JP6803817B2 - 移動通信ネットワークの制御装置及び基地局装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信ネットワークの制御技術に関する。
非特許文献1は、第4世代移動通信システム(以下、4Gシステムと呼ぶ。)を開示している。図1は、4Gシステムの説明図である。図1において、PGW53は、インターネット等の外部ネットワークとの境界に設けられるゲートウェイ装置であり、SGW52は、PGW53と、複数の基地局装置(以下、単に、基地局と呼ぶ)との間でパケットの転送を行う装置である。4Gシステムを含む移動通信システムにおいては、通常、トラッキングエリア(TA)が定義される。TAは、複数の基地局のサービス提供エリア(セル)をまとめたエリアであり、各基地局は、自装置の識別子のみならず、自装置が属するTAの識別子をブロードキャストする。これにより、ユーザ装置(UE)50は、自身が在圏するセル及びTAを認識する。そして、アイドル状態のUE50は、異なるTAに移動したときや、TA間の移動が無くとも所定時間が経過すると、在圏するセルの基地局51を介してモビリティ管理装置(MME)54に現在のTAを報告する(トラッキングエリアアップデート(TAU))。これにより、MME54は、アイドル状態のUE50の位置を、TAを単位として管理している。なお、図1の構成において、UE50と基地局51との区間は無線アクセスネットワーク(RAN)と呼ばれ、基地局51からPGW53までの区間はコアネットワーク(CN)と呼ばれる。
4Gシステムにおいては、図1の実線で示す様に、アイドル状態のUE50に対しては、PGW53からSGW52までのコネクションが事前に設定される。したがって、外部ネットワークからPGW53に、UE50へのパケットが到着すると、当該パケットは、事前に設定されているコネクションを使用してSGW52までは転送される。SGW52は、アイドル状態のUE50へのパケットを受信すると、MME54にその旨を通知する。MME54は、当該通知を受けると、UE50が在圏するTAに含まれる複数の基地局にページングを指示し、当該複数の基地局は、それぞれ、UE50に対してページングを行う。ページングを受信したUE50は、在圏するセルの基地局51との間で無線ベアラを確立し、確立した無線ベアラを介して、MME54にサービス要求を送信する。サービス要求を受信したMME54は、基地局51とSGW52それぞれに、UE50のためのコネクションを設定するのに必要な情報を送信する。これにより、SGW52から基地局51を介してUE50に至るコネクションが確立され、UE50はアクティブ状態に移行する。その後、SGW52は、受信してバッファしていたパケットをアクティブ状態のUE50に送信する。
3GPP;Technical Specification Group Services and System Aspects;General Packet Radio Service(GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E−UTRAN) access (Release 13)
上述した様に、現在の構成では、アイドル状態のユーザ装置のために、外部ネットワークからコアネットワークの一部の区間までのコネクションのみが事前に設定されている。そして、当該区間の端部のSGW52は、アイドル状態のユーザ装置のためのパケットを受信すると、そのパケットをバッファして、アイドル状態のユーザ装置までのコネクションの確立をMME54に依頼し、コネクションの確立後にバッファしていたパケットの送信を行っている。したがって、アイドル状態のユーザ装置宛てのパケットには遅延が生じる。
現在の所、移動通信ネットワークのユーザ装置としては、スマートフォンやタブレットの様な、人が使用するものが大部分を占めている。しかしながら、今後は、人以外の"もの"にユーザ装置が組み込まれて使用される形態(つまり、IoT:Internet of Things)の増加が予想される。IoTにおいて、ユーザ装置は、例えば、機械に組み込まれ、或いは、機械に取り付けられ、当該機械の遠隔制御のための情報の送受信のために使用される。このような場合、ユーザ装置への伝送遅延をできるだけ小さくすることが必要となる。
本発明は、伝送遅延を小さくできる、移動通信ネットワークの制御装置及び基地局装置を提供するものである。
本発明の一態様によると、移動通信ネットワークの制御装置は、第1基地局のセルに在圏し、前記第1基地局との無線ベアラを有するアクティブ状態のユーザ装置のために、外部ネットワークに接続される転送装置と前記第1基地局とを接続するコネクションを設定し、前記ユーザ装置が前記アクティブ状態から、前記無線ベアラを有さないアイドル状態に遷移した後も、前記ユーザ装置のために前記コネクションを維持する様に前記移動通信ネットワークを制御する制御手段と、前記アイドル状態の前記ユーザ装置が、在圏するセルの基地局を介して前記制御装置に送信する第1信号を受信する受信手段と、を備え、前記アイドル状態の前記ユーザ装置のために前記コネクションを維持している間に、前記受信手段が前記第1基地局とは異なる基地局から連続して閾値回数だけ前記第1信号を受信すると、前記制御手段は、前記移動通信ネットワークを制御して、前記転送装置と前記第1信号を最後に前記受信手段に送信した基地局とを接続する様に前記コネクションを変更することを特徴とする。
