JP6857869B2 - Lighting device - Google Patents
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Description
本開示は、照明装置に関する。 The present disclosure relates to a lighting device.
特許文献1には、装置本体内に架設された遮光壁により、主照明用の発光モジュールが収容される空間と、間接照明用の発光モジュールが収容される空間とが仕切られた天井埋め込み型の照明装置が開示されている。この照明装置では、間接照明用の発光モジュールが主照明用の発光モジュールの発光面よりも前方に配置されている。間接照明用の発光モジュールから出射される光は、遮光壁によって、主照明用の発光モジュールから出射される光の照射方向と異なる方向に転換される。
In
ところで、主照明用と間接照明用の各発光モジュールを備える天井埋め込み型の照明装置において、間接照明光の光学ロスを少なくすることは重要な課題である。特許文献1の照明装置は、この点について改良の余地がある。
By the way, in a ceiling-embedded lighting device provided with each light emitting module for main lighting and indirect lighting, it is an important issue to reduce the optical loss of indirect lighting light. The lighting device of
本開示の一態様である照明装置は、軸方向一端が開口した筒状に形成され、当該開口を下方に向けた状態で天井の埋め込み穴に挿入される装置本体と、前記装置本体の内部に設けられた第1の発光部と、前記装置本体の外部に設けられた第2の発光部とを備え、前記第1の発光部は、第1発光モジュールを有し、前記第2の発光部は、第2発光モジュールを有し、前記装置本体は、天井面よりも下方に突き出し、前記開口に向かって末広がりとなる形状をなし、前記第2発光モジュールから出射される光の照射方向を前記天井面および前記天井面に沿った方向とする突出部を有し、前記第2発光モジュールは、前記装置本体が前記埋め込み穴に挿入された状態で前記天井面と前記突出部との間に形成される空間に設けられていることを特徴とする。 The lighting device according to one aspect of the present disclosure is formed in a tubular shape having one end in the axial direction opened, and is inserted into an embedded hole in the ceiling with the opening facing downward, and inside the device main body. The first light emitting unit provided and the second light emitting unit provided outside the main body of the apparatus are provided, and the first light emitting unit has a first light emitting module and the second light emitting unit. Has a second light emitting module, and the apparatus main body has a shape that protrudes below the ceiling surface and diverges toward the opening, and the irradiation direction of the light emitted from the second light emitting module is defined as described above. The second light emitting module has a ceiling surface and a projecting portion in a direction along the ceiling surface, and the second light emitting module is formed between the ceiling surface and the projecting portion in a state where the device main body is inserted into the embedding hole. It is characterized in that it is provided in the space to be built.
本開示の一態様である照明装置によれば、第2発光モジュールから出射面までの距離を短くできるので、第2発光モジュールから出射される光の光学ロスを低減することが可能である。 According to the lighting device according to one aspect of the present disclosure, the distance from the second light emitting module to the emitting surface can be shortened, so that the optical loss of the light emitted from the second light emitting module can be reduced.
以下、図面を参照しながら、本開示に係る照明装置の実施形態の一例について詳細に説明する。実施形態の説明で参照する図面は模式的に記載されたものであるから、各構成要素の寸法比率などは以下の説明を参酌して判断されるべきである。なお、本明細書において、「略〜」との記載は、略平行を例に説明すると、完全に平行はもとより、実質的に平行と認められるものを含む意図である。 Hereinafter, an example of the embodiment of the lighting device according to the present disclosure will be described in detail with reference to the drawings. Since the drawings referred to in the description of the embodiment are schematically described, the dimensional ratio of each component should be determined in consideration of the following description. In the present specification, the description of "abbreviated to" is intended to include not only completely parallel but also substantially parallel, when substantially parallel is described as an example.
