JP6896460B2 - Cargo handling equipment - Google Patents
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Description
本発明は、荷役装置に関する。 The present invention relates to a cargo handling device.
従来、このような分野の技術として、例えば特許文献1に記載された荷役装置が知られている。特許文献1の荷役装置は、本体部が上下方向に複数に分割されている。また、本体部のうち、上端側の部分と下端側の部分との間には、免震装置が設けられている。当該荷役装置においては、地震発生直後には、上端側の部分と下端側の部分との相対的な移動を規制していたシアピンが破断する。これによって、免震装置の免震機能が作用する。
Conventionally, as a technique in such a field, for example, a cargo handling device described in
ここで、大地震発生時には、短周期の振動が発生した後に、長周期の振動が発生する場合がある。上記特許文献1の荷役装置は、短周期の振動を想定しているため、地震発生直後の短周期の振動に対しては対応できる。しかし、長周期の振動と、免震装置が作用している状態における荷役装置の固有周期が略一致することにより、荷役装置の振動が大きくなってしまう可能性がある。
Here, when a large earthquake occurs, long-period vibration may occur after short-period vibration occurs. Since the cargo handling device of
そこで本発明は、時間経過に伴って変化する周波数に合わせて振動を抑制することができる荷役装置を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a cargo handling device capable of suppressing vibration according to a frequency that changes with the passage of time.
上記課題を解決するため、本発明に係る荷役装置は、上端側の第1の部分と下端側の第2の部分とに分割された本体部と、第1の部分と第2の部分との間に設けられ、第2の部分に対する第1の部分の所定方向への相対的な移動を可能とする免震部と、を備え、免震部は、第1の周期の振動に対応した第1のモードと、第1の周期よりも長い周期である第2の周期の振動に対応した第2のモードと、を切り替え可能に構成され、免震部は、第1のモード、及び第2のモードの順で切り替えを行う。 In order to solve the above problems, the cargo handling device according to the present invention includes a main body portion divided into a first portion on the upper end side and a second portion on the lower end side, and a first portion and a second portion. The seismic isolation portion is provided between the seismic isolation portions and enables the relative movement of the first portion in a predetermined direction with respect to the second portion, and the seismic isolation portion corresponds to the vibration of the first period. The seismic isolation unit is configured to be switchable between the first mode and the second mode corresponding to the vibration of the second cycle, which is a cycle longer than the first cycle, and the seismic isolation unit is the first mode and the second mode. Switch in the order of.
本発明に係る荷役装置によれば、免震部は、第1の周期の振動に対応した第1のモードと、第1の周期よりも長い周期である第2の周期の振動に対応した第2のモードと、を切り替え可能に構成されている。また、免震部は、第1のモード、及び第2のモードの順で切り替えを行う。従って、地震発生直後の短周期の第1の周期の振動に対しては、免震部は当該第1の周期の振動に対応する第1のモードに設定される。一方、短周期の後に発生する長周期の第2の周期の振動に対しては、免震部は当該第2の周期の振動に対応する第2のモードに設定される。以上により、時間経過に伴って変化する周波数に合わせて振動を抑制することができる。 According to the cargo handling device according to the present invention, the seismic isolation unit corresponds to the vibration of the first cycle corresponding to the vibration of the first cycle and the vibration of the second cycle which is a cycle longer than the first cycle. It is configured so that it can be switched between two modes. Further, the seismic isolation unit switches in the order of the first mode and the second mode. Therefore, for the vibration of the first cycle of the short cycle immediately after the occurrence of the earthquake, the seismic isolation unit is set to the first mode corresponding to the vibration of the first cycle. On the other hand, for the vibration of the second cycle of the long cycle that occurs after the short cycle, the seismic isolation unit is set to the second mode corresponding to the vibration of the second cycle. As described above, the vibration can be suppressed according to the frequency that changes with the passage of time.
