JP6826127B2 - 骨切除用器具 - Google Patents

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Description

本発明は、骨切除のための器具、骨切除キット、およびそのような器具を組み立てる方法に関する。
膝の関節形成術、特に人工膝単顆置換術(unicompartmental arthroplasty)において、人工器官の厚さに適合する可能な限り小さい切断とでき、異常ではない軟骨下骨を可能な限り大きな範囲で保存できるよう、より保存的な骨切除を実行することがユーザにとって必要であることが明白に示されている。
これにより、生理的負荷を受けたとき人工器官が沈み込む可能性を低減するよう、骨の質が関節負荷の支持に最適となるようなレベルにインプラントを位置決めすることができる。
これは、手術段階または前手術段階において定義される最小切断高さから出発して、小さい高さの変化で、漸進的に切断を補正できるよう外科手術技術と器具の使用とを合わせて得られる成果である。
言い換えれば、第一切断はより近接した位置において行われ、次第に切断線を下へと、所望位置に到着するまで、漸進的にずらしていく。
現在商業的に入手可能な器具では、勾配角、内反/外反および切断高さなど所望のパラメータを保証するのに適した切断ガイドの位置決めを、解剖学的基準点から髄内または髄外の基準システムを用いて手術室において定義することができる。特に、切断高さは、プローブを用いて解剖学的基準点(例えば異常がある関節窩からより離れた点)に対して、または「アイボーリング(eyeballing)」技術を用いて(つまり実行される切断のレベルの外科医による目視確認(visual identification)を介して)、定義することができる。
あるいは、切断ガイドの位置決めを、CTまたはMRIによる骨の状態の解析に基づいた計画によって、手術の前に定義することもできる。そのような計画は通常、靭帯および軟組織の状態の評価を実行できない。切断ガイドの位置決めは、前手術段階において決定されるパラメータを達成できる特定の患者用の位置決め器を用いて実行される。
特定の患者用の位置決め器は、外科患者の解剖学的基準点を表す器具または器具の一部として理解される。この器具は、器具の安定した固有の位置決めを可能にするよう、器具の整合点と照合する解剖的詳細(例えば骨増殖体)を基準点として取り込み、手術を受ける部分の解剖学的構造に基づいて、その場限りのために製造される。
上述した技術のうちの一つを用いて、切断ブロックの位置が定義される。切断ブロックは、二つ以上のペグすなわちピンを用いて骨に取り付けられる。
第一切断または切断ブロックの第一位置決めが、切断高さの点から満足でない場合(例えば膝がきつすぎるか、切断面のレベルの骨の質が人工器官の安定した埋設を可能にするには十分には良好でない理由で)、さらなる骨厚さを除去することにより補正することができる。
現在商業的に入手可能な器具では、切断高さの補正は、さらに近接した孔を用いて(切断ブロックがいくつかのレベルに予め位置合わせされた複数の孔の位置を有する場合)切断ブロックをピン上で再度位置決めすることによって、またはピンを取り外してガイドを遠位側へと微小調整システム(備えられている場合)を用いてもしくは「アイボーリング」技術を介してつまり目視確認を介して移動させて、その後二つ以上のペグでガイドを固定することによって、実行することができる。
出願人は、上述のすべて場合における欠点を見つけ、本発明によって克服しようとする。
特に適当なさらに近接した孔を用いて切断ブロックをピン上で再度位置決めすることに関係する機能的制限は、切断ブロックが移動できるのは飛び飛びの高さであるという事実に起因する。飛び飛びの高さの最小値は、ピンの直径と等しい直径の、均等に間隔を空けて配置された列の孔が形成されるという幾何学的な制限による制約を受ける。ある場合には、この値は、切断高さの最小限の保存的な補正には大き過ぎると考えられる。また、このタイプの再度の位置決めは、予めに骨に取り付けられるピンの傾斜が思いがけず変化することによって、または種々の孔の間の寸法差およびそれらの相対的な位置によって、当初得られていた位置合わせが変化する(切断ブロックを取り外し、ピンに再度挿入する際に)虞が必然的にある。
