JP6820762B2 - 位置推定装置 - Google Patents

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Description

本開示は、位置推定装置に関する。
特許文献1には、車両の現在位置を推定する位置推定装置が開示されている。この位置推定装置は、拡張カルマンフィルタ、すなわち車両の位置に関する初期値及び予測式を用いて、車両の現在位置を推定する。初期値としては、GNSS衛星からの測位情報に基づく車両の現在位置が使用される。
拡張カルマンフィルタ等の時系列フィルタを用いる構成では、過去に推定された現在位置の推定結果の履歴を引き継いで現在位置の推定が行われる。そのため、一度誤った位置推定が行われると、推定精度は悪化する傾向にあり、推定精度の向上は難しい。
そこで、特許文献1記載の位置推定装置では、車両の現在位置の推定精度が算出され、算出された推定精度がしきい値と比較される。そして、推定精度がしきい値の範囲外である場合、再度、GNSS衛星からの測位情報に基づく車両の現在位置を初期値として、拡張カルマンフィルタを用いた位置推定が行われる。
特開2012−185011号公報
一般に、GNSS衛星のような車両等の移動体の外部の装置を介して移動体の現在位置が推定される場合、推定結果の履歴に基づき現在位置が推定される場合と比較して推定に時間がかかる。特許文献1記載の構成では、推定精度の低下を抑制するために、現在位置の推定精度がしきい値の範囲外になった際に、GNSS衛星からの測位情報による位置推定が行われる。そのため、推定結果の出力が求められる所定の出力周期内に位置推定が完了しない場合がある。例えば、車両の自動運転における走行予定経路の生成に車両の現在位置の推定結果が用いられる場合、出力周期内で位置推定が完了しないと、自動運転が継続できないことが起こり得る。
本開示の一局面は、移動体の現在位置の履歴に基づき移動体の現在位置を推定する構成において、位置推定の継続性を向上させ、かつ、推定精度の低下を抑制することを目的としている。
本開示の一態様は、移動体に搭載され、移動体の現在位置を推定する位置推定装置(14)であって、推定情報取得部(S201)と、第1推定部(15,S213,S215,S220)と、第2推定部(16,S202,S203,S205)と、尤度算出部(S216)と、尤度判定部(S217,S218,S221)と、を備える。推定情報取得部は、移動体の外部の装置から現在位置を推定するための情報である推定情報を取得する。第1推定部は、現在位置を推定する第1推定部であって、過去に推定した現在位置の履歴を表す履歴情報に基づく現在位置の推定を周期的に実行する。第2推定部は、第1推定部による現在位置の推定と並行して、推定情報に基づく現在位置の推定を周期的に実行する。尤度算出部は、第1推定部による推定結果及び第2推定部による推定結果のそれぞれについて尤度を算出する。尤度判定部は、第1推定部による推定結果の尤度及び第2推定部による推定結果の尤度のうちいずれの尤度が高いかを判定し、尤度がより高い推定結果を現在位置の推定結果として出力する。
このような構成によれば、第1推定部及び第2推定部による現在位置の推定が並行して行われる。そして、第1推定部の推定結果の尤度が第2推定部の推定結果の尤度を下回った場合、第1推定部の推定結果に代えて尤度がより高い第2推定部の推定結果が出力される。したがって、位置推定の継続性を向上させ、かつ、推定精度の低下を抑制することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
位置推定システムの構成を示すブロック図である。 位置推定処理のフローチャートである。 第1推定手法による推定結果の尤度の推移の一例を表す図である。 第2推定手法による推定結果の尤度の推移の一例を表す図である。 本開示の位置推定装置による推定結果の尤度の推移の一例を表す図である。
以下、図面を参照しながら、本開示を実施するための形態を説明する。
[1.構成]
図1に示す位置推定システム1は、車両に搭載され、推定情報取得装置11、周辺観測装置12、地図DB13、位置推定装置14及び車両制御装置19を備える。以下では、位置推定システム1が搭載された車両を「自車両」という。
推定情報取得装置11は、GNSS受信機111、車速センサ112、加速度センサ113及び操舵角センサ114を備える。
GNSS受信機111は、GNSSにおける測位用の人工衛星からの測位情報及びその推定誤差をアンテナを介して取得する。なお、GNSSは、グローバル・ナビゲーション・サテライト・システムのことである。