本発明によると、伝送遅延を小さくすることができる。
課題の説明図。 一実施形態による事前コネクション設定の説明図。 一実施形態による事前コネクション設定のシーケンス図。 一実施形態によるパケット転送処理のシーケンス図。 一実施形態によるパケット転送処理の説明図。 一実施形態によるパケット転送処理のシーケンス図。 一実施形態によるパケット転送処理の説明図。 一実施形態による制御装置の構成図。 一実施形態による基地局の構成図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図2は、本実施形態を説明するための移動通信ネットワークの構成図である。コアネットワークは、UPF(User Plane Function)12及び13と、基地局11及び15と、制御装置14と、を含んでいる。UPFは、第5世代移動通信システム(以下、5Gシステムと呼ぶ。)で用いられている用語であり、4GシステムのSGW及びPGWに対応する装置、つまり、パケットの転送装置である。基地局11及び15は、それぞれ、セルと呼ばれる所定の範囲にサービスを提供し、対応するセル内のユーザ装置(UE)10との間で無線ベアラを確立して、UE10とUPFとの間のパケット転送を行う。図2において、基地局11と基地局15は、同じTAに属している。なお、5Gシステムにおいて、基地局は、RAN(Radio Access Network)又はAN(Access Network)とも呼ばれる。制御装置14は、例えば、5GシステムにおけるAMF(Access and Mobility Management Function)、SMF(Session Management Function)、UDM(User Data Management)、PCF(Policy Control Function)、AF(Application Function)、AUSF(Authentication Server Function)の総称である。制御装置14は、1つの装置ではなく、複数の場所に分散配置される、複数の装置により実現することもできる。なお、本発明は、5Gシステムに限定されるものではなく、任意の規格による移動通信システムに適用することができる。
図2において、UPF13とUPF12とを結ぶ実線と、UPF12と基地局11とを結ぶ実線は、アイドル状態のUE10のために事前に設定されるコネクションを示している。また、基地局11と基地局15とを結ぶ破線は、所謂、基地局のX2インタフェース間を接続する通信線を示している。また、制御装置14と他の装置を接続する点線は、制御線を示している。なお、図2においては、図の簡略化のため、その他の通信線は示していない。つまり、例えば、UPF12と基地局15とを結ぶ通信線も存在しているが、図2においては、示していない。
図2に示す様に、本実施形態では、従来と異なり、アイドル状態のUE10のために、外部ネットワークから基地局11まで、コネクションを事前に設定しておく。図3は、この事前のコネクションの設定のためのシーケンス図である。S1で、UE10は、制御装置14に現在のTAを報告するために、在圏セルの基地局11に位置情報メッセージを送信し、基地局11は、S2で、位置情報メッセージを制御装置14に転送する。つまり、図3の処理は、所謂、TAUであり、UE10は、在圏するTAが変化した場合や、TAの変化がないまま所定の期間が経過すると、位置情報メッセージを在圏するセルの基地局11に送信する。制御装置14は、これにより、UE10が在圏しているセル及びTAを認識する。位置情報メッセージをUE10から受信すると、制御装置14は、外部ネットワークとUE10が在圏しているセルの基地局11との間の経路を決定する。本例では、この経路上のUPFが、UPF12及び13である場合を示している。なお、外部ネットワークから基地局11までの経路に存在するUPFの数は、1つであっても、3つ以上であっても良い。制御装置14は、S3〜S5において、決定した経路上のUPF12及び13それぞれと、基地局11に対してコネクションの設定を指示する。この指示には、コネクションを設定する対向装置についての情報も含まれる。本例では、このコネクションは、トンネリングプロトコルにより設定されるトンネルとするが、本発明のコネクションは、トンネリングプロトコルにより設定されるトンネルに限定されない。UPF12及び13並びに基地局11は、それぞれ、指示された対向装置とコネクションを設定し、これにより、図2に示す様な、UPF12とUPF13との間のコネクションと、UPF12と基地局11との間のコネクションが設定される。つまり、外部ネットワークに接続するUPF13から基地局11に至る事前のコネクションが設定される。
