JP6882534B2 - 不適切なコンテンツを有するビデオの、検索ログの処理による特定 - Google Patents

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Description

本開示は一般に、コンテンツ共有プラットフォームの分野に関し、詳細には、メディアアイテムと関係のある検索ログを処理することによってメディアアイテムにコンテンツラベルを割り当てるタスクに関する。一例では、本開示は、不適切なコンテンツを有するビデオの特定に適用可能である。
コンテンツ共有プラットフォームは、(まとめて「メディアアイテム」、「メディアコンテンツ」、「コンテンツアイテム」、または「コンテンツ」と呼ばれることのある)ビデオコンテンツ、画像コンテンツ、オーディオコンテンツなどのコンテンツを、ユーザがアップロード、視聴、および共有できるようにするものである。そのようなメディアアイテムとしては、オーディオクリップ、ムービークリップ、TVクリップ、および音楽ビデオ、ならびにビデオブログ、短いオリジナルビデオ、ピクチャ、写真、他のマルチメディアコンテンツなどのようなアマチュアコンテンツがあり得る。ユーザは、(スマートフォン、セルラー電話、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ネットブック、タブレットコンピュータなどの)コンピューティングデバイスを使用して、メディアアイテムを使用し、再生し、かつ/または消費する(例えばデジタルビデオを鑑賞する、デジタル音楽を聴く、記事を読むなどをする)ことができる。一部のコンテンツは、コンテンツの年齢適正に関する標識としての働きをする、割り当てられたコンテンツレーティングを有することがある。
以下は、本開示のいくつかの態様の基本的な理解をもたらすために簡略化された本開示の概要である。この概要は、本開示の広範な概説ではない。それは、本開示の重要なまたは決定的な要素を特定するようにも、本開示の特定の実装形態の任意の範囲または特許請求の範囲に記載の任意の範囲を画定するようにも、意図されていない。その唯一の目的は、本開示のいくつかの概念を、後に提示されるより詳細な説明の前置きとして、簡略化された形で提示することである。
1つの実装形態では、メディアコンテンツを分類するための方法が開示される。方法は、処理デバイスによって、検索クエリに対応する複数の検索結果を特定することであって、複数の検索結果が複数のメディアアイテムに対応する、特定することと、処理デバイスによって、複数のメディアアイテムのうちの、少なくとも1つの第1のメディアアイテム、および第2のメディアアイテムを特定することであって、第1のメディアアイテムが第1のコンテンツラベルと関連付けられており、第2のメディアアイテムが第2のコンテンツラベルと関連付けられている、特定することと、少なくとも一部には第1のメディアアイテムとの第1のユーザ対話に基づいて、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているかどうかの判定をすることと、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているとの判定に応答して、処理デバイスによって、第2のメディアアイテムを第1のコンテンツラベルと関連付けることとを含んでよい。
いくつかの実装形態では、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているかどうかの判定をすることが、第2のメディアアイテムとの少なくとも1回の第2のユーザ対話を特定することと、少なくとも一部には第1のユーザ対話および第2のユーザ対話に基づいて、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているかどうかの判定をすることとを含む。
いくつかの実装形態では、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているかどうかの判定をすることが、少なくとも1つの第1のメディアアイテムとのユーザ対話の第1の数を特定することと、第2のメディアアイテムとのユーザ対話の第2の数を特定することと、少なくとも一部には第1の数および第2の数に基づいて、第1の分類子と関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を第1の検索クエリが表しているかどうかの判定をすることとを含む。
いくつかの実装形態では、方法は、第1の数と、第1の数と第2の数の和との比を表す、重み因子(weight factor)を特定することと、重み因子を第1のしきい値と比較することとをさらに含む。
いくつかの実装形態では、第1のコンテンツラベルと関係付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているかどうかの判定をすることが、検索クエリに対応する複数のメディアアイテムから、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアアイテムの第3の数を特定することと、第3の数が第2のしきい値よりも大きいかどうかの判定をすることとを含む。
いくつかの実装形態では、方法は、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表していないとの判定に応答して、第1のメディアアイテムを第2のコンテンツラベルと関連付けることをさらに含んでよい。
いくつかの実装形態では、第1のコンテンツラベルが、第1のコンテンツレーティング(例えば露骨なコンテンツまたは他の任意の不適切なコンテンツと関連付けられたコンテンツレーティング)を示し、第2のコンテンツラベルが、第2のコンテンツレーティング(例えば一般視聴者または子どもに適したコンテンツと関連付けられたコンテンツレーティング)を示す。
1つの実装形態では、メディアコンテンツを分類するためのシステムが開示される。システムは、メモリと、メモリに通信可能に結合された処理デバイスとを含んでよく、処理デバイスによって実施されると、処理デバイスに、検索クエリに対応する複数の検索結果を特定することであって、複数の検索結果が複数のメディアアイテムに対応する、特定すること、複数のメディアアイテムのうちの第1のメディアアイテムおよび第2のメディアアイテムを特定することであって、第1のメディアアイテムが第1のコンテンツラベルと関連付けられており、第2のメディアアイテムが第2のコンテンツラベルと関連付けられている、特定すること、少なくとも一部には第1のメディアアイテムとの第1の複数のユーザ対話に基づいて、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているかどうかの判定をすること、および第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているとの判定に応答して、第2のメディアアイテムを第1のコンテンツラベルと関連付けることを行わせるように動作可能なプログラム命令を、メモリが記憶する。
開示する実装形態のうちの1つまたは複数では、上で説明した実装形態の動作を実施するためのコンピューティングデバイスも開示される。加えて、本開示の実装形態では、マシン可読記憶媒体が、上で説明した実装形態の動作を実施するための命令を記憶する。
本開示は、限定としてではなく例として、添付図面の図中に示される。
本開示の一実装形態による、例示的システムアーキテクチャを示す図である。 本開示の一実装形態による、コンテンツレーティング付けコンポーネントを示すブロック図である。 本開示の一実装形態による、検索結果を提示する例示的ユーザインターフェースを示す図である。 本開示の一実装形態による、検索結果を提示する例示的ユーザインターフェースを示す図である。 本開示の一実装形態による、メディアコンテンツをレーティング付けするための方法を示す流れ図である。 本開示の一実装形態による、メディアアイテムのレーティング付けを修正するための方法を示す流れ図である。 本開示の一実装形態による、例示的コンピュータシステムを示すブロック図である。
検索ログに基づいて不適切なコンテンツを有するメディアアイテムを特定するための実装形態について説明する。コンテンツ共有プラットフォーム上のメディアアイテム(例えばビデオ)は、メディアアイテムのレーティング(例えば年齢適正レーティング)を表しているさまざまなコンテンツラベルと関連付けられてよい。例えば、メディアアイテムに、「Y」(ヤング向け)、「G」(一般向け)、「PG」(要保護者指導(parental guidance))、「TEEN」(ティーンエージャー向け)、「MA」(成人視聴者向け(mature audience))、および「X」(大人向け/X指定)など、特定の視聴者にとっての適切さを示すコンテンツラベルが割り当てられてよい。検索サーバまたはコンテンツサーバは、特定のユーザ(例えば子ども)のためのコンテンツ検索を、コンテンツラベルに基づいて検索結果を制限することによって行うことができる。例えば、「Y」指定(例えば若者向け)コンテンツと「G」指定(例えば一般視聴者向け)コンテンツの両方は一般に、子どもにとって安全であると考えることができる。検索サーバおよび/またはコンテンツサーバは、子どもに適したメディアコンテンツに対する検索クエリを受信したことに応答して、「Y」指定コンテンツおよび「G」指定コンテンツと関連のある検索結果を提供することができる。下の説明は、年齢適正に基づくレーティングに関してのものであるが、他の例では、コンテンツラベルはメディアアイテムに、他の基準に従って、例えば、メディアアイテムが、ある一定の自然言語のコンテンツを含むかどうか、またはメディアアイテムが、学術的視聴者向けのものであるか、それとも一般大衆視聴者向けのものであるかに従って、ラベル付けをしてよい。
メディアアイテムのレーティングを決定するための従来の解決策は、典型的には、メディアアイテムについてのメタデータ(例えばタイトル、ディスクリプション、キーワードなど)に基づいてメディアアイテムをレーティング付けするようにトレーニングされたモデルを使用している。従来の解決策は、メディアアイテムを、メディアアイテムのビデオフレームの特徴に基づいてレーティング付けする場合もある。しかし、従来の解決策は、コンテンツ作成者がメディアアイテムについての誤ったまたは誤解を与える情報を与えている場合、正確なレーティングを生成することができない場合がある。例えば、コンテンツ作成者は、露骨なコンテンツを含むビデオをコンテンツ共有プラットフォームにアップロードする際に、「安全な」(子どもにとって適切な)コンテンツと関連のあるキーワードを意図的に与える場合がある。コンテンツ作成者は、「安全な」コンテンツを含むビデオフレームを、アップロードするビデオに意図的に挿入する場合もある。したがって、従来の解決策によって、露骨なコンテンツを含むビデオが「安全な」ビデオとして間違って分類される場合がある。
