JP6838376B2 - 製品関連情報を送信する方法、プログラム、及びサーバ装置。 - Google Patents

製品関連情報を送信する方法、プログラム、及びサーバ装置。 Download PDF

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Description

本開示は、製品関連情報を送信する方法、プログラム、及びサーバ装置に関する。
ソーシャルメディアに関連する技術において、CRM(customer relationship management)の重要な様相は、個々の顧客とのインタラクション、個々の顧客への対応及び、トレンド及びビジネスインテリジェンスについてのソーシャルメディアデータの分析を含む。また、顧客は、カメラ、携帯電話、車などある種の製品を購入する前に、友人及び家族からの情報を求め、または友人及び家族に尋ねることがよくある。ソーシャルメディアユーザは、ソーシャルメディアを使用して、友人及び家族から情報を取得する場合がある。したがって、ソーシャルメディアは、製品を購入する可能性を有するユーザを識別するキューを提供し得る。購入する可能性を有するユーザを識別することで、単に、製品について供述するユーザを対象とする場合と異なり、広告及び製品情報を、より適切に選択されたユーザに対して表示することができる。
しかしながら、ソーシャルメディア投稿は、有用な、関心を集めている、感動的な、または瑣末なジャンルを含む様々なジャンルをカバーする場合がある。したがって、製品について供述するユーザの投稿は関連性がない場合もあるし、ユーザが製品を購入する可能性があるか否かについて示していない場合もある。したがって、関連技術のアプローチではソーシャルメディア投稿の関連性を決定することはできない。
アミリ(Amiri)ら、"マイクロブログにおける対象依存攪拌分類(Target-Dependent Churn Classification in Microblogs)"、2015年、メリーランド大学(University of Maryland)、コンピュータ高度研究所(Institute for Advanced Computer Studies)、コンピュータ言語学及び情報処理ラボ(Computational Linguistics and Information Processing (CLIP) Lab)、[2016年11月29日検索]、インターネット(URL: http://www.umiacs.umd.edu/~hadi/papers/amiri-aaai-15.pdf) グレイブ(Graves)ら、"ディープリカレントニューラルネットワークによるスピーチ認識(Speech Recognition with Deep Recurrent Neural Networks)"、2013年、トロント大学(University of Toronto)、コンピュータサイエンス科(Department of Computer Science)、[2016年11月29日検索]、インターネット(URL: https://arxiv.org/pdf/1303.5778.pdf) カルチブレナ(Kalchbrenner)ら、"発話単調性のための畳み込みリカレントニューラルネットワーク(Recurrent Convolutional Neural Networks for Discourse Compositionality)"、2013年、オクスフォード大学(Oxford University)、コンピュータサイエンス科(Department of Computer Science)、[2016年11月29日検索]、インターネット(URL:http://arxiv.org/pdf/1306.3584.pdf)
本発明は、ソーシャルメディア投稿に基づいて、ユーザが製品を購入する可能性を適切に判定する、ことを目的とする。
第1の態様は、ユーザの挙動を認識して製品関連情報を送信する方法であって、コンピュータが、製品を示し、第1ソーシャルメディアアカウントに関連付けられている第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿を取得し、第1ニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出し、第2ニューラルネットワークを使用して、投稿の各々を順次分析することで、投稿の各々に関連付けられている購入確率に関連する出力値を判定し、投稿の各々に関連付けられている、判定された前記出力値及び算出された前記関連性確率に基づいて、前記製品の購入確率を算出し、算出された、前記製品の購入確率に基づいて、取得された前記第1投稿に関連付けられている前記ユーザに対して、製品関連情報を送信する。
第2の態様は、第1の態様の方法であって、前記製品関連情報を送信することは、前記ユーザに関連付けられている第2ソーシャルメディアアカウントを識別し、識別された前記第2ソーシャルメディアアカウントに基づいて、前記ユーザに関連付けられている情報を検出し、検出された前記情報に基づいて、前記製品に関連する前記情報を調整する、ことを含む。
第3の態様は、第1または第2の態様の方法であって、取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出することは、フィードフォワードニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々に個別に関連付けられているコンテンツ情報に基づいて、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の関連性確率を算出する、ことを含む。
第4の態様は、第1〜第3の何れかの態様の方法であって、取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出することは、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿を、前記製品の購入確率の判定に、関連するか関連しないか分類することを含む。
第5の態様は、第1〜第4の何れかの態様の方法であって、購入確率に関連する出力値を判定することは、記憶によるニューラルネットワークを使用して投稿の各々を順次分析することを含む。
第6の態様は、第5の態様の方法であって、投稿の各々を順次分析することは、取得した前記第1投稿に関連付けられている第1出力値を、前記第1投稿のコンテンツに基づいて判定し、前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている第2出力値を、前記少なくとも1つの後の投稿のコンテンツ及び取得された前記第1投稿の判定された前記第1出力値に基づいて、判定し、最大出力値を、取得した前記第1投稿に関連付けられている判定された前記第1出力値及び前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている判定された前記第2出力値に基づいて、判定する、ことを含む。
第7の態様は、第6の態様の方法であって、製品の購入確率を算出することは、SOFTMAX関数を使用して、前記製品の購入確率を算出し、信頼レベル閾値を越える、算出された前記購入確率に基づいて、前記製品の購入の可能性を有するユーザを分類し、前記信頼レベル閾値は、取得される後の投稿の数、前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の算出された関連性確率、所望される購入者強度レベルの高さ、所望される購入者成約率、及び製品のタイプの少なくとも1つに基づいて変動する、ことをさらに含む。
第8の態様は、第1〜第7の何れかの態様の方法であって、算出された前記製品の購入確率に基づいて、予測される購入者としてユーザを分類することをさらに含む。
第9の態様は、第1〜第8の何れかの態様の方法であって、前記第1ソーシャルメディアアカウントはマイクロブログのアカウントである。
第10の態様は、第1〜第9の何れかの態様の方法であって、第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿を取得することは、予め定められた期間の後の投稿を複数収集することを含む。
第11の態様は、第10の態様の方法であって、前記期間は60日間である。
第12の態様は、プログラムであって、製品を示し、第1ソーシャルメディアアカウントに関連付けられている第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿を取得し、第1ニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出し、第2ニューラルネットワークを使用して、投稿の各々を順次分析することで、投稿の各々に関連付けられている購入確率に関連する出力値を判定し、投稿の各々に関連付けられている、判定された前記出力値及び算出された前記関連性確率に基づいて、前記製品の購入確率を算出し、算出された、前記製品の購入確率に基づいて、取得された前記第1投稿に関連付けられている前記ユーザに対して、製品関連情報を送信する、ユーザの挙動を認識して製品関連情報を送信する処理をコンピュータに実行させる。
第13の態様は、第12の態様のプログラムであって、前記製品関連情報を送信することは、前記ユーザに関連付けられている第2ソーシャルメディアアカウントを識別し、識別された前記第2ソーシャルメディアアカウントに基づいて、前記ユーザに関連付けられている情報を検出し、検出された前記情報に基づいて、前記製品に関連する前記情報を調整する、ことを含む。
第14の態様は、第12または第13の態様のプログラムであって、取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出することは、フィードフォワードニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々に個別に関連付けられているコンテンツ情報に基づいて、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の関連性確率を算出する、ことを含む。
第15の態様は、第12〜第14の何れかの態様のプログラムであって、購入確率に関連する出力値を判定することは、記憶によるニューラルネットワークを使用して投稿の各々を順次分析することを含み、投稿の各々を順次分析することは、取得した前記第1投稿に関連付けられている第1出力値を、前記第1投稿のコンテンツに基づいて判定し、前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている第2出力値を、前記少なくとも1つの後の投稿のコンテンツ及び取得された前記第1投稿の判定された前記第1出力値に基づいて、判定し、最大出力値を、取得した前記第1投稿に関連付けられている判定された前記第1出力値及び前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている判定された前記第2出力値に基づいて、判定する、ことを含む。