荷役装置において、免震部は、振動に伴って互いに相対的に移動する第1の部材及び第2の部材と、重ね合わせられた状態の第1の部材及び第2の部材に挿入され、第1のモードとなったときに破断する第1のシアピンと、重ね合わせられた状態の第1の部材及び第2の部材に挿入可能な第2のシアピンと、を備え、第1のモードとなった後、重ね合わせられた状態の第1の部材及び第2の部材に第2のシアピンを挿入することによって、第1のモードから第2のモードへ切り替えを行ってよい。これにより、第1のモードにおいては、第1のシアピンが破断することで、第1の部材と第2の部材との間の拘束が解除される。従って、免震部は、振動に対して免震機能を作用させることができる。一方、第2のモードでは、重ね合わせられた状態の第1の部材及び第2の部材に第2のシアピンが挿入される。これにより、第1の部材と第2の部材との間の相対的な移動が規制されることで、免震部の免震機能が停止した状態となる。従って、長周期の第2の周期の振動と、免震部の免震機能が作用している状態における荷役装置の固有周期が略一致するような関係が成り立つ場合であっても、免震部の免震機能を停止させることで、荷役装置の振動が大きくなることを回避できる。 In the cargo handling device, the seismic isolation portion is inserted into the first member and the second member that move relative to each other with vibration, and the first member and the second member in a superposed state, and the second member. The first mode is provided with a first shear pin that breaks when the mode is set to 1, and a second shear pin that can be inserted into the first member and the second member in a superposed state. After that, the mode may be switched from the first mode to the second mode by inserting the second shear pin into the first member and the second member in the overlapped state. As a result, in the first mode, the restraint between the first member and the second member is released by breaking the first shear pin. Therefore, the seismic isolation unit can act on the seismic isolation function against vibration. On the other hand, in the second mode, the second shear pin is inserted into the first member and the second member in the overlapped state. As a result, the relative movement between the first member and the second member is restricted, so that the seismic isolation function of the seismic isolation portion is stopped. Therefore, even when the relationship between the vibration of the second period of the long period and the natural period of the cargo handling device in the state where the seismic isolation function of the seismic isolation unit is operating is established, the seismic isolation unit is established. By stopping the seismic isolation function of, it is possible to prevent the vibration of the cargo handling device from becoming large.
荷役装置において、免震部は、第1のシアピンが破断してから予め設定された設定時間が経過した後に、第2のモードへ切り替えを行ってよい。これにより、地震波を測定するような特別なセンサを設けなくとも、免震部は、第1のモードから第2のモードへ容易に切り替えを行うことができる。 In the cargo handling device, the seismic isolation unit may switch to the second mode after a preset set time has elapsed after the first shear pin is broken. As a result, the seismic isolation unit can easily switch from the first mode to the second mode without providing a special sensor for measuring seismic waves.
本発明によれば、時間経過に伴って変化する周波数に合わせて振動を抑制することができる荷役装置を提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a cargo handling device capable of suppressing vibration according to a frequency that changes with the passage of time.
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。 Hereinafter, embodiments according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the following description, the same reference numerals will be used for the same or equivalent elements, and duplicate description will be omitted.
