以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図19は、本実施の形態を示す図である。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1は、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、マニュアルの作成を支援するマニュアル作成支援サーバ100と、マニュアルを作成する企業ごとに設置された企業ユーザ端末200と、広告製品を販売する企業ごとに設置された製品販売用サーバ300と、マニュアルを利用するユーザごとに設置された一般ユーザ端末700とが接続されている。
次に、マニュアル作成支援サーバ100の構成を説明する。
図2は、マニュアル作成支援サーバ100のハードウェア構成を示す図である。
マニュアル作成支援サーバ100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM(Read Only Memory)32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM(Random Access Memory)34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(InterFace)38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
次に、記憶装置42のデータ構造を説明する。
図3は、広告付マニュアル、ノード情報、マニュアルパーツ(以下、「Mパーツ」と略称する)、広告パーツ及び支援パーツの関係を示す図である。
以下、Mパーツ、広告パーツ及び支援パーツは、区別する必要がない場合に単に「パーツ」と称する。
マニュアル作成支援サーバ100において、広告付マニュアルは、用語、文章、画像、数式その他の要素をパーツ単位で作成することができる。このため、広告付マニュアルは、図3に示すように、1又は複数のMパーツと、1又は複数の広告パーツと、1又は複数の支援パーツと、これらパーツの配列順序又は階層関係を規定したノード情報とを有して構成されている。図3の例では、「製品A」の広告付マニュアルは、Mパーツ1、2、4、5、広告パーツC1、C2及び支援パーツS1、S2からなり、これらパーツの配列順序又は階層関係がノード情報で規定されている。また、「製品B」の広告付マニュアルは、Mパーツ5、6、広告パーツC2、C3及び支援パーツS3、S4からなり、これらパーツの配列順序又は階層関係がノード情報で規定されている。ここで、Mパーツ5及び広告パーツC2は、「製品A」の広告付マニュアル及び「製品B」の広告付マニュアルで共用されている。
なお、図3では、広告パーツ及び支援パーツを含む広告付マニュアルを例に挙げて記載しているが、マニュアル作成支援サーバ100は、広告付マニュアルに限らず、広告パーツ及び支援パーツを含まない通常のマニュアルの作成も可能である。以下、広告付マニュアル及び通常のマニュアルを区別する必要が無い場合は、単に「マニュアル」と称する。
マニュアルは、企業ごと及びカテゴリごとに管理される。画像ライブラリには、複数の画像が登録されている。数式ライブラリには、複数の数式が登録されている。マニュアルパーツライブラリには、1又は複数の要素(用語、文章、画像、数式その他の要素)からなるMパーツが複数登録されている。広告パーツライブラリには、1又は複数の要素(用語、文章、画像、数式その他の要素)からなる広告パーツが複数登録されている。支援パーツライブラリには、1又は複数の要素(用語、文章、画像、数式その他の要素)からなる支援パーツが複数登録されている。Mパーツには属性を設定することができ、属性ライブラリには、複数の属性が登録されている。
図4は、記憶装置42に記憶されている各種管理テーブルを示す図である。
記憶装置42は、図4に示すように、企業情報を管理する企業情報管理テーブル400と、カテゴリ情報を管理するカテゴリ情報管理テーブル410と、マニュアルを管理するマニュアル管理テーブル420と、マニュアルパーツライブラリのMパーツを管理するMパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440とを記憶している。さらに、記憶装置42は、画像ライブラリの画像を管理する画像管理テーブル450と、数式ライブラリの数式を管理する数式管理テーブル460と、マニュアルのバージョンを管理するバージョン管理テーブル470とを記憶している。なおさらに、記憶装置42は、マニュアルの対象製品とこの対象製品と組み合わせて使用可能な広告対象の他製品である広告製品との対応関係を管理する広告ツリー管理テーブル480と、広告パーツライブラリの広告パーツを管理する広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500と、支援パーツライブラリの支援パーツを管理する支援パーツ管理テーブル510及び更新支援パーツ管理テーブル520とを記憶している。
図5は、企業情報管理テーブル400及びカテゴリ情報管理テーブル410のデータ構造を示す図である。
記憶装置42は、図5に示すように、企業情報を管理する企業情報管理テーブル400と、カテゴリ情報を管理するカテゴリ情報管理テーブル410とを記憶している。
企業情報管理テーブル400には、図5(a)に示すように、企業ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、企業IDその他の情報からなる主要情報が登録されている。なお、Noとは、システム実装のための内部番号である。一方、IDは外部仕様としてデータに含まれる。Noは常に数値であるが、IDは数字以外の文字を含まれる。また、Noはシステム内で常にユニークであるが、異なる言語Noで同じIDはある。
カテゴリ情報管理テーブル410には、図5(b)に示すように、企業ごと及びカテゴリごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、カテゴリIDその他の情報からなる主要情報が登録されている。
図6は、マニュアル管理テーブル420、Mパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440のデータ構造を示す図である。
マニュアル管理テーブル420には、図6(a)に示すように、マニュアルごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、言語No、マニュアルID、更新ID、ノード情報(ノードID)、MパーツID、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報と、バージョン、言語区分、ブックコード、属性、タイトル、サブタイトル、バージョン、ナンバー及び備考からなるメタ情報と、パーツ属性名及びパーツ属性値を対応づけて登録したパーツ属性リスト、変換の対象となる変換対象用語及び変換を行って統一すべき統一用語を対応づけて登録した用語変換リストその他の情報からなる属性情報と、パーツID(MパーツID、広告パーツID及び支援パーツID)とノードIDのリストその他の情報からなる参照情報と、原本マニュアル(カテゴリNo、マニュアルID)及び原本との関係性からなる派生情報と、広告ツリーIDその他の情報からなる広告掲載情報とが登録されている。
ノード情報について説明する。マニュアルを構成する要素をノードと呼び、マニュアル内で一意に識別されるIDを持つ。ノードのデータ(例えば、テキスト)が格納されている部分がパーツで、企業内で一意に識別されるIDを持つ。
項目(参照及び条件)について説明する。パーツが使われている状況により、パーツ情報、マニュアルのメタ情報、カテゴリ情報及び企業情報を参照することができる。参照する情報を組み合わせて条件を設定することができる。パーツ情報としては、セクションの番号、セクションのタイトル、図番号、図題、表番号、表題、番号、タイトル番号、タイトル内容、項目番号、項目名その他の情報がある。マニュアルのメタ情報としては、バージョン、言語区分、ブックコード、属性、タイトル、サブタイトル、バージョン、ナンバー、備考及びパーツ属性がある。
