JP6816791B2 - 基地局及びユーザ機器 - Google Patents

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Description

本発明は、通信技術分野に関し、特に通信装置及び通信方法、より具体的には、基地局と通信端末間の通信を変更するための通信装置及び通信方法に関する。
LTE(−A)(Long−Term Evolution(−Advanced))技術などのような通信技術には、通信端末と通信を行う基地局を変更する方法がある。通常、基地局を切り換える際に、通信端末は本来の基地局(即ちソース基地局)と接続を切断し、新たな基地局(即ちターゲット基地局)と接続を確立する必要がある。無論、先行技術の中に、通信端末によるソフトスイッチング技術と言われ、すなわち、通信端末は切り換える最中に2つの基地局と仮接続し、通信端末とターゲット基地局との間に安定的な通信を確立したら、ソース基地局との接続を切断することで、継ぎ目なく切り換えることを目指す技術も存在している。
一の実施例において、ユーザ機器(UE)との第1の無線通信チャネルを構築する処理回路を備え、さらに、前記UEと前記電子機器との間の前記第1の通信チャネルを維持している場合に、前記UEと非共通ベースバンド基地局(BS)との間に、少なくとも所定の品質を有し、前記第1の通信チャネルとは異なるキャリア資源を使用する第2の通信チャネルが存在しているか否かを特定する電子機器について説明する。
別な実施例において、第1の基地局とユーザ機器(UE)との間の第1の無線通信チャネルを構築し、前記UEと前記電子機器との間の前記第1の通信チャネルを維持している場合に、前記UEと非共通ベースバンド基地局(BS)との間に、少なくとも所定の品質を有し、前記第1の通信チャネルとは異なるキャリア資源を使用する第2の通信チャネルが存在しているか否かを処理回路によって特定する通信方法について説明する。
非一時的なコンピュータに読取可能な記憶媒体に係る実施例において、処理回路によって実行すると通信方法を実行する指令を前記媒体に格納し、係る方法において、第1の基地局とユーザ機器(UE)との間の第1の無線通信チャネルを構築するステップと、前記UEと前記電子機器との間の前記第1の通信チャネルを維持している場合に、前記UEと非共通ベースバンド基地局(BS)との間に、少なくとも所定の品質を有し、前記第1の通信チャネルとは異なるキャリア資源を使用する第2の通信チャネルが存在しているか否かを処理回路によって特定するステップとを含む。
本発明の趣旨及び好適な実施例並びに図面への説明から見出せるように、本発明の上記及び他の目的や特徴及び利点は、自明なものである。図面において、
図1は、本発明の第1の実施例に係る通信方法のフローチャートを示す。 図2は、本発明の第1の実施例に係る通信方法におけるシグナリングインタラクティブの模式図を示す。 図3A、3Bは、対照用の、従来の基地局切換工程における上りデータに対する模式図を示す。 図4A、4Bは、本発明の第2の実施例に係る通信方法における上りデータに対する模式図を示す。 図5は、比較のために、従来の基地局切換工程における下りデータに対する模式図を示す。 図6A、6Bは、本発明の第3の実施例に係る通信方法において、下りデータがデータ転送を有する模式図を示す。 図7は、本発明の第4の実施例に係る通信方法において、下りデータがデータ転送を有しない模式図を示す。 図8A、8B、8C、8Dは、本発明の第5の実施例に係る通信装置を示すブロック図である。 図9は、本発明の第6の実施例に係るハードウェア構成を示す図である。 図10は、通信端末と通信を行う基地局を変更するための通信方法に関連する状況を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明する。
以下、下記の手順に従って説明する。
1. 本発明の第1の実施例
2. 本発明の第2の実施例
3. 本発明の第3の実施例
4. 本発明の第4の実施例
5. 本発明の第5の実施例
6. 本発明の第6の実施例
(本発明の第1の実施例)
以下、図1と図2及び図10を参照しながら、本発明の第1の実施例に係る通信方法を説明する。
まず、図10は、通信端末と通信を行う基地局を変更するための通信方法に関する状況を示している。
図10に示すシステムにおいて、ユーザ端末100は第1の基地局200を介してコアネットワーク400に接続されることもできれば、第2の基地局300を介してコアネットワーク400に接続されることもでき、また、第1の基地局200と第2の基地局300との両者を介してコアネットワーク400に接続することも可能である。
ここで、第1の基地局200と第2の基地局300は、同一のゲート、若しくは、異なるゲートを介してコアネットワーク400に接続されることが可能である。コアネットワーク400はインターネットであってもよいし、企業イントラネットまたは他の適当なネットワークであってもよい点について注意されるべきである。
図10に示す第1の基地局200はマクロ基地局であってもよく、第2の基地局300は小型基地局であってもよい点に注意されるべきである。しかしながら、第1の基地局200と第2の基地局300は、他の適当な基地局とされてもよい。本発明の実施例により、第2の基地局300のカバー範囲と第1の基地局200のカバー範囲とは重なり、好ましくは、第2の基地局300のカバー範囲は、第1の基地局200のカバー範囲に含まれるようになる。
第1の基地局200と第2の基地局300は同じプロトコル若しくは異なるプロトコルに従い動作する。第1の基地局200と第2の基地局300のプロトコルとしては、LTE(-A) FDD(周波数分割多重化)、LTE(-A) TDD(時分割多重化)、WiFi(ワイヤレスフィデリティ)、WCDMA(登録商標)/TD-SCDMA/HSPA/HSPA+(広帯域符号分割多元接続/時分割同期符号分割多元接続/高速パケットアクセス/高速パケットアクセス+)、CDMA/EV-DO(符号分割多元接続/エボリューションデータオンリー)、WiMAX(マイクロ波アクセスワールドワイドインターオペラビリティ)などのプロトコルから選択されることが好適である。
図1は、通信端末と通信を行う基地局を変更するための本発明の第1の実施例に係る通信方法を示している。当該通信方法はステップS101から始まり、ステップS103に進む。
ステップS103において、通信端末100は第1の基地局200と通信を進行しているとき、少なくとも通信端末100による第2の基地局300の信号への測定結果に基づいて、第1の基地局200及び第2の基地局300と通信端末100との間の通信変更方式を決定し、続いて、ステップS105に移行して処理を行う。
ここで、第1の基地局200と第2の基地局300は周波数帯域が異なるので、通信端末100に第1の基地局200と第2の基地局300とが同時に接続されている場合に、より広い帯域幅を得ることができる。
ステップS105にいて、測定結果は所定の条件を満たす場合に、第1の基地局200と第2の基地局300は異なるキャリア上で通信端末100とデータ伝送接続を行うことができる。
この所定の条件は実際の状況に応じて設定される。例えば、通信端末100に第1の基地局200だけが接続されている場合と、第2の基地局300だけが接続されている場合とでは、所望の帯域幅を取得することができなければ、通信端末100に第1の基地局200と第2の基地局300とを同時に接続させる必要がある。また、通信端末100の一部のトラフィックは第1の基地局200を介する通信が好適で、別の一部のトラフィックは第2の基地局300を介する通信が好適である場合に、通信端末100に第1の基地局200と第2の基地局300とを同時に接続させる必要もある。
その後、ステップS107に移行し処理を行い、そして、ステップS107において処理を終了とする。
以下、図2を参照しながら、第1の実施例に係る通信方法により制御面で行われるシグナリングインタラクティブについて説明する。第1の実施例に係る通信方法は、図2に示す態様以外の他の態様に従って行うようにしてもよく、図2に示す態様は例示的なものに過ぎない点に注意されるべきである。
図2において、ユーザ端末100、第1の基地局200、第2の基地局300及びコアネットワーク400の間のシグナリングインタラクティブを模式的に示している。
まず、第1の基地局200は、ユーザ端末100に対し、第2の基地局300の信号を測定する制御情報を送信する(201)。このとき、上り・下りパケットはユーザ端末100と第1の基地局200との間と、第1の基地局200とコアネットワーク400との間だけで送受信される。ここのパケットは、例えばIP(インターネットプロトコル)パケットであってもよい。
第1の基地局200から送信されてきた制御情報に応じて、ユーザ端末100は測定結果を第1の基地局200に送信する(202)。
第1の基地局200は、ユーザ端末100からフィードバックされた測定結果を受信した後、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う必要があるか否かを判定する。
測定結果が所定の条件を満たすものであれば、第1の基地局200と第2の基地局300は、異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う。
