JP6858887B2 - Ipアドレス設定方法および装置 - Google Patents

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Description

本願は、2017年4月13日に中国特許庁に提出された中国特許出願201710239458.6の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示は、通信技術分野に係り、特にIPアドレス設定方法および装置に係る。
現在、EPS(Evolved Packet System)において、MME(Mobility Management Entity)は、アタッチやトラッキングエリア更新などのMM(Mobility Management)機能と、公衆データ網接続の確立、修正および削除などのSM(Session Management)機能を同時にサポートする。端末からのMMメッセージおよびSMメッセージは、いずれもMMEまで送信され、MMEによって処理される。
ネットワークのモジュール化を進めるために、5G(5 Generation)システムにおいて、MM(移動性管理機能)とSM(セッション管理機能)は、独立した2つの機能モジュールとして存在する。5Gネットワークにおいて、ゲートウェイの制御と転送の分離、MMとSMの分離をサポートする。ここで、MM機能エンティティの主な機能は、ユーザ登録、UEの達成できない発見、位置登録、UE状態の遷移、接続状態と非活性化状態の移動性、UEの移動制限性、UEの移動性管理制御、アンカーの選択、ユーザプレーンパスの確立などである。SM機能エンティティの主な機能は、データパケットの転送および検出、セッション制御、ユーザプレーン機能の選択、UEに対するIPアドレスの割り当て(接続タイプ:IP)などである。MM機能エンティティとSM機能エンティティの間において、情報のやり取りおよび協調を実現するには、シグナリングのやり取りが必要となる。
UE(User Equipment)からネットワーク側へのデータ送信の際に、IPアドレスは、通常、データにカプセルされる。当該IPアドレスは、ネットワーク側からUEに割り当てられてUEに送信される。現在、ネットワーク側からIPアドレスをUEに割り当てる方法として、UEがネットワークにアタッチすると、IPアドレスをUEに割り当てる方法や、UEから送信されたデータを受信すると、IPアドレスをUEに割り当てる方法がよく用いられる。UEがネットワークにアタッチすると、IPアドレスをUEに割り当てる方法は、IPアドレスをUEに割り当てるニーズを満たすものの、UEが車載機器などのある種のIoT(Internet of Things)ユーザである場合に、UEのアンカーの変化に適応できない。一方、UEから送信されたデータを受信すると、IPアドレスをUEに割り当てる方法は、UEのアンカーの変化に適応できるものの、UEが広い範囲で移動する場合、新たなIPアドレスを更新するたびにシグナリングオーバーヘッドが増え、それに応じてUEによって頻繁にIPアドレスの設定および保守を行う必要があり、UEの処理負担が増える。しかも、IoTユーザなど1組のUEに対しサービスを提供する場合、IPアドレスをUEに割り当てる方法において、現在、UEのIPアドレス設定を完成するには、ネットワーク側と各UEとの間でシグナリングのやり取りを行う必要があり、シグナリングオーバーヘッドが大きい。
本開示の実施例は、UEにIPアドレスを割り当てる方法の柔軟性が劣り、新規のIPアドレスの更新時のシグナリングオーバーヘッドが大きいという従来の問題を解決するために、IPアドレス設定方法および装置を提供する。
一態様として、本開示の実施例は、ネットワーク側機能エンティティに応用されるIPアドレス設定方法を提供する。当該方法において、ソースIPアドレスがデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである第1データを、UEから取得するステップと、SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップとを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティであり、前記のSM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップは、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスに基づいて、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第1要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップと、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第1応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信するステップと、受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップとを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティであり、前記のSM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップは、前記UEに対応するON状態のタイマーがタイムアウトになったかを判断するステップと、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップと、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第2応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信するステップと、受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップとを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記のSM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップは、さらに、前記タイマーがタイムアウトになっていないと判断すると、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップは、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記UEの情報に基づいて、前記UEに対し前記SM機能エンティティを選択するステップと、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する前記第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップとを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記UEの情報は、UE契約情報、UE位置情報、UEタイプ情報のうちの1つまたは複数を含む。
一部の選択可能な実施例の前記方法において、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記SM機能エンティティに送信するステップをさらに含む。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、前記の第1データをUEから取得するステップは、前記UEから前記MM機能エンティティに送信された第1データが付帯された第3要求メッセージを、MM機能エンティティから受信するステップを含み、前記の第1データをUEから取得するステップの後で、前記のSM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップの前に、さらに、前記第3要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てるステップを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、前記の第1データをUEから取得するステップの前に、さらに、前記UEに対するIPアドレスの割り当てを前記SM機能エンティティに要求するための第4要求メッセージを、MM機能エンティティから受信するステップと、前記第4要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てるステップと、第4応答メッセージを前記MM機能エンティティに送信するステップとを含み、前記の第1データをUEから取得するステップは、前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信するステップを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、前記の第1データをUEから取得するステップは、前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信するステップを含み、前記のSM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップは、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記SM機能エンティティは、前記UEにIPアドレスを割り当てる際に、ユーザプレーンゲートウェイを選択する。前記方法において、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記ユーザプレーンゲートウェイに送信するステップをさらに含む。
別の態様として、本開示の実施例は、さらに、ネットワーク側機能エンティティに応用されるIPアドレス設定装置を提供する。当該装置は、ソースIPアドレスがデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである第1データをUEから取得する取得モジュールと、SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する置換モジュールとを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティであり、前記置換モジュールは、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスに基づいて、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第1要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信する第1送信ユニットと、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第1応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信する第1受信ユニットと、受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する第1置換ユニットとを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティであり、前記置換モジュールは、前記UEに対応するON状態のタイマーがタイムアウトになったかを判断する判断ユニットと、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信する第2送信ユニットと、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第2応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信する第2受信ユニットと、受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する第2置換ユニットとを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記置換モジュールは、さらに、前記タイマーがタイムアウトになっていないと判断すると、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する第3置換ユニットを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記第2送信ユニットは、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記UEの情報に基づいて、前記UEに対し前記SM機能エンティティを選択する選択サブユニットと、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する前記第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信する送信サブユニットとを含む。