Mパーツ管理テーブル430には、図6(b)に示すように、Mパーツごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、MパーツID、Mパーツの種別、初期パーツ属性、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報と、項目名と項目値(条件)を対応づけて登録したリストからなる条件情報とが登録されている。
更新Mパーツ管理テーブル440には、図6(c)に示すように、更新されたMパーツごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、MパーツID、言語No、更新No、XMLデータ、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報と、更新No、XMLデータ、更新者ID、更新日時、その他の情報(更新時の更新前情報)からなる更新情報とが登録されている。異なる言語で記述されるマニュアルについては、第1言語のマニュアルで用いられるMパーツに対し、第2言語のマニュアルで用いられるMパーツを対応づけて管理する。同一ノードのMパーツに対しては同一のMパーツIDを設定し、言語Noによって区別する。図3の例では、例えば、製品Aの広告付マニュアルについて日本語の広告付マニュアルMjpと英語の広告付マニュアルMenが存在する場合、広告付マニュアルMjpは、MパーツID「1」「2」「4」「5」のMパーツ、広告パーツID「C1」「C2」の広告パーツ及び支援パーツID「S1」「S2」の支援パーツが用いられ、広告付マニュアルMenは、広告付マニュアルMjpと同じ構造のノード情報を有し、広告付マニュアルMjpのパーツに対応するパーツが用いられる。広告付マニュアルMjpの各パーツとマニュアルMenの各パーツは、同一ノードのパーツに対し同一のパーツIDが設定されて対応づけられる。このことは、広告パーツ及び支援パーツについても同様である。したがって、広告付マニュアルMenは、MパーツID「1」「2」「4」「5」のMパーツ、広告パーツID「C1」「C2」の広告パーツ及び支援パーツID「S1」「S2」の支援パーツが用いられる。ただし、広告付マニュアルMjpで用いられるパーツには日本語に対応する言語Noが設定され、広告付マニュアルMenで用いられるパーツには英語に対応する言語Noが設定されることにより区別される。
図7は、画像管理テーブル450、数式管理テーブル460及びバージョン管理テーブル470のデータ構造を示す図である。
画像管理テーブル450には、図7(a)に示すように、画像ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、画像No、企業No、言語No、更新No、置換文字、分類区分その他の情報からなる主要情報と、項目名と項目値(条件)を対応づけて登録したリストからなる条件情報と、編集画面用データ及びPDF用データからなる参照情報と、参照されている更新Noのリストからなる派生情報とが登録されている。
置換機能について説明する。図や数式のような画像データは差替えが必要であり、また、同じ画像データを複数の箇所で利用する。画像データ部分を置換文字で記述し、マニュアル出力時に置換文字を画像データに変換することで画像データの一括差替えが可能になり、パーツの画像データへの依存を低減する。変数とは異なり、置換文字と画像データは企業単位でライブラリとして管理する。同じ置換文字列で言語区分ごとの画像データを登録することができ、後述の状況の組み合わせや項目を条件に変換する。
数式管理テーブル460には、図7(b)に示すように、数式ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、数式No、企業No、言語No、更新No、置換文字、分類区分その他の情報からなる主要情報と、項目名と項目値(条件)を対応づけて登録したリストからなる条件情報と、編集画面用データ及びPDF用データからなる参照情報と、参照されている更新Noのリストからなる派生情報とが登録されている。
バージョン管理テーブル470には、図7(c)に示すように、バージョンごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、更新ID、更新No、バージョン、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報が登録されている。
図8は、広告ツリー管理テーブル480、広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500のデータ構造を示す図である。
広告ツリー管理テーブル480には、図8(a)に示すように、広告ツリーごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、製品ID、製品の種別、広告ツリーID、広告製品ID、広告パーツID、支援パーツID、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報が登録されている。
広告パーツ管理テーブル490には、図8(b)に示すように、広告パーツごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、広告企業No、広告製品ID、広告製品の種別、広告パーツID、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報と、項目名と項目値(条件)を対応づけて登録したリストからなる条件情報とが登録されている。
更新広告パーツ管理テーブル500には、図8(c)に示すように、更新された広告パーツごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、広告企業No、広告製品ID、広告製品の種別、広告パーツID、言語No、更新No、XMLデータ、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報と、更新No、XMLデータ、更新者ID、更新日時、その他の情報(更新時の更新前情報)からなる更新情報とが登録されている。
図9は、支援パーツ管理テーブル510及び更新支援パーツ管理テーブル520のデータ構造を示す図である。
支援パーツ管理テーブル510は、図9(a)に示すように、支援パーツごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、製品ID、製品種別、広告企業No、広告製品ID、広告製品の種別、広告ツリーID、支援パーツID、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報と、項目名と項目値(条件)を対応づけて登録したリストからなる条件情報とが登録されている。
更新支援パーツ管理テーブル520には、図9(b)に示すように、更新された支援パーツごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、企業No、カテゴリNo、広告企業No、広告製品ID、広告製品の種別、広告パーツID、支援パーツID、広告ツリーID、言語No、更新No、XMLデータ、作成者ID、作成日時、更新者ID、更新日時その他の情報からなる主要情報と、更新No、XMLデータ、更新者ID、更新日時、その他の情報(更新時の更新前情報)からなる更新情報とが登録されている。
記憶装置42は、さらに、各種パーツのレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを記憶している。マニュアルの作成では、レイアウトを適用するレイアウトテンプレートを指定する。
図10は、広告ツリー、広告パーツ及び支援パーツの関係を説明するための図である。
対象製品の広告付マニュアルは、対象製品のマニュアルに、広告ツリーにて特定される対象製品と組み合わせて使用可能な広告製品の広告パーツと、広告ツリーにて特定される対象製品及び広告製品の組み合わせに対応する支援パーツとを挿入した構成となる。
