JP6808446B2 - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

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本発明は複数枚の短秒露光画像を合成することで長秒露光画像を擬似的に生成する技術に関する。
長秒露光で撮影したような画像(長秒露光画像)を複数枚の短秒露光画像を合成して実現する場合、短秒撮影の撮影間の露光がされてない区間(非露光区間)が発生するため、短秒撮像画像をそのまま合成すると非露光区間が残る。従って、たとえば車のテールランプを撮影した場合には、非露光区間に対応してテールランプの光の軌跡が部分的に途切れた粗のある画像が生成される。
特許文献1は、所定の時間間隔で撮像された複数枚の画像を合成する際に、非露光区間の時間幅から非露光区間を補間するための補間画像の枚数を決定し、撮像画像と補間画像を合成している。
国際公開第2009/098749号
非露光区間を補間する画像を生成して合成する場合、撮影する移動体の移動量が多くなるにつれて、非露光区間を補間する画像の枚数が増加し処理に時間がかかるという課題がある。 特許文献1は、非露光区間の時間幅に応じて補間画像の枚数を決定しているため、露光されている区間(露光区間)が短くなるにつれて非露光区間が長くなるため、生成する画像の枚数が増加して処理負荷が増加する。
本発明に係る画像処理装置は、第1露光時間の撮影を連続的に行って得られた複数の画像を合成することによって、第1露光時間よりも長い第2露光時間の撮影で得られる画像に相当する合成画像を生成する画像処理装置であって、
前記複数の画像を合成する合成手段と、
前記複数の画像間を補間する補間画像を生成するとともに、前記複数の画像と前記補間画像に対して被写体の動き方向にフィルタ処理を行うことで、前記合成手段による合成において撮影間の非露光区間に対応する画像情報を補間する補間手段と、
前記被写体の特性に応じて、前記補間手段による前記補間画像の生成と前記フィルタ処理のいずれを優先するかを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、被写体の特性に応じて非露光区間に対応する画像情報を補間する補間処理を行うので、補間処理の負荷が増加するのを抑制することができる。
本発明の実施形態の概念を示す図である。 第1の実施形態の構成を示す図である。 第1の実施形態における処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態における移動体検出の処理を説明する図である。 第1の実施形態における補間処理を説明する図である。 第1の実施形態における補間処理で使用する調節パラメータを算出する処理を説明する図である。 第1の実施形態における補間画像の生成処理とフィルタ処理を説明する図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお。デジタルカメラを用いて説明を行うが、これに限らず、画像データを処理できる画像処理装置であればよい。すなわち、画像処理装置としては、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であってもよいし、携帯型の情報端末、プリンタ等の画像形成装置などでもよい。
本実施形態は、連続的に撮影して得られた複数枚の画像に対して位置合わせを行い、位置合わせ後の画像から移動体を検出して取得した移動体情報から、補間処理で使用するパラメータを算出して非露光区間部分を生成する。非露光区間部分に相当する画像情報と撮像画像とを合成することで長秒露光画像(合成画像)を生成する。
まず、ここで使用する非露光区間について図1を用いて説明する。図1は撮影時の撮影時間と撮影間隔を示した図であり、S0は撮影開始位置、S1〜S7は短秒で複数枚連写した際の撮影間隔、101は長秒撮影時の露光時間、102は短秒撮影時の露光区間、103は短秒撮影時の露光されていない区間を示している。
