JP6897769B2 - データ送信装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、送信データのデータ量を制御する、データ送信装置、方法および記録媒体に関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末などのような高性能で高機能なモバイル端末の普及に伴い、動画や写真、Webなどのコンテンツを、モバイル網を経由していつでもどこでも楽しむというライフスタイルが広く浸透してきている。そして、より高品質なコンテンツをより快適に楽しみたいという欲求により、モバイル網における高速通信へのニーズが高まっている。
モバイル網では基地局とユーザ端末の間の無線区間がボトルネックとなりやすい。また、無線区間では、各ユーザ端末に割り当てられた通信資源を当該ユーザ端末が宛先となるすべてのセッションで共有する。そのため、モバイル網における通信を高速化するためには、無線区間をすべてのセッションで有効に活用できる通信制御が重要である。
一方、有線、無線のいずれのデータ通信においても広く用いられているトランスポート層プロトコルに、TCP(Transmission Control Protocol)がある。TCPは、CUBIC TCP(非特許文献1)やTCP NewReno(非特許文献2)に代表される。TCPでは、データ送信装置が、データパケットを送信しながら、ネットワークが混雑しているか否かにあわせて試行錯誤的に送信レートを増減する。
具体的には、TCPでは、データ送信装置は、送信したデータパケットが正常にデータ受信装置に届いたことを示す確認応答(ACKnowledgement、ACK)パケットを受信した場合、ネットワークが空いていると判断して送信レートを緩やかに増加する。また、重複したACKパケットなどによってパケットロスを検知した場合や、往復遅延時間(Round Trip Time、RTT)が閾値よりも大きくなった場合は、ネットワークが輻輳(混雑)していると判断して送信レートを大きく低下させる。
このTCPの送信レートの増減方法は、モバイル網においてスループットの低下や遅延の増加やパケット再送の増加を引き起こす可能性がある。
具体的には、RTTによってネットワークの輻輳を検知するTCPの場合、再送制御に伴う遅延によるRTTの増加をネットワークの輻輳と誤認し、送信レートを抑制し過ぎてスループットが低下する可能性がある。なお、再送制御には、たとえば、モバイル網の無線区間のRLC(Radio Link Control)層におけるARQ(Automatic Repeat reQuest)技術やMAC(Media Access Control)層におけるHARQ(Hybrid ARQ)技術がある。
また、モバイル網では可用帯域の変動などを吸収するために基地局などに大容量のバッファを設けている。そのため、パケットロスによってネットワークの輻輳を検知するTCPは、ネットワークの輻輳が重篤化するまでパケットロスを検知できず、ネットワークに過剰にデータを送出してしまう。そして、その結果、遅延が大幅に増加する。また、重篤化した輻輳により多数のパケットがまとめてロスしたりタイムアウトが発生したりするため、パケットの再送が多発する。
このように、スループットの低下や遅延の増加やパケット再送の増加が発生すると、動画の再生開始やWebページの表示までの待ち時間の増大やインスタントメッセージのレスポンスの悪化などによって、ユーザの体感品質が著しく損なわれる。また、再送パケットによってネットワークの負荷が増大する。
これに対し、非特許文献3や特許文献1に記載の方法では、同一端末への複数のセッションを束ねたデータ送信制御を行っている。
具体的には、非特許文献3に記載の方法では、送信装置のTCP/IP(Internet Protocol)スタック内において同一端末への複数セッションの送信中データ量の合計値を取得、管理する。また、同一端末への複数セッションで一つの統合輻輳ウィンドウを管理する。そして、送信するデータが存在するとき、送信中データ量の合計値が統合輻輳ウィンドウより小さい場合、データパケットを送信する。
また、特許文献1に記載の方法では、アプリケーション層において、同一端末への複数セッションの送信中データ量の合計値を取得、管理し、また、同一端末に一度に送信可能なデータ量をRTTに基づく可変閾値として管理する。そして、送信するデータが存在するとき、送信中データ量の合計値が可変閾値より小さい場合、データパケットを送信する。
これらの方法では、パケットロスやRTTではなく送信中データ量によってデータ送信制御を行うため、スループットの低下や遅延の増加やパケット再送の増加を改善することができる。また、同一端末への複数のセッションを束ねたデータ送信制御を行うことで、同一端末への複数のセッションで通信資源を有効に活用することができる。
しかし、非特許文献3および特許文献1に記載の方法では、データ送信装置が同一端末への送信中データ量の合計値を取得、管理できることが前提条件となっている。そのため、送信中データ量を取得できない場合はこれらの方法を利用することができない。たとえば、データ送信装置が複数のサーバに分散している場合は、各サーバでは送信中データ量の一部しか取得できないため、送信中データ量の合計値を計算することができない。
また、各サーバで送信中データ量の合計値を取得できるようにするには、各サーバが他サーバと連係して同一端末への送信中データ量の合計値を取得、管理するための処理が必要になり、処理負荷が増加する。この処理を実環境で実施するためには、制御を行う頻度を下げるなどといった処理負荷を抑制する施策と組み合わせて運用する必要があるため、送信中データ量の合計値の精度劣化に繋がる。
これに対し、特許文献2に記載の方法では、無線端末(データ送信装置)が、無線区間で送受信されているパケットの送受信に係る時間に基づいて無線区間の通信の混雑度合いを示す無線混雑度を推定し、無線混雑度に基づいて送信制御を行っている。この方法では、自装置が送受信するパケットだけでなく、無線区間で他の無線端末が送受信するパケットも考慮して送信制御を行うことができる。
国際公開第2015/124187号 特開2016−036083号公報
Sangtae Ha、外2名、"CUBIC:A New TCP−Friendly High−Speed TCP Variant"、Proceedings of the ACM SIGOPS、2008年7月、vol.42、no.5、p.64−74 S.Floyd、外1名、"The NewReno Modification to TCP’s Fast Recovery Algorithm"、RFC 2582、1999年4月 H.Balakrishnan、外4名、"TCP Behavior of a Busy Internet Server: Analysis and Improvements"、Proceedings of IEEE INFOCOM 1998、1998年3月、vol.1、p.252−262
しかし、特許文献2に記載の方法では、無線混雑度を推定するために、無線区間のパケットを監視する、あるいは、Passpoint対応のサーバから報知信号を受信する、といった特別な仕組みが必要である。そのため、非特許文献3および特許文献1に記載の方法と同様に、特別な仕組みによる処理負荷の問題や、この方法を適用できるシステムが限定されるという問題がある。
本発明の目的は、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することを可能とする、データ送信装置、方法および記録媒体を提供することにある。
上述の問題を解決するために、本発明のデータ送信装置は、送信データ量に基づき送信データの送信を行うデータ送受信手段と、自装置で測定可能な、前記送信データの前記送信に関する通信品質に基づいて、前記送信データの前記送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する混雑度推定手段と、前記通信セッションの前記混雑度に基づき前記送信データ量を決定する送信データ量決定手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のデータ送信方法は、自装置で測定可能な、送信データの送信に関する通信品質に基づいて、前記送信データの前記送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定し、前記通信セッションの前記混雑度に基づき送信データ量を決定し、前記送信データ量に基づき前記送信データの前記送信を行うことを特徴とする。