以下では、実施形態の一例である照明装置10が、住居の室内において水平な天井100に取り付けられるものとして説明するが、照明装置10は水平方向および鉛直方向に対して傾斜した天井に取り付けることも可能である。また、照明装置10は住居の廊下、玄関などの天井、或いは図書館等の公共施設、デパート等の商業施設、オフィス、店舗などの天井に取り付けることもできる。照明装置10が取り付けられる天井は、建築空間の上方を区画する部位であればよく、例えば玄関ポーチ、テラスなどの天井であってもよい。
Hereinafter, the
図1は、照明装置10の断面図であって、照明装置10を天井100に取り付けた状態を示す(図1では、取り付け金具40の図示省略)。図2は照明装置10を上方から見た斜視図、図3は照明装置10を下方から見た斜視図である。なお、図3は透光部材35を取り外した状態を示す。
FIG. 1 is a cross-sectional view of the
図1〜図3に例示するように、照明装置10は、軸方向一端が開口した筒状に形成され、当該開口を下方に向けた状態で天井100の埋め込み穴103に挿入される装置本体11を備える。また、照明装置10は、第1発光モジュール21を有する主照明光発光部20(第1の発光部)と、第2発光モジュール31を有する間接照明光発光部30(第2の発光部)とを備える。装置本体11は、天井面101よりも下方に突き出し、開口に向かって末広がりとなる形状をなし、間接照明光発光部30の第2発光モジュール31から出射される光の照射方向を天井面101および天井面101に沿った方向とする突出部12を有する。なお、照明装置10は、主照明光発光部20および間接照明光発光部30の各発光モジュールに電力を供給する点灯装置(図示せず)を備える。
As illustrated in FIGS. 1 to 3, the
ここで、天井面101とは、天井100の鉛直下方を向いた面を意味する。また、埋め込み穴103は、装置本体11の一部を挿入可能な穴であって、例えば天井100を構成する天井板を貫通して形成された略真円形状の貫通穴である。天井100の上には、上記点灯装置を配置でき、装置本体11を挿入可能な天井裏空間102が形成されている。装置本体11の直径は、突出部12において埋め込み穴103の直径よりも大きくなっている。
Here, the
照明装置10は、室内空間を直接照らす主照明光と、天井面101および壁面上部の少なくとも一方を照らす間接照明光とを照射可能な天井埋め込み型の照明装置である。主照明光は、部屋の床面、机上面などに直接照射される。一方、間接照明光は、天井面101等に照射され、天井面101等からの反射光で室内を明るくする。照明装置10において、主照明光は主照明光発光部20から出射され、間接照明光は間接照明光発光部30から出射される。
The
詳しくは後述するが、間接照明光発光部30の第2発光モジュール31は、装置本体11が埋め込み穴103に挿入された状態で天井面101と突出部12との間に形成される空間50に設けられている。
As will be described in detail later, the second
照明装置10は、装置本体11に固定される取り付け金具40(図2および図3参照)を用いて天井100に固定される。装置本体11は、軸方向一端(以下、「下端」という場合がある)が開口した筒状体であって、筒壁部13と、軸方向他端(以下、「上端」という場合がある)に形成された天板部14とを有する。取り付け金具40は、天板部14に固定される板状のベース部41と、ベース部41から延びる2つのアーム部42と、各アーム部42に固定された2つの取り付けバネ43とで構成されている。ベース部41は、ネジ等の締結部材44を用いて天板部14に固定される。
The
2つのアーム部42は、ベース部41の端から下方に延び、装置本体11を挟んで対向配置されている。2つの取り付けバネ43は、板バネ構造を有し、各アーム部42の下端部に固定されて水平方向に延びている。そして、取り付けバネ43が、天井裏空間102において天井100の埋め込み穴103の周囲に当接することで照明装置10を支持している。なお、取り付け金具40の構造は特に限定されない。
The two