第16の態様は、第15の態様のプログラムであって、製品の購入確率を算出することは、SOFTMAX関数を使用して、前記製品の購入確率を算出し、信頼レベル閾値を越える、算出された前記購入確率に基づいて、前記製品の購入の可能性を有するユーザを分類し、前記信頼レベル閾値は、取得される後の投稿の数、前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の算出された関連性確率、所望される購入者強度レベルの高さ、所望される購入者成約率、及び製品のタイプの少なくとも1つに基づいて変動する、ことをさらに含む。
第17の態様は、ユーザの挙動を認識して製品関連情報を送信するサーバ装置であって、メモリと、プロセッサと、を含む、サーバ装置であって、前記プロセッサは、製品を示し、第1ソーシャルメディアアカウントに関連付けられている第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿を取得し、第1ニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出し、第2ニューラルネットワークを使用して、投稿の各々を順次分析することで、投稿の各々に関連付けられている購入確率に関連する出力値を判定し、投稿の各々に関連付けられている、判定された前記出力値及び算出された前記関連性確率に基づいて、前記製品の購入確率を算出し、算出された、前記製品の購入確率に基づいて、取得された前記第1投稿に関連付けられている前記ユーザに対して、製品関連情報を送信する。
第18の態様は、第17の態様のサーバ装置であって、取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出することは、フィードフォワードニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々に個別に関連付けられているコンテンツ情報に基づいて、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の関連性確率を算出する、ことによる。
第19の態様は、第17または第18の態様のサーバ装置であって、購入確率に関連する出力値を判定することは、記憶によるニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿に関連付けられている第1出力値を、前記第1投稿のコンテンツに基づいて判定し、前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている第2出力値を、前記少なくとも1つの後の投稿のコンテンツ及び取得された前記第1投稿の判定された前記第1出力値に基づいて、判定し、最大出力値を、取得した前記第1投稿に関連付けられている判定された前記第1出力値及び前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている判定された前記第2出力値に基づいて、判定する、ことによる。
第20の態様は、第19の態様のサーバ装置であって、前記プロセッサは、さらに、SOFTMAX関数を使用して、前記製品の購入確率を算出し、信頼レベル閾値を越える、算出された前記購入確率に基づいて、前記製品の購入の可能性を有するユーザを分類し、前記信頼レベル閾値は、取得される後の投稿の数、前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の算出された関連性確率、所望される購入者強度レベルの高さ、所望される購入者成約率、及び製品のタイプの少なくとも1つに基づいて変動する。
本発明によれば、ソーシャルメディア投稿に基づいて、ユーザが製品を購入する可能性を適切に判定する、ことができる。
本開示の例示的な実装で使用されるソーシャルメディア環境を例示する。 本開示の例示的な実装で使用されるソーシャルメディア環境を例示する。 本開示の例示的な実装で使用されるソーシャルメディア環境を例示する。 本開示の例示的な実装によるユーザ挙動予測エンジンの概略図を例示する。 本開示の例示的な実装によるユーザフォーカス製品情報を提供するプロセスのフローチャートを例示する。 本開示の例示的な実装によるソーシャルメディア投稿の関連性確率を算出するプロセスのフローチャートを例示する。 本開示の例示的な実装によるユーザが製品を購入する確率を判定するプロセスのフローチャートを例示する。 本開示の例示的な実装によるユーザフォーカス製品情報を提供するプロセスのフローチャートを例示する。 例示的な実装のいくつかで使用される例示的な計算処理デバイスを含む計算処理環境を例示する。
以下の詳細な説明は、図面をさらに詳細に説明し、本開示の例示的な実装を詳細に説明する。複数の図にわたる冗長な構成要素の参照符号及び説明は、記載を明瞭にするために省略する。説明全体にわたって使用される用語は、例示を意図し、限定を意図していない。例えば、用語「自動」は、所望される実装に応じて、全自動またはユーザまたはオペレータの制御が実装のある様相に関与する半自動を含み得る。
図1は、本開示の例示的な実装で使用することができるソーシャルメディア環境100を示す。例示的な実装のいくつかにおいて、ソーシャルメディア環境はマイクロブログソーシャルメディア環境であってよい。例えば、マイクロブログは、TWITTER(登録商標)、TUMBLR、TOUT、TENCENT Weiboまたは、他の何れかのマイクロブログプラットフォームを含み得るが、これらに限定されない。しかしながら、ソーシャルメディア環境100の例示的な実装は、マイクロブログに限定されず、何れかのソーシャルメディア環境であり得る。例示的なソーシャルメディア環境100は、例えば、ネットワーク105(例えば、有線及び/または無線接続による)を介して、相互に通信可能に接続される複数のデバイス110〜135を含む。
デバイス110〜135は、コンピュータ115(例えば、ラップトップ計算処理デバイス)、モバイルデバイス110、130(例えば、スマートフォンまたはタブレット)、テレビ125、乗り物に関連付けられているデバイス120、ウェアラブルデバイス133(例えば、スマートウォッチ)及びサーバコンピュータ135を含み得るが、これらに限定されない。デバイス110〜135は図9に示されるように計算処理環境を有していてもよい。
例示的な実装のいくつかにおいて、デバイス110〜135の1つもしくは複数は、ユーザと関連付けられていてもよい。(例えば、デバイス110は、ソーシャルメディア投稿140のドラフト作成、編集、アップロード及び送信を行うためにユーザ150によって使用されてもよい。)例えば、ネットワーク105を介して、ユーザ150と関連付けられているデバイス110が、ソーシャルメディア投稿140をソーシャルメディア環境100に送信し、他のユーザと関連付けられている他のデバイス115〜135がソーシャルメディア投稿140を受信してもよい。他のデバイス115〜135の各々は、ソーシャルメディア投稿140に回答145を送信するために使用されてもよい。(破線で示されるように、必須ではない。)本開示の例示的な実装において、少なくとも1つのデバイス135は、ユーザ150によるソーシャルメディア投稿140を分析し、製品に対する参照を検出し、検出した参照に基づいて、図5〜図8で説明するプロセスを使用して、ユーザ150が購入する確率を判定してもよい。この分析及び判定は、デバイス135に、接続されている、関連付けられている、または統合されているプロセッサ155によって実行されてもよい。図2及び図3で説明するように、他の例示的な実装において、ソーシャルメディア投稿に基づいて行われた分析及び判定に基づいて、追加的な分析及びアクションが採られてもよい。
本開示の例示的な実装による機構を提供し、ユーザがフォーカスしている製品情報を主眼とするソーシャルメディア環境200を、図2に例示する。ソーシャルメディア環境200は、マイクロブログソーシャルメディア環境であってよい。例えば、マイクロブログは、TWITTER、TUMBLR、TOUT、TENCENT WEIBOまたは何れか他のマイクロブログプラットフォームを含んでいてもよいが、これらに限定されない。しかしながら、ソーシャルメディア環境の例示的な実装はマイクロブログに限定されず、何れかのソーシャルメディア環境であってよい。図1と同様に、例示的なソーシャルメディア環境200は、例えば、ネットワーク205(例えば、有線及び/または無線接続による)を介して、相互に通信可能に接続されている、複数のデバイス210〜235を含む。
デバイス210〜235は、コンピュータ215(例えば、ラップトップ計算処理デバイス)、モバイルデバイス210、230(例えば、スマートフォンまたはタブレット)、テレビ225、乗り物に関連付けられているデバイス220、ウェアラブルデバイス233(例えば、スマートウォッチ)及びサーバコンピュータ235を含み得るがこれらに限定されない。デバイス210〜235は、図9に示されるような計算処理環境を有していてもよい。
実装のいくつかにおいて、デバイス210〜235の1つもしくは複数は、ユーザと関連付けられていてもよい。(例えば、デバイス210は、ソーシャルメディア投稿240のドラフト作成、編集、アップロード及び送信を行うために、ユーザ250によって使用されてもよい。)例えば、ユーザ250と関連付けられているデバイス210は、ネットワーク205を介して、ソーシャルメディア投稿240をソーシャルメディア環境200に送信し、他のデバイス215〜235でソーシャルメディア投稿240を受信してもよい。他のデバイス215〜235の各々は、ソーシャルメディア投稿240に回答245を送信するために使用されてもよい。(破線で示されるように、必須ではない。)本開示の例示的な実装において、少なくとも1つのデバイス235は、ユーザ250によるソーシャルメディア投稿240を分析し、製品への参照を検出し、検出した参照に基づいて、図5〜図8で説明するプロセスを使用して、ユーザ250が購入する確率を判定してもよい。分析及び判定は、デバイス235に接続され、関連付けられ、または統合されているプロセッサ255によって実行されてもよい。
ユーザが製品を購入する確率の判定に基づいて、プロセッサ255は、ユーザ250に、直接、製品に関する情報260を、デバイス235に、送信させてもよい。例えば、情報260は、製品の広告、製品の新しい特徴に関する情報、購入者レビュー、近日行われる予定のセールに関する情報、ディスカウント、もしくはリベート、またはユーザ250に製品を購入させるよう仕向ける何れか他の情報を含み得る。