一部の選択可能な実施例において、前記UEの情報は、UE契約情報、UE位置情報、UEタイプ情報のうちの1つまたは複数を含む。
一部の選択可能な実施例において、前記装置は、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記SM機能エンティティに送信する第1送信モジュールをさらに含む。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、前記取得モジュールは、具体的に、前記UEから前記MM機能エンティティに送信された第1データが付帯された第3要求メッセージを、MM機能エンティティから受信し、前記装置は、前記第3要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てる第1割当モジュールをさらに含む。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、前記装置は、前記UEに対するIPアドレスの割り当てを前記SM機能エンティティに要求するための第4要求メッセージを、MM機能エンティティから受信する受信モジュールと、前記第4要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てる第2割当モジュールと、第4応答メッセージを前記MM機能エンティティに送信する第2送信モジュールとをさらに含み、前記取得モジュールは、具体的に、前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信する。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、前記取得モジュールは、具体的に、前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信し、前記置換モジュールは、具体的に、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する。
一部の選択可能な実施例において、前記SM機能エンティティは、前記UEにIPアドレスを割り当てる際に、ユーザプレーンゲートウェイを選択する。前記装置は、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記ユーザプレーンゲートウェイに送信する第3送信モジュールをさらに含む。
別の態様として、本開示の実施例は、さらに、トランシーバと、プロセッサと、メモリとを含むネットワーク側機能エンティティを提供する。ここで、プロセッサは、メモリからプログラムを読み取ることによって、ソースIPアドレスがデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである第1データをUEから取得するようトランシーバを制御し、SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するプロセスを実行する。トランシーバは、データを送受信する。
本開示の実施例のIPアドレス設定方法において、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスであるUEからの送信データのソースIPアドレスを、ネットワーク側機能エンティティによって特定して置換することによって、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスがUEによってリアルタイムに取得されることや、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスが送信データのソースIPアドレスに付帯されることが避けられるため、UEのアンカーの変化に適応でき、IPアドレスの設定を柔軟に行うことができ、かつIPアドレスをUEに割り当てる従来の方法に比べ、新規のIPアドレスの更新時のシグナリングオーバーヘッドを軽減することができ、UEによるIPアドレスの設定および保守を必要とせず、UEの処理負担を低減させ、特に、ネットワーク側から1組のUEに対しサービスを提供する場合、UEのIPアドレス設定を完成させるには、各UEとの間でシグナリングのやり取りを行う必要がなく、UEによる設定になっております。のシグナリングオーバーヘッドを軽減する。
本開示の実施例の技術手段をより明確に説明するために、以下、本開示の実施例に必要とされる図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の記載に関する図面は、単に本開示の一部の実施例である。当業者にとって、創造性のある作業をしない前提で、これらの図面から他の図面を得ることもできる。
本開示の実施例におけるIPアドレス設定方法のフローチャートである。 本開示の実施例における第1データのソースIPアドレスの置換プロセスの一つのフローチャートである。 本開示の実施例における第1データのソースIPアドレスの置換プロセスのもう一つのフローチャートである。 本開示の実例1におけるデータ伝送プロセスのフローチャートである。 本開示の実例2におけるデータ伝送プロセスのフローチャートである。 本開示の実例3におけるデータ伝送プロセスのフローチャートである。 本開示の実例4におけるデータ伝送プロセスのフローチャートである。 本開示の実例5におけるデータ伝送プロセスのフローチャートである。 本開示の実例6におけるデータ伝送プロセスのフローチャートである。 本開示の実例7におけるデータ伝送プロセスのフローチャートである。 本開示の実例8におけるデータ伝送プロセスのフローチャートである。 本開示の実例9におけるデータ伝送プロセスのフローチャートである。 本開示の実例10におけるデータ伝送プロセスのフローチャートである。 本開示の実施例におけるIPアドレス設定装置の構造図である。 本開示の実施例におけるIPアドレス設定装置の構造図である。 本開示の実施例におけるIPアドレス設定装置の構造図である。 本開示の実施例におけるIPアドレス設定装置の構造図である。 本開示の実施例におけるネットワーク側機能エンティティの構造図である。
以下、本開示の実施例の図面を参照しながら、本開示の実施例の技術手段を明確且つ完全的に記載する。明らかに、記載される実施例は、本開示の実施例の一部であり、全てではない。本開示の実施例に基づき、当業者が創造性のある作業をせずに為しえるほかの実施例は、すべて本開示の保護範囲に属するものである。
図1に示すように、本開示の実施例は、ネットワーク側機能エンティティに応用されるIPアドレス設定方法を提供する。当該方法において、以下のステップ101〜ステップ102を含み、以下詳細に記載する。
ステップ101において、ソースIPアドレスがデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである第1データを、UEから取得する。
ここで、本開示の実施例のネットワーク側機能エンティティは、MM機能エンティティであってもよく、SM機能エンティティであってもよい。UEからネットワーク側に第1データを送信する場合、ネットワーク側からUEに割り当てられたIPアドレスは、第1データに付帯されず、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを第1データのソースIPアドレスとする。このように、ネットワーク側からIPアドレスをUEに割り当てた後に、UEに割り当てたIPアドレスをUEに送信せず、UEによるIPアドレス設定および保守を必要とせず、IPアドレスに対するUEの処理負担が軽減される。
ステップ102において、SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する。
ここで、ネットワーク側機能エンティティは、UEから送信された第1データを受信すると、第1データのソースIPアドレスを、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスに置換し、すなわち、初期設定で付帯されたデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換してデータ網に送信する。このように、UEから、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのソースIPアドレスに付帯しないが、ネットワーク側機能エンティティによって第1データのソースIPアドレスの更新を行ったため、データ網では、正しいIPアドレス(すなわちUEに割り当てられたIPアドレス)が付帯されたデータが取得される。
本開示の実施例のIPアドレス設定方法において、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスであるUEからの送信データのソースIPアドレスを、ネットワーク側機能エンティティによって特定して置換することによって、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスがUEによってリアルタイムに取得されることや、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスが送信データのソースIPアドレスに付帯されることが避けられるため、UEのアンカーの変化に適応でき、IPアドレスの設定を柔軟に行うことができ、かつIPアドレスをUEに割り当てる従来の方法に比べ、新規IPアドレスの更新時のシグナリングオーバーヘッドを軽減することができ、UEによるIPアドレスの設定および保守を必要とせず、UEの処理負担を低減させ、特に、ネットワーク側から1組のUEに対しサービスを提供する場合、UEのIPアドレス設定を完成させるには、各UEとの間でシグナリングのやり取りを行う必要がなく、UEによる設定のシグナリングオーバーヘッドを軽減する。
上記の実施例は、本開示のIPアドレス設定方法の基本的なフローを説明したが、以下、実行エンティティがそれぞれMM機能エンティティまたはSM機能伝ティティである場合の、本開示の実施例のIPアドレス設定方法を説明する。