本実施形態では、第1発光モジュール21を含む主照明光発光部20の全体が、天井裏空間102に挿入された装置本体11の上部において、装置本体11の内部に設けられている。また、第2発光モジュール31を含む間接照明光発光部30の全体が、装置本体11が埋め込み穴103に挿入された状態で天井面101と突出部12との間に形成される空間50に設けられている。なお、主照明光発光部20の一部を装置本体11の外部に設けることは可能である。
In the present embodiment, the entire main illumination
以下、照明装置10を構成する装置本体11、主照明光発光部20、および間接照明光発光部30について詳説する。
Hereinafter, the device
装置本体11は、内部に主照明用の光が照射される筒状体であって、装置本体11の内部空間が主照明光発光部20の導光路を構成している。装置本体11は、軸方向に垂直な断面が略真円形状の円筒状部材であって、下端の開口に近づくほど次第に拡径した末広がりの形状を有することが好ましい。装置本体11の筒壁部13は、この末広がり形状に対応して装置本体11の内側に凸となるように湾曲している。装置本体11の上端に形成された天板部14は、平面視略真円形状を有する。装置本体11の外側には、間接照明光発光部30の設置に支障がない範囲で、複数の放熱フィンが設けられていてもよい。なお、装置本体11は、円筒形状に限定されず、軸方向に垂直な断面が矩形形状を有する筒状部材であってもよい。
The apparatus
装置本体11は、例えばアルミニウム、鉄等を主成分とする金属材料を、プレス加工、ヘラ絞り加工、またはダイカスト成形して製造される。装置本体11の内側に向いた筒壁部13の第1面13Aは、主照明光発光部20から出射される光の反射面として機能する。第1面13Aには、光の反射率を高めるために、蒸着、メッキ、スパッタリング等により金属層が形成されていてもよく、研磨等により鏡面仕上げされていてもよい。また、第1面13Aには白色顔料を含有する白色の塗膜が形成されていてもよい。
The apparatus
装置本体11は、上述の通り、天井面101よりも下方に突き出し、開口に向かって末広がりとなる突出部12を有する。突出部12は、装置本体11の全周にわたって形成される。装置本体11は、突出部12で拡径の程度が大きく、突出部12の下端に近づくほど径方向外側に大きく張り出している。すなわち、突出部12の直径は、上部よりも下部で大きくなっている。以下では、突出部12の径方向外側の端を突出部12の「先端」といい、先端およびその近傍を「先端部」という。
As described above, the device
筒壁部13は、突出部12で大きく湾曲している。筒壁部13の第1面13Aは、装置本体11の上部では径方向内側を向いているが、突出部12の下端(先端)に近づくにつれて鉛直下方を向くようになり、突出部12の先端部では天井面101と略平行になっている。また、装置本体11の外側を向いた筒壁部13の第2面13Bは、突出部12の先端に近づくにつれて天井面101側を向くようになる。
The
突出部12は、天井面101との間に隙間をあけて配置されている。この隙間が、間接照明光発光部30が設置される空間50となる。空間50は、装置本体11の周方向に沿って形成されるリング状の空間である。本実施形態では、装置本体11の筒壁部13が突出部12で大きく湾曲しているため、空間50は突出部12の先端に近づくほど広くなっている。空間50の広さは、突出部12の突出高h12、筒壁部13の形状等を変更することで拡大または縮小できる。
The projecting
突出部12は、第2発光モジュール31の真下に対応する位置を超えて水平方向に張り出している。このように突出部12が張り出すことで、第2発光モジュール31の光が主照明光のように鉛直下方に照射されることを防止できる。天井面101と突出部12に囲まれた空間50は、突出部12の全周にわたって突出部12の径方向外側に開放されている。このため、第2発光モジュール31の光は、突出部12の全周から径方向外側に出射され、天井面101および壁面上部の少なくとも一方に照射される。
The protruding
つまり、第2発光モジュール31から出射される光は、装置本体11の突出部12によって照射方向が天井面101および天井面101に沿った方向に規制され、天井面101等に照射される間接照明光となる。一方、第1発光モジュール21から出射される光は、突出部12によって遮られないので、鉛直下方に照射される主照明光となる。
That is, the light emitted from the second
