JP6900665B2 - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データを表示部に表示させるプログラム及び情報処理装置に関する。
従来より、印刷装置や読取装置では、印刷前のプレビューやスキャン結果といった画像を、タブレット端末やスマートフォンといった、タッチパネルを備える情報処理装置に送信し、画像を情報処理装置の画面に表示することができる。情報処理装置で画像を確認する際には、他人に見られないようにするため、画像表示前に、操作者にパスワードを入力させ、認証を行う技術が考えられている。(例えば、特許文献1参照)
特開2007−221342号公報
しかしながら、従来技術では、パスワード入力による認証が完了した後に、画像を確認している最中に、他人からも画像が見えてしまう可能性があることが課題であった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示部とタッチパネルを有する情報処理装置にインストールされるプログラムであって、表示部に表示された画像を確認する際に、他人に見られないように、プライバシを保護できるプログラム及び情報処理装置を提供することにある。
本明細書に開示されているプログラムは、表示部と、タッチパネルと、を備えた情報処理装置のコンピュータによって実行可能なプログラムであって、前記コンピュータに、画像データに基づく画像を前記表示部に表示する表示処理と、前記画像が識別不能になる画像処理を実行する識別不能処理と、前記タッチパネルに対する指示体の接触強度を判断する判断処理と、前記接触強度に応じて、前記識別不能処理で実行する前記画像処理の度合を低減する低減処理と、を実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、接触強度を変えることで、識別不能処理で実行する画像処理の度合を低減することができる。そのため、画像の内容確認と、画像が他人から見えないようにするプライバシの保護の両立を図ることができる。
実施形態に係る情報処理装置10のブロック図である。 画像表示処理のフローチャートである。 不透明度低減処理のフローチャートである。 ボタン押下処理のフローチャートである。 低減領域決定処理のフローチャートである。 低減度合決定処理のフローチャートである。 度合低減処理のフローチャートである。 離反処理のフローチャートである。 制限あり不透明度低減処理のフローチャートである。 制限あり度合低減処理のフローチャートである。 表示画面の一例である。 表示画面の一例であって、(a)は接触強度が閾値以上である場合、(b)は接触強度が閾値未満である場合、(c)は(a)の後に指示体を画面から離して異なる場所に接触させた場合、(d)は(b)の後に指示体を画面から離して異なる場所に接触させた場合の表示画面である。 指示体をタッチパネルに接触させたまま移動させた場合の表示画面の一例であって、(a)接触強度が閾値以上である場合、(b)接触強度が閾値未満である場合の表示画面である。 接触位置がプレビュー領域外である場合の表示画面の一例であって、(a)は接触強度が閾値以上である場合、(b)は接触強度が閾値未満である場合の表示画面である。 表示画面の一例であって、(a)は接触位置が2点あり、接触強度が閾値以上である場合、(b)は接触位置が2点あり、接触強度が閾値未満である場合の表示画面である。 低減領域中に機密領域が含まれる場合の表示画面の一例であって、(a)は接触強度が閾値以上である場合、(b)は接触強度が閾値未満である場合の表示画面である。 機密情報が含まれ、かつ接触位置がプレビュー領域外である場合の表示画面の一例である。 接触強度と低減度合の対応付けの一例である。 領域テーブルの一例である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。例えば、後述する各処理の実行順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更することができる。
本形態は,情報処理装置10に組み込まれた情報表示アプリケーションプログラムに本発明を適用したものである。情報処理装置10の一例としては、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PCが挙げられる。
図1に、本実施形態として例示される情報処理装置10のブロック図を示す。情報処理装置10は、CPU12、タッチパネル14、メインカメラ21、通信インターフェース(IF)22、生体センサ23、記憶部24を主に備えている。情報処理装置10の一例としては、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PCが挙げられる。
