JP6798389B2 - バイオガス利用方法及びバイオガス利用システム - Google Patents
バイオガス利用方法及びバイオガス利用システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6798389B2 JP6798389B2 JP2017066391A JP2017066391A JP6798389B2 JP 6798389 B2 JP6798389 B2 JP 6798389B2 JP 2017066391 A JP2017066391 A JP 2017066391A JP 2017066391 A JP2017066391 A JP 2017066391A JP 6798389 B2 JP6798389 B2 JP 6798389B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biogas
- algae
- methane fermentation
- primary
- culture tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
しかしながら、メタン発酵ガスは、二酸化炭素を多く含むため、メタンのみを燃料ガスとして用いる場合と比べて、単位重量当たりの発熱量が1/3以下と低く、一般的な石炭燃料に比べても低い。このため、メタン発酵ガスは、二酸化炭素を分離精製して用いられている。
例えば、特許文献1には、メタン発酵ガスにアルカリ水溶液を接触させて、該メタン発酵ガスに含まれる二酸化炭素と反応させ、二酸化炭素を炭酸塩又は炭酸水素塩の固形物質として分離回収することが記載されている。
また、特許文献2には、メタン発酵ガスを水と接触させて、二酸化炭素を水に溶解させることによりメタンを精製するとともに、二酸化炭素が溶解した水を藻類の培養に用いることが記載されている。
すなわち、本発明は、メタン発酵ガスを効率的に燃料ガスとして利用することができるバイオガス利用方法、及び、この利用方法を実施するためのバイオガス利用システム、並びにこれらに利用されるバイオガスを提供することを目的とする。
[1]メタン発酵により生成する一次バイオガスを藻類の培養槽内に供給して、前記藻類を培養する工程を有し、前記培養槽から発生する二次バイオガスを燃料ガスとして利用する、バイオガス利用方法。
[2]前記二次バイオガスは、濃度45体積%未満の酸素を含む、上記[1]に記載のバイオガス利用方法。
[3]前記メタン発酵における消化液を前記培養槽内に供給する、上記[1]又は[2]に記載のバイオガス利用方法。
[4]前記メタン発酵における消化液を培養土の配合成分として利用する、上記[1]〜[3]のいずれかに記載のバイオガス利用方法。
[5]前記藻類が微細藻類である、上記[1]〜[4]のいずれかに記載のバイオガス利用方法。
[6] 前記藻類が海藻である、上記[1]〜[5]のいずれかに記載のバイオガス利用方法。
[7]前記藻類を培養する工程で培養された藻類を、セメント製造プラントのプレヒータの仮焼炉及びセメントキルンのうちのいずれか1ヶ所以上に投入して、燃料として利用する、上記[1]〜[6]のいずれかに記載のバイオガス利用方法。
[8]前記二次バイオガスが、セメント製造プラントのプレヒータの仮焼炉及びセメントキルンのうちのいずれか1ヶ所以上で利用される、上記[1]〜[7]のいずれかに記載のバイオガス利用方法。
[9]前記二次バイオガスが、発電及びボイラのうちの少なくともいずれかに利用される、上記[1]〜[6]のいずれかに記載のバイオガス利用方法。
[12]濃度55〜75体積%のメタン、及び濃度45体積%以下の二酸化炭素を含む、上記[11]に記載のバイオガス。
また、本発明によれば、前記バイオガス利用方法を実施するためのバイオガス利用システム、さらに、これらに利用される燃焼効率の高いバイオガスも提供される。
しかも、本発明によれば、メタン発酵ガスの効率的な利用のみならず、メタン発酵ガスに含まれる二酸化炭素の排出量の抑制による環境負荷の軽減化にも寄与することができる。
本発明のバイオガス利用方法は、メタン発酵により生成する一次バイオガスを藻類の培養槽内に供給して、前記藻類を培養する工程を有しており、前記培養槽から発生する二次バイオガスを燃料ガスとして利用するものである。
図1に、本発明のバイオガス利用方法における生成ガスその他の生成物等のフローの概略を示す。図1に示すように、本発明においては、メタン発酵ガスから二酸化炭素を分離する工程を経ることなく、メタン発酵ガス(一次バイオガス)をそのまま利用する藻類培養によって、該メタン発酵ガスを二次バイオガスに変換する。
なお、本発明において、一次バイオガスとは、メタン発酵により直接得られるガスを指す。また、二次バイオガスとは、一次バイオガスを用いて藻類培養した後に培養槽から得られるガスを指す。
メタン発酵とは、有機性廃棄物中の有機物を嫌気性細菌により分解し、メタンを生成させる方法である。本発明においては、メタン発酵を行う装置は、特に限定されるものではなく、公知のものを適用して行うことができる。
メタン発酵の原料である有機性廃棄物としては、生ごみ、食品残渣、汚泥、家畜排泄物等が挙げられ、これらは各家庭等から生じる一般廃棄物、又は産業廃棄物のいずれであるかは問わない。
