JP6828746B2 - 基地局装置、端末装置、および無線通信方法 - Google Patents

基地局装置、端末装置、および無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおいて使用される基地局装置、端末装置、および無線通信方法に係わる。
近年、無線通信のトラヒックが増加している。また、様々な無線通信アプリケーションが提供されている。このため、ITU(International Telecommunication Unit)および3GPP(Third Generation Partnership Project)は、将来の通信方式を提案している(例えば、非特許文献1〜3)。
次世代無線通信方式(例えば、5G(Fifth Generation)方式)のフレーム構造は、様々なサービスを効率的に実現できるように設計される。次世代無線通信方式では、例えば、eMBB(enhanced mobile broadband)、URLLC(ultra-reliable and low-latency Communication)、mMTC(massive machine type transmission)などがサポートされる。eMBBでは、大容量かつ頻度の高い通信が要求される。URLLCでは、エンドツーエンドでの小さい遅延および高い信頼性が要求される。URLLCは、例えば、自動運転システムなどに適用され得る。mMTCでは、ペイロードサイズが小さく、遅延要求が厳しくない通信が行われる。ただし、mMTCでは、多数のノードからデータが送信される。mMTCは、例えば、多数のセンサから情報を収集するセンサネットワークシステムに適用され得る。
既存のLTE(Long Term Evolution)方式と同様に、5G新無線方式(5GNR:5G New Radio)方式でも、サブフレームが定義される。サブフレームは、物理チャネルおよび信号を無線資源にマッピングするための基本時間単位を表す。また、サブフレームは、基地局と端末との間の通信手順のタイミングを表す。
無線通信では、3つのタイプのサブフレームが使用され得る。タイプ1のサブフレームは、図1(a)に示すように、ダウンリンク領域のみを有する。ダウンリンク領域は、基地局から端末へデータまたは信号を伝送するために使用される。タイプ2のサブフレームは、図1(b)に示すように、アップリンク領域のみを有する。アップリンク領域は、端末から基地局へデータまたは信号を伝送するために使用される。タイプ3のサブフレームは、図1(c)または図1(d)に示すように、ダウンリンク領域およびアップリンク領域を含む。なお、以下の記載において、ダウンリンク領域およびアップリンク領域を含むサブフレームを「DL/UL混合サブフレーム」と呼ぶことがある。DL/UL混合サブフレームは、TDD(Time Division Duplex)において使用される。
図1(c)に示すDL/UL混合サブフレームにおいては、ダウンリンク領域が支配的である。この場合、アップリンク領域は、例えば、アップリンク制御情報またはサウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)を伝送するために使用される。図1(d)に示すDL/UL混合サブフレームにおいては、アップリンク領域が支配的である。この場合、ダウンリンク領域は、例えば、ダウンリンク制御情報を伝送するために使用される。
DL/UL混合サブフレームにおいては、図1(c)または図1(d)に示すように、ダウンリンク領域とアップリンク領域との間にガード期間(GP:Guard Period)が設けられる。ガード期間を設けることにより、ダウンリンクとアップリンクとの干渉が回避または抑制される。ガード期間については、例えば、非特許文献4に記載されている。
ITU-R Recommendation ITU-R M.2083-0 (09/2015) IMT Vision Framework and overall objectives of the future development of IMT for 2020 and beyond Technical Specification Group Radio Access Network; Study on Scenarios and Requirement for Next Generation Access Technologies (Release 14), 3GPP TR 38.913 V0.3.0 3GPP RP-160671, New SID Proposal, Study on New Radio Access Technology, NTT DOCOMO, 3GPP TSG RAN Meeting #71, March 7-10, 2016 R1-081563, On UL/DL frame timing for TDD, Ericsson, TSG-RAN WG1 #52bis, March 31 to April 4, 2008
既存技術においては、DL/UL混合サブフレーム内のガード期間の長さは、予め固定的に指定される。例えば、基地局に複数の端末装置が収容される場合、基地局と各端末装置との間で伝送されるサブフレームのガード期間の長さはすべて同じである。
しかしながら、必要なガード期間の長さは、基地局と端末装置との間の通信環境に依存する。このため、サブフレーム内のガード期間の長さが予め固定的に指定されると、無線資源の使用効率が低下するおそれがある。
本発明の1つの側面に係わる目的は、無線通信システムにおける無線資源の使用効率を改善することである。
本発明の1つの態様の基地局装置は、ダウンリンクの信号が配置されるダウンリンク領域およびアップリンクの信号が配置されるアップリンク領域を含むフレームを用いて端末装置と通信を行う。この基地局装置は、前記端末装置との間の伝送遅延に基づいて前記ダウンリンク領域と前記アップリンク領域との間に挿入されるガード期間の長さを決定するガード期間決定部と、前記ガード期間の長さに基づいて前記フレームの構成を決定するフレーム構成決定部と、前記フレーム構成決定部により決定されたフレームの構成を表す構成情報を前記端末装置に通知する通知部と、前記フレーム構成決定部により決定されたフレームの構成に基づいて前記端末装置と通信を行う通信回路と、を有する。
上述の態様によれば、無線通信システムにおける無線資源の使用効率が改善する。