また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されたデータ送信プログラムは、コンピュータに、送信データ量に基づき送信データの送信を行うデータ送受信機能と、自装置で測定可能な、前記送信データの前記送信に関する通信品質に基づいて、前記送信データの前記送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する混雑度推定機能と、前記通信セッションの前記混雑度に基づき前記送信データ量を決定する送信データ量決定機能とを実現させることを特徴とする。
本発明のデータ送信装置、方法および記録媒体により、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することが可能になる。
本発明の第一の実施形態のデータ送信装置の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態のデータ送信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のデータ送信システムの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のデータ送信装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のデータ送信装置の混雑度推定方法を説明するための図である。 本発明の第二の実施形態のデータ送信装置の動作例を示す図である。 本発明の第三の実施形態のデータ送信装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態のデータ送信装置の動作例を示す図である。 本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態のデータ送信装置10の構成例を示す。本実施形態のデータ送信装置10は、混雑度推定部11、送信データ量決定部12およびデータ送受信部13により構成される。
データ送受信部13は、送信データ量に基づき送信データの送信を行う部分である。混雑度推定部11は、自装置で測定可能な、送信データの送信に関する通信品質に基づいて、送信データの送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する部分である。送信データ量決定部12は、通信セッションの混雑度に基づき送信データ量を決定する部分である。
このようにデータ送信装置10を構成することによって、データ送信装置10は、自装置で測定可能な通信品質に基づいて、自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する。そして、通信セッションの混雑度に基づき送信データの送信データ量を決定する。これにより、特別な仕組みを必要とせずに、通信資源を共有する他セッションの状況も考慮して送信データ量を適切な範囲に制御することが可能になる。そのため、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することが可能になる。
次に、図2に本実施形態のデータ送信装置10の動作の例を示す。
まず、混雑度推定部11は、自装置で測定可能な、送信データの送信に関する通信品質に基づいて、自装置が送信データの送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する(ステップS101)。次に、送信データ量決定部12は、通信セッションの混雑度に基づき送信データの送信データ量を決定する(ステップS102)。そして、データ送受信部13は、送信データ量に基づき送信データの送信を行う(ステップS103)。
このように動作することによって、データ送信装置10は、自装置で測定可能な通信品質に基づいて、自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する。そして、通信セッションの混雑度に基づき送信データの送信データ量を決定する。これにより、特別な仕組みを必要とせずに、通信資源を共有する他セッションの状況も考慮して送信データ量を適切な範囲に制御することが可能になる。そのため、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、データ送信装置10は、自装置で測定可能な通信品質に基づいて、自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する。そして、通信セッションの混雑度に基づき送信データの送信データ量を決定する。これにより、特別な仕組みを必要とせずに、通信資源を共有する他セッションの状況も考慮して送信データ量を適切な範囲に制御することが可能になる。そのため、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することが可能になる。
また、本実施形態のデータ送信装置10をより多くのシステムに適用することが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態では、データ送信装置について、さらに具体的に説明する。
図3に本実施形態のデータ送信装置20を用いたデータ送信システムの構成例を示す。
データ送信装置20は、データ受信装置60に対してTCPなどのコネクションを確立して、要求されたデータを送信するデータ送信装置である。
データ送信装置20は、たとえば、ユーザから要求されたデータを保持するオリジンサーバとすることができる。また、たとえば、キャッシュサーバやプロキシサーバ、エッジサーバなどのように、ネットワーク80の中に設置され、オリジンサーバとデータ受信装置60の間のデータ通信を一度終端する中継サーバ装置とすることもできる。
なお、データ送信装置20は、オリジンサーバがデータ受信装置60にデータを送信する経路の途中に配置されていても良い。その場合、データ受信装置60から見てデータ送信装置20の後ろに別のネットワークやオリジンサーバなどがあっても良い。
データ受信装置60は、ネットワーク80を経由してデータ送信装置20に向けてデータ要求の送信を行い、データ送信装置20から送信されたデータパケットを受信する装置である。たとえば、PC(Personal Computer)や携帯端末などがこれに該当する。
データ受信装置60は、ユーザからデータ取得の要求がされた際に、ネットワーク80経由でデータ送信装置20またはオリジンサーバに向けてデータのリクエストを送信する。また、データ受信装置60は、データ送信装置20からデータパケットを受信した際に、データパケットに対応するACKパケットをデータ送信装置20へ送信する。そして、データ受信装置60は、要求したデータがデータ送信装置20またはオリジンサーバから配信された際に、ユーザに前記データを提示する。
図4は、本実施形態のデータ送信装置20の構成例を示す図である。図4では、データ送信装置10の構成例(図1)に対して、目標混雑度決定部26を追加している。また、混雑度推定部11は自セッション混雑度推定部24および全セッション混雑度推定部25により構成される。
まず、データ送受信部13について説明する。データ送受信部13は、送信データ量決定部12が決定した一度に送信可能なデータパケットの量(送信データ量)に基づいて送信データを送信する部分である。
データ送受信部13は、データ受信装置60からデータ要求のメッセージを受信したとき、送信データ量決定部12が決定した送信データ量に従って、要求されたデータのパケットをネットワーク80経由でデータ受信装置60へ送信する。また、データ送受信部13は、ACKパケットの受信を行う。
また、データ送受信部13は、データ受信装置60とのデータ送受信に関する通信品質を測定する。
通信品質の具体的な例を以下に挙げる。データ送受信部13では、これらの情報(通信品質)のいずれか一つ以上を測定する。なお、これらの情報は、データ送信装置20やデータ送信システムに特別な仕組みを導入しなくても容易に測定することができる情報である。
・データ送信装置20とデータ受信装置60との間の通信の往復遅延時間(Round Trip Time、RTT)
・ACKパケットを受信した時刻
・ACKパケットの受信時間間隔(前回と今回のACKパケットの受信時刻の差分値)
・ACKパケットによって新たに受信確認済みとなったデータ量
