JP6908906B1 - 自動スイッチング装置、自動スイッチング方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
取得部10は、カメラ1が撮影した番組の番組映像及び音声を入力するものである。
図2に示される番組Xの番組情報のうち、出演者情報として、番組Xに出演する出演者A、出演者B、出演者C及び出演者D毎に、出演者の画像特徴、番組Xにおける出演者の重要度である人物重要度、番組Xの司会を示すフラグ、番組の台本などに記載されたキーワード、番組Xにおける出演時間(オンタリー時間)等の情報が登録されている。また、後述する役割指標及びスイッチング指標に用いられる重みづけ値(係数)が登録されている。
顔認識機能は、番組データベース11に登録された出演者の画像特徴を用いて、番組映像中の人物(出演者)を認識するものである。また、認識された出演者の目線方向、顔の変化(うなずきや笑顔)を検出し、これらを数値化する。これらの認識、検出方法の種類は問わないが、パターンマッチングによる方法、機械学習して得られたアルゴリズムによる認識などがある。機械学習の方法は、深層学習(ディープラーニング)が代表的なものであるが、これに限られない。
役割指標(司会者)は、番組映像からMC(Master of ceremonies)や司会者の役割を持つ出演者を識別するための指標である。通常、番組のMCや司会者は、予め定められている。そこで、認識部12が認識した出演者の画像特徴から、番組データベース11に司会と登録されている出演者を識別する。そして、認識部12が検出した出演者が司会の場合は“1”、認識部12が検出した出演者が司会ではない場合は“0”を、役割指標(司会者)の下記式の司会者の項に代入して、役割指標(司会者)を算出する。
・役割指標(司会者)=司会者×1
上述した役割指標(司会者)の式は一例であり、他の項を適時追加しても良い。また、入力される値も一例であり、他の値を代入するようにしても良い。
役割指標(トークの軸)は、番組映像から番組のトークの軸(中心)となる出演者を識別するための指標である。トークの軸は、メインとなる出演者だけとは限らず、番組の進行に伴って変化する場合も多い。この進行に伴って変化するトークの軸となる出演者を識別するための指標が役割指標(トークの軸)である。役割指標(トークの軸)の算出式の一例は、以下の通りである。
・役割指標(トークの軸)=話者×0.5 +目線集合×0.2+キーワード×0.2+人物重要度×0.1
上述した役割指標(トークの軸)の式は一例であり、他の項を適時追加しても良い。また、入力される値も一例であり、他の値を代入するようにしても良い。
番組の出演者の役割として、司会やトークの軸の話に対してリアクション(返答やうなずき)の役割を担う出演者(リアクター)がいる。この出演者(リアクター)の役割も、番組の進行に伴って変化する場合も多い。この出演者(リアクター)を識別する指標が役割指標(リアクター)である。役割指標(リアクター)の算出式は、以下の通りである。
・役割指標(リアクター)=うなずき×0.3+トークの軸を向いている出演者×0.2+キーワード×0.2+笑顔率×0.2+人物重要度×0.1
上述した役割指標(リアクター)の式は一例であり、他の項を適時追加しても良い。また、入力される値も一例であり、他の値を代入するようにしても良い。
・(スイッチング指標)=話だし×0.7+司会動作×0.2+目線集合×0.1+時間調整
番組のオープニングでは、取得した番組映像が、図3に示す如く、スイッチング部16からスイッチング映像として出力されているものとする。
(1) 切り出し候補領域選定部13による役割指標の計算
時刻(t)の番組映像が図4に示すものであったとする。図4の番組映像において、切り出し候補領域選定部13は、認識部12の検出結果(各出演者A、B、C、D及び出演者Aの発音「今日のゲストはCさんです。」)を用いて、各出演者の各役割指標を計算し、各役割指標の最も高い値を持つ出演者を含む領域を切り出し候補領域として選定する。
