JP6794377B2 - 表面形成および取り外し可能なチッピングラッパー部分を有するマウスピースを有するエアロゾル発生物品 - Google Patents

表面形成および取り外し可能なチッピングラッパー部分を有するマウスピースを有するエアロゾル発生物品 Download PDF

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Description

本発明は表面形成および取り外し可能なチッピングラッパー部分を有するマウスピースを持つエアロゾル発生物品に関する。
フィルター紙巻たばこは通常、紙ラッパーで囲まれたたばこカットフィラーの円筒形のロッドと、包まれたたばこロッドと端と端を接して軸方向に整列された円筒形のフィルターとを備える。円筒形のフィルターは通常、紙プラグラップによって取り囲まれている濾過材料を含む。従来的には、包まれたたばこロッドおよびフィルターは、フィルターの全長および包まれたたばこロッドの隣接部分を通常取り囲む、チッピングラッパーの帯によって結合される。従来のフィルター紙巻たばこは通常、たばこロッドが燃焼するように紙巻たばこのマウスピースと反対側の端部に点火することによって喫煙される。
たばこが燃焼するよりはむしろ加熱される多くのエアロゾル発生物品も、当業界において提唱されてきた。加熱式エアロゾル発生物品では、エアロゾルは風味を生成する基体(たばこなど)を加熱することにより生成される。公知の加熱式エアロゾル発生物品としては、例えば、電気加熱式エアロゾル発生物品、およびエアロゾルが可燃性燃料要素または熱源から、物理的に分離されたエアロゾル形成材料への熱の伝達によって生成されるエアロゾル発生物品が挙げられる。喫煙中、揮発性化合物は、燃料要素からの熱伝達によりエアロゾル形成基体から放出され、エアロゾル発生物品を通して引き出された空気中に混入される。放出された化合物は冷めるにつれて凝縮してエアロゾルを形成し、これが消費者によって吸い込まれる。また、ニコチン含有エアロゾルが、燃焼することなく、また一部の場合には加熱することなく、例えば化学反応によって、たばこ材料、たばこ抽出物、またはその他のニコチン供給源から生成されるエアロゾル発生物品も公知である。
喫煙物品を喫煙する時、消費者は通常、喫煙体験を得るためにどのように喫煙物品を使用するかについて、あるとしても限定された選択肢しか持たず、喫煙物品によって得られる喫煙体験は多くの場合、喫煙物品の製造の時点で画定される。
喫煙物品によって届けられる喫煙体験の少なくとも1つの態様についての選択肢を消費者に提供する新規のエアロゾル発生物品を提供することが望ましいであろう。
本発明によると、エアロゾル発生基体と、エアロゾル発生基体に軸方向で整列したマウスピースと、マウスピースおよびエアロゾル発生基体の少なくとも一部分の周りを包むチッピングラッパーと、を備えるエアロゾル発生物品が提供される。エアロゾル発生基体の少なくとも一部分はエアロゾル発生基体ラッパーによって取り囲まれる。マウスピースは、1つ以上のマウスピースセグメントを取り囲むマウスピースラッパーを備える。チッピングラッパーは、チッピングラッパーの少なくとも一部分の周りに横断方向に延びる少なくとも1本の脆弱線と、少なくとも1本の脆弱線から上流に延びる上流チッピングラッパー部分であって、上流チッピングラッパー部分がエアロゾル発生基体ラッパーの下流部分に、かつマウスピースの上流部分に取り付けられる、上流チッピングラッパー部分と、少なくとも1本の脆弱線から下流に延びる取り外し可能なチッピングラッパー部分と、を備える。マウスピースラッパーは、取り外し可能なチッピングラッパー部分の下にある少なくとも1つの表面形成を備える。
本明細書で使用される場合、「エアロゾル発生基体」という用語は、加熱(燃焼を含む)されると揮発性化合物を放出する能力を持つ基体であって、エアロゾルを形成することができるものを説明する。エアロゾル発生基体から発生されるエアロゾルは、見えても見えなくてもよく、また蒸気(例えば、室温では通常、液体または固体である物質の気相での微粒子)、ならびに気体および凝縮された蒸気の液体の液滴を含んでもよい。
本明細書で使用される場合「上流」および「下流」という用語は、消費者がエアロゾル発生物品の使用中にそのエアロゾル発生物品を吸う方向に対する、そのエアロゾル発生物品の要素または要素の部分の相対的な位置を説明する。本明細書に説明した通りエアロゾル発生物品は、下流端(すなわち、口側の端)および反対側の上流端を備える。使用時、消費者はエアロゾル発生物品の下流端を吸う。下流端は、上流端の下流であり、これは遠位端としても説明される場合もある。マウスピースは、エアロゾル発生基体の下流である。
本明細書で使用される場合、「表面形成」という用語は、結果として表面に不均一をもたらすマウスピースの表面内の変動を説明する。
マウスピースラッパーおよびその下にある取り外し可能なチッピングラッパー部分の表面上に少なくとも1つの表面形成を提供することによって、本発明によるエアロゾル発生物品は有利なことに、エアロゾル発生物品の喫煙または別の方法での使用の間に消費者の唇に接触するエアロゾル発生物品の表面性状についての選択肢を消費者に提供する。特に、消費者は、従来の喫煙物品の表面性状と実質的に同一の表面性状を保持するために、取り外し可能なチッピングラッパー部分を取り外さないことを選択できる。あるいは、消費者は、下にあるマウスピース上の少なくとも1つの表面形成によって提供される代替的な表面性状を体験するために、喫煙前または喫煙中に取り外し可能なチッピングラッパー部分を取り外すことを選択できる。
本発明によるエアロゾル発生物品では、マウスピースは、マウスピースラッパーによって取り囲まれる1つ以上のマウスピースセグメントを含む。マウスピースラッパーの一部分は取り外し可能なチッピングラッパー部分の下にあり、そして消費者が取り外し可能なチッピングラッパー部分を取り外すとマウスピースの表面において露出される。マウスピースラッパーのこの部分は、少なくとも1つの表面形成を備える。マウスピースは、フィルター材料の単一のセグメントを備えてもよく、またマウスピースラッパーはフィルター材料の単一のセグメントを取り囲む個別のプラグラップであってもよい。あるいは、マウスピースは、フィルター材料の複数のセグメントを備えてもよく、またマウスピースラッパーは、フィルター材料の複数のセグメントを取り囲む組み合わせプラグラップであってもよい。こうした実施形態では、フィルター材料のセグメントの各々は、組み合わせプラグラップの下にある個別のプラグラップの中に包まれてもよい。
