JP6844465B2 - 高圧容器 - Google Patents

高圧容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6844465B2
JP6844465B2 JP2017153644A JP2017153644A JP6844465B2 JP 6844465 B2 JP6844465 B2 JP 6844465B2 JP 2017153644 A JP2017153644 A JP 2017153644A JP 2017153644 A JP2017153644 A JP 2017153644A JP 6844465 B2 JP6844465 B2 JP 6844465B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
external communication
axial direction
manifold
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017153644A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019032034A (ja
Inventor
知之 岸田
知之 岸田
統 澤井
統 澤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017153644A priority Critical patent/JP6844465B2/ja
Publication of JP2019032034A publication Critical patent/JP2019032034A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6844465B2 publication Critical patent/JP6844465B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

本発明は、高圧容器に関する。
燃料電池で発電した電力によって走行する燃料電池自動車が提案されている。このような自動車では、車室のフロアの下部等に水素ガスのタンクを配置することが検討されている。この場合、配置スペース上の制約から小型のタンク(以下、「小タンク」)を複数本配置してこれらの一端部に形成された口金をマニホールドで連結し、1つのバルブで流量調整する高圧容器を構成することが考えられている。
この際、複数の小タンクの他端部に配設された口金を連結部材によって連結することによって、高圧容器の剛性を高めることが検討されている。
特開2002−188794号公報
ところで、上記のように、マニホールドに複数の小タンクの一端側を取り付ける場合には、マニホールドの外周部に雄ネジ部が形成された取付部を、口金に形成された外部連通孔の雌ねじ部に螺合させることが考えられる。すなわち、マニホールドに対して各小タンクを回転させることによって取り付けることが可能である。
一方、取付部材に対して小タンクの他端側を取り付ける場合には、マニホールドに固定された小タンクを回転させることができないため、取付方法について検討の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、複数の小タンクの一端側をマニホールドに連結し、他端側を取付部材に連結した高圧容器において、組付け性を高めた高圧容器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る高圧容器は、略円筒状に形成された胴体部と、前記胴体部の軸方向一端側に取り付けられて前記軸方向一端側を閉塞すると共に前記胴体部の内部と外部とを連通し内周面に雌ねじが形成された第1外部連通孔が形成された第1口金と、前記胴体部の軸方向他端側に取り付けられて前記軸方向他端側を閉塞すると共に前記胴体部の内部と外部とを連通し内周面に雌ねじが形成された第2外部連通孔が形成された第2口金と、を有する複数の小タンクと、複数の各前記小タンクの前記第1外部連通孔にそれぞれ挿入可能で外周面に雄ネジ部が形成された複数の挿入部と、前記複数の挿入部同士を連結する連結部とを有し、各挿入部の先端から外部に連通する外部連通流路が内部に形成された第1マニホールドと、各前記小タンクの前記第2外部連通孔に対応した複数の挿通孔が形成され、各前記第2口金の軸方向他端部に当接される連結部材と、前記挿通孔に挿通され各前記第2外部連通孔に螺合して前記第2外部連通孔を閉塞する閉塞ネジと、を備え、前記閉塞ネジは、雄ネジが外周面に形成されたネジ部と、ネジ部の軸方向端部に形成されネジ部よりも拡径した頭部とを有し、前記ネジ部には、軸方向の先端部から軸方向に延在する軸方向流路と、前記軸方向流路の前記頭部側から前記ネジ部の外周面まで延在する径方向流路が形成されていると共に、前記連結部材には、前記第2外部連通孔に前記閉塞ネジが螺合されたとき、複数の前記径方向流路を連通させる連絡流路が形成されていると共に、前記径方向流路と前記連絡流路とを含んで構成された連通流路の一端部には外部と連通する開口部が形成されており、通常使用時には着脱自在なエンドキャップで前記開口部が閉塞されている