タッチパネル14はディスプレイ16、位置検知センサ18及び接触強度センサ20を有している。ディスプレイ16は、情報処理装置10の各種機能情報を表示する。位置検知センサ18は、ディスプレイ16と一体に構成されることで、タッチパネル14として機能する。位置検知センサ18は、ディスプレイ16の表示面上に指示体34(例:操作者の指先やスタイラスペン)が接触した位置に応じた位置信号をCPU12に出力する。位置検知センサ18は、同時に複数の接触位置に応じた位置信号をCPU12に出力することが可能である。接触強度センサ20は、タッチパネル14への接触強度(例:接触の力又は、圧力)に応じた接触強度信号を出力する。接触強度センサ20は、タッチパネル14と一体に、又は近接して配置される。メインカメラ21は、情報処理装置10に搭載されているカメラである。生体センサ23は、操作者の指が生体センサ23に触れると、指の指紋に応じた生体信号を出力する。通信IF22は、携帯電話の規格や無線LANの規格に基づいた無線通信を行う。情報処理装置10を構成する各構成要素は、入出力ポートを通じて相互に通信可能に接続されている。
CPU12は、記憶部24内のプログラム26に従って処理を実行する。以降、アプリケーション28やオペレーティングシステム30など、プログラムを実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。
記憶部24は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、HDD、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。記憶部24は、プログラム26を記憶する。プログラム26は、アプリケーション28、オペレーティングシステム30、メモリ32を含んでいる。メモリ32は、アプリケーション28を実行するために必要な情報(詳細は後述するが、例えば、領域テーブルTB1や閾値フラグ、機密フラグ及び、操作者の生体情報)を記憶する。オペレーティングシステム(OS)30は、ディスプレイ16に各種の画像を表示させる機能や、アプリケーション28に利用される基本的な機能を、提供するプログラムである。またオペレーティングシステム30は、各アプリケーションが各種ハードウェアに指示をするためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供するプログラムでもある。アプリケーション28は、操作者等によって情報処理装置10にインストールすることで、利用することが可能である。
生体情報には、指紋,声紋,顔,虹彩,静脈など個人を特定可能な情報のいずれかが含まれる。本実施形態に係る情報処理装置10では、生体センサ23により指紋を特定する場合について説明するが、マイクにより取得した声紋や、メインカメラ21の撮影画像から取得した顔の特徴や、眼球撮影を行うことによる虹彩情報を、生体情報として利用するようにしても構わない。
なお、記憶部24は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータによって取り扱い可能なビット或いはビット列であり、各ビットが示す意味内容をコンピュータが考慮することなく取り扱えるものを指す。
<表示画面の遷移>
アプリケーション28の実行により、タッチパネル14に表示される画面について、図11から図17を用いて説明する。なお、アプリケーション28のフローの詳細については後述する。
アプリケーション28を実行すると、タッチパネル14に、図11に示すような表示画面が表示される。表示画面には、ステータス表示領域A1、画像表示領域A2が含まれている。ステータス表示領域A1は、電池残量などの各種のステータスが表示される領域である。画像表示領域A2内には、アプリケーション28によって各種の画像が表示され、表示された画像C1の不透明度を操作者が操作する。表示領域A2には、プレビュー領域A3が含まれる。プレビュー領域A3には、画像C1が背景、マスクC2が前景となるように、画像C1とマスクC2とが丁度重なった状態で表示される。すなわちCPU12は、マスクC2を過不足なく上に重ねた画像C1をプレビュー領域A3に表示する。プレビュー領域A3は、表示領域の一例である。
画像C1の上には不透明なマスクC2が過不足なく上に重ねられているため、操作者は画像C1の内容を識別することができない。まず、操作者は、生体センサ23に指を接触させ、指紋認証を行う。認証が成功すると、マスクC2の不透明度を低減することができる。操作者が、タッチパネル14の表示画面上に指示体34を接触させると、指示体34を接触させた接触位置B1に応じた低減領域D1内において、マスクC2の不透明度が、接触強度に応じて低減される。低減領域D1とは、マスクC2の不透明度を低減する領域であって、接触位置B1に応じて決定される領域のことを指す。
図12を参照して、操作者が、指示体34をタッチパネル14に接触させた後に、指示体34をタッチパネル14から離した場合の表示画面について説明する。指示体34の接触強度が閾値未満の場合、接触強度に応じて低減領域D1内のマスクC2の不透明度が低減される。その後、操作者が、指示体34をタッチパネル14から離すと、低減領域D1内のマスクC2の不透明度は100%に戻る。接触強度が閾値以上の場合は、低減領域D1内のマスクC2の不透明度は0%に低減され、更に、表示領域A2内のプレビュー領域A3外に、低減領域D1内の画像C1のマスクC2の不透明度を100%にするための入力を受け付ける、ボタン35が表示される。その後、操作者が、指示体34をタッチパネル14から離すと、低減領域D1内の不透明度は0%のまま維持される。その後、操作者がボタン35を押下すると、低減領域D1のマスクC2の不透明度は100%に戻り、ボタン35の表示は消える。つまり、閾値上の接触強度を伴う接触の後は、ボタン35が押下されるまで、低減領域D1の不透明度は0%のまま維持される。ボタン35を押下する前に、複数回の閾値以上の接触強度を伴う接触があった場合は、マスクC2の不透明度が0%のまま維持された低減領域D1が複数個存在することになり、ボタン35を押下すると、それら全ての低減領域D0の不透明度が100%に戻る。