マウスピースラッパーは、多孔性紙などの多孔性材料で形成されてもよい。あるいは、マウスピースラッパーは、非多孔性紙または高分子材料などの非多孔性材料で形成されてもよい。マウスピースラッパーを形成するために好適な材料としては、セルロース系高分子材料、デンプン系高分子材料、ポリビニルアルコール、セロハン、ポリラクチド、およびこれらの組み合わせが挙げられる。
消費者の唇または口がマウスピースラッパーを湿らせるリスクを最小化できる水分バリアを提供し、従って取り外し可能なチッピングラッパー部分が取り外された後に消費者の唇または口がマウスピースラッパーにくっつくリスクを低減できるように、取り外し可能なチッピングラッパー部分に隣接するマウスピースラッパーの表面にコーティングが塗布されてもよい。例えば、リップリリースラッカーなどのラッカーがマウスピースラッパーの外側表面に塗布されてもよい。好適なリップリリースラッカーとしては、ニトロセルロースおよびエチルセルロースが挙げられる。
マウスピースラッパーの坪量は、約90グラム/平方メートル未満であってよく、約60グラム/平方メートル未満であることが好ましく、約40グラム/平方メートル未満であることがより好ましい。マウスピースラッパーの坪量は、約20グラム/平方メートルより大きいことが好ましい。
ある一定の好ましい実施形態では、マウスピースラッパーは、坪量が約50グラム/平方メートル〜約100グラム/平方メートルのプラグラップまたはプラグラップの組み合わせを備え、その坪量は約65グラム/平方メートル〜約85グラム/平方メートルであることがより好ましく、約60グラム/平方メートル〜約70グラム/平方メートルであることが最も好ましい。坪量がこの範囲内であるプラグラップまたはプラグラップの組み合わせを提供することによって、比較的硬いマウスピースラッパーが得られる。これは有利なことに、取り外し可能なチッピングラッパー部分が取り外された時でさえ、望ましいレベルの固さを保持することができるフィルターを提供する。
ある一定の実施形態では、プラグラップは、口側の端部の陥凹部を画定するようにマウスピースセグメントの下流に延びてもよい。こうした実施形態では、上記に画定される通り、坪量が比較的高いプラグラップの使用は有利なことに、喫煙中の陥凹部の構造の保持を助ける。
マウスピースラッパー上の少なくとも1つの表面形成は、マウスピースラッパーのエンボス加工とデボス加工とのうちの少なくとも1つを含んでもよい。少なくとも1つのエンボス加工またはデボス加工は、少なくとも約10マイクロメートルの深さを備えることが好ましく、少なくとも約20マイクロメートルの深さを備えることがより好ましく、少なくとも約30マイクロメートルの深さを備えることがより好ましく、いかなるエンボス加工またはデボス加工もない同一のマウスピースラッパーと比較した場合、これは著しく異なる表面性状を提供する場合がある。少なくとも1つのエンボス加工またはデボス加工は、約60マイクロメートル未満の深さを備えてもよく、約50マイクロメートル未満の深さを備えることが好ましく、約40マイクロメートル未満の深さを備えることがより好ましい。少なくとも1つのエンボス加工またはデボス加工は約10マイクロメートル〜約60マイクロメートルの深さを備えてもよく、約20マイクロメートル〜約50マイクロメートルの深さを備えることが好ましく、約30マイクロメートル〜約40マイクロメートルの深さを備えることがより好ましい。
追加的にまたは代替的に、少なくとも1つの表面形成は、マウスピースラッパーの厚さの変動を含んでもよい。マウスピースラッパーの厚さの変動は、少なくとも約10マイクロメートルのステップ変化を含むことが好ましく、少なくとも約20マイクロメートルのステップ変化を含むことがより好ましく、少なくとも約30マイクロメートルのステップ変化を含むことがより好ましく、同一材料で形成され、かつ均一な厚さを備えるマウスピースラッパーと比較した場合、これは著しく異なる表面性状を提供する場合がある。マウスピースラッパーの厚さの変動は、約60マイクロメートル未満のステップ変化を含んでもよく、約50マイクロメートル未満のステップ変化を含むことが好ましく、約40マイクロメートル未満のステップ変化を含むことがより好ましい。マウスピースラッパーの厚さの変動は、約10マイクロメートル〜約60マイクロメートルのステップ変化を含むことが好ましく、約20マイクロメートル〜約50マイクロメートルのステップ変化を含むことが好ましく、約30マイクロメートル〜約40マイクロメートルのステップ変化を含むことがより好ましい。
追加的にまたは代替的に、少なくとも1つの表面形成は、マウスピースラッパーの表面上に付着した、または別の方法で提供された1つ以上の材料を含んでもよい。少なくとも1つの表面形成は、インクまたはワニスのうちの少なくとも1つから形成されてもよい。少なくとも1つの表面形成を形成する材料は、印刷プロセスまたはスプレープロセスのうちの少なくとも1つを使用してマウスピースラッパーの表面上に付着してもよい。
上述の実施形態のいずれかでは、少なくとも1つの表面形成は、複数の表面形成を備えてもよい。表面形成は、円、長円、楕円、正方形、三角形、へこみ、直線、曲線、ジグザグ線、およびこれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含んでもよい。追加的にまたは代替的に、表面形成は、繰り返しパターンを形成してもよい。
上述の実施形態のいずれかでは、各々の表面形成は、少なくとも約10マイクロメートルの少なくとも1つの寸法を含んでもよく、少なくとも約20マイクロメートルの少なくとも1つの寸法を含むことが好ましく、少なくとも約30マイクロメートルの少なくとも1つの寸法を含むことがより好ましい。各々の表面形成は、約60マイクロメートル未満の少なくとも1つの寸法を含んでもよく、約50マイクロメートル未満の寸法を含むことが好ましく、約40マイクロメートル未満の寸法を含むことがより好ましい。各々の表面形成は約10マイクロメートル〜約60マイクロメートルの少なくとも1つの寸法を含むことが好ましく、約20マイクロメートル〜約50マイクロメートルの少なくとも1つの寸法を含むことがより好ましく、約30マイクロメートル〜約40マイクロメートルの少なくとも1つの寸法を含むことがより好ましい。この少なくとも1つの寸法は高さ、幅、および長さのうちの少なくとも1つであってもよい。