車速センサ112は、自車両の速度を測定するためのセンサである。
加速度センサ113は、自車両の加速度を測定するためのセンサである。
操舵角センサ114は、自車両の操舵角を測定するためのセンサである。
推定情報取得装置11は、GNSS受信機111を介して取得された測位情報及び推定誤差並びに車速センサ112、加速度センサ113及び操舵角センサ114の測定結果の各種情報のそれぞれを、自車両の現在位置を推定するための情報である推定情報として位置推定装置14に出力する。
周辺観測装置12は、自車両の周辺環境を検出する各種センサとして画像センサ121及びレーダセンサ122を備える。
画像センサ121は、自車両の前後左右の所定範囲を撮像して撮影画像を取得する。そして、画像センサ121は、撮影画像を画像処理することで、自車両の前後左右に存在する物体の形状や大きさ、自車両との相対位置等を検出する。
レーダセンサ122は、自車両の前後左右の所定領域内に例えばミリ波やレーザ光や超音波等に代表されるレーダ波を送信し、その反射波を受信することで、自車両の前後左右に存在する物体と自車両との相対位置及び相対速度等を検出する。
周辺観測装置12は、画像センサ121及びレーダセンサ122による検出結果を、自車両の周辺環境を表す情報である環境情報として位置推定装置14に出力する。
地図DB13は、道路網及びランドマークの情報を含む地図情報を保持するデータベースである。本実施形態でいうランドマークは、あらかじめ位置が特定されている陸上の目印であり、ランドマークと自車両との相対的な位置から自車両の位置を特定できるものである。例えば、ランドマークは、あらかじめ位置が特定されている特徴的な建造物や標識などである。また、地図情報に含まれるランドマークの情報には、ランドマークの形状、大きさ及び絶対位置の情報が含まれる。地図DB13は、地図情報を位置推定装置14に出力する。
位置推定装置14は、CPUと、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。位置推定装置14の各種機能は、CPUが非遷移的実体的記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリが、プログラムを格納した非遷移的実体的記憶媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、位置推定装置14を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
位置推定装置14は、入力された推定情報、環境情報及び地図情報を用いて自車両の現在位置を推定する。具体的には、位置推定装置14は、後述する図2に示す位置推定処理を実行することで実現される機能の構成として、第1推定部15、第2推定部16、尤度算出部17及び尤度判定部18を備える。位置推定装置14を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素を、論理回路やアナログ回路等を組み合わせたハードウェアを用いて実現してもよい。
第1推定部15は、履歴情報に基づく現在位置の推定を周期的に実行する。ここでいう履歴情報とは、過去に推定した自車両の現在位置及びその推定誤差の時系列の履歴を表す情報である。
第1推定部15は、次のように自車両の現在位置を推定する。すなわち、第1推定部15は、まず、履歴情報に基づき、現在時刻において自車両が位置する可能性がある範囲である第1探索範囲C1を絞り込む。そして、第1推定部15は、推定精度を向上させるため、環境情報に含まれるランドマークの情報と、地図情報に含まれる自車両周辺のランドマークの情報と、をマッチングさせて第1探索範囲C1の中から自車両の現在位置を推定する。
具体的には、第1推定部15は、次のように自車両の現在位置を推定する。すなわち、第1推定部15は、まず、自車両の仮の現在位置を基準、具体的には、中心とする所定範囲を第1探索範囲C1として設定する。仮の現在位置は、位置推定が周期的に実行される中での2周期目以降であれば、履歴情報に含まれる自車両の現在位置を用いて推定される。具体的には、本実施形態では、仮の現在位置は、1周期前の時刻に推定された自車両の現在位置として推定される。しかし、仮の現在位置はこれに限られない。仮の現在位置は、例えば、1周期前の時刻に推定された自車両の現在位置を、車速センサ112、加速度センサ113、操舵角センサ114などから取得した車速、加速度あるいは操舵角に基づいて補正した、現在時刻における自車両の予測位置として推定されてもよい。一方、履歴情報がない1周期目であれば、仮の現在位置は、例えば、GNSS受信機111により取得された測位情報による現在位置、詳細には、後述する第2推定部16により推定された現在位置として推定される。次に、第1推定部15は、履歴情報に含まれる誤差範囲の履歴から現在時刻の自車両の現在位置についての誤差範囲を算出する。そして、第1推定部15は、仮の現在位置を中心とする半径が誤差範囲程度の範囲を第1探索範囲C1として設定する。
