JP6833132B1 - 管理装置、管理方法、及び、管理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1の手法によれば、スマートコントラクトに終了日を設定することができ、終了日を超えたスマートコントラクトに紐づくブロックチェーンにはデータを記録することができなくなる。
システム管理者が必要に応じてブロックチェーンを削除する操作を実行するものとすると、ブロックチェーンを運用することに伴う手間が大きい。システム管理者は、ブロックチェーンを有するシステムを管理する者である。
分散された電子データを記録する分散型台帳である削除分散型台帳を削除する条件である台帳削除条件を示す情報を記録している保存部と、
前記台帳削除条件が満たされている場合に、前記削除分散型台帳を削除する台帳削除部と
を備える。
従って、本開示によれば、システム管理者が分散型台帳を削除しなくても良い。
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る管理システム90の構成例を示している。管理システム90は、分散型台帳管理システムとも呼ばれる。
管理システム90は、本図に示すように、管理装置100と、ユーザ端末200と、サービス提供装置300と、台帳ネットワーク群400とを備える。管理装置100は、分散型台帳管理装置とも呼ばれる。台帳ネットワーク群400は、分散型台帳ネットワーク群とも呼ばれる。分散型台帳は、分散された電子データを記録する。分散型台帳は、具体例として、ブロックチェーンである。分散型台帳がブロックチェーンである場合、典型的には、分散型台帳はブロックチェーン全体を指す。
管理システム90は、管理装置100の機能を有する他の管理装置100を備えても良い。管理装置100と、他の管理装置100とは、適宜同じ機能を有する。
管理装置100と、ユーザ端末200と、サービス提供装置300と、台帳ネットワーク群400との一部が相互に接続されていなくても良い。
なお、本明細書において、特に断りがない限り、「自動」又は「自動的」は、管理ユーザの視点における管理装置100等の動作を示す表現である。即ち、「自動」又は「自動的」という表現は、管理ユーザが設定した情報に基づいて管理装置100が処理を実行することに対して用いられている。管理ユーザは、台帳設定情報を管理すること等により分散型台帳を管理する。管理ユーザは、コンピュータ等、人でなくても良い。管理ユーザは、複数のユーザであっても良い。
ユーザ端末200は、設定情報をサービス提供装置300に送信する。
管理システム90は、管理装置100と、ユーザ端末200と、サービス提供装置300とをそれぞれ複数備えても良い。
各組織は、1つの管理システム90に属し、かつ、ネットワーク91を経由して相互に接続されている。また、組織Aの管理装置100は、ネットワーク91を通じて、組織Bと、組織Cとのそれぞれが有する管理装置100と接続されている。
管理装置100と、サービス提供装置300と、台帳ノード411とは、プロセッサ11と、メモリ12と、補助記憶装置13と、通信インタフェース16とを備える。コンピュータが備えるハードウェアは、信号線を通じて互いに接続されている。
管理装置100は、プロセッサ11を代替する複数のプロセッサを備えても良い。複数のプロセッサは、プロセッサ11の役割を分担する。
メモリ12と、補助記憶装置13とは、一体的に構成されていても良い。
サービス提供装置300が備える補助記憶装置13は、サーバアプリケーションを記憶している。
メモリ12の機能と、補助記憶装置13の機能とのそれぞれは、他の記憶装置によって実現されても良い。
本明細書に記載されているいずれのプログラムも、コンピュータが読み取り可能な不揮発性の記録媒体に記録されていても良い。不揮発性の記録媒体は、具体例として、光ディスク又はフラッシュメモリである。
ユーザ端末200は、プロセッサ11と、メモリ12と、補助記憶装置13と、入力インタフェース14と、出力インタフェース15と、通信インタフェース16とを備える。入力インタフェース14は、情報入力インタフェースとも呼ばれる。出力インタフェース15は、結果出力インタフェースとも呼ばれる。
管理装置100は、本図に示すように、設定部110と、同期処理部120と、ステータス管理部130と、台帳生成部140と、台帳削除部150と、確認部160とを備える。