本開示の態様は、メディアアイテムのレーティングを検索クエリデータに基づいて決定することのできるコンテンツレーティング付けコンポーネントを提供することによって、上記の欠点に対処する。コンテンツレーティング付けコンポーネントは、検索クエリデータに対して自動化された解析を自動的に実施して、その検索クエリデータと関係のあるメディアアイテムをレーティング付けすることができる。例えば、コンテンツレーティング付けコンポーネントは、メディアコンテンツに対する検索クエリ(例えば、所定期間時間内に検索サーバまたはコンテンツサーバにサブミットされた検索クエリ)と関連のある検索クエリデータを解析して、検索クエリの各々に対応する検索結果、その検索結果と関連のあるメディアアイテム、およびそのメディアアイテムと関連付けられたコンテンツラベルを特定することができる。
コンテンツレーティング付けコンポーネントは、次いで、解析に基づいて、検索クエリの各々が特定のコンテンツ(例えば「X」指定コンテンツ)を求める要求を表しているかどうかの判定をすることができる。例えば、コンテンツレーティング付けコンポーネントは、特定の検索クエリの検索結果が、第1のコンテンツラベルと関連付けられたいくつかのビデオ(例えば「X」指定ビデオ)、ならびに1つまたは複数の他のコンテンツラベルと関連付けられたいくつかのビデオ(例えば「Y」指定ビデオ、「G」指定ビデオ、および/または「安全」指定コンテンツとみなされる他のビデオ)を含んでいることを特定することができる。コンテンツレーティング付けコンポーネントはさらに、「X」指定ビデオとの第1の複数のユーザ対話(例えば「X」指定ビデオの選択)、および「安全」指定ビデオとの第2の複数のユーザ対話(例えば「安全」指定ビデオの選択)を特定することができる。いくつかの実施形態では、コンテンツレーティング付けコンポーネントは、「X」指定ビデオとのユーザ対話の数と、「X」指定ビデオおよび「安全」指定ビデオとのユーザ対話の数との比を示す、重み因子を特定することができる。いくつかの実施形態では、コンテンツレーティング付けコンポーネントは、重み因子が第1のしきい値よりも大きく、かつ/または「X」指定ビデオの数が第2のしきい値よりも大きいとの判定に応答して、「X」指定コンテンツに対する要求を検索クエリが表しているとの判定をすることができる。いくつかの実施形態では、コンテンツレーティング付けコンポーネントは、「X」指定コンテンツに対する要求を検索クエリが表しているとの判定に応答して、ビデオの「安全」レーティングを「X」レーティングに変更することができる。あるいは、コンテンツレーティング付けコンポーネントは、「X」指定コンテンツに対する要求を検索クエリが表していないとの判定に応答して、ビデオの「X」レーティングを「安全」レーティングに変更することもできる。
したがって、本開示の態様は、メディアアイテムを正確に効率良くレーティング付けするための技術的解決策を提供する。コンテンツ共有プラットフォームのメディアアイテムにコンテンツラベルを自動的に割り当てることは、プラットフォームが多種多様なそれぞれのコンテンツを含む膨大な数のメディアアイテムへのアクセスを提供する場合には、大きな技術的課題である。具体的には、本明細書において開示する技術は、メディアアイテムを、メディアアイテムの作成者によって提供される誤解を与えるデータの如何に関わらず正確にレーティング付けすることができ、また従来のコンテンツレーティング付け技法によって誤って分類されることのあるメディアアイテムのレーティングを訂正することもできる。これにより、コンテンツ共有プラットフォームの信頼性が高まり、システムが攻撃に対してよりセキュアになり(すなわちコンテンツを誤ってラベリングしようとする悪意のある試みにより良好に抵抗できるようになり)、そのような技法の結果をチェックし、結果が正確ではないときに是正措置を実施するための追加動作の必要が、低減するかまたはなくなる。したがって、本明細書において開示する技術により、コンピューティング(処理)リソースのより効率の良い使用およびユーザエクスペリエンスの改善がもたらされる。
図1Aは、本開示の一実装形態による、若者向けコンテンツ検索結果のスコアを選択的に修正するための例示的システムアーキテクチャ100を示す。システムアーキテクチャ100は、クライアントデバイス110A〜110Z、データストア106、コンテンツサーバ120、検索サーバ130、およびコンテンツ処理サーバ140を含み、システムアーキテクチャ100の各デバイスは、ネットワーク105を介して通信可能に結合されている。1つの実装形態では、ネットワーク105は、パブリックネットワーク(例えばインターネット)、プライベートネットワーク(例えばローカルエリアネットワーク(LAN)もしくは広域ネットワーク(WAN))、有線ネットワーク(例えばイーサネット(登録商標)ネットワーク)、ワイヤレスネットワーク(例えば802.11ネットワークもしくはWi-Fiネットワーク)、セルラーネットワーク(例えばロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク)、ルータ、ハブ、スイッチ、サーバコンピュータ、および/またはそれらの組合せを含んでよい。
1つの実装形態では、データストア106は、メモリ(例えばランダムアクセスメモリ)、キャッシュ、ドライブ(例えばハードドライブ)、フラッシュドライブ、データベースシステム、またはデータを記憶することの可能な別のタイプのコンポーネントもしくはデバイスであってよい。データストア106は、複数の記憶コンポーネント(例えば複数のドライブまたは複数のデータベース)を含んでもよく、それらは複数のコンピューティングデバイス(例えば複数のサーバコンピュータ)にわたってもよい。いくつかの実装形態では、データストア106は、クラウドベースであってよい。システムアーキテクチャ100のデバイスのうちの1つまたは複数は、データストア106を利用して、パブリックデータおよびプライベートデータを記憶してよく、データストア106は、プライベートデータのセキュアな記憶を行うように構成されてよい。
コンテンツサーバ120は、コンテンツ共有プラットフォームを表していてよく、コンテンツ共有プラットフォームはオプションで、検索サーバ130、コンテンツ処理サーバ140、データストア106、または上記のコンポーネントのいずれかの組合せを含んでもよい。コンテンツ共有プラットフォームは、ユーザがメディアアイテムを消費すること、アップロードすること、検索すること、支持する(メディアアイテムに「いいねする」)こと、不支持する(メディアアイテムに「ヤダネする(dislike)」)こと、またはメディアアイテムについてコメントすることを可能にすることができる。コンテンツ共有プラットフォーム120は、ユーザにメディアアイテムへのアクセスを提供するために使用され得るウェブサイト(例えばウェブページ)またはアプリケーションバックエンドソフトウェアを含んでもよい。
クライアントデバイス110A〜110Zはそれぞれ、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップ、モバイル電話、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ネットブックコンピュータなどのようなコンピューティングデバイスを含んでよい。クライアントデバイス110A〜110Zは、「ユーザデバイス」または「モバイルデバイス」と呼ばれることもある。個々のユーザは、クライアントデバイス110A〜110Zのうちの1つまたは複数と関連付けられてよい(例えばそれを所有および/または使用してよい)。クライアントデバイス110A〜110Zはそれぞれ、異なる位置の異なるユーザによって所有または利用されてよい。本明細書では、「ユーザ」は、1人の個人(例えば大人または子ども)として表されていることがある。しかし、本開示の他の実装形態は、「ユーザ」がユーザの集合によって制御されるエンティティおよび/または自動化されたソースであることを包含する。例えば、ソーシャルネットワーク内のコミュニティとして連合された個々のユーザの集合は、「ユーザ」であると考えることができる。
クライアントデバイス110A〜110Zはそれぞれ、メディアビューア114A〜114Zを含んでよい。1つの実装形態では、メディアビューア114A〜114Zは、画像、ビデオアイテム、ウェブページ、ドキュメント、オーディオアイテムなどのようなコンテンツをユーザが再生、視聴、またはアップロードできるようにする、アプリケーションであってよい。例えば、メディアビューア114A〜114Zは、ウェブサーバによってサービスされるコンテンツ(例えばハイパーテキストマークアップ言語(HTML)ページなどのウェブページ、デジタルメディアアイテムなど)にアクセスし、コンテンツを取り出し、提示し、またはナビゲートすることのできる、ウェブブラウザであってよい。メディアビューア114A〜114Zは、コンテンツ(例えばウェブページ、メディアビューア)をユーザにレンダリングし、表示し、または提示することができる。メディアビューア114A〜114Zは、ウェブページ(例えばオンライン商人によって販売される製品についての情報を提供し得るウェブページ)に埋め込まれる、埋込み型メディアプレーヤ(例えばFlash(登録商標)プレーヤまたはHTML5プレーヤ)を含んでもよい。別の例では、メディアビューア114A〜114Zは、デジタルメディアアイテム(例えばデジタルビデオアイテム、デジタル画像、電子書籍など)をユーザが再生できるようにする、スタンドアロンアプリケーション(例えばモバイルアプリケーションまたはネイティブアプリケーション)であってよい。本開示の態様によれば、メディアビューア114A〜114Zは、ユーザがコンテンツをコンテンツ共有プラットフォーム上で共有できるように記録し、編集し、かつ/またはアップロードするための、コンテンツ共有プラットフォームアプリケーションであってよい。したがって、メディアビューア114A〜114Zは、コンテンツ共有プラットフォーム120によってクライアントデバイス110A〜110Zに提供されてよい。例えば、メディアビューア114A〜114Zは、コンテンツ共有プラットフォーム120によって提供されるウェブページに埋め込まれる、埋込み型メディアプレーヤであってよい。別の例では、メディアビューア114A〜114Zは、コンテンツ共有プラットフォーム120からダウンロードされるアプリケーションであってよい。
メディアビューア114A〜114Zは、検索クエリ(例えばテキスト文字列)を検索サーバ130にそれぞれのクライアントデバイス110A〜110Zのユーザがサブミットできるようにする、ユーザインターフェース(例えばウェブブラウザユーザインターフェースまたはモバイルアプリケーションユーザインターフェース)を提供することもでき、検索サーバ130のほうは、複数の検索結果をそれぞれのクライアントデバイス110A〜110Zに提供することができる。例えば、クライアントデバイス110Aのユーザが検索クエリを検索サーバ130にサブミットする場合、検索サーバ130は、1組のスコア付き検索結果を戻すことができ、その結果は、ユーザインターフェース内にランク付きリストとして表示するように提示されてよい。ユーザは、関連付けられたコンテンツ(例えばドキュメント、ウェブサイト、ビデオコンテンツ、画像、音楽など)をコンテンツサーバ120から取り出すために、検索結果のうちの1つを選択することができる(または検索サーバ130がクライアントデバイス110Aの代わりにコンテンツサーバ120からのコンテンツの取出しを促進してもよい)。下でさらに論じる図1Cおよび図1Dでは、検索結果を提示するユーザインターフェースの例を提供している。