図13を参照して、操作者が、指示体34をタッチパネル14に接触させたまま、タッチパネル14上を接触位置B1から接触位置B2まで移動させた場合の表示画面について説明する。移動前の接触位置B1での接触強度が閾値未満であった場合は、移動前の接触位置B1に応じた低減領域D1内で移動後の指示位置B2に応じた低減領域D2外のマスクC2の不透明度は100%となる。移動後の接触位置B2に応じた低減領域D2では、マスクC2の不透明度は接触強度に応じて低減される。移動前の接触位置B1での接触強度が閾値以上であった場合は、移動前の接触位置B1に応じた低減領域D1内のマスクC2の不透明度は0%のまま維持される。移動後の接触位置B2に応じた低減領域D2では、移動後の接触位置B2での接触強度によらず、低減領域D2内のマスクC2の不透明度は0%に低減される。つまり、一度、閾値以上の接触強度を伴う接触の後に、指示体34をタッチパネル14から離すことなく移動させている間は、移動前の低減領域D1と移動後の低減領域D2を合わせた低減領域D3内のマスクC2の不透明度が0%に低減される。
図16を参照して、画像データに機密情報が含まれる場合に、操作者が、指示体34をタッチパネル14に接触させたときの、表示画面について説明する。閾値以上の接触強度を伴う接触後に、指示体34を離したときやタッチパネル14から離すことなく移動させた場合、低減領域D1内のマスクC2の不透明度は0%のまま維持されず、100%に戻る。ボタン35も、表示されない。また、マスクC2の不透明度を低減する低減領域D1内に機密情報が含まれない場合は、低減領域D1内のマスクC2の不透明度は接触強度に応じて低減される。一方、マスクC2の不透明度を低減する低減領域D1内に機密情報が含まれる場合は、低減領域D1と機密領域E1が重なる領域である第1領域F1では、内容が識別できない度合までしかマスクC2の不透明度は低減されない。また、低減領域D1内の機密領域E1と重ならない領域である第2領域F2では、接触強度に応じて不透明度が低減される。機密領域E1の詳細については後述する。低減領域がプレビュー領域A3全体である場合は、図17のようになり、第1領域F1は機密領域E1と一致することになる。
<情報処理装置の動作>
本実施形態に係る情報処理装置10の動作を、図2から図10のフローチャートを用いて説明する。情報処理装置10は、操作者の入力に基づいて、アプリケーション28を起動させる。CPU12は、アプリケーション28を読み込んで情報処理装置10の全体の制御を開始する。これにより、画像表示処理が実行される。
図2のS100においてCPU12は、表示対象となる画像データを取得する。画像データは、各種のデータであってよい。例えば画像データは、アプリケーション28によって生成されてもよいし、記憶部12に記憶されている複数の画像データのうちから操作者によって選択されてもよいし、メインカメラ21で撮影した画像の画像データであってもよいし、通信IF22を通じて接続された不図示の印刷装置から送られてくる印刷プレビューの画像データであってもよいし、通信IF22を通じて接続された不図示の画像読取装置から送られてくるスキャン画像データであってもよい。
S101においてCPU12は、画像データに基づく画像C1にマスキング処理を実行する。マスキング処理では、表示対象の画像データに基づく画像C1の内容を、操作者が識別できないように、塗りつぶしやモザイク、ぼかしなどの画像処理を実行したマスクC2を作成する。このときのマスクC2の不透明度を100%とする。S101の処理は、識別不能処理の一例である。
S102においてCPU12は、S100で取得した画像データに基づく画像C1内に機密情報があるか否かの判断を行う。この判断は、画像C1中の文字認識後、認識した文字とキーワードとが、一致するか否かで判断することができる。画像C1中の文字認識は、いかなる方法でもよいが、例えば、各文字のパターンを辞書としてメモリ32に記憶しておき、CPU12は、画像C1中の文字画像と辞書中の文字パターンを比較することにより、画像C1中の文字認識を実行できる。また、キーワードは、文字列からなる単語であり、機密情報となる氏名、住所、電話番号、携帯番号、生年月日、性別、学歴、職歴などがあげられ、キーワード辞書としてメモリ32に記憶されている。S102の処理は、機密判断処理の一例である。
S102においてCPU12は、肯定判断する場合(S102:Yes)には、画像C1中の機密情報が含まれる機密領域E1の判断を行う。機密領域の判断は、いかなる方法でもよいが、例えば、S102でキーワードと一致した文字を囲む矩形領域を機密情報が含まれる機密領域E1として判断する(S104)。S104の処理は、機密領域判断処理の一例である。
