JP6883214B2 - 受信装置および方法、送信装置および方法 - Google Patents

受信装置および方法、送信装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6883214B2
JP6883214B2 JP2017539826A JP2017539826A JP6883214B2 JP 6883214 B2 JP6883214 B2 JP 6883214B2 JP 2017539826 A JP2017539826 A JP 2017539826A JP 2017539826 A JP2017539826 A JP 2017539826A JP 6883214 B2 JP6883214 B2 JP 6883214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
data
packet
specific information
time information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017539826A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017047399A1 (ja
Inventor
和博 石谷
和博 石谷
愼治 根岸
愼治 根岸
義明 大石
義明 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Sony Group Corp
Original Assignee
Sony Corp
Sony Group Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp, Sony Group Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPWO2017047399A1 publication Critical patent/JPWO2017047399A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6883214B2 publication Critical patent/JP6883214B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/434Disassembling of a multiplex stream, e.g. demultiplexing audio and video streams, extraction of additional data from a video stream; Remultiplexing of multiplex streams; Extraction or processing of SI; Disassembling of packetised elementary stream
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/60Network streaming of media packets
    • H04L65/70Media network packetisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/236Assembling of a multiplex stream, e.g. transport stream, by combining a video stream with other content or additional data, e.g. inserting a URL [Uniform Resource Locator] into a video stream, multiplexing software data into a video stream; Remultiplexing of multiplex streams; Insertion of stuffing bits into the multiplex stream, e.g. to obtain a constant bit-rate; Assembling of a packetised elementary stream
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
    • H04N21/242Synchronization processes, e.g. processing of PCR [Program Clock References]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/4302Content synchronisation processes, e.g. decoder synchronisation
    • H04N21/4305Synchronising client clock from received content stream, e.g. locking decoder clock with encoder clock, extraction of the PCR packets

Description

本開示は、受信装置および方法、送信装置および方法に関し、特に、パケットロスが発生する状況において再生品質を向上することができるようにした受信装置および方法、送信装置および方法に関する。
従来のコンテンツ伝送方式MPEG-TSにおいては、PESヘッダのOptionalFieldでデコード時刻情報(DTS:DecodeTimeStamp)、表示時刻情報(PTS:PresentationTimeStamp)を多重化していた。したがって、PESペイロードに含まれるAU(AccessUnit)は、このPTS/DTSと対応付けることでデコードおよび表示制御を行っていた。
一方、IP伝送で用いられる伝送方式MMTにおいては、特許文献1で示されているように、制御情報でPTS/DTSに相当する時刻情報を伝送する方式が提案されている。
具体的には、ARIB MMTの運用においては、MMT-SIのMPTにてタイムスタンプ記述子、および拡張タイムスタンプ記述子が記述される。受信機は、これを受信し、PTS/DTSを復元する。復元の際、AUと時刻情報は一意に対応付けられるものであり、MPU内の先頭AUが対応付けの起点とされる。その他、MPU内先頭以外のAUに関しては、拡張タイムスタンプ記述子に記載された時刻情報の順と多重化されているAUの順で対応付けが行われる。
なお、特許文献1には、MFUヘッダにMPU内のMFUシーケンス番号を記述する例が示されているが、AUは、複数のMFUから構成されることもあり、また、AU以外のNALユニットもシーケンスに含めているため、これを用いてAUと時刻情報を正しく対応付けることは困難である。
特開2015−27091号公報
以上のように、現状、AUと時刻情報とを対応付ける方法として明確な情報が備えられていない。したがって、上述したAUと時刻情報とを対応付ける方法では、低品質の伝送状況において受信機にてパケットロスが発生した場合、AUまたは時刻情報の一部が欠けることで対応付けに誤りが発生する恐れがあった。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、パケットロスが発生する状況において再生品質を向上することができるものである。
本技術の一側面の送信装置は、データを含むデータユニットを符号化するデータ符号化部と、前記データ符号化部により符号化されたデータユニットをパケット化し、データパケットを生成するデータパケット部と、前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報をパケット化し、時間情報パケットを生成する時間情報パケット部と、前記データパケット、前記時間情報パケット、および、NALユニットのうち、前記データユニット以外の他のNALユニットを除く、前記データユニットをシーケンス毎に特定するための特定情報を多重化し、ストリームを生成する多重化部とを備える。
