JP6845946B2 - ハイダイナミックレンジ画像のための映像処理曲線を調整するためのシステムおよび方法 - Google Patents

ハイダイナミックレンジ画像のための映像処理曲線を調整するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

関連出願への参照
本願は、2017年1月20日に出願された欧州特許出願第17152419.2号および2016年12月12日に出願された米国仮特許出願第62/432,912号に基づく優先権を主張するものであり、両出願の開示内容の全体を全て本願に援用する。
技術分野
本発明は、ハイダイナミックレンジディスプレイ(HDR)に関し、より詳細には、2重変調を用いるHDRディスプレイに関する。
背景技術
本明細書において、用語「ダイナミックレンジ」(DR)は、人間の視覚系(HVS)が画像においてある範囲の強度(例えば、輝度、ルマ)(例えば、最も暗いグレー(黒)から最も明るい白(ハイライト)まで)を知覚する能力に関し得る。この意味では、DRは、「シーン−リファード(scene−referred)」な強度に関する。DRはまた、ディスプレイデバイスが特定幅を有する強度範囲を十分にまたは近似的に描画する能力にも関し得る。この意味では、DRは、ディスプレイ−リファード(display−referred)な強度に関する。本明細書中の任意の箇所において、ある特定の意味が特に明示的に指定されている場合を除いて、この用語はどちらの意味としても(例えば、区別なく)使用できるものとする。
本明細書において、ハイダイナミックレンジ(HDR)という用語は、人間の視覚システム(HVS)において14〜15桁ほどにわたるDR幅に関する。実際において、人間が広範囲の強度範囲を同時に知覚し得るDRは、HDRに対して幾分端折られ得る。本明細書において、エンハンストダイナミックレンジ(EDR)または視覚ダイナミックレンジ(VDR)という用語は、個別にまたは区別なく、人間の視覚システム(HVS)(眼球運動を含み、シーンまたは画像にわたってある程度の明順応変化を可能にする)が、あるシーンまたは画像中において知覚可能なDRに関する。本明細書において、EDRは、5〜6桁にわたるDRに関連し得る。従って、真のシーンリファードのHDRに対しては幾分狭いものの、EDRは広いDR幅を表し、HDRとも呼ばれ得る。
HDRディスプレイおよびそれらの背景にある技術は、本発明の譲受人に関連するDolby Laboratories Licensing Corporationによって、DOLBY VISION(商標)として市販されている。現在作製中のHDRディスプレイは、変調LEDなどの変調光源を備えるバックライトを使用し得る。そのようなバックライトは、IMLED(Individually Modulated Array of LED:個別変調LEDアレイ)バックライトと呼ばれることがある。1つのバージョンにおいて、各LEDの明るさは、8ビット信号によって制御されるので、各LEDは、256段階の明るさを有する。LCDスクリーンの裏側に1つの光源を有するのではなく、表示中のシーンにおける局所的な明るさおよびコントラストに応じて、複数の小さな領域が変調方式でバックライト照射される。
実際において、画像は、1つ以上の色成分(例えば、ルマYならびにクロマCbおよびCr)を有しており、各色成分は、1画素あたりnビットの精度(例えば、n=8)で表される。線形輝度符号化(linear luminance coding)を使用する場合、n≦8の画像(例えば、カラー24ビットJPEG画像)は、スタンダードダイナミックレンジの画像とされ、n>8の画像は、エンハンストダイナミックレンジの画像とされる。EDRおよびHDR画像はまた、Industrial Light and Magicが開発したOpenEXRファイルフォーマットなどの高精度の(例えば、16ビット)浮動小数点フォーマットを使用して、記憶および配信され得る。
あるディスプレイについての参照(reference)電気光学伝達関数(EOTF)は、入力映像信号の明度(color values)(例えば輝度)からそのディスプレイによって生成される出力スクリーン明度(例えばスクリーン輝度)への関係を特徴づける。例えば、その開示内容を全て本願に援用するITU Rec.ITU−R BT. 1886、「Reference electro−optical transfer function for flat panel displays used in HDTV studio production」(03/2011)では、陰極線管(CRT)の測定された特性に基づいて、フラットパネルディスプレイについての参照EOTFを定義している。ある映像ストリームが与えられたとき、そのEOTFに関する情報は、典型的にはメタデータとしてビットストリーム中に埋め込まれる。本明細書において、「メタデータ」の語は、符号化ビットストリームの一部として送信され、デコーダが復号化画像を描画することを助ける、任意の補助的情報に関する。そのようなメタデータは、本明細書において記載されるような、色空間または色域情報、リファレンスディスプレイパラメータ、および補助的な信号パラメータなどを含むが、これらに限定されない。
ほとんどのコンシューマー用デスクトップディスプレイは現在、200〜300cd/m2またはニトの輝度をサポートしている。ほとんどのコンシューマー用HDTVは300〜500ニトの範囲であるが、新しいモデルは1000ニト(cd/m2)に達する。このような従来のディスプレイはしたがって、HDRやEDRに対し、より低いダイナミックレンジ(LDR)(またはスタンダードダイナミックレンジ(SDR)とも呼ばれる)の典型例となる。キャプチャ機器(例えばカメラ)およびHDRディスプレイ(例えばDolby LaboratoriesのPRM−4200プロフェッショナルリファレンスモニター)両方の進化によって、HDRコンテンツの普及率が高まるにつれ、HDRコンテンツはカラーグレーディングされてより高いダイナミックレンジ(例えば1,000ニトから5,000ニト以上)をサポートするHDRディスプレイ上に表示されることがある。そのようなディスプレイは、高輝度能力(例えば0から10,000ニトなど)をサポートする代替的なEOTFを用いて定義され得る。そのようなEOTFの一例が、その開示内容を全て本願に援用するSMPTE ST 2084:2014「High Dynamic Range EOTF of Mastering Reference Displays」に定義されている。一般的に、限定しないが、本開示の方法はSDRよりも高い任意のダイナミックレンジに関連する。