番組データベース11によれば、司会は出演者Aである。すると、各出演者の役割指標は以下の通りである。
・出演者Aの役割指標(司会者)=司会者×1
=1×1
=1
・出演者Bの役割指標(司会者)=司会者×1
=0×1
=0
・出演者Cの役割指標(司会者)=司会者×1
=0×1
=0
・出演者Dの役割指標(司会者)=司会者×1
=0×1
=0
認識部12は、各出演者A、B、C、D及び出演者Aの発音「今日のゲストはCさんです。」、出演者Aが話者であること、出演者Aがキーワード「Cさん」を発音していることを検出している。この検出結果を用いて、切り出し候補領域選定部13は、各出演者の役割指標(トークの軸)を計算する。各出演者の役割指標(トークの軸)は以下の通りである。
=10×0.6+0×0.3+10×0.5+8×0.8
=6+2+6.4=14.4
・出演者Bの役割指標(トークの軸)=話者×0.6+目線集合×0.3+キーワード×0.5+人物重要度×0.8
=0×0.6+0×0.3+0×0.5+6×0.8=4.8
・出演者Cの役割指標(トークの軸)=話者×0.6+目線集合×0.3+キーワード×0.5+人物重要度×0.8
=0×0.6 +0×0.3+0×0.5+10×0.8=8
・出演者Dの役割指標(トークの軸)=話者×0.6 +目線集合×0.3+キーワード×0.5+人物重要度×0.8
=0×0.6+0×0.3+0×0.5+5×0.8=4.0
認識部12は、各出演者A、B、C、D及び出演者Aの発音「今日のゲストはCさんです。」、出演者Aが話者であること、出演者Aがキーワード「Cさん」を発音していること、各出演者の笑顔率を認識している。この検出結果を用いて、切り出し候補領域選定部13は、各出演者の役割指標(リアクター)を計算する。各出演者の役割指標(リアクター)は以下の通りである。
=0×0.3+0×0.2+10×0.2+2×0.2+8×0.1
=2+0.4+0.8=3.2
・出演者Bの役割指標(リアクター)=うなずき×0.3+ターゲットを向いている出演者×0.2+キーワード×0.2+笑顔率×0.2+人物重要度×0.1
=0×0.3+0×0.2+0×0.2+6×0.2+6×0.1
=1.2+0.6=1.8
・出演者Cの役割指標(リアクター)=うなずき×0.3+ターゲットを向いている出演者×0.2+キーワード×0.2+笑顔率×0.2+人物重要度×0.1
=0×0.3+0×0.2+0×0.2+2×0.2+10×0.1
=0.4+1=1.4
・出演者Dの役割指標(リアクター)=うなずき×0.3+ターゲットを向いている出演者×0.2+キーワード×0.2+笑顔率×0.2+人物重要度×0.1
=0×0.3+0×0.2+0×0.2+6×0.2+5×0.1
=1.2+0.5=1.7
以上、切り出し候補領域P1、切り出し候補領域P2、切り出し候補領域P3を、図4に示す。
切り出し領域決定部15は、各切り出し候補領域のスイッチング指標を計算し、第2の閾値を超えるスイッチング指標のうち最も高いスイッチング指標の値を持つ切り出し候補領域を、切り出し領域として決定する。時刻(t)では、検出部14が、各出演者A、B、C、D及び出演者Aの話だし、出演者Aが話者であること、出演者A(司会)の動作、目線集合を検出している。また、各出演者の累計オンタリー時間を蓄積している。すると、時刻(t)における各切り出し候補領域P1、切り出し候補領域P2及び切り出し候補領域P3のスイッチング指標は、以下の通りである。
=10×0.7+10×0.2+0×0.1+(15-0)
=7+2+15=24
・切り出し候補領域P2のスイッチング指標=話だし×0.7+司会動作×0.2+目線集合×0.1+(出演者のオンタリー予定時間−出演者の累計オンタリー時間)
=0×0.7+0×0.2+0×0.1+(15-0)=15