ここで、第1の基地局200と第2の基地局300は、ベースバンドを共用する場合、第1の基地局200と第2の基地局300は光ファイバで直接的に接続され、かつこれらの間の信号伝達はほとんど遅延しないので、同一基地局内キャリア統合方式により、第1の基地局200と第2の基地局300を通信端末100と同時に接続させることができる。すなわち、一つの主キャリア(Primary carrier)を通して、他の副キャリア(Secondary carrier)は伝送され、かつ通信端末100と第1の基地局200及び第2の基地局300との通信は、共通の制御面プロトコル構成、例えばLTEの無線リソース制御(RRC: Radio Resource Control)プロトコル構成を有する。例えば、第1の基地局200と通信端末100との間の通信キャリアは主キャリアとされ、第2の基地局300と通信端末100との間の通信キャリアは副キャリアとされ(副キャリアは、第1の基地局200と通信端末100との間のほかの通信キャリアをさらに含む)、主キャリアを通して各副キャリアは伝送されてもよい。
一方、第1の基地局200と第2の基地局300が、ベースバンドを共用しない場合、通信端末100と第1の基地局200及び第2の基地局300との通信は、光ファイバで直接的に接続されないメインネットワークを介して実行されるため、時間的遅延が大きくなり、第1の基地局200と通信端末100の間の通信キャリアは、第2の基地局300と通信端末100間の通信キャリアを直接に伝送し難いので、同一基地局内キャリア統合方式に従わずに第1の基地局200及び第2の基地局300を通信端末100と同時に接続させるようにする。
第1の基地局200と第2の基地局300が、ベースバンドを共用しない場合、通信端末100と第1の基地局200及び第2の基地局300との通信は、それぞれ、独立した制御面プロトコル構成を有し、かつ通信端末100と第1の基地局200及び第2の基地局300との通信において、別々に独立した主キャリアを有する。基地局内キャリア統合方法に従い、それぞれ、第1の基地局200と第2の基地局300の副キャリアへの制御管理、及び、第1の基地局200と第2の基地局300の主キャリアへの伝送を実行することができる。
なお、第1の基地局200と第2の基地局300は通信端末100と同時に接続されている場合に、各制御面プロトコル構成のデータ伝送と、上り制御チャンネルでの伝送と、移動性測定及び無線リンク障害測定を含む操作のうちの少なくとも1つの操作は、それぞれ、第1の基地局200と第2の基地局300の各々の主キャリア上で行われる。
以上、第1の基地局200側での判定過程は、図2において203で示される。具体的には、この処理は、第1の基地局200自身で実行されてもよいし、第1の基地局200側に設けられ且つ通信端末と通信を行う基地局を変更する通信装置又はその機能的手段、例えば第1の基地局200に接続されたベースバンド処理手段(BBU,Base Band Unit)または他の適当な機能的手段によって実行されてもよい。
続いて、第1の基地局200は、第1の基地局200と第2の基地局300が通信端末100と同時に接続される要求を第2の基地局300に送信する(204)。この要求には、通信端末100と第2の基地局300の通信を確立した後、通信端末100と第1の基地局200との間の通信を保持し続ける旨が示されている。ノード間のインタラクティブメッセージの中に前記シグナリングを含ませるように、例えば3GPP TS36.331におけるノード間のインタラクティブメッセージを改善することができる。より具体的な例において、このシグナリングを含ませるようにハンドオーバー準備情報メッセージを改善することができる。この処理は、第1の基地局200自身で実行されることもでき、第1の基地局200側に設けられ且つ通信端末と通信を行う基地局を変更するための通信装置又はその機能的手段、或いは他の適当な機能的手段によって実行されることも可能であるように理解されるべきである。つまり、以上の処理を実行する機能的手段は、第1の基地局200の一部であってもよく、第1の基地局200とは独立した機能的手段であってもよい。
第2の基地局300側で、第1の基地局200と第2の基地局300は異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行うことができるか否かを特定すると共に、第2の基地局300は通信端末100のどの部分のトラフィックに対して通信を行うことができるかを特定する。また、第2の基地局300側で他の適当な処理を実行してもよい。以上の処理は図2において205で示される。具体的には、この処理は、第2の基地局300自身で実行されることもでき、第2の基地局300側に設けられ且つ通信端末と通信を行う基地局を変更するための通信装置又はその機能的手段、或いは他の適当な機能的手段によって実行されることも可能である。つまり、以上の処理を実行する機能的手段は、第2の基地局300の一部であってもよく、第2の基地局300とは独立した機能的手段であってもよい。
続いて、第2の基地局300は、通信端末100と第1の基地局200との間の通信を維持しながら、異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送を行う接続を確立することができると第2の基地局300によって特定された場合に、第2の基地局300が通信端末100のどの部分のトラフィックに対して通信を行えるか、ランダムアクセスに必要な専用プリアンブル、通信端末100と第2の基地局とが通信を行う新たなキャリアのシステム情報と、前記通信端末と第2の基地局との通信を構築する制御面プロトコルの構成情報とからなる群より選ばれた少なくとも1つを含む確認情報を第1の基地局200に送信する(206)。当該シグナリングを含ませるように、例えば3GPP TS36.331におけるノード間のインタラクティブメッセージを改善することができる。より具体的な例において、このシグナリングは、第2の基地局300(ターゲット基地局)から第1の基地局200(ソース基地局)へ送信されたインタラクティブメッセージの中にAS−Cоnfig IEを付加することで実現され、AS−Cоnfig
IEの中に、第2の基地局300(ターゲット基地局)のRRC構成情報が含まれている。Wifiのような場合において、他の適当なノード間のインタラクティブ情報を改善することもできる。第2の基地局300は、通信端末100との通信の確立に関連する情報を第1の基地局200に送信することもできることが当業者によって理解されるべきである。さらに、この処理は、第2の基地局300自身で実行されることもでき、第2の基地局300側に設けられ且つ通信端末と通信を行う基地局を変更するための通信装置又はその機能的手段、或いは他の適当な機能的手段によって実行されることも可能であるように理解されるべきである。つまり、以上の処理を実行する機能的手段は、第2の基地局300の一部であってもよく、第2の基地局300とは独立した機能的手段であってもよい。
続いて、第1の基地局200は、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨を確認するための確認情報を通信端末100に送信する(207)。この確認情報は、第2の基地局が通信端末100のどの部分のトラフィックに対して通信を行えるか、ランダムアクセスに必要な専用プリアンブル、通信端末100と第2の基地局300とが通信を行う新たなキャリアのシステム情報と、通信端末100と第2の基地局300の通信を構築する制御面プロトコルの構成情報とからなる群より選ばれた少なくとも1つを含む点に注意されるべきである。RRC接続再構成情報の中に前記確認情報を含ませるように、例えば3GPP TS36.331における第1の基地局200(ソース基地局)から通信端末100に送信されたRRC接続再構成情報(RRC Connection Reconfiguration)を改善することができる。Wifiのような場合において、他の適当なノード間のインタラクティブ情報を改善することもできる。前記確認情報には、通信端末100との通信の確立に関連する他の情報がさらに含まれるように理解されるべきである。さらに、この処理は、第1の基地局200自身で実行されることもでき、第1の基地局200側に設けられ且つ通信端末と通信を行う基地局を変更するための通信装置又はその機能的手段、或いは他の適当な機能的手段によって実行されることも可能であるように理解されるべきである。つまり、以上の処理を実行する機能的手段は、第1の基地局200の一部であってもよく、第1の基地局200とは独立した機能的手段であってもよい。
通信端末100は前記確認情報を受信した後、第2の基地局300との通信を確立できるように適当な処理を行う(208)。また、通信端末100は確認情報を受信した後、第2の基地局300を通して第1の基地局200に送信される、特定されたデータにおいて上りデータに関する新たなパケットを送信しない。この処理につき、後の実施例において詳しく説明する。
処理209において、通信端末100と第2の基地局300との通信を確立する。ここでいう通信端末100と第2の基地局300との通信を確立する処理は、従来の基地局の切換時に通信端末とターゲット基地局との通信を確立した処理と同じであり、アイドル状態からアクティブ状態への移行時の初期アクセスおよびハンドオーバー、基地局内のキャリア統合の初期アクセス、または基地局間のキャリア統合を通した2つの基地局との接続維持に、アクセスプリアンブリが用いられるかどうかをターゲット基地局が判定する必要がある点だけ相違している。
通信端末100と第2の基地局300との接続が確立された後、第2の基地局300は、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送を同時に行う接続を確立したメッセージをコアネットワーク400に通知する(210)。その後、第2の基地局300を通して送信される特定されたデータにおける下りデータに関して、コアネットワーク400は新たなパケットを第2の基地局300に送信するが、第1の基地局200には送信しない。また、通常コアネットワーク400は、下りデータを第1の基地局200に送信すると共に、第1の基地局200を介して第2の基地局300へ転送してもよい。
