JP6821686B2 - 適応光源用のドライバ - Google Patents

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Description

現在利用可能な最も効率的な光源の中に、発光ダイオード(LED)、共振器型(resonant cavity)発光ダイオード(RCLED)、垂直共振器面発光レーザ(VCSEL)及び端面発光レーザを含む半導体発光デバイスがある。可視スペクトルで動作可能な高輝度発光デバイスの製造のために現在関心ある材料系は、III−V族半導体、特に、III族窒化物材料とも呼ばれる、ガリウム、アルミニウム、インジウム、及び窒素の二元、三元、及び四元合金を含む。典型的に、III族窒化物発光デバイスは、有機金属化学気相成長法(MOCVD)、分子線エピタキシー(MBE)又はその他のエピタキシャル技術により、サファイア、炭化シリコン、III族窒化物若しくは複合材の基板、又はその他の好適な基板の上に、異なる組成及びドーパント濃度の複数の半導体層のスタック(積層体)をエピタキシャル成長することによって製造される。スタックは、しばしば、基板上に形成された、例えばSiでドープされた1つ以上のn型層と、該1つ以上のn型層上に形成された活性領域内の1つ以上の発光層と、活性領域上に形成された、例えばMgでドープされた1つ以上のp型層とを含んでいる。これらn型領域及びp型領域の上に、電気コンタクトが形成される。
小型及び低電力の要求により、半導体発光デバイスは、例えばカメラ及び携帯電話などの手持ち式の電池駆動装置用の、例えばカメラフラッシュなどの光源にとって魅力的な候補である。
US2013/0064531A1(特許文献1)は、画像形成システムと、可変照明角度を有する電子フラッシュと、フラッシュコントローラとを有するカメラシステムを開示している。その電子フラッシュは、2つ以上の異なる焦点距離を有する複数の固定焦点距離照明レンズと、各照明レンズの背後に位置付けられた1つ以上の光エミッタとを含んでいる。そのフラッシュコントローラは、画像形成システムの選択された視野に応じて、光エミッタの異なるサブセットを選択的に点灯させる。
米国特許出願公開第2013/0064531号明細書
本発明の実施形態によれば、例えばカメラ用のフラッシュとして使用され又はその他の好適用途に使用され得る光源が提供される。この光源は、当該光源によって放たれる照明パターンが変更され得るように構成される。例えば、カメラフラッシュとして使用されるとき、カメラの視野内の所与のシーンに対して、この光源は、周辺光によってよく照らされていないシーンの部分に多めの光を供給するとともに、周辺光によってよく照らされているシーンの部分に少なめの光を供給し得る。
光源として少なくとも1つの半導体発光デバイスを含むシステムを例示するブロック図である。 図2A、2B、及び2Cは、例えば図1のシステムを用いてシーンを照らす方法を例示している。 図2A、2B、及び2Cは、例えば図1のシステムを用いてシーンを照らす方法を例示している。 図2A、2B、及び2Cは、例えば図1のシステムを用いてシーンを照らす方法を例示している。 照らすべきシーンを例示している。 図3に例示したシーンの3次元(3D)マップを例示している。 図3に例示したシーンに関するフラッシュ強度プロファイルを例示している。 光源の一例の断面図である。 LEDアレイの上面図である。 図7のアレイ内の1つのLEDの断面図である。 以下の図の例において照らされるシーンを示している。 図10A及び11Aは、図9に例示したシーンに関する様々な照度プロファイルを例示している。 図10Aに例示した照度プロファイルを生成するために図7のアレイ内のLEDに与えられる電流の量を例示している。 図10A及び11Aは、図9に例示したシーンに関する様々な照度プロファイルを例示している。 図11Aに例示した照度プロファイルを生成するために図7のアレイ内のLEDに与えられる電流の量を例示している。 写真の撮影中に実行される一連のイベントを例示している。 アレイ内のLED毎にドライバ回路を有するシステムを例示している。 図13のシステムの光源用のマウント上のはんだ接続の上面図である。 アレイ内のLEDのカラム毎にドライバ回路を有するシステムを例示している。 LEDのアレイに対して単一のドライバ回路を有するシステムを例示している。 図16に示した単一のドライバを有するシステムについての、シーンを照らす方法を例示している。 図15に示したLEDのカラム毎にドライバを有するシステムについての、シーンを照らす方法を例示している。
以下の説明では、本発明の実施形態をカメラフラッシュとして説明するが、他の用途も企図され、本発明の範囲内である。
全てのカメラフラッシュに伴う1つの問題は、カメラの近くの被写体がしばしば露出オーバーとなる一方で、カメラから遠い被写体が十分な光を得ないことである。本発明の実施形態は、例えばポータブル装置若しくは電池駆動式装置用の、又はより大型の非電池駆動式の写真スタジオフラッシュ用の、例えばカメラフラッシュなどの光源を含む。本発明の実施形態に従った光源は、その照度プロファイルをシーンに適応させ、シーン上の全ての被写体に適量の光を送り届け得る。本発明の実施形態に従った適応光源は、例えば半導体発光デバイスなどの半導体光源を含み得るが、好適な如何なる光が使用されてもよい。
図1は、本発明の実施形態に従った適応光源の一例を示している。図1に示すシステムは、スマートフォン又は任意の好適装置に含まれ得る。図1に示すシステムは、ドライバ12に接続された光源10を含んでいる。ドライバ12は、後述するように、光源10に電力を供給する。ドライバ12は、マイクロプロセッサ14に接続されている。マイクロプロセッサは、入力装置18及びカメラ11から入力を受け取る。システムはまた、3Dセンサ16を含み得る。入力装置18は、例えば、ユーザが写真を撮るために押すボタンなどの、ユーザ起動入力装置とし得る。入力装置18は、例えば写真が自動的に撮影される場合など、一部の実施形態においてユーザ入力を必要としなくてもよい。入力装置18は、一部の実施形態において省略されてもよい。
3Dセンサ16は、写真を撮ることに先立ってシーンの3Dプロファイルを作成することができる如何なる好適センサであってもよい。一部の実施形態において、3Dセンサ16は飛行時間(ToF)カメラとし得る。ToFカメラは、被写体から反射された光がToFカメラに戻る時間を測定する。この時間を用いて、シーン内の各被写体までの距離を計算し得る。一部の実施形態において、3Dセンサ16は、ストラクチャード光センサとし得る。ストラクチャード光センサは、特別に設計されたパターンの光をシーンに投射するプロジェクション装置を含む。ストラクチャード光センサにも含まれるカメラはまた、シーンの被写体から反射された光パターンの各部分の位置を測定し、それらの被写体までの距離を三角測量によって決定する。一部の実施形態において、3Dセンサ16は、装置の本体内に互いから距離を置いて位置付けられた1つ以上の補助カメラであってもよい。補助カメラによって見られる被写体の位置を比較することにより、各被写体までの距離を三角測量によって決定することができる。一部の実施形態において、3Dセンサ16は、装置内の主カメラのオートフォーカス信号である。カメラレンズの焦点位置を走査する間に、システムは、それらの位置でシーンのどの部分に焦点が合っているかを検出することができる。そして、対応するレンズ位置を、それらの位置で焦点が合っている被写体までの距離に変換することによって、シーンの3Dプロファイルが構築される。適切なオートフォーカス信号は、例えば、コントラストを測定することによって、又はカメラセンサ内の位相検出センサを利用することによって、従来の方法によって得られる。位相検出センサが使用される場合、一部の実施形態において、適応フラッシュが最適に機能するために、個々の位相検出センサの位置は、後述するように、光源10の別々のセグメントによって照らされる領域に対応し得る。