本開示の実施例において、当該IPアドレス設定方法の実行エンティティは、MM機能エンティティであってもよい。MM機能エンティティは、UEから送信された第1データを受信すると、第1データのデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレス、または、UEに対応するタイマー(通常、UEから送信されたデータがMM機能エンティティによってすべて転送されてからリスタートするが、UEからデータを送信しない時間を指す。)がタイムアウトになったことに基づいて、UEに対しSM機能エンティティを選択すると特定し、UEの情報に基づいて、UEに対しSM機能エンティティを選択する。ここで、UEの情報は、UE契約情報、UE位置情報、UEタイプ情報およびUEのほかの補助情報のうちの1つまたは複数を含む。
MM機能エンティティは、UEに対しSM機能エンティティを選択した後に、選択したSM機能エンティティに対し、要求メッセージ、たとえばセッション作成要求メッセージを送信し、UEにIPアドレスを割り当てるようSM機能エンティティに要求する。MM機能エンティティは、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスが付帯された応答メッセージ、たとえばセッション作成応答メッセージをSM機能エンティティから受信し、第1データのデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する。SM機能エンティティは、UEにIPアドレスを割り当てる際に、SM関連情報に基づいて、UEコンテキストの作成やUP−GWの選択などを同時に行う。
具体的に、図2に示すように、MM機能エンティティが、UEから送信された第1データを受信すると、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのソースIPアドレスとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するプロセスは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスに基づいて、SM機能エンティティからUEへIPアドレスの割り当てを要求する第1要求メッセージをSM機能エンティティに送信するステップ201と、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第1応答メッセージを、SM機能エンティティから受信するステップ202と、受信したUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのソースIPアドレスとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップ203とを含む。
ここで、当該第1要求メッセージは、セッション作成要求メッセージであり、当該第1応答メッセージは、セッション作成応答メッセージである。
上記図2に示す実施例において、MM機能エンティティは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスに基づいて、要求メッセージをSM機能エンティティに送信するが、この方式のほかに、図3に示す実施例のように、UEに対応するタイマーがタイムアウトになったことに基づいて、要求メッセージをSM機能エンティティに送信してもよい。
具体的に、図3に示すように、MM機能エンティティが、UEから送信された第1データを受信すると、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのソースIPアドレスとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するプロセスは、UEに対応するON状態のタイマーがタイムアウトになったかを判断するステップ301と、当該タイマーがタイムアウトになったと判断すると、SM機能エンティティからUEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージをSM機能エンティティに送信するステップ302と、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第2応答メッセージを、SM機能エンティティから受信するステップ303と、受信したUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのソースIPアドレスとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップ304と、当該タイマーがタイムアウトになっていないと判断すると、記憶済みのUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのソースIPアドレスとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップ305とを含む。
ここで、当該第2要求メッセージは、セッション作成要求メッセージであり、当該第2応答メッセージは、セッション作成応答メッセージである。当該ステップ302は、具体的に、当該タイマーがタイムアウトになったと判断すると、UEの情報に基づいて、UEに対し、マッチするSM機能エンティティを選択し、SM機能エンティティからUEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージを、選択したSM機能エンティティに送信する。
本開示の実施例のIPアドレス設定方法において、第1データのソースIPアドレスを置換した後に、MM機能エンティティは、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスで第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、SM機能エンティティに送信するステップをさらに実行する。ここで、当該第1データと第2データとの相違点は、単にソースIPアドレスが異なることである。第1データのソースIPアドレスは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスであるが、第2データのソースIPアドレスは、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスである。
このように、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスが付帯されたデータを、SM機能エンティティによってデータ網に転送し、正常のデータ伝送プロセスが保証される。
以下、図4〜図7を参照し、本開示の具体的な実例1〜4のデータ伝送プロセスを説明する。
(実例1)
実例1は、MM機能エンティティがデータのソースIPアドレスを更新するシーンにおける初回のデータ伝送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになったときのデータ伝送プロセスに関する。
図4に示すように、当該実例1のデータ伝送プロセスは、以下のステップ401〜410を含む。
ステップ401において、UEは、送信すべくデータを第1伝送データにカプセルさせてRANに送信する。当該第1伝送データのソースIPアドレスSource_IPは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである。
ステップ402において、RANは、第1伝送データをMM機能エンティティに転送する。
ステップ403において、MM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレス、または、タイマー(ON状態のUEのタイマー)がタイムアウトになったとの判断に基づいて、UEに対しSM機能エンティティを選択すると特定し、UEの情報に基づいて、SM機能エンティティを選択する。
ステップ404において、MM機能エンティティは、選択したSM機能エンティティに第1セッション作成要求メッセージを送信し、UEに対しセッションを作成するようSM機能エンティティに要求する。当該第1セッション作成要求メッセージに付帯された情報は、UEがIoTユーザである旨およびSM関連情報を含む。
ステップ405において、SM機能エンティティは、SM関連情報に基づいて、UEコンテキストの作成、UP−GWの選択およびUEに対するIPアドレスの割り当てを行う。
ステップ406において、SM機能エンティティは、第1セッション作成応答メッセージをMM機能エンティティに送信する。当該第1セッション作成応答メッセージには、UEに割り当てられたIPアドレスが付帯される。
ステップ407において、MM機能エンティティは、受信した第1セッション作成応答メッセージに付帯され、UEに割り当てられたIPアドレスに基づいて、データパケットのカプセル化を行う。すなわち、当該UEに割り当てられたIPアドレスを第1伝送データのSource_IPとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換して第2伝送データを得る。
ステップ408において、MM機能エンティティは、選択したSM機能エンティティに第2伝送データを送信する。
ステップ409において、SM機能エンティティは、選択したUP−GWに第2伝送データを転送する。UP−GWは、第2伝送データをデータ網DNに送信することができる。
ステップ410において、UP−GWは、DNからUEに送信される第3伝送データを受信すると、SM機能エンティティ、MM機能エンティティおよびRANを介して第3伝送データをUEに転送する。
(実例2)
上記の実例1は、MM機能エンティティがデータのソースIPアドレスを更新するシーンにおける初回のデータ伝送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになったときのデータ伝送プロセスに関するが、実際のデータ伝送プロセスにおいて、実例2のように、データ再送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになっていないときのデータ伝送プロセスも存在する。
図5に示すように、当該実例2のデータ伝送プロセスは、以下のステップ501〜506を含む。
ステップ501において、UEは、送信すべくデータを第1伝送データにカプセルさせてRANに送信する。当該第1伝送データのSource_IPは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである。
ステップ502において、RANは、第1伝送データをMM機能エンティティに転送する。
ステップ503において、MM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、タイマー(ON状態のUEのタイマー)がタイムアウトになっていないと判断すると、データパケットのカプセル化を行う。すなわち、記憶済みのUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのSource_IPとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換して第2伝送データを得る。
ステップ504において、MM機能エンティティは、選択したSM機能エンティティに第2伝送データを送信する。
ステップ505において、SM機能エンティティは、選択したUP−GWに第2伝送データを転送する。UP−GWは、第2伝送データをDNに送信することができる。
ステップ506において、UP−GWは、DNからUEに送信される第3伝送データを受信すると、SM機能エンティティ、MM機能エンティティおよびRANを介して第3伝送データをUEに転送する。
(実例3)
実例3は、MM機能エンティティによるデータのソースIPアドレスの更新およびSDN(Software Defined Network)技術に基づくコアネットワーク(Open Flowプロトコルを採用する)のシーンにおける初回のデータ伝送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになったときのデータ伝送プロセスに関する。