請求項1に記載の発明によれば、小タンクは、略円筒状の胴体部と、胴体部の軸方向一端側を閉塞する第1口金と、軸方向他端側を閉塞する第2口金を有している。また、第1口金と、第2口金には、それぞれ胴体部の内部と外部とを連通させると共に内周面に雌ネジが形成された第1外部連通孔、第2外部連通孔が形成されている。
一方、マニホールドには、外周面に雄ネジ部が形成され第1外部連通孔に螺合可能可能な複数の挿入部が形成されている。
そこで、高圧容器の組付け時には、先ず、マニホールドの挿入部を各小タンクの第1外部連通孔内に挿入させ、小タンクを回転させることにより第1口金の第1外部連通孔に挿入部を螺合させる。これにより、各小タンクの軸方向一端側がマニホールドに固定されると共に、小タンク(胴体部)の内部がマニホールドの連通流路に連通されてマニホールドを介して外部に連通される。
一方、連結部材には、各小タンクの第2外部連通孔に対応した挿通孔がそれぞれ形成されており、第2口金の軸方向他端部に当接可能とされている。
したがって、マニホールドに取り付けられた各小タンクの第2口金の軸方向他端側に連結部材を当接させ、挿通孔から各第2外部連通孔に閉塞ネジを挿入して螺合させることによって、連結部材に小タンクを固定することができる。
このように、複数の小タンクを軸方向一端側でマニホールドに締結すると共に、他端側で連結部材に閉塞ネジで締結することによって、高圧容器の組付けが簡便に行われる。このように複数の小タンクの両端部をマニホールドと連結部材に固定しているため、高圧容器の剛性が向上する。
また、本発明によれば、閉塞ネジにはネジ部の先端から軸方向に延在する軸方向流路と、軸方向流路の頭部側から径方向に延在し端部が外周面に開口した径方向流路が形成されている。また、連結部材には、閉塞ネジが第2外部連通孔に螺合された時に、複数の径方向流路を連通させる連絡流路が形成されている。この連絡流路と径方向流路とを含んで構成された連通流路の一端部には外部に連通する開口部が形成されている。
したがって、高圧容器の組付け時に、連結部材を第2口金の軸方向他端部に当接させ、連結部材の挿通孔から第2口金の第2外部連絡流路に閉塞ネジを螺合することによって、連結部材に小タンクの軸方向他端側が固定される。この際、閉塞ネジの径方向流路と連結部材の連絡流路が連通され、小タンクの内部が閉塞ネジの軸方向流路、径方向流路、連結部材の連絡流路を介して開口部まで連通することになる。
したがって、膨張検査時に連絡流路の開口部を外部に開放すれば、マニホールド側から高圧容器内に水を注入した際、高圧容器内(例えば、小タンク内)に残存している空気が開口部から排出される。すなわち、高圧容器内に水を素早く充填することができる。
請求項1記載の本発明に係る高圧容器は組付け性に優れると共に、複数の小タンクの両端部をマニホールドと連結部材に固定しているため、剛性が向上する。
また、膨張検査(膨張測定検査)時の水充填時間を短縮させ、検査効率を向上させることができる。
(A)は第1実施形態に係る高圧容器を車両上方から視た平面図であり、(B)は高圧容器を車両正面から視た正面図であり、(C)は高圧容器を車両後面から視た背面図であり、(D)は高圧容器を車両側面から視た側面図である。 第1実施形態に係る高圧容器の分解斜視図である。 第1実施形態に係る高圧容器の要部断面図である。 第1実施形態に係る高圧容器の第1口金近傍の要部断面図である。 第1実施形態に係る高圧容器の第2口金近傍の要部断面図である。高圧容器の要部断面図である。 第1実施形態に係る高圧容器において、マニホールドに対する高圧容器の取付状態を示す要部断面図である。 第1実施形態に係る高圧容器において、取付部材に対する高圧容器の取付状態を示す要部断面図である。 第1実施形態に係る高圧容器の第2補強層の繊維を示す概略側面図である。 第1実施形態に係る高圧容器の軸方向外側端部における第2補強層の繊維を軸方向視で示す概略図である。 第2実施形態に係る高圧容器の第2マニホールド近傍を示す要部断面図である。 (A)、(B)は、第2実施形態に係るボルトの側面図である。 第2実施形態に係る高圧容器において、第2マニホールドに対する高圧容器の取付状態を示す要部断面図である。 第2実施形態に係る検査装置の概略構成図である。 第2実施形態に係る高圧容器に対する検査装置の配管接続状態を示す断面図である。
[第1実施形態]
以下、図1〜図9を用いて、本発明に係る高圧容器の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において示される矢印FRは車両前後方向前側、矢印Wは車幅方向、矢印UPは車両上下方向上側をそれぞれ示す。また、各図において図の煩雑さを回避するために、同一の部材については一部の部材にのみ参照符号を付し、他の部材についての参照符号を省略している場合がある。
(第1実施形態の構成)
