JP6871979B2 - 判断装置、判断方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、判断装置、判断方法およびプログラムに関する。
ユーザに対して、ステーションに備えられた空きスロットにバッテリを挿入させ、他のスロットに収容されている別のバッテリを貸し出すバッテリ交換システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特表2016−514357号公報
ステーションに備えられたスロットにバッテリを挿入する態様次第で、スロットが損傷する場合がある。
本発明の一態様においては、判断装置を提供する。判断装置は、取得部を備えてもよい。取得部は、二次電池を交換する交換ステーションに備えられた、二次電池を収容して充電するためのスロット内に、二次電池が挿入され始めて静止するまでの期間のうちの少なくとも一部である対象期間における、二次電池をスロット内に挿入したことに関する検出値を取得してもよい。判断装置は、出力部を備えてもよい。出力部は、検出値が、スロットが損傷した可能性を示す予め定められた条件を満たすか否かを判断し、その判断結果を出力してもよい。
検出値は、対象期間における二次電池の加速度データを含んでもよい。
判断装置は、格納部を更に備えてもよい。格納部は、スロットが損傷した場合に検出される、加速度データの時間変化を示す損傷プロファイルを格納してもよい。条件は、取得部によって取得された加速度データの時間変化と、格納部に格納されている損傷プロファイルとの一致度が予め定められた閾値以上であることを含んでもよい。
損傷プロファイルに示される加速度データの時間変化は、二次電池の加速度が、予め定められた閾値以上の大きさから予め定められた時間内に0に変化することを含んでもよい。
損傷プロファイルに示される加速度データの時間変化は、二次電池の加速度が、予め定められた時間内に、予め定められた変動幅以上の変動を繰り返すことを含んでもよい。
判断装置は、格納部を更に備えてもよい。格納部は、スロットが損傷しない場合に検出される、加速度データの時間変化を示す安全プロファイルを格納してもよい。条件は、取得部によって取得された加速度データの時間変化と、格納部に格納されている安全プロファイルとの一致度が予め定められた閾値未満であることを含んでもよい。
条件は、取得部によって取得された加速度データに示される、二次電池の加速度の最大値が予め定められた閾値以上であることを含んでもよい。
加速度データは、二次電池に組み込まれた加速度センサによって出力されてもよい。取得部は、スロット内に挿入されて接続された二次電池から、二次電池がスロット内に挿入され始める前の期間における、二次電池の予備的な加速度データを取得してもよい。出力部は、予備的な加速度データが、スロットを損傷させる可能性を示す予め定められた予備的な条件を満たすか否かを判断し、予備的な条件を満たす場合に、加速度データが条件を満たすか否かを判断してもよい。
加速度データは、二次電池に組み込まれた加速度センサによって出力されてもよい。判断装置は、格納部を更に備えてもよい。格納部は、二次電池がスロット内に挿入され始める前の期間における、二次電池の予備的な加速度データが、スロットを損傷させる可能性を示す予め定められた予備的な条件を満たしたことがあるユーザのリストを格納してもよい。取得部は、スロット内に挿入されて接続された二次電池から、検出値と共に、二次電池をスロット内に挿入したユーザを識別するためのユーザ情報を取得してもよい。出力部は、ユーザ情報によって特定されるユーザが格納部に格納されているリストに示されている場合に、加速度データが条件を満たすか否かを判断してもよい。
検出値は、対象期間における二次電池の速度データを含んでもよい。速度データは、二次電池およびスロットの少なくとも一方に組み込まれた速度センサによって出力されてもよい。
検出値は、対象期間において、二次電池をスロット内で進退させる頻度に関する頻度データを含んでもよい。頻度データは、スロットに組み込まれた、スロット内での二次電池の動きを検出するセンサによって出力されてもよい。条件は、取得部によって取得された頻度データに、予め定められた時間内に、予め定められた頻度以上で、二次電池をスロット内で進退させたことが示されていることを含んでもよい。
出力部は、検出値が条件を満たすと判断した場合に、判断結果として、スロットの利用を禁止するための指示、二次電池の利用を禁止するための指示、および、交換ステーションの管理者に通知するための指示、のうちの少なくとも何れかを出力してもよい。
出力部は、検出値が条件を満たすと判断した場合に、管理者に通知するための指示を出力してもよい。取得部は、管理者がスロットの損傷度合を確認した確認結果を示す結果情報を取得してもよい。出力部は、検出値と確認結果との関係性を学習し、新たに検出値が入力された場合に、学習の結果に基づいて、スロットが損傷した可能性を予測してもよい。
交換ステーションは、スロットを複数備えてもよい。取得部は、複数のスロットのうち、二次電池が挿入されたスロットを識別するためのスロット情報を検出値と共に取得してもよい。
判断装置は、格納部と、ユーザ管理部とを更に備えてもよい。取得部は、スロット内に挿入されて接続された二次電池から、検出値と共に、二次電池をスロット内に挿入したユーザを識別するためのユーザ情報を取得してもよい。ユーザ管理部は、判断結果として検出値が条件を満たすと判断された場合に、ユーザ情報にフラグを立てて格納部に格納し、判断結果として検出値が条件を満たさないと判断された場合に、ユーザ情報にフラグを立てずに格納部に格納してもよい。ユーザ管理部は、格納部を参照することにより、フラグを立てた頻度に応じて、ユーザ情報によって特定されるユーザにインセンティブを付与するか否かを判定し、その判定結果を出力してもよい。
本発明の一態様においては、判断方法を提供する。判断方法は、取得段階を備えてもよい。取得段階は、二次電池を交換する交換ステーションに備えられた、二次電池を収容して充電するためのスロット内に、二次電池が挿入され始めて静止するまでの期間のうちの少なくとも一部である対象期間における、二次電池をスロット内に挿入したことに関する検出値を取得してもよい。判断方法は、出力段階を備えてもよい。出力段階は、検出値が、スロットが損傷した可能性を示す予め定められた条件を満たすか否かを判断し、その判断結果を出力してもよい。