本実施形態に係る荷役装置1は、例えば岸壁に設けられ、着岸した船舶への荷物(例えば、ばら物やコンテナ)の積載、又は船舶からの荷物の陸揚げ等の荷役作業に用いられる。図1に示されるように、荷役装置1は、荷物の荷役作業を行う荷役部2と、荷役部2を支持するガーダ部3と、ガーダ部3を介して荷役部2を支持する本体部10と、免震を図るための免震部30,40と、を備えている。本体部10は、上側本体部11と、下側本体部12、走行部20と、に分割されている。走行部20は、下側本体部12の下部に設けられ、本体部10をレールRに沿って走行させるためのものである。なお、免震部30は省略してもよい。
The
荷役部2は、荷物の荷役作業を行うためのものであり、クレーンの場合にはクラブトロリ式、やロープトロリ式やホイスト式等を採用することができ、アンローダの場合にはクラブトロリ式やダブルリンク式等を採用することができる。
The
ガーダ部3は、荷役部2を支持する。ガーダ部3は、レールRと交差する水平方向に延伸するように、本体部10に対して取り付けられている。ガーダ部3は、本体部10に対して取り付けられるガーダ3Aと、一端がガーダ3Aに接続されると共に他端がガーダ3Aに対し起伏可能とされたブーム3Bと、を有している。なお、ガーダ部3は、起伏可能とされていなくともよい。また、ガーダ部3の一部が船舶側へ突出していなくともよい。
The
上側本体部11の上方には、機械室4が設けられている。機械室4には、ブーム3Bを起伏させるための駆動機構が設けられている。機械室4は、本体部10により支持されている。なお、以下では、ガーダ部3が延びる方向をY軸方向、レールRが延在して本体部10が走行する方向(Y軸方向に対して垂直な水平方向)をX軸方向、鉛直方向をZ軸方向、として説明する。
A machine room 4 is provided above the upper
上側本体部11は4本の脚部11Aを備えており、下側本体部12も4本の脚部12Aを備えている。平面視における上側本体部11の各脚部11Aの位置は、平面視における下側本体部12の各脚部12Aの位置と一致している。上側本体部11の脚部11Aの下部には2本の脚部11Aの下部を連結する梁11Bが固定されており、この梁11BはY軸方向に延在している。下側本体部12の脚部12Aの上部には2本の脚部12Aの上部を連結する梁12Cが固定されており、この梁12CはY軸方向に延在している。また、下側本体部12は、2本の脚部12Aの下端に連結されてX軸方向に延在する梁12Bを有している。なお、免震部30を省略する場合は、脚部11Aと脚部12Aとが一体になっていてもよい。
The upper
走行部20は、本体部10の下部に設けられており、本体部10をレールRに沿って走行させる。走行部20は、下側本体部12の各梁12Bの下方で固定されており、本体部10をレールRに沿って走行させるための車輪21を備えている。
The traveling
免震部40は、下側本体部12の梁12Bと走行部20との間に設けられている。なお、免震部40に対して、下側本体部12(免震部30を省略する場合は、一体となった上側本体部11及び下側本体部12)が請求項における「上端側の第1の部分」に該当し、走行部20が「下端側の第2の部分」に該当する。免震部30は、上側本体部11の各脚部11Aと下側本体部12の各脚部12Aとの間に設けられている。免震部30に対して、上側本体部11が請求項における「上端側の第1の部分」に該当し、下側本体部12が「下端側の第2の部分」に該当する。
The
次に、図2及び図3を参照して、免震部40の構造について説明する。なお、免震部30も、以下の免震部40と同趣旨の構成を有してよい。図2は、免震部をY軸方向の負側から見たときの構成を示している。なお、図2では、図1において「40A」で示す免震部40を示している。図3は、図2に示すIII−III線に沿った断面図である。図2に示すように、免震部40は、免震ゴム50と、スライド機構70A,70Bと、ダンパ機構80と、リンク機構60と、を備えている。スライド機構70A及びスライド機構70Bは、X軸方向において免震ゴム50を挟むように並べられている。また、ダンパ機構80は、X軸方向において免震ゴム50との間でスライド機構70Bを挟むように並べられている。ただし、各構成要素の配置は特に限定されるものではない。
Next, the structure of the
免震部40は、下側本体部12の梁12Bの下面に固定されるブラケット51と、走行部20の上面に設けられる土台部41の上面に固定されるブラケット52と、ブラケット51とブラケット52との間に設けられる積層ゴム53と、を備えている。積層ゴム53の上端はブラケット51に固定され、積層ゴム53の下端はブラケット52に固定される。積層ゴム53は、複数枚のゴム板を上下方向に積層することによって構成される。
The