図1(A)〜(D)及び図2に示されるように、高圧容器10は、複数の第1容器本体12と、複数の第2容器本体14と、第1容器本体12と第2容器本体14との軸方向一端部(車両前後方向前側)を連通するマニホールド16と、マニホールド16に取り付けられた流量調整用のバルブ18(図2参照、図1では図示省略)と、第1容器本体12と第2容器本体14との軸方向他端部(車両前後方向後側)に取り付けられる連結部材20と、第1容器本体12と第2容器本体14との軸方向他端部(車両前後方向後側)を閉塞又は開放するボルト22と、を備えている。なお、第1容器本体12と第2容器本体14が小タンクに相当する。また、ボルト22が閉塞ネジに相当する。
この高圧容器10は、一例として、燃料電池車両のフロアパネル(不図示)の車両下方側にてフロアパネルに沿うように配置されている。
図1(A)及び図2に示すように、第1容器本体12と第2容器本体14との差異は、長さのみなので、第1容器本体12について説明し、第2容器本体14の説明は省略する。
第1容器本体12は、図2に示すように、車両前後方向を軸方向(長手方向)とする略円柱状に形成されている。この第1容器本体12は、図3に示すように、円筒状に形成され車両前後方向に延在する胴体部30と、胴体部30の軸方向一端部(車両前後方向前側)に設けられた第1口金32Aと、胴体部30の軸方向他端部(車両前後方向後側)に設けられた第2口金32Bと、を含んで構成されている。なお、第1容器本体12の軸方向中心から第1口金32A側、又は第2口金32B側を「軸方向外側」、これと反対側のことを「軸方向内側」という場合がある。
胴体部30は、図4に示すように、円筒状に形成されかつ一例としてアルミニウム合金により構成されたライナ36と、シート状のCFRP(炭素繊維強化樹脂)をライナ36の外周面に巻き付けることで形成された第1補強層38と第2補強層39とを有している。なお、第1補強層38は、繊維強化樹脂内の図示しない炭素繊維がライナ36ひいては胴体部30の周方向に沿って配列されている。また、第2補強層39は、繊維強化樹脂内の図示しない炭素繊維が軸方向に交差するように配列されている。さらに、第2補強層39の軸方向外方側の両端部は、ライナ36の軸方向両端部よりも軸方向外方側に伸びている。
この第2補強層39の繊維33は、図8に示すように、第1口金32A、第2口金32Bの軸方向外側端部に巻き付けられている。具体的には、図9に示すように、第1口金32Aの突出部42Aの根元部分34A(図8参照)に近接して直線的に巻き付けられている。換言すると、繊維33は、第1口金32Aの軸方向外側端部の測地線の近くを通って巻き付けられている。第1口金32Aに巻きつけられた繊維33は、図8に示すように、軸方向に対して所定の角度θ傾けて第2口金32Bへ向って胴体部30の第1補強層38上に巻き付けられている(所謂ヘリカル巻き)。これにより、繊維33は、第1口金32Aの軸方向外側端部において突出部42Aの根元部分34A側に付勢されている。
第2口金32Bに対しても繊維33は、同様に巻き付けられている。
なお、第1補強層38と第2補強層39は、同一タイミングで焼き固められて一体化されるが、説明の便宜のため別部材として図示している。
第1口金32Aは、図4に示すように、略半球状の本体部40Aと、この本体部40Aの軸心部から軸方向外側に突出形成された円筒形の突出部42Aとを有する。
本体部40Aの外周面には、軸方向他端部側にライナ36の端部を収容するための周回する凹部44Aが形成されていると共に、この凹部44Aのさらに軸方向内側には径方向内側に切り欠かれたパッキン収容部46Aが形成されている。このパッキン収容部46Aには、Oリング48Aと、Oリング48Aの軸方向外側にバックアップリング49Aが収容されており、ライナ36と第1口金32A間の気密性を担保する。
なお、本体部40Aの軸方向内側端面(以下、「内側端面」という)50Aには、軸中心に軸方向外側に凹んだ有底円柱状の凹部52Aが形成されている。凹部52Aは、軸方向外側に向って縮径するテーパ部54Aと、テーパ部54Aの軸方向外側端部から軸方向外側に延在する円柱形の円柱部56Aとからなる。凹部52Aの底面58Aには、外部まで連通する外部連通孔60Aが形成されている。
また、内側端面50Aには、凹部52Aの径方向外側に周方向に定間隔をおいて4ヶ所に有底円柱状のネジ穴62Aが形成されている。
さらに、内側端面50Aに当接されるリング状の保持板64Aには、周方向に所定間隔をおいて複数の挿通孔66Aが形成されている。挿通孔66Aを介して内側端面50Aに形成されたネジ穴62Aにボルト68Aが螺合されることにより、保持板64Aが内側端面50Aに取り付けられている。これにより、Oリング48Aのパッキン収容部46Aからの脱落が防止されている。
また、第1口金32Aの凹部52Aの底面58Aから軸方向外側端部まで延在する外部連通孔60Aの内周面には雌ねじが形成されており、後述する第1マニホールド16の挿入部78Aが螺合される構成である。
さらに、第1口金32Aの突出部42Aの軸方向外側端面(以下、「外側端面」という)70Aには、Oリング72Aが嵌合される周回する嵌合溝74Aが形成されている。
第1口金32Aが取り付けられる第1マニホールド16は、図1(A)、図2に示すように、第1口金32Aの外側端面70Aに対応する径の円板状に形成された円板部76Aと、円板部76Aから軸方向内側に突出形成され外部連通孔60Aに螺合される挿入部78A(図4参照)と、隣接する円板部76A、76Aを連結する棒状の連結部80Aとを備えている。
