JP6823554B2 - 商品検索用デジタルサイネージ - Google Patents

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Description

この発明は、デジタルサイネージに関し、より詳細にはデジタルサイネージを操作することによってユーザーが容易かつ迅速に商品を検索できるデジタルサイネージに関する。
デジタルサイネージはデータを表示可能な表示装置を用いて静止画や動画を表示し、従来のポスターや広告媒体に代わりあるいはそれらを補完して不特定多数の人に情報を提供するものである。個人が携帯するスマートフォンやモバイルPC、個人のデスクで使用するデスクトップPCに比べて、遠くから人目を惹くように大型の表示装置が用いられる。
また、従来の街頭テレビのように一方的に表示を行うだけでなく、表示画面に対する操作を受付けて視聴者の好みや必要に応じた情報を提供するものがある。
例えば、縦長の液晶パネルを縦方向に上中下段を含む少なくとも3つの横長の表示領域に分割し、下段の表示領域に広告の静止画などの静的な画像を表示させ、少なくとも中段の表示領域にタッチセンサ操作に応答する動的な画像を表示させるものが提案されている。上段の表示領域は、動画を表示し、注目を惹くようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−90643号公報
デジタルサイネージはその多くが、広告を主な目的として用いられている。一方、近年では商品の実物に触れることなく画像および文字で内容を確認して購入する取引形態、例えば通信販売のような態様が増えている。
実店舗でも、例えば都心の狭い店舗では実商品を陳列する代わりにデジタルサイネージで商品および在庫を確認する形態が考えられる。その場合、使用者がデジタルサイネージを用いて対象とする商品を選択すると、その商品の情報がレジカウンターに送信されて倉庫からレジカウンターに運ばれ購入の手続に進むといった運用形態が考えられる。使用者が商品を選択すると、デジタルサイネージの隣に置かれたプリンタで商品カードを印刷してレジカウンターに持参する形態も考えられる。
上述したように、デジタルサイネージを商品の検索に用いる用途が考えられる。顧客が商品検索を行わない期間は、そのデジタルサイネージを広告に用いることができる。
いわゆるインターネット通販のように顧客がスマートフォンやパーソナルコンピュータ等の個人所有の情報処理装置を操作する場合に比べると、デジタルサイネージを用いた商品検索は判り易く迅速に操作できる工夫が求められる。顧客一人当たりの占有期間をより短くして効率よく使用してもらうためである。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、判り易く迅速な操作が可能な商品検索用のデジタルサイネージを提供するものである。
この発明は、商品の画像およびその商品の検索用見出しを含む属性を商品データとし、複数の商品データを格納する商品データ記憶部と、各商品データを前記検索用見出しについて予め定められた順序に並べてデータテーブルを生成するテーブル生成部と、前記検索用見出しのインデックスおよび各商品の画像から少なくとも構成される商品検索の画面を表示する表示部と、前記表示部の画面に対する操作を受付ける操作検出部と、前記インデックスを画面の上下方向における中間部に表示させ、そのインデックスの上方および下方の領域に前記データテーブルの順序に並べて複数商品の画像を表示させる表示制御部とを備え、表示されたインデックスおよび各商品の画像に対する操作を前記操作検出部が受付けた場合、表示制御部は、前記操作検出部が受付けたインデックスから始まる順に前記データテーブルに含まれる商品の画像を画面に表示させ画面を更新する商品検索用デジタルサイネージを提供する。
この発明による商品検索用デジタルサイネージにおいて、表示制御部は、前記操作検出部が受付けたインデックスから始まる順に前記データテーブルに含まれる商品の画像を画面に表示させるので、使用者はインデックスを用いて対象とする商品の画像を画面に表示させてその商品を画像で確認し、商品を選択できる。しかも、商品の画像が検索用見出しの順に並んで表示されるので対象の商品、即ち目的とする情報に容易に辿り着くことができる。
この実施形態において、デジタルサイネージの構成例を示すブロック図である。 図1に示す売上管理装置およびサイネージ管理装置の構成を示すブロック図である。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部がテーブル生成部として生成するデータテーブルの一例を示す説明図である。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部が表示制御部として生成するロード管理テーブルを示す説明図である。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部が表示制御部として生成するバッファ管理テーブルを示す説明図である。 この実施形態において、商品の検索画面および操作に対する応答の一例を示す第1の説明図である。 この実施形態において、商品の検索画面および操作に対する応答の一例を示す第2の説明図である。 この実施形態において、商品の検索画面および操作に対する応答の一例を示す第3の説明図である。 この実施形態において、商品の検索画面および操作に対する応答の一例を示す第4の説明図である。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部が実行する表示制御部としての処理の流れを示す第1のフローチャートである。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部が実行する表示制御部としての処理の流れを示す第2のフローチャートである。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部が実行する表示制御部としての処理の流れを示す第3のフローチャートである。