JP6853863B1 - 端末装置、基地局装置、および、通信方法 - Google Patents

端末装置、基地局装置、および、通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的に通信を行うことができる。【解決手段】インターレースの構成に関連する上位層パラメータを受信し、インターレースを用いてPUCCHを送信し、PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBのPRBインデックスを決定し、インターレースに含まれる第1のPRB数は第1の値と第2の値とに少なくとも基づいて決められ、第1の値は、PUCCHが送信される帯域を構成する第2のPRB数に少なくとも基づいて与えられ、第2の値は、インターレースのインデックスとPUCCHが送信される帯域を構成する1つまたは複数のPRBのPRBインデックスの中で最も小さいPRBインデックスとに基づいて与えられる。【選択図】図4

Description

本発明は、端末装置、基地局装置、および、通信方法に関する。
セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution (LTE:登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access : EUTRA」と称する。)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project: 3GPP)において検討されている。また、3GPPにおいて、新た
な無線アクセス方式(以下、「New Radio(NR)」と称する。)が検討されている(非特
許文献1、2、3、4)。LTEでは、基地局装置をeNodeB(evolved NodeB)と
も称する。NRでは、基地局装置をgNodeBとも称する。LTE、および、NRでは、端末装置をUE(User Equipment)とも称する。LTE、および、NRは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラー通信システムである。単一の基地局装置は複数のセルを管理してもよい。
NRにおいて、1つのサービングセルに対して下りリンクBWP(bandwidth part)と上りリンクBWPのセットが設定される(非特許文献3)。端末装置は、下りリンクBWPにおいてPDCCHとPDSCHを受信する。
本発明は、効率的に上りリンク送信、および/または、下りリンク送信の受信を行うことができる端末装置、該端末装置に用いられる通信方法、効率的に下りリンク送信、および/または、上りリンク送信の受信を行うことができる基地局装置、および、該基地局装置に用いられる通信方法を提供する。
(1)本発明の第1の態様は、端末装置であって、インターレースの構成に関連する上位層パラメータを受信する受信部と、前記インターレースを用いてPUCCHを送信する送信部と、前記PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBのPRBインデックスを決定する処理部と、を備え、前記インターレースに含まれる第1のPRB数は第1の値と第2の値とに少なくとも基づいて決められ、前記第1の値は、前記PUCCHが送信される帯域を構成する第2のPRB数に少なくとも基づいて与えられ、前記第2の値は、前記インターレースのインデックスと前記PUCCHが送信される帯域を構成する1つまたは複数のPRBのPRBインデックスの中で最も小さいPRBインデックスとに基づいて与えられる。
(2)本発明の第2の態様は、基地局装置であって、インターレースの構成に関連する上位層パラメータを送信する送信部と、前記インターレースを用いてPUCCHを受信する受信部と、前記PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBのPRBインデックスを決定する処理部と、を備え、前記インターレースに含まれる第1のPRB数は第1の値と第2の値とに少なくとも基づいて決められ、前記第1の値は、前記PUCCHが送信される帯域を構成する第2のPRB数に少なくとも基づいて与えられ、前記第2の値は、前記インターレースのインデックスと前記PUCCHが送信される帯域を構成する1つまたは複数のPRBのPRBインデックスの中で最も小さいPRBインデックスとに基づいて与えられる。
(3)本発明の第3の態様は、端末装置に用いられる通信方法であって、インターレースの構成に関連する上位層パラメータを受信するステップと、前記インターレースを用いてPUCCHを送信するステップと、前記PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBのPRBインデックスを決定するステップと、を備え、前記インターレースに含まれる第1のPRB数は第1の値と第2の値とに少なくとも基づいて決められ、前記第1の値は、前記PUCCHが送信される帯域を構成する第2のPRB数に少なくとも基づいて与えられ、前記第2の値は、前記インターレースのインデックスと前記PUCCHが送信される帯域を構成する1つまたは複数のPRBのPRBインデックスの中で最も小さいPRBインデックスとに基づいて与えられる。
(4)本発明の第4の態様は、基地局装置に用いられる通信方法であって、基地局装置に用いられる通信方法であって、インターレースの構成に関連する上位層パラメータを送信するステップと、前記インターレースを用いてPUCCHを受信するステップと、前記PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBのPRBインデックスを決定するステップと、を備え、前記インターレースに含まれる第1のPRB数は第1の値と第2の値とに少なくとも基づいて決められ、前記第1の値は、前記PUCCHが送信される帯域を構成する第2のPRB数に少なくとも基づいて与えられ、前記第2の値は、前記インターレースのインデックスと前記PUCCHが送信される帯域を構成する1つまたは複数のPRBのPRBインデックスの中で最も小さいPRBインデックスとに基づいて与えられる。
この発明によれば、端末装置は効率的に上りリンク送信を行うことができる。また、基地局装置は効率的に上りリンク送信の受信を行うことができる。
本実施形態の無線通信システムの概念図である。 本実施形態の無線フレームの概略構成を示す図である。 本実施形態における上りリンクスロットの概略構成を示す図である。 本実施形態の端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態におけるインターレースの一例を示した図である。 本実施形態において帯域幅とサブキャリアスペーシング(SCS)とインターレースの数と1つのインターレースに含まれるPRBの数との関係の一例を示した図である。 本実施形態における本実施形態においてPUCCHをPRBにマッピングする第1の方法の一例を示した図である。 本実施形態における上位層パラメータPUCCH resourceの構成を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の無線通信システムの概念図である。図1において、無線通信システムは、端末装置1A〜1C、および基地局装置3を具備する。以下、端末装置1A〜1Cを端末装置1という。
本実施形態の物理チャネルおよび物理信号について説明する。
端末装置1から基地局装置3への上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理チャネルが用いられる。上りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。
・PUCCH(Physical Uplink Control Channel)
・PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)
・PRACH(Physical Random Access Channel)
PUCCHは、端末装置1が上りリンク制御情報(Uplink Control Information: UCI
)を基地局装置3へ送信するために用いられる。なお、本実施形態において、端末装置1は、プライマリセル、および/または、プライマリセルの機能を有するセカンダリセル、および/または、PUCCHの送信が可能なセカンダリセルにおいてPUCCHの送信を行ってもよい。つまり、PUCCHは、特定のサービングセルにおいて送信されてもよい。
上りリンク制御情報は、下りリンクのチャネル状態情報(Channel State Information:
CSI)、PUSCHリソースの要求を示すスケジューリング要求(Scheduling Request: SR)、下りリンクデータ(Transport block, Medium Access Control Protocol Data Unit: MAC PDU, Downlink-Shared Channel: DL-SCH, Physical Downlink Shared Channel: PDSCH)に対するHARQ−ACK(Hybrid Automatic Repeat request ACKnowledgement
)のうち、少なくとも1つを含む。
HARQ−ACKを、ACK/NACK、HARQフィードバック、HARQ−ACKフィードバック、HARQ応答、HARQ−ACK応答、HARQ情報、HARQ−ACK情報、HARQ制御情報、および、HARQ−ACK制御情報とも称する。下りリンクデータが成功裏に復号された場合、該下りリンクデータに対するACKが生成される。下りリンクデータが成功裏に復号されなかった場合、該下りリンクデータに対するNACKが生成される。DTX(discontinuous transmission)は、下りリンクデータを検出しなかったことを意味してもよい。DTX(discontinuous transmission)は、HARQ−ACK応答を送信するべきデータを検出しなかったことを意味してもよい。HARQ−ACKは、1つのトランスポートブロックに少なくとも対応するHARQ−ACKビットを少なくとも含んでもよい。HARQ−ACKビットは、1または複数のトランスポートブロックに対応するACK(acknowledgement)またはNACK(negative-acknowledgement
)を示してもよい。HARQ−ACKは、1または複数のHARQ−ACKビットを含むHARQ−ACKコードブックを少なくとも含んでもよい。HARQ−ACKビットが1または複数のトランスポートブロックに対応することは、HARQ−ACKビットが該1または複数のトランスポートブロックを含むPDSCHに対応することであってもよい。
HARQ−ACKビットは、トランスポートブロックに含まれる1つのCBG(Code Block Group)に対応するACKまたはNACKを示してもよい。HARQ−ACKは、HARQフィードバック、HARQ情報、HARQ制御情報とも呼称される。
チャネル状態情報(CSI:Channel State Information)は、チャネル品質指標(C
QI:Channel Quality Indicator)とランク指標(RI:Rank Indicator)を含んでもよい。チャネル品質指標は、プレコーダ行列指標(PMI:Precoder Matrix Indicator)、CSI-RS指標(CRI:CSI-RS indicator)を含んでもよい。チャネル状態情報はプレコーダ行列指標を含ん
でもよい。CQIは、チャネル品質(伝搬強度)に関連する指標であり、PMIは、プレコーダを指示する指標である。RIは、送信ランク(または、送信レイヤ数)を指示する指標である。CSIはCSIレポート、CSI情報とも呼称する。
CSIレポートは1つまたは複数に分割されてもよい。例えば、CSIレポートが2つに分割される場合、分割された第1のCSIレポートはCSI―part1、分割された第2のCSIレポートはCSI―part2であってもよい。CSIレポートのサイズは分割されたCSIのうちの一部または全部のビット数であってもよい。CSIレポートのサイズはCSI―part1のビット数であってもよい。CSIレポートのサイズはCSI―part2のビット数であってもよい。CSIレポートのサイズは分割された複数のCSIレポートのビット数の総和であってもよい。分割された複数のCSIのビット数の総和は、分割される前のCSIレポートのビット数である。CSI−part1は少なくともRI、CRI、CQI、PMIの何れかの一部または全部を含んでもよい。CSI−part2
はPMI、CQI、RI、CRIの何れかの一部または全部を含んでもよい。
スケジューリングリクエスト(SR: Scheduling Request)は、初期送信のためのPUSCHのリソースを要求するために少なくとも用いられてもよい。スケジューリングリクエストビットは、正のSR(positive SR)または、負のSR(negative SR)のいずれかを示すために用いられてもよい。スケジューリングリクエストビットが正のSRを示すことは、“正のSRが送信される”とも呼称される。正のSRは、端末装置1によって初期送信のためのPUSCHのリソースが要求されることを示してもよい。正のSRは、上位層によりスケジューリングリクエストがトリガされることを示してもよい。正のSRは、上位層によりスケジューリングリクエストを送信することが指示された場合に、送信されてもよい。スケジューリングリクエストビットが負のSRを示すことは、“負のSRが送信される”とも呼称される。負のSRは、端末装置1によって初期送信のためのPUSCHのリソースが要求されないことを示してもよい。負のSRは、上位層によりスケジューリングリクエストがトリガされないことを示してもよい。負のSRは、上位層によりスケジューリングリクエストを送信することが指示されない場合に、送信されてもよい。
