JP6817910B2 - リソースの割り当て - Google Patents

リソースの割り当て Download PDF

Info

Publication number
JP6817910B2
JP6817910B2 JP2017155505A JP2017155505A JP6817910B2 JP 6817910 B2 JP6817910 B2 JP 6817910B2 JP 2017155505 A JP2017155505 A JP 2017155505A JP 2017155505 A JP2017155505 A JP 2017155505A JP 6817910 B2 JP6817910 B2 JP 6817910B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antennas
communication
downlink control
physical downlink
service area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017155505A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018007261A (ja
Inventor
ペーテル スコヴ
ペーテル スコヴ
チュンリ ウ
チュンリ ウ
Original Assignee
ノキア ソリューションズ アンド ネットワークス オサケユキチュア
ノキア ソリューションズ アンド ネットワークス オサケユキチュア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノキア ソリューションズ アンド ネットワークス オサケユキチュア, ノキア ソリューションズ アンド ネットワークス オサケユキチュア filed Critical ノキア ソリューションズ アンド ネットワークス オサケユキチュア
Priority to JP2017155505A priority Critical patent/JP6817910B2/ja
Publication of JP2018007261A publication Critical patent/JP2018007261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6817910B2 publication Critical patent/JP6817910B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本開示は、無線通信のためのリソースの割り当てに関する。
通信システムは、モバイル通信機器及びその他の局などの、2又はそれ以上のエンティティ間の通信を容易にすることができる。通常、通信システム及び互換通信機器は、システムに関連する様々なエンティティが何をすることができるか、及びいかにしてそれを達成すべきかを示す所与の標準又は仕様に従って動作する。例えば、典型的には、通信機器がいかにして通信システムにアクセスできるか、並びに通信機器、通信ネットワークの要素及び/又はその他の通信機器の間でいかにして通信を実施すべきかが規定される。
無線通信システムでは、少なくとも2つの局間の通信の少なくとも一部が無線リンクを介して行われる。従って、通常、無線システムでは、通信機器が、アクセスノード及び/又は別の通信機器と通信できる送受信機局を提供する。無線システムの例としては、公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)、衛星通信システム、及び、例えば無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)などの様々な無線ローカルネットワークが挙げられる。無線システムでは、基地局がアクセスノードを提供する。基地局の無線カバレッジ領域はセルとして知られており、従って無線システムはセルラーシステムと呼ばれることが多い。システムによっては、基地局アクセスノードがNodeBと呼ばれる。
通信システムには、適当な通信機器を介してアクセスすることができる。ユーザの通信機器は、ユーザ装置(UE)と呼ばれることが多い。通信機器は、他のパーティとの通信を可能にするための適当な信号送受信構成を備える。無線通信機器の特徴は、これらの機器がそのユーザに移動性を提供する点である。モバイル通信機器、すなわち略してモバイル機器を、1つの基地局から別の基地局に、さらには異なるシステムに属する基地局間で移行すなわちハンドオーバすることもできる。
性能を高めるために、送信ダイバーシチが提案されている。例えば、送信ダイバーシチを用いたシングルアンテナポートモードが提案されている。別の方法には、多入力多出力(MIMO)マルチアンテナ構成の使用がある。LTEリリース8ではダウンリンク(DL)MIMOが、LTEリリース10ではアップリンク(UL)MIMOが提案されている。この提案では、同じリソース上で複数の伝送ブロック(TB)を搬送することができる。しかしながら、複数の伝送ブロックに異なるリソースを割り当てることは不可能であり、従ってマルチアンテナ局が提供できるスケジューリングの柔軟性は極めて限られる。2つのアンテナサイトからの2つの指向性アンテナを互いに向き合うように配置して、これらが単一セルと見なされるようにすることもできる。1つの送信アンテナが1つのトランスポートブロックをサポートして、同じ周波数リソースにマッピングすることができる。しかしながら、指向性アンテナを使用すると、2つのリンクのチャネル品質が著しく異なるので、送信ダイバーシチモードの利得は、例えば多入力多出力(MIMO)マルチアンテナ構成ほどは高くない。
本発明の実施形態は、これらの問題点の1つ又はいくつかに対処することを目的とするものである。