また、複数の円板部76Aと連結部80Aの内部には、図3に示すように、車幅方向に延在する直線状の連通流路82Aが形成されている。また、各挿入部78Aの内部には、軸方向に延在し、第1容器本体12の内部(凹部52A)と連通流路82Aとを連通させる導入・導出流路84Aが形成されている。
さらに、第1マニホールド16には、図2に示すように、1つの円板部76Aから軸方向外側に突出形成された連結部86が形成されており、連結部86に流量調整弁であるバルブ18が取り付けられている。連結部86の内部には、共通流路88が形成されており、第1マニホールド16の連通流路82Aとバルブ18とを連通させている。なお、第1マニホールド16の連通流路82A、導入・導出流路84A、共通流路88が外部連通流路に相当する。
一方、第2口金32Bは、図5に示すように、第1口金32Aと略同様の構成である。したがって、第1口金32Aの構成要素と同様の構成要素には、同一の参照番号にBを付してその詳細な説明は省略する。
また、第2口金32Bが取り付けられる連結部材20は、図2に示すように、マニホールド16と略同様の外形である。したがって、略同様の構成要素については、マニホールド16と同一の参照番号にBを付してその詳細な説明を省略する。
図5に示すように、連結部材20の円板部76Bには、軸方向に貫通する挿通孔90(図2参照)が形成されている。挿通孔90は、図5に示すように、第2口金32Bの外部連通孔60Bの径よりも広い径とされている。また、円板部76Bの外側端面91において挿通孔90の周囲には、嵌合溝92にOリング94が収容されている。
この挿通孔90から外部連通孔60Bにボルト22が挿入され、外部連通孔60Bの雌ネジに螺合されることにより、容器本体12、14の軸方向他端部が連結部材20に固定される構成である。
ボルト22は、図5に示すように、外周面の一端側にネジが形成された略円柱形のネジ部98と、ネジ部98の他端部側に形成されネジ部98よりも拡径された頭部96とを有する。したがって、ボルト22の頭部96が連結部材20の円板部76B(外側端面91)に当接するまで第1口金32A(外部連通孔60A)にボルト22を螺合することによって、Oリング72B、94により容器本体12、14の気密性が確保されている。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
高圧容器10を組付ける場合には、図6に示すように、先ず、第1容器本体12Aの第1口金32Aの外側端面70Aの嵌合溝74AにOリング72Aを配設し、マニホールド16の挿入部78Aに対して第1容器本体12の第1口金32Aを接近させ、外部連通孔60A内に挿入部78Aに挿入させる。この際、第1容器本体12を回転させることによって外部連通孔60Aに挿入部78Aが螺合される(図6、第1容器本体12B参照)。また、マニホールド16の円板部76Aの内側端面77Aが第1口金32Aの外側端面70Aに当接されることにより、Oリング72Aによって第1口金32Aとマニホールド16間の気密性が担保される。
これにより、マニホールド16に容器本体12の軸方向一端側が固定されると共に、マニホールド16の共通流路88、連通流路82A、導入・導出流路84Aと、第1口金32Aの外部連通孔60Aを介して容器本体12の内部(凹部52A)と外部(バルブ18)が連通される。同様にして、全ての容器本体12、14がマニホールド16の各挿入部78Aに固定される。
次に、図7に示すように、第2口金32Bの外側端面70Bの嵌合溝74BにOリング72Bを嵌合させた状態で各容器本体12、14の第2口金32Bの外側端面70Bに連結部材20の円板部76Bをそれぞれ当接させる。
続いて、連結部材20の円板部76Bの外側端面91に形成された嵌合溝92にOリング94を嵌合させ、円板部76Bの挿通孔90から第2口金32Bの外部連通孔60Bにボルト22が挿入される。ボルト22が外部連通孔60Bの雌ネジ部に螺合されることにより、連結部材20が容器本体12、14の第2口金32Bの外側端面70Bに固定される(図7、第1容器本体12B参照)。すなわち、容器本体12、14の軸方向他端側が連結部材20に固定される。
この際、第2口金32Bと連結部材20との間、及び連結部材20とボルト22との間の気密性がそれぞれOリング72B、94で担保される。
これにより、図1(A)に示すように、全ての容器本体12、14がマニホールド16と連結部材20に両端部で固定され、車幅方向に所定間隔で配列されることになる。
このように、本実施形態に係る高圧容器10では、マニホールド16の挿入部78Aに対して各容器本体12、14の第1口金32A(外部連通孔60A)を螺合させることにより、各容器本体12、14の軸方向一端部(第1口金32A)がマニホールド16に固定される。その後、各容器本体12、14の第2口金32Bの外側端面70Bに連結部材20の円板部76Bをそれぞれ当接させ、円板部76Bの挿通孔90から第2口金32Bの外部連通孔60Bにボルト22を螺合させることにより、連結部材20に各容器本体12、14の軸方向他端部(第2口金32B)が固定される。