そして、第1推定部15は、環境情報に含まれるランドマークの情報と、地図情報に含まれる自車両周辺の所定範囲内のランドマークの情報と、をマッチングする。具体的には、第1推定部15は、画像センサ121により検出されたランドマークの形状や大きさ等の情報と、地図情報に保持されたランドマークの形状や大きさ等の情報と、を比較し、ランドマークの類似度を判定する。そして、類似度がしきい値以上である場合、ランドマークが同一のものであると判定する。そして、第1推定部15は、環境情報に含まれるランドマークと自車両との相対位置の情報と、地図情報に含まれるランドマークの絶対位置の情報と、から算出した自車両の絶対位置を現在位置として推定する。これにより、第1探索範囲C1の中から自車両の現在位置が推定される。なお、地図情報からランドマークの情報が読み出される上記自車両周辺の所定範囲とは、第1探索範囲C1を含む範囲であり、本実施形態では、第1探索範囲C1を周辺観測部12、特に画像センサ121により観測可能な範囲の分だけ広げた範囲である。つまり、第1探索範囲C1内のどの位置に自車両が位置しているとしても、その位置から検出されたランドマークが含まれるような範囲である。しかし、上記自車両周辺の所定範囲は、これに限られるものではなく、例えば、第1探索範囲C1と同範囲であってもよい。
この第1推定部15による位置推定には、カルマンフィルタやパーティクルフィルタ等の時系列フィルタが用いられる。また、第1推定部15による位置推定は、履歴情報に基づき行われるため、1出力周期内で行うことができる。ここでいう出力周期とは、現在位置の推定結果の出力が求められる所定の周期である。また、第1推定部15による位置推定は、後述する第2推定部16による測位情報を用いる位置推定よりも精度が良い。なお、本実施形態では自車両は自動運転による走行が可能であり、第1推定部15及び第2推定部16の推定結果は、走行予定経路の生成に用いられる。自動運転中の自車両は、この走行予定経路に沿って走行する。
第2推定部16は、推定情報に基づく自車両の現在位置の推定を周期的に実行する。この第2推定部16は、履歴情報に代えて測位情報を用いて位置推定を行う点で、第1推定部15と相違する。
第2推定部16は、次のように自車両の現在位置を推定する。すなわち、第2推定部16は、まず、測位履歴に基づき現在時刻において自車両が位置する可能性がある範囲である第2探索範囲C2を絞り込む。そして、第2推定部16は、推定精度を向上させるため、環境情報に含まれるランドマークの情報と、地図情報に含まれる自車両周辺のランドマークの情報と、をマッチングさせて第2探索範囲C2の中から自車両の現在位置を推定する。
具体的には、第2推定部16は、次のように自車両の現在位置を推定する。すなわち、第2推定部16は、まず、自車両の仮の現在位置を基準、具体的には、中心とする所定範囲を第2探索範囲C2として設定する。仮の現在位置は、推測航法を用いて推定される。具体的には、測位情報の表す現在位置を、車速センサ112、加速度センサ113、操舵角センサ114などから取得した車速、加速度あるいは操舵角に基づいて補正した、現在時刻における自車両の予測位置として推定される。次に、第2推定部16は、GNSS受信機111により取得された測位情報の推定誤差などから現在時刻の自車両の現在位置についての誤差範囲を算出する。そして、第2推定部16は、仮の現在位置を中心とする半径が誤差範囲程度の範囲を第2探索範囲C2として設定する。
そして、第2推定部16は、環境情報に含まれるランドマークの情報と、地図情報に含まれる自車両周辺の所定範囲内のランドマークの情報と、を第1推定部15と同様の手法でマッチングする。これにより、第2探索範囲C2の中から自車両の現在位置が推定される。特に、この第2推定部16による位置推定には、時系列フィルタが用いられない。また、第2推定部16による位置推定の演算周期は、複数の出力周期にまたがってもよい。
尤度算出部17は、第1推定部15の推定結果及び第2推定部16の推定結果のそれぞれについて尤度を算出する。尤度の算出については後述する。