他方、ピンを取り外してガイドを遠位側へと微小調整システム(備えられている場合)を用いてもしくは「アイボーリング」技術を介してガイドを移動させる場合は、しかしながら、ガイドを完全に再度位置合わせするには、高さ補正の際に一定に保つ必要がある予め定義された切断パラメータ(勾配角および内反/外反)が変化する虞が伴う。この外科的処置はしたがって必然的に長い時間がかかる。またこの技術は、特に侵襲的である。ピンを取り外して再度位置決めするときに骨をさらに弱くしてしまうからである。
上述の欠点から、これらの欠点を改善することができる骨切除器具を提供する明らかな必要性がある。
したがって、本発明の目的は、ピンを取り外し異なる位置に置き直す必要がない切断高さを変更可能な骨切除器具を提供することにある。
本発明の他の目的は、外科的処置を低減し侵襲性を可能な限り最小限にとどめるよう骨切除のレベルを変更可能な骨切除器具を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、切断パラメータを変わらないようにするとともに切断高さを変更できる骨切除器具を提供することにある。
本発明のまたさらなる目的は、外科医に上述の利点を提供できる骨切除キットを提供することにある。
また、手術段階において骨切除器具を容易に素早く組み立てることができる骨切除器具を組み立てる方法を提供することも本発明の目的である。
これらおよび他の目的は、添付の特許請求の範囲の一以上の請求項に記載されている骨切除器具によって十分に達成される。
本発明のさらなる目的は、添付の特許請求の範囲の一の請求項に提案する前述の骨切除器具を組み立てる方法を提供することにある。
最後に、添付の特許請求の範囲の一以上の請求項に提案する骨切除キットを提供するも本発明のさらなる目的である。
さらなる有用な特性は従属請求項に記載されている。
本発明は、以下の例示のためにのみ提供する添付の図面を参照する、以降の詳細な説明からさらに明らかとなろう。
使用時における本発明にかかる骨切除器具の斜視図である。 特定の患者用の位置決め器と係合する切断ガイドを有する本発明にかかる器具の細部の斜視図である。 図2に示す特定の患者用の位置決め器の斜視図である。 図2に示す特定の患者用の位置決め器の斜視図である。 ゲージブロックと係合する切断ガイドを有する本発明にかかる器具の一部の正面斜視図である。 図5に示したものの側方からの後部の斜視図である。 三つの異なる高さを有するゲージブロックの斜視図である。 図7bのゲージブロックの下から見た斜視図である。 ゲージブロックの他の構成の斜視図である。 切断ガイドがサポートを一つだけ有する本発明にかかる器具の正面斜視図である。 切断ガイドのサポートからゲージブロックを取り外す二つの操作段階のうちの一方である。 切断ガイドのサポートからゲージブロックを取り外す二つの操作段階のうちの他方である。 手術が行われる身体に骨切除器具を正しく位置合わせするとともに位置決めするよう切断ガイドが特定の患者用の位置決め器と係合する、使用時における、図2に示す構成にかかる本発明の器具を表す図である。 切断面に対して異なる高さを定義するために一方が他方より厚さが大きい二つの異なるゲージブロックに切断ガイドが係合している、使用時における、図5に示す構成にかかる本発明の器具を表す二つの図のうちの一方である。 切断面に対して異なる高さを定義するために一方が他方より厚さが大きい二つの異なるゲージブロックに切断ガイドが係合している、使用時における、図5に示す構成にかかる本発明の器具を表す二つの図のうちの他方である。 切断ガイドがサポートを一つだけ有する、図8に示す構成にかかる本発明の器具を表す。これは、サポートのゲージブロックへの連結に先行する(場合によっては特定の患者用の位置決め器の取り外しの後の)状況とできる、または使用時における本発明の対象である器具の制限的構成である。切断面を可能な限り低くするために、ゲージブロックが取り外され、そしてサポートの近接側の面が切断面として用いられている。
添付の図面において、本発明にかかる骨切除器具を参照符号1で示す。
器具は、切断する骨に対して器具1を正しく位置合わせするのに、特に手術を受ける解剖学的な部分に器具を正しく位置決めして係合するために用いられる、支持および位置決め手段2を備える。
具体的には、支持および位置決め手段2は髄外または髄内位置決めシステムを備える。