本節に記載されている手法は、探求し得る手法ではあるが、必ずしもこれまでに着想または探求されてきた手法ではない。従って、別途示唆のない限り、本節に記載された手法のいずれも、本節に記載されているという理由だけで従来技術としての適格性を有すると考えるべきではない。同様に、別途示唆のない限り、1以上の手法に関して特定される問題が、本節に基づいて、いずれかの先行技術において認識されたことがあると考えるべきではない。
概要
本明細書において、映像処理曲線を調整するためのシステムおよび方法を開示する。一実施形態において、一式の入力画像データから導出される初期曲線に対して調整を適用するための方法を開示する。この方法は、調整対象の一式の入力画像データを受け取る工程と、前記一式の入力画像データから初期曲線を算出する工程と、調整曲線(adjustment curve)を受け取る工程であって、前記調整曲線は所望の画像パラメータに基づく、工程と、前記調整曲線を前記初期曲線に適用して、結果としての(resulting)曲線を生成する工程とを包含する。
別の実施形態において、プロセッサを備えるディスプレイマネジメントユニット(DMU)を開示する。このDMUは、一式の入力画像データを受け取ったとき、前記一式の入力画像データから初期曲線を算出する工程と、調整曲線を受け取る工程であって、前記調整曲線は所望の画像パラメータに基づく、工程と、前記調整曲線を前記初期曲線に適用して、結果としての曲線を生成する工程とに従って、前記初期曲線を処理する。
前記初期曲線は、輝度マッピング曲線または色差マッピング曲線、すなわち、前記画像データを、最終の画像をディスプレイデバイス上に描画するためのルマ値またはクロマ値にマッピングするための命令であり得る。前記調整曲線(複数の値を擁するルックアップテーブルによって表され得る)は、視聴環境の環境照明および/またはユーザ選択(user preferences)を表すスケーリングファクタに基づき得て、その結果、前記初期曲線は、環境照明およびユーザ選択のいずれも利用可能でなかった場合に適用されるためのデフォルトのマッピングパラメータを表し得る。
図面の簡単な説明
本発明およびそれに伴う利点のうちの多くは、以下の詳細な説明を参照し、かつ添付の図面とともに考慮することによってより良く理解され、それらのより完全な理解が容易に得られるであろう。
図1は、映像供給パイプラインの処理例を示す。 図2は、調整曲線を初期曲線に適用することの一実施形態を示す。 図3は、図2の調整モジュールの適用の一例を示す。 図4は、明るさ調整曲線を初期曲線に適用することの本実施形態を示す。 図5は、コントラスト調整曲線を初期曲線に適用することの一実施形態を示す。 図6は、例示的な初期曲線に適用され得る、調整処理例を示す。 図7は、例示的な初期曲線に適用され得る、調整処理例を示す。 図8は、例示的な初期曲線に適用され得る、調整処理例を示す。 図9は、例示的な初期曲線に適用され得る、調整処理例を示す。 図10は、例示的な初期曲線に適用され得る、調整処理例を示す。 図11は、例示的な初期曲線に適用され得る、調整処理例を示す。
実施形態例の説明
本明細書において、様々な映像処理調整を説明する。以下の説明において、便宜上、本発明を完全に理解できるように、多数の詳細事項を説明する。ただし、これらの詳細事項が無くても本発明が実施可能であることは明白であろう。他方、本発明の説明を不必要に煩雑にしたり、不明瞭にしたり、難読化したりしないように、周知の構造およびデバイスの細かな詳細までは説明しない。
映像供給処理パイプライン例
本明細書に記載の多くの実施形態例は、いくつかの条件に応じて映像曲線を調整することに関する。条件は、例えば、環境補正(ambient correction)、ユーザ選択設定などを含むが、これらに限定されない。そのような調整は、特に以下のパラメータの1つ以上に対して行われ得る。すなわち、トーン、彩度、明るさである。これらの調整は、画像パイプライン供給の様々な箇所、例えば、ディスプレイマネジメント中などにおいて行われ得る。
図1は、映像供給パイプライン(100)の処理例を示しており、映像のキャプチャから映像コンテンツの表示までの種々の段を示している。画像生成ブロック(105)を使用して、1シーケンスの映像フレーム(102)がキャプチャまたは生成される。映像フレーム(102)は、デジタル的に(例えば、デジタルカメラによって)キャプチャされるか、またはコンピュータによって(例えば、コンピュータアニメーションを使用して)生成され、映像データ(107)が得られる。あるいは、映像フレーム(102)は、フィルムカメラによってフィルム上にキャプチャされ得る。フィルムは、デジタルフォーマットに変換され、映像データ(107)が得られる。プロダクションフェーズ(110)において、映像データ(107)は編集され、映像プロダクションストリーム(112)が得られる。
次いで、プロダクションストリーム(112)の映像データは、ポストプロダクション編集のためのブロック(115)においてプロセッサに与えられる。ブロック(115)ポストプロダクション編集は、映像制作者の制作意図にしたがって、画像について画質を上げるか、または特定の見え方を達成するために、その画像の特定の領域における色または明るさを調整または変更することを含み得る。これは、「カラータイミング」または「カラーグレーディング」と呼ばれることがある。他の編集(例えば、シーン選択および順番付け、画像クロッピング、コンピュータ生成された視覚特殊効果の付加など)がブロック(115)において行われ、配信用の最終バージョン(117)の制作物が生み出され得る。ポストプロダクション編集(115)中に、映像イメージは、リファレンスディスプレイ(125)上で視聴される。
ポストプロダクション(115)に続き、最終生成の映像データ(117)は、テレビ受像機、セットトップボックス、映画館などの復号化・再生機器にダウンストリームを供給するための符号化ブロック(120)に供給され得る。いくつかの実施形態において、符号化ブロック(120)は、符号化されたビットストリーム(122)を生成するための、音声エンコーダおよび映像エンコーダ(ATSC、DVB、DVD、ブルーレイおよび他の供給フォーマットによって規定される音声および映像エンコーダなど)を含み得る。受信器において、符号化されたビットストリーム(122)は、復号化ユニット(130)によって復号化され、信号(117)と同一の信号または近似の信号を表す復号信号(132)が生成される。受信器は、リファレンスディスプレイ(125)の特性とは全く異なる特性を有し得るターゲットディスプレイ(140)に接続され得る。その場合、ディスプレイマネジメントユニット(DMU)(135)を使用して、ディスプレイマッピング化信号(137)を生成することによって、復号信号(132)のダイナミックレンジをターゲットディスプレイ(140)の特性にマッピングし得る。