装置本体11は、突出部12の上部に形成された張り出し部15を有することが好ましい。張り出し部15は、筒壁部13の第2面13B(以下、突出部12における筒壁部13の第2面13Bを「突出部12の第2面13B」という場合がある)が径方向外側に張り出した部分であって、装置本体11の全周にわたってリング状に形成される。
The device
突出部12には、後述する鍔部34の固定に使用される支柱16(図3参照)が形成されていてもよい。支柱16は、突出部12の第2面13Bが張り出し部15よりも下部で径方向外側に張り出した部分であって、突出部12の周方向に沿って複数形成される。複数の支柱16が存在する場合、突出部12の周方向に離れた少なくとも3箇所に支柱16を形成することが好ましい。
The projecting
突出部12には、後述する透光部材35の固定に使用される溝17が形成されていてもよい。溝17は、筒壁部13の第2面13Bにおいて、第2発光モジュール31の真下に対応する部分よりも突出部12の径方向外側に形成される。好ましくは、突出部12の全周にわたって突出部12の先端部に溝17が形成される。溝17には、突出部12と透光部材35との隙間を塞ぐためのパッキン18が設けられていてもよい。
The
照明装置10は、上述の通り、装置本体11の内部に光を出射する主照明用の第1発光モジュール21を含む主照明光発光部20と、装置本体11の外部に設けられた間接照明用の第2発光モジュール31を含む間接照明光発光部30とを備える。
As described above, the
主照明光発光部20は、第1発光モジュール21の他に、第1発光モジュール21を保持するホルダ24、およびホルダ24に係合されるカバー25を含むことが好ましい。本実施形態では、装置本体11の内部に第1発光モジュール21が配置されるため、点灯装置につながるリード線は装置本体11の内部に引き込まれる。例えば、装置本体11の天板部14にはリード線を挿通する貫通穴が形成されている。
In addition to the first
第1発光モジュール21は、第1基板23に実装された第1発光素子22を有する。好適な第1発光素子22は、半導体発光素子であって、中でもLED(Light Emitting Diode)が好ましい。第1発光モジュール21は、例えば蛍光体を用いてLEDの青色光の一部をより長波長の光に変換し、青色光の残りの一部と混色することで白色光を出射する。以下、第1発光素子22はLEDとする。
The first
ホルダ24は、底部中央に開口が形成された有底円筒形状を有し、図示しないネジを用いて装置本体11の天板部14に固定される。第1発光モジュール21は、底部中央の開口を通して光が照射されるように、第1発光素子22が実装された第1基板23の面を下に向けてホルダ24内に配置される。
The
カバー25は、ホルダ24を収容可能な有底円筒形状を有する。カバー25は、透明な部材であってもよいが、好ましくは光拡散用のフィラーまたはボイドを含有する乳白色の樹脂製透光部材である。カバー25は、第1発光モジュール21を保護すると共に、第1発光モジュール21から出射される光を拡散透過させる機能を有する。または、カバー25は透明部材であって、カバー25の入射面と出射面とで光を成形するレンズ機能を有していてもよい。
The
主照明光発光部20から出射される光は、装置本体11の開口から下方に向かって照射される主照明光となる。照明装置10では、装置本体11の開口に沿った面が主照明光の出射面となる。主照明光発光部20から出射される光の一部は、筒壁部13の第1面13Aにあたって反射された後、当該出射面から装置外部に出射される。
The light emitted from the main illumination
本実施形態では、筒壁部13の第1面13Aのうち突出部12の先端部に対応する領域(先端領域)が天井面101と略平行であるから、第1面13Aの先端領域には、主照明光発光部20の光は照射されない。このため、主照明光の照射時において、第1面13Aの先端領域と、天井面101のうち突出部12の影になって光が照射されない照明装置10の周囲の領域とが一連の暗部としてつながって見える。この場合、突出部12の出っ張りを感じ難くなるという効果が得られる。
In the present embodiment, the region (tip region) corresponding to the tip of the protruding