このような支持および位置決め手段2は、外科医が手術するべき点に対してツールを位置決めおよび位置合わせするよう、横方向平面に対する高さを調整でき、また矢状面に対して側方に調整でき、そして横方向平面に対する傾斜(いわゆる勾配角)を調整できる。
例示の意味でのみ、第一部分3aと第二部分3bから成る伸縮可能なロッド3を備える髄外システムを説明するとともに図1に示す。第二部分3bは、第一端部3b’が第一部分3aへと挿入可能である。このために、第一部分3aは、その第一端部3a’において開口している軸方向空洞部6を有する。
係止および係止解除機構4は、二つの部分の相対的な移動を可能とするとともに、対応するブロックを所望の位置へと移動させることができる。ロッド3の第二部分3bの第二端部3b’’に対応して切断ガイド7の正確な部分を位置決めするよう、この係止および係止解除機構4を用いて、第二部分3bの高さをロッドの第一部分3aに対して制御しながら調整可能である。
また髄外の支持および位置決め手段2は、それは患者の手足Aまたは解剖学的構造の一部分と結合するよう構成される基部5を備える。基部5は、ロッド3と直交するアーム5aと、患者の解剖学的構造Aの一部分に係止されるよう構成される環状部品(カラー)5bと、を備えることができる。
基部5は、ロッド3に可動に取り付けられている。
特に、ロッド3の第一部分3aは、その第二端部3a’’に、アーム5aが収容されて摺動することができる孔31を有する。
脛骨の切断の場合には、例えば、凹状輪郭を有するカラー5bが、足首に係合し、そしてラバーバンド、ストラップ、足首バンドまたは他の同様な装置を用いて固定される。
ロッド3は、二つの部材間の垂直構成を常に維持しながら、アーム5aに沿って移動できる。
ロッド3の第一部分3aと第二部分3bとの間の相対的な移動を可能にする機構と同様に、係止および係止解除機構41は、手術するべき患者の解剖学的構造の一部分にロッド3がしたがって切断ガイド7が近付くようまたは離れるよう移動するように、ロッド3とアーム5aとの間の移動を調節する。前記係止および係止解除機構41を用いて、勾配角を変更するよう、矢状面におけるロッド3bの傾斜を調整することもできる。
カラー5bは、アーム5aの一方の端部5a’に配置される。
また、支持および位置決め手段2は、カラー5bとアーム5aとの間の矢状面に対する側方の相対的移動を通じて、矢状面に対して調整可能である。
また骨切除器具1は、切断の際にブレードを案内するよう構成される切断ガイド7を備える。
前記支持および位置決め手段2に接続されるこのガイド7は、切断される骨に取り付けできる支持体(サポート)8と、実際の切断面90を定義するゲージブロック9(すなわちシム)と、を備える。ゲージブロック9は、サポート8に取り外し可能に接続される。
サポート8は、典型的には、サポート8に形成される対応する数の孔10を通じて挿入できる複数のピン30を用いて、骨に取り付けることができる(図10〜図13に示す通り)。
好適には、ゲージブロック9は、迅速に接続できる(クイックコネクション)手段11(図7dおよび図8)を用いて、サポート8に接続される。
クイックコネクション手段11は、サポート8の近接側の面81に形成される少なくとも一つのレール・ガイド12と、ゲージブロック9の遠位側の面92に形成される少なくとも一つの脚部13と、を備える。
脚部13は、レール・ガイド12の形状に対して相補的な形状に形成され、ゲージブロック9をサポート8に固定するためにレール・ガイドへと挿入することができる。
好ましくは、脚部13は、T字状の断面を有し、ちょうどレール・ガイド12が、その下に脚部13のT字のヘッドが挿入される一ペアの下を切り取った部分(アンダーカット)14を有する。
好適には、レール・ガイド12はまた、ゲージブロック9をサポート8に強固に係止するために、脚部13に形成される球面状空洞部16へ挿入可能な押圧要素15を有する。
ゲージブロック9は、その正面95に、サポート8の前面85と当接するタブ17を有する。
クイックコネクション手段11はまた、サポート8と係合するバネ荷重ボタン19を備える迅速に解放できる(クイックリリース)装置18を備える(図5、図8、図9aおよび図9b)。