マウスピースは、チッピングラッパーが周りを包む周囲の表面を備えることが好ましく、取り外し可能なチッピングラッパー部分が取り外される前は、マウスピースの周囲の表面全体をチッピングラッパーが覆う。マウスピースの周囲の表面全体をチッピングラッパーで覆うことによって、取り外し可能なチッピングラッパー部分が取り外されていない場合の全く質感のない感覚と、取り外し可能なチッピングラッパー部分が取り外された場合の少なくとも1つの表面形成によって提供される質感のある感覚との間の選択肢を、消費者に提供することができる。
本発明のエアロゾル発生物品のチッピングラッパーは、マウスピースおよびエアロゾル発生基体の下流端部を取り囲むマウスピースの外側ラッパーに対応する。上述の通り、チッピングラッパーは、エアロゾル発生基体の下流端部をマウスピースの上流端部に取り付ける上流チッピングラッパー部分を含み、これは取り外し可能なチッピングラッパー部分の取り外しの後に、エアロゾル発生物品上で定位置に留めることが意図される。チッピングラッパーは、下流の取り外し可能なチッピングラッパー部分をさらに含む。当初、上流チッピングラッパー部分および取り外し可能なチッピングラッパー部分は少なくとも1本の脆弱線に沿って接続されており、そして消費者は、取り外し可能なチッピングラッパー部分を取り外すために、チッピングラッパーを少なくとも1本の脆弱線に沿って裂くことができる。
エアロゾル発生物品は、取り外し可能なチッピングラッパー部分とマウスピースラッパーの下にある部分との間に接着剤を含まないことが好ましく、これは取り外し可能なチッピングラッパー部分の取り外しを容易にする場合がある。
チッピングラッパーはマウスピースラッパーを直接的に覆う。チッピングラッパーは、円周方向でマウスピースの周りに一回延びる単一層のチッピングラッパーであることが好ましい。従って、本発明のエアロゾル発生物品を、従来のフィルター紙巻たばこのものと類似のラッパー配設で形成することができる。従って、有利なことに、既存の高速機械および技法を使用する便利でコスト効果の高いやり方でエアロゾル発生物品を組み立てることができる。
取り外し可能なチッピングラッパー部分は、少なくとも1本の脆弱線とチッピングラッパーの下流縁部との間に延びてもよい。こうした実施形態では、取り外し可能なチッピングラッパー部分は、エアロゾル発生物品の口側の端部において陥凹部を画定するようにマウスピースの下流端部の下流に延びてもよい。これは、取り外し可能なチッピングラッパー部分をマウスピースから下流方向でたやすく引き離すことができるように、取り外し可能なチッピングラッパー部分の下流縁部を消費者が把持することを可能にする。あるいは、取り外し可能なチッピングラッパー部分の下流縁部はマウスピースの下流端部と一致してもよい。
あるいは、少なくとも1本の脆弱線は、各々が少なくともチッピングラッパーの一部分の周りに延び、かつ下流方向に離間する、少なくとも1本の上流脆弱線および少なくとも1本の下流脆弱線を備えてもよい。こうした実施形態では、上流チッピングラッパー部分は少なくとも1本の上流脆弱線から上流に延び、かつ取り外し可能なチッピングラッパー部分は少なくとも1本の上流脆弱線と少なくとも1本の下流脆弱線との間に延びる。チッピングラッパーは、下流脆弱線から下流に延びる下流チッピングラッパー部分をさらに備え、下流チッピングラッパー部分はマウスピースの下流部分へ取り付けられる。こうした実施形態では、取り外し可能なチッピングラッパー部分は、取り外し可能な一筋のチッピングラッパーを備える。
上述の実施形態のいずれかでは、各々の脆弱線は、チッピングラッパーの一部分の周りに延びる単一の連続的な切り込みを備えてもよい。こうした実施形態では、単一の切り込みは、チッピングラッパー継ぎ目におけるチッピングラッパーの縁部からエアロゾル発生物品に沿って延びることが好ましい。単一の連続的な切り込みは、チッピングラッパーの周囲の少なくとも約50パーセントの周りに延びることが好ましく、チッピングラッパーの周囲の少なくとも約75パーセントの周りに延びることがより好ましく、チッピングラッパーの周囲の少なくとも約85パーセントの周りに延びることが最も好ましい。単一の連続的な切り込みは、チッピングラッパーの周囲の約95パーセント未満の周りに延びることが好ましい。
あるいは、各々の脆弱線は、チッピングラッパーの周りに延びる穿孔の列を形成するように円周方向に離間する複数の切り込みを備えてもよい。こうした実施形態では、穿孔の列は実質的にチッピングラッパーの周囲全体の周りに延びることが好ましい。消費者がチッピングラッパーを穿孔の列に沿って切り取ることを補助するために、脆弱線はチッピングラッパー継ぎ目におけるチッピングラッパーの縁部と穿孔の列の中の第一の穿孔との間に延びる細長い切り込みを備えてもよい。
上述の通り、少なくとも1本の脆弱線はチッピングラッパーの少なくとも一部分の周りで横断方向に延びる。一部の実施形態では、チッピングラッパーは、取り外し可能なチッピングラッパー部分の取り外しを容易にするために、少なくとも1つの横断方向の脆弱線とエアロゾル発生物品の口側の端部との間にチッピングラッパーに沿って延びる長軸方向の脆弱線をさらに備えてもよい。具体的には、こうした実施形態では、消費者はまず、消費者がより容易に把持することができるチッピングラッパーの自由縁部を提供することができる、長軸方向脆弱線に沿ったチッピングラッパーを切り取ってもよく、これに続いてチッピングラッパーを少なくとも1つの横断方向の脆弱線に沿って切り取ってもよい。
上述の実施形態のいずれかでは、チッピングラッパーは、重なってチッピングラッパーに沿って長軸方向に延びるチッピングラッパー継ぎ目を形成する第一の重なり部分および第二の重なり部分を備えてもよい。第一の重なり部分および第二の重なり部分を相互に固定するために、接着剤が継ぎ目の少なくとも一部分に沿って提供されてもよい。