ある実施形態によれば、通信機器による通信を制御する方法が提供され、この方法は、通信機器に割り当てられた、サービスエリア内における複数のアンテナを介した通信のためのリソースの情報を、複数の制御チャネル上で受け取るステップと、この情報に基づいて、複数のアンテナを介して同時に通信するステップとを含む。
ある実施形態によれば、通信システムのサービスエリア内におけるリソース割り当て方法が提供され、この方法は、サービスエリア内における複数のアンテナを介した同時通信のためのリソースを通信機器に割り当てるステップと、この割り当てたリソースの情報を、複数の制御チャネルを介して通信機器に送信するステップとを含む。
ある実施形態によれば、サービスエリア内における通信機器によるリソースの使用を制御するための装置が提供され、この装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、複数の制御チャネルをモニタして、サービスエリア内における複数のアンテナを介した通信のために割り当てられたリソースの情報を受け取り、この情報に基づいて、複数のアンテナを介して同時通信が行われるようにするよう構成される。
ある実施形態によれば、サービスエリア内における通信機器によるリソースの使用を制御するための装置が提供され、この装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、サービスエリア内における複数のアンテナを介した同時通信のためのリソースを通信機器に割り当て、この割り当てたリソースの情報が、複数の制御チャネルを介して通信機器に送信されるようにするよう構成される。
より詳細な実施形態によれば、前記情報は、トランスポートブロックを割り当てるリソースグラントを含む。1つのサブフレーム内で複数のリソースグラントをシグナリングすることができる。
アンテナの各々を介した通信のためにリソースを個別に割り当てることができる。異なるアンテナに関連するトランスポートブロックには、異なるリソースを割り当てることができる。
同時通信は、単一キャリア上の通信を含むことができる。
制御チャネルを、アンテナポート及びトランスポートブロックに関連付けることができる。複数のアンテナのアンテナポートに基準信号をマッピングすることができる。基準信号チャネルを、共有物理チャネルにマッピングすることができる。
伝送したトランスポートブロック、コードワード、ランク及びアンテナポートのうちの少なくとも1つの情報をダウンリンク制御情報要素内で通信することができる。割り当てたリソースに関する情報を、物理ダウンリンク制御チャネルでシグナリングすることができる。
制御チャネルに関連する探索空間の間にオフセットを使用することができる。
複数のアンテナは、セルの指向性アンテナを含むことができる。
通信機器は、複数のアンテナに対して移動することができる。
通信機器は、複数の制御チャネル及びアンテナの使用を可能にする伝送モードを有するように構成することができる。
本明細書に記載する方法を実行するようにされたプログラムコード手段を含むコンピュータプログラムを提供することもできる。さらなる実施形態によれば、上記の方法の少なくとも1つを提供するための装置、及び/又はコンピュータ可読媒体上に具体化できるプログラム製品が提供される。
以下の詳細な説明及び添付の特許請求の範囲では、他の様々な態様及びさらなる実施形態を記載する。
本発明のいくつかの実施形態をより良く理解できるように、ほんの一例として添付図面を参照する。
各方向からのアンテナポートが1つ存在するバックホールシナリオの基準信号マッピングを示す図である。 通信機器の例を示す図である。 基地局のコントローラ装置の例を示す図である。 ある実施形態を示すフローチャートである。 各方向からのアンテナポートが複数存在するバックホールシナリオの基準信号マッピングを示す図である。
以下、モバイル通信機器にサービスを提供する無線又はモバイル通信システムを参照しながら特定の例示的な実施形態について説明する。従って、例示的な実施形態を詳細に説明する前に、説明する例の基礎を成す技術を理解する助けとなるように、無線通信システム及びモバイル通信機器のいくつかの一般原理について簡単に説明する。
通信システムの非限定的な例に、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)による標準化の段階にある、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)のロングターム・エボリューション(LTE)がある。LTEをさらに発展させたものは、LTE−Advancedと呼ばれる。3GPP仕様書の用語では、LTEの基地局はNodeB(NB)として知られている。LTEベースのシステムは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)として知られているモバイルアーキテクチャを利用することができる。このようなシステムの基地局は、進化型NodeB(eNB)として知られており、ユーザプレーンの無線リンク制御/媒体アクセス制御/物理層プロトコル(RLC/MAC/PHY)及び制御プレーンの無線リソース制御(RRC)プロトコルのユーザ機器に向かう終端などのE−UTRAN機能を提供することができる。無線サービスのその他の例としては、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)及び/又はWiMax(ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス)などの技術に基づく、システムの基地局により提供されるものが挙げられる。
基礎的な標準規格に関わらず、モバイル通信機器には、アクセスシステムの少なくとも1つの基地局又は同様の無線送受信機ノードを介した無線アクセスを提供することができる。