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部が実行する表示制御部としての処理の流れを示す第4のフローチャートである。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部が実行する表示制御部としてのバックグラウンド処理の流れを示す第1のフローチャートである。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部が実行する表示制御部としてのバックグラウンド処理の流れを示す第2のフローチャートである。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部が実行する表示制御部としてのバックグラウンド処理の流れを示す第3のフローチャートである。 この実施形態において、サイネージ管理装置の制御部が実行する表示制御部としてのバックグラウンド処理の流れを示す第4のフローチャートである。 この実施形態において、インデックスが操作された場合の画面の一例を示す第1の説明図である。 この実施形態において、インデックスが操作された場合の画面の一例を示す第2の説明図である。 この実施形態において、インデックスが操作された場合の画面の一例を示す第3の説明図である。 この実施形態において、インデックスが操作された場合の画面の一例を示す第4の説明図である。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施の形態1)
≪デジタルサイネージの全体構成≫
この実施形態において、デジタルサイネージは複数の装置で構成されるものとして、その構成を図1、2を用いて説明する。
ただし、これは一例であって、デジタルサイネージが一つの装置として構成されてもよい。また、図1に示す装置の幾つかが一体の装置として構成されてもよいし、逆に図1に示す何れかの装置が複数の装置で構成されてもよい。
図1に示すように、デジタルサイネージ100は、売上管理装置101、複数のサイネージ管理装置102、104、106と、それぞれのサイネージ管理装置に対応する表示装置103、105、107とで構成される。表示装置103、105、107は、タッチパネルを搭載しており、表示画面に対するユーザーからの操作入力を検出できる。
このように、図1に示す態様は、唯一つの売上管理装置101と3つのサイネージ管理装置および表示装置の対で構成される。ただし、図1の態様に限らず例えばサイネージ管理装置および表示装置の対が一つであってもよい。即ち、図1のような3対の構成に限らず幾つの対で構成されてもよい。
売上管理装置101とサイネージ管理装置102、104および106とはそれぞれ通信可能に接続されている。通信方式は問わないが例えば有線LANで接続されている。
1台のサイネージ管理装置に対して1台の表示装置が接続される。ただし、1台のサイネージ管理装置に複数の表示装置が接続されマルチディスプレイ表示をする態様も考えられる。
図2は、図1に示す売上管理装置およびサイネージ管理装置の構成を示すブロック図である。図2は、サイネージ管理装置102および表示装置103を代表例として示しているが、サイネージ管理装置104と表示装置105との対は同様の構成である。サイネージ管理装置106と表示装置107の対についても同様である。さらには、図1に図示しないさらなるサイネージ管理装置と表示装置の対があっても各対は同様の構成である。以下、サイネージ管理装置102および表示装置103の対を代表例として説明するが、他の対についても同様である。
図2に示すように、売上管理装置101は、全体の処理を行う売上処理部201と、記憶部202と、外部の機器に各商品の情報を送信するための通信インタフェース部203とで構成されている。記憶部202は、売上処理部201が実行する処理プログラム、売上管理に係る各商品の情報(商品マスタ)や画像を格納する。
売上管理装置101は、デジタルサイネージに関する処理だけでなく店舗の売上管理の処理を行うものであってもよい。その場合、記憶部202に格納される商品マスタ202aは、各商品の属性を表すデータであると共に店舗の売上管理のデータであって、売上管理装置101がPOSの機能を兼ねていてもよい。
サイネージ管理装置は売上管理装置101から送信されてきた各商品の情報を受信するための通信インタフェース部204、装置全体の制御を行う制御部205、データ記憶部206および入出力部207を備える。
制御部205は、CPUを中心として周辺回路を含んだハードウェアで構成され、データ記憶部206に格納された処理プログラムを実行することでテーブル生成部および表示制御部として機能し、さらにその他の処理を行う。データ記憶部206は、揮発性メモリおよび不揮発性メモリで構成され、前述の処理プログラムのほか、売上管理装置101から受信した各商品の情報を商品データ206aとして格納する。各商品の属性を商品マスタ206bとして、また、各商品の画像を商品画像ファイル206cとしてそれぞれデータ記憶部206に格納する。商品マスタ206bは、商品マスタ202aの情報のすべてを有していてもよいが、その一部であってもよい。即ち、商品マスタ206bは商品マスタ202aのサブセットであってもよい。
制御部205はデータ記憶部206に格納された商品データに基づいてデータテーブル206dを生成し、生成されたデータテーブル206dに基づいて商品の検索画面に係る表示データを表示バッファ206gに格納し表示装置103へ出力する。
データ記憶部206の表示バッファ206gは、表示装置103に表示する検索画面の表示データおよび表示している検索画面の前後の1以上の頁の表示データを格納する。ロード管理テーブル206eおよびバッファ管理テーブル206fは、商品の検索画面の表示内容を管理するためのテーブルである。