続いて、図2に示すように、一部の上り・下りパケットはユーザ端末100と第2の基地局300との間で送受信されるとともに、第2の基地局300とコアネットワーク400との間で送受信される。別の一部の上り・下りパケットはユーザ端末100と第1の基地局200との間で送受信されるとともに、第1の基地局200とコアネットワーク400との間で送受信される。また、第2の基地局300は通信端末100から上りデータのみ受信すると共にコアネットワーク400に送信し、或いは第2の基地局300はコアネットワーク400から下りデータのみ受信すると共に通信端末100に送信するように規定されている。
ここで、第2の基地局300と通信端末100との接続が確立された後、通信端末100は依然として第1の基地局200との接続を保持しているので、第2の基地局300またはコアネットワーク400は、第1の基地局200と通信端末100との通信を終了する旨を表す情報を第1の基地局200に送信する必要がない。
以上の態様で、そもそも第1の基地局200と通信しか行わなかった通信端末100は、異なるキャリアリソース上で第1の基地局200と第2の基地局300と通信を同時に行うことが可能となる。
また、通信端末100に使用されたキャリアリソースの追加、変更または削除は、第1の基地局200によって管理することもできれば、第2の基地局300によって管理することもできる。通信端末100を介して複数の基地局との接続で担われたトラフィック、例えばトラフィックの割り当て、変動などは、同じように、第1の基地局200により管理され、または第2の基地局300により管理されることができる。また、前述と同様に、ここで、第1の基地局200または第2の基地局300によってある処理を進行し或いはある管理を実行することが言及されている場合に、第1の基地局200または第2の基地局300で実行されることもでき、それは第1の基地局200側または第2の基地局300側に設けられ且つ通信端末と通信を行う基地局を変更するための通信装置又はその機能的手段、或いは他の適当な機能的手段によって実行されることも可能である。つまり、以上の処理を実行する機能的手段は、第1の基地局200または第2の基地局300の一部であってもよく、第1の基地局200と第2の基地局300とは独立した機能的手段であってもよい。
第1の基地局200はマクロ基地局であり、第2の基地局300は小型基地局である場合に、第2の基地局300は電力消耗の面において第1の基地局200よりも影響を受けやすい。ところが、基地局の電力消耗は通常この基地局からユーザへ送信された下りデータのトラフィック量と係わっている。よって、通信端末100は、マクロ基地局である第1の基地局200と、小型基地局である第2の基地局300とを通じて異なるキャリアリソース上でデータ伝送を同時に行う場合に、基地局からユーザ端末100までのより多くの下りトラフィックを、電力消耗に対して影響を受けにくい第1の基地局200に渡して実行すると共に、ユーザ端末100から基地局までのより多くの上りトラフィックを、電力消耗に対して影響を受けやすい第2の基地局300に渡して実行することができる。何故なら、ユーザ端末100から基地局への上りトラフィック量による、基地局の電力消耗への影響が小さいからである。つまり、通信端末100のどの部分のトラフィックが第2の基地局300によって担われるかが特定されたとき、上りデータは下りデータと比べ、第2の基地局300で担われる優先度が高い。
以上の態様で、通信端末100と通信を行う基地局を変更する過程において、通信性能を改善することができるため、基地局間キャリア統合をより効果的に行うことが可能となる。
(本発明の第2の実施例)
以下、図3A、3B及び図4A、4Bを参照しながら、本発明の第2の実施例に係る通信方法を説明する。
本発明の実施例の第2の実施例〜第4の実施例では、データプレーンの処理が主に記載され、本発明の第1の実施例に係る通信方法では、制御プレーンのシグナリングインタラクティブが主に記載されている点に注意されるべきである。
図3A、3Bは、図4に示す本発明の第2の実施例に係る通信方法における上りデータに関する処理と比較するための、従来の基地局の切換時における上りデータ転送を示す図である。
まず、従来の基地局の切換において、担われたトラフィックの特徴に応じて、切換はシームレス切換とロスレス切換と2つに大別される。シームレス切換において、パケットの時間的遅延が厳しく要求され、かつある程度のデータ損失(ロス)が許容される。一方、ロスレス切換では、パケットの損失率(ロス率)が厳しく要求され、かつある程度のパケットの時間的遅延が許容されるようになる。
図3A、3Bに示すように、通信端末がコアネットワークにアップロードするパケットは1、2、3、4、5、6、……である。基地局を切り換えるときに、通信端末100はパケット1、2、3、4、5を第1の基地局200に送信し、ここで、第1の基地局200はパケット1、2、4を受信すると共に、パケット1、2、4を受信した旨を確認する情報を通信端末に送信する。
ロスレス切換に対し、図3Aに示すように、基地局の切り換えを行った後、通信端末100は第1の基地局200との通信を切断したので、通信端末はパケットを第1の基地局200に送信せず、第2の基地局300に送信するようになる。この前に第1の基地局200によって連続的に受信された最後のパケットは2であり、つまり、通信端末100から第1の基地局へと送信されなかったパケットのうちの最初のパケットは3であるので、通信端末100はパケット3から第2の基地局300にパケットを送信するようになる。
第1の基地局200は受信された連続的なパケット1、2をコアネットワーク400に送信すると共に、第2の基地局300にパケット4のデータ転送を実行する。第2の基地局300は受信された連続的なパケット3、4、5、6をコアネットワーク400に送信する。これによって、通信端末100からコアネットワーク400へのパケットの配列の送信が完了することが保証されるため、ロスレス切換が実現されるようになる。ここで、パケットに対し、第1の基地局200はパケット4の受信に成功し且つ第2の基地局300へと転送するので、通信端末100は第2の基地局300にパケット4(図3Aに示すごとく)を再送信してもよく、または第2の基地局300にパケット4を再送信せず、第2の基地局300にパケット3、5、6を送信してもよい点に注意されるべきである。
シームレス切換に対し、通信端末100はパケットのリアルタイム性を確保するために、送信に成功しなかったパケットを再送信しないので、図3Bに示すように、通信端末100は第2の基地局300にパケット6、7、8、9を送信する。
第1の基地局200は、受信に成功した連続的なパケット1,2をコアネットワーク400に送信する。
第2の基地局300は通信端末100からパケット6、7、8、9を受信すると共に、パケット6、7、8、9をコアネットワーク400に送信する。これによって、通信端末100からコアネットワーク400へと送信されるパケットのリアルタイム性が確保され、さらにシームレス切換が実現されるようになる。
LTEプロトコルによる基地局間のデータ転送は通常X2インタフェースによって実現されるが、基地局とコアネットワークとの間の通信は、更に正確に言えば、LTEプロトコルによる基地局とEPC(Evolved Packet Core,進化型パケットコア)コアネットワークのネットワークユニットとの間の通信はS1インタフェースにより行われる点に注意されるべきである。
また、本発明には、基地局とコアネットワーク間、及び第2の基地局300と通信端末100間のパケットの再送信問題については検討されず、つまり、本発明には、基地局とコアネットワーク間、及び第2の基地局300と通信端末100間のデータ伝送は確実的かつ正確的なものであることが納得されている点に注意されるべきである。当業者は本発明の教示の下で、本発明の実施例における特徴を、基地局とコアネットワーク間、及び第2の基地局300と通信端末100間のデータ伝送中にパケットの再送信問題があった場合に適用することができる。
本発明の実施例に係る通信方法を示す例において、通信端末100は、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨を確認するための確認情報を受信した後、或いは通信端末100と第2の基地局300との接続を構築した後、通信端末100と第2の基地局300との間で通信を行うと特定されたトラフィック中の上りデータに対し、通信端末100は、第1の基地局200に送信しているパケットの送信を続行し、かつ、通信端末100と第2の基地局300との通信を構築した後、通信端末100は新たなパケットを第2の基地局300に送信することができる。
具体的に言えば、図4A、4Bに示すように、通信端末100と第2の基地局300との間で通信を行うと特定されたトラフィック中の上りデータはパケット1、2,3,4、5、6、……を含む。ここで、通信端末100は確認情報を受信する前に、通信端末100は第1の基地局200にパケット1、2、3、4、5を送信する。その中において、パケット1、2、4だけは第1の基地局200によって受信されたので、第1の基地局200は、パケット1、2、4を受信した旨を確認する情報を送信する。
ロスレス切換において(即ち、高いデータ整合性が求められるトラフィックが伝送されている場合)、図4Aに示すように、通信端末100は、第1の基地局200に送信しているパケット、及び第1の基地局200に既に送信したパケットを送信し続け、すなわち、第1の基地局200はパケット3、5を受信するまで、通信端末100は第1の基地局200から受信された確認情報に基づいて、パケット3及び5を再送信する。ここで、通信端末100はパケット6(基地局間キャリア統合を行った情報を確認した新たなパケット)を第1の基地局に送信しない。