アクセスシステムは、通信機器が通信システムにアクセスすることを可能にするセルラーシステムのセル又は別の無線サービスエリアによって提供することができる。従って、以下ではアクセスシステムのことを無線サービスエリア又はセルと呼ぶ。通常は、基地局サイトがセルを提供する。基地局サイトは、例えばそれぞれがセル又はセルの下位無線サービスエリアを提供する3つの無線セクタなどの複数のセクタを提供することができる。
図1の例に示すように、コントローラ30に接続された複数のアンテナサイト1及び2が、セル10を提供することができる。図1の例では、アンテナサイト1及び2の各々が、ビーム6及び7を形成する指向性アンテナを実現する。図示のように、指向性ビーム6及び7は、互いに重なり合うことができる。適当な伝送スキームを使用して、2アンテナサイト送信ダイバーシチ及び2つのトランスポートブロックの送受信を可能にすることができる。通信は、例えば周波数リソースなどの単一キャリア上で行うことができる。
移動車両上のユーザに通信リンクを提供するには、LTEベースのバックホール機能を使用することができる。例えば、列車5上に、線路に隣接して固定されたeNBと通信できるノードを提供することができる。図1の例では、列車ブロック5を、2つの指向性アンテナを備えた通信機器の例と見なすことができる。列車5のアンテナ3及び4は、列車上のユーザ装置にサービスを提供する中継ノードを含むことができる。セル及び列車上の中継ノードは、いずれも指向性アンテナを有することができる。受信機及び送信機の両方に指向性アンテナを設けた場合、2つの強力なリンクを形成できるエリアが線路沿いに生じる。一方のリンクは、列車上の前方を向いたアンテナ4と、列車の前方にあるアンテナサイト2との間に生じることができる。そして、他方のリンクは、列車上の後方を向いたアンテナ3と、列車の後方にあるアンテナサイト1との間に生じるようになる。
実装に関わらず、本明細書で説明する実施形態では、例えばLTEセルのeNBなどの無線サービスエリアの制御ノードと通信する通信機器として動作するノードを例示している。従って、図1のブロック5は、eNB又は同様の基地局構成の2つのアンテナサイトと通信するあらゆるマルチアンテナ式モバイル通信機器を表していると見なすことができる。
ある態様によれば、セルの2つの別個のアンテナサイトにより提供される2つのリンクを活用するために、通信機器とセルの間の通信が、通信機器と両アンテナとの間で同時に行われる。この通信をサポートする方法は様々である。例えば、2つのアンテナサイトの2つの指向性アンテナ1及び2を互いに向き合うように配置して、これらが単一セルと見なされるようにすることができる。アンテナ毎に1つの共通基準信号(CRS)ポートで、デュアルポート共通基準信号(CRS)を構成することができる。
基地局の動作を可能にするとともに、複数のアンテナサイトを介して基地局と通信するモバイル通信機器の管理を可能にするために、複数のアンテナサイトを含む基地局構成を、少なくとも1つの適当なコントローラ30によって制御することができる。この制御装置は、他の制御エンティティと相互接続することができる。基地局は、より広大な通信ネットワークに接続することができる。アクセスシステムの動作を調整するためのコントローラを設けることもできる。このネットワークを介して別のネットワークに接続するためのゲートウェイ機能を設けることもできる。この別のネットワークは、あらゆる適当なネットワークとすることができる。従って、1又はそれ以上の相互接続ネットワーク及びその要素によって広大な通信システムを提供し、様々なネットワークを相互接続するための1又はそれ以上のゲートウェイを設けることができる。
図2は、ユーザが通信に使用できる通信機器21の概略部分断面図である。このような通信機器は、ユーザ装置(UE)又は端末と呼ばれることが多い。無線信号を送受信できるあらゆる装置により、適当なモバイル通信機器を提供することができる。非限定的な例として、携帯電話機又は「スマートフォン」として知られているものなどの移動局(MS)、無線インターフェイスカード又はその他の無線インターフェイス機構を備えたポータブルコンピュータ、無線通信能力を備えた携帯情報端末(PDA)、又はこれらのあらゆる組み合わせなどが挙げられる。モバイル通信機器は、例えば、音声、電子メール(eメール)、テキストメッセージ及びマルチメディアなどの通信を伝えるためのデータを通信することができる。従って、ユーザの通信機器を介して、ユーザに数多くのサービスを提案及び提供することができる。これらのサービスの非限定的な例として、双方向又は多方向通話、データ通信又はマルチメディアサービス、或いは単純に、インターネットなどのデータ通信ネットワークシステムへのアクセスが挙げられる。ブロードキャストデータ又はマルチキャストデータをユーザに提供することもできる。これらのコンテンツの非限定的な例としては、ダウンロード、テレビ番組及びラジオ番組、ビデオ、広告、様々な警告及びその他の情報が挙げられる。
モバイル通信機器21は、信号を送受信するための適当な装置を介し、無線インターフェイス28を通じて信号を送受信することができる。例えば、図1では、モバイル通信機器が、指向性アンテナ3及び4を介してアンテナサイト1及び2と通信することができる。図2では、ブロック27によって送受信機装置を概略的に示している。この送受信機は、例えば無線部及び関連するアンテナ構成によって実現することができる。このアンテナ構成は、モバイル装置の内部に配置しても、又は外部に配置してもよい。無線通信機器は、多入力多出力(MIMO)アンテナシステムを備えることができる。
