JP6861832B2 - 無線通信方法及び機器 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、通信分野に関し、より具体的に、通信分野における無線通信に関連する方法及び機器に関する。
知的端末の普及に伴い、豊富なサービスがモバイルブロードバンドの急速な発展を促進し、その結果、ネットワークトラフィックが絶えず増加している。増大したネットワークトラフィックは、通信システムにおける干渉問題を深刻にする。ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システムでは、セル内干渉は、LTEシステム能力及びシステム性能に影響する重要な要因の1つである。特に、セル端に位置するユーザは、比較的粗悪なユーザ経験を有する。現在、周波数内ネットワーキング方法は、主にシステム内のセル間で使用される。周波数内ネットワーキングでは、同一チャネル干渉調整が実施される。例えば、調整多地点送信/受信(Coordinated Multiple Points Transmission/Reception, COMP)及びセル間干渉調整(Inter-Cell Interference Coordination, ICIC)である。この同一チャネル干渉調整方法は、周波数内セル間のサービスチャネルの干渉を低減できるが、周波数内セル間の制御チャネルの干渉を低減できない。したがって、周波数内セルでは、どのようにサービスチャネル及び制御チャネルの両方の干渉を効果的に低減するかが、業界において解決される必要のある緊急の問題になっている。
本発明の実施携帯は、周波数内セル間干渉を効果的に低減し、及び特に周波数内セル間の制御チャネルの干渉を低減するために、無線通信方法及びネットワーク装置を提供する。
第1の態様によると、無線通信方法であって、前記方法はN個のセルを含む通信システムにおいて実行され、前記N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは同じキャリアセットを用いて無線通信を実行でき、前記キャリアセットはM個のキャリアを含み、前記M個のキャリアはN個の時間周波数リソースグループに分割され、前記N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースは前記M個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2つの時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2であり、前記方法は、ネットワーク装置により、第1時間周波数リソースグループを前記N個の時間周波数リソースグループから決定するステップと、前記ネットワーク装置により、無線通信を前記N個のセルのうちの第1セル内で、前記第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行するステップであって、前記第1セルは前記ネットワーク装置により提供される、ステップと、を含む方法が提供される。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、N個の時間周波数リソースグループがM個のキャリアを分割することにより取得され、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、周波数内セル間干渉は効果的に低減できる。つまり、ネットワーク装置は、異なる時間周波数リソースを用いて、異なるセル内で無線通信を実行できる。同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の実装では、前記同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、ネットワーク装置が無線通信を同じセル内で実行するとき、キャリア間干渉は効果的に低減でき、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有が効果的にサポートできる。
第1の態様を参照して、第1の態様の第2の実装では、前記ネットワーク装置により、無線通信を前記第1セル内で、前記第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行する前記ステップは、前記ネットワーク装置により、第1送信電力を決定するステップであって、前記第1送信電力は、前記第1セルにより、無線通信を前記M個のキャリアで第1期間に実行するために使用可能な合計送信電力であり、前記第1期間は、前記第1時間周波数リソースグループの中の前記一部又は全部の時間周波数リソースのi番目の時間周波数リソースに対応する期間であり、i∈[1,P]、且つP≦Mである、ステップと、前記ネットワーク装置により、第2送信電力が前記第1送信電力以下になるように、前記第2送信電力を前記第1送信電力に従い決定するステップと、前記ネットワーク装置により、無線通信を前記i番目の時間周波数リソースで前記第2送信電力を用いて実行するステップと、を含む。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、無線通信を実行するために使用される時間周波数リソースの送信電力は、第1送信電力に従い動的に割り当てられ、それにより、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有を効果的に実施する。
第1の態様を参照して、第1の態様の第3の実装では、前記方法は、ネットワーク装置により、第2時間周波数リソースグループをN個の時間周波数リソースグループから決定するステップであって、第2時間周波数リソースグループは、ネットワーク装置により、無線通信をN個のセルのうちの第2セル内で実行するために使用される時間周波数リソースグループである、ステップと、ネットワーク装置により、第1セル内で、第1セルのセル固有参照信号CRSを第2時間周波数リソースグループの中の時間周波数リソースで送信することを禁止するステップと、を更に含む。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、ネットワーク装置は、第1セル内で、第2時間周波数リソースグループ内の時間周波数リソースでCRSを送信することを禁止する。その結果、周波数間近隣セルに対する干渉が効果的に低減できる。
第1の態様を参照して、第1の態様の第4の実装では、前記方法は、前記ネットワーク装置により、第1データを取得するステップであって、前記第1データは、前記第2セル内で前記第2時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信されるべきデータである、ステップと、前記ネットワーク装置により、前記第1セル内で前記第1データを前記第2時間周波数リソースグループの中の前記一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信するステップと、を更に含む。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、第1セル内で、ネットワーク装置は、第1セルのCRSを送信するために使用されることを禁止されている時間周波数リソースを調整リソースとして使用して、周波数間近隣セル(つまり第2セル)のデータを送信する。その結果、第2セルのユーザデータを伝達する信号の信号対雑音比が効果的に向上でき、データ伝送品質が向上する。
第1の態様を参照して、第1の態様の第5の実装では、前記方法は、前記ネットワーク装置により、前記M個のキャリアを分割して、前記N個の時間周波数リソースグループを決定するステップ、を更に含む。
第1の態様を参照して、第1の態様の第6の実装では、前記ネットワーク装置により、前記M個のキャリアを分割して、前記N個の時間周波数リソースグループを決定する前記ステップは、前記ネットワーク装置により、前記M個のキャリアを物理セル識別子PCIに従い分割して、前記N個の時間周波数リソースグループを決定するステップを含む。
第2の態様によると、無線通信方法であって、前記方法はN個のセルを含む通信システムにおいて実行され、前記N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは同じキャリアセットを用いて無線通信を実行でき、前記キャリアセットはM個のキャリアを含み、前記M個のキャリアはN個の時間周波数リソースグループに分割され、前記N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースは前記M個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2つの時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2であり、前記方法は、端末装置により、ネットワーク装置により送信された指示情報を受信するステップであって、前記指示情報は、前記N個の時間周波数リソースグループの中の第1時間周波数リソースグループを示すために使用され、前記端末装置は前記N個のセルのうちの第1セル内に位置し、前記第1セルは前記ネットワーク装置により提供される、ステップと、前記端末装置により、無線通信を前記第1セル内で、前記第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行するステップと、を含む方法が提供される。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、N個の時間周波数リソースグループがM個のキャリアを分割することにより取得され、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、周波数内セル間干渉は効果的に低減できる。つまり、端末装置は、異なる時間周波数リソースを用いて、異なるセル内でネットワーク装置との無線通信を実行できる。同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の実装では、前記同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる。
第2の態様を参照して、第2の態様の第2の実装では、前記N個の時間周波数リソースグループは、前記M個のキャリアを前記ネットワーク装置により分割することにより取得される。
第2の態様を参照して、第2の態様の第3の実装では、前記N個の時間周波数リソースグループは、前記M個のキャリアを前記ネットワーク装置により物理セル識別子PCIに従い分割することにより取得される。
第3の態様によると、無線通信機器が提供され、前記機器は、第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実装によるネットワーク装置の動作を実行するよう構成されてよい。具体的に、前記機器は、第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実装によるネットワーク装置の動作を実行するよう構成されるモジュール及びユニットを含んでよい。
第4の態様によると、無線通信機器が提供され、前記機器は、第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実装による端末装置の動作を実行するよう構成されてよい。具体的に、前記機器は、第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実装によるネットワーク装置の動作を実行するよう構成されるモジュール及びユニットを含んでよい。
第5の態様によると、無線通信ネットワーク装置が提供され、前記ネットワーク装置は、プロセッサ、通信機、及びメモリ、を含む。プロセッサ、通信機、及びメモリは、互いに内部接続パスを用いて通信する。メモリは命令を格納するよう構成され、プロセッサは、メモリに格納された命令を実行するよう構成される。プロセッサがメモリに格納された命令を実行すると、ネットワーク装置は、第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実装による方法を実行し、又は、ネットワーク装置は、第3の態様で提供される機器を実施する。
第6の態様によると、無線通信端末装置が提供され、前記端末装置は、プロセッサ、通信機、及びメモリ、を含む。プロセッサ、通信機、及びメモリは、互いに内部接続パスを用いて通信する。メモリは命令を格納するよう構成され、プロセッサは、メモリに格納された命令を実行するよう構成される。プロセッサがメモリに格納された命令を実行すると、端末装置は、第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実装による方法を実行し、又は、端末装置は、第4の態様で提供される機器を実施する。
第7の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムを格納するよう構成され、該コンピュータプログラムは第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実装による方法を実行するために使用される命令を含む。
第8の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムを格納するよう構成され、該コンピュータプログラムは第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実装による方法を実行するために使用される命令を含む。
全ての態様の実装を参照して、幾つかの実装では、N個の時間周波数リソースグループはN個のセルに割り当てられる。その結果、N個のセルの各々は、該セルに対応する時間周波数リソースグループを使用する。
本発明の実施形態の技術的解決策をより明確に記載するために、実施形態又は従来技術を説明するのに必要な添付の図面を以下に簡単に記載する。
本発明による無線通信方法に適用可能な通信システムの概略アーキテクチャ図である。
従来のセル間干渉を低減する方法の概略図である。 従来のセル間干渉を低減する方法の概略図である。
本発明の一実施形態による無線通信方法における時間周波数リソースの概略図である。
本発明の一実施形態による無線通信方法の概略フローチャートである。
本発明の別の実施形態による無線通信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による無線通信方法における時間周波数リソースの別の概略図である。
本発明の一実施形態による無線通信機器の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による無線通信機器の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による無線通信ネットワーク装置の概略構造図である。