間接照明光発光部30は、第2発光モジュール31の他に、天井面101に沿うように設けられる鍔部34と、第2発光モジュール31よりも装置本体11の径方向外側に設けられる透光部材35とを含むことが好ましい。点灯装置につながるリード線は、例えば天井100の埋め込み穴103を通って空間50に引き込まれ、第2発光モジュール31に接続される。
In addition to the second
間接照明光発光部30は、上述の通り、第2発光モジュール31を含む発光部全体が天井面101と突出部12に囲まれたリング状の空間50に設置されている。空間50は突出部12の全周にわたって突出部12の径方向外側に開放されているから、第2発光モジュール31の光は突出部12の全周から出射され、突出部12の先端に対応する位置に間接照明光の出射面が形成される。本実施形態では、透光部材35の径方向外側に向いた面が間接照明光の出射面となる。
As described above, the indirect illumination
照明装置10によれば、第2発光モジュール31を天井面101の下に設けることで、例えば装置本体11の上部に第2発光モジュール31を配置する場合と比べて、第2発光モジュール31から出射面までの距離を大幅に短くできる。このため、間接照明光の光学ロスを低減することが可能である。また、第2発光モジュール31の放熱性は、当該モジュールを天井裏空間102に配置する場合と比べて良好である。さらに、第1発光モジュール21と第2発光モジュール31は離れて配置されているので、互いの熱的影響が小さいという利点もある。
According to the
第2発光モジュール31は、第2基板33に実装された第2発光素子32を有する。好適な第2発光素子32は、第1発光素子22と同様に、半導体発光素子であって、中でもLEDが好ましい。第2発光モジュール31についても、例えば蛍光体を用いてLEDの青色光の一部をより長波長の光に変換し、青色光の残りの一部と混色することで白色光を出射する。以下、第2発光素子32はLEDとする。
The second
第2発光モジュール31は、装置本体11の周方向に沿って設けられている。好ましくは、装置本体11の全周にわたって、換言すると空間50の全周にわたって第2発光モジュール31が設けられる。LEDである第2発光素子32は、例えば中空円板状の第2基板33に実装され、装置本体11の周方向に並んで複数設けられる。第2発光素子32は、装置本体11の周方向に略一定の間隔で配置されることが好ましい。この場合、照明装置10の周囲に均一な間接照明光を照射することが容易になる。
The second
間接照明光発光部30から出射される間接照明光の明るさは、主照明光発光部20から出射される主照明光の明るさと同等か、またはそれ以上であってもよい。例えば、間接照明光発光部30の最大光束は、主照明光発光部20の最大光束と同等か、それ以上である。すなわち、第2発光モジュール31の発光により得られる間接照明光発光部30の最大光束が、第1発光モジュール21の発光により得られる主照明光発光部20の最大光束と同等か、それ以上である。従来の照明装置は間接照明光の明るさが主照明光の明るさよりも抑えられた設計であるが、照明装置10は、間接照明光で天井面101および壁面上部の少なくとも一方を強く照らし、間接照明光で部屋全体を明るくするように構成されていてもよい。なお、各発光モジュールに電力を供給する点灯装置(図示せず)は調光機能を有していてもよい。
The brightness of the indirect illumination light emitted from the indirect illumination
ここで、最大光束とは各発光モジュールの出力を最大としたときの光束を意味する。各発光部の光束は、積分球またはゴニオメーターと照度計などを用いて測定される。 Here, the maximum luminous flux means the luminous flux when the output of each light emitting module is maximized. The luminous flux of each light emitting unit is measured using an integrating sphere or a goniometer and an illuminometer.