管理ユーザは、サービス提供装置300を介して設定部110に設定するデータを送信する。設定部110は、受信したデータをステータス管理部130に設定する。
同期処理部120は、管理ユーザが入力した台帳設定情報を、複数の組織それぞれが有する管理装置100と共有する。
具体例として、組織Aと、組織Bと、組織Cとの3つの組織が1つの管理システム90を利用している場合、組織Aの同期処理部120は、組織Aの設定部110から台帳設定情報を受け取り、組織Bと、組織Cとの各々の同期処理部120とネットワークを通じて台帳設定情報を共有する。その後、各々の同期処理部120が各々の組織のステータス管理部130へと設定情報を送信することにより、組織Aと、組織Bと、組織Cとの管理装置100が一括で設定を完了する。
ステータス管理部130は、台帳生成条件が満たされている場合に台帳生成部140に生成分散型台帳を生成するよう命令しても良い。ステータス管理部130は、台帳削除条件が満たされている場合に台帳削除部150に削除分散型台帳を削除するよう命令しても良い。
台帳生成部140が生成する予定の分散型台帳を他の管理装置100が生成した場合において、台帳生成部140は、他の管理装置100が生成した分散型台帳を生成したとみなしても良い。台帳生成部140は、台帳生成条件が満たされている場合に、生成分散型台帳を生成しても良い。
台帳削除部150が削除する予定の分散型台帳を他の管理装置100が削除した場合において、台帳削除部150は、他の管理装置100が削除した分散型台帳を削除したとみなしても良い。台帳削除部150は、台帳削除条件が満たされている場合に、削除分散型台帳を削除しても良い。
確認部160は、台帳生成部140が生成分散型台帳を生成した場合において、他の管理装置100の台帳生成部140が生成分散型台帳を生成したか否かを確認する。確認部160は、台帳削除部150が削除分散型台帳を削除した場合において、他の管理装置100の台帳削除部150が削除分散型台帳を削除したか否かを確認する。
自動更新ルール情報13dは、台帳生成条件と、更新タイミングを示す情報でもある。更新タイミングは、台帳削除条件との少なくとも一方が満たされているか否かを確認するタイミングである。
ステータス管理部130は、更新タイミングにおいて、台帳生成条件と、台帳削除条件との少なくとも一方が満たされているか否かを確認する。
具体例として、ステータスルール情報13cは、所定の条件を満たす場合に分散型台帳を生成し、分散型台帳が生成されてから1年間はステータス1として分散型台帳を運用し、その後1年間はステータス2として分散型台帳を運用し、分散型台帳のステータスがステータス2となったタイミングにおいて新たに別の分散型台帳を生成し、かつ、ステータス2が終了した分散型台帳を削除するというルールを含んでも良い。また、ステータスを遷移する条件は、前回の遷移から一定期間が経過したこと、データ量が一定値に達すること、又はこれらの組み合わせであっても良い。
具体例として、自動更新ルール情報13dは、毎日0:00にステータスルール情報13cを確認して、ステータス情報を更新するというルールを含んでも良い。
具体例として、毎日0:00にステータスルール情報13cを確認し、かつ、ステータス情報13bを更新するというルールが存在する場合、自動更新部133は、当該ルールに従って処理を実行する。当該処理において、自動生成の条件が満たされていた場合、自動更新部133は、台帳生成部140に分散型台帳を生成するよう命令する。自動削除の条件が満たされていた場合、自動更新部133は、台帳削除部150に分散型台帳を削除するよう命令する。自動生成は、管理装置100が分散型台帳を生成することである。自動削除は、管理装置100が分散型台帳を削除することである。
同期処理部120と、確認部160とに関する機能を除いて、図6に示される管理システム90は、図4に示される管理システム90と同じである。
管理装置100の動作手順は、管理方法に相当する。また、管理装置100の動作を実現するプログラムは、管理プログラムに相当する。
なお、情報の名称が同一であっても、情報を構成するビット列等が同一であるとは限らない。また、要求がデータを指すこともある。
遷移ルールが示す遷移タイミングにおいて、管理装置100がステータスを変更する代わりに、管理ユーザがステータスを更新しても良い。しかしながら、以下において、自動更新における例を示す。自動更新部133は、ステータスの自動更新を実行する。自動更新は、管理装置100がステータスを更新することである。