入出力部207は、表示制御部としての制御部205が商品データから生成した表示データであって、商品の検索画面や販促情報を構成する表示データを表示装置103に出力して表示させる。また、表示装置103に表示される商品の検索画面等に対する操作に係る信号を表示装置103から受けて制御部205に提供する。即ち、表示装置103が有するタッチパネルの検出信号を制御部205に提供する。
≪データテーブルおよび検索画面の生成≫
続いて、制御部205がテーブル生成部として生成するデータテーブル206dについて説明する。
図3は、この実施形態において制御部205がテーブル生成部として生成するデータテーブルの一例を示す説明図である。図3で、横方向に並ぶ項目は商品データに含まれる商品の属性に対応した「商品コード」、「商品名」、「商品名(かな)」および商品の画像ファイル名を示している。これらの属性は、商品の検索画面の表示に用いるためのものである。「商品コード」、「商品名」は、「画像ファイル名」が参照する商品の画像と共に商品の検索画面に表示される。「商品名(かな)」は、各商品の画像をソートしてその順序で検索画面に並べるために用いられる。
各商品は「商品名(かな)」の順にソートされて縦方向に並んでいる。図3に示す例では1〜150の150個の商品を示している(「行番号」の項目を参照)。
制御部205は、テーブル生成部として以下の手順でデータテーブル206dを生成する。
1)商品名(かな)に基づいて商品マスタ206bに格納された各商品のソーティングを実施する。
2)選択されたインデックスの文字に対応して検索画面に表示すべき商品の範囲を、データテーブル206dに基づいて決定し、1つの検索画面に表示すべき各商品の商品画像ファイル206cから商品画像を取得する。そして、データテーブル206dの「商品コード」および「商品名」と共に表示バッファ206gに格納する。
3)表示バッファに(ロード)格納した各商品の画像を、データテーブル206dのソート順に「商品コード」および「商品名」と共に表示装置103に出力し画面に表示させる。
4)1つの検索画面に表示すべきすべての商品の表示データが表示装置103へ出力されるまでの間、表示装置103の各商品の画像をぼかして表示させる。
5)1つの検索画面に表示すべき画面上に画像を全て出力したら、画像のぼかしを解除する。その後、表示中の検索画面の前後の頁に対応する表示データを表示バッファ206gに格納しておく。
6)頁送りまたは頁戻しの操作が行われたら、予め表示バッファ206gに格納されている各商品の画像を表示装置103へ出力して画面を更新する。
また、制御部205は、ロード管理テーブル206eおよびバッファ管理テーブル206fを生成する。ロード管理テーブル206eおよびバッファ管理テーブル206fは、タッチパネルを搭載した表示装置103に表示データを出力すべく表示バッファ206gに表示データを格納する際の表示データの読み込み状況を管理する。
図4は、ロード管理テーブル206eの一例を示す説明図である。図5は、制御部205が生成するバッファ管理テーブル206fの一例を示す説明図である。
ロード管理テーブル206eは、行番号が1〜150のすべての商品について、以下の何れかの状態を表す。各商品がロード位置の1〜16の何れかの表示枠503aに表示されている場合はロード済の状態である。未だ表示されたことがない場合は未の状態である。現在画面に表示すべく更新中の状態はロード中の状態である。
バッファ管理テーブル206fは、ロード位置の1〜16に対応する各表示枠503aに表示している各商品の行番号を格納している。
図4および図5に示す例では、行番号1〜12の商品が、ロード位置(表示位置)1〜12にそれぞれ表示された状態を示している。
図4に示すロード管理テーブル206eは、行番号1〜12の商品がロード済みの状態であり、行番号13〜16の商品がロード中の状態であり、行番号17〜150の商品が未の状態であることを示している。
図5に示すバッファ管理テーブルは、ロード位置1〜12に行番号1〜12の商品がそれぞれ表示されており、ロード位置13〜16は未だ表示されていない状態を示している。
≪商品の検索画面の表示と操作≫
サイネージ管理装置102は、商品の検索画面として、タッチパネルを搭載した表示装置103に、図6Aに示す画面を表示させる。
図6Aに示す画面は、商品の検索に用いるインデックスを示し、検索用見出しを選択するための帯状のインデックス501が配置されている。
インデックス501の上方と下方にはそれぞれ、複数の商品画像を並べて表示する商品表示領域503が配置されている。使用者がインデックス501を操作して選択した文字に応じた商品名を有する商品およびその前後の商品が、商品表示領域503に表示される。各商品について、商品の画像および対応する「商品コード」および「商品名」が表示される。
商品表示領域503は、インデックスの上方および下方において、それぞれ縦方向に2列、横方向に4列の8個の商品が並び、1画面には上下合わせて16個の商品が並んで表示される。16個の各商品の画像を表示する位置は、表示枠503aとして定められており、16個の各商品の表示位置が予め定められている。図6Aでは、16個の各商品の表示位置をロード位置の1〜16で示している。
インデックス501の左右には、表示頁を切り替えるための頁送りボタン502fおよび頁戻しボタン502rが配置されている。
制御部205は、インデックス501、頁送りボタン502fおよび頁戻しボタン502rに対する操作に応答して、ロード位置の1〜16に表示すべき16個の商品をデータテーブル206dのどの範囲に対応付けるかを決定する。そして、決定した範囲のうち並び順が最も若い商品をロード位置の1に表示し、以降順にロード位置の2〜16に各商品を表示する。
例えば、サイネージ管理装置102が初回起動した際、テーブル生成部としての制御部205は、データテーブル206dを生成し、データテーブルの先頭(行番号が1の商品)にポインタを対応せる。これは、インデックス501の先頭の文字「あ」が選択された場合に等しい。そのポインタの位置に対応して、表示制御部としての制御部205は、行番号が1〜16の商品をロード位置の1〜16にそれぞれ対応させて画面を表示する。