スライド機構70A,70Bは、下側本体部12の梁12Bの下面に固定される被ガイド部材71と、被ガイド部材71の下端部にて水平方向に広がるフランジ部72と、フランジ部72の浮き上がりを防止する浮上防止ローラ73と、を備えている。被ガイド部材71は、梁12Bの下面から下方へ向かって延びており、且つ、Y軸方向に延びている。また、フランジ部72は、被ガイド部材71の下端からX軸方向の両側へ広がると共に、Y軸方向へ延びている。浮上防止ローラ73は、被ガイド部材71を挟み込むように対をなして設けられている。浮上防止ローラ73は、X軸方向に延びる回転軸によって回転可能に支持されている。浮上防止ローラ73の外周面は、フランジ部72を底板74との間で挟み込むように配置されている。以上のような構成により、スライド機構70A,70Bでは、浮上防止ローラ73によって、被ガイド部材71及びフランジ部72のX軸方向への移動及びZ軸方向への移動が規制され、Y軸方向への移動が許容される。
In the
ダンパ機構80は、図2及び図8に示すように、取付部83と、シリンダ81と、ロッド84と、取付部82と、を備えている。なお、図8では、説明のためにスライド機構70B及びリンク機構60が省略されている。取付部83は、梁12BのX軸方向の正側の端部に固定されており、シリンダ81のY軸方向の正側の端部の位置にて下方へ向かって延びている。取付部83には、シリンダ81のY軸方向の正側の端部が取り付けられる。取付部82は、土台部41のY軸方向の負側の端部の位置にて、上方へ向かって延びている。取付部82には、ロッド84のY軸方向の負側の端部が取り付けられる。シリンダ81は、Y軸方向に延びる円筒状の部材である。ロッド84は、一部がシリンダ81の内部に、Y軸方向への往復動可能に収容されている、Y軸方向へ延びる軸部材である。ダンパ機構80では、地震時における振動に伴って、取付部83に取り付けられたシリンダ81と、取付部82に取り付けられたロッド84とが、Y軸方向へ相対的に移動する。この時、ダンパ機構80は、シリンダ81内にて振動を減衰させている。なお、取付部83の固定箇所は、X軸方向の端部に限定されない。
As shown in FIGS. 2 and 8, the
図2及び図3に示すように、リンク機構60は、リンク部材61と、支持部材64と、支持部材66と、を備えている。支持部材64及び支持部材66は、免震部40の第1のモードと第2のモードとを切り替える切替機構100として機能する。切替機構100の詳細については後述する。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
リンク部材61は、梁12B及び土台部41のY軸方向における負側の端部において、上下方向に延びるように配置されている。支持部材64は、梁12BのY軸方向の負側の端面に固定されている。支持部材64は、リンク部材61の上端部をX軸方向における両側から挟み込む支持部64aを一対備えている。一対の支持部64aの間には、X軸方向に延びて、リンク部材61を貫通する軸部材67が設けられている。これにより、リンク部材61の上端部は、軸部材67によって回動可能に支持される。なお、リンク部材61の上端部の貫通孔は、当該リンク部材61の延在方向に沿って延びる長孔の形状に形成されており、軸部材67がリンク部材61の延在方向に沿って相対的に移動することを許容している。支持部材66は、土台部41のY軸方向負側の端部に固定されている。支持部材66は、リンク部材61の下端部をX軸方向における両側から挟み込むように一対設けられている。一対の支持部材66の間には、X軸方向に延びて、リンク部材61を貫通する軸部材68が設けられている。これにより、リンク部材61の下端部は、軸部材67によって回動可能に支持されている。
The
更に、リンク機構60は、ブラケット(第1の部材)63と、当該ブラケット63を挟み込むブラケット(第2の部材)62と、を備えている。ブラケット63は、土台部41のY軸方向における負側の端面に固定されて、上方へ向かって延びる。一対のブラケット62は、リンク部材61の下端部付近に設けられている。一対のブラケット62は、ブラケット63をX軸方向における両側から挟むように配置されている。これにより、ブラケット63と一対のブラケット62とは、X軸方向に重ね合わせられた状態となる。
Further, the
以上のような構造により、免震部40は、下側本体部12の走行部20に対するY軸方向への相対的な移動を可能としている。すなわち、下側本体部12が走行部20に対して相対的に移動するときは、スライド機構70A,70Bにガイドされることによって、Y軸方向へ移動する。このとき、ダンパ機構80のロッド84がシリンダ81に対してY軸方向へ進退することで、振動を減衰させる(図8参照)。また、図3に示すように、免震ゴム50の積層ゴム53は、下側本体部12が走行部20に対してY軸方向へ相対的に移動するに伴って、傾斜するように変形することで振動を減衰させる。また、リンク機構60のリンク部材61は、下側本体部12が走行部20に対してY軸方向へ相対的に移動するに伴って、上端部及び下端部にて軸部材67,68周りに回動する。このとき、一対のブラケット62は、リンク部材61の移動に伴って、土台部41に固定されたブラケット63に対して相対的に移動する。