具体例を挙げると、広告ツリー管理テーブル480にて管理される広告ツリーは、例えば、図10に示すように、マニュアルの対象製品である対象製品Aの情報(製品ID等)と、この対象製品Aと組み合わせて使用可能な広告製品B〜Eの情報(広告製品ID等)とから構成される。
ここで、対象製品と組み合わせて使用可能な広告製品とは、例えば、対象製品に接続することで対象製品と連動してその機能を提供する製品、対象製品に適用して対象製品に新たな機能を追加する製品、対象製品に使用して対象製品の品質を維持等する製品、対象製品の使用環境を特定の環境に維持する製品その他の製品が該当する。具体例を挙げると、対象製品が例えばパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と略称する)等の情報機器であれば、プリンタ、スキャナ、カメラ、ルータ、ストレージデバイス等の対象製品に接続することで対象製品と連動して各種機能を提供する製品、また、ソフトウェア等の情報機器にインストールして使用する製品が該当する。また、有形物に限らず、ダウンロードにて提供されるソフトウェア、情報機器をインターネット等のネットワークに通信可能に接続するためのプロバイダが提供する通信サービス(料金プラン)などの無形の製品も該当する。また、対象製品が例えば半導体製造装置であれば、半導体製造装置用の工具、薬品、半導体製造装置をクリーニングするためのクリーニングツール、半導体製造装置の使用環境を清浄に維持するためのクリーンルーム、クリーンルーム内で半導体製造装置を使用するための防護スーツなどが該当する。
また、広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500にて管理される広告パーツは、例えば、図10に示すように、広告ツリーにて特定される広告製品B〜Eの広告情報を示す1又は複数の要素から構成されたパーツである。広告情報は、例えば、広告製品の画像(写真画像等)、広告製品のスペック等の広告製品の説明情報、広告製品の希望小売価格等の価格情報、広告製品を購入するためのサービス(Webページ等)への接続情報(URL等)その他を含む情報である。
また、支援パーツ管理テーブル510及び更新支援パーツ管理テーブル520にて管理される支援パーツは、例えば、図10に示すように、広告ツリーにて特定される、対象製品Aと広告製品Bの組、対象製品Aと広告製品Cの組、対象製品Aと広告製品Dの組、対象製品Aと広告製品Eの組の組み合わせごとにそれぞれ対応する支援情報を示す1又は複数の要素から構成されたパーツである。支援情報は、例えば、組み合わせて使用する際の、両者の相性を評価した評価情報、接続方法や設定方法などの使用方法、過去に発生した問題、この問題の解決方法その他の情報である。
ここで、広告製品B〜Eは、対象製品Aに限らず同種の他の対象製品とも組み合わせ可能な場合があるため、支援パーツは、対象製品と広告製品との組み合わせごとに作成可能としている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
初めに、対象製品のマニュアルを作成する場合の動作を説明する。
対象製品のマニュアルは、レイアウト領域にパーツを配置して作成する。パーツは、レイアウト領域の上下方向又は左右方向に配置する。最初に、レイアウト領域に1つのパーツを追加する。次のパーツは、既存のパーツの直前又は直後に追加することができる。以降のパーツも同様であり、既存のパーツに対し任意の位置に追加することができる。パーツには、用語、文章、画像、数式その他の要素を記述することができ、他のパーツに対し階層関係を設定することもできる。また、2分割のパーツがあり、これは、左側と右側に領域を2つ分割し、それぞれにテキスト、画像、表、項目等を配置するパーツである。また、2段組のパーツがあり、これは、左側と右側に領域を2つ分割し、左側から右側にテキストを続けて配置するパーツである。パーツは、内容を変更することができ、削除することもできる。
広告付マニュアルを作成する場合は、既存のMパーツに対し任意の位置に広告パーツを追加し、追加した広告パーツに対して予め設定された位置に支援パーツを追加する。ここで、予め登録された広告パーツ及び支援パーツを追加する場合に、支援パーツの追加は、対象製品と広告製品との組み合わせ(広告ツリー)に基づいて、自動で行う構成となっている。なお、自動に限らず、手動で追加する構成としてもよい。
ここで、広告付マニュアルへの広告の掲載は、例えば、マニュアルを作成する企業が、広告製品を製造及び販売する広告企業からの依頼を受け、広告企業から相応の広告料金を得ることで行われる。
図11は、マニュアル作成処理を示すフローチャートである。
CPU30は、MPU(Micro-Processing Unit)等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図11のフローチャートに示すマニュアル作成処理を実行する。
マニュアル作成処理は、CPU30において実行されると、図11に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100は、ユーザが作成しようとするマニュアル(以下「作成対象マニュアル」という。)を最初に作成する場合にのみ実行される処理であって、作成対象マニュアルの初期内容を構成する初期構成処理を実行する。初期構成処理では、まず、マニュアル管理テーブル420のマニュアルから、作成のベースとするマニュアルを企業ユーザ端末200に選択させ、作成対象マニュアルに設定されるパーツ属性を選択する。次いで、マニュアル管理テーブル420のマニュアルのうち、選択されたパーツ属性に対応する複数のマニュアルについてパーツ単位で共通な差分部分を判定する。そして、選択されたベースとするマニュアルに、判定した共通な差分部分を追加することにより作成対象マニュアルを構成する。
次いで、ステップS102に移行して、新たなパーツを追加するパーツ追加要求が企業ユーザ端末200から行われたか否かを判定し、パーツ追加要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS104に移行する。
ここで、企業ユーザ端末200では、例えば、レイアウト領域の右半分がパーツを配置する領域に、左半分がメニュー等を配置する領域にそれぞれ割り当てられており、新しいパーツを挿入したい箇所にある「パーツ挿入」のボタンをクリックすると、マニュアル作成支援サーバ100にパーツ追加要求が送信される。
ステップS104では、レイアウト領域に新たなパーツを追加する新規パーツ追加処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS102で、パーツ追加要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS106に移行する。
ステップS106では、Mパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440又は広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500に登録されているパーツのなかから新たなパーツを追加する登録パーツ追加要求が企業ユーザ端末200から行われたか否かを判定する。そして、登録パーツ追加要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS108に移行する。
ステップS108では、Mパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440又は広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500に登録されているパーツのなかから任意のパーツを追加する登録パーツ追加処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS106で、登録パーツ追加要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS110に移行する。