バネ荷重ボタン19は、元の位置(レスト・ポジション)ではサポート8に形成されるハウジング21の内部に配置される押圧(プレス)脚部20を有する。図9aおよび図9bに示す通り、バネ荷重ボタン19に圧力を印加することにより(図9bにおける矢印Pによって示す)、プレス脚部20はハウジング21から突出してタブ17に向かって移動して、タブを外側に向かって押し、これにより、ゲージブロック9を解放する(図9bに示す矢印Fの方向に)。
ゲージブロック9の近接側の面91は、切断面90を形成するブレードの載置面として機能する。
図7eに示す他の構成では、ブレードの思いがけない鉛直方向のずれおよび/または傾斜を回避するために、切断動作全体にわたってブレードを案内するよう内部にブレードを挿入することが可能である貫通溝(スロット)96を、ゲージブロック9は有することができる(図7e)。
切断ガイド7は、使用時に患者に向かって面するとともに、切除する骨の解剖学的構造に例えば脛骨に応じて形成される少なくとも一の後面7bを有する(図6に示す通り)。言い換えれば、サポート8およびゲージブロック9の両方は、手術する患者の部分の解剖学的構造に可能な限り従うよう形成されるガイド7の後面7bを一体的に形成する対応するそれぞれの後面83,93を有する。
特に、膝蓋腱または他の器官と接触する虞を低減し、そして治療する脛骨または骨と可能な限り近くすることができるよう、後部の半径は、脛骨または配置される骨の解剖学的構造と近似している。さらに、すべての縁部は、軟組織の損傷を回避するために丸みが付けられる。
より掴みやすくするために、ゲージブロック9は、高さが低くてもブロック9を容易にかつ安全に掴むことができるようその内向き・外向き面94に、二つの窪み部分(ハウジング)22を有する。
図2に示す好ましい実施形態において、支持および位置決め手段2は、特定の患者用の位置決め器としても知られるインサート26を備える、インサート26は、切断ガイド7のサポート8に係合可能であり、患者に特有の解剖学的基準点24を有する(図3および図4)。これらの解剖学的基準点24は、例えばプローブは、器具1の安定した固有の位置決めを可能にするために、患者の所定の解剖学的な点と当接する。
ゲージブロック9は、近接側の面91に対して直交する方向に測定される高さhを最小と最大との間で変更することができる。最小高さおよび最大高さは、手術における必要性に応じて、望ましいように定義することができる。この高さhは、切断面と遠位側の面92との間の距離として定義される。そしてまた、遠位側の面92は、骨切除ブレードを案内するよう構成される面として定義される切断面である。第一実施形態では、図6に示し参照符号91を付したこの平面は、近接側の面と一致する。一方、他の実施形態においては、前記切断面は、図7eにおいて示す切断スロット96によって定義される平面と一致する。
例示のためにのみ、図7a〜7cに、三つの異なる高さhを有する三つの異なるゲージブロック9を示す。
上述した骨切除器具は、任意選択的にサポート8に係合可能な複数のゲージブロック9を備える骨切除キット(器具一式)の一部である。
互いに異なる高さhを有する一連のゲージブロック9を提供するために、それぞれのゲージブロック9は他のゲージブロックとは異なる厚さすなわち高さhを有する。
特に、ブロックの高さが他のブロックと異なる間隔は、0.1mm〜10mmであり、好ましくは0.5mm〜2mmである。
結論として、一のゲージブロック9と他のゲージブロックとの間とできる「切断ギャップ」は、したがって一の切断面とさらに切断するために用いられるその直ぐ次ぎに続く切断面との間のギャップは、0.1mm〜10mmとでき、その間隔が好ましくは0.5mm〜2mmの間の範囲内にある。しかしながら、10mmを超える間隔とすることもできる。
このように、どのゲージブロック9をサポート8と係合させるかに応じて、用いられるゲージブロック9の厚さに応じた異なる高さに配置される切断面90が得られる。
これにより、サポート8を移動させずに、したがって、ピン30を取り外すまたはロッド3の第一部分3aと第二部分3bとの間の相対的な位置を調整することなく、切断面90の高さを変更することができる。
好適には、切断ガイド7は、特にサポート8は、第二部分3bに取り外し可能に取り付けられる。
第二部分は、切断ガイド7を突き出させて患者と非常に近接させる肘部(エルボー)35を有する。
ロッド3の第一部分3aと第二部分3bとを一体に接続するよう支持および位置決め手段2を組み立てた後、所定の高さのゲージブロック9がロッド3の最上部に配置されるサポート8と係合する。
