JP6873375B2 - 通信装置、通信システム及び通信方法 - Google Patents

通信装置、通信システム及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、通信システム及び通信方法に関する。
下記特許文献1には、通信システムで通信されるメッセージの正/不正を簡易な構成で判定することを目的とする通信システムが開示されている。この通信システムは、複数の通信装置がメッセージを通信可能に通信線に接続された通信システムにおいて、通信装置には通信されるメッセージに対して規定された通信間隔が設定されており、メッセージを送信する通信装置は上記規定された通信間隔に基づいてメッセージを送信するものであり、送信されたメッセージを受信する通信装置は、当該受信したメッセージの通信間隔を検出し、この検出した通信間隔と上記規定された通信間隔との差を上記検出した通信間隔を正常と判断する範囲として設定された基準範囲と比較することにより上記受信したメッセージの正/不正を判定するものであり、上記基準範囲が上記送信されたメッセージが衝突した後に新たにメッセージが送信されるときの通信間隔と上記規定された通信間隔との間の誤差を含むように設定されてなるものである。
特許第5664799号公報
ところで、背景技術では、実際に検出した2つの受信メッセージの通信間隔を基準範囲と比較することにより受信メッセージの正/不正を判定するが、正規メッセージを不正メッセージと判定する虞が高いという問題点がある。すなわち、背景技術における基準範囲は、送信されたメッセージが通信回線上で衝突した後にメッセージが再度送信されるときの通信間隔と規定された通信間隔との間の誤差を含むように設定されるが、この誤差を正確に見積ることは困難あるいは煩雑な作業を必要とするものである。したがって、上記背景技術では基準範囲を適切に設定することが困難なために、不正メッセージを発信する不正装置を的確に発見することが困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、不正メッセージを発信する不正装置を従来よりも的確に発見することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、通信装置に係る第1の解決手段として、送信間隔が規定された通信プロトコルに準拠してメッセージを送受信する通信装置であって、複数の前記メッセージにおける受信周期の積算値に基づいて不正装置からの受信の発生を検知する不正通信検知手段を備える、という手段を採用する。
本発明では、通信装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記通信プロトコルは、前記メッセージの種別毎に前記送信間隔が規定されており、前記不正通信検知手段は、前記種別毎の前記積算値に基づいて前記不正装置からの受信の発生を検知する、という手段を採用する。
本発明では、通信装置に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記不正通信検知手段は、前記メッセージ毎に受信タイムスタンプを保存し、前後の前記受信タイムスタンプの差分を前記受信周期として計算し、所定数の前記メッセージに関する前記受信周期の合計を前記積算値として計算する、という手段を採用する。
本発明では、通信装置に係る第4の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記不正通信検知手段は、所定の期間を計時する度にカウントアップすると共に前記メッセージの受信毎にリセットされる周期カウンタを備え、連続する2つの前記期間における前記周期カウンタの計数値の合計値を前記積算値とする、という手段を採用する。
本発明では、通信装置に係る第5の解決手段として、上記第4の解決手段において、前記通信プロトコルは、CAN(Controller Area Network)プロトコルである、という手段を採用する。
また、本発明では、通信システムに係る解決手段として、上記第1〜第5のいずれかの解決手段に係る複数の通信装置と、該通信装置を相互に接続する通信回線とを備える、という手段を採用する。
さらに、本発明では、通信方法に係る解決手段として、送信間隔が規定された通信プロトコルで複数の通信ノードがメッセージの送受信を行う通信方法であって、前記メッセージを受信する通信ノードは、複数の前記メッセージにおける受信周期の積算値に基づいて不正な通信ノードからの受信の発生を検知する、という手段を採用する。
本発明によれば、複数のメッセージにおける受信周期の積算値に基づいて不正な送信装置あるいは送信ノードからの受信の発生を検知するので、不正メッセージを発信する不正装置を従来よりも的確に発見することが可能である。