通信端末100は第2の基地局300との通信を確立した後、パケット6及びその後のパケットを第2の基地局300に送信する。
第1の基地局200は、通信端末100から受信されたパケット1、2、3、4、5をコアネットワーク400に直接的に送信する。
シームレス切換において(即ち、高いリアルタイム性が求められるトラフィックが伝送されている場合)、図4Aに示す態様はデータの損失率を低下させるために適用されてもよく、または図4Bに示すように、端末装置100は第1の基地局200にパケット3及び5を再送信せず、第2の基地局300との通信を確立した後、第2の基地局にパケット6を送信してもよい。ここで、端末装置100が基地局間キャリア統合を行う情報を受信した時刻が、通信端末100が第2の基地局300との通信を確立する時間から離れている場合、担われたトラフィックのリアルタイム性への要求を満足するように、通信端末100はパケット7または8、更には後に続くパケットから第2の基地局300にデータを送信することができる。
第1の基地局200は通信端末100から受信されたパケット1、2、4をコアネットワーク400に送信すると共に、第2の基地局300は通信端末100から受信されたパケット6、7、8、9をコアネットワーク400に送信することができる。
また、本発明の第2の実施例に係る通信方法の別の例において、通信端末100と第2の基地局300との通信を確立した後(通信端末100が、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨を確認するための確認情報を受信した後に代えて)、通信端末100と第2の基地局300との間で通信を行うと特定されたトラフィック中の上りデータに対し、通信端末100は、第1の基地局200に送信しているパケットを続行し、かつ新たなパケットを第2の基地局300に送信することができる。
この状況下で、ロスレス切換及びシームレス切換の具体的な処理は、図4A、4B及び相応する記述を参照してもよいので、ここでは、詳細に説明しない。
ここで、以上で描かれた2つの例において、通信端末100から第1の基地局200に送信されたパケット3、5は一回目の送信時に第1の基地局200によって受信されなかったが、ロスレス切換とシームレス切換のいずれにおいても、通信端末100は第2の基地局300にパケット3、5を再送信しなくてもよい点に注意されるべきである。また、第1の基地局200と第2の基地局300との間にはデータ転送を行う必要がない。
特に、通信端末100は、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨を確認するための確認情報を受信した後第1の基地局200に新たなパケットの送信を中止する場合と比べ、通信端末100は第2の基地局300との接続を確立した後第1の基地局200に新たなパケットの送信を中止する場合では、第1の基地局200で伝送されるパケットの数が更に多い。何故なら、通信端末100による前記確認情報の受信は、通信端末100による第2の基地局300との接続確立に先立って行われるからである。
以上の態様で、通信端末100と基地局との通信変更過程において、通信性能を向上させることが可能である。例えば、通信端末100は、第1の基地局200に送信されたパケットを第2の基地局300に再送信する必要がなくなるようにする。
(本発明の第3の実施例)
以下、図5、6A、6Bを参照しながら本発明の第3の実施例に係る通信方法を説明する。
ここで、本発明の第2の実施例の対象とされたのは上りデータである一方、本発明の第3の実施例の対象とされたのは下りデータである点に注意されるべきである。
図5は、図6A、6Bに示す本発明の第3の実施例に係る通信方法における上りデータに関する処理と比較するための、従来の基地局の切換時における上りデータを示す概略図である。
ここで、図5は、ロスレス切換中の下りデータの通信を示し、シームレス切換中の下りデータの通信についても、図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、基地局を切り換える前に、コアネットワーク400は第1の基地局200にパケット1、2、3、4、5を送信し、第1の基地局200は通信端末100にパケット1、2、3、4を送信する。ここで、パケット1、2、4は通信端末100によって受信され、かつ通信端末100は、パケット1、2、4を受信した旨を表す情報を第1の基地局200に送信し、基地局を切り換えた後、コアネットワーク400は、パケット5のすぐ後に続くデータ終了記号LPを第1の基地局200に送信する。よって、第1の基地局200は前記確認情報に基づいて、パケット3から始まり、パケット3、4、5及びパケット5のすぐ後に続くデータ終了記号LPを第2の基地局300に転送する。
また、基地局を切り換えた後、コアネットワーク400は新たなパケット6、7、8を第2の基地局300に送信する。第2の基地局300はデータ終了記号LPに基づいて、新たなパケット6、7、8をパケット3、4、5の後に続くことで、パケット3、4、5、6、7、8を通信端末100に送信することができる。ここまで、ロスレス切換が完了されることに至った。
シームレス切換の場合において、第1の基地局200はパケット5から第2の基地局300にデータ転送を開始する。つまり、第1の基地局200はパケット5及びパケット5のすぐ後に続くデータ終了記号LPを第2の基地局に転送する。第2の基地局300はデータ終了記号LPに基づいて、コアネットワーク400から受信された新たなパケット6、7、8をパケット5の後に続くことで、パケット5、6、7、8を通信端末100に送信することができる。ここまで、シームレス切換が完了されることに至った。
本発明の第3の実施例に係る通信方法の例において、通信端末100は、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨を確認するための確認情報を受信した後、或いは、第2の基地局300は通信端末100との接続を確立すると共にこの旨を第1の基地局200に通知した後、通信端末100と第2の基地局300との間で通信を行うと特定されたトラフィック中の下りデータに対し、通信端末100は、第1の基地局200から受信しているパケットを続行し、かつ、第1の基地局200は、まだ通信端末100に送信されていないパケットとコアネットワーク400から受信された新たなパケットを第2の基地局300にデータ転送を行うようにした。ここで、第2の基地局300が通信端末100との接続を確立した通知情報は、第2の基地局300から第1の基地局200に送信されることも、通信端末100から第1の基地局200に送信されることも可能である点に注意されるべきである。
具体的には、図6Aを参照すると、通信端末100は、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨を確認するための確認情報を受信する前に、コアネットワーク400は第1の基地局200にパケット1、2、3、4を送信し、第1の基地局200は通信端末100にパケット1、2、3、4を送信する。ここで、パケット1、2、4は通信端末に受信されたので、通信端末100は、パケット1、2、4を受信した旨を確認する情報を第1の基地局200に送信する。通信端末100は、第1の基地局200及び第2の基地局300が同時に通信端末100に接続された旨を確認する情報を受信した後、通信端末100は、第1の基地局200から受信されているパケットを続行してもよく、第1の基地局200から新たなパケットを受信しなくてもよい。つまり、第1の基地局200は、第1の基地局200及び第2の基地局300が同時に通信端末100に接続された旨を確認する情報を通信端末100に送信した後、第1の基地局200は新たなパケットを通信端末100に送信しない。
ロスレス切換において、第1の基地局200は、通信端末100との間のパケット3の送信を完了する。シームレス切換において、ロスレス切換のように動作してデータ損失率を低下させることもできれば、パケット3を破棄するようにしてもよい。つまり、パケット3に対して再送信しない。
以下で記述される処理は、ロスレス切換とシームレス切換に対して同じものである。
第1の基地局200は、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨を確認する情報を通信端末100に送信した後、通信端末100と第2の基地局300との間に通信を確立した旨がコアネットワーク400に通知されるまで、コアネットワーク400は第1の基地局200へとデータ送信を続行する。例えば、図6Aに示すように、コアネットワーク400は、パケット5及びパケット5のすぐ後に続くデータ終了記号LPを第1の基地局200に送信する。第1の基地局200はパケット4を通信端末100に送信した後、新たなパケットを通信端末100に送信しないので、第1の基地局200はパケット5及びパケット5のすぐ後に続くデータ終了記号LPを第2の基地局300に転送する。ここで、第2の基地局300が通信端末100との接続を確立した通知情報は、第2の基地局300からコアネットワーク400に直接的に送信されることが可能となる。第2の基地局300はこの通知情報を第1の基地局200に送信し、第1の基地局200はこの通知情報をコアネットワーク400に送信することができる。
通信端末100と第2の基地局300との間に通信を確立した旨がコアネットワーク400に通知された後、コアネットワーク400は第2の基地局300にパケット6、7、8、9を送信する。第2の基地局300はデータ終了記号LPに基づいて、パケット6、7、8、9をパケット5の後に続くことで、パケット5,6、7、8、9を通信端末100に送信する。