ゲージブロック9は、クイックコネクション手段11を用いて、サポートに接続可能である。詳細には、ブロック9の脚部13は、サポート8に配置される対応するそれぞれのレール・ガイド12の内側のT字状接続によって挿入される(図7d、図8)。
ブロック9は押されてサポート8上を摺動し、移動を終えるまで、つまりそれぞれの脚部13がレール・ガイド12の端部に到達するまで、レールに沿って滑る。
この位置において、レール・ガイド12の押圧要素15は、脚部13に形成される対応するそれぞれの球面状空洞部16へと挿入されて、ゲージブロック9がサポート8に安定して固定される。
さらにこの位置において、ブロック9のタブ17は、サポート8の前面85と当接し、したがって、プレス脚部20の前に位置し、これにより、ハウジング21へのアクセスを封鎖する。
異なる高さのブロックと置き換えるために、ブロック9をレール12から容易に取り外し引き出すよう、クイックリリース装置18が作動される、特にバネ荷重ボタン19(図9b)が押圧される。
バネ荷重ボタン19は軸25に沿ってヒンジ状に連結されており、そしてその軸を越えて継続して延びている(これにより、プレス脚部20がバネ荷重ボタンの一部を形成している)。
レスト位置においては、プレス脚部20はサポート8の内部に収容されており、バネ荷重ボタン19はサポート8の前面85から突出している。バネ荷重ボタン19を操作し、サポート8の前面85に向かって押すことによって、プレス脚部20がピボット軸回りに同時に回転を始め、そのハウジング21から突出する。
このようにプレス脚部20は、タブ17に作用して、ゲージブロック9を移動させてサポート8から解放する。
ゲージブロック9をその側方ハウジング22で掴むことによって、ゲージブロックをそのサポートから滑らせて完全に外すことができ、そして異なる高さのゲージブロックと置き換えることができる。
骨からガイド7を取り外すことは必要ではなく、またこれらの動作を実行するのにピン30を取り外すことも必要ではない。
骨切除器具を、二つの異なる応用分野において用いることができる。第一の応用分野は、従来の(特定の患者用ではない)位置決めシステムであり、第二の応用分野は、特定の患者用の位置決めシステムである。
両方の場合において、切断ガイド7は、骨に取り付けられるサポート8と、クイックコネクション手段11を用いてサポート8に組み付けられるインサートまたはゲージブロック9(またはシム)と、から成る。
ゲージブロック9の上側平面すなわち近接側の面91によって、またはゲージブロックに形成される切断スロット96によって定義される平面によって、上述の通り、骨切除のレベルが定義される。サポート8に対する骨切除のレベルは、ブロック9の厚さhによって決定される。異なる厚さのゲージブロック9によって、異なる切除レベルを決定できる。
従来の位置決めシステムと特定の患者用の位置決めシステムとの間の違いは、第一の場合には、その位置を、切断パラメータ(勾配角、内反/外反の角度および初期の所望の切断高さ)に応じて定義でき、そして解剖学的な基準(例えば足首、脛骨の解剖学的な軸、脛骨トレー(tibial trays)の傾斜など)に対して手術室において定義される髄内または髄外支持および位置決め手段2に切断ガイド7を接続することができることにある。
外科手術技術では、切断パラメータ(傾斜角、内反/外反および最小切断高さ)が定義されると、サポート8がこれに応じて配置され、サポート8における位置決め孔10の内部に挿入されるペグすなわちピンを用いて骨に取り付けられることが必要とされる。
異なる厚さすなわち高さhを有するゲージブロックを用いることにより、サポート8を取り外したり再度位置決めしたりする必要なく骨に取り付たままで、切断高さパラメータを変更することができる。
この器具により、切断高さの変化の大きさは、もはや幾何学的制限(多くの場合、その制限の切断レベルの最小変更は2mmである)によって限定されず、代りに、個々のゲージブロック9の厚さの変更により決定される。
また、ガイドを続けて何度も位置決めすることを回避でき、それによって切除器具を誤って位置合わせする虞を回避できる。
第二の場合においては、切断ガイド7を特定の患者用の位置決めシステムに接続することができる。