長秒露光した際の露光区間では、撮像時間の間はシャッターを開いたままにしておくので、101のように露光が途切れることなく撮影が行われる。一方、本件で想定しいている処理では、実際に長秒露光して撮影する露光時間よりも短秒となる102のような露光時間で2枚以上の複数枚画像の撮影を行う。そのため、シャッターが開放されていない時間が発生し、その期間は露光が行われていない区間103が発生するため、撮像された複数枚画像の合成を行うと、露光されていない区間(非露光区間)ができ、長秒露光で撮影した際とは異なる結果となる。そこで、本実施形態では非露光区間を撮像画像と移動体検出結果を用いて補間処理で生成することで、実際の長秒露光に近い画像の生成を行う。
図2は、本実施形態の画像処理装置のシステム図である。
図2において、201は撮像画像取得部であり、本画像処理において使用する2枚以上の撮像画像を取得する。
202は移動体検出部であり、撮像した2枚以上の画像情報を使用して、画像の中から移動体の検出を行う。
203は調節パラメータ算出部であり、移動体検出部202から入力された移動体情報を基に、補間処理部で使用するパラメータの算出を行う。つまり、調節パラメータ算出部は、補間処理部による補間処理の処理内容を制御する制御部としての機能を有する。
204は補間処理部であり、調節パラメータ算出部204から入力されたパラメータ情報を用いて、撮像画像取得部201で撮影した2枚以上の画像から非露光区間部分を生成する補間処理を行う。
205は合成部であり、補間処理部204で生成した非露光区間部分と撮像画像取得部201から取得した2枚以上の撮像画像を合成することで、長秒露光画像を生成する。
以上の動作を処理の流れに従ったものが図3のフローチャートであり、処理の詳細を図4〜図6を用いて説明する。
S301では、長秒露光をしたいシーンに対して、本画像処理装置で使用する2枚以上の撮像画像を撮像画像取得部201で取得し、移動体検出部102に入力する。
S302では、撮像画像取得部201から入力された2枚以上の撮像画像に対して、手持ちで撮影した際の手振れを吸収するために位置合わせを行う。まず、撮像した画像の中から基準となる画像を1枚選択し、基準画像とその他の画像との位置を合わせるため変換係数を算出する。具体的には、画像間で対応する4点以上の特徴点の組み合わせを用いて、射影変換式を算出する。そして、算出した射影変換式を用いて画像を変形し、基準画像と位置合わせを行った画像を移動体検出部202に出力する。
S303では、2枚以上の位置合わせを行った画像を使用して、撮像画像の中から移動体の検出を行う。移動体検出処理について図4を用いて説明する。図4は撮像画像取得部201で撮像した2枚以上の画像のNフレーム目の撮像画像401、N+1フレーム目の撮像画像411、Nフレーム目をブロック分割した421、移動体検出結果431を示している。
まず、撮像画像401と撮像画像411に対して任意のサイズ(M×N)のブロックに分割(421)し、各領域間の差分として相関値を算出する。画像間の相関値を算出するために、着目画素を中心とする任意の範囲の評価枠に対してSAD(Sum of Absolute Difference)が算出され、評価枠内のデータ値の差分絶対値が積算される。具体的には、評価枠内における一対のデータ値をf(i,j)、g(i,j)(i、jは座標)と表した場合に、下記式(1)を用いてデータ値の差分の積算を評価値RSADとして算出する。
Figure 0006808446

f(i,j):画像401の評価枠内の画素値
g(i,j):画像402の評価枠内の画素値
SAD:相関値
本実施形態では、画素の差分絶対値であるSADを用いた評価値の算出方法の例を説明したが、これに限定されるものではなく、他の方式を使用してもよい。
そして、この算出した差分の評価値が小さくなる部分が類似している被写体となるので、その領域を探索し、そのブロックの位置関係から移動体の動きベクトルを算出する(404)。また、この移動体検出部202では、動きベクトル情報に加えて移動体の大きさ情報、コントラスト情報の取得も行う。
まずは移動体の大きさ情報として、画素値が類似する領域の画素数を算出し、移動体の候補となる領域の大きさとする。ここで、移動体の候補となる領域を算出するために、クラスタリング処理を用いる。つまり、輝度や色情報の分布解析を行い、隣接するブロックの類似性を判定して、類似していると判定された場合は同一ブロックであると判定を行う方法である。