図4は、外部ネットワークからUPF13に、アイドル状態であるUE10へのパケットが到着した際のシーケンスを示している。なお、図4において、UE10は、依然、基地局11のセルに在圏している。UPF13は、S10で、事前に設定しているUE10のコネクションにパケットを送信する。これにより、当該パケットは、UPF12を介して基地局11に到達する。基地局11は、UE10宛てのパケットを受信すると、当該パケットをバッファする。そして、基地局11は、S11で、UE10をページングする。本例において、UE10は、基地局11のセルに在圏している。したがって、UE10は、ページングの応答として、S12で、接続設定を送信し、基地局11との間で無線ベアラを確立する。これにより、基地局11は、バッファしていたパケット及び無線ベアラ確立後に受信したUE10宛てのパケットを、S13で、順次、UE10に送信する。
続いて、図5に示す様に、図3に示すTAUの後、UE10が、基地局15のセルに移動したが、図3の処理からの経過時間が短いため、次のTAUが行われておらず、よって、UE10のための事前のコネクションが、UPF13から基地局11に対して設定されている場合について図6を用いて説明する。図4と同様に、UPF13は、S10で、事前に設定しているUE10のためのコネクションにパケットを送信し、当該パケットは、UPF12を介して基地局11に到達する。基地局11は、パケットを受信すると、当該パケットをバッファした上で、S11で、UE10をページングする。本例において、UE10は、基地局11のセルに在圏していないため、UE10からの応答はない。基地局11は、所定期間内にUE10からの応答がないと、S20で、X2インタフェースにより、1つ以上の隣接基地局にUE10へのページング要求を送信する。基地局15は、この隣接基地局の1つである。基地局11からページング要求を受信した隣接基地局は、それぞれ、UE10をページングする。本例において、UE10は、基地局15のセルに在圏している。したがって、UE10は、S22で、基地局15に接続設定を送信して、基地局15との間で無線ベアラを設定する。UE10と無線ベアラを設定した基地局15は、S23で、ページングの要求元である基地局11に、UE10からページングの応答を受信したこと(成功)を通知する。また、基地局15は、基地局11からページング要求を受信したことにより、UE10のための事前のコネクションが、他の基地局に向けて設定されていることを認識する。したがって、基地局15は、S24で、制御装置14に、UE10のために設定されたコネクションの変更要求を送信する。
制御装置14は、S24で、基地局15からUE10のために設定されたコネクションの変更要求を受信すると、現在、UPF13から基地局11に設定されているコネクションを、UPF13から基地局15に至る様に変更する処理を行う。本例において、制御装置14は、図7に示す様に、UPF12とUPF13との間のコネクションはそのままとし、UPF12と基地局15との間に新たなコネクションを設定し、UPF12と基地局11との間のコネクションを削除したものとする。なお、図7の様にコネクションを変更する前にUPF12に到着したUE10宛てのパケットは、基地局11に向けて送信され、変更後にUPF12に到着したUE10宛てのパケットは、基地局15に向けて送信される。
一方、S23で基地局15から通知を受けた基地局11は、S25で、UE10宛てのパケットを順に基地局15に送信し、基地局15は、S26で、これらパケットをUE10に送信する。なお、S25で、基地局11が基地局15に送信するUE10宛てのパケットは、S10から、S24での変更要求によりUPF12と基地局11との間のUE10のためのコネクションが削除されるまでに受信した総てのUE10宛てのパケットである。また、図示してはいないが、S24でのコネクションの変更後、基地局15は、UE10宛てのパケットをUPF12からも直接受信するが、このUPF12から直接受信したパケットも基地局15は、UE10に送信する。なお、UE10宛てのパケットの外部ネットワークからの到着タイミングと、S24でのUE10のためのコネクション変更のタイミングによっては、基地局15は、ある期間、基地局11とUPF12の両方からUE10宛てのパケットを受信する。しかしながら、パケットの順序番号に基づき、基地局15は、外部ネットワークからの到着順序と同じ順序で、パケットをUE10に送信することができる。
なお、UE10が、基地局11と同じTAであるが、基地局11とは直接X2インタフェースで接続されていない他の基地局のセルに在圏している場合、図6のS21でも、ページングに対する応答はない。よって、S20でページング要求を受けた総ての隣接基地局は、所定期間内にUE10からの応答がないと、ページング要求を送信した隣接基地局以外の各隣接基地局にページング要求を行う。