組織の数は、特に断りがない限り、管理システム90を利用する組織の数を指す。他の組織は、ある組織とは異なる組織であり、かつ、複数の組織に属する組織である。
管理装置100は、台帳設定情報を受け付ける。以下、本フローチャートの説明において、台帳設定情報は、本ステップにおいて管理装置100が受け付けたものを指す。
本ステップにおいて、具体例として、まず、管理ユーザは、ブラウザ部210に台帳設定情報を入力する。
次に、ブラウザ部210は、台帳設定情報をサーバアプリケーション部310に送信する。
次に、サーバアプリケーション部310は、台帳設定情報を設定部110に送信する。
次に、設定部110は、台帳設定情報に対応する要求を確認する。
設定部110は、組織の数を確認する。
組織の数が複数である場合、管理装置100は、ステップS54に進む。それ以外の場合、管理装置100は、ステップS53に進む。
管理装置100は、台帳設定情報を設定する。
本ステップにおいて、具体例として、まず、設定部110は、ステータス管理部130に台帳設定情報を送る。
次に、保存部131は、台帳設定情報を記録する。
次に、ステータス管理部130は、結果情報を設定部110に送る。結果情報は、保存部131の実行結果を示す。
同期処理部120は、台帳設定情報を他の管理装置100と共有する。
本ステップにおいて、具体例として、まず、設定部110は、台帳設定情報を同期処理部120に送る。
次に、同期処理部120は、ネットワークを介して、他の管理装置100それぞれの同期処理部120に台帳設定情報を送信する。
次に、他の管理装置100それぞれの同期処理部120は、他の管理装置100それぞれのステータス管理部130に台帳設定情報を送る。
次に、他の管理装置100それぞれの保存部131は、台帳設定情報を記録する。
次に、他の管理装置100それぞれのステータス管理部130は、結果情報を他の管理装置100それぞれの同期処理部120に送る。結果情報は、他の管理装置100それぞれの保存部131の実行結果を示す。
他の管理装置100それぞれの同期処理部120は、同期処理部120に結果情報を送信する。
次に、同期処理部120は、設定部110に受信した結果情報を送る。
また、本ステップにおいて、同期処理部120は、ステップS53と同様の処理を実行する。
設定部110は、管理ユーザに実行結果を通知する。
本ステップにおいて、具体例として、まず、設定部110は、サーバアプリケーション部310に結果情報を送信する。
次に、サーバアプリケーション部310は、ブラウザ部210に当該結果情報を送信する。
次に、ブラウザ部210は、当該結果情報を出力する。
本フローチャートの処理において、自動更新部133は、保存部131が記録している情報を参照する。
自動更新部133は、更新タイミングとなった時点において起動する。更新タイミングは、ステータスを更新するタイミングである。自動更新部133は、自動更新ルール情報13dを参照することによって更新タイミングを把握する。
ステータスルール情報13cが示す条件が満たされている場合、自動更新部133は、ステータスルール情報13cに従って、ステータス情報13bを更新する。
自動更新部133は、“台帳生成条件”又は“台帳削除条件”が満たされているか否かを確認する。
“台帳生成条件”と“台帳削除条件”とのいずれかが満たされている場合、管理装置100は、ステップS64に進む。それ以外の場合、管理装置100は、本フローチャートの処理を終了する。
“台帳生成条件”が満たされている場合、自動更新部133は、台帳生成部140に生成要求情報を送信することにより、台帳生成部140に対して自動生成処理を実行するよう要求する。生成要求情報は、自動生成処理を実行するよう要求することを示す情報である。
“台帳削除条件”が満たされている場合、自動更新部133は、台帳削除部150に削除要求情報を送信することにより、台帳削除部150に対して自動削除処理を実行するよう要求する。削除要求情報は、自動削除処理を実行するよう要求することを示す情報である。
台帳設定情報が保存部131に新しく記録された場合又は台帳設定情報が更新された場合に、管理装置100は、タイミング確認処理を実行する。
ステータス自動更新部133は、自動更新ルール情報13dを参照することによって更新タイミングを確認する。
