JP6835229B2 - ハンドオーバ方法、コアネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイス、および端末デバイス - Google Patents

ハンドオーバ方法、コアネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイス、および端末デバイス Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、無線通信技術の分野に関し、より具体的には、ハンドオーバ方法、コアネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイス、および端末デバイスに関する。
従来の無線通信ネットワークにおいて、通常、独立したネットワークが存在する。それに対応して、それぞれのネットワークは、ネットワークに対応するコアネットワークデバイスおよびアクセスネットワークデバイスを有する。図1は、2つの独立したネットワークを示す。3Gネットワークが例として用いられる。3Gネットワークのコアネットワークデバイスは、サービスGPRSサポートノード(SGSN)であってよく、3Gネットワークのアクセスネットワークデバイスは、無線ネットワークコントローラ(RNC)であってよい。4Gネットワークに対して、4Gネットワークのアクセスネットワークデバイスは、eNBであってよく、4Gネットワークのコアネットワークデバイスは、モビリティ管理エンティティ(MME)、またはPDNゲートウェイ(P−GW)/ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)であってよい。端末デバイスがネットワークから別のネットワークへハンドオーバされたとき、例えば、端末デバイスが3Gネットワークから4Gネットワークへハンドオーバされたとき、2つのネットワークのアクセスネットワークデバイスおよびコアネットワークデバイスは、スケジューリングされる必要がある。具体的には、以下の手順または同様の手順が含まれ得る。RNCは、UEの測定に基づき、ハンドオーバを実行する必要があるターゲットセルを決定し、ターゲットセルに基づき、ターゲットeNBを選択し、そして、ハンドオーバ要求をSGSNへ送信する。SGSNは、ハンドオーバメッセージをMMEへ転送する。MMEは、LTEネットワークにおいて、S−GW/P−GWとeNBとの接続を確立する。ターゲットeNBとの接続を確立した後に、MMEは、問題なく確立された無線接続ベアラ(RAB)をSGSNへ通知し、SGSNは、解放される必要のある、確立が失敗したRABと、データ転送が必要とされている、問題なく確立されたRABとを、RNCへ通知する責任を担う。
無線通信技術の開発に伴い、ネットワーク構造が変化したとき、既存の解決手段は、端末デバイスとコアネットワークデバイスとの間の接続の切り替えの問題を解決することができない。
本発明の実施形態は、ネットワーク構造が変化したとき、より効果的なハンドオーバ解決手段を提供するために、ハンドオーバ方法、コアネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイス、および端末デバイスを提供する。
1つの態様によれば、本発明の実施形態は、ハンドオーバ方法を提供する。方法は、図3に示されている通信システムに適用される。通信システムは、端末デバイスと、アクセスネットワークデバイスと、第1のコアネットワークデバイスと、第2のコアネットワークデバイスとを備える。第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
方法は、以下の段階を備える。
任意選択的に、311.端末デバイスが第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。
任意選択的に、312.アクセスネットワークデバイスが、第1のメッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む。第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報は、第2のコアネットワークデバイスにより第1のコアネットワークデバイスへ送信される予定のメッセージのルートを示すために用いられる。
任意選択的に、313.第2のコアネットワークデバイスが、能力メッセージを受信し、ここで、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる。
321.第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定する。さらに、第2のコアネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスの条件に基づき、切り替えが必要とされていると決定し得る。例えば、第2のコアネットワークデバイスの負荷状態に基づき、これ以上サービスを受け入れることができない。例えば、条件が閾値を超過している。例えば、現在第2のコアネットワークにアクセスしている端末デバイスの数が特定の閾値を超過している。あるいは、切り替えは、イベント、例えば、別のネットワーク要素により送信されたメッセージが受信されるというイベントに基づいてトリガされ得る。あるいは、切り替えは、端末デバイスのサービス情報に基づいてトリガされ得て、例えば、端末デバイスのユーザにより現在要求されているサービスの特性に基づき、端末デバイスは、第1のコアネットワークにおいて実行するのにより適し、切り替えをトリガし得る。
323.第2のコアネットワークデバイスが変更メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えされる必要があることを第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容のうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む。第2のコアネットワークデバイスが端末デバイスとの接続を確立しているため、第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスの記憶された第1の鍵を有する。第2のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報に基づき、変更メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信するためのルートを取得し得る。さらに、第2のコアネットワークデバイスは、メッセージを生成した後に、変更メッセージを送信する。
325.第1のコアネットワークデバイスが変更指示メッセージを生成し、ここで、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスn識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される。第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子を含み、例えば、S1 AP UE IDであり得る。通常、S1 AP UE IDは、一対のUE識別子を含む。例えば、S1 AP UE IDはさらに、eNB S1 AP UE IDおよび/またはMME S1 AP UE IDを含む。eNB S1 AP UE IDは、S1インタフェース上の基地局側のUEを識別するために用いられる識別子であり、MME S1 AP UE IDは、S1インタフェース上のMME側のUEを識別するために用いられる識別子である。同様に、識別子は代わりに、NG1 AP UE IDであってよく、NG1 AP UE IDという識別子は、gNB NG1 AP UE IDおよび/またはNG−C NG1 AP UE IDを含む。
変更メッセージを受信した後に、第1のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークデバイスが、端末デバイスとの接続を確立するタスクを受け入れる予定であることを知り得て、それに対応して、第1のコアネットワークデバイスは、リソースを準備して、端末デバイスとの通信を確立するよう準備する。第1のコアネットワークデバイスがタスクを受け入れることができないと第1のコアネットワークデバイスが決定した場合、第1のコアネットワークデバイスは、拒否メッセージを第2のコアネットワークデバイスへフィードバックしてよく(不図示)、そして、第2のコアネットワークデバイスは、拒否メッセージに基づき、別のコアネットワークデバイスまたは別の処理方式を検索し得る(不図示)。
第1の鍵は、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の通信のために用いられ、かつ、第2のコアネットワーク技術に適合される鍵である。第1のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークデバイスのコアネットワーク技術を用いることによって、端末デバイスの第1の鍵に基づき、第1のコアネットワークにおける端末デバイスの適合される第2の鍵を推定する。それに対応して、第2の鍵は、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の通信のために用いられ、かつ、第1のコアネットワーク技術に適合される鍵である。
327.第1のコアネットワークデバイスが、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信する。さらに、第1のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報に基づき、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信し得る。
328.アクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを生成し、ここで、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。端末デバイスの更新済み鍵は、端末デバイス上に記憶されているローカルキーに基づいて取得される。任意選択的に、新規キーが、第1のコアネットワークデバイスと同じ推定方法を用いることによって、ローカルキーから推定される。端末デバイスのNASが、端末デバイスとコアネットワークデバイスとの間の通信の機能であり、異なるタイプのNASは、端末デバイスと、異なるタイプのコアネットワークデバイスとの間で用いられることが必要である。例えば、3Gのプロトコルにおいて画定されているNAS機能は、端末デバイスと3Gのコアネットワークデバイスとの間の通信のために用いられる必要があり、4Gのプロトコルにおいて画定されているNAS機能は、端末デバイスと4Gのコアネットワークデバイスとの間の通信のために用いられる必要があり、5Gのプロトコルにおいて画定されているNAS機能は、端末デバイスと5Gのコアネットワークデバイスとの間の通信のために用いられる必要がある。
329.アクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを端末デバイスへ通知する。
341.端末デバイスが、更新メッセージに基づき、ローカルキーを更新する、および/または非アクセス層NASタイプを変更する。
任意選択的に、331.アクセスネットワークデバイスが、肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる。
任意選択的に、332.第1のコアネットワークデバイスが、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
方法はさらに、段階331および332の代わりとして、段階331'を、備えてよく:アクセスネットワークデバイスが、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
任意選択的に、第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放する(不図示)。
第2のコアネットワークデバイスにより開始されたハンドオーバ手順に基づき、端末デバイス第2のコアネットワークデバイスとの間の接続は、アクセスネットワークデバイスを切り替えることなく、端末デバイス第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられ得て、これにより、ネットワーク通信要求が効率的に満たされる。
さらに、ネットワーク通信処理において、端末デバイスは、端末デバイスの鍵および用いられた通信プロトコルをタイムリーに更新し、切り替えを問題なく完了する。
前述の方法を用いる通信システム、第2のコアネットワークデバイス、第1のコアネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイス、および端末デバイスは別々に開示され、同様の利点を有する。図3、図3−1、図3−2、図3−3、および図3−4を参照されたい。
別の態様によれば、本発明の実施形態は、ハンドオーバ方法を提供する。方法は、図4に示されている通信システムに適用される。通信システムは、端末デバイスと、アクセスネットワークデバイスと、第1のコアネットワークデバイスと、第2のコアネットワークデバイスとを備える。第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
方法は、以下の段階を備える。
任意選択的に、311.端末デバイスが、アクセスネットワークデバイスを用いることによって、第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。
任意選択的に、312.アクセスネットワークデバイスが、第1のメッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む。
421.アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定する。さらに、アクセスネットワークデバイスは、アクセスネットワークの条件、または第2のコアネットワークデバイスの状態に基づき、切り替えを開始し得る。例えば、アクセスネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスの負荷状態に基づき、これ以上サービスを受け入れることができないと推測する。あるいは、アクセスネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスのメッセージを受信し、切り替えが必要とされていることを通知され、この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えが必要とされていると能動的に決定する。アクセスネットワークデバイスはあるいは、切り替えをトリガするように別のネットワーク要素により送信されたメッセージを受信し得ることが理解され得る。
422.アクセスネットワークデバイスが変更メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子である。
任意選択的に、変更メッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、および/または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含んでよい。2つのタイプの情報が第2のコアネットワークデバイスにより用いられることが理解され得る。第2のコアネットワークデバイスが、別の方式で当該情報、または当該情報の一部を知った場合、段階312または段階422を用いて既知の情報を送信することが不必要となる。第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報および第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報の一方または両方は、段階312において第1のメッセージを用いることによって送信され得ることが理解され得る。この場合、段階422における変更メッセージは、第1のメッセージを用いることによって送信された情報を含まない場合がある。代わりに、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報および第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報の一方または両方は、段階422における変更メッセージを用いることによって送信され得る。この場合、段階312における第1のメッセージは、変更メッセージを用いることによって送信される必要がある情報を含まない場合があり、または、段階312でさえ省略される。
423.第2のコアネットワークデバイスが変更肯定応答メッセージを生成し、ここで、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった3つの項目のうち1つまたはそれらの組み合わせを含む。第2のコアネットワークデバイスは、変更メッセージを受信し、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを知り、それに対応して、通信リソースを準備する。第1のコアネットワークデバイスが問題なく端末デバイスと接続することを可能にするために、第2のコアネットワークデバイスは、対応する情報を送信する。端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報は、図3の解決手段におけるそれらと同様または一致する。詳細は再び説明されない。
424.第2のコアネットワークデバイスが、変更肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信する。
任意選択的に、第2のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報に基づき、第1のコアネットワークデバイスを発見し得る。
325.第1のコアネットワークデバイスは、変更指示メッセージを生成し、ここで、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される。
327.第1のコアネットワークデバイスが、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信する。
328.アクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを生成し、ここで、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。端末デバイスの更新済み鍵は、端末デバイス上に記憶されているローカルキーに基づいて取得される。
329.アクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを端末デバイスへ通知する。
341.端末デバイスが、更新メッセージに基づき、ローカルキーを更新する、および/または非アクセス層NASタイプを変更する。NASタイプを更新することは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプを、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプに更新することを含み、端末デバイスの鍵を更新することは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に更新することを含む。
任意選択的に、331.アクセスネットワークデバイスが、肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる。
任意選択的に、332.第1のコアネットワークデバイスが、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
方法はさらに、段階331および332の代わりとして、段階331'を備えてよい:アクセスネットワークデバイスが、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
さらに、第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放する(不図示)。
アクセスネットワークデバイスにより開始されたハンドオーバ手順に基づき、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続は、アクセスネットワークデバイスを切り替えることなく、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられ得て、これにより、ネットワーク通信要求が効率的に満たされる。
前述の方法を用いる通信システム、第2のコアネットワークデバイス、第1のコアネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイス、および端末デバイスは別々に開示され、同様の利点を有する。図4、図4−1、図4−2、図4−3、および図4−4を参照されたい。