本技術の他の側面の受信装置は、符号化され、パケット化されたデータユニットであるデータパケット、データを含む前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報がパケット化された時間情報パケット、および、NALユニットのうち、前記データユニット以外の他のNALユニットを除く、前記データユニットをシーケンス毎に特定するための特定情報が多重化されたストリームを分離する分離部と、前記データパケットから、符号化されたデータユニットを抽出する抽出部と、前記時間情報パケットから、前記時間情報を復元する復元部と、前記特定情報に基づいて、前記符号化されたデータユニットと、前記時間情報とを対応付ける対応付け部と、前記符号化されたデータユニットを復号し、データユニットを生成する復号部とを備える
本技術の一側面においては、データを含むデータユニットが符号化され、符号化されたデータユニットがパケット化されて、データパケットが生成され、前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報がパケット化されて、時間情報パケットが生成される。そして、前記データパケット、前記時間情報パケット、および、NALユニットのうち、前記データユニット以外の他のNALユニットを除く、前記データユニットをシーケンス毎に特定するための特定情報が多重化されて、ストリームが生成される。
本技術の他の側面においては、符号化され、パケット化されたデータユニットであるデータパケット、データを含む前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報がパケット化された時間情報パケット、および、NALユニットのうち、前記データユニット以外の他のNALユニットを除く、前記データユニットをシーケンス毎に特定するための特定情報が多重化されたストリームが分離され、前記データパケットから、符号化されたデータユニットが抽出され、前記時間情報パケットから、前記時間情報が復元される。そして、前記特定情報に基づいて、前記符号化されたデータユニットと、前記時間情報とが対応付けられ、前記符号化されたデータユニットが復号されて、データユニットが生成される。
本技術によれば、パケットロスが発生する状況において再生品質を向上することができる。
なお、本明細書に記載された効果は、あくまで例示であり、本技術の効果は、本明細書に記載された効果に限定されるものではなく、付加的な効果があってもよい。
デコード/表示時刻の情報とAUとの対応付けの例を示す図である。 パケットロス時の例を示す図である。 再生開始遅延について説明する図である。 本技術を適用した送信装置の構成例を示すブロック図である。 本技術を適用した受信装置の構成例を示すブロック図である。 送信装置の送信処理を説明するフローチャートである。 受信装置の受信処理を説明するフローチャートである。 受信装置の記録、再送信処理を説明するフローチャートである。 MMTPパケット構成例を示す図である。 拡張ヘッダタイプの定義と、設定例を示す図である。 マルチタイプヘッダ拡張構成例を示す図である。 マルチタイプヘッダ拡張の定義と、設定例を示す図である。 本技術のストリームにおいて、方法1が用いられている例を示す図である。 本技術のストリームにおいて、方法1が用いられている例を示す図である。 MMTPペイロード内AUデータ先頭部の前に、AUシーケンス番頭を付加する例を示す図である。 MMTPパケット構成例を示す図である。 パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本開示を実施するための形態(以下実施の形態とする)について説明する。
<PTS/DTSとAUとの対応付けの例>
図1は、MMT-SIにおいて伝送されるデコード時刻情報(DTS:DecodeTimeStamp)/表示時刻情報(PTS:PresentationTimeStamp)とAU(AccessUnit)との対応付けの例を示す図である。なお、制御情報100と、ビデオ・オーディオストリーム101のIPデータフローは、同じであっても別であってもよい。また、PTS/DTSをまとめて時間情報とも称する。
図1の制御情報100においては、ビデオ・オーディオストリーム101が格納されたMPUの前に、MPT(MMT-SI時間情報)102が格納されている。MPT102には、タイムスタンプ記述子と、拡張タイムスタンプ記述子が記述されている。MPUは、AU#0、NAL、AU#1、NAL、AU#2、…AU#nが、それぞれHeader付きで格納されている。MPT102により、MPUのAU#0は、PTS=a0で、DTS=b0であり、AU#1は、PTS=a1で、DTS=b1であり、AU#2は、PTS=a2で、DTS=b2であり、AU#nは、PTS=anで、DTS=bnであることがわかる。
受信機は、制御情報100のMPT(MMT-SI時間情報)102を受信し、その中のタイムスタンプ記述子からMPU_sequence_numberに相当するMPU内先頭AU#0の時間情報103のPTSを復元する。次に、受信機は、拡張タイムスタンプ記述子からMPU_sequence_numberに相当するMPU内先頭AU#0の時間情報103のDTSを復元する。そして、受信機は、dts_pts_offsetおよびpts_offsetから、記述されたAU#1、AU#2の時間情報104および105(AU数分)のPTS/DTSを復元する。
ここで、AUと時間情報は、一意に対応付けるものであり、図1の例においては、対応付けの起点としてMPU内先頭AU#0としている。その他、MPU内先頭以外のAUに関しては、拡張タイムスタンプ記述子に記載された時間情報の順と多重化されているAUの順で対応付けが行われる。
以上のように、AUと時間情報とを対応付ける方法として明確な情報を備えていないため、例えば、低品質の伝送状況において受信機にパケットロスが発生した場合、AUまたは時間情報の一部が欠けてしまい、対応付けに誤りが発生する恐れがある。
図2は、パケットロス時の例を示す図である。図2の例においては、例えば、MPU内先頭AU#0の次のAU#1がパケットロスにより抽出できない場合が示されている。この場合、パケットロスの発生を知る方法がなければ、その後のAUの対応付けを行う際に、本来とはずれ、AU#1の時間情報104のPTS/DTSを、AU#2に対応付けてしまうことになる。
そして、このように一度対応付けに誤りが発生すると、それ以降の同MPU内AUすべてに誤りが伝搬し、次のMPU内先頭AUまでは修復が困難になる。これによって、AUの表示時刻が想定と異なり、再生時に映像音声の乱れが発生してしまう恐れがある。
また、AUと時間情報の対応付けがMPU内先頭AU以外に行えないため、次のような恐れもある。すなわち、オーディオ再生においてオーディオフレームの任意の位置からの再生開始を行うことができず、再開遅延が生じてしまう恐れがある。
これは、ビデオならば符号化構造から、例えば、AVCにおいては、IDR、HEVCにおいては、IRAPピクチャなどのランダムアクセス可能なFrameからのみ再生開始が可能という制約があるが、オーディオにはそのような制約がないため、任意の位置からの再生を行うことが望ましい。
図3のストリーム200においては、AU#0とAU#1の前に、AU#0とAU#1の時間情報が記述されたMPT201−1が配置されており、AU#2とAU#3の前に、AU#2とAU#3の時間情報が記述されたMPT201−2が配置されている。
例えば、MPU先頭AU#0の受信前の位置202にてランダムアクセス再生が指定された場合、受信したMPT201−1と、AU#0から始まるMPUの時刻対応付け、およびAU#0からの再生は可能であるが、MPUの先頭以外のAU#1の位置203でランダムアクセス再生が指定された場合、現状のシンタックスでは、AU#1がMPUの何番目にあたるAUなのかを判別することができないので、指定したMPU内のAUと時間情報の対応付けを行うことが困難である。