尤度判定部18は、第1推定部15の推定結果の尤度及び第2推定部16の推定結果の尤度のうちいずれの尤度が高いかを判定する。そして、尤度判定部18は、尤度がより高い推定結果を自車両の現在位置の推定結果として車両制御装置19に出力する。
車両制御装置19は、位置推定装置14から入力された推定結果等を用いて自車両の走行を制御する。具体的には、車両制御装置19は、入力された推定結果等を用いて自動運転の走行予定経路を生成する。そして、車両制御装置19は、生成した走行予定経路に従い自車両の走行を制御するアクチュエータを動作させることで自車両を走行させる。
[2.処理]
次に、位置推定装置14が実行する位置推定処理について図2のフローチャートを用いて説明する。本実施形態では、自車両の運転が手動運転から自動運転に切り替わると位置推定装置14が起動し、位置推定処理が開始される。また、位置推定装置14の出力周期はT0であるとする。
S201で、位置推定装置14は、推定情報取得装置11から推定情報を取得する。
続くS202で、位置推定装置14は、取得した測位情報などの推定情報を使用し、推測航法により自車両の位置(以下、初期位置)A1及びその誤差範囲B1を測定する。ここでいう初期位置A1は、前述した第2推定部16による位置推定の仮の現在位置である。なお、初期位置A1及び誤差範囲B1の取得時刻をT1とする。
続くS203で、位置推定装置14は、初期位置A1を中心とする半径が誤差範囲B1程度である範囲を第2探索範囲C2として設定する。
続くS204で、位置推定装置14は、周辺観測装置12から環境情報を取得する。また、位置推定装置14は、地図DB13から地図情報における自車両周辺の所定範囲の情報を取得する。
続くS205で、位置推定装置14は、第2推定手法による自車両の現在位置の推定を行う。具体的には、位置推定装置14は、環境情報に含まれるランドマークL1の情報と、地図情報に含まれる自車両周辺の所定範囲内のランドマークL2の情報と、をマッチングする。このマッチングにより第2探索範囲C2の中から自車両の現在位置についての推定位置A2が得られる。この第2推定手法は、第2推定部16による位置推定手法に相当する。第2推定手法による位置推定が完了までにかかる時間、換言すればS202、S203及びS205の処理に要する時間Taは、出力周期T0よりも大きくなってもよい。以下、最新の推定位置A2が得られた時刻をT2とする。なお、位置推定装置14は、S202、S203及びS205の処理を実行することで、第2推定部16として機能する。
位置推定装置14は、S205を実行すると、S201に戻り、S201以降の処理を繰り返す。
一方、位置推定装置14は、前述したS201〜S205の処理と並行して、以下に述べるS211〜S222の処理を実行する。
S211で、位置推定装置14は、S205で得られた第2推定手法による最新の推定位置A2を取得する。この時、現在時刻Tは、時刻T2と同時刻又はそれよりも後の時刻である。
S211を実行すると、位置推定装置14は、以下に述べるS212の処理及びS213〜S215の処理を並行して実行する。
S212で、位置推定装置14は、S211で取得した第2推定手法による推定位置A2をデッドレコニングにより補正する。すなわち、S211で取得した推定位置A2は時刻T2での推定位置であるため、現在時刻Tにおける推定位置は、A2に時刻T2から現在時刻Tまでの間のデッドレコニング結果Dを積算して加えた位置A3=A2+Dとして推定される。デッドレコニング結果Dは、推定情報取得装置11によって1出力周期T0ごとに最新のものが取得される。位置推定装置14は、S212を実行すると、後述するS216に移行する。
一方、S213で、位置推定装置14は、前述した手法で、履歴情報に基づき第1探索範囲C1を設定する。
続くS214で、位置推定装置14は、周辺観測装置12から環境情報を取得する。また、位置推定装置14は、地図DB13から地図情報における自車両周辺の所定範囲の情報を取得する。
S215で、位置推定装置14は、第1推定手法による自車両の現在位置の推定を行う。具体的には、位置推定装置14は、環境情報に含まれる自車両周辺のランドマークL1の情報と、地図情報に含まれる自車両周辺の所定範囲のランドマークL3の情報と、をマッチングする。このマッチングにより第1探索範囲C1の中から自車両の現在位置についての推定位置A4が得られる。第1推定手法による位置推定が完了までにかかる時間、換言すればS213及びS215の処理に要する時間Taは、出力周期T0以下でなければならない。この第1推定手法は、第1推定部15による位置推定手法に相当する。位置推定装置14は、S215を実行すると、S216に移行する。