さらに別の態様によれば、本発明の実施形態は、ハンドオーバ方法を提供する。方法は、図5に示されている通信システムに適用される。通信システムは、端末デバイスと、第1のアクセスネットワークデバイスと、第2のアクセスネットワークデバイスと、第1のコアネットワークデバイスと、第2のコアネットワークデバイスとを備える。第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行い、同じアクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスである。
方法は、以下の段階を備える。
任意選択的に、311.端末デバイスは、第2のアクセスネットワークデバイスを用いることによって、第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。
任意選択的に、312.第1のアクセスネットワークデバイスが、第1のメッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む。
任意選択的に、313.第2のコアネットワークデバイスが、能力メッセージを受信し、ここで、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる。
514.第2のアクセスネットワークデバイスがハンドオーバメッセージを生成し、ここで、ハンドオーバメッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを示すために用いられる。さらに、ハンドオーバメッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子を含み、例えば、S1 AP UE IDであってよい。
515.第2のアクセスネットワークデバイスが、ハンドオーバメッセージを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信する。
第2のアクセスネットワークデバイスがハンドオーバメッセージを送信し、別のネットワーク要素に、端末デバイスとの接続を確立するように準備するよう指示する。
516.第1のアクセスネットワークデバイスが報告メッセージを生成し、ここで、報告メッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。さらに、報告メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。別の態様における変更メッセージと同様に、報告メッセージはさらに、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含んでよい。
517.第1のアクセスネットワークデバイスが、報告メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信する。
521.第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定する。
523.第2のコアネットワークデバイスが、変更メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容のうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む。
325.第1のコアネットワークデバイスが変更指示メッセージを生成し、ここで、変更指示メッセージは、端末デバイスに、アクセスネットワークデバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される。
327.第1のコアネットワークデバイスが変更指示メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信する。さらに、第1のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報に基づき、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信し得る。
328.第1のアクセスネットワークデバイスが更新メッセージを生成し、ここで、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。端末デバイスの更新済み鍵は、端末デバイス上に記憶されているローカルキーに基づいて取得される。
529.第1のアクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを端末デバイスへ通知する。
第1のアクセスネットワークデバイスが第2のアクセスネットワークデバイスからのセル間ハンドオーバを完了した場合、言い換えれば、第1のアクセスネットワークデバイスが端末デバイスとの直接接続を確立した場合、もはや第2のアクセスネットワークデバイスを用いる必要がなく、第1のアクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを端末デバイスへ直接通知してよいことが理解され得る。代替的な解決手段として、第1のアクセスネットワークデバイスは、第2のアクセスネットワークデバイスを用いて更新メッセージを転送してよく(不図示)、言い換えれば、第2のアクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを処理せず、更新メッセージの転送のみを行うことが理解され得る。
任意選択的に、方法はさらに、第1のアクセスネットワークデバイスが、メッセージを第2のアクセスネットワークデバイスへ送信する段階(不図示)を備えてよく、メッセージは、第2のアクセスネットワークデバイスに、切り替えが完了されており、端末デバイスとの接続が解放されてよいことを示すために用いられる。メッセージは、更新メッセージの前に送信されてよく、または、更新メッセージの後に送信されてよく、同様の機能が代わりに、更新メッセージに保持されている情報を用いることによって完了され得る。
341.端末デバイスが、更新メッセージに基づいて、ローカルキーを更新する、および/または非アクセス層NASタイプを変更する。図3の解決手段を参照されたい。
任意選択的に、331.アクセスネットワークデバイスが、肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる。
任意選択的に、332.第1のコアネットワークデバイスは、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
方法はさらに、段階331および332の代わりとして、段階331'を備えてよい:アクセスネットワークデバイスが、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
任意選択的に、第2のコアネットワークデバイスは、端末と第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放する(不図示)。
第2のコアネットワークデバイスにより開始されたハンドオーバ手順に基づき、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続は、アクセスネットワークデバイスを切り替えることなく、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられ得て、これにより、ネットワーク通信要求が効率的に満たされる。
端末デバイスに対して、最初には従来のセル間ハンドオーバのみが開始される。具体的には、第2のアクセスネットワークデバイスから第1のアクセスネットワークデバイスへのハンドオーバが実行される。しかしながら、第1のアクセスネットワークデバイスが、第2のコアネットワークデバイスへのアクセスに加えて、第1のコアネットワークデバイスへアクセスするので、第2のコアネットワークデバイスはさらに、従来のセル間ハンドオーバに基づき、第2のコアネットワークデバイスから第1のコアネットワークデバイスへのハンドオーバをトリガし、これにより、異なるサービス品質が提供される。例えば、UEはもともと、5Gネットワークのみにおいてセル間ハンドオーバを実行する。ターゲット基地局がe−eNBであり、基地局が4Gネットワークにもアクセスし得るので、5Gのコアネットワークデバイスがさらに、UEを4Gネットワークへハンドオーバし、対応するコアネットワークデバイスも4GのEPCとなる。5Gネットワークを確立する初期段階において、5Gのサービス能力が不十分しているので、UEは、前述の解決手段を用いることによってより迅速に4Gネットワークへハンドオーバされることができ、これにより、ハンドオーバ要求が満たされることが分かる。
前述の方法を用いる通信システム、第2のコアネットワークデバイス、第1のコアネットワークデバイス、第1のアクセスネットワークデバイス、端末デバイス、および第2のアクセスネットワークデバイスは別々に開示され、同様の利点を有する。図5、図5−1、図5−2、図5−3、図5−4、および図5−5を参照されたい。
さらに別の態様によれば、本発明の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、ここで、コンピュータ可読記憶媒体は、前述の通信デバイスにより用いられる方法を実行するために用いられる指示を記憶し、指示は、前述の態様を実行するために設計されたプログラムを含む。通信デバイスは、コアネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイス、または端末デバイスであってよい。
さらに別の態様によれば、本発明の実施形態は、通信デバイスを提供し、ここで、通信デバイスは、メモリおよびプロセッサを備え、メモリは、前述の態様におけるコンピュータ可読記憶媒体を含み、プロセッサは、通信デバイスにより用いられる方法を実行するために用いられ、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されている指示を実行するよう構成される。通信デバイスは、コアネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイス、または端末デバイスであってよい。
さらに別の態様によれば、本発明の実施形態は、通信システムを提供し、ここで、システムは、前述の態様におけるコアネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイス、および端末デバイスを備える。
本発明の実施形態に提供されている技術的解決手段によれば、新たなハンドオーバ解決手段が提供され得る。システムにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
2つの既存の通信システムの概略図である。
本発明の実施形態に係る通信システムの概略図である。
本発明の実施形態に係るハンドオーバ方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る第2のコアネットワークデバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係る第1のコアネットワークデバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係るアクセスネットワークデバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係る端末デバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係るハンドオーバ方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る第2のコアネットワークデバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係る第1のコアネットワークデバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係るアクセスネットワークデバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係る端末デバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係るハンドオーバ方法の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係る第2のコアネットワークデバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係る第1のコアネットワークデバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係る第1のアクセスネットワークデバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係る端末デバイスの概略図である。
本発明の実施形態に係る第2のアクセスネットワークデバイスの概略図である。
本願発明の実施形態に係る通信デバイスの概略図である。
本願発明の実施形態に係る通信デバイスの概略図である。
本発明の実施形態は、図2に示されている通信システムに基づき、解決手段を提供する。図2に示されているように、本発明の実施形態は、通信システムを提供する。通信システムは、(e−eNBなどの)アクセスネットワークデバイス203と、(EPCなどの)第1のコアネットワークデバイス201と、(NextGenコアなどの)第2のコアネットワークデバイス202とを備える。対応するインタフェースは、S1インタフェースまたはNG1インタフェースであってよい。
本発明の実施形態における技術的解決手段は、データ処理のために、例えば、符号分割多重アクセスCDMA)システム、時分割多元接続TDMA)システム、周波数多重アクセスFDMA)システム、直交周波数分割多元接続OFDMA)システム、シングルキャリア周波数多重アクセスSC−FDMA)システム、および別のシステムのような様々な通信システムに適用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、相互に互換可能である。ユニバーサル地上無線アクセスUTRA)およびCDMA2000などの無線技術は、CDMAシステムにおいて実行され得る。UTRAは、広帯域CDMAWCDMA(登録商標))技術、およびCDMAから転換された別の技術を含んでよい。CDMA2000は、暫定標準規格IS)2000(IS−2000)、IS−95標準規格、およびIS−856標準規格をカバーし得る。グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズGSM(登録商標))などの無線技術は、TDMAシステムにおいて実行され得る。進化型ユニバーサル地上無線アクセスE−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンドUMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMax)、IEEE802.20、およびフラッシュOFDMAなどの無線技術は、OFDMAシステムにおいて実行され得る。UTRAは、UMTに対応し、E−UTRAは、UMTの進化型バージョンに対応する。新たなバージョンのUMT、すなわち、E−UTRAは、3GPPロングタームエボリューションLTE)、およびLTEに基づいて進化した様々なバージョンにおいて用いられる。第5世代5G)通信システムおよび新無線NR)は、研究中の次世代通信システムである。加えて、通信システム200はさらに、本発明の実施形態において提供されている技術的解決手段が適用可能な未来向けの通信技術に適用可能である。本発明の実施形態において説明されているシステムアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本発明の実施形態における技術的解決手段をより明白に説明することを目的としているが、本発明の実施形態において提供されている技術的解決手段を限定することを意図するものではない。当業者は、ネットワークアーキテクチャが進化し、新たなサービスシナリオが浮上すると、本発明の実施形態において提供されている技術的解決手段はさらに、同様の技術問題に適用可能であることを知り得る。
ユーザ機器UE)、モバイル端末MT)、モバイルユーザ機器、または同様のものとも称される端末デバイスは、無線アクセスネットワーク(例えば、Radio Access Network,RAN)を介して1つまたは複数のコアネットワークと通信を行い得る。ユーザ機器は、携帯電話(または「セルラ」電話と称される)、またはモバイル端末を有するコンピュータなどのモバイル端末デバイスであってよい。例えば、ユーザ機器は、ポータブル型、ポケットサイズの、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、または車載移動装置であってよい。
アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに無線通信機能を提供するための無線アクセスネットワークにおいて配置される装置であってよい。アクセスネットワークデバイスは、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも称される)、中継ノード、アクセスポイント、およびさまざまな形態の同様のものを含んでよく、ネットワークコントローラなどのさまざまな形態の制御ノードも含み得る。制御ノードは、複数の基地局に接続され、複数の基地局のカバレージに含まれる複数の端末デバイスのためのリソースを構成し得る。異なる無線接続技術を用いるシステムにおいて、アクセスネットワークデバイスの機能を有するデバイスは、異なる名前を有してよく、例えば、2Gにおける基地局および基地局コントローラに対応してよく、または、3Gにおける基地局およびRNC、もしくはLTEにおけるeNBもしくはeNodeBに対応し、または、5Gにおける基地局(現在、正式名称が存在せず、例えば、G−NBまたはNX−NB)もしくはNR、または送受信ポイントTRP)であってよい。このことは、本発明において限定されない。
コアネットワークデバイスは、アクセスネットワークデバイスの後にットワークにおいて用いられるデバイスであってよく、通常、アクセスネットワークデバイスに接続されており、機能に基づき、複数のコアネットワークデバイスが存在し得る。異なる無線接続技術を用いるシステムにおいて、コアネットワークデバイスの機能を有するデバイスは、異なる名前を有してよく、例えば、LTEにおけるMMEまたはS−GWに対応し、または3GにおけるSGSN/GGSNに対応してよく、NG−Coreなど、5Gにおいて正式名称を有さない。
[第1の実施形態]
本発明の実施形態は、ハンドオーバ方法を提供する。方法は、図3に示されている通信システムに適用される。通信システムは、端末デバイスと、アクセスネットワークデバイスと、第1のコアネットワークデバイスと、第2のコアネットワークデバイスとを備える。第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。さらに、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、異なるコアネットワーク技術を用いてよい。例えば、第1のコアネットワークデバイスは、LTEコアネットワーク技術を用いてよく、第2のコアネットワークデバイスは、5Gコアネットワーク技術を用いてよい。他の例について、第1のコアネットワークデバイスは、5Gコアネットワーク技術を用いてよく、第2のコアネットワークデバイスは、LTEコアネットワーク技術を用いてよい。
図3に示されているように、方法は、以下の段階を備える。
311.端末デバイスが、第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。端末デバイスは、既知の方式において第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立し得る。通常、端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスを用いることによって第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。しかしながら、接続は別の方式において確立され得ることを、当業者は理解し得る。例えば、端末デバイスは、メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ直接送信する。