本発明の一実施形態に係る通信システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る通信装置の要部動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態の変形例に係る通信装置の要部動作を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る通信装置、通信システム及び通信方法ついて説明する。本実施形態に係る通信システムは、図1に示すように通信回線Nと複数(n個)の通信装置A1〜An及び不正装置Fを備えている。この通信システムは、各通信装置A1〜An及び不正装置Fが通信回線Nを介して相互に接続され、所定の通信プロトコルに準拠したメッセージ(通信フレーム)の送受信を行うものである。
上記通信プロトコルは、上記メッセージの送信間隔が仕様の1つとして規定されたものであり、例えば車両に搭載されるCAN(Controller Area Network)プロトコルである。CANプロトコルでは、メッセージに幾つかの種別が定義されており、この種別毎に複数の識別子(ID:Identification)が規定されている。この識別子は、メッセージの種別を示すと共にメッセージの送受信における優先順位をも示すものである。CANプロトコルでは、このような識別子毎にメッセージの送信間隔Dを規定することができる。
通信回線Nは、上記メッセージを電気的に伝送する通信線路であり、図示するように信号線Tと一対の終端抵抗器L1、L2を備えている。信号線Tは、例えば一対の電線を撚り合わせたツイストペア線であり、上記メッセージを信号伝送すると共にコモンモードノイズを抑制する機能を備える。この信号線Tは、一端に終端抵抗器L1が設けられ、他端に終端抵抗器L2が設けられている。一対の終端抵抗器L1、L2は、上記信号線Tの両端における電気的な反射を抑制するためのものであり、信号線Tが固有に有する特性インピーダンスにマッチングした抵抗値を有する。
n個の通信装置A1〜Anは、上記通信プロトコルに準拠したメッセージを通信回線Nを介して相互に送受信する送受信装置である。すなわち、各通信装置A1〜Anは、上記通信プロトコルに準拠したメッセージ(送信メッセージMs)を生成して通信回線Nに出力すると共に、通信回線Nから入力されたメッセージ(受信メッセージMj)の内容を解読する。このようなn個の通信装置A1〜Anは、本発明における通信ノードに相当する。
ここで、各通信装置A1〜Anは、図2に示す詳細構成を備えている。すなわち、各通信装置A1〜Anは、送受信部1、送信処理部2、受信処理部3及びなりすまし検知部4(不正通信検知手段)を備えている。送受信部1は、上述したメッセージを通信回線Nとの間で電気的に授受する。すなわち、この送受信部1は、送信処理部2から入力された送信メッセージMsに電気的な出力処理を施して通信回線Nに出力すると共に、通信回線Nから入力された受信メッセージMjに電気的な入力処理を施して受信処理部3及びなりすまし検知部4に出力する。
送信処理部2は、外部の上位系から入力された情報に基づいて送信メッセージMsを生成して送受信部1に出力する。受信処理部3は、送受信部1から入力された受信メッセージMjに所定の論理処理を施して受信メッセージMjの内容を解読して外部の上位系に出力する。
なりすまし検知部4は、送受信部1から入力される複数の受信メッセージMjにおける受信周期の積算値に基づいて不正装置Fからの受信の発生を検知する。このなりすまし検知部4は、図2に示すように受信間隔計算部4a、受信回数計算部4b及び判定部4cを備えており、検知結果を受信処理部3に出力する。このようななりすまし検知部4は、本発明における不正通信検知手段に相当する。
受信間隔計算部4aは、送受信部1から受信メッセージMjが入力される度に受信メッセージMj毎にタイムスタンプ(受信タイムスタンプ)を保存し、識別子毎に時系列的に前後の受信メッセージMjのタイムスタンプの差分を受信周期Pとして計算する。より正確には、上述したようにメッセージには個々に識別子(ID)が設定され、また識別子(ID)毎に送信間隔Dが規定されるので、受信間隔計算部4aは、上記タイムスタンプを受信メッセージMjの識別子(ID)毎に保存する。
また、この受信間隔計算部4aは、所定数の受信メッセージMjに関する受信周期Pを積算することにより受信周期Pの積算値Sを計算し、当該受信周期Pの積算値Sを判定部4cに出力する。すなわち、この受信間隔計算部4aは、上記積算値Sを識別子(ID)毎に計算して判定部4cに出力する。
受信回数計算部4bは、送受信部1から順次入力される受信メッセージMjの個数を順次計数するカウンタ(受信カウンタ)である。この受信回数計算部4bは、受信メッセージMjの個数として所定数を計数すると、判定部4cにカウントアップ信号を出力する。上記所定数は、3以上であり、例えば「5」である。
判定部4cは、受信間隔計算部4aから入力される積算値S及び受信回数計算部4bから入力されるカウントアップ信号に基づいて、受信メッセージMjに各通信装置A1〜An以外の不正装置Fからの受信の発生を判定する。すなわち、この判定部4cは、受信回数計算部4bからカウントアップ信号が入力されたときの積算値Sを所定の判定しきい値と比較することにより、不正装置Fからの受信の発生を判定する。また、この判定部4cは、上記判定の結果を検知信号Hとして受信処理部3に出力する。
