JP6798147B2 - Sterilization device and hot water device - Google Patents
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Description
本発明は、除菌装置及び温水装置に関する。 The present invention relates to a sterilization device and a hot water device.
従来から、特開2014−46306号公報(特許文献1)に記載の水殺菌装置及び特開2014−76422号公報(特許文献2)に記載の殺菌装置が知られている。 Conventionally, the water sterilizer described in JP-A-2014-46306 (Patent Document 1) and the sterilizer described in JP-A-2014-76422 (Patent Document 2) are known.
特許文献1に記載の水殺菌装置は、ハウジングと、紫外線ランプと、一対のノズルとを有している。紫外線ランプは、ハウジング中に収納されている。ノズルは、ハウジングの内部と連通している。一方のノズルからハウジング内部に導入される水は、ハウジング内部において紫外線ランプの周囲を旋回し、他方のノズルから排出される。特許文献1に記載の水殺菌装置においては、ノズルによりハウジングの内周面の接線方向から水を導入することにより、旋回流を生じさせている。
The water sterilizer described in
特許文献2に記載の殺菌装置は、ハウジングと、光源とを有している。ハウジングは、内部に筒状流路を有している。光源は、筒状流路を流れる流体に紫外線を照射する。特許文献2に記載の殺菌装置は、筒状流路内において、流体の旋回流を生じさせる構造を有している。より具体的には、流体を筒状流路に導入する入口側流路が、筒状流路の中心軸からオフセットした位置に設けられている。
The sterilizer described in
上記のとおり、特許文献1及び特許文献2には、除菌対象となる流体をハウジング内において旋回させるための構成が開示されている。しかしながら、特許文献1及び特許文献2のいずれにも、除菌対象となる流体を、ハウジング内に通過させる際の圧力損失が生じるとの課題及びその課題を解決するための詳細な構成について、記載も示唆もされていない。
As described above,
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明は、除菌対象となる流体を通過させる際の圧力損失を抑制することが可能な除菌装置及び温水装置を提供するものである。 The present invention has been made in view of such problems of the prior art. That is, the present invention provides a sterilization device and a hot water device capable of suppressing a pressure loss when passing a fluid to be sterilized.
本発明の一態様に係る除菌装置は、除菌ランプと、内部に、除菌対象となる流体の流路を有し、内部に除菌ランプを収納し、かつ端部に開口部を有する筒状の本体部と、開口部に配置される蓋部材とを備える。蓋部材は、内部に、除菌対象となる流体が入出する接続口と、一方において接続口に連通し他方において流路に連通するキャビティとを有する。 The sterilization device according to one aspect of the present invention has a sterilization lamp and a flow path of a fluid to be sterilized inside, stores the sterilization lamp inside, and has an opening at an end. It includes a tubular main body and a lid member arranged in the opening. The lid member has, inside, a connection port through which the fluid to be sterilized enters and exits, and a cavity communicating with the connection port on one side and communicating with the flow path on the other side.
キャビティの内壁は、蓋部材の内部において除菌対象となる流体が流れる蓋内流路を画している。キャビティの内壁は、接続口側から流路側に向かって本体部の中心軸線の周囲を周回するにしたがって本体部に近づくように傾斜している。 The inner wall of the cavity defines an in-lid flow path through which a fluid to be sterilized flows inside the lid member. The inner wall of the cavity is inclined so as to approach the main body as it goes around the central axis of the main body from the connection port side toward the flow path side.
本発明の一態様に係る除菌装置によると、除菌対象となる流体を本体部の内部の流路に通過させる際の圧力損失を抑制することが可能となる。 According to the sterilization device according to one aspect of the present invention, it is possible to suppress the pressure loss when the fluid to be sterilized is passed through the internal flow path of the main body.
上記の除菌装置において、蓋内流路の接続口側の端に位置する部分は、蓋内流路の接続口側の端から本体部の中心軸線の周囲を1周回した場所に位置する部分と重ならないように傾斜していてもよい。この場合、除菌対象となる流体を本体部の内部の流路に通過させる際の圧力損失をさらに抑制することが可能となる。 In the above sterilization device, the portion located at the end of the inner flow path on the connection port side is a portion located around the central axis of the main body from the end of the inner flow path on the connection port side. It may be inclined so as not to overlap with. In this case, it is possible to further suppress the pressure loss when the fluid to be sterilized is passed through the flow path inside the main body.