1つの実装形態では、コンテンツサーバ120は、ユーザにメディアアイテムへのアクセスを提供し、かつ/またはユーザにメディアアイテムを提供するために使用されてよい、(ラックマウントサーバ、ルータコンピュータ、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、メインフレームコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータなどのような)1つまたは複数のコンピューティングデバイス、データストア(例えばハードディスク、メモリ、データベース)、ネットワーク、ソフトウェアコンポーネント、および/またはハードウェアコンポーネントであってよい。コンテンツサーバ120は、クライアントデバイス110A〜110Zのいずれかまたは検索サーバ130によって、コンテンツまたはコンテンツに関する情報(例えばタイトル、ジャンル、コンテンツラベルなどを含むコンテンツメタデータ)を取り出すために/それにアクセスするために利用される、サーバであってよい。
いくつかの実装形態では、いくつかが特定のタイプのコンテンツを専門に扱う(例えば、ビデオコンテンツをホストする第1のコンテンツサーバ、音楽をホストする別のコンテンツサーバなど)、2つ以上のコンテンツサーバ120が利用されてよい。コンテンツサーバ120は、共有コンテンツ、プライベートコンテンツ(例えば1人のユーザまたはユーザグループによる使用に限定されたコンテンツ)、商業的に配信可能なコンテンツ(例えばオンデマンドコンテンツ、購入可能コンテンツなど)をホストしてよい。1つの実装形態では、コンテンツサーバ120がコンテンツデータベース122を維持し、コンテンツデータベース122は、利用可能なメディアアイテムの、そのタイトル、ディスクリプション、(例えば「若者向け」や「一般視聴者向け」などのコンテンツラベルを含む)レーティング、関係のあるコンテンツまたは関連のあるコンテンツへの相互参照、著作権情報、ライセンス情報などを含んだ記録を含む。いくつかの実装形態では、コンテンツサーバ120は、検索サーバ130および/またはデータストア106と組み合わされてよい。
1つの実装形態では、検索サーバ130は、クライアントデバイス110A〜110Zから受信された検索クエリを処理し、その検索クエリに基づいて検索結果のリストを生成し、かつその検索結果を要求側のクライアントデバイス110A〜110Zに提供するために使用されてよい、(ラックマウントサーバ、ルータコンピュータ、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、メインフレームコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータなどのような)1つまたは複数のコンピューティングデバイス、データストア(例えばハードディスク、メモリ、データベース)、ネットワーク、ソフトウェアコンポーネント、および/またはハードウェアコンポーネントであってよい。検索サーバ130は、検索エンジンシステム132を含む。
1つの実装形態では、検索エンジンシステム132は、(例えばクライアントデバイス110A〜110Zのうちの1つから)検索クエリを受信し、検索クエリに関連するメディアアイテムの1組の検索結果を生成することができ、それが後に、クエリの発信元のクライアントデバイスに送信し戻されてよい。検索エンジンシステム132は、例えば任意の適切な検索アルゴリズムを使用して、検索クエリと関係のあるメディアアイテムを(例えばコンテンツデータベース122からコンテンツについてのディスクリプションを検索すること、コンテンツサーバ120またはデータストア106上でウェブドキュメントのボディを検索することなどによって)検索することができる。検索エンジンシステム132は、検索クエリに関連するメディアアイテムを特定し、そのメディアアイテムをランク付けすることによって、1組の検索結果を生成することができる。
いくつかの実装形態では、検索エンジンシステム132は、1つまたは複数の特定のコンテンツラベルと関連付けられたコンテンツを発見することに検索を限定することができる。一例示的実装形態では、検索エンジンシステム132は、若者向けコンテンツおよび一般視聴者向けコンテンツに検索が限定される「ジョイント」検索を実施する。別の例示的実装形態では、検索エンジンシステム132は、検索クエリに基づいて2つの個別検索、すなわち若者向けコンテンツに限定された第1の検索、および一般視聴者向けコンテンツに限定された第2の検索を実施する。これらの例示的実装形態の各々(例えば検索結果の特定後のスクリーニング、「ジョイント」検索、または個別検索)では、コンテンツ処理サーバ140が、若者向けコンテンツラベル(例えば集合Yによって表される「Y」指定コンテンツ)および/または一般視聴者向けコンテンツラベル(例えば集合Gによって表される「G」指定コンテンツ)と関連のある検索結果を受信する。
1つの実装形態では、コンテンツ処理サーバ140は、検索サーバ130および/またはコンテンツサーバ120から受信されたデータ検索クエリおよび/またはコンテンツを処理するために使用されてよい、(ラックマウントサーバ、ルータコンピュータ、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、メインフレームコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータなどのような)1つまたは複数のコンピューティングデバイス、データストア(例えばハードディスク、メモリ、データベース)、ネットワーク、ソフトウェアコンポーネント、および/またはハードウェアコンポーネントであってよい。コンテンツ処理サーバ140は、コンテンツレーティング付けコンポーネント150を含んでよい。いくつかの実施形態では、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、図1Bに示す1つまたは複数のモジュールを含むことができる。
コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、メディアアイテムを、1つまたは複数のレーティングを使用してレーティング付けすることができる。レーティングは、コンテンツラベルを表しているかコンテンツラベルと呼ばれてよい。コンテンツラベルの各々は、特定のタイプのコンテンツおよび/または特定の視聴者に適したコンテンツを示してよい。コンテンツ要素は、コンテンツラベルの所定の集合から選択された要素であってよい。集合のコンテンツラベルのうちの1つまたは複数は、あるメディアアイテムが、集合の第1のコンテンツラベルと関連付けられる場合に、集合の残りのコンテンツラベルのうちの少なくとも1つと、またはオプションで集合の残りのコンテンツラベルのうちのいずれとも、それが関連付けられ得ないように、相互に排他的であってよい。コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、メディアアイテムの各々を1つまたは複数のコンテンツラベル(またはレーティング)と関連付けることができる。コンテンツラベルの例としては、若者向けコンテンツ(例えば「Y」指定ラベル)を示すコンテンツラベル、一般視聴者に適したコンテンツを示すコンテンツラベル(例えば「G」指定ラベル)、保護者指導の下である一定の視聴者によって消費されるべきコンテンツを示すコンテンツラベル(例えば「PG」指定ラベル)、ティーンエージャー視聴者に適したコンテンツを示すコンテンツラベル(例えば「TEEN」指定ラベル)、および「X」指定(大人向け/X指定)コンテンツを示すコンテンツラベルがあり得る。1つまたは複数の特定のコンテンツラベルと関連付けられたメディアアイテムが、特定の視聴者にとって「安全」であるとみなされる場合がある。例えば、「Y」指定(例えば若者向け)コンテンツと「G」指定(例えば一般視聴者向け)コンテンツの両方は一般に、子どもにとって安全であると考えられる。それぞれ「X」指定コンテンツ、「Y」指定コンテンツ、および「G」指定コンテンツを示す3つのコンテンツラベルは、あるメディアアイテムがこれらのコンテンツラベルのいずれか1つと関連付けられるようになることにより、残りの2つのコンテンツラベルのうちのどちらとのそのメディアアイテムのどんな関連付けも無効になるように、相互に排他的であってよい。
いくつかの実施形態では、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、コンテンツサーバ120、検索サーバ130、データストア106、および/またはメディアコンテンツレーティングのための他の任意のデバイスのうちの1つまたは複数から、検索クエリデータを受信することができる。検索クエリデータは、1人または複数のユーザによってコンテンツサーバ120および検索サーバ130のうちの1つまたは複数にサブミットされた1つまたは複数の検索クエリと関係のある、任意の適切なデータを含んでよい。例えば、検索クエリデータは、検索クエリ(例えば文字列、画像、および/または検索クエリの各々内に含まれる他の任意のコンテンツ)を含むことができる。別の例として、検索クエリデータは、検索クエリの各々に対応する1つまたは複数の検索結果についてのデータを含むことができる。検索結果の各々は、1つまたは複数のメディアアイテム(例えばビデオ、画像など)に対応してよい。検索クエリデータは、メディアアイテムの各々と関連付けられたコンテンツラベル(またはレーティング)(「初期コンテンツラベル」とも呼ばれる)、メディアアイテムの各々へのリンク、メディアアイテムとの1回または複数のユーザ対話などのような、メディアアイテムの各々についてのデータを含んでもよい。1つの実装形態では、検索クエリデータは、ある一定の時間期間(例えば前日、ここ数時間、ここ数日など)の間にサブミットされた1つまたは複数の検索クエリについてのデータを含んでよい。別の実装形態では、検索クエリデータは、ユーザによって指定される1つまたは複数の検索クエリ、特定のキーワードを含む1つまたは複数の検索クエリ、しきい値数の検索結果を伴う検索クエリなどのような1つまたは複数の特定の検索クエリ(すなわち少なくとも1つの基準を満たす検索クエリ)についてのデータを含んでよい。
コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、検索クエリデータに基づいてメディアコンテンツレーティング付けを実施することができる。例えば、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、検索クエリデータと関係のある検索クエリの各々について、1つまたは複数のメディアアイテムが間違ってレーティング付けされているかどうかの判定をし、そのメディアアイテムのコンテンツラベル(またはレーティング)を変更することができる。例えば、特定の検索クエリについて、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、特定のメディアコンテンツ(例えば「X」指定ラベルなど、特定のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツ)を求める要求を検索クエリが表しているかどうかの判定をすることができる。すなわち、検索クエリにより、その検索クエリを入力したユーザが、特定のコンテンツラベルであることが確実なメディアアイテムにアクセスしたいと望んでいる可能性が、しきい値よりも大きいことが判明する。コンテンツレーティング付けコンポーネント150は次いで、その判明に基づいて、検索クエリの検索結果と関連のあるメディアアイテムのコンテンツラベルを変更することができる。例えば、特定のメディアコンテンツ(例えば「X」指定ビデオ)を求める要求を検索クエリが表しているとの判定に応答して、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、以前に別のコンテンツラベル(例えば「Y」指定ラベル、「G」指定ラベル)と関連付けられていた1つまたは複数のメディアアイテムに、特定のコンテンツラベルを割り当てることができる。別の例として、特定のメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表していないとの判定に応答して、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、以前に特定のコンテンツラベルと関連付けられていたメディアアイテムのうちの1つまたは複数に新たなコンテンツラベル(例えば「Y」指定ラベル、「G」指定ラベル)を割り当てることができる。
検索クエリデータと関係のある検索クエリの各々は、例えば、下で図2〜図3に関連して説明する1つまたは複数の動作を実施することによって分類され得る。一例として、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、検索クエリデータと関係のあるどの検索クエリもみな、それぞれの検索クエリの検索結果中の「安全」指定ビデオおよび「X」指定ビデオの(例えばそれらをクリックすることまたはタップすることによる)選択の数を、任意のユーザがその検索クエリを発行するたびにそこから総計して、解析することができる。次いで、各検索クエリについて、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、(Xビデオ選択)/(安全ビデオ選択+Xビデオ選択)としての非安全選択重み因子を計算することができる。コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、各検索クエリについて選択されたX指定ビデオの合計数を常に把握しておくこともできる。例えば、検索クエリデータによれば、ある時間期間の間に「性(sex)」という検索クエリが100回発行されている場合がある。コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、検索クエリデータに基づいて、以下のユーザ対話(例えば選択カウント)を特定することができる。
X_video1 - 30回クリックされた
X_video2 - 50回クリックされた
X_video3 - 15回クリックされた
Safe_video1 - 5回クリックされた
コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、「性」という検索クエリについて、非安全選択重み因子が0.95(95回のXクリック/(5回の安全クリック+95回のXクリック))であると特定することができる。コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、「性」という検索クエリと関係のあるXビデオの数が3であると特定することもできる。コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、最小の非安全選択重み因子(すなわち、対応する検索クエリがX指定コンテンツに対する要求であるとみなされるような非安全選択重み因子の最小値)を表す第1のしきい値、および最小のXビデオカウント(すなわち所与のビデオが、そのビデオがX指定とラベル付与され得る前に、X指定ビデオコンテンツを要求しているユーザによって選択される最小回数)を表す第2のしきい値を決定することもできる。この例では、最小の非安全選択重み因子が0.9なら、システムは「性」という検索クエリがX指定ビデオを求める要求であるとの判定をすることができ、また最小のXビデオカウントが1なら、Safe_video1がXビデオとしてラベル付与し直され得る。
コンテンツサーバ120、検索サーバ130、コンテンツ処理サーバ140、およびデータストア106の各々は、図1Aに、単一の本質的に異なるコンポーネントとして描かれているが、これらのコンポーネントは、単一のデバイス内に一緒に実装されてもよく、一緒に動作する複数の異なるデバイスのさまざまな組合せでネットワーク接続されてもよい。そのようなデバイスの例としては、それらに限定されないが、サーバ、メインフレームコンピュータ、ネットワークコンピュータ、プロセスベースのデバイス、ならびに同様のタイプのシステムおよびデバイスがあり得る。本開示のいくつかの実装形態は、単一のサーバデバイス内または複数のサーバデバイス上で動作することができる。本開示の他の実装形態は、スタンドアロンシステム内で動作することができる。いくつかの実装形態では、コンテンツサーバ120、検索サーバ130、またはコンテンツ処理サーバ140のうちの1つまたは複数が、単一のエンティティによって管理される。いくつかの実装形態では、コンテンツサーバ120、検索サーバ130、およびコンテンツ処理サーバ140のうちの1つまたは複数が、異なるエンティティによって管理される。
一般に、1つの実施形態においてコンテンツサーバ120、検索サーバ130、および/またはコンテンツ処理サーバ140によって実施されると説明される機能は、他の実装形態では、適切な場合には、クライアントデバイス110A〜110Zのいずれかによって実施されることも可能である。例えば、クライアントデバイス110Aが、コンテンツレーティング付けコンポーネント150の機能を実施するソフトウェアアプリケーションを実装してよい。加えて、特定のコンポーネントによるものとされる機能が、一緒に動作する異なるコンポーネントまたは複数のコンポーネントによって実施されてもよい。コンテンツサーバ120、検索サーバ130、および/またはコンテンツ処理サーバ140は、適切なアプリケーションプログラミングインターフェースを通じて他のシステムまたはデバイスに提供されるサービスとしてアクセスされてもよく、したがって、ウェブサイトにおける使用に限定されない。
図1Bは、本開示の一実装形態による、コンテンツレーティング付けコンポーネント150を示すブロック図である。1つの実装形態では、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、検索クエリ解析モジュール152およびレーティング付けモジュール154を含んでよい。一般性を失うことなく、より多くのまたはより少ないコンポーネントがコンテンツレーティング付けコンポーネント150内に含まれてよい。例えば、モジュールのうちの2つ以上が、単一のモジュールに組み合わされてもよく、モジュールのうちの1つが、2つ以上のモジュールに分割されてもよい。1つの実装形態では、モジュールのうちの1つまたは複数が、異なるコンピューティングデバイス上に(例えば異なるサーバコンピュータ上に、単一のクライアントデバイス上に、複数のクライアントデバイスの間で分散されてなど)存在してよい。
1つの実装形態では、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、データストア106に通信可能に結合される。例えば、コンテンツレーティング付けコンポーネント150はデータストア106に、ネットワークを介して(例えば図1Aおよび図1Bに示すようにネットワーク105を介して)結合されてよい。別の例では、コンテンツレーティング付けコンポーネント150は、検索エンジンシステム132が存在するサーバに直接結合されてよい(例えば検索サーバ130に直接結合されてよい)。図1Aに関して説明したように、データストア106は、メモリ(例えばランダムアクセスメモリ)、キャッシュ、ドライブ(例えばハードドライブ)、フラッシュドライブ、データベースシステム、またはデータを記憶することの可能な別のタイプのコンポーネントもしくはデバイスであってよい。データストア106は、複数の記憶コンポーネント(例えば複数のドライブまたは複数のデータベース)を含んでもよく、それらは複数のコンピューティングデバイス(例えば複数のサーバコンピュータ)にわたってもよく、またクラウドベースであってよい。データストア106は、図1Aに関して説明したように、クライアントデバイス110A〜110Zのいずれか、コンテンツサーバ120、検索サーバ130、およびコンテンツ処理サーバ140の部分であってもよく、それらの間で分散されてもよい。
1つの実装形態では、データストア106は、(例えば検索エンジンシステム132によって)コンテンツサーバ120上または他の任意のコンテンツソース上に存在するものと特定された取出し可能なメディアアイテムに対応するコンテンツ検索結果160A〜160Zを含む。コンテンツ検索結果160A〜160Zは、検索エンジンシステム132によって、それぞれ(例えばそのそれぞれに対応するメディアアイテムに以前に割り当てられ、コンテンツデータベース122内に記憶されていたものである可能性のある)コンテンツラベル162A〜162Z、およびユーザ対話データ164A〜164Zを各々が含んで、生成されたものである可能性がある。1つの実装形態では、コンテンツ検索結果160A〜160Zは、検索サーバ(例えば検索サーバ130)および/またはコンテンツサーバ(例えばコンテンツサーバ120)上に記憶されてよい。いくつかの実施形態では、コンテンツ検索結果160A〜160Zは、本開示に従って説明したように、検索クエリデータの一部であってよい。
ユーザ対話データ164A〜164Zは、コンテンツ検索結果160A〜160Zと関連のあるメディアアイテムとのユーザ対話についてのデータであってよく、かつ/またはそれを含んでよい。例えば、ユーザ対話データ164A〜164Zの各々は、任意のユーザによって対応する検索結果160A〜160Zとの対話が行われた(例えば対応する検索結果160A〜160Zが「選択された」)かどうかを示すデータ(例えばフラグ)を含んでよい。別の例として、ユーザ対話データ164A〜164Zは、1人または複数のユーザによる検索結果160A〜160Zおよび/または検索結果160A〜160Zと関連のあるメディアアイテムとの1回または複数のユーザ対話についてのデータを含んでよい。ユーザは、検索結果160A〜160Zと関係のある検索クエリをサブミットしたユーザであってよく、かつ/またはそれを含んでよい。メディアアイテムおよび/または検索結果とのユーザ対話の例としては、例えば、メディアアイテムおよび/またはメディアアイテムと関係のある検索結果および/または検索結果の(例えば「クリックすること」、「タップすること」などによる)選択、メディアアイテムの1つまたは複数の部分の消費、メディアアイテムについてコメントすること、メディアアイテムを推奨する(例えばメディアアイテムに「いいねする」)こと、メディアアイテムを共有することなどがあり得る。