不正装置Fは、上述した通信プロトコルに準拠した通信能力を備えているものの、本来的に通信システムに存在しない通信装置である。すなわち、この不正装置Fは、通信回線Nに不正に接続された通信装置であり、不正な送信メッセージ(不正メッセージMb)を生成して通信回線Nに出力する。
次に、このように構成された通信システムの動作(通信方法)、特になりすまし検知部4の動作について、図3をも参照して詳しく説明する。
この通信システムでは、メッセージ(通信フレーム)の構造(フレーム構造)が規定されているので、1つの送信メッセージMsで伝送できる情報量に制限がある。したがって、制限を超える情報量を伝送するためには、識別子が同一な複数の送信メッセージMsを識別子について規定された送信間隔Dを確保した状態で順次伝送させる必要がある。
例えば、通信装置A1が上記制限を超える情報量を識別子Xの送信メッセージMsを用いて他の通信装置A2〜Anに伝送する場合、上記識別子Xについて規定された送信間隔で送信メッセージMsを通信回線Nに順次出力する。この結果、他の通信装置A2〜Anは、上記送信間隔で受信メッセージMjを順次受信することになる。なお、このような通信システムの構成要素として正規な通信装置A1から受信した受信メッセージMjは、通信システムにおいて正規な正規メッセージMaである。
このような状況において、不正装置Fが通信装置A1になりすまして識別子Xの送信メッセージMsを通信回線Nに出力した場合、この送信メッセージMsは、通信装置A1の正規メッセージMaに対して規定の送信間隔を満足しない送信メッセージMs(不正メッセージMb)となる。
本実施形態におけるなりすまし検知部4は、このような不正装置Fからの不正メッセージMbの受信の発生を図3のタイミングチャートに示すように検知し、その検知結果を検知信号Hとして受信処理部3に出力する。
すなわち、なりすまし検知部4における受信間隔計算部4aは、送受信部1から受信メッセージMjが入力される度に受信メッセージMjの識別子毎にタイムスタンプ(受信タイムスタンプ)を保存する。そして、受信間隔計算部4aは、同一の識別子毎に前後の受信メッセージMjのタイムスタンプの差分を受信周期Pとして計算する。
ここで、図3に示すように、通信装置A1から識別子Xの正規メッセージMaを受信周期Pで順次受信している状態において、この正規メッセージMaと同一の識別子Xの不正メッセージMbを受信すると、他の通信装置A2〜Anは、識別子Xについて受信周期Pとは異なる受信周期Pbで正規メッセージMa及び不正メッセージMbを受信することになる。
受信回数計算部4bは所定数を計数する度にカウントアップ信号を判定部4cに出力するので、判定部4cにカウントアップ信号が入力されたタイミングにおいて、正規メッセージMaのみを受信している場合に受信間隔計算部4aから判定部4cに出力される積算値Sは、図3に示すように正規メッセージMa及び不正メッセージMbを受信している場合における積算値Sbとは異なる値となる。
判定部4cは、受信回数計算部4bから入力される上記積算値Sを受信回数計算部4bからカウントアップ信号が入力されたタイミングで判定しきい値と比較する。すなわち、受信回数計算部4bは送受信部1が5個の受信メッセージMjを受信する度にカウントアップ信号を出力するので、判定部4cは、送受信部1が5個の受信メッセージMjを受信する度に受信回数計算部4bから入力される積算値Sを判定しきい値を用いて評価することになる。
そして、判定部4cは、この比較結果(評価結果)に基づいて送受信部1が不正メッセージMbを受信したか否かを示す検知信号Hを生成する。すなわち、この検知信号Hは、図3に示すように正規メッセージMaのみを受信している場合と正規メッセージMa及び不正メッセージMbを受信している場合とで異なる状態となる。
本実施形態によれば、各通信装置A1〜Anが5個の受信メッセージMjにおける受信周期Pの積算値Sに基づいて不正メッセージMbの受信の発生を検知するので、2つの受信メッセージの通信間隔に基づいて不正メッセージの発生を判定する従来技術よりも的確に通信回線Nに対する不正装置Fの接続を検知することが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、本発明における不正通信検知手段をなりすまし検知部4つまり受信間隔計算部4a、受信回数計算部4b及び判定部4cによって構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、所定の期間を計時する度にカウントアップすると共に受信メッセージMjの受信毎にリセットされる周期カウンタと、連続する2つの上記期間における周期カウンタの計数値の合計値を積算値として計算し、この積算値を所定のしきい値と比較する判定部とによって本発明における不正通信検知手段(なりすまし検知部)を構成しても良い。
