JP6794740B2 - プレゼンテーション資料生成装置、プレゼンテーション資料生成システム、コンピュータプログラム及びプレゼンテーション資料生成方法 - Google Patents

プレゼンテーション資料生成装置、プレゼンテーション資料生成システム、コンピュータプログラム及びプレゼンテーション資料生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、プレゼンテーション資料生成装置、プレゼンテーション資料生成システム、コンピュータプログラム及びプレゼンテーション資料生成方法に関する。
商品の販売を促進すべく商品を紹介するための様々な手法が用いられている。例えば、インターネット上での公開やテレビ放送での広告、あるいは店頭や会場でのプレゼンテーションなどが行われている。
店頭や会場でのプレゼンテーションの場合、聞き手の反応に応じてプレゼンテーションの内容を変更することができれば、商品の販売を一層促進することが可能となる。しかし、聞き手の反応ごとに、予めプレゼンテーションの資料を準備しておくことは、資料作成に係る労力が増加し、作業コストも増加する。
一方で、ユーザの反応を用いるものとして、ユーザの音声入力の音声態様に基づいてユーザの応答処理に対する反応を評価し、評価結果に基づいて応答情報の優先度を変更することにより、ユーザの好みに応じた応答情報を選択して、ユーザとの間の円滑なコミュニケーションを図ることができる対話装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2015−138147号公報
しかし、特許文献1のような装置にあっては、聞き手の反応に応じてリアルタイムでプレゼンテーションの内容を変更することはできないので、効果的なプレゼンテーションを行うことができない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、聞き手の反応に応じて効果的なプレゼンテーションを行うことができるプレゼンテーション資料生成装置、該プレゼンテーション資料生成装置を備えるプレゼンテーション資料生成システム、前記プレゼンテーション資料生成装置を実現するためのコンピュータプログラム及びプレゼンテーション資料生成方法を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、コンテンツが配置された複数のスライドで構成されるプレゼンテーション用の資料を生成するプレゼンテーション資料生成装置であって、コンテンツと該コンテンツを特定する特定情報とを関連付けたコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部と、表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定する判定部と、該判定部での判定結果及び前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報記憶部から所要のコンテンツを抽出する抽出部と、該抽出部で抽出したコンテンツを配置して、前記表示されたスライドの次に表示するスライドを生成する生成部とを備え、前記コンテンツ情報記憶部は、前記特定情報毎にコンテンツの表示順位を割り当てて記憶し、前記抽出部は、前記判定部で聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と同じ特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、前記表示順位に基づいてコンテンツを抽出することを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記抽出部は、前記表示されたスライドのコンテンツの表示順位の次の表示順位が、該コンテンツに係る特定情報に割り当てられている場合、該特定情報と同じ特定情報で特定されるとともに前記次の表示順位が割り当てられたコンテンツを抽出することを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記コンテンツ情報記憶部は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性毎にコンテンツ情報を記憶し、前記抽出部は、聞き手の属性に係るコンテンツ情報に基づいてコンテンツを抽出する。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、一の特定情報で特定されるコンテンツから他の特定情報で特定されるコンテンツへの表示優先度を記憶する表示優先度記憶部を備え、前記抽出部は、前記判定部で聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と異なる特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、前記表示優先度に基づいてコンテンツを抽出することを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記抽出部は、前記表示されたスライドのコンテンツの表示順位の次の表示順位が、該コンテンツに係る特定情報に割り当てられていない場合、該特定情報と異なる特定情報で特定されるとともに前記表示優先度に基づくコンテンツを抽出することを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記表示優先度記憶部は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性毎に表示優先度を記憶し、前記抽出部は、聞き手の属性に係る表示優先度に基づいてコンテンツを抽出する。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記判定部で表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る他の特定情報と、前記表示されたスライドの前に表示されたスライドのコンテンツに係る一の特定情報とが異なる場合、前記一の特定情報で特定されるコンテンツから前記他の特定情報で特定されるコンテンツへの表示優先度を大きくすべく更新する表示優先度更新部を備えることを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、コンテンツの数及び種類の少なくとも一つに対応付けた配置情報を記憶する配置情報記憶部と、前記抽出部で抽出したコンテンツ及び前記配置情報に基づいて該コンテンツの配置を決定する決定部とを備えることを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記決定部は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性に基づいてコンテンツの配置を決定する。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記所定状態は、聞き手が興味を示す状態又は理解を示す状態の少なくとも一方を含むことを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記判定部での判定結果に基づいて、前記表示されたスライドの表示時間を変更する変更部を備えることを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成システムは、前述の発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置と、該プレゼンテーション資料生成装置が生成したスライドを表示する表示装置とを備えることを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成システムは、聞き手を撮像する撮像装置を備え、該撮像装置又は前記プレゼンテーション資料生成装置のいずれかは、前記撮像装置で撮像して得られた聞き手の画像に基づいて聞き手の状態を取得することを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、コンテンツが配置された複数のスライドで構成されるプレゼンテーション用の資料を生成させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに、表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定する処理と、該判定する処理の判定結果及び前