本実施形態において、UE10は、IoTの様に、移動範囲の小さい何らかの機械に組み込まれて、或いは、取り付けられて使用する装置であることを想定している。このような場合、UE10が在圏するセルは基本的に変化しないか、変化しても隣接する2つのセルの範囲程度である場合が大部分である。したがって、その様な、UE10に対しては、TAUの際に把握できる在圏セルの基地局までコネクションを事前に設定しておく。これにより、コネクションの端部の基地局は、アイドル状態のUE10宛てのパケットを受信すると、制御装置14にコネクションの設定を依頼することなく、単に、ページングを行い、UE10が、在圏していると、UE10との間で無線ベアラを確立して直ちにパケットをUE10に送信することができる。よって、アイドル状態のUE10宛てのパケットの伝送遅延の増加を抑えることができる。なお、UE10が、コネクションが事前に設定されている基地局に在圏していない場合であっても、上述した様に、UE10の移動範囲は限定されているため、隣接基地局にページング要求を送信してページングさせることで、隣接基地局を介してUE10宛てのパケットをUE10に送信でき、よって、アイドル状態のUE10宛てのパケットの伝送遅延の増加を抑えることができる。
なお、例えば、本実施形態の様に、基地局まで事前にコネクションを設定するUE10については、例えば、契約内容により判定することができる。例えば、IoTで使用されるUE10と、通常のUEとでは、通信量や、そのトラフィックパターンが大きく異なり、よって、IoT用のUE10と、通常のUEとでは、料金体系、つまり、契約形態が異なることが予想される。したがって、契約内容により、制御装置14は、本実施形態の様に基地局まで事前にコネクションを設定するUE10と、基地局まで事前にコネクションを設定せず、従来通り、コアネットワーク内のいずれかのUPFまでのみに事前にコネクションを設定するUEとを区別して、事前に設定するコネクションを制御することができる。
なお、本実施形態では、図3に示す様に、TAUの際に、制御装置14は、UE10の在圏セルを判定し、UE10が在圏するセルの基地局まで事前にコネクションを設定している。しかしながら、事前にコネクションを設定するためのトリガは、TAUのためにUE10が制御装置14に送信する信号に限定されない。例えば、UE10の電源投入時等に行う制御装置14への登録処理の際、UE10は、在圏するセルの基地局を介して制御装置14に登録要求信号を送信する。したがって、制御装置14は、このとき、UE10が在圏するセルの基地局まで、事前にコネクションを設定することができる。つまり、事前にコネクションを設定するトリガとなる信号は、アクティブ状態ではないUE10が、在圏するセルの基地局を介して制御装置14に送信する任意の信号とすることができる。
また、例えば、図3の処理により基地局11までコネクションを設定した後、図5に示す様に、UE10が基地局15のセル内に移動し、所定期間が経過したことで、UE10が、基地局15を介してTAUを行ったものとする。この場合、制御装置14は、UPF13からUPF12を介して基地局11まで設定していたUE10のためのコネクションを、例えば、図7に示す様に、UPF13からUPF12を介して基地局15に至る様に変更する。しかしながら、UE10が、例えば、基地局11と基地局15との間を繰り返し移動すると、TAUの度にコネクションの変更を行わなければならなくなる。アイドル状態であるUE10宛てのトラフィックの発生頻度が低くなければ、事前のコネクションの変更は無駄にはならないが、UE10宛てのトラフィックの発生頻度が低いと、大部分の変更は、無駄な作業となってしまう。
したがって、制御装置14は、例えば、UE10のための事前のコネクションが設定されている基地局11とは異なる基地局を介したTAUが複数回だけ行われて初めて、コネクションを変更する構成とすることができる。なお、このとき、制御装置14は、外部ネットワークから、当該複数回のTAUのうちの最後のTAUを中継した基地局に至る様にUE10のための事前のコネクションを変更する。なお、コネクションを変更するまでのTAUの閾値回数は固定値であっても良いが、例えば、アイドル状態のUE10宛てのトラフィックの発生頻度により設定することができる。例えば、アイドル状態のUE10宛てのトラフィックの発生頻度が高いと、閾値回数を低くし、トラフィックの発生頻度が低いと、閾値回数を高くすることができる。この構成により、アイドル状態のUE10宛てのトラフィックの発生頻度が低い場合に、事前のコネクションを無駄に変更することを防ぐことができる。