本発明の一実施形態による無線通信端末装置の概略構造図である。
以下は、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的ソリューションを明確且つ十分に説明する。
理解されるべきことに、本発明の実施形態の技術的ソリューションは、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーション(Global System of Mobile communication, GSM)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access Wireless, WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service, GPRS)、及びロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システム、アドバンストロングタームエボリューション(Advanced Long Term Evolution, LTE-A)システム、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(Universal Mobile Telecommunications System, UMTS)、又は次世代通信システムのような種々の通信システムに適用されてよい。
本発明の実施形態は、ネットワーク装置を参照して記載される。ネットワーク装置は、モバイル装置と通信するよう構成される装置であってよい。ネットワーク装置は、WLANにおけるアクセスポイント(ACCESS POINT, AP)、又はGSM若しくはCDMAにおける基地通信局(Base Transceiver Station, BTS)であってよく、WCDMAにおけるNodeB(NodeB、NB)であってよく、又はLTEにおける進化型NodeB(Evolutional Node B, eNB又はeNodeB)、中継局若しくはアクセスポイント、又は車内装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク装置、将来の進化型PLMNにおけるネットワーク装置、等であってよい。
任意で、ネットワーク装置は基地局であってよい。基地局は、全方位性基地局であってよく、又は指向性基地局であってよい。全方位性基地局のカバレッジエリアは1個のセクタを含み、指向性基地局のカバレッジエリアは3個のセクタを含み、異なるセクタが異なるカバレッジエリアを有する。
通信システムでは、1個の基地局が少なくとも2個のセルに対応してよく、少なくとも2個のセルは少なくとも2個のキャリアを用いて通信を実行してよい。図1に示すように、指向性基地局が一例として使用される。1個の基地局は、3個のセル、つまりセル1、セル2、及びセル3に対応する。3個のセルは、無線通信を3個のキャリア、つまりキャリア1、キャリア2、及びキャリア3を用いて実行してよい。一例として、限定ではなく、1個の基地局は、3個より多くのセルに対応してよく、また、複数のセルは3個より多くのキャリアを用いて通信を実行してよい。図1は、単に概略的説明であり、本発明の本実施形態に限定を課さない。
理解されるべきことに、本発明の本実施形態は、同じ基地局に対応する異なるセルに適用されてよく、異なる基地局に対応する異なるセルに更に適用されてよい。例えば、セル1及びセル2は近隣セルであり、又は、セル1及びセル2は異なる基地局に属する。
さらに、本発明の実施形態は、セルを参照して記載される。セルは、ネットワーク装置(例えば、基地局)に対応するセルであってよい。セルは、マクロ基地局に属し、又はスモールセル(small cell)に対応する基地局に属してよい。スモールセルは、ここでは、メトロセル(Metro cell)、マイクロセル(Micro cell)、ピコセル(Pico Cell)、フェムトセル(Femto Cell)、等を含んでよい。これらのスモールセルは、小さなカバレッジエリア及び低い送信電力により特徴付けられ、高速データ伝送サービスに適用可能である。
本発明の実施形態は、無線通信方法及び機器を提供する。方法はネットワーク装置により実行されてよく、ネットワーク装置は、ハードウェアレイヤ、ハードウェアレイヤの上位で動作するオペレーティングシステムレイヤ、及びオペレーティングシステムレイヤの上位で動作するアプリケーションレイヤを含む。ハードウェアレイヤは、中央処理ユニット(Central Processing Unit, CPU)、メモリ管理ユニット(Memory Management Unit, MMU)、及びメモリ(メインメモリとも呼ばれる)、等を含む。オペレーティングシステムは、Linuxオペレーティングシステム、Unixオペレーティングシステム、Androidオペレーティングシステム、iOSオペレーティングシステム、又はWindowsオペレーティングシステムのような、プロセス(process)を用いてサービス処理を実施する1つ以上のコンピュータオペレーティングシステムでのうちの任意の1つあってよい。アプリケーションレイヤは、ブラウザ、アドレス帳、ワープロソフトウェア、及びインスタント通信ソフトウェアのようなアプリケーションを含む。さらに、無線通信方法を実行するエンティティの特定構造は、該エンティティが本発明の実施形態における無線通信方法に従い本発明の実施形態における無線通信方法を記録するコードのプログラムを実行することにより通信を実行できるならば、本発明の実施形態において特に限定されない。例えば、本発明の実施形態における無線通信方法は、ネットワーク装置、又はネットワーク装置内にあり且つプログラムを呼び出し該プログラムを実行可能な機能モジュールにより実行されてよい。
さらに、本発明の実施形態における態様又は特徴は、標準的なプログラミング及び/又はエンジニアリング技術を使用する方法、機器又はプロダクトとして実施されてよい。本願で使用される用語「プロダクト」は、任意のコンピュータ可読コンポーネント、キャリア、又は媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含する。例えば、コンピュータ可読媒体は、限定ではないが、磁気記憶コンポーネント(例えば、ハードディスク、フロッピーディスク、又は磁気テープ)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(Compact Disk, CD)、デジタルバーサタイルディスク(Digital Versatile Disk, DVD))、スマートカード及びフラッシュメモリコンポーネント(例えば、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory, EPROM)、カード、スティック、又はキードライブ)を含んでよい。さらに、本願明細書に記載の種々の記憶媒体は、情報を格納するために使用される1又は複数の装置及び/又は他の機械可読媒体を示し得る。用語「機械可読媒体」は、限定ではないが、無線チャネル、及び命令及び/又はデータを格納し、含み、及び/又は運ぶことが可能な種々の他の媒体を含み得る。
従来、セル間干渉を解決する技術は周波数間ネットワーキングである。周波数間ネットワーキングでは、異なる周波数が近隣セルで使用される。この方法では、サービングセルは同一チャネル干渉を近隣セルから受ける。図2Aに示すように、各6角形は、基地局のカバレッジエリア全体を表す。基地局のカバレッジエリアは、3個のセクタを含み、各セクタはセルに対応し、システムの合計周波数帯域は3個の部分に分割され、それぞれf1、f2、及びf3により示される。各セルは任意の周波数帯域を使用し、近隣セルは異なる周波数帯域を使用する。図2Aの基地局1が一例として使用される。基地局1に対応する3個のセルは、それぞれセル1、セル2、及びセル3である。セル1は周波数帯域f1を使用し、セル2は周波数帯域f2を使用し、セル3は周波数帯域f3を使用する。基地局1に対応するセル1の近隣セルは、基地局2に対応するセル2及びセル3、及び基地局3に対応するセル2である。基地局2に対応するセル2は周波数帯域f2を使用し、基地局2に対応するセル3は周波数帯域f3を使用し、基地局3に対応するセル2は周波数帯域f2を使用する。基地局1に対応するセル3の近隣セルは、基地局3に対応するセル2であり、基地局3に対応するセル2は周波数帯域f2を使用する。このように、近隣セル間の周波数帯域は効果的にずらされる。外輪にあるセルが同じ周波数帯域を使用する場合でも、サービングセルは長い距離のために深刻な影響を受けなくてよい。該方法によると、セル間干渉は効果的に低減できるが、マルチキャリアサービスはサポートされない。
周波数内ネットワーキング方法では、セル間干渉を解決する技術はICIC技術である。既存のICIC技術では、セル間干渉を低減するために、同じキャリア内で、異なるセルにより使用される同じキャリアに対応する周波数帯域が、エッジ周波数帯域及び中心周波数帯域に分割される。さらに、異なるセル内のユーザは、エッジユーザ及び中心ユーザに分類される。異なる種類のユーザは異なる周波数帯域割り当て方式を使用する。
周波数帯域割り当て方式は図2Bに示される。各6角形はセクタを表す。基地局のカバレッジエリアは、3個のセクタに対応する。各セクタはセルに対応し、3個のセルは同じ周波数帯域を使用する。セルの合計周波数帯域は、3個の部分に分割され、それぞれf1、f2、及びf3により示される。異なるセルの各々は、異なる周波数帯域に対応する。周波数帯域f1(つまり、エッジ周波数帯域)はセル1内のエッジユーザに割り当てられ、周波数帯域f2及びf3(つまり、中心周波数帯域)はセル1内の中心ユーザに割り当てられる。周波数帯域f2(つまり、エッジ周波数帯域)はセル2内のエッジユーザに割り当てられ、周波数帯域f1及びf3(つまり、中心周波数帯域)はセル2内の中心ユーザに割り当てられる。周波数帯域f3(つまり、エッジ周波数帯域)はセル3内のエッジユーザに割り当てられ、周波数帯域f1及びf2(つまり、中心周波数帯域)はセル3内の中心ユーザに割り当てられる。このように、異なる周波数帯域は3個のセル内のエッジユーザに割り当てられる。
異なるセルのエッジ周波数帯域はずらされているので、データ伝送では、ネットワーク装置は、周波数ドメインリソースを異なるデータ片に送信のために適切に割り当て得る。その結果、異なるデータ片は異なる周波数ドメインリソースで送信される。このように、異なるセル間の干渉はサービスチャネルにおいて低減される。しかしながら、制御情報の周波数ドメインリソース送信のランダム性のために、ネットワーク装置は、異なる周波数ドメインリソースを制御情報に適切に割り当てることができない。その結果、異なるセルの制御情報は、同じ周波数ドメインリソースを同時に使用することがあり、制御チャネルの干渉が低減できず、セル端の伝送品質は大幅に低下し、セル端のユーザ経験は比較的粗悪である。
前述の問題を解決するために、本発明の一実施形態は、無線通信方法を更に提供する。本発明の本実施形態の方法は、N個のセルを含む通信システムにおいて実行され、N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは、無線通信を同じキャリアセットを用いて実行でき、キャリアセットはM個のキャリアを含み、M個のキャリアはN個の時間周波数リソースグループに分割され、N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースはM個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2個の時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2である。
N個の時間周波数リソースグループはN個のセルに割り当てられ得る。その結果、N個のセルの各々は、該セルに対応する時間周波数リソースグループを使用してよい。つまり、1つのセルは1つの時間周波数リソースグループを使用してよく、異なるセルは異なる時間周波数リソースグループを使用してよい。具体的に、図3が一例として用いられる。N=3且つM=3、つまり、通信システムは、3個のセル:セル1、セル2、及びセル3を含み、1つのセクタは1つのセルに対応し、キャリアセットは3個のキャリア:F1、F2、及びF3を含む。3個のセルは、無線通信を実行するために3個のキャリアを使用できる。3個のキャリアは、3個の時間周波数リソースグループに分割される。各時間周波数リソースグループは、3個の時間周波数リソースを含み、各時間周波数リソースは1つのキャリアに対応する。各セルは、1つの時間周波数リソースグループに対応する。つまり、セル1は時間周波数リソースグループ1を使用して無線通信を実行し、セル2は時間周波数リソースグループ2を使用して無線通信を実行し、セル3は時間周波数リソースグループ3を使用して無線通信を実行する。さらに、任意の2個の時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。例えば、時間周波数リソースグループ1及び時間周波数リソースグループ2の中で、F1に対応する、時間周波数リソースグループ1の中の時間周波数リソース及び時間周波数リソースグループ2の中の時間周波数リソースは、時間ドメインにおいて完全にずらされている。
理解されるべきことに、本発明の本実施形態では、「N個の時間周波数リソースグループはN個のセルに割り当てられ得る。その結果、N個のセルの各々は、該セルに対応する時間周波数リソースグループを使用してよい。」は、システムの期待される実装である。セル内で無線通信を実行するとき、ネットワーク装置は、当然に、無線通信を各セルに割り当てられた時間周波数リソースグループで実行する。しかし、別の時間周波数リソースグループにおけるセル内で送信を実行する場合が含まれる。
例えば、比較的多数のユーザ又は比較的多数のサービス量があり、実際に送信されるサービス量のために使用される時間周波数リソースが各セルに割り当てられた時間周波数リソースを超えるとき、セルは、無線通信を実行するために予め割り当てられた時間周波数リソースグループを用いるとき、無線通信を実行するために、別の時間周波数リソースグループを更に使用してよい。この場合、異なるセルは、同じ時間周波数リソースを使用し、従って干渉が存在する。しかしながら、全体として、異なるセルの大部分のサービス量は、異なる時間周波数リソースに集中している。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は効果的に低減できる。
したがって、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中にある、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメインは異なる。これは、周波数内セル間干渉を効果的に低減できる。つまり、ネットワーク装置は、異なるセル内で無線通信を実行するために、異なる時間周波数リソースを使用できる。同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