With the above structure, the
ここで、大地震時には、初期段階では短周期の大きな揺れが発生し、一定時間経過後に、長周期の揺れが遅れて到達する場合がある。これに対し、免震部40は、第1の周期(短周期)の振動に対応した第1のモードと、第1の周期よりも長い周期である第2の周期(長周期)の振動に対応した第2のモードと、を切り替え可能に構成されている。免震部40は、第1のモード、及び第2のモードの順で切り替えを行う。ここで、第1のモードとは、第1の周期(短周期)の振動を減衰させるために、免震部40の免震機能を作用させるモードである。第2のモードとは、第2の周期(長周期)の振動波と荷役装置1の固有周期が略一致することによる共振の発生を抑制するモードである。当該切替機構100について、図4〜図6を参照して、詳細に説明する。図4は、地震が発生していない通常運転時における切替機構の様子を示す模式図である。図5は、第1のモードにおける切替機構の様子を示す模式図である。図6は、第2のモードにおける切替機構の様子を示す模式図である。
Here, at the time of a large earthquake, a large short-period tremor occurs in the initial stage, and after a certain period of time, the long-period tremor may arrive with a delay. On the other hand, the
図4〜図6に示すように、切替機構100において、ブラケット63には、貫通孔63a,63bが形成され、一対のブラケット62には、貫通孔62a,62bがそれぞれ形成されている。通常運転時においては、ブラケット63の貫通孔63aと一対のブラケット62の貫通孔62aとは、互いの中心軸線が一致するように連通している(図4参照)。なお、貫通孔62a,63aと貫通孔62b,63bとの位置関係は、特に限定されるものではない。切替機構100は、第1のシアピン101と、第2のシアピン102と、第2のシアピン102を駆動させる駆動部103と、駆動部103を制御する制御部110と、を備えている。
As shown in FIGS. 4 to 6, in the
第1のシアピン101は、重ね合わせられた状態のブラケット63及び一対のブラケット62に挿入される。第1のシアピン101は、ブラケット63の貫通孔63aと一対のブラケット62の貫通孔62aとに挿入される。第1のシアピン101は、第1のモードとなったときに破断する(図5参照)。
The
第2のシアピン102は、重ね合わせられた状態のブラケット63及び一対のブラケット62に挿入可能に構成されている。第2のシアピン102は、第2のモードとなったときに、ブラケット63の貫通孔63bと一対のブラケット62の貫通孔62bとに挿入される(図6参照)。第2のシアピン102は、制御部110の制御信号に基づいて、駆動部103から所定のタイミングで駆動力を付与されることによって、貫通孔62b,63bに挿入される。なお、通常運転時及び第1のモードでは、第2のシアピン102は、一方のブラケット62の貫通孔62bのみに挿入された状態で、待機している。
The
駆動部103は、第2のシアピン102を貫通孔62b,63bに対して進退させる。駆動部103は、第2のシアピン102を駆動させることができるものであれば特に限定されないが、例えば油圧シリンダによって構成されている。制御部110は、駆動部103の動作を制御する。制御部110は、第1のモードから第2のモードへ切り替えるタイミングで、駆動部103を制御する。また、制御部110は、ブラケット63とブラケット62が原点位置に復帰し、貫通孔63bと貫通孔62bとが連通したタイミングで、駆動部103を制御する。なお、制御部110が、第1のモードから第2のモードへ切り替えるタイミングは特に限定されないが、第1のシアピン101が破断してから予め設定された設定時間が経過した後に、第2のモードへ切り替えを行ってよい。設定時間は、過去の地震の観測結果などから、長周期地震の到達時間を考慮して設定される。あるいは、制御部110は、地震計などにより実際に長周期地震の揺れを検出したことに基づいて、駆動部103を制御してもよい。
The
次に、切替機構100の動作について説明する。まず、図4に示すように、通常運転時においては、第1のシアピン101が貫通孔62a,63aに挿入された状態となっている。これにより、ブラケット63と一対のブラケット62との間の移動が規制される。その結果、リンク部材61の各支持部材64,66に対する回動が規制されることによって、下側本体部12と走行部20との間の相対移動が規制された状態となる。すなわち、免震部40の免震機能が停止した状態となる。通常運転時においては、第2のシアピン102は、貫通孔63bに対して退避した状態となっている。ここでは、一方の貫通孔62bのみに第2のシアピン102の先端部が挿入された状態となっている。
