JP6890699B2 - 測距センサ - Google Patents

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Description

本発明は、光学式の測距センサに関する。
例えば、特許文献1には、測距対象物に対して光を照射し、測距対象物からの反射光を受光して、測距対象物までの距離を算出する測距センサが開示されている。具体的には、図12に示すように、測距センサ100は、発光素子101と、受光素子102と、投光レンズ103と、受光レンズ104と、制御回路105と、基板106と、収納ケース107とを備える。なお、Aは測距対象物(例えば、検出物体)である。
発光素子101は、例えばLEDからなる。受光素子102は、PSD(Position Sensitive Detector=半導体位置検出素子)からなる。制御回路105は、発光素子101の駆動回路と、受光素子102からの信号が入力される信号処理回路とを備える。
発光素子101、受光素子102、及び制御回路105は、基板106に実装され、投光レンズ103および受光レンズ104を保持する収納ケース107に覆われる。
特開平5−312948号公報
しかしながら、特許文献1における測距センサ100は、測距対象物Aまでの距離を測定する前に、キャリブレーションを実施して、測距誤差を低減する必要がある。具体的にキャリブレーションとは、例えば、測距センサ100と測距対象物Aとの距離に対応する受光素子102上のスポット位置を、距離データと共に制御回路105の記憶部に記憶させておくことである。
また、測距センサ100を搭載する電子機器においても、測距センサ100の使用前に、キャリブレーションを実施する必要がある。例えば、電子機器の保護カバー等を介して測距対象物Aを検出する場合に、保護カバーを含めた状態での上述したキャリブレーションを実施する必要がある。
したがって、測距センサ100が搭載される電子機器によっては、使用環境にもよるが、測距センサ100に対して複数回のキャリブレーションを実施することも必要であった。
また、上述したキャリブレーション後であっても、例えば、測距センサ100の周囲温度が変化することで、測距センサ100の基板106や、投光レンズ103および受光レンズ104を含む収納ケース107に基線長方向の熱膨張/収縮が発生し、基板106と収納ケース107との熱膨張/収縮の差から受光素子102上のスポット位置の変動が発生する。
具体的には、基板106の延び縮みが発光素子101と受光素子102との間隔に影響し、収納ケース107の延び縮みが投光レンズ103と受光レンズ104との間隔に影響するため、基板106と収納ケース107との熱膨張/収縮の差から受光素子102上のスポット位置の変動が発生することになり、測距センサ100としては熱膨張/収縮による測距誤差が発生することになる。
上記に鑑み、本発明の一態様は、キャリブレーションレスの測距センサを実現することを目的とする。
(1)上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る測距センサは、第1の発光素子と第2の発光素子とを含む複数の発光素子と、前記複数の発光素子から照射され測距対象物にて反射した複数の反射光を複数の光スポットの位置により検出する受光素子と、前記複数の発光素子からの複数の照射光を前記測距対象物に導く投光レンズと、前記測距対象物からの前記複数の反射光を前記受光素子に導く受光レンズと、前記第1の発光素子及び前記第2の発光素子に基づいて前記受光素子上に生じる前記複数の光スポットのうちの第1の光スポット及び第2の光スポットの間隔である第1の間隔から前記測距対象物までの距離を算出する信号処理回路と、を備えることを特徴とする。
(2)上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る測距センサは、上記(1)の構成に加え、前記受光レンズと前記受光素子との間の距離は、前記投光レンズと前記複数の発光素子それぞれとの間の距離よりも長く、前記信号処理回路は、前記第1の間隔、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子の間隔である第2の間隔、及び前記投光レンズの焦点距離と前記受光レンズの焦点距離との差から前記測距対象物までの距離を算出することを特徴とする。