上記のように、この映像パイプラインにおいて、調整曲線が映像データに適用される箇所がいくつか(ディスプレイマネジメントユニット(135)など)存在し得る。ディスプレイマネジメントユニットは、ディスプレイの外部に、またはディスプレイシステムの内部に実装され得て、本出願の範囲は、これらの様々な実施形態を包含することが理解されるであろう。一実施形態において、DMUは、プロセッサおよびコンピュータ読み取り可能なメモリを備え、本明細書に記載するような画像処理アルゴリズムを実行し得る。DMUは、例えば、当該分野で周知のようなセットトップボックス、コーデックなどの形態であり得る。
映像調整の概要
本出願の多くの実施形態において、トーン、彩度、明るさなどに応じて、種々の映像曲線を調整するためのシステムおよび方法の両方を開示する。調整は、自動的に、またはユーザ選択および入力に応じて、のいずれによっても達成され得る。例をいくつか挙げれば、映像曲線に対する環境補正は、部屋の照明、スクリーン反射率の増加に起因してなされ得るし、また例えば、画像の平均ピクセル輝度を変更するか、または彩度を変更するためのユーザ選択調整としてなされ得る。
図2は、ある調整パラメータに応じて初期の画像曲線を調整するアプリケーションの一実施形態である。一実施形態において、この調整方法は、映像パイプラインのある箇所において、DMU内の調整モジュールとして実行され得る。方法(200)は、1つ以上の調整曲線を算出し(202)、初期曲線を算出し(204)、調整曲線を初期曲線に適用する(206)。いくつかの実施形態において、初期曲線は、いくつかのソース、例えば、画像、1フレームの映像データ、映像における1シーン(例えば、複数の連続したフレームの映像データ)などから導出され得る。また、初期曲線は、いずれの調整曲線にも関係なく起こり得る処理であり得る。一実施形態において、この初期曲線は、あるディスプレイから別のディスプレイに画像をトーンマッピングするように設計されたディスプレイ曲線であり得る。この初期曲線は、映像パイプラインにおける適切なモジュールおよび/または処理コンポーネントによって入力され、かつ/または他の様態で受け取られ得る。また、本出願では「初期曲線」と記載するが、「初期曲線」は、さらなる処理のための適切なモジュールに対して数列として与えられてもよく、文字通り曲線であってもよいし、あるいはそうでなくてもよいことが理解されるであろう。
図3は、図2の調整モジュールの適用の一例を示す。図3に示すように、初期のデータは、曲線302として算出され、調整曲線は、曲線304として算出される。その結果としての組合せ曲線が、曲線306として示される。初期曲線は、1つ以上のパラメータ、例えば、彩度、トーンマッピング、1:1マッピングなどに応じて算出され得る。上記の「初期曲線」と同様に、調整曲線は、受け取られるか、1つ以上の画像パラメータ(例えば、明るさ、彩度、またはコントラストなど)から導出されるか、および/または算出され得て、文字通り曲線として与えられてもよいし、そうでなくてもよい(例えば、調整曲線は、導出された数列として、適切なモジュールに与えられ得る)。調整曲線を適用することにより、「初期曲線」において指定されているパラメータの域を超えて画像をさらに処理してもよい。一実施形態において、この曲線によって、彩度の増加などのユーザ選択を、トーンマッピング中において適用させる(トーンマッピングが「初期曲線」である)ことが可能となる。これにより、効率およびカラーの正確さが向上する傾向がある。調整曲線を初期曲線に適用することは、線形または非線形演算(例えば、加算、引算、乗算、除算、畳み込みなど)のうちの1つ以上によって行われ得る。一実施形態において、結果としての組合せ曲線306は実質的に単調な関数とすることが望ましい。そうでなければ、何らかの不自然な視覚効果が生み出される可能性があり得る。結果としての曲線は、DMUなどの適切なモジュールによって、画像を最終的に描画するためのディスプレイに与えられ得ることが理解されるであろう。上記の「初期曲線」および「調整曲線」と同様に、最終の結果としての曲線は、文字通り曲線であってもよいし、またはそうでなく、導出された数列としてDMUなどの適切なモジュール、または最終的に描画するためのディスプレイに与えられてもよい。
1個の結果としての曲線を実装することの1つの主な利点は、調整の効率および容易さであることが理解されるはずである。一実施形態において、トーンマッピング曲線または彩度マッピング曲線に対して付加される互換機能(interchangeable function)を採用することが可能であり、これにより変更が簡単になる。別の実施形態において、曲線はまた、高速化および効率化のため、1次元のルックアップテーブルとして実装され得る。そのような実装は、効率的であり得る。なぜなら、全体のアルゴリズムに対する大きな変更を必要とすることなく、コンシューマーの要求を満たすように調整曲線が調整/微調整(tuned/tweaked)され得るからである。
また、調整の適用は、システムおよび方法の様々な箇所において起こり得るのであり、方法の一工程としていかなる順序にも従う必要は必ずしもないことが、理解されるはずである。いくつかの例に過ぎないが、調整曲線は、以下のように入力画像に適用され得る。
― 調整曲線は、入力パラメータに適用されてもよい。
― 調整された入力パラメータを使用して、調整された初期曲線を算出し得る。
― 調整された初期曲線を、調整曲線に適用し得る。
― 調整された調整曲線を、入力画像に適用し得る。
これら種々の調整は、本出願の範囲を逸脱せずに、任意の適切な順序で生じ得る。さらに、調整はまた、処理中のある箇所においてメタデータに対してなされ得る。
環境補正を適用するための実施形態
以下に、環境補正/調整を初期曲線に適用するいくつかの実施形態を説明する。一実施形態において、ディスプレイの周辺輝度が増加する場合に、相対的な見え方を一定に維持したいならば、画像は調整されるべきである。本実施形態において、画像調整は、1次元関数、例えば、その1つの変数がディスプレイの周辺輝度である1次元関数を使用して、適用される。そのような1次元関数は、最初に算出されてもよく、スカラーが適用される。テーブル1は、一実施形態である。