・切り出し候補領域P3のスイッチング指標=話だし×0.7+司会動作×0.2+目線集合×0.1+(出演者のオンタリー予定時間−出演者の累計オンタリー時間)
=0×0.7+0×0.2+0×0.1+(10-0)=10
時刻(t)から時間m経過した時刻(t+m)における動作を説明する。
切り出し候補領域選定部13は、時刻(t)から時刻(t+m)の間、認識部12の検出結果を用いて、各出演者の各役割指標を計算する。ここでは、時刻(t)から時刻(t+m)の間は各役割指標が大きく変化せず、図5に示すように、切り出し候補領域は時刻(t)と同じものとする。
切り出し領域決定部15は、時刻(t+m)の各切り出し候補領域のスイッチング指標を計算し、第2の閾値を超えるスイッチング指標のうち最も高いスイッチング指標の値を持つ切り出し候補領域を、切り出し領域として決定する。時刻(t+m)では、検出部14が、各出演者A、B、C、D及び出演者Cの話だし「今日はよろしくお願いします」、出演者A(司会)の動作、目線集合を検出している。また、各出演者の累計オンタリー時間を蓄積している。すると、時刻(t+m)における各切り出し候補領域P1、切り出し候補領域P2及び切り出し候補領域P3のスイッチング指標は、以下の通りである。
=0×0.7+0×0.2+0×0.1+(15-m)=15-m
・切り出し候補領域P2のスイッチング指標=話だし×0.7+司会動作×0.2+目線集合×0.1+(出演者のオンタリー予定時間−出演者の累計オンタリー時間)
=10×0.7+0×0.2+0×0.1+(15-0)=22
・切り出し候補領域P3のスイッチング指標=話だし×0.7+司会動作×0.2+目線集合×0.1+(出演者のオンタリー予定時間−出演者の累計オンタリー時間)
=0×0.7+0×0.2+0×0.1+(10-0)=10
時刻(t+m)から時間n経過した時刻(t+m+n)における動作を説明する。
=0×0.7+0×0.2+0×0.1+(15-m)=15-m
・切り出し候補領域P2のスイッチング指標=話だし×0.7+司会動作×0.2+目線集合×0.1+(出演者のオンタリー予定時間−出演者の累計オンタリー時間)
=10×0.7+0×0.2+0×0.1+(10-0)=17
・切り出し候補領域P3のスイッチング指標=話だし×0.7+司会動作×0.2+目線集合×0.1+(出演者のオンタリー予定時間−出演者の累計オンタリー時間)
=0×0.7+0×0.2+0×0.1+(15-n)=15-m
時刻(t+m+n)から時間o経過した時刻(t+n+m+o)における動作を説明する。
切り出し候補領域選定部13は、時刻(t+m+n)から時刻(t+n+m+o)の間、認識部12の検出結果を用いて、各出演者の各役割指標を計算する。
・出演者Aの役割指標(司会者)=司会者×1
=1×1=1
・出演者Bの役割指標(司会者)=司会者×1
=0×1=0
・出演者Cの役割指標(司会者)=司会者×1
=0×1=0
・出演者Dの役割指標(司会者)=司会者×1
=0×1=0
認識部12は、図7に示す如く、各出演者A、B、C、D及び出演者Dの発音「Cさんのファンなんです。」、出演者Dが話者であること、出演者Dがキーワード「Cさん」を発音していることを検出している。この検出結果を用いて、切り出し候補領域選定部13は、各出演者の役割指標(トークの軸)を計算する。各出演者の役割指標(トークの軸)は以下の通りである。
=0×0.6+0×0.3+0×0.5+8×0.8=6.4
・出演者Bの役割指標(トークの軸)=話者×0.6+目線集合×0.3+キーワード×0.5+人物重要度×0.8
=0×0.6+0×0.3+0×0.5+6×0.8=4.8
・出演者Cの役割指標(トークの軸)=話者×0.6+目線集合×0.3+キーワード×0.5+人物重要度×0.8
=0×0.6 +0×0.3+0×0.5+10×0.8=8.0