また、本発明の第3の実施例に係る通信方法の別の例において、通信端末100と第2の基地局300との通信を確立した後(たとえば、通信端末100が、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨を確認するための確認情報を受信した後に代えて、第1の基地局200が、第2の基地局300が通信端末100との接続を確立した旨を表す通知情報を受信した後に)、通信端末100と第2の基地局300との間で通信を行うと特定されたトラフィック中の下りデータに対し、通信端末100は、第1の基地局200に送信しているパケットを続行し、かつ第1の基地局200は、コアネットワーク400から受信された新たなパケットを第2の基地局300にデータ転送する。この状況下で、ロスレス切換及びシームレス切換の具体的な処理は、図6A及び相応する記述を参照してもよいので、ここでは詳細に説明しない。
本発明の第3の実施例に係る通信方法における上記2つの例が主に相違するのは、第1の基地局200は新たなパケットを通信端末100に送信せず新たなパケットを第2の基地局300にデータ転送するタイミングが異なる点だけである。この2つの例において、第1の基地局200は、コアネットワーク400から第1の基地局200に送信された新たなパケットを第2の基地局300に転送する必要がある。第1の基地局200から通信端末100に送信されたパケットは、第2の基地局300を介して通信端末100に再送信される必要がない。
以上の2つの例に示す態様で、通信端末100と基地局との通信変更過程において通信性能を向上させることができる。例えば、基地局の間でデータ転送を行うパケット数が低減され、及び/又は、基地局による下りデータへの再送信が省略されるようになる。
また、図6Bを参照して、本発明の第3の実施例に係る通信方法の別の例をさらに示す。この例において、コアネットワーク400は、第2の基地局300と通信端末100との間で通信を確立した旨を示す通知情報を受信した後、通信端末100と第2の基地局300との間で通信を行うと特定されたトラフィック中の下りデータに対し、第1の基地局200に新たなパケットの送信を続行し、第1の基地局200はコアネットワーク100から受信された新たなパケットを第2の基地局300にデータ転送し、第2の基地局300は第1の基地局200から受信された新たなパケットを通信端末100に送信する。この過程において、第1の基地局200と第2の基地局300との間には、下りデータに対してデータ転送を実行しない。
図6Aと同様に、通信端末100は、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨を確認する情報を受信する前に、或いは、第2の基地局300は、通信端末100との接続を確立する前に、コアネットワーク400は第1の基地局200にパケット1、2、3、4を送信し、第1の基地局200は通信端末100にパケット1、2、3、4を送信する。その中に、パケット1、2、4は通信端末100によって成功裏に受信され、通信端末100は、パケット1、2、4を受信した旨を確認する情報を第1の基地局200に送信する。通信端末は、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨を確認する情報を受信した後、通信端末100は、第1の基地局200から受信されているパケットの送信を続行すると共に、新たなパケットを第1の基地局200から受信しなくなり、新たなパケットを第2の基地局300から受信するようになる。
図6Aとは異なるように、図6Bにおいて、通信端末100と第2の基地局300との間に通信を確立した旨がコアネットワーク400に通知された後、コアネットワーク400は新たなパケットの送信を第1の基地局200に続行するが、新たなパケットは第2の基地局300に送信しない。こうして処理するのは、例えば、第1の基地局200とコアネットワーク400間の通信品質と比べ、第2の基地局300とコアネットワーク400間の通信品質が劣化しているからである。
また、図6Bにおいて、通信端末100と第2の基地局300との接続を確立した旨をコアネットワーク400に通知しなくてもよいので、コアネットワークは続いて下りデータのパケットを第1の基地局200に送信する。これと同様に、第1の基地局200は、コアネットワーク400から受信された新たなパケットを第2の基地局300に転送しない。
従って、図6Bに対応する方案において、第2の基地局300から通信端末100に送信されたパケットは、第1の基地局200からのデータで転送される。このとき、第2の基地局300は、コアネットワーク400から第1の基地局200へ送信された最後のパケットのコアネットワーク番号、或いは、コアネットワーク400から第2の基地局300へ送信された最初のパケットのコアネットワーク番号を特定するための情報を受信する必要がない。
こうした状況に鑑みて、通信端末100と第2の基地局300とが接続を確立した情報は通信端末100または第2の基地局300から第1の基地局200へと送信され、さらに、通信端末100と第2の基地局300とが接続を確立した情報を第1の基地局200からコアネットワーク400に通知することもできる。
この例の通信方法により、第1の基地局200とコアネットワーク400との間よりも良好な通信品質を十分に利用することができるため、通信性能を向上させることが可能となる。
(本発明の第4の実施例)
以下、図7を参照しながら、本発明の第4の実施例に係る通信方法を説明する。
本発明の第3の実施例に係る通信方法の例において、下りデータはデータ転送する必要がある一方、本発明の第4の実施例に係る通信方法の例において、下りデータはデータ転送する必要がない点に注意されるべきである。
本発明の第4の実施例に係る通信方法において、上記の図2への記述で示されるように、通信端末100と第2の基地局300との通信を確立した後、通信端末100と第2の基地局300との通信を確立した情報はコアネットワーク400に送信され、コアネットワーク400は、通信端末100と第2の基地局300との通信を確立した旨に関する情報を受信した後、コアネットワーク400は新たなパケットを第2の基地局300に送信し、第1の基地局200は、通信端末100に送信しているパケット及びコアネットワーク400から受信されたパケットの送信を続行し、第2の基地局300は、コアネットワーク400から受信された新たなパケットを通信端末100に送信する。
具体的には、図7に示すように、コアネットワーク400は、通信端末100と第2の基地局300との通信を確立した旨に関する情報を受信する前に、コアネットワーク400は第1の基地局200にパケット1、2、3、4、5を送信し、第1の基地局200は通信端末100にパケット1、2、3、4を送信する。その中で、パケット1、2、4は通信端末100によって成功裏に受信されたので、通信端末100は、パケット1、2、4を受信した旨を確認する情報を第1の基地局200に送信する。コアネットワーク400は、通信端末100と第2の基地局300との通信を確立した旨に関する情報を受信した後、コアネットワーク400はパケット5に続いてデータ終了記号LPを第1の基地局に送信すると共に、パケット6、7、8、9を第2の基地局300に送信する。第1の基地局200はデータ終了記号LPの前のパケット5(即ち受信されたパケット5)を引き続き通信端末100に送信する。また、第1の基地局200はデータ終了記号LPを第2の基地局300に送信することができる。
ロスレス切換において、第1の基地局200は、通信端末100との間のパケット3の送信を確保する。シームレス切換において、ロスレス切換のように動作してデータ損失率を低下させることもできれば、パケット3を破棄するようにしてもよい。つまり、パケット3は再送信しない。
第2の基地局300はデータ終了記号LPに基づいて、コアネットワーク400から受信された新たなパケット6、7、8、9を通信端末100に送信する。
ここのデータ終了記号LPにより、コアネットワーク400から第1の基地局200に送信された最後のパケットはパケット5であることが明らかにされている。また、コアネットワーク400はパケット6の直ぐ前のデータ終了記号LPを第2の基地局300に送信することもできる。このとき、データ終了記号LPにより、コアネットワーク400から第2の基地局300に送信された最初のパケットはパケット6であることが裏付けられている。従って、第2の基地局300は、コアネットワーク400から第1の基地局200に送信された最後のパケットはどのパケットであるかを特定し、或いはコアネットワーク400から第2の基地局300に送信された最初のパケットはどのパケットであるかを特定することができる。
以上の過程において、第1の基地局200と第2の基地局300との間には、データ転送を実行しなくてもよい。ここで、LPは符号に過ぎず、第1の基地局200からデータ終了記号LPを第2の基地局300に送信する処理は、第1の基地局200と第2の基地局300との間でデータ転送を実行しない点に注意されるべきである。
ここで、データ終了記号は、コアネットワーク400からパケットを送信する番号であり、この番号はパケットの有線伝送番号とされる。
データ終了記号LPによりコアネットワーク番号の同期を確保する以外に、第1の基地局と第2の基地局のプロトコルが同じものであれば、第1の基地局はさらにエアインタフェース番号情報を第2の基地局に送信することができる。具体的にLTEにおいて、端末側のエアインタフェースデータが順番ごとに処理されるための、エアインタフェース番号情報はPDCP(パケットデータコンバージェンスプロトコル)のデータ番号であり、内容は図7におけるパケット5またはパケット6のPDCP番号である。つまり、第1の基地局200は、第1の基地局200で伝送された最後のパケットのPDCP番号或いは第2の基地局300から送信すべき最初のパケットのPDCP番号の情報を第2の基地局300に送信することができる。