本発明の一態様においては、コンピュータに上記の判断方法を実行させるためのプログラムが提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態による損傷可能性判断システム1の概略図の一例である。 本実施形態による交換ステーション200の模式図の一例である。 本実施形態による、交換ステーション200、管理者端末300およびユーザ端末30と通信する判断装置100のブロック図の一例である。 本実施形態による判断方法のフロー図の一例である。 本実施形態による判断方法を説明するためのグラフの一例である。 本実施形態による判断方法を説明するためのグラフの一例である。 本実施形態による交換ステーション400の模式図の一例である。 本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されうるコンピュータ1200の例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一または類似の部分には同一の参照番号を付して、重複する説明を省く場合がある。
図1は、本実施形態による損傷可能性判断システム1の概略図の一例である。本実施形態による損傷可能性判断システム1は、二次電池10を交換する交換ステーション200と、通信ネットワーク50を介して交換ステーション200と通信する判断装置100とを備える。本実施形態による損傷可能性判断システム1は更に、二次電池10に蓄えられた電気で駆動する車両20と、通信ネットワーク50を介して判断装置100と通信する管理者端末300と、通信ネットワーク50を介して判断装置100と通信するユーザ端末30とを備える。通信ネットワーク50は、有線、無線を問わない。
本実施形態における交換ステーション200は、ユーザ25によって使用されて返却された二次電池10を収容して充電する複数のスロット210と、ユーザ25による入力を受け付けて、ユーザ25に対して情報を表示するユーザインタフェース220とを備える。なお、交換ステーション200は、1つのスロット210のみを備えてもよい。なお、ユーザインタフェース220は例えばタッチパネルである。
本実施形態における交換ステーション200は、一例として、スロット210内に挿入されて電気的に接続された二次電池10のメモリ11から情報を読み取る。本実施形態における交換ステーション200は、メモリ11から読み取った情報を、ステーション情報、スロット情報およびユーザ情報と共に、通信ネットワーク50を介して判断装置100に送信する。
上記のステーション情報は、上記の交換ステーション200を識別するための情報である。上記のスロット情報は、当該二次電池10が挿入されたスロット210を識別するための情報である。上記のユーザ情報は、当該二次電池10を当該スロット210内に挿入したユーザ25を識別するための情報である。
本実施形態による損傷可能性判断システム1は、上記の複数の情報に基づいて、当該スロット210が、ユーザ25により二次電池10を挿入されることで損傷した可能性を自動的に判断する。損傷可能性判断システム1は、一例として、当該スロット210が損傷した可能性を有すると判断した場合に、当該交換ステーション200を管理する管理者27の管理者端末300に通知すると共に、当該スロット210の利用を禁止させる。これにより、ユーザ25が当該スロット210を使用することによって事故が生じることが未然に防がれ得る。
また、本実施形態による損傷可能性判断システム1は、一例として、上記のユーザ情報を用いて、二次電池10を相対的に丁寧に扱っているユーザ25を特定し、当該ユーザ25に対してインセンティブを付与する。一例として、本実施形態による損傷可能性判断システム1は、当該ユーザ25が所有するユーザ端末30にインセンティブ情報を送信する。これにより、本実施形態による損傷可能性判断システム1は、各ユーザ25に対して、二次電池10を丁寧に扱う動機付けを与え、交換ステーション200のスロット210における損傷の発生可能性を低下させる。
二次電池10は、メモリ11および加速度センサ12を有する。二次電池10は、例えば、全固体電池、リチウムイオン電池などである。二次電池10は、ユーザ25によって持ち運びされることができる。なお、本実施形態における二次電池10には固有の二次電池IDが割り振られていてもよく、割り振られた二次電池IDはメモリ11に格納されていてもよい。
本実施形態における二次電池10は、一例として、車両20から取り外されたことをトリガとして、加速度センサ12が加速度を計測するように構成される。本実施形態における二次電池10のメモリ11には、当該二次電池10が、ユーザ25の車両20から取り外されてから、交換ステーション200と電気的に接続された状態になるまでの間に、加速度センサ12が計測した加速度のデータである加速度データがログとして書き込まれる。当該加速度データには、加速度が計測された日時の情報が含まれている。なお、本実施形態における二次電池10には、車両20から取り外されたことを検知するセンサと、加速度センサ12によって計測された加速度データに日時情報を付与するための内部タイマとが設けられていてもよい。
本実施形態において、交換ステーション200での二次電池10の交換サービスを利用する各ユーザ25には、固有のユーザIDが割り振られている。本実施形態において、ユーザ25が車両20で使用した二次電池10を交換ステーション200に返却する場合、ユーザ25は、交換ステーション200のユーザインタフェース220に、自身の名前や電話番号やユーザIDなどを入力する。なお、ユーザ25の名前や電話番号やユーザIDは、上記のユーザ情報の一例である。
本実施形態における車両20は、自動二輪車である。車両20は、自動三輪車、自動四輪車などの他のタイプの電気自動車(EV)であってもよい。車両20は、ハイブリッドカーであってもよく、電動自転車であってもよい。車両20には、1又は複数の二次電池10が着脱可能である。
本実施形態による判断装置100は、例えばサーバであって、通信ネットワーク50を介して、ユーザ端末30、管理者端末300および交換ステーション200と通信する。本実施形態による判断装置100は、交換ステーション200から上述した複数の情報を受信した場合に、上記のスロット210の損傷可能性を判断し、判断結果を出力する。本実施形態による判断装置100は、当該判断結果の出力の一例として、当該交換ステーション200の管理者27に通知するための指示を管理者端末300へ送信し、当該スロット210の利用を禁止させるための指示を交換ステーション200に送信する。