S216で、位置推定装置14は、S212で取得した第2推定手法による推定結果A3及びS215で取得した第1推定手法による推定結果A4のそれぞれについて尤度を算出する。ここで、尤度には、推定結果A3及び推定結果A4のそれぞれにつき、各推定結果周辺の地図情報と環境情報との一致度、すなわちマッチング率が用いられる。具体的には例えば下記のマッチング率を用いることが考えられる。すなわち、地図DB13から推定位置A3を基準とする所定範囲内のランドマークL4の大きさや形状等の情報を得る。また、地図DB13から推定位置A4を基準とする所定範囲内のランドマークL5の大きさや形状等の情報を得る。そして、得られたランドマークL4及びL5の大きさや形状等の情報を周辺観測装置12により観測された自車両周辺のランドマークL1の大きさや形状等の情報と各々マッチングし、この時のマッチング率を尤度として用いることが考えられる。なお、位置推定装置14は、S216の処理を実行することで、尤度算出部17として機能する。
続くS217で、位置推定装置14は、第1推定手法による推定結果A4の方が第2推定手法による推定結果A3よりも尤度が高いか否かを判定する。
位置推定装置14は、第1推定手法による推定結果A4の方が尤度が高いと判定した場合、S218で、第1推定手法による推定結果A4を自車両の現在位置の推定結果として車両制御装置19に出力する。位置推定装置14は、S218を実行すると、後述するS222に移行する。
一方、S217で、位置推定装置14は、第1推定手法による推定結果A4の方が尤度が低い、つまり、第2推定手法による推定結果A3の方が尤度が高いと判定した場合、S219で、初期化条件が満たされているか否かを判定する。すなわち、位置推定装置14は、第2推定手法による推定結果A3の方が尤度が高いと判定した場合、第1推定手法に用いられる時系列の履歴情報を初期化する。そして、位置推定装置14は、第2推定手法による推定結果A3を初期値として第1推定手法による現在位置の推定を再開する。ただし、本実施形態では、第2推定手法による推定結果A3の方が尤度が高いと判定された場合に即座に履歴情報が初期化されるのではなく、所定の条件である初期化条件が更に満たされていると判定された場合、履歴情報が初期化される。本実施形態では、初期化条件は、位置推定処理が実行されてから一度初期化が行われている場合、直近の初期化から一定期間経過したことである。なお、位置推定処理が実行されてから一度も初期化が行われていない場合、初期化条件は満たされていると判定される。
位置推定装置14は、初期化条件が満たされていると判定した場合、S220で第2推定手法による推定結果A3を用いて第1推定手法に用いられる履歴情報を初期化し、S221に移行する。なお、位置推定装置14は、S213、S215及びS220の処理を実行することで、第1推定部15として機能する。
一方、位置推定装置14は、初期化条件が満たされていると判定した場合、S220を飛ばしてS221に移行する。
S221で、位置推定装置14は、第2推定手法による推定結果A3を自車両の現在位置の推定結果として車両制御装置19に出力し、S222に移行する。なお、位置推定装置14は、S217、S218及びS221の処理を実行することで、尤度判定部18として機能する。
S222で、位置推定装置14は、時刻Tから1出力周期T0前の時刻T−T0から現在時刻Tまでの間に第2推定手法による推定位置A3が更新されたか否かを判定する。位置推定装置14は、推定位置A3が更新されたと判定した場合、前述したS211に移行し、第2推定手法による最新の推定位置A3を取得する。一方、位置推定装置14は、推定位置A3が更新されていないと判定した場合、前述したS211を飛ばしてS212及びS213に移行する。
一方、位置推定装置14は、前述したS201〜S205の処理及びS211〜S222の処理と並行して、以下に述べるS299の処理を実行する。
S299で、位置推定装置14は、当該位置推定装置14の動作を継続するか否かを判定する。本実施形態では、位置推定装置14は、自車両の運転が自動運転である場合、動作を継続すると判定する。一方、位置推定装置14は、自車両の運転が手動運転である場合、つまり、自車両の運転が自動運転から手動運転に切り替わったと判定した場合、動作を継続しないと判定する。
位置推定装置14は、動作を継続すると判定した場合、S299を再度実行する。一方、位置推定装置14は、動作を継続しないと判定した場合、位置推定処理を終了する。