・送信中データ量(データパケットを送信済み、かつ、ACKパケットによって受信確認がされていないデータ量)
・最大セグメントサイズ(Maximum Segment Size、MSS)
また、データ送受信部13は、上記の情報の過去一定時間における観測値を記憶しておき、観測値の累計値、平均値、分散、標準偏差、最大値、最小値、あるいは、最大値と最小値の差分値のいずれか一つ以上の情報を測定しても良い。また、上記の情報に瞬間的な変動の影響を排除するフィルタ方式や指数移動平均などの統計処理を加えた情報を測定しても良い。
また、以下の例のような、ACKパケットによって測定できるいずれか一つ以上の情報を測定しても良い。
・受信ウィンドウサイズ(Receive WINdow size、RWIN)
・データパケットのロス(ネットワークの途中でデータパケットが失われる現象)または順序違いを示唆する重複ACK
・データパケットのロスの発生率(パケットロス率)
・明示的輻輳通知(Explicit Congestion Notification、ECN)のメッセージ
次に、混雑度推定部11について説明する。混雑度推定部11は、データ送信装置20が送信データの送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する部分である。本実施形態では、混雑度推定部11は、データ送受信部13が測定した通信品質に基づいて混雑度を推定する。また、本実施形態では、混雑度推定部11は自セッション混雑度推定部24および全セッション混雑度推定部25により構成される。
次に、自セッション混雑度推定部24について説明する。自セッション混雑度推定部24は、データ送受信部13がデータ送受信に使用している通信セッション(自セッション)についての通信資源の混雑度を通信品質に基づいて推定する部分である。
混雑度には、通信資源の混雑の大小を推定できる指標であればどのような指標を使用しても良い。たとえば、ネットワークを構成するネットワーク機器に滞留する、データ送信装置20が送信したデータに関する滞留データ量が多いほど、ネットワークが混雑していると判断することが可能である。そのため、データ送信装置20が送信したデータに関する滞留データ量を混雑度として使用することが可能である。
また、混雑度の他の例としては、以下を挙げることができる。
・送信中データ量
・過去一定期間内における滞留データ量または送信中データ量の増加量
・ACKパケットの到着頻度の減少量
・ACKパケットによって受信確認済みとなったデータ量とACKパケットの到着間隔から推定した通信資源の減少量
・データパケットのロスの発生頻度
・RTTの増加量
なお、特許文献2に記載の方法では、通信資源の利用率を無線混雑度として使用している。この方法では、最大で100%までしか混雑度を測定することができない。そのため、混雑度が適切なのか、過剰なのか、どの程度過剰なのかを判断することができない。したがって、混雑度には、上記の例で挙げたように、過剰なデータ送信を行っているときの混雑の度合いを示すことができる指標を使用することが望ましい。
本実施形態では、以降、滞留データ量を混雑度として使用する場合について説明する。
次に、自セッションの滞留データ量の推定方法の例について説明する。
滞留データは、ネットワークを構成するルータやスイッチ、ゲートウェイ装置、基地局装置といったネットワーク機器の中に存在するバッファに滞留するデータである。滞留データ量は、たとえば、データ送受信部13が測定した送信中データ量から、非滞留データ量を減算することで推定することができる。
非滞留データは、ネットワークを構成するルータやスイッチ、ゲートウェイ装置、基地局装置といったネットワーク機器の中に存在するバッファに滞留せずに、ネットワークの中を伝送しているデータである。
次に、非滞留データ量の推定方法の例について説明する。
自セッション混雑度推定部24は、たとえば、通信帯域の推定値(帯域推定値)と伝搬遅延時間の推定値(遅延推定値)との積を計算することで非滞留データ量を推定する。
図5に各データ量の関係の例を示す。送信済みデータ量は、データ送信装置20がデータ受信装置60へ送信したデータ量である。受信確認済みデータ量は、データ受信装置60から受信したACKパケットによって受信確認済みとなったデータ量である。そして、送信済みデータ量から受信確認済みデータ量を減算した値が、送信中データ量である。つまり、送信中データ量は、データ送信装置20から送信したが、まだACKパケットを受信していないデータのデータ量である。
送信中データは、ネットワーク機器に滞留している滞留データと、滞留せずに伝送中の非滞留データに分けることができる。非滞留データは、伝送中のため、伝搬遅延時間後までにACKパケットを受信できると考えることが可能である。したがって、本実施形態の自セッション混雑度推定部24では、伝搬遅延時間後までに受信確認済みとなるデータ量、すなわち、通信帯域の推定値と伝搬遅延時間の推定値の積を非滞留データ量として推定する。
通信帯域は、単位時間当たりの伝送データ量である。具体的には、所定期間に受信確認済みとなったデータの量を、そのデータを受信するのに要した経過時間(受信時間間隔)で割ることで推定することができる。所定期間は、所定の時間間隔としても良いし、受信したACKパケットの個数としても良い。
所定期間に受信確認済みとなったデータの量は、たとえば、データ送受信部13が所定期間に受信したACKパケットによって新たに受信確認済みとなったデータ量を算出することで推定できる。また、このデータ量に指数移動平均などの統計処理を加えた値を受信確認済みのデータ量として使用しても良い。
受信時間間隔は、たとえば、データ送受信部13が所定期間に受信したACKパケットの中で最も新しいACKパケットの受信時刻から最も古いACKパケットの受信時刻を減算することによって得ることができる。また、この受信時間間隔に指数移動平均などの統計処理を加えた値を受信時間間隔として使用しても良い。
伝搬遅延時間は、データ送信装置20とデータ受信装置60との間の通信の往復遅延時間の最小値または指数移動平均値を算出することで推定することができる。
また、通信帯域は、基地局装置におけるリソースブロックの割り当て量の変化や、モバイルネットワークにおける電波品質の変動などにより変動する。また、伝搬遅延時間は、ユーザ端末のハンドオーバやRLC層におけるARQ技術やMAC層におけるHARQ技術による再送に関する遅延などにより変動する。そのため、上述の帯域推定値あるいは/および遅延推定値に対して、瞬間的な変動の影響を排除するフィルタ方式を適用しても良い。
自セッション混雑度推定部24は、データ送受信部13が測定した送信中データ量から、上述の非滞留データ量を減算することで、自セッションの滞留データ量を推定することができる。
次に、全セッション混雑度推定部25について説明する。全セッション混雑度推定部25は、自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する部分である。本実施形態の全セッション混雑度推定部25は、通信セッションの混雑度として、自セッションが使用する通信資源を共有する全セッションの混雑度を推定する。また、本実施形態では、自セッション混雑度推定部24と同様に、全セッション混雑度推定部25でも滞留データ量を混雑度として使用する。
次に、全セッションの滞留データ量の推定方法の例について説明する。
たとえば、全セッション混雑度推定部25は、自セッションが使用する通信資源を共有する通信セッションのセッション数を推定する。そして、自セッション混雑度推定部24が推定した自セッションの滞留データ量と推定セッション数の積を計算することで、全セッションの滞留データ量を推定することができる。
また、たとえば、全セッション混雑度推定部25は、可用帯域とキューイング遅延の積を計算することで、全セッションの滞留データ量を推定しても良い。可用帯域は、たとえば、所定時間おきの自セッションのスループットの最大値に基づいて推定することができる。また、キューイング遅延は、統計的な伝搬遅延時間と伝搬遅延時間の最小値との差に基づいて推定することができる。伝搬遅延時間は、無線区間のARQ技術やHARQ技術といった再送制御に伴う遅延時間の増加、無線区間の帯域変動に伴う伝送遅延の変動、モバイルコア網の混雑度合いの変化に伴う処理遅延の変動などにより変動する。統計的な伝搬遅延時間は、このような伝搬遅延時間の瞬間的な変動の影響を排除するフィルタ方式や指数移動平均などの統計処理を加えた伝搬遅延時間である。
