JP6815007B2 - 金融支援システム、金融支援方法及び金融支援プログラム - Google Patents
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Description
<金融>
はじめに自動車金融を例に取り、移動体金融の概略について触れておく。
図1は自動車金融の流れを説明するためのブロック図である。図1(a)は融資申込みから契約成立までの流れ、図1(b)は金融事故発生時の流れである。
図2はこの発明の実施の形態1による金融支援システムの構成を示すブロック図である。
図2において、10は複数のGPS(※1)衛星(測位衛星)、20は担保自動車(担保移動体)である。
図2において、融資成立の際に顧客Cと金融支援センターSとの間で締結される売買予約契約の中に「契約時から完済までの間、担保自動車20に担保自動車測位装置30を搭載する」旨の条項を盛り込んでおき、金融支援センターSは、この条項に則って担保自動車20に担保自動車測位装置30を搭載する。担保自動車測位装置30は、担保自動車20内のバッテリーから電力が供給され、担保自動車20の走行/停止を問わず動作し続ける。
図2の金融支援システムでは、次の図3,図4に示すように担保自動車20の行動範囲を管理することもできる。
図3は担保自動車管理装置50の動作を示すフローチャートである。また、図4は担保自動車管理装置50の表示部52に表示された図3の結果を示す図であり、例として、各受信時刻データにおける担保自動車20の位置データを関東地方の地図上に表示している。
図3のステップST1において、図2の担保自動車管理装置50では、担保自動車測位装置30から送信されてくる位置データ、受信時刻データ及び自動車識別データを通信部51が受信して制御部53が記憶部54に記憶していく。続いてステップST2において、制御部53は、所定期間分の、例えば1ヶ月分の位置データが記憶部54に記憶されたか否かを判断する。
フローチャートは省略するが、図4に示したように地図情報との組み合わせによって担保自動車20の走行速度を次のように管理しても良い。
図2の金融支援システムでは、次の図5に示すように担保自動車20の走行距離(移動距離)を管理することもできる。
図5において、図2と同様に、図3のステップST1,ST2がループされてステップST2でYESとなると、ステップST7へ移行する。ステップST7では、制御部53が、記憶部54に記憶した位置データ及び受信時刻データを基に、自動車識別データごとに、担保自動車20の1ヶ月間の実際の走行距離を算出する。
フローチャートは省略するが、図2の金融支援システムで、例えばセンサ部35(例えばクランク角センサの出力)によって担保自動車20のエンジン回転数データ(乗用状態評価データ)を計測し、担保自動車測位装置30から担保自動車管理装置50へ送信するようにしても良い。
また、センサ部35はエンジン回転数データを計測するものに限定されるわけではなく、エンジン回転数データ以外のデータであってもそれが計測可能なもの(乗用状態評価データ)であれば同様に実施できる。
実施の形態2の金融支援システムは、上記実施の形態1で説明した金融支援システムの構成に加えて、更に金融事故が発生したときの回収システムを備える点で特徴を有する。以下では、第1の実施形態で説明した構成等の更なる説明を省略し、金融事故の発生の後の担保自動車の回収に関する構成等のみを説明する。
図1(b)において説明したように、返済滞納などの金融事故が発生すると(F6)、金融機関Bは「金融事故が発生した」旨を金融支援センターSへ連絡し(F7)、連絡を受けた金融支援センターSは、顧客Cとの間で締結した売買予約契約に則って担保自動車を回収し(F8)、中古車売買市場Mで処分する(F9)。金融事故の発生は、金融機関Bの端末により判定される。
一方、現在、様々な車両遠隔操作技術(例えば特許文献2、特許文献3)、および、自動運転技術が開発され又は提案されている。ここでは、金融事故が発生したときに、車両遠隔操作技術を用いて、車を非作動状態にして、担保自動車20の回収実効性を高めようとする場合を説明する。
次に、ここでは、金融事故が発生したときに、車両遠隔操技術および自動運転技術を用いて、担保自動車を所定の位置に自動運転させる場合を説明する。
以上のように、この実施の形態1、2によれば、自己の所有する自動車を担保自動車20として金融機関Bから融資を受けた顧客Cが金融機関Bに完済するまでの間、顧客Cが乗用する担保自動車20に担保自動車測位装置30を設けてその位置を、グローバル・ポジショニング・システムを利用して金融支援センターSの担保自動車管理装置50で把握し続けるようにしたので、完済するまでの間も様々な場所へ乗用される担保自動車20の位置を容易に管理することができ、金融事故が起きた場合に担保自動車20を確実に回収できるという効果が得られる。