[3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)本実施形態によれば、位置推定の継続性を向上させ、かつ、推定精度の低下を抑制することができる。以下、このことを図3〜図5を用いて説明する。
図3は、第1推定手法の特徴を示している。第1推定手法では、履歴情報に基づき自車両の現在位置が推定されるため、過去の位置推定が精度良く行われている場合には、ほとんど尤度は低下しない。その一方で、真の現在位置が推定結果から外れてしまうと尤度が大きく低下し、多くの場合自然に復帰することは不可能となる。なお、真の現在位置が推定結果から外れてしまう原因としては、本実施形態のように位置推定においてランドマークのマッチングが行われる場合、ランドマークを取り違えてマッチングさせてしまうことなどが挙げられる。図3では、時刻T3でランドマークの取り違いが起きている。
一方、図4は、第2推定手法の特徴を示している。図中、時間間隔Tbは、第2推定手法の演算周期を示している。第2推定手法は、演算周期ごとに履歴情報に基づかない初期位置A1を用いて位置推定を行うため、一時的に尤度が低下しても推定結果が真の現在位置付近に復帰することが第1推定手法よりも容易である。その一方で、一般に、履歴情報を用いる第1推定手法よりも第2推定手法による位置推定の方が時間がかかる傾向にある。このように演算時間が長いため、推定完了時の自車両の現在位置はある程度過去の現在位置となる。このため、推定位置を真の現在位置に近づけるためにデッドレコニングを用いて推定位置と真の現在位置との差分を補完することが考えられる。しかし、デッドレコニングを行っても、各演算周期の後半になるにつれてデッドレコニングの誤差が蓄積し、尤度が低下していく。その一方で、第2推定手法による位置推定では、短時間(数秒〜十数秒程度)では大きく現在位置の推定を誤ることはない。
一方、本実施形態の位置推定の特徴は図5に示される。図5に示すように、第1推定手法による位置推定と第2推定手法による位置推定とが並行して行われる。そして、第1推定手法による推定結果及び第2推定手法による推定結果のうち、より尤度が高い推定結果が出力される。図5では、円形の破線で囲まれた部分、すなわち、時刻T5及びT6で第1推定手法による推定結果の尤度が第2推定手法による推定結果の尤度を下回り、この時点で第2推定手法による推定結果が自車両の現在位置の推定結果として出力される。
このように、第1推定手法及び第2推定手法による現在位置の推定が並行して行われ、第1推定手法の推定結果の尤度が第2推定手法による推定結果の尤度を下回った場合、第1推定手法による推定結果に代えて尤度がより高い第2推定手法による推定結果が出力される。換言すると、現在位置の推定結果の過去の履歴を用いない第2推定手法による位置推定をバックグラウンドで実行し、第1推定手法の推定が大きく誤りかけたことを第2推定手法による推定結果との尤度比較によって検出する。したがって、位置推定の継続性を向上させ、かつ、推定精度の低下を抑制することができる。
(2)また、本実施形態の位置推定によれば、第1推定手法による推定結果の尤度が第2推定手法による推定結果の尤度よりも低いと判定された場合、第2推定手法における履歴情報が初期化される。そして、第2推定部による現在位置の推定結果を初期値として履歴情報に基づく現在位置の推定が再開される。図5では、時刻T5及びT6で履歴情報の初期化が行われている。
したがって、(a)第1推定手法の推定結果の尤度が大幅に低下した場合であっても尤度を向上させることができる。また、(b)初期値の精度が悪く第1推定手法の推定結果の尤度が低かった場合でもより精度の良い初期値に変更することができる。ここで、上記(b)について補足すると、初期値の再設定が行われるT=T5までは、第1推定手法の初期値の精度が悪く尤度がそれほど高くない。そして、T=T5の直前のT=T4で第2推定手法による位置推定結果が更新され、第2推定手法の方が第1推定手法の推定結果よりも尤度が高くなる。その結果、第2推定手法の推定結果が初期値に設定され、第1推定手法の尤度が向上する。よって、初期値の精度が悪く、第1推定手法の推定結果の尤度が低かった場合でもより精度の良い初期値に変更することができる。
(3)また、本実施形態の位置推定によれば、第1推定部による推定結果の尤度が第2推定部による推定結果の尤度よりも低いと判定された場合、初期化条件が満たされているか否かが判定される。そして、初期化条件が満たされていると判定された場合、第1推定手法の履歴情報の初期化が行われる。一方、初期化条件が満たされていないと判定された場合、履歴情報の初期化が行われない。