なお、この場合においても、制御装置14は、例えば、UE10のための事前のコネクションが設定されている基地局11の隣接基地局ではない基地局を介したTAUが行われると、コネクションを変更する構成とすることができる。つまり、制御装置14は、UE10のための事前のコネクションが設定されている基地局11の隣接基地局を介したTAUが行われても、直ちに、コネクションを変更せず、隣接基地局を介したTAUが連続して閾値回数だけ行われると、コネクションを変更する。なお、隣接基地局を介したTAUが閾値回数だけ行われる前に、事前のコネクションが設定されている基地局11を介したTAUが行われると、TAUの回数のカウントをリセットする。また、隣接基地局を介したTAUが閾値回数だけ行われる前に、隣接基地局ではない基地局を介したTAUが行われると、制御装置14は、直ちに、コネクションを変更する。なお、アイドル状態のUE10宛てのトラフィックの発生頻度が大変低い場合には、UE10のための事前のコネクションが設定されている基地局11の隣接基地局であるか否かに拘らず、基地局11以外の基地局を介したTAUの回数が閾値回数に達すると、コネクションを変更するが、基地局11の隣接基地局以外の基地局を介したTAUを検出した際に閾値回数を小さくして、コネクションの変更までの時間を短くする構成とすることができる。
なお、当然ではあるが、基地局まで事前のコネクションを設定するUEがアクティブ状態からアイドル状態に移行すると、無線ベアラのみを削除して、外部ネットワークから基地局までのコネクションについては維持する。なお、基地局まで事前のコネクションを設定するUE10がIoTに使用されるものであるとして本実施形態を説明したが、本発明は、その様な形態に限定されない。つまり、UE10の形態に拘らず、移動範囲の小さいUEに対して本発明を適用することができる。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。第一実施形態において、UE10は、電源投入時と、TAU処理において、位置情報メッセージを制御装置14に送信し(図3のS1)、これにより、制御装置14は、UE10に対する事前のコネクションを制御していた。TAUは、上述した様に、UE10が異なるTAに移動したときと、異なるTAに移動しないまま所定期間が経過した際に行われる。一方、本実施形態において、UE10は、在圏セルを変更する度に位置情報を制御装置14に送信(図3のS1)する。この構成により、図6に示す様な、UE10のための事前のコネクションが設定されている基地局と、UE10が在圏するセルの基地局とが異なる状態の発生確率を抑えることができる。したがって、隣接基地局にページング要求を行って、隣接基地局にページングさせることによる遅延の発生を抑えることができる。なお、本実施形態においても、UE10宛てのトラフィックの発生頻度が低い場合、制御装置14は、事前のコネクションが設定されている基地局とは異なる基地局を介した位置情報メッセージ(図3のS1及びS2)を複数回受信した後にコネクションを変更する構成とすることができる。
<第三実施形態>
続いて、第三実施形態について第一実施形態及び第二実施形態との相違点を中心に説明する。第一実施形態及び第二実施形態において、制御装置14は、基地局まで事前にコネクションを設定するUE10を、例えば、契約内容により判定していた。本実施形態において、制御装置14は、UE10の移動パターンにより、基地局まで事前にコネクションを設定するか否かを判定する。なお、以下の説明において、基地局まで事前にコネクションを設定するUE10を、第1UEと呼び、従来通り、基地局ではなく、UPFまでのコネクションを事前に設定するUE10を、第2UEと呼ぶものとする。
制御装置14は、UE10を、初期的に、第1UE又は第2UEに分類する。例えば、初期的に、総てのUE10を、第2UEに分類することができる。或いは、契約内容に基づき、初期的に、第1UE又は第2UEに分類することができる。その後、制御装置14は、所定の単位時間毎に、UE10による位置情報メッセージ(図3のS1)の送信回数をカウントする。なお、図3のS1の処理は、第一実施形態の様にTAUに対応するものであっても、第二実施形態の様に在圏セルが変更となった場合、或いは、在圏セルの変更がないまま所定時間が経過した場合に送信するものであっても良い。いずれにしても、所定の単位時間当たりにおける位置情報メッセージの送信回数は、TA(第一実施形態)又は在圏セル(第二実施形態)の変更が多い程、多くなる。制御装置14は、この単位時間当たりにおける位置情報の送信回数が所定の閾値より大きいUEについては、第2UEと判定し、所定の閾値以下であるUEについては、第1UEと判定する。
そして、制御装置14は、第1UEについては、アイドル状態であっても外部ネットワークから基地局までのコネクションを維持し、第2UEについては、従来通り、アイドル状態である間には、外部ネットワークからUPFまでのコネクションを維持する。