したがって、次のMPU先頭AUまで対応付けができず、再生開始遅延となってしまう。そこで、本技術においては、AUを特定する情報が付加されて送信される。以下、具体的に説明していく。
<本技術の送信装置の構成例>
図4は、本技術を適用した送信装置の構成例を示すブロック図である。この送信装置は、ビデオ/オーディオのAUとデコード/表示時刻(PTS/DTS)を生成し、ストリームへ多重化する装置である。
図4の例において、送信装置300は、時刻生成部303、ビデオ・オーディオ同期制御部304、ビデオ・オーディオ符号化部305、エンコーダバッファ306、制御情報生成・パケット化部307、パケット化部308、および多重化部309を含むように構成されている。
例えば、図示せぬクロックからの時刻信号301は、時刻生成部303は、この時刻信号301に基づいて、時刻情報を生成し、生成した時刻情報を、ビデオ・オーディオ同期制御部304と多重化部309に供給する。
ビデオ・オーディオ同期制御部304は、時刻生成部303からの時刻情報に基づいて、ビデオ・オーディオ符号化部305によるビデオ信号とオーディオ信号の同期を制御する。ビデオ・オーディオ同期制御部304は、時刻情報や同期に用いた制御情報などを制御情報生成・パケット化部307に供給する。制御情報生成・パケット化部307は、時刻情報や同期に用いた制御情報を用いて、デコード/表示時刻の時間情報などを生成し、パケット化し、制御情報パケットとして、多重化部309に出力する。
ビデオ・オーディオ符号化部305には、ビデオ・オーディオ信号302が入力される。ビデオ・オーディオ符号化部305は、ビデオ・オーディオ同期制御部304の制御のもと、ビデオ・オーディオ信号302とを同期して、それぞれ符号化し、符号化された信号を、エンコーダバッファ306に一旦格納する。エンコーダバッファ306は、符号化された信号を格納する。パケット化部307は、エンコーダバッファ306から符号化された信号を読み出し、AUパケット化を行う。ビデオパケットおよびオーディオパケットを、多重化部309に出力する。
多重化部309は、時刻生成部303からの時刻情報を参照し、パケット化部307からのビデオパケットおよびオーディオパケット、並びに、制御情報生成・パケット化部307からの制御情報パケットを多重化して、多重化ストリーム310として、図示せぬ後段に出力する。その際、多重化部309は、AUを特定するための情報(AUとデコード/表示時刻の時間情報とを対応付けるための情報)である、AU特定情報を生成し、AU対応付け情報も、多重化ストリーム310に多重化する。
<本技術の受信装置の構成例>
図5は、本技術を適用した受信装置の構成例を示すブロック図である。この受信装置は、図4を参照して上述された送信装置とからなり、IP伝送で用いられる伝送方式でデータを送受信する通信システムを構成する。この受信装置は、例えば、図4の送信装置により符号化され、パケット化された、ビデオ/オーディオ、制御情報などを受信し、AU特定情報を用いて、AUとデコード/表示時刻(PTS/DTS)とを対応付けし、再生、記録または再送信する装置である。
図5の例において、受信装置400は、多重分離部402、制御情報バッファ403、デコーダバッファ404、制御情報パケット解析部405、ビデオ・オーディオ同期制御部406、ビデオ・オーディオ復号部407、並びに、トランスコーダ409を含むように構成される。なお、受信装置400に、トランスコーダ409は必ずしも含まれなくてもよい。
多重化ストリーム401は、多重分離部402において受信される。多重分離部402は、多重化ストリーム401を、制御情報と、ビデオ/オーディオのAUにそれぞれ分離する。その際、AU特定情報も分離される。分離された制御情報は、必要であれば、制御情報バッファ403を経由して、制御情報パケット解析部405に供給される。制御情報パケット解析部405は、制御情報パケットから、時間情報(PTS/DTSを含む)の復元を行い、ビデオ・オーディオ同期制御部406およびビデオ・オーディオ復号部407に、復元した時間情報を供給する。
一方、分離されたビデオ/オーディオAUは、AUを特定する情報とともに、デコーダバッファ404を経由して、ビデオ・オーディオ復号部407に供給される。デコーダバッファ404は、ビデオ/オーディオAUを、ビデオ・オーディオ復号部407に供給する。
ビデオ・オーディオ同期制御部406は、対象のAUのAU特定情報を抽出する。また、ビデオ・オーディオ同期制御部406は、時刻情報や制御情報、AU特定情報を参照して、AUとデコード/表示時刻の時間情報の対応付けを行い、ビデオ・オーディオ復号部407に、AUを抽出させ、AUを復号させる。ビデオ・オーディオ復号部407により復号されたビデオ・オーディオ信号508は、図示せぬ後段の表示制御部や、トランスコーダ409のビデオ・オーディオ符号化部421に出力される。
また、ビデオ・オーディオ同期制御部406は、トランスコーダ409の制御情報生成・パケット化部424および再多重化部425に時刻情報を供給する。
ビデオ・オーディオ復号部407は、ビデオ・オーディオ同期制御部406の制御のもと、AUを抽出し、また、AU、すなわち、ビデオ・オーディオを復号する。ビデオ・オーディオ復号部407は、ビデオ・オーディオ信号508を、図示せぬ後段の表示制御部や、トランスコーダ409のビデオ・オーディオ符号化部421に出力する。
トランスコーダ409は、ビデオ・オーディオ符号化部421、エンコーダバッファ422、パケット化部423、制御情報生成・パケット化部424、および再多重化部425を含むように構成される。なお、図5の例においては、受信装置の一部として、トランスコーダ409を配置する例が示されているが、受信装置とは、独立の装置であってもよい。
ビデオ・オーディオ符号化部421、エンコーダバッファ422、パケット化部423、制御情報生成・パケット化部424、および再多重化部425は、基本的に、図4のビデオ・オーディオ符号化部305、エンコーダバッファ306、パケット化部308、制御情報生成・パケット化部307、および多重化部309と同様の処理を行う。
すなわち、ビデオ・オーディオ符号化部421は、ビデオ・オーディオ復号部407からのビデオ・オーディオ信号508を再符号化し、符号化された信号をエンコーダバッファ422に出力する。エンコーダバッファ422は、符号化された信号を、パケット化部423に出力する。パケット化部423は、エンコーダバッファ422から符号化された信号を読み出し、AUパケット化を行い、ビデオパケットおよびオーディオパケットを、再多重化部425に出力する。
制御情報生成・パケット化部424は、ビデオ・オーディオ同期制御部406からの時刻情報や制御情報から、さらに、デコード/表示時刻の時間情報を生成し、パケット化し、制御情報パケットを再多重化部425に出力する。
再多重化部425は、ビデオ・オーディオ同期制御部406からの時刻情報を参照し、パケット化部423からのビデオパケットおよびオーディオパケット、並びに、制御情報生成・パケット化部424からの制御情報パケットを再多重化する。その際、再多重化部425は、AU特定情報を生成し、AU対応付け情報も、多重化ストリーム411に多重化する。再多重化部425は、多重化ストリーム411として、再送信向けに図示せぬ後段に出力したり、記録媒体410に記録する。
<送信装置の処理例>
次に、図6のフローチャートを参照して、送信装置300の送信処理について説明する。
ステップS111において、ビデオ・オーディオ符号化部305は、外部から、ビデオ・オーディオ信号を入力する。ステップS112において、ビデオ・オーディオ符号化部305は、ビデオ・オーディオ同期制御部304の制御のもと、ビデオ信号とオーディオ信号とを同期して、それぞれ符号化し、符号化された信号を、エンコーダバッファ306を介して、パケット化部307に出力する。
ステップS113において、パケット化部307は、エンコーダバッファ306から符号化された信号を読み出し、AUパケット化を行う。ビデオパケットおよびオーディオパケットを、多重化部309に出力する。