次に、セッション数の推定方法について説明する。
全セッション混雑度推定部25は、たとえば、全セッションの滞留データ量を自セッションの滞留データ量で除算する、あるいは、所定時間おきの自セッションのスループットの最大値を平均値で除算することによりセッション数を推定することができる。
また、全セッション混雑度推定部25は、セッション数を以下のように推定することもできる。まず、データ送受信部13は、自セッションについて、伝搬遅延時間、伝搬遅延時間の変動幅、データパケットまたはACKパケットの到着間隔、スループットなどの測定可能な値の分布や統計値をあらかじめ測定しておく。また、データ送受信部13は、通信中に自セッションで観測される上記の値の分布や統計値を測定する。そして、全セッション混雑度推定部25は、セッション数を変えた場合に、あらかじめ計測または算出した値と通信中に計測または算出した値との近似度を仮説検定手法やベイズ推定などの手法を用いて算出し、近似度に基づいてセッション数を推定する。
また、全セッション混雑度推定部25は、セッション数を以下のように推定することもできる。ECN(Explicit Congestion Notification)の輻輳検知フラグは、ネットワーク機器の中に滞留しているデータ量が所定の量を超えた場合にACKパケットに付与される。この輻輳検知フラグを利用して、全セッション混雑度推定部25は、データ送受信部13が輻輳検知フラグの付与されたACKパケットを受信したとき、所定の量を全セッションの滞留データ量と推定する。そして、その時点での自セッションの滞留データ量で所定の量を除算した値を推定セッション数とする。
次に、目標混雑度決定部26について説明する。目標混雑度決定部26は、通信品質に基づき混雑度の目標値である目標混雑度を決定する部分である。目標混雑度決定部26は、自セッション混雑度推定部24が推定した自セッションの混雑度、あるいは、全セッション混雑度推定部25が推定した全セッションの混雑度に基づいて、目標混雑度を決定する。なお、ここでの混雑度には、前述の混雑度推定部11が推定する混雑度と同一の単位、尺度の指標を用いる。目標混雑度は、送信データ量決定部12が送信データ量の上限値を決定する際の目標とする混雑度である。
たとえば、電波状況が急激に良くなり送信可能なデータ量が急激に多くなった場合、通信資源の滞留データ量(混雑度)が低すぎると、帯域的には送信可能な状態だが送信するデータがない状態が発生してしまう。つまり、送信帯域の利用効率が悪化してしまう。通信資源の混雑度がある程度あれば、送信可能なデータ量が急激に多くなった場合でも、滞留しているデータを送信できるため、送信可能な状態なのに送るデータがない、という送信帯域を有効利用できない状態を低減することが可能である。一方、通信資源の混雑度が高すぎると、データ受信装置へのデータ到着が遅れたり、他の通信セッションの開始が遅れたりすることで体感品質が低下してしまう。そのため、通信品質の変動量に基づいて適切な目標混雑度を決定することで、送信帯域の利用効率の悪化を抑制し、ユーザの体感品質を向上することが可能になる。
より具体的には、通信品質の安定度が低い、すなわち、通信品質の変動量が大きい場合には、通信資源の目標混雑度を通信品質の変動量に応じて上げる。これにより、通信資源の混雑度が高くなるため、送信可能なデータ量が急激に増えても送信データの枯渇を抑制し、送信帯域をより有効に利用することができる。通信品質の変動量が大きいとき、遅延についても変動が大きくなる。そのため、遅延についてはある程度許容して混雑度を上げることで、送信帯域をより有効に利用でき、より多くのデータを送信することが可能になる。また、通信品質の安定度が高い、すなわち、通信品質の変動量が小さい場合には、通信資源の目標混雑度を通信品質の変動量に応じて下げる。これにより、ネットワークの混雑度が低くなるため、データの遅延を小さくすることが可能になる。したがって、通信品質の変動量が大きいほど目標混雑度を大きくすることで、送信帯域の利用効率の悪化を抑制し、ユーザの体感品質を向上することが可能になる。
次に、目標混雑度の決定方法の例について説明する。前述のように、本実施形態では、通信品質の変動量が大きいほど目標混雑度を大きくする。なお、以下では「自セッションの混雑度あるいは全セッションの混雑度」を「混雑度」と記載している。
たとえば、混雑度推定部11で推定した混雑度の過去一定期間における分散、標準偏差あるいは最大値と最小値の差を変動量とし、変動量と所定の係数との積を目標混雑度とすることができる。このようにすることで、通信品質の変動量を指標化し、変動量の増加に応じて目標混雑度を大きくすることが可能になる。
また、混雑度推定部11で推定した混雑度の過去一定期間における値から、既存の統計処理によって異常値(大きく外れた値)を除外した後に、分散、標準偏差あるいは最大値と最小値の差を計算することで変動量を計算しても良い。また、複数回計算した変動量に指数移動平均の計算を行った値に基づいて目標混雑度を計算しても良い。
また、ACKパケットの受信間隔の過去一定期間における分散、標準偏差あるいは最大値と最小値との差を変動量としても良い。たとえば、所定の初期値から開始して、変動量が大きいほど目標混雑度の増加幅を増やし、小さいほど目標混雑度の増加幅を減らす(目標混雑度を減少させることもある)、という所定の広義単調増加関数に従って目標混雑度を決定しても良い。このようにすると、ACKパケットの受信間隔の変動量に基づいて目標混雑度を決定することができる。
また、過去一定期間の複数の混雑度の傾向または相関関係から混雑度の時間変化の安定度合いを分析することによって混雑度の変動量を算出し、安定度合い(変動量)によって目標混雑度を決定しても良い。たとえば、安定度合いが高いほど(変動量が小さい)目標混雑度を減らし、安定度合いが低いほど(変動量が大きい)目標混雑度を増やすという、所定の広義単調減少関数に従って目標混雑度を決定しても良い。また、安定度合いは、たとえば、単位根検定や共和分検定や自己共分散の分析などといった、既存の定常性の検定方法に従って算出しても良い。
また、通信品質の変動量ではなく、RTTやパケットロス率といった通信品質に基づいて目標混雑度を決定しても良い。たとえば、所定の初期値から開始して、RTTまたはパケットロス率が大きいほど目標混雑度の増加幅を減らし(目標混雑度を減少させることもある)、小さいほど目標混雑度の増加幅を増やす、という所定の広義単調減少関数に従って目標混雑度を決定しても良い。この方法では、遅延やパケットロス率が大きいときは混雑度が過剰であるとみなして、目標混雑度を減らす。
次に、目標混雑度の補正について説明する。
上述の目標混雑度の決定方法では、目標混雑度決定部26は、自セッションの目標混雑度、あるいは、全セッションの目標混雑度を決定することができる。ただし、目標混雑度決定部26が決定した目標混雑度が自セッションの目標混雑度の場合、この目標混雑度は、他セッションの影響を考慮していない目標混雑度である。そのため、本実施形態の目標混雑度決定部26は、上述の方法で算出した自セッションの目標混雑度に対して以下の方法で補正を行い、他セッションの影響を考慮した自セッションの目標混雑度とする。
目標混雑度決定部26は、自セッションと通信資源を共有する通信セッションのセッション数を推定し、推定セッション数が大きいほど目標混雑度が小さくなるように目標混雑度を補正する。セッション数は、全セッションの滞留データ量の推定方法において説明したのと同様の方法で推定することができる。目標混雑度決定部26は、たとえば、目標混雑度を推定セッション数あるいは推定セッション数の対数値で除算する等の方法で、目標混雑度を補正する。
このように目標混雑度を補正すると、他セッションの混雑度が大きいとき、全セッションの混雑度に対する自セッションの混雑度の割合が小さくなるため、補正後の目標混雑度は補正前に比べて大幅に小さくなる。逆に、他セッションの混雑度が小さいとき、全セッションの混雑度に対する自セッションの混雑度が大きくなるため、補正後の目標混雑度は補正前に比べてあまり小さくならない。このように、本実施形態のデータ送信装置20は、他セッションの混雑度を考慮して目標混雑度を決定するため、通信資源全体としての混雑度をより適切に制御することが可能になる。
なお、目標混雑度決定部26が決定した目標混雑度が全セッションの目標混雑度の場合、目標混雑度決定部26では目標混雑度に対する補正を行わずに、送信データ量決定部12で他セッションの影響を考慮した送信データ量の決定を行う。