図3は、本開示の他の例示的な実装による機構を提供するユーザがフォーカスする製品情報を主眼とするソーシャルメディア環境300を例示する。ソーシャルメディア環境300は、マイクロブログソーシャルメディア環境であってよい。例えば、マイクロブログは、TWITTER、TUMBLR、TOUT、TENCENT WEIBOまたは何れか他のマイクロブログプラットフォームを含み得るが、これらに限定されない。ソーシャルメディア環境の例示的な実装は、マイクロブログに限定されず、何れかのソーシャルメディア環境を含み得る。図1及び図2と同様に、例示的なソーシャルメディア環境300は、複数のデバイス310〜335を含み、例えば、ネットワーク305(例えば、有線及び/または無線接続による)を介して、少なくとも1つの他のデバイスに通信可能に接続されている。
デバイス310〜335は、コンピュータ315(例えば、ラップトップ計算処理デバイス)、モバイルデバイス310、330(例えば、スマートフォンまたはタブレット)、テレビ325、乗り物に関連付けられているデバイス320、ウェアラブルデバイス333(例えば、スマートウォッチ)、及びサーバコンピュータ335を含み得るが、これらに限定されない。
実装のいくつかにおいて、1つもしくは複数のデバイス310〜335は、ユーザと関連付けられていてもよい。(例えば、デバイス310は、ソーシャルメディア投稿340のドラフト作成、編集、アップロード、及び送信を行うためにユーザ350によって使用される。)例えば、ユーザ350と関連付けられているデバイス310は、ネットワーク305を介して、ソーシャルメディア環境300にソーシャルメディア投稿340を送信し、ソーシャルメディア投稿340は他のデバイス315〜335で受信されてもよい。他のデバイス315〜335は、ソーシャルメディア投稿340に対する回答345を送信するために使用されてもよい。(破線で示されるように、必須ではない。)本開示の例示的な実装において、少なくとも1つのデバイス335は、ユーザ350によってソーシャルメディア投稿340を分析し、製品への参照を検出し、検出された参照に基づいて、図5〜図8で説明するプロセスを使用してユーザ350が購入する確率を判定する。この分析及び判定は、デバイス335に接続され、関連付けられ、または統合されているプロセッサ355によって実行されてもよい。
ユーザ350が製品を購入する確率の判定に基づいて、プロセッサ355は、ユーザ350に関する情報370を判定するために、他のソーシャルメディアネットワークまたはデータベース365と、デバイス335と、を通信させてもよい。例えば、ユーザ350が製品を購入する確率の判定に基づいて、デバイス335は、ユーザ350の他のソーシャルメディアアカウントの他のソーシャルメディアネットワークまたはデータベース(例えば、FACEBOOK(登録商標)、INSTAGRAMなど)をサーチしてもよい。他のソーシャルメディアアカウントを使用して、デバイス335は、例えば、年齢、地理的位置、関心、趣味など、ユーザ350と関連付けられている情報370を検出してもよい。検出した情報370に基づいて、プロセッサ355は、デバイス335を制御し、ユーザ350のために調整された製品に関する情報375をユーザ350に送信してもよい。例えば、情報375は、ユーザ350の年齢及び他の購買層情報によって調整された製品の広告を含み得る。情報375は、ユーザ350の趣味によって調整された新しい特徴に関する情報または購入者レビューを含み得る。同様に、情報375は、ユーザ350の地理的領域において、近日行われる予定のセール、ディスカウントまたはリベートに関する情報を含み得る。
図4は、例示的な実装による挙動予測エンジン400を例示する。予測エンジン400は、デバイス(例えば、135、235または335)のプロセッサ(例えば、プロセッサ155、255または355)によって使用され、ユーザが製品を購入する確率を算出するために使用され得る。予測エンジン400は、入力層410を含み、入力層410は、1つもしくは複数のソーシャルメディア投稿420、425、430(即ち、ソーシャルメディア投稿420は、ソーシャルメディア投稿425の発生前に発生し、ソーシャルメディア投稿425は、ソーシャルメディア投稿430の発生前に発生する。)のシーケンスを受信し、シーケンスは、計算処理デバイスによって、例えば、製品などの特定のサブジェクトへの参照を含むことが検出される。
予測エンジン400は、最下層415を含み、最下層415は、第1ニューラルネットワーク(NN1)を使用して1つもしくは複数のソーシャルメディア投稿420、425、430の各々を分析し、結合435A〜435Cの各々での関連性を判定する。例えば、第1ニューラルネットワーク(NN1)は435Aで第1ソーシャルメディア投稿を分析してもよい。また、第1ニューラルネットワーク(NN1)は435Bで第2ソーシャルメディア投稿425を分析してもよい。第1ニューラルネットワーク(NN1)は435Cで第3ソーシャルメディア投稿430を分析してもよい。
ロジスティック回帰モデル分類手段(Logistic-Regression-Model)、フィードフォワードニューラルネットワーク(Feed-Forward Neural Network)、リカレントニューラルネットワーク(Recurrent Neural Network)、長・短期記憶ニューラルネットワーク(Long Short-Term Memory Neural Network)、または何れか他のニューラルネットワークまたは分類手段を含む、様々なニューラルネットワークまたは他の分類手段を使用することができるが、本実施形態のニューラルネットワークまたは分類手段は、これらに限定されない。最下層415を介して関連性を判定する例示的なプロセスについては、図5〜図8を使用して、以下で詳細に説明する。1つもしくは複数のソーシャルメディア投稿420、425、430の各々の関連性分析435A、435B、435Cの結果は、製品を購入する確率を判定するために使用されるSOFTMAX分類手段450(即ち、SOFTMAX回帰モデルを実装するコンピュータ実装分類機能)への出力である。
予測エンジン400は、第2ニューラルネットワーク(NN2)を使用して、結合440A〜440Cの各々で、1つもしくは複数のソーシャルメディア投稿420、425、430の各々に基づいて、結合440A〜440Cの各々で出力を決定する、隠れ層405も含む。以下で説明するように、結合440A〜440Cの各々で決定される出力は、製品の購入の確率を判定するために使用されてもよい。ロジスティック回帰モデル分類手段(Logistic-Regression-Model)、フィードフォワードニューラルネットワーク(Feed-Forward Neural Network)、リカレントニューラルネットワーク(Recurrent Neural Network)、長・短期記憶ニューラルネットワーク(Long Short-Term Memory Neural Network)、または何れか他のニューラルネットワークまたは分類手段を含む、様々なニューラルネットワークまたは他の分類手段を使用することができるが、本実施形態のニューラルネットワークまたは分類手段は、これらに限定されない。ユーザが製品を購入する確率を判定する例示的なプロセスについては、図5〜図8を使用して、以下で詳細に説明する。
例示的な実装のいくつかにおいて、第2ニューラルネットワーク(NN2)は、1つもしくは複数のソーシャルメディア投稿420、425、430の各々を順次分析し、その後の投稿を分析するために予測分析440A〜440Cの各々の出力を使用する。例えば、第2ニューラルネットワーク(NN2)は第1ソーシャルメディア投稿420を分析し、440Aで第1ソーシャルメディア投稿420に関連付けられている出力を判定する。第2ニューラルネットワークは、次に、第2ソーシャルメディア投稿425を分析し、440Bで第2ソーシャルメディア投稿425に関連付けられている出力及び第1ソーシャルメディア投稿420に関連付けられている440Aから判定された出力のファクタを判定する。同様に、第2ニューラルネットワークは、次に、第3ソーシャルメディア投稿430を分析し、440Cで第2ソーシャルメディア投稿425に関連付けられている出力及び、第2ソーシャルメディア投稿425に関連付けられている440Bからの購入に関する判定された出力のファクタを判定する。
ソーシャルメディア投稿420、425、430の各々に関連付けられている440A〜440Cからの出力は、次に、その後のソーシャルメディア投稿425、430を分析した後、445A〜445Bで最大判定手段(MAX)に入力される。例えば、440Aからの第1ソーシャルメディア投稿420に関連付けられている出力及び440Bからの第2ソーシャルメディア投稿425に関連付けられている出力は、第2ソーシャルメディア投稿425を分析した後、445Aで最大判定手段(MAX)に入力される。445Aからの最大判定手段(MAX)の結果は、445Bで、第3ソーシャルメディア投稿430と関連付けられている440Cからの出力と比較される。ソーシャルメディア投稿420、425、430の全てが分析されると、最大判定手段(MAX)の出力は、SOFTMAX分類手段450に入力される。
SOFTMAX分類手段450は、445Bでの最大判定手段(MAX)の出力及び最下層から受信される1つもしくは複数のソーシャルメディア投稿420、425、430の各々の関連性分析の結果に基づいて、ユーザが製品を購入する可能性があるか否か、判定する。SOFTMAX分類手段450の判定に基づいて、プロセッサ(例えば、プロセッサ135、235または335)はユーザに対して製品の情報を送信してもよいし、以下で説明する他のアクションを行ってもよい。
「最上層」及び「最下層」は、図4の配置に基づくが、本実施形態は、この配置に限定されない。例示的な層は、本実施形態の範囲から乖離することなく、代替的な配置に変更することができる。
図5は、本実施形態の例示的な実装によってユーザにフォーカスした情報を提供するプロセス500の例示的なフローチャートを示す。例示的なプロセス500は、デバイス(例えば、デバイス135、235、または335)のプロセッサ(例えば、プロセッサ155、255、355)によって実行され、ユーザフォーカス製品情報を提供してもよい。プロセス500において、特定の製品を示す情報を含むソーシャルメディア投稿を505で検出する。情報は、例えば、製品の名称またはモデルもしくは製品への一般的な参照など、製品を参照するテキストまたは音声、もしくは、製品を記述するテキストまたは音声であってよい。情報は、製品の名称またはモデルに関する画像またはビデオであってもよい。情報は、特定のソーシャルメディアソースまたはネットワークへの全てのソーシャルメディア投稿を分析することで、505で検出されてもよい。情報は、一般的な製品、特定のタイプの製品(例えば、カメラ、モバイルフォン、または、車)、または特定の生産者のための、ソーシャルメディアソースまたはネットワークのグループまたはサブグループにフォーカスすることで、505で検出されてもよい。グループ及びサブグループは、上記に限定されない。他の例示的なグループ及びサブグループが使用されてもよい。