(3)上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る測距センサは、上記(1)または(2)の構成に加え、前記複数の発光素子は、3個以上であり、前記第1の発光素子は前記第2の発光素子と隣り合って配置され、前記信号処理回路は、前記受光素子上の前記第1の光スポット及び前記第2の光スポットが前記受光素子上における所定位置より前記発光素子から遠い側に位置するとき、前記第1の間隔から前記測距対象物までの距離を算出し、前記受光素子上の前記第1の光スポット及び前記第2の光スポットの少なくとも一方が前記受光素子上における前記所定位置より前記発光素子に近い側に位置するとき、前記複数の発光素子のうちの、少なくとも1つの発光素子を間に介して配置される2つの発光素子に基づいて、前記受光素子上に生じる2つの光スポットの間隔から前記測距対象物までの距離を算出することを特徴とする。
(4)上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る測距センサは、上記(1)または(2)の構成に加え、前記第1の発光素子は、前記投光レンズの光軸に配置され、前記第2の発光素子は、前記投光レンズの光軸から外れて配置されることを特徴とする。
(5)上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る測距センサは、上記(4)の構成に加え、前記第2の発光素子は、前記投光レンズの光軸から前記受光素子側に外れて配置されたことを特徴とする。
(6)上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る測距センサは、上記(4)の構成に加え、前記第2の発光素子は、前記投光レンズの光軸から反受光素子側に外れて配置されたことを特徴とする。
(7)上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る測距センサは、上記(1)または(2)の構成に加え、前記第1の発光素子は、前記投光レンズの光軸から前記受光素子側に外れて配置され、前記第2の発光素子は、前記投光レンズの光軸から反受光素子側に外れて配置されることを特徴とする。
(8)上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る測距センサは、上記(1)から(7)のいずれか1つの構成に加え、前記投光レンズと前記複数の発光素子それぞれとの間の距離は、前記投光レンズの焦点距離よりも長いことを特徴とする。
(9)上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る測距センサは、上記(1)から(8)のいずれか1つの構成に加え、前記複数の発光素子は、前記複数の発光素子を構成する複数の発光部を有する1つの発光チップからなることを特徴とする。
(10)上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子機器は、上記(1)から(9)のいずれか1つに記載の測距センサを備えたことを特徴とする。
本発明の一態様に係る測距センサによれば、キャリブレーションレスの測距センサを実現することができる。
本発明の第一実施形態に係る測距センサの構造の一例を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係る測距センサの回路の一例を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態に係る測距センサの検出原理の一例を示す説明図である。 本発明の第一実施形態に係る測距センサの測距対象物までの距離変化に対する光スポットの変化の一例を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る測距センサの光束の一例を示す説明図である。 本発明の第二実施形態に係る測距センサの検出原理の一例を示す説明図である。 本発明の第三実施形態に係る測距センサの検出原理の一例を示す説明図である。 本発明の第四実施形態に係る測距センサの検出原理の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る測距センサの発光素子を時分割発光したときの受光素子における光スポットの受光強度と受光タイミングの関係の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る測距センサの発光素子を同時発光したときの受光素子における光スポットの受光強度と受光タイミングの関係の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る測距センサに使用する発光素子の一例を示す斜視図である。 図10に示す発光素子を時分割発光したときの受光素子の受光強度と受光タイミングの関係の一例を示す説明図である。 従来の測距センサを示す断面図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図1は、本発明の第一実施形態に係る測距センサ100の構造の一例を示す断面図である。図2は、本発明の第一実施形態に係る測距センサ100の回路の一例を示すブロック図である。図3Aは、本発明の第一実施形態に係る測距センサ100の検出原理の一例を示す説明図である。図4は、本発明の第一実施形態に係る測距センサ100の光束の一例を示す説明図である。