次に、送信データ量決定部12について説明する。送信データ量決定部12は自セッションの混雑度あるいは全セッションの混雑度と目標混雑度に基づき送信データ量を決定する部分である。
送信データ量は、たとえば、輻輳ウィンドウサイズ(cwnd)のような送信データ量の上限値とすることができる。また、上限値は、UDP(User Datagram Protocol)などにおける所定時間内に送信可能なデータサイズであっても良い。また、通信コネクションの送信バッファサイズの設定値(SO_SNDBUF)、システムパラメータとして設定された通信に利用可能なメモリサイズ(tcp_wmem)、ACKパケットによって通知される受信ウィンドウサイズ(RWIN)であっても良い。以降、送信データ量として送信データ量の上限値を決定する場合について説明する。
なお、送信データ量の決定方法には、二つのパターンがある。
一つ目は、自セッションの混雑度と自セッションの目標混雑度(補正後)に基づいて自セッションの送信データ量を決定するパターンである。二つ目は、全セッションの混雑度と全セッションの目標混雑度(補正なし)に基づいて自セッションの送信データ量を決定するパターンである。
二つ目のパターンの場合、送信データ量決定部12は、全セッションの混雑度と全セッションの目標混雑度に基づいて、推定セッション数などの他セッションの影響を考慮して、自セッションの送信データ量を決定する。あるいは、全セッションの混雑度と全セッションの目標混雑度に基づいて全セッションの送信データ量を決定し、目標混雑度の補正と同様の方法で、全セッションの送信データ量を自セッションの送信データ量へ補正しても良い。
いずれのパターンについても、混雑度と目標混雑度に基づいて送信データ量を決定する部分については、同様の方法を使用することができる。
送信データ量の決定方法の例を以下に挙げる。ネットワークの混雑度は、送信データ量を大きくするほど大きくなる。そのため、混雑度が目標混雑度より小さい場合は送信データ量を大きくし、混雑度が目標混雑度より大きい場合は送信データ量を小さくすることで、混雑度を目標混雑度に近づけることができる。
たとえば、目標混雑度から混雑度を減算した値に所定の係数を乗算(あるいは所定の指数だけべき乗)し、現在の上限値に加算した値を、新たな上限値として決定する。このようにすると、混雑度が目標混雑度より大きい場合に送信データ量の上限値を小さくし、混雑度が目標混雑度より小さい場合に上限値を大きくすることが可能になる。
また、目標混雑度から混雑度を減算した値の一つ以上の過去の履歴の総和に所定の係数を乗算し、現在の上限値に加算した値を、新たな上限値としても良い。また、目標混雑度から混雑度を減算した値の、最新の値と所定の計算回数または時間だけ過去の値との間の計算回数または時間あたりの単位変化量を計算して所定の係数を乗算し、現在の上限値に加算した値を、新たな上限値としても良い。また、上述した上限値決定方法のいずれか2つ以上を組み合わせて新たな上限値を決定しても良い。
また、たとえば、上限値がcwndの場合、CUBIC TCP(非特許文献1)やTCP NewReno(非特許文献2)といった既存のTCPのcwndの増減方法と組み合わせても良い。たとえば、既存の増減方法に対して、目標混雑度から混雑度を減算または除算した値が大きいほどcwndの増加量を増やして減少量を減らすように調整する関数を加えても良い。このようにすることで、より早く混雑度を目標混雑度に近づけることが可能になる。
このように送信データ量を決定することによって、上述の一つ目のパターンの場合、自セッションの混雑度が他セッションを考慮した目標混雑度に近づくよう、自セッションの送信データ量を決定することができる。
また、二つ目のパターンの場合、全セッションの混雑度が全セッションの目標混雑度より小さいとき、通信資源に余裕があるため、自セッションの送信データ量を増やすことになる。また、全セッションの混雑度が全セッションの目標混雑度より大きいとき、通信資源が混雑しているため、自セッションの送信データ量を減らすことになる。このように、二つ目のパターンでも、他セッションを考慮して自セッションの送信データ量を決定することができる。
このようにデータ送信装置20を構成することによって、データ送信装置20は、自装置で測定可能な通信品質に基づいて、自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する。そして、通信セッションの混雑度に基づき送信データの送信データ量を決定する。これにより、特別な仕組みを必要とせずに、通信資源を共有する他セッションの状況も考慮して送信データ量を適切な範囲に制御することが可能になる。そのため、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することが可能になる。
次に、図6に本実施形態のデータ送信装置20の動作例を示す。図6のステップS203は図2のステップS101に、図6のステップS204およびステップS205は図2のステップS102に、図6のステップS206は図2のステップS103に該当する。
まず、データ送受信部13は、データ送受信部13がデータ受信装置60からACKパケットを受信したときや所定時間おきなどの所定のタイミングで、通信品質を測定する(ステップS201)。
混雑度推定部11は、所定のタイミングで、自セッションの混雑度および全セッションの混雑度を通信品質に基づいて推定する(ステップS202、ステップS203)。ここでの所定のタイミングは、たとえば、データ送受信部13がデータ受信装置60からACKパケットを受信したときや所定時間おきなどである。
次に、目標混雑度決定部26は、所定のタイミングで、自セッションの混雑度あるいは全セッションの混雑度に基づいて、目標混雑度を決定する(ステップS204)。ここでの所定のタイミングは、たとえば、混雑度推定部11が自セッションあるいは全セッションの混雑度を推定したときや所定時間おきなどである。
そして、送信データ量決定部12は、混雑度推定部11が自セッションあるいは全セッションの混雑度を推定したときや所定時間おきなどの所定のタイミングで、混雑度と目標混雑度に基づいて送信データ量を決定する(ステップS205)。
データ送受信部13は、データ受信装置60からデータ要求のメッセージを受信したとき、送信データ量決定部12が決定した送信データ量に従って、要求されたデータのパケットをデータ受信装置60へ送信する(ステップS206)。
ここで、データ送信装置20がオリジンサーバの場合、自身でオリジナルデータをすべて保持しているため、データ送受信部13は送信データ量決定部12が決定した送信データ量に従ってデータを送信することができる。データ送信装置20が中継サーバ装置の場合には、オリジナルデータをあらかじめ自身の記憶領域にキャッシュとして記憶させたり、オリジンサーバから受信したデータストリームを一時的にバッファに記憶させたりすると良い。このようにすることで、オリジンサーバとデータ送信装置20との間のネットワークのスループットに依存せず、データ送受信部13は送信データ量決定部12が決定した送信データ量に従ってデータを送信することが可能になる。

このように動作することによって、データ送信装置20は、自装置で測定可能な通信品質に基づいて、自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する。そして、通信セッションの混雑度に基づき送信データの送信データ量を決定する。これにより、特別な仕組みを必要とせずに、通信資源を共有する他セッションの状況も考慮して送信データ量を適切な範囲に制御することが可能になる。そのため、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することが可能になる。
なお、上記ではトランスポート層のプロトコルがTCPであることを前提に説明した。しかし、本実施形態のデータ送信装置は、UDPなどのTCPとは異なるプロトコルを用い、トランスポート層あるいは上位層においてTCPの振る舞いを模擬して送信データ量を制御するデータ送信装置にも適用可能である。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、データ送信装置20は、自装置で測定可能な通信品質に基づいて、自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する。そして、通信セッションの混雑度に基づき送信データの送信データ量を決定する。これにより、特別な仕組みを必要とせずに、通信資源を共有する他セッションの状況も考慮して送信データ量を適切な範囲に制御することが可能になる。そのため、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することが可能になる。