製品を示す情報を含むソーシャルメディア投稿が検出されると、検出されたソーシャルメディア投稿の後の、同じユーザまたは著者によるソーシャルメディア投稿が、510で、予め定められた期間収集される。例示的な実装のいくつかにおいて、同じユーザまたは著者による後のメディア投稿の全てが、製品または製品タイプが特定されているか否かにかかわらず、予め定められた期間収集される。他の例示的な実装において、製品を示す情報を含む後の情報だけが収集される(即ち、最初のソーシャルメディア投稿で検出された製品と同じ製品を示す参照または情報を含むソーシャルメディア投稿だけが収集される)。例示的な実装のいくつかにおいて、後の投稿は60日間収集されてもよい。他の例示的な実装において、後の投稿は60日より短い期間収集されてもよいし、60日より長い期間収集されてもよい。
後の投稿が予め定められた期間収集された後、515で、検出された投稿及び後の投稿は、双方とも、第1ニューラルネットワークを使用して、個別に分析され、関連性の確率が算出される。また、検出された投稿及び後の投稿は、閾値を越える、算出された関連性確率に基づいて、購入挙動の確率を判定することに関連する場合、または、関連しない場合、に分類されてもよいが、この分類は必須ではない。例示的な実装のいくつかにおいて、検出された投稿及び後の投稿の関連性の確率を算出することは、フィードフォワードニューラルネットワークによって実行される。他の例示的な実装において、分類することは、他のタイプのニューラルネットワークまたは分類手段によって実行されてもよい。関連性の確率を算出するプロセスについては、図6を使用して、以下で詳細に説明する。
関連性の確率が、検出された投稿及び収集された後の投稿の各々について算出されると、プロセッサは、何れかの投稿が閾値を越える関連性確率を有するか否か、520で判定する。閾値を越える関連性確率を有する投稿がない場合(520の判定が否定された場合)、プロセス500を終了してもよい。実施例のいくつかにおいて、プロセス500は、505に戻り、検出されている特定の製品を示す情報を含む新しいソーシャルメディア投稿が検出されるまで待機してもよいが、破線で示されるように、必須ではない。一方、閾値を越える関連性確率を有する何れかの投稿がある場合(520の判定が肯定された場合)、プロセス500は525に進む。例示的な実装のいくつかにおいて、閾値を越える関連性確率を有する投稿がない場合でも、プロセス500は525に進んでもよいし、520の判定を省略してもよい。
525で、製品を示す情報を含む全ての投稿が、第2ニューラルネットワークを使用して順次(即ち、投稿が送信された順で、または作成された順で、)分析され、投稿を作成したユーザが識別された製品を購入する確率を判定する。例示的な実装のいくつかにおいて、525で、投稿のいくつかが製品または製品タイプを示す情報を含まない場合であっても(例えば、製品または製品タイプについて記述する最初の投稿をフォローする投稿など)、全ての投稿(即ち、検出された投稿及び収集された全ての投稿)が分析される。例示的な実装のいくつかにおいて、シグモイド関数またはSOFTMAX関数を使用して、525で、確率を算出する。
例示的な実装のいくつかにおいて、長・短期記憶ニューラルネットワークを使用して、分析を順次実行する。他の例示的な実装において、順次行われる分析は他のタイプのニューラルネットワークによって行われてもよいが、本実施形態は、これに限定されない。投稿を作成したユーザが識別された製品を購入する確率を判定するプロセスについては、図7を使用して、以下で詳細に説明する。
投稿を作成したユーザが識別された製品を購入する確率が判定されると、プロセッサは、530で、確率が信頼レベル閾値を越えるか否か判定してもよい。例示的な実装のいくつかにおいて、信頼レベル閾値は、検出された後の投稿数、取得された最初の投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々の、算出された関連性確率及び参照される製品タイプ、を含む様々なファクタに基づいて変動してもよいが、ファクタは、これらに限定されない。信頼レベル閾値は、所望される購入者強度レベルの高さ(即ち、購入する確率が極めて高い購入者)に基づいて変動してもよい。例えば、購入する「確率が極めて高い」購入者だけを対象とすべき場合、信頼レベル閾値は高く設定される。信頼レベル閾値は、所望される購入者成約カウントの高さ(即ち、多くの購入者を獲得する見込み)に基づいて変動してもよい。例えば、潜在的購入者の全てが対象であれば、信頼レベル閾値は低く設定される。
確率が閾値を越えない場合(530の判定が否定された場合)、プロセス500を終了してもよい。実施例のいくつかにおいて、プロセス500は、505に戻り、検出されている特定の製品を示す情報を含む、新しいソーシャルメディア投稿が検出されるまで待機してもよいが、破線で示されるように、必須ではない。一方、確率が閾値を越えた場合(530の判定が肯定された場合)、プロセス500は535に進む。
535で、製品に関連する情報は、作成者またはソーシャルメディアアカウントの所有者など、検出された投稿と関連付けられているユーザに送信されてもよい。ユーザに送信される情報のタイプは、製品の広告、製品の新しい機能に関する情報、購入者レビュー、近日行われる予定のセールに関する情報、ディスカウント、またはリベート、もしくは製品の購入をユーザに奨める何れか他の情報であってよいが、これらに限定されない。追加的な情報は、ウェブブラウザポップアップ、電子メール、インスタントメッセージ、ソーシャルメディアメッセージ、または、情報をユーザのソーシャルメディアアカウントに送信する何れか他の機構を含む様々な方法で送信されてもよいが、本実施形態は、これらに限定されない。
535で、検出された投稿に関連付けられているユーザに対して、追加的な情報を送信した後、プロセス500を終了してもよい。実施例のいくつかにおいて、プロセス500は、505に戻り、検出されている特定の製品を示す情報を含む新しいソーシャルメディア投稿が検出されるまで待機してもよいが、破線で示されるように、必須ではない。
図6は、本開示の例示的な実装による関連性確率を算出するプロセス600の例示的なフローチャートを示す。例示的なプロセス600は、デバイス(例えば、デバイス135、235、または335)のプロセッサ(例えば、プロセッサ155、255、355)で使用され、ユーザフォーカス製品情報を提供してもよい。プロセス600を使用して、図5及び図8に例示されるように、ユーザフォーカス製品情報を提供するプロセスの部分としてソーシャルメディア投稿を分類してもよい。しかしながら、プロセス600は、ユーザフォーカス製品情報を提供するプロセスとして使用されることに限定されない。
ソーシャルメディア投稿の各々の関連性を判定するために、605で、投稿の各々について、まず、構文解析を行い、投稿の各々を個別のワードまたはフレーズに分解する。テキストベースまたは音声ベースのソーシャルメディア投稿について、ワードの各々を検出し、既知の自然言語処理技術(例えば、音声認識及びテキスト認識技術)を使用して、認識してもよい。画像ベースまたはビデオベースのソーシャルメディア投稿について、オブジェクト認識技術を使用して、まず、視覚的に表されたコンテンツを識別し、テキストベース記述を生成し、その後、テキストベース記述を個別のワードまたはフレーズに分解してもよい。
投稿の各々が個別のワードまたはフレーズに分解されると、610で、予め定められた辞書またはツールキットに基づいて、ベクトル表現がワードまたはフレーズの各々に割り当てられる。例えば、ワードまたはフレーズの各々は、既存のword2vecツールキットなどの予め定められたツールキットを使用してベクトル表現に変換されてもよい。例えば、word2vecなどのツールキットは、例えば、ニュースデータセットなどの様々なソースの既存のデータセットを使用して言語モデリングタスクについて訓練されたニューラルネットワークの重みから、ベクトル表現を学習する。他のツールキットまたは辞書が使用されてもよい。
例示的な実装のいくつかにおいて、605における投稿の各々の構文解析及び610におけるベクトル表現の割り当ては、ソーシャルメディア投稿の前処理と看做されてもよい。
例示的な実装のいくつかにおいて、ソーシャルメディア投稿の各々の前処理は、2度実行されてもよい。即ち、605及び610に関連して上記したように、ソーシャルメディア投稿の関連性確率を判定するときと、図7に関連して以下で説明するように、購入の確率を判定するとき、の2度実行されてもよい。他の例示的な実装において、ソーシャルメディア投稿の各々の前処理は、単一のプロセスにおいて、1度だけ実行されてもよい。(例えば、605及び610でだけ実行され、図7の705及び710では省略されてもよい。)単一のプロセス(例えば、605及び610)の結果は、ソーシャルメディア投稿の関連性確率の判定及び購入確率の判定(例えば、715〜735)の双方で使用されてもよい。
615で、ソーシャルメディア投稿のワードまたはフレーズの各々についてベクトルが判定されると、ベクトルの全ては加算され、ソーシャルメディア投稿のベクトル表現を形成する。615において判定されたベクトル表現は、ソーシャルメディア投稿に関連付けられている関連性確率に対応する。ソーシャルメディア投稿の各々についてベクトル表現が判定されると、620で、関連する投稿か関連しない投稿か分類するために、ベクトル表現(即ち、関連性確率)は、図4の予測エンジン400の最下層415の第1ニューラルネットワークに入力されてもよい。例示的な実装のいくつかにおいて、第1ニューラルネットワークは、フィードフォワードニューラルネットワークであってよい。しかしながら、他の例示的な実装において、ロジスティック回帰モデル分類手段、リカレントニューラルネットワーク、長・短期記憶ニューラルネットワーク、または何れか他のタイプのニューラルネットワークまたは分類手段などの様々なニューラルネットワークまたは他の分類手段を使用してもよい。
第1ニューラルネットワークは、オペレータ(人間)が手動で分類することで、事前訓練されている。事前訓練に基づいて、第1ニューラルネットワークは投稿の各々を分類する。例えば、事前訓練の間、第1ニューラルネットワークに、関心製品(例えば、電話、タブレット、コンピュータ、カメラ、車など)に関連する大量のソーシャルメディア投稿を与える。ソーシャルメディア投稿は、関連するソーシャルメディア投稿か、関連しないソーシャルメディア投稿か、に分類される。事前訓練に基づいて、第1ニューラルネットワークは、615で算出したベクトル表現を使用して、新しいソーシャルメディア投稿を、関連するソーシャルメディア投稿か、関連しないソーシャルメディア投稿か、に、分類することができる。