上記の除菌装置において、接続口は、内周面が接続口の中心軸線に平行となっている平行部を含んでいてもよい。接続口のキャビティと連通している部分における本体部の中心軸線に垂直な方向における幅は、接続口の平行部における本体部の中心軸線に垂直な方向における幅よりも小さくてもよい。 In the above sterilization apparatus, the connection port may include a parallel portion whose inner peripheral surface is parallel to the central axis of the connection port. The width of the portion communicating with the cavity of the connection port in the direction perpendicular to the central axis of the main body may be smaller than the width of the parallel portion of the connection port in the direction perpendicular to the central axis of the main body.
上記の除菌装置において、キャビティの接続口と連通している部分における本体部の中心軸線に平行な方向における高さは、接続口のキャビティと連通している部分における本体部の中心軸線に平行な方向における最大高さよりも大きくてもよい。この場合、除菌対象となる流体を本体部の内部の流路に通過させる際の圧力損失をさらに抑制することが可能となる。 In the above sterilization device, the height of the portion communicating with the cavity connection port in the direction parallel to the central axis of the main body is parallel to the central axis of the main body portion communicating with the cavity of the connection port. It may be larger than the maximum height in any direction. In this case, it is possible to further suppress the pressure loss when the fluid to be sterilized is passed through the flow path inside the main body.
上記の除菌装置において、本体部の一方の端部に配置された蓋部材と本体部の他方の端部に配置された蓋部材とは、同一の形状を有していてもよい。この場合、除菌対象となる流体の入口側の蓋部材と、除菌対象となる流体の出口側の蓋部材とで部材を共通化することができ、除菌装置の製造コストを低減することが可能となる。 In the above-mentioned sterilization device, the lid member arranged at one end of the main body and the lid member arranged at the other end of the main body may have the same shape. In this case, the lid member on the inlet side of the fluid to be sterilized and the lid member on the outlet side of the fluid to be sterilized can be shared, and the manufacturing cost of the sterilization device can be reduced. Is possible.
本発明の一態様に係る温水装置は、循環経路と、循環経路上に配置された上記の除菌装置とを備える。本発明の一態様に係る温水装置によると、循環経路を流れる除菌対象となる流体を除菌する際の圧力損失を抑制することが可能となる。 The water heating device according to one aspect of the present invention includes a circulation path and the above-mentioned sterilization device arranged on the circulation path. According to the hot water device according to one aspect of the present invention, it is possible to suppress the pressure loss when sterilizing the fluid to be sterilized flowing in the circulation path.
本発明によると、除菌対象となる流体を通過させる際の圧力損失を抑制することが可能となる。 According to the present invention, it is possible to suppress a pressure loss when passing a fluid to be sterilized.
(実施形態に係る除菌装置の構成)
以下に、実施形態に係る除菌装置の構成について、図1〜図8を参照して説明する。なお、各図中同一または相当部分には同一符号を付している。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。さらに、長さ、幅、厚さ、深さなどの寸法関係は、図面の明瞭化のために適宜変更されており、実際の寸法関係を表すものではない。
(Configuration of sterilization device according to the embodiment)
The configuration of the sterilization apparatus according to the embodiment will be described below with reference to FIGS. 1 to 8. The same or corresponding parts in each figure are designated by the same reference numerals. In addition, at least a part of the embodiments described below may be arbitrarily combined. Furthermore, the dimensional relationships such as length, width, thickness, and depth are appropriately changed for the purpose of clarifying the drawings, and do not represent the actual dimensional relationships.