理解されるべきことに、Nの値、及びMの値は、単に説明のための例として使用される。本発明の本実施形態はこれに限定されない。
さらに、N個のセルは、同じネットワーク装置に対応してよく、又は複数のネットワーク装置に対応してよい。本発明の本実施形態はこれに限定されない。例えば、第1ネットワーク装置は無線通信をセル1内で実行し、第2ネットワーク装置は無線通信をセル2内で実行する。セル1及びセル2は、近隣セルであってよく、又は近隣セルでなくてよい。
更に理解されるべきことに、「M個のキャリアはN個の時間周波数リソースグループに分割される」は、以下:M個のキャリアに基づき、システム時間周波数リソースがN個の時間周波数リソースグループに分割されると理解されてよい。
留意すべきことに、「任意の2個の時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる」は、システム時間周波数リソースがN個の時間周波数リソースグループに分割されるとき、及びNが2であるとき、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置が明確に異なること、及びN≧3のとき、同じキャリアに対応する全部の時間周波数リソースの時間ドメイン位置が異なることを示す。例えば、図3に示すように、F1に対応する3個の時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。
特に留意すべきことに、本発明の本実施形態において、論理的に、1つのセルは1つのセクタに対応する。つまり、図3は、3個のセル及び3個のセクタを示す。幾つかの場合には、論理的に、1つのセルは1つのキャリアに対応する。つまり、図3は、9個のセル及び3個のセクタを示す。したがって、図3に示される「1つのセクタは1つのセルに対応する」の記載は、本発明の本実施形態に限定を課さない。ネットワーク装置のカバレッジエリアが3個のセクタを含み、1つのセルが1つのキャリアに対応するとき、本発明の本実施形態の用語「セル」は用語「セクタ」と置き換えられてよい。
任意で、ネットワーク装置は、M個のキャリアを分割して、N個の時間周波数リソースグループを決定する。
具体的に、M個のキャリアを分割するとき、ネットワーク装置は、M個のキャリアの中の各キャリアに対応する異なるセルの不連続受信(Discontinuous Reception, DRX)起動期間の開始位置を決定する必要がある。DRX起動期間は、ネットワーク装置が無線通信を実行できる対応する時間ドメインとして理解され得る。つまり、ネットワーク装置は、無線通信を、異なるキャリアに対応する、異なるセル内で使用され得るDRX起動期間中に実行してよい。
同じキャリアについて、DRX起動期間の開始位置の連続する任意の2個のセルで、一方のセルのDRX起動期間の開始位置は、他方のセルのDRX起動期間の終了位置である。したがって、任意のセルのDRX起動期間の開始位置及び終了位置は、一意に決定される。したがって、各セル内の各キャリアに対応する時間周波数リソースは、各セルに対応する時間周波数リソースグループを決定するために、M個のキャリア及びM個のキャリアの中の各キャリアに対応する不連続受信DRX起動期間の開始位置に従い決定されてよい。
例えば、3個のセルのDRX期間は全部で160msであり、DRX期間は3個の期間に分割されると仮定する。異なるセルの、図3のF1に対応する時間周波数リソースが、一例として使用される。セル1のDRX起動期間は50ms〜100msであり、セル2のDRX起動期間は0ms〜50msであり、セル3のDRX起動期間は100ms〜160msである。したがって、セル1のDRX起動期間の開始位置は50であり、セル2のDRX起動期間の開始位置は0であり、セル3のDRX起動期間の開始位置は100msである。あるセルのDRX起動期間の開始位置は、別のセルのDRX起動期間の終了位置であるので、各セルのDRX起動期間、つまり無線通信で使用可能な時間ドメインは、一意に決定できる。
一例として、限定ではなく、各キャリアに対応するセルのDRX起動期間の開始位置は、別のセルのDRX起動期間の終了位置でなくてよい。つまり、時間ドメインにおいて、異なるセルの、各キャリアに対応するDRX起動期間の間に間隔が存在する。
一例として、限定ではなく、M個のキャリアを分割するエンティティは、ネットワーク装置に限定されない。
例えば、管理者はM個のキャリアを分割し、次に分割したN個の時間周波数リソースグループに関する情報をネットワーク装置に入力してよい。
別の例では、コアネットワーク装置は、M個のキャリアを分割し、次に、分割したN個の時間周波数リソースグループに関する情報をネットワーク装置へ送信するために、N個の時間周波数リソースグループを決定してよい。
N個の時間周波数リソースグループのための特定の分割方法は、以下に詳細に説明される。
任意で、ネットワーク装置が、M個のキャリアを分割して、N個の時間周波数リソースグループを決定することは、
ネットワーク装置が、M個のキャリアを物理セル識別子PCIに従い分割して、N個の時間周波数リソースグループを決定することを含む。
一例として、限定ではなく、ネットワーク装置は、M個のキャリアを他の情報に従い分割してよい。該情報はPCIに対応する。例えば、ネットワーク装置は、M個のキャリアを各セルの方位角情報に従い分割してよく、方位角に対する丸め込み演算を実行することにより取得された結果は、PCIに対するモジュロ3演算を実行することにより取得された結果に対応する。
理解されるべきことに、N個の時間周波数リソースグループを分割するとき、ネットワーク装置は、N個の時間周波数リソースグループを決定するために、異なるセルの、M個のキャリアの中の各キャリアに対応するDRX起動期間の開始位置を時間ドメインで決定する必要がある。したがって、異なるセルの、M個のキャリアの中の各キャリアに対応するDRX起動期間の開始位置を決定することは、以下に詳細に説明される。
各セルのDRX起動期間の開始位置は、計算により、ネットワーク装置によりDRX期間及びセル固有情報(例えば、セルの配置されるセクタ、セルにより使用されるキャリア、及びセルのPCI)に従い取得されてよい。同様に、図3では、3個のセルの、F1に対応するDRX起動期間の開始位置を決定する処理は、本発明の本実施形態を説明するための一例として使用される。
特定の式は、A=(PCI mod 3)×10×max(floor(T/30),1)である。ここで、Aはセルの起動期間の開始位置を表し、PCIはここでは物理セル識別子に対応する値を表すために使用され、PCI mod 3はモジュロ3演算をセルのPCIに対応する値に対して実行することにより取得された結果を表し、TはセルのDRX期間を表し、floor(T/30)は括弧内の値に対して実行される丸め込み演算を表す。表1は、3個のセルのPCIに対してモジュロ演算を実行することにより取得された計算結果を列挙する。
[表1]
Figure 0006861832
以上から、別のパラメータが変更されないとき、異なるセルの、各セルに対応するDRX起動期間の開始位置、及びモジュロ演算をセルのPCIに対して実行することにより取得された結果は、1対1対応にあることが分かる。つまり、同じキャリアについて、モジュロ3演算を各セルのPCIに対して実行することにより取得された結果に従い、各セルのDRX起動期間の開始位置は、一意に決定されてよい。一例として、限定ではなく、モジュロ演算は、各セルのPCIに対応する値に対して、1より大きい任意の整数により実行されてよい。
理解されるべきことに、3個のセルの、F2及びF3に対応するDRX起動期間の開始位置を決定する処理及び方法は、3個のセルの、F1に対応するDRX起動期間の開始位置を決定する処理及び方法と同じである。ここで、繰り返しを避けるために、その詳細な説明は再び与えられない。
したがって、異なるセルの、各キャリアに対応するDRX起動期間の開始位置が決定された後に、異なるセルの、各キャリアに対応する時間周波数リソースが決定される。その結果、全てのキャリアに対応する、1つのセルにより使用可能な時間周波数リソースが、時間周波数リソースグループとして決定され、N個のセルはN個の時間周波数リソースグループに対応する。
留意すべきことに、各時間周波数リソースグループは、システム時間周波数リソースの中の指定量のリソースパーティクルを含んでよい。リソースパーティクルは、時間周波数リソースの最小分割単位であってよい。例えば、リソースパーティクルは、リソースエレメント(Resource Element, RE)に対応してよい。
更に留意すべきことに、分割後に取得された時間周波数リソースのサイズ(例えば、REの数を含む)は、同じであってよく又は異なってよく、各キャリアに対応する周波数帯域に従い決定される。
本発明の本実施形態では、システム時間周波数リソース上の、N個の時間周波数リソースグループの各々の位置は、システム又は通信プロトコルにより指定されてよい。この場合、ネットワーク装置及び端末装置は、所要時間周波数リソースグループの位置を直接決定してよい(つまり、シグナリングが送信される必要がない)。
代替として、本発明の本実施形態では、システム時間周波数リソース上の、N個の時間周波数リソースグループの各々の位置は、ネットワーク装置により決定され、端末装置へシグナリングを用いて送信されてよい。
したがって、端末装置は、前述の方法で、端末装置により受信され又は送信される必要のあるデータのための時間周波数リソースの位置を決定してよい。
したがって、ネットワーク装置が無線通信を実行するとき、方法100は以下のステップを含む。
S110。N個のセルのうちの第1セルを提供するよう構成されるネットワーク装置は、N個の時間周波数リソースグループから第1時間周波数リソースグループを決定する。
S120。ネットワーク装置は、無線通信を第1セル内で、第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行する。
理解されるべきことに、以下に記載する実施形態では、「第1」及び「第2」は単に異なるオブジェクトを区別すること、例えば異なるセルを区別することを意図しており、本発明の本実施形態の保護範囲に限定を課さない。
具体的に、無線通信を端末装置とセル1内で実行するとき(つまり、第1セルの例)、ネットワーク装置は、先ず、無線通信を実行するために使用可能な時間周波数リソースグループ1を決定し(つまり、第1時間周波数リソースグループの例)、次に、無線通信を時間周波数リソースグループ1の中の一部又は全部の時間周波数リソースで実行する。
幾つかの時間周波数リソースは3つのケースを有し得る。
ケース1。
幾つかの時間周波数リソースは、時間周波数リソースグループ1の中のM個の時間周波数リソースの中の各時間周波数リソースの幾つかの時間周波数リソースであってよい。
例えば、時間周波数リソースグループ1は4個の時間周波数リソースを含む。4個の時間周波数リソースのうちの各時間周波数リソースに含まれる最小リソースパーティクルがREであり、全ての時間周波数リソースに含まれるREの数が同じであり且つ84であると仮定する場合、各時間周波数リソースの中の幾つかの時間周波数リソースのREの数は84より少ない。
ケース2。
幾つかの時間周波数リソースは、時間周波数リソースグループ1の中のQ個の時間周波数リソースであってよく、Q<Mである。
例えば、時間周波数リソースグループ1は、4個の時間周波数リソースを含み、幾つかの時間周波数リソースは、4個の時間周波数リソースの中の1、2、又は3個の時間周波数リソースである。
ケース3。
幾つかの時間周波数リソースは、時間周波数リソースグループ1の中のQ個の時間周波数リソースの中の各時間周波数リソースの幾つかの時間周波数リソースであってよく、Q<Mである。
例えば、時間周波数リソースグループ1は4個の時間周波数リソースを含む。4個の時間周波数リソースのうちの各時間周波数リソースに含まれる最小リソースパーティクルがREであり、全ての時間周波数リソースに含まれるREの数が同じであり且つ84であると仮定する場合、幾つかの時間周波数リソースは、時間周波数リソースグループ1の中の1、2、又は3個の時間周波数リソースであってよく、各時間周波数リソースの中のREの数は84より少ない。
ネットワーク装置により無線通信を実行するために使用される各時間周波数リソースグループの中の時間周波数リソースのサイズは、適切なリソーススケジューリングを実行するために、ネットワーク装置と端末装置との間で送信されるデータ若しくは参照信号のサイズ又は両者に従い決定されてよい。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、N個の時間周波数リソースグループがM個のキャリアを分割することにより取得され、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、周波数内セル間干渉は効果的に低減できる。つまり、ネットワーク装置は、異なる時間周波数リソースを用いて、異なるセル内で無線通信を実行できる。同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
別の態様によると、ネットワーク装置は、複数のキャリアを同時に使用して、セル内で通信を実行し得るので、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation, CA)のようなマルチキャリアサービスが効果的にサポートできる。
一例として、限定ではなく、本発明の本実施形態は、端末装置により送信される必要のあるデータ若しくは参照信号又は両者の期間がキャリア上でずらされることができるならば、マルチキャリアのシナリオだけでなく、シングルキャリアアプリケーションのシナリオにも適用されてよい。
任意で、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる。
同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメイン位置をどのようにずらすかについて、特定の式は次の通りである:B=((PCI+Carrier Offset) mod 3)×10×(floor(T/30))。ここで、Bはセルの起動期間の開始位置を表し、PCIは物理セル識別子に対応する値を表すために使用されてよく、Carrier Offsetはキャリアオフセットに対応する値として理解されてよく、(PCI+Carrier Offset) mod 3はセルのPCI及びCarrier Offsetに対応する値の和に対してモジュロ3演算を実行することにより取得された結果を表し、TはセルのDRX期間を表し、floor(T/30)は括弧内の値に対して実行される丸め込み演算を表す。3個のキャリア及び3個のセルが一例として使用され、表2は、3個のセルのPCIに対応する値及び3個のセルのキャリア識別子に対応する値の和にモジュロ演算を実行することにより取得された計算結果を列挙する。図4は、前述の計算結果の概略図を示す。