サブフレームの構成の例を示す図である。 無線通信システムの一例を示す図である。 端末装置の一例を示す図である。 基地局装置の一例を示す図である。 ガード期間および無線資源の再利用の例を示す図である。 無線リンクを設定するシーケンスの例を示す図である。 資源割当てに係わるeNBの機能の一例を示す図である。 無線リンクを設定するシーケンスにおけるeNBの処理の一例を示すフローチャートである。 資源割当てに係わるUEの機能の一例を示す図である。 無線リンクを設定するシーケンスにおけるUEの処理の一例を示すフローチャートである。 無線資源を再利用するシーケンスの一例を示す図である。 UE管理テーブルの一例を示す図である。 無線資源を再利用する処理の一例を示すフローチャートである。 無線資源の割当ておよび再利用の例を示す図である。 UEのグループ化の一例を示す図である。 無線資源の再利用のルールの一例を示す図である。 無線資源を再利用するシーケンスの他の例を示す図である。 サブフレームの例を示す図である。 無線フレームの例を示す図である。
図2は、本発明の実施形態に係わる無線通信システムの一例を示す。図2に示す無線通信システムは、基地局装置1および端末装置2を含む。基地局装置1は、この例では、eNB(evolved Node B)である。端末装置2は、UE(User Equipment)である。図2に示す例では、基地局装置1のセル内に複数の端末装置(UE#1〜UE#4)が位置している。
UE#1は、基地局装置1の近くに位置している。UE#3およびUE#4は、それぞれ、基地局装置1のセルのエッジの近傍に位置している。すなわち、UE#3およびUE#4は、それぞれ、基地局装置1から遠く離れた地点に位置している。UE#2と基地局装置1との間の距離は、UE#1と基地局装置1との間の距離よりも大きく、UE#3と基地局装置1との間の距離よりも小さい。
図3は、本発明の実施形態に係わる端末装置2の一例を示す。端末装置(UE)2は、図3に示すように、フレーム生成部11、MAC/RRCコントローラ12、送信回路13、多重化器14、無線送信器15、スイッチ16、アンテナ17、無線受信器18、受信回路19を備える。ただし、端末装置2は、図3に示していない他の回路要素を備えていてもよい。
フレーム生成部11は、後述する制御情報に基づいて、端末装置2と基地局装置1との間で伝送される無線フレームまたはサブフレームの構成を決定する。無線フレームは、複数のサブフレームから構成される。以下の例では、フレーム生成部11は、サブフレームの構成を決定するものとする。
MAC/RRCコントローラ12は、MAC(Medium Access Control)およびRRC(Radio Resource Control)を実行する。すなわち、MAC/RRCコントローラ12は、レイヤL1〜L3の信号処理を実行する。
送信回路13は、パケット生成器21、符号化/変調器22、23、プリアンブル処理部24を備える。パケット生成器21は、フレーム生成部11およびMAC/RRCコントローラ12の制御に従って、ユーザデータからデータパケットを生成する。符号化/変調器22は、データパケットに対して符号化および変調を行ってデータ信号を生成する。データ信号は、例えば、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を介して端末装置2から基地局装置1へ伝送される。符号化/変調器23は、MACシグナリング信号およびRRCシグナリング信号などの制御信号を生成することができる。制御信号は、例えば、PUCCH(Physical Uplink Common Channel)を介して端末装置2から基地局装置1へ伝送される。プリアンブル処理部24は、プリアンプル信号を生成する。プリアンプル信号は、PRACH(Physical Random Access Channel)を介して端末装置2から基地局装置1へ伝送される。
多重化器14は、データチャネルおよび制御チャネルを多重化する。無線送信器15は、多重化器14の出力信号を無線周波数帯の信号に変換する。なお、無線送信器15は、プリアンブル信号も無線周波数帯の信号に変換することができる。スイッチ16は、送信信号および受信信号を切り替えることによりTDD(Time Division Duplex)を実現する。アンテナ17は、基地局装置1へ無線信号を送信し、基地局装置1から無線信号を受信する。
無線受信器18は、基地局装置1から受信する信号をダウンコンバートする。無線受信器18の出力信号は、データ信号および制御信号を含む。データ信号は、例えば、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を介して基地局装置1から端末装置2へ伝送される。制御信号は、例えば、PDCCH(Physical Downlink Common Channel)を介して基地局装置1から端末装置2へ伝送される。
受信回路19は、復調/復号器31、データ再生器32、復調/復号器33を備える。復調/復号器31は、基地局装置1から受信するデータ信号に対して復調および復号を行う。データ再生器32は、復調/復号器31の出力信号からデータを再生する。復調/復号器33は、基地局装置1から受信する制御信号から制御情報を再生する。
フレーム生成部11およびMAC/RRCコントローラ12は、例えば、プロセッサエレメントおよびメモリを含むプロセッサシステムにより実現される。この場合、プロセッサシステムは、与えられたプログラムを実行することにより、フレーム生成部11およびMAC/RRCコントローラ12の機能を提供する。
図4は、本発明の実施形態に係わる基地局装置1の一例を示す。基地局装置(eNB)1は、図4に示すように、フレーム生成部41、MAC/RRCコントローラ42、複数の送信回路43、多重化器44、無線送信器45、スイッチ46、アンテナ47、無線受信器48、複数の受信回路49、UE管理テーブル50を備える。ただし、基地局装置1は、図4示していない他の回路要素を備えていてもよい。
フレーム生成部41は、後述する制御情報に基づいて、基地局装置1と端末装置2との間で伝送されるサブフレームの構成を決定する。MAC/RRCコントローラ42は、MACおよびRRCを実行する。
各送信回路43は、パケット生成器61、符号化/変調器62、63を備える。パケット生成器61は、フレーム生成部41およびMAC/RRCコントローラ42の制御に従って、ユーザデータからデータパケットを生成する。符号化/変調器62は、データパケットに対して符号化および変調を行ってデータ信号を生成する。データ信号は、例えば、PDSCHを介して基地局装置1から端末装置2へ伝送される。符号化/変調器63は、MACシグナリング信号およびRRCシグナリング信号などの制御信号を生成することができる。制御信号は、例えば、PDCCHを介して端末装置2から基地局装置1へ伝送される。