312.アクセスネットワークデバイスは、第1のメッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む。第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報は、第2のコアネットワークデバイスにより第1のコアネットワークデバイスへ送信される予定のメッセージのルートを示すために用いられる。例えば、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報は、トラッキングエリアコードTACを含む情報であってよい。第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報は、アクセスネットワークデバイスが第1のコアネットワークデバイスと通信を行うときのアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報であってよい。識別子についての情報は、識別子であってよく、または、インデックスまたは他の情報であってよいことが、理解され得る。第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報および第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報は、第2のコアネットワークデバイスにより用いられることができる情報であり、必ずしも第1のメッセージを用いることによって送信される必要がないことが注意されるべきである。第2のコアネットワークデバイスは、別の方式において、例えば、合意によって、2つの情報のうち1つを取得し得るとき、第1のメッセージは、第2のコアネットワークデバイスに知られることができる当該情報を含まない場合があることが、理解され得る。当然ながら、第1のメッセージは代わりに、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、および第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含んでよい。第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスが同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行うので、アクセスネットワークデバイスは、第1のコアネットワークデバイスの関連情報、すなわち、第1のメッセージに含まれ得る情報を知ることが理解され得る。
313.第2のコアネットワークデバイスは、能力メッセージを受信し、ここで、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる。能力メッセージは、端末デバイスにより第2のコアネットワークデバイスへ送信されてよく、または、アクセスネットワークデバイスにより第2のコアネットワークデバイスへ送信されてよいことが理解され得る。例えば、能力メッセージは、非アクセス層NASッセージであってよい。
321.第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定する。さらに、第2のコアネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスの条件に基づき、切り替えが必要とされていると決定し得る。例えば、第2のコアネットワークデバイスの負荷状態に基づき、これ以上サービスを受け入れることができない。例えば、条件は、閾値を超過している。代わりに、切り替えは、イベント、例えば、別のネットワーク要素により送信されたメッセージが受信されるというイベントに基づき、トリガされ得る。
323.第2のコアネットワークデバイスは、変更メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容のうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む。第2のコアネットワークデバイスが端末デバイスとの接続を確立したので、第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスの第1の鍵を記憶している。第2のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報に基づき、変更メッセージを送信するためのルートを第1のコアネットワークデバイスへ取得し得る。さらに、第2のコアネットワークデバイスは、メッセージを生成した後に変更メッセージを送信する。第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報は、どの端末デバイスを処理する必要があることを示すために用いられ得る。第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子を含み、例えば、S1 AP UE IDであってよい。
第2のコアネットワークデバイスは、変更メッセージを用いることによって、切り替えが必要とされることを、別のネットワーク要素へ通知し、その後の手順をトリガし得る。
325.第1のコアネットワークデバイスが、変更指示メッセージを生成し、ここで、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される。
変更メッセージを受信した後に、第1のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークデバイスが端末デバイスとの接続を確立するタスクを受け入れる予定であることを知り得て、それに対応して、第1のコアネットワークデバイスは、リソースを準備して、端末デバイスとの通信を確立するために準備する。第1のコアネットワークデバイスがタスクを受け入れることができないと第1のコアネットワークデバイスが決定した場合、第1のコアネットワークデバイスは、拒否メッセージを第2のコアネットワークデバイスへフィードバックしてよく(不図示)、そして、第2のコアネットワークデバイスは、拒否メッセージに基づき、別のコアネットワークデバイスまたは別の処理方式を検索する(不図示)。
第1の鍵は、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の通信のために用いられ、第2のコアネットワーク技術に適合される鍵である。第1のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークデバイスのコアネットワーク技術を用いることによって、端末デバイスの第1の鍵に基づき、第1のコアネットワークにおける端末デバイスの適合される第2の鍵を推定する。
327.第1のコアネットワークデバイスは、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信する。さらに、第1のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報に基づき、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信し得る。
328.アクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを生成し、ここで、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新し、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。端末デバイスの更新済み鍵は、端末デバイス上に記憶されているローカルキーに基づいて、取得される。任意選択的に、新規キーは、第1のコアネットワークデバイスの推定方法と同じ推定方法を用いることによってローカルキーから推定される。
アクセスネットワークデバイスは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報に基づき、鍵を更新する必要がある端末デバイスを知り得る。アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスと通信を行うとき、第2の鍵を用いるように、第2の鍵を受信してローカルに記憶する。
329.アクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを端末デバイスへ通知する。
341.端末デバイスは、更新メッセージに基づき、ローカルキーを更新し、および/または非アクセス層NASタイプを変更する。NASタイプを更新することは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプを、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプに更新することを含み、端末デバイスの鍵を更新することは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に更新することを含む。さらに、端末デバイスのローカルキーは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられ、鍵は今更新される必要がある。具体的には、端末デバイスのローカルキーと、第2のコアネットワークデバイス上の端末デバイスの第1の鍵との間のマッピング関係が存在する。マッピング関係は、第1の鍵が第2の鍵と同じであってよく、または、第1の鍵は、演算によって取得されてよい。第1のコアネットワークデバイスがネットワーク側の第1の鍵を、第1のコアネットワークデバイスの要求を満たす第2の鍵に更新したので、端末デバイスは、対応する推定方式において新規キーを取得する必要があり、これにより、第1のコアネットワークデバイスと通信を行う要求を満たす。それに対応して、第2のコアネットワークデバイスと通信を行う要求を満たす代わりに、元のNASタイプも、第1のコアネットワークデバイスと通信を行う要求を満たすために更新される必要がある。例えば、5GのNASタイプは、4GのNASタイプに更新される。
331.アクセスネットワークデバイスが、肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる。
332.第1のコアネットワークデバイスが解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
方法はさらに、段階331および332の代わりとして、段階331'を含んでよく:アクセスネットワークデバイスが解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
さらに、第2のコアネットワークデバイスは、端末と第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放する(不図示)。
第2のコアネットワークデバイスにより開始されたハンドオーバ手順に基づき、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続は、アクセスネットワークデバイスを切り替えることなく、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられ得て、これにより、ネットワーク通信要求が効率的に満たされる。
さらに、ネットワーク通信処理において、端末デバイスは、端末デバイスの鍵および用いられる通信プロトコルをタイムリーに更新し、問題なく切り替えを完了する。
図3のフローチャートにおいて、破線は、段階が任意選択的なものであることを示す。具体的には、段階311、312、313および313'のうち1つまたはそれらの組み合わせが省略されてよく、段階331、332および331'のうち1つまたはそれらの組み合わせが省略されてよい。具体的には、第2のコアネットワークデバイスが第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を知ったとき、段階312は省略されてよく、言い換えれば、第1のメッセージは送信される必要がない。端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを第2のコアネットワークデバイスが知ったとき、段階313および313'は、省略されてよく、言い換えれば、能力情報が送信される必要がない。第2のコアネットワークデバイスが、例えば、タイムアウトメカニズムのような適切なメカニズムを有するとき、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するように、段階331、332および331'は省略されてよく、言い換えれば、解放メッセージは、リソースを解放するように送信される必要がない。前述の段階を省略することは、図3の解決手段の技術的効果を影響せず、様々なネットワーク要素の機能を影響しないことが理解され得る。
図3の様々なネットワーク要素に対して、以下の異なる方法が取得され得る。以下の方法は、図3の方法と一致し、同じ部分に関して、詳細は再び説明されない。図3の方法の段階および関連説明は、以下の方法に対して参照を提供し得て、以下の方法と同様の利点を有する。説明の簡潔さのため、詳細は再び説明されない。以下の方法において、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行うことが理解され得る。
ハンドオーバ方法が第2のコアネットワークデバイスにより用いられ、以下の段階を含む。
321.第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定する。
323.第2のコアネットワークデバイスが、変更メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容のうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む。
第2のコアネットワークデバイスは、切り替えが必要とされていると決定し、変更メッセージを送信し、ハンドオーバ手順をトリガして別のネットワーク要素が切り替えのために準備することを可能にする。したがって、ネットワークの要求が満たされる。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、以下の段階を備える:311.端末デバイスが第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第2のコアネットワークデバイスが、第1のメッセージを受信する段階であって、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む、段階と、および/または、第2のコアネットワークデバイスが、能力メッセージを受信する段階であって、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる、段階とを備える。
第2のコアネットワークデバイスは、第1のメッセージまたは能力メッセージを用いることによってハンドオーバ手順において必要とされる情報を知り得て、ハンドオーバ手順のために十分に準備する。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第2のコアネットワークデバイスが、解放メッセージを受信する段階であって、解放メッセージは第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる、段階とを備える。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第2のコアネットワークデバイスが、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放する段階を備える。
第2のコアネットワークデバイスは、前述の解放手順を用いることによってリソース解放を完了し得て、リソースを節約する。
ハンドオーバ方法が、第1のコアネットワークデバイスにより用いられ、第1のコアネットワークデバイスが変更メッセージを受信する段階であって、変更メッセージは第1のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間接続切り替えられることが必要であることを通知するために用いられる、段階、を備える。任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容をのうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む。
325.第1のコアネットワークデバイスが、変更指示メッセージを生成し、ここで、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる。変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含んでよく、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される。
327.第1のコアネットワークデバイスは、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信する。
第1のコアネットワークデバイスは、変更メッセージを受信することによって、第1のコアネットワークデバイスが、端末デバイスに接続する必要があることを知り得て、第1のコアネットワークデバイスは、変更指示メッセージを用いることによって、ネットワークの要求を満たすように、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備することを、別のネットワーク要素へ通知してよいことを知り得る。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第1のコアネットワークデバイスが肯定応答メッセージを受信する段階であって、肯定応答メッセージはアクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる、段階を備える。
332.第1のコアネットワークデバイスが、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
前述の解放手順に基づき、第1のコアネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスがリソース解放を完了するのに役に立ち得て、リソースを節約する。
ハンドオーバ方法がアクセスネットワークデバイスにより用いられ、アクセスネットワークデバイスが、変更指示メッセージを受信する段階であって、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる、段階を備える。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。
328.アクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを生成し、ここで、更新メッセージは、端末デバイスに更新を実行するよう指示するために用いられる。任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。
329.アクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを端末デバイスへ通知する。
アクセスネットワークデバイスは、変更指示メッセージを受信することによって、第2のコアネットワークデバイスおよび第1のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備していることを知り得る。アクセスネットワークデバイスは、ネットワークの要求を満たすように、更新メッセージを生成して送信することによって、端末側で更新手順を開始してよい。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、アクセスネットワークデバイスが、第1のメッセージを送信する段階であって、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む、段階を備える。
アクセスネットワークデバイスは、第1のメッセージを用いることによって、ハンドオーバ手順において必要とされる情報を別のネットワーク要素へ通知し得て、ハンドオーバ手順のために十分に準備する。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、以下の段階を備える。
331.アクセスネットワークデバイスが肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了することを示すために用いられる。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、以下の段階を含む。
331'.アクセスネットワークデバイスが、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
前述の解放手順に基づき、クセスネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスがリソース解放を完了するのに役に立ち得て、リソースを節約する。
ハンドオーバ方法が端末デバイスにより用いられ、端末デバイスが、更新メッセージを受信する段階であって、更新メッセージは端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新し、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる、段階と、端末デバイスが、NASタイプを更新し、および/または端末の鍵を更新する段階とを備える。
NASタイプを更新段階は、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプを、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプに更新する段階を含み、端末デバイスの鍵を更新する段階は、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に更新する段階を含む。
端末デバイスは、更新メッセージを用いて対応する更新動作を完了することによって、第2のコアネットワークデバイスから第1のコアネットワークデバイスへのハンドオーバを完了し得て、ネットワークの要求を満たす。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、端末デバイスが、能力メッセージを送信する段階であって、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる、段階を備える。