スケジューリングリクエストビットは、1または複数のSR設定(SR configuration)のいずれかに対する正のSR、または、負のSRのいずれかを示すために用いられてもよい。該1または複数のSR設定のそれぞれは、1または複数のロジカルチャネルに対応してもよい。あるSR設定に対する正のSRは、該あるSR設定に対応する1または複数のロジカルチャネルのいずれかまたは全部に対する正のSRであってもよい。負のSRは、特定のSR設定に対応しなくてもよい。負のSRが示されることは、全てのSR設定に対して負のSRが示されることであってもよい。
SR設定は、スケジューリングリクエストID(Scheduling Request ID)であっても
よい。
PUSCHは、上りリンクデータ(Transport block, Medium Access Control Protocol Data Unit: MAC PDU, Uplink-Shared Channel: UL-SCH)を送信するために用いられて
もよい。PUSCHは、上りリンクデータと共にHARQ−ACKおよび/またはチャネル状態情報を送信するために用いられてもよい。また、PUSCHはチャネル状態情報の
み、または、HARQ−ACKおよびチャネル状態情報のみを送信するために用いられてもよい。つまり、PUSCHは、上りリンク制御情報を送信するために用いられてもよい。端末装置1は、上りリンクグラント(uplink grant)を含むPDCCH(Physical Downlink Control Channel)の検出に基づいてPUSCHを送信してもよい。
PRACHは、ランダムアクセスプリアンブル(ランダムアクセスメッセージ1)を送信するために用いられる。PRACHは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャ、ハンドオーバプロシージャ、コネクション再確立(connection re-establishment)プロシージャ、上りリンクデータの送信に対する同期(タイミ
ング調整)、およびPUSCH(UL−SCH)リソースの要求の少なくとも一部を示すために用いられてもよい。
端末装置1から基地局装置3への上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理シグナルが用いられてもよい。上りリンク物理シグナルは、上位層から出力された情報を送信するために使用されなくてもよいが、物理層によって使用される。
・上りリンク参照信号(UL RS:Uplink Reference Signal)
本実施形態において、少なくとも以下の2つのタイプの上りリンク参照信号が少なくとも用いられてもよい。
・DMRS(Demodulation Reference Signal)
・SRS(Sounding Reference Signal)
DMRSは、PUSCH、および/または、PUCCHの送信に関連する。DMRSは、PUSCHまたはPUCCHと多重されてもよい。基地局装置3は、PUSCHまたはPUCCHの伝搬路補正を行なうためにDMRSを使用する。以下、PUSCHとDMRSを共に送信することを、単にPUSCHを送信すると称する。該DMRSは該PUSCHに対応してもよい。以下、PUCCHとDMRSを共に送信することを、単にPUCCHを送信すると称する。該DMRSは該PUCCHに対応してもよい。
SRSは、PUSCH、および/または、PUCCHの送信に関連しなくてもよい。SRSは、PUSCH、および/または、PUCCHの送信に関連してもよい。基地局装置3は、チャネル状態の測定のためにSRSを用いてもよい。SRSは、上りリンクスロットにおける最後から1つまたは複数の所定数のOFDMシンボルにおいて送信されてもよい。
基地局装置3から端末装置1への下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理チャネルが用いられてもよい。下りリンク物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために、物理層によって使用されてもよい。
・PBCH(Physical Broadcast Channel)
・PDCCH(Physical Downlink Control Channel)
・PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)
PBCHは、サービングセル内またはアクティブBWP(Bandwidth Part)内またはキャリア内の、1つまたは複数の端末装置1において共通に用いられるマスターインフォメーションブロック(Master Information Block: MIB)を報知するために
用いられる。PBCHは、所定の送信間隔に基づき送信されてもよい。例えば、PBCHは、80msの間隔で送信されてもよい。PBCHに含まれる情報の少なくとも一部は、80msごとに更新されてもよい。PBCHは、周波数領域において、所定のサブキャリア数(例えば、288サブキャリア)により構成されてもよい。また、PBCHは、時間
領域において、2、3、または、4OFDMシンボルを含んで構成されてもよい。MIBは、同期信号の識別子(インデックス)に関連する情報を含んでもよい。MIBは、PBCHが送信されるスロットの番号、サブフレームの番号、および、無線フレームの番号の少なくとも一部を指示する情報を含んでもよい。第1の設定情報はMIBに含まれてもよい。該第1の設定情報は、ランダムアクセスメッセージ2、ランダムアクセスメッセージ3、ランダムアクセスメッセージ4の一部または全部に少なくとも用いられる設定情報であってもよい。
PDCCHは、下りリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)を送信するために用いられる。下りリンク制御情報を、DCIフォーマットとも称する。なお、DCIフォーマットは、1つまたは複数の下りリンク制御情報のフィールドを含んでも構成されてもよい。下りリンク制御情報は、上りリンクグラント(uplink grant)または下りリンクグラント(downlink grant)のいずれかを少なくとも含んでもよい。
上りリンクグラントは、単一のセル内の単一のPUSCHのスケジューリングに用いられてもよい。上りリンクグラントは、単一のセル内の複数のスロットにおける複数のPUSCHのスケジューリングに用いられてもよい。上りリンクグラントは、単一のセル内の複数のスロットにおける単一のPUSCHのスケジューリングに用いられてもよい。上りリンクグラントを含む下りリンク制御情報は、上りリンクに関連するDCIフォーマットとも称されてもよい。
1つの下りリンクグラントは、1つのサービングセル内の1つのPDSCHのスケジューリングのために少なくとも用いられる。下りリンクグラントは、該下りリンクグラントが送信されたスロットと同じスロット内のPDSCHのスケジューリングのために少なくとも用いられる。下りリンクグラントを含む下りリンク制御情報は、下りリンクに関連するDCIフォーマットとも称されてもよい。
PDSCHは、下りリンクデータ(TB、MAC PDU、DL−SCH、PDSCH、CB、CBG)を送信するために用いられる。PDSCHは、ランダムアクセスメッセージ2(ランダムアクセスレスポンス)を送信するために少なくとも用いられる。PDSCHは、初期アクセスのために用いられるパラメータを含むシステムインフォメーション(System information)を送信するために少なくとも用いられる。
上述したBCH、UL−SCHおよびDL−SCHは、トランスポートチャネルである。媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)層で用いられるチャネルはトランスポートチャネルと呼称される。MAC層で用いられるトランスポートチャネルの単位は、トランスポートブロックまたはMAC PDUとも呼称される。MAC層においてトランスポートブロック毎にHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の制御が行なわれる。トランスポートブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliver)データの単位である。物理層において、トランスポートブロックはコードワードにマップされ、コードワード毎に変調処理が行なわれる。
基地局装置3と端末装置1は、上位層(higher layer)において信号をやり取り(送受信)してもよい。例えば、基地局装置3と端末装置1は、無線リソース制御(RRC: Radio Resource Control)層において、RRCシグナリング(RRC message: Radio Resource Control
message、RRC information: Radio Resource
Control informationとも称される)を送受信してもよい。また、
基地局装置3と端末装置1は、MAC層において、MAC CE(Control Element)を送受信してもよい。ここで、RRCシグナリング、および/または、MAC CEを、上位層の信号(higher layer signaling)とも称する。
PUSCHおよびPDSCHは、RRCシグナリング、および、MAC CEを送信するために少なくとも用いられる。ここで、基地局装置3からPDSCHで送信されるRRCシグナリングは、セル内における複数の端末装置1に対して共通のRRCシグナリングであってもよい。セル内における複数の端末装置1に対して共通のRRCシグナリングは、共通RRCシグナリングとも呼称される。基地局装置3からPDSCHで送信されるRRCシグナリングは、ある端末装置1に対して専用のRRCシグナリング(dedicated signalingまたはUE specific signalingとも呼称される)であってもよい。端末装置1に対して専用のRRCシグナリングは、専用RRCシグナリングとも呼称される。セルスペシフィックパラメータは、セル内における複数の端末装置1に対して共通のRRCシグナリング、または、ある端末装置1に対して専用のRRCシグナリングを用いて送信されてもよい。UEスペシフィックパラメータは、ある端末装置1に対して専用のRRCシグナリングを用いて送信されてもよい。
以下、本実施形態の無線フレーム(radio frame)の構成について説明する。
図2は、本実施形態の無線フレームの概略構成を示す図である。図2において、横軸は時間軸である。無線フレームのそれぞれは、10ms長であってもよい。また、無線フレームのそれぞれは10のスロットから構成されてもよい。スロットのそれぞれは、1ms長であってもよい。
以下、本実施形態のスロットの構成の一例について説明する。図3は、本実施形態における上りリンクスロットの概略構成を示す図である。図3において、1つのセルにおける上りリンクスロットの構成を示す。図3において、横軸は時間軸であり、縦軸は周波数軸である。上りリンクスロットはNUL symb個のSC−FDMAシンボルを含んでもよい。上りリンクスロットはNUL symb個のOFDMシンボルを含んでもよい。以下、本実施形態では、上りリンクスロットがOFDMシンボルを含む場合を用いて説明をするが、上りリンクスロットがSC−FDMAシンボルを含む場合にも本実施形態を適用することはできる。
図3において、lはOFDMシンボル番号/インデックスであり、kはサブキャリア番号/インデックスである。スロットのそれぞれにおいて送信される物理シグナルまたは物理チャネルは、リソースグリッドによって表現される。上りリンクにおいて、リソースグリッドは複数のサブキャリアと複数のOFDMシンボルによって定義される。リソースグリッド内のエレメントのそれぞれをリソースエレメントと称する。リソースエレメントは、サブキャリア番号/インデックスk、および、OFDMシンボル番号/インデックスlによって表される。
上りリンクスロットは、時間領域において、複数のOFDMシンボルl(l=0,1,・・・,NUL symb−1)を含んでもよい。1つの上りリンクスロットにおいて、上りリンクにおけるノーマルCP(normal Cyclic Prefix)に対して、NUL symbは7または14であってもよい。上りリンクにおける拡張CP(extended Cyclic Prefix)に対して、NUL symbは6または12であってもよい。
端末装置1は、上りリンクにおけるCP長を示す上位層のパラメータUL-CyclicPrefixLengthを基地局装置3から受信する。基地局装置3は、セルに対応する該上位層のパラメ
ータUL-CyclicPrefixLengthを含むシステムインフォメーションを、該セルにおいて報知
してもよい。
上りリンクスロットは、周波数領域において、複数のサブキャリアk(k=0,1,・・・,NUL RB・NRB SC−1)を含んでもよい。NUL RBは、サービングセルに
対する上りリンク帯域幅設定であり、NRB SCの倍数によって表現される。NRB SCは、サブキャリアの数によって表現される、周波数領域における(物理)リソースブロックサイズである。サブキャリア間隔Δfは15kHzであってもよい。NRB SCは12
であってもよい。周波数領域における(物理)リソースブロックサイズは180kHzであってもよい。
本実施形態の一態様に係る無線通信システムにおいて、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)が少なくとも用いられる。OFDMシンボルは、OFDMの時
間領域の単位である。OFDMシンボルは、少なくとも1または複数のサブキャリア(subcarrier)を含む。OFDMシンボルは、ベースバンド信号生成において時間連続信号(time-continuous signal)に変換されもよい。
サブキャリア間隔(SCS: SubCarrier Spacing)は、サブキャリア間隔Δf=2μ・1
5kHzにより与えられてもよい。例えば、サブキャリア間隔の設定(subcarrier spacing configuration)μは0、1、2、3、4、および/または、5の何れかに設定されてもよい。あるBWP(BandWidth Part)のために、サブキャリア間隔の設定μが上位層パラメータにより与えられてもよい。