多重化器44は、各送信回路43により生成されるデータチャネルおよび制御チャネルを多重化する。無線送信器45は、多重化器44の出力信号を無線周波数帯の信号に変換する。スイッチ46は、送信信号および受信信号を切り替えることによりTDDを実現する。アンテナ47は、各端末装置2へ無線信号を送信し、各端末装置2から無線信号を受信する。
無線受信器48は、各端末装置2から受信する信号をダウンコンバートする。無線受信器48の出力信号は、データ信号および制御信号を含む。なお、データ信号は、例えば、PUSCHを介して端末装置2から基地局装置1へ伝送される。制御信号は、例えば、PUCCHを介して端末装置2から基地局装置1へ伝送される。
各受信回路49は、復調/復号器71、データ再生器72、復調/復号器73、プリアンブル処理部74を備える。復調/復号器71は、対応する端末装置2から受信するデータ信号に対して復調および復号を行う。データ再生器72は、復調/復号器71の出力信号からデータを再生する。復調/復号器73は、対応する端末装置2から受信する制御信号から制御情報を再生する。プリアンブル処理部74は、対応する端末装置2から受信するプリアンブル信号を処理する。
UE管理テーブル50は、セル内に位置する各端末装置2について、使用するサブフレームの構成を表す構成情報を格納することができる。サブフレームの構成は、後で説明するが、DL/UL比およびガード期間の長さなどにより定義される。また、UE管理テーブル50は、各端末装置2について、後述する再利用情報を格納してもよい。
フレーム生成部41およびMAC/RRCコントローラ42は、例えば、プロセッサエレメントおよびメモリを含むプロセッサシステムにより実現される。この場合、プロセッサシステムは、与えられたプログラムを実行することにより、フレーム生成部41およびMAC/RRCコントローラ42の機能を提供する。
図5は、本発明の実施形態に係わる資源割当ての一例を示す。無線資源の割当ては、サブフレームの構成により定義される。サブフレームは、この例では、16個のシンボルから構成される。また、サブフレームは、1または複数のサブキャリアから構成される。複数のサブキャリアの周波数は、互いに異なっている。さらに、この例では、サブフレームは、基地局装置1から端末装置2へ伝送される信号が配置されるダウンリンク領域および端末装置2から基地局装置1へ伝送される信号が配置されるアップリンク領域を含む。
ダウンリンク領域とアップリンク領域との間には、ガード期間が挿入される。ガード期間は、ダウンリンクとアップリンクとの干渉を回避または抑制するために設けられる。したがって、ガード期間において信号は伝送されない。また、必要なガード期間の長さは、基地局装置1と端末装置2との間のラウンドトリップ時間等に依存する。よって、ガード期間の長さは、基地局装置1と端末装置2との間の伝送遅延(または、伝搬遅延)に基づいて決定される。
図2に示す例では、eNB(すなわち、基地局装置1)の近傍にUE#1が位置している。この場合、eNBとUE#1との間で伝送されるサブフレーム内には短いガード期間が挿入される。図5(a)に示す例では、eNBとUE#1との間で伝送されるサブフレームのガード期間の長さは、1シンボル時間である。
eNBとUE#1との間の距離と比較して、eNBとUE#2との間の距離は大きい。よって、eNBとUE#1との間で伝送されるサブフレームと比較すると、eNBとUE#2との間で伝送されるサブフレームのガード期間は長い。図5(a)に示す例では、eNBとUE#2との間で伝送されるサブフレームのガード期間の長さは、2シンボル時間である。
eNBとUE#2との間の距離と比較して、eNBとUE#3との間の距離はさらに大きい。よって、eNBとUE#2との間で伝送されるサブフレームと比較すると、eNBとUE#3との間で伝送されるサブフレームのガード期間はさらに長い。図5(a)に示す例では、eNBとUE#3との間で伝送されるサブフレームのガード期間の長さは、3シンボル時間である。eNBとUE#4との間で伝送されるサブフレームのガード期間の長さも3シンボル時間である。
各サブフレーム内のダウンリンク領域の長さとアップリンク領域の長さとの比(以下、「DL/UL比」と呼ぶことがある。)は、ダウンリンクのトラヒックおよびアップリンクのトラヒックに基づいて決定される。eNBからUEへデータを送信するときには、eNBによりDL/UL比が決定されるようにしてもよい。また、UEからeNBデータを送信するときには、UEによりDL/UL比が決定されるようにしてもよい。
なお、各UE(UE#1〜UE#4)に対して異なる周波数のサブキャリアが割り当てられる。図5に示す例では、UE#1〜UE#4に対してそれぞれ周波数f1〜f4が割り当てられている。
このように、各サブフレームのDL/UL比は、端末装置ごとに決定される。また、各サブフレームのガード期間の長さも、端末装置ごとに決定される。すなわち、端末装置ごとに無線資源を柔軟に割り当てることができる。よって、実施形態の無線通信方法においては、無線資源の使用効率が向上する。
ところで、ガード期間においては、信号は伝送されない。すなわち、無線資源の使用効率を考えた場合、ガード期間は、無線資源を無駄に使用していると考えられる。そこで、実施形態の無線通信方法では、あるUEのためのガード期間の無線資源が他のUEにより再利用される。
例えば、UE#1のサブフレームにおいては、1〜4番目のシンボルがダウンリンク領域に割り当てられ、5番目のシンボルがガード期間に割り当てられ、6〜16番目のシンボルがアップリンク領域に割り当てられている。この場合、1〜4番目のシンボルにおいては、他のUEのガード期間の無線資源をUE#1のダウンリンクのために再利用することができる。また、6〜16番目のシンボルにおいては、他のUEのガード期間の無線資源をUE#1のアップリンクのために再利用することができる。
具体的には、図5(b)において、再利用可能な無線資源は斜線領域で表されている。すなわち、UE#2のサブフレームの4番目のシンボル、UE#3のサブフレームの3〜4番目のシンボル、UE#4のサブフレームの4番目のシンボルは、UE#1のダウンリンクのために再利用することができる。また、UE#4のサブフレームの6番目のシンボルは、UE#1のアップリンクのために再利用することができる。なお、5番目のシンボルは、UE#1のサブフレームにおいてガード期間として使用される。したがって、5番目のシンボルにおいては、UE#1は、他のUEのガード期間に割り当てられている無線資源を再利用しない。