ステップS110では、レイアウト領域に配置されているパーツの内容を変更するパーツ変更要求が企業ユーザ端末200から行われたか否かを判定し、パーツ変更要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS112に移行する。ここで、企業ユーザ端末200では、例えば、内容を変更したいパーツの右側にある「編集」のボタンをクリックすると、マニュアル作成支援サーバ100にパーツ変更要求が送信される。
ステップS112では、Mパーツ、広告パーツ及び支援パーツのうち変更前の更新対象となる対象パーツの内容を示す履歴情報を作成し、作成した履歴情報を記憶装置42に格納する。これにより、対象パーツは、内容を変更した後であっても履歴情報をもとに復元することができる。そして、ステップS114に移行して、対象パーツに係るノード情報をマニュアル管理テーブル420から検索し、索出したノード情報に基づいて、対象パーツが利用されている対象マニュアルの一覧を企業ユーザ端末200に提示し、ユーザに更新の可否について確認を促す。この結果、更新の確認が得られると、ステップS116に移行して、Mパーツ管理テーブル430、広告パーツ管理テーブル490又は支援パーツ管理テーブル510に登録されているパーツのうち対象パーツを更新し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。対象パーツが更新されると、対象パーツを利用している複数のマニュアルにおいて、対象パーツに対し更新内容が共通に反映される。
一方、ステップS110で、パーツ変更要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS118に移行する。
ステップS118では、レイアウト領域に配置されているパーツを削除するパーツ削除要求が企業ユーザ端末200から行われたか否かを判定し、パーツ削除要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS120に移行する。
ここで、企業ユーザ端末200では、削除したい対象の削除対象パーツの右側にある「削除」のボタンをクリックすると、マニュアル作成支援サーバ100にパーツ削除要求が送信される。
ステップS120では、削除対象パーツを削除せず、現在作成中のマニュアルに係るノード情報において削除対象パーツに関する記述を削除し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS118で、パーツ削除要求が行われないと判定した場合(NO)は、ステップS122に移行する。
ステップS122では、Mパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440又は広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500に登録されているパーツを削除する登録パーツ削除要求が企業ユーザ端末200から行われたか否かを判定する。そして、登録パーツ削除要求が行われたと判定した場合(YES)は、ステップS124に移行する。
ステップS124では、削除前の削除対象パーツの内容を示す履歴情報を作成し、作成した履歴情報を記憶装置42に格納する。これにより、削除対象パーツは、削除した後であっても履歴情報をもとに復元することができる。そして、ステップS126に移行して、Mパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440又は広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500に登録されているパーツのうち削除対象パーツを削除し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。ここで、登録されている広告パーツを削除した場合、この広告パーツに対応する支援パーツ管理テーブル510及び更新支援パーツ管理テーブル520に登録されている支援パーツも自動で削除する。
次に、上記ステップS104で実行される新規パーツ追加処理について説明する。
図12は、新規パーツ追加処理を示すフローチャートである。
ステップS104において、新規パーツ追加処理が実行されると、図12に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、新規に追加するパーツの種別が選択されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(YES)は、ステップS202に移行する。ここで、企業ユーザ端末200では、例えば、パーツの種別(マニュアル、広告その他)を選択するためのメニューが表示され、メニュー内の各種別ボタンをクリックすることで種別を選択することができ、選択された種別の情報がマニュアル作成支援サーバ100に送信される。
ステップS202に移行した場合は、種別として広告が選択されたか否かを判定し、広告が選択されたと判定した場合(YES)は、ステップS204に移行する。
ステップS204に移行した場合は、レイアウト領域に新たな広告パーツ及び支援パーツを追加して、ステップS206に移行する。ここで、本実施の形態では、広告パーツと支援パーツとはセットで追加するパーツとなっている。
ステップS206では、現在作成中の広告付マニュアルに係るノード情報に新たな広告パーツ及び支援パーツに関する記述を組み込むとともに、現在作成中の広告付マニュアルに係る広告ツリーに新たな広告パーツに関する記述を組み込み、ステップS208に移行する。
ステップS208では、追加した広告パーツ及び支援パーツに新たな要素が記述されると、追加した広告パーツを広告パーツ管理テーブル490に登録するとともに、追加した支援パーツを支援パーツ管理テーブル510に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS202で、種別として広告が選択されないと判定した場合(NO)は、ステップS210に移行する。
ステップS210では、広告以外に選択された他の種別の新規Mパーツを追加して、ステップS212に移行する。ステップS212では、現在作成中のマニュアルに係るノード情報に新たなMパーツに関する記述を組み込み、ステップS214に移行する。
ステップS214では、追加したMパーツに新たな要素が記述されると、追加したMパーツをMパーツ管理テーブル430に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS200で、例えばキャンセルボタンがクリック等されて、種別が選択されないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、上記ステップS108で実行される登録パーツ追加処理について説明する。
図13は、登録パーツ追加処理を示すフローチャートである。
ステップS108において、登録パーツ追加処理が実行されると、図13に示すように、まず、ステップS300に移行する。
ステップS300では、追加する登録パーツの種別が選択されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(YES)は、ステップS302に移行する。ここで、企業ユーザ端末200では、例えば、登録パーツの種別(マニュアル、広告その他)を選択するためのメニューが表示され、メニュー内の各種別ボタンをクリックすることで種別を選択することができ、選択された種別の情報がマニュアル作成支援サーバ100に送信される。
ステップS302に移行した場合は、種別として広告が選択されたか否かを判定し、広告が選択されたと判定した場合(YES)は、ステップS304に移行する。
ステップS304に移行した場合は、広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500に登録されている広告パーツのうち、広告ツリーにて規定された組み合わせ可能な広告パーツの一覧を企業ユーザ端末200に提示し、ステップS306に移行する。