通常、モバイル通信機器は、少なくとも1つのデータ処理エンティティ23と、少なくとも1つのメモリ24と、基地局及びその他の通信機器へのアクセス、及びこれらとの通信の制御を含む、モバイル通信機器が実行するように設計されたソフトウェア及びハードウェア支援によるタスクの実行で使用されるその他の考えられる構成要素29とをさらに備える。これらのデータ処理装置、記憶装置、及びその他の関連する制御装置は、適当な回路基板上及び/又はチップセット内に提供することができる。この特徴部を参照番号26によって示す。本発明のいくつかの実施形態による、データ処理機構を通じてシグナリング情報及びデータを受信及び/又は送信するようにモバイル通信機器を構成することに鑑みて考えられる制御機能については、本説明内で後述する。
ユーザは、キーパッド22、音声コマンド、タッチセンサ式画面又はパッド、或いはこれらの組み合わせなどの好適なユーザインターフェイスを介して通信機器の動作を制御することができる。通常は、ディスプレイ25、スピーカ及びマイクも備わる。さらに、モバイル通信機器は、他の装置への、及び/又は他の装置にハンズフリー装置などの外部アクセサリを接続するための(有線又は無線のいずれかの)適当なコネクタを含むこともできる。
図3に、例えば基地局及び/又は少なくとも2つのアンテナサイトに結合される、基地局の無線サービスエリア内に設けられる少なくとも2つのリンクを介した通信を制御するための制御装置30の例を示す。制御装置30は、サービスエリア内に存在するモバイル通信機器による少なくとも2つの異なるリンクを介した通信のリソースの使用を制御するように構成することができる。制御装置30は、後述するいくつかの実施形態による、リソース割り当て情報及びその他の関連情報の生成及び通信に関連する制御機能、並びにデータ処理機構を通じたシグナリング及びデータ通信のリソース割り当てを調整するための制御機能を提供するように構成することができる。この目的のために、制御装置30は、少なくとも1つのメモリ31と、少なくとも1つのデータ処理装置32、33と、入出力インターフェイス34とを備える。この制御装置は、インターフェイスを介して基地局の受信機及び送信機装置に結合することができる。制御装置30は、制御機能を提供するのに適したソフトウェアコードを実行するように構成することができる。
基地局装置、通信機器、中継局及びその他のいずれかの適当な局の必要なデータ処理装置及び機能は、1又はそれ以上のデータプロセッサによって提供することができる。各部門における説明した機能は、別個のプロセッサ又は統合プロセッサにより提供することができる。これらのデータプロセッサは、ローカル技術環境に適したいずれのタイプのものであってもよく、非限定的な例として、1又はそれ以上の汎用コンピュータ、特殊用途向けコンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DPS)、特定用途向け集積回路(ASIC)、ゲートレベル回路、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサを挙げることができる。複数のデータ処理モジュールにわたってデータ処理を分散させることもできる。データプロセッサを、例えば少なくとも1つのチップによって実現することもできる。関連する機器内に適当な記憶容量を与えることもできる。これらの1又は複数のメモリは、ローカル技術環境に適したいずれのタイプのものであってもよく、半導体ベースの記憶装置、磁気記憶装置及びシステム、光学記憶装置及びシステム、固定メモリ及び取り外し可能なメモリなどのあらゆる好適なデータ記憶技術を用いて実装することができる。
通常、通信システム内で通信する機器間には、様々なチャネルが提供される。物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、リソース割り当てに関連するスケジューリング割り当て及びその他の制御情報を搬送するために使用できる制御チャネルの例である。物理制御チャネルは、1又は複数の連続する制御チャネル要素を束ねたもので伝送することができる。
2つのアンテナ1及び2は離れて配置される。にもかかわらず、アンテナ1及び2は、例えばeNBなどの同じ基地局に接続することができる。従って、セル内には2つのアンテナサイトが形成されるが、このセルは、1つの基地局しか含むことができない。基地局のコントローラ30は、例えば別個の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などの別個の制御チャネルを含む各リンクに、異なるリソースを個別に割り当てることができる。
図4は、ある実施形態による、セルのエリア内の通信機器に対して複数の制御チャネルを利用可能にするフローチャートである。例えば、空間周波数ブロック符号化(SFBC)を用いて複数の物理制御チャネルを伝送することができる。より具体的には、100において、コントローラが、サービスエリア内の複数のアンテナを介して同時通信を行えるように通信機器にリソースを割り当てることができる。102において、コントローラは、前記割り当てたリソースについての情報が複数の制御チャネルを介して通信機器に送信されるようにする。通信機器は、これらの制御チャネルをモニタすることにより、104において情報を受け取る。その後、通信機器は、この情報に基づいて、106において複数のアンテナを介して同時に通信することができる。
通信機器と2つのアンテナサイトとの間の通信は、単一のキャリア上で行うことができる。制御チャネルを介して通信される、アンテナに関連する情報は、トランスポートブロックを割り当てるリソースグラントを含むことができる。1つのサブフレーム内で複数のリソースグラントをシグナリングすることができる。各アンテナを介した通信に対して、リソースを個別に割り当てることができる。
構成の柔軟性を高めて複数のトランスポートブロック(TB)を同じリソース上で伝送できるようにするために、2つのトランスポートブロックに対して物理リソースブロック(PRB)の割り当てを個別に行うことができる。例えば、コントローラ30は、2つのトランスポートブロックに対して、別個のPDCCHを含む各リンクの物理リソースブロック(PRB)、変調符号化方式(MCS)及びトランスポートブロックサイズ(TBS)などの異なるリソースを割り当てることができる。