本実施の形態における測距センサ100は、図1に示すように、発光素子101a,101bと、受光素子102と、投光レンズ103と、受光レンズ104と、制御回路105と、基板106と、収納ケース107とを備える。なお、図中、Aは測距センサ100にて検出する測距対象物(例えば、検出物体)である。
発光素子101a,101bは、例えば、LEDからなる。そして、発光素子101a,101bは、投光レンズ103を介して、測距対象物Aに対して光を照射するものである。ここで、LEDに変えて、1チップのVCSEL面発光レーザとして、VCSEL面発光レーザの複数の発光部を、発光素子101a,101bとしてもよい。発光領域が小さいVCSEL面発光レーザを用いることで、受光素子102上に生成される光スポット102a,102bの大きさを小さくすることができ、より正確な光スポット位置の算出が実現でき、測距精度を向上できる。
発光素子101aは、投光レンズ103の光軸上で且つ投光レンズ103の焦点距離に等しい距離に位置する。発光素子101bは、発光素子101aに対して並置され、投光レンズ103の光軸から外れた位置に配置されている。発光素子101bの光軸は、投光レンズ103の光軸に対して15度以下の角度とすることが好ましい。
受光素子102は、例えば、PSD(Position Sensitive Detector=半導体位置検出素子)からなる。そして、受光素子102は、発光素子101a,101bから照射され測距対象物Aにて反射された反射光を、受光レンズ104を介して受光するものである。ここで、受光素子102は、受光レンズ104の焦点距離に位置するので、測距対象物Aからの反射光を光スポット102a,102bとして受光する。この受光素子102上の光スポット102a,102bは、測距対象物Aが長距離に位置する時、受光素子102上の発光素子101側(発光素子101に近い側)に導かれ、測距対象物Aが短距離に位置する時、受光素子102上の反発光素子101側(発光素子101から遠い側)に導かれる。なお、受光素子102は、PSDの他にも、イメージセンサを用いても良い。
投光レンズ103および受光レンズ104は、それぞれ集光レンズである。投光レンズ103は、発光素子101a,101bからの光を集光し、測距対象物Aへ導き照射するものである。受光レンズ104は、測距対象物Aからの光を集光し、受光素子102へ導くものである。ここで、投光レンズ103および受光レンズ104は、受光レンズ104側が投光レンズ103よりも基板106から離れた位置に配置される。ここで、受光レンズ104の焦点距離は、投光レンズ103の焦点距離よりも長く、受光レンズ104の焦点距離に受光素子102が位置し、投光レンズ103の焦点距離には発光素子101aが位置する構成になっている。すなわち、測距センサ100における投光レンズ103と受光レンズ104とは、受光レンズ104が投光レンズ103よりも測距対象物A側に突出する。この突出量Δfは、測距対象物Aまでの距離を測定する上での基礎データとなるが、計算式は後述で説明する。なお、突出量Δfは、受光レンズ104の焦点距離frと投光レンズ103の焦点距離feの差分と同じである。
制御回路105は、図2に示すように、発光素子101a,101bを駆動する駆動回路105aと、受光素子102からの出力信号を処理して測距センサ100から測距対象物Aまでの距離Lに対応する距離情報を算出する信号処理回路105bと、定電圧回路105cと、発信回路105dと、出力回路105eと、を備えるものである。なお、定電圧回路105cは、電源電圧Vccを信号処理回路105bへ供給するものである。また、発信回路105dは、駆動回路105aと信号処理回路105bに接続されて、例えば、発光素子101のパルス駆動や、発光素子101のパルス駆動(発光パルス信号)に対して受光素子102からの出力信号(受光パルス信号)を同期させる制御を行うためのものである。さらに、出力回路105eは、信号処理回路105bと出力との間に接続されて、信号処理回路105bにて算出した距離情報を出力電圧Voutとして出力するものである。
ここで、信号処理回路105bは、図3Aに示すように、受光素子102上における光スポット102a,102bから各光スポット102a,102bのエリア情報(画素の位置)と各光スポット102a,102bの光強度に関する情報を、受光素子102からの出力信号として受ける。そして、信号処理回路105bは、受光素子102から受けた各光スポット102a,102bの各光強度に関する情報に基づいて各光スポット102a,102bの中心をそれぞれ特定する。例えば、光強度がピークの位置を光スポット102a,102bの中心とする。