Next, the operation of the
次に、地震発生直後の状態においては、図5に示すように、第1の周期(短周期)の大きな揺れが発生することに伴い、ブラケット63と一対のブラケット62との間に大きなせん断力が発生する。これにより、第1のシアピン101が破断する。このとき、第1のシアピン101のうち、一方のブラケット62とブラケット63との境界部に位置する部分が破断し、他方のブラケット62とブラケット63との境界部に位置する部分が破断する。なお、第1のシアピン101のうち、破断予定の位置には径が小さくされた小径部が形成されており、破断し易くなっている。これによって、貫通孔62aには第1のシアピン101の端部領域に該当する部分101aが残存し、貫通孔63aには第1のシアピン101の中央領域に該当する部分101cが残存する。また、地震発生直後の状態においては、第2のシアピン102は、貫通孔63bに対して退避した状態となっている。これによって、リンク部材61が各支持部材64,66に対して回動可能となることによって、下側本体部12が走行部20に対して相対移動可能な状態となる。すなわち、免震部40の免震機能が作用する状態となる。このように、免震部40は、通常運転状態から、第1のモードに切り替わる。
Next, in the state immediately after the occurrence of the earthquake, as shown in FIG. 5, a large shearing force is generated between the
次に、地震発生から所定の時間が経過し、第2の周期(長周期)の揺れが到着した場合、図6に示すように、制御部110は、駆動部103を駆動させることにより、第2のシアピン102を貫通孔62b,63bに挿入する。これにより、ブラケット63と一対のブラケット62との間の移動が規制される。その結果、リンク部材61の各支持部材64,66に対する回動が規制されることによって、下側本体部12と走行部20との間の相対移動が規制された状態となる。すなわち、免震部40の免震機能が停止した状態となる。このように、免震部40は、第1のモードから、第2のモードに切り替わる。
Next, when a predetermined time elapses from the occurrence of the earthquake and the shaking of the second cycle (long cycle) arrives, as shown in FIG. 6, the
次に、本実施形態に係る荷役装置1の作用・効果について説明する。
Next, the operation / effect of the
本実施形態に係る荷役装置1によれば、免震部40は、第1の周期の振動に対応した第1のモードと、第1の周期よりも長い周期である第2の周期の振動に対応した第2のモードと、を切り替え可能に構成されている。また、免震部40は、第1のモード、及び第2のモードの順で切り替えを行う。従って、地震発生直後の短周期の第1の周期の振動に対しては、免震部40は当該第1の周期の振動に対応する第1のモードに設定される。一方、短周期の後に発生する長周期の第2の周期の振動に対しては、免震部40は当該第2の周期の振動に対応する第2のモードに設定される。以上により、時間経過に伴って変化する周波数に合わせて振動を抑制することができる。
According to the
荷役装置1において、免震部40は、振動に伴って互いに相対的に移動するブラケット62及びブラケット63と、重ね合わせられた状態のブラケット62及びブラケット63に挿入され、第1のモードとなったときに破断する第1のシアピン101と、重ね合わせられた状態のブラケット62及びブラケット63に挿入可能な第2のシアピン102と、を備えている。また、免震部40は、第1のモードとなった後、重ね合わせられた状態のブラケット62及びブラケット63に第2のシアピン102を挿入することによって、第1のモードから第2のモードへ切り替えを行う。これにより、第1のモードにおいては、第1のシアピン101が破断することで、ブラケット62とブラケット63との間の拘束が解除される。従って、免震部40は、振動に対して免震機能を作用させることができる。一方、第2のモードでは、重ね合わせられた状態のブラケット62及びブラケット63に第2のシアピン102が挿入される。これにより、ブラケット62とブラケット63との間の相対的な移動が規制されることで、免震部40の免震機能が停止した状態となる。従って、長周期の第2の周期の振動と、免震部40の免震機能が作用している状態における荷役装置1の固有周期が略一致するような関係が成り立つ場合であっても、免震部40の免震機能を停止させることで、荷役装置1の振動が大きくなることを回避できる。