この方法を用いて、同一のクラスタを移動体の候補となる1領域と判定する。なお、これらの手法は一例であり、本実施例ではこの手法に限ったものではない。そして、この移動体領域に含まれるブロックの動きベクトルの平均値を、移動体の動きベクトルv(431)として紐づけておく。
次に、移動体のコントラスト情報として、被写体内のエッジ強度特性を取得する。これは、画像に対してバンドパスフィルターをかけることでエッジ信号を検出し、任意のブロックサイズのエッジ信号の積分値を算出する。この算出した評価値は、エッジ信号の積分値が大きい場合、すなわち、テクスチャが多い場合に評価値が大きくなる。この評価値は下記式(2)を用いて算出する。
Figure 0006808446

fr(i,j):任意のブロックサイズ内の各座標におけるエッジ強度値
Fr:任意のブロックサイズにおけるエッジ強度の積分値
S304では、移動体検出部202で検出された移動体の情報と画像の撮影に用いたカメラ情報を基に、補間処理部204で使用するパラメータの算出を行う。
本実施形態では、2枚以上の撮像画像の間にある非露光区間を補間するために補間画像の生成と、移動体の動き方向に方向性をもったフィルタをかける処理を補間処理として行う。
図5は補間処理を示しており、NフレームとN+1フレームを用いて、非露光区間にあたる部分の補間画像を生成する。そして、撮像画像と補間画像に対して方向性を持ったフィルタ処理を行う。具体的には、Nフレーム501と補間画像502、補間画像502と503、補間画像503と504、補間画像504とN+1フレーム505に対して方向性をもったフィルタをかける。この処理で使用する補間画像の枚数とフィルタのタップ数を調節パラメータとして算出する。
調整パラメータ算出処理について図6を用いて説明する。図6は移動体の情報に応じて使用するフィルタのタップ数を示したグラフ601、602であり、グラフの横軸は各情報、縦軸はフィルタのタップ数、各情報の優先度重みを603で表している。ここで使用する優先度重みは0〜1の範囲で表される値であり、各情報でのタップ数の結果に対して優先度の値が割り振られている。
移動体検出部202から移動体の情報として、移動体の動きベクトル、移動体の大きさ、コントラスト情報などの移動体の特性が取得される。まず、動きベクトルとして撮像画像NフレームからN+1フレームまでの移動量vを使用する。非露光区間を補うための補間画像は、移動体の移動量vに応じて決定される。
次に、フィルタ処理のタップ数を算出する。フィルタのタップ数は、カメラのメモリ量を考慮し、処理できるタップ数を上限として算出を行う。補間画像の生成枚数は、フィルタのタップ数を考慮して調整してもよい。
次に、取得した移動体の大きさ、コントラスト情報に応じたフィルタのタップ数を決定する処理について図6を用いて説明する。
まず、コントラスト情報を取得した場合について説明する。
S303で検出されたコントラストの評価値を使用し、グラフ601を用いてフィルタのタップ数を決定する。ここでは、テクスチャが多い被写体、すなわちコントラストの評価値が所定値よりも高い場合、その被写体に対してテクスチャを残すような補間処理を行いたいため、フィルタ処理よりも補間画像を生成する処理の優先度を上げる。
そこで、補間画像の枚数を多くするようにパラメータになるように、フィルタのタップ数が小さくなる値で設定される。一方で、テクスチャが少ない被写体、すなわちコントラストの評価値が所定値よりも低い場合、その被写体に対しては補間画像を生成するよりもフィルタ処理の優先度を上げるようにするため、補間画像の枚数が少なくなるような、フィルタのタップ数が大きくなる値で設定される。
次に、移動体の大きさ情報が得られた場合について説明する。S303で検出された領域の大きさの値を使用し、グラフ602を用いてフィルタのタップ数を決定する。移動体の領域が所定値よりも大きい場合、その移動体は目立つ領域となるため、被写体のテクスチャ情報を残す補間画像を生成する処理の優先度を上げる。そこで、補間画像の枚数を多くするようにパラメータになるように、フィルタのタップ数が小さくなる値で設定される。
一方で、移動体の領域が所定値よりも小さい場合、その移動体は目立ちにくい領域となり、その被写体に対してはフィルタ処理の優先度を上げるようにするため、補間画像の枚数が少なくなるような、フィルタのタップ数が大きくなる値で設定される。