可能性によれば、例えば2つのトランスポートブロックを送受信できるアラモチ(Alamouti)型の空間周波数ダイバーシチブロック符号化に基づいて、2アンテナ送信ダイバーシチを提供することができる。このスキームでは、トランスポートブロックを送信アンテナごとにサポートして、同じ周波数リソースにマッピングすることができる。2つのリンクの変調符号化方式(MCS)は柔軟に調整することができ、従って2つのアンテナ又はトランスポートブロックに関してビットレートをリンク品質に個別に適合させることができる。
これらの実施形態では、例えばeNBスケジューラなどのスケジューラのスケジューリング上の柔軟性を高めることができる。ENBスケジューラは、図3の制御装置30内に設けることができる。
このマルチアンテナ・マルチサイト・ダイバーシチスキームを、例えばリンク毎に送信機受信機(trx)チェーンが2つ、すなわち全部で4つの送信機受信機及びポートが存在するような事例に拡張することができる。この事例を図5に示す。
ある実施形態によれば、ネットワークが、1つのサブフレーム内で複数のダウンリンク及び/又はアップリンクリソースグラントをユーザ装置に送信する。各グラントにより、1つのトランスポートブロックを割り当てることができる。可能性によれば、複数のグラントのうちの少なくとも1つによって複数のトランスポートブロックが割り当てられる。
通信機器を、複数の制御チャネルを受け取って処理できる特定の動作モードを有するように構成することができる。ある実施形態によれば、共通基準信号(CRS)に基づく伝送モードが与えられる。例えばモバイルユーザ装置などの通信機器は、このモードの時には、コードワードからアンテナポートへのマッピングに関する情報、及び伝送に使用するランクに関する情報を受け取ることができる。これらの情報は、ユーザ装置が共通基準信号チャネルを物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)にマッピングできるようにするために提供されるものである。この情報は、適当な制御情報要素内で伝送することができる。
例えば、ランク1の閉ループプリコーディングを用いたPDSCH伝送(伝送モード6)に対するリソース割り当てのシグナリングに、修正されたダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット1Bを使用することができる。フォーマット1Bの情報は、DCIモード1Aのものとほぼ同じであるが、プリコーディングベクトルのインジケータが加わる。ある実施形態によれば、トランスポートブロック及びコードワード選択、並びにプリコーディングマトリクスインジケーション(PMI)の再解釈をDCIフォーマット1B要素に加えて、2つの考えられるポートのうちのCRSポートに、又は4つの考えられるポートのうちの2つのCRSポートにコードワードがマッピングされるようにすることができる。4つのCRSポートを使用する場合、ランクインジケーションビットも加えることができる。
別の考えられるモードに、専用又は復調基準信号(DRS又はDM RS)の使用に基づく伝送モードがある。通常、専用基準信号は、ダウンリンク(DL)伝送モード7〜9に使用される。例えば、このモードで必要な追加情報を搬送するために、修正されたDCIフォーマット1を使用することができる。例えば、アンテナポート、トランスポートブロック及びコードワード選択に関する情報を提供することができる。PHYにおいてMIMOの空間多重化のために2つよりも多くのレイヤを使用する場合、ランクインジケーションビットを使用することができる。1つのコードワードに対して最大4つのレイヤをマッピングすることができる。
別の例に、修正されたDCIフォーマット0を使用できるアップリンク伝送モードがある。通常、DCIフォーマット0は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)グラントに使用される。この修正されたDCIフォーマット0は、どのトランスポートブロック/コードワードが伝送されるかについてのインジケーション、及びアンテナポートインジケーションを含むことができる。2つよりも多くのレイヤを使用する場合、ランクインジケーションビットを使用することができる。
ユーザ装置は、ユーザ装置内にこのような伝送モードが構成された場合、複数のPDCCHをモニタすることができる。ユーザ装置は、関連するPDCCHがいずれのアンテナポート及びトランスポートブロックを参照しているかを識別することができる。
PHY及びRRC仕様では、二重又は多重PDCCH伝送のための新たな伝送モードを規定する必要がありそうである。
DRSモード及びアップリンクモードのいくつかの応用では、コードワードとアンテナポートの間の固定マッピングを使用することができる。
情報の一部は、暗黙的にシグナリングすることができる。例えば、利用可能な探索空間の異なる部分を異なるトランスポートブロックにリンクさせることなどにより、情報をシグナリングすることができる。しかしながら、アンテナポートに対するPDCCHの使用を対応する探索空間に限定しない、ダウンリンク割り当て/アップリンクグラントにおける明示的なシグナリングを使用して、より柔軟な解決策を提供することができる。
いくつかの応用では、ダウンリンクにおける通信機器が、PDCCHの場所、PDCCHフォーマット及びDCIフォーマットの全ての考えられる組み合わせをチェックし、これに従って動作する必要がある。しかしながら、このような「ブラインド・デコーディング」では、通信機器が各サブフレームにおいてデコーディングを複数回試みることが必要になる場合がある。これには、PDCCHを配置できる一連の制御チャネル要素の場所を限定して機器に割り当てることにより対処することができる。PDCCHを配置できる一連の場所は、探索空間と呼ばれることが多い。探索空間は、PDCCH毎にサイズが異なり得る。通信機器には、専用の及び共通の探索空間を定義することができる。専用探索空間は、各ダウンリンク機器に対して個別に構成することができる。共通探索空間の範囲は、全ての機器に対して通知することができる。