以上の態様で、通信端末100と通信を行う基地局を変更することで、通信性能を向上させることが可能となる。例えば、基地局間でデータ転送を実行しなくてもよく、及び/又は、基地局の下がりデータへの再送信が省略されるようになる。
(本発明の第5の実施例)
以下、図8A〜8Dを参照しながら、本発明の第5の実施例に係る各通信装置について説明する。
図8Aは、本発明の第5の実施例に係る通信装置800を示している。係る通信装置800は、第1の基地局200側に設けられ且つ基地局と通信端末間の通信を変更する通信装置であって、第1の基地局200と通信を進行している通信端末100による第2の基地局300への測定結果が所定の条件を満たす場合に、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行うことができるように、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨に関する要求を第2の基地局300に送信するように構成されている要求送信手段801と、第2の基地局300が通信端末100のどの部分のトラフィックに対して通信を行えるか、ランダムアクセスに必要な専用プリアンブル、通信端末100と第2の基地局300とが通信を行う新たなキャリアのシステム情報と、通信端末100と第2の基地局300の通信を構築する制御面プロトコルの構成情報とからなる群より選ばれた少なくとも1つを含む確認情報を第2の基地局300から受信すると共に、通信端末100に送信するように構成されている確認送受信手段802とを備える。
つまり、要求送信手段801は、図2における処理204に対応する処理を実行し、確認送受信手段802は、図2における処理206、207に対応する処理を実行することができる。
また、通信装置800は、本発明の第1〜4の実施例に係る通信方法における他のステップに対応する処理を実行する他の手段をさらに備える。
例えば、通信装置800は、さらに、第2の基地局300の信号を測定する制御情報をユーザ端末100に送信するための機能手段(図2における処理201を参照)と、ユーザ端末100による測定結果を受信するための機能手段(図2における処理202を参照)とを備える。
ここで、通信装置800は独立した装置であり、通信端末100、第1の基地局200、第2の基地局300及びコアネットワーク400と接続されて動作する点に注意されるべきである。通信装置800は第1の基地局200の一部であってもよい。
図8Bは、本発明の第5の実施例に係る通信装置810を示している。係る通信装置810は、第2の基地局300側に設けられ、且つ、基地局と、第1の基地局と通信を進行している通信端末との間の通信を変更する通信装置であって、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨に関する要求を第1の基地局から受信するように配置されている(図2における処理204を参照)要求受信手段811と、この要求を第1の基地局200から受信した後、第2の基地局300が通信端末100のどの部分のトラフィックに対して通信を行えるか、ランダムアクセスに必要な専用プリアンブル、通信端末100と第2の基地局300とが通信を行う新たなキャリアのシステム情報と、通信端末100と第2の基地局300の通信を構築する制御面プロトコルの構成情報とからなる群より選ばれた少なくとも1つを含む確認情報を生成すると共に第1の基地局200へ送信するように配置されている(図2における処理205、206を参照)確認手段812とを備える。
また、通信装置810は、さらに、本発明の第1〜4の実施例に係る通信方法における他のステップに対応する処理を実行する他の手段を備える。
例えば、通信装置810は、さらに、通信端末100との接続を確立するための機能手段(図2における処理209を参照)と、通信端末100と第2の基地局300との間の接続を確立した旨に関する情報をコアネットワーク400に通知するための機能手段(図2における処理210を参照)とを備える。
ここで、通信装置810は独立した装置であり、通信端末100、第1の基地局200、第2の基地局300及びコアネットワーク400と接続されて動作する点に注意されるべきである。通信装置810は第2の基地局300の一部であってもよい。
図8Cは、本発明の第5の実施例に係る通信装置820を示している。係る通信装置820は、通信端末側に設けられ、且つ、基地局と通信端末との間の通信を変更する通信装置であって、第1の基地局200と第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行うと特定された場合に、第2の基地局300が通信端末100のどの部分のトラフィックに対して通信を行えるか、ランダムアクセスに必要な専用プリアンブル、通信端末100と第2の基地局300とが通信を行う新たなキャリアのシステム情報と、通信端末100と第2の基地局300の通信を構築する制御面プロトコルの構成情報とからなる群より選ばれた少なくとも1つを含む確認情報を第1の基地局200から受信するように配置されている(図2における処理207を参照)確認受信手段821と、第1の基地局200との接続が保持された場合に、第2の基地局300との接続を構築するように配置されている(図2における処理209を参照)接続確立手段822とを備える。
また、通信装置820は、さらに、本発明の第1〜4の実施例に係る通信方法における他のステップに対応する処理を実行する他の手段を備える。
例えば、通信装置820は、さらに、第2の基地局300の信号を測定する制御情報を第1の基地局200から受信する機能手段(図2における処理201を参照)と、測定結果を第1の基地局200に送信するための機能手段(図2における処理202を参照)とを備える。
ここで、通信装置820は独立した装置であり、通信端末100、第1の基地局200、第2の基地局300及びコアネットワーク400と接続されて動作する点に注意されるべきである。通信装置820は通信端末100の一部であってもよい。
図8Dは、本発明の第5の実施例に係る通信装置830を示している。係る通信装置830は、コアネットワーク400側に設けられ、且つ、基地局と通信端末との間の通信を変更する通信装置であって、第1の基地局200と通信を進行している通信端末100と、第2の基地局300との間には、第1の基地局とは異なるキャリアリソース上でデータ伝送を行う接続が構築された後、第1の基地局200又は第2の基地局300から、第1の基地局200及び第2の基地局300が異なるキャリアリソース上で通信端末100とデータ伝送接続を同時に行う旨に関する通知情報を受信するように配置されている(図2における処理210を参照)通知受信手段831と、通知情報を受信した後、引き続き、第1の基地局200を介して通信端末100と通信を行う(図2の下方に示される、第1の基地局200とコアネットワーク400との間及び第1の基地局200と通信端末100との間のパケット通信を参照)第1の通信手段832と、通知情報を受信した後、第2の基地局300を介して通信端末100と通信を行う(図2の下方に示される、第2の基地局300とコアネットワーク400との間及び第2の基地局300と通信端末100との間のパケット通信を参照)第2の通信手段833とを備える。
また、通信装置830は、さらに、本発明の第1〜4の実施例に係る通信方法における他のステップに対応する処理を実行する他の手段を備える。
ここで、通信装置830は独立した装置であり、通信端末100、第1の基地局200、第2の基地局300及びコアネットワーク400と接続されて動作する点に注意されるべきである。通信装置830はコアネットワーク400の一部であってもよい。
本発明の第5の実施例に係る各通信装置及びその機能手段は、ハードウェア又はソフトウェア、若しくは両者の組合せ(例えば、プログラムロジックアレイ)によって実現される。特に指定がない限り、本発明の実施例に含まれる計算法及び過程は、いずれかの特定のコンピュータ又は他の機器とは必ずしも関連するものではない。特に、ここで書かれたプログラムにより種々の汎用機器を使用し、或いは専用機器(例えば集積回路)を、必要な方法やステップを行うように、或いは所望の機能手段を実現するように好適に構成してもよい。従って、1つ以上のプログラミング可能なコンピュータシステム上で実行される1つ以上のコンピュータプログラムを用いて本発明を実現することが可能であり、それぞれの前記プログラミング可能なコンピュータシステムは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのデータ記憶システム(揮発的及び不揮発性メモリ及び/又は記憶素子を含む)と、少なくとも1つの入力デバイス又はポートと、少なくとも1つの出力デバイス又はポートとを備える。プログラムコードを入力データに付することで、ここでいう機能を実行すると共に出力情報を生成する。既存方式で出力情報を1つ以上の出力デバイスに付加する。
(本発明の第6の実施例)
本発明の第6の実施例により、本発明の第1の実施例〜第4の実施例に係る通信方法又は本発明の第5の実施例に係る通信装置は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はいずれかの組合せの方式で配置されることができる。ソフトウェア又はファームウェアによって実現される場合に、記憶媒体又はネットワークを経由して、専用ハードウェア構造をもつ機器(例えば図9に示す汎用機器900)上に、このソフトウェア又はファームウェアを構成するプログラムを実装することができる。この機器に種々のプログラムが実装されると、前記各構成手段やサブ手段の様々な機能を実行することが可能となる。