ステップS306では、提示された広告パーツの一覧のなかから広告パーツが選択されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(YES)は、ステップS308に移行する。
ステップS308に移行した場合は、選択された広告パーツ及びこの広告パーツに対応する支援パーツをレイアウト領域に追加し、ステップS310に移行する。
ステップS310では、現在作成中の広告付マニュアルに係るノード情報に新たな広告パーツ及び支援パーツに関する記述を組み込み、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS302で、種別として広告が選択されないと判定した場合(NO)は、ステップS312に移行する。
ステップS312では、広告以外に選択された他の種別のMパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440に登録されているMパーツの一覧を企業ユーザ端末200に提示し、ステップS314に移行する。
ステップS314では、提示されたMパーツの一覧のなかからMパーツが選択されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(YES)は、ステップS316に移行する。
ステップS316に移行した場合は、選択されたMパーツをレイアウト領域に追加し、ステップS318に移行する。
ステップS318では、現在作成中のマニュアルに係るノード情報に新たなMパーツに関する記述を組み込み、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS300で、例えばキャンセルボタンがクリック等されて種別が選択されないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
また、ステップS306で、例えばキャンセルボタンがクリック等されて広告パーツが選択されないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
また、ステップS314で、例えばキャンセルボタンがクリック等されてMパーツが選択されないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
図14は、マニュアル生成処理を示すフローチャートである。
企業ユーザ端末200では、マニュアルの作成が完了した場合、マニュアル作成支援サーバ100に対しマニュアル生成要求を行う。
CPU30は、マニュアル生成要求が行われると、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図14のフローチャートに示すマニュアル生成処理を実行する。
マニュアル生成処理は、CPU30において実行されると、図14に示すように、まず、ステップS400に移行する。
ステップS400では、生成対象となるマニュアルに係るノード情報をマニュアル管理テーブル420から検索し、ステップS402に移行する。
ステップS402では、索出したノード情報に基づいて、当該ノード情報に記述されているMパーツをMパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440から検索する。加えて、同ノード情報に記述されている広告パーツを広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500から検索する。さらに、同ノード情報に記述されている支援パーツを支援パーツ管理テーブル510及び更新支援パーツ管理テーブル520から検索する。その後、ステップS404に移行する。なお、通常のマニュアルの場合は、ノード情報に広告パーツ及び支援パーツの記載がないためMパーツ以外の検索が行われない。
ステップS404では、索出したノード情報、Mパーツ、広告パーツ及び支援パーツに基づいて、各種パーツを構造化したXML(eXtensible Markup Language)データを生成し、ステップS406に移行して、生成対象となるマニュアルについて指定されたレイアウトテンプレートを記憶装置42から読み出し、ステップS408に移行して、生成したXMLデータ及び読み出したレイアウトテンプレートに基づいて、例えばPDFファイルとしてマニュアルを生成し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
図15は、マニュアル出力処理を示すフローチャートである。
本実施の形態において、マニュアル作成支援サーバ100は、上記マニュアル生成処理によって生成されたマニュアルを、企業ごとに記憶装置42に記憶できるように構成されており、この記憶されたマニュアルを、一般ユーザ端末700に出力することが可能に構成されている。
一般ユーザ端末700では、マニュアルの対象製品を購入後などにおいて、マニュアル作成支援サーバ100に対しマニュアル出力要求を行う。このマニュアル出力要求には、記憶装置42に記憶されているマニュアルを特定するための情報が含まれている。
CPU30は、マニュアル出力要求が行われると、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図15のフローチャートに示すマニュアル出力処理を実行する。
ステップS500では、受信した出力要求に対応するマニュアルを記憶装置42から検索し、ステップS502に移行して、索出したマニュアルを記憶装置42から読出して、ステップS504に移行する。
ステップS504では、読み出したマニュアルを、出力要求元の一般ユーザ端末700に対して出力し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。ここで、マニュアルがPDFファイルであれば、このファイルを一般ユーザ端末700に対して送信し、ブラウザに表示する場合は、HTMLデータを一般ユーザ端末700に送信する。
図16は、対象製品Aの広告付マニュアルの広告掲載部分の一例を示す図である。
図16に示す例では、対象製品A(パソコン)の広告付マニュアルにおいて、広告製品B〜E(いずれもプリンタ)の広告を掲載するページ(P51〜P52)を作成している。そして、この最初のページ(P51)に、「製品Aと接続可能なおすすめ製品」という見出しを設け、この見出しの下から、評価ランクの高い順に2ページに亘って広告製品B〜Eの広告情報及び支援情報を掲載している。
ここで、評価ランクは、対象製品Aと広告製品B〜Eとを組み合わせたときの各組合せに対する相性を評価したもので、ランクAが最高評価となり、ランクB、Cの順で評価が低くなるように設定されている。この評価は、例えば、報告された問題(不具合等)の件数に基づき設定される。例えば、発生した問題数が10件以上をランクC、2〜9件をランクB、0〜1件をランクAに設定する。
図17は、広告製品Bの広告情報及び支援情報の一例を示す図である。
図17に示す例では、広告情報は、広告製品Bの画像、この画像の右側のスペック等の広告製品Bの説明及びその下の広告製品Bの購入ページへの接続情報(文章、URL(バナー)及び広告企業名)の記載部分から構成され、支援情報は、「評価ランク:A」、「接続設定方法」及び「よくある質問」の記載部分から構成されている。
この広告付マニュアルを利用する一般ユーザが、一般ユーザ端末700を操作することで、右下に表示されたURLがクリックされると、一般ユーザ端末700は、広告製品Bのより詳細な情報が得られかつ広告製品を購入可能なWebページへと接続される。このWebページは、例えば、広告企業IDに対応する広告企業等の製品販売会社の管理下にある製品販売用サーバ300によって提供される。一般ユーザは、このWebページにて、一般ユーザ端末700を介して、広告製品Bのより詳細な情報を得たり、広告製品Bを購入したりすることができる。
図18(a)は、対象製品Aに広告製品Bを接続する際の接続方法の一例を示す図であり、図18(b)は、広告製品Bのよくある質問のページの一例を示す図である。