その後、例えばインデックス501の文字「か」が選択されると、サイネージ管理装置102は、図3のデータテーブルに従い、「か」で始まる商品名(かな)の最も若い商品、即ち行番号が11の商品名「か001」の商品にポインタを移動させる。そして、ポインタが示す行番号が11から16個の商品をロード位置の1〜16にそれぞれ対応させた画面に更新する。
また、表示制御部として制御部205は、頁送りボタン502fがタッチされるとそれに応答して現在ロード位置の16に表示されている商品の次の商品(データテーブル206dの次の順の商品)をロード位置の1に表示させるように画面を更新する。さらに、以降の15個の商品をロード位置の2〜16に表示させるように画面を更新する。
あるいは、制御部205は、頁戻しボタン502rがタッチされるとそれに応答して現在ロード位置の1に表示されている商品の前の16個の商品(データテーブル206dの前の順の商品)をロード位置の1〜16に順次表示させるように画面を更新する。
制御部205が表示装置103へロード位置の1〜16の商品に係る表示データを出力する際、商品画像ファイル206cから表示バッファ206gへ表示データをコピーする必要があるが、その処理は使用者がその処理を認識できる程度の期間を要することがある。その場合、制御部205は、タッチパネルの操作を受付けないようにすると共に図6Cに示すように画面全体をぼかすことにより通常と異なる態様で表示する。これによって、ロード位置の1〜16に新たな商品の表示データを読み込んで画面を更新する期間に画面が操作されて新たに処理すべき事項が発生するのを防ぐことができる。
表示装置103のインデックス501が操作された場合、制御部205は、タッチパネルの検出信号に基づいて選択された文字を決定する。そして、図3のデータテーブル206dから、選択されたインデックス文字もしくはそれ以降の文字を検索用見出しである商品名の先頭文字とする商品のうち最も若い商品の行番号を取得する。取得した行番号の商品から順番に16個の商品をロード位置の1〜16の表示枠にそれぞれ表示させる。
例えばインデックス501の文字「た」が選択された場合について述べる(図6B参照)。その場合、表示制御部として制御部205は、データテーブル206dを参照して「た」を「商品名(かな)」の先頭文字とする商品のうち先頭の商品をロード位置の1の表示枠に表示させる。さらに、その商品から順番に16個の商品をロード位置の2〜16の表示枠にそれぞれ表示させる(図6D参照)。ただし、画面を更新する処理が完了するまでの間は画面をぼかして表示する(図6C参照)。画面をぼかして表示する処理は、表示データに画像フィルタ(例えば、公知のガウシアンフィルタ)を適用すればよい。
表示装置103の検索画面の表示を更新する処理が完了したら、表示制御部として制御部205は、表示中の検索画面の前後の1以上の頁に相当する検索画面の表示データをさらに生成する。即ち、表示中の各商品の前後の1以上の頁に相当する各商品について表示データを生成し、表示バッファ206gへ格納する。
表示装置103の検索画面で、例えば頁送りボタン502fが押下された場合、予め表示バッファ206gに格納されている表示データを使用して次の頁に対応する商品をロード位置の1〜16に表示させるべく画面の表示を更新する。
画面の表示の更新が完了したら、その前後の1以上の頁に対応する商品の表示データのうち、まだ生成されていない表示データを生成して表示バッファ206gに格納する処理を行う。
≪表示制御部の処理≫
サイネージ管理装置102制御部205が実行する処理の手順を説明する。
図7A〜図7Dは、この実施形態において、制御部205がテーブル生成部および表示制御部として実行する処理の流れを示すフローチャートである。図7A〜図7Dのフローチャートに沿って表示制御部の処理を説明する。
サイネージ管理装置102の電源起動時、制御部205は、商品マスタ202aに格納された各商品の全部または一部の項目および各商品の商品画像202bを、売上管理装置101からダウンロードする。そして、ダウンロードした商品マスタ202aの項目と商品画像202bとを商品データ206aとしてデータ記憶部206に格納する(図7Aのステップs900)。
そして、テーブル生成部として制御部205は、ダウンロードした商品マスタ206bの全部または一部の項目を「商品名(かな)」でソートし、データテーブル206d(図3参照)を作成する(s901)。
データテーブル206dを生成した後、制御部205は、ポインタの変数yを初期化(初期値は1)する(s902)。ここで、ポインタyは、1画面に表示可能な商品のロード位置(表示項目数、この実施形態においてはロード位置の1〜16)の何れかを指し示す。同時に、データテーブル206dを参照する行番号を指し示す。
そして、ポインタyが最大値(この実施形態においては16)に達するまで以下のループ処理を行う(s903)。即ち、初期化後において、行番号が1〜16の商品をロード位置の1〜16に表示させる処理を行う。
まず、ポインタyが指す(初期化直後はy=1)行番号の商品に対応する商品画像ファイル206cのデータを表示バッファ206gに格納する(s904)。
そして制御部205は、ポインタyが指すロード位置(ロード位置y)にステップs905で格納した画像のデータを表示させるべく、入出力部207を介して表示装置103へ表示データを出力する(s905)。
ロード位置yへ表示データの出力を終えたら、ロード管理テーブル206eの行番号yの項目を「済」に変更する。さらに、バッファ管理テーブル206fにポインタyの値(初期化直後はy=1)を追加する(s906)。そして、ポインタyの値を1だけ増加させる(s907)。
ここで、制御部は、画面を更新している間は画面に対する操作を操作検出部としての入出力部207が受け付けないようにし、またその状態を使用者に視覚的に認識させるために画面をぼかして表示するように制御する(s908)。