テーブル1−環境補正方法
工程1:調整曲線を算出する
A=0〜1の範囲の入力画素値(ST2084非線形性を用いて符号化されている)
L=仮定された初期の適応輝度
f(x)=ST2084 EOTF(または所定の他のEOTF)
S=環境照明に基づくスケーリングファクタ
C=初期曲線に付加される調整曲線
とする。
次いで、以下のようにBおよびCを算出する。
Figure 0006845946
Figure 0006845946
L(初期の適応輝度)の典型的な値は、5cd/m2であり得る。典型的なスケーリングファクタ値の範囲は、0〜10であり、センサーデータから導出され得る環境照明に関連付けられるべきであり、または理論的にユーザ選択に基づくべきである。Bはまた、いくつかの実施形態において、バートン(Barton)コントラスト感度関数を備え得る。

工程2:初期曲線を算出する
初期曲線は、画像に適用された以前のマッピングまたはトーン曲線によって規定され得る。以前のマッピングまたは曲線が利用可能でないか、または所望されるものが無ければ、1:1曲線が初期曲線として使用され得る。
A=0〜1の範囲の入力画素値(ST2084非線形性を用いて符号化されている)、
D=初期曲線とすれば、
D=A
である。

工程3:調整曲線を初期曲線に適用(付加)する
A=0〜1の範囲の入力画素値(ST2084非線形性を用いて符号化されている)、
E=0〜1の範囲の出力画素値(ST2084非線形性を用いて符号化されている)、とすれば、
E=D+C
である。