ここで、図17に示す「接続設定方法」の表示部分は、ボタン画像(リンクボタン)となっており、一般ユーザ端末700にてこのボタンがクリックされることで、一般ユーザ端末700の表示部には、例えば、図18(a)に示すように、画像等によって広告製品Bの接続方法の記載されたページが、例えば、別ウインドウで表示される。なお、図18(a)には、接続方法しか記載されていないが、別ページに、接続後に必要な各種設定方法の説明を記載してもよい。
また、図17に示す「よくある質問」の表示部分も、ボタン画像となっており、一般ユーザ端末700にてこのボタンがクリックされることで、一般ユーザ端末700の表示部には、例えば、図18(b)に示すように、よくある質問のページが、例えば、別ウインドウで表示される。
よくある質問のページには、対象製品Aに広告製品Bを接続して使用した場合に発生した問題とその解決方法(Q&A)が記載されており、この製品の組み合わせ対して独自の情報が記載されている。
なお、接続設定方法の記載されたページ及びよくある質問のページを別ウインドウに表示する構成としたが、この構成に限らず、広告付マニュアルを表示しているウインドウと同一のウインドウで表示内容を切り替える構成としてもよい。
図19は、対象製品Fの広告付マニュアルの広告掲載部分の一例並びに広告製品Gの広告情報及び支援情報の一例を示す図である。
ここで、図16に例示した広告付マニュアルでは、専用のページに広告製品の広告情報及び支援情報を掲載する構成としたが、この構成に限らず、例えば、図19に示すように、対象製品Fの取扱説明の記載部分に合わせて、この記載部分のすぐ下に、記載部分の記載内容に対応する広告製品の広告情報及び支援情報を掲載する構成としてもよい。
図19に示す例では、対象製品F(半導体製造装置)の広告付マニュアルにおいて、対象製品Fをクリーンルーム内で使用する際の説明記載の下に、「☆これがおすすめ12☆」という記載を入れて、その下に、クリーンルーム内で着用する防護スーツ(広告製品G)の広告情報及び支援情報を掲載している。
この場合の広告情報は、広告製品Gの画像、説明及び購入ページへの接続情報(文章、URL(バナー)及び広告企業名)の記載部分から構成され、支援情報は、「評価ランク:A」、「着用方法」及び「よくある質問」から構成されている。なお、広告情報及び支援情報は、上記広告製品Bと同様の構成となっている。したがって、「着用方法」のボタン画像がクリックされることで、一般ユーザ端末700の表示部には、例えば、防護スーツの着用方法を画像等によって説明したページが別ウインドウで表示される。また、「よくある質問」のボタン画像がクリックされることで、一般ユーザ端末700の表示部には、例えば、防護スーツ(広告製品G)を着用して半導体製造装置(対象製品F)を操作したときに過去に発生した問題とその解決方法の情報等が掲載されたよくある質問のページが別ウインドウで表示される。
なお、図19に示す例では、「☆これがおすすめ12☆」とあるように、広告製品Gは、12番目に掲載された広告製品となっている。すなわち、これより前のページには、11の広告製品が掲載されている。このように、掲載する広告製品の数が多い場合などは、例えば、広告付マニュアルの目次の最後などに、掲載する広告製品の一覧表を設けるようにしてもよい。この場合に、一覧表から各広告製品の掲載ページへとジャンプできるようにリンクを張る構成としてもよい。
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、対象製品のマニュアルに、対象製品と組み合わせて使用可能な他製品である広告製品の広告情報及び支援情報を挿入して、広告付マニュアルを生成する。支援情報としては、使用時に必要となる情報(接続設定方法、着用方法等)を提示するようにした。
これにより、広告付マニュアルの利用者は、広告製品についての使用方法等の使用の際に必要となる情報をマニュアル上で得ることができる。その結果、広告製品を使用する際に必要となる情報を利用者自身が調べるといった、利用者にとって煩わしい作業の発生を軽減することができる。
さらに、本実施の形態では、広告付マニュアルに挿入する広告情報として、広告製品を購入するためのサービスを提供する販売システムへの接続情報を含むようにした。
これにより、広告付マニュアルの利用者は、広告付マニュアルを介して販売システムの提供する製品購入サービスへと接続して広告製品を購入することができる。その結果、利用者は、販売ページをネット検索等で探すといった煩わしい作業を行うことなく、対象製品と組み合わせて使用可能な広告製品を簡易に購入することができる。
さらに、本実施の形態では、広告付マニュアルに挿入する支援情報として、広告製品の使用方法(接続設定方法、着用方法等)を含むようにした。
これにより、広告付マニュアルの利用者は、広告製品の使用方法をマニュアル上で得ることができる。その結果、広告製品の使用方法を利用者自身が調べるといった、利用者にとって煩わしい作業の発生を軽減することができる。
さらに、本実施の形態では、広告付マニュアルに挿入する支援情報として、対象製品と広告製品とを組み合わせて使用した場合の両者の相性を評価した評価情報(評価ランク)を含むようにした。
これにより、広告付マニュアルの利用者は、広告付ドキュメントを介して対象製品と広告製品とを組み合わせて使用した場合の両者の相性の評価を知ることができる。その結果、利用者は、評価情報を、広告製品を購入する際の判断基準とすることができる。例えば、評価が高くて安心なので購入する、そこそこの評価ではあるが値段が安いので購入するといった判断が可能となり、広告製品の販売促進にもつながる。また、評価の高い広告製品であれば、購入後の問題発生が少ないため、例えばサポートセンターへの問い合わせ件数を低減することができるなどの製品サポート業務の負担を軽減することができる。
さらに、本実施の形態では、広告付マニュアルに挿入する支援情報として、対象製品と広告製品とを組み合わせて使用した場合の過去に発生した問題を示す問題情報(よくある質問のクエスチョン(Q))を含むようにした。
これにより、広告付マニュアルの利用者は、広告付マニュアルを介して、対象製品と広告製品とを組み合わせて使用した場合の過去に発生した問題を知ることができる。その結果、利用者は、例えば、大きな問題のない広告製品を購入する、問題の少ない広告製品を購入するなどの問題情報を、広告製品を購入する際の判断基準とすることができる。
さらに、本実施の形態では、広告付マニュアルに挿入する支援情報として、問題情報の示す問題の解決方法を示す解決情報(よくある質問のアンサー(A))を含むようにした。
これにより、広告付マニュアルの利用者は、広告付ドキュメントを介して、過去に発生した問題に加えて、その問題の解決方法を知ることができる。その結果、利用者は、例えば、ほぼ同性能の2種類の広告製品があった場合に、一方の広告製品は、問題は発生していないが価格が高く、他方の広告製品は多少問題が発生しているがいずれも有効な解決方法が確立されているといった評価をすることが可能となり、解決情報を、広告製品を購入する際の判断基準とすることができる。また、過去に発生した問題とその解決方法を提示することで、利用者は、提示された問題については自身で解決することができるので、例えば、サポートセンターへの問い合わせ件数を低減することができるなど製品サポート業務の負担を軽減することができる。
さらに、本実施の形態では、マニュアル作成支援サーバ100は、一般ユーザ端末700からの広告付マニュアルの出力要求に応じて、記憶装置42から出力要求に対応する広告付マニュアルを検索し、この検索により索出した広告付マニュアルを読み出し、読みだした広告付マニュアルを、出力要求元の一般ユーザ端末700に対して出力する。
これにより、広告付マニュアルの利用者は、一般ユーザ端末700によって、マニュアル作成支援サーバ100から所望の広告付マニュアルを一般ユーザ端末700に出力することができる。