図1に示したシステムを使用する方法の一例を図2Aに示す。ブロック20にて、例えば写真を撮影することを指示するといった入力が生成される。ブロック22にて、カメラ11が、フラッシュをオフにしてシーン(カメラの視野に対応する)の第1の予備画像を撮影する。ブロック24にて、光源10が、低光出力モード(典型的に、“トーチモード”と呼ばれる)でオンにされる。このとき、光源10の照度プロファイルは均一に保たれる。“均一”とは、シーンの全ての部分が既知の照明プロファイルで照らされることを意味する。ブロック26にて、光源10が均一な照度プロファイル及び低い輝度でオンであり続ける間に、第2の予備画像がキャプチャされる。ブロック27にて、システムが、シーンの全ての部分が最適露出を達成するための最適輝度を計算する。これは、第1の予備画像のピクセル輝度値を第2の画像のそれぞれのピクセル輝度値から減算し、その差を、最適露出レベルを達成するようにスケーリングすることによって、行われることができる。ブロック28にて、ブロック27で計算された照度プロファイルに従って光源10を作動させて、最終的な写真がカメラ11によって撮影される。
図1に示したシステムを使用する方法の他の一例を図2Bに示す。ブロック200にて、例えば写真を撮影することを指示するといった入力が生成される。ブロック220にて、カメラ11が、フラッシュをオフにしてシーン(カメラの視野に対応する)の第1の予備画像を撮影する。ブロック230にて、シーンの3Dプロファイルが生成される。例えば、3Dセンサ16がシーンの3Dプロファイルを生成してもよいし、あるいは、3Dセンサ16がシーンに関するデータを検知して該データをマイクロプロセッサ14に送信し、そして、マイクロプロセッサ14がシーンの3Dプロファイルを生成してもよい。ブロック270にて、システムが、シーンの全ての部分が最適露出を達成するための最適輝度を計算する。ブロック280にて、ブロック270で実行された計算に基づいて、シーンが光源によって照らされる。
図1に示したシステムを使用する方法の他の一例を図2Cに示す。ブロック2000にて、例えば写真を撮影することを指示するといった入力が生成される。ブロック2200にて、カメラ11が、フラッシュをオフにしてシーン(カメラの視野に対応する)の第1の予備画像を撮影する。ブロック2300にて、シーンの3Dプロファイルが生成される。ブロック2400にて、光源10が、低光出力モード(典型的に、“トーチモード”と呼ばれる)でオンにされる。このとき、光源10の照度プロファイルは均一に保たれる。“均一”とは、シーンの全ての部分が照らされることを意味する。ブロック2600にて、光源10をトーチモードにして、第2の予備画像がキャプチャされる。ブロック2700にて、システムが、図2A及び図2Bに関する文章にて上述したような撮影された2つの画像と3Dプロファイルとに基づいて、シーンの全ての部分が最適露出を達成するための最適輝度を計算する。ブロック2800にて、ブロック2700で計算された照度プロファイルに従って光源10を作動させて、最終的な写真がカメラ11によって撮影される。
図2A、2B、及び2Cの各々において、入力は、例えば、ユーザがボタンを押すことなどのユーザ入力、マイクロプロセッサ14によって生成された入力(例えば、マイクロプロセッサ14が、所定の時間に又は所定の間隔で写真を撮るようにプログラムされる場合)、又はその他の好適な入力とし得る。図3は、入力が生成されたときに写真にキャプチャされることになるシーンを例示している。図3に示すシーンは、前景の第1の人物30と、背景の第2の人物32とを含んでいる。このシーンは単に説明目的で選ばれたものである。カメラから様々な距離に複数の物体又は人物を有する他のシーンも、本発明の使用に適している。
図4は、図3に示したシーンに関する3Dプロファイルを例示している。図4では、明るい色調ほどカメラからの短い距離に対応し、暗い色調ほどカメラからの大きい距離に対応する。従って、前景の人物30は最も明るい色調を有しており、人物30がカメラに最も近いことを示している。背景の人物32はより暗い色調を有しており、人物32がカメラから遠いことを示している。背景は、カメラから最も遠い距離を指し示す黒色である。
フラッシュから遠く離れた位置にある被写体が高めの光強度を受け、フラッシュに近い位置にある被写体が少なめの光を受けるとし得る。よく知られているように、光の照度は距離の逆2乗則(照度〜1/距離)に従って低下する。故に、シーンの3Dプロファイルを用いて、シーンのそれぞれの部分に配分すべき光の必要量を計算することができる。必要な強度プロファイルを計算するアルゴリズムはまた、第1の画像のキャプチャで集められる情報であるシーン内の被写体の各々が周辺光から受けている照度を考慮に入れて、それに従ってフラッシュ光の量を調節してもよい。例えば、既によく照らされている被写体30(例えば、それらが明るい色である又は反射しているため)は、3Dプロファイルによって決定される光源からの距離のみに基づいて計算され得るものよりも少ない光を受けてもよく、よく照らされていない被写体30(例えば、それらが暗い又は反射していないため)は、上記計算され得るものよりも多い光を受けてもよい。
デジタルカメラ及びその画像プロセッサは、典型的に、顔認識アルゴリズムを含んでいる。一部の実施形態において、顔認識アルゴリズムからの情報を用いて、他の被写体と比較して、顔をより良く照らし得る。写真全体を良好に露光するのに十分な光がない場合、顔がより多くの光の恩恵を受ける。人が近すぎて露出オーバーの危険がある場合には、より多くの光が顔に向けられないように、この機能はオフにされるべきである。一部の実施形態において、3Dプロファイルからの相対的な光の計算は、写真における“赤目”を最小化するよう、人物の目に向けて送られる光の量を低減させてもよい。
一部の実施形態において、3Dプロファイルからの相対的な光の計算は、フラッシュから非常に離れていて適切に照らされることができないシーンの部分を特定してもよい。シーンの有益な部分に向けて送られる光の量を最大化し、ひいては、利用可能な駆動電流能力のいっそう良好な使用を提供するために、シーンのそれらの部分は最小限の量の光が送られる。