[表2]
Figure 0006861832
表2のCは(PCI+Carrier Offset) mod 3の結果を表す。
表1を描くために使用した式と、表2を描くために使用した式との間の相違は、モジュロ演算が値に対して実行されるとき、キャリアオフセットの因子が考慮されること、及び目的が同じセル内の時間周波数リソースを時間ドメインにおいてずらすことであることにある。以上から、別のパラメータが変更されないとき、異なるキャリアに対応する、異なるセルで使用されるDRX起動期間の開始位置は、モジュロ演算をセルのキャリアオフセットの値とセルのPCIの値との和に対して実行することにより取得された結果と1対1対応にあることが分かる。つまり、各セルのDRX起動期間の開始位置は、モジュロ3演算を各セルのPCIの値とキャリアオフセットの値との和に対して実行することにより取得された結果に従い一意に決定されてよい。さらに、同じセルの時間周波数リソースは時間ドメインにおいて効果的にずらされる。一例として、限定ではなく、モジュロ演算は、各セルのPCIに対応する値に対して、1より大きい任意の整数により実行されてよい。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、ネットワーク装置が無線通信を同じセル内で実行するとき、キャリア間の干渉は効果的に低減でき、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有が効果的にサポートできる。
任意で、ネットワーク装置が、無線通信をセル内で、第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行することは、
ネットワーク装置が、第1送信電力を決定することであって、第1送信電力は、第1セルにより、無線通信をM個のキャリアで第1期間に実行するために使用可能な合計送信電力であり、第1期間は、第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースのi番目の時間周波数リソースに対応する期間であり、i∈[1,P]、且つP≦Mである、ことと、
ネットワーク装置が、第2送信電力が第1送信電力以下になるように、第2送信電力を第1送信電力に従い決定することと、
ネットワーク装置が、無線通信をi番目の時間周波数リソースで第2送信電力を用いて実行することと、を含む。
i番目の時間周波数リソースは、時間周波数リソースグループ1の中の一部又は全部の時間周波数リソースの中の任意の時間周波数リソースを示す。i∈[1,P]は、時間周波数リソースグループ1の中の一部又は全部の時間周波数リソースがトラバースされることを示す。「i番目の時間周波数リソース+i∈[1,P]」は、時間周波数リソースグループ1の中の一部又は全部の時間周波数リソースを示す。
P=Mのとき、これは、セル1が無線通信を期間1で(つまり、第1期間の例)全部のキャリア(つまり、M個のキャリア)を用いて実行することを示す。P<Mのとき、これは、セル1が無線通信を期間1で一部のキャリアを用いて実行することを示す。
セル1では、時間周波数リソースグループ1の中の時間周波数リソースの時間ドメイン位置が異なるので、その結果、ネットワーク装置が無線通信を実行するとき、同じ期間内で異なるキャリア間で電力共有を動的に実施するために、同じ期間内の異なるキャリアのために必要な送信電力が異なる。「異なるキャリア間の電力共有」は、異なるキャリアにより使用される電力が要件に従い動的に調整され得ることを示す。
同じ期間内の異なるキャリア間の電力共有を実施する特定の実施プロセスは、以下で詳細に記載される。
留意すべきことに、以上で言及したように、比較的多数のユーザ又は比較的大量のサービス量の要因により、実際に送信されるサービス量のために使用される時間周波数リソースは、ネットワーク装置により各セルに予め割り当てられた時間周波数リソースを超える。無線通信を時間周波数リソースグループ1の中の時間周波数リソースを用いて実行するとき、ネットワーク装置は、無線通信を別の時間周波数リソースで更に実行してよい。
例えば、図5に示す時間周波数リソースの概略図で、DRX期間が160msであると仮定する。セル1では、時間周波数リソースグループ1は3個の時間周波数リソースを含む。F3に対応する時間周波数リソースが一例として使用され、F3に対応する時間周波数リソースの時間ドメインは、F3に対応するDRX起動期間であり、期間1として示される。期間1及びF3を含む時間周波数リソースは、時間周波数リソースグループ1に属する。期間1及びF2を含む時間周波数リソース、及び期間1及びF1を含む時間周波数リソースは、前述の他の時間周波数リソースであり、時間周波数リソースグループ1に属さない。
第1送信電力は、ネットワーク装置により第1期間のために構成された定格送信電力として理解されてよく、第2送信電力は、ネットワーク装置によりi番目の時間周波数リソースでの送信のために必要な実際の送信電力、つまり目標送信電力として理解されてよい。
具体的に、定格送信電力1(つまり、定格送信電力の例)は、固定値であり、システムによりセル1のために期間1(つまり、第1期間の例)において直接構成されてよい。ネットワーク装置は、期間1の中のセル1の負荷状態をリアルタイムに監視する。セル1の異なるキャリア上の期間1における電力について、ネットワーク装置は、過去の送信負荷に従い、つまり期間1に対応する、最後のDRX期間内の期間における送信負荷に従い、期間1において異なるキャリアに電力を動的に割り当てる。時間周波数リソースグループ1に属するi番目の時間周波数リソースの電力は、目標送信電力1(つまり、目標送信電力の例)である。したがって、ネットワーク装置は、無線通信を、期間1において異なるキャリアの電力に従い実行する。
時間周波数リソースグループ1の中のi番目の時間周波数リソースはネットワーク装置により予め構成されるので、ネットワーク装置が通信を実行するとき、i番目の時間周波数リソースは、大部分又は全部のデータ及び/又は参照信号を確かに送信する。i番目の時間周波数リソースと比べて、僅かなデータ若しくは少ない参照信号、又は両者が、別の時間周波数リソースで送信される。したがって、定格電力1が使用のために割り当てられるとき、目標送信電力1が定格送信電力1以下であるならば、i番目の時間周波数リソースの電力要件が先ず満たされる。
例えば、図5の100ms〜160msの期間内でセル1の送信処理が一例として使用される。最後のDRX期間の中の100ms〜160msは、期間1に対応する期間であり(理解及び記憶を容易にするために、期間は期間2として示される)、現在DRX期間内の100ms〜160msは期間1である。ネットワーク装置により、セル1の全部のDRX期間の中の100ms〜160ms間に全部のキャリアに固定的に割り当てられた定格電力1は、qWである。期間2では、ネットワーク装置のF1における送信負荷に対応する電力は、aWである(実際には、F1に割り当てられた電力はaW以上である)。F2上の送信負荷に対応する電力は、bWである(実際には、F2に割り当てられた電力はbW以上である)。F3上の送信負荷に対応する電力は、cWである(実際には、F3に割り当てられた電力は、cW以上である)。q≧a+b+cである。F1に対応する時間周波数リソースは、時間周波数リソースグループ1に属する。つまり、F1に対応する時間周波数リソースは大部分の又は全部のデータ及び/又は参照信号を送信し、a>b、且つa>cである。したがって、現在DRX期間の期間1における、定格電力1及び過去の送信負荷に従い、ネットワーク装置によりF1に割り当てられた電力はaW(つまり、目標送信電力1)であり、F2に割り当てられた電力はbWであり、F3に割り当てられた電力はcWである。このように、ネットワーク装置は、定格電力1及び過去の送信負荷に従い、期間1内の異なるキャリアに電力を動的に割り当て、それにより、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有を実施する。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、無線通信を実行するために使用される時間周波数リソースの送信電力は、第1送信電力に従い動的に割り当てられ、それにより、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有を効果的に実施する。
一例として、限定ではなく、同じ期間内の異なるキャリア間の電力共有を実施する特定の実施処理は、単に説明のための一例として使用される。同じ期間内の異なるキャリアの電力を動的に調整する任意の方法は、本発明の実施形態の保護範囲に含まれる。
任意で、方法は、
ネットワーク装置により、第2時間周波数リソースグループをN個の時間周波数リソースグループから決定するステップであって、第2時間周波数リソースグループは、ネットワーク装置により、無線通信をN個のセルのうちの第2セル内で実行するために使用される時間周波数リソースグループである、ステップと、
ネットワーク装置により、第1セル内で、第1セルのセル固有参照信号CRSを第2時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースで送信することを禁止するステップと、を更に含む。
具体的に、以上に記載したように、セル1で、無線通信を時間周波数リソースグループ1の中の時間周波数リソースを用いて実行するとき、ネットワーク装置は、無線通信を別の時間周波数リソースで更に実行してよい。ここで、他の時間周波数リソースグループの中の時間周波数リソースグループ2(つまり、第2時間周波数リソースグループの例)が一例として使用される。つまり、セル1内で、ネットワーク装置は、時間周波数リソースグループ1及び時間周波数リソースグループ2を用いて無線通信を実行してよい。時間周波数リソースグループ2は、無線通信のために使用可能な、ネットワーク装置によりセル2(つまり、第2セルの例)のために構成された時間周波数リソースグループなので、セル2は、無線通信を実行するために時間周波数リソースグループ2を確かに使用する。
この場合、セル1及びセル2が近隣セルであるとき、時間周波数リソースグループ2はセル1及びセル2により同時に使用されるので、セル1及びセル2の間で干渉が生成される。したがって、セル1内で時間周波数リソースグループ2を用いて僅かしか又は全くデータが送信されないとき、セル1のCRSを時間周波数リソースグループ2の中の時間周波数リソースで送信することが禁止される。この場合、セル1のCRSからの近隣セル(つまり、セル2)への干渉は、効果的に低減できる。
例として、限定ではなく、セル1内で、セル1のCRSを時間周波数リソースグループ2の中の時間周波数リソースで送信することが禁止されてよく、セル1内の全部の端末装置が、時間周波数リソースグループ2内の期間1以外の任意の時間周波数リソースに対応する期間中に非接続状態であるとき、セル1内で全ての公衆信号を送信することが禁止されてよい。このように、セル2への干渉が効果的に低減でき、システムの電力消費は効果的に低減できる。
さらに、セル1について、時間周波数リソースグループ2は単に他の時間周波数リソースグループの中の時間周波数リソースグループであり、時間周波数リソースグループ1以外の複数の時間周波数リソースグループが更に含まれてよい。本発明の本実施形態はこれに限定されない。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、ネットワーク装置は、セル1内で、時間周波数リソースグループ2内の時間周波数リソースでCRSを送信することを禁止する。その結果、周波数間近隣セルに対する干渉が効果的に低減できる。
本発明の本実施形態では、セル内で、該セルに対応する時間周波数リソースグループの中の時間周波数リソース以外の時間周波数リソースでCRSを送信することを禁止する可能性を向上するために、セル内の送信負荷が第1閾を超えると、ネットワーク装置は、セル内のデータ及び/又は参照信号を送信のための限られた期間数に集中させてよい。つまり前述のケース2及びケース3である。前述のケース2及びケース3で前述したように、幾つかの時間周波数リソースでより良好に無線通信を実行するために、本発明の本実施形態では、方法は、変更マルチキャリアキャンピングポリシ(理解及び記憶を容易にするために、異なるマルチキャリアキャンピングポリシとして示される)を用いて実施されてよい。
さらに、DRX起動期間が期待値であるので、実際の方法の実施処理において、セルがキャリアにキャンプする時間は、DRX起動期間に対応する時間より多くてよく、干渉は同じキャリア上の別のセルの通信に対して生じる。例えば、セル1及びセル2が一例として用いられる。F1上のセル1のDRX起動期間が0ms〜50msであり、F2上のセル2のDRX起動期間が50ms〜100msである場合、実際の方法の実施では、F1上のセル1の通信時間は0ms〜60msであり、F1上のセル2の通信時間は50ms〜100msである。この場合、セル1とセル2との間に、F1上で50ms〜60msの間に干渉がある。
したがって、セル内で、該セルに対応する時間周波数リソースグループの中の時間周波数リソース以外の時間周波数リソースでのCRSの送信を禁止する可能性を向上するために、及び2個のセル間の干渉を可能な限り低減するために、マルチキャリアキャンピングポリシが変更されるとき、異なるセルのキャンプされるキャリアは異なるキャリアであるべきである。結果は、表3、表4、及び表5に列挙される。
同様に、1つのネットワーク装置が3個のセルに対応し、各セルが通信を実行するために3個のキャリアを使用し得ることが、差別化マルチキャリアキャンピングポリシを変更する方法を説明するために一例として使用される。
表3、表4、及び表5は、それぞれ、3つの変更方法を用いて取得された差別化マルチキャリアキャンピングポリシを示す。表3は変更方法1に対応し、表4は変更方法2に対応し、表5は変更方法5に対応する。
[表3]
Figure 0006861832
[表4]
Figure 0006861832
[表5]
Figure 0006861832
表3、表4、及び表5の「高優先度キャンピング」は、異なるセルで通信を実行するとき、ネットワーク装置が、通信を実行するために高優先度キャンピングに対応するキャリアを好んで選択することを示す。
特定の方法の実施では、ネットワーク装置は、先ず、同じセル内のマルチレイヤキャリアを識別し、次に、セル内の合計負荷に従い、差別化マルチキャリアキャンピングポリシを有効にするか否かを決定する必要がある。セル内の合計負荷が第1閾より小さいとき、差別化マルチキャリアキャンピングポリシが有効にされる。差別化マルチキャリアキャンピングポリシが有効になると、ネットワーク装置は、関連情報を用いて、端末装置に、ネットワーク装置との通信を実行するために望ましくはキャンプされるキャリアを選択するよう通知する。或いは、セル内の合計負荷が第1閾より大きいとき、システムはマルチキャリアキャンピングポリシを終了する。