さらに、本実施の形態では、作成のベースとするマニュアルを選択させ、作成対象マニュアルに設定されるパーツ属性を選択し、選択されたパーツ属性に対応する複数のマニュアルについてパーツ単位で共通な差分部分を判定し、選択されたベースとするマニュアルに、判定した共通な差分部分を追加することにより作成対象マニュアルを構成する。
これにより、差分部分を更新するだけでマニュアルを作成することができる。
さらに、本実施の形態では、パーツ、広告パーツ、支援パーツ及びその配置順序又は階層関係を編集し、編集された各種パーツを構造化したXMLデータを生成し、生成したXMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルを生成する。
これにより、パーツ及びその配置順序又は階層関係を編集することができるので、マニュアルの作成が容易である。また、XMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルが生成されるので、レイアウトを考えずに編集することができ、作成者の力量によらず、統一的な品質のマニュアルを作成することができる。
さらに、本実施の形態では、Mパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440、広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500並びに支援パーツ管理テーブル510及び更新支援パーツ管理テーブル520のいずれかからパーツを選択する。そして、選択したパーツの配列順序又は階層関係をマニュアル管理テーブル420のノード情報に組み込み、対応する管理テーブルのパーツを更新し、対応する管理テーブルのパーツ及びマニュアル管理テーブル420のノード情報に基づいて、各種パーツを構造化したXMLデータを生成し、生成したXMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルを生成する。
これにより、パーツを選択すると、選択したパーツの配列順序又は階層関係がノード情報に組み込まれるので、複数のマニュアルでパーツを流用することができ、マニュアルの作成が容易である。また、Mパーツ管理テーブル430、広告パーツ管理テーブル490又は支援パーツ管理テーブル510のパーツが更新されると、更新対象となるパーツを利用している複数のマニュアルにおいて、更新対象となるパーツに対し更新内容が共通に反映されるので、複数のマニュアルについて整合性のある編集を行うことができる。さらに、XMLデータ及びレイアウトテンプレートに基づいてマニュアルが生成されるので、レイアウトを考えずに編集することができ、作成者の力量によらず、統一的な品質のマニュアルを作成することができる。
さらに、本実施の形態では、Mパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440、広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500並びに支援パーツ管理テーブル510及び更新支援パーツ管理テーブル520のパーツを削除する機能を有する。加えて、Mパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440、広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500並びに支援パーツ管理テーブル510及び更新支援パーツ管理テーブル520のパーツを削除せず、マニュアル管理テーブル420のノード情報におけるパーツに関する記述を削除する機能を有する。
これにより、Mパーツ管理テーブル430及び更新Mパーツ管理テーブル440、広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500並びに支援パーツ管理テーブル510及び更新支援パーツ管理テーブル520のパーツを削除すれば、共通のパーツを利用している複数のマニュアルにおいてそのパーツを一括で削除することができる。また、ノード情報におけるパーツに関する記述を削除すれば、共通のパーツを利用している複数のマニュアルのうち特定のマニュアルにおいてそのパーツを個別に削除することができる。
さらに、本実施の形態では、更新対象となるパーツに係るノード情報をマニュアル管理テーブル420から検索し、索出したノード情報に基づいて、更新対象となるパーツが利用されている対象マニュアルの一覧を提示する。
これにより、パーツの内容を変更するにあたって、対象マニュアルの一覧が表示されるので、パーツの更新がどのマニュアルに影響を与えるのかを把握することができる。
本実施の形態において、記憶装置42は、発明1若しくは7の対応関係情報記憶手段、発明1若しくは7の広告情報記憶手段、発明1若しくは7の支援情報記憶手段、発明7のパーツ記憶部、発明7のノード情報記憶部、発明7のテンプレート記憶部、発明8の広告付ドキュメント記憶手段に対応している。また、本実施の形態において、ステップS100〜S126は、発明1若しくは7のドキュメント生成手段に対応している。
また、本実施の形態において、ステップS404は、発明7の構造化データ生成部に対応し、ステップS408は、発明7のドキュメント生成部に対応し、マニュアルは、発明1若しくは7のドキュメントに対応し、広告付マニュアルは、発明1乃至8の広告付ドキュメントに対応し、XMLデータは、発明7の構造化データに対応している。
また、本実施の形態において、ステップS502は、発明8のドキュメント読出手段に対応し、ステップS504は、発明8のドキュメント出力手段に対応する。
また、本実施の形態において、ネットワークシステムは、発明1乃至8の広告付ドキュメント作成支援システムに対応し、広告ツリーは、発明1若しくは7の対応関係情報に対応し、マニュアル作成支援サーバ100は、発明8の広告付ドキュメント作成支援サーバに対応する。
〔変形例〕
なお、上記実施の形態においては、広告付マニュアルにおいて、評価ランクの高い順に広告を掲載する構成を例示したが、この構成に限らず、例えば、広告製品の販売価格の安い順、広告企業の支払う広告料金の高い順などの別の条件にてソートした順で掲載する構成としてもよい。例えば、広告料金の高低によってソートする場合は、記憶装置42に、広告情報と広告料金とが対応付けられた広告料金テーブルを記憶し、複数の広告製品について、広告料金テーブルから広告情報に対応する広告料金を検索し、索出した複数の広告製品に対する広告料金の情報に基づき掲載順番をソートする。なお、広告パーツ管理テーブル490及び更新広告パーツ管理テーブル500に、広告料金の情報を含ませる構成としてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例において、例えば、広告料金をより多く支払っている広告企業の広告製品の広告について、他の安い広告料金の広告よりも目立つように表示する構成としてもよい。例えば、特別に装飾された枠内に表示したり、より目立つように表示スペースを大きくしたりする。この構成とした場合も、上記広告料金テーブルを利用して広告料金の高低を判断する。
また、上記実施の形態及びその変形例において、例えば、評価ランクの高い広告製品については広告料金を安くする、または評価ランクの高い広告製品については広告料金を高くする、または評価ランクの低い広告製品については広告料金を安くする、または評価ランクの低い広告製品については広告料金を高くするなど評価ランクに絡めた広告料金を設定する構成としてもよい。この構成とする場合に、例えば、広告情報と、評価情報と、広告料金とが対応付けられた広告料金テーブルを、記憶装置42に記憶し、この広告料金テーブルに基づいて広告料金を設定する。