図1に示すように、実施形態に係る除菌装置は、本体部1と、除菌ランプ2と、蓋部材3とを有している。蓋部材3は、一対となる第1の蓋部材3aと第2の蓋部材3bとから構成されている。実施形態に係る除菌装置は、固定部材4をさらに有していてもよい。
As shown in FIG. 1, the sterilization apparatus according to the embodiment includes a
本体部1は、筒状の形状を有している。好ましくは、本体部1は、円筒状の形状を有している。すなわち、本体部1の中心軸線A1に垂直な方向における断面は、円形形状であることが好ましい。本体部1には、例えばステンレス鋼等が用いられる。
The
図2に示すように、本体部1の内部には、除菌ランプ保護管11が設けられている。除菌ランプ保護管は、本体部1の内部を流れる流体から除菌ランプ2を保護するための部材である。除菌ランプ保護管11は、本体部1の内部に配置されている。除菌ランプ保護管11は、好ましくは円筒形状を有している。除菌ランプ保護管11は、本体部1より長さが長い。除菌ランプ保護管11は、除菌ランプ2から照射される光に対して透明である。除菌ランプ保護管11には、例えば石英ガラスが用いられる。
As shown in FIG. 2, a disinfectant
本体部1は、流路12を有している。流路12は、本体部1の内部に設けられている。より具体的には、流路12は、除菌ランプ保護管11の外周面と本体部1の内壁面とにより画される空間である。流路12には、除菌対象となる流体(例えば、湯水)が流れることになる。
The
本体部1は、端部13を有している。端部13は、本体部1の中心軸線A1に平行な方向の端に位置する部分である。端部13において、本体部1は開口部14を有している。本体部1は、両方の端部13において開口部14を有していることが好ましい。好ましくは、端部13は、本体部1の中心軸線A1に平行な方向からみて、外周方向に広がっている形状を有している。これにより、蓋部材3を本体部1に挿入することが容易となる。
The
除菌ランプ2は、流体を除菌する光を放出するランプである。好ましくは、除菌ランプ2は、紫外線を放出する蛍光灯である。除菌ランプ2は、紫外線を放出するLED(Light Emitting Diode)であってもよい。すなわち、除菌ランプ2は、流体を除菌するランプであれば特に限定されない。除菌ランプ2は、本体部1の内部に配置されている。より具体的には、除菌ランプ2は、除菌ランプ保護管11の内部に挿入されている。除菌ランプ2は、本体部1の中心軸線A1に平行な方向に延伸している形状を有している。除菌ランプ2の端部は、ソケット、電装部品が取り付けられた電装部21となっている。
The
第1の蓋部材3aは、内側面31と、外側面32と、外周面33とを有している。内側面31は、本体部1に挿入される側の面である。外側面32は、内側面31の反対側の面である。外周面33に、入水部33aが設けられている。入水部33aは、内部が中空の筒状形状を有している。具体的には、入水部33aの内部は、入水側接続口33bとなっている。入水側接続口33bは、本体部1の中心軸線A1からオフセットしている。
The
第1の蓋部材3aの内側面31側は、先端部34となっている。先端部34は、本体部1の内径に略等しい外径を有している。第1の蓋部材3aは、先端部34が本体部1の開口部14に挿入されることにより、開口部14に配置されている。先端部34と本体部1の端部13との間には、シール部材35が配置されている。シール部材35は、例えば、Оリングである。これにより、開口部14が閉じられ、除菌対象となる流体が本体部1から流出することが防止されている。
The
第1の蓋部材3aの内部に、キャビティ36が設けられている。キャビティ36は、先端部34よりも外側面32側に位置している。キャビティ36は、第1の蓋部材3aの内側面31側に開口している。これにより、キャビティ36は、流路12と連通している。キャビティ36の内径は、除菌ランプ保護管11の外径よりも大きい。そのため、キャビティ36の内壁36aと除菌ランプ保護管11の外周面との間には、空間が形成されている。この空間が、蓋内流路37となっている。キャビティ36は、入水側接続口33bと連通している。そのため、蓋内流路37は、一方において入水側接続口33bと連通している。
A
蓋内流路37は、キャビティ36の内壁36aと除菌ランプ保護管11の外周面との間の空間であり、除菌ランプ保護管11は、本体部1の中心軸線A1と平行に配置されているため、蓋内流路37は、本体部1の中心軸線A1の周囲を周回するように設けられている。
The inner
上記のとおり、キャビティ36は内側面31側に開口しているため、入水側接続口33bに注水された除菌対象となる流体は、キャビティ36を介して本体部1の内部に設けられた流路12に流れる。すなわち、蓋内流路37は、他方において、流路12と連通している。
As described above, since the