また、本実施形態のデータ送信装置20をより多くのシステムに適用することが可能になる。
また、本実施形態のデータ送信装置20は、通信品質の変動に基づいて目標混雑度を決定している。これにより、帯域変動や遅延変動の影響を加味し、モバイルネットワークでも送信データ量を適切な範囲に制御することが可能になる。
[第三の実施形態]
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。本実施形態は、データ送信装置が送信データを送信する自セッションが複数あり、また、自セッションが送信制御のパラメータ等によって複数のグループに分けられる場合の例である。
図7に本実施形態のデータ送信装置30の構成例を示す。本実施形態のデータ送信装置30は、データ送受信部13、該当機能群決定部38および送信制御機能群39(39−1〜39−N)により構成される。送信制御機能群39の各々は混雑度推定部11および送信データ量決定部12を含む。なお、送信制御機能群39の各々はさらに目標混雑度決定部26を含んでも良い。
混雑度推定部11、送信データ量決定部12およびデータ送受信部13については第一の実施形態と同様のため説明を省略する。
送信制御機能群39(39−1〜39−N)は、自身に割り当てられた自セッションのグループに対して送信データ量を決定する部分である。各々の送信制御機能群39は独立して送信データ量を決定する。送信制御機能群39は、通信資源を共有する通信セッションのグループごとに一つずつ割り当てられる。たとえば、通信セッションのグループは、LTE(Long Term Evolution)ネットワークのQoS(Quality of Service)クラスなどのように、同一のQoSクラスに属する一部の通信セッションのグループなどである。
該当機能群決定部38は、各自セッションの送信制御を行う送信制御機能群39(39−1〜39−N)を決定し、決定した送信制御機能群39へ通知する部分である。
該当機能群決定部38は、たとえば、データ送信装置30がモバイル網の基地局装置やP−GW(Packet data network Gateway)である場合に、自セッションに割り当てられたQoSクラス識別子(QoS Class Identifier、QCI)に基づいてQoSクラスを把握する。そして、把握したQoSクラスを当該自セッションの所属グループとし、そのグループに対応する送信制御機能群39へ通知する。
また、該当機能群決定部38は、データ送信装置30が基地局装置やP−GW以外である場合に、基地局装置やP−GWからQCIなどから受信した情報通知に基づいてQoSクラスなどを把握し、QoSクラスなどを当該自セッションの所属グループとしても良い。
また、該当機能群決定部38は、各自セッションのグループを以下のように決定することもできる。データ送受信部13は、各自セッションについて、伝搬遅延時間、伝搬遅延時間の変動幅、データパケットまたはACKパケットの到着間隔、スループットなどの値の分布や統計値を計測または算出する。また、データ送受信部13は、各グループに属する自セッションで観測される上述の値の分布や統計値を計測または算出する。そして、該当機能群決定部38は、自セッションで計測または算出した値と各グループに属する通信セッションで計測または算出した値との近似度を仮説検定手法やベイズ推定などの手法を用いて算出し、近似度に基づいて所属グループを判断する。
このようにデータ送信装置30を構成することによって、データ送信装置30は、自装置で測定可能な通信品質に基づいて、自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する。そして、通信セッションの混雑度に基づき送信データの送信データ量を決定する。これにより、特別な仕組みを必要とせずに、通信資源を共有する他セッションの状況も考慮して送信データ量を適切な範囲に制御することが可能になる。そのため、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することが可能になる。
次に、図8にデータ送信装置30の動作例を示す。図8の動作例は、データ送信装置30が第二の実施形態の動作例(図6)と合わせて行う動作の例である。
該当機能群決定部38は、所定のタイミングで、それぞれの自セッションがどのグループに属するかを判断し、所属グループの送信制御機能群39へ通知する(ステップS301)。所定のタイミングは、データ送信装置30とデータ受信装置60との間に通信セッション(自セッション)が確立された際や、データ送受信部13がデータ受信装置60からデータ要求のメッセージを受信した際や所定時間おきなどである。
各送信制御機能群39およびデータ送受信部13の動作は第二の実施形態と同様のため、説明を省略する。
このように動作することによって、データ送信装置30は、自装置で測定可能な通信品質に基づいて、自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する。そして、通信セッションの混雑度に基づき送信データの送信データ量を決定する。これにより、特別な仕組みを必要とせずに、通信資源を共有する他セッションの状況も考慮して送信データ量を適切な範囲に制御することが可能になる。そのため、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第三の実施形態では、データ送信装置30は、自装置で測定可能な通信品質に基づいて、自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する。そして、通信セッションの混雑度に基づき送信データの送信データ量を決定する。これにより、特別な仕組みを必要とせずに、通信資源を共有する他セッションの状況も考慮して送信データ量を適切な範囲に制御することが可能になる。そのため、より容易な方法で送信データ量を適切な範囲に制御し、通信資源全体のスループットの向上や遅延の短縮やパケット再送の抑制を実現することが可能になる。
また、本実施形態のデータ送信装置30をより多くのシステムに適用することが可能になる。
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態におけるデータ送信装置(10、20、30)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、データ送信装置は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、データ送信装置は、専用の装置として実現してもよい。また、データ送信装置の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。
図9は、本発明の各実施形態のデータ送信装置を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94、不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を備える。
通信インタフェース91は、各実施形態のデータ送信装置が、有線あるいは/および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、データ送信装置を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、たとえば、図9に例示した情報処理装置90によりデータ送信装置を構成し、このデータ送信装置に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、データ送信装置に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、データ送信装置のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、データ送信装置の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用してデータ送信装置内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