・出演者Dの役割指標(トークの軸)=話者×0.6 +目線集合×0.3+キーワード×0.5+人物重要度×0.8
=10×0.6+0×0.3+10×0.5+5×0.8
=6+5+4=15
認識部12は、各出演者A、B、C、D及び出演者Dの発音「Cさんのファンなんです。」、出演者Dが話者であること、出演者Dがキーワード「Cさん」を発音していること、各出演者の笑顔率を認識している。この検出結果を用いて、切り出し候補領域選定部13は、各出演者の役割指標(リアクター)を計算する。各出演者の役割指標(リアクター)は以下の通りである。
=2×0.3+10×0.2+0×0.2+5×0.2+8×0.1
=0.6+2+1+0.8=4.4
・出演者Bの役割指標(リアクター)=うなずき×0.3+ターゲットを向いている出演者×0.2+キーワード×0.2+笑顔率×0.2+人物重要度×0.1
=3×0.3+10×0.2+0×0.2+6×0.2+6×0.1
=0.9+0.2+1.2+0.6=2.9
・出演者Cの役割指標(リアクター)=うなずき×0.3+ターゲットを向いている出演者×0.2+キーワード×0.2+笑顔率×0.2+人物重要度×0.1
=0×0.3+10×0.2+0×0.2+8×0.2+10×0.1
=2+1.6+1=4.6
・出演者Dの役割指標(リアクター)=うなずき×0.3+ターゲットを向いている出演者×0.2+キーワード×0.2+笑顔率×0.2+人物重要度×0.1
=0×0.3+0×0.2+10×0.2+5×0.2+5×0.1
=2+1+0.5=3.5
以上、切り出し候補領域P1、切り出し候補領域P4、切り出し候補領域P5を、図7に示す。
切り出し領域決定部15は、各切り出し候補領域のスイッチング指標を計算し、第2の閾値を超えるスイッチング指標のうち最も高いスイッチング指標の値を持つ切り出し候補領域を、切り出し領域として決定する。
=0×0.7+0×0.2+0×0.1+(15-m)=15-m
・切り出し候補領域P4のスイッチング指標=話だし×0.7+司会動作×0.2+目線集合×0.1+(出演者のオンタリー予定時間−出演者の累計オンタリー時間)
=10×0.7+0×0.2+10×0.1+(15-0)
=7+1+15=23
・切り出し候補領域P5のスイッチング指標=話だし×0.7+司会動作×0.2+目線集合×0.1+(出演者のオンタリー予定時間−出演者の累計オンタリー時間)
=0×0.7+0×0.2+0×0.1+(15-n)=15-n
本発明の実施の形態の変形例1を説明する。
上述した実施の形態では、スイッチングする映像を全て自動化する例を説明した。しかし、ユーザの判断により、スイッチング装置2が選択したスイッチング映像を変更したい場合もある。そこで、実施の形態の変形例2は、スイッチングする映像を自動化するとともに、切り出す候補領域の映像をユーザにより決定することができる例を説明する。
図9は実施の形態の変形例2のブロック図である。実施の形態の変形例2は、スイッチング装置2に、スイッチ映像選択部18が設けられている。
このような構成にすることにより、ユーザのスイッチングの好みを加味することができる。
実施の形態の変形例3を説明する。
スイッチング装置2は、プログラムで動作するCPUやGPU等のプロセッサを持つコンピュータにより実現することもできる。
図11は実施の形態の変形例3のブロック図である。
上述した実施の形態は、役割指標を用いて切り出し候補領域を選定し、各切り出し候補領域のスイッチング指標を用いて切り出し領域を決定した。しかし、役割指標とスイッチング指標とをまとめたひとつの指標の算出式を用いても良い。
上述した実施の形態では、所定期間ごとにスイッチング指標を計算する例を説明した。しかし、かならずしも、適切なタイミングでスイッチング指標が計算できるとは限らない。そこで、実施の形態の変形例5では、映像が、ある条件を満足した時に、スイッチング指標を計算する例を説明する。
例えば、出演者のトークが終わった時などは、番組映像の音声レベルが急激に低下する。このような場合、現在出力されているスイッチング映像から他の映像にスイッチングすることが多い。一方、そのような変化が起こっている場合、各切り出し候補領域の役割指標も大きく変化しているはずである。そこで、音声レベルが所定の閾値まで低下したことをトリガとして、各切り出し候補領域のスイッチング指標を計算し、新たな切り出し領域を決定する。
番組の出演者等が急に動作をした場合など、その出演者の映像にスイッチングする場合が多い。一方、そのような変化が起こっている場合、各切り出し候補領域の役割指標も大きく変化しているはずである。そこで、映像中の急激な変化(動きベクトルの急激な変化等)を検出したことをトリガとして、各切り出し候補領域のスイッチング指標を計算し、新たな切り出し領域を決定する。
本発明の実施の形態の変形例6を説明する。
上述した実施の形態では、各切り出し候補領域の選定にあたって、各役割指標の値が大きいものを選定する例を説明した。しかし、役割指標の値に関係なく、例外として、切り出し候補領域として選定するパターンを設けても良い。
2 スイッチング装置
3 表示装置
10 取得部
11 番組データベース(番組DB)
12 認識部
13 切り出し候補領域選定部
14 検出部
15 切り出し領域決定部
16 スイッチング部
17 表示制御部
18 スイッチ映像選択部
100 処理部
110 記憶部
Claims (12)
- コンテンツの映像素材を取得する取得部と、
前記映像素材の人物の画像又は音声を認識する認識部と、
認識されたオブジェクトの画像又は音声により、前記コンテンツにおけるオブジェクトの役割の指標である役割指標を計算し、前記役割指標を用いて、少なくとも一以上のオブジェクトを領域内に含み、前記映像素材から映像を切り出すための切り出し候補領域を複数選定する切り出し候補領域選定部と、
前記映像素材におけるオブジェクトの映像変化及び音声変化を検出する検出部と、
前記映像素材におけるオブジェクトの映像変化及び音声変化の検出結果から、前記各切り出し候補領域におけるスイッチングのタイミングの指標であるスイッチング指標を計算し、前記各切り出し候補領域のスイッチング指標を用いて、前記各切り出し候補領域から切り出し領域を決定する切り出し領域決定部と、
前記映像素材から切り出し領域の映像を切り出し、現在出力されている映像を切り出した映像にスイッチングするスイッチング部と
を備える自動スイッチング装置。 - 前記役割指標は、オブジェクトの重要度、オブジェクトの発音の有無、オブジェクトが発したキーワード、オブジェクトの音声情報、オブジェクトの視線集合、オブジェクトの外形変化の少なくとも一以上をパラメータに持ち、
前記切り出し候補領域選定部は、前記役割指標が第1所定値を超える映像素材中のオブジェクトを領域内に含むように、切り出し候補領域を選定する
請求項1に記載の自動スイッチング装置。 - 前記役割指標の各パラメータに対し、コンテンツ毎に異なる重みづけを行う
請求項2に記載の自動スイッチング装置。 - 前記切り出し候補領域選定部は、
前記切り出し領域におけるオブジェクトの配置情報を記憶し、
前記役割指標が第1所定値を超える映像素材中のオブジェクトと他のオブジェクトとを領域内に含むように、切り出し候補領域を選定する
請求項2又は請求項3に記載の自動スイッチング装置。 - 前記スイッチング指標は、オブジェクトの発音又は音声情報、オブジェクトの動作、オブジェクトの視線方向、オブジェクトのオンタリー時間の少なくとも一以上をパラメータに持ち、
前記切り出し領域決定部は、第2所定値を超え、最も高いスイッチング指標の切り出し候補領域を、切り出し領域として決定する
請求項1から請求項4のいずれかに記載の自動スイッチング装置。 - 前記スイッチング指標の各パラメータに対し、コンテンツ毎に異なる重みづけを行う