第1閾は、システムによりプリセットされた値であってよく、又は過去の負荷に従いネットワーク装置により決定された動的に変化する値であってよい。本発明の本実施形態はこれに限定されない。
理解されるべきことに、ネットワーク装置は、差別化マルチキャリアキャンピングポリシを有効にするとき、異なるキャリア上のセルのDRX起動期間は変化しない。例えば、表3のセル1は、F1上の高優先度キャンピングであり、キャンピング時間は依然としてDRX起動期間に対応する時間である。
したがって、マルチキャリアキャンピングポリシが変更され、その結果、ネットワーク装置が無線通信を実行するとき、システム柔軟性が効果的に向上される。
ネットワーク装置が、セル1内で、時間周波数リソースグループ2の中の時間周波数リソースでのセル1のCRSの送信を禁止するとき、ネットワーク装置は第1データを取得し、第1データは、第2セル内で、第2時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信されるべきデータである。
ネットワーク装置は、第1セル内で、第1データを、第2時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信する。
従来、セル間の共同送信は、データ及び/又は参照信号を共同で送信するセル間のCRS位置整合を必要とし、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel, PDCCH)の最大シンボル数が占有される。本発明の本実施形態では、異なるセル内のCRS位置は揃えられる(セル1の大部分の又は全部のCRSは、時間周波数リソースグループ1で伝達され、セル2の大部分の又は全部のCRSは、時間周波数リソースグループ2で伝達される)。したがって、共同送信は、異なるセル内で実行できない。
具体的に、セル1では、時間周波数リソースグループ2の中の時間周波数リソースでCRSを送信することが禁止された後に、時間周波数リソースグループ2の中の、CRSを伝達するために使用されるRE(理解及び記憶を容易にするために、時間周波数リソース2−1として示される)は、データ及び/又は信号をもはや伝達しない。したがって、セル1内で、データ1(つまり、第1データの例)は、時間周波数リソース2−1を用いて送信され、データ1は、ネットワーク装置によりセル2内で時間周波数リソースグループ2の中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信されるべきデータである。つまり、ネットワーク装置は、セル2が、セル1内で時間周波数リソース−1を用いてセル2内で送信される必要のあるデータを送信するのを助ける。
セル2について、時間周波数リソースグループ2の中の一部又は全部の時間周波数リソースは、時間周波数リソース2−1である。したがって、セル1内でデータ1を送信するために使用される時間周波数リソース、及びセル2内でデータ1を送信するために使用される時間周波数リソースは、同じであるべきであり、同じデータブロックが同じREで送信される。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、セル1内で、ネットワーク装置は、セル1のCRSを送信するために使用されることを禁止されている時間周波数リソースを調整リソースとして使用して、周波数間近隣セル(つまりセル2)のデータを送信する。その結果、周波数間近隣セルのデータを伝達する信号の信号対雑音比が効果的に向上でき、データ伝送品質が向上する。
さらに、セル1がキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation, CA)サービスを期間1内で有するとき、ネットワーク装置は、セル1のCRSを時間周波数リソース2−1で送信することを禁止しない、つまり、CRSの送信を禁止する状態から、CRSの送信を許容する状態に切り替え、その結果、CAサービスの送信が期間1内で実行される。CAサービスが終了すると、再び時間周波数リソース2−1でセル1のCRSを送信することが禁止される。上述のように、各セルのDRX起動期間の開始位置は、ネットワーク装置により、DRX期間のセル固有情報を用いて、計算により取得され得る。したがって、ネットワーク装置と端末装置との間の通常通信を実行するために、任意で、方法は、
ネットワーク装置により、指示情報を、第1セル内に位置する端末装置へ送信するステップであって、指示情報は、第1時間周波数リソースグループを示すために使用される、ステップを更に含む。
具体的に、図6に示すように、ステップS210で、ネットワーク装置は、第1時間周波数リソースグループを決定し、特定処理及び方法は、前述の説明におけるものと同じである。詳細は、ここで再び記載されない。
S220で、ネットワーク装置は、指示情報を、第1セルに位置する端末装置(理解及び記載を容易にするために、端末装置#Aとして示される)へ送信する。指示情報は、第1時間周波数リソースグループを示すために使用され、つまり端末装置#Aに、ネットワーク装置との無線通信を第1時間周波数リソースグループで実行するよう通知するために使用される。
さらに、端末装置#Aは、指示情報を受信し、第1時間周波数リソースグループを決定し、次に、S230で、無線通信を、第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行する。
一例として、限定ではなく、指示情報は、無線リソース制御(Radio Resource Control, RRC)シグナリングに追加されてよく、又はブロードキャストチャネルを用いて端末装置へ送信されてよい。本発明の本実施形態はこれに限定されない。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、周波数内セル間干渉が低減でき、データ伝送品質が向上され、CAサービスが効果的に動的に起動できる。
本発明の本実施形態で提供される無線通信方法によると、一態様では、N個の時間周波数リソースグループがM個のキャリアを分割することにより取得され、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、周波数内セル間干渉は効果的に低減できる。つまり、ネットワーク装置は、異なる時間周波数リソースを用いて、異なるセル内で無線通信を実行できる。同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
別の態様では、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、ネットワーク装置が無線通信を同じセル内で実行するとき、キャリア間の干渉は効果的に低減でき、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有が効果的にサポートできる。
別の態様では、無線通信を実行するために使用される時間周波数リソースの送信電力は、第1送信電力に従い動的に割り当てられる。その結果、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有が効果的に実施できる。
別の態様では、ネットワーク装置は、第1セル内で、第1時間周波数リソース以外の時間周波数リソースでCRSを送信することを禁止する。その結果、周波数間近隣セルに対する干渉が効果的に低減できる。
更に別の態様では、第1セル内で、ネットワーク装置は、第1セルのCRSを送信するために使用されることを禁止されている時間周波数リソースを調整リソースとして使用して、周波数間近隣セル(つまり第2セル)のデータを送信する。その結果、周波数間近隣セルのデータを伝達する信号の信号対雑音比が効果的に向上でき、データ伝送品質が向上する。
本発明の実施形態による無線通信方法は、図1〜図6を参照して上述された。並びに、本発明の実施形態による無線通信機器は、図7〜図10を参照して以下に記載される。方法の実施形態で記載された技術的特徴は、以下の機器の実施形態にも適用可能である。
図7は、本発明の実施形態による無線通信機器300を示す。機器300は、N個のセルを含む通信システムにおいて実行され、N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは同じキャリアセットを用いて無線通信を実行でき、キャリアセットはM個のキャリアを含み、M個のキャリアはN個の時間周波数リソースグループに分割され、前記N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースはM個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2つの時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2であり、機器300は、
第1時間周波数リソースグループをN個の時間周波数リソースグループから決定するよう構成される決定ユニット310と、
無線通信をN個のセルのうちの第1セル内で、決定ユニット310により決定された第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行するよう構成される通信ユニット320であって、第1セルは前記機器により提供される、通信ユニット320と、を含む。
N個の時間周波数リソースグループはN個のセルに割り当てられる。その結果、N個のセルの各々は、該セルに対応する時間周波数リソースグループを使用してよい。つまり、1つのセルは1つの時間周波数リソースグループを使用してよく、異なるセルは異なる時間周波数リソースグループを使用してよい。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信機器によると、N個の時間周波数リソースグループがM個のキャリアを分割することにより取得され、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、周波数内セル間干渉は効果的に低減できる。つまり、ネットワーク装置は、異なる時間周波数リソースを用いて、異なるセル内で無線通信を実行できる。同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
任意で、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信機器によると、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、ネットワーク装置が無線通信を同じセル内で実行するとき、キャリア間の干渉は効果的に低減でき、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有が効果的にサポートできる。
任意で、決定ユニット310は、
第1送信電力を決定するよう更に構成され、第1送信電力は、第1セルにより無線通信をM個のキャリアで第1期間内に実行するために使用可能な合計送信電力であり、第1期間は第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースのi番目の時間周波数リソースに対応する期間であり、i∈[1,P]、且つP≦Mである。
ネットワーク装置は、第2送信電力が第1送信電力以下になるように、第2送信電力を第1送信電力に従い決定する。通信ユニット320は、具体的に、無線通信をi番目の時間周波数リソースで、第2送信電力を用いて実行するよう構成される。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信機器によると、無線通信を実行するために使用される時間周波数リソースの送信電力は、第1送信電力に従い動的に割り当てられ、それにより、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有を効果的に実施する。
任意で、決定ユニット310は、
第2時間周波数リソースグループをN個の時間周波数リソースグループから決定するよう更に構成され、第2時間周波数リソースグループは、ネットワーク装置により、無線通信をN個のセルのうちの第2セル内で実行するために使用される時間周波数リソースグループであり、
通信ユニット320は、
第1セル内で、第1セルのセル固有参照信号CRSを第2時間周波数リソースグループの中の時間周波数リソースで送信することを禁止するよう更に構成される。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信機器によると、ネットワーク装置は、第1セル内で、第2時間周波数リソースグループ内の時間周波数リソースでCRSを送信することを禁止する。その結果、周波数間近隣セルに対する干渉が効果的に低減できる。
任意で、機器300は、
第1データを取得するよう構成される取得ユニット330であって、第1データは、第2セル内で第2時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信されるべきデータである、取得ユニット330、を更に含み、
通信ユニット320は、
第1セル内で第1データを第2時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信するよう更に構成される。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信機器によると、第1セル内で、ネットワーク装置は、第1セルのCRSを送信するために使用されることを禁止されている時間周波数リソースを調整リソースとして使用して、周波数間近隣セル(つまり第2セル)のデータを送信する。その結果、第2セルのユーザデータを伝達する信号の信号対雑音比が効果的に向上でき、データ伝送品質が向上する。
任意で、機器300は、
M個のキャリアを分割して、N個の時間周波数リソースグループを決定するよう構成される分割ユニット340、を更に含む。
任意で、分割ユニット340は、具体的に、
M個のキャリアを物理セル識別子PCIに従い分割して、N個の時間周波数リソースグループを決定するよう構成される。
本発明の本実施形態による無線通信機器300は、本発明の実施形態の方法におけるネットワーク装置に対応してよい。さらに、無線通信機器300内のユニット及びモジュール、及び前述の他の動作及び/又は機能は、それぞれ、ネットワーク装置により実行される、方法100の対応する手順を実施することを意図する。簡潔さのために、詳細はここで記載されない。