一部の実施形態において、ユーザインタフェース(例えば、スマートフォンのタッチスクリーン)が、シーンの各部分に送られる光の相対量をユーザが制御することを可能にし得る。例えば、ユーザは、フラッシュの適応機能をオン及びオフすることができ、3Dプロファイルから相対的な光を計算するために使用されるアルゴリズム(上述)の様々な部分をオン及びオフすることができ、また、手動でシーン上にフラッシュアクセントを作り出すことができる。
幾つかの照明モードが、本発明の実施形態によって企図される。
一部の実施形態において、第1グループの照明モードにて、非常に均一に照らされた有用な写真を達成するように、光源10からの照明がシーンにわたって分配される。特に、一部の実施形態において、露出オーバーが最小化され、前景が周辺光によってよく照らされている場合に、光源10からの全ての光が背景に向けられる。一部の実施形態において、光源はフィルイン(fill in)フラッシュとして機能し、背景が周辺光によってよく照らされている場合に、光源10からの全ての光が前景に向けられる。一部の実施形態において、前景と背景が周囲照明によって均等に照らされているとき、光源10からの光は大部分が背景に送られる。一部の実施形態において、暗い前景の場合、光源10からの光は、良好な写真のために十分なだけ前景を照らし、光源10からの光の残りは背景に送られる。
一部の実施形態において、第2グループの照明モードにて、選択された被写体が照らされる。特に、一部の実施形態において、顔認識と組み合わせて、顔が、最良の照明のために最も高く重み付けられ得る。一部の実施形態において、顔認識と組み合わせて、例えば、照らされた顔と顔に最も近い背景との間のコントラストを高めるために、顔(又はその他の被写体)の周りの背景は少なめの光を受け得る。一部の実施形態において、シーンの選択されたゾーンは、例えばユーザ入力によって特定される。光源10からの光は、選択されたゾーン内のみに向けられてもよい。選択されるゾーンの例は、ズームインされる画像、又は別の方法で特定されるシーンの部分を含む。一部の実施形態において、例えば名刺の写真では、光源10からの光が非常に高い均一度で放たれる。
図5は、図4に示した計算に基づいて図3のシーンに供される光を例示している。図5において、明るい色調ほど光源からの多い光に対応し、暗い色調ほど光源からの少ない光に対応する。図5に例示するように、より多くの光が、背景の人物32に対応する領域42に与えられる一方で、より少ない光が、前景の人物30に対応する領域40に与えられる。追加の光が、背景の人物の顔52に与えられる。人物30又は人物32のいずれも現れない(図示されていない)背景に、最も少ない量の光が与えられ得る。
図6、7、及び8は、図1に例示したシステムにて使用され得る光源10の一例を示している。好適な如何なる光源を使用されてもよく、本発明の実施形態は、図6、7、及び8に示す構造に限定されない。
以下の例では、半導体発光デバイスは、青色光又はUV光を発するIII族窒化物LEDであるが、例えばレーザダイオードなどの、LED以外の半導体発光デバイスや、例えばその他のIII−V族材料、III族リン化物、III族ヒ化物、II−VI族材料、ZnO、又はSi系材料などの、その他の材料系からなる半導体発光デバイスが使用されてもよい。
図7は、LED62の正方形アレイ60の上面図である。LED62は、単一の基板上にモノリシックに成長され得る。他の例では、LED62は、単一の基板上にモノリシックに成長される必要はなく、ダイシングされた後に、隣接するLEDがともに非常に接近するようにマウント上に配列されてもよい。一部の実施形態において、LED62間のギャップは、個々のLED62の寸法(例えば、幅)の1/3未満である。3×3の正方形アレイが図示されているが、好適な如何なる数のLEDが使用されてもよく、また、アレイは、正方形である必要はなく、長方形又は任意の好適形状とし得る。個々のLEDのサイズは、例えば、光学レンズを含めた構築体積、カメラの視野、及びアレイ内のLED数のような、幾つかの設計パラメータに依存し得る。例えば、アレイは、カメラの全視界(すなわち、シーン全体)を照らすのに十分なLEDを含んでいなければならない。スマートフォン用途では、アレイの全幅は、一部の実施形態において2mm以下とし得る。もっと大きいカメラでは、アレイの幅は、一部の実施形態において10mm以下とし得る。これらの個々のLEDは正方形であるが、これは必要でなく、長方形のLED又は任意の好適形状のLEDが使用されてもよい。
図6は、光源10の断面図である。LED62のアレイ60は、アレイ60から取り出される光の大部分が光学系64に向けて放射されるように位置付けられている。図示の例では、光学系64は、アレイ60から離間されている。他の例では、光学系64は、アレイ60の上に置かれてもよい。光学系64は、光をコリメートして光をシーンの適切な領域に向ける任意の好適構造とし得る。光学系64は、例えば、レンズ、複数のレンズ、1つ以上のフレネルレンズ、1つ以上の屈折レンズ、1つ以上の全反射レンズ素子、1つ以上のリフレクタ、1つ以上のコリメータ、又はその他の好適な光学系とし得る。以下の例では、光学系64はフレネルレンズである。光源は、箱66の形状をしていてもよく、アレイ60が箱の底に配置され得るとともに、光学系64が箱の頂部を形成し得る。箱の内側の側壁68、アレイ60によって占有されない底の部分、及び光学系64によって占有されない蓋の部分は、光学設計の部分であり、従って、適宜に反射性又は光吸収性とし得る。図6のデバイスでは、複数のLEDの上に単一の光学系が配置されているが、他の実施形態では、個々のLED各々の上に、又はアレイ内のLEDの総数よりは少ないLEDのグループの上に、1つの光学系が配置されてもよい。
図8は、図6及び7に示したアレイ内の単一のLED62の一例の断面図である。好適な如何なるLEDが使用されてもよく、本発明の実施形態は、図8に例示する構造に限定されない。図8のデバイスでは、大部分の光が、成長基板を通じてLEDから取り出される。このようなデバイスは、フリップチップデバイスとして参照されることがある。図8のLEDは、技術的に知られているように、成長基板70上にIII族窒化物半導体構造を成長させることによって形成される。成長基板は、サファイアであることが多いが、例えば非III族窒化物材料、SiC、Si、GaN、又は複合基板など、好適な如何なる基板であってもよい。III族窒化物半導体構造が上に成長される成長基板の表面は、成長前にパターン加工、粗面加工、又はテクスチャ加工されてもよく、そうすることはデバイスからの光取り出しを向上させ得る。成長表面とは反対側の成長基板の表面(すなわち、フリップチップ構成において光の大部分がそれを通して取り出される表面)は、成長の前又は後にパターン加工、粗面加工、又はテクスチャ加工されてもよく、そうすることはデバイスからの光取り出しを向上させ得る。
半導体構造は、n型領域とp型領域との間に挟み込まれた発光領域又は活性領域を含んでいる。先ずn型領域72が成長され得る。n型領域72は、異なる組成及びドーパント濃度の複数の層を含み得る。該複数の層は、例えば、n型あるいは意図的にはドープされないものとし得るバッファ層若しくは核生成層などのプリパレーション層と、発光領域が効率的に発光するのに望ましい特定の光学特性、材料特性若しくは電気特性に合わせて設計されるn型、若しくはp型であってもよい、デバイス層とを含み得る。n型領域の上に、発光領域又は活性領域74が成長される。好適な発光領域の例は、単一の厚い若しくは薄い発光層、又はバリア層によって分離された複数の薄い若しくは厚い発光層を含んだマルチ量子井戸発光領域を含む。次いで、発光領域の上に、p型領域76が成長され得る。n型領域と同様に、p型領域は、異なる組成、厚さ及びドーパント濃度の複数の層を含むことができ、該複数の層は、意図的にはドープされていない層又はn型層を含んでいてもよい。