端末デバイスは、切り替えのために十分に準備するように、能力情報を用いることによって、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの通信をサポートし得ることを、別のネットワーク要素へ通知する。
本発明の実施形態は、通信システムを提供する。通信システムは、端末デバイスと、アクセスネットワークデバイスと、第1のコアネットワークデバイスと、第2のコアネットワークデバイスとを備える。第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって、端末デバイスと通信を行う。システムは、図3に示されているハンドオーバ方法を用いてよい。さらに、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、異なるコアネットワーク技術を用いてよい。例えば、第1のコアネットワークデバイスは、LTEコアネットワーク技術規格を用いるコアネットワークデバイスであってよく、第2のコアネットワークデバイスは、5Gコアネットワーク技術規格を用いるコアネットワークデバイスであってよい。
以下のデバイスは、図3において説明されている方法の段階に関連し得る。したがって、図3における方法の段階および関連説明は、以下のデバイスに対して参照を提供し得て、同様の利点を有する。説明の簡潔さのため、詳細は再び説明されない。以下の実施形態において、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行うことが理解し得る。
図3−1に示されているように、第2のコアネットワークデバイス390は、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定するよう構成される処理ユニット3901であって、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う、処理ユニット3901と、変更メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される送受信ユニット3902であって、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる、送受信ユニット3902とを含む。
任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容のうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む。
第2のコアネットワークデバイスは、切り替えが必要とされていると決定し、変更メッセージを送信し、ハンドオーバ手順をトリガして別のネットワーク要素が切り替えのために準備することを可能にする。したがって、ネットワークの要求が満たされる。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、端末デバイスは、第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、送受信ユニットは、第1のメッセージを受信するよう構成され、っこで、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含み、および/または、送受信ユニットは、能力メッセージを受信するよう構成され、ここで、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる。
第2のコアネットワークデバイスは、ハンドオーバ手順のために十分に準備するように、第1のメッセージまたは能力メッセージを用いることによって、ハンドオーバ手順において必要とされる情報を知り得る。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、送受信ユニットは、解放メッセージを受信するよう構成され、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、処理ユニットは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう構成される。
第2のコアネットワークデバイスは、前述の解放手順を用いることによって、リソース解放を完了し得て、リソースを節約する。
図3−2に示されているように、第1のコアネットワークデバイス380は、変更メッセージを受信するよう構成される送受信ユニット3802であって、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられ、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行い、任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容のうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む、送受信ユニット3802と、変更指示メッセージを生成するよう構成される処理ユニット3801であって、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられ、任意選択的に、変更指示メッセージが端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される、処理ユニット3801とを含む。
送受信ユニット3802はさらに、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
第1のコアネットワークデバイスは、変更メッセージを受信することによって、第1のコアネットワークデバイスが、端末デバイスに接続することが必要であることを知り得て、第1のコアネットワークデバイスは、ネットワークの要求を満たすように、変更指示メッセージを用いることによって、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備することを、別のネットワーク要素へ通知し得る。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、第1のコアネットワークデバイスにおいて、送受信ユニットは、肯定応答メッセージを受信するよう構成され、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられ。送受信ユニットは、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成され、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
前述の解放手順に基づき、第1のコアネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスがリソース解放を完了するのに役に立ち得て、リソースを節約する。
図3−3に示されているように、アクセスネットワークデバイス370は、変更指示メッセージを受信するよう構成される送受信ユニット3702であって、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、更新を実行するよう端末デバイスに指示するよう指示するために用いられ、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、アクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行い、任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む、送受信ユニット370と、更新メッセージを生成するよう構成される処理ユニット3701であって、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる、処理ユニット3701とを含む。
送受信ユニット3702はさらに、更新メッセージを端末デバイスへ送信するよう構成される。
アクセスネットワークデバイスは、変更指示メッセージを受信することによって、第2のコアネットワークデバイスおよび第1のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備していることを知り得る。アクセスネットワークデバイスは、ネットワークの要求を満たすように、更新メッセージを生成して送信することによって、端末側で更新手順を開始し得る。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、アクセスネットワークデバイスにおいて、処理ユニット3701は、第1のメッセージを生成するよう構成され、ここで、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含み、送受信ユニット3702は、第1のメッセージを送信するよう構成される。
アクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバ手順のために十分に準備するように、第1のメッセージを用いることによって、ハンドオーバ手順において必要とされる情報を、別のネットワーク要素へ通知し得る。
さらに、アクセスネットワークデバイスにおいて、処理ユニット3701は、肯定応答メッセージを生成するよう構成され、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられ、送受信ユニット3702は、肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
さらに、アクセスネットワークデバイスにおいて、処理ユニット3701は、解放メッセージを生成するよう構成され、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられ、送受信ユニット3702は、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
前述の解放手順に基づき、クセスネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスがリソース解放を完了するのに役に立ち得て、リソースを節約する。
図3−4に示されているように、端末デバイスは、更新メッセージを受信するよう構成される送受信ユニット3602であって、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するように用いられる、送受信ユニット3602と、NASタイプを更新し、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう構成される処理ユニット3601とを含み、ここで、NASタイプを更新することは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプを、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプに更新することを含み、端末デバイスの鍵を更新することは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に更新することを含み、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
端末デバイスは、ネットワークの要求を満たすように、更新メッセージを用いて対応する更新動作を完了することによって、第2のコアネットワークデバイスから第1のコアネットワークデバイスへのハンドオーバを完了し得る。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、端末デバイスにおいて、処理ユニットは、能力メッセージを生成するよう構成され、ここで、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられ、送受信ユニットは、能力メッセージを送信するように構成される。
端末デバイスは、切り替えのために十分に準備するように、能力メッセージを用いることによって、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの通信をサポートし得ることを、別のネットワーク要素へ通知する。
[第2の実施形態]
本発明の実施形態は、ハンドオーバ方法を提供する。方法は、図4に示されている通信システムに適用される。通信システムは、端末デバイスと、アクセスネットワークデバイスと、第1のコアネットワークデバイスと、第2のコアネットワークデバイスとを備える。第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって、端末デバイスと通信を行う。第2の実施形態は基本的に、第1の実施形態と同様であることが分かる。相違点が以下の通りである。第1の実施形態において、第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定するが、第2の実施形態において、アクセスネットワークデバイスは、切り替えが必要とされていると決定する。
アクセスネットワークデバイスにより開始されたハンドオーバ手順に基づき、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続は、アクセスネットワークデバイスを切り替えることなく、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられ得て、これにより、ネットワーク通信要求が効率的に満たされる。
説明の簡潔さのため、同じ参照番号は図4および図3の同じ部分のために用いられる。したがって、詳細は再び説明されない。段階421、422、423および424などの異な部分は、詳細に説明される。図3の関連説明は、図4の技術的解決手段を説明するために用いられ得ることが理解され得る。
図4に示されているように、方法は、以下の段階を含む。
311.端末デバイスが、アクセスネットワークデバイスを用いることによって第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。
312.アクセスネットワークデバイスが、第1のメッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む。
421.アクセスネットワークデバイスが、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定する。さらに、アクセスネットワークデバイスは、アクセスネットワークの条件、または第2のコアネットワークデバイスの状態に基づき、切り替えを開始し得る。例えば、アクセスネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスの負荷状態に基づき、これ以上サービスを受け入れることができないと推測する。代わりに、アクセスネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスのメッセージを受信し、切り替えが必要とされていることを通知され、この場合、アクセスネットワークデバイスは、切り替えが必要とされていると能動的決定する。アクセスネットワークデバイスは代わりに、切り替えをトリガするように、別のネットワーク要素により送信されるメッセージを受信し得ることが理解され得る。
422.アクセスネットワークデバイスは、変更メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子である。
任意選択的に、変更メッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、および/または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含み得る。2つのタイプの情報は、第2のコアネットワークデバイスにより用いられることが理解され得る。第2のコアネットワークデバイスが別の方式において情報または情報の一部を知った場合、段階312または段階422を用いることによって既知の情報を送信することが不必要である。第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、および第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報の一方または両方は、段階312における第1のメッセージを用いることによって送信され得ることが理解され得る。この場合、段階422における変更メッセージは、第1のメッセージを用いることによって送信された情報を含まない場合がある。代わりに、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、および第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報の一方または両方は、段階422における変更メッセージを用いることによって送信され得る。この場合、段階312における第1のメッセージは、変更メッセージを用いることによって送信される必要がある情報を含まない場合があり、または、段階312でさえ省略される。
423.第2のコアネットワークデバイスが、変更肯定応答メッセージを生成し、ここで、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった3つの項目のうち1つまたはそれらの組み合わせを含む。第2のコアネットワークデバイスは、変更メッセージを受信し、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを知り、それに対応して、通信リソースを準備する。第1のコアネットワークデバイスが問題なく端末デバイスに接続することを可能にするように、第2のコアネットワークデバイスは、対応する情報を送信する。端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報は、図3における解決手段のそれらと同様であり、または一致する。詳細は再び説明されない。
424.第2のコアネットワークデバイスが、変更肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信する。
任意選択的に、第2のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報に基づき、第1のコアネットワークデバイスを発見し得る。
325.第1のコアネットワークデバイスは、変更指示メッセージを生成し、ここで、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される。
327.第1のコアネットワークデバイスが、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信する。
328.アクセスネットワークデバイスが更新メッセージを生成し、ここで、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新し、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。端末デバイスの更新済み鍵は、端末デバイス上に記憶されているローカルキーに基づき、取得される。
329.アクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを端末デバイスへ通知し、ここで、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新し、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。
341.端末デバイスが、ローカルキーを更新し、および/または更新メッセージに基づき、非アクセス層NASタイプを変更する。
331.アクセスネットワークデバイスが肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了することを示すために用いられる。
332.第1のコアネットワークデバイスが、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと、第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
方法はさらに、段階331および332の代わりとして、段階331'を備えてよい:アクセスネットワークデバイスが解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
さらに、第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放する(不図示)。
アクセスネットワークデバイスにより開始されたハンドオーバ手順に基づき、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続は、アクセスネットワークデバイスを切り替えることなく、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられ得て、これにより、ネットワーク通信要求が効率的に満たされる。
図4のフローチャートにおいて、破線は、段階が任意選択的なものであることを示す。具体的には、段階311、312、313および313'のうち1つまたはそれらの組み合わせは、省略されてよく、段階331、332および331'のうち1つまたはそれらの組み合わせは、省略されてよい。