本実施形態における下りリンクのスロットは、複数のOFDMシンボルを含む。本実施形態における下りリンクのスロットの構成は上りリンクと基本的に同じであるため、下りリンクのスロットの構成の説明は省略する。
以下、本実施形態における装置の構成について説明する。
図4は、本実施形態の端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、端末装置1は、無線送受信部10、および、上位層処理部14を含んで構成される。無線送受信部10は、アンテナ部11、RF(Radio Frequency)部12、および、ベース
バンド部13を含んで構成される。上位層処理部14は、媒体アクセス制御層処理部15、および、無線リソース制御層処理部16を含んで構成される。無線送受信部10を送信部、受信部、符号化部、復号部、または、物理層処理部とも称する。送信部は、物理信号、および/または、物理チャネルを送信してもよい。物理信号は上りリンク復調参照信号、および/または、サウンディング参照信号を含んでもよい。物理チャネルは、PRACH、PUCCH、および/または、PUSCHを含んでもよい。送信部は、PRACHと、PUCCHと、PUSCHと、の一部または全部を送信してもよい。受信部は、物理信号、および/または、物理チャネルを受信してもよい。物理信号は下りリンク復調参照信号、チャネル状態情報参照信号、および/または、同期信号を含んでもよい。物理チャネルは、PBCH、PDCCH、および/または、PDSCHを含んでもよい。受信部は、PBCH、PDCCH、および/または、PDSCHの一部または全部を受信してもよい。
上位層処理部14は、ユーザの操作等により生成された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を、無線送受信部10に出力する。上位層処理部14は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線
リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
上位層処理部14が備える媒体アクセス制御層処理部15は、媒体アクセス制御層の処理を行う。媒体アクセス制御層処理部15は、無線リソース制御層処理部16によって管理されている各種設定情報/パラメータに基づいて、ランダムアクセス手順の制御を行う。
上位層処理部14が備える無線リソース制御層処理部16は、無線リソース制御層の処理を行う。無線リソース制御層処理部16は、自装置の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御層処理部16は、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。すなわち、無線リソース制御層処理部16は、基地局装置3から受信した各種設定情報/パラメータを示す情報に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。
無線送受信部10は、変調、復調、符号化、復号化などの物理層の処理を行う。無線送受信部10は、基地局装置3から受信した信号を、分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部14に出力する。無線送受信部10は、データを変調、符号化することによって送信信号を生成し、基地局装置3に送信する。
RF部12は、アンテナ部11を介して受信した信号を、直交復調によりベースバンド信号に変換し(ダウンコンバート: down convert)、不要な周波数成分を除去する。RF部12は、処理をしたアナログ信号をベースバンド部に出力する。
ベースバンド部13は、RF部12から入力されたアナログ信号を、アナログ信号からディジタル信号に変換する。ベースバンド部13は、変換したディジタル信号からCP(Cyclic Prefix)に相当する部分を除去し、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変
換(Fast Fourier Transform: FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出する。
ベースバンド部13は、データを逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform: IFFT)して、SC−FDMAシンボルを生成し、生成されたSC−FDMAシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換する。ベースバンド部13は、変換したアナログ信号をRF部12に出力する。
RF部12は、ローパスフィルタを用いてベースバンド部13から入力されたアナログ信号から余分な周波数成分を除去し、アナログ信号を搬送波周波数にアップコンバート(up convert)し、アンテナ部11を介して送信する。また、RF部12は、電力を増幅する。また、RF部12は送信電力を制御する機能を備えてもよい。RF部12を送信電力制御部とも称する。
図5は、本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、基地局装置3は、無線送受信部30、および、上位層処理部34を含んで構成される。無線送受信部30は、アンテナ部31、RF部32、および、ベースバンド部33を含んで構成される。上位層処理部34は、媒体アクセス制御層処理部35、および、無線リソース制御層処理部36を含んで構成される。無線送受信部30を送信部、受信部、符号化部、復号部、または、物理層処理部とも称する。受信部は、物理信号、および/または、物理チャネルを受信してもよい。物理信号は上りリンク復調参照信号、および/または、サウンディング参照信号を含んでもよい。物理チャネルは、PRACH、PUCCH、および/または、PUSCHを含んでもよい。送信部は、PRACHと、PUCCHと、PUSCHと、の一部または全部を受信してもよい。送信部は、物理信号、および/または、物理チャネルを送信してもよい。物理信号は下りリンク復調参照信号、チャネル状態
情報参照信号、および/または、同期信号を含んでもよい。物理チャネルは、PBCH、PDCCH、および/または、PDSCHを含んでもよい。送信部は、PBCH、PDCCH、および/または、PDSCHの一部または全部を送信してもよい。
上位層処理部34は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control: RRC)層の処理を行なう。
上位層処理部34が備える媒体アクセス制御層処理部35は、媒体アクセス制御層の処理を行う。媒体アクセス制御層処理部35は、無線リソース制御層処理部36によって管理されている各種設定情報/パラメータに基づいて、ランダムアクセス手順の制御を行う。
上位層処理部34が備える無線リソース制御層処理部36は、無線リソース制御層の処理を行う。無線リソース制御層処理部36は、物理下りリンク共用チャネルに配置される下りリンクデータ(トランスポートブロック)、システムインフォメーション、RRCメッセージ、MAC CE(Control Element)などを生成し、又は上位ノードから取得し
、無線送受信部30に出力する。また、無線リソース制御層処理部36は、端末装置1各々の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御層処理部36は、上位層の信号を介して端末装置1各々に対して各種設定情報/パラメータをセットしてもよい。すなわち、無線リソース制御層処理部36は、各種設定情報/パラメータを示す情報を送信/報知する。
無線送受信部30の機能は、無線送受信部10と同様であるため説明を省略する。
端末装置1が備える符号10から符号16が付された部のそれぞれは、回路として構成されてもよい。基地局装置3が備える符号30から符号36が付された部のそれぞれは、回路として構成されてもよい。端末装置1が備える符号10から符号16が付された部のそれぞれは、少なくとも1つのプロセッサと前記少なくとも1つのプロセッサと連結されるメモリとして構成されてもよい。基地局装置3が備える符号30から符号36が付された部のそれぞれは、少なくとも1つのプロセッサと前記少なくとも1つのプロセッサと連結されるメモリとして構成されてもよい。
本実施形態の無線通信システムは、TDD(Time Division Duplex)および/またはFDD(Frequency Division Duplex)が適用されてもよい。セルアグリゲーションの場合
には、TDDが適用されるサービングセルとFDDが適用されるサービングセルが集約されてもよい。
なお、上位層の信号は、RMSI(Remaining Minimum System Information)、OSI(Other System Information)、SIB(System Information Block)、RRC(Radio Resource Control)メッセージ、MAC CE(Medium Access Control Control Element)のいずれかであってもよい。また、上位層パラメータ(higher layer parameter)は
上位層の信号に含まれるパラメータや情報要素を意味してもよい。システムインフォメーションはSIB1であってもよい。
PUCCHで送信されるUCIはHARQ−ACK、スケジューリングリクエスト、および/または、CSIを含んでもよい。PUCCHで送信されるUCIはHARQ−ACK、スケジューリングリクエスト、および/または、CSIの何れかの組み合わせを含んでもよい。
あるコンポーネントキャリアにおいて、NR−U(New Radio - Unlicensed)が適用されてもよい。あるサービングセルにおいて、NR−Uが適用されてもよい。あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)においてNR−Uが適用されることは、以下の要素A1から要素A6の一部または全部を含む技術(フレームワーク、構成)を少なくとも含んでもよい。
要素A1:該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)において、第2のSSバーストセットが構成される
要素A2:基地局装置3は、該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)において、第2のSS/PBCHブロックを送信する
要素A3:端末装置1は、該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)において、第2のSS/PBCHブロックを受信する
要素A4:基地局装置3は、該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)における第2のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて、PDCCHを送信する
要素A5:端末装置1は、該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)における第2のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて、PDCCHを受信する
要素A6:NR−Uに関連する上位層パラメータ(例えば、MIBに含まれるフィールド)が第1の値(例えば、1)を示す
あるコンポーネントキャリアにおいて、NR−U(New Radio - Unlicensed)が適用されなくてもよい。あるサービングセルにおいて、NR−Uが適用されなくてもよい。あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)においてNR−Uが適用されないことは、以下の要素B1から要素B6の一部または全部を含む技術(フレームワーク、構成)を少なくとも含んでもよい。
要素B1:該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)において、第1のSSバーストセットが構成される
要素B2:基地局装置3は、該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)において、第1のSS/PBCHブロックを送信する
要素B3:端末装置1は、該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)において、第1のSS/PBCHブロックを受信する
要素B4:基地局装置3は、該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)における第1のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて、PDCCHを送信する
要素B5:端末装置1は、該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)における第1のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて、PDCCHを受信する
要素B6:NR−Uに関連する上位層パラメータ(例えば、MIBに含まれるフィールド)が該第1の値とは異なる値(例えば、0)を示す
あるコンポーネントキャリアは、免許帯域(licensed band)に設定されてもよい。あ
るサービングセルは、免許帯域に設定されてもよい。ここで、あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)が免許帯域に設定されることは、以下の設定1から設定3の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
設定1:あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)に対して免許帯域で動作することを示す上位層パラメータが与えられる、または、あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)に対して免許不要帯域(unlicensed band)で動作