このように、容器本体12、14を回転させて外部連通孔60Aにマニホールド16の挿入部78Aを螺合させることや容器本体12、14にボルト22を螺合させるだけで、簡単に高圧容器10を組み立てることができる。
特に、本実施形態の各容器本体12、14が第2補強層39の繊維33がヘリカル巻きであるため、容器本体12、14の軸中心に第2口金32Bの突出部42Bを形成でき、突出部42Bの内側に外部連通孔60Bを形成することができる。したがって、連結部材20を外部連通孔60Bに螺合されるボルト22で簡単に取り付ける構成とすることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る高圧容器100について、図10〜図14を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、本実施形態は、第1実施形態の連結部材20とボルト22の内部に流路が形成された点が異なるので、当該部分についてのみ説明する。さらに、本実施形態では、後述する第2マニホールドと区別するために、第1実施形態のマニホールド16を「第1マニホールド16」という。
(第2実施形態の構成)
高圧容器100において、容器本体12、14の軸方向他端部が取り付けられる第2マニホールド102は、車幅方向に延在する連結部材106と、ボルト108とから構成される。連結部材106、ボルト108の外形は、第1実施形態の連結部材20、ボルト108と略同様である。したがって、連結部材106、ボルト108において連結部材20、ボルト108と略同様の構成要素については、連結部材20、ボルト108と同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
連結部材106には、図12に示すように、隣接する円板部76B間で連結部80Bを貫通し、円板部76Bの挿通孔90間を連通する連絡流路104が形成されている
ボルト108は、図11(A)、(B)に示すように、ネジ部98の先端から軸心に沿って頭部96側に延在する軸方向流路110と、軸方向流路110の頭部側端部から径方向両側に延在してネジ部98の外周面に開口する径方向流路112とが形成されている。なお、ボルト108が閉塞ネジに相当する。
なお、ボルト108を第2口金32Bの外部連通孔60Bに螺合させると共に、ボルト108の頭部96が第2マニホールド102(円板部76B)の外側端面91に当接された状態で、径方向流路112の開口部と連絡流路104の開口部が対向するように、径方向流路112が形成されている。
したがって、ボルト108の頭部96が連結部材106の円板部76Bに当接するまで第1口金32B(外部連通孔60B)にボルト108を螺合することによって、連絡流路104の端部(開口部)と径方向流路112の端部(開口部)が対向し、連絡流路104と径方向流路112が連通される。また、ボルト108の締結時に、Oリング72B、94によって容器本体12の気密性が確保される。
なお、図10に示すように、第2マニホールド102内で連絡流路104と径方向流路112で構成された略車幅方向に延在する流路を連通流路82Bという。この第2マニホールド102の連通流路82Bの車幅方向一端部が開口部120で外部に開口している。この開口部120には、エンドキャップ122(図10参照)が取り付けられており、通常使用時には開口部120が閉塞(外部から遮断)されている。
(膨張検査装置)
次に、本実施形態の作用で説明する膨張検査装置について説明する。
図13に示すように、膨張測定試験に用いられる膨張検査装置200は、高圧容器100を保持して所望の姿勢にさせる保持装置202と、高圧容器100に対して水を供給して加圧する水供給装置204とを有する。
保持装置202は、高圧容器100を構成する容器本体12、14を保持するホルダ206と、ホルダ206で保持された高圧容器100の姿勢(傾斜角度)を変更可能な装置本体208を有する。
水供給装置204は、水が供給される貯留槽210と、高圧容器100の第1マニホールド16側に供給する供給ポンプ212と、貯留槽210から供給ポンプ212を介して第1マニホールド16に水を供給する供給配管214とを備えている。
また、水供給装置204は、高圧容器100の第2マニホールド102側と貯留槽210を連通する排気配管216と、排気配管216上に配設された開閉バルブ218と真空ポンプ220とを備えている。
(第2実施形態の作用・効果)
高圧容器100は、第1実施形態の高圧容器100と同様に、組付け時にまず、マニホールド16の挿入部78Aに各容器本体12、14の第1口金32A(外部連通孔60A)を螺合させて取り付ける(図6参照)。続いて、図12に示すように、各容器本体12、14の第2口金32Bの外側端面70Bに第2マニホールド102の円板部76Bを当接させ、円板部76Bの挿通孔90から第2口金32Bの外部連通孔60Bにボルト108を挿入し、外部連通孔60Bにボルト108を螺合することにより、第2マニホールド102に第2口金32Bを固定する。