ステップS114において、制御情報生成・パケット化部307は、時刻情報や同期に用いた制御情報を用いて、デコード/表示時刻の時間情報などを生成する。ステップS115において、制御情報生成・パケット化部307は、デコード/表示時刻の時間情報をパケット化し、制御情報パケットとして、多重化部309に出力する。
ステップS116において、多重化部309は、時刻生成部303からの時刻情報を参照し、パケット化部307からのビデオパケットおよびオーディオパケット、並びに、制御情報生成・パケット化部307からの制御情報パケットを多重化する。その際、多重化部309は、AUを特定するための情報(すなわち、AUとデコード/表示時刻の時間情報とを対応付けるための情報)である、AU対応付け情報を生成し、AU対応付け情報も、多重化ストリームに多重化する。
ステップS117において、多重化部309は、多重化された多重化ストリームを、受信装置400に向けて出力する。
ステップS118において、ビデオ・オーディオ符号化部305は、送信を継続するか否かを判定する。ステップS118において、送信を継続すると判定された場合、処理は、ステップS112に戻り、それ以降の処理が繰り返される。また、ステップS118において、送信をやめると判定された場合、送信処理は終了される。
<受信装置の処理例>
次に、図7のフローチャートを参照して、受信装置400の受信処理について説明する。
ステップS211において、多重分離部402は、多重化ストリームを入力する。ステップS212において、多重分離部402は、多重化ストリームを、制御情報と、ビデオ/オーディオのAUにそれぞれ分離する。その際、AU特定情報も分離される。分離された制御情報は、必要であれば、制御情報バッファ403を経由して、制御情報パケット解析部405に供給される。
ステップS213において、制御情報パケット解析部405は、時間情報の更新があったか否かを判定する。ステップS213において、時間情報の更新がないと判定された場合、処理は、ステップS214に進む。ステップS214において、ビデオ・オーディオ復号部は、デコーダバッファ404から、対象のAUを抽出する。その際、ビデオ・オーディオ同期制御部406は、対象のAUのAU特定情報を抽出する。
ステップS213において、時間情報の更新があると判定された場合、処理は、ステップS215に進む。ステップS215において、制御情報パケット解析部405は、更新があるとされた時間情報を復元する。
ステップS216において、ビデオ・オーディオ同期制御部406は、対象AU抽出済みで、かつ、時間情報が復元済みであるか否かを判定する。ステップS216において、対象AU抽出済みで、かつ、時間情報が復元済みではないと判定された場合、処理は、ステップS212に戻り、それ以降の処理が繰りかえされる。
ステップS216において、対象AU抽出済みで、かつ、時間情報が復元済みであると判定された場合、処理は、ステップS217に進む。ステップS217において、ビデオ・オーディオ同期制御部406は、AU特定情報を用いて、AUと時間情報との対応付けを行う。
ステップS218において、ビデオ・オーディオ復号部407は、ビデオ・オーディオ同期制御部406の制御のもと、AU、すなわち、ビデオ・オーディオを復号する。ステップS219において、ビデオ・オーディオ復号部407は、復号したビデオ・オーディオ信号を、図示せぬ後段の表示制御部や、トランスコーダ409のビデオ・オーディオ符号化部421に出力する。
ステップS220において、多重分離部402は、受信を継続するか否かを判定する。ステップS220において、受信を継続すると判定された場合、処理は、ステップS212に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS220において、受信を継続しないと判定された場合、受信処理は終了される。
次に、図8のフローチャートを参照して、受信装置400の記録または再送信処理について説明する。
ステップS311において、ビデオ・オーディオ符号化部421は、ビデオ・オーディオ復号部407から、ビデオ・オーディオ信号を入力する。ステップS312において、ビデオ・オーディオ符号化部421は、ビデオ・オーディオ同期制御部406の制御のもと、ビデオ信号とオーディオ信号とを同期して、それぞれ符号化し、符号化された信号を、エンコーダバッファ422を介して、パケット化部423に出力する。
ステップS313において、パケット化部423は、エンコーダバッファ422から符号化された信号を読み出し、AUパケット化を行う。ビデオパケットおよびオーディオパケットを、再多重化部425に出力する。
ステップS314において、制御情報生成・パケット化部424は、時刻情報や同期に用いた制御情報を用いて、デコード/表示時刻の時間情報などを生成する。ステップS315において、制御情報生成・パケット化部424は、デコード/表示時刻の時間情報をパケット化し、制御情報パケットとして、再多重化部425に出力する。
ステップS316において、再多重化部425は、ビデオ・オーディオ同期制御部406からの時刻情報を参照し、パケット化部423からのビデオパケットおよびオーディオパケット、並びに、制御情報生成・パケット化部424からの制御情報パケットを多重化する。その際、再多重化部425は、AUを特定するための情報(AUとデコード/表示時刻の時間情報とを対応付けるための情報)である、AU対応付け情報を生成し、AU対応付け情報も、多重化ストリームに多重化する。
ステップS317において、再多重化部425は、多重化された多重化ストリームを、記録媒体410や他の受信装置に向けて出力する。
ステップS318において、ビデオ・オーディオ符号化部421は、記録または再送信を継続するか否かを判定する。ステップS318において、記録または再送信を継続すると判定された場合、処理は、ステップS312に戻り、それ以降の処理が繰り返される。また、ステップS318において、記録または再送信をやめると判定された場合、記録または再送信処理は終了される。
<時間情報とAUの対応付け>
まず、時間情報とAUの対応付けの例として、AU毎のカウンタを使用する方法1について説明する。例えば、図9の例においては、ARIB MMTにおいて定義されたMMTPパケット構成が示されている。なお、左の番号は、説明の便宜上付してあるものである。図10の例においては、拡張ヘッダタイプの定義と、設定例が示されている。
図9の例に示されるように、MMTPパケットヘッダでは、上から6行目のextension_flag=1とした場合、第16行目乃至第22行目にて、拡張ヘッダの記述が可能な構成として定義されている。方法1としては、これを用いて、extension_typeに新たにAUシーケンス番号の種別を定義し、header_extension_byteにMMTPパケットに含まれるAUのシーケンス番号を記述する。
なお、第12行目のpacket_sequence_numberは、AUだけでなく、NALユニットにも順に付される番号であるので、本用途に用いることはできない。
その他、方法2について説明する。例えば、図11の例においては、ARIB MMTにおいて定義されたマルチタイプヘッダ拡張構成が示されており、図12の例においては、マルチタイプヘッダ拡張の定義と、設定例が示されている。
マルチタイプヘッダ拡張は、図10のextension_type=0x0000を指定した際に用いることができる。このマルチタイプヘッダ拡張を使用して、図12に示されるように、hdr_ext_type=0x0000を、au_sequence_numberとして定義し、hdr_ext_byteにMMTPパケット内に含まれるAU全てのシーケンス番号を記述することも可能である。
ここで、AUシーケンス番号は、例えば、次のように定義される。
1.MPUシーケンス毎に独立したカウンタとする。
2.MPUシーケンス毎にAU単位でカウントアップする。
3.MPUの先頭AUにてカウンタを付ける。
4.AU以外のNALユニットについては対象外とする。