継ぎ目の少なくとも1つの部分は、長軸方向での継ぎ目の隣接部分と比較して、横断方向の継ぎ目の幅にわたってより少ない接着剤を含むことが好ましい。例えば、より少ない接着剤を含む継ぎ目の少なくとも1つの部分は、長軸方向での継ぎ目の隣接部分における接着剤の層と比較して厚さを低減した接着剤の層を備えてもよい。追加的にまたは代替的に、より少ない接着剤を含む継ぎ目の少なくとも1つの部分は、長軸方向での継ぎ目の隣接部分上の接着剤と比較して、チッピングラッパーのより小さい表面積を覆う接着剤を備えてもよい。あるいは、より少ない接着剤を含む継ぎ目の少なくとも1つの部分は、横断方向での継ぎ目の幅にわたって実質的に接着剤を含まなくてもよく、横断方向での継ぎ目の幅にわたって完全に接着剤を含まないことが好ましい。
長軸方向での継ぎ目の隣接部分と比較して横断方向での継ぎ目の幅にわたってより少ない接着剤を含む継ぎ目の一部分を提供することは、取り外し可能なチッピングラッパー部分を取り外す時に継ぎ目においてチッピングラッパーを剥がすことを容易にすることができる。より少ない接着剤を含む継ぎ目の少なくとも1つの部分が継ぎ目の幅にわたって実質的に接着剤を含まない実施形態では、実質的に接着剤を含まない継ぎ目の少なくとも1つの部分は、継ぎ目においてチッピングラッパーの下にある部分に固定されていない、チッピングラッパーの自由縁部を提供してもよく、自由縁部は消費者によってより簡単に把持でき、取り外し可能なチッピングラッパー部分の取り外しを容易にする。
より少ない接着剤を含む継ぎ目の少なくとも1つの部分は、少なくとも1本の脆弱線と隣接することが好ましい。
あるいは、マウスピースの外側表面に沿って延びるチッピングラッパーの長軸方向縁部から少し離れて、接着剤は継ぎ目に沿って塗布されてもよい。これは、マウスピースの表面に貼り付けられていないチッピングラッパーの自由縁部を提供し、そしてチッピングラッパーの自由縁部は消費者によって把持されることができ、それによって、取り外し可能なチッピングラッパー部分の取り外しを容易にする。
本発明の好ましい実施形態では、マウスピースの外側表面に沿って延びるチッピングラッパーの長軸方向縁部は、取り外し可能なチッピングラッパー部分の取り外しを容易にするために、切り取りタブを提供するような形状にされる。例えば、ある一定の好ましい実施形態では、長軸方向縁部は、取り外し可能なチッピングラッパー部分上に、第一の脆弱線の下流のチッピングラッパー突起部と、チッピングラッパー突起部から上流に延びる第一の直線部分と、を備える。チッピングラッパー突起部は、長軸方向縁部の第一の直線部分をチッピングラッパー突起部の残りの部分に接続する、第一の湾曲した移行部分を備え、第一の湾曲した移行部分は凸状の曲線をたどる。
本明細書で使用される場合、「長軸方向」という用語は、エアロゾル発生物品またはマウスピースの長軸方向軸に対応する方向を指す。チッピングラッパーの「長軸方向縁部」は、マウスピースの端部間で、マウスピースの外側表面に沿って、長軸方向に延びるチッピングラッパーの自由縁部を指す。
本明細書で使用される場合、「チッピングラッパー突起部」という用語は、チッピングラッパーの縁部において切り取りタブを画定するように、第一の直線部分から円周方向に突起する長軸方向縁部の部分を指す。通常、チッピングラッパー突起部は、チッピングラッパー突起部がチッピングラッパーから円周方向に突起するように、第一の直線部分を完全に超えて突起する。しかし、ある一定の実施形態では、例えば、第一の直線部分に直に隣接した領域における、チッピングラッパー突起部の少なくとも一部分は、円周方向でチッピングラッパーに向かって内向きに突起してもよい。
本明細書で使用される場合、「第一の湾曲した移行部分」という用語は、第一の直線部分をチッピングラッパー突起部の残りの部分に接続するチッピングラッパー突起部の部分を指す。第一の湾曲した移行部分の上流端部は、肉眼で判定される通り、長軸方向縁部が第一の直線部分から曲がって遠ざかり始める点に対応する。第一の湾曲した移行部分の下流端部は、肉眼で判定される通り、チッピングラッパー突起部の湾曲が、第一の湾曲した移行部分の凸状の湾曲から方向を変更する点に対応する。例えば、チッピングラッパー突起部が連続的な曲線である場合、第一の湾曲した移行部分の下流端部は、変曲点に対応し、この変曲点においてチッピングラッパー突起部の湾曲が凸状から凹状へと変化する。その他の実施形態では、第一の湾曲した移行部分の下流端部は、第一の湾曲した移行部分の凸状の湾曲が直線状部分に変化する角部に対応する場合がある。
「凸状」という用語は本明細書では、曲線が円周方向でチッピングラッパーから遠ざかるように進むにつれて増加する傾きを有する曲線を持つチッピングラッパー突起部曲線の一部分を説明するために使用される。第一の湾曲した移行部分の場合、それ故に傾きは、曲線に沿って下流方向に移動しながら増加する。チッピングラッパー突起部を上側に沿って組み込む長軸方向縁部のある平らな状態でチッピングラッパーを見た場合、凸状の曲線に対するすべての接線は曲線の下方に置かれる。「凸状」曲線は、「上向きに凹状」または「下向きに凸状」として説明されてもよい。
反対に、「凹状」という用語は、本明細書では「凸状の」曲線と反対向きの湾曲を持つ曲線を説明するために使用され、従ってチッピングラッパーからの周囲距離の増加に伴って減少する傾きを持つ。凹状曲線については、チッピングラッパー突起部を上側に沿って組み込む長軸方向縁部のある平らな状態でチッピングラッパーを見た場合、曲線に対するすべての接線は曲線の上方に置かれる。「凹状」曲線は、「下向きに凹状」または「上向きに凸状」として説明されてもよい。
本発明の好ましい実施形態のエアロゾル発生物品のチッピングラッパーでは、チッピングラッパー突起部の第一の湾曲した移行部分は、「凸状の曲線をたどる」。これは、第一の湾曲した移行部分が凸状に湾曲する実施形態だけでなく、第一の湾曲した移行部分が凸状の曲線に近似する実施形態も網羅することが意図される。
チッピングラッパーの長軸方向縁部の「第一の直線部分」は直線状に湾曲なしに、エアロゾル発生物品の長軸方向軸と実質的に平行に延びる。
チッピングラッパー突起部の第一の湾曲した移行部分の凸状の湾曲は、上述の通り、有利なことに第一の直線部分とチッピングラッパー突起部との間の緩やかな移行を提供し、また切り取りタブが第一の直線部分と交わる長軸方向縁部の領域内に鋭い角または角部がないことを確実にする。