そして、ルーチンは前述のステップs903のループ処理判定に戻り、上述のステップs903からs908までの処理を、ポインタyの値がy=1からy=16に至るまで16回繰り返し、画面を更新する。
処理を繰り返している間は、画面表示をぼかしておき、意図しない操作を防止する(s908)。16回目は、ステップs907でポインタy=17になり、ステップs903へ戻った判定でy<表示項目数(=16)の条件を満たさなくなり(ステップs903のNo)、ルーチンは、ステップs909へ進む。即ち、画面の更新が完了すると、制御部205は表示のぼかしを解除する。ここで表示されている画面が図6Aおよび図6Dに示す待機画面である。
制御部205は、待機画面の表示中さらに、前後の頁に表示すべき商品画像のデータを商品画像ファイル206cから読み込んで表示データを生成するバックグラウンドの並行処理を起動する(図7Bのステップs910)。バックグラウンドで制御部205が並行処理する内容は、図8A〜図8Dのフローチャートに示している。それらの処理については後述することとして、フォアグラウンドの処理について説明を続ける。
フォアグランドで、制御部205は、待機画面を表示させた状態で使用者による画面への操作を受付ける(s911)。画面への操作は、表示装置103のタッチパネルが検出し、操作検出部としての入出力部207がタッチパネルの検出信号を制御部205に提供する。
使用者の操作を操作検出部が検出したら、それに応答して制御部205は何れの操作がなされたかを判定する(s911)。まず、終了操作が否かを判定する(s912)、終了操作がなされた場合は、処理を終了する(s912のYes)。
終了操作でなければ(s912のNo)、次にインデックス501が操作されたか否かを判定する(s913)。
インデックス501が操作された場合(s913のYes)、制御部205は、インデックス501の操作位置に基づいて操作の対象となったインデックスの文字を決定する。そして、データテーブル206dを参照してその文字が「商品名(かな)」の頭文字である商品の先頭行番号を取得する。そして、データテーブル206dを参照するポインタxに取得した値をセットする(s914)。例えば、インデックス501の「う」の文字が操作の対象であった場合、「う」が頭文字の商品の先頭番号として6を取得し、x=6とする。ここで、先頭行番号と書いたのは、その文字を頭文字とする複数の商品が登録されている場合、最も若い順の商品の行番号を取得するからである。なお、その文字を頭文字とする商品がない場合はそれ以降の直近の文字を頭文字とする商品の先頭行番号を取得する。その後、ルーチンは図7Cに示すステップs920へ進む。
一方、インデックスの操作でない場合(s913のNo)、制御部205は、頁送りボタン502fまたは頁戻しボタン502rが操作されたかを判定する。なお、スワイプ操作を頁送りとして認識する場合は、スワイプ操作が行われたか否かを同時に判定してもよい(s915)。
頁送りボタン502f、頁戻しボタン502rあるいはスワイプ操作の何れでもない場合(s915のNo)、ルーチンはステップs911に戻り、使用者による操作を待つ。
頁送りボタン502f、頁戻しボタン502rあるいはスワイプ操作の何れかの操作がなされた場合(s915のYes)、制御部205は受け付けた操作が次の頁への移動か否かを判定する。即ち、頁送りボタン502fまたは右方向へのスワイプ操作か否かを判定する(s916)。
頁送りボタン502fまたは右方向へのスワイプ操作であれば(s916のYes)、次の頁を表示すべくデータテーブル206dを指し示すポインタxの値を、現在のロード位置の1の表示に対応する行番号に表示位項目数=16を加えた値とする。即ち、現在ロード位置の1〜16に表示している商品の次の順の商品を新たにロード位置の1〜16に表示させるようにデータテーブル206dのポインタxの値を更新する(s918)。そして、ルーチンは図7Cのステップs920へ進む。
一方、頁戻しボタン502rまたは左方向へのスワイプ操作であれば(s916のNo)、前の頁を表示すべくデータテーブル206dを指し示すポインタxの値を、現在のロード位置の1の表示に対応する行番号から表示位項目数=16を差し引いた値とする。即ち、現在ロード位置の1〜16に表示している商品の前の順の商品を新たにロード位置の1〜16に表示させるようにデータテーブル206dのポインタxの値を更新する(s919)。そして、ルーチンは図7Cのステップs920へ進む。
ステップs920以降の処理で、制御部205は表示項目数分の画像の読み込みを行う。
まず、ロード位置を指し示すポインタの変数yをゼロに初期化する(s920)。そして、ポインタyの値が表示項目数(=16)未満か否かを調べる(s921)。ポインタyが0〜15(ロード位置の1〜16に対応)の範囲内では、s921の判定はYesとなり以降のループ処理を繰り返す。
前述のs914、s918またはs919でポインタxには、ロード位置の1に表示すべき商品の行番号がセットされている。制御部205はロード管理テーブル206eを参照してポインタxとポインタyを加算した行番号の商品の表示データが表示バッファ206gに格納済か否かを調べる(s922)。
表示データが表示バッファ206gに格納されている場合、図4に示すロード管理テーブル206eの該当行番号の項目をロード中の状態にする(s923)。
そして、該当行番号の商品画像ファイルのデータを表示バッファ206gに格納する(s924)。
この際、制御部205はロード管理テーブル206eの内容を確認し、表示バッファ206gに格納されている商品画像ファイルのデータ数が表示バッファ206gに格納可能な容量を超えたか否かを調べる(s925)。
表示バッファ206gに格納可能な数を超える表示データが格納されている場合(s925のYes)、制御部205はロード管理テーブル206eの一番上の画像データを表示バッファ206gから解放する。そして、バッファ管理テーブル206fからも対応する行番号を削除する(s926)。