そして、信号処理回路105bは、特定した各光スポット102a,102bの中心から、光スポット102aの中心と光スポット102bの中心との間隔Δspotを算出する。このΔspotは、測距対象物Aが長距離に位置する時、受光素子102上の発光素子101側に位置し、測距対象物Aが短距離に位置する時、受光素子102上の反発光素子101側に位置する。そしてこのΔspotを、測距対象物Aまでの距離算出に利用するが、計算式は後述で説明する。
基板106は、表面(測距対象物A側)に発光素子101a,101bと受光素子102が実装され、裏面に制御回路105が実装されてなるものである。
収納ケース107は、発光素子101a,101bと受光素子102の測距対象物A側に、投光レンズ103および受光レンズ104を保持すると共に、発光素子101a,101b、受光素子102、制御回路105、及び基板106を覆い、収納するものである。
次に、本実施の形態に係る測距センサ100の検出原理について、図3A及び図4を用いて説明する。本実施の形態に係る測距センサ100は、図3Aに示すように、投光レンズ103の光軸上に配置された発光素子101aからの光が、投光レンズ103を介して測距対象物Aに照射される。そして、照射された光は、測距対象物Aにて反射し、受光レンズ104を介して受光素子102で受光する。ここで、発光素子101aは、投光レンズ103の焦点距離に配置されていることから、図4に示すように、発光素子101aからの光は投光レンズ103にて平行光とされ、投光レンズ103から測距対象物Aに照射する光は平行光線となる。
また、投光レンズ103の光軸から外れた位置に配置された発光素子101bからの光が、投光レンズ103を介して測距対象物Aに照射される。そして、照射された光は、測距対象物Aにて反射し、受光レンズ104を介して受光素子102にて受光する。
ここで、発光素子101aが投光レンズ103の光軸上、発光素子101bが投光レンズ103の光軸から外れた位置に配置されていることから、所定の僅かな角度で各々別々の光路を通り、受光素子102へ入射する。受光素子102における光スポット102aは、発光素子101aからの光が測距対象物Aにて反射して受光素子102にて検出される。同様に、受光素子102における光スポット102bは、発光素子101bからの光が測距対象物Aにて反射して受光素子102にて検出される。
そして、発光素子101aと発光素子101bとの間隔Δeと、投光レンズ103の焦点距離feと、受光素子102上における光スポット102aの中心と光スポット102bの中心との間隔Δspotと、受光レンズ104の焦点距離frと、投光レンズ103と受光レンズ104との焦点距離の差分Δfから、測距センサ100と測距対象物Aとの距離を算出することができる。ここで、間隔Δspotは、測距センサ100と測距対象物Aとの距離によって変化する。図3Bは、本実施形態に係る測距センサ100の測距対象物Aまでの距離変化に対する光スポット102a,102bの変化の一例を示す図である。具体的に図3Bを用いて説明すると、測距センサ100と測距対象物Aとの距離が短い場合、すなわち測距対象物Aが測距対象物A1の位置にある場合、受光素子102上における光スポット102a,102bは、受光素子102上における反発光素子側(発光素子101から遠い側)にシフトし、且つ受光レンズ104から受光素子102までの光路長が長くなることから、光スポット102a,102bの間隔Δspotが長くなる。これとは逆に、測距センサ100と測距対象物Aとの距離が長い場合、すなわち測距対象物Aが測距対象物A2の位置にある場合、受光素子102上における光スポット102a,102bは、受光素子102上における発光素子101側(発光素子101に近い側)にシフトし、且つ受光レンズ104から受光素子102までの光路長が短くなることから、光スポット102a,102bの間隔Δspotが短くなる。そして、測距対象物Aまでの具体的な距離Lの算出方法の一例は、以下のとおりである。
<測距センサ100と測距対象物Aとの距離L算出方法>
まず、従来の測距センサ、すなわち光軸が1軸である測距センサにおける光スポットの位置xは、三角測量の原理となる下記の式(1)により求めることができる。
x=(A・f)/L ・・・ (1)
x:受光レンズの光軸を基準とした受光素子上の光スポット位置
A:投光レンズと受光レンズ間の距離(基線長)
f:受光レンズの焦点距離
L:測距センサから測距対象物までの距離