これにより、第1実施形態と同様に、高圧容器100を容易に組付け可能であると共に、このように組付ける(ボルト108を螺合させる)だけで、第2マニホールド102の連絡流路104とボルト108内の径方向流路112が連通される。これによって、第2マニホールド102の連通流路82Bと容器本体12、14の内部がボルト108の軸方向流路110を介して連通される。すなわち、通常の組付け作業を行うだけで、第2マニホールド102によって、容器本体12、14の第2口金32B側が連通されることになる。
高圧容器10の膨張検査を行う場合、先ず、図14に示すように、第1マニホールド16の連結部86からバルブ18(図2参照)を取り外し、連結部86にシール部材であるプラグ222を取り付けることで、供給配管214と連結部86の共通流路88を気密・液密に接続する。
次に、第2マニホールド102の端部に形成された開口部120からエンドキャップ122(図10参照)を取り外し、シール部材であるプラグ224を取り付けることで、排気配管216と連結部80Bの連通流路82Bを気密・液密に接続する。この際、開閉バルブ218は開放(連通)されている。
このように、供給配管214と排気配管216が接続された高圧容器100(容器本体12、14)を装置本体208のホルダ206に保持させ、第1マニホールド16側が下方、第2マニホールド102側が上方となるように保持装置202の装置本体208で姿勢(傾斜角度)を調整する。
この状態で、供給ポンプ212を駆動して貯留槽210から供給配管214、第1マニホールド16の共通流路88、連通流路82A、導入・導出流路84Aを介して各容器本体12、14の内部に水が流入する。
この際、開閉バルブ218が開放された排気配管216上の真空ポンプ220を駆動することにより、容器本体12、14内の空気がボルト22の軸方向流路110、第2マニホールド102の連通流路82B、連通流路82Bの開口部120に取り付けられたプラグ224、排気配管216を介して貯留槽210に排出される。
このように、高圧容器100の下端から水が供給され、上端から空気が排出されることにより、容器本体12、14等の高圧容器100の内部に効率的に水が充填される。排気配管216から水が排出されることにより高圧容器100の全体に水が充填されたことが確認されると、開閉バルブ218を閉じる。
この状態で、さらに供給ポンプ212を駆動することにより、高圧容器10内部の圧力が所定値となるまで加圧する。所定値の圧力状態となった高圧容器100内の水の増加量(質量)を計測することによって、高圧容器100の膨張量を計測する。
このように、本実施形態に係る高圧容器100の膨張検査方法によれば、高圧容器100の下端(第1マニホールド16)側から水を供給し、上端(第2マニホールド102)側から空気を排出するだけで、複数の容器本体12、14から構成された高圧容器100内部に水を効率的に充填することができる。したがって、膨張検査を行う際の水充填時間が短縮され、生産(検査)効率が向上する。
特に、車室のフロアパネルの下方に配置される高圧容器100は、設置スペースの制約から小径の容器本体12、14を複数組み合わせることによって構成されているため、容器本体12、14の第1口金32Aに形成された導入・導出流路84Aが小径となっている。したがって、容器本体12、14に導入・導出流路84Aから水を供給する際、同時に導入・導出流路84Aから空気を排出することが困難となり、容器本体12、14内に水を充填することが困難になる、あるいは長時間かかるというおそれがあった。
しかしながら、本実施形態に係る高圧容器100の膨張検査方法では、容器本体12、14の第2口金32Bに外部連通孔60Bを設け、そこに軸方向流路110と径方向流路112が形成されたボルト22を螺合させることによって、第2マニホールド102と容器本体12、14の内部を連通させ、第2マニホールド102と排気配管216とを連通させることによって、水充填時に容器本体12、14内の空気を外部に良好に排出可能とすることができる。
また、第2マニホールド102の連通流路82B(開口部120)と外部を連通させるだけでなく、排気配管216に設けられた真空ポンプ220で高圧容器100の内部に負圧を作用させることによって、高圧容器100の内部から空気を排出すること、及び高圧容器100の内部に水を注入することが一層促進される。
さらに、膨張検査終了後に高圧容器100から水を排出する場合にも、第2マニホールド102の連通流路82B(開口部120)と外部を連通させることにより、開口部120から第2マニホールド102の連通流路82Bを介して容器本体12、14の内部に空気を導入することにより、第1マニホールド16の連通流路82Aを介して共通流路88から迅速に水を排出することができる。
また、高圧容器100に第2マニホールド102を取り付けており、第2マニホールド102の連通流路82Bの端部が開口部120で外部に開口しているため、開口部120を閉塞しているエンドキャップ122を取り外してプラグ224を接続するだけで、排気配管216を各容器本体12、14に簡単に接続させることができる。