検索クエリ解析モジュール152は、メディアコンテンツレーティング付けのためにコンテンツ検索結果160A〜160Zを解析することができる。例えば、検索クエリ解析モジュール152は、第1のコンテンツラベル(例えば「X」指定コンテンツラベル)と関連付けられた1つまたは複数の第1のメディアアイテム、および第1のメディアアイテムとの1回または複数の第1のユーザ対話を特定することができる。第1のユーザ対話としては、例えば、第1のメディアアイテムと関係のある1つまたは複数の検索結果160A〜160Zのユーザ選択があり得る。検索クエリ解析モジュール152は、コンテンツ検索結果160A〜160Zを解析して、第1のコンテンツラベルと関連付けられていない1つまたは複数の第2のメディアアイテム(例えば「G」指定コンテンツを示す第2のコンテンツラベル、「Y」指定コンテンツを示す第3のコンテンツラベルなどをもつメディアアイテム)、および第2のメディアアイテムとの1回または複数の第2のユーザ対話を特定することもできる。第2のユーザ対話としては、例えば、第2のメディアアイテムと関係のある1つまたは複数の検索結果160A〜160Zのユーザ選択があり得る。
レーティング付けモジュール154は、第1のユーザ対話および/または第2のユーザ対話に基づいて、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているかどうかの判定をすることができる。例えば、レーティング付けモジュール154は、検索クエリと関連のあるメディアアイテムとのユーザ対話のうちの第1のユーザ対話のパーセンテージを表す、重み因子を特定することができる。いくつかの実施形態では、重み因子は、第1のユーザ対話の数と、第1のメディアアイテムおよび第2のメディアアイテムとのユーザ対話の数との比を計算することによって特定されてよい。レーティング付けモジュール154は次いで、重み因子を第1のしきい値と比較することができる。レーティング付けモジュール154は、第1のメディアアイテムの数を第2のしきい値と比較することもできる。いくつかの実施形態では、重み因子が第1のしきい値よりも大きく、かつ/または第1のメディアアイテムの数が第2のしきい値よりも大きいとの判定に応答して、レーティング付けモジュール154は、特定のラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているとの判定をすることができる。レーティング付けモジュール154は次いで、第2のメディアアイテムのレーティングを、第2のメディアアイテムを第1のコンテンツラベルと関連付けることによって変更することができる。レーティング付けモジュール154は、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表していないとの判定に応答して、第1のメディアアイテムのレーティングを変更することもできる。例えば、レーティング付けモジュール154は、第1のメディアアイテムを第2のコンテンツラベルと関連付けることができる。いくつかの実施形態では、上記の変更に基づいてコンテンツラベル162A〜162Zが更新されてよい。
いくつかの実施形態では、レーティング付けモジュール154は、第1のしきい値および/または第2のしきい値の値を決定することができる。例えば、レーティング付けモジュール154は、既知のコンテンツの複数のメディアアイテムからなるトレーニングセット(すなわち、トレーニングセットの各メディアアイテムは、正確であるとみなされるコンテンツラベルと関連付けられている)を生成し、トレーニングセットのうちの、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアアイテムのパーセンテージを特定することができる。レーティング付けモジュール154は、特定されたパーセンテージに基づいて、第1のしきい値の値を決定することができる。別の例として、レーティング付けモジュール154は、トレーニングセットのうちの、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアアイテムの数に基づいて、第2のしきい値の値を決定することができる。いくつかの実施形態では、トレーニングセットのうちの、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアアイテムのパーセンテージおよび/または第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアアイテムの数は、ユーザ入力(例えば特定のメディアアイテムを第1のコンテンツラベルと関係付けられたコンテンツとして示すユーザ入力)に基づいて特定されてよい。
コンテンツレーティング付けコンポーネント150については、コンテンツ処理サーバ140によって実装されるものとして説明しているが、クライアントデバイス110A〜110Zのいずれか、コンテンツサーバ120、および/または検索サーバ130によって実装されてもよい。例えば、クライアントデバイス(例えばクライアントデバイス110A)がコンテンツレーティング付けコンポーネント150の機能の全てを実施するようにプログラムされてよい。コンテンツレーティング付けコンポーネント150がクライアントデバイス上に実装されるとき、「受信する」、「送信する」、「取り出す」、「特定する」、「判定をする」、「解析する」、「処理する」などという、コンテンツレーティング付けコンポーネント150に関して説明した任意の機能は、当業者には認識されるように、ネットワーク(例えばネットワーク105)にわたってではなくクライアントデバイス内のサブシステムまたはサブモジュールによって実施される機能を指すものと理解される。
図1Cは、本開示の一実装形態による、特定のコンテンツラベルと関係のある検索結果を提示する例示的ユーザインターフェース170を示す。例えば、ユーザインターフェース170は、クライアントデバイス110A〜110Zのそれぞれに対応するメディアビューア114A〜114Zのうちの1つによって提供されるユーザインターフェースに対応してよい。ユーザインターフェース170は、検索文字列(例えば「ブルー(blue)」)を入力するための検索ボックス171、および「ブルー」を求める検索要求を検索エンジン(例えば検索エンジンシステム132)に送信させる検索ボタン172を含む。検索結果173〜175が表示されており、スクロールバー176は、下にさらなる検索結果が入手可能であることを示す。図示のように、「ブルー」に対する検索結果は、若者向けコンテンツおよび一般視聴者向けコンテンツを含んでいる。例えば、検索結果173および174は、ヤング視聴者向けに特に設計されたビデオであり、一方、検索結果175は、一般視聴者にとって安全であるコンテンツに対応する。検索結果173および174は、それらのそれぞれに対応するスコアに加えられた1回または複数のブーストに基づいて、検索結果173〜175のうちの上位に押し上げられたものである可能性がある。
図1Dは、本開示のいくつかの実装形態による、検索結果を提示する例示的ユーザインターフェース180を示す。ユーザインターフェース180は、検索ボックス181、検索ボタン182、スクロールバー186、および検索結果183〜185を含む。図示の検索結果183〜185は、該当した若者向け制限または一般視聴者向け制限なし、および若者向け検索結果スコアが選択的に修正されない場合に生成され得る、潜在的な検索結果に対応する。例えば、最上位の検索結果183は、関連はあるものの、そのコンテンツの性質のため子どもに適していない可能性がある。検索結果184は、大人向けコンテンツと考えることができ、大人向けコンテンツのフィルタが利用されているかどうかに応じて、存在することも存在しないこともある。検索結果185は、そのスコアがこの例では検索結果183および184よりも比較的低いことを除き、検索結果173と同じコンテンツに対応し得る。
図2は、本開示の一実装形態による、メディアコンテンツをレーティング付けするための方法200を示す流れ図である。図3は、本開示の一実装形態による、メディアコンテンツのレーティング付けを修正するための方法300を示す流れ図である。方法200および300は、ハードウェア(例えば回路、専用ロジック、プログラマブルロジック、マイクロコードなど)、ソフトウェア(例えばハードウェアシミュレーションを実施するために処理デバイス上で実行される命令)、またはそれらの組合せを含む、処理ロジックによって実施されてよい。1つの実装形態では、方法200および300はそれぞれ、図1Aおよび図1Bに関して説明したコンテンツレーティング付けコンポーネント150を実行する処理デバイスによって実施されてよい。
図2を参照すると、方法200は、検索クエリに対応する複数の検索結果を処理デバイスが特定し得るブロック210から開始する。検索結果の各々は、1つまたは複数のメディアアイテムに対応してよい。メディアアイテムおよび/または検索結果の各々は、所定の対応するコンテンツラベルと関連付けられていてよい。検索クエリは、1人または複数のユーザによって、1つまたは複数の検索サーバ、コンテンツサーバ、および/または他の任意のプラットフォームに対して発行されてよい。検索結果は、例えば、検索サーバおよび/またはコンテンツサーバに対して発行された1つまたは複数の検索クエリと関係のある検索クエリデータに基づいて特定されてよい。検索クエリデータは、図1A〜図1Bに関して説明したように、検索結果についてのデータを含んでよい。
ブロック220において、処理デバイスは、検索クエリと関連のあるメディアアイテムから、第1のコンテンツラベルと関連付けられた1つまたは複数のメディアアイテム(「第1の複数のメディアアイテム」とも呼ばれる)を特定することができる。例えば、処理デバイスは、検索クエリデータに基づいて、「X」指定ラベルと関連付けられた1つまたは複数のメディアアイテムを特定することができる。
ブロック230において、処理デバイスは、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアアイテムとの1回または複数のユーザ対話を特定することができる。例えば、処理デバイスは、第1の複数のメディアアイテムの各々との特定のユーザ対話(例えば、第1のメディアアイテムまたは第1のメディアアイテムと関係のある検索結果のユーザ選択)を特定することができる。別の例として、処理デバイスは、第1の複数のメディアアイテムの各々とのユーザ対話の数(例えば「クリック」の数)を特定することができる。
ブロック240において、処理デバイスは、少なくとも一部には第1のユーザ対話に基づいて、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているかどうかの判定をすることができる。例えば、処理デバイスは、第1のユーザ対話の数、および検索クエリと関連のあるメディアアイテムとのユーザ対話全体の数を特定することができる。処理デバイスは次いで、第1のユーザ対話と、検索クエリと関連のあるメディアアイテムとのユーザ対話との比を表す、重み因子を特定することができる。処理デバイスは、重み因子が第1のしきい値よりも大きいとの判定に応答して、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているとの判定をすることができる。同様に、処理デバイスは、重み因子が第1のしきい値以下であるとの判定に応答して、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表していないとの判定をすることができる。