そして、ロード管理テーブル206eのうち、s926で削除した行番号に対応する項目を未ロードに変更する(s927)。そして、ルーチンはステップs930へ進む。
一方、表示バッファ206gに格納された表示データが格納可能な数を超えていない場合(s925のNo)、表示バッファ206gの容量に余裕があるのでバッファを開放することなくルーチンはステップs930へ進む。
ステップs930で、制御部205は表示バッファ206gへの表示データの格納が完了するのを待って図4に示すロード管理テーブル206eの該当行番号の項目をロード中からロード済に変更する。さらに、図5に示すバッファ管理テーブル206fに該当行番号を追加する。
一方、前記s922の処理で該当行番号の画像ファイルのデータが表示バッファに格納(ロード)されていない場合(ステップs922のNo)、該当行番号の商品画像ファイルデータが表示バッファ206gにロード中か否かを調べる(s928)。
データが表示バッファ206gにロード中の場合は(s928のYes)データの格納が完了するのを待って(s929)ルーチンはステップs931へ進む。
既にデータが表示バッファ206gに格納済みの場合は(s928のNo)、格納の完了を待つことなくルーチンはステップs931へ進む。
ステップs931で、制御部205は該当行番号の商品に係る表示データを表示バッファ206gから画面へ出力する。表示データのロード位置は、ポインタyが指し示す位置である。
以上の処理をポインタyが示すロード位置について行った後、制御部205は、ポインタyを1つ増加させて次のロード位置を指し示すようにする(s932)。
繰り返し処理中は、画面をぼかす処理を行うことで、操作を受付けない状態であることを使用者に認識させる(s933)。そして、ルーチンはステップs921へ戻り、ポインタyが0〜15の間、即ちロード位置の1〜16について処理を繰り返す。
ロード位置の1〜16の画像表示が完了したら(ステップs921のNo)、制御部205は画面の更新が完了したものとしてぼかし処理を解除し、図6Aや図6Dに示す待機画面を表示させる(s934)。
そして制御部205は、前後の頁の画面に使用する表示データの生成処理をバックグラウンドにて開始する(s935)。
その後、フォアグランド処理のルーチンは、ステップs911へ戻り、ユーザーからの操作を待つ。
図8A〜図8Dは、この実施形態において、制御部205がテーブル生成部および表示制御部としてバックグラウンドで実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図8A〜図8Dで示すバックグラウンド処理は、図7A〜図7Dに示すs921〜s927同様の処理を行って、前後の頁で使用する各商品の表示データを表示バッファ206gに格納する処理を行う。わかりやすくするために図8A〜図8Dに示す各処理のうち図7A〜図7Dのs921〜s927と対応するものについて符号の下二桁を図7A〜図7Dの各処理に対応させている。
図8Aで、制御部205はデータテーブル206dを指し示すポインタxを初期化する(ステップs1001)。さらに、ロード位置を指し示すポインタyを初期化する(ステップs1020)。以降、図8A、図8Bにおけるs1020〜s1032の処理は、図7C、図7Dにおけるs920〜s932の処理に対応する。図8Aおよび図8Bの各処理は、表示中の画面の前の1頁(データテーブルの前の順の頁)の表示データを表示バッファ206gに格納する処理である。
前の1頁について処理を終えると(図8Aのs1021のNo)、ルーチンは図8Cのs1101に進み、後の1頁の表示データを表示バッファに格納する処理を行う。s1101でポインタxを初期化し、s1120でポインタyを初期化する(ステップs1020)。以降、図8c、図8dにおけるs1120〜s1132の処理は、図7C、図7Dにおけるs920〜s932の処理に対応する。
図8A〜図8Dの処理と図7A〜図7Dの処理との主な相違点は、表示装置103の画面に表示データを出力する処理がない点およびそれに伴う画面をぼかす処理がない点である。
(実施の形態2)
この実施の形態では、インデックス501を用いて検索用の文字を選択する操作の別態様を説明する。
実施の形態1で、インデックス501には、「あいうえお」順にかな文字が並んで表示されているが、スペースの関係で50音すべての文字を表示せずに「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、…というように各行の先頭の文字のみが表示されている。例えば、「商品名(かな)」が「え」の文字から始まる商品を選択しようとする使用者は、インデックス501の「あ」の文字の部分にタッチして、「あ」行の先頭から始まる16個の商品をロード位置の1〜16に表示させて目的の商品を捜す。目的の商品が表示された16個の商品の中にあれば、その商品にタッチして選択できるが、目的の商品が表示されていなければ、使用者は頁送りボタン502fにタッチして次の頁に表示を更新し、その画面の中から目的の商品を捜す。商品の種類が多いと、行の末尾の文字を商品名に有するものを選択する操作が煩雑になる。
この実施形態では、インデックス501の文字間をタッチすると、間引かれた文字が表示されその文字を選択できる態様について述べる。
図9A〜図9Cは、この実施形態による商品の検索画面と操作の例を示す説明図である。使用者が、「え」を商品名の頭文字とする商品を選択する場合の例を示している。
図9Aに示すように、使用者が待機中の検索画面においてインデックス501に表示されている「あ」と「か」の文字の間をタッチすると、制御部205は入出力部207を介してタッチパネルの信号を読取る。そして、タッチ位置がインデックス501に表示している「あ」と「か」の文字の間であると認識する。