図6に示すように、当該実例3のデータ伝送プロセスは、以下のステップ601〜611を含む。
ステップ601において、UEは、送信すべくデータを第1伝送データにカプセルさせてRANに送信する。当該第1伝送データのSource_IPは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである。
ステップ602において、RANは、第1伝送データをMM機能エンティティに転送する。
ステップ603において、MM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレス、または、タイマー(ON状態のUEのタイマー)がタイムアウトになったとの判断に基づいて、UEに対しSM機能エンティティを選択すると特定し、UEの情報に基づいて、SM機能エンティティを選択する。
ステップ604において、MM機能エンティティは、選択したSM機能エンティティに第2セッション作成要求メッセージを送信し、UEに対しセッションを作成するようSM機能エンティティに要求する。当該第2セッション作成要求メッセージに付帯された情報は、UEがIoTユーザである旨およびSM関連情報を含む。
ステップ605において、SM機能エンティティは、SM関連情報に基づいて、UEコンテキストの作成、UP−GWの選択およびUEに対するIPアドレスの割り当てを行う。
ステップ606において、SM機能エンティティは、第2セッション作成応答メッセージをMM機能エンティティに送信する。当該第2セッション作成応答メッセージには、UEに割り当てられたIPアドレスが付帯される。
ステップ607において、MM機能エンティティは、受信した第2セッション作成応答メッセージに付帯され、UEに割り当てられたIPアドレスに基づいて、データパケットのカプセル化を行う。すなわち、UEに割り当てられたIPアドレスを第1伝送データのSource_IPとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換して第2伝送データを得る。
ステップ608において、MM機能エンティティは、選択したSM機能エンティティに第2伝送データを送信する。
ステップ609において、SM機能エンティティは、選択したUP−GWに対し、第2伝送データが付帯された第1Packet−outメッセージを送信する。UP−GWは、第2伝送データをDNに送信することができる。
ステップ610において、UP−GWは、DNからUEに送信される第3伝送データを受信すると、第3伝送データが付帯された第1Packet−inメッセージをSM機能エンティティに送信する。
ステップ611において、SM機能エンティティは、MM機能エンティティおよびRANを介して第3伝送データをUEに転送する。
(実例4)
上記の実例3は、MM機能エンティティによるデータのソースIPアドレスの更新およびSDN技術に基づくコアネットワークのシーンにおける初回のデータ伝送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになったときのデータ伝送プロセスに関するが、実際のデータ伝送プロセスにおいて、実例4のように、データ再送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになっていないときのデータ伝送プロセスも存在する。
図7に示すように、当該実例4のデータ伝送プロセスは、以下のステップ701〜707を含む。
ステップ701において、UEは、送信すべくデータを第1伝送データにカプセルさせてRANに送信する。当該第1伝送データのSource_IPは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである。
ステップ702において、RANは、第1伝送データをMM機能エンティティに転送する。
ステップ703において、MM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、タイマー(ON状態のUEのタイマー)がタイムアウトになっていないと判断すると、データパケットのカプセル化を行う。すなわち、記憶済みのUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのSource_IPとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換して第2伝送データを得る。
ステップ704において、MM機能エンティティは、選択したSM機能エンティティに第2伝送データを送信する。
ステップ705において、SM機能エンティティは、選択したUP−GWに対し、第2伝送データが付帯された第2Packet−outメッセージを送信する。UP−GWは、第2Packet−outメッセージをDNに送信することができる。
ステップ706において、UP−GWは、DNからUEに送信される第3伝送データを受信すると、第3伝送データが付帯された第2Packet−inメッセージをSM機能エンティティに送信する。
ステップ707において、SM機能エンティティは、MM機能エンティティおよびRANを介して第3伝送データをUEに転送する。
本開示の実施例において、当該IPアドレス設定方法の実行エンティティは、SM機能エンティティであってもよい。SM機能エンティティは、UEから送信された第1データを少なくとも以下2つの方式で取得し、以下詳細に記載する。
(方式1)
方式1において、SM機能エンティティが、UEから送信された第1データを取得するプロセスは、具体的に、UEからMM機能エンティティに送信された第1データが付帯された第3要求メッセージを、MM機能エンティティから受信する。
ここで、当該第3要求メッセージは、セッション作成要求メッセージである。SM機能エンティティは、MM機能エンティティから送信された第3要求メッセージを受信すると、当該第3要求メッセージに基づいて、IPアドレスをUEに割り当て、UEに割り当てたIPアドレスを第1データのソースIPアドレスとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する。
(方式2)
上記方式1において、SM機能エンティティは、要求メッセージを受信することによって、第1データをUEから取得する。この方式のほかに、方式2のように、SM機能エンティティは、直接、UEから送信されてMM機能エンティティから転送された第1データを受信してもよい。
方式2において、SM機能エンティティが、UEから送信された第1データを取得するプロセスは、具体的に、UEから送信されてMM機能エンティティから転送された第1データを受信する。
ここで、UEから送信されてMM機能エンティティから転送された第1データを受信する前に、SM機能エンティティは、UEに対するIPアドレスの割り当てをSM機能エンティティに要求するための第4要求メッセージを、MM機能エンティティから受信し、当該第4要求メッセージに基づいて、UEにIPアドレスを割り当て、第4応答メッセージをMM機能エンティティに送信する。MM機能エンティティは、第4応答メッセージを受信すると、UEから送信された第1データをSM機能エンティティに転送する。第4要求メッセージを送信する前に、MM機能エンティティは、第1データのデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレス、または、UEに対応するタイマーがタイムアウトになったことに基づいて、UEに対しSM機能エンティティを選択すると特定し、UEの情報に基づいて、UEにに対しSM機能エンティティを選択する。
SM機能エンティティは、第1データを受信すると、UEに割り当てられたIPアドレスを第1データのソースIPアドレスとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する。当該第4要求メッセージは、セッション作成要求メッセージであり、当該第4応答メッセージは、セッション作成応答メッセージである。
また、MM機能エンティティは、UEに対応するタイマーがタイムアウトになっていないと判断すると、直接、UEから送信された第1データをSM機能エンティティに転送する。この場合、SM機能エンティティは、UEから送信されてMM機能エンティティから転送された第1データを受信すると、記憶済みのUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのソースIPアドレスとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する。
本開示の実施例において、SM機能エンティティは、UEにIPアドレスを割り当てる際に、ユーザプレーンゲートウェイの選択およびUEコンテキストの作成を行ってもよい。第1データのソースIPアドレスを置換した後に、SM機能エンティティは、さらに、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスで第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、選択したユーザプレーンゲートウェイに送信するステップを実行する。ここで、当該第1データと第2データとの相違点は、単にソースIPアドレスが異なることである。第1データのソースIPアドレスは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスであるが、第2データのソースIPアドレスは、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスである。
このように、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスが付帯されたデータを、選択されたユーザプレーンゲートウェイによってデータ網に転送し、正常のデータ伝送プロセスが保証される。
以下、図8〜図13を参照し、本開示の具体的な実例5〜10のデータ伝送プロセスを説明する。
(実例5)
実例5は、SM機能エンティティがデータのソースIPアドレスを更新するシーンにおける初回のデータ伝送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになったときのデータ伝送プロセスに関する。
図8に示すように、当該実例5のデータ伝送プロセスは、以下のステップ801〜807を含む。
ステップ801において、UEは、送信すべくデータを第1伝送データにカプセルさせてRANに送信する。当該第1伝送データのSource_IPは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである。
ステップ802において、RANは、第1伝送データをMM機能エンティティに転送する。
ステップ803において、MM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレス、または、タイマー(ON状態のUEのタイマー)がタイムアウトになったとの判断に基づいて、UEに対しSM機能エンティティを選択すると特定し、UEの情報に基づいて、SM機能エンティティを選択する。
ステップ804において、MM機能エンティティは、選択したSM機能エンティティに第3セッション作成要求メッセージを送信し、UEに対しセッションを作成するようSM機能エンティティに要求する。当該第3セッション作成要求メッセージに付帯された情報は、UEがIoTユーザである旨、SM関連情報および第1伝送データを含む。