また、上記実施の形態及びその変形例において、例えば、評価ランクの高い広告製品については販売価格を安くする、または評価ランクの高い広告製品については販売価格を高くする、または評価ランクの低い広告製品については販売価格を高くする、または評価ランクの低い広告製品については販売価格を低くするなど評価ランクに絡めた製品価格を設定する構成としてもよい。この構成とする場合に、例えば、広告情報と、評価情報と、販売価格とが対応付けられた販売価格テーブルを、記憶装置42に記憶し、この販売価格テーブルに基づいて広告製品の販売価格を設定する。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、マニュアル管理テーブル420に登録する広告掲載情報を広告ツリーIDとしたが、この構成に限らず、広告ツリーIDに代えて広告製品IDを登録する構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、対象製品のマニュアルに広告パーツ及び支援パーツを手動で挿入する構成を説明したが、この構成に限らず、広告パーツ及び支援パーツを自動で挿入する構成としてもよい。
この構成とする場合は、例えば、マニュアル管理テーブル420に対象製品Xと広告製品Aとが組み合わせて使用可能であるという情報を登録しておく。一方、広告ツリー管理テーブル480に、例えば、対象製品Xと広告製品A〜Cとが組み合わせて使用可能であるという対応関係を登録しておく。そして、例えば、マニュアルに広告製品Aの広告パーツ及び支援パーツを挿入したときに、広告ツリー管理テーブル480の登録情報(広告ツリー)に基づいて、残りの広告製品B及びCの広告パーツ及びこれらの支援パーツを自動で挿入する。
また、上記実施の形態及びその変形例では、マニュアルパーツ、広告パーツ及び支援パーツを管理するテーブルを分ける構成としたが、この構成に限らず、これらのパーツを1つのテーブルで管理する構成としてもよい。この構成とした場合、広告パーツ及び支援パーツには、例えば、パーツ属性にて、広告、支援の属性を設定する。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、広告付マニュアルにおいて、評価ランクの高い順に広告を掲載する構成を例示したが、この構成に限らず、例えば、広告製品の購入数でソートして、購入数の多い順又は少ない順で広告を掲載する構成としてもよい。この構成とする場合は、例えば、広告製品の販売を行っているサーバから、広告製品の販売数の情報を得るなどして購入数をカウントする。
他にも、例えば、広告製品のレビュー数又はレビューに付帯する製品評価値(星の数など)、その最大値、その他の統計値(例えば、最小値、平均値、中央値又は最頻値など)によってソートして、レビュー数の多い順又は少ない順、統計値の大きい順又は小さい順で広告を掲載する構成としてもよい。この構成とする場合は、例えば、広告製品の販売を行っているサーバから、広告製品のレビュー数の情報及び製品評価値の情報を得るなどしてソートを行う。
また、上記実施の形態及びその変形例において、例えば、対象製品と組み合わせて使用可能な広告製品の購入数又はレビュー数に基づき、広告製品のメーカー(広告企業)に対して、改善提案を行う構成としてもよい。例えば、他と比較して購入数又はレビュー数の少ない広告製品のメーカーに対して、改善提案をメールによって送信する。なお、メール以外に、Web、アプリなどによって改善提案を行う構成としてもよいし、システム担当者に通知をして、通知を受けたシステム担当者が書面の郵送、電話などによって改善提案を行う構成としてもよい。この構成とする場合は、例えば、広告製品の販売を行っているサーバから、広告製品の販売数の情報又はレビュー数の情報を得るなどして、購入数又はレビュー数をカウントする。
この構成とすることで、例えば、対象製品がたくさん売れている場合などに、広告製品の機能が改善されて売れない理由が解消されることで、広告製品の販売数が伸びる可能性があり、広告製品のメーカーにとって利点がある。一方、対象製品のメーカーにとっても、機能改善によって広告製品の不具合の発生が抑えられることで、サポートセンターへの問い合わせ件数を減らせる等の利点がある。また、広告製品がたくさん売れている製品である場合は、対象製品の販売数をより伸ばせる可能性があるという利点もある。
また、上記実施の形態及びその変形例において、例えば、対象製品と広告製品との相性の評価情報に基づき、広告製品のメーカーに対して、改善提案を行う構成としてもよい。例えば、他と比較して評価が低い広告製品のメーカーに対して、改善提案をメールによって送信する。なお、メールに限らず、書面の郵送、電話などによって改善提案を行う構成としてもよい。この構成とすることで、例えば、対象製品がたくさん売れている場合などに、広告製品の機能が改善されて相性の評価が上がることで広告製品の販売数が伸びる可能性があり、広告製品のメーカーにとって利点がある。一方、対象製品のメーカーにとっても、相性の評価が上がる改善が行われた結果、不具合の発生を抑えることができ、サポートセンターへの問い合わせ件数を減らせる等の利点がある。また、広告製品がたくさん売れている製品である場合は、対象製品の販売数をより伸ばせる可能性があるという利点もある。
また、上記実施の形態及びその変形例において、対象製品のメーカ−と広告製品のメーカーとの間で互いの製品をレコメンドする構成としてもよい。例えば、対象製品Xの通信販売を行っているサーバ(例えば、製品販売用サーバ300)を介して対象製品Xを購入した利用者又は購入しようとした利用者に、対象製品Xの広告付マニュアルに掲載されている広告製品をお勧めする構成としてもよい。一方、対象製品Xの広告付マニュアルに掲載されている広告製品の通信販売を行っているサーバを介してこの広告製品を購入した利用者又は購入しようとした利用者に、対象製品Xをお勧めする構成としてもよい。
この構成とする場合は、例えば、各サーバに、広告ツリー管理テーブル480のように、対象製品とこの対象製品と組み合わせて使用可能な広告製品との対応関係(広告ツリー)を登録したテーブルを用意し、販売ページにて例えば購入ボタンが押下されて対象製品又は広告製品が選択された状態(例えばカートに入った状態)のときに、対応する広告製品又は対象製品をお勧めする。
また、例えば、利用者の購入履歴等に基づいて、利用者が以前に対象製品Xを購入しており、対象製品Xの広告付マニュアルに掲載された広告製品以外の他の同種の製品を購入しようとした場合に、広告製品をお勧めする構成としてもよい。また、逆に、購入履歴等から利用者が以前に対象製品Xの広告付マニュアルに掲載された広告製品を購入しており、この状態で、対象製品Xと同種の他の製品を購入しようとした場合に、対象製品Xをお勧めする構成としてもよい。
また、対応関係の情報に加えて、広告製品ごとに組み合わせて使用した際の相性の評価情報をテーブルに登録し、例えば、対象製品Xを購入した利用者又は購入しようとした利用者に対して、対象製品Xと組み合わせて使用可能な広告製品A〜Cのうち最も相性のよい広告製品をお勧めする構成としてもよい。また、逆に、例えば、広告製品Aと組み合わせ可能な対象製品が複数ある場合に、広告製品Aを購入した利用者又は購入しようとした利用者に対して、広告製品Aと最も相性のよい対象製品をお勧めする構成としてもよい。また、相性の評価情報に加えて購入履歴にも基づいて、利用者が以前に購入した対象製品と最も相性の良い広告製品をお勧めする又は以前に購入した広告製品と最も相性の良い対象製品をお勧めする構成としてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、ネットワークシステムとして実現したが、これに限らず、単一の装置又はアプリケーションとして実現することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、任意の通信方式のネットワークに適用することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例において、図11乃至図15のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32に予め格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、企業ごとにマニュアルを作成する場合について本発明を適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。例えば、マニュアル以外のドキュメントを作成する場合について本発明を適用することができる。