送信データ量に基づき送信データの送信を行うデータ送受信手段と、
自装置で測定可能な、前記送信データの前記送信に関する通信品質に基づいて、前記送信データの前記送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する混雑度推定手段と、
前記通信セッションの前記混雑度に基づき前記送信データ量を決定する送信データ量決定手段と
を備えることを特徴とするデータ送信装置。
(付記2)
前記混雑度推定手段は、前記通信資源を共有する前記通信セッションの推定セッション数を推定し、前記推定セッション数および前記自セッションの前記混雑度に基づいて、前記通信セッションの前記混雑度の推定を行う
ことを特徴とする付記1に記載のデータ送信装置。
(付記3)
前記混雑度推定手段は、所定時間おきの前記自セッションのスループットの最大値に基づいて前記通信セッションの可用帯域を推定し、前記可用帯域とキューイング遅延の積を計算することで、前記通信セッションの前記混雑度を推定する
ことを特徴とする付記1に記載のデータ送信装置。
(付記4)
前記混雑度の目標値である目標混雑度を決定する目標混雑度決定手段
をさらに備え、
前記送信データ量決定手段は、前記混雑度および前記目標混雑度に基づき前記送信データ量を決定する
ことを特徴とする付記1あるいは付記3に記載のデータ送信装置。
(付記5)
前記目標混雑度決定手段は、前記目標混雑度を、前記通信資源を共有する前記通信セッションの推定セッション数が大きくなるほど前記目標混雑度が小さくなるように補正する
ことを特徴とする付記4に記載のデータ送信装置。
(付記6)
前記混雑度の目標値である目標混雑度を決定する目標混雑度決定手段
をさらに備え、
前記送信データ量決定手段は、前記混雑度および前記目標混雑度に基づき前記送信データ量を決定する
ことを特徴とする付記2に記載のデータ送信装置。
(付記7)
前記目標混雑度決定手段は、前記目標混雑度を、前記推定セッション数が大きくなるほど前記目標混雑度が小さくなるように補正する
ことを特徴とする付記6に記載のデータ送信装置。
(付記8)
前記推定セッション数は、前記通信セッションの前記混雑度を前記自セッションの前記混雑度で除算したもの、所定時間おきの前記自セッションのスループットの最大値と平均値に基づいて推定したもの、前記自セッションで測定可能な前記通信品質の分布や統計値をあらかじめ測定し、通信中の前記分布や前記統計値を測定し、あらかじめ測定した前記分布や前記統計値と通信中の前記分布や前記統計値の近似度に基づいて推定したもの、輻輳検知フラグの付与されたACKパケットを受信したときに所定の値を前記通信セッションの前記混雑度であるとし、その時点での前記自セッションの前記混雑度と前記通信セッションの前記混雑度に基づいて推定したもの、のいずれかである
ことを特徴とする付記2、付記5から付記7のいずれかに記載のデータ送信装置。
(付記9)
前記混雑度推定手段および前記送信データ量決定手段を含む、一つ以上の送信制御機能群と、
前記自セッションが前記通信資源を共有する前記通信セッションのグループのいずれに属するかを判断する該当機能群決定手段
をさらに備え、
前記送信データ量決定手段の各々は、自身に対応した前記グループの前記自セッションの前記送信データ量を決定する
ことを特徴とする付記1から付記8のいずれかに記載のデータ送信装置。
(付記10)
前記混雑度は、前記通信資源を構成するネットワーク機器に滞留する滞留データ量、送信中データ量、過去一定期間内における前記滞留データ量または前記送信中データ量の増加量、ACKパケットの到着頻度の減少量、前記ACKパケットによって受信確認済みとなったデータ量と前記ACKパケットの到着間隔から推定した前記通信資源の減少量、データパケットのロスの発生頻度、RTTの増加量のいずれか一つ以上に関する指標である
ことを特徴とする付記1から付記9のいずれかに記載のデータ送信装置。
(付記11)
自装置で測定可能な、送信データの送信に関する通信品質に基づいて、前記送信データの前記送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定し、
前記通信セッションの前記混雑度に基づき送信データ量を決定し、
前記送信データ量に基づき前記送信データの前記送信を行う
ことを特徴とするデータ送信方法。
(付記12)
前記通信資源を共有する前記通信セッションの推定セッション数を推定し、前記推定セッション数および前記自セッションの前記混雑度に基づいて、前記通信セッションの前記混雑度の推定を行う
ことを特徴とする付記11に記載のデータ送信方法。
(付記13)
所定時間おきの前記自セッションのスループットの最大値に基づいて前記通信セッションの可用帯域を推定し、前記可用帯域とキューイング遅延の積を計算することで、前記通信セッションの前記混雑度を推定する
ことを特徴とする付記11に記載のデータ送信方法。
(付記14)
前記混雑度の目標値である目標混雑度を決定し、
前記混雑度および前記目標混雑度に基づき前記送信データ量を決定する
ことを特徴とする付記11あるいは付記13に記載のデータ送信方法。
(付記15)
前記目標混雑度を、前記通信資源を共有する前記通信セッションの推定セッション数が大きくなるほど前記目標混雑度が小さくなるように補正する
ことを特徴とする付記14に記載のデータ送信方法。
(付記16)
前記混雑度の目標値である目標混雑度を決定し、
前記混雑度および前記目標混雑度に基づき前記送信データ量を決定する
ことを特徴とする付記12に記載のデータ送信方法。
(付記17)
前記目標混雑度を、前記推定セッション数が大きくなるほど前記目標混雑度が小さくなるように補正する
ことを特徴とする付記16に記載のデータ送信方法。
(付記18)
前記推定セッション数は、前記通信セッションの前記混雑度を前記自セッションの前記混雑度で除算したもの、所定時間おきの前記自セッションのスループットの最大値と平均値に基づいて推定したもの、前記自セッションで測定可能な前記通信品質の分布や統計値をあらかじめ測定し、通信中の前記分布や前記統計値を測定し、あらかじめ測定した前記分布や前記統計値と通信中の前記分布や前記統計値の近似度に基づいて推定したもの、輻輳検知フラグの付与されたACKパケットを受信したときに所定の値を前記通信セッションの前記混雑度であるとし、その時点での前記自セッションの前記混雑度と前記通信セッションの前記混雑度に基づいて推定したもの、のいずれかである
ことを特徴とする付記12、付記15から付記17のいずれかに記載のデータ送信方法。
(付記19)
前記自セッションが前記通信資源を共有する前記通信セッションのグループのいずれに属するかを判断し、
前記グループの各々について、前記グループに属する前記自セッションの前記送信データ量を決定する
ことを特徴とする付記11から付記18のいずれかに記載のデータ送信方法。
(付記20)
前記混雑度は、前記通信資源を構成するネットワーク機器に滞留する滞留データ量、送信中データ量、過去一定期間内における前記滞留データ量または前記送信中データ量の増加量、ACKパケットの到着頻度の減少量、前記ACKパケットによって受信確認済みとなったデータ量と前記ACKパケットの到着間隔から推定した前記通信資源の減少量、データパケットのロスの発生頻度、RTTの増加量のいずれか一つ以上に関する指標である
ことを特徴とする付記11から付記19のいずれかに記載のデータ送信方法。
(付記21)
コンピュータに、
送信データ量に基づき送信データの送信を行うデータ送受信機能と、
自装置で測定可能な、前記送信データの前記送信に関する通信品質に基づいて、前記送信データの前記送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する混雑度推定機能と、
前記通信セッションの前記混雑度に基づき前記送信データ量を決定する送信データ量決定機能と
を実現させることを特徴とするデータ送信プログラム。
(付記22)
前記混雑度推定機能は、前記通信資源を共有する前記通信セッションの推定セッション数を推定し、前記推定セッション数および前記自セッションの前記混雑度に基づいて、前記通信セッションの前記混雑度の推定を行う
ことを特徴とする付記21に記載のデータ送信プログラム。
(付記23)
前記混雑度推定機能は、所定時間おきの前記自セッションのスループットの最大値に基づいて前記通信セッションの可用帯域を推定し、前記可用帯域とキューイング遅延の積を計算することで、前記通信セッションの前記混雑度を推定する