図3に示すように(なお、図3においては、キャビティ36の内壁36aの形状を明らかにするために、第1の蓋部材3a以外の部材の図示は省略してある)、キャビティ36の内壁36aは、入水側接続口33bから遠ざかるにつれて、本体部1側に近くなるように、傾斜している。すなわち、キャビティ36の内壁36aは、本体部1の中心軸線A1の周囲を入水側接続口33b側から流路12側に向かって周回するにしたがって、本体部1に近づくように傾斜している。そのため、蓋内流路37は、入水側接続口33bから流路12に向かうにしたがい、本体部1に近づくように傾斜している。
As shown in FIG. 3 (note that in FIG. 3, in order to clarify the shape of the
図4に示すように(なお、図4においては、キャビティ36の内壁36aの位置と入水側接続口33bとの位置関係を明らかにするため、第1の蓋部材3a以外の部材の図示は省略してある)、蓋内流路37は、本体部1の中心軸線A1の方向において、相互に重ならないように傾斜していることが好ましい。
As shown in FIG. 4 (Note that in FIG. 4, in order to clarify the positional relationship between the position of the
このことをさらに別の観点からいえば、キャビティ36の内壁36aは、蓋内流路37の入水側接続口33b側の端に位置する部分が、蓋内流路37の入水側接続口33b側の端から本体部1の中心軸線A1を1周回した場所に位置する部分と重ならないように傾斜していることが好ましい。
From another point of view, the
図5に示すように、入水側接続口33bの本体部1の中心軸線A1に垂直な方向における幅は、キャビティ36と連通している部分において、幅W1となっている。入水側接続口33bは、平行部33baを有している。平行部33baにおいては、入水側接続口33bの内周面が、入水側接続口33bの中心軸線A2に平行となっている。入水側接続口33bの本体部1の中心軸線A1に垂直な方向における幅は、平行部33baにおいて、幅W2となっている。幅W1は、幅W2よりも狭い。これにより、図6に示すように、蓋内流路37と入水側接続口33bにより構成される除菌対象となる流体の流路は、キャビティ36と入水側接続口33bとが連通している部分の前後において、幅が狭くなっている。
As shown in FIG. 5, the width of the
図7に示すように、キャビティ36の本体部1の中心軸線A1に平行な方向における高さは、入水側接続口33bと連通している部分において、高さH1となっている。入水側接続口33bの最大高さは、キャビティ36と連通している部分において、高さH2となっている。高さH1は、高さH2より高くなっている。これにより、図8に示すように、蓋内流路37と入水側接続口33bにより構成される除菌対象となる流体の流路は、キャビティ36と入水側接続口33bとが連通している部分の前後において、高さが高くなっている。
As shown in FIG. 7, the height of the
図2に示すように、第1の蓋部材3aの外側面32側には、ランプ挿入穴38が設けられている。ランプ挿入穴38は、キャビティ36と連通している。ランプ挿入穴38の内径は、除菌ランプ保護管11の外径と略等しい。
As shown in FIG. 2, a
ランプ挿入穴38には、除菌ランプ保護管11の端部が挿入されている。ランプ挿入穴38と除菌ランプ保護管11の外周面の間には、シール部材39が設けられている。シール部材39は、例えば、Oリングである。これにより、第1の蓋部材3aから除菌対象となる流体が流出することが防止されている。
The end of the disinfectant
第1の蓋部材3aの外側面32上には、ランプ固定部材22が設けられている。ランプ固定部材22により、第1の蓋部材3aのランプ挿入穴38を通して除菌ランプ保護管11の内部に設置された除菌ランプ2が固定されている。ランプ固定部材22は、例えばビス等により、第1の蓋部材3aの外側面32上に固定されている。ランプ固定部材22には、例えばSPS等が用いられる。
A
第2の蓋部材3bは、入水部33a及び入水側接続口33bに代えて出水部33d及び出水側接続口33eを有している点を除き、第1の第1の蓋部材3aと同様の構成を有している。好ましくは、第2の蓋部材3bは、第1の蓋部材3aと同一形状を有している。
The
ここで、第2の蓋部材3bが第1の蓋部材3aと同一形状を有している場合には、第1の蓋部材3aと第2の蓋部材3bが完全に同一の形状を有している場合のみならず、第1の蓋部材3aの形状と第2の蓋部材3bの形状とが、製造誤差の範囲内で一致している場合も含まれる。
Here, when the
固定部材4は、本体部1の中心軸線方向から、第1の蓋部材3a及び第2の蓋部材3bと本体部1とを挟持するように配置されている。これにより、第1の蓋部材3a及び第2の蓋部材3bは、本体部1に固定されている。固定部材4は、中央部41と、固定部42とを有している。中央部41は、固定部材4の中央に位置し、本体部1の中心軸線方向に沿って延在している。固定部42は、第1の蓋部材3a及び第2の蓋部材3bの外側面32にビス等で固定されている。
The fixing
固定部材4は、例えば、一枚の板状の部材に対して、プレス金型を用いた曲げ加工を行うことにより形成される。固定部材4には、例えばSGCC(溶融亜鉛めっき鋼板)が用いられる。
The fixing