LおよびSについて使用される実際の値は、ユーザ選択、ディスプレイ能力、または環境照明に基づいて変化し得る。これらの等式はまた、種々の環境補正ルックアップテーブルを同様のやり方で適用するために変更され得る。
様々な調整曲線実施形態
以下に、あるパラメータに応じて様々な調整曲線を実装する、いくつかの実施形態を説明する。多くの実施形態は、図2の一般的な実施形態の変形例であり得る。例えば、調整曲線は、環境補正調整曲線と比べて、変更されている。
例えば、彩度調整曲線の一実施形態が、ユーザ選択に基づいて適用/変更され得る。その調整曲線は、任意な形式の彩度成分(例えば、互いに独立したRGB、またはICのクロマ成分C)に適用され得る。例えば、ディスプレイマネジメントアルゴリズムにおいて、各画素の彩度は、以下の等式(例えば、図2における方法と同様であり、上記テーブル1において置き換えられ得る等式)を使用して、その強度に応じて変更され得る。
fs(x)=彩度スケール関数(SaturationScaleFunction)
Figure 0006845946
ここで、Rec.ITU−R BT.2100、「Image parameter values for high dynamic range television for use in production and international programme exchange」、2016年7月(当該文献を本願に援用する)に記載されているように、CおよびCは、ICTCPまたはIPTカラー空間におけるソース画像のクロマ成分であり、C’およびC’は、ICTCPまたはIPTカラー空間におけるターゲット画像のクロマ成分である。
本実施形態において、SaturationScaleFunction(I)(fs(x))
は、ユーザ選択または環境調整関数によって、以下のようにさらに変更され得る。
NewSaturationScaleFunction(I,j,k)=SaturationScaleFunction(I)+j*AmbientScaleFunction+k*PreferenceScaleFunction
ここで、jおよびkはそれぞれ、周囲環境およびユーザ選択の尺度に基づくスケーリング値であり、AmbientScaleFunctionおよびPreferenceScaleFunctionは、本明細書に記載のような所定の曲線または調整された(tuned)曲線である。
明るさ調整曲線実施形態
調整曲線を適用することのさらに別の実施形態について、初期曲線の明るさを調整するための方法およびシステムを以下に開示する。
一実施形態において、所与の画像、シーンまたはプログラムの平均画素輝度を変更することが望まれ得る。そのような場合、明るさ調整曲線が採用され得る。そのような曲線は、画像の明るさを変化させるように変更され、任意な形式の明るさ成分(例えば、RGBに対して互いに独立に、またはICのIなどの輝度成分)に適用され得る。
一実施形態において、調整曲線は、DMUがディスプレイトーンマッピングを適用している期間中に適用され得、かつ初期のトーンマッピング曲線に直接に適用され得る。さらに、画像データが利用可能ならば、画像の最小、平均および最大を使用してガウシアン的関数を規定し得る。1つのそのような実施形態は、以下のように行われ得る。
x=0〜1の範囲の入力画素値(ST2084非線形性を用いて符号化されている)
a=選択に基づいて要求される明るさの変化量
b=平均
c=min(最大−平均、平均−最小)とすれば、
Figure 0006845946
である。
ここで、最小値、平均値および最大値は、フレームまたはシーンにおける最小輝度値、平均輝度値および最大輝度値を表し、min(d1,d2)関数は、変数d1およびd2のうち最小のほうを出力する。
一実施形態において、変数a、bおよびcは、ユーザ選択に基づいて互いに独立して変更され得る。ガウシアン曲線はまた、画像におけるノイズの際立ちを回避するために、画像の平均に基づいて歪められ得る(skewed)。
図4は、本実施形態を示す。初期曲線402が曲線404によって調整され、結果としての組合せ曲線406が生成される。なお、最小値、平均値および最大値は、曲線404において示されるとおりであり、結果として得られる値は、曲線406にマッピングされたとおりである。
コントラスト調整曲線の実施形態
上記の明るさおよび彩度選択調整と同じく、コントラスト調整曲線を検討することも可能である。
他の調整と同様に、同じ処理概念を適用し得る。例えば、ある初期のトーンマッピングが存在し、あるコントラスト調整曲線が適用され得る。適切なコントラスト調整曲線は、自動的に導出され得るか(例えば、センサーによって記録され得る環境データを用いる)、またはユーザによって与えられ得ることが理解され得る。
図5は、初期曲線502に適用されているコントラスト調整曲線の一実施形態を示す。明るさ曲線とコントラスト曲線504との1つの相違は、コントラスト曲線が明るさ曲線の微分(例えば、ガウシアンの微分)の負の値(negative)のように見え得ることであることが理解されるはずである。一実施形態において、これにより、中点の周辺で曲線の傾きが大きくなる(図示のように)が、結果としての曲線506における中点での明るさは変化しない。傾きを大きくすることは、明るさに影響を与えずにコントラストを増大させ得る。調整曲線の幅および中心を選択することによって、画像に対する効果を最適化することができる。
いくつかの処理例
図6〜図11は、例示的な初期曲線602に適用され得るいくつかの調整処理例を示す。初期曲線602(および本明細書に示される他の初期曲線)は、1:1マッピングとして示され得るが、初期曲線は、その他の形態および/またはマッピングであるとしてもよいことが理解され得る。
曲線702および802はそれぞれ、例示的な明るさ調整曲線およびコントラスト調整曲線を示す。曲線902、1002および1102はそれぞれ、明るさ調整、コントラスト調整、ならびに明るさおよびコントラストの両方の組み合わせから得られる最終の曲線を示す。
コンピュータ分野の当業者にとって明らかなように、本発明の一部は、本開示の教示に従ってプログラムされた従来の汎用または専用デジタルコンピュータまたはマイクロプロセッサを使用して簡便に実装され得る。
ソフトウェア分野の当業者にとって明らかなように、適切なソフトウェアコーディングが、熟練のプログラマによって本開示の教示に基づいて容易に行われ得る。本開示に基づいて当業者にとって明らかなように、本発明はまた、特定用途向け集積回路を用意することによって、または従来のコンポーネント回路群の適切なネットワークを相互接続することによって実装され得る。
本発明は、コンピュータに本発明の処理のいずれかを行わせるように制御するか、またはコンピュータにそうさせるために使用され得る命令が記憶された記憶媒体であるコンピュータプログラム製品を含む。その記憶媒体は、フロッピーディスク、ミニディスク(MD)、光学ディスク、DVD、HD−DVD、ブルーレイ、CD−ROM、CDもしくはDVDRW+/−、マイクロドライブおよび光磁気ディスクを含む任意のタイプのディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、DRAM、VRAM、フラッシュメモリデバイス(フラッシュカード、メモリスティックを含む)、磁気または光学カード、SIMカード、MEMS、ナノシステム(分子メモリICを含む)、RAIDデバイス、リモートデータストレージ/アーカイブ/ウェアハウジング、または命令および/もしくはデータを記憶するのに適切な任意のタイプの媒体もしくはデバイスを含み得るが、それらに限定されない。
本発明は、汎用/専用のコンピュータまたはマイクロプロセッサのハードウェアの両方を制御し、かつそのコンピュータまたはマイクロプロセッサが人間のユーザ、または本発明の結果を利用する他の機構と対話できるようにするためのソフトウェアを含み、そのソフトウェアは、コンピュータ読み取り可能な媒体のうちいずれかに記憶される。そのようなソフトウェアは、デバイスドライバ、オペレーティングシステムおよびユーザアプリケーションを含み得るが、それらに限定されない。究極的に、そのようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、上記のように、本発明を行うためのソフトウェアをさらに含む。
汎用/専用のコンピュータまたはマイクロプロセッサのプログラミング(ソフトウェア)には、本発明の教示を実装するためのソフトウェアモジュールが含まれる。そのソフトウェアモジュールは、ローカルディミングパネルの画素/サブ画素ぼけを算出すること、カラー補正または特徴付けを算出すること、画像信号を生成し、それらをドライバおよび/または他の電子機器に印加してバックライト、パネル、またはディスプレイにおける他のデバイスを作動させること、輝度値を算出すること、本明細書に記載のファクタのいずれかに基づいて輝度(表示対象の画像のピクセルまたは領域のついての所望の輝度など)を補間、平均化または調整すること、および本発明の処理にしたがって結果を表示、記憶または通信することを含むが、それらに限定されない。
本発明は、本明細書に記載された任意の要素(本発明の様々な部分または特徴)およびその均等物を適切に備え得るか、それらからなり得るか、または本質的にそれらからなり得る。さらに、本明細書に例示的に開示される本発明は、本明細書に具体的に記載されているかどうかにかかわらず、いずれかの要素がなくても実施され得る。本発明に対して、上記教示を考慮して多くの変更および変化がなされ得ることが明らかである。したがって、添付の特許請求の範囲内で、本発明が本明細書の具体的な記載とは別の態様で実施され得ることが理解される。
以下に列挙される実施形態例(enumerated example embodiment:EEE)から本発明の様々な局面が理解され得る。
EEE1.
一式の入力画像データから導出される初期曲線に対して調整を適用するための方法であって、
調整対象の一式の入力画像データを受け取る工程と、
前記一式の入力画像データから初期曲線を算出する工程と、
調整曲線を受け取る工程であって、前記調整曲線は所望の画像パラメータに基づく、工程と、
前記調整曲線を前記初期曲線に適用して、結果としての曲線を生成する工程と、
を包含する方法。