この場合、切断ガイド7は前述の特定の患者用の位置決め器26を備える、安定した固有の位置決めのための基準点として用いられる患者に特有の(例えば骨増殖体(osteophytes)の)解剖学的基準点24を有するインサートである(図2〜図4および図10)。
特定の患者用の位置決め器26は、患者の骨の立体幾何の前手術解析に基づいて構成される。
これにより、切除を位置合わせし、前手術の段階で定義される切断パラメータ(勾配角、内反/外反、最小切断高さ)に適合させるよう、切断ガイド7を位置決めすることを可能にする。
高精度な位置が分かると、サポート8に形成される孔10に挿入されるペグ30を用いて、ガイド7を骨に取り付けることができる。
ガイドによって得られる位置が設定されると、再現(reconstruction)によって前手術の段階において定義された位置と一致することになる。
サポート8を骨に取り付けた後、次に、切断ガイド7を定位置に維持しながら位置決め器26を取り外すことができる。
ゲージブロック9をサポート8に係合させるのと正確に同じ方法で、つまりクイックコネクション手段11によって、位置決め器26はサポート8と係合する。
位置決め器26の脚部13は、サポート8の対応するレール12内へとT字状接続によって挿入される。サポート8に位置する二つの押圧要素15が位置決め器26の脚部の端部において二つの球面状空洞部16へと挿入されるまで、位置決め器26をレール12に沿って摺動させる。
また位置決め器26は、その前部分に、サポート8の前面85と当接するよう押されるタブ17を有する。
また、特定の患者用の位置決め器26の解放機構も、したがって、ゲージブロック9の解放機構と同様である。特定の患者用の位置決め器26も、先に説明したクイックリリース装置18を用いる。
特定の患者用の位置決め器26が取り外された状態で、切断面90を定義するゲージブロック9をサポート8に係合させることができる。
この時点で、第一切断を行うことができる。
その後、切断高さを、異なる厚さのブロック9(図7a〜図7c)を素早く交換することにより、変更することができる。
使用時において、支持および位置決め手段2を配置した後、高さがより大きいゲージブロック9(例えば厚さは+0mmで示される)をサポート8に接続するよう、切断ガイド7が組み立てられる。
次に、切断パラメータ(勾配角、内反/外反、最小切断高さ)が、「アイボーリング」技術または髄内または髄外の基準システムを用いて定義される。
ガイド7の位置が十分に条件を満たしている場合、切断ガイドは二つのペグを用いて骨に固定される。
こうして切断パラメータが設定される。位置合わせロッド3が好ましくは、勾配角および内反/外反を確認するために用いられる。切断高さは、異なる厚さのゲージブロック9に交換することにより、変更できる。この時点で、切断パラメータが確認され、ブレードをブロック9の近接側の面91上に直接支持することによって、またはブレードを切断スロット96(形成されている場合)を挿入することによって、骨切除を行うことができる。
好適には、過度の切除を回避するために、より大きな厚さを有しているゲージブロック9から始め、そのゲージブロック9をより小さい高さを有するゲージブロックに漸進的に置き換えるよう進めることが好ましい。切断の位置を、このように、徐々に制御した方法で変更することができる。
したがって、第一ブロック9を位置決めし、第一切除を実行した後、十分に条件を満たして行われたか否か(例えば、切断のレベルにおいて生じる骨の質および曲げ伸ばし(flexion−extension)において生じる堅さ(tightness)が十分に条件を満たしているか、人工器官を埋設できる十分な厚さが除去されたか)を見て確認が行われる。実行された切除が不十分に見える場合、骨に取り付けられたサポート8の位置を変えずに、使用しているそのブロック9を高さがより低いブロックと置き換えることにより、切断高さを下げる(図11および図12)。
その後、さらなる切除が実行される。それがまだ不十分な場合、最適な切断高さが達成されるまで、順に高さがより小さいブロックを繰り返し用いる。
サポート8の位置を変更することなく、切断面と同じサポート8の近接側の面81を用いることによって、最小切断高さを得ることができる(図13)。
特定の患者用の位置決め器26を使用する外科手術技術は、直ぐ上で説明したものと同様である。