台帳生成部140は、自動更新部133から生成要求情報を受信する。
台帳生成部140は、生成要求情報に従い、構築手段情報13eを用いて分散型台帳を生成分散型台帳として生成する。
台帳生成部140は、組織の数が複数であるか否かを確認する。
組織の数が複数である場合、管理装置100は、ステップS75に進む。それ以外の場合、管理装置100は、ステップS74に進む。
台帳生成部140は、生成分散型台帳に対応するネットワーク情報をステータス管理部130へ送る。
保存部131は、当該ネットワーク情報を用いることによってネットワーク情報13aを更新する。
管理装置100は、他の管理装置100それぞれが生成分散型台帳と同じ分散型台帳を生成したか否かを確認する。
本ステップにおいて、具体例として、まず、台帳生成部140は、確認部160に他の管理装置100が生成分散型台帳と同じ分散型台帳を生成したことを確認するよう要求する。
次に、確認部160は、他の確認部160それぞれに生成分散型台帳と同じ分散型台帳が生成されているか否かを問い合わせる。
次に、他の確認部160それぞれは、確認部160からの問い合わせに応じた処理を実行する。
他の組織全てにおいて生成分散型台帳と同じ分散型台帳が生成されている場合、管理装置100は、ステップS74に進む。それ以外の場合、管理装置100は、ステップS76に進む。
管理装置100は、エラー処理を実行する。エラー処理は、エラーの内容に応じて管理装置100の各部が適宜実行する処理である。
保存部131は、生成分散型台帳を生成したことに対応するようステータス情報13bを更新する。
台帳削除部150は、自動更新部133から削除要求情報を受信する。
台帳削除部150は、削除要求情報に従って分散型台帳を削除分散型台帳として削除する。
台帳削除部150は、組織の数が複数であるか否かを確認する。
組織の数が複数である場合、管理装置100は、ステップS85に進む。それ以外の場合、管理装置100は、ステップS84に進む。
台帳削除部150は、削除分散型台帳のネットワーク情報をステータス管理部130へ送る。
保存部131は、当該ネットワーク情報を用いることによってネットワーク情報13aを更新する。
管理装置100は、他の管理装置100それぞれが削除分散型台帳と同じ分散型台帳を削除したか否かを確認する。
本ステップにおいて、具体例として、まず、台帳削除部150は、確認部160に他の管理装置100が削除分散型台帳と同じ分散型台帳を削除したことを確認するよう要求する。
次に、確認部160は、他の確認部160それぞれに削除分散型台帳と同じ分散型台帳が削除されているか否かを問い合わせる。
次に、他の確認部160それぞれは、確認部160からの問い合わせに応じた処理を実行する。
他の組織全てにおいて削除分散型台帳と同じ分散型台帳が削除されている場合、管理装置100は、ステップS84に進む。それ以外の場合、管理装置100は、ステップS86に進む。
管理装置100は、エラー処理を実行する。
保存部131は、削除分散型台帳を削除したことに対応するようステータス情報13bを更新する。
台帳生成部140は、確認部160に対して自動生成処理の実行結果を確認するよう要求する。
確認部160は、自動生成処理に対するヘルスチェックを実行する。確認部160は、具体例として、自動生成処理に対応する分散型台帳と正常に通信することができることをもって分散型台帳を生成することに成功したと判断する。
本ステップにおいて、具体例として、まず、確認部160は、自組織内で生成した分散型台帳に対してヘルスチェックを実行する。
次に、確認部160は、ヘルスチェック結果を生成する。ヘルスチェック結果は、ヘルスチェックを実行した結果を示す情報である。以下、本フローチャートの説明において、ヘルスチェック結果は、本ステップにおいて生成されたものを指す。
確認部160は、分散型台帳ネットワーク情報13aを参照することにより、他の確認部160それぞれにヘルスチェック結果を送信する。
確認部160は、他の確認部160それぞれが送信したヘルスチェック結果を全て受信したか否かを確認する。
確認部160がヘルスチェック結果を一定の期間内に全て受信した場合、管理装置100は、ステップS96に進む。それ以外の場合、管理装置100は、ステップS95に進む。
確認部160は、確認部160のヘルスチェック結果と、他の確認部160それぞれから受信したヘルスチェック結果とが全て一致しているか否かを確認する。