S105においてCPU12は、機密マスキング処理を実行する。機密マスキング処理では、マスキング処理と同様の画像処理をS104で判断した機密領域E1のみに実行した機密マスクC3を作成する。このときの機密マスクC3の機密領域E1内の不透明度は、マスキング処理で作成したマスクC2の不透明度より小さい30%とする。この度合は、画像C1の内容を、操作者が識別できない程度の度合である。詳細は後述するが、この度合は、接触強度が閾値未満の範囲で、低減度合が最大である時(低減度合70%)の不透明度と一致させている。
S106においてCPU12は、機密フラグに第1値“ON”を設定する。その後、S120の処理へ進む。
一方で、S102においてCPU12は、否定判断する場合(S102:No)には、S120の処理へ進む。
S120においてCPU12は、図11に示した表示画面をタッチパネル14に表示する。S120の処理は、表示処理の一例である。
S123においてCPU12は、生体センサ23により検出された操作者の生体情報が予めメモリ32に記憶されている生体情報と一致するか否かを判断する。この判断は、CPU12が、生体センサ23により出力された生体信号によって生体情報を検出することで判断できる。否定判断する場合(S123:No)には、再度S123を実行する。つまり、操作者は、生体認証が成功しない限り、マスキング処理で作成したマスクC2の不透明度を低減することができない。S123においてCPU12が、肯定判断する場合(S123:Yes)には、S126の処理へ進む。S126においてCPU12は、機密フラグに第1値“ON”が設定されているか判断する。否定判断する場合(S126:No)には、S130に進み、肯定判断する場合(S126:Yes)には、S1000の処理へ進む。つまり、CPU12は、画像C1中に機密情報がない場合は、不透明度低減処理を実行し、画像C1中に機密情報がある場合は、制限あり不透明度低減処理を実行する。ここでは、まず、画像C1内に機密情報が含まれない場合の情報処理装置10の動作について説明する。
<画像に機密情報が含まれない場合>
S130においてCPU12は、図3に示す不透明度低減処理を実行する。
S140においてCPU12は、表示領域A2内で位置検知センサ18によって接触位置B1を検出したか否かを判断する。この判断は、位置検知センサ18から位置信号が出力されたか否かによって判断することができる。CPU12は、位置検知センサ18から出力された位置信号によって、指示体34が接触した座標値である接触位置B1を検出することができる。つまり、CPU12は、指示体34がタッチパネル14に接触したことを位置検知センサ18からの出力によって検出する。否定判断する場合(S140:No)には、再度S140を実行し、肯定判断する場合(S140:Yes)にはS145の処理へ進む。
S145においてCPU12は、ボタン押下処理を実行する。図4を参照して、ボタン押下処理の詳細を説明する。S145の処理は、受付処理の一例である。
S146においてCPU12は、ボタン35が表示されたか否かを判断する。この判断は、S390が実行されたか否かで判断することができる。S390の処理については、後述する。否定判断する場合(S146:No)には、ボタン押下処理を終了し、肯定判断する場合(S146:Yes)には、S147の処理へ進む。
S147において、CPU12は、接触位置B1がボタン35の表示領域内か否か判断する。つまり、ボタン35が押下されたか否かを判断する。この判断は、位置検知センサ18から検出した指示体34が接触した座標値である接触位置B1と、ボタン35の表示領域の座標値を比較することで、判断することができる。否定判断する場合(S147:No)には、ボタン押下処理を終了し、肯定判断する場合(S147:Yes)には、S148の処理へ進む。
S148においてCPU12は、プレビュー領域A3内の全ての低減領域D0において、マスクC2の不透明度を100%にし、続く、S149において、ボタン35の表示を消す。その後、ボタン押下処理を終了する。つまり、ボタン35を押下すると、マスクC2を、マスキング処理で作成した状態に戻す。その結果、表示画面は、S120でタッチパネル14に表示した画面に戻ることになる。一方で、S147において、否定判断する場合(S147:No)には、ボタン押下処理を終了する。なお、S147の判断は、例えば、タッチパネルを2回タッチするダブルタップや、閾値時間以上の時間継続してタッチするロングタッチなどのタッチパネル14に対する所定の操作が実行されたか否かであってもよい。その場合、S390は不要となる。
ボタン押下処理終了後、図3に戻り、S150の処理へ進む。S150においてCPU12は、接触強度センサ18により検出された指示体34の接触強度が閾値以上か否かを判断する。この判断は、接触強度センサ18から出力された接触強度信号によって検出される接触強度と閾値を比較することで判断できる。否定判断する場合(S150:No)には、S170の処理へ進む。肯定判断する場合(S150:Yes)には、閾値フラグに第1値“ON”を設定し(S160)、S170の処理へ進む。