取得された被写体特性に関する情報毎にフィルタのタップ数の算出について説明したが、情報毎のタップ数と、情報毎の優先度を考慮して、最終的に使用するフィルタのタップ数を決定する。算出方法としては、下記式(3)を用いて各情報に対応するタップ数Tを算出する。
ここでのαは情報毎の優先度に設定された重み、nは取得された情報の数を表している。αとしては、表603のように被写体のコントラスト情報である被写体のテクスチャの有無がフィルタのタップ数を決定するために重要となるため、重みを大きくする。また、これらの重みをユーザーが指定して決めてもよい。
Figure 0006808446

:情報毎に決定した優先度
次に補間処理で使用する補間画像の枚数を算出する。算出方法としては下記式(4)を用いて、移動体の移動量を基に、算出したフィルタのタップ数を考慮して補間画像の枚数Mを決定する。
M=v÷T・・・(4)
v:検出した動きベクトル
S305では、算出したパラメータを使用して、撮像画像における非露光区間部分を生成するための補間処理を行う。補間処理について図7を用いて説明する。図7は補間画像を生成する際に使用する補間枚数と動きベクトルの関係を示した701、補間画像に使用するゲインをかけた後の動きベクトルを説明する711、動きベクトルを用いたフィルタ処理721を示している。
補間処理では、2枚以上の撮像画像の間にある非露光区間を補間するために補間画像の生成と、方向性をもったフィルタをかける処理を行う。まずは撮像画像のNフレームとN+1フレームにおける補間画像の生成を行う。この補間画像の生成では、移動体検出部202と調整パラメータ算出部203から取得された情報を用いる。
調節パラメータ算出部203から調節パラメータとして生成する補間画像の枚数Mが取得される。そして、701のように生成するNフレームとN+1フレームの間の補間画像となるM枚の画像が時間的に等間隔になるように補間画像の生成を行う。701においてnは生成する補間画像の位置を示しており、1〜M枚目まで生成を行う。まず、移動体情報として取得した移動体の動きベクトルに対して下記式(5)を用いて生成する補間画像の位置に対応するゲインをかける。
Figure 0006808446

Vm:生成する補間画像位置に対応する動きベクトル
v:検出した動きベクトル
m:補間画像を生成する位置(1≦m≦M)
たとえば、n=1の位置に補間画像を生成する場合は、動きベクトルに対して1/(M+1)のゲインをかけることになる。そして、このゲインをかけた動きベクトルを使用し、Nフレームの移動体が算出された動きベクトルの示す位置に来るように補間画像を生成する。712の移動体に対して、動きベクトルv/(M+1)だけ移動させたものを補間画像とする。そして、最終的にM枚目まで処理を行い、必要な枚数の補間画像を生成する。
次に、撮像したNフレーム、N+1フレームの画像と、生成したM枚の補間画像に対しいて、方向性をもったフィルタ処理として、動きベクトルの移動方向に対応したフィルタを撮像画像と補間画像に対してかける。たとえば、721で示している撮像画像Nフレームと補間画像(n=1)の2枚の画像に対してフィルタ処理を行う場合、補間画像(n=1)を生成した際に使用したゲインをかけた後の動きベクトルv/(M+1)を用いてフィルタを生成する。
このフィルタ処理では、被写体の動きベクトルを基に2フレーム間に対してフィルタ処理を行う。ここでは、動きベクトルを基に補間画像(n=1)目の画像に対して動きベクトルと逆方向に下記式(6)を用いて必要なタップ数Tの画素値に対して処理を行う。
Figure 0006808446

In:nフレーム目の画像データ
α:重み係数
式(6)を用いることで、動きベクトルに基づく方向に対して、ベクトルに応じた度合いのフィルタ処理を行う。なお、このフィルタ処理は一例であり、この手法に限ったものではない。
S306では、撮像画像取得部101で取得した撮像画像と、上記の処理により生成された非露光区間部分を補間する画像情報を使用して長秒露光画像を生成する。合成方法としては、同じ画素位置にある画素値の加重合成を行う。加重合成では、画像の輝度値に応じて重みを変更する。たとえば、同じ位置にある各画素に対して最終的に合成を行う枚数Rを用いて、各画素に対して1/Rの重みを持たせて合成処理を行うことで長秒露光画像を生成する。