たとえば、UE#2のサブフレームの4番目のシンボルがUE#1のダウンリンクのために再利用されるものとする。この場合、eNB1は、サブキャリアf1の1〜4番目のシンボルおよびサブキャリアf2の4番目のシンボルを利用してUE#1へダウンリンクデータを伝送することができる。また、別のケースとして、UE#4のサブフレームの6番目のシンボルがUE#1のアップリンクのために再利用されるものとする。この場合、UE#1は、サブキャリアf1の6〜16番目のシンボルおよびサブキャリアf4の6番目のシンボルを利用してeNB1へアップリンクデータを伝送することができる。
ただし、1つの資源エレメントは、他の1つのUEによって再利用され得る。例えば、UE#3のサブフレームの3番目のシンボルがUE#2のダウンリンクのために再利用されるものとする。この場合、この資源エレメント(すなわち、サブキャリアf3における3番目のシンボル)をUE#1のために再利用することはできない。
このように、実施形態の無線通信方法では、あるUEのためのガード期間の無線資源の一部が他のUEのために再利用される。したがって、無線資源の使用効率が向上する。
図6は、無線リンクを設定するシーケンスの例を示す。図6(a)に示す例では、eNB1によりサブフレームの構成が決定される。また、図6(b)に示す例では、UE2によりサブフレームの構成が決定される。
eNB1によりサブフレームの構成が決定されるケースでは、UE2からeNB1へプリアンブル信号が送信される。プリアンブル信号は、PRACHを介して伝送される。そして、eNB1は、プリアンブル信号を利用して、UE2とeNB1との間の伝送遅延を測定する。
UE2は、UE2のTX/RX切替え時間をeNB1に通知する。UE2のTX/RX切替え時間は、UE2内で送信処理と受信処理とを切り替えるために要する時間を表す。この実施例では、UE2のTX/RX切替え時間は、UE2のハードウェア(主に、送信回路13、多重化器14、無線送信器15、スイッチ16、無線受信器18、受信回路19)の構成により決まるものとする。また、UE2のTX/RX切替え時間は、既知であるものとする。
eNB1は、UE2とeNB1との間の伝送遅延、UE2のTX/RX切替え時間、eNB1のTX/RX切替え時間に基づいて、ガード期間の長さを決定する。なお、eNB1のTX/RX切替え時間は、eNB1内で送信処理と受信処理とを切り替えるために要する時間を表す。この実施例では、eNB1のTX/RX切替え時間は、eNB1のハードウェア(主に、送信回路43、多重化器44、無線送信器45、スイッチ46、無線受信器48、受信回路49)の構成により決まるものとする。また、eNB1のTX/RX切替え時間は、既知であるものとする。
ガード期間の長さは、例えば、UE2とeNB1との間の伝送遅延、UE2のTX/RX切替え時間、eNB1のTX/RX切替え時間の和に基づいて決定される。ただし、eNB1のTX/RX切替え時間は、すべてのUEに対して共通である。よって、ガード期間の長さは、UE2とeNB1との間の伝送遅延およびUE2のTX/RX切替え時間の和に基づいて決定してもよい。さらに、各UEのTX/RX切替え時間が互いに同じまたはほぼ同じである場合には、ガード期間の長さは、UE2とeNB1との間の伝送遅延に基づいて決定してもよい。いずれにしても、この実施例では、ガード期間の長さは、少なくともUE2とeNB1との間の伝送遅延に基づいて決定される。なお、UE2とeNB1との間の伝送遅延は、実質的には、UE2とeNB1との間の距離に相当する。
続いて、eNB1は、サブフレームの構成を決定する。サブフレームの構成は、DL/UL比、ガード期間の長さ、およびガード期間の位置により定義される。ただし、ガード期間の位置は、DL/UL比から算出され得る。すなわち、サブフレームの構成は、DL/UL比およびガード期間の長さにより定義され得る。そして、eNB1は、サブフレームの構成を表す構成情報をUE2に通知する。構成情報は、順静的シグナリング(たとえば、RRCシグナリングまたはMACシグナリング)によりeNB1からUE2に通知される。或いは、構成情報は、動的シグナリング(たとえば、PDCCH)によりeNB1からUE2に通知されるようにしてもよい。この後、上述のサブフレームを利用してeNB1とUE2との間でデータ通信が行われる。
UE2によりサブフレームの構成が決定されるケースでも、eNB1においてUE2とeNB1との間の伝送遅延が測定される。但し、eNB1は、伝送遅延の測定値をUE2に通知する。また、eNB1は、eNB1のTX/RX切替え時間をUE2に通知する。伝送遅延の測定値およびeNB1のTX/RX切替え時間は、例えば、RRCシグナリングまたはMACシグナリングによりeNB1からUE2に通知される。
UE2は、ガード期間の長さを決定し、さらにサブフレームの構成を決定する。ガード期間の長さおよびサブフレームの構成を決定する方法は、実質的に、eNB1およびUE2において同じである。そして、UE2は、サブフレームの構成を表す構成情報をeNB1に通知する。構成情報は、MACシグナリングまたは動的シグナリングによりUE2からeNB1に通知される。この後、上述のサブフレームを利用してeNB1とUE2との間でデータ通信が行われる。
図7は、資源割当てに係わるeNB1の機能の一例を示す。無線資源の割当てを行うために、eNB1は、比率決定部81、伝送遅延測定部82、ガード期間決定部83、フレーム構成決定部84、通知部85、再利用制御部86を備える。比率決定部81、伝送遅延測定部82、ガード期間決定部83、フレーム構成決定部84、通知部85、再利用制御部86は、図4に示す構成では、主に、フレーム生成部41およびMAC/RRCコントローラ42により実現される。すなわち、比率決定部81、伝送遅延測定部82、ガード期間決定部83、フレーム構成決定部84、通知部85、再利用制御部86は、プロセッサエレメントおよびメモリを含むプロセッサシステムにより実現され得る。
比率決定部81は、ダウンリンクのトラヒックおよびアップリンクのトラヒックに基づいて、サブフレーム内のダウンリンク領域とアップリンク領域の比率(すなわち、DL/UL比)を決定する。ダウンリンク及び/又はアップリンクのトラヒックは、例えば、ユーザから要求される。伝送遅延測定部82は、UE2から送信されるプリアンブル信号を利用して、UE2とeNB1との間の伝送遅延を測定する。ガード期間決定部83は、UE2とeNB1との間の伝送遅延に基づいて、ガード期間の長さを決定する。なお、ガード期間決定部83は、UE2のTX/RX切替え時間および/またはeNB1のTX/RX切替え時間を考慮してガード期間の長さを決定してもよい。
フレーム構成決定部84は、DL/UL比およびガード期間の長さに基づいて、サブフレームの構成を決定する。サブフレームの構成を表す構成情報は、UE管理テーブル50に格納される。そして、通知部85は、サブフレームの構成を表す構成情報をUE2へ通知する。再利用制御部86については後で説明する。