半導体構造の成長後に、p型領域の表面上に反射性のpコンタクト78が形成される。pコンタクト78は、しばしば、例えば反射メタル及びガードメタルなどの複数の導電層を含む。ガードメタルは、反射メタルのエレクトロマイグレーションを防止あるいは抑制し得る。反射メタルは銀であることが多いが、如何なる好適な1つ以上の材料が使用されてもよい。pコンタクト78を形成した後、nコンタクト80が上に形成されるn型領域72の部分を露出させるよう、pコンタクト78、p型領域76及び活性領域74の一部が除去される。nコンタクト80とpコンタクト78は、例えばシリコンの酸化物又はその他の好適材料などの誘電体で充填され得る間隙82によって、互いに電気的に分離(アイソレート)される。複数のnコンタクトビアが形成されてもよく、nコンタクト80及びpコンタクト78は、図8に例示される構成に限定されない。n及びpコンタクトは、技術的に知られているように、誘電体/金属スタックを有するボンドパッドを形成するように再配線されてもよい(図示せず)。
上述のように、アレイ60内のLED62は、単一のウエハ上に形成され、その後に、アレイ状の個々のLED62がなおも単一の成長基板部分に取り付けられたアレイ60として、ウエハからダイシングされ得る。他の例では、多数のLED62が単一のウエハ上に形成され、その後にウエハからダイシングされて、それ故に、ダイシング済みの個々のLEDが、アレイ60を形成するようにマウント上に配置されるようにし得る。
基板70は、半導体構造の成長後に、又は個々のデバイスを形成した後に、薄化され得る。一部の実施形態において、図8のデバイスから基板が除去される。図8のデバイスから取り出される光の大部分は、基板70(又は、基板70を除去することによって露出された半導体構造の表面)を通じて取り出される。本発明の実施形態は、フリップチップLEDに限定されず、好適な如何なるデバイスが使用されてもよい。
発光デバイスから取り出される光の経路内に、波長変換構造84が配置され得る。波長変換構造は、例えば、コンベンショナルな蛍光体、有機蛍光体、量子ドット、有機半導体、II−VI族若しくはIII−V族半導体、II−VI族若しくはIII−V族半導体量子ドット若しくはナノ結晶、染料、ポリマー、又は発光するその他の材料とし得る1つ以上の波長変換材料を含む。波長変換材料は、LEDによって発せられた光を吸収して、1つ以上の異なる波長の光を発する。LEDによって発せられた未変換の光が、この構造から取り出される光の最終的なスペクトルの一部をなすことが多いが、必ずしもそうである必要はない。構造から取り出される光の最終的なスペクトルは、白色、多色、又は単色とし得る。一般的な組み合わせの例は、黄色発光の波長変換材料と組み合わされた青色発光のLED、緑色発光及び赤色発光の波長変換材料と組み合わされた青色発光のLED、青色発光及び黄色発光の波長変換材料と組み合わされたUV発光のLED、並びに青色発光、緑色発光及び赤色発光の波長変換材料と組み合わされたUV発光のLEDを含む。構造から取り出される光のスペクトルを調整するために、他の色の光を発する波長変換材料が追加されてもよい。波長変換構造84は、例えばTiOなどの、光散乱要素又は光拡散要素を含んでいてもよい。
一部の実施形態において、波長変換構造84は、LEDとは別個に製造されて、例えばウエハボンディング又はシリコーン若しくはエポキシなどの好適な接着剤によってLEDに取り付けられる構造体である。そのような予め製造される波長変換素子の一例は、セラミック蛍光体であり、それは、例えば、粉末蛍光体又は蛍光体の前駆物質を、個々の波長変換素子へと後にダイシングされ得るものであるセラミックスラブへと焼結することによって形成される。セラミック蛍光体はまた、例えば、テープキャスティングによって形成されてもよく、その場合、ダイシング又は切断を必要とせずに、セラミックが正確な形状に製造される。好適な非セラミックのプリフォーム波長変換素子の例は、ロール、キャスト、又はその他の方法でシートへと形成される例えばシリコーン又はガラスなどの透明材料に分散され、次いで個々の波長変換素子へと個片化される粉末蛍光体、
例えばシリコーンなどの透明材料内に置かれ、そしてLEDのウエハ又は個々のLEDを覆ってラミネートされる粉末蛍光体、及びシリコーンと混合されて透明基板上に置かれた蛍光体を含む。波長変換素子は、予め形成される必要はなく、例えば、透明バインダと混合された波長変換材料であって、LEDによって放射される光の経路内にラミネートされ、ディスペンスされ、堆積され、スクリーン印刷され、電気泳動的に堆積され、又はその他の方法で位置付けられるものであってもよい。
波長変換構造84は、図8に例示されるようにLEDと直に接触して配置される必要はなく、一部の実施形態において、波長変換構造84は、LEDから離間される。
波長変換構造84は、アレイ内の複数のLED又は全てのLEDを覆うモノリシック素子であってもよいし、又は、別個のセグメントへと構造化されて、各々が対応するLEDに取り付けられてもよい。波長変換構造84のそれら別個のセグメントの間のギャップは、各セグメントからの発光をそのセグメントのみに閉じ込めるように、光学的に反射性の材料で充填され得る。
アレイ60内のLED62を、例えばマウント、印刷回路基板、又はその他の好適構造などの構造に電気的及び物理的に接続するために、例えばはんだ、スタッドバンプ、金層、又はその他の好適構造などのインターコネクト(図示せず)が使用され得る。マウントは、個々のLED62が図1のドライバ12によって個別に制御され得るように構成され得る。個々のLED62によって放たれた光が、シーンの異なる部分を照らす。個々のLEDへの電流を変化させることにより、シーンの対応する部分に供される光を変更することができる。各LED62に適切なレベルの電流を供給することによって、上述のようにして計算されたそのシーンに関する最適な照度プロファイルが得られる。
例えばモバイル装置又は電池駆動装置などの一部の装置では、図1の適応光源に利用可能な最大電流量が、しばしば、装置バッテリの能力によって制限される。全てのLED62への駆動電流レベルを定めるとき、システムは典型的に、利用可能な最大電流バジェットを考慮に入れ、それにより、LED間の正しい強度比が維持され且つ総光出力が最大化されながら、総駆動電流が最大値を超えないように、各LED62の駆動電流レベルを定める。
図9は、以下に図10A及び11Aに示す例において照らされるシーンを示している。各例で各LEDに供給される電流の量が、図10B及び11Bに示される。図9において破線で特定されるターゲット88は、上述の3Dプロファイルからの計算に従って、シーンの残りの部分よりも多くの光を必要とする。図10A及び11Aにおいて、領域に供給される光の量は、色調の暗さが増すにつれて減少する。各図に示される配光は相対的であるとし得る。