メタン発酵は、生ごみ等の焼却処理や埋め立て処理の代替となり得る処理方法である。上述したように、メタン発酵ガスはカーボンニュートラルであるため、収集された生ごみ等を焼却処理する場合よりも、二酸化炭素の発生量を抑制することができるため、環境に対する負荷が低いと言える。また、前記有機性廃棄物を原料として利用するメタン発酵は、循環型社会の実現にも寄与し得るものである。
メタン発酵により生成する一次バイオガス中には、上述したように、通常、メタンが55〜75体積%程度、及び二酸化炭素が25〜45体積%程度含まれている。
本発明においては、この一次バイオガスからメタンを精製することなく、一次バイオガスをそのまま藻類の培養槽内に供給する。
メタン発酵においては、ガス成分以外に、原料中に含まれていた窒素やリン、カリウム等の成分を含む消化液も生成される。消化液は、これらの成分を含むことから、良質な肥料として利用することができるものであり、農地等に散布する肥料とすることができることはもちろん、本発明において、藻類の培養槽内に供給し、藻類の培養のための肥料として利用することもできる。前記消化液中の窒素やリン等は、水中の藻類に吸収されやすい無機物であるため、藻類の養分として好適である。
また、前記消化液は、窒素やリン等の成分を豊富に含む培養土を調製するための配合成分として好適であり、土壌改良剤等としても利用することができる。
藻類の培養は、一次バイオガスが供給される培養槽内で行われる。前記培養においては、藻類が、一次バイオガス中の二酸化炭素を消費して光合成を行うことにより、生育し、増殖する。
一方、一次バイオガス中のメタンは、藻類の生育には特に影響せず、藻類の培養によるメタンの濃度の変動は見られない。このため、本発明においては、一次バイオガスから二酸化炭素を分離する手間を省いて、そのまま、培養槽内に供給する。
本発明においては、一次バイオガス中のメタンを二次バイオガスにおいても留まらせるため、水にはほとんど溶解しないメタンが藻類を培養する系内から逃げないように、培養液及び空間部を含む培養系は、できる限り密閉系とすることが好ましい。ただし、藻類が光合成を行うのに十分な自然光又は人工光の照射がなされる系とする必要がある。
なお、藻類の培養液のpHや温度等の好適な条件は、培養する藻類によって異なるため、必要に応じて適宜調整される。
これらの不純物は、金属を腐食させやすいため、これらを含んだままのバイオガスを燃料ガスとして発電装置やボイラ装置等に用いることは好ましくなく、この場合には不純物を除去するための精製が必要となる。
これに対して、藻類の培養においては、前記不純物が含まれる一次バイオガスが供給される培養槽内であっても、藻類の生育には特に影響しないため、一次バイオガス中から二酸化炭素のみを分離したり、精製を要することなく、一次バイオガスをそのまま藻類培養に適用することができる。また、前記不純物は、培養液中に吸収されたり、また、機構は明らかではないが、藻類培養によって何らかの形で希釈又は変性されることによって、二次バイオガス中での濃度は低減するため、用途によっては、精製することなく、二次バイオガスを利用し得る。
前記微細藻類としては、光合成による生育及び増殖が速いものが好ましく、例えば、緑藻網、珪藻網、渦鞭藻網、褐色鞭毛藻網、黄藻網、ハプト藻網、プラシノ藻網、ラフィド藻網、真正眼点藻網、単細胞真核藻類、紅藻網等が挙げられる。これらは、1種単独で用いても、2種以上を併用してもよい。具体的には、増殖速度や培養のしやすさ等の観点から、ボトリオコッカス、ナンノクロロプシス、ネオクロリス、ユーグレナ、オーランチオキトリウム、シュードコリシスチス等が好適に用いられる。なお、前記微細藻類は、淡水系、海水系又は汽水系であるかは問わない。
前記海藻としては、光合成による生育及び増殖が速いものが好ましく、例えば、アマモ、ガラモ、アラメ、ホンダワラ、コンブ等が挙げられる。これらの海藻は、培養槽内で培養した後、海中の藻場礁や浅瀬等に移設し、さらに養殖してもよく、魚類の保育場の形成や、食用のものは養殖漁業等に供することもできる。
特に、セメント製造プラントにおいて、微細藻類は精製や粉砕等の処理を要することなく、従来、石炭燃料が投入されている箇所に、固形状の状態で投入することにより、石炭燃料の一部又は全部を代替する燃料として利用することができる。投入箇所は、具体的には、プレヒータの仮焼炉や、セメントキルン等が挙げられ、これらのうちの1ヶ所のみでも、2ヶ所以上であってもよい。好ましくは、藻類中の水分による燃焼効率の低下の影響が少ない、仮焼炉又はセメントキルンの窯尻である。
藻類を培養する培養槽から発生する二次バイオガスは、一次バイオガスとして生成されたメタン、藻類の光合成により生成された酸素、及び光合成において消費されなかった二酸化炭素を含むものである。すなわち、一次バイオガスにおける二酸化炭素の一部が、藻類の光合成により、酸素に置換されたものである。このため、二次バイオガスは、一次バイオガスに含まれていない酸素を含んでいる。
酸素は、助燃性を有するため、二次バイオガスの燃焼効率を高める役割を果たすものであり、二次バイオガスの燃料ガスとしての利用価値を高めることができる。
二次バイオガスがメタン、二酸化炭素及び酸素のみの混合ガスであると仮定した場合、爆発限界酸素濃度は14.6%程度と考えられる。メタン及び酸素の混合時の爆発限界上限濃度は59.2%程度であり、一次バイオガス中の二酸化炭素がすべて酸素に置換した二次バイオガスとなってもほとんど爆発範囲に入らない。このため、二次バイオガス中の酸素濃度は45体積%未満であることが好ましく、より好ましくは40体積%以下であり、取り扱い時のさらなる安全性の観点から、さらに好ましくは25体積%以下である。二次バイオガス中に残存する二酸化炭素が、不活性ガスとして爆発範囲を狭める役割を果たし、取り扱い時の安全性を確保することができる。