制御部205は、その操作に応答して「あ」と「か」の文字を含みその間で間引かれている「あ い う え お か」の文字を吹き出し(ナビゲートバー501b)として「あ」と「か」の文字の間の付近に表示させる。図9Aの例では、ナビゲートバー501bが表示された当初、カーソルは「う」の文字にあり「う」が選択された状態である。これは、「あ」と「か」の文字間のどの位置がタッチされたかに応じて変わってもよい。
この実施形態で、使用者は「え」の文字を選択したい。その場合、画面にタッチしている手指の位置を少し右側にずらす。図9Bに小さな矢印でタッチ位置をずらす操作を示している。タッチ位置の移動に応じて制御部205は、ナビゲートバー501bのカーソルを「う」の右側の「え」へ移動させる。カーソルの移動を図9Bに大きな矢印で示している。
なお、異なる操作態様として、「あ」と「か」の文字の間をタッチしてナビゲートバー501bが表示された状態で、ナビゲートバー501bに表示された「え」の文字を使用者がタッチすると、その操作に応答して制御部が「え」の選択を認識してもよい。
「え」にカーソルがある状態で使用者の手指が画面から離されると、制御部205はその操作に応答して「え」を「商品名(かな)」の先頭の文字とする商品を表示すべく画面の更新を開始する。
なお、一旦選択した文字についてその操作をキャンセルするには、例えばタッチしている手指を画面から離さずにインデックス501の外の領域へ移動させる(図9D参照)。その操作に応答して制御部205は、ナビゲートバー501bの表示を消して文字の選択がなかったものとする。
(実施の形態3)
表示制御部として制御部205は、ロード位置の1〜16の各表示枠にそれぞれの商品の画像を表示する際に、商品の在庫の状況をユーザーが認識できるような態様で各商品を表示させてもよい。在庫の状況は、商品マスタ206bの情報に基づく。
例えば、在庫切れ商品の場合は、商品の画像と共に「在庫切れ」の文字を表示したり、商品の画像の濃度を薄く表示したりする態様が考えられる。あるいは、在庫のある商品はフルカラー画像で表示し、在庫切れの商品はモノクロ画像で表示する態様が考えられる。
また、在庫のある商品については、在庫の多少がユーザーにわかるように商品の画像と共に在庫の多少を数字やグラフで表示してもよい。あるいは、在庫の多少に応じて各商品の表示枠を多重あるいは一重に表示してもよい。
(実施の形態4)
図1および図2に示す構成は、売上管理装置101とサイネージ管理装置102とが別体であるが、それらが一体に構成されてもよい。
あるいは、サイネージ管理装置と表示装置が一体で構成されてもよい。その場合、記憶部202とデータ記憶部206とが一体で構成されてもよい。その場合、商品マスタ202aと別に商品マスタ206bを格納しなくてもよい。また、商品画像202bと別に商品画像ファイル206cを格納しなくてもよい。
図1に示す構成は、一台の売上管理装置と複数のサイネージ管理装置および複数の表示装置で構成されるが、1台のサイネージ管理装置で複数の表示装置を管理する態様であってもよいし、表示装置が1台のみであってもよい。
以上に述べたように、
(i)この発明による商品検索用デジタルサイネージは、商品の画像およびその商品の検索用見出しを含む属性を商品データとし、複数の商品データを格納する商品データ記憶部と、各商品データを前記検索用見出しについて予め定められた順序に並べてデータテーブルを生成するテーブル生成部と、前記検索用見出しのインデックスおよび各商品の画像から少なくとも構成される商品検索の画面を表示する表示部と、前記表示部の画面に対する操作を受付ける操作検出部と、前記インデックスを画面の上下方向における中間部に表示させ、そのインデックスの上方および下方の領域に前記データテーブルの順序に並べて複数商品の画像を表示させる表示制御部とを備え、表示されたインデックスに対する操作を前記操作検出部が受付けた場合、表示制御部は、前記操作検出部が受付けたインデックスから始まる順に前記データテーブルに含まれる商品の画像を画面に表示させ画面を更新することを特徴とする。
この発明において、商品検索用デジタルサイネージは、予め格納された商品データに基づいて商品に関連する静止画や動画を表示する表示装置であって、不特定多数の人からの操作を受付けて商品検索を行うものである。その具体的な態様は、例えば、タッチパネル付の1以上の表示部、その表示装置に表示させる商品に係る表示データを予め格納するデータ記憶部および前記表示データを表示装置に表示させる情報処理部とがそれぞれ一体または別体となって構成されるものである。ここで情報処理部は、前記テーブル生成部および前記表示制御部の機能を提供する。商品データ記憶部は、情報処理部と一体でもよいが別体でもよい。表示部は、1つであってもよいが複数であってもよい。複数の表示部を有する場合、各表示部にそれぞれ商品検索の画面を表示して商品を検索できる。
また、検索用見出しは、商品を検索する手がかりとして用いる文字列である。ここで、文字列を構成する文字は、アルファベット、かな、漢字、数字、記号を問わず、1以上の文字で商品に係る情報を表すものであればよい。
前記データテーブルは、各商品の商品データを、各商品に紐付けられた検索用見出しに基づいて所定の順序並べたデータテーブルである。所定の順序は、例えばアルファベット順、あいうえお順であってもよく、検索用見出しが数字で構成される場合は数字の小さい順あるいは大きい順であってもよく、特に限定されない。インデックスに並ぶ文字を使用者が見て順序が理解でき検索に使用できるものであればよい。
さらにまた、インデックスが表示される画面の中間部とは、そのインデックスを挟むようにして上側と下側の両方に商品の画像が表示できる位置である。商品の画像を表示する領域であってインデックスを挟んだ上方と下方の領域は、互いに等しいサイズである必要はなく異なるサイズであってよい。従って、インデックスの位置は画面の中央よりも上寄りであってもよいし下寄りであってもよい。
