すなわちガラス4は、上端部と下端部は室外側ガスケット11と室内側ガスケット12で挟持しているが、側端部は室内側のガスケット35で押さえているだけになっている。
左右のパネルユニット1,1の縦枠32,32の室内側には、溝形のつなぎ材36が縦枠32の全長にわたって設けてあり、つなぎ材36により縦枠32同士をつないでいる。つなぎ材36の室内側には押しボルト37が取付けてあり、押しボルト37の先端を支持部材2の柱部40に押し付けてある。ガラス4に風圧が作用したときには、先に述べた連結金具15,18に加え、前記押しボルト37を介して支持部材2に力が伝達され、風圧に耐えうる構造になっている。
縦枠32の見込壁34の外周側面にはレインバリアガスケット38が長手方向に沿って設けてあり、隣接する縦枠32のレインバリアガスケット38同士が当接している。つなぎ材36の室外側面には、ウインドバリアガスケット39が長手方向に沿って設けてあり、縦枠32,32の見込壁34の室内側端部がウインドバリアガスケット39に当接している。このようにレインバリアガスケット38、ウインドバリアガスケット39を設けることで、左右に隣接するパネルユニット1,1の縦枠32,32間からの風雨の浸入を防ぐことができる。
As shown in FIG. 1, the
Groove-shaped connecting
次に、本カーテンウォールの施工手順を説明する。まず、予め組み立てたパネルユニット1,1,…を建物の内部に搬入する。次に、建物の内部側からフォークリフト等を使用してパネルユニット1を一枚ずつ持ち上げ、所定の位置に配置して連結金具15,18により支持部材2の柱部40に連結して取付ける。パネルユニット1の取付けは、下段のものから順次行い、下枠6の溝部27に下段のパネルユニット1の上枠5の上向き突条13を嵌合すると共に、下枠6に設けた自重伝達部材3のねじ部3aの先端を下段のパネルユニット1のパネルユニット側連結部材18の支持部20に当接し、自重を支持部材2に負担させた上で、上枠5を連結金具15,18で支持部材2の柱部40に連結する。その後、左右に隣接するパネルユニット1,1の縦枠32,32にまたがるようにつなぎ材36を室内側から取付ける。
Next, the construction procedure of this curtain wall will be described. First, the
以上に述べたように本カーテンウォールは、ガラス4を受けるセッティングブロック7,7を下枠6の長手方向両端部に配置し、パネルユニット1の自重を支持部材2に伝える自重伝達部材3,3をセッティングブロック7,7よりも下枠6の長手方向中央部側に配置したことで、枠(上枠5及び下枠6)の見付寸法を小さくしても枠の撓みを防ぐことができるので、パネルユニット1の枠が目立たず、すっきりとした外観意匠にできる。
パネルユニット1が、上下寸法に対して左右寸法が大きいものの場合、ガラスの自重により横枠(特に下枠6)が撓みやすいが、上記のようにガラス4の自重をセッティングブロック7,7よりも長手方向中央部側に配置した自重伝達部材3,3により支持部材2に伝達する構造としたことで、撓みやすい横長のパネルユニット1であっても、横枠の撓みの問題を解消できる。
本カーテンウォールは、上下枠5,6と縦枠32,32をガラス4の室内側背面で枠組みしてあり、ガラス4の端面に対向するガラス端面対向部9,23を上下枠5,6にのみ有しており、ガラス端面対向部9,23は突条であるため、室外側から見た上下枠5,6の見付寸法を最小限にすることができ、これによりパネルユニット1の枠が目立たず、よりすっきりとした意匠にできる。
As described above, in this curtain wall, setting
When the
In this curtain wall, the upper and
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。パネルユニットの大きさ、形状、枠の構成等は、適宜変更することができる。支持部材の構造は問わない。自重伝達部材の形態は、適宜変更することができる。自重伝達部材の位置は、セッティングブロックよりも長手方向中央部側にあればよいが、枠の撓みを最も小さくできる位置に配置するのが好ましい。 The present invention is not limited to the embodiments described above. The size, shape, frame configuration, etc. of the panel unit can be changed as appropriate. The structure of the support member does not matter. The form of the self-weight transmitting member can be changed as appropriate. The position of the self-weight transmitting member may be closer to the central portion in the longitudinal direction than the setting block, but it is preferable to arrange the member at a position where the bending of the frame can be minimized.
1 パネルユニット
2 支持部材
3 自重伝達部材
4 ガラス
5 上枠
6 下枠
7 セッティングブロック
1 Panel unit 2
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