1つのユーザ装置に相当量のダウンリンク制御情報が伝送される場合、ブロッキングを回避するために探索空間を拡張することが必要になる場合がある。しかしながら、セクタ当たりにそれほど多くのユーザ装置が存在するとは考えられず、従って通常の使用シナリオでは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のブロッキングが度を過ぎて問題になるとは考えられない。例えば、セクタ当たりの最大ユーザ装置数は2と想定することができる。
ある実施形態によれば、追加の(単複の)PDCCHに関して探索空間オフセットを構成することができる。これにより、異なる基地局からの異なる制御チャネルを区別することができる。例えば、探索空間オフセットをアンテナポートインジケーションに関連付けることができる。
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)スキームのためのACK/NACKコードブックは、構成されるトランスポートブロックの数に基づくことができる。例えば、LTEでは、最大2つのトランスポートブロックを構成することができ、関連するACK/NACKメッセージを基地局にフィードバックできるようにすることが提案されている。
基地局サイトとユーザ装置の間の通信は、中継を介して実現することができる。中継では、基地局とユーザ装置の間に、中継局(RS)又は中継ノード(RN)と呼ばれるエンティティを設けることができる。中継ノードは、例えば他の基地局のような固定式のものであっても、或いは、例えば図1及び図5に示すような列車に取り付けられた移動式のものであってもよい。システムによっては、通信ネットワークの一部ではない、日和見的に利用可能なユーザ装置/モバイル端末によって中継ノード又は中継局を提供することができる。中継ノード(RN)は、通信システムに、典型的には無線アクセスネットワークに接続された局に、無線で接続することができる。このような局は、ドナー局又はドナーセルと呼ばれることが多い。ドナー局は、中継に対して、無線バックホールのためのリソース又はバックホールリンクを提供する。
例えば、適切な構成及び/又はリソース割り当ての決定、並びに様々なノード間における情報の通信を引き起こすために、適切に適合する1又は複数のコンピュータプログラムコード製品を適当なデータ処理装置にロードし、又は別様に提供した場合、この1又は複数のコンピュータプログラムコード製品を使用して実施形態を実施することができる。この動作を可能にするプログラムコード製品を、適当なキャリア媒体上に記憶し、適当なキャリア媒体によって提供し、具体化することができる。適当なコンピュータプログラムをコンピュータ可読記録媒体上に具体化することもできる。データネットワークを介してプログラムコード製品をダウンロードすることもできる。一般に、様々な実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、論理回路、又はこれらのあらゆる組み合わせの形で実現することができる。従って、本発明の実施形態は、集積回路モジュールなどの様々な構成要素内で実施することができる。集積回路の設計は、概して高度に自動化されたプロセスである。論理レベルの設計を、いつでも半導体基板上にエッチング及び形成できる半導体回路設計に変換するために、複雑かつ強力なソフトウェアツールを利用することができる。
なお、LTE−Advanced(LTE−A)システム及び3GPPベースのシステムに基づくような通信システム、及びPDCCH上のシグナリングに関連して実施形態を説明したが、同様の原理を他の通信システム及び制御チャネルに適用することもできる。他の通信システムの非限定的な例としては、WCDMA(登録商標)及びHSPAに基づくシステムが挙げられる。従って、ユーザ装置などの通信機器と基地局の間の通信の代わりに、2又はそれ以上のユーザ装置間で直接行われる通信などの様々なシナリオにおいて通信を提供することができる。例えば、このことは、例えばアドホックネットワークにおいて、固定局装置が提供されずに複数のユーザ装置によって通信システムが提供されるような用途に当てはまり得る。また、局間の伝送を中継するために中継ノードを使用するようなネットワークにおいても、上記の原理を使用することができる。従って、無線ネットワーク、技術及び標準のためのいくつかの例示的なアーキテクチャを参照しながらいくつかの実施形態を一例として説明したが、本明細書で図示し説明した以外のあらゆる好適な形の通信システムに実施形態を適用することもできる。
また、図1及び図5には、ダウンリンク機器が列車上に位置して別個の中継ノードを使用する例を示しているが、これが唯一の使用シナリオではない。むしろ、本開示は、サービスエリアの異なるアンテナにより、ダウンリンクの通信機器に独自のリソース割り当てを行うことができるあらゆる構成を対象範囲とすることを意図するものである。
可能性によれば、列車上のアンテナは、列車の通信システムの一部であり、列車の制御に関連する信号を伝送する通信システムの一部のためのものである。
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、開示した解決策には、本発明の思想及び範囲から逸脱することなく様々な変形及び修正を行うことができる。
100 サービスエリア内における複数のアンテナを介した同時通信のためのリソースを通信機器に割り当て
102 割り当てたリソースの情報を、複数の制御チャネルを介して通信機器に通信
104 割り当てたリソースの情報を、複数の制御チャネルを介して受け取り
106 サービスエリア内の複数のアンテナを介して同時に通信