図13に、本技術のストリームにおいて、方法1が用いられている例を示す。図13の例においては、図1と同様に、1MMTPパケット当り1AUが含まれている例が示されている。
図13の例においては、AU#0のMMTPパケットヘッダでは、packet_sequence_numberが#nであり、extension_typeが1であり、extension_lengthが1であり、au_sequence_numberが0である。NALのMMTPパケットヘッダでは、packet_sequence_numberが#n+1であり、extension_type、extension_length、au_sequence_numberは記述されていない。
AU#1のMMTPパケットヘッダでは、packet_sequence_numberが#n+2であり、extension_typeが1であり、extension_lengthが1であり、au_sequence_numberが1である。NALのMMTPパケットヘッダでは、packet_sequence_numberが#n+3であり、extension_type、extension_length、au_sequence_numberは記述されていない。AU#2のMMTPパケットヘッダでは、packet_sequence_numberが#n+4であり、extension_typeが1であり、extension_lengthが1であり、au_sequence_numberが2である。
取得済みのMPT102から、PTS/DTSがわかるので、au_sequence_numberが0のAU(AU#0)の時間情報503は、PTS=a0で、DTS=b0であり、au_sequence_numberが1のAU(AU#1)の時間情報504は、PTS=a1で、DTS=b1であり、au_sequence_numberが2のAU(AU#2)の時刻情報505は、PTS=a2で、DTS=b2であることが対応付けられる。
したがって、図1の例においては、パケットロスの発生の検知が困難であったことにより、AUとPTS/DTSが誤った対応付けに陥ることがあったのに対して、図13の例においては、AU#0およびAU#2のAUシーケンス番号を参照することにより、AU#1のパケットロスを検知することができる。その結果、AU#2の時刻情報505が、PTS=a2で、DTS=b2であることを正しく対応付けることができる。
図14に、本技術のストリームにおいて、方法1が用いられている例を示す。図14の例においては、1MMTPパケット当り複数AUが含まれている例が示されている。なお、この場合、上述したように、マルチタイプヘッダ拡張(方法2)を用いて、複数AUのシーケンス番号を記述することも可能であるが、情報量削減のため、図14に示されるように、MMTPパケット内先頭に配置されるAU(AUの先頭を含む)のみを、MMTPパケットヘッダの拡張領域に記載してもよい。
図14の例においては、左から順にMMTPパケットの先頭AUのみに、packet_sequence_number 付されている。したがって、左から順に、NAL、AU#0、AU#1、AU#2のMMTPパケットヘッダでは、packet_sequence_numberが#nであり、extension_typeが1であり、extension_lengthが1であり、au_sequence_numberが0である。
NAL、AU#3、AU#4、…のMMTPパケットヘッダでは、packet_sequence_numberが#n+1であり、extension_typeが1であり、extension_lengthが1であり、au_sequence_numberが3である。
取得済みのMPT102から、PTS/DTSがわかるので、AU#0は、au_sequence_numberが0のMMTPパケット内の1番目のAUなので、時刻情報553は、PTS=a0で、DTS=b0であり、AU#1は、au_sequence_numberが0のMMTPパケット内の2番目のAUなので、時刻情報554は、PTS=a1で、DTS=b1である。また、AU#2は、au_sequence_numberが0のMMTパケット内の3番目のAUなので、時刻情報555は、PTS=a2で、DTS=b2である。AU#3は、au_sequence_numberが3のMMTPパケット内の1番目のAUなので、時刻情報556は、PTS=a3で、DTS=b3であることが対応付けられる。
図14の場合も、AU#0、AU#2のAUシーケンス番号を参照することにより、AUと時間情報とを正しく対応付けることができる。したがって、例えば、AU#2がパケットドロップにて抽出できなくても、次のMMTPパケット先頭AU#3の時間情報556の対応付けが可能である。
<時刻情報とAUの他の対応付け>
次に、時刻情報とAUの対応付けに用いるAU毎のシーケンス番号をMMTPペイロード内に付加する方法2について説明する。例えば、MMTPパケットヘッダ部にAUシーケンス番号を記述する方法では、図14を参照して上述したように、1MMTP内に複数AUが配置されている場合、MMTP内のAUと時間情報との対応付けが正しく行えない場合がある。
例えば、図14の例において、AU#0が欠落した場合、AU#1およびAU#2の対応付けを行うことができなくなってしまう。
そこで、図15に示されるように、MMTPペイロード内AUデータ先頭部の前に、AUシーケンス番頭を付加することも考えられる。図15の例においては、先頭のMMTP内で、AU#0のデータ先頭部の前の位置603に、au_sequence_number=0が記述され、AU#1のデータ先頭部の前の位置604に、au_sequence_number=1が記述され、AU#2のデータ先頭部の前の位置605に、au_sequence_number=2が記述されている。次のMMTP内で、先頭のMMTP内で、AU#3のデータ先頭部の前の位置606に、au_sequence_number=3が記述され、AU#4のデータ先頭部の前の位置607に、au_sequence_number=4が記述されている。
取得済みのMPT102から、PTS/DTSがわかるので、位置603に記述されたau_sequence_numberが0のAU(AU#0)の時間情報613は、PTS=a0で、DTS=b0であり、位置604に記述されたau_sequence_numberが1のAU(AU#1)の時刻情報614は、PTS=a1で、DTS=b1であり、位置605に記述されたau_sequence_numberが2のAU(AU#2)の時刻情報615は、PTS=a2で、DTS=b2であることが対応付けられる。
このようにすることで、例えば、AU#0が欠落しても、位置604のau_sequence_numberが1を参照することで、AU (AU#1)の時刻情報614が、PTS=a1で、DTS=b1であるという対応付けが可能になる。
<変形例1>
実施の一例として、AUシーケンス番号を、MMTPパケットヘッダの拡張ヘッダ領域またはMMTPパケットペイロード領域に付加する例を説明したが、本技術は、その他ストリーム上のメタデータや制御情報に、AUと時刻情報とを対応付ける情報を付加することでも、適用可能である。
また、MMTPパケット構成として標準規格ARIB STD-B60に記載のMMTP構成を例に挙げたが、本技術は、それ以外のMMTを基本とした何れの構成に対しても適用することが可能である。
<変形例2>
AUと時刻情報の対応付けとして、AUシーケンス番号以外にもMMTPで定義されているMMTPペイロードヘッダ内シンタックスsample_numberを用いることもできる。このパラメータのセマンティクスは、例えば、ARIB STD-B60によると、”MFUのサンプル番号を示す”と定義されているため、ビデオの場合、AU以外のNALユニットもカウント対象となることから、AUのパケットロスを正確に検知することが困難であり、ビデオには適さない。
しかしながら、オーディオに関しては、AU以外のNALユニットを持たないため、対応付けの方法として使用することが可能である。これにより、オーディオ再生においてオーディオフレームの任意の位置からの再生開始を行うことについては対応可能である。