なお、S140及び150の処理は、判断処理の一例である。
S170においてCPU12は、低減領域決定処理を実行する。低減領域決定処理は、接触位置B1に対応した低減領域D1を決定する処理である。図5を参照して、低減領域決定処理の詳細を説明する。S170の処理は、決定処理の一例である。
S180においてCPU12は、位置検知センサ18によって得られた接触位置B1が、プレビュー領域A3内であるか否かを判断する。この判断は、接触位置B1の座標値と、画像C1の座標値とを用いて判断することができる。否定判断する場合(S180:No)には、S210の処理へ進む。S210においてCPU12は、低減領域D1を決定する計算式をメモリ32に記憶されている領域テーブルTB1から読み出す。図19に示すように、接触位置B1が、プレビュー領域A3外である場合には、領域テーブルTB1に、プレビュー領域A3全体を低減領域とする計算式が対応付けられており、図14に示すように、CPU12は、この計算式を読み出して、接触位置B1に応じた低減領域D1を決定する。その後、低減領域決定処理を終了する。
一方、S180において、肯定判断する場合(S180:Yes)にはS190の処理へ進む。S190においてCPU12は、位置検知センサ18によって得られた接触位置B1が1つである場合に(S190:1つ)、S200の処理へ進む。S200においてCPU12は、低減領域D1を決定する計算式をメモリ32に記憶されている領域テーブルTB1から読み出す。図19に示すように、接触位置B1が、プレビュー領域A3内で且つ1点である場合には、領域テーブルTB1に、接触位置B1が下辺の中点となる長方形を計算する式が対応付けられている。図12に示すように、CPU12は、この計算式を読み出して接触位置B1に応じた低減領域D1を決定する。その後、低減領域決定処理を終了する。ここでは長方形の例について説明したが、低減領域は、接触位置B1を中心とする円や楕円でもよいし、操作者が画像C2の内容を識別できるような所定の領域を算出するものであれば何でもよい。
S190においてCPU12は、位置検知センサ18によって検出された接触位置が、B1とB2の2つである場合に(S190:2つ)、S220の処理へ進む。S220においてCPU12は、低減領域D1を決定する計算式をメモリ32に記憶されている領域テーブルTB1から読み出す。図19に示すように、接触位置が、B1とB2の2つである場合には、領域テーブルTB1には、2つの接触位置B1とB2を対角線とする長方形を計算する式が対応付けられている。図15に示すように、CPU12は、この計算式を読み出して接触位置B1、B2に応じた低減領域D1を決定する。その後、低減領域決定処理を終了する。
低減領域決定処理終了後、図3に戻り、S230の処理へ進む。S230においてCPU12は、低減度合決定処理を実行する。低減度合決定処理は、低減領域D1内のマスクC2の不透明度を下げる度合である低減度合を決定する処理である。図6を参照して、低減度合決定処理の詳細を説明する。
S240においてCPU12は、閾値フラグに第1値“ON”が設定されているか判断する。否定判断する場合(S240:No)には、S270の処理へ進む。
S270においてCPU12は、接触強度センサ18によって検出した指示体34の接触強度に応じて、低減度合を決定する。CPU12は、接触強度センサから出力された接触強度信号によって、指示体34がタッチパネル14に接触した接触強度を検出することができる。接触位置がB1とB2の2点検出された場合は、2つの接触位置B1、B2における接触強度センサ18により検出された接触強度の内、値が大きい方の接触強度に応じて低減度合を決定する。接触強度と低減度合は図18に示すように対応付けられており、接触強度に応じて低減度合を決定する。閾値未満の接触強度では、低減度合70%を最大とし、閾値以上の接触強度である場合は、低減度合を100%とする。その後、低減度合決定処理を終了する。
一方、S240においてCPU12が、肯定判断する場合(S240:Yes)には、S280の処理へ進む。S280においてCPU12は、接触強度センサ18によって検出した指示体34の接触強度によらず、低減度合を100%と決定する。その後、低減度合決定処理を終了する。
低減度合決定処理終了後、図3に戻り、S290の処理へ進む。S290においてCPU12は、度合低減処理を実行する。度合低減処理は、低減領域D1内のマスクC2の不透明度を低減度合に応じて下げて、プレビュー領域A3に表示する処理である。図7を参照して、低減度合決定処理の詳細を説明する。
S300においてCPU12は、マスクC2の不透明度を低減する。低減領域決定処理で決定した低減領域D1、低減度合決定処理で決定した低減度合に応じて、マスクC2の不透明度を低減する。マスクC2の不透明度は、S110で実行したマスキング処理の不透明度を100%として、100%から低減度合を引くことで算出する。例えば、低減度合0%では、不透明度は100%となり、マスクC2の不透明度は変わらない。低減度合70%では、図12(b)に示すように、マスクC2の不透明度は30%まで下げられる。低減度合は100%では、図12(a)に示すように、マスクC2の不透明度は0%まで下げられ、操作者は画像C1の内容を識別することができる。マスクC2の不透明度の低減は、画素ごとに割り振られている画像の透過度を表すアルファ値に低減度合を割り当てることを意味するが、既知の方法であるため、ここでは詳細な説明を省略する。S300の処理は、低減処理の一例である。