なお、二次バイオガス中のメタン、二酸化炭素及び酸素の各ガス濃度は、一般的なガス濃度計にて測定することができる。
上記のようにして得られた二次バイオガスは、従来のメタン発酵ガスである一次バイオガスよりも燃焼効率の高いバイオガスであり、良質な燃料ガスである。
二次バイオガスの利用用途は特に限定されるものではないが、例えば、セメント製造プラントの、通常、石炭燃料が供給される、プレヒータの仮焼炉やセメントキルンにおいて、石炭燃料の一部又は全部を代替する燃料として好適に利用することができる。これらの箇所のうちの1ヶ所のみでも、2ヶ所以上であってもよい。
また、二次バイオガスは、発電やボイラにおける燃料ガスとしても好適に利用することができる。発電及びボイラは、いずれかのみに利用されても、両方ともに利用されてもよい。
本発明のバイオガス利用システムは、上述したバイオガス利用方法を実施するためのシステムであり、一次バイオガス生成装置と、二次バイオガス生成装置と、燃料ガス利用装置とを備えている。
一次バイオガス生成装置は、メタン発酵により一次バイオガスを生成させる装置である。
二次バイオガス生成装置は、藻類の培養槽を有し、前記一次バイオガスを前記培養槽内に供給して前記藻類を培養し、前記藻類の光合成により二次バイオガスを生成させる装置である。
燃料ガス利用装置は、前記二次バイオガスを燃料ガスとして利用する装置である。例えば、上述した、セメント製造プラントのプレヒータの仮焼炉や、セメントキルン、また、発電装置やボイラ装置等が挙げられる。
本発明のバイオガスは、メタン発酵ガス中の二酸化炭素の一部が酸素に置換されており、濃度が45体積%未満の酸素を含むものである。好ましくは、濃度55〜75体積%のメタン、及び濃度45体積%以下の二酸化炭素を含む。すなわち、ここで言うバイオガスの成分は、上述した二次バイオガスの成分に相当する。メタン濃度は、より好ましくは65体積%以上、さらに好ましくは70体積%以上である。
このようなバイオガスは、メタンを主成分とし、かつ、助燃性を有する酸素を含むため、燃焼効率の高い燃料ガスとして、特に、セメント製造プラントのプレヒータの仮焼炉や、セメントキルン、また、発電やボイラにおける燃料ガスとして好適に適用することができる。
前記バイオガスにおける酸素濃度は、爆発範囲を考慮すると、40体積%以下とすることが好ましく、取り扱い時のさらなる安全性の観点から、より好ましくは25体積%以下である。
Claims (7)
- メタン発酵により生成する一次バイオガスを藻類の培養槽内に供給して、前記藻類を培養する工程を有し、前記培養槽から発生する二次バイオガスを、セメント製造プラントのプレヒータの仮焼炉及びセメントキルンのうちのいずれか1ヶ所以上で燃料ガスとして利用するとともに、
前記藻類を培養する工程で培養された藻類を、湿潤状態で、前記仮焼炉及び前記セメントキルンのうちのいずれか1ヶ所以上に投入して、前記藻類を燃料として利用する、バイオガス利用方法。 - 前記二次バイオガスは、濃度45体積%未満の酸素を含む、請求項1に記載のバイオガス利用方法。
- 前記メタン発酵における消化液を前記培養槽内に供給する、請求項1又は2に記載のバイオガス利用方法。
- 前記メタン発酵における消化液を培養土の配合成分として利用する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のバイオガス利用方法。
- 前記藻類が微細藻類である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバイオガス利用方法。
- 前記藻類が海藻である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のバイオガス利用方法。
- メタン発酵により一次バイオガスを生成させる一次バイオガス生成装置と、
藻類の培養槽を有し、前記一次バイオガスを前記培養槽内に供給して前記藻類を培養し、前記藻類の光合成により二次バイオガスを生成させる二次バイオガス生成装置と、
前記二次バイオガスを燃料ガスとして利用する燃料ガス利用装置と
を備え、
前記燃料ガス利用装置が、セメント製造プラントのプレヒータの仮焼炉及びセメントキルンのうちのいずれか1つ以上であり、
前記培養槽から回収された、湿潤状態の前記藻類を、前記仮焼炉及び前記セメントキルンのうちいずれか1ヶ所以上に投入して、燃料として利用する、バイオガス利用システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017066391A JP6798389B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | バイオガス利用方法及びバイオガス利用システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017066391A JP6798389B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | バイオガス利用方法及びバイオガス利用システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018168274A JP2018168274A (ja) | 2018-11-01 |