尚、図4においてフレーム生成部41に与えられる制御情報は、ダウンリンク及び/又はアップリンクのトラヒックの要求を含む。また、この制御情報は、ガード期間の長さ、UE2のTX/RX切替え時間、eNB1のTX/RX切替え時間を表す情報を含む。
図8は、無線リンクを設定するシーケンスにおけるeNBの処理の一例を示すフローチャートである。なお、図8に示すフローチャートは、図6(a)に示すシーケンスにおけるeNB1の処理の一例を示す。
S1において、比率決定部81は、ダウンリンクのトラヒックおよびアップリンクのトラヒックに基づいてDL/UL比を決定する。S2において、伝送遅延測定部82は、UE2から送信されるプリアンブル信号を利用して、UE2とeNB1との間の伝送遅延を測定する。S3において、ガード期間決定部83は、少なくともUE2とeNB1との間の伝送遅延に基づいて、ガード期間の長さを決定する。S4において、フレーム構成決定部84は、DL/UL比およびガード期間の長さに基づいて、サブフレームの構成を決定する。S5において、通知部85は、サブフレームの構成を表す構成情報をUE2へ通知する。S6において、S5で決定されたサブフレームの構成に基づいて、送信回路43および受信回路49が設定される。
図9は、資源割当てに係わるUE2の機能の一例を示す。無線資源の割当てを行うために、UE2は、比率決定部91、伝送遅延測定部92、ガード期間決定部93、フレーム構成決定部94、通知部95を備える。比率決定部91、伝送遅延測定部92、ガード期間決定部93、フレーム構成決定部94、通知部95は、図3に示す構成では、主に、フレーム生成部11およびMAC/RRCコントローラ12により実現される。すなわち、比率決定部91、伝送遅延測定部92、ガード期間決定部93、フレーム構成決定部94、通知部95は、プロセッサエレメントおよびメモリを含むプロセッサシステムにより実現され得る。
比率決定部91は、ダウンリンクのトラヒックおよびアップリンクのトラヒックに基づいてDL/UL比を決定する。伝送遅延測定部92は、図3に示すプリアンブル処理部24を用いてeNB1へプリアンプル信号を送信することにより、UE2とeNB1との間の伝送遅延を測定する。実際には、eNB1により得られる伝送遅延の測定値がeNB1からUE2に通知される。ガード期間決定部93は、UE2とeNB1との間の伝送遅延に基づいて、ガード期間の長さを決定する。なお、ガード期間決定部93は、UE2のTX/RX切替え時間および/またはeNB1のTX/RX切替え時間を考慮してガード期間の長さを決定してもよい。
フレーム構成決定部94は、DL/UL比およびガード期間の長さに基づいて、サブフレームの構成を決定する。そして、通知部95は、サブフレームの構成を表す構成情報をeNB1へ通知する。
尚、図3においてフレーム生成部11に与えられる制御情報は、ダウンリンク及び/又はアップリンクのトラヒックの要求を含む。また、この制御情報は、ガード期間の長さ、UE2のTX/RX切替え時間、eNB1のTX/RX切替え時間を表す情報を含む。
図10は、無線リンクを設定するシーケンスにおけるUEの処理の一例を示すフローチャートである。なお、図10に示すフローチャートは、図6(b)に示すシーケンスにおけるUE2の処理の一例を示す。
S11において、比率決定部91は、ダウンリンクのトラヒックおよびアップリンクのトラヒックに基づいてDL/UL比を決定する。S12において、伝送遅延測定部92は、eNB1へプリアンブル信号を送信することにより、UE2とeNB1との間の伝送遅延の測定値をeNB1から取得する。S13において、ガード期間決定部93は、少なくともUE2とeNB1との間の伝送遅延に基づいて、ガード期間の長さを決定する。S14において、フレーム構成決定部94は、DL/UL比およびガード期間の長さに基づいて、サブフレームの構成を決定する。S15において、通知部95は、サブフレームの構成を表す構成情報をeNB1へ通知する。S16において、S15で決定されたサブフレームの構成に基づいて、送信回路13および受信回路19が設定される。
なお、図6(a)または図6(b)に示すシーケンスにおいて、構成情報は、動的シグナリングによりeNB1とUEとの間で通知されるようにしてもよい。動的シグナリングは、例えば、新無線制御チャネル(NR control channel)で通知されるようにしてもよい。この場合、構成情報として、サブフレームの構成、ガード期間の位置および長さを表すDCI(downlink control information)が新無線制御チャネルでeNB1とUEとの間で通知されるようにしてもよい。
<無線資源の再利用>
本発明の実施形態に係わる無線通信方法においては、上述したように、あるUEのためのガード期間が割り当てられた無線資源の一部が他のUEにより再利用される。例えば、eNB1から遠く離れた場所に位置しているUE(以下、遠UE)のサブフレームにおいては、長いガード期間が使用される。一方、eNB1の近くに位置しているUE(以下、近UE)のサブフレームにおいては、短いガード期間が使用される。よって、遠UEのガード期間が割り当てられた無線資源の一部は、近UEのダウンリンク伝送またはアップリンク伝送のために再利用される。
図11は、無線資源を再利用するシーケンスの一例を示す。図11に示す例では、eNB1にUE#1およびUE#3が収容されている。UE#1(近UE)は、eNB1の近くに位置している。また、UE#3(遠UE)は、eNB1から遠く離れた場所(すなわち、セル端の近く)に位置している。
eNB1とUE#1との間で使用されるサブフレームの構成は、図6に示すシーケンスにより決定されている。このサブフレームのガード期間の長さは、図5(a)に示すように、1シンボル時間である。同様に、eNB1とUE#3との間で使用されるサブフレームの構成も、図6に示すシーケンスにより決定されている。ただし、このサブフレームのガード期間の長さは、図5(a)に示すように、3シンボル時間である。
この場合、eNB1は、遠UEのガード期間に割り当てられている無線資源の一部が、近UEのダウンリンク伝送またはアップリンク伝送のために再利用されるように、無線資源の再利用制御を行う。すなわち、eNB1は、UE#3のガード期間に割り当てられている無線資源の一部がUE#1により再利用されるように、無線資源の再利用制御を行う。なお、再利用制御は、図7に示す再利用制御部86により実行される。
このように、eNB1は、再利用する無線資源を決定すると、再利用する無線資源を表す再利用情報を対応するUE2へ通知する。再利用情報は、例えば、制御シグナリングにより、eNB1から対応するUE2へ通知される。