本実施形態において、管理者端末300は例えばPCである。管理者端末300は、判断装置100から受信した情報をモニタに表示して、管理者27に通知する。
本実施形態において、ユーザ端末30は例えばスマートフォンである。ユーザ端末30は、判断装置100から受信した情報をディスプレイに表示して、ユーザ25に通知する。
図2は、本実施形態による交換ステーション200の模式図の一例である。交換ステーション200は、上記の複数のスロット210およびユーザインタフェース220の他に、制御部201を備える。各スロット210は、スロット210に挿入された二次電池10の端子13と接続される接続部211と、二次電池10がスロット210内に挿入され始めたことを検知する挿入検知部213と、スロット210の入口を開閉するシャッタ215とを有する。なお、本実施形態における挿入検知部213は、一例として、スロット210内に挿入された二次電池10によって押し込まれる押しボタンであってもよい。
制御部201は、各スロット210の接続部211、挿入検知部213およびシャッタ215と接続される。制御部201は、タイマ202を有し、接続部211および挿入検知部213から信号を入力された日時を記録して保持する。また、制御部201は、ユーザインタフェース220とも接続される。
制御部201は、ユーザ25によって入力されたユーザ情報をユーザインタフェース220から取得する。制御部201は、ユーザ情報を取得したことに応じて、ユーザ25が返却する二次電池10を挿入すべきスロット210の位置や番号などを示す情報をユーザインタフェース220に表示させてもよい。
制御部201は、当該ユーザ25によって特定のスロット210に二次電池10が挿入され始めたことを示す挿入信号を、当該スロット210の挿入検知部213から取得する。制御部201はまた、当該スロット210内の接続部211に当該二次電池10が電気的に接続されたことを示す接続信号を、当該接続部211から取得する。制御部201はまた、当該スロット210内の接続部211に接続された当該二次電池10のメモリ11から、上記の加速度データを取得する。
制御部201は、当該加速度データを、上記の挿入信号を入力された日時を示す情報、上記の接続信号を入力された日時を示す情報、上記のスロット情報、ステーション情報およびユーザ情報と共に、判断装置100に送信する。
制御部201は、上記の情報の送信に応答して、判断装置100から当該スロット210の利用を禁止させるための指示または当該スロット210内の二次電池10の利用を禁止させるための指示を受信した場合、当該スロット210のシャッタ215を閉じて、当該スロット210内の二次電池10を外部へ取り出すことを不能にする。制御部201は、当該指示を受信した場合に、当該スロット210内に損傷が発生した可能性がある旨をユーザインタフェース220に表示させてもよい。
図3は、本実施形態による、交換ステーション200、管理者端末300およびユーザ端末30と通信する判断装置100のブロック図の一例である。判断装置100は、制御部101と、格納部103とを備える。制御部101は、取得部111と、出力部113と、ユーザ管理部115とを有する。
取得部111は、交換ステーション200のスロット210内に、二次電池10が挿入され始めて静止するまでの期間のうちの少なくとも一部である対象期間における、当該二次電池10を当該スロット210内に挿入したことに関する検出値を取得する。換言すると、取得部111は、当該対象期間における、当該二次電池10を当該スロット210内に挿入する状況又は態様に関する検出値を取得する。更に換言すると、取得部111は、当該対象期間における、当該二次電池10を当該スロット210内に挿入する荒っぽさ又は雑さを示す指標となる検出値を取得する。
本実施形態において、当該検出値は、当該対象期間における二次電池10の加速度データである。本実施形態による取得部111は、上記の加速度データを、上記の挿入信号を入力された日時を示す情報、上記の接続信号を入力された日時を示す情報、上記のスロット情報、ステーション情報およびユーザ情報と共に、通信ネットワーク50を介して交換ステーション200から取得する。取得部111は、取得した情報を出力部113に出力する。
なお、本実施形態は、二次電池10に組み込まれた加速度センサ12に代えて、二次電池10およびスロット210の少なくとも一方に組み込まれた速度センサを用いた場合にも適用可能である。この場合、当該検出値は、当該速度センサによって出力される、当該対象期間における二次電池10の速度データであってもよい。
出力部113は、取得部111から入力される上記の検出値が、当該スロット210が損傷した可能性を示す予め定められた条件を満たすか否かを判断し、その判断結果を出力する。本実施形態による出力部113は、当該検出値が当該条件を満たすと判断した場合に、上記の判断結果として、上述した、スロット210の利用を禁止するための指示、および、交換ステーション200の管理者27に通知するための指示を出力する。
より具体的には、本実施形態による出力部113は、当該スロット210の利用を禁止するための指示を、スロット情報およびステーション情報に従って、当該スロット210が備えられた交換ステーション200に送信する。また、本実施形態による出力部113は、当該交換ステーション200の管理者27に通知するための指示を、スロット情報およびステーション情報に従って、当該管理者27の管理者端末300に送信する。本実施形態による出力部113はまた、上記の判断結果をユーザ情報と共にユーザ管理部115に出力する。なお、出力部113は、これらの指示のうち、何れか一方のみを出力してもよく、これらの指示に代えて、若しくはこれらの指示の何れか一方又は両方に加えて、当該スロット210内の二次電池10の利用を禁止させるための指示を出力してもよい。
本実施形態によるユーザ管理部115は、上記の判断結果として、上記の検出値が条件を満たすと判断された場合に、ユーザ情報にフラグを立てて格納部103に格納する。ユーザ管理部115は、上記の判断結果として、上記の検出値が条件を満たさないと判断された場合に、ユーザ情報にフラグを立てずに格納部103に格納する。