図4の様々なネットワーク要素に対して、以下の異なる方法が取得され得る。以下の方法は、図4の方法と一致し、同じ部分について、詳細は再び説明されない。図3および図4における方法の段階および関連説明は、以下の方法に対して参照を提供し得て、以下の方法と同様の利点を有する。説明の簡潔さのため、詳細は再び説明されない。以下の方法において第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行うことが理解され得る。
ハンドオーバ方法が、第2のコアネットワークデバイスにより用いられ、第2のコアネットワークデバイスが、変更メッセージを受信する段階であって、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる、段階を備える。任意選択的に、変更メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子である。
423.第2のコアネットワークデバイスが、変更肯定応答メッセージを生成し、ここで、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることがあることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった3つの項目のうち1つまたはそれらの組み合わせを含む。
424.第2のコアネットワークデバイスは、変更肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信する。
第2のコアネットワークデバイスは、変更メッセージを送信し、ハンドオーバ手順をトリガして別のネットワーク要素が切り替えのために準備することを可能にする。したがって、ネットワークの要求が満たされる。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、以下の段階を備えてよい:311.端末デバイスが第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第2のコアネットワークデバイスが、第1のメッセージを受信する段階であって、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む、段階を備える。
第2のコアネットワークデバイスは、ハンドオーバ手順のために十分に準備するように、第1のメッセージを用いることによってハンドオーバ手順において必要とされる情報を知り得る。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第2のコアネットワークデバイスが、解放メッセージを受信する段階であって、解放メッセージが第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる、段階を備える。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第2のコアネットワークデバイスが、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放する段階を備える。
第2のコアネットワークデバイスは、前述の解放手順を用いることによってリソース解放を完了し得て、リソースを節約する。
ハンドオーバ方法が第1のコアネットワークデバイスにより用いられ、第1のコアネットワークデバイスが、変更肯定応答メッセージを受信する段階であって、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる、段階を備える。任意選択的に、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった3つの項目のうち1つまたはそれらの組み合わせを含む。
325.第1のコアネットワークデバイスが、変更指示メッセージを生成し、ここで、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイス識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される。
327.第1のコアネットワークデバイスが、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信する。
第1のコアネットワークデバイスは、変更肯定応答メッセージを受信することによって、第1のコアネットワークデバイスが端末デバイスと接続する必要があることを知り得て、第1のコアネットワークデバイスは、ネットワークの要求を満たすように、変更指示メッセージを用いることによって、第1のコアネットワークデバイスよび第2のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備することを、別のネットワーク要素へ通知し得る。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって、端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第1のコアネットワークデバイスが、肯定応答メッセージを受信する段階であって、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる、段階を備える。
332.第1のコアネットワークデバイスが解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
前述の解放手順に基づき、第1のコアネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスがリソース解放を完了するのに役に立ち得て、リソースを節約する。
ハンドオーバ方法が、アクセスネットワークデバイスにより用いられ、以下の段階を備える。
421.アクセスネットワークデバイスが、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられることが必要であると決定する。
422.アクセスネットワークデバイスが変更メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられることが必要であることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。変更メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子である。
アクセスネットワークデバイスは、切り替えが必要とされていると決定し、変更メッセージを送信し、ハンドオーバ手順をトリガして別のネットワーク要素が切り替えのために準備することを可能にする。したがって、ネットワークの要求が満たされる。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、アクセスネットワークデバイスが、第1のメッセージを送信する段階であて、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む、段階を備える。
アクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバ手順のために十分に準備するように、第1のメッセージを用いることによってハンドオーバ手順において必要とされる情報を、別のネットワーク要素へ通知し得る。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、アクセスネットワークデバイスが、変更指示メッセージを受信する段階であって、変更指示メッセージがアクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる、段階を備える。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。
328.アクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを生成し、ここで、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。端末デバイスの更新済み鍵は、端末デバイス上に記憶されているローカルキーに基づいて取得される。
329.アクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを端末デバイスへ通知する。
アクセスネットワークデバイスは、変更指示メッセージを受信することによって、第2のコアネットワークデバイスおよび第1のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備していることを知り得る。アクセスネットワークデバイスは、ネットワークの要求を満たすように、更新メッセージを生成して送信することによって、端末側で更新手順を開始し得る。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、以下の段階を備える。
331.アクセスネットワークデバイスが、肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、以下の段階を備える。
331'.アクセスネットワークデバイスが解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
第2のコアネットワークデバイスは、前述の解放手順を用いることによって、リソース解放を完了し得て、リソースを節約する。
ハンドオーバ方法が、端末デバイスにより用いられ、端末デバイスが更新メッセージを受信する段階であって、更新メッセージは端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる、段階と、端末デバイスが、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新する段階とを備える。
NASタイプを更新する段階は、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプを、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプに更新する段階を含み、端末デバイスの鍵を更新する段階は、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に更新する段階を含む。
端末デバイスは、ネットワークの要求を満たすように、更新メッセージを用いて対応する更新動作を完了することによって、第2のコアネットワークデバイスから第1のコアネットワークデバイスへのハンドオーバを完了し得る。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
本発明の実施形態が通信システムを提供する。通信システムは、端末デバイスと、アクセスネットワークデバイスと、第1のコアネットワークデバイスと、第2のコアネットワークデバイスとを備える。第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。システムは、図4に示されているハンドオーバ方法を用いてよい。さらに、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、異なるコアネットワーク技術を用いてよい。図3における説明を参照されたい。
以下のデバイスは、図4において説明されている方法の段階に関連してよい。したがって、図3および図4における方法の段階および関連説明は、以下のデバイスに対して、参照を提供し得て、以下のデバイスと同様の利点を有する。説明の簡潔さのため、詳細は再び説明されない。以下の実施形態において、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって、端末デバイスと通信を行うことが理解され得る。
図4−1に示されているように、第2のコアネットワークデバイス490は、変更メッセージを受信するよう構成される送受信ユニット4902であって、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられ、任意選択的に、変更メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子である、送受信ユニット4902と、変更肯定応答メッセージを生成するよう構成される処理ユニット4901であって、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられ、任意選択的に、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった3つの項目のうち1つまたはそれらの組み合わせを含む、処理ユニット4901とを含む。
送受信ユニット4902はさらに、変更肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
第2のコアネットワークデバイスは、変更メッセージを送信し、ハンドオーバ手順をトリガして別のネットワーク要素が切り替えのために準備することを可能にする。したがって、ネットワークの要求が満たされる。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、端末デバイスは、第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、送受信ユニットは、第1のメッセージを受信するよう構成され、ここで、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む。
第2のコアネットワークデバイスは、ハンドオーバ手順のために十分に準備するように、第1のメッセージを用いることによってハンドオーバ手順において必要とされる情報を知り得る。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、送受信ユニットは、解放メッセージを受信するよう構成され、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、処理ユニットは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう構成される。
第2のコアネットワークデバイスは、前述の解放手順を用いることによってリソース解放を完了し得て、リソースを節約する。
図4−2に示されているように、第1のコアネットワークデバイス480は、変更肯定応答メッセージを受信するよう構成される送受信ユニット4802であって、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられ、任意選択的に、変更肯定応答メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった3つの項目のうち1つまたはそれらの組み合わせを含む、送受信ユニット4802と、変更指示メッセージを生成するよう構成される処理ユニット4801であって、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行うるよう指示するよう指示するために用いられ、任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される、処理ユニット4801とを含む。
送受信ユニット4802はさらに、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
第1のコアネットワークデバイスは、変更肯定応答メッセージを受信することによって、第1のコアネットワークデバイスが端末デバイスと接続する必要があることを知り得て、第1のコアネットワークデバイスは、変更指示メッセージを用いることによって、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備していることを、別のネットワーク要素へ通知し得て、ネットワークの要求を満たす。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、第1のコアネットワークデバイスにおいて、送受信ユニットは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる肯定応答メッセージを受信し、第2のコアネットワークデバイスに端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる解放メッセージを、第2のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
前述の解放手順に基づいて、第1のコアネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスがリソース解放を完了するのに役に立ち得て、リソースを節約する。
図4−3に示されているように、アクセスネットワークデバイス470は、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定するよう構成される処理ユニット4701と、変更メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される送受信ユニット4702であって、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる、送受信ユニット4702とを含む。任意選択的に、変更メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子である。
アクセスネットワークデバイスは、切り替えが必要とされていると決定し、変更メッセージを送信し、ハンドオーバ手順をトリガして別のネットワーク要素が切り替えのために準備することを可能にする。したがって、ネットワークの要求が満たされる。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、アクセスネットワークデバイスにおいて、送受信ユニット4702は、第1のメッセージを送信するよう構成され、ここで、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む。
アクセスネットワークデバイスは、第1のメッセージを用いることによって、ハンドオーバ手順において必要とされる情報を、別のネットワーク要素へ通知し得て、ハンドオーバ手順のために十分に準備する。
さらに、アクセスネットワークデバイスにおいて、送受信ユニット4702は、変更指示メッセージを受信するよう構成され、ここで、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。
処理ユニット4701は、更新メッセージを生成するよう構成され、ここで、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。
送受信ユニット4702は、更新メッセージを端末デバイスへ通知するよう構成される。
アクセスネットワークデバイスは、変更指示メッセージを受信することによって、第2のコアネットワークデバイスおよび第1のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備していることを知り得る。アクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを生成して送信することによって、端末側で更新手順を開始し得て、ネットワークの要求を満たす。
さらに、アクセスネットワークデバイスにおいて、処理ユニット4701は、肯定応答メッセージを生成するよう構成され、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられ、送受信ユニット4702は、肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
さらに、アクセスネットワークデバイスにおいて、処理ユニット4701は、解放メッセージを生成するよう構成され、っこで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられ、送受信ユニット4702は、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
第2のコアネットワークデバイスは、前述の解放手順を用いることによってリソース解放を完了し得て、リソースを節約する。
図4−4に示されているように、端末デバイスは、更新メッセージを受信するよう構成される送受信ユニット4602であって、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる、送受信ユニット4602と、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう構成される処理ユニット4601とを含む。
NASタイプを更新することは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプを、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプに更新することを含み、端末デバイスの鍵を更新することは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に更新することを含む。