なお、以上では自動車を担保とする自動車金融を例にとって説明を行ってきたが、この発明はこれに限定されるものではない。つまり自動車の他にも船舶や飛行機など、様々な場所へ乗用される移動体であって、法的に担保とすることができるものや、法的な規定はなくとも過去の判例などから担保とすることに有効性が認められているものであれば、この発明は実施可能である。
Claims (5)
- 自己の所有する移動体を担保として融資を受けた顧客が完済するまでの間、
前記顧客が乗用する前記移動体を金融支援センターで管理する金融支援システムにおいて、
前記移動体には、
測位衛星から測位信号を受信する測位信号受信手段と、
前記測位信号受信手段が受信した前記測位信号を基に前記移動体の位置データを算出するとともに、前記位置データ及びその受信時刻データを記憶する第1の制御手段と、
前記第1の制御手段が記憶した前記位置データ及び前記受信時刻データと、これらに前記第1の制御手段が付与する移動体識別データとを前記金融支援センターへ送信する第1の通信手段とを備え、
前記金融支援センターには、
前記第1の通信手段から送信された前記位置データ、前記受信時刻データ及び前記移動体識別データを受信する第2の通信手段と、
各種データを提示するための提示手段と、
前記第2の通信手段で受信した前記位置データ、前記受信時刻データ及び前記移動体識別データを記憶するとともに、前記移動体識別データごとに、前記受信時刻データにおける前記位置データを前記提示手段に提示させる第2の制御手段とを備え、
前記第2の制御手段は、
前記移動体の移動圏を予め記憶するとともに、
前記第2の通信手段で受信した位置データ、受信時刻データ及び移動体識別データを所定期間分記憶すると、前記移動体識別データごとに、前記位置データが前記移動圏内に滞在していた総滞在時間を前記受信時刻データから求めて所定期間との割合を閾値と比較し、前記割合が前記閾値以下の場合には提示手段に警告を提示させる金融支援システム。 - 前記第2の制御手段は、
前記移動体が移動可能な実際の移動可能路の法定速度を予め記憶するとともに、
前記第2の通信手段で受信した位置データ、受信時刻データ及び移動体識別データを所定期間分記憶すると、前記移動体識別データごとに、前記移動体の移動速度を算出し、
前記移動体の移動路に対応する実際の移動可能路の前記法定速度を上回って前記移動体が移動していた時間又は距離の積算値を求め、
前記積算値を基に前記移動体の事故の危険性を予測して前記移動体の顧客に警告することを特徴とする請求項1記載の金融支援システム。 - 前記第2の制御手段は、
前記移動体の当初評価の将来価値を予め記憶するとともに、
前記第2の通信手段で受信した位置データ、受信時刻データ及び移動体識別データを所定期間分記憶すると、
前記移動体識別データごとに、前記位置データ及び前記受信時刻データを基に所定期間内における前記移動体の移動距離を求め、前記移動距離を加味して前記移動体の将来価値を再評価し、
前記再評価した将来価値が前記当初評価の将来価値を下回って担保割れする場合には、前記担保割れ分の補填を顧客に請求すべき旨を提示手段に提示させることを特徴とする請求項1記載の金融支援システム。 - 前記移動体では、前記移動体の乗用状態評価データを計測する乗用状態計測手段がさらに備えられ、
前記第1の制御手段が、前記乗用状態計測手段が計測した前記乗用状態評価データ及びその計測時刻データを記憶し、
前記第1の通信手段が、前記第1の制御手段が記憶した前記乗用状態評価データ及び計測時刻データと、これらに前記第1の制御手段が付与する移動体識別データとを金融支援センターへ送信し、
前記金融支援センターでは、第2の通信手段が、前記第1の通信手段から送信された前記乗用状態評価データ、前記計測時刻データ及び前記移動体識別データを受信し、
第2の制御手段が、前記第2の通信手段で受信した前記乗用状態評価データ、前記計測時刻データ及び前記移動体識別データを記憶するとともに、前記移動体識別データごとに、前記乗用状態評価データ及び前記計測時刻データを提示手段に提示させることを特徴とする請求項1記載の金融支援システム。 - 融資を行う金融機関の端末は、金融事故を検知するための金融事故検知手段を備え、
前記金融支援センターは、金融事故を検知した前記金融機関の端末からの通信で、移動体の回収開始用に作動する回収開始手段を備える、請求項1記載の金融支援システム。
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