別の例として、処理デバイスは、第1の複数のメディアアイテムの数が第2のしきい値よりも大きいかどうかの判定をすることができる。いくつかの実施形態では、処理デバイスは、第1の複数のメディアアイテムの数が第2のしきい値よりも大きいとの判定に応答して、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているとの判定をすることができる。同様に、処理デバイスは、第1の複数のメディアアイテムの数が第2のしきい値以下であるとの判定に応答して、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表していないとの判定をすることができる。
さらに別の例として、処理デバイスは、重み因子が第1のしきい値よりも大きく、かつ第1の複数のメディアアイテムの数が第2のしきい値よりも大きいとの判定に応答して、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているとの判定をすることができる。いくつかの実施形態では、処理デバイスは、下で図3に関して説明する1つまたは複数の動作を実施することによって、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているかどうかの判定をすることができる。
いくつかの実施形態では、ブロック250において、処理デバイスは、判定に基づいて、複数のメディアアイテムのうちの1つまたは複数のメディアアイテムのラベルを変更することができる。例えば、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているとの判定に応答して、処理デバイスは、第2のコンテンツラベル(例えば「Y」指定コンテンツラベル、「G」指定コンテンツラベル)と関連付けられた第2のメディアアイテムをレーティング付けし直すことができる。より具体的には、例えば、処理デバイスは、第2のメディアアイテムを第1のコンテンツラベルと関連付けることができる。あるいは、処理デバイスは、第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表していないとの判定に応答して、第1の複数のメディアアイテムをレーティング付けし直すことができる。より具体的には、例えば、処理デバイスは、第1の複数のメディアアイテムを、第1のコンテンツラベルとは異なる1つまたは複数の他のコンテンツラベル(例えば第2のコンテンツラベル)と関連付けることができる。
図3を参照すると、方法300は、検索クエリと関連のある複数のメディアアイテムから、第1のコンテンツラベルと関連付けられた1つまたは複数のメディアアイテム(「第1の複数のメディアアイテム」とも呼ばれる)を処理デバイスが特定し得るブロック310から開始する。第1のコンテンツラベルは、例えば、大人向けコンテンツ、露骨なコンテンツなどを示す「X」コンテンツレーティングであってよい。ブロック310は、図2に関して説明したブロック220と実質的に同様に実施されてよい。
ブロック320において、処理デバイスは、検索クエリと関連のあるメディアアイテムから、1つまたは複数の他のコンテンツラベルと関連付けられた1つまたは複数のメディアアイテム(「第2の複数のメディアアイテム」とも呼ばれる)を特定することができる。第2のメディアアイテムは、第1のコンテンツ識別子とは異なる任意のコンテンツ識別子と関連付けられていてよい。例えば、第2のメディアアイテムは、若者向けコンテンツの第2のコンテンツラベル(例えば「Y」レーティング)と関連付けられた、1つまたは複数のメディアアイテムを含んでよい。別の例として、第2のメディアアイテムは、一般視聴者を対象とするコンテンツと関連のある第3のコンテンツラベル(例えば「G」レーティング)と関連付けられた、1つまたは複数のメディアアイテムを含んでよい。いくつかの実施形態では、第2のメディアアイテムは、特定のユーザ(例えば子ども)にとって「安全な」コンテンツであるとみなすことができる。
ブロック330において、処理デバイスは、第1の複数のメディアアイテムとの1回または複数のユーザ対話(「第1のユーザ対話」とも呼ばれる)を特定することができる。例えば、処理デバイスは、第1のメディアアイテムのうちの1つのメディアアイテムのユーザ選択、第1のメディアアイテムのうちの1つのメディアアイテムの、特定の時間期間にわたるユーザ消費、第1のメディアアイテムのうちの1つのメディアアイテムの共有などのような、1人または複数のユーザによる第1のメディアアイテムとの特定のタイプの対話を特定することができる。
ブロック340において、処理デバイスは、第2の複数のメディアアイテムとの1回または複数のユーザ対話(「第2のユーザ対話」とも呼ばれる)を特定することができる。例えば、処理デバイスは、第2の複数のメディアアイテムのうちの1つのメディアアイテムのユーザ選択、第2の複数のメディアアイテムのうちの1つのメディアアイテムの、特定の時間期間にわたるユーザ消費、第2の複数のメディアアイテムのうちの1つのメディアアイテムの共有などのような、1人または複数のユーザによる第2の複数のメディアアイテムのうちの1つまたは複数との特定のタイプの対話を特定することができる。
ブロック350において、処理デバイスは、第1のユーザ対話および第2のユーザ対話に基づいて、重み因子を特定することができる。例えば、処理デバイスは、第1のユーザ対話の数(「第1の数」とも呼ばれる)および第2のユーザ対話の数(「第2の数」とも呼ばれる)を特定することができる。処理デバイスは、第1の数と、第1の数と第2の数の和との比を計算することによって、重み因子を特定することができる。
ブロック360において、処理デバイスは、重み因子が第1のしきい値よりも大きいかどうかの判定をすることができる。いくつかの実施形態では、重み因子が第1のしきい値よりも大きいとの判定に応答して、処理デバイスは、370に進むことができ、第1の複数のメディアアイテムの数が第2のしきい値よりも大きいかどうかの判定をすることができる。第2のしきい値の値は、1、2、または他の任意の適切な値であってよい。第1の複数のメディアアイテムの数が第2のしきい値よりも大きいとの判定に応答して、処理デバイスは、ブロック380において、第1のコンテンツ識別子と関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表しているとの判定をすることができる。あるいは、処理デバイスは、第1の数が第2のしきい値以下であり、かつ/または重み因子が第1のしきい値以下であるとの判定に応答して、ブロック390において、第1のコンテンツ識別子と関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を検索クエリが表していないとの判定をすることができる。
説明を簡単にするために、本開示の方法は、一連の行為として描かれ説明されている。しかし、本開示による行為は、さまざまな順序で、かつ/または同時に、また本明細書において提示および説明されない他の行為とともに、行われることが可能である。さらに、開示する本主題による方法を実施するために、図示された全ての行為が必要とされるとは限らない場合がある。加えて、方法は、別法として状態図またはイベントによって一連の相互に関係する状態として表せることを、当業者なら理解および認識するであろう。加えて、本明細書において開示する方法は、そのような方法をコンピューティングデバイスに運び移すのを容易にするために、製品(article of manufacture)上に記憶されることが可能であることを認識されたい。「製品」という用語は、本明細書では、任意のコンピュータ可読デバイスまたはコンピュータ可読記憶媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することが意図されている。
本開示の実装形態について、コンテンツ検索結果のスコアを選択的に修正するという点から論じたが、これらの実装形態は、より大きなデータセット内のデータセットが選択的に調整/修正される任意のシステムに一般に適用されてもよい。したがって、本開示の実装形態は、コンテンツ検索結果に限定されない。
図4は、コンピュータシステム400という例示的形態をとるマシンの概略図を示し、このマシン内では、本明細書において論じる方法のいずれか1つまたは複数をマシンに実施させるための命令のセットが実行されてよい。代替実装形態では、マシンは、LAN、イントラネット、エクストラネット、またはインターネット内の他のマシンに接続(例えばネットワーク接続)されてよい。マシンは、クライアント-サーバネットワーク環境においてはサーバもしくはクライアントマシンとして、またはピアツーピア(もしくは分散)ネットワーク環境においてはピアマシンとして、動作することができる。マシンは、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、携帯情報端末(PDA)、セルラー電話、ウェブアプライアンス、サーバ、ネットワークルータ、スイッチもしくはブリッジ、またはマシンによってとられるべきアクションを指定する(逐次の、もしくはその他の形の)命令のセットを実行することの可能な任意のマシンであってよい。さらに、単一のマシンしか図示していないが、「マシン」という用語はまた、本明細書において論じる方法のいずれか1つまたは複数を実施するための命令のセット(または複数のセット)を個々にまたは共同で実行するマシンの任意の集まりを含むものと解釈されるものとする。コンピュータシステム400のコンポーネントの一部または全ては、クライアントデバイス110A〜110Zのいずれか、データストア106、コンテンツサーバ120、検索サーバ130、およびコンテンツ処理サーバ140によって利用されてもよく、その例示であってもよい。
例示的コンピュータシステム400は、処理デバイス(プロセッサ)402、主メモリ404(例えば読出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、シンクロナスDRAM(SDRAM)やラムバスDRAM(RDRAM)などのダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)など)、スタティックメモリ406(例えばフラッシュメモリ、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)など)、およびデータ記憶デバイス418を含み、それらはバス410を介して互いに通信する。
プロセッサ402は、マイクロプロセッサ、中央処理装置などのような、1つまたは複数の汎用処理デバイスを表している。より具体的には、プロセッサ402は、複雑命令セットコンピューティング(CISC)マイクロプロセッサ、縮小命令セットコンピューティング(RISC)マイクロプロセッサ、超長命令語(VLIW)マイクロプロセッサ、または他の命令セットを実施するプロセッサもしくは命令セットの組合せを実施するプロセッサであってよい。プロセッサ402は、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ネットワークプロセッサなどのような、1つまたは複数の専用処理デバイスであってもよい。プロセッサ402は、本明細書において論じる動作およびステップを実施するための命令426を実行するように構成される。