さらに、容器本体12、14は第2補強層39の繊維33がヘリカル巻きされているため、軸心に第2口金32Bの突出部42Bを形成でき、その内部に外部連通孔60Bを形成できる。したがって、ボルト108の内部に軸方向流路110と径方向流路112を形成すると共に、連結部材106に隣接する挿通孔90間を連通する連絡流路104を形成し、外部連通孔60Bにボルト108を螺合するだけで第2マニホールド102を構成することができる。
すなわち、連結部材106に容器本体12、14の端部を固定するだけで、第2マニホールド102が構成されることになる。
なお、上述した第1、第2実施形態では、第1マニホールド16の挿入部78Aに対して容器本体12、14を一本ずつ螺合させる説明をしたが、複数の容器本体12、14を一斉に螺合させても良い。
また、第2実施形態では、排気配管216上の真空ポンプ220を駆動して高圧容器10、300内に負圧を作用させて内部の空気を排出する構成としたが、真空ポンプがない構成でも良い。
さらに、第2実施形態の第2マニホールド102内に形成された連通流路82Bは、容器本体12、14の長さが異なるため折れ曲がっているが、容器本体12、14の長さを統一することで車幅方向に一直線に延びる形状にしても良い。このように構成すれば、高圧容器10(容器本体12、14)内の空気が一層スムーズに排出され、検査時間をさらに短縮することができる。
また、内部に水素が収容される高圧容器10、100に対する膨張検査方法として説明したが、これに限らず、その他の気体やLPG等の液体等が収容される高圧容器に適用することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 高圧容器
16 マニホールド
20 連結部材
22 ボルト(閉塞ネジ)
30 胴体部
32A 第1口金
32B 第2口金
60A 外部連通孔(第1外部連通孔)
60B 外部連通孔(第2外部連通孔)
82A 連通流路(外部連通流路)
84A 導入・導出流路(外部連通流路)
88 共通流路(外部連通流路)
100 高圧容器
104 連絡流路
106 連結部材
108 ボルト(閉塞ネジ)
110 軸方向流路
112 径方向流路
120 開口部

Claims (1)

  1. 略円筒状に形成された胴体部と、前記胴体部の軸方向一端側に取り付けられて前記軸方向一端側を閉塞すると共に前記胴体部の内部と外部とを連通し内周面に雌ねじが形成された第1外部連通孔が形成された第1口金と、前記胴体部の軸方向他端側に取り付けられて前記軸方向他端側を閉塞すると共に前記胴体部の内部と外部とを連通し内周面に雌ねじが形成された第2外部連通孔が形成された第2口金と、を有する複数の小タンクと、
    複数の各前記小タンクの前記第1外部連通孔にそれぞれ挿入可能で外周面に雄ネジ部が形成された複数の挿入部と、前記複数の挿入部同士を連結する連結部とを有し、各挿入部の先端から外部に連通する外部連通流路が内部に形成された第1マニホールドと、
    各前記小タンクの前記第2外部連通孔に対応した複数の挿通孔が形成され、各前記第2口金の軸方向他端部に当接される連結部材と、
    前記挿通孔に挿通され各前記第2外部連通孔に螺合して前記第2外部連通孔を閉塞する閉塞ネジと、
    を備え
    前記閉塞ネジは、雄ネジが外周面に形成されたネジ部と、ネジ部の軸方向端部に形成されネジ部よりも拡径した頭部とを有し、前記ネジ部には、軸方向の先端部から軸方向に延在する軸方向流路と、前記軸方向流路の前記頭部側から前記ネジ部の外周面まで延在する径方向流路が形成されていると共に、
    前記連結部材には、前記第2外部連通孔に前記閉塞ネジが螺合されたとき、複数の前記径方向流路を連通させる連絡流路が形成されていると共に、前記径方向流路と前記連絡流路とを含んで構成された連通流路の一端部には外部と連通する開口部が形成されており、通常使用時には着脱自在なエンドキャップで前記開口部が閉塞されている高圧容器。
JP2017153644A 2017-08-08 2017-08-08 高圧容器 Active JP6844465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017153644A JP6844465B2 (ja) 2017-08-08 2017-08-08 高圧容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017153644A JP6844465B2 (ja) 2017-08-08 2017-08-08 高圧容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019032034A JP2019032034A (ja) 2019-02-28
JP6844465B2 true JP6844465B2 (ja) 2021-03-17

Family

ID=65523216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017153644A Active JP6844465B2 (ja) 2017-08-08 2017-08-08 高圧容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6844465B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102450257B1 (ko) * 2020-11-10 2022-10-05 주식회사 에스첨단소재 소직경 장축 수소저장탱크의 라이너
