JP6819383B2 - 制御方法及び制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る対話制御システムの全体構成を示すブロック図である。対話制御システム1は、制御装置10と、音声対話ロボット20と、制御装置10及び音声対話ロボット20を通信可能に接続する通信網90とを備えている。通信網90は、無線通信規格に従う無線通信区間又は有線通信規格に従う有線通信区間の少なくともいずれか一方を含むネットワークである。音声対話ロボット20は、例えば人間や動物の姿を模した外観を有しており、制御装置10による制御に従って人間と対話を行う音声対話装置である。
図6は制御装置10の動作を示すフローチャートである。図6の処理は、音声対話ロボット20がシーケンスデータで規定された最初の発話を行うことで開始される。つまり、シーケンスデータで規定された最初の発話データが制御装置10から音声対話ロボット20に送信され、音声対話ロボット20がこの発話データに従ってスピーカ206から放音を行うことで発話する。この音声対話ロボット20の発話に対して人間が応答する発話を行うと、音声対話ロボット20のマイク207がこれを収音して、音声データとして制御装置10に送信する。
上述した実施形態は次のような変形が可能である。また、以下の変形例を互いに組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
本発明におけるシーケンスデータは、省略部分が有るデータと当該省略部分が無いデータとが論理的に分岐するような分岐構造を含むものであればよい。例えば、制御装置10に記憶されているシーケンスデータは省略部分が無いシーケンスデータであり、制御装置10がこのシーケンスデータに基づいて省略部分が有るデータと当該省略部分が無いデータとで論理的に分岐する分岐構造を都度生成するようにしてもよい。この場合、制御装置10は、省略部分が無いシーケンスデータ、及び、このシーケンスデータに基づいて省略部分が有るデータと当該省略部分が無いデータとで論理的に分岐する分岐構造を都度生成するアルゴリズムデータを記憶しているから、これら記憶されているデータは、省略部分が有るデータと当該省略部分が無いデータとで論理的に分岐する分岐構造を含むデータと言える。制御装置10は、入力データと、省略部分が有るデータと当該省略部分が無いデータとで少なくとも分岐する分岐構造を持つシーケンスデータとを比較して、入力データにおける省略状態を検出し、検出された省略状態に応じて、前記シーケンスデータにおいて分岐したデータ群のうちのいずれかのデータを選択する。
本発明におけるシーケンスデータは、実施形態で例示したような人間及び音声対話ロボット20の発話内容を示すデータに限らず、人間の動作に相当するデータ及び装置の動作に相当するデータであってもよい。例えば人間とロボットが舞台上で共演して演技や演劇を行うような場合に、人間及びロボットの舞台における動きや姿勢、表情或いは位置など、それぞれの動作を示す動作データをシーケンスデータとしてもよい。この場合、シーケンスデータは、人間の動作として省略部分が有る動作データと、人間の動作においてそのような省略部分が無い動作データとで少なくとも分岐する分岐構造を持っており、人間の動作の省略状態に応じて、このシーケンスデータにおいて分岐したデータ群のうちのいずれかの動作データが選択される。この場合において、装置は、実施形態のスピーカ206に代えて、装置自身を駆動する動作駆動装置を備え、実施形態のマイク207に代えて、人間の動作を撮像して認識するためのカメラを備える。
省略状態という用語の意味には入力データにおける省略部分の位置が含まれており、人間の発話において検出された省略部分の位置に応じて、音声対話ロボット20の発話が選択されてもよい。例えば人間の発話における省略位置と属性が同じ位置において音声対話ロボット20の発話が省略される。例えば主語に相当する位置が省略された人間の発話に対しては、主語に相当する位置が省略された音声対話ロボットの発話で返答する。また、例えば目的語に相当する位置が省略された人間の発話に対しては、目的語に相当する位置が省略された音声対話ロボットの発話で返答する。また、例えば文末に相当する位置が省略された人間の発話に対しては、文末に相当する位置が省略された音声対話ロボットの発話で返答する。
上記実施形態の説明に用いた図5のブロック図は機能単位のブロックを示している。これらの各機能ブロックは、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。従って、本発明に係る制御装置は、実施形態で説明したようにそれぞれの機能の全てを一体に備えた装置によっても実現可能であるし、各機能を複数の装置に分散して実装したシステムであってもよい。また、上記実施形態で説明した処理の手順は、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。実施形態で説明した方法については、例示的な順序で各ステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
Claims (6)
- 外部から取得した入力データと、省略部分が有るデータと当該省略部分が無いデータとで少なくとも分岐する分岐構造を持つシーケンスデータとを比較して、当該入力データにおける省略状態を検出する検出ステップと、
検出された省略状態に応じて、前記シーケンスデータにおいて分岐したデータ群のうちのいずれかのデータを選択する選択ステップと
を備えることを特徴とする制御方法。 - 前記検出ステップにおいて、前記入力データにおける省略部分の位置を検出し、
前記選択ステップにおいて、検出された省略部分の位置に応じて前記データを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御方法。 - 前記検出ステップにおいて、前記入力データにおける省略部分の量を検出し、
前記選択ステップにおいて、検出された省略部分の量に応じて前記データを選択する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の制御方法。 - 前記シーケンスデータは、人間の動作に相当するデータ及び装置の動作に相当するデータを含む
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御方法。 - 前記選択ステップにおいて、検出された省略状態に応じて、前記装置の動作に相当するデータを選択し、
さらに、選択されたデータに応じた動作を前記装置に行わせるよう制御する制御ステップを備えることを特徴とする請求項4に記載の制御方法。 - 外部から取得した入力データと、省略部分が有るデータと当該省略部分が無いデータとで少なくとも分岐する分岐構造を持つシーケンスデータとを比較して、当該入力データにおける省略状態を検出する検出部と、
検出された省略状態に応じて、前記シーケンスデータにおいて分岐したデータ群のうちのいずれかのデータを選択する選択部と
を備えることを特徴とする制御装置。
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JP2017052316A JP6819383B2 (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | 制御方法及び制御装置 |
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JP2017052316A JP6819383B2 (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | 制御方法及び制御装置 |
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JP2018155896A JP2018155896A (ja) | 2018-10-04 |
JP6819383B2 true JP6819383B2 (ja) | 2021-01-27 |
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