長軸方向縁部のこの領域内に鋭い角または角部が存在していた場合、チッピングラッパーの縁部で、この点におけるチッピングラッパーの望ましくない裂け目につながる可能性がある弱点が作り出される場合がある。反対に、本発明によるエアロゾル発生物品では、第一の湾曲した移行部分の凸状の湾曲は、チッピングラッパー突起部によっていかなる特定の弱点も導入されないことを確実にし、それによって第一の湾曲した移行部分でチッピングラッパーが裂けるリスクを最小化する。その代りに、湾曲した形状は有利なことに、消費者によって切り取りタブ上に行使される引っ張り力が、より効果的に第一の脆弱線に伝達されることを可能にする。従って、消費者による単一の行為で、取り外し可能なチッピングラッパー部分をより簡単に取り外すことができる。
第一の湾曲した移行部分の曲率半径は、凸状の曲線の傾き、従って第一の直線部分とチッピングラッパー突起部の頂部との間でどの程度緩やかにチッピングラッパーの長軸方向縁部が曲がるかを決定する。「頂部」は、円周方向で、第一の直線部分から最も遠い点を指す。第一の湾曲した移行部分での曲率半径がより大きいほど、縁部は第一の直線部分から遠ざかるように上向きに、より緩やかに曲がる。曲率半径は、第一の湾曲した移行部分の長さに沿って少なくとも約0.5mmであることが好ましく、少なくとも約1mmであることがより好ましく、少なくとも約2mmであることが最も好ましい。より緩やかな湾曲、例えば、少なくとも0.5mmの曲率半径を用いると、第一の湾曲した移行部分でチッピングラッパーが裂けるリスクをさらに最小化する。
本明細書で使用される場合、「曲率半径」は、第一の湾曲した移行部分に沿ったいずれかの特定の点において曲線に最も良好に適合する円の半径を指す。
例えば、曲率半径は、第一の湾曲した移行部分に沿って実質的に一定であってよく、その場合、第一の湾曲した移行部分は円弧に近似する。あるいは、曲率半径は第一の湾曲した移行部分に沿って変化してもよいが、第一の湾曲した移行部分の長さに沿うすべての点において0.5mm以上に保持されることが好ましい。
第一の脆弱線に対するチッピングラッパー突起部の位置はまた、チッピングラッパーが裂けるリスクを最小化するために、第一の脆弱線に沿った位置以外に変化してもよい。チッピングラッパー突起部は、第一の脆弱線の下流約0mm〜約15mmに提供されることが好ましく、約5mm〜約10mmに提供されることがより好ましい。これは、第一の脆弱線と第一の湾曲した移行部分の上流端部との間の距離に対応する(上記に画定される通り)。
チッピングラッパー突起部は、円周方向で、第一の直線部分を約2.0mm〜約5.0mm超えて延びることが好ましく、第一の直線部分を約2.5mm〜約4.0mm超えて延びることがより好ましい。これは第一の直線部分と上記で定義される通りのチッピングラッパー突起部の「頂部」との間の円周方向の距離に対応し、これは長軸方向縁部の直線部に対する切り取りタブの高さを画定する。
少なくとも2.0mmの高さを有する切り取りタブを提供することによって、切り取りタブは消費者が把持するのに便利なサイズのものとなる。一方で、切り取りタブの高さを5.0mm以下に保つことは、製造の観点から有利である場合がある。より高い高さを持つタブは通常、エアロゾル発生物品の表面からより大きい程度まで突出し、そして隣接するエアロゾル発生物品の切り取りタブは、組み立てられたエアロゾル発生物品の加工中に相互に干渉する場合がある。これはその結果、高速装置を通したエアロゾル発生物品の流れの妨害を引き起こす場合がある。さらに、製造中にチッピングラッパーの中に、より高い高さを持つ切り取りタブを正確に切ることは、チッピングラッパー材料を搬送するドラムと同一の速度の切断ナイフの作動の課題に起因して、ますます困難になり得る。
チッピングラッパー突起部は、マウスピースの外側周囲の約10パーセント〜約20パーセントに対応する距離で円周方向に延びることが好ましい。
チッピングラッパー突起部の長軸方向の幅は少なくとも約2.5mmであることが好ましい。代替的にまたは追加的に、チッピングラッパー突起部の長軸方向の幅は、15mm未満であることが好ましい。
チッピングラッパー突起部の長軸方向の幅は、チッピングラッパーの長軸方向での全幅の約10パーセント〜約50パーセントに対応することが好ましい。
チッピングラッパー突起部の「幅」は、チッピングラッパー突起部の長軸方向の最大寸法に対応する。幅は、上記に画定される通りの第一の湾曲した移行部分の上流端部から、チッピングラッパー突起部の下流端部まで測定されることになる。チッピングラッパー突起部の下流端部は、以下に考察する通り、取り外し可能なチッピングラッパー部分の下流端部に対応してもよく、またはチッピングラッパー突起部がチッピングラッパー突起部の下流にある第二の直線部分に接続する点に対応してもよい。
第一の湾曲した移行部分の長軸方向の幅は、第一の脆弱線からのチッピングラッパー突起部の距離の少なくとも約10パーセントに対応することが好ましい。
上述のように、チッピングラッパーの長軸方向縁部の第一の直線部分は、チッピングラッパー突起部から上流に延びる。通常、長軸方向縁部の第一の直線部分は、チッピングラッパーの上流端部へと延びる。第一の脆弱線は、第一の直線部分の少なくとも一部分が第一の脆弱線の下流に提供されるように、第一の直線部分に沿った位置において提供されることが好ましい。従って、この第一の脆弱線の下流部分は第一の脆弱線とチッピングラッパー突起部との間に延びる。代替的な実施形態では、チッピングラッパー突起部の上流端部が第一の脆弱線の位置と実質的に一致するように、第一の直線部分は第一の脆弱線の上流に完全に提供されてもよい。こうした実施形態では、切り取りタブは、第一の脆弱線に直に隣接して提供される。
チッピングラッパー突起部は、第一の湾曲した移行部分の下流で、多様な好適な形状を取ってもよい。ある一定の好ましい実施形態では、チッピングラッパーの長軸方向縁部は、チッピングラッパー突起部から、取り外し可能なチッピングラッパー部分の下流端部へと下流に延びる第二の直線部分をさらに備える。第二の直線部分は通常、第一の直線部分と実質的に同一の周囲の位置にある。これらの実施形態では、チッピングラッパー突起部は、長軸方向縁部の第二の直線部分をチッピングラッパー突起部の残りの部分に接続する、第二の湾曲した移行部分をさらに備えることが好ましく、第二の湾曲した移行部分は凸状の曲線をたどる。
上記で画定される通り、第二の湾曲した移行部分の上流端部および下流端部の位置をそれぞれ、第一の湾曲した移行部分の下流端部および上流端部の位置と類似の様式で画定することができる。