S320においてCPU12は、画像C1を背景、S310で不透明度を低減したマスクC2を前景として、プレビュー領域A3内の表示を更新する。
S330においてCPU12は、閾値フラグに第1値“ON”が設定されているか判断する。否定判断する場合(S330:No)には、S350の処理へ進む。
S350においてCPU12は、マスクC2のうち、S300で低減した低減領域D1内の不透明度を100%にし、度合低減処理を終了する。
一方、S330においてCPU12が、肯定判断する場合(S330:Yes)には、度合低減処理を終了する。
度合低減処理終了後、図3に戻り、S360の処理へ進む。S360においてCPU12は、指示体34がタッチパネル14から離れたか否かを判断する。この判断は、位置検知センサ18から位置信号が出力されたか否かによって判断することができる。否定判断する場合(S360:No)にはS150へ戻り、肯定判断する場合(S360:Yes)にはS370の処理へ進む。
S370においてCPU12は、離反処理を実行する。図8を参照して、離反処理の詳細を説明する。
S380においてCPU12は、閾値フラグに第1値“ON”が設定されているか判断する。否定判断する場合(S380:No)には、離反処理を終了し、肯定判断する場合(S380:Yes)には、S390の処理へ進む。
S390においてCPU12は、全ての低減領域D0内のマスクC2の不透明度を100%にするための入力を操作者から受け付ける、ボタン35を、画像表示領域A2内のプレビュー領域A3外に表示する。
S400においてCPU12は、閾値フラグに第2値“OFF”を設定し、離反処理を終了する。
離反処理終了後、S140へ戻り、不透明度低減処理を繰り返し実行する。CPU12は、操作者の入力に基づいて、アプリケーション28を終了させる割り込み指示を受け付けると、不透明度低減処理及び画像表示処理を終了させ、アプリケーションの実行を終了する。
<画像に機密情報が含まれる場合>
次に、画像C1内に機密情報が含まれる場合の情報処理装置10の動作について説明する。
図2のS126においてCPU12が、肯定判断する場合(S126:Yes)には、S1000の処理へ進む。S1000においてCPU12は、図9に示す制限あり不透明度低減処理を実行する。なお、以降のステップでは、不透明度低減処理と同様の処理を行うステップについては、同じ番号を振っており、説明を省略する。
S1010においてCPU12は、制限あり度合低減処理を実行する。図10を参照して、制限あり度合低減処理の詳細を説明する。
S300及びS350については、不透明度低減処理と同様の処理を行うステップであるので、説明を省略する。S1020においてCPU12は、接触強度センサ18により検出された指示体34の接触強度が閾値以上か否かを判断する。この判断は、接触強度センサ18から出力された接触強度信号によって検出される接触強度と閾値を比較することで判断できる。肯定判断する場合(S1020:Yes)には、S1030の処理へ進む。否定判断する場合(S1020:No)には、S1040の処理へ進む。
S1030においてCPU12は、機密マスクC3とマスクC2を合成する。具体的には、マスクC2と機密マスクC3の不透明度を比較し、機密マスクC3の不透明度の方が大きい領域には、機密マスクC3の不透明度を適用し、マスクC2の不透明度の方が大きい領域には、マスクC2の不透明度を適用した合成マスクC4を作成する。つまり、低減領域D1と機密領域E1が重なる第1領域F1では、機密マスクC3の不透明度30%が適用され、低減領域D1内の機密領域E1外の領域である第2領域F2では、度合決定処理で決定した低減度合に基づいて低減されたマスクC2の不透明度が適用され、低減領域D1外で、機密領域E1外でもある領域では、マスクC2の不透明度100%が適用されることになる。第1領域F1で適用される不透明度は、第1度合の一例であり、第2領域F2で適用される不透明度は、第2度合の一例である。
S1040においてCPU12は、マスクC4が作成されていれば、画像C1を背景、S1020で作成したマスクC4を前景として、プレビュー領域A3内の表示を更新する。マスクC4が作成されていなければ、画像C1を背景、S320で不透明度を低減したマスクC2を前景として、プレビュー領域A3内の表示を更新する。
<本実施形態の作用効果>
上記の実施形態によれば、接触強度に応じた低減度合に基づいて、画像C1に被せて表示されるマスクC2の不透明度を低減する(S270)。つまり、接触強度を変えることで、マスキング処理で実行する画像処理の度合を低減することができる。そのため、画像の内容確認と、画像が他人から見えないようにするプライバシの保護の両立を図ることができる。
接触強度が閾値以上である場合(S150:Yes)、低減度合を100%、つまり最大値に決定する(S280)。これにより、閾値以上の接触強度を加えることで、画像C1の内容を識別することができる。