端末デバイスは、更新メッセージを用いて対応する更新動作を完了することによって、第2のコアネットワークデバイスから第1のコアネットワークデバイスへのハンドオーバを完了し得て、ネットワークの要求を満たす。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
[第3の実施形態]
本発明の実施形態がハンドオーバ方法を提供する。方法は、図5に示されている通信システムに適用され、通信システムは、端末デバイスと、第1のアクセスネットワークデバイスと、第2のアクセスネットワークデバイスと、第1のコアネットワークデバイスと、第2のコアネットワークデバイスとを備える。第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じ第1のアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。さらに、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、異なるコアネットワーク技術を用いてよい。図3における説明を参照されたい。第1のアクセスネットワークデバイスは、2つの異なるコアネットワーク技術と互換性を有し得る。
第3の実施形態は、第1の実施形態と部分的に同様であることが分かる。端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることにおいて同じであり、相違点は、端末デバイスが、第1のアクセスネットワークデバイスを用いる代わりに、第2のアクセスネットワークデバイスを用いることによって最初に第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立することである。第2のアクセスネットワークデバイスは必ずしも、第1のコアネットワークデバイスに直接接続する必要がない。説明の簡潔さのため、同じ参照番号が、図5および図3における同じ部分または同様の部分に用いられる。したがって、詳細は再び説明されない。図3における関連説明は、図5における技術的解決手段を説明するために用いられ得ることが理解され得る。
図5に示されているように、方法は、以下の段階を備える。
311.端末デバイスが第2のアクセスネットワークデバイスを用いることによって、第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。端末デバイスは、既知の方式で第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立し得る。通常、端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスを用いることによって第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。しかしながら、当業者は、接続が別の方式で確立され得ることを理解し得る。例えば、端末デバイスは、メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ直接送信する。
312.第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のメッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む。第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報は、第2のコアネットワークデバイスにより第1のコアネットワークデバイスへ送信される予定のメッセージのルートを示すために用いられる。図3における関連説明を参照されたい。
313.第2のコアネットワークデバイスが能力メッセージを受信し、ここで、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる。能力メッセージは、端末デバイスにより第2のコアネットワークデバイスへ送信されてよく、または、第1のアクセスネットワークデバイスにより第2のコアネットワークデバイスへ送信されてよいことが理解され得る。例えば、能力メッセージは、非アクセス層NASメッセージであってよい。
514.第2のアクセスネットワークデバイスがハンドオーバメッセージを生成し、ここで、ハンドオーバメッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを示すために用いられる。さらに、ハンドオーバメッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子を含み、例えば、S1 AP UE IDであり得る。第2のアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバメッセージに基づき、アクセスネットワークデバイス間のハンドオーバ手順を開始する。具体的には、第2のアクセスネットワークデバイスがアクセスネットワークデバイス間のハンドオーバ手順を開始する必要がある条件を決定するために、従来技術におけるセル間ハンドオーバの関連技術を参照されたい。
515.第2のアクセスネットワークデバイスがハンドオーバメッセージを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信する。
第2のアクセスネットワークデバイスは、ハンドオーバメッセージを送信し、別のネットワーク要素に、端末デバイスとの接続を確立するように準備するよう指示する。
516.第1のアクセスネットワークデバイスが報告メッセージを生成し、ここで、報告メッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。さらに、報告メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。第2の実施形態における変更メッセージと同様に、報告メッセージはさらに、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含んでよい。
517.第1のアクセスネットワークデバイスが報告メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信する。段階514から517は、従来のセル間ハンドオーバ手順に同様のであり、具体的には、端末デバイスは、第2のネットワークにおける第2のアクセスネットワークデバイスから第1のアクセスネットワークデバイスへハンドオーバされる必要があるが、第1のアクセスネットワークデバイスはさらに、第1のコアネットワークデバイスと接続され、相対的に特殊なアクセスネットワークデバイスであることが理解され得る。
521.第2のコアネットワークデバイスが、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定する。図3における段階321を参照されたい。詳細は、再び説明されない。例えば、第2のコアネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスの5Gのサービス能力が不十分であり、第1のアクセスネットワークデバイスの4Gのサービス能力を用いることが必要であると考え、したがって、コアネットワークデバイス間のハンドオーバ手順が開始される。それに対応して、第2のアクセスネットワークデバイスから第1のアクセスネットワークデバイスへのハンドオーバが実行されるが、ネットワークタイプも変更される。
523.第2のコアネットワークデバイスが変更メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられることが必要であることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容のうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む。段階323を参照されたい。詳細は再び説明されない。
325.第1のコアネットワークデバイスが変更指示メッセージを生成し、ここで、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される。図3における解決手段を参照されたい。
327.第1のコアネットワークデバイスが変更指示メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信する。さらに、第1のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報に基づき、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信し得る。
328.第1のアクセスネットワークデバイスが更新メッセージを生成し、ここで、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。端末デバイスの更新済み鍵は、端末デバイス上に記憶されているローカルキーに基づいて、取得される。任意選択的に、新規キーが、第1のコアネットワークデバイスの推定方法と同じ推定方法を用いることによって、ローカルキーから推定される。
アクセスネットワークデバイスは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報に基づき、鍵を更新する必要がある端末デバイスを知り得る。アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスと通信を行うときに第2の鍵を用いるように、第2の鍵を受信してローカルに記憶する。
529.第1のアクセスネットワークデバイスが更新メッセージを端末デバイスへ通知する。
第1のアクセスネットワークデバイスが第2のアクセスネットワークデバイスからのセル間のハンドオーバを完了した場合、言い換えれば、第1のアクセスネットワークデバイスが端末デバイスとの直接接続を確立した場合、もはや第2のアクセスネットワークデバイスを用いる必要がなく、第1のアクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを端末デバイスへ直接通知し得ることが理解され得る。代替的な解決手段として、第1のアクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを転送するように第2のアクセスネットワークデバイスを用いてよく(不図示)、言い換えれば、第2のアクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを処理せずに更新メッセージを転送するのみであることが理解され得る。
任意選択的に、方法はさらに、第1のアクセスネットワークデバイスが、メッセージを第2のアクセスネットワークデバイスへ送信する段階(不図示)であって、メッセージは、切り替えが完了しており、端末デバイスとの接続が解放され得ることを、第2のアクセスネットワークデバイスに示すために用いられる、段階を備え得る。メッセージは、更新メッセージの前に送信されてよく、または更新メッセージの後に送信されてよく、同様の機能は代わりに、更新メッセージに保持されている情報を用いることによって完了され得る。
341.端末デバイスが、更新メッセージに基づき、ローカルキーを更新する、および/または非アクセス層NASタイプを変更する。図3における解決手段を参照されたい。
331.アクセスネットワークデバイスが肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる。
332.第1のコアネットワークデバイスが解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
方法はさらに、段階331および332の代わりとして、段階331'を備えてよい:アクセスネットワークデバイスが、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
さらに、第2のコアネットワークデバイスは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放する(不図示)。
第2のコアネットワークデバイスにより開始されたハンドオーバ手順に基づき、端末デバイスと第2のコアネットワークとの間の接続は、アクセスネットワークデバイスを切り替えることなく、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられ得て、これにより、ネットワーク通信要求が効率的に満たされる。
端末デバイスに対して、最初には従来のセル間ハンドオーバのみが開始される。具体的には、第2のアクセスネットワークデバイスから第1のアクセスネットワークデバイスへのハンドオーバが実行される。しかしながら、第2のコアネットワークデバイスへのアクセスに加えて、第1のアクセスネットワークデバイスは、第1のコアネットワークデバイスへアクセスするので、第2のコアネットワークデバイスはさらに、従来のセル間ハンドオーバに基づき、第2のコアネットワークデバイスから第1のコアネットワークデバイスへのハンドオーバをトリガし、これにより、異なるサービス品質が提供される。例えば、UEはもともと、5Gネットワークにおいてのみ、セル間ハンドオーバを実行する。ターゲット基地局がe−eNBであり、基地局が4Gネットワークにもアクセスし得るので、5Gのコアネットワークデバイスはさらに、UEを4Gネットワークへハンドオーバし、対応するコアネットワークデバイスも4GのEPCとなる。5Gネットワークを確立する初期段階において、5Gのサービス能力が不十分であるので、前述の解決手段を用いることによって、UEは、4Gネットワークへより迅速にハンドオーバされることができることが分かり、これにより、ハンドオーバ要求が満たされることが分かる。
図5のフローチャートにおいて、破線は、段階が任意選択的なものであることを示す。具体的には、段階311、312、313および313'のうち1つまたはそれらの組み合わせは省略されてよく、段階331、332および331'のうち1つまたはそれらの組み合わせは省略されてよい。図3における説明を参照されたい。
図5における様々なネットワーク要素に対して、以下の異なる方法が得られ得る。以下の方法は、図5における方法と一致し、同じ部分に対して、詳細は再び説明されない。図5における方法の段階および関連説明は、以下の方法に対して、参照を提供し得て、以下の方法と同様の利点を有する。説明の簡潔さのため、詳細は再び説明されない。以下の方法において、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じ第1のアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行うことが理解され得る。
ハンドオーバ方法が第2のコアネットワークデバイスにより用いられ、第2のコアネットワークデバイスが、報告メッセージを受信する段階であって、報告メッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる、段階を備える。さらに、報告メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。
521.第2のコアネットワークデバイスが端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定する。
523.第2のコアネットワークデバイスが変更メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容のうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む。
第2のコアネットワークデバイスは、切り替えが必要とされていると決定し、変更メッセージを送信し、ハンドオーバ手順をトリガして別のネットワーク要素が切り替えのために準備することを可能にする。したがって、ネットワークの要求が満たされる。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって、端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、以下の段階を備える:311.端末デバイスが第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第2のコアネットワークデバイスが、第1のメッセージを受信する段階であって、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む、段階、および/または、第2のコアネットワークデバイスが、能力メッセージを受信する段階であって、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる、段階を備える。
第2のコアネットワークデバイスは、ハンドオーバ手順のために十分に準備するように、第1のメッセージまたは能力メッセージを用いることによって、ハンドオーバ手順において必要とされる情報を知り得る。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第2のコアネットワークデバイスが、解放メッセージを受信する段階であって、解放メッセージは第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる、段階を備える。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第2のコアネットワークデバイスが、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放する段階を備える。
第2のコアネットワークデバイスは、前述の解放手順を用いることによって、リソース解放を完了し得て、リソースを節約する。
ハンドオーバ方法が、第1のコアネットワークデバイスにより用いられ、第1のコアネットワークデバイスが、変更メッセージを受信する段階であって、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続い切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる、段階を備える。任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容のうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む。
325.第1のコアネットワークデバイスが、変更指示メッセージを生成し、ここで、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される。
327.第1のコアネットワークデバイスが変更指示メッセージを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信する。さらに、第1のコアネットワークデバイスは、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報に基づき、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信し得る。
第1のコアネットワークデバイスは、変更メッセージを受信することによって、第1のコアネットワークデバイスが端末デバイスと接続することが必要であることを知り得て、第1のコアネットワークデバイスは、変更指示メッセージを用いることによって、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備していることを、別のネットワーク要素へ通知し得て、ネットワークの要求を満たす。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって、端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、第1のコアネットワークデバイスが肯定応答メッセージを受信する段階であって、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる、段階を備える。
332.第1のコアネットワークデバイスが解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
前述の解放手順に基づき、第1のコアネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスがリソース解放を完了するのに役に立ち得て、リソースを節約する。
ハンドオーバ方法が第1のアクセスネットワークデバイスにより用いられ、第1のアクセスネットワークデバイスがハンドオーバメッセージを受信する段階であって、ハンドオーバメッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを示すために用いられる、段階を備える。さらに、ハンドオーバメッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子を含む。
516.第1のアクセスネットワークデバイスが報告メッセージを生成し、ここで、報告メッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。さらに、報告メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。
517.第1のアクセスネットワークデバイスが報告メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信する。