違いは、関節のCT/MRI走査に応じて、大きさ、傾斜、内反/外反、最小の切断高さを定義する前手術計画が実行されることにある。手術室において、位置決め器26は切断ガイド7のサポート8と結合される。その後、位置決め器26を手で配置する。位置決め器は固有のものである。正しい位置は、位置決め器26と骨との間に最大の安定性を保証する位置であり、したがって、ガイド7の最適かつ安定した位置決めが得られる。位置が十分に条件を満たしていれば、サポート8の孔10を通じて取り付けられた二つのペグを用いて、切断ガイド7が骨に取り付けられる。
この時点で、位置決め器26を取り外し、ゲージブロック9をサポート8に接続することが可能である。この時点から先は、直ぐ上で説明した通り、高さがより大きい第一ゲージブロック9を用いて第一切断を実行する。
骨切除のレベルを評価し、適当な切断高さに達するまで、使用しているそのブロック9を高さhがより低いブロックと置き換えることを継続する(図11および図12)。
ゲージブロック9の高さhによって、切断面のレベルが決定される。切断面のレベルは、毎回異なる高さブロック9を用いることにより変更できる。
異なる厚さのブロック9を単に交換するこのシステムにより、一貫的な位置合わせを保証しながら、毎回サポート8を取り外して再度配置する必要なく、0.1mm〜10mmの飛び飛びの段で切除のレベルを変更することできる。
器具の使用において外科医が利用可能な異なるブロック間の厚さの変化を、したがって異なる厚さのブロック9を交換することにより得られる切断レベルの変化を、所望により定義することができる(好ましくは0.5mm〜2mm)。
手術する関節に応じて、切断ガイド7を、右側−中央/左側−側部(right−medial/left−lateral)または左側−中央/右側−側部(left−medial/right−lateral)構成に形成することができる。この寸法の低減と形状設計により、種々の外科アプローチ(最小侵襲法や人工膝単顆置換術も含む)における使用に適合させることができる。
本発明により、多くの利点を確保でき、その意図した目的を達成することができる。
本発明の骨切除器具によって、手術時間全体にわたってサポートをしたがって切断ガイドを連続的に繰り返し再度位置決めするのを回避するよう切除のレベルを変更することができる。
本発明によって、ガイドを繰り返し再度位置決めするのを回避し、その結果、定義された切断パラメータが変化する虞および/または切除器具の切除器具を誤って位置合わせする虞を回避するよう、一旦切断ガイドが配置された後でも、脛骨切除のレベルを変更することができる。
この技術により、微小切断変更を定義でき、ガイドの固定ピンを再度位置具決めする必要性を回避できるので、患者のために、侵襲性が小さく、より短い外科手術手順を達成することができる。
本発明にかかる骨切除器具によって、一旦ガイドが配置された後でも、最小限の、保存的な切断カットを実行できるよう、切断高さの大きさを変更することができる。
切断高さの変化の大きさは、もはやガイドにおけるまたは従来の再度位置決めするかつ/または固定するシステムにおける幾何学的制限(現在商業的に入手可能な器具においては、ガイドを再度位置決めできる最小の変更は2mmである)によって限定されず、代りに、各ゲージブロックの異なる厚さにより決定される。異なる厚さの間の差異は0.1mm〜10mmとでき、好ましくは0mm〜2mmとできる。

Claims (12)

  1. 骨切除用器具であって、
    切断する骨に対して前記器具(1)を正しく位置合わせするための支持および位置決め手段(2)と、
    前記支持および位置決め手段(2)に接続されるとともに、切断する骨に取り付け可能な支持体(8)を有している切断ガイド(7)と、
    を備え、
    前記切断ガイド(7)は、切断面(90)を有するとともに前記支持体(8)に取り外し可能に接続されるゲージブロック(9)を有しており、
    前記ゲージブロック(9)は、クイックコネクション手段(11)によって前記支持体(8)に係止されるようにして接続され、