本実施形態によるユーザ管理部115は更に、格納部103を参照することにより、フラグを立てた頻度に応じて、ユーザ情報によって特定されるユーザ25にインセンティブを付与するか否かを判定し、その判定結果を出力する。より具体的には、本実施形態によるユーザ管理部115は、例えばフラグを立てた頻度が予め定められた閾値未満である場合に、当該ユーザ25にインセンティブを付与すると判定し、当該ユーザ25のユーザ端末30にインセンティブ情報を送信する。インセンティブ情報は、例えば交換ステーション200で二次電池10を交換する費用を減額することであってもよい。
格納部103は、判断装置100の各構成を制御するためのシーケンスやプログラムなどを格納する。格納部103は、制御部101により参照される。
図4は、本実施形態による判断方法のフロー図の一例である。当該フローは、一例として、判断装置100の電源がオンになることで開始する。
判断装置100は、交換ステーション200から、上記の検出値、ステーション情報、スロット情報およびユーザ情報を取得する(ステップS101)。本実施形態において、判断装置100の取得部111は、上記の検出値として、上記の加速度データを、上記の挿入信号を入力された日時を示す情報、および、上記の接続信号を入力された日時を示す情報と共に取得する。
判断装置100は、当該検出値が、当該スロット情報に示されるスロット210が損傷した可能性を示す条件を満たすか否かを判断する(ステップS103)。本実施形態における当該判断について、図5および図6を用いて以下詳述する。
図5および図6はそれぞれ、本実施形態による判断方法を説明するためのグラフの一例である。図5および図6において、横軸は時間[s]を指し、縦軸は加速度[m/s]を指す。
また、両図には、上記の挿入信号を入力された日時を示す情報に示された日時に対応する挿入検知時点が直線状の破線で示されている。また、両図には、上記の接続信号を入力された日時を示す情報に示された日時に対応する接続検知時点が直線状の破線で示されている。挿入検知時点と接続検知時点との間の期間は、当該スロット210内に二次電池10が挿入され始めて静止するまでの期間の一例である。挿入検知時点と接続検知時点との間の期間の少なくとも一部は、対象期間の一例である。
また、両図には、出力部113が取得部111から入力される加速度データの時間変化を示す、実測値のグラフを示す。なお、上述の通り、当該加速度データには、加速度が計測された日時の情報が含まれている。
ここで、本実施形態における格納部103には、当該スロット210が損傷した場合に検出される、加速度データの時間変化を示す損傷プロファイルが格納されている。上記の条件は、一例として、取得部111によって取得された加速度データの時間変化と、格納部103に格納されている損傷プロファイルとの一致度が予め定められた閾値以上であることを含む。
本実施形態において、当該損傷プロファイルに示される加速度データの時間変化は、二次電池10の加速度が、予め定められた閾値以上の大きさから予め定められた時間内に0に変化することを含む。図5には、当該予め定められた閾値として、加速度閾値が直線状の破線で示されている。また、図5には、当該予め定められた時間として、時間閾値が直線状の2本の破線の間隔で示されている。
また、図5には、当該損傷プロファイルを示す加速度データのグラフが、太字の実線で示されている。また、図5には、当該時間閾値内で、加速度が当該加速度閾値以上の大きさを有する時点がAで示されており、加速度が当該加速度閾値以上の大きさから0に変化した時点がBで示されている。時点Aと時点Bは共に、太字の実線で示す加速度データのグラフ上に位置する。また、図5には、実測値のグラフと、当該損傷プロファイルに示される加速度データのグラフとが概ね一致している区間の一端が黒塗りの点(1)で示され、当該区間の他端が黒塗りの点(2)で示されている。
本実施形態による出力部113は、図5に示す一例において、当該損傷プロファイルに対する当該区間の割合が、予め定められた閾値以上、例えば8割以上である場合に、当該スロット情報に示されるスロット210が損傷した可能性が有ると判断する。なお、図5では、当該区間の実測値のグラフと加速度データのグラフとが略一致しているが、当該区間は両グラフが概ね一致していれば互いにずれていてもよく、例えば任意の時点における両グラフの差分が予め定められた閾値以下であれば当該区間に含まれると見做してもよい。
また、本実施形態において、当該損傷プロファイルに示される加速度データの時間変化は、二次電池10の加速度が、予め定められた時間内に、予め定められた変動幅以上の変動を繰り返すことを含む。図6には、当該予め定められた時間として、時間閾値が直線状の2本の破線の間隔で示されている。また、図6には、当該予め定められた変動幅として、変動幅閾値が直線状の2本の破線の間隔で示されている。
また、図6には、図5と同様に、当該損傷プロファイルに示される加速度データのグラフが、太字の実線で示されている。また、図6には、当該時間閾値内で、加速度が当該変動幅閾値以上に変動している時点がAで示されており、加速度が当該変動幅閾値以上に変動している時点がBで示されている。時点Aと時点Bは共に、太字の実線で示す加速度データのグラフ上に位置する。また、図6には、図5と同様に、実測値のグラフと、当該損傷プロファイルに示される加速度データのグラフとが概ね一致している3つの区間のうち、1つの区間の一端および他端がそれぞれ黒塗りの点(1)および点(2)で示され、1つの区間の一端および他端がそれぞれ黒塗りの点(3)および点(4)で示され、1つの区間の一端および他端がそれぞれ黒塗りの点(5)および点(6)で示されている。
本実施形態による出力部113は、図6に示す一例において、当該損傷プロファイルに対する当該複数の区間の合計の割合が、予め定められた閾値以上、例えば8割以上である場合に、当該スロット情報に示されるスロット210が損傷した可能性が有ると判断する。なお、図6では、図5と同様に、当該複数の区間のそれぞれの実測値のグラフと加速度データのグラフとが略一致しているが、当該複数の区間はそれぞれ、両グラフが概ね一致していれば互いにずれていてもよく、例えば任意の時点における両グラフの差分が予め定められた閾値以下であれば当該複数の区間に含まれると見做してもよい。