任意選択的に、報告メッセージはさらに、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含んでよい。
ハンドオーバメッセージを用いて報告メッセージを生成することによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、切り替えのために準備し、関連情報をコアネットワークデバイスへ送信してよく、ネットワークの要求を満たす。
ハンドオーバ方法は、第1のアクセスネットワークデバイスにより用いられ、アクセスネットワークデバイスが、変更指示メッセージを受信する段階であって、変更指示メッセージは、第1のアクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる、段階を備える。任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。
328.アクセスネットワークデバイスが更新メッセージを生成し、ここで、更新メッセージは端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる。
529アクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを端末デバイスへ通知する。
アクセスネットワークデバイスは、変更指示メッセージを受信することによって、第2のコアネットワークデバイスおよび第1のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備したことを知り得る。アクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを生成して送信することによって、端末側で更新手順を開始し得て、ネットワークの要求を満たす。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、アクセスネットワークデバイスが、第1のメッセージを送信する段階であって、第1のメッセージが第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む、段階を備える。
アクセスネットワークデバイスは、第1のメッセージを用いることによって、ハンドオーバ手順において必要とされる情報を別のネットワーク要素へ通知し得て、ハンドオーバ手順のために十分に準備する。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、以下の段階を備える。
331.アクセスネットワークデバイスが肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられる。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、以下の段階を含む。
331'.アクセスネットワークデバイスが解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信し、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
前述の解放手順に基づき、クセスネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスがリソース解放を完了するのに役に立ち得て、リソースを節約する。
ハンドオーバ方法が端末デバイスにより用いられ、端末デバイスが、更新メッセージを受信する段階であって、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる、段階と、端末デバイスが、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新する段階とを備える。
端末デバイスは、更新メッセージを用いて対応する更新動作を完了することによって、第2のコアネットワークデバイスから第1のコアネットワークデバイスへのハンドオーバを完了し得て、ネットワークの要求を満たす。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、ハンドオーバ方法はさらに、端末デバイスが、能力メッセージを送信する段階であって、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる、段階を備える。
端末デバイスは、能力情報を用いることによって、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの通信をサポートし得ることを、別のネットワーク要素へ通知し、切り替えのために十分に準備する。
ハンドオーバ方法がアクセスネットワークデバイスにより用いられる。アクセスネットワークデバイスは、第2のアクセスネットワークデバイスであり、方法は、以下の段階を備える。
514.アクセスネットワークデバイスがハンドオーバメッセージを生成し、ここで、ハンドオーバメッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを示すために用いられる。さらに、ハンドオーバメッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む。第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子を含み、例えば、S1 AP UE IDであってよい。
515.アクセスネットワークデバイスがハンドオーバメッセージを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信する。
第2のアクセスネットワークデバイスがハンドオーバメッセージを送信し、別のネットワーク要素に、端末デバイスとの接続を確立するように準備するよう指示する。
本発明の実施形態が通信システムを提供する。通信システムは、端末デバイスと、第1のアクセスネットワークデバイスと、第2のアクセスネットワークデバイスと、第1のコアネットワークデバイスと、第2のコアネットワークデバイスとを備える。第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じ第1のアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。システムは、図に示されているハンドオーバ方法を用いてよい。さらに、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、異なるコアネットワーク技術を用いてよい。例えば、第1のコアネットワークデバイスは、LTEコアネットワーク技術規格を用いるコアネットワークデバイスであってよく、第2のコアネットワークデバイスは、5Gコアネットワーク技術規格を用いるコアネットワークデバイスであってよい。他の例に対して、第1のコアネットワークデバイスは、5Gコアネットワーク技術規格を用いるコアネットワークデバイスであってよく、第2のコアネットワークデバイスは、LTEコアネットワーク技術規格を用いるコアネットワークデバイスであってよい。第1のアクセスネットワークデバイスは、2つの異なるコアネットワーク技術と互換性を有し得る。
以下のデバイスは、図5に説明されている方法の段階に関連し得る。したがって、図における方法の段階および関連説明は、以下のデバイスに対して、参照を提供し得て、以下のデバイスと同様の利点を有する。説明の簡潔さのため、詳細は再び説明されない。以下の実施形態において、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じ第1のアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行うことが理解され得る。
図5−1に示されているように、第2のコアネットワークデバイス590は、報告メッセージを受信するよう構成される送受信ユニット5902であって、報告メッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられ、さらに、報告メッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む、送受信ユニット5902と、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があると決定するよう構成される処理ユニット5901とを含む。
送受信ユニット5902はさらに、変更メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成され、ここで、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる。任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、および/または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む。
第2のコアネットワークデバイスは、切り替えが必要とされていると決定し、変更メッセージを送信し、ハンドオーバ手順をトリガして別のネットワーク要素が切り替えのために準備することを可能にする。したがって、ネットワークの要求が満たされる。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、端末デバイスは、第2のコアネットワークデバイスとの接続を確立する。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、送受信ユニットは、第1のメッセージを受信するよう構成され、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含み、および/または、送受信ユニットは、能力メッセージを受信するよう構成され、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる。
第2のコアネットワークデバイスは、第1のメッセージまたは能力メッセージを用いることによってハンドオーバ手順において必要とされる情報を知り得て、ハンドオーバ手順のために十分に準備する。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、送受信ユニットは、解放メッセージを受信するよう構成され、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
さらに、第2のコアネットワークデバイスにおいて、処理ユニットは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう構成される。
第2のコアネットワークデバイスは、前述の解放手順を用いることによって、リソース解放を完了し得て、リソースを節約する。
図5−2に示されているように、第1のコアネットワークデバイス580は、変更メッセージを受信するよう構成される送受信ユニット5802であって、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられ、任意選択的に、変更メッセージは、端末デバイスの第1の鍵、第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報、および第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報といった内容のうち少なくとも1つまたはそれらの組み合わせを含む、送受信ユニット5802と、変更指示メッセージを生成するよう構成される処理ユニット5801であって、変更指示メッセージは、アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられ、任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2の鍵は、第1の鍵に基づいて取得される、処理ユニット5801とを含む。
送受信ユニット5802はさらに、変更指示メッセージをアクセスネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
第1のコアネットワークデバイスは、変更メッセージを受信することにより、第1のコアネットワークデバイスが端末デバイスと接続する必要があることを知り得て、第1のコアネットワークデバイスは、変更指示メッセージを用いることによって、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備していることを、別のネットワーク要素へ通知し得て、ネットワークの要求を満たす。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、第1のコアネットワークデバイスにおいて、送受信ユニットは、肯定応答メッセージを受信するよう構成され、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられ、送受信ユニットは、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成され、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられる。
前述の解放手順に基づき、第1のコアネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスがリソース解放を完了するのに役に立ち得て、リソースを節約する。
図5−3に示されているように、アクセスネットワークデバイス570が提供される。アクセスネットワークデバイスは、第1のアクセスネットワークデバイスであり、ハンドオーバメッセージを受信するよう構成される送受信ユニット5702であって、ハンドオーバメッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを示すために用いられ、さらに、ハンドオーバメッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子を含む、送受信ユニット5702と、報告メッセージを生成するよう構成される処理ユニット5701であって、報告メッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられ、さらに、報告メッセージが第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスお識別子についての情報を含む、処理ユニット5701とを含む。
送受信ユニット5702はさらに、報告メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
任意選択的に、報告メッセージはさらに、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含み得る。
ハンドオーバメッセージを用いて報告メッセージを生成することによって、第1のアクセスネットワークデバイスは、切り替えのために準備し、関連情報をコアネットワークデバイスへ送信してよく、ネットワークの要求を満たす。
第1のアクセスネットワークデバイス570は、変更指示メッセージを受信するよう構成される送受信ユニット5702であって、変更メッセージは、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、端末デバイスと第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを第1のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられ、任意選択的に、変更指示メッセージは、端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含む、送受信ユニット5702と、更新メッセージを生成するよう構成される処理ユニット5701であって、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる、処理ユニット5701とを含む。
送受信ユニット5702はさらに、更新メッセージを端末デバイスへ通知するよう構成される。
アクセスネットワークデバイスは、変更指示メッセージを受信することによって、第2のコアネットワークデバイスおよび第1のコアネットワークデバイスが切り替えのために十分に準備することを知り得る。アクセスネットワークデバイスは、更新メッセージを生成して送信することによって、端末側で更新手順を開始し得て、ネットワークの要求を満たす。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
さらに、アクセスネットワークデバイスにおいて、処理ユニット5701は、第1のメッセージを生成するよう構成され、第1のメッセージは、第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおけるアクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含み、送受信ユニット5702は、第1のメッセージを送信するよう構成される。
アクセスネットワークデバイスは、第1のメッセージを用いることによって、ハンドオーバ手順において必要とされる情報を、別のネットワーク要素へ通知し得て、ハンドオーバ手順のために十分に準備する。
さらに、アクセスネットワークデバイスにおいて、処理ユニット5701は、肯定応答メッセージを生成するよう構成され、ここで、肯定応答メッセージは、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスが切り替えを完了していることを示すために用いられ、送受信ユニット5702は、肯定応答メッセージを第1のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
さらに、アクセスネットワークデバイスにおいて、処理ユニット5701は、解放メッセージを生成するよう構成され、ここで、解放メッセージは、第2のコアネットワークデバイスに、端末デバイスと第2のコアネットワークデバイスとの間の接続を解放するよう指示するために用いられ、送受信ユニット5702は、解放メッセージを第2のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成される。
前述の解放手順に基づき、クセスネットワークデバイスは、第2のコアネットワークデバイスがリソース解放を完了するのに役に立ち得て、リソースを節約する。
図5−4に示されているように、端末デバイスは、更新メッセージを受信するよう構成される送受信ユニット5602であって、更新メッセージは、端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられ、任意選択的に、更新メッセージは、端末デバイスに、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる、送受信ユニット5602と、NASタイプを更新する、および/または端末デバイスの鍵を更新するよう構成される処理ユニット5601とを含む。
端末デバイスは、更新メッセージを用いて対応する更新動作を完了することによって、第2のコアネットワークデバイスから第1のコアネットワークデバイスへのハンドオーバを完了し得て、ネットワークの要求を満たす。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって、端末デバイスと通信を行う。
さらに、端末デバイスにおいて、処理ユニットは、能力メッセージを生成するよう構成され、ここで、能力メッセージは、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを端末デバイスがサポートすることを示すために用いられ、送受信ユニットは、能力メッセージを送信するよう構成される。
端末デバイスは、能力メッセージを用いることによって、端末デバイスが第1のコアネットワークデバイスとの通信をサポートし得ることを、別のネットワーク要素へ通知し、切り替えのために十分に準備する。
図5−5に示されているように、第2のアクセスネットワークデバイス550は、ハンドオーバメッセージを生成するよう構成される処理ユニット5501であって、ハンドオーバメッセージは、端末デバイスと第2のアクセスネットワークデバイスとの間の接続が端末デバイスと第1のアクセスネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを示すために用いられ、さらに、ハンドオーバメッセージは、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子についての情報を含み、第2のコアネットワークインターフェース上の端末デバイスの識別子は、アクセスネットワークデバイスが第2のコアネットワークデバイスと通信を行うインタフェース上の端末デバイスを識別するために用いられる識別子を含む、処理ユニット5501と、ハンドオーバメッセージを第1のアクセスネットワークデバイスへ送信するよう構成される送受信ユニット5502とを含む。
端末デバイスは、更新メッセージを用いて対応する更新動作を完了することによって、第2のコアネットワークデバイスから第1のコアネットワークデバイスへのハンドオーバを完了し得て、ネットワークの要求を満たす。ネットワークにおいて、第1のコアネットワークデバイスおよび第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって端末デバイスと通信を行う。