ステップ805において、SM機能エンティティは、SM関連情報に基づいて、UEコンテキストの作成、UP−GWの選択およびUEに対するIPアドレスの割り当てを行い、データパケットのカプセル化を行い、すなわち、当該UEに割り当てられたIPアドレスを第1伝送データのSource_IPとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換して第2伝送データを得る。
ステップ806において、SM機能エンティティは、第3セッション作成応答メッセージをMM機能エンティティに送信すると同時に、選択したUP−GWに対し第2伝送データを送信する。UP−GWは、第2伝送データをDNに送信することができる。
ステップ807において、UP−GWは、DNからUEに送信される第3伝送データを受信すると、SM機能エンティティ、MM機能エンティティおよびRANを介して第3伝送データをUEに転送する。
(実例6)
上記の実例5において、MM機能エンティティは、第1伝送データをセッション作成要求メッセージに付帯してSM機能エンティティに送信するが、実例6のように、MM機能エンティティは、直接、第1伝送データをSM機能エンティティに送信してもよい。実例6において、SM機能エンティティがデータのソースIPアドレスを更新するシーンにおける別の初回データ伝送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになったときのデータ伝送プロセスに関する。
図9に示すように、当該実例6のデータ伝送プロセスは、以下のステップ901〜910を含む。
ステップ901において、UEは、送信すべくデータを第1伝送データにカプセルさせてRANに送信する。当該第1伝送データのSource_IPは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである。
ステップ902において、RANは、第1伝送データをMM機能エンティティに転送する。
ステップ903において、MM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレス、または、タイマー(ON状態のUEのタイマー)がタイムアウトになったとの判断に基づいて、UEに対しSM機能エンティティを選択すると特定し、UEの情報に基づいて、SM機能エンティティを選択する。
ステップ904において、MM機能エンティティは、選択したSM機能エンティティに第4セッション作成要求メッセージを送信し、UEに対しセッションを作成するようSM機能エンティティに要求する。当該第4セッション作成要求メッセージに付帯された情報は、UEがIoTユーザである旨およびSM関連情報を含む。
ステップ905において、SM機能エンティティは、SM関連情報に基づいて、UEコンテキストの作成、UP−GWの選択およびUEに対するIPアドレスの割り当てを行う。
ステップ906において、SM機能エンティティは、第4セッション作成応答メッセージをMM機能エンティティに送信する。
ステップ907において、MM機能エンティティは、第4セッション作成応答メッセージを受信すると、第1伝送データをSM機能エンティティに送信する。
ステップ908において、SM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、データパケットのカプセル化を行う。すなわち、UEに割り当てられたIPアドレスを第1伝送データのSource_IPとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換して第2伝送データを得る。
ステップ909において、SM機能エンティティは、選択したUP−GWに第2伝送データを送信する。UP−GWは、第2伝送データをDNに送信することができる。
ステップ910において、UP−GWは、DNからUEに送信される第3伝送データを受信すると、SM機能エンティティ、MM機能エンティティおよびRANを介して第3伝送データをUEに転送する。
(実例7)
上記の実例5と実例6は、SM機能エンティティがデータのソースIPアドレスを更新するシーンにおける初回のデータ伝送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになったときのデータ伝送プロセスに関するが、実際のデータ伝送プロセスにおいて、実例7のように、データ再送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになっていないときのデータ伝送プロセスも存在する。
図10に示すように、当該実例7のデータ伝送プロセスは、以下のステップ1001〜1006を含む。
ステップ1001において、UEは、送信すべくデータを第1伝送データにカプセルさせてRANに送信する。当該第1伝送データのSource_IPは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである。
ステップ1002において、RANは、第1伝送データをMM機能エンティティに転送する。
ステップ1003において、MM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、タイマー(ON状態のUEのタイマー)がタイムアウトになっていないと判断すると、選択したSM機能エンティティに第1伝送データを送信する。
ステップ1004において、SM機能エンティティは、データパケットのカプセル化を行う。すなわち、記憶済みのUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのSource_IPとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換して第2伝送データを得る。
ステップ1005において、SM機能エンティティは、選択したUP−GWに対し第2伝送データを送信する。UP−GWは、第2伝送データをDNに送信することができる。
ステップ1006において、UP−GWは、DNからUEに送信される第3伝送データを受信すると、SM機能エンティティ、MM機能エンティティおよびRANを介して第3伝送データをUEに転送する。
(実例8)
実例8は、SM機能エンティティによるデータのソースIPアドレスの更新およびSDN技術に基づくコアネットワーク(Open Flowプロトコルを採用する)のシーンにおける初回データ伝送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになったときのデータ伝送プロセスに関する。
図11に示すように、当該実例8のデータ伝送プロセスは、以下のステップ1101〜1108を含む。
ステップ1101において、UEは、送信すべくデータを第1伝送データにカプセルさせてRANに送信する。当該第1伝送データのSource_IPは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである。
ステップ1102において、RANは、第1伝送データをMM機能エンティティに転送する。
ステップ1103において、MM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレス、または、タイマー(ON状態のUEのタイマー)がタイムアウトになったとの判断に基づいて、UEに対しSM機能エンティティを選択すると特定し、UEの情報に基づいて、SM機能エンティティを選択する。
ステップ1104において、MM機能エンティティは、選択したSM機能エンティティに第5セッション作成要求メッセージを送信し、UEに対しセッションを作成するようSM機能エンティティに要求する。当該第5セッション作成要求メッセージに付帯された情報は、UEがIoTユーザである旨、SM関連情報および第1伝送データを含む。
ステップ1105において、SM機能エンティティは、SM関連情報に基づいて、UEコンテキストの作成、UP−GWの選択およびUEに対するIPアドレスの割り当てを行うとともに、データパケットのカプセル化を行い、すなわち、当該UEに割り当てられたIPアドレスを第1伝送データのSource_IPとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換して第2伝送データを得る。
ステップ1106において、SM機能エンティティは、第5セッション作成応答メッセージをMM機能エンティティに送信するとともに、第2伝送データが付帯された第3Packet−outメッセージを、選択したUP−GWに送信する。UP−GWは、第2伝送データをDNに送信することができる。
ステップ1107において、UP−GWは、DNからUEに送信される第3伝送データを受信すると、第3伝送データが付帯された第3Packet−inメッセージをSM機能エンティティに送信する。
ステップ1108において、SM機能エンティティは、MM機能エンティティおよびRANを介して第3伝送データをUEに転送する。
(実例9)
実例9は、SM機能エンティティによるデータのソースIPアドレスの更新およびSDN技術に基づくコアネットワーク(Open Flowプロトコルを採用する)のシーンにおける別の初回データ伝送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになったときのデータ伝送プロセスに関する。
図12に示すように、当該実例9のデータ伝送プロセスは、以下のステップ1201〜1211を含む。
ステップ1201において、UEは、送信すべくデータを第1伝送データにカプセルさせてRANに送信する。当該第1伝送データのSource_IPは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである。
ステップ1202において、RANは、第1伝送データをMM機能エンティティに転送する。
ステップ1203において、MM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレス、または、タイマー(ON状態のUEのタイマー)がタイムアウトになったとの判断に基づいて、UEに対しSM機能エンティティを選択すると特定し、UEの情報に基づいて、SM機能エンティティを選択する。
ステップ1204において、MM機能エンティティは、選択したSM機能エンティティに第6セッション作成要求メッセージを送信し、UEに対しセッションを作成するようSM機能エンティティに要求する。当該第6セッション作成要求メッセージに付帯された情報は、UEがIoTユーザである旨およびSM関連情報を含む。
ステップ1205において、SM機能エンティティは、SM関連情報に基づいて、UEコンテキストの作成、UP−GWの選択およびUEに対するIPアドレスの割り当てを行う。
ステップ1206において、SM機能エンティティは、第6セッション作成応答メッセージをMM機能エンティティに送信する。
ステップ1207において、MM機能エンティティは、第6セッション作成応答メッセージを受信すると、第1伝送データをSM機能エンティティに送信する。
ステップ1208において、SM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、データパケットのカプセル化を行う。すなわち、UEに割り当てられたIPアドレスを第1伝送データのSource_IPとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換して第2伝送データを得る。
ステップ1209において、SM機能エンティティは、第2伝送データが付帯された第4Packet−outメッセージを、選択したUP−GWに送信する。UP−GWは、第2伝送データをDNに送信することができる。
ステップ1210において、UP−GWは、DNからUEに送信される第3伝送データを受信すると、第3伝送データが付帯された第4Packet−inメッセージをSM機能エンティティに送信する。
ステップ1211において、SM機能エンティティは、MM機能エンティティおよびRANを介して第3伝送データをUEに転送する。