本実施形態では、S304においてNフレームからN+1フレームへの動きベクトルを用いて補間画像の枚数を決定していたが、これに限定されるものではなく、使用機器のメモリ容量を基に補間画像の最大枚数を決定しても良い。具体的には、生成する補間画像の容量から保存できる枚数が決定するので、その最大枚数を記録し、本実施例でS304において算出したフィルタのタップ数を使用して、最終的に生成する補間画像の枚数を決定する。
本実施形態では、S304においてNフレームからN+1フレームへの動きベクトルを用いて補間画像の枚数を決定していたが、これに限定されるものではなく、撮影間隔とシャッタースピードを基に枚数を決定しても良い。具体的には、撮影間隔の時間(Tvfps)のうち、撮影しているシャッタースピード(露光区間:Tv)の割合を算出する。
Figure 0006808446
その中で、非露光区間の割合は1−Pから算出することができる。そして、各割合を用いて、補間画像を生成する枚数を算出する。
Figure 0006808446
次に、本実施例でS304において算出したフィルタのタップ数を算出し、S304で算出した補間画像の枚数とフィルタのタップ数を補間処理部104に出力する。
本実施形態では、S306の合成処理において、加重合成する方法を用いたが、対象画像に対して比較明合成を行って長秒露光画像を生成する方法を行っても良い。具体的には、撮像画像と生成した非露光区間部分の中から、着目画素位置に対して最も明るい画素値を選択し、その画素位置に格納することで、長秒露光画像を生成する。
(他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 撮像画像取得部
102 移動体検出部
103 調節パラメータ算出部
104 補間処理部
105 合成処理部

Claims (6)

  1. 第1露光時間の撮影を連続的に行って得られた複数の画像を合成することによって、第1露光時間よりも長い第2露光時間の撮影で得られる画像に相当する合成画像を生成する画像処理装置であって、
    前記複数の画像を合成する合成手段と、
    前記複数の画像間を補間する補間画像を生成するとともに、前記複数の画像と前記補間画像に対して被写体の動き方向にフィルタ処理を行うことで、前記合成手段による合成において撮影間の非露光区間に対応する画像情報を補間する補間手段と、
    前記被写体の特性に応じて前記補間手段による前記補間画像の生成と前記フィルタ処理のいずれを優先するかを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記補間画像の生成枚数と前記フィルタ処理に用いるタップ数を制御することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記被写体の大きさが所定値よりも大きい場合は、前記補間画像の生成が優先されるように制御することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記被写体のコントラストの評価値が所定値よりも大きい場合は、前記補間画像の生成が優先されるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  5. 第1露光時間の撮影を連続的に行って得られた複数の画像を合成することによって、第1露光時間よりも長い第2露光時間の撮影で得られる画像に相当する合成画像を生成する画像処理方法であって、
    前記複数の画像を合成する合成ステップと、
    前記複数の画像間を補間する補間画像を生成するとともに、前記複数の画像と前記補間画像に対して被写体の動き方向にフィルタ処理を行うことで、前記合成ステップにおいて撮影間の非露光区間に対応する画像情報を補間する補間ステップと、
    前記被写体の特性に応じて前記補間ステップにおける前記補間画像の生成と前記フィルタ処理のいずれを優先するかを制御する制御ステップと、を備えることを特徴とする画像処理方法。
  6. コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるコンピュータが実行可能なプログラム。
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