本実施の形態にかかる測距センサ100は、光軸を2軸とすることで、キャリブレーションレスの測距センサとするものであり、距離Lの算出方法は以下の式のとおりである。
ここで、以下の式において、発光素子101aの光軸と発光素子101bの光軸とを基準とする間隔Δe、投光レンズ103の焦点距離fe、受光レンズ104の焦点距離fr、受光レンズ104の焦点距離frと投光レンズ103と受光レンズ104との焦点距離の差分Δfは、それぞれ測距センサ100の構造上の設計によって決められた固定値であり、例えば制御回路105内の記憶部(例えば、ROM(Read Only Memory)またはフラッシュメモリ等)に記憶されている。そして、光スポット102aの中心と光スポット102bの中心との間隔Δspotが上述したように測距センサ100と測距対象物Aの距離によって変動するため、距離Lを算出できる。
Δe/fe=Δref/(L+Δf) ・・・ (3)
(ここで、Δf=fr−fe)
Δspot/fr=Δref/L ・・・ (4)
Δspot= (fr/ L)*Δref
= (fr / L)*{(L+Δf)/fe}*Δe
= (fr/fe)*{(L+Δf)/L}*Δe
=α*(1+Δf/L)*Δe ・・・ (5)
(ここで、α=fr/fe)
受光レンズ104の焦点距離frが投光レンズ103の焦点距離feより長いので、α>1、Δf>0であり、ΔspotはΔeをα*(1+Δf/L)倍に拡大したものになる。
式(5)から、距離Lは式(6)と表される。
L=Δf/[{Δspot/(α*Δe)}−1] ・・・ (6)
式(6)は、光スポット間の間隔Δspotから距離Lを算出することが可能であることを示している。
すなわち、信号処理回路105bは、受光素子102からの出力信号に基づき光スポット102a,102bの間隔Δspotを算出する。そして、信号処理回路105bは、、算出した間隔Δspotと、制御回路105内の記憶部に記憶された発光素子101aの光軸と発光素子101bの光軸とを基準とする間隔Δe、投光レンズ103の焦点距離fe、受光レンズ104の焦点距離fr、受光レンズ104の焦点距離frと投光レンズ103と受光レンズ104との焦点距離の差分Δfを元に、上述した式(6)から距離Lを算出する。
このことから、本実施の形態において、上記の式(6)では、Δf、α、Δeは測距センサ100の構造により設計された固定値であり、距離Lの算出のためには測距対象物Aまでの距離によって変化する光スポット102a,102bの間隔Δspotのみが必要であり、従来のような距離Lと受光素子102の光スポット位置(イメージセンサの場合、画素上の座標)を対応付けるキャリブレーションが不要となる。
また、測距センサ100の周囲温度が変化し、測距センサ100の基線長方向の熱膨張/収縮が起こった場合であっても、光スポット102a,102bの位置変動が発生するもののその間隔Δspotが影響されることはなく、測距結果に誤差は発生しない。
〔実施の形態2〕
本発明の第二実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上述した実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施の形態における測距センサ100について図5を用いて説明する。図5は、本発明の第二実施形態に係る測距センサ100の検出原理を説明するための説明図である。
本実施の形態における測距センサ100は、発光素子101bの配置が異なるものである。即ち、第一実施形態にかかる測距センサ100では、発光素子101aに対して受光素子102側に配置していたが、本実施形態においては、反受光素子側に配置したものである。
〔実施の形態3〕
本発明の第三実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上述した実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施の形態における測距センサ100について図6を用いて説明する。図6は、本発明の第三実施形態に係る測距センサ100の検出原理を説明するための説明図である。
本実施の形態における測距センサ100は、発光素子101a,101bの配置が異なるものである。即ち、第一実施形態に係る測距センサ100では、投光レンズ103の光軸上に発光素子101aを配置しているが、本実施の形態に係る測距センサ100では、投光レンズ103の光軸から外れた位置で且つ受光素子102側に発光素子101aが配置されてなる点で異なる。発光素子102bについては、第二実施形態同様、反受光素子側に配置したものである。
すなわち、発光素子101aと発光素子101bとは、投光レンズ103の光軸を挟む配置となっている。