(実例10)
上記の実例8と実例9は、SM機能エンティティによるデータのソースIPアドレスの更新およびSDN技術に基づくコアネットワーク(Open Flowプロトコルを採用する)のシーンにおける初回のデータ伝送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになったときのデータ伝送プロセスに関するが、実際のデータ伝送において、実例10のように、データ再送プロセスまたはタイマーがタイムアウトになっていないときのデータ伝送プロセスも存在する。
図13に示すように、当該実例10のデータ伝送プロセスは、以下のステップ1301〜1307を含む。
ステップ1301において、UEは、送信すべくデータを第1伝送データにカプセルさせてRANに送信する。当該第1伝送データのSource_IPは、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである。
ステップ1302において、RANは、第1伝送データをMM機能エンティティに転送する。
ステップ1303において、MM機能エンティティは、第1伝送データを受信すると、タイマー(ON状態のUEのタイマー)がタイムアウトになっていないと判断したのであれば、選択したSM機能エンティティに第1伝送データを送信する。
ステップ1304において、SM機能エンティティは、データパケットのカプセル化を行う。すなわち、記憶済みのUEに割り当てられたIPアドレスを第1データのSource_IPとして、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換して第2伝送データを得る。
ステップ1305において、SM機能エンティティは、選択したUP−GWに対し、第2伝送データが付帯された第5Packet−outメッセージを送信する。UP−GWは、第2伝送データをDNに送信することができる。
ステップ1306において、UP−GWは、DNからUEに送信される第3伝送データを受信すると、第3伝送データが付帯された第5Packet−inメッセージをSM機能エンティティに送信する。
ステップ1307において、SM機能エンティティは、MM機能エンティティおよびRANを介して第3伝送データをUEに転送する。
上記の実施例は、本開示のIPアドレス設定方法を説明したが、以下、実施例および図面と通じて本開示のIPアドレス設定装置を説明する。
図14に示すように、本開示の実施例は、さらに、ネットワーク側機能エンティティに応用されるIPアドレス設定装置を提供する。当該装置は、ソースIPアドレスがデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである第1データをUEから取得する取得モジュール141と、SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する置換モジュール142とを含む。
本開示の実施例のIPアドレス設定装置は、デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスであるUEからの送信データのソースIPアドレスを、ネットワーク側機能エンティティによって特定して置換することによって、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスがUEによってリアルタイムに取得されることや、SM機能エンティティからUEに割り当てられたIPアドレスが送信データのソースIPアドレスに付帯されることが避けられるため、UEのアンカーの変化に適応でき、IPアドレスの設定を柔軟に行うことができ、かつIPアドレスをUEに割り当てる従来の方法に比べ、新規のIPアドレスの更新時のシグナリングオーバーヘッドを軽減することができ、UEによるIPアドレスの設定および保守を必要とせず、UEの処理負担を低減させ、特に、ネットワーク側から1組のUEに対しサービスを提供する場合、UEのIPアドレス設定を完成させるには、各UEとの間でシグナリングのやり取りを行う必要がなく、UEによる設定のシグナリングオーバーヘッドを軽減する。
本開示の実施例において、ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティである場合、図15に示すように、前記置換モジュール142は、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスに基づいて、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第1要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信する第1送信ユニット1421と、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第1応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信する第1受信ユニット1422と、受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する第1置換ユニット1423とを含む。
一部の選択可能な実施例において、図15に示すように、前記置換モジュール142は、前記UEに対応するON状態のタイマーがタイムアウトになったかを判断する判断ユニット1424と、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信する第2送信ユニット1425と、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第2応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信する第2受信ユニット1426と、受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する第2置換ユニット1427とを含む。
一部の選択可能な実施例において、図15に示すように、前記置換モジュール142は、さらに、前記タイマーがタイムアウトになっていないと判断すると、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する第3置換ユニット1428を含む。
一部の選択可能な実施例において、前記第2送信ユニット1425は、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記UEの情報に基づいて、前記UEに対し前記SM機能エンティティを選択する選択サブユニットと、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する前記第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信する送信サブユニットとを含む。
ここで、前記UEの情報は、UE契約情報、UE位置情報、UEタイプ情報のうちの1つまたは複数を含む。
本開示の実施例において、図15に示すように、前記IPアドレス設定装置は、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記SM機能エンティティに送信する第1送信モジュール143をさらに含む。
本開示の実施例において、ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティである場合、前記取得モジュール141は、具体的に、前記UEから前記MM機能エンティティに送信された第1データが付帯された第3要求メッセージを、MM機能エンティティから受信する。
図16に示すように、前記IPアドレス設定装置は、前記第3要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てる第1割当モジュール144をさらに含む。
本開示の実施例において、ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティである場合、図17に示すように、前記IPアドレス設定装置は、前記UEに対するIPアドレスの割り当てを前記SM機能エンティティに要求するための第4要求メッセージを、MM機能エンティティから受信する受信モジュール145と、前記第4要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てる第2割当モジュール146と、第4応答メッセージを前記MM機能エンティティに送信する第2送信モジュール147とをさらに含む。
前記取得モジュール141は、具体的に、前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信する。
本開示の実施例において、ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティである場合、前記取得モジュール141は、具体的に、前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信する。
前記置換モジュール142は、具体的に、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する。
本開示の実施例において、前記SM機能エンティティは、前記UEにIPアドレスを割り当てる際に、ユーザプレーンゲートウェイの選択およびUEコンテキストの作成を行ってもよい。図17に示すように、前記IPアドレス設定装置は、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記ユーザプレーンゲートウェイに送信する第3送信モジュール148をさらに含む。
図18に示すように、本開示の実施例は、バス181と、トランシーバ182と、アンテナ183と、バスインタフェース184と、プロセッサ185と、メモリ186とを含むネットワーク側機能エンティティをさらに提供する。
ここで、プロセッサ185は、メモリ186からプログラムを読み取ることによって、ソースIPアドレスがデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである第1データをUEから取得するようトランシーバ182を制御し、SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するプロセスを実行する。
トランシーバ182は、プロセッサ185による制御でデータを送受信する。
具体的に、前記ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティであり、プロセッサ185は、さらに、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスに基づいて、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第1要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信することと、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第1応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信することと、受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換することとに用いられる。