したがって、位置推定装置14全体としての位置推定精度を高めることができ得る。すなわち、第1推定手法が長い時系列の履歴情報を活用する場合、履歴情報の初期化を行うことで履歴が使えなくなり、一時的に位置推定精度が低下する場合がある。この点、本実施形態の位置推定では、初期化条件が満たされていないと判定された場合、履歴情報の初期化が行われない。このため、初期条件の初期化が頻繁に行われることを抑制し、位置推定装置14全体としての位置推定精度を高めることができ得る。
(4)本実施形態の位置推定によれば、第1推定部15は、履歴情報に基づき推定した仮の現在位置周辺の第1探索範囲C1を設定し、環境情報に含まれるランドマークの情報と、地図情報における自車両周辺のランドマークの情報と、をマッチングすることにより第1探索範囲C1の中から自車両の現在位置を推定する。また、第2推定部16は、推定情報に基づき推定した仮の現在位置A1周辺の第2探索範囲C2を設定し、環境情報に含まれるランドマークの情報と、地図情報における自車両周辺のランドマークの情報と、をマッチングすることにより第2探索範囲C2の中から現在位置を推定する。
したがって、例えば、第1推定部15が履歴情報を用いるがランドマークのマッチングを行わない場合や、第2推定部16がランドマークのマッチングを行わず推定航法単独で位置推定を行う場合と比較して、位置推定精度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、車両が移動体に相当し、測位用の人工衛星が外部の装置に相当し、測位用の人工衛星からの測位情報が外部の装置から取得される推定情報に相当する。また、S201が推定情報取得部としての処理に相当し、S202、S203及びS205が第2推定部としての処理に相当し、S204及びS214が環境情報取得部及び地図情報取得部としての処理に相当し、S213、S215及びS220が第1推定部としての処理に相当する。S216が尤度算出部としての処理に相当し、S217、S218及びS221が尤度判定部としての処理に相当し、S219が条件判定部としての処理に相当し、画像センサ121及びレーダセンサ122がセンサに相当する。
[3.他の実施形態]
以上、本開示を実施するための形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)上記実施形態では、初期化条件は直近の履歴情報の初期化から一定期間経過したことであるが、初期化条件はこれに限られるものではない。初期化条件は、例えば、第2推定手法の推定結果の尤度が第1推定手法の推定結果の尤度を所定値以上上回ることであってもよい。この場合の所定値は、第2推定手法の推定結果の尤度が第1推定手法の推定結果の尤度を大幅に上回ることに対応するように設定されてもよい。
(2)上記実施形態において、第1推定部15の推定結果の尤度が第2推定部16の推定結果の尤度よりも低いと判定された場合に、第2推定部16の推定結果を用いた履歴情報の初期化が行われなくてもよい。すなわち、上記実施形態において、図2のS219及びS220の処理が実行されなくてもよい。
(3)上記実施形態では、第1推定手法及び第2推定手法は上記実施形態の手法に限られるものではない。第1推定手法は、例えば、履歴情報を用いるが、ランドマークのマッチングを行わない手法であってもよい。また、第1推定手法は、例えば、ランドマークのマッチングを行わない手法、具体的には、測位情報単独で位置推定を行う手法、推定航法による位置推定手法等であってもよい。
(4)上記実施形態では、推定情報の取得元である外部の装置は測位用の人工衛星であり、推定情報は人工衛星からの測位情報であるが、外部の装置及び推定情報はこれに限られるものではない。外部の装置は、例えば、無線通信の基地局に設けられた、移動体と無線通信可能な無線送信装置であってもよい。そして、推定情報は、例えば、上記無線送信装置と移動体との距離を表す情報である距離情報であってもよい。
(5)上記実施形態では、移動体として車両を例示したが、移動体はこれに限られるものではない。移動体は、例えば、ロボット等であってもよい。
(6)前述した位置推定装置14の他、当該位置推定装置14を構成要素とするシステム、当該位置推定装置14としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記憶した半導体メモリ等の非遷移的実体的記憶媒体、履歴情報に基づく移動体の現在位置の推定方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