DE102021106038A1 (de) 2021-03-12 2021-05-12 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Druckbehältersystem mit einer Druckbehälterbaugruppe
FR3122239B1 (fr) * 2021-04-23 2023-12-08 Faurecia Systemes Dechappement Réservoir de gaz sous pression comprenant au moins deux bonbonnes connectées par un rail
DE102022132218A1 (de) 2022-12-05 2024-06-06 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Druckbehältersystem mit einer Druckbehälterbaugruppe

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3760834A (en) * 1972-06-27 1973-09-25 D Shonerd Reservoir for pressurized fluids
FR2757248B1 (fr) * 1996-12-13 1999-03-05 Europ Propulsion Reservoir pour fluide sous pression, notamment pour gaz liquefie
JP4393155B2 (ja) * 2003-10-30 2010-01-06 株式会社豊田自動織機 圧力容器
EP2650585A1 (de) * 2012-04-11 2013-10-16 Magna Steyr Fahrzeugtechnik AG & Co KG Druckspeicheranordnung

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019032034A (ja) 2019-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6844465B2 (ja) 高圧容器
CN107257898B (zh) 压力容器流体歧管组件
JP5979446B2 (ja) 圧力容器
CN110319341B (zh) 高压容器
JP7066995B2 (ja) 高圧容器
US10088104B2 (en) Composite pressure tank boss mounting with pressure relief
JP4778737B2 (ja) 圧力容器
CN108224066B (zh) 高压储罐
JP2018112201A (ja) 高圧容器及び高圧容器製造方法
JP6828571B2 (ja) 高圧容器
JP4311486B2 (ja) ガス燃料車両
JP6852619B2 (ja) 高圧容器の膨張検査方法
WO2007010136A2 (fr) Reservoir en materiau composite, notamment pour stocker du gaz naturel pour vehicule
JP5357703B2 (ja) パンク修理キット
JP7031358B2 (ja) 高圧容器
KR102430936B1 (ko) 고압가스 저장용기용 연결 플러그 및 이를 포함하는 지지장치
JP4738993B2 (ja) タイヤのパンクシーリング剤送給装置
JP6828570B2 (ja) 高圧容器
KR102196875B1 (ko) 가스탱크 및 그의 제조방법
JP5180105B2 (ja) シーリング・ポンプアップ装置
JP5374318B2 (ja) パンク修理キット
JP2021188718A (ja) 高圧タンク
JP2023006008A (ja) 加圧タンク
RU98107129A (ru) Резервуар многополостный для транспортировки и хранения сжатых газов и его распределительное запорно-предохранительное устройство "прэтти"
JP2020076500A (ja) ボンベキャップ及びガス置換方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210208

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6844465

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151