以下に、実施形態に係る除菌装置の動作について説明する。実施形態に係る除菌装置の入水側接続口33bには、除菌対象となる流体が供給される。この供給された除菌対象となる流体は、本体部1の内部に設けられた流路12を流れる。入水側接続口33bは、本体部1の中心軸線A1からオフセットして設けられているため、この供給された除菌対象となる流体は、旋回流となって流路12を流れる。
The operation of the sterilizer according to the embodiment will be described below. A fluid to be sterilized is supplied to the water inlet
除菌対象となる流体が流路12を流れている間、除菌対象となる流体には、除菌ランプ2から紫外線が照射される。これにより、除菌対象となる流体中に含まれる雑菌が除菌される。その後、流路12内で除菌された流体は、出水側接続口33eから流れ出る。以上によって、除菌対象となる流体が実施形態に係る除菌装置を通過することにより、除菌処理が行われる。
While the fluid to be sterilized is flowing through the
(実施形態に係る温水装置の構成)
以下に、実施形態に係る温水装置の一例としての給湯装置の構成について、図9を参照して説明する。実施形態に係る温水装置は、給湯経路51と、風呂循環経路52と、注湯経路53とを有している。
(Structure of hot water device according to embodiment)
The configuration of the hot water supply device as an example of the hot water device according to the embodiment will be described below with reference to FIG. The water heater according to the embodiment has a hot water supply path 51, a bath circulation path 52, and a hot
給湯経路51は、上水を加熱する経路である。給湯経路51は、配管51aと、配管51bと、熱交換器51cとを有している。配管51aの一方端は、上水道に接続されている。配管51aの他方端は、熱交換器51cの一方端に接続されている。熱交換器51cの他方端は、配管51bの一方端に接続されている。配管51bの他方端は、カラン等に接続されている。熱交換器51cの近傍には、バーナ51dが配置されている。
The hot water supply route 51 is a route for heating clean water. The hot water supply path 51 includes a
風呂循環経路52は、浴槽6中の湯水を加熱する経路である。風呂循環経路52は、配管52aと、配管52bと、配管52cと、除菌装置52dと、熱交換器52eとを有している。除菌装置52dは、上記の実施形態に係る除菌装置である。
The bath circulation path 52 is a path for heating the hot water in the
配管52aの一方端は、除菌装置52dの入水側接続口33bに接続されている。配管52aの他方端は、循環アダプタ61に接続されている。除菌装置52dの出水側接続口33eは、配管52bの一方端に接続されている。配管52bの他方端は、熱交換器52eの一方端に接続されている。熱交換器52eの他方端は、配管52cの一方端に接続されている。配管52cの他方端は、循環アダプタ61に接続されている。熱交換器52eの近傍には、バーナ52fが配置されている。なお、配管52a上には、循環ポンプ52gが設けられている。なお、除菌装置52dを給湯装置の筐体に取り付ける際には、固定部材4の中央部41が取り付けのためのガイドとなる。
One end of the
注湯経路53は、給湯経路51から風呂循環経路52に湯水を流入させる経路である。注湯経路53の一方端は、給湯経路51に接続されている。より具体的には、注湯経路53の一方端は、配管51bに接続されている。注湯経路53の他方端は、風呂循環経路52に接続されている。より具体的には、注湯経路53の他方端は、配管52bに接続されている。注湯経路53上には、注湯弁53aが設けられている。
The hot
循環アダプタ61は、浴槽6内に設けられている。循環アダプタ61は、吐出口と吸込口とを有している。
The
以下に、実施形態に係る温水装置の一例としての給湯装置の動作について説明する。
まず、給湯動作について説明する。供給された上水は、配管51aを介して熱交換器51cに供給される。熱交換器51cに供給された上水は、熱交換器51cにおいて加熱されて湯となる。この湯は、配管51bを介してカラン等へ供給される。
The operation of the hot water supply device as an example of the hot water device according to the embodiment will be described below.