チッピングラッパー突起部は、第一の湾曲した移行部分および第二の湾曲した移行部分が相互に実質的に同一の湾曲および寸法を持つように、実質的に対称であることが好ましい。
第一の湾曲した移行部分と第二の湾曲した移行部分との間チッピングラッパー突起部の形状は、変化してもよい。一部の実施形態では、チッピングラッパー突起部は、切り取りタブの頂部縁部が実質的に平坦となるように、第一の湾曲した移行部分と第二の湾曲した移行部分との間に直線状部分を組み込んでもよい。代替的な実施形態では、チッピングラッパー突起部は、第一の湾曲した移行部分と第二の湾曲した移行部分との間に湾曲した部分を組み込んで、例えば、逆U字形状の切り取りタブを形成してもよい。
チッピングラッパー突起部は、実質的に連続的な、滑らかな曲線であることが好ましい。これは、チッピングラッパー突起部が、直線状の部分および角度または角部を実質的に含まず、また切り取りタブに滑らかな、湾曲した縁部を提供することが好ましいことを意味する。本発明の目的のためには、「滑らかな」曲線は、曲線に沿うあらゆる点がその曲線のための特異的な接線を持つ曲線である。チッピングラッパー突起部は対称な曲線であることが好ましい。あるいは、チッピングラッパー突起部は、非対称曲線であってもよい。
ある一定の好ましい実施形態では、チッピングラッパー突起部は、第一の湾曲した移行部分と第二の湾曲した移行部分との間で凹状曲線をたどる。従って、チッピングラッパー突起部の湾曲は、第一の湾曲した移行部分の下流端部において、第一の変曲点に対応して、チッピングラッパー突起部がチッピングラッパーに向かって曲がって戻り始めるように、凸状から凹状へと変化する。第二の変曲点において、チッピングラッパー突起部の湾曲は、凸状へと変化して戻り、またこれは第二の湾曲した移行部分の上流端部に対応する。
チッピングラッパー突起部は、釣鐘型曲線、好ましくは対称な釣鐘型曲線をたどることが好ましい。例えば、1つの特に好ましい実施形態では、チッピングラッパー突起部は、正規曲線またはガウス様曲線をたどる。代替的な実施形態では、チッピングラッパー突起部は、非対称釣鐘型曲線をたどってもよい。
代替的な実施形態では、チッピングラッパー突起部は、第二の湾曲した移行部分を含まなくてもよい。例えば、ある一定の好ましい実施形態では、チッピングラッパー突起部は、第一の湾曲した移行部分の下流に直線状部分を備え、直線状部分は、取り外し可能なチッピングラッパー部分の下流縁部へ延びる。直線状部分は、第一の湾曲した移行部分に、鋭い角部もしくは頂点において接続されてもよく、または丸みのあるもしくは面取り付き角部において接続されることがより好ましい。こうした実施形態では、切り取りタブは細長い形状であってよく、長軸方向に、取り外し可能なチッピングラッパー部分に沿って延びてもよい。
本発明によるエアロゾル発生物品は、エアロゾル発生基体が燃焼して煙を形成するたばこ材料をその中に含む、フィルター付き紙巻たばこまたは他の喫煙物品であってもよい。従って、上述の実施形態のうちのいずれかでは、そのエアロゾル発生基体はたばこロッドを備えてもよい。
あるいは、本発明によるエアロゾル発生物品は、中のたばこ材料が燃焼するのではなく、加熱されてエアロゾルを形成する物品であってもよい。1つのタイプの加熱式エアロゾル発生物品では、たばこ材料は1つ以上の電気発熱体によって加熱されてエアロゾルを生成する。別のタイプの加熱式エアロゾル発生物品では、エアロゾルは、可燃性の熱源または化学的な熱源から、熱源の内部、周囲、または下流に位置してもよい物理的に分離されたたばこ材料への熱の伝達によって生成される。本発明は、ニコチン含有エアロゾルがたばこ材料、たばこ抽出物、または他のニコチン供給源から燃焼なしに、一部の場合では加熱なしに、例えば化学反応を通して生成されるエアロゾル発生物品をさらに包含する。
ここで、以下の添付図面を参照しながら本発明をさらに説明するが、これは例証としてのみである。
図1は、本発明の第一の実施形態によるエアロゾル発生物品の斜視図を示す。 図2は、取り外し可能なチッピングラッパー部分を部分的に取り外した、図1のエアロゾル発生物品を示す。 図3は、エアロゾル発生物品の取り外し可能なチッピングラッパー部分および隣接する下流端部にわたる、図1のエアロゾル発生物品の側方断面図を示す。 図4は、取り外し可能なチッピングラッパー部分および隣接する脆弱線にわたる、図1のエアロゾル発生物品の側方断面図を示す。 図5は、本発明の第二の実施形態によるエアロゾル発生物品の斜視図を示す。 図6は、取り外し可能なチッピングラッパー部分を部分的に取り外した、図5のエアロゾル発生物品の図を示す。 図7は、本発明の第三の実施形態によるエアロゾル発生物品の斜視図を示す。 図8は、図7のエアロゾル発生物品のチッピングラッパーのチッピングラッパー突起部の拡大図を示す。
図1は、本発明の第一の実施形態によるエアロゾル発生物品10を示す。エアロゾル発生物品10は、包まれたたばこロッドの形態のエアロゾル発生基体12と、たばこロッドと軸方向に整列した濾過材料16の単一のセグメントを備えるマウスピース14とを備える、フィルター付き紙巻たばこである。たばこロッドの下流端部は、図1に示す線18に沿ってマウスピース14の上流端部に接する。
脆弱線22を形成する穿孔の列を備えるチッピングラッパー20は、上流チッピングラッパー部分24が脆弱線22から上流へ延び、かつ取り外し可能なチッピングラッパー部分26が脆弱線22から下流へ延びるようにマウスピース14およびたばこロッドの一部分の周りを包む。上流チッピングラッパー部分24のみがたばこロッドおよびマウスピース14の下にある部分に接着される。取り外し可能なチッピングラッパー部分26は下にあるマウスピース14には接着されず、また上流チッピングラッパー部分24に固定される場合には、脆弱線22に沿ってのみエアロゾル発生物品10に固定される。