In the
荷役装置1において、免震部40は、第1のシアピン101が破断してから予め設定された設定時間が経過した後に、第2のモードへ切り替えを行う。これにより、地震波を測定するような特別なセンサを設けなくとも、免震部40は、第1のモードから第2のモードへ容易に切り替えを行うことができる。
In the
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではない。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments.
例えば、上述の実施形態では、駆動部として油圧シリンダを用いていたが、第2のシアピンを駆動できる限り、どのような手段を用いてもよい。例えば、図7に示すように、バネ機構を用いた駆動部が採用されてもよい。当該駆動部は、第2のシアピン102に弾性力を付与可能なバネ107と、第2のシアピン102の反対側でバネ107を支持する支持部106と、を備えている。図7に示す構成においては、図7(a)に示すように、通常運転時において、貫通孔63bと貫通孔62bの中心軸線が一致していない。従って、第2のシアピン102の先端部は、一方の貫通孔62bに挿入された状態で、ブラケット63の側面に押圧された状態となる。第1のモードにおいては、振動の周期が短いため、ブラケット63の振幅も小さくなり、第2のシアピン102は、貫通孔63bには挿入されない。一方、第2のモードにおいては、振動の周期が長いため、ブラケット63の振幅が大きくなる。これにより、図7(b)に示すように、貫通孔63bと貫通孔62bの中心軸線が一致し、バネ107の弾性力によって、第2のシアピン102が貫通孔62b,63bに挿入される。このように、図7に示す切替機構100のように、制御部を用いなくとも、機械的な機構によって、第1のモードから第2のモードへ切り替えてよい。
For example, in the above-described embodiment, the hydraulic cylinder is used as the drive unit, but any means may be used as long as the second shear pin can be driven. For example, as shown in FIG. 7, a drive unit using a spring mechanism may be adopted. The drive unit includes a
また、第2のシアピンを用いない切替機構を採用してもよい。例えば、図8に示すように、ダンパ機構80を用いて、第1のモードから第2のモードへの切り替えを行ってよい。図8に示すように、シリンダ81には、ポンプ87と弁86とが接続されている。第1のモードにおいては、図8(b)に示すように、ダンパ機構80は、振動に合わせてシリンダ81及びロッド84を伸縮させることで、免震部40の減衰機能を作用させている。一方、第2のモードに切り替える時は、原点位置(図8(a))に示す位置にて、弁86を閉じる。これにより、シリンダ81及びロッド84が原点位置で停止するために、免震部40の免震機能が停止した状態となる。
Further, a switching mechanism that does not use the second shear pin may be adopted. For example, as shown in FIG. 8, the
また、シアピン101,102を挿入するための第1の部材及び第2の部材は、上述の実施形態のようなリンク機構に設けられていなくともよい。すなわち、第1の部材及び第2の部材は、振動に伴って互いに相対的に移動可能であり、シアピン101,102を挿入したときに、免震部の免震機能を停止させられるものであれば、どのような構造であってもよい。 Further, the first member and the second member for inserting the shear pins 101 and 102 do not have to be provided in the link mechanism as in the above-described embodiment. That is, the first member and the second member can move relative to each other with vibration, and the seismic isolation function of the seismic isolation portion can be stopped when the shear pins 101 and 102 are inserted. For example, any structure may be used.