本発明の本実施形態で提供される無線通信機器によると、一態様では、N個の時間周波数リソースグループがM個のキャリアを分割することにより取得され、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、周波数内セル間干渉は効果的に低減できる。つまり、ネットワーク装置は、異なる時間周波数リソースを用いて、異なるセル内で無線通信を実行できる。同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
別の態様では、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、ネットワーク装置が無線通信を同じセル内で実行するとき、キャリア間干渉は効果的に低減でき、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有が効果的にサポートできる。
別の態様では、無線通信を実行するために使用される時間周波数リソースの送信電力は、第1送信電力に従い動的に割り当てられる。その結果、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有が効果的に実施できる。
別の態様では、ネットワーク装置は、第1セル内で、第1時間周波数リソース以外の時間周波数リソースでCRSを送信することを禁止する。その結果、周波数間近隣セルに対する干渉が効果的に低減できる。
更に別の態様では、第1セル内で、ネットワーク装置は、第1セルのCRSを送信するために使用されることを禁止されている時間周波数リソースを調整リソースとして使用して、周波数間近隣セル(つまり第2セル)のデータを送信する。その結果、周波数間近隣セルのデータを伝達する信号の信号対雑音比が効果的に向上でき、データ伝送品質が向上する。
図8は、本発明の一実施形態による無線通信機器400を示す。機器400はN個のセルを含む通信システムにおいて実行され、N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは同じキャリアセットを用いて無線通信を実行でき、キャリアセットはM個のキャリアを含み、M個のキャリアはN個の時間周波数リソースグループに分割され、N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースはM個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2つの時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2であり、機器400は、
ネットワーク装置により送信された指示情報を受信するよう構成される通信ユニット410であって、指示情報は、N個の時間周波数リソースグループの中の第1時間周波数リソースグループを示すために使用され、機器はN個のセルのうちの第1セル内に位置し、第1セルはネットワーク装置により提供される、通信ユニット410、を含み、
通信ユニット410は、無線通信を第1セル内で、第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行するよう更に構成される。
任意で、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる。
任意で、N個の時間周波数リソースグループは、M個のキャリアをネットワーク装置により分割することにより取得される。
任意で、N個の時間周波数リソースグループは、M個のキャリアをネットワーク装置により物理セル識別子PCIに従い分割することにより取得される。
本発明の本実施形態による無線通信機器400は、本発明の実施形態による方法における端末装置に対応してよい。さらに、無線通信機器400内のユニット及びモジュール、及び前述の他の動作及び/又は機能は、それぞれ、端末装置により実行される、方法200の対応する手順を実施することを意図する。簡潔さのために、詳細はここで記載されない。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信機器によると、N個の時間周波数リソースグループがM個のキャリアを分割することにより取得され、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、周波数内セル間干渉は効果的に低減できる。つまり、端末装置は、異なる時間周波数リソースを用いて、異なるセル内でネットワーク装置との無線通信を実行できる。同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
図9は、本発明の一実施形態による無線通信のためのネットワーク装置500を示す。ネットワーク装置500はN個のセルを含む通信システムにおいて実行され、N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは、無線通信を同じキャリアセットを用いて実行でき、キャリアセットはM個のキャリアを含み、M個のキャリアはN個の時間周波数リソースグループに分割され、N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースはM個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2個の時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2である。ネットワーク装置500は、プロセッサ510、通信機520、及びメモリ530を含む。プロセッサ510、通信機520、及びメモリ530は、互いに内部接続パスを用いて通信する。
メモリ530は、プログラムを格納するよう構成される。具体的に、プログラムはプログラムコードを含んでよく、プログラムコードはコンピュータ動作命令を含む。メモリ530は、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、プロセッサ510に命令及びデータを提供してよい。メモリ530は、高速RAMメモリを含んでよく、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば少なくとも1つのディスクメモリを更に含んでよい。
プロセッサ510は、信号を受信し又は送信するよう通信機520を制御するために、メモリ530に格納されたプログラムを実行する。メモリ530は、プロセッサ510に統合されてよく、又はプロセッサ510と独立であってよい。
具体的に、プロセッサ510は、第1時間周波数リソースグループをN個の時間周波数リソースグループから決定するよう構成される。
通信機520は、無線通信をN個のセルのうちの第1セル内で、第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行するよう構成される。第1セルは、ネットワーク装置により提供される。
N個の時間周波数リソースグループはN個のセルに割り当てられる。その結果、N個のセルの各々は、該セルに対応する時間周波数リソースグループを使用する。つまり、1つのセルは1つの時間周波数リソースグループを使用し、異なるセルは異なる時間周波数リソースグループを使用する。
したがって、本発明の本実施形態の無線通信ネットワーク装置によると、N個の時間周波数リソースグループがM個のキャリアを分割することにより取得され、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、周波数内セル間干渉は効果的に低減できる。つまり、ネットワーク装置は、異なる時間周波数リソースを用いて、異なるセル内で無線通信を実行できる。同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
任意で、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信ネットワーク装置によると、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、ネットワーク装置が無線通信を同じセル内で実行するとき、キャリア間干渉は効果的に低減でき、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有が効果的にサポートできる。
任意で、プロセッサ510は、
第1送信電力を決定し、第1送信電力は、第1セルにより、無線通信をM個のキャリアで第1期間に実行するために使用可能な合計送信電力であり、第1期間は、第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースのi番目の時間周波数リソースに対応する期間であり、i∈[1,P]、且つP≦Mであり、
第2送信電力が第1送信電力以下になるように、第2送信電力を第1送信電力に従い決定する、よう更に構成され、
通信520は、具体的に、
無線通信をi番目の時間周波数リソースで第送信電力を用いて実行するよう構成される。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信ネットワーク装置によると、無線通信を実行するために使用される時間周波数リソースの送信電力は、第1送信電力に従い動的に割り当てられ、それにより、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有を効果的に実施する。
任意で、プロセッサ510は、
第2時間周波数リソースグループをN個の時間周波数リソースグループから決定し、第2時間周波数リソースグループは、ネットワーク装置により、無線通信をN個のセルのうちの第2セル内で実行するために使用される時間周波数リソースグループであり、
第1セル内で、第1セルのセル固有参照信号CRSを第2時間周波数リソースグループの中の時間周波数リソースで送信することを禁止する、よう更に構成される。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信ネットワーク装置は、第1セル内で、第2時間周波数リソースグループ内の時間周波数リソースでCRSを送信することを禁止する。その結果、周波数間近隣セルに対する干渉が一層効果的に低減できる。
任意で、プロセッサ510は、
第1データを取得するよう構成され、第1データは、第2セル内で第2時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信されるべきデータであり、
通信機520は、
第1セル内で第1データを第2時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信するよう更に構成される。
したがって、第1セル内で、本発明の本実施形態で提供される無線通信ネットワーク装置は、第1セルのCRSを送信するために使用されることを禁止されている時間周波数リソースを調整リソースとして使用して、周波数間近隣セル(つまり第2セル)のデータを送信する。その結果、第2セルのユーザデータを伝達する信号の信号対雑音比が効果的に向上でき、データ伝送品質が向上する。
任意で、プロセッサ510は、
M個のキャリアを分割して、N個の時間周波数リソースグループを決定するよう更に構成される。
任意で、プロセッサ510は、具体的に、
M個のキャリアを物理セル識別子PCIに従い分割して、N個の時間周波数リソースグループを決定するよう構成される。
本発明の本実施形態は、プロセッサに適用され又はプロセッサにより実施されてよい。プロセッサは、集積回路チップであってよく、信号処理能力を有する。実装過程で、前述の方法の中のステップは、プロセッサ510の中のハードウェアの集積論理回路、又はソフトウェアの形式の命令により達成されてよい。前述のプロセッサ510は、中央処理ユニット(Central Processing Unit, CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor, NP)等を含む汎用プロセッサであってよく、又はデジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、別のプログラマブル論理素子、個別ゲート又はトランジスタ論理装置、又は個別ハードウェアコンポーネントであってよい。プロセッサ510は、本発明の実施形態において開示された方法、ステップ、及び論理ブロック図を実装し又は実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、このプロセッサは任意の通常のプロセッサであってよい、等である。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサにより直接実行され達成されてよく、又は復号プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組合せにより実行され達成されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、又はレジスタのような、当分野で成熟した記憶媒体の中に配置されてよい。記憶媒体は、メモリ530の中に配置される。プロセッサ510は、メモリ530から情報を読み取り、プロセッサ510のハードウェアと組み合わせて、前述の方法のステップを達成する。繰り返しを回避するために、詳細はここに再び記載されない。
本発明の本実施形態におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってよく、或いは揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両者を含んでよいことが理解され得る。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM, PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM, EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM, EEPROM)、又はフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、高速外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)であってよい。一例として使用される説明によると、限定ではなく、多くの形式のRAM、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM, SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM, DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM, SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM, DDR SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM, ESDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(Synch Link DRAM, SLDRAM)、及び直接ランバス動的ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM, DR RAM)が利用可能である。留意すべきことに、本願明細書に記載されたシステムのメモリ及び方法の目的は、限定ではないが、上述の及び任意の他の適正な種類のメモリを含む。