タッチパネル14への接触位置B1に応じて、マスクC2の不透明度を低減する低減領域D1を決定する(S170)。これにより、タッチパネル14への指示体34の接触を介して、表示領域中のどの領域を低減領域D1とするかを決定することができる。
タッチパネル14への接触位置B1がプレビュー領域A3外であれば(S180:No)、低減領域D1をプレビュー領域A3全体と決定する。これにより、接触位置B1によって、低減領域D1をプレビュー領域A3全体とするか、プレビュー領域A3中の接触位置B1に対応した領域とするかを選択できる。このため、画像C1の内容確認のしやすさとプライバシの保護のどちらを優先するか、操作者の意思を反映しやすくなる。
タッチパネル14への接触位置の数が2つであれば(S190:2つ)、2つの接触位置B1とB2を対角線とする長方形を低減領域D1と決定する。2点の接触位置B1,B2の場所を調節することで、低減領域D1の大きさを決定することができる。このため、画像C1の内容確認のしやすさとプライバシの保護のどちらを優先するか、操作者の意思を反映しやすくなる。
接触強度が閾値以上であれば(S330:Yes)、低減領域D1内のマスクC2の不透明度を100%にする処理(S350)は実行されない。すなわち、指示体34をタッチパネル14から離しても、マスクC2の低減領域D1内の不透明度は低減されたまま維持される。これにより、指示体34を閾値以上の接触強度でタッチパネル14に接触させることにより、複数の領域で画像処理の度合を低減したまま維持できるため、一度に複数の領域で画像の内容を確認することができる。このため、画像の内容確認のしやすさとプライバシの保護のどちらを優先するか、操作者の意思を反映しやすくなる。
接触強度が閾値以上である場合(S380:Yes)、低減領域内の画像C1のマスクC2の不透明度を100%にするための入力を、操作者から受け付ける、ボタン35を、画像表示領域A2内のプレビュー領域A3外に表示する(S390)。操作者からボタン35の押下を受け付ける(S430:Yes)と、全ての低減領域D0において、マスクC2の不透明度を100%にする(S440)。これにより、操作者にとって好適なタイミングで、低減処理を実行した低減領域D0を、識別不能にすることができる。
画像C1に機密情報が含まれる場合(S102:Yes)は、接触強度が閾値以上であっても、低減領域内のマスクC2の不透明度を100%にする処理(S350)を実行する。従って、機密性が高い画像C1では、画像C1の内容を他人から、より一層見られにくくすることができる。
接触強度が閾値以上である場合(S1020:Yes)には、低減領域D1と機密領域E1が重なる第1領域F1では、機密マスクC3の不透明度30%が適用される(S1030)。一方で、接触強度が閾値未満である場合(S1020:No)には、マスクC2の低減領域D1内では、接触強度に応じて低減した不透明度が適用される(S320)。閾値未満の接触強度では、低減度合の最大値は70%であるため、マスクC2の不透明度は30%までしか低減できないことになる。これは、第1領域F1の不透明度と同じである。つまり、接触強度の大きさによらず、機密領域E1内では、画像C1が識別不能である不透明度30%までしか低減することができない。従って、機密情報がより他人から見えにくくなり、プライバシを保護できる。
生体センサ23により検出された操作者の生体情報が予めメモリ32に記憶されている生体情報と一致した場合のみ(S123:Yes)、不透明度低減処理(S130)や制限あり不透明度低減処理(S1000)を実行する。そのため、生体情報が一致しない操作者は、画像C1の内容を確認できないため、プライバシを保護できる。
10 情報処理装置
12 CPU
14 タッチパネル
18 位置検知センサ
20 接触強度センサ
28 アプリケーション
32 メモリ
34 指示体
35 ボタン
A2 表示領域
A3 プレビュー領域
B1,B2 接触位置
C1 画像
C2 マスク
D0,D1,D2,D3 低減領域
E1 機密領域
F1 第1領域
F2 第2領域

Claims (13)

  1. 表示部と、
    タッチパネルと、
    を備えた情報処理装置のコンピュータによって実行可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    画像データに基づく画像を前記表示部に表示する表示処理と、
    前記画像が識別不能になる画像処理を実行する識別不能処理と、
    前記タッチパネルに対する指示体の接触強度を判断する判断処理と、
    前記接触強度に応じて、前記識別不能処理で実行する前記画像処理の度合を低減する低減処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記判断処理で判断した前記接触強度が閾値以上である場合に、前記低減処理において、前記識別不能処理で実行する前記画像処理を低減する度合を最大値にすることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記判断処理で、更に前記指示体の接触位置を判断し、
    前記接触位置に応じて、前記画像内の、前記低減処理を実行する領域である低減領域を決定する決定処理と、