ヘルスチェック結果に一致していないものがある場合、又はヘルスチェック結果を受信することができない場合、管理装置100は、ステップS96に進む。それ以外の場合、管理装置100は、ステップS97に進む。
管理装置100は、エラー処理を実行する。
確認部160は、自動生成処理が正常に終了したことを示す情報を台帳生成部140に送信する。
台帳削除部150は、確認部160に対して自動削除処理の実行結果を確認するよう要求する。
ステップS92における「生成」を「削除」に読み替えた処理である。
ステップS93と同じ処理である。
ステップS94と同じ処理である。
ステップS95と同じ処理である。
ステップS96と同様の処理である。
確認部160は、自動削除処理が正常に終了したことを示す情報を台帳削除部150に送信する。
確認部160がヘルスチェック結果を受信したとき、確認部160は、ヘルスチェック結果を送信したサーバに対してヘルスチェックを行っても良い。これにより、確認部160は生成確認処理又は削除確認処理が適切に実行されたことを確認することができるため、生成確認処理及び削除確認処理の信頼性をより高めることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、管理装置100は、1つ以上の分散型台帳を同時に運用しながら、管理ユーザが任意に設定したルールに基づいて、分散型台帳を自動的に生成することと、分散型台帳を自動的に削除することとができる。
また、管理装置100は、同期処理部120と、確認部160とを備えている。そのため、管理装置100は、複数の組織が保有している各々の分散型台帳が、設定されたルールに基づいて適切に自動生成又は自動削除されているか否かを確認することができる。
従って、本実施の形態によれば、管理ユーザは、分散型台帳を生成又は削除しなくても良い。そのため、分散型台帳を運用することに伴う管理ユーザの負荷は軽減される。
<変形例1>
管理装置100は、台帳生成条件と、台帳削除条件とが同時に満たされている場合に、自動生成処理と自動削除処理とを同時に実行しても良い。
本変形例において、具体例として、自動更新部133は、ステップS64において、台帳生成部140に生成要求情報を送信し、かつ、台帳削除部150に削除要求情報を送信する。
図14は、本変形例に係る管理装置100のハードウェア構成例を示している。
管理装置100は、本図に示すように、プロセッサ11とメモリ12と補助記憶装置13との少なくとも1つに代えて、処理回路18を備える。
処理回路18は、管理装置100が備える各部の少なくとも一部を実現するハードウェアである。
処理回路18は、専用のハードウェアであっても良く、また、メモリ12に格納されるプログラムを実行するプロセッサであっても良い。
管理装置100は、処理回路18を代替する複数の処理回路を備えても良い。複数の処理回路は、処理回路18の役割を分担する。
プロセッサ11とメモリ12と補助記憶装置13と処理回路18とを、総称して「プロセッシングサーキットリー」という。つまり、管理装置100の各機能構成要素の機能は、プロセッシングサーキットリーにより実現される。
前述した各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
Claims (12)
- 分散された電子データを記録する分散型台帳である削除分散型台帳を削除する条件である台帳削除条件を示す情報を記録している保存部と、
前記台帳削除条件が満たされている場合に、前記削除分散型台帳を削除する台帳削除部と
を備えを備える管理装置であって、
前記管理装置の機能を有する他の管理装置を備える管理システムが前記管理装置を備え、
前記管理装置は、さらに、前記台帳削除条件を示す情報を前記他の管理装置に送信することによって前記台帳削除条件を前記他の管理装置と同期する同期処理部を備える管理装置。 - 前記保存部は、前記分散型台帳である生成分散型台帳を生成する条件である台帳生成条件を示す情報を記録しており、
前記台帳生成条件が満たされている場合に、前記生成分散型台帳を生成する台帳生成部を備え、
前記同期処理部は、前記台帳生成条件を示す情報を前記他の管理装置に送信することによって前記台帳生成条件を共有する請求項1に記載の管理装置。 - 前記台帳生成条件が満たされている場合に前記台帳生成部に前記生成分散型台帳を生成するよう命令し、かつ、前記台帳削除条件が満たされている場合に前記台帳削除部に前記削除分散型台帳を削除するよう命令するステータス管理部を備える請求項2に記載の管理装置。