することを示す上位層パラメータが与えられない
設定2:免許帯域で動作するように、あるコンポーネントキャリア(または、あるサービ
ングセル)が設定される、または、免許不要帯域で動作するように、あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)が設定されない
設定3:あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)が免許帯域に含まれる、または、あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)が免許不要帯域に含まれない
免許帯域は、該免許帯域において動作する(ことが期待される)端末装置に対して、無線局免許が要求されるような帯域であってもよい。免許帯域は、無線局免許を保有する事業者(事業体、事業、団体、企業)によって製造される端末装置のみが動作を許可されるような帯域であってもよい。免許不要帯域は、物理信号の送信に先立つチャネルアクセス手順が要求されないような帯域であってもよい。
免許不要帯域は、該免許不要帯域において動作する(ことが期待される)端末装置に対して、無線局免許が要求されないような帯域であってもよい。免許不要帯域は、無線局免許を保有する事業者、および/または、無線局免許を保有しない事業者の一部または全部によって製造される端末装置が動作を許可されるような帯域であってもよい。免許不要帯域は、物理信号の送信に先立つチャネルアクセス手順が要求されるような帯域であってもよい。
あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)にNR−Uが適用されるか否かは、少なくとも該あるコンポーネントキャリア(または、該あるサービングセル)が、免許不要帯域で運用可能なバンド(例えば、免許不要帯域でのみ運用可能なバンド)に設定されているか否かに基づいて決められてもよい。例えば、NRあるいはNRのキャリアアグリゲーションのためにデザインされたバンドのリストが規定されてもよい。例えば、あるバンドが、リスト内の1つまたは複数のバンドが免許不要帯域で運用可能なバンド(例えば、免許不要帯域でのみ運用可能なバンド)に含まれる場合、該あるバンドにNR−Uが適用されてもよい。また、あるバンドが、リスト内の1つまたは複数のバンドが免許不要帯域で運用可能なバンド(例えば、免許不要帯域でのみ運用可能なバンド)に含まれない場合、該あるバンドにNR−Uが適用されず、通常のNR(例えば、リリース15のNR、あるいはリリース16のNR−U以外のNR)が適用されてもよい。
あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)にNR−Uが適用されるか否かは、少なくともそのコンポーネントキャリア(または、そのサービングセル)が、NR−Uが運用可能なバンド(例えば、NR−Uでのみ運用可能なバンド)に設定されているか否かに基づいて決められてもよい。例えば、あるバンドが、リスト内の1つまたは複数のバンドがNR−Uで運用可能なバンド(例えば、NR−Uでのみ運用可能なバンド)に含まれる場合、該あるバンドにNR−Uが適用されてもよい。また、あるバンドが、リスト内の1つまたは複数のバンドがNR−Uで運用可能なバンド(例えば、NR−Uでのみ運用可能なバンド)に含まれない場合、該あるバンドにNR−Uが適用されず、通常のNR(例えば、リリース15のNR、あるいはリリース16のNR−U以外のNR)が適用されてもよい。
あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)にNR−Uが適用されるか否かは、MIB、または、システム情報に含まれる情報に基づいて決められてもよい。例えば、MIB(または、システム情報)にNR−Uを適用するか否かを示す情報が含まれており、該情報がNR−Uを適用することを示している場合、該MIB(または、該システム情報)が対応するサービングセルに対して、NR−Uが適用されてもよい。一方、該情報がNR−Uを適用することを示していない場合、該MIB(または、該システム情報)が対応するサービングセルに対して、NR−Uが適用されず、通常のNRが適用されてもよい。または、該情報が免許不要帯域で運用可能か否かを示してもよい。
あるコンポーネントキャリアは、免許不要帯域に設定されてもよい。あるサービングセルは、免許不要帯域に設定されてもよい。ここで、あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)が免許不要帯域に設定されることは、以下の設定4から設定6の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
設定4:あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)に対して免許不要帯域で動作することを示す上位層パラメータが与えられる
設定5:免許不要帯域で動作するように、あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)が設定される
設定6:あるコンポーネントキャリア(または、あるサービングセル)が免許不要帯域に含まれる
以下、コンポーネントキャリアが免許帯域に設定される、または免許不要帯域に設定されることを想定の下、説明を行う。なお、“コンポーネントキャリアが免許帯域に設定される”ことは、“サービングセルが免許帯域に設定される”ことであってもよいし、“コンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される”ことは、“サービングセルが免許不要帯域に設定される”ことであってもよい。
あるコンポーネントキャリアにおいて、端末装置1が第1のSS/PBCHブロックを受信するか、第2のSS/PBCHブロックを受信するかは、該あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用されるか否か、および、該あるコンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定されるか否か、の一部または全部に少なくとも基づき与えられてもよい。
例えば、あるコンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、端末装置1は第1のSS/PBCHブロックを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、端末装置1は、第1のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第1のPDCCHを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、基地局装置3は第1のSS/PBCHブロックを送信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、基地局装置3は、第1のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第1のPDCCHを受信してもよい。
あるコンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、端末装置1は第2のSS/PBCHブロックを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、端末装置1は、第2のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第2のPDCCHを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、基地局装置3は第2のSS/PBCHブロックを送信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、基地局装置3は、第2のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第2のPDCCHを受信してもよい。
例えば、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用されず、かつ、該コンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、端末装置1は第1のSS/PBCHブロックを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用されず、かつ、該コンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、端末装置1は、第1のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第1のPDCCHを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用されず、かつ、該コンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、基地局装置3は第1のSS/PBCHブロックを送信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用されず、かつ、該コンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、基地局装置3は、第1
のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第1のPDCCHを受信してもよい。
例えば、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用されず、かつ、該コンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、端末装置1は第2のSS/PBCHブロックを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用されず、かつ、該コンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、端末装置1は、第2のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第1のPDCCHを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用されず、かつ、該コンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、基地局装置3は第2のSS/PBCHブロックを送信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用されず、かつ、該コンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、基地局装置3は、第2のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第1のPDCCHを受信してもよい。
例えば、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用され、かつ、該コンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、端末装置1は第2のSS/PBCHブロックを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用され、かつ、該コンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、端末装置1は、第2のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第1のPDCCHを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用され、かつ、該コンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、基地局装置3は第2のSS/PBCHブロックを送信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用され、かつ、該コンポーネントキャリアが免許帯域に設定される場合、基地局装置3は、第2のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第1のPDCCHを受信してもよい。
例えば、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用され、かつ、該コンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、端末装置1は第2のSS/PBCHブロックを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用され、かつ、該コンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、端末装置1は、第2のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第1のPDCCHを受信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用され、かつ、該コンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、基地局装置3は第2のSS/PBCHブロックを送信してもよい。また、あるコンポーネントキャリアにおいてNR−Uが適用され、かつ、該コンポーネントキャリアが免許不要帯域に設定される場合、基地局装置3は、第2のタイプ0PDCCH共通探索領域セットにおいて第1のPDCCHを受信してもよい。