図10Aは、図10Bに示すように全てのLED62が同じ量の電流を供給されるときに、シーンがどのように照らされるかを示している。シーンの中心が明るく照らされる一方で、シーンの外縁はあまり照らされない。従って、シーンの中心に近いターゲットの部分が、シーンのエッジ(端)に近いターゲットの部分よりも多く照らされる。
図11Aは、6つのLEDが可変レベルの電流を供給され、3つのLEDが電流を受けないときに、シーンがどのように照らされるかを示している。左の列の中央のLED96は、LED96を囲む5つのLED97、98、99、100、及び101の5倍の多さの電流を供給されている。図11Bに示すように、右の列の3つのLEDは電流を受けていない。図11Aに示すように、概ねターゲットに対応するシーンの右側が、シーンの残りの部分よりも明るく照らされる。
本発明の実施形態は、図1のドライバ12、及びドライバを使用して例えばカメラの視野などのシーンを照明する方法に向けられる。以下の例では、光源10は、各々が3つのロウ(行)を持つ4つのカラム(列)に配列された、12個のLEDのアレイ60である。上述のように、本発明の実施形態は、この構成に限定されるものではない。以下に説明する原理は、任意の好適な発光デバイスのアレイに一般化され得る。
図12は、ローリングシャッター付きのカメラで写真が撮影されるときに発生する一連のイベントを時間の関数として例示している。如何なる好適なカメラが使用されてもよい。一部の実施形態において、カメラはローリングシャッターを使用する。ローリングシャッターは、シーン全体を一度にキャプチャすることによってではなく、シーンをスキャンすることによって静止画がキャプチャされる画像キャプチャの方法を指す。ローリングシャッターカメラは、デジタルCMOSセンサを用いて実装されることが多い。“写真”は基本的に一群のピクセル118である。写真が撮影されるとき、個々のピクセル内の情報がキャプチャされなければならない。ピクセル内の情報を取り込むプロセスは積分(インテグレーション)と呼ばれる。これらのピクセルは、ローリングシャッターで全てが同時に積分されることはできず、従って、典型的にライン毎に積分される。例えば、図12のボトムライン120が最初に積分され、トップライン122が最後に積分される。最初のライン120の積分は、時間126で開始し、時間130で終了する。最初のライン120の積分が時間126で開始した後、且つそれが終了する前に、次のラインの積分が開始するなど、上のラインのピクセルに続く。最後のライン122の積分が、時間132で開始し、時間128で終了する。図12には、最初のライン120と最後のライン122の積分時間のみが示されており、介在するラインは明瞭さのために省略されている。
フレーム読み出し124、すなわち、写真の取り込みは、最初のライン120の積分が終了するとき、時間130で開始し、最後のライン122の積分が終了するとき、時間128で終了する。適応フラッシュは、最初のライン120の積分が開始する時である時間126から、フレーム読み出し及び最後のラインのピクセルの積分が終了する時である時間128まで、ピクセルに対応するシーンを照らさなければならない。一部の実施形態において、適応フラッシュは、図12に示される動作の全ての間にフラッシュがオンであることを確かにするために、時間126の前及び時間128の後にもシーンを照らす。
以下の図は、例えば、図2A、図2B、及び図2Cのブロック28、280、及び2800や図12の説明にて上述したようなシーンを照らす構造及び方法の例を示したものである。
図13は、ドライバ12が、アレイ60内の各LEDを1つのドライバ回路が制御する12個の個別ドライバ回路112を含む構造を例示している。各ドライバ112が、そのドライバに対応するLEDに、図2A、図2B、及び図2Cにて上述した計算に従ってシーンを照らすのに必要な量の電流を供給する。各LEDは、その対応するドライバによって、時間126から時間128までの期間全体にわたって、適切な量の電流を供給され得る。このアプローチは、LEDアレイ内に存在するLEDと同数のドライバ回路112を必要として、コストが掛かり得るとともに、図14に例示するように多数のはんだパッドを必要とする。
図14は、図13のアレイ60が上に搭載され得るマウント140を例示している。このマウントは、個々のLED各々を個々のドライバに接続することを容易にするために、各LED用の個別のアノード114及びカソード116のはんだパッドを含んでいる。これだけの数のはんだパッド及び電流経路を設けることは、コストが掛かり得るとともに、光源10の製造を複雑にし得る。
コンタクトパッドの数及びドライバの数を減らすために、例えばプロジェクション及びディスプレイの用途に関して、マトリクス駆動が提案されている。マトリクス駆動は、LEDアレイを、例えばロウ及びカラムのマトリクスの導電性アドレスラインに接続することを指す。各LEDの一方の端子(例えば、アノード)がロウラインに接続され、他方の端子(例えば、カソード)がカラムラインに接続される。所与のLEDをアクティブにするには、対応するロウとカラムとがオンに切り換えられなければならない。
図15及び16は、単一のドライバ回路112が光源10のアレイ60内の複数のLEDを制御する構造を例示している。図16では、ドライバ12は単一のドライバ回路112を含んでおり、これがアレイ60内のLEDの全てを制御する。スイッチ142が、アレイ内のLEDのロウ及びカラムの各々にドライバ回路112を接続する。スイッチ142を開閉することにより、LEDが選択的に作動され得る。図15では、単一のドライバ112が各コラムの3つのLEDを制御する。カラム毎に1つの、4つのドライバ回路が存在している。スイッチ144が、ドライバ回路112をLEDのロウに接続する。スイッチ144を開閉し、対応するドライバを作動させることにより、LEDが選択的に作動され得る。図15の構造は、各カラムに付随するドライバと、各ロウに付随するスイッチとを示しているが、ドライバを各ロウに付随させ、スイッチを各コラムに付随させて、この逆も使用され得る。ドライバの数は、異なるLEDアレイ構成では異なることになり、ドライバの数はカラム又はロウの数によって決定され得る。これらのスイッチは、例えば、MOSFETなどのFETスイッチを含め、如何なる好適構造ともし得る。
図16においてのような、単一のドライバ回路112の使用、又は図15においてのような、アレイ内に存在するLEDよりも少ないドライバ回路の使用は、デバイスのコストを低減させ得る。単一のドライバ回路112の使用、又は存在するLEDよりも少数のドライバ回路の使用は、マウント上に形成されるはんだ接続を単純化し得る。
例えば図15及び図16に示したデバイスなどの、LEDよりも少数のドライバ回路を有するデバイスにおいては、各LEDによって生み出される光の量は、時間(すなわち、個々のLED各々のオン時間)によって及び/又は各LEDに供給される電流の量によって制御され得る。