具体的に、前記ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティであり、プロセッサ185は、さらに、前記UEに対応するON状態のタイマーがタイムアウトになったかを判断することと、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信することと、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第2応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信することと、受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換することとに用いられる。
具体的に、プロセッサ185は、さらに、前記タイマーがタイムアウトになっていないと判断すると、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換することに用いられる。
具体的に、プロセッサ185は、さらに、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記UEの情報に基づいて、前記UEに対し前記SM機能エンティティを選択することと、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する前記第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信することとに用いられる。
具体的に、前記UEの情報は、UE契約情報、UE位置情報、UEタイプ情報のうちの1つまたは複数を含む。
具体的に、プロセッサ185は、さらに、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記SM機能エンティティに送信することに用いられる。
具体的に、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、プロセッサ185は、さらに、前記UEから前記MM機能エンティティに送信された第1データが付帯された第3要求メッセージを、MM機能エンティティから受信することと、前記第3要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てることとに用いられる。
具体的に、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、プロセッサ185は、さらに、前記UEに対するIPアドレスの割り当てを前記SM機能エンティティに要求するための第4要求メッセージを、MM機能エンティティから受信することと、前記第4要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てることと、第4応答メッセージを前記MM機能エンティティに送信することと、前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信することとに用いられる。
具体的に、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、プロセッサ185は、さらに、前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信することと、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換することとに用いられる。
具体的に、前記SM機能エンティティは、前記UEにIPアドレスを割り当てる際に、さらに、ユーザプレーンゲートウェイを選択する。プロセッサ185は、さらに、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記ユーザプレーンゲートウェイに送信することに用いられる。
図18において、バスアーキテクチャ(バス181で示す)は、任意数の相互接続するバスとブリッジを含む。バス181は、プロセッサ185をはじめとする1つ又は複数のプロセッサとメモリ186をはじめとするメモリの各種類の回路が接続したものである。バス181は、周辺イクイップメント、レギュレーター、電力管理回路などの各種類のほかの回路を接続したものであってもよい。これらは、いずれも本分野の公知事項であり、本文においてさらなる記載をしない。バスインタフェース184により、バス181とトランシーバ182との間でインタフェースが提供される。トランシーバ182は、1つの部品であってもよく、複数の受信機および送信機など、複数の部品であってもよく、伝送媒体でほかの各種類の装置と通信するユニットとして提供される。プロセッサ185によって処理されたデータは、アンテナ183を介して無線媒体で伝送される。さらに、アンテナ183は、データを受信し、データをプロセッサ185に伝送する。
プロセッサ185は、バス181と通常の処理を管理し、さらに計時、周囲インタフェース、電圧調節、電源管理およびほかの制御機能など、様々な機能も提供する。メモリ186は、プロセッサ185による操作実行に用いられるデータを記憶ことに用いられる。
一部の選択可能な実施例において、プロセッサ185は、CPU、ASIC、FPGAまたはCPLDである。
本開示の実施例は、ネットワーク側機能エンティティに応用されるコンピュータプログラム(指令)が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。当該プログラム(指令)がプロセッサによって実行されると、ソースIPアドレスがデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである第1データを、UEから取得するステップと、SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップとが実現される。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティであり、当該プログラム(指令)がプロセッサによって実行されると、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスに基づいて、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第1要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップと、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第1応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信するステップと、受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップとが実現される。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティであり、当該プログラム(指令)がプロセッサによって実行されると、前記UEに対応するON状態のタイマーがタイムアウトになったかを判断するステップと、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップと、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第2応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信するステップと、受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップとが実現される。
一部の選択可能な実施例において、当該プログラム(指令)がプロセッサによって実行されると、さらに、前記タイマーがタイムアウトになっていないと判断すると、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップが実現される。
一部の選択可能な実施例において、当該プログラム(指令)がプロセッサによって実行されると、前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記UEの情報に基づいて、前記UEに対し前記SM機能エンティティを選択するステップと、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する前記第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップとが実現される。
一部の選択可能な実施例において、前記UEの情報は、UE契約情報、UE位置情報、UEタイプ情報のうちの1つまたは複数を含む。
一部の選択可能な実施例の前記方法において、当該プログラム(指令)がプロセッサによって実行されると、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記SM機能エンティティに送信するステップが実現される。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、当該プログラム(指令)がプロセッサによって実行されると、前記UEから前記MM機能エンティティに送信された第1データが付帯された第3要求メッセージを、MM機能エンティティから受信するステップと、前記第3要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てるステップとが実現される。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、当該プログラム(指令)がプロセッサによって実行されると、さらに、前記UEに対するIPアドレスの割り当てを前記SM機能エンティティに要求するための第4要求メッセージを、MM機能エンティティから受信するステップと、前記第4要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てるステップと、第4応答メッセージを前記MM機能エンティティに送信するステップと、前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信するステップとが実現される。
一部の選択可能な実施例において、前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、当該プログラム(指令)がプロセッサによって実行されると、前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信するステップと、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップとが実現される。
一部の選択可能な実施例において、前記SM機能エンティティは、前記UEにIPアドレスを割り当てる際に、ユーザプレーンゲートウェイを選択する。当該プログラム(指令)がプロセッサによって実行されると、さらに、前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記ユーザプレーンゲートウェイに送信するステップが実現される。
コンピュータ読み取り可能な媒体は、永久的媒体や非永久的媒体、リムーバブル媒体やナンリムーバブル媒体を含み、あらゆる方法や技術によって情報の記憶が実現される。情報は、コンピュータ読み取り可能な指令、データ構造、プログラムのモジュールまたはほかのデータである。コンピュータデバイスからアクセス可能な情報を記憶可能なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の例は、PRAM、SRAM、DRAM、ほかのタイプのRAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたはほかの内部記憶技術、CD−ROM、DVDまたはほかの光学的記憶媒体、磁気カセット式磁気テープ、磁気ディスクまたはほかの磁気記憶デバイスまたはほかの非伝送媒体を含むが、それらに限られない。本明細書での規定に基づき、コンピュータ読み取り可能な媒体は、変調されたデータ信号や搬送波など、一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体(transitory media)を含まない。