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報に基づいて、コンテンツと該コンテンツを特定する特定情報とを関連付けたコンテンツ情報から所要のコンテンツを抽出する処理と、抽出したコンテンツを配置して、前記表示されたスライドの次に表示するスライドを生成する処理と、前記特定情報毎にコンテンツの表示順位を割り当てて記憶する処理と、聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と同じ特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、前記表示順位に基づいてコンテンツを抽出する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成方法は、コンテンツが配置された複数のスライドで構成されるプレゼンテーション用の資料を生成するプレゼンテーション資料生成方法であって、プレゼンテーション資料生成装置が、表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定し、判定結果及び前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報に基づいて、コンテンツと該コンテンツを特定する特定情報とを関連付けたコンテンツ情報から所要のコンテンツを抽出し、抽出されたコンテンツを配置して、前記表示されたスライドの次に表示するスライドを生成し、前記特定情報毎にコンテンツの表示順位を割り当てて記憶し、聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と同じ特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、前記表示順位に基づいてコンテンツを抽出することを特徴とする。
本発明によれば、聞き手の反応に応じて効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
本実施の形態のプレゼンテーション資料生成システムの構成の一例を示す説明図である。 本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置が判定する聞き手の状態の一例を示す説明図である。 本実施の形態のコンテンツDBの構成要素の一例を示す説明図である。 本実施の形態のレイアウトDBの構成要素の一例を示す説明図である。 レイアウトの一例を示す説明図である。 本実施の形態のコンテンツ優先度DBの構成要素の一例を示す説明図である。 本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置によるプレゼンテーション用の資料の生成方法の一例を示す説明図である。 本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置によるプレゼンテーション用の資料の生成方法の一例を示す説明図である。 本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置によるプレゼンテーション用の資料の生成方法の一例を示す説明図である。 本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置による処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置による処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施の形態のプレゼンテーション資料生成システム100の構成の一例を示す説明図である。本実施の形態のプレゼンテーション資料生成システム100は、プレゼンテーション資料生成装置50、人型ロボット10及び表示装置20などを備える。人型ロボット10及び表示装置20は、所定の通信回線(無線でも有線でもよい)を介してプレゼンテーション資料生成装置50に接続されている。人型ロボット10は、撮像装置としてのカメラ11、不図示の音声出力部などを備える。
まず、プレゼンテーション用の資料について説明する。プレゼンテーション用の資料は、複数のスライド(1頁分の資料)で構成され、各スライドは、1又は複数のコンテンツで構成され、各コンテツが1枚のスライド上で配置されている。コンテンツは、例えば、タイトル、説明及びセリフなどの文字、並びに絵図を含む。なお、セリフは音声によって出力することができる。キーワード(特定情報とも称する)は、コンテンツを特定するものであり、どのような情報のコンテンツであるかを示すものである。例えば、コンテンツが商品情報に関するものである場合、キーワードは、商品A、商品Bの如くとすることができる。また、コンテンツ情報は、キーワードとコンテンツとを関連付けた情報であり、例えば、キーワードが商品Aであるコンテンツには、コンテンツ情報には、商品Aに関するタイトル、説明、セリフ及び絵図の少なくとも一つが含まれる。また、各コンテンツの内容(例えば、タイトル、説明、セリフ及び絵図それぞれの具体的な内容)もキーワードに関連付けられる。
表示装置20は、プレゼンテーション資料生成装置50が生成するプレゼンテーション用の資料を表示する。
人型ロボット10は、表示装置20(表示装置20の表示画面)に表示された資料(スライド)についての説明(セリフ)を音声出力することができる。また、カメラ11は、プレゼンテーションの聞き手(1人でもよく複数人でもよい)の顔又は上半身等を撮像し、撮像して得られた画像に対して所定の画像処理を行うことによって、聞き手のジェスチャ(例えば、うなずき、首かしげ等)又は表情(例えば、笑顔、無表情等)などの情報を取得し、取得した情報をプレゼンテーション資料生成装置50へ出力する。なお、人型ロボット10の代わりに、人(説明者)が説明してもよい。また、カメラ11は、人型ロボット10に搭載していなくてもよい。また、表示装置20に代えて、人型ロボット10に表示装置を設ける構成であってもよい。
プレゼンテーション資料生成装置50は、装置全体を制御する制御部51、状態判定部52、抽出部53、生成部54、更新部55、レイアウト決定部56、コンテンツDB57、レイアウトDB58、コンテンツ優先度DB59、及びインタフェース部60などを備える。なお、プレゼンテーション資料生成装置50は、1又は複数のサーバで構成することができる。また、プレゼンテーション資料生成装置50に代えて、外部のデータベースサーバ(不図示)が、コンテンツDB57、レイアウトDB58及びコンテンツ優先度DB59などのデータベースを備える構成であってもよい。
インタフェース部60は、人型ロボット10及び表示装置20との間の通信機能を有する。インタフェース部60は、カメラ11で得られた聞き手の情報(ジェスチャ、表情など)を取得する。また、インタフェース部60は、表示装置20で表示するためのプレゼンテーション用の資料に係る情報を表示装置20へ出力する。
状態判定部52は、判定部としての機能を有し、表示装置20に表示されたスライド(例えば、表示中のスライド)に対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定する。所定状態は、例えば、聞き手が興味を示す状態(興味度が高い状態、興味ありの状態)又は理解を示す状態(理解度が高い状態)の少なくとも一方を含む。所定状態は、聞き手の反応が良い状態とすることもできる。聞き手の状態は、聞き手のジェスチャ、あるいは聞き手の表情に基づいて判定することができる。なお、所定状態は、聞き手が興味を示す状態及び理解を示す状態に限定されない。また、所定状態の判定は、画像処理に限定されるものではなく、マイクなどを設けて、聞き手の音声(例えば、笑い声、拍手、無音状態など)を検出することによって所定状態を判定してもよく、画像処理に基づく判定とともに総合的に判定してもよい。
図2は本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置50が判定する聞き手の状態の一例を示す説明図である。図2に示すように、画像処理(画像認識)によって取得した情報(取得情報)が、「うなずき」である場合、聞き手の状態は、興味あり又は理解度が高いと判定することができる。また、取得情報が、「首かしげ」である場合、聞き手の状態は、興味なし又は理解度が低いと判定することができる。また、取得情報が、「笑顔」である場合、聞き手の状態は、興味ありと判定することができ、取得情報が、「無表情」である場合、聞き手の状態は、興味なしと判定することができる。この場合、所定状態をプレゼンテーション用の資料(スライド)を生成するトリガ(資料生成トリガ)として設定することができる。
