JP6812881B2 - 金属管の製造方法、ダイス及び金属管 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態の地下水排除工用の金属管の斜視図である。図1を参照して、地下水排除工用の金属管1(以下、金属管という)は、本体部6と、1つの管端部7と、テーパ部8とを備える。本体部6の横断面形状は、中心軸Cに沿って一定である。横断面とは、垂線が金属管の中心軸C方向と平行である断面を意味する。1つの管端部7の横断面形状は、中心軸Cに沿って一定である。すなわち、本体部6及び1つの管端部7の横断面形状は、中心軸Cに沿って変化しない。テーパ部8は、本体部6と管端部7との間に配置される。テーパ部8は、本体部6と管端部7とを繋ぐ。テーパ部8の横断面形状は、中心軸Cに沿って変化する。より具体的には、テーパ部8の横断面において、テーパ部8の外周面4は1つの管端部7に近づくにつれて中心軸Cに近づく。すなわち、金属管1の一方の管端部は、縮径されている。
図2は、連結された金属管を示す模式図である。図2を参照して、上述したように、金属管1の一方の管端部7は縮径されている。金属管1の他方の管端部は縮径されていない。金属管1の縮径された管端部7が、他の金属管1の縮径されていない管端部(本体部6)に挿入される。
図4は、一般的な地下水排除工の説明するための地すべり対策の模式図である。図4を参照して、地すべりは、地中200に生じたすべり面201に沿って、すべり面201の上方の地盤である地すべり土塊202が下方に移動する現象である。この地すべりを防止する対策としては、抑止工(301、302、306)と、抑制工(300、303、304、305)とがある。
本実施形態の製造方法は、準備工程と、縮径加工工程とを備える。準備工程では、凹凸状の外周面を有し、横断面形状が一定な金属管を準備する。縮径加工工程では、準備した金属管の管端部を縮径加工する。これにより、上述した金属管1が得られる。以下、各工程について詳述する。
図5は、準備工程で準備する金属管の斜視図である。図5を参照して、準備工程では、凹凸状の外周面を有し、横断面形状が中心軸Cに沿って一定である金属管30(以下、加工前金属管という)を準備する。加工前金属管30の横断面形状は、上述した管端部7が縮径加工された金属管1の本体部6の横断面形状と同一である(図3参照)。したがって、加工前金属管30の横断面形状の詳細な説明は省略する。
図6は、ダイス側面から見た縮径加工工程を示す断面図である。図7は、ダイス正面から見た縮径加工工程を示す断面図である。図7中の破線は、加工前金属管30の内周面の横断面形状を示す。図6及び図7を参照して、縮径加工工程では、加工前金属管30の一方の管端部において、後述するダイス20により加工前金属管30の複数の凹部31を圧下する。
本実施形態の製造方法は、連結工程を備えていてもよい。連結工程では、縮径加工された管端部7を、他の金属管の縮径加工されていない管端部に挿入する。これにより、複数の金属管1同士が連結される。
図7を参照して、ダイス20は、加工前金属管30の管端部を縮径加工する。ダイス20は、ダイス中心軸C1周りに配置された複数の突出部21を備える。
2:凸部
3:凹部
4:外周面
5:内周面
6:本体部
7:管端部
8:テーパ部
9:隙間
10:本体部の凸部
11:管端部の凸部
12:テーパ部の凸部
13:本体部の凹部
14:管端部の凹部
15:テーパ部の凹部
20:ダイス
21:突出部
22:ベアリング部
23:アプローチ部
24:圧下面(ベアリング部)
25:圧下面(アプローチ部)
40:地下水
C:金属管の中心軸
C1:ダイス中心軸
Claims (4)
- 中心軸周りに配置される複数の凸部及び前記複数の凸部の間に配置される複数の凹部を含み、前記複数の凸部及び前記複数の凹部が前記中心軸方向に延びる外周面及び内周面を有する金属管を準備する工程と、
前記金属管の一方の管端部において前記複数の凹部を圧下することで、前記中心軸方向視で、圧下後の前記複数の凸部の前記外周面が、圧下前の前記複数の凸部の前記内周面よりも内側に位置し、かつ、圧下後の前記複数の凹部の前記外周面が、圧下前の前記複数の凹部の前記内周面よりも内側に位置するように、前記金属管の管端部を縮径加工する工程と、を備える、地下水排除工用の金属管の製造方法。 - 請求項1に記載の地下水排除工用の金属管の製造方法であってさらに、
前記縮径加工された管端部を、他の前記金属管の前記縮径加工されていない管端部に挿入し、複数の前記金属管同士を連結する工程と、を備える、地下水排除工用の金属管の製造方法。 - 中心軸周りに配置される複数の凸部及び前記複数の凸部の間に配置される複数の凹部を含み、前記複数の凸部及び前記複数の凹部が前記中心軸方向に延びる外周面及び内周面を有する地下水排除工用の金属管であって、
横断面形状が前記中心軸に沿って一定である本体部と、
横断面形状が前記中心軸に沿って一定である1つの管端部と、
横断面形状が前記中心軸に沿って変化し、前記本体部と1つの管端部とを繋ぐテーパ部と、を備え、
前記中心軸方向視で、前記管端部の前記凸部の前記外周面は、前記本体部の前記凸部の前記内周面よりも内側に位置し、
前記中心軸方向視で、前記管端部の前記凹部の前記外周面は、前記本体部の前記凹部の前記内周面よりも内側に位置する、地下水排除工用の金属管。 - 請求項3に記載の地下水排除工用の金属管であって、
前記管端部の前記中心軸方向の長さは、前記金属管の外径の0.5倍以上、10倍以下である、地下水排除工用の金属管。
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JP2017066109A JP6812881B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 金属管の製造方法、ダイス及び金属管 |
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