図9において、中央処理手段(CPU)901は読取メモリ(ROM)902に記憶されたプログラム、又は、記憶部908からランダム読取メモリ(RAM)903にロードされたプログラムによって種々の処理を実行する。RAM903において、さらに、必要に応じて、CPU901が種々の処理を実行するのに必要なデータを格納する。CPU901、RОM902及びRAM903はバス904を介して互いに接続されている。入力/出力インタフェース905もバス904に接続されている。
入力部906(キーボードやマウスなどを含む)、出力部907(例えば陰極線管CRT、液晶ディスプレイLCDなどのディスプレイとスピーカなどを含む)、記憶部908(ハードディスクなどを含む)、通信部909(例えばローカルネットワークLANカードのようなネットワークインタフェースカード、変調復調器などを含む)も、入力/出力インタフェース905に接続されている。ここで、通信部909は、インターネットなどのようなネットワークを介して通信処理を実行する。必要に応じて、ドライバ910も入力/出力インタフェース905に接続されている。取外し可能な媒体911、例えば磁気ディスクや、CD、光磁気ディスク、半導体メモリなどは必要に応じてドライバ910に実装され、これによって、これらの中に読み出されたコンピュータプログラムは必要に応じて記憶部908に実装されるようになる。
前記一連の処理はソフトウェアによって実現される場合に、ネットワーク例えばインターネット、又は、記憶媒体例えば取外し可能な媒体911を介して、ソフトウェアを構成するプログラムを実装することが可能となる。
このような記憶媒体は、図9に示す、プログラムが記憶され、機器と離間して配信しユーザにプログラムを提供する取外し可能な媒体911に制限されるものではないように理解されるべきである。取外し可能な媒体911の例としては、磁気ディスク(フロッピーディスク(登録商標)を含む)と、CD(CD読取メモリCD-RОM)とデジタル多用途ディスクDVDを含む)光磁気ディスク(ミニディスクMDを含む)と半導体メモリなどが挙げられる。また、記憶媒体はRОM902、記憶部908に含まれるハードディスクなどであってもよく、これらの中にプログラムが記憶され、かつこれらを含む機器と共にユーザに配信されるようになる。
なお、本発明は、機器読取可能なコマンドコードが記憶されたプログラム製品をさらに提供する。前記コマンドコードは機器によって読み取られ実行されると、本発明の実施例に係る通信方法を実行することができる。これに応じて、このプログラム製品を載せる磁気ディスク、CD、光磁気ディスク、半導体メモリなどのような種々の記憶媒体も本発明の技術案に含まれている。
また、明らかなように、本発明の実施例に係る処理方法の各動作工程も、様々な機器で読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコンピュータ実行可能なプログラムの方式によって実現されることができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明した。ところが、上記の記述は、本発明を説明するものに過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者は、本発明の開示範囲を逸脱しない限り、本発明の実施例における各特徴に対して修正、置換、組合せ及び一部の組合せを行うことができる。本発明の範囲は添付される特許請求の範囲で特定されるものとする。
制限されるものではないが、本発明は以下の形態を含む複数の形態で実現することができる。
一の実施例において、ユーザ機器(UE)との第1の無線通信チャネルを構築する処理回路を備える電子機器について説明する。前記機器は、前記UEと前記電子機器との間の前記第1の通信チャネルを維持している場合に、前記UEと非共通ベースバンド基地局(BS)との間に、少なくとも所定の品質をもつ第2の通信チャネルが存在しているか否かをさらに特定するように配置されている。ここで、前記第1の通信チャネルと前記第2の通信チャネルとは異なるキャリア資源を使用する電子機器。
一方、前記処理回路は、前記第1の通信チャネル上に、前記UEが前記第1の通信チャネルを維持しているときに、前記非共通ベースバンドBSとの前記第2の通信チャネルを構築及び維持しようとする決定結果を前記UEに通知するように配置されている。
他方、前記処理回路は、前記UEが前記第2の通信チャネル上に前記非共通ベースバンドBSとのデータ転送を構築及び維持している場合に、前記第1の通信チャネルにおける前記UEとのデータ転送を開放しない。
他方、前記非共通ベースバンドBSは光学的接続により前記電子機器に接続されていない。
他方、前記処理回路は、少なくとも、前記非共通ベースバンド通信チャネル及び前記UEからの信号の測定結果に基づいて、前記UEとの通信を変更する方式を特定することにより、前記非共通ベースバンドとの前記第2の通信チャネルの構築及び維持を含ませるようにした。
他方、前記第2の通信チャネルを構築した後、前記処理回路及び前記非共通ベースバンドBSは、各制御面構成のデータ伝送と、上り制御チャネルでの伝送と、移動性及び無線リンク障害の測定からなる群より選ばれた少なくとも1つを実行する。
他方、前記電子機器、前記UE及び前記非共通ベースバンドBSは共通制御面を共有する。
他方、前記共通制御面は、無線リソース制御(RRC)プロトコルである。
他方、前記第1の通信チャネルに使用される周波数帯域は前記第2の通信チャネルの周波数帯域と異なる。
他方、前記処理回路は、前記非共通ベースバンドBSが前記UEのどの部分のメッセージトラフィックと通信を行えるかという指示と、ランダムアクセス用のプリアンブルと、前記UEが前記非共通ベースバンドBSと通信を行う新たなキャリアのシステム情報と、前記通信端末と前記第2の基地局との間の通信を構築するための制御面プロトコルの構成情報とからなる群より選ばれた少なくとも1つを前記非共通ベースバンドBSから受信するように配置されている。
他方、前記処理回路は、連続的なパケットをコアネットワークに転送することにより前記非共通ベースバンドBSとのロスレス切換を実行すると共に、既に受信された不連続的なパケットを前記非共通ベースバンドBSに転送し、続いて前記コアネットワークへ転送するようにした。
他方、前記UEは落としたパケットを前記非共通ベースバンドBSに送信して前記コアネットワークに転送することができるように、前記処理回路は、前記UEから既に受信されたパケットを確認することにより前記非共通ベースバンドBSとのシームレス切換を実行する。
他方、前記UEは落としたパケットを前記処理回路に再送してコアネットワークへ転送することができるように、前記処理回路は、前記UEから既に受信されたパケットを確認することにより前記非共通ベースバンドBSとのロスレス切換を実行し、また、前記非共通ベースバンドBSは異なるパケットを前記コアネットワークへ転送することができるように、前記UEは、さらに前記異なるパケットを前記非共通ベースバンドBSに送信する。
他方、前記コアネットワークへ転送できるように、前記処理回路は、前記UEから既に受信されたパケットを確認することにより前記非共通ベースバンドBSとのシームレス切換を実行し、これにより、前記UEは、さらに異なるパケットを前記非共通ベースバンドBSに送信でき、前記非共通ベースバンドBSは、前記異なるパケットを前記コアネットワークに転送できる。
他方、前記処理回路は、前記UEから前記処理回路に送信されたパケットの受信確認を前記処理回路から送信できないと前記UEにより判定されると、前記UEからのパケットの受信を停止するように配置されている。
他方、前記処理回路はロスレス切換において、前記第1の通信チャネル上にパケットの第1のセットを前記UEに送信し且つ前記第1のセットのサブセットの受信確認のみを受信することに応じて、落としたパケットを前記非共通ベースバンドBSに転送して前記UEに中継するようにした。
他方、前記処理回路は、パケットを落としたことを示す情報が確認されると、パケットを前記UEに送信することを停止すると共に、これに応じて、落とした少なくとも1つのパケットと新たに受信されるいずれかのパケットを前記非共通ベースバンドBSに転送して前記UEに中継するように配置されている。
他方、前記処理回路は、新たに受信された前記パケットのみを前記非共通ベースバンドBSに転送して前記UEに中継するように配置されている。
他方、前記処理回路は、パケットをコアネットワークから前記UEに送信する配置されており、データ終了符号が受信されると、前記処理回路は前記データ終了符号を前記非共通ベースバンドBSに転送して前記UEに中継するようにした。
別な実施例において、第1の基地局とユーザ機器(UE)との間の第1の無線通信チャネルを構築し、前記UEと前記電子機器との間の前記第1の通信チャネルを維持している場合に、前記UEと非共通ベースバンド基地局(BS)との間に、少なくとも所定の品質を有し、前記第1の通信チャネルとは異なるキャリア資源を使用する第2の通信チャネルが存在しているか否かを処理回路によって特定する通信方法にについて説明する。
非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体に関する実施例において、前記媒体に、処理回路によって実行すると通信方法を実行する指令を格納する。前記通信方法において、第1の基地局とユーザ機器(UE)との間の第1の無線通信チャネルを構築するステップと、前記UEと前記電子機器との間の前記第1の通信チャネルを維持している場合に、前記UEと非共通ベースバンド基地局(BS)との間に、少なくとも所定の品質をもつ第2の通信チャネルが存在しているか否かを処理回路によって特定するステップとを含み、前記第1の通信チャネルと前記第2の通信チャネルとは異なるキャリア資源を使用する。