JP6798389B2 true JP6798389B2 (ja) | 2020-12-09 |
Family
ID=64019993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017066391A Active JP6798389B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | バイオガス利用方法及びバイオガス利用システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6798389B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113692971B (zh) * | 2021-08-03 | 2023-02-28 | 安徽水部落环保科技有限公司 | 一种基于沼液净化的蔬菜种植系统 |
JP7448576B2 (ja) | 2022-03-01 | 2024-03-12 | 本田技研工業株式会社 | メタンの精製方法及びその装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003055077A (ja) * | 2001-08-15 | 2003-02-26 | Nikki-Bioscan Co Ltd | 肥効促進剤入り肥料とその製造方法 |
JP2003088838A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-25 | Mori Plant:Kk | 食品廃棄物の再資源化システム |
CN101285075B (zh) * | 2008-05-27 | 2010-07-28 | 南京工业大学 | 沼气发酵和自养型淡水微藻培养的耦合方法 |
CN102392052A (zh) * | 2011-09-22 | 2012-03-28 | 复旦大学 | 一种利用沼液培养自养型淡水微藻提纯沼气的方法 |
CN104762331A (zh) * | 2015-03-31 | 2015-07-08 | 中国科学院南海海洋研究所 | 一种将沼气发酵与微藻培养耦合的方法以及培养装置 |
-
2017
- 2017-03-29 JP JP2017066391A patent/JP6798389B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018168274A (ja) | 2018-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Leng et al. | Use of microalgae to recycle nutrients in aqueous phase derived from hydrothermal liquefaction process | |
Santos et al. | Nutrient recovery from wastewaters by microalgae and its potential application as bio-char | |
Tan et al. | Cultivation of microalgae for biodiesel production: A review on upstream and downstream processing | |
Yap et al. | Advancement of green technologies: A comprehensive review on the potential application of microalgae biomass | |
Guldhe et al. | Prospects, recent advancements and challenges of different wastewater streams for microalgal cultivation | |
Pahunang et al. | Advances in technological control of greenhouse gas emissions from wastewater in the context of circular economy | |
Zhou et al. | Environment-enhancing algal biofuel production using wastewaters | |
Ahmad et al. | Renewable and sustainable bioenergy production from microalgal co-cultivation with palm oil mill effluent (POME): A review | |
Lam et al. | Microalgae biofuels: a critical review of issues, problems and the way forward | |
Chaudhary et al. | Carbon-dioxide biofixation and phycoremediation of municipal wastewater using Chlorella vulgaris and Scenedesmus obliquus | |