(7)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…位置推定システム、11…推定情報取得装置、12…周辺観測装置、14…位置推定装置、15…第1推定部、16…第2推定部、17…尤度算出部、18…尤度判定部、19…車両制御装置。

Claims (6)

  1. 移動体に搭載され、前記移動体の現在位置を推定する位置推定装置(14)であって、
    前記移動体の外部の装置から前記現在位置を推定するための情報である推定情報を取得する推定情報取得部(S201)と、
    前記現在位置を推定する第1推定部(15,S213,S215,S220)であって、過去に推定した前記現在位置の履歴を表す履歴情報に基づく前記現在位置の推定を周期的に実行する第1推定部と、
    前記第1推定部による前記現在位置の推定と並行して、前記推定情報に基づく前記現在位置の推定を周期的に実行する第2推定部(16,S202,S203,S205)と、
    前記第1推定部による推定結果及び前記第2推定部による推定結果のそれぞれについて尤度を算出する尤度算出部(S216)と、
    前記第1推定部による推定結果の前記尤度及び前記第2推定部による推定結果の前記尤度のうちいずれの前記尤度が高いかを判定し、前記尤度がより高い前記推定結果を前記現在位置の推定結果として出力する尤度判定部(S217,S218,S221)と、
    前記移動体の周辺環境を検出するセンサ(121,122)から前記周辺環境を表す情報である環境情報を取得する環境情報取得部(S204,S214)と、
    あらかじめ位置が特定されているランドマークの情報を含む地図情報を取得する地図情報取得部(S204,S214)と、
    を備え
    前記尤度判定部は、前記第1推定部による推定結果及び前記第2推定部による推定結果のそれぞれについて、各推定結果周辺の前記地図情報と前記環境情報との一致度を前記尤度として算出する、位置推定装置。
  2. 請求項1に記載の位置推定装置であって、
    前記尤度判定部は、前記地図情報に含まれる前記移動体周辺の前記ランドマークの情報と、前記環境情報に含まれる前記ランドマークの情報と、のマッチング率を前記尤度として算出する、位置推定装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の位置推定装置であって、
    前記外部の装置は、測位用の人工衛星であり、
    前記推定情報取得部は、前記人工衛星からの測位情報を前記推定情報として取得する、位置推定装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の位置推定装置であって
    前記第1推定部は、前記履歴情報に基づき推定した仮の前記現在位置周辺の第1探索範囲を設定し、前記環境情報に含まれる前記ランドマークの情報と、前記地図情報に含まれる前記移動体周辺の前記ランドマークの情報と、をマッチングすることにより前記第1探索範囲の中から前記現在位置を推定し、
    前記第2推定部は、前記推定情報に基づき推定した仮の前記現在位置周辺の第2探索範囲を設定し、前記環境情報に含まれる前記ランドマークの情報と、前記地図情報に含まれる前記移動体周辺の前記ランドマークの情報と、をマッチングすることにより前記第2探索範囲の中から前記現在位置を推定する、位置推定装置。
  5. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の位置推定装置であって、
    前記第1推定部は、前記尤度判定部により当該第1推定部による推定結果の前記尤度が前記第2推定部による推定結果の前記尤度よりも低いと判定された場合、前記履歴情報を初期化し、前記第2推定部による前記現在位置の推定結果を初期値として前記履歴情報に基づく前記現在位置の推定を再開する、位置推定装置。
  6. 請求項に記載の位置推定装置であって、
    前記尤度判定部により前記第1推定部による推定結果の前記尤度が前記第2推定部による推定結果の前記尤度よりも低いと判定された場合、所定の初期化条件が満たされているか否かを判定する条件判定部(S219)を更に備え、
    前記第1推定部は、前記条件判定部により前記初期化条件が満たされていると判定された場合、前記履歴情報の初期化を行い、前記条件判定部により初期化条件が満たされていないと判定された場合、前記履歴情報の初期化を行わない、位置推定装置。
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