    を前記プログラムは前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記判断処理で判断した接触位置が、前記画像の表示領域外である場合に、前記決定処理において、前記表示領域全体を前記低減領域と決定することを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記判断処理で判断した前記接触位置が、2点存在する場合に、前記決定処理において、2点の前記接触位置を結んだ線分の中点で点対称となる領域を前記低減領域と決定することを特徴とする請求項3あるいは請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記判断処理で判断した前記接触位置が、2点存在する場合に、前記決定処理において、2点の前記接触位置を外周上に含む領域を前記低減領域と決定することを特徴とする請求項3あるいは請求項4に記載のプログラム。
  7. 前記低減処理で前記画像処理の度合を低減した前記低減領域に、前記識別不能処理を実行するための、前記タッチパネルに対する所定操作を受け付ける受付処理と、
    を前記プログラムは前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載のプログラム。
  8. 前記判断処理で判断した前記接触強度が閾値以上である場合は、前記低減処理で低減した前記画像処理の度合を維持することを特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 前記画像に機密情報が含まれるか否かを判断する機密判断処理と、
    を前記プログラムは前記コンピュータに更に実行させ、
    前記機密判断処理で、前記画像に前記機密情報が含まれると判断した場合は、前記判断処理で判断した前記接触強度が閾値以上であっても、前記低減処理で低減した前記画像処理の度合を維持しないことを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  10. 前記画像に機密情報が含まれるか否かを判断する機密判断処理と、
    前記機密判断処理で、機密情報が含まれると判断した場合に、前記画像内の、前記機密情報が含まれる機密領域を判断する機密領域判断処理と、
    を前記プログラムは前記コンピュータに更に実行させ、
    前記機密領域判断処理で判断した前記機密領域と、前記決定処理で決定した前記低減領域とが重なる第1領域が存在する場合に、前記低減処理において、前記第1領域では、前記識別不能処理で実行した前記画像処理を前記第1度合まで低減し、前記低減領域内で、且つ前記機密領域と重ならない第2領域では、前記識別不能処理で実行した前記画像処理を第1度合より小さい第2度合まで低減することを特徴とする請求項3乃至8に記載のプログラム。
  11. 前記画像に機密情報が含まれるか否かを判断する機密判断処理と、
    前記機密判断処理で機密情報が含まれると判断した場合に、前記画像内の、前記機密情報が含まれる機密領域を判断する機密領域判断処理と、
    を前記プログラムは前記コンピュータに更に実行させ、
    前記機密判断処理で前記画像に前記機密情報が含まれると判断した場合は、前記判断処理で判断した前記接触強度が閾値以上であっても、前記低減処理で低減した前記画像処理の度合を維持せず、
    前記機密領域判断処理で判断した前記機密領域と、前記決定処理で決定した前記低減領域とが重なる第1領域が存在する場合に、前記低減処理において、前記第1領域では、前記識別不能処理で実行した前記画像処理を第1度合まで低減し、前記低減領域内で、且つ前記機密領域と重ならない第2領域では、前記識別不能処理で実行した前記画像処理を前記第1度合より小さい第2度合まで低減することを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  12. 前記情報処理装置は、生体センサを更に備え、
    前記生体センサに操作者の生体情報を取得させる取得処理と、
    を前記プログラムは前記コンピュータさらに実行させ、
    前記取得処理で取得した前記生体情報が、予め設定された操作者の生体情報と一致しない場合に、前記低減処理を実行させないことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のプログラム
  13. 表示部と、
    タッチパネルと、
    制御部と、
    を備えた情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記画像が識別不能になる画像処理を実行する識別不能手段と、
    画像データに基づく画像を前記表示部に表示する表示手段と、
    前記タッチパネルに対する指示体の接触強度を判断する判断手段と、
    前記接触強度に応じて、前記識別不能処理で実行する前記画像処理の度合を低減する低減手段と、
    を実行することを特徴とする情報処理装置。
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