この場合、次のように、sample_numberを用いる必要がある。
1.MPUシーケンス毎に独立したカウンタとする。
2.MPUの先頭AUにてカウンタをリセットする。
3.MPUに含まれるオーディオAU数は固定でsample_numberのwrap around数を割り切れる数とする(sample_number%固定のAAU数がMPU中のAU番号になる)。
<変形例3>
AUと時刻情報の対応付けとしてカウンタを、ビデオ・オーディオストリーム側でなく制御情報側に付加する方法も考えられる。
図16は、MMTPパケット構成例を示す図である。なお、左の番号は、説明の便宜上付してあるものである。
具体的には、第19行目に示されるように、MMTPペイロードヘッダ内シンタックスsample_numberや、MMTPパケットヘッダ内packet_counterなどAUを識別できるカウンタを、拡張タイムスタンプ記述子内へ付加し、制御情報内で対応付けを行うようにしてもよい。
以上のように、本技術においては、送信や記録側において、AUを特定する(詳しくは、AUと時刻情報とを対応付ける)カウンタを多重化するようにし、受信側において制御情報から抽出した時刻情報とAUを特定するカウンタから、対応付けを行うようにした。
これにより、本技術によれば、伝送品質の低くパケットロスが発生する状況においても、受信側においてパケットロスを検知し、AUと時刻情報の対応付けが可能となる。この結果、ビデオ、オーディオ再生時の時間不連続を抑制し、再生品質を向上させることができる。
また、オーディオ再生において、オーディオフレームの任意の位置から再生開始することが可能となり、再生開始遅延を抑制、回避することができる。
<パーソナルコンピュータ>
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図17は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
パーソナルコンピュータ700において、CPU(Central Processing Unit)701,ROM(Read Only Memory)702,RAM(Random Access Memory)703は、バス704により相互に接続されている。
バス704には、さらに、入出力インタフェース705が接続されている。入出力インタフェース705には、入力部706、出力部707、記憶部708、通信部709、及びドライブ710が接続されている。
入力部706は、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる。出力部707は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部708は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部709は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ710は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア711を駆動する。
以上のように構成されるパーソナルコンピュータ700では、CPU701が、例えば、記憶部708に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース705及びバス704を介して、RAM703にロードして実行する。これにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU701)が実行するプログラムは、リムーバブルメディア711に記録して提供することができる。リムーバブルメディア711は、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディア等である。また、あるいは、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータにおいて、プログラムは、リムーバブルメディア711をドライブ710に装着することにより、入出力インタフェース705を介して、記憶部708にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部709で受信し、記憶部708にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM702や記憶部708に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要な段階で処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数のデバイス(装置)により構成される装置全体を表すものである。
なお、本開示における実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、以上において、1つの装置(または処理部)として説明した構成を分割し、複数の装置(または処理部)として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置(または処理部)として説明した構成をまとめて1つの装置(または処理部)として構成されるようにしてもよい。また、各装置(または各処理部)の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置(または処理部)の構成の一部を他の装置(または他の処理部)の構成に含めるようにしてもよい。つまり、本技術は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有するのであれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例また修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1) データユニットを符号化するデータ符号化部と、
前記データ符号化部により符号化されたデータユニットをパケット化し、データパケットを生成するデータパケット部と、
前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報をパケット化し、時間情報パケットを生成する時間情報パケット部と、
前記データパケット、前記時間情報パケット、および前記データユニットを特定するための特定情報を多重化し、ストリームを生成する多重化部と
を備える送信装置。
(2) 前記データユニットに含まれるデータは、ビデオデータおよびオーディオデータの少なくとも一方である
前記(1)に記載の送信装置。
(3) 前記特定情報は、シーケンス毎に独立したカウンタである
前記(1)または(2)に記載の送信装置。
(4) 前記特定情報は、シーケンス毎に、データユニット単位でカウントされる
前記(3)に記載の送信装置。
(5) 1パケットあたり1データユニットからなる場合、前記特定情報は、パケットヘッダ部に配置される
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の送信装置。
(6) 1パケットあたり複数のデータユニットからなる場合、前記特定情報は、パケットヘッダ部に配置される
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の送信装置。
(7) 前記特定情報は、パケットヘッダ部に、複数のデータユニット分が記述される
前記(6)に記載の送信装置。
(8) 前記特定情報は、パケットヘッダ部に、先頭データユニットの分だけが記述される
前記(6)に記載の送信装置。
(9) 1パケットあたり複数のデータユニットからなる場合、前記特定情報は、ペイロード内の各データユニットの先頭に配置される
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の送信装置。