ソーシャルメディア投稿の全てを関連するソーシャルメディア投稿か、関連しないソーシャルメディア投稿か、に分類すると、算出プロセス600を終了してもよい。実装のいくつかにおいて、投稿の各々のベクトル値(関連性確率)合計を算出した後、算出プロセス600を615で終了してもよい。図5及び図8に例示するように、算出プロセス600が、ユーザフォーカス製品情報を提供するためにプロセスの部分として実行されている場合、ユーザフォーカス製品情報を提供するプロセスは、図5及び図8を使用して説明するように、継続されてもよい。
図7は、本開示の例示的な実装による、ユーザが製品を購入する確率を判定するプロセス700のフローチャートを例示する。例示的なプロセス700は、デバイス(例えば、デバイス135、235、335)のプロセッサ(例えば、プロセッサ155、255、355)によって使用され、ユーザ製品情報を提供してもよい。プロセス700は、図5及び図8に例示されるように、ユーザフォーカス製品情報を提供するプロセスの部分として、ソーシャルメディア投稿によるユーザが製品を購入する確率を判定するために使用されてもよい。しかしながら、プロセス700は、ユーザフォーカス製品情報を提供するプロセスに使用されることに限定されず、他の目的に使用されてもよい。
ユーザが、モバイルデバイスまたはカメラなどの製品を購入するか否か予測するために、モデルは、ユーザによって書かれたソーシャルメディア投稿から学習しなければならない。したがって、ユーザが製品を購入する確率を判定するために、705で、投稿の各々について、構文解析を行い、投稿の各々を個別のワードまたはフレーズに分解する。テキストベースまたは音声ベースのソーシャルメディア投稿について、ワードの各々を検出し、既知の自然言語処理技術(例えば、音声認識及びテキスト認識技術)を使用して、認識してもよい。画像ベースまたはビデオベースのソーシャルメディア投稿について、オブジェクト認識技術を使用して、まず、視覚的に表されたコンテンツを識別し、テキストベース記述を生成し、その後、テキストベース記述を個別のワードまたはフレーズに分解してもよい。
投稿の各々が個別のワードまたはフレーズに分解されると、710で、予め定められた辞書またはツールキットに基づいて、ベクトル表現がワードまたはフレーズの各々に割り当てられる。例えば、ワードまたはフレーズの各々は、既存のword2vecツールキットなどの予め定められたツールキットを使用してベクトル表現に変換されてもよい。例えば、word2vecなどのツールキットは、例えば、ニュースデータセットなどの様々なソースの既存のデータセットを使用して言語モデリングタスクについて訓練されたニューラルネットワークの重みから、ベクトル表現を学習する。他のツールキットまたは辞書が使用されてもよい。
例示的な実装のいくつかにおいて、705における投稿の各々の構文解析及び710におけるベクトル表現の割り当ては、ソーシャルメディア投稿の前処理と看做されてもよい。例示的な実装のいくつかにおいて、ソーシャルメディア投稿の各々の前処理は、2度実行されてもよい。即ち、図6に関連して上記したように、ソーシャルメディア投稿の関連性確率を判定するときと、購入の確率を判定するとき(例えば、705及び710)、の2度実行されてもよい。他の例示的な実装において、ソーシャルメディア投稿の各々の前処理は、単一のプロセスにおいて、1度だけ実行されてもよい。(例えば、605及び610でだけ実行され、図7の705及び710では省略されてもよい。)単一のプロセス(例えば、605及び610)の結果は、ソーシャルメディア投稿の関連性確率の判定及び購入確率の判定(例えば、715〜735)の双方で使用されてもよい。
発行されまたは送信された第1時点ソーシャルメディア投稿のワードまたはフレーズの各々についてベクトルが判定されると、第1時点ソーシャルメディア投稿のワードまたはフレーズのベクトルの全ては加算され、715で、第1時点ソーシャルメディア投稿のベクトル表現を形成する。
第1時点ソーシャルメディア投稿のベクトル表現が判定されると、隠れ層からの出力が図4の予測エンジン400の隠れ層405の第2ニューラルネットワークに入力され、720で、第1時点投稿に関連付けられた出力値を判定する。例示的な実装のいくつかにおいて、第2ニューラルネットワークは、長・短期記憶ニューラルネットワークであってよい。しかしながら、他の例示的な実装において、ロジスティック回帰モデル分類手段、フィードフォワードニューラルネットワーク、リカレントニューラルネットワーク、または何れか他のタイプのニューラルネットワークまたは分類手段などの様々なニューラルネットワークまたは他の分類手段を使用してもよい。
第2ニューラルネットワークは、オペレータ(人間)が手動で分類することで、事前訓練されている。例えば、事前訓練の間、第2ニューラルネットワークに、関心製品(例えば、電話、タブレット、コンピュータ、カメラ、車など)に関連する大量のソーシャルメディア投稿を与える。事前訓練に基づいて、第2ニューラルネットワークは、715で算出したベクトル表現を使用して加算したベクトルに基づいて、出力値を算出することができる。
第1時点に関連付けられている出力値が算出されると、725で、第2時点ソーシャルメディア投稿のワードまたは部分のベクトルの全てが合計され、第2時点ソーシャルメディア投稿のベクトル表現が形成される。
第2時点ソーシャルメディア投稿のベクトル表現が判定されると、730で、取得されたベクトル表現は、図4の予測エンジン400の隠れ層405の第2ニューラルネットワークに入力され、第2時点投稿に関連付けられている出力値を判定する。第2ニューラルネットワークは長・短期記憶ニューラルネットワークであってよい。長・短期記憶ニューラルネットワークは、以前の判定の記憶を含むので、第2ニューラルネットワークは、第2時点投稿のコンテンツだけでなく、例示的な実装のいくつかにおいて判定された第1時点投稿の出力値にも基づいて、第2時点投稿に関連付けられている出力値を判定することができる。したがって、第2ニューラルネットワークは、第1時点投稿の判定された出力値に基づいて、第2時点投稿に関連付けられている判定された出力値を調整することができる。例えば、第2時点投稿に関連付けられている確率出力値は、第1時点投稿に関連付けられている判定された出力値に基づいて、増減されてもよい。
以前の判定の記憶を有する第2ニューラルネットワークを主眼とする例示的な実装において、第2ニューラルネットワークは、ソーシャルメディア投稿を順次(即ち、発行または送信された順に)入力することで訓練されてもよい。規則化するために、早期終了(early stopping)技術及びニューロンドロップ(neuron dropping)が使用されてもよい。例えば、使用されるニューラルネットワークのタイプに依存して、ドロップアウトレートがニューロンの約25〜50%であってよい。
740で、より多くの投稿を分析する必要があるか、判定が行われる(即ち、収集された2つの投稿より多くの投稿を分析する必要があるか、判定が行われる)。追加的な投稿の分析を必要とする場合(ステップ740の判定が肯定された場合)、ステップ725及びステップ730は、後の投稿(即ち、第3時点投稿、第4時点投稿)について、順次繰り返されてもよい。以前の投稿に関連付けられている判定された出力値を使用して、後の投稿に関連付けられている出力値を判定する。(即ち、第3時点投稿に関連付けられている確率などを判定する場合、第2時点投稿に関連付けられている確率を使用する。)追加的な投稿の分析を必要としない場合(ステップ740の判定が否定された場合)、プロセス700は735に進む。
全てのソーシャルメディア投稿に関連付けられている出力値が判定されると、購入確率の合計が、第1時点投稿及び第2時点投稿(及び、必須ではないが、第3時点投稿などさらに後の投稿)に関連付けられている出力値に基づいて、判定される。例示的な実装のいくつかにおいて、確率の合計は、第1時点投稿に関連付けられている出力値と第2時点投稿に関連付けられている出力値との間の極大値であってよい。少なくとも2つの投稿が分析されると、後の投稿の各々と以前の投稿の判定された極大値との間の最大出力値を繰り返し判定するか、または、判定された出力値の全てに順序付けすることで、分析された投稿の全てと関連付けられている出力値の全てから、大局的最大値が判定されてもよい。例示的な実装のいくつかにおいて、投稿に関連付けられているユーザは、判定された確率の合計に基づいて、予測購入者として分類されてもよい。
購入確率の合計が、分析された投稿の全てに基づいて判定されると、プロセス700は終了する。例示的な実装のいくつかにおいて、プロセス700は、収集された投稿の全てに対して行われてもよいし、関心製品に関連する情報(即ち、参照)を含む投稿にだけ行われてもよい。プロセス700は、図5及び図8に例示するように、ユーザフォーカス製品情報を提供するプロセスの部分として実行されてもよい。判定された確率合計は、図5及び図8を使用して説明するように、ユーザフォーカス製品情報を提供するプロセスにおいて、購入確率として、プロセッサによって使用されてもよい。例示的な実装のいくつかにおいて、SOFTMAX分類手段を使用して、収集された投稿に関連付けられている出力値及び図4を使用して説明した、算出された関連性確率に基づいて、購入確率合計を判定してもよい。
図8は、本開示の他の例示的な実装によるユーザフォーカス製品情報を提供するプロセス800のフローチャートを例示する。図8のプロセス800は、図5に例示されたプロセス500といくつかのステップを共有する。したがって、同様の参照符号及び記述が使用されている部分がある。例示的なプロセス800は、デバイス(例えば、デバイス135、235、335)のプロセッサ(例えば、プロセッサ155、255、355)によって使用され、ユーザフォーカス製品情報を提供してもよい。プロセス800において、特定の製品を示す情報を含むソーシャルメディア投稿が、ステップ805で検出される。情報は、例えば、製品の名称またはモデル、もしくは製品に対する一般的な参照などの、製品を説明する、または参照するテキストまたは音声であってよい。情報は、製品の名称またはモデルを表す画像またはビデオであってもよい。情報は、特定のソーシャルメディアソースまたはネットワークに対するソーシャルメディア投稿の全てを分析することで、805で検出されてもよい。情報は、一般的な製品のための、特定のタイプの製品(カメラ、モバイルフォン、カメラなど)のための、または特定の製造者のためのソーシャルメディアソースまたはネットワークのグループまたはサブグループにフォーカスすることで、805で、検出されてもよい。