以上、本実施形態では、UEの移動パターンを判定し、どの様に事前のコネクションを設定するかを決定する。したがって、基地局まで事前にコネクションを設定したUEが、当該基地局とは大きく離れた基地局のセルに在圏し、よって、かえって伝送遅延を大きくしてしまうことを防ぐことができる。
続いて、第一実施形態から第三実施形態それぞれの制御装置14の構成について図8を用いて説明する。送受信部143は、他の装置と制御信号を送受信する。決定部141は、各UEについて、外部ネットワークから基地局まで事前のコネクションを設定するか否かを決定する。この決定は、例えば、UEの契約内容に基づき行うことができる。或いは、この決定は、UE10が制御装置14に送信する位置情報メッセージ(図3のS1)の頻度を判定し、この判定結果に基づき行うことができる。制御部142は、事前のコネクションの設定や変更のための総ての制御を行う。例えば、外部ネットワークから基地局まで事前のコネクションを設定するUEに対しては、その経路を決定してコアネットワークの各装置に当該コネクションを設定させる制御を行う。また、基地局まで事前のコネクションを設定しているUEから位置情報を受信しても直ちに変更を行わない構成では、変更を行うまでの閾値回数の設定等も行う。
図9は、各実施形態の基地局11の構成図である。なお、基地局15の構成も同様である。無線通信部115は、UE10との無線通信を処理する。第1送受信部111は、UPFとの通信を処理する。第2送受信部112は、所謂、X2インタフェースであり、隣接基地局との通信を処理する。ページング処理部114は、事前のコネクションを介してUE宛てのパケットを受信した場合や、第2送受信部112を介して隣接基地局からUEへのページング要求を受信すると、当該UEをページングする。制御部113は、基地局全体の制御部であり、かつ、制御装置14との通信を処理する。例えば、制御部113は、パケットの転送処理を行う。また、制御部113は、制御装置14からの指示に応答して、UPFとの間で、UEのための事前のコネクションを設定する。また、制御部113は、事前のコネクションを介してUE宛てのパケットを受信したことにより、当該UEをページングしたが、当該UEから応答を受信しない場合、第2送受信部112を介して隣接基地局にページング要求を行う。また、制御部113は、第2送受信部112を介して隣接基地局からUEへのページング要求を受信し、ページングを行った結果、UEから応答を受信すると、第2送受信部112を介して隣接基地局に応答を受信した旨を通知し、かつ、制御装置14にコネクションの変更要求を行う。
なお、本発明は、コンピュータを上記制御装置として動作させるプログラムにより実現することができる。また、本発明は、基地局のプロセッサで実行され、それにより当該基地局に図3、4及び6で説明した処理を実行させるプログラムにより実現することができる。これらコンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されて、又は、ネットワーク経由で配布が可能なものである。
143:送受信部、142:制御部

Claims (11)

  1. 移動通信ネットワークの制御装置であって、
    第1基地局のセルに在圏し、前記第1基地局との無線ベアラを有するアクティブ状態のユーザ装置のために、外部ネットワークに接続される転送装置と前記第1基地局とを接続するコネクションを設定し、前記ユーザ装置が前記アクティブ状態から、前記無線ベアラを有さないアイドル状態に遷移した後も、前記ユーザ装置のために前記コネクションを維持する様に前記移動通信ネットワークを制御する制御手段と、
    前記アイドル状態の前記ユーザ装置が、在圏するセルの基地局を介して前記制御装置に送信する第1信号を受信する受信手段と、
    を備え
    前記アイドル状態の前記ユーザ装置のために前記コネクションを維持している間に、前記受信手段が前記第1基地局とは異なる基地局から連続して閾値回数だけ前記第1信号を受信すると、前記制御手段は、前記移動通信ネットワークを制御して、前記転送装置と前記第1信号を最後に前記受信手段に送信した基地局とを接続する様に前記コネクションを変更することを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記閾値回数を、前記アイドル状態の前記ユーザ装置に対して発生するトラフィックの頻度に基づき設定することを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記アイドル状態の前記ユーザ装置に対して発生するトラフィックの頻度が低い程、前記閾値回数を大きくすることを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  4. 移動通信ネットワークの制御装置であって、