図17は、例えば図16に示した単一のドライバ回路112を有するシステムを用いて、光源10を駆動する方法を例示している。図17の例では、各期間170−174中に、個々のLEDが、対応するロウ/カラムスイッチを閉じることによって選択的に活性化される。一実施形態において、最大利用可能電流が各ブロック161−164の間に連続的に使用されるが、LED当たり取り出される光が、それがオンにされている時間と、各期間170−174中にオンにされるLEDの数とによって変調される。最大利用可能電流は、所与の期間170−174中に活性化される全てのLEDの間で均等に分り振られる。一部の実施形態において、要求される照度165に応じて、期間170−174のうちの1つ以上において、スイッチオンされるLEDは、スイッチオンされるLEDの数及びLEDの最大許容電流密度に応じて、最大利用可能電流未満で駆動されてもよい。しかしながら、図示のように各期間中に最大利用可能/許容電流を使用することは、利用可能電流の利用を最大化することになるとともに、適応フラッシュの効率を高め得る。
図12を参照して上述したような合計フラッシュ時間160が、図17に例示されている。合計フラッシュ時間160は、複数のブロック161、162、163、及び164に分割されている。4つのブロックが示されているが、例えば、積分時間と比較される必要な合計フラッシュ時間及びトリガーの不確かさに応じて、より多数又は少数が使用されてもよい。トリガーの不確かさは、カメラユニットの外部では分からないものであり得る写真取り込みが開始される正確な時点(図12の時点126)と、同時に開始されるべきである何らかの外部イベント(例えば、フラッシュを作動させることなど)との間で起こり得るタイムラグである。調光器環境における典型的な積分時間は、10msから100msのオーダーであり得る。一部の実施形態において、図12に示した写真読み出しは各ラインの積分時間の約2倍に等しいので、最低で2ブロックが使用される。2つのブロックのみの使用は、適応フラッシュとカメラ(写真開始及び終了)との間の非常に正確な同期を必要とする。従って、殆どの実施形態は、3つ以上のブロックを使用する。
4つのブロック161、162、163、及び164の各々において、図2A、図2B、及び図2Cにて上述したようにして計算され得るものである図17に例示される要求照度パターン165に従って、総じてシーンを照らすようにLEDが選択的にスイッチオンされる。要求される照度パターン165は、174bに示され且つ後述される最後の期間を含めて最後の期間まで達成される例えば時間平均輝度分布などの、LEDの目標輝度分布にマッピングされる。(このマッピングの詳細は、上述のように、LEDアレイと共に使用される一次及び/又は二次光学系に依存することになる。図17では、単純さのために、空間的な対応関係を単純なスケーリングファクタであると仮定しており、故に、最後の期間までの平均輝度分布と照度パターン165とが等しく見える。)そして、各期間中に1つのLED又はLEDのグループを選択的にスイッチオンすることによって、ブロック161、162、163及び164のシーケンスの各々中に、時間平均輝度プロファイル174bを繰り返し生成することができる。
カーブ166は、各ブロックについてのLED当たりの電流を時間の関数として例示している。各ブロック161、162、163、及び164は、時間167で開始し、時間168で終了する。各ブロックが、5つの期間170、171、172、173、及び174に分割される。より多数又は少数の期間が使用されてもよい。これらの期間は、カーブ166によって例示されるように、同じ継続時間のものである必要はない。図示した例では、最初の期間170が最も長く、LED当たり最も低い電流を有し、最後の期間174が最も短く、LED当たり最も高い電流を有する。各期間中にアレイに供給される合計電流は、同じであるとすることができ、また、合計利用可能電流に等しいとすることができるが、これは必要とされることではない。上述のように、アレイに供給される合計電流は、一部の実施形態において、その期間中にスイッチオンされるLED間で均等に割り振られる。
アレイ170a、171a、172a、173a、及び174aは、期間170、171、172、173、及び174の各々中に、光源アレイ内のLEDの各々がどのように点灯されるかを例示している。アレイ170a、171a、172a、173a、及び174aにおいて、黒はそのLEDがオフであることを指し示し、灰色はそのLEDがオンであることを指し示す。アレイ170b、171b、172b、173b、及び174bは、期間170、171、172、173、及び174の各々中に放射される累積平均輝度を例示している。換言すれば、アレイ170b、171b、172b、173b、及び174bは、全ての先行期間の間の放射光の合計を、このブロックの開始以降の経過時間で割ったものを例示している。色調は、生み出される光の量を示しており、より明るい色は、そのセグメントの、より多くの供給電流及びより長いオン時間、故に、より多くの光が生み出されることを指し示し、より暗い色は、より少ない供給電流、より短い長いオン時間、及びそれによりそれぞれのLEDからいっそう少ない光が生み出されることを指し示す。
アレイ170aによって示されるように、期間170においては、右側3列の9つのLEDが電流Iで駆動されている。これは最初の期間であるので、平均輝度分布170bは、LED駆動図170aを映している。アレイ171aによって示されるように、期間171においては、上側2行の8つのLEDが電流Iで駆動されている。平均輝度分布171bは、上側2行内且つ右側3列内のLEDに対応する6つのLEDで高めである。何故なら、これらのLEDは、期間170及び期間171の双方でスイッチオンされたからである。アレイ172aによって示されるように、期間172においては、右側2列の6つのLEDが電流Iで照らされる。平均輝度分布172bは、上側2行内且つ右側2列内の4つのLEDで最も高い。何故なら、これらのLEDは、3つの期間170、171、及び172の全てにおいて光を発していたからである。アレイ173aによって示されるように、期間173においては、最も上の行の4つのLEDが電流Iで駆動されている。平均輝度分布173bは、最も上の行内且つ右側2列内の2つのLEDで最も高い。何故なら、これらのLEDは、全ての期間において照らされたからである。アレイ174aによって示されるように、期間174においては、最も右の列の下側2行内の2つのLEDが電流Iで駆動されている。平均輝度分布174bは、最も上の行の右側2列内及び2番目の行の最も右の列内の3つのLEDで高めである。何故なら、これらのLEDは、全ての期間において照らされたからである。
図18は、図15に示したLEDのカラム毎にドライバ回路112を有するシステムを用いて、光源10を駆動する方法を例示している。カラム毎にドライバ回路を有する構造においては、個々のLEDは、適切なドライバと適切なスイッチとを作動させることによって選択的に活性化されることができ、異なるカラムに異なる量の電流を供給することはできるが、単一のカラム内のLEDに異なるレベルの電流を供給することはできず、所与のカラムに供給される電流の合計量が、活性化されるそのカラム内の全てのLED間で均等に振り分けられる。この構成では、適応フラッシュがシーンを照らす期間中にLEDアレイにわたって所望の輝度分布を達成するために、時間変調及び電流変調の双方が使用される。