図3は本実施の形態のコンテンツDB57の構成要素の一例を示す説明図である。コンテンツDB57は、コンテンツ情報記憶部としての機能を有し、コンテンツと当該コンテンツを特定する特定情報としてのキーワードとを関連付けたコンテンツ情報を記憶する。図3に示すように、コンテンツDB57は、キーワード、コンテンツ種類、同一キーワード内の表示順番(表示順位とも称する)、コンテンツ内容などの各欄で構成される。
また、コンテンツDB57は、キーワード毎にコンテンツの表示順番を割り当てて記憶する。例えば、キーワードが商品Aである場合、商品Aに対して、表示順番が1のコンテンツ、表示順番が2のコンテンツ、表示順番が3のコンテンツの如く、キーワード毎にコンテンツの表示順番(例えば、1、2、3など)を割り当てることができる。例えば、商品Aに対して、表示順番が2のコンテンツは、表示順番が1のコンテンツよりも商品Aについての詳細な情報を含めることができる。
コンテンツが商品情報である場合、キーワードは、例えば、「開始」、「商品A」、「商品B」、「商品C」、「商品D」、「終了」などとすることができる。複数のスライドで同じキーワードで特定されるコンテンツを使用することができ、この場合には、1枚目(1項目)のスライドは、表示順番が1のコンテンツが配置され、2枚目(1枚目の次に表示される)のスライドは、表示順番が2のコンテンツが配置される。以下、同様である。また、キーワードが異なれば、スライドは別個のものとなる。
図3に示すように、キーワード「開始」で特定されるコンテンツは、「タイトル」であり、同一キーワード内の表示順番が1しかないので、1枚のスライドに配置される。具体的なコンテンツの内容は、例えば、「シャンプーのご紹介」とすることができる。
また、キーワード「商品A」で特定されるコンテンツは、同一キーワード内の表示順番が1、2となっているので、2枚のスライドに配置される。1枚目のスライドには、表示順番が1のコンテンツである、「絵図」(ピクチャA1.png)、「絵図」(ピクチャA2.png)、「タイトル」(商品A)、「セリフ」(商品Aは、この夏新登場したシャンプーで…)が配置される。また、2枚目のスライドには、表示順番が2のコンテンツである、「タイトル」(商品Aのポイント)、「説明」(ポイント1:xxxxx ポイント2:xxxxxx)、「セリフ」(商品Aの詳細を説明します。…)が配置される。以下、キーワード「商品B」、「商品C」、「商品D」、「終了」で特定されるコンテンツも同様である。なお、コンテンツDB57の構成は図3の例に限定されない。
抽出部53は、状態判定部52での判定結果及び表示されたスライドのコンテンツに係るキーワードに基づいて、コンテンツDB57から所要のコンテンツを抽出する。例えば、表示されたスライドに対する聞き手の状態が興味ありの状態である場合、表示されたスライドのコンテンツに係るキーワードに基づいて、さらに聞き手が興味を示すコンテンツを抽出することができる。コンテンツの抽出方法の詳細は後述する。
生成部54は、抽出部53で抽出したコンテンツを配置して、表示されたスライドの次に表示するスライドを生成する。上述の構成により、聞き手の反応に応じて、聞き手が興味を示すコンテンツを抽出して次に表示するスライドをリアルタイムかつ自動的に生成することができるので、効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
前述のコンテンツDB57は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性毎に記憶することもできる。この場合、抽出部53は、聞き手の属性に係るコンテンツ情報に基づいてコンテンツを抽出する。これにより、聞き手の属性に応じてコンテンツを抽出するので、さらに効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
次に、抽出したコンテンツをスライド上で配置する方法について説明する。
図4は本実施の形態のレイアウトDB58の構成要素の一例を示す説明図である。レイアウトDB58は、配置情報記憶部としての機能を有し、コンテンツの数及び種類の少なくとも一つに対応付けた配置情報(レイアウト情報とも称する)を記憶する。図4に示すように、レイアウトID1は、コンテンツの種類が「タイトル」、「説明」及び「絵図」であり、コンテンツの数は、タイトル数が1、説明数が1、絵図数が1であり、具体的なレイアウトは、レイアウトL1である。レイアウトID2、ID3、ID4等についても同様である。なお、レイアウトDB58の構成は図4の例に限定されない。
図5はレイアウトL1の一例を示す説明図である。図5に示すように、レイアウトL1は、左上に「タイトル」が配置され、その下側に「説明」が配置され、その右側に「絵図」が配置されている。なお、図5の例は一例であって、コンテンツのレイアウトは図5の配置に限定されない。
レイアウト決定部56は、決定部としての機能を有し、抽出部53で抽出したコンテンツ及び配置情報に基づいて当該コンテンツの配置を決定する。これにより、コンテンツの数及び種類の少なくとも一つに応じてコンテンツのレイアウトを決定することができるので、聞き手にとって、見やすく理解しやすいプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
また、レイアウト決定部56は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性に基づいてコンテンツの配置を決定することもできる。聞き手の属性に応じてコンテンツの配置(レイアウト)を決定するので、さらに効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
次に、コンテンツ優先度について説明する。
図6は本実施の形態のコンテンツ優先度DB59の構成要素の一例を示す説明図である。コンテンツ優先度DB59は、表示優先度記憶部としての機能を有し、一のキーワード(図6のn−1項のスライド)で特定されるコンテンツから他のキーワード(図6のn項のスライド)で特定されるコンテンツへの表示優先度を記憶する。図6に示すように、コンテンツ優先度DB59は、表示中(n項)のスライドのキーワード、n−1項のスライド(n項のスライドの1つ前のスライド)のキーワード、及び表示優先度としてのポイントの各欄で構成されている。
表示優先度は、例えば、得点、ポイントなどの数値で表すことができ、あるキーワード(図6のn−1項のスライドのキーワード)のコンテンツが配置されたスライドを表示した後に、別のキーワード(図6のn項のスライドのキーワード)のコンテンツが配置されたスライドを表示する場合の聞き手の反応の良さを示す。例えば、数値が大きいほど聞き手の反応が良いとすることができる。
例えば、聞き手の属性が20代女性の場合、n−1項のスライドのキーワードを商品Aとし、n項のスライドのキーワードを商品B、商品C、商品Dとすると、商品Aから商品Bへのポイントは1であり、商品Aから商品Cへのポイントは2であり、商品Aから商品Dへのポイントは3である。同様に、聞き手の属性が30代女性の場合、n−1項のスライドのキーワードを商品Aとし、n項のスライドのキーワードを商品B、商品C、商品Dとすると、商品Aから商品Bへのポイントは0であり、商品Aから商品Cへのポイントは3であり、商品Aから商品Dへのポイントは1である。
図6の例では、表示中のスライドのコンテンツがキーワード「商品A」で特定されている場合、聞き手が20代女性であれば、ポイントが1番大きい商品Dのスライドを生成すれば、さらに聞き手の良い反応が得られると考えられる。また、表示中のスライドのコンテンツがキーワード「商品A」で特定されている場合、聞き手が30代女性であれば、ポイントが1番大きい商品Cのスライドを生成すれば、さらに聞き手の良い反応が得られると考えられる。なお、ポイント数が同じキーワードが複数ある場合には、ランダムでキーワードを選択すればよい。
上述のように、コンテンツ優先度DB59は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性毎に記憶することができる。この場合、抽出部53は、聞き手の属性に係るコンテンツ優先度DB59に基づいてコンテンツを抽出する。これにより、聞き手の属性に応じた表示優先度(ポイント)を用いてコンテンツを抽出するので、さらに効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