製品を示す情報を含むソーシャルメディア投稿が検出されると、810で、検出されたソーシャルメディア投稿の後に発生した、同じユーザまたは著者による後のソーシャルメディア投稿が予め定められた期間の間、収集される。例示的な実装のいくつかにおいて、同じユーザまたは著者による後のソーシャルメディア投稿の全てが予め定められた期間の間収集される。他の例示的な実装において、製品を示す情報を含む後のメディア投稿だけが収集される(即ち、最初のソーシャルメディア投稿で検出された製品と同じ製品を示す参照または情報を含むソーシャルメディア投稿だけが収集される)。例示的な実装のいくつかにおいて、後の投稿は、60日間だけ収集されてもよい。他の例示的な実装において、後の投稿は、60日よりも短い期間だけ収集されてもよいし、60日よりも長い期間だけ収集されてもよい。
後のソーシャルメディア投稿が予め定められた期間の間収集された後、815で、第1ニューラルネットワークを使用して、検出された投稿及び後の投稿の両方は、各々個別に分析され、関連性確率が算出される。検出された投稿及び後の投稿は、閾値を越える算出された関連性確率に基づいて、購入挙動の確率の判定に、関連するか関連しないか分類されてもよいが、必須ではない。例示的な実装のいくつかにおいて、検出された投稿及び後の投稿の関連性確率の算出は、フィードフォワードニューラルネットワークによって行われてもよい。他の例示的な実装において、分類は、他のタイプのニューラルネットワークまたは分類手段によって行われてもよい。関連性確率を算出するプロセスについては、図6を使用して上記されている。
検出された投稿の各々及び収集された後の投稿の何れかについて、関連性確率が算出されると、820で、プロセッサは、閾値を越える関連性確率を有する投稿があるか否か判定する。閾値を越える関連性確率を有する投稿がない場合(820の判定が否定された場合)、プロセス800は終了してもよい。例示的な実装のいくつかにおいて、プロセス800は、805に戻り、検出されている特定の製品を示す情報を含む新しいソーシャルメディア投稿が検出されるまで待機してもよいが、必須ではない。一方、閾値を越える関連性確率を有する投稿がある場合(820の判定が肯定された場合)、プロセス800は825に進む。例示的な実装のいくつかにおいて、閾値を越える関連性確率を有する投稿がない場合であっても、プロセス800は825に進んでもよいし、820の判定を省略してもよい。
825で、製品を示す情報を含む投稿の全てが、第2ニューラルネットワークを使用して、順次(即ち、投稿が送信され、または、生成された順序で)分析され、投稿を生成したユーザが識別された製品を購入する確率を判定する。例示的な実装のいくつかにおいて、製品を示す情報を含まない投稿がある場合であっても、投稿の全て(即ち、検出された投稿及び収集された後の投稿の全て)が順次分析されてもよい。例示的な実装のいくつかにおいて、825で、シグモイド関数またはSOFTMAX関数を使用して、確率を算出してもよい。
例示的な実装のいくつかにおいて、長・短期記憶ニューラルネットワークを使用して、分析を順次実行してもよい。他の例示的な実装において、分析を順次行うことは、他のタイプのニューラルネットワークによって行われてもよい。投稿を生成したユーザが識別された製品を購入する確率を判定するプロセスについては、図7を使用して詳細に上記されている。
投稿を生成したユーザが識別された製品を購入する確率が判定されると、830で、プロセッサは、確率が信頼レベル閾値を越えるか否か判定してもよい。例示的な実装のいくつかにおいて、信頼レベル閾値は、検出された後の投稿の数、取得された最初の投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々の、算出された関連性確率、参照された製品のタイプを含む様々なファクタに基づいて、変動してもよい。信頼レベル閾値は、所望される購入者強度レベルの高さ(即ち、購入する確率が極めて高い購入者)に基づいて変動してもよい。例えば、購入する「確率が極めて高い」購入者だけを対象とすべき場合、信頼レベル閾値は高く設定される。信頼レベル閾値は、所望される購入者成約カウントの高さ(即ち、多くの購入者を獲得する見込み)に基づいて変動してもよい。例えば、潜在的購入者の全てが対象であれば、信頼レベル閾値は低く設定される。
確率が閾値を越えない場合(830の判定が否定である場合)、プロセス800を終了してもよい。例示的な実施形態において、プロセス800は、805に戻り、検出されている特定の製品を示す情報を含む新しいソーシャルメディア投稿が検出されるまで待機してもよいが、必須ではない。一方、確率が閾値を越える場合(830の判定が肯定である場合)、プロセス800は835に進む。
835で、ユーザに関連付けられている1つもしくは複数の第2ソーシャルメディアアカウントが、検出され、収集された投稿に関連付けられている情報に基づいて、識別される。検出され、収集された投稿に関連付けられている、例えば、ユーザ名、実名、または、何れか他のユーザ識別情報を使用して、(805で)検出され、(810で)収集された投稿の著者に関連付けられている他のソーシャルメディアアカウントを識別してもよい。1つもしくは複数の第2ソーシャルメディアアカウントは、(例えば、FACEBOOK、LINKEDINなど)ネットワークサイト、(例えば、YOUTUBE(登録商標)、INSTAGRAMなど)メディア共有サイト、または、何れか他のサイトを含み得る。
840で、1つもしくは複数の第2ソーシャルメディアアカウントを識別した後、ユーザに関連付けられている情報を、1つもしくは複数の第2ソーシャルメディアアカウントから検出する。例えば、ユーザに関連付けられている情報は、年齢、地理的位置、関心、趣味、または何れか他の情報を含み得る。
845で、製品に関連する追加的な情報を、1つもしくは複数の第2ソーシャルメディアアカウントから検出される情報に基づいて、ユーザに合わせて調整してもよい。例えば、製品の広告を、ユーザの年齢及び他の購買層情報に合わせて調整してもよい。また、新しい機能または購入者レビューに関する情報を、ユーザの趣味または関心に合わせて調整してもよい。また、近日行われる予定のセール、ディスカウントまたはリベートに関する情報を、ユーザの地理的領域に合わせて調整してもよい。
製品に関する追加的な情報をユーザに合わせて調整した後、850で、調整した情報を検出された投稿に関連付けられているユーザ、例えば、ソーシャルメディアアカウントの著者またはユーザ、に送信してもよい。ウェブブラウザポップアップ、電子メール、インスタントメッセージ、ソーシャルメディアメッセージ、または、ソーシャルメディアアカウントユーザに情報を送信する何れか他の機構を含む様々な方法で、情報を送信し得る。
追加的な情報を検出された投稿に関連付けられたユーザに送信した後、プロセス800を終了してもよい。例示的な実装のいくつかにおいて、プロセス800は805に戻り、検出されている特定の製品を示す情報を含む新しいソーシャルメディア投稿が検出されるまで待機してもよいが、必須ではない。
「例示的な実装の評価」
異なるベースラインモデルのいくつかを使用した例示的な実装で、ソーシャルメディア投稿関連性予測及びユーザ購入確率判定の両方について、評価を行う。評価の結果について、以下で説明する。
投稿関連性予測について検証したベースラインモデルは、単純ロジスティック回帰モデル、フィードフォワード(FF)ニューラルネットワーク、リカレントニューラルネットワーク(RNN)、及び長・短期記憶(LSTM)ニューラルネットワークを含む。ロジスティック回帰モデルは、入力を重みマトリックス及びバイアスベクトルと結合し、確率を生成するSOFTMAX分類層を介して、出力の各々に供給する。フィードフォワードニューラルネットワークは、SOFTMAXの下にある隠れ層を介して、より複雑な関数を算出することができる。シグモイド関数を使用して、隠れ層に非線形の特徴を持たせる。
リカレントニューラルネットワークでは、投稿の始まりのワードの情報を保存し、予測を行うために、投稿の最後のワードに到達するまで、アクセス可能とする。長・短期記憶ニューラルネットワーク実装では、入力ゲート、忘却ゲート、及び候補メモリセル(candidate memory cell)を、現在の「タイムステップ」での入力及び以前の「タイムステップ」での隠れ層を使用して算出する。
モデルを比較するために、ベースラインとして、フィードフォワードネットワーク、リカレントニューラルネットワーク、及び長・短期メモリニューラルネットワークのパフォーマンスを、投稿の個々にわたって順次調べるのではなく、複数のソーシャルメディア投稿、詳細には、マイクロブログ投稿に関して評価した。
ロジスティック、フィードフォワード、リカレントニューラルネットワーク関連性モデルを、まず、別個に訓練し、次に長・短期記憶モデルを訓練する。10分割交差検証を使用して、パフォーマンスを評価する。
[ソーシャルメディア投稿関連性評価結果]
ソーシャルメディア投稿関連性について、ベースラインモデルを、4セットのソーシャルメディア投稿で評価する。セットの各々は、モバイルデバイス、カメラ、ゲームコンソール、または、モバイルデバイス及びカメラの両方、のカテゴリの1つである製品について記述している。表1は、製品の各々のタイプについてのパフォーマンスを示す。
示された数字は、関連性モデルの各々について、適切に分類された投稿をパーセントで表す。
表1は、10分割交差検証の結果を示す。例示されるように、モバイルデバイス及びカメラの情報を結合したカテゴリの関連性を判定することは、3個の個別の製品の関連性を判定するよりも困難である。おそらく、カメラについての領域特定関連性指針とモバイルデバイスについての領域特定関連性指針との差異が、関連性の判定を困難とさせている。一方、ゲームコンソールに関するパフォーマンス効率は、モバイルデバイスまたはカメラのパフォーマンス効率より高い。おそらく、ゲームコンソールモデルの数が少なく、したがって、コメントにおける変化が少ないため、パフォーマンス効率が高い。
[顧客購入予測結果]
ソーシャルメディアアカウントユーザの各々について、60日以内の製品に関する記述を含む全てのソーシャルメディア投稿を使用し、100より少ない製品に関連するソーシャルメディア投稿を書いたユーザに対する情報を使用した。モバイルデバイス、カメラ及び結合した製品カテゴリに関するモデルについて評価した。製品の購入について記述していないソーシャルメディアアカウントユーザを、負の例として使用し、モデルを当該ユーザの、製品が欲しいと記述した最近の投稿前60日以内のソーシャルメディア投稿で訓練する。製品の購入について投稿したソーシャルメディアアカウントユーザを正の例として使用する。しかしながら、訓練には、「購入した」投稿(即ち、製品を購入したことを記述した投稿)または、後日書かれた投稿の何れかを使用しない(即ち、「購入した」投稿の投稿前60日に書かれたソーシャルメディア投稿だけが使用される)。