端末装置1は、PRACH、PUCCH、または、PUSCHを1つまたは複数のインターレース(interlace)を用いて送信してもよい。1つのインターレースというのは、端末装置1に与えられた一部または全部のPRBにおいて、同じ間隔を持つPRBを選択し送信することを意味してもよい。同じ間隔というのは、インターレースの1つの第1のPRBから該インターレースの1つの第2のPRBの間に存在するPRB数と該インターレースの1つの第2のPRBと該インターレースの1つの第3のPRBの間に存在するPRB数と、が同じであることを意味してもよい。ある活性化された(activated)1つまたは複数のBWPにおけるインターレースを用いるPUSCH、または、PUCCH送信において、該PUSCH、または、該PUCCH送信のためにインターレースの数と1つのインターレースに含まれるPRB数が端末装置1に割り当てられてもよい。例えば、ある活性化された1つまたは複数のBWPにおいて、端末装置1に割り当てられたPRB数が100である場合、インターレースの数は10、1つのインターレースに含まれるPRB数は10であってもよい。
端末装置1は、端末装置1に割り当てられるインターレースの数、および/または、1つのインターレースに含まれるPRBの数をDCI、および/または、上位層パラメータによって与えられてもよい。
図6は、本実施形態におけるインターレースの一例を示した図である。図6において、端末装置1に与えられたPRB数は106個であってもよい。図6において、ある活性化された1つまたは複数のBWPにおいて、インターレース#0からインターレース#9まで最大10個のインターレースが構成されてもよい。1つのインターレースを構成するPRBの数は10個または11個であってもよい。例えば、インターレース#0の600は11個のPRBで構成されてもよいし、インターレース#6の603は10個のPRBで構成されてもよい。
図7は、本実施形態において帯域幅とサブキャリアスペーシング(SCS)とインターレースの数と1つのインターレースに含まれるPRBの数との関係の一例を示した図である。700の行はサブキャリアスペーシングを示してもよい。701の行は帯域幅を示してもよい。702の行は700の行のサブキャリアスペーシングと701の行の帯域幅と、に対応する全てのPRBの数であってもよい。また、あるSCSにおいて帯域幅に関わらずインターレースの数は一定であってもよい。
インターレースのインデックスはPRBインデックス(nPRB)と紐付けられてもよい。インターレースのインデックスはCRB(common resource block)インデックスと紐付けられてもよい。CRBインデックス(nCRB)はPRBインデックスとNBWP startとの合計であってもよい。例えば、nCRB=nPRB
+NBWP startの関係であってもよい。ここでNBWP startはCRBインデックス0からBWPの開始PRBまでのPRB数であってもよい。該PRB数はBWPの開始PRBを除く数であってもよい。インターレースのインデックスは(nPRB mod Nint)の関係であってもよい。インターレースのインデックスは((nPRB
+NBWP start)mod Nint)であってもよい。ここでNintはSCSごとのインターレースの数であってもよい。また、30kHz SCSの場合、Nintは5であってもよい。また、15kHz SCSの場合、Nintは10であってもよい。
端末装置1は、1つまたは複数の上位層パラメータに基づいて、PUCCHフォーマットでのPUCCH送信に用いられるPUCCHリソースを設定してもよい。例えば、上位層パラメータPUCCH−Format0が上位層パラメータformatに含まれる場合、PUCCH送信に用いられる1つまたは複数のPUCCHリソースはPUCCHフォーマット0を含んでもよい。上位層パラメータPUCCH−Format1が上位層パラメータformatに含まれる場合、PUCCH送信に用いられる1つまたは複数のPUCCHリソースはPUCCHフォーマット1を含んでもよい。上位層パラメータPUCCH−Format2が上位層パラメータformatに含まれる場合、PUCCH送信に用いられる1つまたは複数のPUCCHリソースはPUCCHフォーマット2を含んでもよい。上位層パラメータPUCCH−Format3が上位層パラメータformatに含まれる場合、PUCCH送信に用いられる1つまたは複数のPUCCHリソースはPUCCHフォーマット3を含んでもよい。上位層パラメータPUCCH−Format4が上位層パラメータformatに含まれる場合、PUCCH送信に用いられる1つまたは複数のPUCCHリソースはPUCCHフォーマット4を含んでもよい。上位層パラメータPUCCH−Format0Aが上位層パラメータformatに含まれる場合、PUCCH送信に用いられる1つまたは複数のPUCCHリソースはPUCCHフォーマット0Aを含んでもよい。上位層パラメータPUCCH−Format1Aが上位層パラメー
タformatに含まれる場合、PUCCH送信に用いられる1つまたは複数のPUCCHリソースはPUCCHフォーマット1Aを含んでもよい。上位層パラメータPUCCH−Format2が上位層パラメータformatに含まれる場合、PUCCH送信に用いられる1つまたは複数のPUCCHリソースはPUCCHフォーマット2Aを含んでもよい。上位層パラメータPUCCH−Format3が上位層パラメータformatに含まれる場合、PUCCH送信に用いられる1つまたは複数のPUCCHリソースはPUCCHフォーマット3Aを含んでもよい。
ここで、PUCCHフォーマットは、PUCCHフォーマットに対応するPUCCHリソースの設定に用いられる上位層パラメータの値や種類、および/または、PUCCHフォーマットに対応するPUCCHリソースで送信可能なUCIビットの数に少なくとも基づいて定義されてもよい。例えば、PUCCHフォーマット0、および/または、PUCCHフォーマット0Aは、1つまたは2つのOFDMシンボルの長さを持ち、UCIビット数は1または2ビットであってもよい。PUCCHフォーマット1、および/または、PUCCHフォーマット1Aは4つのOFDMシンボル以上の長さを持ち、UCIビット数は1または2ビットであってもよい。PUCCHフォーマット2、および/または、PUCCHフォーマット2Aは1つまたは2つのOFDMシンボルの長さを持ち、UCIビット数は3と同じまたは大きくてもよい。PUCCHフォーマット3、および/または、PUCCHフォーマット3Aは4つのOFDMシンボルと同じまたは長い長さを持ち、UCIビット数は3と同じまたは大きくてもよい。PUCCHフォーマット4は4つのOFDMシンボルと同じまたは長い長さを持ち、UCIビット数は3と同じまたは大きくてもよい。PUCCHフォーマット4で設定されるPUCCHリソースはOCCを含んでもよい。PUCCHフォーマット2A、または、PUCCHフォーマット3Aにおいて、UCIビットの数が2ビット以下である場合、端末装置1は冗長データ(redundancy data:例えば、ゼロパディング、パディング、反復コード(repetition code)、符号化等)を用いてUCIビットの数と、冗長データのビットの数と、の合計が3ビットと同じまたは大きくなるように処理してもよい。
PUCCHリソースセットは、上位層パラメータPUCCH−resource−setによって、1つまたは複数に設定されてもよい。1つのPUCCHリソースセットに含まれるPUCCHリソースの最大数は、上位層パラメータmaxNrofPUCCH−ResourcePerSetによって設定されてもよい。端末装置1はUCIのビット数Aに応じてPUCCHリソースセットを決定してもよい。UCIのビット数AがNと同じまたは小さい場合、端末装置1は第1のPUCCHリソースセットを決定してもよい。UCIのビット数AがNより大きい、且つ、Nと同じまたは小さい場合、端末装置1は第2のPUCCHリソースセットを決定してもよい。UCIのビット数AがNと同じまたは大きい、且つ、Nと同じまたは小さい場合、端末装置1は第3のPUCCHリソースセットを決定してもよい。UCIのビット数AがNと同じまたは大きい、且つ、Nと同じまたは小さい場合、端末装置1は第4のPUCCHリソースセットを決定する。Nは2であってもよい。Nは1706であってもよい。N、Nは上位層パラメータで設定されてもよい。
端末装置1が、PUCCHリソースセットを設定する上位層パラメータPUCCH−resource−setによって構成されていない場合、HARQ−ACK情報を伴うPUCCH送信のための上りリンクBWPはSystemInformationBlockType1によって示され、PUCCHリソースセットはSystemInformationBlockType1に含まれる上位層パラメータPUCCH−resource−commonによって示されてもよい。
端末装置1がPUCCHを用いてHARQ−ACK情報を送信するために、端末装置1
はPUCCHリソースセットを決定した後にPUCCHリソースを決定する。PUCCHリソースの決定は、端末装置1が検出した最後のDCIフォーマット1_0またはDCI
フォーマット1_1に含まれるPUCCHリソースインジケータ(PRI:PUCCH
resource indicator)フィールドの値に少なくとも基づいて行われてもよい。
端末装置1は、検出されたDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1が示す順序に対応するHARQ−ACK情報をPUCCHで送信してもよい。検出されたDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1の順序は昇順(ascending order
)を用いてセル間のインデックスを先に設定してからPDCCHモニタリングオケージョンを後にする。例えば、端末装置1がサービングセル1でPDCCHモニタリングオケージョンTにおいてDCIフォーマットAを、PDCCHモニタリングオケージョン(T+1)においてDCIフォーマットBを検出し、サービングセル2でPDCCHモニタリングオケージョンTにおいてDCIフォーマットCを、PDCCHモニタリングオケージョン(T+1)においてDCIフォーマットDを検出した場合、端末装置1は、DCIフォーマットA、DCIフォーマットC、DCIフォーマットB、DCIフォーマットDの順で各DCIフォーマットに対応するHARQ−ACK情報をPUCCHで送信してもよい。ここでDCIフォーマットA、DCIフォーマットB、DCIフォーマットC、DCIフォーマットDは、少なくともDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1の何れかのDCIフォーマットであってもよい。
端末装置1は、PDCCHから検出されたDCIフォーマット1_0またはDCIフォ
ーマット1_1に含まれるPUCCHリソースインジケータフィールドの値が示す、上位
層パラメータresourceListに含まれるPUCCH−ResourceIdによって設定されたPUCCHリソースを決定してもよい。例えば、あるPUCCHリソースセットにおいて、上位層パラメータresourceListに4つのPUCCH−ResourceIdを持つ1つまたは複数のPUCCHリソースが含まれ、該1つまたは複数のPUCCHリソースが、PUCCHリソースインジケータフィールドの値00に対応するPUCCHリソースが第1のPUCCHリソース、PUCCHリソースインジケータフィールドの値01に対応するPUCCHリソースが第2のPUCCHリソース、PUCCHリソースインジケータフィールドの値10に対応するPUCCHリソースが第3のPUCCHリソース、PUCCHリソースインジケータフィールドの値11に対応するPUCCHリソースが第4のPUCCHリソースで設定される場合、端末装置1がPDCCHから検出されたDCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1に含まれるPUCCHリソースインジケータフィールドの値が10である場合、端末装置1は第3のPUCCHリソースを選択してもよい。
各PUCCHリソースは、PUCCHがマップされる開始シンボルインデックス(starting symbol index)と、シンボル数(symbol duration)と、周波数ホッピングしない時の、または、周波数ホッピングする時の1番目のホップの、開始PRBインデックス(starting PRB index of first hop)と、周波数ホッピングする時の2番目のホップの開始PRBインデックス(starting PRB index of second hop)と、PRBの数と、周波数ホッピングフラッグ(Frequency hopping flag)と、初期サイクリックシフトのインデックスと、OCCのインデックスと、イントラスロット周波数ホッピングの実施インディケーションと、の一部または全部に少なくとも基づき与えられてもよい。1つのPUCCHリソースセットに設定される1つまたは複数のPUCCHリソースは、PRB数が少ないPUCCHリソースに小さいインデックスが与えられてもよい。つまり、PUCCHリソース1はPUCCHリソース2よりPRB数が少ないまたは同じであってもよい。ここで、PRBを帯域幅、RBとも称する。
あるPUCCHリソースにおいて、上位層パラメータformatがPUCCH−format0を指示する場合、該PUCCHリソースに設定されるPUCCHフォーマットはPUCCHフォーマット0であってもよい。該PUCCHフォーマット0は、上位層パラメータinitialCyclicShiftによって与えられる初期サイクリックシフト(initial cyclic shift)と、上位層パラメータnrofSymbolsによって与えられるPUCCH送信のためのシンボル数と、上位層パラメータstartingSymbolIndexによって与えられるPUCCH送信のための最初のシンボルインデックスと、の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