Bagnoud-Velásquez et al. | First developments towards closing the nutrient cycle in a biofuel production process | |
Kothari et al. | Algal-based biofuel generation through flue gas and wastewater utilization: a sustainable prospective approach | |
Chozhavendhan et al. | Current and prognostic overview on the strategic exploitation of anaerobic digestion and digestate: A review | |
Bansal et al. | Industrial wastewater treatment using phycoremediation technologies and co-production of value-added products | |
Ahmad et al. | Biotechnological application of microalgae for integrated palm oil mill effluent (POME) remediation: a review | |
Krishna et al. | An integrated process for Industrial effluent treatment and Biodiesel production using Microalgae | |
Ray et al. | Microalgae: A way forward approach towards wastewater treatment and bio-fuel production | |
Mohapatra et al. | Bio-inspired CO2 capture and utilization by microalgae for bioenergy feedstock production: A greener approach for environmental protection | |
JP6798389B2 (ja) | バイオガス利用方法及びバイオガス利用システム | |
Liu et al. | Integration of algae cultivation to anaerobic digestion for biofuel and bioenergy production | |
Brar et al. | Algae: A cohesive tool for biodiesel production alongwith wastewater treatment | |
dos Santos et al. | Semi-continuous cultivation of Chlorella minutissima in landfill leachate: effect of process variables on biomass composition | |
Pandey et al. | Carbon dioxide fixation and lipid storage of Scenedesmus sp. ASK22: A sustainable approach for biofuel production and waste remediation | |
Zribi et al. | Trends in microalgal-based systems as a promising concept for emerging contaminants and mineral salt recovery from municipal wastewater | |
Kumar et al. | Microalgae in Wastewater Treatment and Biofuel Production: Recent Advances, Challenges, and Future Prospects |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200519 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200703 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200721 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200923 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20200923 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20200930 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20201006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6798389 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |