JP6904922B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
撮像部1は、対象を撮像して撮像画像を得る。ここで、撮像画像には予め既知の対象、すなわち、後段側の第一姿勢推定部3において認識されその位置姿勢が推定されるべき対象(記憶部7にその情報を記憶しておくのと同様の対象)が含まれるように、ユーザ操作等によって撮像を行うようにすればよい。対象は具体的には例えば、特徴等が既知の模様を持つマーカーや印刷物、立体物等であってよい。撮像部1を実現するハードウェアとしては、携帯端末に標準装備されるデジタルカメラを用いることができる。
第一特徴算出部2は、まず撮像部1で撮像された撮像画像から対象の特徴点を検出する。当該検出する特徴点には、対象におけるコーナーなどの特徴的な点を利用できる。検出手法としては、SIFT (Scale-Invariant Feature Transform)やSURF (Speeded Up Robust Features)などの特徴的な点を検出する既存手法が利用できる。第一特徴算出部2では次に、検出された特徴点座標を中心として、撮像部1で撮像された撮像画像から特徴量を算出する。特徴量の算出手法としては、SIFT(Scale-Invariant Feature Transform)やSURF(Speeded Up Robust Features)などの特徴的な量を算出する既存手法が利用できる。その他、特徴点検出及び特徴量算出には任意の既存手法を用いてよく、例えばFASTで特徴点検出し、さらにORB(Oriented Fast and Rotated BRIEF)によって所定の2点間の画素値の大小をコード化したものとして特徴量算出してもよい。
F1= {((u,v)[i],f[i])|i=1,2,…,N}
第一姿勢推定部3はまず、第一特徴算出部2で得た第一特徴情報F1に基づき、撮像画像に撮像されている対象が記憶部7において記憶されている複数M個の所定対象o(oはiと同様にインデクスであり、o=1,2,…,M)のうちのいずれに該当するものであるかを特定することで、撮像画像に撮像されている対象の認識結果を得る。当該特定においては、第一特徴情報F1と各々の所定対象oに関して記憶部7に記憶されている特徴情報F(o)とのマッチング度mat(F1,F[o])を求め、当該マッチング度を最大とするような所定対象oを認識結果o[認識]とすればよい。なお、当該最大のマッチング度が所定閾値以下の場合は、撮像画像には所定対象が撮像されていないものと判断して以降の処理を省略するようにしてもよい。
F[o]= {((u,v)[k,o],f[k,o])|k=1,2,…,N[o]}
x[k]=H'x[i]
加工部4では、外乱推定部41及び外乱補正部42による各処理によって、撮像部1で得た撮像画像Q、第一姿勢推定部3で得た第一位置姿勢情報H'及び記憶部7に記憶されている認識結果o[認識]に対応する参照画像R[o[認識]]を用いて、撮像画像Qにおける光の外乱の影響を除外ないし低減した加工画像を得る。なお、参照画像R[o[認識]]に関して、認識結果としての対象o[認識]は前段側の第一姿勢推定部3において既に確定済みであることから、以下では適宜、表記簡略化の観点からこれを省略して単に参照画像Rと表記する。
外乱推定部41では、図2にて(4),(5),(6)で示される情報処理を行うが、まず前提となる前段側の(1),(2),(3)を説明する。(1)は撮像部1で得た撮像画像Qを示し、イラストでは対象が斜めの位置姿勢で撮像されることで本来の長方形の形状(正面で撮像した場合の長方形の形状)が歪んだ四角形に変化していると共に、その一頂点の近辺が光の外乱で画素値(輝度値)が局所的に大きくなっていることが、当該四角形の一頂点の近傍領域が白みがかったものとして表現されている。なお、正面で撮像した場合の本来の長方形の形状及び光の外乱の影響を受けていない状態は(5)に参照画像Rとして示されている。(2)は第一特徴算出部2で得た第一特徴情報F1を示し、イラストでは抽出された特徴点が「×」印として模式的に描かれている。(3)は第一姿勢推定部3で得た第一位置姿勢H'を示し、イラストでは(5)に示す正面で撮像した長方形(参照画像R)に対して(3)では歪んだ四角形(撮像画像Q)のように見えるものとして撮像されるものとして、第一位置姿勢H'が示されている。以上、図2の(1),(2),(3)の模式例を前提として、外乱推定部41による(4),(5),(6)の処理を以下に説明する。
R(u,v)=αH(Q)(u,v)-L(u,v) …(eq-0)
ここで、係数αは位置(u,v)によらない環境光の相違を表現するものであり、L(u,v)は位置(u,v)に依存する近接光の相違(すなわち、抽出画像H(Q)=H(Q)(u,v)に照射されている近接光による輝度変化の分布)である。
R(u,v)=αH'(Q)(u,v)-L'(u,v)
上記を移項して以下の式eq-1が得られる。
L'(u,v)=αH'(Q)(u,v)-R(u,v) …(eq-1)
L'(u,v)=「分布f(u,v)の領域NB(u,v)からの内挿値」
f(u,v)=αH'(Q)(u,v)-R(u,v) …(eq-2)
外乱補正部42は、図2にて(7),(8)で示される情報処理を行うことにより、加工画像を得る。外乱補正部42はまず、処理(7)として示されるように、外乱推定部41で得た外乱推定画像L'に対して第一姿勢推定部3で得た第一位置姿勢を表す行列H'の逆行列H'-1を乗じて座標変換することにより、外乱補正用画像H'-1(L')を得る。第一位置姿勢を表現する行列H'の乗算が座標変換を表すものとして既に説明した通り、当該逆変換で得られる外乱補正用画像H'-1(L')は、参照画像Rの座標系で定義されていた外乱推定画像L'を、撮像画像Qの座標系に戻したものである。すなわち、外乱補正用画像H'-1(L')は撮像画像Qの座標系において、近接光の存在による画素値増分を推定したものとなっている。また一般に(特殊な場合を除き)、外乱補正用画像H'-1(L')は撮像画像Qの全体ではなく一部の領域で定義されたものとなる。
αQ(u,v)-H'-1(L')(u,v)
第二特徴算出部5では、以上のように加工部4で得られた加工画像を対象として、特徴点検出及び特徴量算出を行うことで、当該求まった特徴点及び特徴量のペア集合を加工画像の第二特徴情報F2として得る。第二特徴算出部5での特徴点検出及び特徴量算出は第一特徴算出部2におけるのと同様の処理によればよい。
第二姿勢推定部6では、第二特徴算出部5で得た第二特徴情報F2と、第一姿勢推定部3において既に認識済みである対象(o[認識])に関して記憶部7に記憶されている特徴情報F[o[認識]]と、の間において特徴点同士を対応する特徴量に基づいてマッチングし、当該マッチングした特徴点同士を座標変換する関係としての平面射影変換行列Hを求め、行列Hを第二位置姿勢推定結果として出力する。平面射影変換行列Hの算出の仕方に関しては第一姿勢推定部3で説明したのと同様である。
第一姿勢推定部3や加工部4等の説明において既に述べた通り、記憶部7では各対象oの特徴情報F[o]や対応する参照画像R[o]等とを予め記憶しておくことにより、当該情報を必要とする各部に当該情報を提供する。なお、参照画像R[o]に関しては、対象oを近接光の影響(テカリなど)がない光源環境において撮像したものとして用意しておくことが望ましい。
Claims (11)
- 撮像を行って得られる撮像画像より第一特徴情報を算出する第一特徴算出部と、
前記第一特徴情報と所与の参照用特徴情報とを照合することにより、前記撮像画像に撮像されている対象の、前記撮像画像を得たカメラに対する第一位置姿勢を推定する第一姿勢推定部と、
前記撮像画像において前記対象が占める領域における当該対象の抽出画像と、当該対象に関して所与の参照画像と、の相違を、光源環境の違いに起因するものとして、前記第一位置姿勢に対応する座標変換により共通座標系において推定し、当該推定した結果に基づいて前記撮像画像における第一光源環境を前記参照画像における第二光源環境へと当該共通座標系において修正する加工処理に基づいて、前記撮像画像の加工画像を得る加工部と、
前記加工画像より、前記撮像画像が前記第二光源環境にある際のものとして、前記対象の第二特徴情報を算出する第二特徴算出部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記加工部では、前記光源環境の違いに起因するものとしての相違を、前記抽出画像と前記参照画像との領域全体に渡って一様な環境光の相違を含むものとして推定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記加工部では、前記環境光の相違を、前記抽出画像と前記参照画像との両者において画素値が平坦であると判定される領域において推定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記加工部では、前記光源環境の違いに起因するものとしての相違を、前記抽出画像には存在するが前記参照画像には存在しない近接光の影響分布を含むものとして推定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記加工部では、前記光源環境の違いに起因するものとしての相違を、前記抽出画像には存在するが前記参照画像には存在しない近接光の影響分布を含むものとして推定し、前記環境光の相違を推定して前記抽出画像を当該環境光の相違を除去したものとして補正した後に、当該補正された抽出画像から前記参照画像を減算して得られる画素差分値マップにおける各位置の周辺領域から内挿することにより、当該補正された抽出画像の当該各位置における前記近接光の影響分布を推定することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
- 前記加工部では前記内挿するための周辺領域を、前記画素差分値マップにおける平坦な領域に限定して定めることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記第一特徴情報及び第二特徴情報は特徴点と特徴量とのペア集合として算出され、
前記第二特徴算出部では、前記第一特徴情報における特徴点の近傍領域において、前記加工画像と前記撮像画像との相違を評価し、相違がないと判定された場合には、当該判定された近傍領域を、前記第二特徴情報を算出するための参照領域から除外すると共に、当該判定された近傍領域に対応する第一特徴情報における特徴点と特徴量とのペアを、前記第二特徴情報に含まれるものとして採用することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記第一特徴情報及び第二特徴情報は特徴点と特徴量とのペア集合として算出され、
前記第二特徴算出部では、前記第一特徴情報における特徴点の近傍領域において、前記加工画像と前記撮像画像との相違を評価し、相違があると判定された場合には、当該判定された近傍領域に対応する第一特徴情報における特徴点と、前記加工画像において当該判定された近傍領域から算出される特徴情報と、のペアを前記第二特徴情報に含まれるものとして採用することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記第二特徴情報と所与の参照用特徴情報とを照合することにより、前記撮像画像に撮像されている対象の、前記撮像画像を得たカメラに対する第二位置姿勢を推定する第二姿勢推定部をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は映像の各時刻のフレームとしての撮像画像を対象としてリアルタイムに処理を行い、
前記第一姿勢推定部では、前記第一特徴情報と所与の参照用特徴情報とを照合することを省略して、前記撮像画像に撮像されている対象の、前記撮像画像を得たカメラに対する現時刻の第一位置姿勢として、前記第二姿勢推定部において過去時刻に既に推定されている第二位置姿勢を採用することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。 - コンピュータを請求項1ないし10のいずれかに記載の情報処理装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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JP2018103952A JP6904922B2 (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 情報処理装置及びプログラム |
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JP2018103952A Active JP6904922B2 (ja) | 2018-05-30 | 2018-05-30 | 情報処理装置及びプログラム |
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