照明装置10は、主照明光と間接照明光を同時に照射することもできるが、一般的には主照明光と間接照明光を切り替えて使用することを想定している。このため、照明装置10は、第1発光モジュール21と第2発光モジュール31とが同時に発光しないように構成されていてもよい。
The illuminating
間接照明光発光部30を構成する鍔部34は、空間50において、装置本体11の径方向外側に張り出した部分である。但し、鍔部34は、突出部12の先端よりも径方向外側に張り出さないように装置本体11に設けられることが好ましい。鍔部34は、装置本体11の周方向に沿って設けられる。好ましくは、装置本体11の全周にわたって、換言すると空間50の全周にわたって鍔部34が設けられる。
The
本実施形態では、鍔部34の突出部12側を向いた下面34Aに第2発光モジュール31が取り付けられている。下面34Aの第2発光モジュール31が取り付けられる部分は平坦であるから、第2発光モジュール31の取り付けが容易である。第2発光モジュール31は、第2発光素子32が実装された第2基板33の面を下に向けた状態で、ネジ等の締結部材36(図2および図3参照)を用いて鍔部34に固定できる。第2発光モジュール31は、透光部材35と干渉しないように、鍔部34の外周部から離れた径方向内側に固定される。
In the present embodiment, the second
鍔部34は、天井面101に近接配置されることが好ましい。鍔部34は、例えば第2基板33と同様の中空円板状部材を天板部14側から装置本体11に嵌めて固定することで設けられる。鍔部34は、装置本体11の支柱16に載せられ、ネジ等の締結部材37(図2参照)を用いて支柱16に固定されている。鍔部34の下面34Aに固定された第2発光モジュール31は、天井面101と略平行に配置され、所定の隙間をあけて突出部12の第2面13Bと対向している。
The
鍔部34の下面34Aに第2発光モジュール31が固定される場合、突出部12の天井面101側を向いた面、すなわち第2発光モジュール31と対向する第2面13Bが、第2発光モジュール31から出射される光の反射面として機能する。第2発光モジュール31から出射される光は、例えば湾曲した第2面13Bで反射され、突出部12の全周から水平方向に向かって出射される。第2面13Bの反射面として機能する部分には、第1面13Aと同様に、金属膜が形成されていてもよく、研磨等により鏡面仕上げされていてもよい。また、白色の塗膜が形成されていてもよい。
When the second
本実施形態では、鍔部34の天井面101側を向いた上面34Bと天井面101との間に、締結部材36,37と天井面101との干渉を避けるための凹部38が形成されている。鍔部34には、第2発光モジュール31が固定される部分と外周部との間に段差が形成されており、第2発光モジュール31が固定される部分で上面34Bの高さが低くなっている。このため、第2発光モジュール31が固定される部分の上面34Bと天井面101との間に凹部38が形成される。
In the present embodiment, a
間接照明光発光部30を構成する透光部材35は、空間50において、第2発光モジュール31よりも装置本体11の径方向外側に設けられ、第2発光モジュール31から出射する光を透過または拡散透過させる部材である。また、透光部材35は第2発光モジュール31を保護するカバーとして機能する。
The
透光部材35は、突出部12の最大径と略同等の直径を有する円筒状部材であって、突出部12の先端部に固定されることが好ましい。本実施形態では、透光部材35の下端部が突出部12の溝17に挿入され、透光部材35の上端部が鍔部34によって上から押えられている。すなわち、透光部材35は鍔部34と突出部12によって挟持されている。
The
透光部材35の上端部には、鍔部34を支持する凹部51が形成されている。そして、透光部材35は、突出部12の全周にわたって突出部12と鍔部34の間に設けられている。つまり、突出部12と鍔部34とに囲まれた、第2発光モジュール31が設置される空間は、透光部材35によって閉じられている。また、透光部材35の軸方向長さは、天井面101から突出部12の先端部における第2面13Bまでの長さに対応している。このため、照明装置10では、透光部材35の上端と鍔部34の一部とが天井面101に当接する。照明装置10と天井面101との隙間を塞ぐため、透光部材35の上端、および鍔部34と天井面101との間にパッキンを挿入してもよい。
A
透光部材35は、第2発光モジュール31の光を拡散させずに透過させる透明な部材であってもよく、第2発光モジュール31の光を拡散透過させる乳白色の部材であってもよい。光を拡散透過させる乳白色の部材としては、カバー25の場合と同様に、光拡散用のフィラーまたはボイドを含有する樹脂製の透光部材を用いることができる。
The
拡散透過型の透光部材35を用いる場合は、第2発光モジュール31の光を反射する第2面13Bを鏡面反射面としてもよい。或いは、透明な透光部材35を用いて、第2面13Bを拡散反射面としてもよい。いずれの場合も、透光部材35を透過する間接照明光を拡散光として輝点を解消できる。一方、第2面13Bを鏡面反射面とし、かつ透明な透光部材35を用いてもよい。この場合、第2発光モジュール31の光が遠くまでとどくので、例えば部屋の壁面を明るく照らすことができる。
When the diffusion transmission type
以下、図4〜図7を参照しながら、参考例の他の一例である照明装置60,70,80,90について説明する。図4〜図7は、図1に対応する断面図であるが、図1よりも簡略化している。以下では、上述の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を用いて重複する説明を省略し、上述の実施形態との相違点を主に説明する。なお、本明細書で説明する複数の実施形態の各構成要素を選択的に組み合わせることは当初から想定されている。
Hereinafter, the
図4に例示するように、照明装置60の間接照明光発光部61は、第2発光モジュール31、鍔部34、および透光部材35を備える点で、照明装置10の間接照明光発光部30と共通する。第2発光モジュール31、鍔部34、および透光部材35は、装置本体11の全周にわたって設けられることが好ましい(以下の参考例についても同様)。