次に、コンテンツ優先度DB59の更新方法について説明する。コンテンツ優先度DB59は、事前に生成する必要はなく、予めすべてのポイントの欄に0(ゼロ)を初期値として設定しておけばよい。
更新部55は、表示優先度更新部としての機能を有する。表示されたスライド(例えば、n項のスライド)に対する聞き手の状態が所定状態であると判定し、表示されたスライドのコンテンツに係るキーワードと、表示されたスライドの前に表示されたスライド(n−1項のスライド)のコンテンツに係るキーワードとが異なる場合、更新部55は、表示されたスライドの1つ前のスライドのコンテンツから表示されたスライドのコンテンツへのポイントを大きくすべく更新する。
例えば、キーワードが商品Aで特定されるコンテンツのスライドからキーワードが商品Bで特定されるコンテンツのスライドへ遷移して表示した際に、聞き手の反応が良い場合(例えば、聞き手の状態が興味ありの状態)には、商品Aから商品Bへのポイントに所定数(例えば、1)を加算して、ポイントを大きくする。例えば、ポイントの初期値が0の場合、0に1が加算されて、ポイントは1になる。
これにより、表示優先度(ポイント)を自動的に更新することができる。また、表示優先度を更新されるので、あるキーワードで特定されるコンテンツのスライドを表示した後に、別のキーワードで特定されるコンテンツを用いてスライドを作成する場合、聞き手の反応が良いと思われるキーワードのコンテンツを自動的に生成することができる。
次に、プレゼンテーション用の資料の生成の流れについて説明する。図7、図8及び図9は本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置50によるプレゼンテーション用の資料の生成方法の一例を示す説明図である。図7、図8及び図9では、ステップ番号、各項(頁)のスライド、スライドの情報(キーワード、コンテンツ表示順番)、聞き手の反応に区分して表示している。
図7に示すように、ステップ1では、1項目のスライドが表示され、カメラ11で聞き手を撮像して得られた情報に基づいて、聞き手の属性(例えば、30代女性)を判定する。表示後、所要時間が経過すると、ステップ2で次の2項目のスライドが表示される。
2項目のスライドを表示中に聞き手の笑顔を検出したとする。状態判定部52は、聞き手の状態が興味ありと判定し、聞き手の状態と資料生成トリガとが一致したので、資料追加処理を行う。具体的には、表示中の2項のキーワード(商品A)と次に表示する予定の3項のキーワード(商品B)が異なり、商品Aにはコンテンツ表示順番1より値の大きな、コンテンツ表示順番2のコンテンツがコンテンツDB57(図3参照)に存在するので、抽出部53は、コンテンツ表示順番2のコンテンツを抽出(収集)する。そして、抽出したコンテンツの種類、数に基づいて、レイアウトDB58からレイアウトを取得し、取得したレイアウトに基づいて各コンテンツを配置してスライドを生成(資料を追加)する。生成したスライドは、2項目の次、すなわち3項目の前に、3項目として追加する。
上述のように、抽出部53は、状態判定部52で聞き手の状態が所定状態であると判定し、表示されたスライドのコンテンツに係るキーワードと同じキーワードで特定されるコンテンツを抽出する場合、表示順番(表示順位)に基づいてコンテンツを抽出する。
例えば、表示されたスライドのキーワードが商品Aであり、コンテンツの表示順番が1であるとする。表示されたスライドに対する聞き手の状態が興味ありの状態であると判定され、キーワードが商品Aで特定されるコンテンツを抽出する場合、次の表示順番である表示順番が2のコンテンツを抽出する。これにより、ある商品に関するスライドを表示したときに、聞き手の反応が良い場合(例えば、興味を示す場合など)には、同じ商品について、さらに詳細なコンテンツで構成されるスライドを生成することができるので、さらに効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
より具体的には、抽出部53は、表示されたスライドのコンテンツの表示順番の次の表示順番が、当該コンテンツに係るキーワードに割り当てられている場合、当該キーワードと同じキーワードで特定されるとともに次の表示順番が割り当てられたコンテンツを抽出する。
例えば、表示されたスライドのキーワードが商品Aであり、表示されたスライドのコンテンツの表示順番が1であるとする。商品Aに関連付けられたコンテンツに表示順番が2のコンテンツがある場合、抽出部53は、表示されたスライドのコンテンツの表示順番の次の表示順番である表示順番2のコンテンツを抽出(収集)する。これにより、ある商品に関するスライドを表示したときに、聞き手の反応が良い場合(例えば、興味を示す場合など)には、同じ商品について、さらに詳細なコンテンツで構成されるスライドを生成することができるので、さらに効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
図8に示すように、ステップ3でのスライドは、前述のステップ2において自動生成されたスライドである。図8に示すように、ステップ3で3項目のスライドを表示中に聞き手の笑顔を検出したとする。状態判定部52は、聞き手の状態が興味ありと判定し、聞き手の状態と資料生成トリガとが一致したので、資料追加処理を行う。具体的には、表示中の3項のキーワード(商品A)と次に表示する予定の4項のキーワード(商品B)が異なり、商品Aにはコンテンツ表示順番2より値の大きなコンテンツがコンテンツDB57(図3参照)に存在しないので、抽出部53は、コンテンツ優先度DB59(図6参照)に基づいて、ポイントが最も大きいキーワードが商品Cであって、コンテンツ表示順番が1のコンテンツを抽出(収集)する。そして、抽出したコンテンツの種類、数に基づいて、レイアウトDB58からレイアウトを取得し、取得したレイアウトに基づいて各コンテンツを配置してスライドを生成(資料を追加)する。生成したスライドは、3項目の次、すなわち4項目の前に、4項目として追加する。なお、ステップ3では、表示中の3項のキーワード(商品A)と1つ前の2項のキーワード(商品A)が同じであるので、コンテンツ優先度DB59を更新しない。
上述のように、抽出部53は、状態判定部52で聞き手の状態が所定状態であると判定し、表示されたスライドのコンテンツに係るキーワードと異なるキーワードで特定されるコンテンツを抽出する場合、ポイントに基づいてコンテンツを抽出する。
例えば、表示されたスライドのコンテンツに係るキーワードを商品Aとすると、次に表示するスライドのコンテンツは、商品Bよりもポイントが大きい商品Cで特定されるコンテンツを抽出する。これにより、表示中のスライドのキーワードと異なるキーワードのスライドを生成する場合、聞き手の反応が最も良いであろうと思われるコンテンツを抽出することができ、効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
より具体的には、抽出部53は、表示されたスライドのコンテンツの表示順番の次の表示順番が、当該コンテンツに係るキーワードに割り当てられていない場合、当該キーワードと異なるキーワードで特定されるとともにポイントに基づくコンテンツを抽出する。
例えば、表示されたスライドのキーワードが商品Aであり、表示されたスライドのコンテンツの表示順番が2であるとする。商品Aに関連付けられたコンテンツの表示順番が1、2である場合、表示順番2の次の表示順番3が割り当てられていないので(表示順番2が最後の表示順番であるので)、商品Aと異なるキーワードであって、商品Aからのポイントが最も大きいキーワード(例えば、商品C)で特定されるコンテンツを抽出(収集)する。これにより、ある商品に関するスライドを表示したときに、聞き手の反応が良く(例えば、興味を示す場合など)、別の商品についてのスライドを生成する場合に、どの商品のスライドを生成すればよいかを、聞き手の反応の良さに基づいて決めることができるので、効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
図9に示すように、ステップ4でのスライドは、前述のステップ3において自動生成されたスライドである。図9に示すように、ステップ4で4項目のスライドを表示中に聞き手の笑顔を検出したとする。表示中の4項のキーワード(商品C)と1つ前の3項のキーワード(商品A)が異なるため、商品Aから商品Cへのポイント3に1を加算することによってコンテンツ優先度DB59を更新する。
ステップ5で5項目のスライドを表示中に聞き手の笑顔を検出したとする。表示中の5項のキーワード(商品B)と1つ前の4項のキーワード(商品C)が異なるため、商品Cから商品Bへのポイント0に1を加算することによってコンテンツ優先度DB59を更新する。