あるPUCCHリソースのサイクリックシフトαは、該あるPUCCHリソースの初期サイクリックシフトに少なくとも基づき与えられてもよい。あるPUCCHリソースのサイクリックシフトαは、該あるPUCCHリソースの初期サイクリックシフトの値に所定の値が加算(または、減算)されることに少なくとも基づき与えられてもよい。あるPUCCHリソースのサイクリックシフトαは、該あるPUCCHリソースの初期サイクリックシフトと等しくてもよい。
あるPUCCHリソースにおいて、上位層パラメータformatがPUCCH−format1を指示する場合、該PUCCHリソースに設定されるPUCCHフォーマットはPUCCHフォーマット1であってもよい。該PUCCHフォーマット1は、上位層パラメータinitialCyclicShiftによって与えられる初期サイクリックシフト(initial cyclic shift)と、上位層パラメータnrofSymbolsによって与えられるPUCCH送信のためのシンボル数と、上位層パラメータstartingSymbolIndexによって与えられるPUCCH送信のための最初のシンボルインデックスと、上位層パラメータtimeDomainOCCによって与えられる直交カバーコード(OCC:orthogonal cover code)のインデックスと、の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
あるPUCCHリソースにおいて、上位層パラメータformatがPUCCH−format2を指示する場合、該PUCCHリソースに設定されるPUCCHフォーマットはPUCCHフォーマット2であってもよい。該PUCCHフォーマット2は、上位層パラメータnrofPRBsによって与えられるPRB数と、上位層パラメータnrofSymbolsによって与えられるPUCCH送信のためのシンボル数と、上位層パラメータstartingSymbolIndexによって与えられるPUCCH送信のための最初のシンボルインデックスと、の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
あるPUCCHリソースにおいて、上位層パラメータformatがPUCCH−format3を指示する場合、該PUCCHリソースに設定されるPUCCHフォーマットはPUCCHフォーマット3であってもよい。該PUCCHフォーマット3は、上位層パラメータnrofPRBsによって与えられるPRB数と、上位層パラメータnrofSymbolsによって与えられるPUCCH送信のためのシンボル数と、上位層パラメータstartingSymbolIndexによって与えられるPUCCH送信のための最初のシンボルインデックスと、の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
あるPUCCHリソースにおいて、上位層パラメータformatがPUCCH−format4を指示する場合、該PUCCHリソースに設定されるPUCCHフォーマットはPUCCHフォーマット4であってもよい。該PUCCHフォーマット4は、上位層パラメータnrofSymbolsによって与えられるPUCCH送信のためのシンボル数と、上位層パラメータocc−Lengthによって与えられる直交カバーコード(orthogonal cover code)の長さと、上位層パラメータocc−Ind
exによって与えられる直交カバーコードのインデックスと、上位層パラメータstartingSymbolIndexによって与えられるPUCCH送信のための最初のシンボルインデックスと、の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
あるPUCCHリソースにおいて、上位層パラメータformatがPUCCH−format0Aを指示する場合、該PUCCHリソースに設定されるPUCCHフォーマットはPUCCHフォーマット0Aであってもよい。該PUCCHフォーマット0Aは、上位層パラメータinitialCyclicShiftによって与えられる初期サイクリックシフト(initial cyclic shift)と、上位層パラメータnrofSymbolsによって与えられるPUCCH送信のためのシンボル数と、上位層パラメータstartingSymbolIndexによって与えられるPUCCH送信のための最初のシンボルインデックスと、インターレースのインデックスと、の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
あるPUCCHリソースにおいて、上位層パラメータformatがPUCCH−format1Aを指示する場合、該PUCCHリソースに設定されるPUCCHフォーマットはPUCCHフォーマット1Aであってもよい。該PUCCHフォーマット1Aは、上位層パラメータinitialCyclicShiftによって与えられる初期サイクリックシフト(initial cyclic shift)と、上位層パラメータnrofSymbolsによって与えられるPUCCH送信のためのシンボル数と、上位層パラメータstartingSymbolIndexによって与えられるPUCCH送信のための最初のシンボルインデックスと、上位層パラメータtimeDomainOCCによって与えられる直交カバーコード(OCC:orthogonal cover code)のインデックスと、インターレースのインデックスと、の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
あるPUCCHリソースにおいて、上位層パラメータformatがPUCCH−format2Aを指示する場合、該PUCCHリソースに設定されるPUCCHフォーマットはPUCCHフォーマット2Aであってもよい。該PUCCHフォーマット2Aは、上位層パラメータnrofPRBsによって与えられるPRB数と、上位層パラメータnrofSymbolsによって与えられるPUCCH送信のためのシンボル数と、上位層パラメータstartingSymbolIndexによって与えられるPUCCH送信のための最初のシンボルインデックスと、上位層パラメータtimeDomainOCCによって与えられる時間ドメイン直交カバーコード(OCC:orthogonal cover code)のインデックスと、上位層パラメータtimeDomainocc−Lengthによって与えられる時間ドメイン直交カバーコード(orthogonal
cover code)の長さと、上位層パラメータocc−Indexによって与えられる周波数ドメイン直交カバーコードのインデックスと、上位層パラメータfreqDomainocc−Lengthによって与えられる周波数ドメイン直交カバーコード(orthogonal cover code)の長さと、インターレースのインデックスと、の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
あるPUCCHリソースにおいて、上位層パラメータformatがPUCCH−format3Aを指示する場合、該PUCCHリソースに設定されるPUCCHフォーマットはPUCCHフォーマット3Aであってもよい。該PUCCHフォーマット3Aは、上位層パラメータnrofPRBsによって与えられるPRB数と、上位層パラメータnrofSymbolsによって与えられるPUCCH送信のためのシンボル数と、上位層パラメータstartingSymbolIndexによって与えられるPUCCH送信のための最初のシンボルインデックスと、上位層パラメータtimeDomainOCCによって与えられる時間ドメイン直交カバーコード(OCC:orthogonal co
ver code)のインデックスと、上位層パラメータtimeDomainocc−Lengthによって与えられる時間ドメイン直交カバーコード(orthogonal
cover code)の長さと、上位層パラメータocc−Indexによって与えられる周波数ドメイン直交カバーコードのインデックスと、上位層パラメータfreqDomainocc−Lengthによって与えられる周波数ドメイン直交カバーコード(orthogonal cover code)の長さと、インターレースのインデックスと、の一部または全部を少なくとも含んでもよい。
端末装置1が上位層パラメータPUCCH−Configに含まれるPUCCH−ResourceSetによって与えられるPUCCHリソース構成(PUCCH resource configuration)を持っていない場合、HARQ−ACK情報を含むUCIの送信のための1つまたは複数のPUCCHリソースセットは、SystemInformationBlockType1(SIB1)に含まれるpucch−ResourceCommonに基づいて与えられてもよい。該pucch−ResourceCommonは、1つまたは複数のPUCCHリソースセットを含むテーブルの行番号、または、列番号に対応するインデックスであってもよい。端末装置1は、該pucch−ResourceCommonの値に基づいて該1つまたは複数のPUCCHリソースセットを含むテーブルから1つのPUCCHリソースセットを選択してもよい。
端末装置1が上位層パラメータPUCCH−Configに含まれるPUCCH−ResourceSetによって与えられるPUCCHリソース構成(PUCCH resource configuration)を持っていない場合、HARQ−ACK情報を含むUCIの送信のための1つまたは複数のPUCCHリソースセットは、PUCCHリソースセットインデックスと、PUCCHフォーマットと、PUCCH送信に用いられる最初のシンボルインデックスと、PUCCH送信に用いられるシンボル数と、周波数ドメイン直交カバーコードのインデックスと、時間ドメイン直交カバーコードのインデックスと、インターレースのインデックスのオフセットと、の一部または全部に少なくとも基づいて与えられてもよい。
端末装置1が上位層パラメータPUCCH−Configに含まれるPUCCH−ResourceSetによって与えられるPUCCHリソース構成(PUCCH resource configuration)を持っていない場合、端末装置1は、1つまたは複数のPUCCHリソースセットと、該PUCCHリソースセットの構成と、が含まれるテーブルに少なくとも基づいてHARQ−ACK情報を含むUCIの送信のためのPUCCHリソースを選択してもよい。
端末装置1が上位層パラメータPUCCH−Configに含まれるPUCCH−ResourceSetによって与えられるPUCCHリソース構成(PUCCH resource configuration)を持っていない、かつ、端末装置1がDCIフォーマット1_0、または、DCIフォーマット1_1によってスケジューリングされるPDSCHに対するHARQ−ACK情報を、PUCCHを用いて送信する場合、端末装置1は、該DCIフォーマット1_0、または、該DCIフォーマット1_1を含むPDCCHを受信したCORESETに含まれるCCEの総数NCCEと、該CORESETにおける該PDCCHを受信のための最初のCCEインデックスnCCE、0と、該DCIフォーマット1_0、または、該DCIフォーマット1_1に含まれるPUCCHリソースインジケータフィールドの値ΔPRIと、の一部または全部に少なくとも基づいてPUCCHリソースインデックスrPUCCHを決定してもよい。
端末装置1が上位層パラメータPUCCH−Configに含まれるPUCCH−ResourceSetによって与えられるPUCCHリソース構成(PUCCH reso
urce configuration)を持っていない、かつ、端末装置1がDCIフォーマット1_0、または、DCIフォーマット1_1によってスケジューリングされるPDSCHに対するHARQ−ACK情報を、PUCCHを用いて送信する場合、端末装置1は、該DCIフォーマット1_0、または、該DCIフォーマット1_1を含むPDCCHを受信したCORESETに含まれるCCEの総数NCCEと、該CORESETにおける該PDCCHを受信のための最初のCCEインデックスnCCE、0と、該DCIフォーマット1_0、または、該DCIフォーマット1_1に含まれるPUCCHリソースインジケータフィールドの値ΔPRIと、の一部または全部に少なくとも基づいてPUCCHリソースインデックスrPUCCHを決定してもよい。
floor(rPUCCH/8)が0である場合、端末装置1は、RBBWP offset+floor(rPUCCH/NCS)に少なくとも基づいて周波数ホッピングの1番目のホップにおけるPUCCH送信のためのPRBインデックスを決定してもよい。floor(rPUCCH/8)が0である場合、端末装置1は、NBWP size−1−RBBWP offset−floor(rPUCCH/NCS)に少なくとも基づいて周波数ホッピングの2番目のホップにおけるPUCCH送信のためのPRBインデックスを決定してもよい。floor(rPUCCH/8)が0である場合、端末装置1は、rPUCCH mod NCSに基づいて初期サイクリックシフトインデックスの集合から1つの初期サイクリックシフトインデックス(Initial Cyclic Shift
index)を決定してもよい。NCSは906の列の各行において初期サイクリックシフトインデックスの集合の要素の総数であってもよい。例えば、901の列のインデックス0の行において、NCSは2であってもよい。NBWP sizeは、PUCCHを送信する初期上りリンクBWP(initial uplink BWP)のPRB数であってもよい。RBBWP offsetは905の列の値であってもよい。例えば、901の列のインデックス6の行において、RBBWP offsetは4であってもよい。ここで、mod(または、modulo演算)は、AをBで割ったとき、余りを出力する関数であり、(A mod B)と表記する。例えば、(5 mod 4)=1であってもよい。また、floor(または、floor演算)は、数値の小数点以下を切り下げた整数を出力する関数である。例えば、F=3.9であれば、floor(F)=3であり、F=5.2であれば、floor(F)=5のようになる。