As illustrated in FIG. 4, the indirect illumination
一方、間接照明光発光部61では、第2発光モジュール31が突出部12の天井面101側に向いた第2面13Bに取り付けられている点で、間接照明光発光部30と異なる。第2発光モジュール31を第2面13Bに取り付けた場合、第2発光素子32が直視されることがなく、グレア感を低減し易い。また、第2発光素子32が天井面101側に向いているため、天井面101を明るく照らすことが可能である。
On the other hand, the indirect illumination
間接照明光発光部61では、鍔部34の下面34Aが第2発光モジュール31から出射される光の反射面として機能する。この場合、グレア感を抑えるため、鍔部34の下面34Aに拡散反射機能を持たせるか、透光部材35に拡散透過機能を持たせることが好ましい。図4に示す例では、第2発光モジュール31を固定する部分として、表面が平坦な台座部62を突出部12の第2面13Bに設けている。なお、第2発光モジュール31にフレキシブル基板を適用し、第2発光モジュール31を第2面13Bに沿って湾曲した状態で取り付けてもよい。
In the indirect illumination
図5に例示するように、照明装置70の間接照明光発光部71は、第2発光モジュール31が装置本体11の径方向外側を向いた状態で設けられている点で、照明装置10の間接照明光発光部30と異なる。第2発光モジュール31は、第2発光素子32が実装された第2基板33の面を装置本体11の径方向外側に向けた状態で、空間50に配置されている。この場合、第2発光モジュール31から出射される光の多くが、反射過程を経ることなく透光部材35を透過して出射されるので、光学ロスをさらに低減できる。第2発光モジュール31には、フレキシブル基板が適用されてもよい。
As illustrated in FIG. 5, the indirect illumination
図5に示す例では、突出部12の第2面13Bに立設した立壁部72に第2発光モジュール31が固定されている。立壁部72は、天井面101に対して略垂直に、かつ突出部12の全周にわたって形成されることが好ましい。立壁部72は、装置本体11の一部として装置本体11と一体成形されているが、鍔部34に設けられていてもよく、装置本体11および鍔部34と別の部材で構成されていてもよい。
In the example shown in FIG. 5, the second
図6に例示するように、照明装置80の間接照明光発光部81は、第2発光素子83の光を空間50の全周に導く導光チューブ84を備える点で、照明装置10の間接照明光発光部30と異なる。導光チューブ84を用いることにより、第2発光素子83の数が少なくても、突出部12の全周にわたって均一な間接照明光を出射可能である。1つの第2発光素子83と、1本の導光チューブ84とで第2発光モジュール82を構成することも可能である。なお、第2発光モジュールとして、有機EL等の面光源を用いてもよい。
As illustrated in FIG. 6, the indirect illumination
図7に例示するように、照明装置90の間接照明光発光部91は、第2発光モジュール31の光が照射される突出部12の第2面13Bに形成された蓄光層92を備える点で、照明装置10の間接照明光発光部30と異なる。蓄光層92は、第2面13Bに蓄光材料を含有する塗膜を形成することにより、或いは蓄光材料を含有するシートを貼付することにより設けることができる。この場合、蓄光層92が発光することで、間接照明光の均一性を高めることができる。また、蓄光層92の発光により、消灯時においても明かりを確保できる。
As illustrated in FIG. 7, the indirect illumination
なお、照明装置の実施形態として、第2の発光モジュール31が円環状の場合を例示したが、その形状は円環状に限定されない。例えば、天井100に矩形状の埋め込み穴103が形成されている場合、照明装置10が矩形であり、第2の発光モジュール31が矩形環状であってもよい。この場合も、上述の構成と同等の効果を得ることができる。
As an embodiment of the lighting device, the case where the second
10,60,70,80,90 照明装置、11 装置本体、12 突出部、13 筒壁部、13A 第1面、13B 第2面、14 天板部、15 張り出し部、16 支柱、17 溝、18 パッキン、20 主照明光発光部、21 第1発光モジュール、22 第1発光素子、23 第1基板、24 ホルダ、25 カバー、30,61,71,81,91 間接照明光発光部、31,82 第2発光モジュール、32,83 第2発光素子、33 第2基板、34 鍔部、35 透光部材、36,37,44 締結部材、38,51 凹部、40 取り付け金具、41 ベース部、42 アーム部、43 取り付けバネ、50 空間、51 凹部、72 立壁部、84 導光チューブ、92 蓄光層、100 天井、101 天井面、102 天井裏空間、103 埋め込み穴 10, 60, 70, 80, 90 Lighting device, 11 device body, 12 protruding part, 13 cylinder wall part, 13A first surface, 13B second surface, 14 top plate part, 15 overhanging part, 16 columns, 17 grooves, 18 Packing, 20 Main illumination light emitting unit, 21 1st light emitting module, 22 1st light emitting element, 23 1st substrate, 24 holder, 25 cover, 30, 61, 71, 81, 91 Indirect illumination light emitting unit, 31, 82 2nd light emitting module, 32, 83 2nd light emitting element, 33 2nd substrate, 34 flange part, 35 translucent member, 36, 37, 44 fastening member, 38, 51 recess, 40 mounting bracket, 41 base part, 42 Arm part, 43 mounting spring, 50 space, 51 recess, 72 standing wall part, 84 light guide tube, 92 phosphorescent layer, 100 ceiling, 101 ceiling surface, 102 ceiling space, 103 embedded hole