    前記クイックコネクション手段(11)は、クイックリリース装置(18)を有しており、前記クイックリリース装置(18)は、レスト・ポジションでは前記支持体(8)に形成されるハウジング(21)の内部に配置される押圧脚部(20)を有するバネ荷重ボタン(19)を有しており、前記押圧脚部(20)はタブ(17)に作用し、前記タブ(17)は前記ゲージブロック(9)の前面(95)から突出して前記支持体(8)の前面(85)と当接しており、前記バネ荷重ボタン(19)は操作されることによって回転して前記押圧脚部(20)に力を及ぼし、前記押圧脚部(20)を前記ハウジング(21)から突出させて前記タブ(17)に向かって移動させて、前記タブ(17)を外側に向かって押し、これにより前記ゲージブロック(9)を前記支持体(8)から迅速に取り外す
    器具。
  2. 前記クイックコネクション手段(11)は、前記支持体(8)の近接側の面(81)に形成される少なくとも一つのガイドレール(12)と、前記ゲージブロック(9)の遠位側の面(92)に形成されるとともに前記ガイドレール(12)へ挿入可能であり前記ガイドレール(12)の形状と整合するよう形成される少なくとも一つの脚部(13)と、を有する、
    請求項1に記載の器具。
  3. 前記ガイドレール(12)は、前記ゲージブロック(9)を前記支持体(8)に強固に係止するために、前記脚部(13)に形成される球面状空洞部(16)へ挿入可能な押圧要素(15)を有する、
    請求項2に記載の器具。
  4. 前記ゲージブロック(9)は、内部にブレードを挿入できる切断貫通溝(96)を有する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の器具。
  5. 前記ゲージブロック(9)は、前記切断面(90)を形成する近接側の面(91)を有する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の器具。
  6. 前記支持および位置決め手段(2)は、前記切断ガイド(7)の空間位置を決定する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の器具。
  7. 前記切断ガイド(7)は、使用時に患者に向かって面するとともに特定の患者の解剖学的構造に応じて形成される少なくとも一の後面(7b)を有する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の器具。
  8. 前記支持および位置決め手段(2)は、前記器具(1)の安定した固有の位置決めを可能にするために、患者に特有の解剖学的基準点(24)を提供するよう、前記切断ガイド(7)の前記支持体(8)と係合することができる特定の患者用の位置決め器(26)を有する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の器具。
  9. 前記ゲージブロック(9)は、当該ブロックを掴みやすくするよう二つの側方受け部(22)を有する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の器具。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の器具(1)を備える骨切除キットであって、
    それぞれが切断面(90)を有しており、それぞれが前記支持体(8)に取り外し可能に接続される複数のゲージブロック(9)を有しており、
    それぞれのゲージブロック(9)は、前記切断面(90)に対して直角に測定される高さすなわち厚さ(h)がそれぞれ異なる、
    キット。
  11. 大きさが連続する二つのブロック(9)の間の高さ(h)の差異は、0.1mm〜10mmの範囲内の間隔であり、好ましくは0.5mm〜2mmの範囲内の間隔である、
    請求項10に記載のキット。
  12. 請求項1から9のいずれか1項に記載の骨切除器具を組み立てる方法であって、
    前記支持および位置決め手段(2)を提供する工程と、
    所定の高さの前記ゲージブロック(9)を有する前記支持体(8)を有する前記切断ガイド(7)に前記支持および位置決め手段(2)を係合させる工程と、
    前記支持体(8)に前記ゲージブロックを係合させる工程と、
    を含み、
    前記ゲージブロック(9)はクイックコネクション手段(11)によって前記支持体に取り付け可能である、
    方法。
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