図4のフローに戻ると、判断装置100は、上記の検出値が、スロット210が損傷した可能性を示す条件を満たすと判断した場合に(ステップS103:YES)、その判断結果として、当該スロット210の利用を禁止するための指示を交換ステーション200に出力し、交換ステーション200の管理者27に通知するための指示を管理者端末300に出力する(ステップS105)。
判断装置100はまた、その判断結果として、当該スロット210が損傷した可能性が有ること、および、フラグを立てたユーザ情報を互いに紐付けて、ログとして格納部103に格納する(ステップS107)。
判断装置100は、格納部103を参照することにより、ユーザ25にインセンティブを付与するか否かを判定し(ステップS109)、当該ユーザ25のユーザ情報にフラグを立てた頻度が予め定められた閾値未満である場合に(ステップS109:YES)、当該判定結果として、インセンティブ情報をユーザ端末30に送信し、当該フローを終了する。また、判断装置100は、当該ユーザ25のユーザ情報にフラグを立てた頻度が予め定められた閾値以上である場合に(ステップS109:NO)、当該フローを終了する。当該フローは、判断装置100の電源がオンである間は繰り返されてもよい。
ステップS103において、判断装置100は、上記の検出値が、スロット210が損傷した可能性を示す条件を満たさないと判断した場合に(S103:NO)、その判断結果として、スロット210が損傷した可能性が無いこと、および、フラグを立てていないユーザ情報を互いに紐付けて、ログとして格納部103に格納し(S113)、当該フローを終了する。
以上の実施形態の判断装置100によれば、交換ステーション200における、ユーザ25によって二次電池10を挿入されたスロット210が、ユーザ25により二次電池10を挿入されることで損傷した可能性を自動的に判断することができる。具体的な一例として、ユーザ25が、当該スロット210に二次電池10を挿入し、当該交換ステーション200のユーザインタフェース220等に返却完了の表示が出ない場合に、当該二次電池10を当該スロット210内で激しく進退させる場合がある。このように、交換ステーション200でスロット210および二次電池10が雑に扱われることで、スロット210内部が損傷している可能性が有るが、当該判断装置100によれば、当該損傷の可能性を自動的に判断することができる。
当該判断装置100は、当該スロット210が損傷した可能性を有すると判断した場合に、当該交換ステーション200を管理する管理者27の管理者端末300に通知したり、当該スロット210の利用を禁止させたりすることができる。これにより、当該判断装置100は、ユーザ25が当該スロット210を使用することによって事故が生じることを未然に防ぐことができる。
また、当該判断装置100によれば、交換ステーション200を利用する際に二次電池10を相対的に丁寧に扱っているユーザ25を特定し、当該ユーザ25に対してインセンティブを付与することで、二次電池10を丁寧に扱う動機付けを与え、交換ステーション200のスロット210における損傷の発生可能性を低下させることができる。
図7は、本実施形態による交換ステーション400の模式図の一例である。本実施形態では、二次電池10が加速度センサ12およびメモリ11を有することに代えて、交換ステーション400の各スロット210が、挿入検知部213に加えて、挿入検知部213と同じ構成および機能を有する第2挿入検知部212および第3挿入検知部214を備える。図1〜図6を用いて説明した損傷可能性判断システム1の各構成と同じ構成には同じ参照番号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態において、上記の検出値は、上記の対象期間において、二次電池10をスロット210内で進退させる頻度に関する頻度データを含む。本実施形態において、当該頻度データは、当該スロット210に組み込まれた、スロット210内での二次電池10の動きを検出するセンサによって出力される。より具体的には、当該頻度データは、挿入検知部213、第2挿入検知部212および第3挿入検知部214の3つから出力される。
本実施形態による判断装置100は、二次電池10の加速度データに代えて、挿入検知部213、第2挿入検知部212および第3挿入検知部214の3つからの挿入信号を、各信号が検知された日時を示す情報と共に取得し、当該3つの挿入信号と各日時を示す情報とに基づき、二次電池10が挿入されたスロット210が損傷した可能性を判断する。本実施形態において、上記の条件は、取得部111によって取得された頻度データに、予め定められた時間内に、予め定められた頻度以上で、二次電池10をスロット210内で進退させたことが示されていることを含む。この場合、判断装置100は、例えば、当該3つの挿入信号と各日時を示す情報とを用いることで、例えばユーザ25が当該スロット210内で短時間に二次電池10を繰り返し進退させた場合に、スロット210が損傷した可能性が有ると判断する。
本実施形態の判断装置100によっても、図1〜図6を用いて説明した実施形態の判断装置100と同様の効果を奏する。また、本実施形態の判断装置100によれば、二次電池10の端子13およびスロット210の接続部211の少なくとも一方が損傷していて、二次電池10から情報を取得できない場合にも、二次電池10が挿入されたスロット210が損傷した可能性を判断することができる。
以上の実施形態において、判断装置100は、交換ステーション200とは別体であるサーバとして説明した。これに代えて、判断装置100は、交換ステーション200に組み込まれていてもよい。
以上の実施形態において、判断装置100は、交換ステーション200から取得した加速度データが、スロット210が損傷した可能性を示す条件を満たすか否かを判断する。以上の実施形態では、当該条件が、一例として、取得部111によって取得された加速度データの時間変化と、格納部103に格納されている損傷プロファイルとの一致度が予め定められた閾値以上であることを含むものとして説明した。これに代えて又は加えて、当該条件は、取得部111によって取得された加速度データに示される、二次電池10の加速度の最大値が予め定められた閾値以上であることを含んでもよい。この場合、当該閾値は、例えば、スロット210に損傷が発生しないほど安全な二次電池10の加速度範囲に対して、一定のマージンを設けて設定されてもよい。