Claims (19)

  1. 通信機器によって、複数のアンテナの使用を可能にする伝送モードを受け取るステップであって、ここで、前記複数のアンテナは1つの基地局に接続された少なくとも2つのアンテナを含み、前記複数のアンテナに形成された指向性ビームがサービスエリア内で重なり合っているステップと、
    前記サービスエリア内における前記複数のアンテナを介した通信のための前記通信機器に対して割り当てられたリソースの情報のために複数の物理ダウンリンク制御チャネルをモニタし、ここで、前記サービスエリア内の異なる物理ダウンリンク制御チャネルを区別するために前記複数の物理ダウンリンク制御チャネルに関連する利用可能な探索空間の間の異なる部分であるオフセットが探索空間の間で使用されるステップと、
    前記サービスエリア内における前記複数のアンテナを介した前記通信のための前記通信機器に割り当てられた前記リソースの前記情報を、前記複数の物理ダウンリンク制御チャネル上で受け取るステップと、
    前記複数の物理ダウンリンク制御チャネルを複数のアンテナポート及び複数のトランスポートブロックに関連付けるステップと、
    け取った前記情報に基づいて、前記関連付けられた前記アンテナポート及び前記トランスポートブロックに対応する前記複数のアンテナを介して通信するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 複数のアンテナの使用を可能にする伝送モードを通信機器に提供するステップであって、ここで、前記複数のアンテナは1つの基地局に接続された少なくとも2つのアンテナを含み、前記複数のアンテナに形成された指向性ビームがサービスエリア内で重なり合っているステップと、
    前記サービスエリア内における前記複数のアンテナを介した通信のためのリソースを前記通信機器に割り当てるステップと、
    複数の物理ダウンリンク制御チャネルを複数のアンテナポート及び複数のトランスポートブロックに関連付けるステップと、
    り当てた前記リソースの情報を前記関連付けられた前記アンテナポート及び前記トランスポートブロックに対応する前記複数のアンテナを介して前記複数の物理ダウンリンク制御チャネル上で前記通信機器に送信し、ここで、前記サービスエリア内の異なる物理ダウンリンク制御チャネルを区別するために前記複数の物理ダウンリンク制御チャネルに関連する利用可能な探索空間の間の異なる部分であるオフセットが探索空間の間で使用されるものであるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  3. 前記アンテナの各々を介した通信のためにリソースが個別に割り当てられる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記通信は、単一キャリア上の通信を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 割り当てたトランスポートブロック、コードワード選択、ランク及びアンテナポートのうちの少なくとも1つについての情報を前記通信機器に提供するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 伝送したトランスポートブロック、コードワード、ランク及びアンテナポートのうちの少なくとも1つについての情報をダウンリンク制御情報要素内で通信するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 異なるアンテナに関連するトランスポートブロックに異なるリソースを割り当てるステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. 空間周波数ブロック符号化を通信に使用するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、
    を備え、前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、
    複数のアンテナの使用を可能にする伝送モードを受け取り、ここで、前記複数のアンテナは1つの基地局に接続された少なくとも2つのアンテナを含み、前記複数のアンテナに形成された指向性ビームがサービスエリア内で重なり合っており、
    前記サービスエリア内における前記複数のアンテナを介した通信のために割り当てられたリソースの情報のために複数の物理ダウンリンク制御チャネルをモニタし、ここで、前記サービスエリア内の異なる物理ダウンリンク制御チャネルを区別するために前記複数の物理ダウンリンク制御チャネルに関連する利用可能な探索空間の間の異なる部分であるオフセットが探索空間の間で使用されるものであり、
    前記サービスエリア内における前記複数のアンテナを介した前記通信のために割り当てられた前記リソースの前記情報を前記複数の物理ダウンリンク制御チャネル上で受け取り、
    前記複数の物理ダウンリンク制御チャネルを複数のアンテナポート及び複数のトランスポートブロックに関連付け、
    け取った前記情報に基づいて、前記関連付けられた前記アンテナポート及び前記トランスポートブロックに対応する前記複数のアンテナを介して通信が行われるようにする、
    ように構成される、
    ことを特徴とする装置。
  10. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、
    を備え、前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、
    複数のアンテナの使用を可能にする伝送モードを通信機器に提供し、ここで、前記複数のアンテナは1つの基地局に接続された少なくとも2つのアンテナを含み、前記複数のアンテナに形成された指向性ビームがサービスエリア内で重なり合っており、
    前記サービスエリア内における前記複数のアンテナを介した通信のためのリソースを前記通信機器に割り当て、
    複数の物理ダウンリンク制御チャネルを複数のアンテナポート及び複数のトランスポートブロックに関連付け、
    り当てた前記リソースの情報を前記関連付けられた前記アンテナポート及び前記トランスポートブロックに対応する前記複数のアンテナを介して前記複数の物理ダウンリンク制御チャネル上で前記通信機器に送信し、ここで、前記サービスエリア内の異なる物理ダウンリンク制御チャネルを区別するために前記複数の物理ダウンリンク制御チャネルに関連する利用可能な探索空間の間の異なる部分であるオフセットが探索空間の間で使用されるものであるようにする、
    ように構成される、
    ことを特徴とする装置。
  11. 前記アンテナの各々を介した通信のためにリソースが個別に割り当てられる、
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  12. 前記装置は、前記複数のアンテナを介して単一キャリア上で通信するように構成される、
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、
    割り当てたトランスポートブロック、コードワード選択、ランク及びアンテナポートのうちの少なくとも1つの情報を前記装置に提供するように構成される
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  14. 前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、
    異なるアンテナに関連するトランスポートブロックに異なるリソースを割り当てるように構成される、
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  15. 前記複数の物理ダウンリンク制御チャネル及びアンテナの使用を可能にする伝送モードを有するように構成される、
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  16. モバイルユーザ装置を含む、
    ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  17. プロセッサ上で実行された時に、請求項1に記載の方法を実行するためのコードを含む、コンピュータで使用するためのコンピュータプログラムコードを記憶した非一時的コンピュータ読取可能記録媒体。
  18. 請求項9に記載の装置を備える、
    ことを特徴とする通信システム。
  19. プロセッサ上で実行された時に、請求項2に記載の方法を実行するためのコードを含む、コンピュータで使用するためのコンピュータプログラムコードを記憶した非一時的コンピュータ読取可能記録媒体。
JP2017155505A 2017-08-10 2017-08-10 リソースの割り当て Active JP6817910B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017155505A JP6817910B2 (ja) 2017-08-10 2017-08-10 リソースの割り当て