ステップ5で5項目のスライドを表示中に聞き手の笑顔を検出すると、状態判定部52は、聞き手の状態が興味ありと判定し、聞き手の状態と資料生成トリガとが一致したので、資料追加処理を行う。具体的には、表示中の5項のキーワード(商品B)と次に表示する予定の6項のキーワード(商品B)が同じであるので、さらに次の7項のキーワード(終了)を読み込む。表示中の5項のキーワード(商品B)と読み込んだ7項のキーワード(終了)が異なり、商品Bにはコンテンツ表示順番2より値の大きなコンテンツがコンテンツDB57(図3参照)に存在しないので、抽出部53は、コンテンツ優先度DB59に基づいて、ポイントが最も大きいキーワード(例えば、商品Dとする)であって、コンテンツ表示順番が1のコンテンツを抽出(収集)する。そして、抽出したコンテンツの種類、数に基づいて、レイアウトDB58からレイアウトを取得し、取得したレイアウトに基づいて各コンテンツを配置してスライドを生成(資料を追加)する。生成したスライドは、6項目の次、すなわち7項目の前に、7項目として追加する。
次に、本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置50による処理手順について説明する。図10及び図11は本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置50による処理手順の一例を示すフローチャートである。以下では、便宜上、処理の主体を制御部51として説明する。制御部51は資料生成トリガを取得し(S11)、スライド追加枚数の上限値を取得する(S12)。
制御部51は、スライドを再生し(S13)、スライドのコンテンツを取得する(S14)。なお、スライドのコンテンツ(スライド中の文字及び絵図など)の取得は、OCR等の既存技術を用いることができる。制御部51は、聞き手(人)を検知したか否かを判定し(S15)、聞き手を検知していない場合(S15でNO)、ステップS13の処理を行う。
聞き手を検知した場合(S15でYES)、制御部51は、聞き手の属性を判定し(S16)、聞き手の状態が所定状態であるか否か(資料生成トリガに一致するか否か)を判定する(S17)。聞き手の状態が所定状態でない場合(S17でNO)、制御部51は、ステップS13の処理を行う。
聞き手の状態が所定状態である場合(S17でYES)、制御部51は、現項(表示中のスライド)及び前項(1つ前のスライド)のキーワードを取得し(S18)、現項(表示中のスライド)のキーワードと前項(1つ前のスライド)のキーワードは異なるか否かを判定する(S19)。
現項のキーワードと前項のキーワードが異なる場合(S19でYES)、制御部51は、コンテンツ優先度DBを更新する(S20)。現項のキーワードと前項のキーワードが同じである場合(S19でNO)、制御部51は、ステップS20の処理を行うことなく、後述のステップS21の処理を行う。
制御部51は、現項でスライドを自動生成したか否かを判定し(S21)、自動生成した場合(S21でYES)、ステップS13の処理を行う。現項でスライドを自動生成していない場合(S21でNO)、制御部51は、スライドの追加枚数が上限値に等しいか否かを判定する(S22)。スライドの追加枚数が上限値に等しくない場合(S22でNO)、制御部51は、次項(n+1)のキーワードを取得し(S23)、現項(n)のキーワードと次項(n+1)のキーワードとが等しいか否かを判定する(S24)。
現項(n)のキーワードと次項(n+1)のキーワードとが等しい場合(S24でYES)、制御部51は、nに1を加算し(S25)、ステップS23の処理を行う。これにより、さらに次の項のキーワードを取得する。現項(n)のキーワードと次項(n+1)のキーワードとが等しくない場合(S24でNO)、制御部51は、現項(n)のキーワードと同じキーワードで現項のコンテンツ表示順番より大きな表示順番のコンテンツが存在するか否かを判定する(S26)。
現項のコンテンツ表示順番より大きな表示順番のコンテンツが存在する場合(S26でYES)、制御部51は、既存のスライドに該当コンテンツが含まれているか否かを判定し(S27)、該当コンテンツが含まれている場合(S27でYES)、ステップS13の処理を行う。
該当コンテンツが含まれていない場合(S27でNO)、制御部51は、該当するコンテンツを抽出し(S28)、次項のスライドを生成し(S29)、ステップS13の処理を行う。現項のコンテンツ表示順番より大きな表示順番のコンテンツが存在しない場合(S26でNO)、制御部51は、既存のスライドに含まれていないキーワードが存在するか否かを判定する(S30)。
既存のスライドに含まれていないキーワードが存在しない場合(S30でNO)、制御部51は、ステップS13の処理を行う。既存のスライドに含まれていないキーワードが存在する場合(S30でYES)、制御部51は、現項のキーワードと異なるキーワードのコンテンツを抽出(収集)し(S31)、ステップS29の処理を行う。
スライドの追加枚数が上限値に等しい場合(S22でYES)、制御部51は、現項が最終項であるか否かを判定し(S32)、最終項でない場合(S32でNO)、ステップS13の処理を行う。最終項である場合(S32でYES)、制御部51は、処理を終了する。
本実施の形態のプレゼンテーション資料生成装置50は、CPU(プロセッサ)、RAM(メモリ)などを備えた汎用コンピュータを用いて実現することもできる。すなわち、図10及び図11に示すような、各処理の手順を定めたコンピュータプログラムをコンピュータに備えられたRAM(メモリ)にロードし、コンピュータプログラムをCPU(プロセッサ)で実行することにより、コンピュータ上でプレゼンテーション資料生成装置50を実現することができる。
本実施の形態によれば、聞き手のジェスチャ(うなずき、首かしげ等)又は表情(笑顔、無表情など)に基づいて聞き手の状態(興味度、理解度など)を判定(推定)し、リアルタイムにプレゼンテーション用の資料(スライド)を自動生成・変更を行う。これにより、聞き手の反応を考慮して、効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができ、聞き手の興味や関心を惹くことができるプレゼンテーションを行うことができる。
本実施の形態では、聞き手の属性によってコンテンツのレイアウトを変える構成であったが、これに限定されるものではなく、聞き手の反応によってレイアウトを変えるようにしてもよい。また、聞き手が年配者の場合には、文字や絵図を大きくしてもよく、あるいは、聞き手が子供の場合には、アニメーションやキャラクタを表示させてもよい。
本実施の形態では、聞き手の反応が良い場合に、表示中のスライドのキーワードと同じキーワードであって、さらに詳細なコンテンツ(例えば、表示順番が大きいコンテンツ)がある場合には、当該コンテンツを抽出して次に表示するスライドを生成することができるが、これに限定されるものではなく、例えば、聞き手の反応が良い場合には、表示中のスライドのキーワードとは異なる別のキーワードで特定されるコンテンツを抽出して、次に表示するスライドを生成してもよい。また、聞き手の反応が良くない場合に、表示中のスライドのキーワードとは異なる別のキーワードで特定されるコンテンツを抽出して、次に表示するスライドを生成してもよい。