図12を参照して上述したような合計フラッシュ時間160が、図18に示されている。図17においてのように、合計フラッシュ時間160は、複数のブロック161、162、163、及び164に分割されている。4つのブロックが示されているが、上述のように、積分時間と比較される必要な合計フラッシュ時間及びトリガーの不確かさに応じて、より多数又は少数が使用されてもよい。
4つのブロック161、162、163、及び164の各々において、図18に例示される要求パターン175を達成するように光源がスイッチオンされる。要求される照度パターン175は、使用される光学系によって、LEDアレイの輝度分布に変換され得る。この目標輝度分布は、各ブロックを複数の期間に分割し、アレイ内の各LEDがパターン183bからのその要求平均輝度を生み出すまで、各期間中に単一のLED又はLEDのグループを選択的にパワーアップすることによって達成される。換言すれば、各LEDからの生成光の合計は、各期間中にそのLEDによって生み出される輝度の積分によって与えられ、最終的な輝度分布は、LEDセグメント及び立体角当たり放射される光の合計を、図18からのブロック時間tintで割ったものになる。
カーブ180は、各ブロックについての作動されるLED当たりの電流を時間の関数として例示している。各ブロック161、162、163、及び164は、時間167で開始し、時間168で終了する。各ブロックが、3つの期間181、182、及び183に分割される。より多数又は少数の期間が使用されてもよい。これらの期間は、カーブ180によって例示されるように、同じ継続時間のものである必要はない。この例では、期間181が最も長く、LEDの殆どをカラム毎に異なる電流設計でオンにし、期間183が最も短く、LED当たり最も高い電流を有する。上述のように、各カラムに供給される合計電流は、その期間中にそのカラム内でスイッチオンされるLED間で均等に割り振られる。
アレイ181a、182b、及び183bは、期間181、182、及び183の各々中に、光源アレイ内のLEDがどのように点灯されるかを例示している。アレイ181b、182b、及び183bは、期間181、182、及び183の各々中の累積平均輝度を例示している。換言すれば、アレイ181b、182b、及び183bは、全ての先行期間の間のLED及び立体角当たりの放射光の合計を、このブロックの開始以降の経過時間で割ったものを例示している。
アレイ181aによって示されるように、期間181においては、右側3列の9つのLEDが光を発している。各列(各カラム)が、異なる電流レベルで駆動されており、左から2番目の列が、最も少ない電流185を受け取り、左から3番目の列が、それより多くの電流186を受け取り、そして、最も右の列が、最も多くの電流187を受け取っている。各カラム内の3つ全てのLEDが作動され、それ故に、各カラム内の3つ全てのLEDが同じ量の光を放射する。これは最初の期間であるので、平均輝度分布181bは、LED駆動図181aを映している。アレイ182aによって示されるように、期間182においては、上側2行の8つのLEDが電流Iで駆動されている。平均輝度分布182bは、最も右の列の上側2つのLEDで最も高い。何故なら、これらのLEDは、期間181及び期間182の双方の全てでスイッチオンされたからである。アレイ183aによって示されるように、期間183においては、最も上の行の左側3列の3つのLEDが電流Iで駆動されている。平均輝度分布183bは、最も上の行の右側2列の2つのLEDで最も高い。
図12に例示したカメラの全てのピクセルが、そのピクセルの積分中に、光源10からの指定量の光を見るべきである。換言すれば、ピクセルの積分中に、そのピクセルは、上の図2A、2B、及び2Cの段階27、270、及び2700で計算された適切な量の光で照らされるべきである。このカメラのピクセルは、同一期間の時間で光を収集していない(すなわち、異なるラインのピクセルは異なる時間に積分される)。LEDよりも少数のドライバ回路を持つデバイスでは、図17及び18に例示したように、LED当たりの光出力が時間とともに変化する。結果として、上述のブロックがピクセル積分と同期されない場合に、明るい又は暗い縞模様が記録されることがある。従って、一部の実施形態において、フラッシュシーケンス(各ブロック161、162、163、及び164が、完全なフラッシュシーケンスである)が、ピクセルの積分時間と同期される。フラッシュシーケンスが積分時間と同じ長さであるようにフラッシュシーケンスと積分時間とが同期されるとき、各ピクセルは、時間変調されたLEDアレイ出力の完全なるシーケンス(完全なブロック161、162、163、164)を見る。特に、フラッシュシーケンスと積分時間とが同期されるとき、図17及び18に示した例の各ピクセルは、アレイ174b及び183bに例示した画像化累積輝度分布を介して実現される図17及び図18の要求照度パターン165及び175に従ったその照度値を見る。
所与のラインの積分中に、積分されるピクセルがフラッシュシーケンス全体に曝されるように、フラッシュシーケンスの時間長さと積分時間とが等しい限りにおいて、フラッシュシーケンスを積分時間と同期させることは、ラインのうちの何れかが積分を開始するのと同じ時間にフラッシュシーケンスが開始することを必要としない。一部の実施形態において、フラッシュシーケンスは積分時間よりも短い。この短いフラッシュシーケンスの長さは、1つのラインのピクセルの積分時間が整数個のフラッシュシーケンスに等しくなるように選定される。
上の例は、適応光源を、例えばカメラの、フラッシュとして使用することを記述しているが、また、これらの例は可視光用のユニットを使用しているが、その他の使用も企図され、本発明の範囲内にある。例えば、一度に2つ以上のLEDをスイッチオンすること、LEDアレイにわたる時間平均電力分布(又は輝度)が所定の電力分布(又は輝度)に一致するように、LEDアレイ内のカラム及びロウの間でスイッチングを行うこと、非効率的であるほど高い電流密度に個々のLEDを曝すことなく、アレイに利用可能な総電流を常に使用するように、LEDアレイ内の個々のLEDをスイッチオン及びオフすること、及び、照明シーケンスの長さを別個の外部動作(例えば、写真を撮影すること)に合わせることなど、ここに記載された方法及び構造は、如何なる好適用途で使用されてもよく、上の例にて記述されたフラッシュ用途に限定されるものではない。
本発明を詳細に説明したが、当業者が認識するように、本開示を所与として、ここに記載の発明概念の精神を逸脱することなく、本発明に変更が為され得る。特に、複数の異なる例又は実施形態からの様々な要素が組み合わされてもよい、本発明の範囲は、図示して説明した特定の実施形態に限定されるものではない。

Claims (13)

  1. 要求される照度パターンに合わせてLEDアレイ内のLEDを選択的に活性化することを有する方法であって、
    前記LEDアレイのLEDはロウ及びカラムに接続され、
    前記LEDアレイ内のLEDを選択的に活性化することは、選択されたLEDが接続されたロウ及びカラムを選択的にスイッチオンすることを有し、