(10) 送信装置が、
データユニットを符号化し、
符号化されたデータユニットをパケット化し、データパケットを生成し、
前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報をパケット化し、時間情報パケットを生成し、
前記データパケット、前記時間情報パケット、および前記データユニットを特定するための特定情報を多重化し、ストリームを生成する
送信方法。
(11) 符号化され、パケット化されたデータユニットであるデータパケット、前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報がパケット化された時間情報パケット、および前記データユニットを特定するための特定情報が多重化されたストリームを分離する分離部と、
前記データパケットから、符号化されたデータユニットを抽出する抽出部と、
前記時間情報パケットから、前記時間情報を復元する復元部と、
前記特定情報に基づいて、前記符号化されたデータユニットと、前記時間情報とを対応付ける対応付け部と、
前記符号化されたデータユニットを復号し、データユニットを生成する復号部と
を備える受信装置。
(12) 前記データユニットに含まれるデータは、ビデオデータおよびオーディオデータの少なくとも一方である
前記(11)に記載の受信装置。
(13) 前記特定情報は、シーケンス毎に独立したカウンタである
前記(11)または(12)に記載の受信装置。
(14) 前記特定情報は、シーケンス毎に、データユニット単位でカウントされる
前記(13)に記載の受信装置。
(15) 1パケットあたり1データユニットからなる場合、前記特定情報は、パケットヘッダ部に配置される
前記(11)乃至(14)のいずれかに記載の受信装置。
(16) 1パケットあたり複数のデータユニットからなる場合、前記特定情報は、パケットヘッダ部に配置される
前記(11)乃至(14)のいずれかに記載の受信装置。
(17) 前記特定情報は、パケットヘッダ部に、複数のデータユニット分が記述される
前記(16)に記載の受信装置。
(18) 前記特定情報は、パケットヘッダ部に、先頭データユニットの分だけが記述される
前記(16)に記載の受信装置。
(19) 1パケットあたり複数のデータユニットからなる場合、前記特定情報は、ペイロード内の各データユニットの先頭に配置される
前記(11)乃至(14)のいずれかに記載の受信装置。
(20) 受信装置が、
符号化され、パケット化されたデータユニットであるデータパケット、前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報がパケット化された時間情報パケット、および前記データユニットを特定するための特定情報が多重化されたストリームを分離し、
前記データパケットから、符号化されたデータユニットを抽出し、
前記時間情報パケットから、前記時間情報を復元し、
前記特定情報に基づいて、前記符号化されたデータユニットと、前記時間情報とを対応付け、
前記符号化されたデータユニットを復号し、データユニットを生成する
受信方法。
300 送信装置, 303 時刻生成部, 304 ビデオ・オーディオ同期制御部, 305 ビデオ・オーディオ符号化部, 306 エンコーダバッファ, 307 制御情報生成・パケット化部, 308 パケット化部, 309 多重化部, 400 受信装置, 402 多重分離部, 403 制御情報バッファ, 404 デコーダバッファ, 405 制御情報パケット解析部, 406 ビデオ・オーディオ同期制御部, 407 ビデオ・オーディオ復号部, 409 トランスコーダ, 421 ビデオ・オーディオ符号化部, 422 エンコーダバッファ, 423 パケット化部, 424 制御情報生成・パケット化部, 425 再多重化部

Claims (20)

  1. データを含むデータユニットを符号化するデータ符号化部と、
    前記データ符号化部により符号化されたデータユニットをパケット化し、データパケットを生成するデータパケット部と、
    前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報をパケット化し、時間情報パケットを生成する時間情報パケット部と、
    前記データパケット、前記時間情報パケット、および、NALユニットのうち、前記データユニット以外の他のNALユニットを除く、前記データユニットをシーケンス毎に特定するための特定情報を多重化し、ストリームを生成する多重化部と
    を備える送信装置。
  2. 前記データユニットに含まれる前記データは、ビデオデータおよびオーディオデータの少なくとも一方である
    請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記特定情報は、シーケンス毎に独立した、前記データユニットのカウンタである
    請求項1に記載の送信装置。
  4. 前記特定情報は、シーケンス毎に、データユニット単位でカウントされる
    請求項3の記載の送信装置。
  5. 1パケットあたり1データユニットからなる場合、前記特定情報は、パケットヘッダ部に配置される
    請求項4の記載の送信装置。
  6. 1パケットあたり複数のデータユニットからなる場合、前記特定情報は、パケットヘッダ部に配置される
    請求項4の記載の送信装置。
  7. 前記特定情報は、パケットヘッダ部に、複数のデータユニット分が記述される
    請求項6の記載の送信装置。
  8. 前記特定情報は、パケットヘッダ部に、先頭データユニットの分だけが記述される
    請求項6の記載の送信装置。
  9. 1パケットあたり複数のデータユニットからなる場合、前記特定情報は、ペイロード内の各データユニットの先頭に配置される
    請求項4の記載の送信装置。
  10. 送信装置が、
    データを含むデータユニットを符号化し、
    符号化されたデータユニットをパケット化し、データパケットを生成し、
    前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報をパケット化し、時間情報パケットを生成し、
    前記データパケット、前記時間情報パケット、および、NALユニットのうち、前記データユニット以外の他のNALユニットを除く、前記データユニットをシーケンス毎に特定するための特定情報を多重化し、ストリームを生成する
    送信方法。
  11. 符号化され、パケット化されたデータユニットであるデータパケット、データを含む前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報がパケット化された時間情報パケット、および、NALユニットのうち、前記データユニット以外の他のNALユニットを除く、前記データユニットをシーケンス毎に特定するための特定情報が多重化されたストリームを分離する分離部と、
    前記データパケットから、符号化されたデータユニットを抽出する抽出部と、
    前記時間情報パケットから、前記時間情報を復元する復元部と、
    前記特定情報に基づいて、前記符号化されたデータユニットと、前記時間情報とを対応付ける対応付け部と、
    前記符号化されたデータユニットを復号し、データユニットを生成する復号部と
    を備える受信装置。
  12. 前記データユニットに含まれる前記データは、ビデオデータおよびオーディオデータの少なくとも一方である
    請求項11に記載の受信装置。
  13. 前記特定情報は、シーケンス毎に独立した、前記データユニットのカウンタである
    請求項11に記載の受信装置。
  14. 前記特定情報は、シーケンス毎に、データユニット単位でカウントされる
    請求項13の記載の受信装置。
  15. 1パケットあたり1データユニットからなる場合、前記特定情報は、パケットヘッダ部に配置される
    請求項14の記載の受信装置。
  16. 1パケットあたり複数のデータユニットからなる場合、前記特定情報は、パケットヘッダ部に配置される