また、本実施の形態において、制御部51は、変更部としての機能を有し、状態判定部52での判定結果に基づいて、表示されたスライドの表示時間を変更することができる。例えば、聞き手の反応が良くない場合に、表示中のスライドのセリフ等を省略して表示時間を短くする(頁送りのタイミングを早める)こともできる。これにより、聞き手の興味や関心がない資料を説明し続けることを防止し、聞き手の興味などが低下することを防止することができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、コンテンツが配置された複数のスライドで構成されるプレゼンテーション用の資料を生成するプレゼンテーション資料生成装置であって、コンテンツと該コンテンツを特定する特定情報とを関連付けたコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部と、表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定する判定部と、該判定部での判定結果及び前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報記憶部から所要のコンテンツを抽出する抽出部と、該抽出部で抽出したコンテンツを配置して、前記表示されたスライドの次に表示するスライドを生成する生成部とを備えることを特徴とする。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成システムは、前述の実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置と、該プレゼンテーション資料生成装置が生成したスライドを表示する表示装置とを備えることを特徴とする。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成システムは、聞き手を撮像する撮像装置を備え、該撮像装置又は前記プレゼンテーション資料生成装置のいずれかは、前記撮像装置で撮像して得られた聞き手の画像に基づいて聞き手の状態を取得することを特徴とする。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、コンテンツが配置された複数のスライドで構成されるプレゼンテーション用の資料を生成させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに、表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定する処理と、該判定する処理の判定結果及び前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報に基づいて、コンテンツと該コンテンツを特定する特定情報とを関連付けたコンテンツ情報から所要のコンテンツを抽出する処理と、抽出したコンテンツを配置して、前記表示されたスライドの次に表示するスライドを生成する処理とを実行させることを特徴とする。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成方法は、コンテンツが配置された複数のスライドで構成されるプレゼンテーション用の資料を生成するプレゼンテーション資料生成方法であって、表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定し、判定結果及び前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報に基づいて、コンテンツと該コンテンツを特定する特定情報とを関連付けたコンテンツ情報から所要のコンテンツを抽出し、抽出されたコンテンツを配置して、前記表示されたスライドの次に表示するスライドを生成することを特徴とする。
プレゼンテーション用の資料は、複数のスライド(1頁分の資料)で構成され、各スライドは、1又は複数のコンテンツで構成され、各コンテツが1枚のスライド上で配置されている。コンテンツは、例えば、タイトル、説明及びセリフなどの文字、並びに絵図を含む。なお、セリフは音声によって出力することができる。特定情報は、コンテンツを特定するものであり、キーワードとも称する。キーワードは、どのような情報のコンテンツであるかを示すものであり、例えば、コンテンツが商品情報に関するものである場合、キーワードは、商品A、商品Bの如くとすることができる。コンテンツ情報は、キーワードとコンテンツとを関連付けた情報であり、例えば、キーワードが商品Aであるコンテンツには、コンテンツ情報には、商品Aに関するタイトル、説明、セリフ及び絵図の少なくとも一つが含まれる。また、各コンテンツの内容(例えば、タイトル、説明、セリフ及び絵図それぞれの具体的な内容)もキーワードに関連付けられる。
判定部は、表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定する。所定状態は、例えば、聞き手が興味を示す状態(興味度が高い状態、興味ありの状態)又は理解を示す状態(理解度が高い状態)の少なくとも一方を含む。所定状態は、聞き手の反応が良い状態とすることもできる。聞き手の状態は、例えば、撮像装置で聞き手を撮像して得られた画像を画像処理することによって、聞き手のジェスチャ(例えば、うなずき、首かしげ等)、あるいは聞き手の表情(例えば、笑顔、無表情等)に基づいて判定することができる。
抽出部は、判定部での判定結果及び表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報に基づいて、コンテンツ情報記憶部から所要のコンテンツを抽出する。例えば、表示されたスライドに対する聞き手の状態が興味ありの状態である場合、表示されたスライドのコンテンツに係るキーワードに基づいて、さらに聞き手が興味を示すコンテンツを抽出することができる。
生成部は、抽出したコンテンツを配置して、表示されたスライドの次に表示するスライドを生成する。上述の構成により、聞き手の反応に応じて、聞き手が興味を示すコンテンツを抽出して次に表示するスライドをリアルタイムかつ自動的に生成することができるので、効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記コンテンツ情報記憶部は、前記特定情報毎にコンテンツの表示順位を割り当てて記憶し、前記抽出部は、前記判定部で聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と同じ特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、前記表示順位に基づいてコンテンツを抽出することを特徴とする。
コンテンツ情報記憶部は、特定情報(キーワード)毎にコンテンツの表示順位を割り当てて記憶する。例えば、キーワードが商品Aである場合、商品Aに対して、表示順位が1のコンテンツ、表示順位が2のコンテンツ、表示順位が3のコンテンツの如く、キーワード毎にコンテンツの表示順位(例えば、1、2、3など)を割り当てることができる。例えば、商品Aに対して、表示順序が2のコンテンツは、表示順位が1のコンテンツよりも商品Aについての詳細な情報を含めることができる。
抽出部は、判定部で聞き手の状態が所定状態であると判定し、表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と同じ特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、表示順位に基づいてコンテンツを抽出する。
例えば、表示されたスライドのキーワードが商品Aであり、コンテンツの表示順位が1であるとする。表示されたスライドに対する聞き手の状態が興味ありの状態であると判定され、キーワードが商品Aで特定されるコンテンツを抽出する場合、次の表示順位である表示順位が2のコンテンツを抽出する。これにより、ある商品に関するスライドを表示したときに、聞き手の反応が良い場合(例えば、興味を示す場合など)には、同じ商品について、さらに詳細なコンテンツで構成されるスライドを生成することができるので、さらに効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記抽出部は、前記表示されたスライドのコンテンツの表示順位の次の表示順位が、該コンテンツに係る特定情報に割り当てられている場合、該特定情報と同じ特定情報で特定されるとともに前記次の表示順位が割り当てられたコンテンツを抽出することを特徴とする。
抽出部は、表示されたスライドのコンテンツの表示順位の次の表示順位が、当該コンテンツに係る特定情報に割り当てられている場合、当該特定情報と同じ特定情報で特定されるとともに次の表示順位が割り当てられたコンテンツを抽出する。
例えば、表示されたスライドのキーワードが商品Aであり、表示されたスライドのコンテンツの表示順位が1であるとする。商品Aに関連付けられたコンテンツに表示順位が2のコンテンツがある場合、抽出部は、表示されたスライドのコンテンツの表示順位の次の表示順位である表示順位2のコンテンツを抽出(収集)する。これにより、ある商品に関するスライドを表示したときに、聞き手の反応が良い場合(例えば、興味を示す場合など)には、同じ商品について、さらに詳細なコンテンツで構成されるスライドを生成することができるので、さらに効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記コンテンツ情報記憶部は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性毎にコンテンツ情報を記憶し、前記抽出部は、聞き手の属性に係るコンテンツ情報に基づいてコンテンツを抽出する。