    第1基地局のセルに在圏し、前記第1基地局との無線ベアラを有するアクティブ状態のユーザ装置のために、外部ネットワークに接続される転送装置と前記第1基地局とを接続するコネクションを設定し、前記ユーザ装置が前記アクティブ状態から、前記無線ベアラを有さないアイドル状態に遷移した後も、前記ユーザ装置のために前記コネクションを維持する様に前記移動通信ネットワークを制御する制御手段と、
    前記アイドル状態の前記ユーザ装置が、在圏するセルの基地局を介して前記制御装置に送信する第1信号を受信する受信手段と、
    を備え、
    前記アイドル状態の前記ユーザ装置のために前記コネクションを維持している間に、前記受信手段が前記第1基地局の隣接基地局ではない第2基地局から前記第1信号を受信すると、前記制御手段は、前記移動通信ネットワークを制御して、前記転送装置と前記第2基地局とを接続する様に前記コネクションを変更するが、前記受信手段が前記第1信号を前記第1基地局の隣接基地局である第3基地局から受信した場合には、前記第3基地局から連続して閾値回数だけ前記第1信号を受信するまで、前記転送装置と前記第3基地局とを接続する様に前記コネクションを変更しないことを特徴とする制御装置。
  5. 移動通信ネットワークの制御装置であって、
    ユーザ装置が在圏するセルの基地局を介して、前記ユーザ装置が前記制御装置に送信する第1信号を受信する受信手段と、
    前記ユーザ装置が前記第1信号を送信する頻度を判定する判定手段と、
    前記移動通信ネットワークを制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、基地局との無線ベアラを有するアクティブ状態の前記ユーザ装置のために、外部ネットワークに接続される転送装置と、当該ユーザ装置が在圏するセルの基地局とを接続するコネクションを設定し、前記ユーザ装置が前記アクティブ状態から、前記無線ベアラを有さないアイドル状態に遷移した後も、前記アイドル状態に遷移した前記ユーザ装置のために前記コネクションを維持するか否かを、前記判定手段が判定した前記頻度に基づき制御することを特徴とする制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記頻度が閾値以下であると、前記アイドル状態に遷移した前記ユーザ装置のために、前記コネクションを維持する様に前記移動通信ネットワークを制御することを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記アイドル状態に遷移した前記ユーザ装置のために、前記コネクションを維持しない場合、前記コネクションの一部を削除する様に前記移動通信ネットワークを制御することを特徴とする請求項又はに記載の制御装置。
  8. 前記第1信号は、前記ユーザ装置が、在圏するトラッキングエリアを前記制御装置に通知するための信号、及び、在圏するセルを前記制御装置に通知するための信号の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 基地局装置との無線ベアラを有するアクティブ状態のユーザ装置のために、外部ネットワークに接続される転送装置と前記基地局装置とを接続するコネクションを設定し、前記ユーザ装置が前記アクティブ状態から、前記無線ベアラを有さないアイドル状態に遷移した後も、前記ユーザ装置のために前記コネクションを維持する様に構成された移動通信ネットワークの基地局装置であって、
    隣接基地局装置から、前記アイドル状態のユーザ装置へのページング要求を受信する受信手段と、
    前記ページング要求の受信に応答して、前記アイドル状態のユーザ装置をページングするページング手段と、
    ページングした前記ユーザ装置から前記ページングの応答を受信すると、前記隣接基地局装置に前記ユーザ装置から応答を受信したことを通知する通知手段と、
    ページングした前記ユーザ装置から前記ページングの応答を受信すると、前記アイドル状態の前記ユーザ装置のために設定されている、前記外部ネットワークと他の基地局装置とを接続する前記コネクションを、前記外部ネットワークと自装置とを接続する様に変更することを、前記移動通信ネットワークの制御装置に要求する要求手段と、
    ページングした前記ユーザ装置から前記ページングの応答を受信すると、前記ユーザ装置との間で無線ベアラを確立するベアラ確立手段と、
    前記通知の応答として、前記隣接基地局装置から前記ユーザ装置を宛先とするパケットを受信すると、前記無線ベアラを介して当該パケットを前記ユーザ装置に送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とする基地局装置。
  10. 請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 基地局装置のプロセッサで実行されると当該基地局装置を請求項に記載の基地局装置として動作させることを特徴とするプログラム。
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