Claims (23)

  1. 第1の基地局である基地局であって、
    接続されたユーザ機器(UE)から第2の通信チャネルの測定結果を受信し、
    前記UEと前記第1の基地局との間に第1の通信チャネルが維持されている間、少なくとも所定の品質を有する前記第2の通信チャネルが前記UEと第2の基地局との間に存在しているか否かを特定する、
    ように構成された処理回路を備え、
    前記第1の通信チャネル及び前記第2の通信チャネルはそれぞれ異なるキャリアリソースを使用し、
    前記処理回路は、前記UEが前記第1の通信チャネル上に前記第1の基地局とのデータ通信を維持しながら、異なるキャリアリソース上で前記UEとデータ伝送を行う接続を確立することができると前記第2の基地局によって特定された場合に、前記UEへのメッセージトラフィックのどの部分を前記第2の基地局が通信可能であるかを示す指標、ランダムアクセスのためのプリアンブル、前記UEが前記第2の基地局と通信する新たなキャリアのシステム情報、及び前記UEと前記第2の基地局との間で通信を確立するための制御プレーンプロトコルの構成情報の少なくともひとつを含む確認情報を、前記第2の基地局から受信し、前記確認情報を前記UEに送信するよう構成され、
    前記第1の基地局と前記第2の基地局とは、前記UEとの通信において別々の独立したキャリアを有し、
    前記処理回路は、前記UEが前記第2の通信チャネル上に前記第2の基地局とのデータ通信を構築及び維持している場合に、前記第1の通信チャネルにおける前記UEとのデータ通信を開放しない、基地局。
  2. 前記第2の基地局は小型基地局であり、前記第1の基地局はマクロ基地局である、請求項1に記載の基地局。
  3. 記第1の基地局によって使用される周波数帯域は、前記第2の基地局によって使用される周波数帯域とは異なり、
    前記UEと前記第2の基地局との間の通信が確立された後、前記UEは、前記第1の基地局の主キャリア及び副キャリアを含む複数のキャリア上で前記第1の基地局との基地局内キャリア統合通信を維持し、前記UEは、前記第2の基地局の主キャリア及び副キャリアを含む複数のキャリア上で前記第2の基地局と通信し、前記第2の基地局の主キャリアは、アップリンク制御の送信を担当し、前記第1の基地局の主キャリアから独立している、請求項1に記載の基地局。
  4. 前記第2の基地局は、光学的接続により前記第1の基地局に接続されていない、請求項1に記載の基地局。
  5. 前記処理回路は、少なくとも、前記第2の基地局及び前記UEからの信号の測定結果に基づいて、前記第2の基地局との前記第2の通信チャネルの構築がまだである前記UEによる前記第2の基地局との前記第2の通信チャネルの構築及び維持を含む、前記UEとの通信を変更する方式を特定する、請求項1に記載の基地局。
  6. 前記第2の通信チャネルを構築した後、前記処理回路及び前記第2の基地局は、前記第1の基地局と前記第2の基地局とが前記UEと同時に接続されている場合に、各制御プレーン構成のデータ伝送と、上り制御チャネルでの伝送と、移動性及び無線リンク障害の測定と、のうち少なくとも1つを実行する、請求項5に記載の基地局。
  7. 前記第1の基地局、前記UE及び前記第2の基地局は共通制御プレーンを共有し、前記共通制御プレーンは、無線リソース制御(RRC)プロトコルである、請求項1に記載の基地局。
  8. 前記第1の通信チャネルに使用される周波数帯域は前記第2の通信チャネルの周波数帯域と異なる、請求項1に記載の基地局。
  9. 前記処理回路は、前記第2の基地局を追加すると、連続的なパケットをコアネットワークに転送し、既に受信された不連続的なパケットを前記第2の基地局に転送する、請求項1に記載の基地局。
  10. 前記処理回路は、前記第2の基地局を追加すると、落としたパケットを前記UEが前記第2の基地局に送信してコアネットワークに転送することができるように、前記UEから既に受信されたパケットを確認し、前記UEから既に受信されたパケットの受信確認を前記UEに送信する、請求項1に記載の基地局。
  11. 前記処理回路は、前記第2の基地局を追加すると、前記UEが、前記処理回路が前記UEから既に受信したパケットと異なるパケットを前記第2の基地局にさらに送信でき、且つ、前記第2の基地局が、前記異なるパケットをコアネットワークへ転送できるようにするために、前記UEから既に受信されたパケットを確認して、前記コアネットワークへ転送する、請求項1に記載の基地局。
  12. 前記処理回路は、前記第2の基地局を追加すると、前記第1の通信チャネル上でパケットの第1のセットを前記UEに送信し且つ前記第1のセットのサブセットの受信確認のみを受信することに応じて、落としたパケットを前記第2の基地局に転送して前記UEに中継するようにする、請求項1に記載の基地局。
  13. 前記処理回路は、パケットを落としたことを示す受信確認メッセージが確認されると、パケットを前記UEに送信することを停止すると共に、これに応じて、落とした少なくとも1つのパケットと新たに受信されるいずれかのパケットとを前記第2の基地局に転送して前記UEに中継するように構成される、請求項1に記載の基地局。
  14. 前記処理回路は、前記新たに受信されるパケットのみを前記第2の基地局に転送して前記UEに中継するように構成される、請求項13に記載の基地局。
  15. 前記処理回路は、コアネットワークからのパケットを前記UEに送信し、データ終了符号が受信されると、前記データ終了符号を前記第2の基地局に転送して前記UEに中継するように構成される、請求項13に記載の基地局。
  16. ユーザ機器であって、
    前記ユーザ機器と第2の基地局との間に存在し得る第2の通信チャネルを、前記第2の基地局からの信号に基づいて測定し、
    前記ユーザ機器と第1の基地局との間に第1の通信チャネルが維持されている間、前記第2の通信チャネルの測定結果を前記第1の基地局へ報告する、
    ように構成された処理回路を備え、
    前記第1の通信チャネル及び前記第2の通信チャネルはそれぞれ異なるキャリアリソースを使用し、
    前記処理回路は、前記ユーザ機器へのメッセージトラフィックのどの部分を前記第2の基地局が通信可能であるかを示す指標、ランダムアクセスのためのプリアンブル、前記ユーザ機器が前記第2の基地局と通信する新たなキャリアのシステム情報、及び前記ユーザ機器と前記第2の基地局との間で通信を確立するための制御プレーンプロトコルの構成情報の少なくともひとつを含む確認情報を、前記第1の基地局を介して前記第2の基地局から受信し、前記確認情報に基づいて前記第2の基地局との通信を確立するよう構成され、
    前記第1の基地局と前記第2の基地局とは、前記ユーザ機器との通信において別々の独立したキャリアを有し、
    前記処理回路は、前記ユーザ機器が前記第2の通信チャネル上に前記第2の基地局とのデータ通信を構築及び維持している場合に、前記第1の通信チャネルにおける前記第1の基地局とのデータ通信を開放しない、ユーザ機器。
  17. 前記第2の基地局は小型基地局であり、前記第1の基地局はマクロ基地局である、請求項16に記載のユーザ機器。
  18. 前第1の基地局によって使用される周波数帯域は、前記第2の基地局によって使用される周波数帯域とは異なり、
    前記ユーザ機器と前記第2の基地局との間の通信が確立された後、前記ユーザ機器は、前記第1の基地局の主キャリア及び副キャリアを含む複数のキャリア上で前記第1の基地局との基地局内キャリア統合通信を維持し、前記ユーザ機器は、前記第2の基地局の主キャリア及び副キャリアを含む複数のキャリア上で前記第2の基地局と通信し、前記第2の基地局の主キャリアは、アップリンク制御の送信を担当し、前記第1の基地局の主キャリアから独立している、請求項16に記載のユーザ機器。
  19. 前記処理回路は、前記第2の基地局を追加すると、前記第1の基地局への送信に既に成功したパケットの受信確認を受信し、落としたパケットを前記第2の基地局に送信してコアネットワークへ転送するようにした、請求項16に記載のユーザ機器。
  20. 前記処理回路は、前記第2の基地局を追加すると、前記第1の基地局への送信に既に成功したパケットの受信確認を受信し、落としたパケットを前記第1の基地局へ再送してコアネットワークへ転送するようにし、また、前記第2の基地局が異なるパケットを前記コアネットワークへ転送することができるように、前記異なるパケットを前記第2の基地局へ送信する、請求項16に記載のユーザ機器。
  21. 前記処理回路は、前記第2の基地局を追加すると、コアネットワークへの転送のために、前記第1の基地局への送信に既に成功したパケットの受信確認を受信し、また、前記第1の基地局への送信に既に成功したパケットとは異なるパケットを前記第2の基地局が前記コアネットワークへ転送することができるように、前記受信確認に基づいて前記異なるパケットを前記第2の基地局へ送信する、請求項16に記載のユーザ機器。
  22. 前記処理回路は、前記第2の基地局を追加すると、落としたパケットを前記第1の基地局が前記第2の基地局に転送して前記ユーザ機器に中継するようにするために、前記第1の通信チャネル上のパケットの第1のセットのサブセットのみの受信確認メッセージを送信する、請求項16に記載のユーザ機器。
  23. 前記処理回路は、パケットを落としたことを示す受信確認メッセージが送信されると、前記第1の基地局からのパケットの受信を停止するように構成され、前記第1の基地局は、落とした少なくとも1つのパケットと新たに受信されるいずれかのパケットとを前記第2の基地局に転送して前記ユーザ機器に中継する、請求項16に記載のユーザ機器。
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