以上の実施形態において、ユーザ情報は、ユーザ25が所持するIDカードに書き込まれていてもよく、この場合、ユーザ25が交換ステーション200で二次電池10を交換する際に、交換ステーション200が当該IDカードからユーザ情報を読み出してもよい。これに代えて又は加えて、ユーザ情報は、ユーザ25が使用する車両20から二次電池10のメモリ11に書き込まれていてもよく、この場合、交換ステーション200は、ユーザ25によって返却された二次電池10のメモリ11からユーザ情報を読み出してもよい。
以上の実施形態において、追加的に、判断装置100は、フラグを立てた頻度が予め定められた閾値以上であるユーザ25のユーザ端末30に、当該ユーザ25への警告を示す警告情報、当該ユーザ25に罰金を科すことを示す罰金情報、当該ユーザ25が交換ステーション200で二次電池10を交換する費用を値上げすることを示す値上げ情報などを送信してもよい。これにより、スロット210が損傷する可能性を低下させることができる。
本発明の様々な実施形態は、フローチャートおよびブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置のセクションを表わしてよい。特定の段階およびセクションが、専用回路、コンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、および/またはコンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタルおよび/またはアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)および/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、および他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図8は、本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されうるコンピュータ1200の例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該装置の1又は複数の「部」として機能させ、又は当該オペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。このようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、グラフィックコントローラ1216、及びディスプレイデバイス1218を含み、これらはホストコントローラ1210によって相互に接続される。コンピュータ1200はまた、通信インターフェース1222、ハードディスクドライブ1224、DVD−ROMドライブ1226、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、これらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続される。コンピュータはまた、ROM1230及びキーボード1242のようなレガシの入出力ユニットを含み、これらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続される。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、これにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又は当該グラフィックコントローラ1216自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示させる。
通信インターフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVD−ROMドライブ1226は、プログラム又はデータをDVD−ROM1201から読み取り、ハードディスクドライブ1224にRAM1214を介してプログラム又はデータを提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM1230は、内部に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ1240はまた、様々な入出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムが、DVD−ROM1201又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもあるハードディスクドライブ1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インターフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インターフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、ハードディスクドライブ1224、DVD−ROM1201、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、ハードディスクドライブ1224、DVD−ROMドライブ1226(DVD−ROM1201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような、様々なタイプの情報が、情報処理されるべく、記録媒体に格納されてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、これにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
以上の説明によるプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、これにより、プログラムをコンピュータ1200にネットワークを介して提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、技術的に矛盾しない範囲において、特定の実施形態について説明した事項を、他の実施形態に適用することができる。また、各構成要素は、名称が同一で、参照符号が異なる他の構成要素と同様の特徴を有してもよい。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、判断装置の格納部には、スロットが損傷しない場合に検出される、加速度データの時間変化を示す安全プロファイルが格納されており、上記の条件は、取得部によって取得された加速度データの時間変化と、格納部に格納されている安全プロファイルとの一致度が予め定められた閾値未満であることを含んでもよい。