図3は、取り外し可能なチッピングラッパー部分26および隣接するエアロゾル発生基体10の下流端部にわたるエアロゾル発生物品10の横断方向断面図を示す。エアロゾル発生物品10の製造中に、チッピングラッパー20は、チッピングラッパー20の横断方向端部が重なってチッピングラッパー20の長さに沿って継ぎ目27を形成するように、濾過材料16の単一のセグメントおよびエアロゾル発生基体12の周りを包む。図3に示すように、接着剤29は、チッピングラッパー20の重なり部分を一緒に固定するために、継ぎ目27の1つ以上の部分に沿ってチッピングラッパー20の重なり部分の間に塗布される。しかし、取り外し可能なチッピングラッパー部分26および隣接する脆弱線22にわたるエアロゾル発生物品10の横断方向断面図を示す図4に示すように、継ぎ目27は脆弱線22に隣接して実質的に接着剤を含まず、その結果、チッピングラッパー20の上にある横断方向縁部は継ぎ目27および隣接する脆弱線22において取り外し可能なチッピングラッパー部分26の自由縁部31を形成する。自由縁部31は、取り外し可能なチッピングラッパー部分26を取り外す時に消費者が把持することができる取り外し可能なチッピングラッパー部分26の一部分を形成する。
取り外し可能なチッピングラッパー部分26が部分的に取り外されている図2に示すように、エアロゾル発生物品10の喫煙前または喫煙中に消費者は、必要に応じて、取り外し可能なチッピングラッパー部分26を取り外して、濾過材料16の単一のセグメントの周りを包む硬いプラグラップを備えるマウスピースラッパー30へとエンボス加工した線の形態の複数の表面形成28を明らかにすることができる。取り外し可能なチッピングラッパー部分26を取り外すために、消費者は、脆弱線22に隣接する自由縁部31において取り外し可能なチッピングラッパー部分26を把持することができる。次に消費者は、脆弱線22を形成する穿孔の列を破いて、マウスピース14から、取り外し可能なチッピングラッパー部分26を剥がし取ることができる。
マウスピースラッパー20を形成する硬いプラグラップは、取り外し可能なチッピングラッパー部分26を取り外した後、マウスピース14の必要とされる硬さを維持する。
図5は、本発明の第二の実施形態によるエアロゾル発生物品40を示す。エアロゾル発生物品40は図1および図2に示されているエアロゾル発生物品10と類似の構造のフィルター付き紙巻たばこであり、従って同様の部品を指定するために同様の参照符号が使用される。
図5に示すエアロゾル発生物品40は、チッピングラッパー120の構造において、図1に示すエアロゾル発生物品10とは異なる。具体的には、エアロゾル発生物品40のチッピングラッパー120は穿孔の列を備える追加的な脆弱線42を備える。従って、第一の脆弱線22は上流脆弱線を形成し、追加的な脆弱線42は下流脆弱線を形成する。その結果、チッピングラッパー120は上流脆弱線22から上流に延びる上流チッピングラッパー部分24と、上流脆弱線22と下流脆弱線42との間に延びる取り外し可能なチッピングラッパー部分126と、下流脆弱線42から下流に延びる下流チッピングラッパー部分44と、を備える。上流チッピングラッパー部分24および下流チッピングラッパー部分44は、たばこロッドおよびマウスピース14の下にある部分に接着される。取り外し可能なチッピングラッパー部分126は下にあるマウスピース14には接着されず、脆弱線22と脆弱線42に沿ってのみエアロゾル発生物品10に固定され、ここでエアロゾル発生物品10は、上流チッピングラッパー部分24と下流チッピングラッパー部分44に固定される。
図6は、マウスピースラッパー30へとエンボス加工した表面形成28が見えるように、取り外し可能なチッピングラッパー部分126を部分的に取り外した、エアロゾル発生物品40を示す。
図7は、本発明の第三の実施形態によるエアロゾル発生物品210を示す。エアロゾル発生物品210は図1および図2に示されているエアロゾル発生物品10と類似の構造のフィルター付き紙巻たばこであり、従って同様の部品を指定するために同様の参照符号が使用される。図7に示すエアロゾル発生物品210は、チッピングラッパー220が切り取りタブ234を備えるという点で、図1に示すエアロゾル発生物品10とは異なる。
チッピングラッパー220の長軸方向縁部228は、マウスピース14に沿って長軸方向に延びる継ぎ目を形成する。長軸方向縁部228は、第一の脆弱線22の下流に、少し離れたチッピングラッパー突起部232と、チッピングラッパー突起部232からチッピングラッパー220の上流端部へと上流に延びる第一の直線部分230と、を備える。チッピングラッパー突起部232は湾曲した切り取りタブ234を画定する。長軸方向縁部228は、チッピングラッパー突起部232からチッピングラッパー220の下流端部へと下流に延びる第二の直線部分236をさらに備える。第一の直線部分230と第二の直線部分236は、マウスピース14の周囲の周りの同一の位置で互いに一致する。
図8の拡大図で見られるように、チッピングラッパー突起部232は、対称な釣鐘型曲線の形態である。この曲線は、曲線上のあらゆる点が特異的な接線を持つような、滑らかな、連続的な曲線である。チッピングラッパー突起部232は、長軸方向縁部の第一の直線部分230をチッピングラッパー突起部232の残りの部分に接続する第一の湾曲した移行部分238を含む。第一の湾曲した移行部分238は、凸状に湾曲している。図6に示すように、第一の湾曲した移行部分238の上流端部240は、長軸方向縁部228が第一の直線部分230から曲がって遠ざかり始める位置で画定される。下流端部242は、チッピングラッパー突起部232曲線内の変曲点として画定され、ここでチッピングラッパー突起部238の曲りが凸状から凹状へ変化する。
チッピングラッパー突起部232は、第二の直線部分236をチッピングラッパー突起部230の残りの部分に接続する第二の湾曲した移行部分244をさらに含む。第二の湾曲した移行部分244は、チッピングラッパー突起部232の対称的な形状に起因して第一の湾曲した移行部分238に対応する形状を持つ。
エアロゾル発生物品210の喫煙前、喫煙中または喫煙後に、必要に応じて、マウスピース14の下にある部分上の表面突起部を露出するために、消費者は取り外し可能なチッピングラッパー部分26を取り外すことができる。取り外し可能なチッピングラッパー部分26を取り外すために、消費者は取り外し可能なチッピングラッパー部分26上の切り取りタブ234を把持することができ、そして次に脆弱線22を形成している穿孔の列を破くことによって、取り外し可能なチッピングラッパー部分26をマウスピース14から剥がし取ることができる。チッピングラッパー突起部232の第一の移行領域238の湾曲した形状は、チッピングラッパー突起部232が第一の直線部分230と交わる部分である、長軸方向縁部の領域内に存在する潜在的な弱点のリスクを最小化する。これは、チッピングラッパーを脆弱線22から切り取ることなく、取り外し可能なチッピングラッパー部分26を単一の物として取り外すことができるように、消費者によってかけられる力が脆弱線22に、より効果的に伝達されるようにすることを可能にする。