コンテンツ情報記憶部は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性毎にコンテンツ情報を記憶する。抽出部は、聞き手の属性に係るコンテンツ情報に基づいてコンテンツを抽出する。聞き手の属性に応じてコンテンツを抽出するので、さらに効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、一の特定情報で特定されるコンテンツから他の特定情報で特定されるコンテンツへの表示優先度を記憶する表示優先度記憶部を備え、前記抽出部は、前記判定部で聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と異なる特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、前記表示優先度に基づいてコンテンツを抽出することを特徴とする。
表示優先度記憶部は、一の特定情報で特定されるコンテンツから他の特定情報によって特定されるコンテンツへの表示優先度を記憶する。表示優先度は、例えば、得点、ポイントなどの数値で表すことができ、あるキーワードのコンテンツが配置されたスライドを表示した後に、別のキーワードのコンテンツが配置されたスライドを表示する場合の聞き手の反応の良さを示す。例えば、数値が大きいほど聞き手の反応が良いとすることができる。一の特定情報(キーワード)を商品Aとし、他の特定情報を商品B、商品Cとすると、例えば、商品Aから商品Bへの表示優先度を1、商品Aから商品Cへの表示優先度を2とすることができる。
抽出部は、判定部で聞き手の状態が所定状態であると判定し、表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と異なる特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、表示優先度に基づいてコンテンツを抽出する。表示されたスライドのコンテンツに係るキーワードを商品Aとすると、次に表示するスライドのコンテンツは、商品Bよりも表示優先度が大きい商品Cで特定されるコンテンツを抽出する。これにより、表示中のスライドのキーワードと異なるキーワードのスライドを生成する場合、聞き手の反応が最も良いであろうと思われるコンテンツを抽出することができ、効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記抽出部は、前記表示されたスライドのコンテンツの表示順位の次の表示順位が、該コンテンツに係る特定情報に割り当てられていない場合、該特定情報と異なる特定情報で特定されるとともに前記表示優先度に基づくコンテンツを抽出することを特徴とする。
抽出部は、表示されたスライドのコンテンツの表示順位の次の表示順位が、当該コンテンツに係る特定情報に割り当てられていない場合、当該特定情報と異なる特定情報で特定されるとともに表示優先度に基づくコンテンツを抽出する。
例えば、表示されたスライドのキーワードが商品Aであり、表示されたスライドのコンテンツの表示順位が2であるとする。商品Aに関連付けられたコンテンツの表示順位が1、2である場合、表示順位2の次の表示順位3が割り当てられていないので(表示順位2が最後の表示順位であるので)、商品Aと異なるキーワードであって、商品Aからの表示優先度が最も大きいキーワード(例えば、商品C)で特定されるコンテンツを抽出(収集)する。これにより、ある商品に関するスライドを表示したときに、聞き手の反応が良く(例えば、興味を示す場合など)、別の商品についてのスライドを生成する場合に、どの商品のスライドを生成すればよいかを、聞き手の反応の良さに基づいて決めることができるので、効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記表示優先度記憶部は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性毎に表示優先度を記憶し、前記抽出部は、聞き手の属性に係る表示優先度に基づいてコンテンツを抽出する。
表示優先度記憶部は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性毎に表示優先度を記憶する。抽出部は、聞き手の属性に係る表示優先度に基づいてコンテンツを抽出する。聞き手の属性に応じた表示優先度を用いてコンテンツを抽出するので、さらに効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記判定部で表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る他の特定情報と、前記表示されたスライドの前に表示されたスライドのコンテンツに係る一の特定情報とが異なる場合、前記一の特定情報で特定されるコンテンツから前記他の特定情報で特定されるコンテンツへの表示優先度を大きくすべく更新する表示優先度更新部を備えることを特徴とする。
判定部で表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であると判定し、表示されたスライドのコンテンツに係る他の特定情報と、表示されたスライドの前に表示されたスライドのコンテンツに係る一の特定情報とが異なる場合、表示優先度更新部は、当該一の特定情報で特定されるコンテンツ(例えば、表示されたスライドの1つ前のスライドのコンテンツ)から当該他の特定情報で特定されるコンテンツ(表示されたスライドのコンテンツ)への表示優先度を大きくすべく更新する。
例えば、キーワードが商品Aで特定されるコンテンツのスライドからキーワードが商品Bで特定されるコンテンツのスライドへ遷移して表示した際に、聞き手の反応が良い場合(例えば、聞き手の状態が興味ありの状態)には、商品Aから商品Bへの表示優先度に所定数(例えば、1)を加算して、表示優先度を大きくする。これにより、表示優先度を自動的に更新することができる。また、表示優先度を更新されるので、あるキーワードで特定されるコンテンツのスライドを表示した後に、別のキーワードで特定されるコンテンツを用いてスライドを作成する場合、聞き手の反応が良いと思われるキーワードのコンテンツを自動的に生成することができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、コンテンツの数及び種類の少なくとも一つに対応付けた配置情報を記憶する配置情報記憶部と、前記抽出部で抽出したコンテンツ及び前記配置情報に基づいて該コンテンツの配置を決定する決定部とを備えることを特徴とする。
配置情報記憶部は、コンテンツの数及び種類の少なくとも一つに対応付けた配置情報(レイアウト情報とも称する)を記憶する。決定部は、抽出部で抽出したコンテンツ及び配置情報に基づいて当該コンテンツの配置を決定する。これにより、コンテンツの数及び種類の少なくとも一つに応じてコンテンツのレイアウトを決定することができるので、聞き手にとって、見やすく理解しやすいプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記決定部は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性に基づいてコンテンツの配置を決定する。
決定部は、聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性に基づいてコンテンツの配置を決定する。聞き手の属性に応じてコンテンツの配置(レイアウト)を決定するので、さらに効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記所定状態は、聞き手が興味を示す状態又は理解を示す状態の少なくとも一方を含むことを特徴とする。
所定状態は、聞き手が興味を示す状態又は理解を示す状態の少なくとも一方を含む。聞き手の反応を考慮することができるので、効果的なプレゼンテーション用の資料を生成することができる。
本実施の形態に係るプレゼンテーション資料生成装置は、前記判定部での判定結果に基づいて、前記表示されたスライドの表示時間を変更する変更部を備えることを特徴とする。
変更部は、判定部での判定結果に基づいて、表示されたスライドの表示時間を変更する。例えば、聞き手の反応が良くない場合に、表示中のスライドのセリフ等を省略して表示時間を短くする(頁送りのタイミングを早める)こともできる。これにより、聞き手の興味や関心がない資料を説明し続けることを防止し、聞き手の興味などが低下することを防止することができる。
10 人型ロボット
11 カメラ
20 表示装置
50 プレゼンテーション資料生成装置
51 制御部