EEE2.
前記一式の入力画像データは、画像、1フレームの映像データ、および映像における1シーンのうちの1つを包含する、EEE1に記載の方法。

EEE3.
前記一式の入力画像データから初期曲線を算出する工程は、1つ以上の画像パラメータから初期曲線を算出する工程をさらに包含する、EEE1または2に記載の方法。

EEE4.
初期曲線を算出するための1つ以上の画像パラメータは、彩度パラメータ、トーンマッピングパラメータ、および1:1マッピングパラメータのうちの1つを包含する、EEE3に記載の方法。

EEE5.
前記調整曲線が基づく前記所望の画像パラメータは、環境パラメータ、彩度パラメータ、明るさパラメータ、およびコントラストパラメータのうちの1つを包含する、EEE1から4のいずれかに記載の方法。

EEE6.
前記調整曲線を前記初期曲線に適用する工程は、前記調整曲線を使用して演算を前記初期曲線に適用する工程を包含する、EEE5に記載の方法。

EEE7.
前記演算は、加算、引算、乗算、除算、および畳み込みのうちの1つを包含する、EEE6に記載の方法。

EEE8.
前記所望の画像パラメータは、環境パラメータを包含し、前記調整曲線は、
Figure 0006845946
として算出され、
ここで、Sは、環境照明に基づくスケーリングファクタを包含し、Bは、入力画素値、仮定された初期の適応輝度およびEOTFに基づく関数に依存する関数である、EEE5から7のいずれかに記載の方法。

EEE9.
前記所望の画像パラメータは、彩度パラメータを包含し、前記調整曲線は、
fs(x)=何らかの彩度スケール関数(some Saturation Scale Function)
Figure 0006845946
として算出され、
ここで、CおよびCは、前記ソース画像のクロマ成分であり、C’およびC’は、前記ターゲット画像のクロマ成分であり、Iは、前記輝度成分である、EEE5から7のいずれかに記載の方法。

EEE10.
前記彩度スケール関数は、環境条件およびユーザ選択のうちの1つの関数であり得る、EEE9に記載の方法。

EEE11.
前記所望の画像パラメータは、明るさパラメータを包含し、前記調整曲線は、
Figure 0006845946
として算出され、
ここで、xは、入力画素値を包含し、aは、選択に基づいて要求される明るさの変化量を包含し、bは、平均を包含し、cは、min(最大−平均、平均−最小)を包含する、EEE5から7のいずれかに記載の方法。

EEE12.
前記所望の画像パラメータは、コントラストパラメータを包含し、前記調整曲線は、前記明るさ曲線の微分の負の値として算出される、EEE5から7のいずれかに記載の方法。

EEE13.
前記方法は、
前記結果としての曲線を、前記結果としての曲線に基づいて最終の画像を描画するためにディスプレイに送信する工程
をさらに備える、EEE1から12のいずれかに記載の方法。

EEE14.
プロセッサを備えるディスプレイマネジメントユニット(DMU)であって、前記プロセッサは、一式の入力画像データを受け取ったとき、
前記一式の入力画像データから前記初期曲線を算出する工程と、
調整曲線を受け取る工程であって、前記調整曲線は所望の画像パラメータに基づく、工程と、
前記調整曲線を前記初期曲線に適用して、結果としての曲線を生成する工程と、
に従って、前記初期曲線を処理する、ディスプレイマネジメントユニット。