請求項5に記載の自動スイッチング装置。 - 前記切り出し領域決定部は、スイッチング禁止条件を記憶し、前記スイッチング禁止条件に該当する場合は、新たな切り出し候補領域を決定しない、または、次に高いスイッチング指標の値を持つ切り出し候補領域を切り出し領域に決定する
請求項1から請求項6のいずれかに記載の自動スイッチング装置。 - 複数の切り出し候補領域の映像と、現在出力されている映像とを、表示部に表示する表示制御部と、
前記複数の切り出し候補領域の映像のなかから、スイッチングする映像を手動で選択することが可能なスイッチング映像選択部と、
を備える請求項1から請求項7のいずれかに記載の自動スイッチング装置。 - 前記コンテンツの映像素材が、番組の番組映像であり、
前記オブジェクトが、前記番組の出演者である
請求項1から請求項8のいずれかに記載の自動スイッチング装置。 - コンピュータに、
コンテンツの映像素材を取得する取得機能、
映像素材のオブジェクトの画像又は音声を認識する認識機能、
認識されたオブジェクトの画像又は音声により、前記コンテンツのオブジェクトの役割の指標である役割指標を計算し、前記役割指標を用いて、少なくとも一以上のオブジェクトを領域内に含み、前記映像素材から映像を切り出すための切り出し候補領域を複数選定する切り出し候補領域選定機能、
前記映像素材におけるオブジェクトの映像変化及び音声変化を検出する検出機能、
前記映像素材におけるオブジェクトの映像変化及び音声変化の検出結果から、前記各切り出し候補領域におけるスイッチングのタイミングの指標であるスイッチング指標を計算し、前記各切り出し候補領域のスイッチング指標を用いて、前記各切り出し候補領域から切り出し領域を決定する切り出し領域決定機能、
前記映像素材から切り出し領域の映像を切り出し、現在出力されている映像を切り出した映像にスイッチングするスイッチング機能
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータが、
コンテンツの映像素材を取得し、
映像素材のオブジェクトの画像又は音声を認識し、
認識されたオブジェクトの画像又は音声により、前記コンテンツのオブジェクトの役割の指標である役割指標を計算し、前記役割指標を用いて、一以上のオブジェクトを領域内に含み、前記映像素材から映像を切り出すための切り出し候補領域を複数選定し、
前記映像素材におけるオブジェクトの映像変化及び音声変化を検出し、
前記映像素材におけるオブジェクトの映像変化及び音声変化の検出結果から、前記各切り出し候補領域におけるスイッチングのタイミングの指標であるスイッチング指標を計算し、前記各切り出し候補領域のスイッチング指標を用いて、前記各切り出し候補領域から切り出し領域を決定し、
前記映像素材から切り出し領域の映像を切り出し、現在出力されている映像を切り出した映像にスイッチングする
自動スイッチング方法。 - コンテンツの映像素材を取得する取得部と、
映像素材のオブジェクトの画像又は音声を認識する認識部と、
認識されたオブジェクトの画像又は音声により、コンテンツにおけるオブジェクトの役割と映像切替のタイミングとを考慮した指標を計算し、前記指標を用いて、前記映像素材上に少なくとも一以上のオブジェクトを含む切り出し領域を選定する切り出し領域選定部と、
前記映像素材から切り出し領域の映像を切り出し、現在出力されている映像を切り出した映像にスイッチングするスイッチング部と
を備える自動スイッチング装置。
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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JP2022091640A (ja) | 2022-06-21 |
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