また例えば、判断装置の取得部は、スロット内に挿入されて接続された二次電池から、二次電池がスロット内に挿入され始める前の期間における、二次電池の予備的な加速度データを取得してもよい。この場合、判断装置の出力部は、予備的な加速度データが、スロットを損傷させる可能性を示す予め定められた予備的な条件を満たすか否かを判断してもよい。判断装置の出力部は、予備的な加速度データが予備的な条件を満たす場合に、上記の実施形態で説明したように、上記の対象期間における上記の加速度データが、上述した、スロットが損傷した可能性を示す予め定められた条件を満たすか否かを判断してもよい。当該予備的な加速度データにも、加速度が計測された日時の情報が含まれており、当該予備的な加速度データはログとして二次電池のメモリに書き込まれる。予備的な条件の一例は、予備的な加速度データに示される加速度の最大値が予め定められた閾値以上であることでもよい。この場合、判断装置の出力部は、例えば二次電池が搭載された車両が急加速、急停車などの危険運転を行っていた場合など、予備的な加速度データに示される加速度の最大値が当該閾値以上である場合に限り、上記の対象期間における上記の加速度データが上記の条件を満たすか否かを判断してもよい。
また例えば、判断装置の格納部には、二次電池がスロット内に挿入され始める前の期間における、二次電池の予備的な加速度データが、スロットを損傷させる可能性を示す予め定められた予備的な条件を満たしたことがあるユーザのリストが格納されていてもよい。この場合、判断装置の取得部は、スロット内に挿入されて接続された二次電池から、検出値と共に、二次電池をスロット内に挿入したユーザを識別するためのユーザ情報を取得し出力部は、ユーザ情報によって特定されるユーザが格納部に格納されているリストに示されている場合に、加速度データが条件を満たすか否かを判断してもよい。予備的な条件の一例は、上記と同様に、予備的な加速度データに示される加速度の最大値が予め定められた閾値以上であることでもよい。この場合、上記のリストには、例えば二次電池が搭載された車両で急加速、急停車などの危険運転を行っていたユーザなど、予備的な加速度データに示される加速度の最大値が当該閾値以上となったことがあるユーザだけが記録されていてもよい。
また例えば、判断装置の出力部は、上記の検出値が条件を満たすと判断した場合に、管理者に通知するための指示を出力し、判断装置の取得部は、管理者がスロットの損傷度合を確認した確認結果を示す結果情報を取得してもよい。この場合、判断装置の出力部は、検出値と確認結果との関係性を学習し、新たに検出値が入力された場合に、学習の結果に基づいて、スロットが損傷した可能性を予測してもよい。この場合、判断装置の出力部は、人工知能(AI)を備え、機械学習によって上記の関係性を学習してもよく、ディープラーニングによって上記の関係性を学習してもよい。
また例えば、二次電池の加速度センサは、車両から取り外されたことをトリガとして加速度を計測し、二次電池のメモリには、当該二次電池が、ユーザの車両から取り外されてから、交換ステーションと電気的に接続された状態になるまでの間に、加速度センサが計測した加速度のデータである加速度データがログとして書き込まれる構成として説明した。これに代えて、加速度センサは、二次電池と交換ステーションとの電気的な接続が解除されたことをトリガとして加速度を計測し、当該加速度データがメモリに書き込まれていってもよい。また、これに代えて、加速度センサは、一定時間間隔で加速度を計測し、あるいは二次電池がスロットへ挿入され始めたことをトリガとして加速度を計測し、当該加速度データがメモリに書き込まれていってもよい。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1 損傷可能性判断システム、10 二次電池、11 メモリ、12 加速度センサ、13 端子、20 車両、25 ユーザ、27 管理者、30 ユーザ端末、50 通信ネットワーク、100 判断装置、101 制御部、103 格納部、111 取得部、113 出力部、115 ユーザ管理部、200、400 交換ステーション、201 制御部、210 スロット、211 接続部、212 第2挿入検知部、213 挿入検知部、214 第3挿入検知部、215 シャッタ、220 ユーザインタフェース、300 管理者端末、1200 コンピュータ、1201 DVD−ROM、1210 ホストコントローラ、1212 CPU、1214 RAM、1216 グラフィックコントローラ、1218 ディスプレイデバイス、1220 入出力コントローラ、1222 通信インターフェース、1224 ハードディスクドライブ、1226 DVD−ROMドライブ、1230 ROM、1240 入出力チップ、1242 キーボード

Claims (17)

  1. 二次電池を交換する交換ステーションに備えられた、二次電池を収容して充電するためのスロット内に、二次電池が挿入され始めて静止するまでの期間のうちの少なくとも一部である対象期間における、前記二次電池を前記スロット内に挿入したことに関する検出値を取得する取得部と、
    前記検出値が、前記スロットが損傷した可能性を示す予め定められた条件を満たすか否かを判断し、その判断結果を出力する出力部と
    を備える判断装置。
  2. 前記検出値は、前記対象期間における前記二次電池の加速度データを含む、
    請求項1に記載の判断装置。
  3. 前記スロットが損傷した場合に検出される、前記加速度データの時間変化を示す損傷プロファイルを格納する格納部を更に備え、
    前記条件は、前記取得部によって取得された前記加速度データの時間変化と、前記格納部に格納されている前記損傷プロファイルとの一致度が予め定められた閾値以上であることを含む、
    請求項2に記載の判断装置。
  4. 前記損傷プロファイルに示される前記加速度データの時間変化は、前記二次電池の加速度が、予め定められた閾値以上の大きさから予め定められた時間内に0に変化することを含む、