〔実施の形態4〕
本発明の第四実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上述した実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施の形態における測距センサ100について図7を用いて説明する。図7は、本発明の第四実施形態に係る測距センサ100の検出原理を説明するための説明図である。
本実施の形態における測距センサ100は、第一実施形態に係る測距センサ100に対して、発光素子101aの配置が異なるものである。即ち、第一実施形態に係る測距センサ100では、投光レンズ103の光軸上で且つ投光レンズ103の焦点距離に発光素子101aを配置しているが、本実施の形態に係る測距センサ100では、投光レンズ103の光軸上で且つ投光レンズ103の焦点距離よりも遠い位置に発光素子101aが配置されてなる点で異なる。
本実施の形態に係る測距センサ100によれば、発光素子101aを投光レンズ103の焦点距離よりも遠ざけることで、投光レンズ103から測距対象物Aに導く拘束を絞ることができる。
以下、受光素子102上の光スポット102a,102bと受光強度について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、上述した実施形態に係る測距センサ100の発光素子101a,101bを時分割発光したときの受光素子102における光スポット102a,102bの受光強度と受光タイミングの関係の一例を示す説明図である。ここで、受光タイミングの違いを、実線と破線で表している。
図9は、上述した実施形態に係る測距センサの発光素子101a,101bを同時発光したときの受光素子102における光スポット102a,102bの受光強度と受光タイミングの関係の一例を示す説明図である。
図8では、発光素子101a,101bを時分割発光することで、信号処理回路105の負荷を軽減できる。例えば、受光素子102上において光スポット102aを受ける時間と光スポット102bを受ける時間とを時分割で分けることで、光スポットを識別する必要がない。
これに対し、図9では、発光素子101a,101bを同時発光することで、光スポット102aと光スポット102bとが受光素子102上に同時に得られるため、距離Lを算出するスピードを向上できる。
駆動回路105aにより、発光素子101a,101bを時分割発光したときには、図8に示すように、まず光スポット102a(実線)が受光素子102に到達し、時分割された時間後に光スポット102b(破線)が受光素子102に到達する。光スポット102a,102bの図中における受光素子102表面からの突出量は、受光強度を表すものである。
また、駆動回路105aにより、発光素子101a,101bを同時発光したときには、図9に示すように、光スポット102a,102b(実線)が受光素子102に同時に到達する。
図10は、上述した実施形態に係る測距センサ100の発光素子101a,101bを1チップアレイにて構成した一例を示す斜視図である。また、図11は、図10に示す発光アレイを時分割発光したときの受光素子102における光スポット102a,102b,・・・102nの受光強度と受光タイミングの関係の一例を示す説明図である。
図10に示す発光アレイ1101は、上述した実施形態に係る測距センサ100の発光素子101a,101bを1チップアレイにて構成したものである。なお、図10においては、n個の発光部(発光素子)1101,1101b,・・・1101nを1チップアレイにて構成した例である。発光アレイ1101は、複数の発光部1101a,1101b,・・・1101nの間隔を高精度に設定できるメリットがある。即ち、例えば、上述した単体の発光素子101a,101bを並置する場合に比べて、基板106に対する発光素子101a,101bの搭載精度が発光素子101a,101b間隔に影響を与えることから、予め一体である発光アレイ1101は、複数の発光部1101,1101b,・・・1101nの間隔を高精度に設定できる。また、複数の発光部1101,1101b,・・・1101nの間隔を狭くできる。
発光アレイ1101を、駆動回路105にて時分割発光させたときの受光素子102における光スポット1102a,1102b,・・・1102nの受光強度と受光タイミングを図11に示す。光スポット1102a,1102b,・・・1102nは、時分割された時間に基づき受光素子102に順次到達する。
上述した実施形態では、2つの発光素子101a,101bとしたが、例えば、3つ以上の発光素子を並置、或いは図10に示す3つ以上の発光部1101a,1101b,・・・1101nを1チップアレイにて構成した発光アレイ1101とすることで、図11に示すように、受光素子102にて得られる複数の光スポット102a,102b,・・・102nの数が増え、複数の光スポットのうちの両サイドの光スポットの間隔からより高精度に距離Lの算出が可能となる。