floor(rPUCCH/8)が1である場合、端末装置1は、NBWP size−1−RBBWP offset−floor((rPUCCH−8)/NCS)に少なくとも基づいて周波数ホッピングの1番目のホップにおけるPUCCH送信のためのPRBインデックスを決定してもよい。floor(rPUCCH/8)が1である場合、端末装置1は、RBBWP offset+floor((rPUCCH−8)/NCS)に少なくとも基づいて周波数ホッピングの2番目のホップにおけるPUCCH送信のためのPRBインデックスを決定してもよい。floor(rPUCCH/8)が0である場合、端末装置1は、(rPUCCH−8) mod NCSに基づいて初期サイクリックシフトインデックスの集合から1つの初期サイクリックシフトインデックス(Initial Cyclic Shift index)を決定してもよい。
端末装置1が上位層パラメータPUCCH−Configに含まれるPUCCH−ResourceSetによって与えられるPUCCHリソース構成(PUCCH resource configuration)を持っていない場合、HARQ−ACK情報を含むUCIの送信のための1つまたは複数のPUCCHリソースセットは、PUCCHリソースセットインデックスと、PUCCHフォーマットと、PUCCH送信に用いられる最初のシンボルインデックスと、PUCCH送信に用いられるシンボル数と、PRBオフセットと、初期サイクリックシフトのインデックスと、の一部または全部に少なくとも基づいて与えられてもよい。
図9は、本実施形態おける上位層パラメータPUCCH resourceの構成を示す一例である。900の上位層パラメータPUCCH−Resource−r16は、上位層パラメータ901、902、903、904、905、906、907を含んでもよい。上位層パラメータpucch−ResourceId901は、端末装置1に構成されるPUCCHリソースのIDを含んでもよい。上位層パラメータstartingPRB902は、端末装置1がPUCCHをマッピングする開始(starting)PRBのPRBインデックスであってもよい。すなわち、上位層パラメータstartingPRB902は、端末装置1がPUCCHをマッピングする1つまたは複数のPRBの中で最も小さいPRBインデックスであってもよい。上位層パラメータintraSlotFrequencyHopping903は、周波数ホッピングをするかどうかを決定するパラメータであってもよい。上位層パラメータsecondHopPRBは、端末装置1が周波数ホッピングを施す場合において、1番目のホップ(hop)の開始(starting)PRBのPRBインデックスであってもよい。上位層パラメータinterlaceIndex905は、端末装置1がPUCCHを送信するときに用いるインターレースのインデックスであってもよい。30kHz SCSの場合、MaxInterlaceMinus1は4であってもよい。15kHz SCSの場合、MaxInterlaceMinus1は9であってもよい。上位層パラメータsubbandIndex906は、端末装置1がPUCCHを送信するときに用いる帯域を指示するパラメータであってもよい。SubbandIndicationは{0、1、2、3}の中で1つまたは複数の値であってもよいし、{1、2、3、4}の中で1つまたは複数の値であってもよいし、端末装置1がPUCCHを送信する帯域に含まれる開始(starting)PRBのPRBインデックスであってもよい。端末装置1にインターレースが構成されない場合、端末装置1は、上位層パラメータinterlaceIndex905、および/または、上位層パラメータsubbandIndex906が構成されることを期待しなくてもよい。
PRBインデックスaPRBは、インターレースの数Nintと、インターレースのインデックスxと、PUCCH送信に用いられるインターレースに含まれる1つまたは複数のPRBのPRBインデックスのうち最も小さいPRBインデックスyと、PUCCHが送信される帯域を構成するPRBのうち最も小さいPRBインデックスyと、上りリンクチャネル(PUCCHまたはPUSCH)が送信される帯域を示すパラメータyと、PUCCH送信に用いられるインターレースに含まれるPRB数zと、PUCCHが送信される帯域のPRB数zと、の一部または全部に少なくとも基づいて与えられてもよい。
端末装置1は、例えば、数式1で決定されるPRBインデックスが指示するPRBにPUCCHをマッピングしてもよい。ここでnは、n={0、1、・・・、nmax−1}であってもよい。nmaxは、1つのインターレースを構成するPRBの数であってもよい。また、nmaxは上位層パラメータnrofPRBsPerInterlaceによって与えられてもよい。30kHz SCSの場合、μは1であってもよい。15kHz
SCSの場合、μは0であってもよい。yは、インターレース、および上りリンクチャネル(PUCCHまたはPUSCH)が送信される帯域を示す値であってもよい。yはPRBインデックスであってもよいし、CRBインデックスであってもよい。yは上位層パラメータstartingPRBによって与えられてもよい。
Figure 0006853863
図8は、本実施形態においてPUCCHをPRBにマッピングする第1の方法の一例を示した図である。図8においてPRBXXXは、PRBインデックスがXXXであることを意味してもよい。例えば、PRB100は、PRBインデックスが100であることを意味してもよい。図8において、端末装置1は帯域幅80MHzのBWP800が構成される。BWP800は、1つまたは複数のPRBセットで構成されてもよい。該1つまたは複数のPRBセットをLocation(またはsubband)と称されてもよい。該Locationに相当する帯域幅をLBT bandwidthと称されてもよい。
30kHz SCSにおいて、図9で示す上位層パラメータを用いる一例(例1)について説明する。例えば、端末装置1が上位層パラメータstartingPRBによってyの値58と、上位層パラメータnrofPRBsPerInterlaceによってnmaxの値10と、を与えられた場合、端末装置1はnmaxを用いてnの範囲、n={0、1、・・・、9}を決定し、数式1にyの値と、nとを代入しPUCCHがマッピングされるPRBのPRBインデックスaPRBを決定してもよい。つまり、該PUCCHがマッピングされるPRBのPRBインデックスaPRBは、PRB58、PRB63、PRB68、PRB73、PRB78、PRB83、PRB88、PRB93、PRB98、およびPRB103であってもよい。端末装置1が上りリンクチャネル(PUCCHまたはPUSCH)をPRBにマッピングする場合、端末装置1は、aPRBが最も小さいPRBから昇順(ascending order)に上りリンクチャネルをマッピングしてもよい。また、端末装置1が上りリンクチャネル(PUCCHまたはPUSCH)をPRBにマッピングする場合、端末装置1は、aPRBが最も大きいPRBから降順(descending order)に上りリンクチャネルをマッピングしてもよい。
30kHz SCSにおいて、図9で示す上位層パラメータを用いる一例(例2)について説明する。例えば、端末装置1が上位層パラメータstartingPRB902によってyの値58を与えられ、かつ、nmaxの値が10である場合、端末装置1はnmaxを用いてnの範囲、n={0、1、・・・、9}を決定し、数式1にyの値と、nとを代入しPUCCHがマッピングされるPRBのPRBインデックスaPRBを決定してもよい。つまり、該PUCCHがマッピングされるPRBのPRBインデックスaPRBは、PRB58、PRB63、PRB68、PRB73、PRB78、PRB83、PRB88、PRB93、PRB98、およびPRB103であってもよい。端末装置1が上りリンクチャネル(PUCCHまたはPUSCH)をPRBにマッピングする場合、端末装置1は、aPRBが最も小さいPRBから昇順(ascending order)に上りリンクチャネルをマッピングしてもよい。また、端末装置1が上りリンクチャネル(PUCCHまたはPUSCH)をPRBにマッピングする場合、端末装置1は、aPRBが最も大きいPRBから降順(descending order)に上りリンクチャネルをマッピングしてもよい。
端末装置1は、例1および例2において、上位層パラメータintraSlotFrequencyHopping903と、上位層パラメータsecondHopPRB904と、上位層パラメータinterlaceIndex905と、上位層パラメータsubbandIndex906とを無視してもよい。また、端末装置1は、例1および例2において、上位層パラメータintraSlotFrequencyHopping903と、上位層パラメータsecondHopPRB904と、上位層パラメータinterlaceIndex905と、上位層パラメータsubbandIndex906とが構成されることを期待しなくてもよい。
端末装置1は、例えば、数式2で決定されるPRBインデックスaPRBが指示するPRBにPUCCHをマッピングしてもよい。ここでnは、数式3で決定されてもよい。ま
た、nは、n={0、1、・・・、z−1}であってもよい。zは、上りリンクチャネルが送信される帯域を構成するPRB数であってもよい。zは、上りリンクチャネルが送信される帯域を構成する、ガードバンドを含まない連続的なPRBの数であってもよい。該zは上りリンクチャネルが送信に用いる1つのインターレースを構成するPRB数であってもよい。該zは10であってもよいし、11であってもよい。30kHz SCSの場合、μは1であってもよい。15kHz SCSの場合、μは0であってもよい。
Figure 0006853863
Figure 0006853863
Figure 0006853863
Figure 0006853863
はPRBインデックスであってもよいし、CRBインデックスであってもよい。yは上りリンクチャネル(PUCCHまたはPUSCH)が送信される帯域を示すパラメータであってもよい。yは上位層パラメータCRB−StartingIndexに基づいて与えられてもよい。yは上位層パラメータPRB−StartingIndexに基づいて与えられてもよい。yは上りリンクチャネルが送信される帯域を構成する、ガードバンドを除くPRBの中で最も低いPRBインデックスであってもよい。例えば、図8において、基地局装置3が端末装置1に802のLocation2にて上りリンクチャネルを送信することを指示する場合、基地局装置3は上位層パラメータPRB−StartingIndexの値を56に設定してもよい。例えば、図8において、端末装置1が上位層パラメータPRB−StartingIndexの値として56を受信した場合、端末装置1はPRBインデックスが56であるPRBを含む802のLocation2にて上りリンクチャネルを送信してもよい。yは上りリンクチャネルが送信される帯域を構成する、ガードバンドを含むPRBの中で最も低いPRBインデックスであってもよい。例えば、図8において、基地局装置3が端末装置1に802のLocation2にて上りリンクチャネルを送信することを指示する場合、基地局装置3は上位層パラメータPRB−StartingIndexの値を53に設定してもよい。例えば、図8において、端末装置1が上位層パラメータPRB−StartingIndexの値として53を受信した場合、端末装置1はPRBインデックスが56であるPRBを含む802のLocation2にて上りリンクチャネルを送信してもよい。
上りリンクチャネルが送信される帯域とは、ガードバンド(guardband)を含まない連続的な(contiguous)PRBのセットであってもよい。例えば、図8において、端末装置1がLocation2にてPUCCHを送信する場合、上りリンクチャネルが送信される帯域は、ガードバンドに含まれるPRBであるPRB53、PRB54、PRB55、PRB106、PRB107、およびPRB108を除いて、PRB
56からPRB105までの帯域であってもよい。
intは端末装置1に構成されるインターレースの数であってもよい。30kHz SCSの場合、Nintは5であってもよい。15kHz SCSの場合、Nintは10であってもよい。xはインターレースのインデックスであってもよい。xは上位層パラメータinterlacex1−r16によって与えられてもよい。xは上位層パラメータinterlace−r16によって与えられてもよい。30kHz SCSの場合、xは(0、1、2、3、4)のいずれかの1つまたは複数の値であってもよい。15kHz SCSの場合、xは(0、1、2、3、4、5、6、7、8、9)のいずれかの1つまたは複数の値であってもよい。
インターレースのインデックスがPRB0から始まる場合、つまり、インターレースのインデックスが(nPRB mod Nint)で決定される場合、pは数式4で決定されてもよい。pはPUCCHを送信する帯域を構成する1つまたは複数のPRBの中で、ガードバンドを除く最も小さいPRBインデックスと、PUCCH送信に用いる上位層パラメータinterlaceIndexによって指示されたインターレースのインデックスに対応する1つまたは複数のPRBの中で最も小さいPRBインデックスとの差であってもよい。例えば、PUCCHを送信する帯域を構成する1つまたは複数のPRBの中で、ガードバンドを除く最も小さいPRBインデックスが6であり、PUCCH送信に用いる上位層パラメータinterlaceIndexによって指示されたインターレースのインデックスに対応する1つまたは複数のPRBの中で最も小さいPRBインデックスが8である場合、pは2であってもよい。インターレースのインデックスがCRB0から始まる場合、つまり、インターレースのインデックスが((nPRB +NBWP start)mod Nint)で決定される場合、pは数式5で決定されてもよい。pは0を含む正の整数であってもよい。例えば、(−2 mod 5)は、5*(−1)+3=−2であるため、3であってもよい。端末装置1が上りリンクチャネル(PUCCHまたはPUSCH)をPRBにマッピングする場合、端末装置1は、aPRBが最も小さいPRBから昇順(ascending order)に上りリンクチャネルをマッピングしてもよい。また、端末装置1が上りリンクチャネル(PUCCHまたはPUSCH)をPRBにマッピングする場合、端末装置1は、aPRBが最も大きいPRBから降順(descending order)に上りリンクチャネルをマッピングしてもよい。