    請求項3に記載の判断装置。
  5. 前記損傷プロファイルに示される前記加速度データの時間変化は、前記二次電池の加速度が、予め定められた時間内に、予め定められた変動幅以上の変動を繰り返すことを含む、
    請求項3または4に記載の判断装置。
  6. 前記スロットが損傷しない場合に検出される、前記加速度データの時間変化を示す安全プロファイルを格納する格納部を更に備え、
    前記条件は、前記取得部によって取得された前記加速度データの時間変化と、前記格納部に格納されている前記安全プロファイルとの一致度が予め定められた閾値未満であることを含む、
    請求項2に記載の判断装置。
  7. 前記条件は、前記取得部によって取得された前記加速度データに示される、前記二次電池の加速度の最大値が予め定められた閾値以上であることを含む、
    請求項2から6のいずれか一項に記載の判断装置。
  8. 前記加速度データは、前記二次電池に組み込まれた加速度センサによって出力され、
    前記取得部は、前記スロット内に挿入されて接続された前記二次電池から、前記二次電池が前記スロット内に挿入され始める前の期間における、前記二次電池の予備的な加速度データを取得し、
    前記出力部は、前記予備的な加速度データが、前記スロットを損傷させる可能性を示す予め定められた予備的な条件を満たすか否かを判断し、前記予備的な条件を満たす場合に、前記加速度データが前記条件を満たすか否かを判断する、
    請求項2から7のいずれか一項に記載の判断装置。
  9. 前記加速度データは、前記二次電池に組み込まれた加速度センサによって出力され、
    前記二次電池が前記スロット内に挿入され始める前の期間における、前記二次電池の予備的な加速度データが、前記スロットを損傷させる可能性を示す予め定められた予備的な条件を満たしたことがあるユーザのリストを格納する格納部を更に備え、
    前記取得部は、前記スロット内に挿入されて接続された前記二次電池から、前記検出値と共に、前記二次電池を前記スロット内に挿入したユーザを識別するためのユーザ情報を取得し、
    前記出力部は、前記ユーザ情報によって特定される前記ユーザが前記格納部に格納されている前記リストに示されている場合に、前記加速度データが前記条件を満たすか否かを判断する、
    請求項2から7のいずれか一項に記載の判断装置。
  10. 前記検出値は、前記対象期間における前記二次電池の速度データを含み、
    前記速度データは、前記二次電池および前記スロットの少なくとも一方に組み込まれた速度センサによって出力される、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の判断装置。
  11. 前記検出値は、前記対象期間において、前記二次電池を前記スロット内で進退させる頻度に関する頻度データを含み、
    前記頻度データは、前記スロットに組み込まれた、前記スロット内での前記二次電池の動きを検出するセンサによって出力され、
    前記条件は、前記取得部によって取得された前記頻度データに、予め定められた時間内に、予め定められた頻度以上で、前記二次電池を前記スロット内で進退させたことが示されていることを含む、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の判断装置。
  12. 前記出力部は、前記検出値が前記条件を満たすと判断した場合に、前記判断結果として、前記スロットの利用を禁止するための指示、前記二次電池の利用を禁止するための指示、および、前記交換ステーションの管理者に通知するための指示、のうちの少なくとも何れかを出力する、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の判断装置。
  13. 前記出力部は、前記検出値が前記条件を満たすと判断した場合に、前記管理者に通知するための指示を出力し、
    前記取得部は、前記管理者が前記スロットの損傷度合を確認した確認結果を示す結果情報を取得し、
    前記出力部は、前記検出値と前記確認結果との関係性を学習し、新たに前記検出値が入力された場合に、前記学習の結果に基づいて、前記スロットが損傷した可能性を予測する、
    請求項12に記載の判断装置。
  14. 前記交換ステーションは、前記スロットを複数備え、
    前記取得部は、複数の前記スロットのうち、前記二次電池が挿入された前記スロットを識別するためのスロット情報を前記検出値と共に取得する、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の判断装置。
  15. 格納部と、
    ユーザ管理部と
    を更に備え、
    前記取得部は、前記スロット内に挿入されて接続された前記二次電池から、前記検出値と共に、前記二次電池を前記スロット内に挿入したユーザを識別するためのユーザ情報を取得し、
    前記ユーザ管理部は、
    前記判断結果として前記検出値が前記条件を満たすと判断された場合に、前記ユーザ情報にフラグを立てて前記格納部に格納し、前記判断結果として前記検出値が前記条件を満たさないと判断された場合に、前記ユーザ情報にフラグを立てずに前記格納部に格納し、
    前記格納部を参照することにより、前記フラグを立てた頻度に応じて、前記ユーザ情報によって特定される前記ユーザにインセンティブを付与するか否かを判定し、その判定結果を出力する、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の判断装置。
  16. 二次電池を交換する交換ステーションに備えられた、二次電池を収容して充電するためのスロット内に、二次電池が挿入され始めて静止するまでの期間のうちの少なくとも一部である対象期間における、前記二次電池を前記スロット内に挿入したことに関する検出値を取得する取得段階と、
    前記検出値が、前記スロットが損傷した可能性を示す予め定められた条件を満たすか否かを判断し、その判断結果を出力する出力段階と
    を備える判断方法。
  17. コンピュータに請求項16に記載の判断方法を実行させるためのプログラム。
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