図4は、この変形例に係るなりすまし検知部の動作例を示すタイミングチャートであり、上記期間を送信間隔D(=10ms)とした場合を示している。周期カウンタは、1msを計時する度にカウントアップし、また受信メッセージのMjが入力されるとリセットされる。このような周期カウンタは、10msを計時する間に送受信部1が正規メッセージMaのみを受信する場合と送受信部1が正規メッセージMa及び不正メッセージMbを受信する場合とで異なる計数値を出力する。
送受信部1が正規メッセージMa及び不正メッセージMbを受信する場合、図4に示すように、最初の周期において送受信部1が正規メッセージMaを受信したタイミングにおける周期カウンタの計数値は「11」であり、不正メッセージMbを受信したタイミングにおける周期カウンタの計数値は「3」である。第2の周期において送受信部1が正規メッセージMaを受信したタイミングにおける周期カウンタの計数値は「7」であり、不正メッセージMbを受信したタイミングにおける周期カウンタの計数値は「3」である。
また、第3の周期において送受信部1が正規メッセージMaを受信したタイミングにおける周期カウンタの計数値は「7」であり、不正メッセージMbを受信したタイミングにおける周期カウンタの計数値は「3」である。さらに、第4の周期において送受信部1が正規メッセージMaを受信したタイミングにおける周期カウンタの計数値は「6」であり、不正メッセージMbを受信したタイミングにおける周期カウンタの計数値は「3」である。
そして、連続する2つの期間つまり前後の2周期における周期カウンタの計数値の合計値(積算値)は、最初の周期において「14」、第2の周期において「10」、第3の周期において「10」、第4の周期において「9」となる。
これに対して、送受信部1が正規メッセージMaのみを受信する場合には、図4において不正メッセージMbが削除されるので、各周期における周期カウンタの計数値は、図4に示す値とは異なるものになり、よって前後の2周期における積算値も図4に示す値とは異なるものになる。そして、この変形例における判定部は、このようにして得られた積算値を所定のしきい値と比較することにより、送受信部1が不正メッセージMbを受信したか否かを判定する。
このような変形例において、上述した実施形態と同様に複数の受信メッセージMjに基づいて不正メッセージMbの受信を判定するので、従来よりも的確に通信回線Nに対する不正装置Fの接続を検知することが可能である。
(2)上記実施形態では、CANプロトコルに本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、送信間隔が規定される通信プロトコルであれば、CANプロトコル以外の通信プロトコルにも適用可能である。
N 通信回線
A1〜An 通信装置(通信ノード)
F 不正装置
T 信号線
L1、L2 終端抵抗器
1 送受信部
2 送信処理部
3 受信処理部
4 なりすまし検知部(不正通信検知手段)
4a 受信間隔計算部
4b 受信回数計算部
4c 判定部

Claims (6)

  1. 送信間隔が規定された通信プロトコルに準拠してメッセージを送受信する通信装置であって、
    前記通信プロトコルは、前記メッセージの種別毎に前記送信間隔が規定されており、
    種別毎の複数の前記メッセージにおける受信周期の積算値が所定の判定しきい値を下回った場合に不正装置からのなりすまし受信の発生を検知する不正通信検知手段を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記不正通信検知手段は、前記メッセージ毎に受信タイムスタンプを保存し、前後の前記受信タイムスタンプの差分を前記受信周期として計算し、所定数の前記メッセージに関する前記受信周期の合計を前記積算値として計算することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記不正通信検知手段は、所定の期間を計時する度にカウントアップすると共に前記メッセージの受信毎にリセットされる周期カウンタを備え、連続する2つの前記期間における前記周期カウンタの計数値の合計値を前記積算値とすることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記通信プロトコルは、CAN(Controller Area Network)プロトコルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の複数の通信装置と、
    該通信装置を相互に接続する通信回線と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  6. 送信間隔が規定された通信プロトコルで複数の通信ノードがメッセージの送受信を行う通信方法であって、
    前記通信プロトコルは、前記メッセージの種別毎に前記送信間隔が規定されており、
    前記メッセージを受信する通信ノードは、種別毎の複数の前記メッセージにおける受信周期の積算値が所定の判定しきい値を下回った場合に不正な通信ノードからのなりすまし受信の発生を検知することを特徴とする通信方法。
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