再利用制御部86は、図5(b)に示すように、サブキャリアf3の3〜4番目のシンボルをUE#1に割り当てることができる。ここで、再利用制御部86は、いずれか一方のシンボルのみをUE#1に割り当ててもよいし、双方のシンボルをUE#1に割り当ててもよい。この実施例では、サブキャリアf3の4番目のシンボルがUE#1に割り当てられるものとする。
この場合、eNB1は、サブキャリアf3の4番目のシンボルを利用できることを表す再利用情報をUE#1に通知する。再利用情報は、例えば、MACシグナリング、RRCシグナリング、またはPDCCHでeNB1からUE#1に通知される。そして、UE#1は、再利用情報を受信すると、eNB1とUE#1との間で使用するサブフレームを再構成する。この例では、サブキャリアf1の1〜4番目のシンボルおよびサブキャリアf3の4番目のシンボルを使用してダウンリンク信号を伝送し、サブキャリアf1の6〜16番目のシンボルを使用してアップリンク信号を伝送するサブフレームが構成される。
この結果、eNB1とUE#1との間のダウンリンクの容量が増加する。すなわち、無線資源の使用効率が向上する。
再利用により割り当てられる無線資源は、ダウンリンクにおいては、例えば、PDCCH/PDSCHを伝送するために使用される。この場合、例えば、ダウンリンク割当て信号またはアップリンク許可信号が伝送される。或いは、再利用により割り当てられる無線資源を用いてCSI−RS(Channel State Information Reference Signal)を伝送してもよい。一方、アップリンクにおいては、再利用により割り当てられる無線資源は、例えば、PUCCH/PUSCHを伝送するために使用される。或いは、再利用により割り当てられる無線資源を用いてサウンディング参照信号を伝送してもよい。
図12は、UE管理テーブル50の一例を示す。UE管理テーブル50は、eNB1に収容される各UEについて、無線資源の割当てに係わる情報を格納する。なお、UE管理テーブル50は、eNB1が備える記憶装置内に作成される。
「伝送遅延」は、eNB1とUE2との間の伝送遅延の測定値を表す。「ガード期間」は、伝送遅延等に基づいて決定されたガード期間の位置および長さを表す。例えば、UE#1のサブフレームにおいては、5番目のシンボルがガード期間として使用される。UE#3のサブフレームにおいては、3〜5番目のシンボルがガード期間として使用される。「サブキャリア」は、eNB1とUE2との間でデータ信号および制御信号を伝送するための周波数を表す。「未使用」は、ガード期間が割り当てられているシンボルのうち、他のUEによって再利用されていないシンボルを表す。「再利用」は、再利用する無線資源を表す。
図12に示すUE管理テーブル50は、図5に示す状態を表している。また、図12に示す例では、UE#3の3番目のシンボルがUE#1により再利用される。なお、「再利用:f3_4」は、サブキャリアf3の4番目のシンボルが再利用される状態を表している。
図13は、無線資源を再利用する処理の一例を示すフローチャートである。以下の記載では、eNB1にUE#1〜UE#Nが収容されているものとする。また、このフローチャートの処理は、eNB1に収容される各UE(以下、UE#i(i=1〜N))に対して実行される。
S21において、再利用制御部86は、UE管理テーブル50を参照し、UE#jのサブフレーム中の未使用のシンボル(即ち、ガード期間として指定されており、且つ、他のUEにより再利用されていないシンボル)のうち、UE#iのサブフレーム中のガード期間でないシンボルSxが存在するか否かを判定する。なお、UE#jは、UE#i以外のUEを表す。シンボルSxが存在する場合、S22において、再利用制御部86は、UE#iのサブフレーム中のガード期間の長さと、UE#jのサブフレーム中のガード期間の長さとを比較する。そして、UE#jのガード期間がUE#iのガード期間よりも長いときは、再利用制御部86は、S23において、UE#jのシンボルSxがUE#iにより再利用されるように、無線資源の割当てを行う。
なお、UE#jにおいてシンボルSxが存在しない場合(S21:No)、またはUE#jのガード期間がUE#iのガード期間よりも長くない場合(S22:No)には、次のUEが選択される(S24〜S25)。
図12に示す実施例を参照して図13のフローチャートの処理を説明する。ここでは、UE#i=UE#1であるものとする。この場合、S21において、例えば、UE#3の未使用シンボルは「3」「4」「5」である。また、UE#1のガード期間は「5」である。よって、UE#3の3〜4番目のシンボルがシンボルSxとして抽出される。S22において、UE#1のガード期間の長さは「1」であり、UE#3のガード期間の長さは「3」である。すなわち、UE#3のガード期間は、UE#1のガード期間よりも長い。
よって、UE#3の3〜4番目のシンボルがUE#1により再利用され得る。ただし、図12に示す例では、UE#3の4番目のシンボルがUE#1により再利用される。再利用する無線資源の量は、例えば、予め決められていてもよいし、UEごとの要求に基づいて決められてもよい。
なお、図13に示すフローチャートにおいて、S22を実行することにより、遠UEのガード期間に割り当てられている無線資源が、近UEにより再利用される。ただし、本発明の実施形態はこの方法に限定されるものではない。すなわち、再利用制御部86は、S22の処理を実行しなくてもよい。この場合、任意のUEのガード期間に割り当てられている無線資源が、他の任意のUEにより再利用され得る。
図14は、無線資源の割当ておよび再利用の例を示す図である。図14(a)は、アップリンクが支配的なサブフレームの構成例を示す。この例では、6〜16番目のシンボルは、アップリンクに割り当てられている。また、eNB1の近くに位置するUE(近)に対しては、1〜4番目のシンボルがダウンリンクに割り当てられ、5番目のシンボルがガード期間として使用される。一方、eNB1から遠く離れた場所に位置するUE(遠)に対しては、1〜2番目のシンボルがダウンリンクに割り当てられ、3〜5番目のシンボルがガード期間として使用される。なお、UE(遠)のためのガード期間に割り当てられているシンボルは、UE(近)により再利用され得る。無線資源の再利用は、制御シグナリングによりeNB1から対応するUE(近)に通知される。