コンピュータシステム400はさらに、ネットワークインターフェースデバイス408を含んでもよい。コンピュータシステム400は、ビデオディスプレイユニット412(例えば液晶ディスプレイ(LCD)、陰極線管(CRT)、またはタッチスクリーン)、英数字入力デバイス414(例えばキーボード)、カーソル制御デバイス416(例えばマウス)、および信号生成デバイス420(例えばスピーカ)を含んでもよい。
データ記憶デバイス418は、本明細書において説明する方法または機能のいずれか1つまたは複数を具現化する命令426(例えばソフトウェア)の1つまたは複数のセットがその上に記憶された、コンピュータ可読記憶媒体424を含んでよい。命令426は、コンピュータシステム400によるその実行の間に、完全にまたは少なくとも部分的に、主メモリ404内および/またはプロセッサ402内に存在してもよく、主メモリ404およびプロセッサ402も、コンピュータ可読記憶媒体を構成する。命令426はさらに、ネットワークインターフェースデバイス408を介してネットワーク430(例えばネットワーク105)経由で送信または受信されてもよい。
1つの実装形態では、命令426は、図1Aおよび図1Bに関して説明した同一名称の同等物に対応してよい1つまたは複数のコンテンツレーティング付けコンポーネント150のための命令を含む。コンピュータ可読記憶媒体424は、一例示的実装形態では、単一の媒体であることが示されているが、「コンピュータ可読記憶媒体」または「マシン可読記憶媒体」という用語は、命令の1つまたは複数のセットを記憶する単一の媒体または複数の媒体(例えば集中もしくは分散データベースならびに/または関連のあるキャッシュおよびサーバ)を含むものと解釈されたい。「コンピュータ可読記憶媒体」または「マシン可読記憶媒体」という用語はまた、マシンによって実行するための、マシンに本開示の方法のいずれか1つまたは複数を実施させる命令のセットを、記憶し、符号化し、または担持することの可能な、任意の一時的または非一時的媒体を含むものと解釈されるものとする。「コンピュータ可読記憶媒体」という用語はしたがって、それらに限定されないが、固体メモリ、光学媒体、および磁気媒体を含むものと解釈されるものとする。
先の説明においては、多数の詳細が記載されている。しかし、これらの具体的詳細がなくても本開示を実践できることが、本開示の利益を得る当業者には明らかとなろう。場合によっては、本開示を曖昧にするのを避けるために、よく知られた構造およびデバイスが、詳細にではなくブロック図形式で示されている。
詳細な説明のいくつかの部分は、コンピュータメモリ内のデータビットに対する動作のアルゴリズムおよび記号表現の点から提示されていたかもしれない。これらのアルゴリズムの説明、および表現は、データ処理技術分野の当業者によって、それらの研究の本質を他の当業者に最も効果的に伝えるために使用される手段である。アルゴリズムは、本明細書では、また一般に、所望の結果をもたらす自己矛盾のない一連のステップであると考えられる。ステップとは、物理量の物理的操作を必要とするステップである。必ずしもそうとは限らないが、通常、これらの量は、記憶され、伝達され、組み合わされ、比較され、かつその他の形で操作されることの可能な、電気信号または磁気信号の形態をとる。主として一般的な使用という理由から、これらの信号をビット、値、要素、シンボル、キャラクタ、項、数などと呼ぶことが、場合によっては好都合であると分かっている。
しかし、これらの用語および同様の用語は全て、適切な物理量と関連付けられるべきであること、およびこれらの量に付される好都合なラベルにすぎないことに留意されたい。先の議論から明らかなように、特に別段の定めのない限り、本説明全体を通して、「受信する」、「送信する」、「生成する」、「追加する」、「処理する」、「分類する」、「再分類する」、「検索する」、「関連付ける」、「割り当てる」、「解析する」、「決定する」、「可能にする」、「特定する」、「レーティング付けする」、「レーティング付けし直す」、「修正する」などのような用語を利用した議論は、コンピュータシステムのレジスタおよびメモリ内で物理(例えば電子)量として表されるデータを操作し、それを、コンピュータシステムのメモリもしくはレジスタ、または他のそのような情報記憶デバイス、情報送信デバイス、もしくは情報ディスプレイデバイス内で物理量として同様に表される他のデータに変換する、コンピュータシステムまたは同様の電子コンピューティングデバイスのアクションおよびプロセスに言及するものであることが認識されよう。
本開示は、本明細書における動作を実施するための装置、デバイス、またはシステムにも関する。この装置、デバイス、またはシステムは、必要とされる目的に合わせて特別に構築されてもよく、コンピュータ内に記憶されたコンピュータプログラムによって選択的にアクティブ化または再構成される汎用コンピュータを含んでもよい。そのようなコンピュータプログラムは、それらに限定されないが、フロッピーディスク、光ディスク、コンパクトディスク読出し専用メモリ(CD-ROM)、および光磁気ディスクを含む、任意のタイプのディスク、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カードもしくは光カード、または電子的命令を記憶するのに適した任意のタイプの媒体など、コンピュータ可読記憶媒体またはマシン可読記憶媒体内に記憶されてよい。
「例(example)」または「例示的な(exemplary)」という語は、本明細書では、例、実例、または例示としての役割を果たすことを意味するために使用されている。「例」または「例示的な」として本明細書において説明した任意の態様または設計は、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利であると解釈すべきであるとは限らない。そうではなく、「例」または「例示的な」という語の使用は、概念を具体的に提示することが意図されている。本出願では、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包含的な「または」を意味することが意図されている。すなわち、別段の指定のない限り、または文脈から明白ではない限り、「XはAまたはBを含む」は、自然な包含的順列(natural inclusive permutation)のいずれかを意味することが意図されている。すなわち、XがAを含むか、XがBを含むか、またはXがAとBの両方を含む場合、「XはAまたはBを含む」は、前述の場合のいずれの下でも満たされる。加えて、「1つの(a)」および「1つの(an)」という冠詞は、本出願および添付の特許請求の範囲では、別段の指定のない限り、または文脈から単数形を対象とすることが明白でない限り、一般に「1つまたは複数の」を意味するものと解釈すべきである。本明細書全体を通して、「一実装形態(an implementation)」または「1つの実装形態(one implementation)」に言及する場合、その実装形態に関して説明した特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つの実装形態に含まれていることを意味する。したがって、本明細書全体を通してさまざまな場所に「一実装形態」または「1つの実装形態」という句が出現する場合、必ずしも全てが同じ実装形態に言及しているとは限らない。
上の説明に付け加えて、ユーザには、本明細書において説明したシステム、プログラム、または特徴がユーザ情報(例えばユーザのソーシャルネットワーク、社会的行為もしくは社会的活動、職業、ユーザの嗜好、またはユーザの現在位置についての情報)の収集を可能にできるかどうか、またそれはいつかと、ユーザにサーバからコンテンツまたは情報(communication)が送られるかどうかの両方に関する選択を、ユーザが行うことを可能にする制御手段(control)が備えられていてよい。加えて、ある一定のデータが、記憶または使用される前に、個人情報が取り除かれるように1つまたは複数の方途で取り扱われてよい。例えば、ユーザの識別情報が、ユーザについてどんな個人情報も特定され得ないように取り扱われてよく、または位置情報が取得されるユーザの地理的位置が、ユーザの特定の位置が特定され得ないように(市、郵便番号、または州レベルなどに)一般化されてよい。したがって、ユーザは、ユーザについてどんな情報が収集されるか、その情報がどのように使用されるか、またどんな情報がユーザに提供されるかを、制御することができてよい。
上の説明は、限定するものではなく例示のためのものであることが意図されていることを理解されたい。当業者には、上の説明を読み理解すればすぐに、他の多くの実装形態が明らかとなろう。したがって、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲、およびそのような特許請求の範囲が権利を有する等価物の全範囲に即して、決定されるべきである。
100 例示的システムアーキテクチャ
105 ネットワーク
106 データストア
110A クライアントデバイス
110Z クライアントデバイス
114A メディアビューア
114Z メディアビューア
120 コンテンツサーバ、コンテンツ共有プラットフォーム
122 コンテンツデータベース
130 検索サーバ
132 検索エンジンシステム
140 コンテンツ処理サーバ
150 コンテンツレーティング付けコンポーネント
152 検索クエリ解析モジュール
154 レーティング付けモジュール
160A コンテンツ検索結果
160Z コンテンツ検索結果
162A コンテンツラベル
162Z コンテンツラベル
164A ユーザ対話データ
164Z ユーザ対話データ
170 例示的ユーザインターフェース
171 検索ボックス
172 検索ボタン
173 検索結果
174 検索結果
175 検索結果
176 スクロールバー
180 例示的ユーザインターフェース
181 検索ボックス
182 検索ボタン
183 検索結果
184 検索結果
185 検索結果
186 スクロールバー
200 方法
300 方法
400 例示的コンピュータシステム
402 処理デバイス(プロセッサ)
404 主メモリ
406 スタティックメモリ
408 ネットワークインターフェースデバイス
410 バス
412 ビデオディスプレイユニット
414 英数字入力デバイス
416 カーソル制御デバイス
418 データ記憶デバイス
420 信号生成デバイス
424 コンピュータ可読記憶媒体
426 命令
430 ネットワーク

Claims (20)

  1. 処理デバイスによって、検索クエリに対応する複数の検索結果を特定するステップであって、前記複数の検索結果が、複数のメディアアイテムに対応する、ステップと、
    前記処理デバイスによって、前記複数のメディアアイテムのうちの、少なくとも1つの第1のメディアアイテム、および第2のメディアアイテムを特定するステップであって、前記第1のメディアアイテムが、第1のコンテンツラベルと関連付けられており、前記第2のメディアアイテムが、第2のコンテンツラベルと関連付けられている、ステップと、