52 状態判定部
53 抽出部
54 生成部
55 更新部
56 レイアウト決定部
57 コンテンツDB
58 レイアウトDB
59 コンテンツ優先度DB
60 インタフェース部

Claims (15)

  1. コンテンツが配置された複数のスライドで構成されるプレゼンテーション用の資料を生成するプレゼンテーション資料生成装置であって、
    コンテンツと該コンテンツを特定する特定情報とを関連付けたコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部と、
    表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定する判定部と、
    該判定部での判定結果及び前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報に基づいて、前記コンテンツ情報記憶部から所要のコンテンツを抽出する抽出部と、
    該抽出部で抽出したコンテンツを配置して、前記表示されたスライドの次に表示するスライドを生成する生成部と
    を備え
    前記コンテンツ情報記憶部は、
    前記特定情報毎にコンテンツの表示順位を割り当てて記憶し、
    前記抽出部は、
    前記判定部で聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と同じ特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、前記表示順位に基づいてコンテンツを抽出することを特徴とするプレゼンテーション資料生成装置。
  2. 前記抽出部は、
    前記表示されたスライドのコンテンツの表示順位の次の表示順位が、該コンテンツに係る特定情報に割り当てられている場合、該特定情報と同じ特定情報で特定されるとともに前記次の表示順位が割り当てられたコンテンツを抽出することを特徴とする請求項に記載のプレゼンテーション資料生成装置。
  3. 前記コンテンツ情報記憶部は、
    聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性毎にコンテンツ情報を記憶し、
    前記抽出部は、
    聞き手の属性に係るコンテンツ情報に基づいてコンテンツを抽出する請求項1又は請求項に記載のプレゼンテーション資料生成装置。
  4. 一の特定情報で特定されるコンテンツから他の特定情報で特定されるコンテンツへの表示優先度を記憶する表示優先度記憶部を備え、
    前記抽出部は、
    前記判定部で聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と異なる特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、前記表示優先度に基づいてコンテンツを抽出することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のプレゼンテーション資料生成装置。
  5. 前記抽出部は、
    前記表示されたスライドのコンテンツの表示順位の次の表示順位が、該コンテンツに係る特定情報に割り当てられていない場合、該特定情報と異なる特定情報で特定されるとともに前記表示優先度に基づくコンテンツを抽出することを特徴とする請求項に記載のプレゼンテーション資料生成装置。
  6. 前記表示優先度記憶部は、
    聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性毎に表示優先度を記憶し、
    前記抽出部は、
    聞き手の属性に係る表示優先度に基づいてコンテンツを抽出する請求項又は請求項に記載のプレゼンテーション資料生成装置。
  7. 前記判定部で表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る他の特定情報と、前記表示されたスライドの前に表示されたスライドのコンテンツに係る一の特定情報とが異なる場合、前記一の特定情報で特定されるコンテンツから前記他の特定情報で特定されるコンテンツへの表示優先度を大きくすべく更新する表示優先度更新部を備えることを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載のプレゼンテーション資料生成装置。
  8. コンテンツの数及び種類の少なくとも一つに対応付けた配置情報を記憶する配置情報記憶部と、
    前記抽出部で抽出したコンテンツ及び前記配置情報に基づいて該コンテンツの配置を決定する決定部と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のプレゼンテーション資料生成装置。
  9. 前記決定部は、
    聞き手の性別又は年齢の少なくとも一つを含む属性に基づいてコンテンツの配置を決定する請求項8に記載のプレゼンテーション資料生成装置。
  10. 前記所定状態は、
    聞き手が興味を示す状態又は理解を示す状態の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のプレゼンテーション資料生成装置。
  11. 前記判定部での判定結果に基づいて、前記表示されたスライドの表示時間を変更する変更部を備えることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のプレゼンテーション資料生成装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のプレゼンテーション資料生成装置と、該プレゼンテーション資料生成装置が生成したスライドを表示する表示装置とを備えることを特徴とするプレゼンテーション資料生成システム。
  13. 聞き手を撮像する撮像装置を備え、
    該撮像装置又は前記プレゼンテーション資料生成装置のいずれかは、
    前記撮像装置で撮像して得られた聞き手の画像に基づいて聞き手の状態を取得することを特徴とする請求項12に記載のプレゼンテーション資料生成システム。
  14. コンピュータに、コンテンツが配置された複数のスライドで構成されるプレゼンテーション用の資料を生成させるためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、
    表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定する処理と、
    該判定する処理の判定結果及び前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報に基づいて、コンテンツと該コンテンツを特定する特定情報とを関連付けたコンテンツ情報から所要のコンテンツを抽出する処理と、
    抽出したコンテンツを配置して、前記表示されたスライドの次に表示するスライドを生成する処理と
    前記特定情報毎にコンテンツの表示順位を割り当てて記憶する処理と、
    聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と同じ特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、前記表示順位に基づいてコンテンツを抽出する処理と
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. コンテンツが配置された複数のスライドで構成されるプレゼンテーション用の資料を生成するプレゼンテーション資料生成方法であって、
    プレゼンテーション資料生成装置が、
    表示されたスライドに対する聞き手の状態が所定状態であるか否かを判定し、
    判定結果及び前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報に基づいて、コンテンツと該コンテンツを特定する特定情報とを関連付けたコンテンツ情報から所要のコンテンツを抽出し、
    抽出されたコンテンツを配置して、前記表示されたスライドの次に表示するスライドを生成し、
    前記特定情報毎にコンテンツの表示順位を割り当てて記憶し、
    聞き手の状態が所定状態であると判定し、前記表示されたスライドのコンテンツに係る特定情報と同じ特定情報で特定されるコンテンツを抽出する場合、前記表示順位に基づいてコンテンツを抽出することを特徴とするプレゼンテーション資料生成方法。
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