    請求項14の記載の受信装置。
  17. 前記特定情報は、パケットヘッダ部に、複数のデータユニット分が記述される
    請求項16の記載の受信装置。
  18. 前記特定情報は、パケットヘッダ部に、先頭データユニットの分だけが記述される
    請求項16の記載の受信装置。
  19. 1パケットあたり複数のデータユニットからなる場合、前記特定情報は、ペイロード内の各データユニットの先頭に配置される
    請求項14の記載の受信装置。
  20. 受信装置が、
    符号化され、パケット化されたデータユニットであるデータパケット、データを含む前記データユニットに対するデコードおよび表示時刻を示す時間情報がパケット化された時間情報パケット、および、NALユニットのうち、前記データユニット以外の他のNALユニットを除く、前記データユニットをシーケンス毎に特定するための特定情報が多重化されたストリームを分離し、
    前記データパケットから、符号化されたデータユニットを抽出し、
    前記時間情報パケットから、前記時間情報を復元し、
    前記特定情報に基づいて、前記符号化されたデータユニットと、前記時間情報とを対応付け、
    前記符号化されたデータユニットを復号し、データユニットを生成する
    受信方法。
JP2017539826A 2015-09-15 2016-09-02 受信装置および方法、送信装置および方法 Active JP6883214B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015181821 2015-09-15
JP2015181821 2015-09-15
PCT/JP2016/075750 WO2017047399A1 (ja) 2015-09-15 2016-09-02 受信装置および方法、送信装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017047399A1 JPWO2017047399A1 (ja) 2018-06-28
JP6883214B2 true JP6883214B2 (ja) 2021-06-09

Family

ID=58289111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017539826A Active JP6883214B2 (ja) 2015-09-15 2016-09-02 受信装置および方法、送信装置および方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10652608B2 (ja)
JP (1) JP6883214B2 (ja)
WO (1) WO2017047399A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110913421B (zh) * 2018-09-18 2021-10-29 大唐移动通信设备有限公司 一种语音包数量的确定方法及装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3216531B2 (ja) * 1996-07-24 2001-10-09 三菱電機株式会社 再多重化装置および再多重化方法
EP1447983B1 (en) * 2003-02-11 2009-12-30 Thomson Licensing Method of recording scrambled digital data, storage medium and method of reading such data
US7260149B2 (en) * 2003-07-18 2007-08-21 Canon Kabushiki Kaisha Digital data transmission apparatus, digital data reception apparatus, digital broadcast reception apparatus, digital data transmission method, digital data reception method, digital broadcast reception method, and computer program
GB2412825B (en) * 2004-03-31 2007-05-23 Sony Uk Ltd Packet-based video network
DE602005021926D1 (de) * 2004-04-28 2010-07-29 Panasonic Corp Stream-Erzeugungsvorrichtung für bewegliche Bilder, Kodierungsvorrichtung für bewegliche Bilder, Multiplex-Vorrichtung für bewegliche Bilder und Decodierungsvorrichtung für bewegliche Bilder
JP4565011B2 (ja) * 2008-03-14 2010-10-20 株式会社日立製作所 デジタル放送多重装置
JP6119260B2 (ja) * 2013-01-16 2017-04-26 富士通株式会社 動画像多重化装置及び動画像多重化方法、ならびに多重化動画像復号装置及び多重化動画像復号方法
JP5641090B2 (ja) 2013-03-14 2014-12-17 ソニー株式会社 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法
JP6237547B2 (ja) 2013-03-14 2017-11-29 ソニー株式会社 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法
KR101484843B1 (ko) * 2013-04-19 2015-01-20 삼성전자주식회사 멀티미디어 전송 시스템에서 미디어 전송 패킷 전송 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017047399A1 (ja) 2017-03-23
US10652608B2 (en) 2020-05-12
JPWO2017047399A1 (ja) 2018-06-28
US20180227622A1 (en) 2018-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7260687B2 (ja) 送信方法および送信装置
JP6878503B2 (ja) 送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置
JP6617809B2 (ja) 復号装置、復号方法、および復号用プログラム
KR20160106150A (ko) 완벽 스플라이싱을 위한 인코딩된 오디오의 전송 스트림에의 삽입
EP2276192A2 (en) Method and apparatus for transmitting/receiving multi - channel audio signals using super frame
JP2020005311A (ja) 受信機器、および復号・提示方法
JP2019220974A (ja) 復号装置
JP6883214B2 (ja) 受信装置および方法、送信装置および方法
WO2017061280A1 (ja) 受信装置および方法
JP2012109655A (ja) メディア受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210412

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6883214

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151