EEE15.
前記調整曲線が基づく前記所望の画像パラメータは、環境パラメータ、彩度パラメータ、明るさパラメータ、およびコントラストパラメータのうちの1つを包含する、EEE14に記載のDMU。

EEE16.
前記調整曲線を前記初期曲線に適用する工程は、前記調整曲線を使用して演算を前記初期曲線に適用する工程を包含する、EEE15に記載のDMU。

EEE17.
前記演算は、加算、引算、乗算、除算、および畳み込みのうちの1つを包含する、EEE16に記載のDMU。

EEE18.
前記DMUは、前記結果としての曲線を、前記結果としての曲線に基づいて最終の画像を描画するためにディスプレイに送信する、EEE14から17のいずれかに記載のDMU。

EEE19.
前記DMUは、前記ディスプレイの外部にある、EEE18に記載のDMU。

EEE20.
前記ディスプレイは、前記DMUを備える、EEE18に記載のDMU。

Claims (19)

  1. 一式の入力画像データから導出される初期の輝度マッピング曲線または初期の色差マッピング曲線に対して調整を適用するための方法であって、
    調整対象の一式の入力画像データを受け取る工程と、
    前記一式の入力画像データから初期の輝度マッピング曲線および/または初期の色差マッピング曲線を算出する工程と、
    調整曲線を受け取る工程であって、前記調整曲線は、視聴環境の環境照明を表すスケーリングファクタおよびユーザ選択に基づく、工程と、
    前記調整曲線を1つの初期のマッピング曲線に適用して、結果としてのマッピング曲線を生成する工程であって、前記結果としてのマッピング曲線は、前記結果としての曲線に基づいて最終の画像を描画するために使用される、工程と、
    を包含する方法。
  2. 前記一式の入力画像データは、前記視聴環境において表示装置によって表示されることとなる、画像、1フレームの映像データ、および映像における1シーンのうちの1つを包含し、前記映像における1シーンは、複数の連続したフレームの映像データを包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記一式の入力画像データから前記初期の輝度マッピング曲線を算出する工程は、1つ以上のトーンマッピングパラメータから前記初期の輝度マッピング曲線を算出する工程をさらに包含する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記一式の入力画像データから前記初期の色差マッピング曲線を算出する工程は、1つ以上の彩度マッピングパラメータから前記初期の色差マッピング曲線を算出する工程をさらに包含する、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記ユーザ選択は、前記最終の画像の彩度、明るさ、およびコントラストのうちの1つに関するユーザ選択を包含する、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記調整曲線を1つの初期曲線に適用する工程は、前記調整曲線を使用して演算を当該初期曲線に適用する工程を包含し、ここで、オプションとして、前記演算は、加算、引算、乗算、除算、および畳み込みのうちの1つを包含する、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記調整曲線は、
    Figure 0006845946
    として算出され、
    ここで、Sは、環境照明を表すスケーリングファクタであり、Bは、入力画素値、仮定された初期の適応輝度および電気−光伝達関数(EOTF)に基づく関数に依存する関数である、請求項5または請求項6に記載の方法。
  8. 前記調整曲線は、
    fs(x)=何らかの彩度スケール関数(some SaturationScaleFunction)
    Figure 0006845946
    として算出され、
    ここで、CTおよびCPは、ソース画像のクロマ成分であり、C’TおよびC’Pは、ターゲット画像のクロマ成分であり、Iは、前記輝度成分であり、ここで、オプションとして、前記彩度スケール関数は、環境条件およびユーザ選択のうちの1つの関数であり得る、請求項5または請求項6に記載の方法。
  9. 前記調整曲線は、
    Figure 0006845946
    として算出され、
    ここで、xは、入力画素値を包含し、aは、ユーザ選択に基づいて要求される明るさの変化量を包含し、bは、画像、1フレームの映像データまたは映像における1シーンにおける輝度値の平均を包含し、cは、画像、1フレームの映像データまたは映像における1シーンにおける輝度値のmin(最大−平均、平均−最小)を包含し、ここで、前記映像における1シーンは、複数の連続したフレームの映像データを包含する、請求項5または請求項6に記載の方法。
  10. 前記調整曲線は、
    Figure 0006845946
    の微分の負の値として算出され、ここで、xは、入力画素値を包含し、aは、ユーザ選択に基づいて要求される明るさの変化量を包含し、画像、1フレームの映像データまたは映像におけるシーンにおける、bは、平均輝度値を包含し、cは、min輝度値(最大−平均、平均−最小)を包含し、ここで、前記映像におけるシーンは、複数の連続したフレームの映像データを包含する、請求項5または請求項6に記載の方法。
  11. 前記方法は、
    前記結果としての曲線を、前記結果としての曲線に基づいて最終の画像を描画するためにディスプレイに送信する工程
    をさらに備える、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  12. 一式の入力画像データから導出される初期の輝度マッピング曲線または初期の色差マッピング曲線に対して調整を適用するための方法であって、
    調整対象の一式の入力画像データを受け取る工程と、
    前記一式の入力画像データから初期の輝度マッピング曲線および/または初期の色差マッピング曲線を算出する工程と、
    調整曲線を受け取る工程であって、前記調整曲線は、視聴環境の環境照明を表すスケーリングファクタおよび/またはユーザ選択に基づく、工程と、