また、荷役装置の全体的な構成も、本発明の要旨を変更しない範囲で変形したものであってもよい。例えば、上述の実施形態では、免震部30及び免震部40の両方が第1のモードと第2のモードを切り替え可能に構成されていた。これに代えて、免震部30及び免震部40の何れか一方のみが、第1のモードと第2のモードを切り替え可能に構成されてよい。また、免震部30及び免震部40のいずれか一方が省略されてもよい。
Further, the overall configuration of the cargo handling device may also be modified without changing the gist of the present invention. For example, in the above-described embodiment, both the
また、ガーダ部3は必須の構成ではなく、ガーダ部3を備えない荷役装置に適用しても構わない。例えば走行式ジブクレーンに適用した場合には、ガーダ部3の代わりにジブを備えることとなる。
Further, the
1…荷役装置、10…本体部、11…上側本体部(第1の部分,第2の部分)、12…下側本体部(第1の部分,第2の部分)、20…走行部(第2の部分)、30,40…免震部、62…ブラケット(第2の部材)、63…ブラケット(第1の部材)、101…第1のシアピン、102…第2のシアピン。 1 ... Cargo handling device, 10 ... Main body, 11 ... Upper main body (first part, second part), 12 ... Lower main body (first part, second part), 20 ... Running part (1st part, second part) Second part), 30, 40 ... Seismic isolation part, 62 ... Bracket (second member), 63 ... Bracket (first member), 101 ... First shear pin, 102 ... Second shear pin.
Claims (2)
前記第1の部分と前記第2の部分との間に設けられ、前記第2の部分に対する前記第1の部分の所定方向への相対的な移動を可能とする免震部と、を備え、
前記免震部は、
第1の周期の振動に対応した第1のモードと、
前記第1の周期よりも長い周期である第2の周期の振動に対応した第2のモードと、を切り替え可能に構成され、
前記免震部は、前記第1のモード、及び前記第2のモードの順で切り替えを行う、荷役装置であって、
前記免震部は、
振動に伴って互いに相対的に移動する第1の部材及び第2の部材と、
重ね合わせられた状態の前記第1の部材及び前記第2の部材に挿入され、前記第1のモードとなったときに破断する第1のシアピンと、
重ね合わせられた状態の前記第1の部材及び前記第2の部材に挿入可能な第2のシアピンと、を備え、
前記第1のシアピンが破断した後、重ね合わせられた状態の前記第1の部材及び前記第2の部材に前記第2のシアピンを挿入することによって、前記第1のモードから前記第2のモードへ切り替えを行う、荷役装置。 The main body divided into the first part on the upper end side and the second part on the lower end side,
A seismic isolation portion provided between the first portion and the second portion and capable of relative movement of the first portion in a predetermined direction with respect to the second portion is provided.
The seismic isolation section
The first mode corresponding to the vibration of the first period and
It is configured to be switchable between the second mode corresponding to the vibration of the second cycle, which is a cycle longer than the first cycle.
The seismic isolation unit is a cargo handling device that switches between the first mode and the second mode in this order.
The seismic isolation section
A first member and a second member that move relative to each other with vibration,
A first shear pin that is inserted into the first member and the second member in a superposed state and breaks when the first mode is entered.
The first member in a superposed state and a second shear pin that can be inserted into the second member are provided.
By inserting the second shear pin into the first member and the second member in a superposed state after the first shear pin is broken, the first mode to the second mode to switch to, cargo handling equipment.
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