表2は、多くても60日よりも以前のソーシャルメディア投稿に基づいて、ユーザが製品を購入するか否か予測する10分割交差検証の結果を例示する。予測されるように、このタスクは、投稿関連性タスクよりも困難である。長・短期記憶ニューラルネットワークは、リカレントニューラルネットワークよりも矛盾なく動作する。長・短期ニューラルネットワークは、リカレントニューラルネットワークよりも、遡った時間からの情報を保持することができるからである。例示するように、最適モデルは、評価される製品カテゴリに依存して変動する。しかしながら、一般的に、予測確率による長・短期記憶ニューラルネットワークは、単純長・短期記憶ニューラルネットワークよりも適切に動作するようである。関連性最下層との動作の差異については、訓練における、関連性がない投稿に対する関連性がある投稿の割合が、他の製品の各々の割合よりも高い、唯一の製品がカメラであることで説明できるかもしれない。他の製品では、関連性がない投稿が多い。
上記結果は、例示的な目的で提供した。上記結果は、他のテスト結果で置き替えてもよい。例示的な実装は、上記例示的な結果に限定されない。例示的な実装は、様々なファクタに依存して異なる結果を示してもよい。
「例示的な計算処理環境」
図9は、例示的な実装のいくつかでの使用に適した、例示的な計算処理デバイス905を含む計算処理環境900を例示する。計算処理環境900の計算処理デバイス905は、1つもしくは複数の処理ユニット、コア、プロセッサ910、メモリ915(例えば、RAM、ROMなど)、内部ストレージ920(例えば、磁気、光、ソリッドステートストレージ、有機ストレージなど)、及び/または、I/Oインターフェイス925を含むことができ、これらの何れかは、通信機構、または、情報の伝達を行うバス930によって接続されていてもよいし、計算処理デバイス905に埋め込まれていてもよい。
計算処理デバイス905は、入力/ユーザインターフェイス935及び出力デバイス/インターフェイス940と通信可能に接続されていてもよい。入力/ユーザインターフェイス935及び出力デバイス/インターフェイス940の何れかまたは両方は、有線または無線インターフェイスであってよく、着脱可能であってよい。入力/ユーザインターフェイス935は、入力を提供するために使用される何れかのデバイス、コンポーネント、センサ、またはインターフェイス(例えば、ボタン、タッチスクリーンインターフェイス、キーボード、ポインティング/カーソルコントロール、マイクロフォン、カメラ、点字器、モーションセンサ、オプティカルリーダなど)を物理的または仮想的に含むことができる。出力デバイス/インターフェイス940は、ディスプレイ、テレビ、モニタ、プリンタ、スピーカ、点字器などを含むことができる。例示的な実装のいくつかにおいて、入力/ユーザインターフェイス935及び出力デバイス/インターフェイス940は、計算処理デバイス905に埋め込まれていてもよいし、計算処理デバイス905に物理的に接続されていてもよい。他の例示的な実装において、他の計算処理デバイスが、計算処理デバイス905の入力/ユーザインターフェイス935及び出力デバイス/インターフェイス940として機能してもよいし、これらの機能を提供してもよい。
計算処理デバイス905の例は、高機能モバイルデバイス(例えば、スマートフォン、乗り物のデバイス及び他のマシン、人間及び動物によって搬送されるデバイスなど)、モバイルデバイス(例えば、タブレット、ノートブック、ラップトップ、パーソナルコンピュータ、ポータブルテレビ、ラジオなど)、及び、モバイル用に設計されていないデバイス(例えば、デスクトップコンピュータ、サーバデバイス、他のコンピュータ、情報キオスク、1つもしくは複数のプロセッサが埋め込まれた、及び/または、接続されているテレビ、ラジオなど)を含み得るが、これらに限定されない。
計算処理デバイス905は、外部ストレージ945及びネットワーク950と、(例えば、I/Oインターフェイス925を介して)通信可能に接続され、何れか複数のネットワークコンポーネント、デバイス及び、同じまたは異なる構成を有する1つもしくは複数の計算処理デバイスを含むシステムと通信を行ってもよい。計算処理デバイス905または何れかの接続された計算処理デバイスは、サーバ、クライアント、シンサーバ、汎用マシン、特定用途マシンなどとして機能してもよいし、これらのサービスを提供してもよいし、これらとして参照されてもよい。
I/Oインターフェイス925は、何れかの通信またはI/Oプロトコルまたは規格(例えば、イーサネット(登録商標)、802.11x、USB(Universal System Bus)、WiMAX、モデム、携帯電話ネットワークプロトコルなど)を使用する有線及び/または無線インターフェイスを含むことができ、少なくとも全ての接続されたコンポーネント、デバイス及びネットワーク計算処理環境900に、及び/または、これらから情報を伝達してもよい。ネットワーク950は、何れかのネットワークまたはネットワークの組み合わせであってよい(例えば、インターネット、LAN(local area network)、WAN(wide area network)、固定電話ネットワーク、携帯電話ネットワーク、衛星ネットワークなどであってよい)。
計算処理デバイス905は、一時的媒体及び非一時的媒体を含む、コンピュータ使用可能またはコンピュータ読取可能媒体を使用してもよいし、及び/または、これらを使用して通信を行ってもよい。一時的媒体は、伝送媒体(例えば、金属ケーブル、光ファイバ)、信号、搬送波などを含む。非一時的媒体は、磁気媒体(例えば、ディスク及びテープ)、光媒体(例えば、CD−ROM、デジタルビデオディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、ソリッドステート媒体(例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ソリッドステートストレージ)及び他の不揮発性ストレージまたはメモリを含む。
計算処理デバイス905は、例示的な計算処理環境のいくつかにおける技術、方法、アプリケーション、プロセス、またはコンピュータ実行可能命令を実装するために使用され得る。コンピュータ実行可能命令は、一時的媒体から取り出され、非一時的媒体に保存され、非一時的媒体から取り出されてもよい。実行可能命令は、何れかのプログラミング言語、スクリプト言語、及びマシン言語(例えば、C、C++、C#、Java(登録商標)、Visual Basic、Python、Perl、JavaScript(登録商標)など)の何れかの1つもしくは複数で生成されていてもよい。
プロセッサ910は、自然環境または仮想環境において、(図示しない)オペレーティングシステム(OS)の何れかの下で稼動してもよい。論理ユニット955、API(application programming interface)ユニット960、入力ユニット965、出力ユニット970、投稿検出ユニット975、投稿関連性算出ユニット980、確率判定ユニット985、情報送信ユニット990、及び、異なるユニット間の相互通信を行うユニット間通信機構995、OS、及び(図示しない)他のアプリケーションを含む、1つもしくは複数のアプリケーションを展開することができる。例えば、投稿検出ユニット975、投稿関連性算出ユニット980、確率判定ユニット985、情報送信ユニット990は、図5〜図8に示される1つもしくは複数のプロセスを実装してもよい。記述されたユニット及び構成要素は、設計、機能、構成または実装によって変動し得、上記説明に限定されない。
例示的な実装のいくつかにおいて、APIユニット960が情報または実行命令を受信すると、これらは、1つもしくは複数の他のユニット(例えば、論理ユニット955、入力ユニット965、出力ユニット970、投稿検出ユニット975、投稿関連性算出ユニット980、確率判定ユニット985、及び情報転送ユニット990)に伝達されてもよい。例えば、ソーシャルメディア投稿を入力ユニット965を介して受信すると、投稿検出ユニット975は投稿を分析し、製品に対する参照を検出してもよい。さらに、投稿検出ユニット975が参照を検出すると、投稿検出ユニット975は後の投稿も収集してもよい。投稿検出ユニット975が参照を検出し、後の投稿を収集すると、関連性算出ユニット980は、収集した投稿の関連性確率を算出し、必須ではないが、関連する投稿か、関連しない投稿か、分類してもよい。また、確率判定ユニット985は、収集した投稿を評価し、参照された製品をユーザが購入する確率を判定してもよい。確率判定ユニット985の判定に基づいて、情報送信ユニット990は、出力ユニット970を使用して参照された製品に関する情報を送信してもよい。
いくつかの例において、論理ユニット955は、ユニット間の情報フローを制御し、上記例示的な実装のいくつかにおける、APIユニット960、入力ユニット965、出力ユニット970、投稿検出ユニット975、投稿関連性算出ユニット980、確率判定ユニット985、及び情報送信ユニット990が提供するサービスを指示する。例えば、1つもしくは複数のプロセスまたは実装のフローを、論理ユニット955単独で制御してもよいし、論理ユニット955とAPIユニット960とで制御してもよい。
ここで説明した内容は、上記の例示的な実装に限定されず、様々な形態で実装され得る。ここで説明した内容は、詳細に定義され、または、説明された事項なしで実行可能であり、もしくは、他の、異なる、または上記していない構成要素または事項によっても実行可能である。
400 挙動予測エンジン
405 隠れ層
410 入力層
415 最下層
900 ネットワーク計算処理環境
905 計算処理デバイス
910 プロセッサ
915 メモリ

Claims (20)

  1. コンピュータが、
    製品を示し、第1ソーシャルメディアアカウントに関連付けられている第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿を取得し、
    第1ニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出し、
    第2ニューラルネットワークを使用して、投稿の各々を順次分析することで、投稿の各々に関連付けられている購入確率に関連する出力値を判定し、
    投稿の各々に関連付けられている、判定された前記出力値及び算出された前記関連性確率に基づいて、前記製品の購入確率を算出し、
    算出された、前記製品の購入確率に基づいて、取得された前記第1投稿に関連付けられているユーザに対して、製品関連情報を送信する、
    ユーザの挙動を認識して製品関連情報を送信する方法。
  2. 前記製品関連情報を送信することは、
    前記ユーザに関連付けられている第2ソーシャルメディアアカウントを識別し、