例えば、測距対象物Aが測距センサ100から短距離に位置する場合には、2つの光スポット102a,102bの間隔Δspotが十分大きく確保できる。これに対し、測距対象物Aが測距センサ100から長距離に位置する場合には、2つの光スポット102a,102bの間隔Δspotは、測距対象物Aが測距センサ100から短距離に位置する場合に比べて小さな値となり、距離精度は測距対象物Aが測距センサ100から短距離に位置する場合に比べて劣ることになる。ここで、例えば、測距対象物Aと測距センサ100の距離に応じて3つ以上の発光素子からの光スポット(3つ以上)から算出するようにし、測距対象物Aが測距センサ100から短距離に位置する場合には隣り合う2つの光スポットの間隔Δspotから距離Lを算出し、測距対象物Aが測距センサ100から長距離に位置する場合には3つ以上の発光素子101の間隔Δeの総和と3つ以上の光スポットの間隔Δspot(Δspotの総和)から測距センサ100から測距対象物Aまでの距離Lを算出してもよい。これにより、測距センサ100から測距対象物Aまでの距離Lが、短距離であっても、長距離であっても、測距センサ100から測距対象物Aまでの距離を高精度に算出できる。例えば、図10のようなN個の発光部1101a,1101b,・・・1101nを有する発光アレイ1101を用いた場合、受光素子102上には、図11のようにN個の光スポット102a,102b,・・・102nが到達することになるが、測距センサ100から測距対象物Aまでの距離Lが短距離である場合は、隣り合う光スポットの間隔が上述したように長いので、2つの光スポットが到達するべく、隣り合う発光部を駆動する。逆に、測距センサ100から測距対象物Aまでの距離Lが長距離である場合は、隣り合う光スポットの間隔が上述したように短いので、距離に対する光スポットの間隔の変動が小さくなるので、3つ以上の発光部、又は少なくとも1つの発光部を介して配置される2つの発光部を駆動することで、光スポットの間隔を長くし、距離に対する光スポットの間隔の変動が大きくでき、長距離での測距精度が向上する。
ここで、測距対象物Aまでの距離Lが長距離か或いは短距離かについては、例えば、駆動回路105aは隣り合う2つの発光素子を発光させ、信号処理回路105bは隣り合う2つの発光素子により生じる受光素子102上の2つの光スポットの位置から測距対象物Aまでの距離Lが長距離か或いは短距離か判断する。例えば、信号処理回路105bは、隣り合う2つの発光素子により生じる受光素子102上の2つの光スポットのいずれかが受光素子102上の所定位置より発光素子101に近い側に位置すると、測距センサ100と測距対象物Aの距離Lは長距離と判断する。そして、信号処理回路105bは、3つ以上の発光素子を駆動するよう駆動回路105aへ制御信号を出力し、3つ以上の発光素子101の間隔Δeの総和と3つ以上の発光素子101により生じる3つ以上の光スポットの間隔Δspot(Δspotの総和)に基づいて、測距センサ100と測距対象物Aの距離Lを算出する。また、信号処理回路105bは、隣り合う2つの発光素子により生じる受光素子102上の2つの光スポットが受光素子102上の所定位置より発光素子101から遠い側に位置すると、測距センサ100と測距対象物Aの距離Lは短距離と判断する。そして、信号処理回路105bは、隣り合う2つの発光素子により生じる2つの光スポットに基づいて、測距センサ100と測距対象物Aの距離Lを算出する。
また、発光素子101の数は、3つに限らず、4つでも、n個でも良い。例えば、n個の発光素子101を発光させた場合、n個の光スポットを受光素子102によって検出し、n個の光スポットの中から両サイドの光スポットを用いて、測距センサ100から測距対象物Aまでの距離Lを短距離から長距離まで高精度に算出できる。
なお、上述では、3つ以上の発光素子を発光させる構成としたが、3つ以上の発光素子のうち、少なくとも1つの発光素子を間に介して配置される両サイドの2つ発光素子を点灯させ、両サイドの2つ発光素子の間にある他の発光素子を消灯させ、信号処理回路105bは、両サイドの2つ発光素子の間隔と両サイドの2つ発光素子により生じる2つの光スポットの間隔Δspotとに基づいて、測距センサ100から測距対象物Aまでの距離Lを算出してもよい。この場合、受光素子102に導かれる光スポットは、上記3つ以上の発光素子のうちの両サイドの2つ発光素子からの光のみとなり、両サイドの2つ発光素子の間にある他の発光素子からの光による光スポットが検出されることがなくなり、光スポットの間隔Δspotの算出を簡素化できる。