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017155505A JP6817910B2 (ja) 2017-08-10 2017-08-10 リソースの割り当て

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015112259A Division JP2015181286A (ja) 2015-06-02 2015-06-02 リソースの割り当て

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018007261A JP2018007261A (ja) 2018-01-11
JP6817910B2 true JP6817910B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=60949693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017155505A Active JP6817910B2 (ja) 2017-08-10 2017-08-10 リソースの割り当て

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6817910B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3073664B1 (en) * 2006-02-24 2019-01-23 Sun Patent Trust Resource block candidate selection technique employing packet scheduling in wireless communication systems
JP4492884B2 (ja) * 2007-01-18 2010-06-30 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 通信装置及び通信システム
EP2168401B1 (en) * 2007-07-16 2019-05-08 BlackBerry Limited Providing space division multiple access in a wireless network
US8406171B2 (en) * 2008-08-01 2013-03-26 Texas Instruments Incorporated Network MIMO reporting, control signaling and transmission
MX2011008282A (es) * 2009-02-13 2011-08-24 Panasonic Corp Dispositivo de comunicacion y metodo de comunicacion.
CN102415207B (zh) * 2009-04-28 2016-12-28 三菱电机株式会社 移动通信系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018007261A (ja) 2018-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111615805B (zh) 无线通信系统中的用户装置
CN109565355B (zh) 用于在无线通信中进行非相干联合传输的方法和装置
KR101603204B1 (ko) 자원들의 할당
US10075218B2 (en) Method and apparatus for FD-MIMO based multicasting in vehicular communication systems
US9497682B2 (en) Central processing unit and methods for supporting coordinated multipoint transmission in an LTE network
WO2019170089A1 (zh) 信息传输的方法、装置和通信节点
US20160242188A1 (en) Method, apparatus and computer program for wireless communications
US20150043444A1 (en) Concurrent device to device and cellular communication method with multiple antennas, user equipment using the same, base station using the same and communication system using the same
CN112039643A (zh) 传输反馈信息的方法和装置
CA2936786A1 (en) User terminal, radio base station, and radio communication method
US20240039601A1 (en) Iterative precoder computation and coordination for improved sidelink and uplink coverages
US20230361975A1 (en) Method of sharing srs resources between srs resource sets of different usages, and corresponding ue
WO2021249531A1 (en) Channel state information report based on reference signal and hypothesis in full duplex
JP6817910B2 (ja) リソースの割り当て
WO2023039695A1 (en) Time domain related channel state information reports for wireless communication
JP2015181286A (ja) リソースの割り当て
US20230179380A1 (en) Interference rank indication by a victim node in full duplex
WO2023204941A1 (en) Configuration of active groups of antenna ports
WO2023151838A1 (en) Method and apparatus of multi-antenna supporting

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170810

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190128

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190628

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191205

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20191205

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20191217

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20191223

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20200207

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20200217

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200413

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200713

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20200803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201104

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20201112

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20201119

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20201217

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20201217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6817910

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250