First, the hot water supply operation will be described. The supplied clean water is supplied to the
次に、湯張り動作について説明する。供給された上水は、配管51aを介して熱交換器51cに供給される。熱交換器51cに供給された上水は、熱交換器51cにおいて加熱されて湯となる。湯張り動作を行っている際には、注湯弁53aは開状態となっている。そのため、この湯は、注湯経路53、配管52cおよび循環アダプタ61の吐出口を介して浴槽6に供給される。
Next, the hot water filling operation will be described. The supplied clean water is supplied to the
さらに、除菌動作について説明する。循環ポンプ52gにより、循環アダプタ61の吸込口から、浴槽6の湯が図中の矢印の方向に吸い上げられる。この吸い上げられた湯は、配管52aを介し、除菌装置52dに供給される。除菌装置52dに供給された湯は、除菌装置52dにおいて除菌される。この除菌された湯は、配管52b、熱交換器52e、配管52c、及び循環アダプタ61の吐出口を介して、浴槽6に戻される。これにより、浴槽6内の湯の除菌が行われる。なお、除菌装置52dにおいて除菌された湯は、熱交換器52eにおいて昇温されてもよい。すなわち、除菌動作は、追い焚き動作中に行われてもよい。
Further, the sterilization operation will be described. The hot water in the
(実施形態に係る除菌装置及び温水装置の効果)
実施形態に係る除菌装置においては、蓋内流路37は、本体部1の中心軸線A1の周囲を周回しており、入水側接続口33b側から流路12側に向かうにしたがって本体部1に近づくよう傾斜している。そのため、実施形態に係る除菌装置においては、入水側接続口33bから供給される除菌対象となる流体が流路12中において旋回流となる際の圧力損失が抑制される。
(Effect of sterilization device and hot water device according to the embodiment)
In the sterilization device according to the embodiment, the inner
また、実施形態に係る除菌装置は、蓋内流路37がこのような構成を有していることにより、排水する際に除菌対象となる流体が残りにくく、通水する際に流路12内の空気が抜けやすい。
Further, in the sterilization device according to the embodiment, since the in-
実施形態に係る除菌装置において、蓋内流路37が本体部1の中心軸線A1の方向において相互に重ならないように傾斜している場合、入水側接続口33bから供給される除菌対象となる流体と、蓋内流路37中を流れる除菌対象となる流体とが相互に衝突しない。そのため、この場合には、入水側接続口33bから供給される除菌対象となる流体が流路12中において旋回流となる際の圧力損失がさらに抑制される。
In the sterilization device according to the embodiment, when the in-
実施形態に係る除菌装置において、高さH1が高さH2よりも高い場合、入水側接続口33bと蓋内流路37とが連通している部分において入水側接続口33bの幅が減少したとしても流路の断面積が大幅に変動しないため、入水側接続口33bから供給される除菌対象となる流体が流路12中において旋回流となる際の圧力損失がさらに抑制される。
In the sterilization apparatus according to the embodiment, when the height H1 is higher than the height H2, the width of the water inlet
実施形態に係る除菌装置において、第1の蓋部材3aと第2の蓋部材3bとが同一の形状を有している場合、同一の部材を共通して用いることが可能となる。そのため、この場合には、製造コストを低減することが可能となる。
In the sterilization device according to the embodiment, when the
実施形態に係る温水装置においては、実施形態に係る除菌装置の圧力損失を抑制することができるため、除菌動作時の循環ポンプ52gの負荷を軽減できる。その結果、例えばより出力の小さな循環ポンプ52gを用いることが可能となる。
In the hot water device according to the embodiment, since the pressure loss of the sterilization device according to the embodiment can be suppressed, the load of the
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 The embodiments disclosed this time should be considered as exemplary in all respects and not restrictive. The scope of the present invention is indicated by the scope of claims rather than the above-described embodiment, and is intended to include meaning equivalent to the scope of claims and all modifications within the scope.