    前記調整曲線を1つの初期のマッピング曲線に適用して、結果としてのマッピング曲線を生成する工程であって、前記結果としてのマッピング曲線は、前記結果としての曲線に基づいて最終の画像を描画するために使用される、工程と、
    を包含し、
    前記調整曲線は、
    Figure 0006845946
    として算出され、
    ここで、Sは、環境照明を表すスケーリングファクタであり、Bは、入力画素値、仮定された初期の適応輝度および電気−光伝達関数(EOTF)に基づく関数に依存する関数である、方法。
  13. 一式の入力画像データから導出される初期の輝度マッピング曲線または初期の色差マッピング曲線に対して調整を適用するための方法であって、
    調整対象の一式の入力画像データを受け取る工程と、
    前記一式の入力画像データから初期の輝度マッピング曲線および/または初期の色差マッピング曲線を算出する工程と、
    調整曲線を受け取る工程であって、前記調整曲線は、視聴環境の環境照明を表すスケーリングファクタおよび/またはユーザ選択に基づく、工程と、
    前記調整曲線を1つの初期のマッピング曲線に適用して、結果としてのマッピング曲線を生成する工程であって、前記結果としてのマッピング曲線は、前記結果としての曲線に基づいて最終の画像を描画するために使用される、工程と、
    を包含し、
    前記調整曲線は、
    fs(x)=何らかの彩度スケール関数(some SaturationScaleFunction)
    Figure 0006845946
    として算出され、
    ここで、CTおよびCPは、ソース画像のクロマ成分であり、C’TおよびC’Pは、ターゲット画像のクロマ成分であり、Iは、前記輝度成分であり、ここで、オプションとして、前記彩度スケール関数は、環境条件およびユーザ選択のうちの1つの関数であり得る、方法。
  14. 一式の入力画像データから導出される初期の輝度マッピング曲線または初期の色差マッピング曲線に対して調整を適用するための方法であって、
    調整対象の一式の入力画像データを受け取る工程と、
    前記一式の入力画像データから初期の輝度マッピング曲線および/または初期の色差マッピング曲線を算出する工程と、
    調整曲線を受け取る工程であって、前記調整曲線は、視聴環境の環境照明を表すスケーリングファクタおよび/またはユーザ選択に基づく、工程と、
    前記調整曲線を1つの初期のマッピング曲線に適用して、結果としてのマッピング曲線を生成する工程であって、前記結果としてのマッピング曲線は、前記結果としての曲線に基づいて最終の画像を描画するために使用される、工程と、
    を包含し、
    前記調整曲線は、
    Figure 0006845946
    として算出され、
    ここで、xは、入力画素値を包含し、aは、ユーザ選択に基づいて要求される明るさの変化量を包含し、bは、画像、1フレームの映像データまたは映像における1シーンにおける輝度値の平均を包含し、cは、画像、1フレームの映像データまたは映像における1シーンにおける輝度値のmin(最大−平均、平均−最小)を包含し、ここで、前記映像における1シーンは、複数の連続したフレームの映像データを包含する、方法。
  15. 一式の入力画像データから導出される初期の輝度マッピング曲線または初期の色差マッピング曲線に対して調整を適用するための方法であって、
    調整対象の一式の入力画像データを受け取る工程と、
    前記一式の入力画像データから初期の輝度マッピング曲線および/または初期の色差マッピング曲線を算出する工程と、
    調整曲線を受け取る工程であって、前記調整曲線は、視聴環境の環境照明を表すスケーリングファクタおよび/またはユーザ選択に基づく、工程と、
    前記調整曲線を1つの初期のマッピング曲線に適用して、結果としてのマッピング曲線を生成する工程であって、前記結果としてのマッピング曲線は、前記結果としての曲線に基づいて最終の画像を描画するために使用される、工程と、
    を包含し、
    前記調整曲線は、
    Figure 0006845946
    の微分の負の値として算出され、ここで、xは、入力画素値を包含し、aは、ユーザ選択に基づいて要求される明るさの変化量を包含し、画像、1フレームの映像データまたは映像におけるシーンにおける、bは、平均輝度値を包含し、cは、min輝度値(最大−平均、平均−最小)を包含し、ここで、前記映像におけるシーンは、複数の連続したフレームの映像データを包含する、方法。
  16. プロセッサを備えるディスプレイマネジメントユニットであって、前記プロセッサは、一式の入力画像データを受け取ったとき、
    前記一式の入力画像データから初期の輝度マッピング曲線または初期の色差マッピング曲線を算出する工程と、
    調整曲線を受け取る工程であって、前記調整曲線は、視聴環境の環境照明を表すスケーリングファクタおよびユーザ選択に基づく、工程と、
    前記調整曲線を前記初期のマッピング曲線に適用して、結果としてのマッピング曲線を生成する工程であって、前記結果としてのマッピング曲線は、前記結果としての曲線に基づいて最終の画像を描画するためのものである、工程と、
    に従って、前記初期の輝度マッピング曲線または初期の色差マッピング曲線を処理する、ディスプレイマネジメントユニット
  17. 前記ユーザ選択は、前記最終の画像の彩度、明るさ、およびコントラストのうちの1つ
    に関するユーザ選択を包含する、請求項16に記載のディスプレイマネジメントユニット
  18. 前記調整曲線を前記初期曲線に適用する工程は、前記調整曲線を使用して演算を前記初期曲線に適用する工程を包含し、ここで、オプションとして、前記演算は、加算、引算、乗算、除算、および畳み込みのうちの1つを包含する、請求項17に記載のディスプレイマネジメントユニット
  19. 前記ディスプレイマネジメントユニットは、前記結果としての曲線を、前記結果としての曲線に基づいて最終の画像を描画するためにディスプレイに送信する、請求項16から18のいずれかに記載のディスプレイマネジメントユニット
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