    前記第1のメディアアイテムとの第1のユーザ対話に基づいて、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をするステップと、
    前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているとの判定に応答して、前記処理デバイスによって、前記第2のメディアアイテムを前記第1のコンテンツラベルと関連付けるステップとを含む、
    方法。
  2. 前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をするステップが、
    前記第2のメディアアイテムとの少なくとも1回の第2のユーザ対話を特定するステップと、
    前記第1のユーザ対話および前記第2のユーザ対話に基づいて、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をするステップとを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をするステップが、
    前記少なくとも1つの第1のメディアアイテムとのユーザ対話の第1の数を特定するステップと、
    前記第2のメディアアイテムとのユーザ対話の第2の数を特定するステップと、
    前記第1の数および前記第2の数に基づいて、第1の分類子と関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を第1の検索クエリが表しているかどうかの判定をするステップとを含む、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の数と、前記第1の数と前記第2の数の和との比を表す、重み因子を特定するステップと、
    前記重み因子を第1のしきい値と比較するステップとをさらに含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のコンテンツラベルと関係付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をするステップが、
    前記検索クエリに対応する前記複数のメディアアイテムから、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアアイテムの第3の数を特定するステップと、
    前記第3の数が第2のしきい値よりも大きいかどうかの判定をするステップとを含む、
    請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表していないとの判定に応答して、前記第1のメディアアイテムを前記第2のコンテンツラベルと関連付けるステップをさらに含む、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1のコンテンツラベルが、第1のコンテンツレーティングを示し、
    前記第2のコンテンツラベルが、第2のコンテンツレーティングを示す、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. メモリと、
    前記メモリに通信可能に結合された処理デバイスとを備えたシステムであって、前記メモリが、前記処理デバイスに、以下の動作を行わせるためのプログラム命令を記憶し、前記動作が、
    検索クエリに対応する複数の検索結果を特定することであって、前記複数の検索結果が、複数のメディアアイテムに対応する、ことと、
    前記複数のメディアアイテムのうちの第1のメディアアイテムおよび第2のメディアアイテムを特定することであって、前記第1のメディアアイテムが、第1のコンテンツラベルと関連付けられており、前記第2のメディアアイテムが、第2のコンテンツラベルと関連付けられている、ことと、
    前記第1のメディアアイテムとの第1の複数のユーザ対話に基づいて、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をすることと、
    前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているとの判定に応答して、前記第2のメディアアイテムを前記第1のコンテンツラベルと関連付けることとを含む、
    システム。
  9. 前記プログラム命令が、前記処理デバイスに、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をすることを行わせる際に、前記処理デバイスに、
    前記第2のメディアアイテムとの少なくとも1回の第2のユーザ対話を特定することと、
    前記第1の複数のユーザ対話および前記第2のユーザ対話に基づいて、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をすることとを行わせる、
    請求項8に記載のシステム。
  10. 前記プログラム命令が、前記処理デバイスに、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をすることを行わせる際に、前記処理デバイスに、
    前記少なくとも1つの第1のメディアアイテムとのユーザ対話の第1の数を特定することと、
    前記第2のメディアアイテムとのユーザ対話の第2の数を特定することと、
    前記第1の数および前記第2の数に基づいて、第1の分類子と関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を第1の検索クエリが表しているかどうかの判定をすることとを行わせる、
    請求項9に記載のシステム。
  11. 前記プログラム命令が、前記処理デバイスに、
    前記第1の数と、前記第1の数と前記第2の数の和との比を表す、重み因子を特定することと、
    前記重み因子を第1のしきい値と比較することとを行わせる、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記プログラム命令が、前記処理デバイスに、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をすることを行う際に、
    前記検索クエリに対応する前記複数のメディアアイテムから、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアアイテムの第3の数を特定することと、
    前記第3の数が第2のしきい値よりも大きいかどうかの判定をすることとを行わせる、
    請求項10に記載のシステム。
  13. 前記プログラム命令が、前記処理デバイスに、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表していないとの判定に応答して、前記第1のメディアアイテムを前記第2のコンテンツラベルと関連付けることを行わせる、
    請求項8から12のいずれか一項に記載のシステム。
  14. 処理デバイスに、以下の動作を行わせるための命令を記憶しているマシン可読記憶媒体であって、前記動作が、
    検索クエリに対応する複数の検索結果を特定することであって、前記複数の検索結果が、複数のメディアアイテムに対応する、ことと、
    前記複数のメディアアイテムのうちの第1のメディアアイテムおよび第2のメディアアイテムを特定することであって、前記第1のメディアアイテムが、第1のコンテンツラベルと関連付けられており、前記第2のメディアアイテムが、第2のコンテンツラベルと関連付けられている、ことと、
    前記第1のメディアアイテムとの第1の複数のユーザ対話に基づいて、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をすることと、
    前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているとの判定に応答して、前記第2のメディアアイテムを前記第1のコンテンツラベルと関連付けることとを含む、
    マシン可読記憶媒体。
  15. 前記命令が、前記処理デバイスに、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をすることを行わせる際に、前記処理デバイスに、
    前記第2のメディアアイテムとの少なくとも1回の第2のユーザ対話を特定することと、
    前記第1の複数のユーザ対話および前記第2のユーザ対話に基づいて、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をすることとを行わせ、
    請求項14に記載のマシン可読記憶媒体。
  16. 前記命令が、前記処理デバイスに、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をすることを行わせる際に、前記処理デバイスに、
    前記少なくとも1つの第1のメディアアイテムとのユーザ対話の第1の数を特定することと、
    前記第2のメディアアイテムとのユーザ対話の第2の数を特定することと、
    前記第1の数および前記第2の数に基づいて、第1の分類子と関連付けられたメディアコンテンツに対する要求を第1の検索クエリが表しているかどうかの判定をすることとを行わせる、
    請求項14に記載のマシン可読記憶媒体。
  17. 前記命令が、前記処理デバイスに、
    前記第1の数と、前記第1の数と前記第2の数の和との比を表す、重み因子を特定することと、
    前記重み因子を第1のしきい値と比較することとを行わせる、
    請求項16に記載のマシン可読記憶媒体。
  18. 前記命令が、前記処理デバイスに、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表しているかどうかの判定をすることを行わせる際に、前記処理デバイスに、
    前記検索クエリに対応する前記複数のメディアアイテムから、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアアイテムの第3の数を特定することと、
    前記第3の数が第2のしきい値よりも大きいかどうかの判定をすることとを行わせる、
    請求項17に記載のマシン可読記憶媒体。
  19. 前記命令が、前記処理デバイスに、前記第1のコンテンツラベルと関連付けられたメディアコンテンツに対する前記要求を前記検索クエリが表していないとの判定に応答して、前記第1のメディアアイテムを前記第2のコンテンツラベルと関連付けることを行わせる、
    請求項14から18のいずれか一項に記載のマシン可読記憶媒体。
  20. 前記第1のコンテンツラベルが、第1のコンテンツレーティングを示し、
    前記第2のコンテンツラベルが、第2のコンテンツレーティングを示す、
    請求項14から19のいずれか一項に記載のマシン可読記憶媒体。
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