Claims (5)
前記装置本体の内部に設けられた第1の発光部と、
前記装置本体の外部に設けられた第2の発光部と、
を備え、
前記第1の発光部は、第1発光モジュールを有し、
前記第2の発光部は、第2発光モジュールを有し、
前記装置本体は、天井面よりも下方に突き出し、前記開口に向かって末広がりとなる形状をなし、前記第2発光モジュールから出射される光の照射方向を前記天井面および前記天井面に沿った方向とする突出部を有し、
前記第2発光モジュールは、前記装置本体が前記埋め込み穴に挿入された状態で前記天井面と前記突出部との間に形成される空間に設けられ、
前記天井面と前記突出部との間に形成される前記空間において前記装置本体の周方向に沿って設けられた鍔部を備え、
前記第2発光モジュールは、前記鍔部の下面に取り付けられ、
前記突出部の前記天井面側に向いた面が前記第2発光モジュールから出射される光の反射面として機能する、照明装置。 A device body that is formed in a tubular shape with one end in the axial direction open and is inserted into an embedded hole in the ceiling with the opening facing downward.
A first light emitting unit provided inside the main body of the device and
A second light emitting unit provided outside the main body of the device and
With
The first light emitting unit has a first light emitting module.
The second light emitting unit has a second light emitting module.
The apparatus main body has a shape that protrudes below the ceiling surface and diverges toward the opening, and the irradiation direction of the light emitted from the second light emitting module is the direction along the ceiling surface and the ceiling surface. Has a protruding part
The second light emitting module is provided in a space formed between the ceiling surface and the protruding portion in a state where the device main body is inserted into the embedded hole .
A collar portion provided along the circumferential direction of the apparatus main body is provided in the space formed between the ceiling surface and the protruding portion.
The second light emitting module is attached to the lower surface of the collar portion, and is attached to the lower surface of the collar portion.
A lighting device in which a surface of the protruding portion facing the ceiling surface side functions as a reflecting surface of light emitted from the second light emitting module.
前記第2発光モジュールの前記半導体発光素子は、前記装置本体の周方向に並んで複数設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。 The second light emitting module includes a semiconductor light emitting element.
The lighting device according to any one of claims 1 to 4 , wherein a plurality of the semiconductor light emitting elements of the second light emitting module are provided side by side in the circumferential direction of the device main body.
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