図14(b)は、ダウンリンクが支配的なサブフレームの構成例を示す。この例では、1〜13番目のシンボルは、ダウンリンクに割り当てられている。また、eNB1の近くに位置するUE(近)に対しては、15〜16番目のシンボルがアップリンクに割り当てられ、14番目のシンボルがガード期間として使用される。一方、eNB1から遠く離れた場所に位置するUE(遠)に対しては、16番目のシンボルがアップリンクに割り当てられ、14〜15番目のシンボルがガード期間として使用される。なお、UE(遠)のためのガード期間に割り当てられているシンボルは、UE(近)により再利用され得る。無線資源の再利用は、制御シグナリングによりeNB1から対応するUE(近)に通知される。
図11〜図13に示す実施例では、eNB1は、各UEのガード期間に基づいて再利用する無線資源を決定し、再利用する無線資源を表す再利用情報を対応するUE2へ通知する。一方、以下の実施例では、予め決められたルールに従って再利用する無線資源が指定される。
eNB1に収容されるUE2は、伝送遅延時間に応じてグループ化される。図15に示す例では、3つのグループが定義される。eNB1との間の伝送遅延がD1よりも小さいUE2は、近接グループに属する。eNB1との間の伝送遅延がD1よりも大きく且つD2よりも小さいUE2は、中間グループに属する。eNB1との間の伝送遅延がD2よりも大きいUE2は、遠方グループに属する。
eNB1は、グループ毎に所定数のUE2を収容することができる。図16に示す例では、eNB1は、グループ毎に3個のUE2を収容することができる。近接グループに属するUE2に対しては、5番目のシンボルがガード期間として使用される。中間グループに属するUE2に対しては、4〜5番目のシンボルがガード期間として使用される。遠方グループに属するUE2に対しては、3〜5番目のシンボルがガード期間として使用される。
無線資源を再利用するためのルールは、以下の通りである。
(1)サブキャリアf4〜f5の4番目のシンボルは、近接グループのUE_SN1により再利用される
(2)サブキャリアf6〜f7の4番目のシンボルは、近接グループのUE_SN2により再利用される
(3)サブキャリアf8〜f9の4番目のシンボルは、近接グループのUE_SN3により再利用される
(4)サブキャリアf7の3番目のシンボルは、中間グループのUE_SN1により再利用される
(5)サブキャリアf8の3番目のシンボルは、近接グループのUE_SN2により再利用される
(6)サブキャリアf9の3番目のシンボルは、近接グループのUE_SN3により再利用される
なお、図16において、SN1〜SN3は、各グループ内でUEを識別するためのシリアル番号を表す。このシリアル番号は、例えば、UEから通信開始要求が発行されたときに、eNB1により生成される。「ni」は、近接グループにおいてシリアル番号iが与えられたUEを表す。同様に、「mi」は、中間グループにおいてシリアル番号iが与えられたUEを表す。
図17は、無線資源を再利用するシーケンスの他の例を示す。図17では、eNB1にUE(近)、UE(中)、UE(遠)が収容されている。UE(近)、UE(中)、UE(遠)は、それぞれ近接グループ、中間グループ、遠方グループに属する。
eNB1とUE(近)との間でサブフレーム構成を決定するシーケンスにおいて、eNB1は、グループIDおよびシリアル番号をUE(近)に通知する。グループIDは、近接グループ、中間グループ、遠方グループを識別する。よって、UE(近)には、「グループID:NEAR」が通知される。また、この例では、UE(近)に対してシリアル番号1が与えられる。この場合、UE(近)は、図16において「n1」で表される無線資源を再利用できる。すなわち、UE(近)は、サブキャリアf4〜f5の4番目のシンボルを再利用することができる。
同様に、eNB1とUE(中)との間でサブフレーム構成を決定するシーケンスにおいて、eNB1は、グループIDおよびシリアル番号をUE(中)に通知する。UE(中)には、「グループID:MIDDLE」が通知される。また、この例では、UE(中)に対してシリアル番号3が与えられる。この場合、UE(中)は、図16において「m3」で表される無線資源を再利用できる。すなわち、UE(中)は、サブキャリアf9の3番目のシンボルを再利用することができる。
このように、図15〜図17に示すシーケンスにおいては、予め決められたルールに従って再利用する無線資源が指定される。よって、図13に示すフローチャートの処理およびその結果を通知するシグナリングを実行する必要はない。
<サブフレームおよび無線フレーム>
上述の実施例では、サブフレーム内のダウンリンク領域の長さおよびアップリンク領域の長さを調整することにより所望のDL/UL比が実現される。図18(a)に示す例では、ガード期間が1シンボルのサブフレームにおいて「DL/UL比=4:11」が実現されている。図18(b)に示す例では、ガード期間が2シンボルのサブフレームにおいて「DL/UL比=3:11」が実現されている。図18(c)に示す例では、ガード期間が3シンボルのサブフレームにおいて「DL/UL比=2:11」が実現されている。図18(d)に示す例では、ガード期間が3シンボルのサブフレームにおいて「DL/UL比=3:10」が実現されている。
図19に示す例では、無線フレーム毎に所望のDL/UL比が実現される。この実施例では、各無線フレームは、6個のサブフレームから構成される。図19に示すD、S、Uは、それぞれダウンリンクサブフレーム、スペシャルサブフレーム、アップリンクサブフレームを表す。スペシャルサブフレームは、無線フレーム内でダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームとの間に挿入され、ダウンリンクとアップリンクとの干渉を抑制する。すなわち、スペシャルサブフレームは、ガード期間に相当する。そして、要求されるDL/UL比は、無線フレーム内のダウンリンクサブフレームの個数およびアップリンクサブフレームの個数により調整される。なお、無線フレームの構成は、準静的なシグナリングまたは動的なシグナリングによりeNB1とUE2との間で通知される。
無線フレーム内のサブフレームの個数は、動的に変更することができる。例えば、無線フレームは、2個のサブフレームで構成されてもよいし、12個のサブフレームで構成されてもよい。

Claims (12)

  1. ダウンリンクの信号が配置されるダウンリンク領域およびアップリンクの信号が配置されるアップリンク領域を含むフレームを用いて端末装置と通信を行う基地局装置であって、
    前記端末装置との間の伝送遅延に基づいて前記ダウンリンク領域と前記アップリンク領域との間に挿入されるガード期間の長さを決定するガード期間決定部と、
    前記ガード期間の長さに基づいて前記フレームの構成を決定するフレーム構成決定部と、
    前記フレーム構成決定部により決定されたフレームの構成を表す構成情報を前記端末装置に通知する通知部と、
    前記フレーム構成決定部により決定されたフレームの構成に基づいて前記端末装置と通信を行う通信回路と、