    識別された前記第2ソーシャルメディアアカウントに基づいて、前記ユーザに関連付けられている情報を検出し、
    検出された前記情報に基づいて、前記製品に関連する前記情報を調整する、
    ことを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出することは、フィードフォワードニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々に個別に関連付けられているコンテンツ情報に基づいて、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の関連性確率を算出する、ことを含む、
    請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出することは、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿を、前記製品の購入確率の判定に、関連するか関連しないか分類することを含む、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の方法。
  5. 購入確率に関連する出力値を判定することは、記憶によるニューラルネットワークを使用して投稿の各々を順次分析することを含む、
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の方法。
  6. 投稿の各々を順次分析することは、
    取得した前記第1投稿に関連付けられている第1出力値を、前記第1投稿のコンテンツに基づいて判定し、
    前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている第2出力値を、前記少なくとも1つの後の投稿のコンテンツ及び取得された前記第1投稿の判定された前記第1出力値に基づいて、判定し、
    最大出力値を、取得した前記第1投稿に関連付けられている判定された前記第1出力値及び前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている判定された前記第2出力値に基づいて、判定する、
    ことを含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 製品の購入確率を算出することは、
    SOFTMAX関数を使用して、前記製品の購入確率を算出し、
    信頼レベル閾値を越える、算出された前記購入確率に基づいて、前記製品の購入の可能性を有するユーザを分類し、
    前記信頼レベル閾値は、取得される後の投稿の数、前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の算出された関連性確率、所望される購入者強度レベルの高さ、所望される購入者成約率、及び製品のタイプの少なくとも1つに基づいて変動する、
    ことをさらに含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 算出された前記製品の購入確率に基づいて、予測される購入者としてユーザを分類することをさらに含む、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の方法。
  9. 前記第1ソーシャルメディアアカウントはマイクロブログのアカウントである、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の方法。
  10. 第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿を取得することは、予め定められた期間内にされた前記後の投稿を複数収集することを含む、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の方法。
  11. 前記期間は60日間である、請求項10に記載の方法。
  12. 製品を示し、第1ソーシャルメディアアカウントに関連付けられている第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿を取得し、
    第1ニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出し、
    第2ニューラルネットワークを使用して、投稿の各々を順次分析することで、投稿の各々に関連付けられている購入確率に関連する出力値を判定し、
    投稿の各々に関連付けられている、判定された前記出力値及び算出された前記関連性確率に基づいて、前記製品の購入確率を算出し、
    算出された、前記製品の購入確率に基づいて、取得された前記第1投稿に関連付けられているユーザに対して、製品関連情報を送信する、
    ユーザの挙動を認識して製品関連情報を送信する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 前記製品関連情報を送信することは、
    前記ユーザに関連付けられている第2ソーシャルメディアアカウントを識別し、
    識別された前記第2ソーシャルメディアアカウントに基づいて、前記ユーザに関連付けられている情報を検出し、
    検出された前記情報に基づいて、前記製品に関連する前記情報を調整する、
    ことを含む、
    請求項12に記載のプログラム。
  14. 取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出することは、フィードフォワードニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々に個別に関連付けられているコンテンツ情報に基づいて、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の関連性確率を算出する、ことを含む、
    請求項12または請求項13に記載のプログラム。
  15. 購入確率に関連する出力値を判定することは、記憶によるニューラルネットワークを使用して投稿の各々を順次分析することを含み、
    投稿の各々を順次分析することは、
    取得した前記第1投稿に関連付けられている第1出力値を、前記第1投稿のコンテンツに基づいて判定し、
    前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている第2出力値を、前記少なくとも1つの後の投稿のコンテンツ及び取得された前記第1投稿の判定された前記第1出力値に基づいて、判定し、
    最大出力値を、取得した前記第1投稿に関連付けられている判定された前記第1出力値及び前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている判定された前記第2出力値に基づいて、判定する、
    ことを含む、
    請求項12〜請求項14の何れか1項に記載のプログラム。
  16. 製品の購入確率を算出することは、
    SOFTMAX関数を使用して、前記製品の購入確率を算出し、
    信頼レベル閾値を越える、算出された前記購入確率に基づいて、前記製品の購入の可能性を有するユーザを分類し、
    前記信頼レベル閾値は、取得される後の投稿の数、前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の算出された関連性確率、所望される購入者強度レベルの高さ、所望される購入者成約率、及び製品のタイプの少なくとも1つに基づいて変動する、
    ことをさらに含む、
    請求項15に記載のプログラム。
  17. メモリと、
    プロセッサと、
    を含む、サーバ装置であって、
    前記プロセッサは、
    製品を示し、第1ソーシャルメディアアカウントに関連付けられている第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿を取得し、
    第1ニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出し、
    第2ニューラルネットワークを使用して、投稿の各々を順次分析することで、投稿の各々に関連付けられている購入確率に関連する出力値を判定し、
    投稿の各々に関連付けられている、判定された前記出力値及び算出された前記関連性確率に基づいて、前記製品の購入確率を算出し、
    算出された、前記製品の購入確率に基づいて、取得された前記第1投稿に関連付けられているユーザに対して、製品関連情報を送信する、
    ユーザの挙動を認識して製品関連情報を送信するサーバ装置。
  18. 取得した前記第1投稿及び少なくとも1つの後の投稿の各々について関連性確率を算出することは、フィードフォワードニューラルネットワークを使用して、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々に個別に関連付けられているコンテンツ情報に基づいて、取得した前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の関連性確率を算出する、ことによる、
    請求項17に記載のサーバ装置。
  19. 購入確率に関連する出力値を判定することは、記憶によるニューラルネットワークを使用して、
    取得した前記第1投稿に関連付けられている第1出力値を、前記第1投稿のコンテンツに基づいて判定し、
    前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている第2出力値を、前記少なくとも1つの後の投稿のコンテンツ及び取得された前記第1投稿の判定された前記第1出力値に基づいて、判定し、
    最大出力値を、取得した前記第1投稿に関連付けられている判定された前記第1出力値及び前記少なくとも1つの後の投稿に関連付けられている判定された前記第2出力値に基づいて、判定する、
    ことによる、
    請求項17または請求項18に記載のサーバ装置。
  20. 前記プロセッサは、さらに、
    SOFTMAX関数を使用して、前記製品の購入確率を算出し、
    信頼レベル閾値を越える、算出された前記購入確率に基づいて、前記製品の購入の可能性を有するユーザを分類し、
    前記信頼レベル閾値は、取得される後の投稿の数、前記第1投稿及び前記少なくとも1つの後の投稿の各々の算出された関連性確率、所望される購入者強度レベルの高さ、所望される購入者成約率、及び製品のタイプの少なくとも1つに基づいて変動する、
    請求項19に記載のサーバ装置。
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