    単一のドライバ回路が、1つ以上のカラム又は1つ以上のロウを選択的にスイッチオンし、
    前記LEDアレイ内の前記LEDの各々が、複数の期間にわたって選択的に活性化され、前記複数の期間が、時間シーケンス内でグループ化され、前記時間シーケンス内の全期間にわたって前記LEDアレイの前記LEDの各々によって放射される光の合計を、前記時間シーケンスの合計時間で割ったものが、前記要求される照度パターンを得るために前記LEDアレイ内の各LEDによって放射されるべき光の量に一致するようにされ、
    各期間中に、前記LEDアレイ内の少なくとも2つのLEDが活性化される、
    方法。
  2. 各期間中に、前記LEDアレイに対する最大利用可能電流が、その期間中に活性化されるLED間で均等に割り振られる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記LEDアレイ内の前記LEDは、ロウ及びカラムスイッチに電気的に接続され、前記LEDアレイ内のLEDを選択的に活性化することは、単一のドライバ回路を用いて、前記ロウ及びカラムスイッチを選択的に作動させて、選択されたLEDを活性化することを有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記LEDアレイ内の前記LEDは、複数のロウ及びカラムに配列され、
    前記LEDアレイ内の前記LEDは、ロウスイッチに電気的に接続され、
    前記LEDアレイ内の前記LEDは、カラム毎にドライバ回路に電気的に接続され、且つ
    前記LEDアレイ内のLEDを選択的に活性化することは、前記LEDアレイ内に存在するカラムと同数のドライバ回路を用いて、前記ロウスイッチを選択的に作動させ且つカラムドライバを選択的に作動させて、選択されたLEDを活性化することを有する、
    請求項1に記載の方法。
  5. 時間シーケンス内でグループ化された複数の期間にわたってLEDアレイ内のLEDを選択的に活性化することを繰り返すことを更に有する請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数の期間の長さは、前記LEDアレイ内のLEDを活性化することとは別個の動作の特性時間と同じであるように選定される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記別個の動作は、前記LEDアレイによって照らされる視野の写真を撮影することを有し、前記特性時間は、カメラの積分時間である、請求項6に記載の方法。
  8. 方法であって、
    複数の部分を有する視野に対し、各部分についての光の量を決定することと、
    複数の期間にわたって各部分に対応するLEDを選択的に活性化することで、前記複数の期間中に各LEDによって生成される照明の合計が、各部分についての前記決定された光の量に等しくなるようにすることと、
    前記視野の画像をキャプチャすることと、
    を有し、
    選択的に活性化することは、前記LEDをシーケンスにて駆動することを有し、当該方法は更に、前記視野の画像をキャプチャすることの最中に前記シーケンスを繰り返すことを有し、
    前記視野は、複数のロウのピクセルに分割され、
    前記視野の画像をキャプチャすることは、ピクセルのロウ毎に次々と記録することを有し、且つ
    前記シーケンスに必要とされる時間は、1つのロウのピクセルを記録するのに必要な時間に等しい、
    法。
  9. 方法であって、
    複数の部分を有する視野に対し、各部分についての光の量を決定することと、
    複数の期間にわたって各部分に対応するLEDを選択的に活性化することで、前記複数の期間中に各LEDによって生成される照明の合計が、各部分についての前記決定された光の量に等しくなるようにすることと、
    前記視野の画像をキャプチャすることと、
    を有し、
    選択的に活性化することは、前記LEDをシーケンスにて駆動することを有し、当該方法は更に、前記視野の画像をキャプチャすることの最中に前記シーケンスを繰り返すことを有し、
    前記視野は、複数のロウのピクセルに分割され、
    前記視野の画像をキャプチャすることは、ピクセルのロウ毎に次々と記録することを有し、且つ
    選択的に活性化することは、各ロウのピクセルを記録する間に、記録されるロウのピクセルが、当該記録されるロウのピクセルが位置する1つ以上の前記部分に対応する前記決定された光の量を受けるように、前記シーケンスを、ピクセルのロウ毎に次々と記録することと同期させることを有する、
    法。
  10. 複数の部分を有する視野に対し、各部分についての光の量を決定することと、
    複数の期間にわたって各部分に対応するLEDを選択的に活性化することで、前記複数の期間中に各LEDによって生成される照明の合計が、各部分についての前記決定された光の量に等しくなるようにすることと、
    前記視野の画像をキャプチャすることと、
    を有し、
    選択的に活性化することは、第1の期間中に第1のグループのLEDをスイッチオンすることと、第2の期間中に第2のグループのLEDをスイッチオンすることとを有し、前記第1のグループは前記第2のグループとは異なる、
    法。
  11. 複数の部分を有する視野に対し、各部分についての光の量を決定することと、
    複数の期間にわたって各部分に対応するLEDを選択的に活性化することで、前記複数の期間中に各LEDによって生成される照明の合計が、各部分についての前記決定された光の量に等しくなるようにすることと、
    前記視野の画像をキャプチャすることと、
    を有し、
    前記複数の期間にわたって各部分に対応するLEDを選択的に活性化することは、前記視野の画像をキャプチャすることの最中に複数回行われる、
    法。
  12. 視野を持つカメラであり、前記視野は複数のピクセルラインに分割されている、カメラと、
    LEDのアレイを有する光源であり、前記アレイ内の各LEDが、前記視野の一部に対応し、且つLEDのロウ及びLEDのカラムに接続され、各LEDは、選択されたLEDが接続されたロウ及びカラムをスイッチオンすることによって活性化されることができる、光源と、
    前記LEDのアレイに結合され、1つ以上のカラム又は1つ以上のロウをスイッチオンするように、及び複数の期間にわたって前記LEDを選択的に活性化するように構成されたドライバであり、前記複数の期間が、時間シーケンス内でグループ化され、前記時間シーケンスの全期間中に各LEDによって生成される照明の合計が、前記視野の各部分についての予め決定された光の量に等しくされる、ドライバと、
    を有し、
    各期間中に、前記LEDアレイ内の少なくとも2つのLEDが活性化される、
    構造体。
  13. 前記カメラを用いて前記視野の画像をキャプチャする最中に前記シーケンスが繰り返される、請求項12に記載の構造体。
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