Claims (16)

  1. エアロゾル発生物品であって、
    少なくとも一部分がエアロゾル発生基体ラッパーによって取り囲まれるエアロゾル発生基体と、
    前記エアロゾル発生基体に軸方向で整列したマウスピースであって、1つ以上のマウスピースセグメントを取り囲むマウスピースラッパーを備える、前記マウスピースと、
    前記マウスピースおよび前記エアロゾル発生基体の少なくとも一部分の周りを包むチッピングラッパーであって、
    前記チッピングラッパーの少なくとも一部分の周りの横断方向に延びる少なくとも1本の脆弱線と、
    前記少なくとも1本の脆弱線から上流に延びる上流チッピングラッパー部分であって、前記エアロゾル発生基体ラッパーの下流部分および前記マウスピースの上流部分に取り付けられる、前記上流チッピングラッパー部分と、
    前記少なくとも1本の脆弱線から下流に延びる取り外し可能なチッピングラッパー部分と、を備える前記チッピングラッパーと、を備え、
    前記マウスピースラッパーが前記取り外し可能なチッピングラッパー部分の下にある少なくとも1つの表面形成を備える、エアロゾル発生物品。
  2. 前記取り外し可能なチッピングラッパーに隣接する前記マウスピースラッパーの表面上に提供されるラッカーをさらに備える、請求項1に記載のエアロゾル発生物品。
  3. 前記少なくとも1つの表面形成が、前記マウスピースラッパーのエンボス加工およびデボス加工のうちの少なくとも1つを備える、請求項1または2に記載のエアロゾル発生物品。
  4. 前記少なくとも1つのエンボス加工またはデボス加工が少なくとも10マイクロメートルの深さを含む、請求項3に記載のエアロゾル発生物品。
  5. 前記少なくとも1つの表面形成が前記マウスピースラッパーの厚さの変動を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  6. 前記マウスピースラッパーの前記厚さの変動が少なくとも10マイクロメートルのステップ変化を含む、請求項5に記載のエアロゾル発生物品。
  7. 前記少なくとも1つの表面形成が表面形成の繰り返しパターンを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  8. 前記マウスピースが、前記チッピングラッパーが周りを包む周囲の表面を備え、かつ前記取り外し可能なチッピングラッパー部分が取り外される前は、前記マウスピースの前記周囲の表面全体を前記チッピングラッパーが覆っている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  9. 前記取り外し可能なチッピングラッパー部分が、前記少なくとも1本の脆弱線と前記チッピングラッパーの下流縁部との間に延びる、請求項1〜8のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  10. 前記取り外し可能なチッピングラッパー部分が、前記エアロゾル発生物品の口側の端部において陥凹部を画定するように前記マウスピースの下流端部の下流に延びる、請求項9に記載のエアロゾル発生物品。
  11. 前記少なくとも1本の脆弱線が、各々前記チッピングラッパーの少なくとも一部分の周りに延び、かつ前記下流方向に離間する少なくとも1本の上流脆弱線および少なくとも1本の下流脆弱線を備え、前記上流チッピングラッパー部分が前記少なくとも1本の上流脆弱線から上流に延び、前記取り外し可能なチッピングラッパー部分が前記少なくとも1本の上流脆弱線と前記少なくとも1本の下流脆弱線との間に延び、前記チッピングラッパーが前記少なくとも1本の下流脆弱線から下流に延びる下流チッピングラッパー部分をさらに備え、かつ前記下流チッピングラッパー部分が前記マウスピースの下流部分に取り付けられる、請求項1〜10のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  12. 前記チッピングラッパーが、前記チッピングラッパーに沿って長軸方向に延びるチッピングラッパーの継ぎ目を形成するように重なる第一の重なり部分と第二の重なり部分とを備え、前記エアロゾル発生物品が、前記第一の重なり部分を前記第二の重なり部分に固定するために前記継ぎ目の少なくとも一部分に沿って提供される接着剤をさらに備え、
    かつ前記継ぎ目の少なくとも一部分が、前記長軸方向での前記継ぎ目の隣接する部分と比較して前記横断方向で前記継ぎ目の幅にわたってより少ない接着剤を備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  13. 前記エアロゾル発生物品が、前記取り外し可能なチッピングラッパー部分と前記マウスピースの下にある部分との間に接着剤を含まない、請求項1〜12のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  14. 前記マウスピースラッパーがフィルター材料の1つ以上のセグメントを取り囲む1つ以上のプラグラップを備える、請求項1〜13のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  15. 前記チッピングラッパーが、前記マウスピースの外側表面に沿って延びる長軸方向縁部を備え、前記長軸方向縁部が、前記取り外し可能なチッピングラッパー部分上の前記少なくとも1本の脆弱線の下流のチッピングラッパー突起部と、前記チッピングラッパー突起部から上流に延びる第一の直線部分とを備え、前記チッピングラッパー突起部が、前記長軸方向縁部の前記第一の直線部分を前記チッピングラッパー突起部の残りの部分へと接続する第一の湾曲した移行部分を備え、かつ前記第一の湾曲した移行部分が凸状の曲線をたどる、請求項1〜14のいずれか一項に記載のエアロゾル発生物品。
  16. 曲率半径が、前記第一の湾曲した移行部分の長さに沿って少なくとも0.5mmである、請求項15に記載のエアロゾル発生物品。
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