なお、本明細書において、「含む」や「含有する」またはそれ以外のあらゆる変形用語は、非排他的に含むことを意味する。よって、一連の要素を含むプロセス、方法、モノまたは装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確に列挙されていない他の要素をさらに含み、またはこのようなプロセス、方法、モノまたは装置に固有の要素をさらに含む。特に限定されない限り、「…を1つ含む」の表現によって限定される要素について、当該要素を含むプロセス、方法、モノまたは装置に他の同一要素の存在を除外しない。
上述した本開示の実施例の番号は、単に記載用のものであり、実施例の優劣を代表しない。
以上の実施形態の記載から、上記実施例の方法が、ソフトウェアに必須の汎用ハードウェアプラットフォームの形態で実現され、もちろんハードウェアによっても実現されてもよく、多くの場合では前者がより好適な実施形態であることは、当業者にとって自明である。このような理解に基づき、本開示の技術手段の実質的または従来技術に貢献した部分は、ソフトウェアプロダクトの形式で現れる。当該コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体(たとえばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、本開示の各実施例の方法を1台の端末機器(携帯電話、コンピュータ、サーバー、空調機またはネットワークデバイスなど)に実行させるいくつかの指令を含む。
以上の記載は、本開示の好適な実施形態に過ぎない。なお、当業者にとって、本開示に記載した原理を逸脱することなくいくつかの改良や修飾を行うこともできる。これらの改良や修飾も、本開示の保護範囲として見なされるべきである。

Claims (15)

  1. ネットワーク側機能エンティティに応用されるIPアドレス設定方法において、
    ソースIPアドレスがデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである第1データを、UE(User Equipment)から取得するステップと、
    SM(Session Management)機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップとを含む、IPアドレス設定方法。
  2. 前記ネットワーク側機能エンティティがMM(Mobility Management)機能エンティティであり、
    前記のSM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップは、
    前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスに基づいて、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第1要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップと、
    前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第1応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信するステップと、
    受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティであり、
    前記のSM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップは、
    前記UEに対応するON状態のタイマーがタイムアウトになったかを判断するステップと、
    前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップと、
    前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第2応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信するステップと、
    受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記のSM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップは、さらに、
    前記タイマーがタイムアウトになっていないと判断すると、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップは、
    前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記UEの情報に基づいて、前記UEに対し前記SM機能エンティティを選択するステップと、
    前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する前記第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記UEの情報は、
    UE契約情報、UE位置情報、UEタイプ情報のうちの1つまたは複数を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記SM機能エンティティに送信するステップをさらに含む、請求項2〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、
    前記の第1データをUEから取得するステップは、
    前記UEから前記MM機能エンティティに送信された第1データが付帯された第3要求メッセージを、MM機能エンティティから受信するステップを含み、
    前記の第1データをUEから取得するステップの後で、前記のSM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップの前に、さらに、
    前記第3要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てるステップを含み、
    又は、
    前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、
    前記の第1データをUEから取得するステップの前に、さらに、
    前記UEに対するIPアドレスの割り当てを前記SM機能エンティティに要求するための第4要求メッセージを、MM機能エンティティから受信するステップと、
    前記第4要求メッセージに基づいて、前記UEにIPアドレスを割り当てるステップと、
    第4応答メッセージを前記MM機能エンティティに送信するステップとを含み、
    前記の第1データをUEから取得するステップは、
    前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ネットワーク側機能エンティティがSM機能エンティティであり、
    前記の第1データをUEから取得するステップは、
    前記UEから送信されて前記MM機能エンティティから転送された第1データを受信するステップを含み、
    前記のSM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップは、
    記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記SM機能エンティティは、前記UEにIPアドレスを割り当てる際に、ユーザプレーンゲートウェイを選択し、
    前記方法において、
    前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスで前記第1データのソースIPアドレスを置換して得られた第2データを、前記ユーザプレーンゲートウェイに送信するステップをさらに含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. ネットワーク側機能エンティティに応用されるIPアドレス設定装置において、
    ソースIPアドレスがデフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスである第1データをUE(User Equipment)から取得する取得モジュールと、
    SM(Session Management)機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する置換モジュールとを含む、IPアドレス設定装置。
  12. 前記ネットワーク側機能エンティティがMM(Mobility Management)機能エンティティであり、
    前記置換モジュールは、
    前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスに基づいて、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第1要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信する第1送信ユニットと、
    前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第1応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信する第1受信ユニットと、
    受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する第1置換ユニットとを含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記ネットワーク側機能エンティティがMM機能エンティティであり、
    前記置換モジュールは、
    前記UEに対応するON状態のタイマーがタイムアウトになったかを判断する判断ユニットと、
    前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信する第2送信ユニットと、
    前記SM機能エンティティから前記UEに割り当てられたIPアドレスが付帯された第2応答メッセージを、前記SM機能エンティティから受信する第2受信ユニットと、
    受信した前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する第2置換ユニットとを含む、請求項11に記載の装置。
  14. 前記置換モジュールは、さらに、
    前記タイマーがタイムアウトになっていないと判断すると、記憶済みの前記UEに割り当てられたIPアドレスを前記第1データのソースIPアドレスとして、前記デフォルトIPアドレスまたはランダムIPアドレスを置換する第3置換ユニットを含む、請求項13に記載の装置。
  15. 前記第2送信ユニットは、
    前記タイマーがタイムアウトになったと判断すると、前記UEの情報に基づいて、前記UEに対し前記SM機能エンティティを選択する選択サブユニットと、
    前記SM機能エンティティから前記UEへIPアドレスの割り当てを要求する前記第2要求メッセージを前記SM機能エンティティに送信する送信サブユニットとを含む、請求項13に記載の装置。
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