    第1の周波数を使用する第1の端末装置との通信において第1のガード期間を含むフレームを伝送するリンクが設定され、第2の周波数を使用する第2の端末装置との通信において第2のガード期間を含むフレームを伝送するリンクが設定されるときに、前記第2の周波数の前記第2のガード期間の少なくとも一部の無線資源を、前記第1の端末装置との通信に割り当てる再利用制御部と、を備え、
    前記再利用制御部は、前記第1の端末装置との通信に割り当てる無線資源の量を、前記第1の端末装置からの要求に基づいて決定する
    ことを特徴とする基地局装置。
  2. 前記通知部は、動的シグナリングで前記構成情報を前記端末装置へ通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記通知部は、MACシグナリングまたはRRCシグナリングで前記構成情報を前記端末装置へ通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  4. ダウンリンクのトラヒックおよびアップリンクのトラヒックに基づいて前記フレーム内のダウンリンク領域とアップリンク領域の比率を決定する比率決定部をさらに備え、
    前記フレーム構成決定部は、前記比率および前記ガード期間の長さに基づいて前記フレームの構成を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  5. 前記フレーム内のダウンリンク領域とアップリンク領域の比率を表す情報は、準静的なシグナリングまたは動的なシグナリングにより、前記端末装置から前記基地局装置に通知され、
    前記フレーム構成決定部は、前記比率および前記ガード期間の長さに基づいて前記フレームの構成を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  6. 前記再利用制御部は、前記第1のガード期間より前記第2のガード期間が長いときに、前記第2の周波数の前記第2のガード期間の少なくとも一部の無線資源を、前記第1の端末装置との通信に割り当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  7. 前記通知部は、前記第2の周波数の前記第2のガード期間の少なくとも一部の無線資源が前記第1の端末装置に割り当てられたことを表す再利用情報を前記第1の端末装置に通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  8. ダウンリンクの信号が配置されるダウンリンク領域およびアップリンクの信号が配置されるアップリンク領域を含むフレームを用いて基地局と通信を行う端末装置であって、
    前記基地局との間の伝送遅延に基づいて前記ダウンリンク領域と前記アップリンク領域との間に挿入される第1のガード期間の長さを決定するガード期間決定部と、
    前記第1のガード期間の長さに基づいて前記フレームの構成を決定するフレーム構成決定部と、
    前記フレーム構成決定部により決定されたフレームの構成を表す構成情報を前記基地局に通知する通知部と、
    前記フレーム構成決定部により決定されたフレームの構成に基づいて前記基地局と通信を行う送受信回路と、を有し、
    前記送受信回路は、第2の周波数を使用する前記基地局と他の端末装置との間の通信において第2のガード期間を含むフレームを伝送するリンクが設定されるときに、前記第2の周波数の前記第2のガード期間の少なくとも一部の無線資源を用いて、前記基地局と通信を行い、
    前記少なくとも一部の無線資源は、前記端末装置から前記基地局への要求に基づいている
    ことを特徴とする端末装置。
  9. ダウンリンクのトラヒックおよびアップリンクのトラヒックに基づいて前記フレーム内のダウンリンク領域とアップリンク領域の比率を決定する比率決定部をさらに備え、
    前記フレーム構成決定部は、前記比率および前記第1のガード期間の長さに基づいて前記フレームの構成を決定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の端末装置。
  10. ダウンリンクの信号が配置されるダウンリンク領域およびアップリンクの信号が配置されるアップリンク領域を含むフレームを用いて基地局と端末装置との間で通信を行う無線通信方法であって、
    前記基地局と前記端末装置との間の伝送遅延に基づいて前記ダウンリンク領域と前記アップリンク領域との間に挿入されるガード期間の長さを決定し、
    前記ダウンリンク領域と前記アップリンク領域との間に前記ガード期間が挿入されたフレームを用いて前記基地局と前記端末装置との間で通信を行い、
    前記基地局と第1の端末装置との間での第1の周波数を使用する通信において第1のガード期間を含むフレームを伝送するリンクが設定され、前記基地局と第2の端末装置との間での第2の周波数を使用する通信において第2のガード期間を含むフレームを伝送するリンクが設定されるときに、前記第2の周波数の前記第2のガード期間の少なくとも一部の無線資源を、前記第1の端末装置との通信に割り当て、
    前記第1の端末装置との通信に割り当てる無線資源の量は、前記第1の端末装置から前記基地局への要求に基づいて決定される
    ことを特徴とする無線通信方法。
  11. 前記基地局は、前記第2の周波数の前記第2のガード期間の少なくとも一部の無線資源が前記第1の端末装置に割り当てられたことを表す再利用情報を前記第1の端末装置に通知し、
    前記第1の端末装置は、前記再利用情報に基づいて、前記第2の周波数の前記第2のガード期間の少なくとも一部の無線資源を前記基地局との通知のために再利用する
    ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信方法。
  12. 前記基地局と前記基地局に収容される端末装置との間の通信において使用可能な複数のサブキャリアそれぞれに対してガード期間の配置が予め指定されており、
    前記複数のサブキャリアのなかの第1のサブキャリアのガード期間の一部の無線資源が第2のサブキャリアの通信において再利用されることが予め指定されており、
    前記基地局により前記第2のサブキャリアが割り当てられた端末装置は、前記第1のサブキャリアのガード期間の一部の無線資源を再利用する
    ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信方法。
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