本発明の本実施形態による無線通信のためのネットワーク装置500は、本発明の実施形態による方法におけるネットワーク装置に対応してよい。さらに、無線通信のためのネットワーク装置500内のユニット及びモジュール、及び前述の他の動作及び/又は機能は、それぞれ、ネットワーク装置により実行される、方法100の対応する手順を実施することを意図する。簡潔さのために、詳細はここで記載されない。
したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信ネットワーク装置によると、N個の時間周波数リソースグループがM個のキャリアを分割することにより取得され、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、周波数内セル間干渉は効果的に低減できる。つまり、ネットワーク装置が、異なる時間周波数リソースグループを用いて、異なるセル内で無線通信を実行するとき、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置が異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
別の態様では、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、ネットワーク装置が無線通信を同じセル内で実行するとき、キャリア間干渉は効果的に低減でき、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有が効果的にサポートできる。
別の態様では、無線通信を実行するために使用される時間周波数リソースの送信電力は、第1送信電力に従い動的に割り当てられる。その結果、同じセル内の異なるキャリア間の電力共有が効果的に実施できる。
別の態様では、ネットワーク装置は、第1セル内で、第1時間周波数リソース以外の時間周波数リソースでCRSを送信することを禁止する。その結果、周波数間近隣セルに対する干渉が効果的に低減できる。
更に別の態様では、第1セル内で、ネットワーク装置は、第1セルのCRSを送信するために使用されることを禁止されている時間周波数リソースを調整リソースとして使用して、周波数間近隣セル(つまり第2セル)のデータを送信する。その結果、周波数間近隣セルのデータを伝達する信号の信号対雑音比が効果的に向上でき、データ伝送品質が向上する。
図10は、本発明の一実施形態による無線通信のための端末装置600を示す。端末装置600はN個のセルを含む通信システムにおいて実行され、N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは、無線通信を同じキャリアセットを用いて実行でき、キャリアセットはM個のキャリアを含み、M個のキャリアはN個の時間周波数リソースグループに分割され、N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースはM個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2個の時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2であり、端末装置600は、プロセッサ610、通信機620、及びメモリ630を含み、プロセッサ610、通信機620、及びメモリ630は互いに内部接続パスを用いて通信する。
メモリ630は、プログラムを格納するよう構成される。具体的に、プログラムはプログラムコードを含んでよく、プログラムコードはコンピュータ動作命令を含む。メモリ630は、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、プロセッサ610に命令及びデータを提供してよい。メモリ630は、高速RAMメモリを含んでよく、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば少なくとも1つのディスクメモリを更に含んでよい。
プロセッサ610は、信号を受信し又は送信するよう通信機620を制御するために、メモリ630に格納されたプログラムを実行する。メモリ630は、プロセッサ610に統合されてよく、又はプロセッサ610と独立であってよい。
具体的に、通信機620は、ネットワーク装置により送信された指示情報を受信するよう構成され、指示情報は、N個の時間周波数リソースグループの中の第1時間周波数リソースグループを示すために使用され、端末装置は、N個のセルのうちの第1セルに位置し、第1セルはネットワーク装置により提供され、通信機620は、無線通信を第1セル内で第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行するよう更に構成される。
任意で、同じ時間周波数リソースグループの中のM個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる。
任意で、N個の時間周波数リソースグループは、M個のキャリアをネットワーク装置により分割することにより取得される。
任意で、N個の時間周波数リソースグループは、M個のキャリアをネットワーク装置により物理セル識別子PCIに従い分割することにより取得される。
本発明の本実施形態は、プロセッサに適用され又はプロセッサにより実施されてよい。プロセッサは、集積回路チップであってよく、信号処理能力を有する。実装過程で、前述の方法の中のステップは、プロセッサ610の中のハードウェアの集積論理回路、又はソフトウェアの形式の命令により達成されてよい。前述のプロセッサ610は、中央処理ユニット(Central Processing Unit, 略称:CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor, 略称:NP)等を含む汎用プロセッサであってよく、又はデジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、別のプログラマブル論理素子、個別ゲート又はトランジスタ論理装置、又は個別ハードウェアコンポーネントであってよい。プロセッサ610は、本発明の実施形態において開示された方法、ステップ、及び論理ブロック図を実装し又は実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、このプロセッサは任意の通常のプロセッサであってよい、等である。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサにより直接実行され達成されてよく、又は復号プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組合せにより実行され達成されてよい。ソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、又はレジスタのような、当分野で成熟した記憶媒体の中に配置されてよい。記憶媒体は、メモリ630の中に配置される。プロセッサ610は、メモリ630から情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて、前述の方法のステップを達成する。繰り返しを避けるために、詳細はここに繰り返し記載されない。
本発明の本実施形態におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってよく、或いは揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両者を含んでよいことが理解され得る。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM, PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM, EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM, EEPROM)、又はフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、高速外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)であってよい。一例として使用される説明によると、限定ではなく、多くの形式のRAM、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM, SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM, DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM, SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM, DDR SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM, ESDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(Synch Link DRAM, SLDRAM)、及び直接ランバス動的ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM, DR RAM)が利用可能である。留意すべきことに、本願明細書に記載されたシステムのメモリ及び方法の目的は、限定ではないが、上述の及び任意の他の適正な種類のメモリを含む。
本発明の本実施形態による無線通信のための端末装置600は、本発明の実施形態による方法における端末装置に対応してよい。さらに、無線通信のための端末装置600内のユニット及びモジュール、及び前述の他の動作及び/又は機能は、それぞれ、端末装置により実行される、方法200の対応する手順を実施することを意図する。簡潔さのために、詳細はここで記載されない。

したがって、本発明の本実施形態で提供される無線通信端末装置によると、N個の時間周波数リソースグループのうちの任意の2個の中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なる。その結果、周波数内セル間干渉が低減できる。つまり、端末装置は、異なる時間周波数リソースを用いて、異なるセル内でネットワーク装置との無線通信を実行できる。同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なるので、周波数内セル間干渉が効果的に低減できる。従来と比べて、周波数内セル間の制御チャネルの干渉は一層効果的に低減できる。
前述の処理のシーケンス番号は、本発明の種々の実施形態において実行順を意味しないことが理解されるべきである。処理の実行順は、機能及び処理の内部ロジックに従い決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装過程に対する制限として考えられるべきではない。
当業者は、本願明細書に開示の実施形態で記載された例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせにより実施され得ることを認識できる。機能がハードウェア又はソフトウェアにより実行されるかは、技術的ソリューションの特定の適用及び設計制約条件に依存する。当業者は、各々の特定の適用について記載の機能を実施するために異なる方法を使用できるが、実装が本発明の実施形態の範囲を超えると考えられるべきではない。
便宜上及び簡潔な説明のために、システム、機器、及びユニットの詳細な動作処理については、前述の方法の実施形態における対応する処理を参照してよいことが、当業者により明らかに理解され得る。詳細は、ここで再び記載されない。
本願において提供される幾つかの実施形態では、開示のシステム、機器、及び方法は他の方法で実装されてよいことが理解されるべきである。例えば、記載した機器の実施形態は単なる一例である。例えば、ユニットの分割は、単なる論理的機能の分割であり、実際の実装では他の分割であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、別のシステムに結合又は統合されてよい。或いは、幾つかの機能は無視されるか又は実行されなくてよい。さらに、表示した又は議論した相互結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかのインタフェースを使用することにより実装されてよい。機器又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的又は他の形式で実装されてよい。
別個の部分として記載されたユニットは、物理的に別個であってよく又はそうでなくてよい。並びに、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってよく又はそうでなくてよく、1カ所に置かれてよく又は複数のネットワークユニットに分散されてよい。一部又は全部のユニットは、実施形態のソリューションの目的を達成するために実際の要件に従い選択されて良い。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、或いは各ユニットが物理的に単独で存在してよく、或いは2以上のユニットが1つのユニットに統合されてよい。
機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実装され、独立した製品として販売され又は使用されるとき、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。このような理解に基づき、本発明の基本的技術的ソリューション、又は従来技術に貢献する部分、又は一部の技術的ソリューションは、ソフトウェア製品の形式で実施されてよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置、等であってよい)に、本発明の実施形態で記載された方法のステップの全部又は一部を実行するよう指示する複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)、磁気ディスク又は光ディスクのような、プログラムコードを格納可能な任意の媒体を含む。