- 前記保存部は、前記台帳生成条件と、前記台帳削除条件との少なくとも一方が満たされているか否かを確認するタイミングである更新タイミングを示す情報を記録しており、
前記ステータス管理部は、前記更新タイミングにおいて、前記台帳生成条件と、前記台帳削除条件との少なくとも一方が満たされているか否かを確認し、
前記同期処理部は、前記更新タイミングを示す情報を前記他の管理装置に送信することによって前記更新タイミングを前記他の管理装置と同期する請求項3に記載の管理装置。 - 前記台帳削除部が前記削除分散型台帳を削除した場合において、前記他の管理装置の台帳削除部が前記削除分散型台帳を削除したか否かを確認する確認部を備える請求項4に記載の管理装置。
- 前記確認部は、前記台帳生成部が前記生成分散型台帳を生成した場合において、前記他の管理装置の台帳生成部が前記生成分散型台帳を生成したか否かを確認する請求項5に記載の管理装置。
- 前記保存部は、前記分散型台帳のステータスを遷移させる際の条件を示すステータスルール情報を記録しており、
前記同期処理部は、前記ステータスルール情報を前記他の管理装置に送信することによって前記ステータスルール情報を前記他の管理装置と同期する請求項1から6のいずれか1項に記載の管理装置。 - 分散された電子データを記録する分散型台帳である生成分散型台帳を生成する条件である台帳生成条件を示す情報を記録している保存部と、
前記台帳生成条件が満たされている場合に、前記生成分散型台帳を生成する台帳生成部と
を備える管理装置であって、
前記管理装置の機能を有する他の管理装置を備える管理システムが前記管理装置を備え、
前記管理装置は、さらに、前記台帳生成条件を示す情報を前記他の管理装置に送信することによって前記台帳生成条件を前記他の管理装置と同期する同期処理部を備える管理装置。 - 管理装置の保存部が、分散された電子データを記録する分散型台帳である削除分散型台帳を削除する条件である台帳削除条件を示す情報を記録しており、
前記管理装置の台帳削除部が、前記台帳削除条件が満たされている場合に、前記削除分散型台帳を削除する管理方法であって、
前記管理装置の機能を有する他の管理装置を備える管理システムが前記管理装置を備え、
前記管理装置の同期処理部が、前記台帳削除条件を示す情報を前記他の管理装置に送信することによって前記台帳削除条件を前記他の管理装置と同期する管理方法。 - 管理装置の保存部が、分散された電子データを記録する分散型台帳である生成分散型台帳を生成する条件である台帳生成条件を示す情報を記録しており、
前記管理装置の台帳生成部が、前記台帳生成条件が満たされている場合に、前記生成分散型台帳を生成する管理方法であって、
前記管理装置の機能を有する他の管理装置を備える管理システムが前記管理装置を備え、
前記管理装置の同期処理部が、前記台帳生成条件を示す情報を前記他の管理装置に送信することによって前記台帳生成条件を前記他の管理装置と同期する管理方法。 - 分散された電子データを記録する分散型台帳である削除分散型台帳を削除する条件である台帳削除条件を示す情報を記録しているコンピュータに、
前記台帳削除条件が満たされている場合に、前記削除分散型台帳を削除させる管理プログラムであって、
前記コンピュータの機能を有する他のコンピュータを備える管理システムが前記コンピュータを備え、
前記コンピュータに、前記台帳削除条件を示す情報を前記他のコンピュータに送信することによって前記台帳削除条件を前記他のコンピュータと同期させる管理プログラム。 - 分散された電子データを記録する分散型台帳である生成分散型台帳を生成する条件である台帳生成条件を示す情報を記録しているコンピュータに、
前記台帳生成条件が満たされている場合に、前記生成分散型台帳を生成させる管理プログラムであって、
前記コンピュータの機能を有する他のコンピュータを備える管理システムが前記コンピュータを備え、
前記コンピュータに、前記台帳生成条件を示す情報を前記他のコンピュータに送信することによって前記台帳生成条件を前記他のコンピュータと同期させる管理プログラム。
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