前述の実施形態において、図3から図5に示されているコアネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイス、および端末デバイスは包括的に、通信デバイスと称される。これらの通信デバイスにおいて用いられる処理ユニットは、プロセッサにより実行されてよく、送受信ユニットは、送受信機により実行されてよい。送受信機はまた、送信機、受信機、およびアンテナなどの必要な構成要素を含んでよい。図6または図7に示されている構造は、これらの通信デバイスのために用いられてよい。説明をしやすくするために、詳細は説明されない。
図示されていないが、通信デバイスはさらに、入力装置、出力装置、およびバッテリなどの別の装置を含んでよいことが理解され得る。プロセッサは、1または複数のソフトウェアプログラムを操作する機能を含んでよい。ソフトウェアプログラムは、メモリに記憶されてよい。プロセッサ、およびメモリに記憶されているソフトウェア指示は通常、通信デバイスにより実行される動作として構成され得る。例えば、プロセッサは、接続プログラムを操作できる。メモリは、ハードディスク、フロッピ(登録商標)ディスクドライブ、または磁気テープなどの、リードオンリメモリ、フラッシュメモリ、または磁気記憶装置であってよい。メモリは、1または複数のソフトウェアプログラム、指示、情報ブロック、複数のデータ、および同様のものを記憶し得る。
任意選択的に、いくつかの実施形態において、メモリは別々に、図3から図5に示されている方法における通信デバイスにより実行される方法を実行するために用いられる指示を記憶し得る。プロセッサは、メモリに記憶されている指示を実行し得て、(送信機、受信機、およびアンテナなどの)他のハードウェアとの組み合わせで、図3から図5に示されている方法における通信デバイスにより実行される段階を完了してよい。特定の作業処理および有利な効果については、図3から図5に示されている実施形態における通信デバイスの説明を参照されたい。
前述の方法における段階は、プロセッサにおけるハードウェア集積論理回路を用いることによって、またはソフトウェアの形態における指示を用いうことによって、実行できる。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor,DSP)、特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array,FPGA)もしくは別のプログラマブルな論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェア構成要素であってよい。プロセッサは、本発明の実施形態に開示されている方法、段階、および論理ブロック図を実現、または実行し得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよく、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサまたは同様のものであってよい。本発明の実施形態に関連して開示されている方法の段階は、ハードウェア復号プロセッサを用いることによって直接実行されて実現されてよく、または、復号プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを用いることによって実行されて実現され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ(Read−Only Memory,ROM)、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的に消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなどの、当分野における成熟した記憶媒体に位置してよい。記憶媒体は、メモリに位置し、プロセッサは、メモリにおける指示を読み出し、プロセッサのハードウェアとの組み合わせで前述の方法における段階を完了する。
当業者であれば、本明細書において開示された実施形態で説明された例と組み合わせて、各ユニットおよび各アルゴリズムステップが、電子的ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子的ハードウェアとの組み合わせによって実現され得ることを認識し得る。機能がハードウェアまたはソフトウェアによる実行されるかは、技術的解決手段の特定の応用および設計上の制約条件に依存する。当業者は、それぞれの特定の応用に対し、異なる方法を用いることによって、説明されている機能を実行できる。
説明を簡便かつ簡潔にする目的で、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたく、詳細は再びここでは説明されないことを、当業者ならば明白に理解し得る。
本出願において提供されているいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置、および方法が他の方式で実現され得ることを理解されるべきである。例えば、説明されている装置の実施形態は単に例である。例えば、ユニットの区分は単に論理的機能の区分であり、実際の実装方式において他の区分であってよい。例えば、複数のユニットもしくは構成要素が組み合わせられ、もしくは別のシステムに統合されてよく、または、いくつかの特徴が無視されてよく、もしくは実行されなくてよい。加えて、表示または説明された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを用いで実現されてよい。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、または他の形態で実装されてよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に分離されていても、そうでなくてもよい。また、ユニットとして表示された部分は、物理的ユニットであっても、そうでなくてもよく、一箇所に位置してよく、または、複数のネットワークユニットにおいて分散されてよい。これらのユニットの一部又はすべてが、実際の要求に基づいて選択され、実施形態の解決手段の目的を実現してよい。
加えて、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、またはそれらユニットの各々が物理的に単独で存在してよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
これらの機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、別個の製品として販売されるか、または用いられる場合、これらの機能はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。そのような理解に基づいて、本質的には本発明の技術的解決手段、または先行技術に貢献する部分、または一部の技術的解決手段は、ソフトウェア製品の形態で実現されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスなどであってよい)またはプロセッサに、本発明の実施形態において説明された方法の段階のすべてまたはいくつかを実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、プログラムコードを記憶できる、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM、磁気ディスク、または光ディスクなどの任意の媒体を含む。
前述の説明は単に、本発明の実施形態を特定するものであり、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明において開示された技術的範囲内で当業者が容易に考案したあらゆる変形または置き換えは、本発明の保護範囲に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (25)

  1. アクセスネットワークデバイスであって、
    変更指示メッセージを受信するよう構成される送受信ユニットであって、前記変更指示メッセージは、前記アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる、送受信ユニットと、
    更新メッセージを生成するよう構成される処理ユニットであって、前記更新メッセージは、前記端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられる、処理ユニットと
    を備え
    記送受信ユニットはさらに、前記更新メッセージを前記端末デバイスへ送信するよう構成され、
    前記更新メッセージが前記端末デバイスに更新を実行するよう指示するために用いられることは、
    前記更新メッセージが前記端末デバイスに非アクセス層タイプ(NASタイプ)を更新する、および前記端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられることを含み、
    NASタイプを前記更新することは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプを、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプに更新することを含み、
    前記端末デバイスの鍵を前記更新することは、前記第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、前記第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に更新することを含む、アクセスネットワークデバイス。
  2. 前記変更指示メッセージは、前記端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の前記端末デバイスの識別子についての情報を含む、
    請求項1に記載のアクセスネットワークデバイス。
  3. 前記送受信ユニットはさらに、変更メッセージを前記第2のコアネットワークデバイスへ送信するよう構成され、前記変更メッセージは、前記端末デバイスと前記第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が、前記端末デバイスと前記第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられる必要があることを、前記第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる、
    請求項1まは2に記載のアクセスネットワークデバイス。
  4. 前記第2のコアネットワークデバイスは、5Gのコアネットワークデバイス、または新無線(NR)コアネットワークデバイスであり、
    前記第1のコアネットワークデバイスは、ロングタームエボリューション(LTE)コアネットワーク、または進化型パケットコア(EPC)デバイスである、
    請求項1から3の何れか一項に記載のアクセスネットワークデバイス。
  5. 前記処理ユニットは、第1のメッセージを生成するよう構成され、前記第1のメッセージは、前記第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおける前記アクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含み、
    前記送受信ユニットは、前記第1のメッセージを送信するよう構成される、
    請求項1から4の何れか一項に記載のアクセスネットワークデバイス。
  6. 端末デバイスであって、
    更新メッセージを受信するよう構成される送受信ユニットであって、前記更新メッセージは、前記端末デバイスに、非アクセス層タイプ(NASタイプ)を更新する、および前記端末デバイスの鍵を更新するよう指示するよう用いられる、送受信ユニットと、
    前記NASタイプを更新する、および前記端末デバイスの前記鍵を更新するよう構成される処理ユニットと
    を備え、
    NASタイプを前記更新することは、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプを、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプに更新することを含み、
    前記端末デバイスの鍵を前記更新することは、前記第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、前記第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に更新することを含む、
    端末デバイス。
  7. 前記第1のコアネットワークデバイスおよび前記第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって前記端末デバイスと通信を行う、
    請求項6に記載の端末デバイス。
  8. 前記処理ユニットは、能力メッセージを生成するよう構成され、前記能力メッセージは、前記端末デバイスが前記第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを前記端末デバイスがサポートすることを示すために用いられ、
    前記送受信ユニットは、前記能力メッセージを送信するよう構成される、
    請求項6まは7に記載の端末デバイス。
  9. 前記第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、前記第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に前記更新することは、
    前記端末デバイスのローカルキーを前記第1の鍵から前記第2の鍵に切り替えること、および前記ローカルキーと前記第1の鍵との間にマッピング関係が存在することを含む、
    請求項6から8の何れか一項に記載の端末デバイス。
  10. 前記第2のコアネットワークデバイスは、5Gのコアネットワークデバイス、または新無線(NR)コアネットワークデバイスであり、
    前記第1のコアネットワークデバイスは、ロングタームエボリューション(LTE)コアネットワーク、または進化型パケットコア(EPC)デバイスである、
    請求項6から9の何れか一項に記載の端末デバイス。
  11. ハンドオーバ方法であって、
    アクセスネットワークデバイスが、変更指示メッセージを受信する段階であって、前記変更指示メッセージは、前記アクセスネットワークデバイスに、端末デバイスに更新を実行するよう指示するよう指示するために用いられる、段階と、
    前記アクセスネットワークデバイスが、更新メッセージを生成する段階であって、前記更新メッセージは、前記端末デバイスに、更新を実行するよう指示するために用いられる、段階と、
    前記アクセスネットワークデバイスが、前記更新メッセージを前記端末デバイスへ送信する段階と
    を備え、
    前記更新メッセージが前記端末デバイスに更新を実行するよう指示するために用いられることは、
    前記更新メッセージが前記端末デバイスに非アクセス層タイプ(NASタイプ)を更新する、および前記端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられることを含み、
    NASタイプを前記更新する段階は、
    第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプを、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプに更新する段階を含み、
    前記端末デバイスの鍵を前記更新する段階は、前記第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、前記第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に更新する段階を含む、ハンドオーバ方法。
  12. 前記変更指示メッセージは、前記端末デバイスの第2の鍵、および/または第2のコアネットワークインターフェース上の前記端末デバイスの識別子についての情報を含む、
    請求項11に記載のハンドオーバ方法。
  13. 前記アクセスネットワークデバイスが、変更メッセージを前記第2のコアネットワークデバイスへ送信する段階であって、前記変更メッセージは、前記端末デバイスと、前記第2のコアネットワークデバイスとの間の接続が前記端末デバイスと、前記第1のコアネットワークデバイスとの間の接続に切り替えられることが必要であることを、前記第2のコアネットワークデバイスへ通知するために用いられる、段階
    を備える、請求項11まは12に記載のハンドオーバ方法。
  14. 前記第2のコアネットワークデバイスは、5Gのコアネットワークデバイス、または新無線(NR)コアネットワークデバイスであり、
    前記第1のコアネットワークデバイスは、ロングタームエボリューション(LTE)コアネットワーク、または進化型パケットコア(EPC)デバイスである、
    請求項11から13の何れか一項に記載のハンドオーバ方法。
  15. 前記ハンドオーバ方法はさらに、
    前記アクセスネットワークデバイスが、第1のメッセージを送信へ送信段階であって、前記第1のメッセージは、前記第1のコアネットワークデバイスのルート識別子についての情報、または第1のコアネットワークにおける前記アクセスネットワークデバイスの識別子についての情報を含む、段階を備える、請求項11から14の何れか一項に記載のハンドオーバ方法。
  16. ハンドオーバ方法であって、
    端末デバイスが、更新メッセージを受信する段階であって、前記更新メッセージは、前記端末デバイスに、非アクセス層タイプ(NASタイプ)を更新する、および前記端末デバイスの鍵を更新するよう指示するために用いられる、段階と、
    前記端末デバイスが、前記NASタイプを更新する、および前記端末デバイスの前記鍵を更新する段階と
    を備え、
    NASタイプを前記更新する段階は、第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプを、第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられるNASタイプに更新する段階を含み、
    前記端末デバイスの鍵を前記更新する段階は、前記第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、前記第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられ第2の鍵に更新する段階を含む、
    ハンドオーバ方法。
  17. 前記第1のコアネットワークデバイスおよび前記第2のコアネットワークデバイスは、同じアクセスネットワークデバイスを用いることによって前記端末デバイスと通信を行う、
    請求項16に記載のハンドオーバ方法。
  18. 前記ハンドオーバ方法はさらに、
    前記端末デバイスが、能力メッセージを送信する段階であって、前記能力メッセージは、前記端末デバイスが前記第1のコアネットワークデバイスとの接続を確立することを前記端末デバイスがサポートすることを示すために用いられる、段階を備える、請求項16まは17に記載のハンドオーバ方法。
  19. 前記第2のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第1の鍵を、前記第1のコアネットワークデバイスと通信を行うために用いられる第2の鍵に前記更新する段階は、
    前記端末デバイスのローカルキーを前記第1の鍵を前記第2の鍵に切り替える段階、および前記ローカルキーと前記第1の鍵との間にマッピング関係が存在することを含む、
    請求項16から18の何れか一項に記載のハンドオーバ方法。
  20. 前記第2のコアネットワークデバイスは、5Gのコアネットワークデバイス、または新無線(NR)コアネットワークデバイスであり、
    前記第1のコアネットワークデバイスは、ロングタームエボリューション(LTE)コアネットワーク、または進化型パケットコア(EPC)デバイスである、
    請求項16から19の何れか一項に記載のハンドオーバ方法。
  21. 請求項11から15の何れか一項に記載のハンドオーバ方法を実行するよう構成される装置。
  22. 請求項16から20の何れか一項に記載のハンドオーバ方法を実行するよう構成される装置。
  23. コンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを記憶し、前記プログラムがプロセッサにより実行されたとき、請求項11から20の何れか一項に記載のハンドオーバ方法が実行される、
    コンピュータ可読記憶媒体。
  24. プログラムであって、前記プログラムが実行されたとき、請求項11から20の何れか一項に記載のハンドオーバ方法が実行される、
    プログラム。
  25. 請求項1から5の何れか一項に記載のアクセスネットワークデバイス、および請求項6から10の何れか一項に記載の端末デバイスを備える通信システム。
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