インターレースのインデックスはPRBインデックス(nPRB)と紐付けられてもよい。インターレースのインデックスはCRB(common resource block)インデックスと紐付けられてもよい。CRBインデックスはPRBインデックスとNBWP startとの合計であってもよい。ここでNBWP startはCRBインデックス0からBWPの開始PRBまでのPRB数であってもよい。該PRB数はBWPの開始PRBを除く数であってもよい。インターレースのインデックスは(nPRB mod Nint)の関係であってもよい。インターレースのインデックスは((nPRB +NBWP start)mod Nint)であってもよい。
30kHz SCSにおいて、図9で示す上位層パラメータを用いる一例(例3)について説明する。例えば、端末装置1に、上位層パラメータstartingPRB902、または、上位層パラメータsubbandIndex906に基づいてyの値が与えられてもよい。ここで、端末装置1に、上位層パラメータstartingPRB902に基づいてyの値が与えられる場合、上位層パラメータsubbandIndex906は、端末装置1に構成されなくてもよい。また、端末装置1に、上位層パラメータsubbandIndex906に基づいてyの値が与えられる場合、上位層パラメータstartingPRB902は、端末装置1に構成されなくてもよい。zは上位層パラメータに基づいて与えられてもよい。zは図7で示す702の値に基づいて与えられて
もよい。xは上位層パラメータinterlaceIndex905に基づいて与えられてもよい。例えば、帯域幅が20MHzの30kHz SCSにおいて、端末装置1にx=0と、y=0と、z=51とが構成され、かつ、インターレースのインデックスがPRBインデックスに基づいて与えられる場合、端末装置1は、数式2、数式3、および数式4に基づいてPUCCHがマッピングされるPRBのPRBインデックスaPRB={0、5、10、15、20、25、30、35、40、45、50}を決定してもよい。例えば、帯域幅が20MHzの30kHz SCSにおいて、端末装置1にx=0と、y=0と、z=51と、NBWP start=11が構成され、かつ、インターレースのインデックスがCRBインデックスに基づいて与えられる場合、端末装置1は、数式2、数式3、および数式4に基づいてPUCCHがマッピングされるPRBのPRBインデックスaPRB={4、9、14、19、24、29、34、39、44、49}を決定してもよい。
30kHz SCSにおいて、図9で示す上位層パラメータを用いる一例(例4)について説明する。例えば、端末装置1に、上位層パラメータstartingPRB902、または、上位層パラメータsubbandIndex906に基づいてyの値が与えられてもよい。ここで、端末装置1に、上位層パラメータstartingPRB902に基づいてyの値が与えられる場合、上位層パラメータsubbandIndex906は、端末装置1に構成されなくてもよい。また、端末装置1に、上位層パラメータsubbandIndex906に基づいてyの値が与えられる場合、上位層パラメータstartingPRB902は、端末装置1に構成されなくてもよい。zは上位層パラメータに基づいて与えられてもよい。zは図7で示す704の値に基づいて与えられてもよい。xは上位層パラメータinterlaceIndex905に基づいて与えられてもよい。例えば、帯域幅が20MHzの30kHz SCSにおいて、端末装置1にx=1と、y=0と、z=10とが構成され、かつ、インターレースのインデックスがPRBインデックスに基づいて与えられる場合、端末装置1は、数式2、および数式4に基づいてPUCCHがマッピングされるPRBのPRBインデックスaPRB={1、6、11、16、21、26、31、36、41、46}を決定してもよい。例えば、帯域幅が20MHzの30kHz SCSにおいて、端末装置1にx=1と、y=0と、z=10と、NBWP start=12が構成され、かつ、インターレースのインデックスがCRBインデックスに基づいて与えられる場合、端末装置1は、数式2、数式3、および数式4に基づいてPUCCHがマッピングされるPRBのPRBインデックスaPRB={4、9、14、19、24、29、34、39、44、49}を決定してもよい。
端末装置1は、例えば、数式6で決定されるPRBインデックスaPRBが指示するPRBにPUCCHをマッピングしてもよい。ここでnは、数式3で決定されてもよいし、n={0、1、・・・、z−1}であってもよい。
Figure 0006853863
は上りリンクチャネル(PUCCHまたはPUSCH)が送信される帯域を示すパラメータであってもよい。yは上位層パラメータsubbandIndexに基づいて与えられてもよい。yは、xに対応するPRBインデックスに基づいて与えられてもよい。例えば、yはfloor(PRBx/Nint)から決定されてもよい。ここで、PRBx1はxに対応するPRBインデックスであってもよい。xに対応するPRBインデックスとは、PUCCHが送信されるある帯域において、xに対応する1つまたは複数のPRBのうち、最も小さいPRBインデックスを意味してもよい。例えば、
図8において、インターレースのインデックスは(PRBインデックス mod Nint)で与えられ、かつ、xが3である場合、xに対応するPRBインデックスPRBx1は58であってもよい。
ガードバンドは、第1の帯域と第2の帯域との間に存在し、PUCCHの送信に使用されない周波数リソースであってもよい。また、ガードバンドの帯域幅はPRBの整数倍であってもよい。また、ガードバンドは1つまたは複数のPRBのセットであってもよい。
以下、本実施形態における、端末装置1および基地局装置3の種々の態様について説明する。
(1)本実施形態の第1の態様は、端末装置であって、インターレースの構成に関連する上位層パラメータを受信する受信部と、前記インターレースを用いてPUCCHを送信する送信部と、前記PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBのPRBインデックスを決定する処理部と、を備え、前記インターレースに含まれる第1のPRB数は第1の値と第2の値とに少なくとも基づいて決められ、前記第1の値は、前記PUCCHが送信される帯域を構成する第2のPRB数に少なくとも基づいて与えられ、前記第2の値は、前記インターレースのインデックスと前記PUCCHが送信される帯域を構成する1つまたは複数のPRBのPRBインデックスの中で最も小さいPRBインデックスとに基づいて与えられる。
(4)本実施形態の第2の態様は、基地局装置であって、インターレースの構成に関連する上位層パラメータを送信する送信部と、前記インターレースを用いてPUCCHを受信する受信部と、前記PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBのPRBインデックスを決定する処理部と、を備え、前記インターレースに含まれる第1のPRB数は第1の値と第2の値とに少なくとも基づいて決められ、前記第1の値は、前記PUCCHが送信される帯域を構成する第2のPRB数に少なくとも基づいて与えられ、前記第2の値は、前記インターレースのインデックスと前記PUCCHが送信される帯域を構成する1つまたは複数のPRBのPRBインデックスの中で最も小さいPRBインデックスとに基づいて与えられる。
これにより、端末装置1と基地局装置3は効率的に上りリンク、および/または、下りリンクの送受信をすることができる。
本発明に関わる基地局装置3、および端末装置1で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU(Central Processing Unit)等を制
御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であってもよい。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、Flash ROM(Read Only Memory)などの各種ROMやHD
D(Hard Disk Drive)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き
込みが行われる。
尚、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、端末装置1、又は基地局装置3に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁
気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における基地局装置3は、複数の装置から構成される集合体(装置グループ)として実現することもできる。装置グループを構成する装置の各々は、上述した実施形態に関わる基地局装置3の各機能または各機能ブロックの一部、または、全部を備えてもよい。装置グループとして、基地局装置3の一通りの各機能または各機能ブロックを有していればよい。また、上述した実施形態に関わる端末装置1は、集合体としての基地局装置と通信することも可能である。
また、上述した実施形態における基地局装置3は、EUTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)であってもよい。また、上述した実施形態における基地局装置3は、eNodeBに対する上位ノードの機能の一部または全部を有してもよい。
また、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、又は全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよいし、チップセットとして実現してもよい。端末装置1、基地局装置3の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
また、上述した実施形態では、通信装置の一例として端末装置を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置にも適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
1(1A、1B、1C) 端末装置
3 基地局装置
10 無線送受信部
11 アンテナ部
12 RF部
13 ベースバンド部
14 上位層処理部
15 媒体アクセス制御層処理部
16 無線リソース制御層処理部
30 無線送受信部
31 アンテナ部
32 RF部
33 ベースバンド部
34 上位層処理部
35 媒体アクセス制御層処理部
36 無線リソース制御層処理部

Claims (6)

  1. 端末装置であって、
    PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBの、1または複数の第1のインデックスを決定する処理部と、
    BWPでPUCCHを送信する送信部と、を備え、
    前記PUCCHがインターレースを用いて送信される場合、前記第1のインデックスは、前記インターレースのインデックスと、前記インターレースに用いられるRBの数と、インターレース数と、CRBインデックスにおける0から前記BWPの開始PRBまでのPRB数と、に基づいて決定される、
    端末装置。
  2. 前記インターレース数は、サブキャリア間隔が第1の値である場合、第1のインターレース数に決定され、前記サブキャリア間隔が第2の値である場合、第2のインターレース数に決定される、請求項1に記載の端末装置。
  3. 基地局装置であって、
    PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBの、1または複数の第1のインデックスを用いて、BWPでPUCCHを受信する受信部を備え、
    前記PUCCHがインターレースを用いて送信される場合、前記第1のインデックスは、前記インターレースのインデックスと、前記インターレースに用いられるRBの数と、インターレース数と、CRBインデックスにおける0から前記BWPの開始PRBまでのPRB数と、に基づいて決定される、
    基地局装置。
  4. 前記インターレース数は、サブキャリア間隔が第1の値である場合、第1のインターレース数に決定され、前記サブキャリア間隔が第2の値である場合、第2のインターレース数に決定される、請求項3に記載の基地局装置。
  5. 端末装置に用いられる方法であって、
    PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBの、1または複数の第1のインデックスを決定するステップと、
    BWPでPUCCHを送信するステップと、を備え、
    前記PUCCHがインターレースを用いて送信される場合、前記第1のインデックスは、前記インターレースのインデックスと、前記インターレースに用いられるRBの数と、インターレース数と、CRBインデックスにおける0から前記BWPの開始PRBまでのPRB数と、に基づいて決定される、
    通信方法。
  6. 基地局装置に用いられる通信方法であって、
    PUCCHがマッピングされる1つまたは複数のPRBの、1または複数の第1インデックスを用いて、BWPでPUCCHを受信するステップ、を備え、
    前記PUCCHがインターレースを用いて送信される場合、前記第1のインデックスは、前記インターレースのインデックスと、前記インターレースに用いられるRBの数と、インターレース数と、CRBインデックスにおける0から前記BWPの開始PRBまでのPRB数と、に基づいて決定される、
    通信方法。
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