上述した実施形態に係る測距センサ100を搭載した電子機器の一例としては、対話型ロボット、掃除機ロボット、温水洗浄便座や、ATM(現金自動預け払い機)、自動扉、コンピューター用ディスプレイ等があるが、これらに限定されるものではない。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく変形可能であり、上記の構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
100 測距センサ
101a,101b 発光素子
102 受光素子
102a,102b 光スポット
103 投光レンズ
104 受光レンズ
105 制御回路
105a 駆動回路
105b 信号処理回路
106 基板
107 収納ケース
A,A1,A2 測距対象物

Claims (10)

  1. 第1の発光素子と第2の発光素子とを含む複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子から照射され測距対象物にて反射した複数の反射光を複数の光スポットの位置により検出する受光素子と、
    前記複数の発光素子からの複数の照射光を前記測距対象物に導く投光レンズと、
    前記測距対象物からの前記複数の反射光を前記受光素子に導く受光レンズと、
    前記第1の発光素子及び前記第2の発光素子に基づいて前記受光素子上に生じる前記複数の光スポットのうちの第1の光スポット及び第2の光スポットの間隔である第1の間隔から前記測距対象物までの距離を算出する信号処理回路と、
    を備えることを特徴とする測距センサ。
  2. 前記受光レンズと前記受光素子との間の距離は、前記投光レンズと前記複数の発光素子それぞれとの間の距離よりも長く、
    前記信号処理回路は、前記第1の間隔、前記第1の発光素子と前記第2の発光素子の間隔である第2の間隔、及び前記投光レンズの焦点距離と前記受光レンズの焦点距離との差から前記測距対象物までの距離を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の測距センサ。
  3. 前記複数の発光素子は、3個以上であり、
    前記第1の発光素子は前記第2の発光素子と隣り合って配置され、
    前記信号処理回路は、
    前記受光素子上の前記第1の光スポット及び前記第2の光スポットが前記受光素子上における所定位置より前記発光素子から遠い側に位置するとき、前記第1の間隔から前記測距対象物までの距離を算出し、
    前記受光素子上の前記第1の光スポット及び前記第2の光スポットの少なくとも一方が前記受光素子上における前記所定位置より前記発光素子に近い側に位置するとき、前記複数の発光素子のうちの、少なくとも1つの発光素子を間に介して配置される2つの発光素子に基づいて、前記受光素子上に生じる2つの光スポットの間隔から前記測距対象物までの距離を算出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の測距センサ。
  4. 前記第1の発光素子は、前記投光レンズの光軸に配置され、
    前記第2の発光素子は、前記投光レンズの光軸から外れて配置される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の測距センサ。
  5. 前記第2の発光素子は、前記投光レンズの光軸から前記受光素子側に外れて配置された
    ことを特徴とする請求項4記載の測距センサ。
  6. 前記第2の発光素子は、前記投光レンズの光軸から反受光素子側に外れて配置された
    ことを特徴とする請求項4記載の測距センサ。
  7. 前記第1の発光素子は、前記投光レンズの光軸から前記受光素子側に外れて配置され、
    前記第2の発光素子は、前記投光レンズの光軸から反受光素子側に外れて配置される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の測距センサ。
  8. 前記投光レンズと前記複数の発光素子それぞれとの間の距離は、前記投光レンズの焦点距離よりも長い
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の測距センサ。
  9. 前記複数の発光素子は、前記複数の発光素子を構成する複数の発光部を有する1つの発光チップからなる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の測距センサ。
  10. 請求項1又は2に記載の測距センサを備えた電子機器。
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