上述の説明は、本発明の単なる特定の実装であり、本発明の保護範囲を制限するものではない。本発明で開示された技術範囲内にある、当業者により直ちに考案される変形又は置換は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。したがって、本発明の実施形態の保護範囲は、請求項の保護範囲に従うべきである。

Claims (30)

  1. 無線通信方法であって、前記方法はN個のセルを含む通信システムにおいて実行され、前記N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは同じキャリアセットを用いて無線通信を実行でき、前記キャリアセットはM個のキャリアを含み、前記M個のキャリアは時間ドメインにおいてN個の時間周波数リソースグループに分割され、前記N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースは前記M個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2つの時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2であり、前記方法は、
    ネットワーク装置により、第1時間周波数リソースグループを前記N個の時間周波数リソースグループから決定するステップと、
    前記ネットワーク装置により、無線通信を前記N個のセルのうちの第1セル内で、前記第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行するステップであって、前記第1セルは前記ネットワーク装置により提供される、ステップと、
    を含む方法。
  2. 前記同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ネットワーク装置により、無線通信を前記第1セル内で、前記第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行する前記ステップは、
    前記ネットワーク装置により、第1送信電力を決定するステップであって、前記第1送信電力は、前記第1セルにより、無線通信を前記M個のキャリアで第1期間に実行するために使用可能な合計送信電力であり、前記第1期間は、前記第1時間周波数リソースグループの中の前記一部又は全部の時間周波数リソースのi番目の時間周波数リソースに対応する期間であり、i∈[1,P]、且つP≦Mである、ステップと、
    前記ネットワーク装置により、第2送信電力が前記第1送信電力以下になるように、前記第2送信電力を前記第1送信電力に従い決定するステップと、
    前記ネットワーク装置により、無線通信を前記i番目の時間周波数リソースで前記第2送信電力を用いて実行するステップと、
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記方法は、
    前記ネットワーク装置により、第2時間周波数リソースグループを前記N個の時間周波数リソースグループから決定するステップであって、前記第2時間周波数リソースグループは、前記ネットワーク装置により、無線通信を前記N個のセルのうちの第2セル内で実行するために使用される時間周波数リソースグループである、ステップと、
    前記ネットワーク装置により、前記第1セル内で、前記第1セルのセル固有参照信号(CRS)を前記第2時間周波数リソースグループの中の時間周波数リソースで送信することを禁止するステップと、
    を更に含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記方法は、
    前記ネットワーク装置により、第1データを取得するステップであって、前記第1データは、前記第2セル内で前記第2時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信されるべきデータである、ステップと、
    前記ネットワーク装置により、前記第1セル内で前記第1データを前記第2時間周波数リソースグループの中の前記一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信するステップと、
    を更に含む請求項4に記載の方法。
  6. 前記方法は、
    前記ネットワーク装置により、前記M個のキャリアを分割して、前記N個の時間周波数リソースグループを決定するステップ、
    を更に含む請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ネットワーク装置により、前記M個のキャリアを分割して、前記N個の時間周波数リソースグループを決定する前記ステップは、
    前記ネットワーク装置により、各セルの物理セル識別子(PCI)に対するモジュロ演算を実行することにより、前記N個の時間周波数リソースグループを決定するステップを含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記方法は、
    前記ネットワーク装置により、指示情報を前記第1セル内に位置する端末装置へ送信するステップであって、前記指示情報は前記第1時間周波数リソースグループを示すために使用される、ステップ、
    を更に含む請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 無線通信方法であって、前記方法はN個のセルを含む通信システムにおいて実行され、前記N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは同じキャリアセットを用いて無線通信を実行でき、前記キャリアセットはM個のキャリアを含み、前記M個のキャリアは時間ドメインにおいてN個の時間周波数リソースグループに分割され、前記N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースは前記M個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2つの時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2であり、前記方法は、
    端末装置により、ネットワーク装置により送信された指示情報を受信するステップであって、前記指示情報は、前記N個の時間周波数リソースグループの中の第1時間周波数リソースグループを示すために使用され、前記端末装置は前記N個のセルのうちの第1セル内に位置し、前記第1セルは前記ネットワーク装置により提供される、ステップと、
    前記端末装置により、無線通信を前記第1セル内で、前記第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行するステップと、
    を含む方法。
  10. 前記同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる、請求項9に記載の方法。
  11. 前記N個の時間周波数リソースグループは、前記M個のキャリアを前記ネットワーク装置により分割することにより取得される、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記N個の時間周波数リソースグループは、前記ネットワーク装置により各セルの物理セル識別子(PCI)に対するモジュロ演算を実行することにより決定される、請求項11に記載の方法。
  13. 無線通信機器であって、前記機器はN個のセルを含む通信システムにおいて実行され、前記N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは同じキャリアセットを用いて無線通信を実行でき、前記キャリアセットはM個のキャリアを含み、前記M個のキャリアは時間ドメインにおいてN個の時間周波数リソースグループに分割され、前記N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースは前記M個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2つの時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2であり、前記機器は、
    第1時間周波数リソースグループを前記N個の時間周波数リソースグループから決定するよう構成される決定ユニットと、
    無線通信を前記N個のセルのうちの第1セル内で前記第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行するよう構成される通信ユニットであって、前記第1セルは前記機器により提供される、通信ユニットと、
    を含む機器。
  14. 前記同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる、請求項13に記載の機器。
  15. 前記決定ユニットは、
    第1送信電力を決定し、前記第1送信電力は、前記第1セルにより、無線通信を前記M個のキャリアで第1期間に実行するために使用可能な合計送信電力であり、前記第1期間は、前記第1時間周波数リソースグループの中の前記一部又は全部の時間周波数リソースのi番目の時間周波数リソースに対応する期間であり、i∈[1,P]、且つP≦Mであり、
    第2送信電力が前記第1送信電力以下になるように、前記第2送信電力を前記第1送信電力に従い決定する、よう更に構成され、
    前記通信ユニットは、具体的に、
    無線通信を前記i番目の時間周波数リソースで前記第2送信電力を用いて実行するよう構成される、請求項14に記載の機器。
  16. 前記決定ユニットは、
    第2時間周波数リソースグループを前記N個の時間周波数リソースグループから決定するよう更に構成され、前記第2時間周波数リソースグループは、ネットワーク装置により、無線通信を前記N個のセルのうちの第2セル内で実行するために使用される時間周波数リソースグループであり、
    前記通信ユニットは、
    前記第1セル内で、前記第1セルのセル固有参照信号(CRS)を前記第2時間周波数リソースグループの中の時間周波数リソースで送信することを禁止するよう更に構成される、
    請求項13乃至15のいずれか一項に記載の機器。
  17. 前記機器は、
    第1データを取得するよう構成される取得ユニットであって、前記第1データは、前記第2セル内で前記第2時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信されるべきデータである、取得ユニット、を更に含み、
    前記通信ユニットは、
    前記第1セル内で前記第1データを前記第2時間周波数リソースグループの中の前記一部又は全部の時間周波数リソースを用いて送信するよう更に構成される、請求項16に記載の機器。
  18. 前記機器は、
    前記M個のキャリアを分割して、前記N個の時間周波数リソースグループを決定するよう構成される分割ユニット、
    を更に含む請求項13乃至17のいずれか一項に記載の機器。
  19. 前記分割ユニットは、具体的に、
    各セルの物理セル識別子(PCI)に対するモジュロ演算を実行することにより、前記N個の時間周波数リソースグループを決定するよう構成される、請求項18に記載の機器。
  20. 前記通信ユニットは、
    指示情報を前記第1セル内に位置する端末装置へ送信するよう更に構成され、前記指示情報は前記第1時間周波数リソースグループを示すために使用される、請求項13乃至19のいずれか一項に記載の機器。
  21. 無線通信機器であって、前記機器はN個のセルを含む通信システムにおいて実行され、前記N個のセルのうちの少なくとも2個のセルは同じキャリアセットを用いて無線通信を実行でき、前記キャリアセットはM個のキャリアを含み、前記M個のキャリアは時間ドメインにおいてN個の時間周波数リソースグループに分割され、前記N個の時間周波数リソースグループの各々はM個の時間周波数リソースを含み、同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースは前記M個のキャリアと1対1対応にあり、任意の2つの時間周波数リソースグループの中で、同じキャリアに対応する時間周波数リソースの時間ドメイン位置は異なり、N≧2、且つM≧2であり、前記機器は、
    ネットワーク装置により送信された指示情報を受信するよう構成される通信ユニットであって、前記指示情報は、前記N個の時間周波数リソースグループの中の第1時間周波数リソースグループを示すために使用され、前記機器は前記N個のセルのうちの第1セル内に位置し、前記第1セルは前記ネットワーク装置により提供される、通信ユニット、を含み、
    前記通信ユニットは、無線通信を前記第1セル内で、前記第1時間周波数リソースグループの中の一部又は全部の時間周波数リソースを用いて実行するよう更に構成される、機器。
  22. 前記同じ時間周波数リソースグループの中の前記M個の時間周波数リソースの時間ドメインは異なる、請求項21に記載の機器。
  23. 前記N個の時間周波数リソースグループは、前記M個のキャリアを前記ネットワーク装置により分割することにより取得される、請求項21又は22に記載の機器。
  24. 前記N個の時間周波数リソースグループは、記ネットワーク装置により各セルの物理セル識別子(PCI)に対するモジュロ演算を実行することにより決定される、請求項23に記載の機器。
  25. 無線通信機器であって、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成される、機器。
  26. 無線通信機器であって、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは請求項9乃至12のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成される、機器。
  27. コンピュータ記憶媒体であって、コンピュータプログラムが前記コンピュータ記憶媒体に格納され、前記プログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法が実施される、コンピュータ記憶媒体。
  28. コンピュータ記憶媒体であって、コンピュータプログラムが前記コンピュータ記憶媒体に格納され、前記プログラムがプロセッサにより実行されると、請求項9乃至12のいずれか一項に記載の方法が実施される、コンピュータ記憶媒体。
  29. プログラムであって、プロセッサにより実行されると、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法が実施される、プログラム。
  30. プログラムであって、プロセッサにより実行されると、請求項9乃至12のいずれか一項に記載の方法が実施される、プログラム。
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