1 本体部、11 除菌ランプ保護管、12 流路、13 端部、14 開口部、2 除菌ランプ、21 電装部、22 ランプ固定部材、3 蓋部材、3a 第1の蓋部材、3b 第2の蓋部材、31 内側面、32 外側面、33 外周面、33a 入水部、33b 入水側接続口、33ba 平行部、33d 出水部、33e 出水側接続口、34 先端部、35 シール部材、36 キャビティ、36a 内壁、37 蓋内流路、38 ランプ挿入穴、39 シール部材、4 固定部材、41 中央部、42 固定部、51 給湯経路、51a,51b,52a,52b,52c 配管、51c,52e 熱交換器、51d,52f バーナ、52 風呂循環経路、52d 除菌装置、52g 循環ポンプ、53 注湯経路、53a 注湯弁、6 浴槽、61 循環アダプタ、A1 本体部の中心軸線、A2 入水口の中心軸線、H1,H2 高さ、W1,W2 幅。 1 Main body, 11 Disinfection lamp protection tube, 12 flow path, 13 end, 14 opening, 2 Disinfection lamp, 21 Electrical equipment, 22 Lamp fixing member, 3 Lid member, 3a 1st lid member, 3b No. 2 lid member, 31 inner side surface, 32 outer side surface, 33 outer surface surface, 33a water inlet part, 33b water inlet side connection port, 33ba parallel part, 33d water discharge part, 33e water discharge side connection port, 34 tip part, 35 seal member, 36 Cavity, 36a inner wall, 37 inner lid flow path, 38 lamp insertion hole, 39 seal member, 4 fixing member, 41 central part, 42 fixing part, 51 hot water supply path, 51a, 51b, 52a, 52b, 52c piping, 51c, 52e Heat exchanger, 51d, 52f burner, 52 bath circulation path, 52d sterilization device, 52g circulation pump, 53 pouring path, 53a pouring valve, 6 bathtub, 61 circulation adapter, A1 central axis of main body, A2 water inlet Central axis, H1, H2 height, W1, W2 width.
Claims (6)
前記除菌ランプを収納している除菌ランプ保護管と、
内部に前記除菌ランプ及び前記除菌ランプ保護管を収納し、かつ端部に開口部を有する筒状の本体部と、
前記開口部に配置される蓋部材とを備え、
前記本体部は、内部に、前記除菌ランプ保護管の外周面及び前記本体部の内壁面により画された除菌対象となる流体の流路を有し、
前記蓋部材は、内部に、前記除菌対象となる流体が入出する接続口と、一方において前記接続口に連通し、他方において前記流路に連通するキャビティとを有し、
前記キャビティの内壁及び前記除菌ランプ保護管の外周面は、前記蓋部材の内部において前記除菌対象となる流体が流れる蓋内流路を画し、
前記キャビティの前記内壁は、前記接続口側から前記流路側に向かって前記本体部の中心軸線の周囲を周回するにしたがって前記本体部に近づくように傾斜している、除菌装置。 With a disinfectant lamp
The disinfectant lamp protection tube that houses the disinfectant lamp and
A tubular main body that houses the sterilization lamp and the sterilization lamp protection tube and has an opening at the end.
A lid member arranged in the opening is provided.
The main body has an internal flow path of a fluid to be sterilized, which is defined by the outer peripheral surface of the sterilization lamp protection tube and the inner wall surface of the main body.
The lid member has, inside, a connection port through which the fluid to be sterilized enters and exits, and a cavity communicating with the connection port on one side and communicating with the flow path on the other side.
The inner wall of the cavity and the outer peripheral surface of the sterilization lamp protection tube demarcate the inner flow path in the lid through which the fluid to be sterilized flows inside the lid member.
A sterilizing device in which the inner wall of the cavity is inclined so as to approach the main body as it goes around the central axis of the main body from the connection port side toward the flow path side.
前記接続口の前記キャビティと連通している部分における前記本体部の中心軸線に垂直な方向における幅は、前記接続口の前記平行部における前記本体部の中心軸線に垂直な方向における幅よりも小さい、請求項1又は2に記載の除菌装置。 The connection port includes a parallel portion whose inner peripheral surface is parallel to the central axis of the connection port.
The width of the connection port in the portion communicating with the cavity in the direction perpendicular to the central axis of the main body is smaller than the width of the connection port in the parallel portion of the main body in the direction perpendicular to the central axis of the main body. , The sterilization apparatus according to claim 1 or 2.
前記循環経路上に配置された、請求項1〜5のいずれか1項に記載の前記除菌装置とを備える、温水装置。 Circulatory pathway and
A water heating device including the sterilization device according to any one of claims 1 to 5, which is arranged on the circulation path.
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