ことを特徴とする付記21に記載のデータ送信プログラム。
(付記24)
前記混雑度の目標値である目標混雑度を決定する目標混雑度決定機能
をさらにコンピュータに実現させ、
前記送信データ量決定機能は、前記混雑度および前記目標混雑度に基づき前記送信データ量を決定する
ことを特徴とする付記21あるいは付記23に記載のデータ送信プログラム。
(付記25)
前記目標混雑度決定機能は、前記目標混雑度を、前記通信資源を共有する前記通信セッションの推定セッション数が大きくなるほど前記目標混雑度が小さくなるように補正する
ことを特徴とする付記24に記載のデータ送信プログラム。
(付記26)
前記混雑度の目標値である目標混雑度を決定する目標混雑度決定機能
をさらにコンピュータに実現させ、
前記送信データ量決定機能は、前記混雑度および前記目標混雑度に基づき前記送信データ量を決定する
ことを特徴とする付記22に記載のデータ送信プログラム。
(付記27)
前記目標混雑度決定機能は、前記目標混雑度を、前記推定セッション数が大きくなるほど前記目標混雑度が小さくなるように補正する
ことを特徴とする付記26に記載のデータ送信プログラム。
(付記28)
前記推定セッション数は、前記通信セッションの前記混雑度を前記自セッションの前記混雑度で除算したもの、所定時間おきの前記自セッションのスループットの最大値と平均値に基づいて推定したもの、前記自セッションで測定可能な前記通信品質の分布や統計値をあらかじめ測定し、通信中の前記分布や前記統計値を測定し、あらかじめ測定した前記分布や前記統計値と通信中の前記分布や前記統計値の近似度に基づいて推定したもの、輻輳検知フラグの付与されたACKパケットを受信したときに所定の値を前記通信セッションの前記混雑度であるとし、その時点での前記自セッションの前記混雑度と前記通信セッションの前記混雑度に基づいて推定したもの、のいずれかである
ことを特徴とする付記22、付記25から付記27のいずれかに記載のデータ送信プログラム。
(付記29)
前記混雑度推定機能および前記送信データ量決定機能を含む、一つ以上の送信制御機能群と、
前記自セッションが前記通信資源を共有する前記通信セッションのグループのいずれに属するかを判断する該当機能群決定機能
をさらにコンピュータに実現させ、
前記送信データ量決定機能の各々は、自身に対応した前記グループの前記自セッションの前記送信データ量を決定する
ことを特徴とする付記21から付記28のいずれかに記載のデータ送信プログラム。
(付記30)
前記混雑度は、前記通信資源を構成するネットワーク機器に滞留する滞留データ量、送信中データ量、過去一定期間内における前記滞留データ量または前記送信中データ量の増加量、ACKパケットの到着頻度の減少量、前記ACKパケットによって受信確認済みとなったデータ量と前記ACKパケットの到着間隔から推定した前記通信資源の減少量、データパケットのロスの発生頻度、RTTの増加量のいずれか一つ以上に関する指標である
ことを特徴とする付記21から付記29のいずれかに記載のデータ送信プログラム。
(付記31)
付記21から付記30のいずれかに記載のデータ送信プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年6月26日に出願された日本出願特願2017−124336を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10、20、30 データ送信装置
11 混雑度推定部
12 送信データ量決定部
13 データ送受信部
24 自セッション混雑度推定部
25 全セッション混雑度推定部
26 目標混雑度決定部
38 該当機能群決定部
39 送信制御機能群
60 データ受信装置
80 ネットワーク
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体

Claims (6)

  1. 送信データ量に基づき送信データの送信を行うデータ送受信手段と、
    自装置で測定可能な、前記送信データの前記送信に関する通信品質に基づいて、前記送信データの前記送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する混雑度推定手段と、
    前記通信セッションの混雑度に基づき前記送信データ量を決定する送信データ量決定手段と
    前記通信セッションの混雑度の目標値である目標混雑度を決定する目標混雑度決定手段と、
    を備え
    前記送信データ量決定手段は、前記通信セッションの混雑度および前記目標混雑度に基づき前記送信データ量を決定し、
    前記目標混雑度決定手段は、前記目標混雑度を、前記通信資源を共有する前記通信セッションの推定セッション数が大きくなるほど前記目標混雑度が小さくなるように補正することを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記混雑度推定手段は、前記通信資源を共有する前記通信セッションの推定セッション数を推定し、前記推定セッション数および前記自セッションの混雑度に基づいて、前記通信セッションの混雑度の推定を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 前記混雑度推定手段は、所定時間おきの前記自セッションのスループットの最大値に基づいて前記通信セッションの可用帯域を推定し、前記可用帯域とキューイング遅延の積を計算することで、前記通信セッションの混雑度を推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ送信装置。
  4. 前記推定セッション数は、前記通信セッションの混雑度を前記自セッションの混雑度で除算したもの、所定時間おきの前記自セッションのスループットの最大値と平均値に基づいて推定したもの、前記自セッションで測定可能な前記通信品質の分布または統計値をあらかじめ測定し、通信中の前記分布または前記統計値を測定し、あらかじめ測定した前記分布や前記統計値と通信中の前記分布または前記統計値の近似度に基づいて推定したもの、ネットワーク機器の中に滞留しているデータ量が所定の量を超えたことを示すフラグである輻輳検知フラグの付与されたACKパケットを受信したときに、前記所定の量を前記通信セッションの混雑度であるとし、その時点での前記自セッションの混雑度と前記通信セッションの混雑度に基づいて推定したもの、のいずれかである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ送信装置。
  5. コンピュータが、
    自装置で測定可能な、送信データの送信に関する通信品質に基づいて、前記送信データの前記送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定し、
    前記通信セッションの混雑度の目標値である目標混雑度を決定し、
    前記通信セッションの混雑度に基づき送信データ量を決定し、
    前記送信データ量に基づき前記送信データの前記送信を行い、
    前記送信データ量を決定する処理において、前記通信セッションの混雑度および前記目標混雑度に基づき前記送信データ量を決定し、
    前記目標混雑度を決定する処理において、前記目標混雑度を、前記通信資源を共有する前記通信セッションの推定セッション数が大きくなるほど前記目標混雑度が小さくなるように補正する
    ことを特徴とするデータ送信方法。
  6. コンピュータに、
    送信データ量に基づき送信データの送信を行うデータ送受信機能と、
    自装置で測定可能な、前記送信データの前記送信に関する通信品質に基づいて、前記送信データの前記送信に使用する自セッションが使用する通信資源を共有する少なくとも一部の通信セッションの混雑度を推定する混雑度推定機能と、
    前記通信セッションの混雑度に基づき前記送信データ量を決定する送信データ量決定機能と
    前記通信セッションの混雑度の目標値である目標混雑度を決定する目標混雑度決定機能と
    を実現させ
    前記送信データ量決定機能は、前記通信セッションの混雑度および前記目標混雑度に基づき前記送信データ量を決定し、
    前記目標混雑度決定機能は、前記目標混雑度を、前記通信資源を共有する前記通信セッションの推定セッション数が大きくなるほど前記目標混雑度が小さくなるように補正する
    ことを特徴とするデータ送信プログラム。
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