商品を選択する操作は、画面に表示された商品に対して行う操作である。よって、画面に表示されていない商品を選択するには、まずその商品を画面に表示させる操作が必要である。その一例は、インデックスを用いて対象とする商品を検索し画面に表示させる操作である。すなわち、この発明においては、対象とする商品の画像を画面に表示させたうえで表示された商品を選択することにより検索が完了する。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)前記表示制御部は、商品検索の画面の更新中は各商品に対する選択操作を受付けず、かつ、各商品の画像または画面を通常と異なる表示態様で表示させてもよい。
このようにすれば、各商品の画像を変える画面の更新中に選択操作がなされて使用者の意図しない商品が選択されるのを防ぐことができる。
ここで、通常と異なるとは、各商品に対する選択操作を受付ける状態とは異なるという意味である。
(iii)商品検索の画面に対応する表示データを格納する表示データ記憶部をさらに備え、前記表示制御部は、前記商品検索の画面を更新する際に、更新された画面の前後の1頁以上の画面の表示データを生成して前記表示データ記憶部に格納しておき、頁送り操作または頁戻し操作を受付けた場合、前記表示データ記憶部に格納された前後の頁の表示データを用いて画面を更新してもよい。
このようにすれば、画面の更新時に前後の頁の表示データを予め作成しておくことによって、前後の頁の表示データを予め作成しない場合に比べて頁送り操作および頁戻り操作に対する画面の更新が素早く行える。
(iv)前記商品データは、各商品の在庫管理に係る属性を含み、前記表示制御部は、前記在庫管理に係る属性に基づいて、商品の画像を該商品の在庫状況を表す表示態様で表示させてもよい。
このようにすれば、使用者は、検索した商品の在庫の有無および在庫数の程度を商品検索の画面で認識できる。
(v)前記インデックスは、予め定められた順でかつ幾つか間引かれて並ぶ見出し検索用の文字が左右方向に並んで表示されたものであり、前記操作検出部は、前記インデックスとして文字が並んだ何れの位置に対する操作かを検出し、前記表示制御部は、操作された位置が文字間の場合、その位置で間引かれインデックスとして表示されていない文字を画面に表示させて選択可能としてもよい。
このようにすれば、見出し検索用の文字が間引かれて所定の順に並んだインデックスを用いて容易に商品を検索でき、間引かれた文字を表示させて選択することにより迅速な検索が可能になる。
この発明の好ましい態様には、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含まれる。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
100:デジタルサイネージ、 101:売上管理装置、 102,104,106:サイネージ管理装置、 103,105,107:表示装置
201:売上処理部、 202:記憶部、 202a,206b:商品マスタ、 202b:商品画像、 203,204:通信インタフェース部、 205:制御部、 206:データ記憶部、 206a:商品データ、 206c:商品画像ファイル、 206d:データテーブル、 206e:ロード管理テーブル、 206f:バッファ管理テーブル、 206g:表示バッファ、 207:入出力部
501:インデックス、 501b:ナビゲートバー、 502f:頁送りボタン、 502r:頁戻しボタン、 503:商品表示領域

Claims (5)

  1. 商品の画像およびその商品の検索用見出しを含む属性を商品データとし、複数の商品データを格納する商品データ記憶部と、
    各商品データを前記検索用見出しについて予め定められた順序に並べてデータテーブルを生成するテーブル生成部と、
    前記検索用見出しのインデックスおよび各商品の画像から少なくとも構成される商品検索の画面を表示する表示部と、
    前記表示部の画面に対する操作を受付ける操作検出部と、
    前記インデックスを画面の上下方向における中間部に表示させ、そのインデックスの上方および下方の領域に前記データテーブルの順序に並べて複数商品の画像を表示させる表示制御部とを備え、
    表示されたインデックスに対する操作を前記操作検出部が受付けた場合、表示制御部は、前記操作検出部が受付けたインデックスから始まる順に前記データテーブルに含まれる商品の画像を画面に表示させ画面を更新する商品検索用デジタルサイネージ。
  2. 前記表示制御部は、商品検索の画面の更新中は各商品に対する選択操作を受付けず、かつ、各商品の画像または画面を通常と異なる表示態様で表示させる請求項1に記載のデジタルサイネージ。
  3. 商品検索の画面に対応する表示データを格納する表示データ記憶部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記商品検索の画面を更新する際に、更新された画面の前後1頁以上の画面の表示データを生成して前記表示データ記憶部に格納しておき、頁送り操作または頁戻し操作を受付けた場合、前記表示データ記憶部に格納された前後の頁の表示データを用いて画面を更新する請求項1または2に記載のデジタルサイネージ。
  4. 前記商品データは、各商品の在庫管理に係る属性を含み、
    前記表示制御部は、前記在庫管理に係る属性に基づいて、商品の画像を該商品の在庫状況を表す表示態様で表示する請求項1〜3の何れか一つに記載のデジタルサイネージ。
  5. 前記インデックスは、予め定められた順でかつ幾つか間引かれて並ぶ見出し検索用の文字が左右方向に並んで表示されたものであり、
    前記操作検出部は、前記インデックスとして文字が並んだ何れの位置に対する操作かを検出し、
    前記表示制御部は、操作された位置が文字間の場合、その位置で間引かれインデックスとして表示されていない文字を画面に表示させて選択可能とする請求項1〜4の何れか一つに記載のデジタルサイネージ。
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